トルコ・サッカー、欧州での戦い

〈06−07シーズン〉



今年も、トルコを代表するチームの、ヨーロッパでの戦いを記録していきます。最近のトルコのクラブの戦いは、一時の勢いがなく、従って、ヨーロッパでの戦いへ参戦するクラブの数、参戦の開始位置などに、それが、如実に反映してきています。年を越した戦いというのが当たり前じゃない時代に戻ってしまっています。更なる応援をして、昨年より、上昇の伺える戦いを期待いたしましょう。



インター・トト・カップ 今季は、リーグ戦の戦いではUEFA杯参戦権を、惜しくも逃したカイセリ・ス
ポルが、インター・トト・カップから出発をして、UEFA杯参戦を狙いました。
エルトゥールル監督のもと、代表選手も生み出し、急上昇を見せたカイセリ
・スポルが、ヨーロッパの舞台に、見事に登場です。UEFA杯参戦が決まりま
した。
2回戦 FCソプロン
(ハンガリー)


カイセリ・スポル7/1-7/8
3回戦 ラリッサ
(ギリシア)


カイセリ・スポル7/15-7/22


UEFA杯 インター・トト・カップを勝ち上がってきたカイセリ・ス
ポルに、予備選からの出場権を持っているトラブゾン・ス
ポル、そして、本戦からの出場権を持っているベシクタシ
ュが、今季の参戦クラブですが、チャンピオンズ・リーグ
予備選の結果、フェネルバフチェも、UEFA杯に参戦です。
本戦の組合せは、フェネルバフチェとベシクタシュには易
しく、トラブゾン・スポルとカイセリ・スポルには難しい
ものとりましたが、トルコの各チーム、強豪相手に健闘し
たのではないでしょうか。残念ながら、トラブゾン・スポ
ルとカイセリ・スポルが、姿を消すことになりましたが、
あと一歩というところまで、強豪を追いつめての敗退です
から、惜しいと言うほかないでしょう。殊に、カイセリ・
スポルは、インター・トトからの勝ち上がりですから、そ
の健闘を称えたいと思います。
予備選
2回戦
ティラナ
(アルバニア)


カイセリ・スポル8/10-8/24
予備選
2回戦
アポエル
(キプロス)


トラブゾン・スポル8/10-8/24
1回戦 フェネルバフチェ

ランダース
(デンマーク)
9/14-9/28
1回戦 ベシクタシュ

CESKソフィア
(ブルガリア)
9/14-9/28
1回戦 トラブゾン・スポル

オサスナ
(スペイン)
9/14-9/28
1回戦 AZアルクマール
(オランダ)


カイセリ・スポル9/14-9/28

2回戦リーグ戦B組
太字
下欄のチー
ムがホーム
ベシクタシュトッテナム
(イングランド)
Dブカレスト
(ルーマニア)
ブルージュ
(ベルギー)
レヴァーク
ーゼン
(ドイツ)

ベシクタシュの試合(太字=ホーム)

10月19日(木)
 対トッテナム(イングランド)
11月 2日(木)
 対ディナモ・ブカレスト(ルーマニア)
11月29日(水)
 対クラブ・ブルージュ(ベルギー)
12月14日(木)
 対バイヤー・レヴァークーゼン(ドイツ)

 昨年に引き続き、2回戦は、新しいシステムで、リーグ戦となりました。上位3位までに入れば、ベスト32へと進出できます。ここは、なかなかの粒が揃った組となりました。結果は、最後の試合バイヤー・レヴァークーゼン戦で、引き分けさえすれば勝ち抜けることができたのですが敗れてしまい、またしても敗退です。

ベシクタシュ

・・・0ー21ー22ー11ー2
トッテナム
(イングランド)
2ー0・・・3ー13ー11ー012
ディナモ・
ブカレスト
(ルーマニア)
2ー11ー3・・・1ー12ー1
クラブ・
ブルージュ
(ベルギー)
1ー21ー31ー1・・・1ー1
バイヤー・レ
ヴァークーゼ
ン(ドイツ)
2ー10ー11ー21ー1・・・

2回戦リーグ戦H組
太字
下欄のチー
ムがホーム
フェネル
バフチェ
ニューキ
ャッスル
(イングランド)
パレルモ
(イタリア)
ヴィーゴ
(スペイン)
フランク
フルト
(ドイツ)

フェネルバフチェの試合(太字=ホーム)

10月19日(木)
 対ニューキャッスル・ユナイテッド(イングランド)
11月23日(木)
 対パレルモ(イタリア)
11月30日(木)
 対セルタ・ヴィーゴ(スペイン)
12月13日(水)
 対アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)

 チャンピオンズ・リーグの予備戦で敗退したフェネルバフチェが、UEFA杯に回ってきました。こちらも、なかなか粒ぞろい。混沌としたなか、パレルモ戦での勝利が大きく、フェネルバフチェはグループ・リーグ戦突破です。最後の試合フランクフルト戦は、高原の2発で沈没かと思わせられたのですが、よく追いつきました。
フェネル
バフチェ
・・・0ー13ー00ー12ー2
ニューキャ
ッスルU
(イングランド)
1ー0・・・1ー02ー10ー010
パレルモ
(イタリア)
0ー30ー1・・・1ー12ー1
セルタ・
ヴィーゴ
(スペイン)
1ー01ー21ー1・・・1ー1
アイントラハト
・フランクフ
ルト(ドイツ)
2ー20ー01ー21ー1・・・
3回戦 フェネルバフチェ

AZアルクマール
(オランダ)
2/14
    -2/22
2戦とも引き分けに終わりましたが、カドゥキョイでの失
点がオランダでの得点を上回ってしまい、UEFA杯よりの敗
退です。


チャンピオンズ・リーグ予備選 今季のチャンピオンズ・リーグは、昨季のリーグ王者ガラタサライが、予備
戦の3回戦から、そして、我がフェネルバフチェが、2回戦から登場です。
まずは、無事、本戦に参加できるよう祈ることとしましょう。
ガラタサライは、アルダやサブリという若い力の活躍で、本戦進出が決まり
ました。それに対し、フェネルバフチェは、キエフでの一戦の敗北が痛く、
本戦進出はなりませんでした。今後は、UEFA杯の戦いへと鉾を移します。
2回戦 フェネルバフチェ

B36トルシャヴン
(フェロー諸島)
7/26-8/2
3回戦 ディナモ・キエフ
(ウクライナ)


フェネルバフチェ8/8-8/23
3回戦 ガラタサライ

ムラダ・ボレスラフ
(チェコ)
8/8-8/23


チャンピオンズ・リーグC組 今季は、最近のトルコのクラブの活躍の動向からして、残念ながら、直
接本戦からの登場はなく、予備戦を勝ち抜いたガラタサライのみの参戦
です。アルダという若き注目株が現れ、サブリとともに、このリーグ戦
を勝ち抜く原動力になるか? 結果は、リーグ戦敗退、UEFA杯にも回れ
ないリーグ戦最下位でした。

 9月12日(火) 対ボルドー(於:オリンピック・スタジアム)
 9月27日(水) 対リヴァプール(於:リヴァプール)
 10月18日(水) 対PSVアイントホーフェン(於:オリンピック・スタジアム)
 10月31日(火) 対PSVアイントホーフェン(於:アイントホーフェン)
 11月22日(水) 対ボルドー(於:ボルドー)
 12月5日(火) 対リヴァプール(於:オリンピック・スタジアム)
上段がホームリヴァ
 プール
P S Vボルドーガラタ
 サライ
勝点得点失点
リヴァプール
(イングランド)
・・・・2-0
0-0
3-0
1-0
3-2
2-3
1311
PSVアイント
ホーフェン
(オランダ)
0-0
0-2
・・・・1-3
1-0
2-0
2-1
10
ボルドー
(フランス)
0-1
0-3
0-1
3-1
・・・・3-1
0-0
ガラタサライ3-2
2-3
1-2
0-2
0-0
1-3
・・・・12



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