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ベシクタシュ、ヴォルカン・ババジャンの移籍でバシャクシェヒル・スポルと合意(ファナティック紙 19. 8.22)

ヴォルカン・ババジャン(ファナティック紙)  カリウスが故障を発生させてから、GK獲得が課題となっていたベシクタシュが、代表のGKヴォルカン・ババジャンの移籍でバシャクシェヒル・スポルと合意に達した。

 GKの補強を目指していたベシクタシュに熱い展開が、、、。ロリス・カリウスの欠場時には先発メンバーに入り、また、ロリス・カリウスの競争相手ともなるようなGKを求めていたベシクタシュが、バシャクシェヒル・スポルの代表のGKヴォルカン・ババジャン獲得を目指し、長きに渡り交渉を続けてきた。ロリス・カリウスが傷んで以後、急ぎの課題となっていたベシクタシュが、経験豊富なGKヴォルカン・ババジャンの移籍で、バシャクシェヒル・スポルと合意に達したのだ。バシャクシェヒル・スポル側と濃密な交渉を持ったベシクタシュは、この移籍について、近日中に発表するものと思われる。
 アブドラハ・アヴジュ監督とともにバシャクシェヒル・スポルで活躍したヴォルカン・ババジャンは、そのプレーぶりで代表にまで名を連ねるようになった。長きに渡り、代表及びバシャクシェヒル・スポルのゴールを守ってきたヴォルカン・ババジャンだったが、昨季は、メルト・ギュノクに、その地位を奪われてしまった。アヴドラハ・アヴジュ監督と、もう一度プレーをすることを望んでいるヴォルカン・ババジャンは、ベシクタシュとは2年契約を結ぶことになろう。5年間、バシャクシェヒル・スポルでプレーした31歳になるヴォルカン・ババジャンは、36回、トルコ代表としてプレーしている。また、バシャクシェヒル・スポルでは、157試合に出場している。



コンヤ・スポル戦を前に3選手を切る(アクシャム紙 19. 8.21)

ファーティフ・テリム監督(ハベル・テュルク紙)  ガラタサライで、デニズリ・スポル戦でプレーぶりに満足できなかったマリアーノ・フィーリョ、セルチュク・イナン、ジミー・ドゥルマズが、今節のコンヤ・スポル戦では控えに回ることになる。

 デニズリ・スポル戦で最低のサッカーを見せてしまったガラタサライでは、コンヤ・スポル戦では、選手編成の大幅な変更が行われるものと考えられているが、ファーティフ・テリム監督の出場停止が解けることが、ガラタサライ全体に活力を満ちさせている。

                 中盤は、ジャン・ミシェル・セリ、スティーヴン・エンゾンジ、ユネス・ベランダ

 前節のデニズリ・スポル戦からは何も生むものを見い出せなかったガラタサライでは、先発メンバーの根本的な変更が行われるだろう。2:0で失ったデニズリ・スポル戦でのプレーぶりに満足されていないマリアーノ・フィーリョ、セルチュク・イナン、ジミー・ドゥルマズは、今節は控えに回るものと考えられ、その替わりに、マルティン・リネス、スティーヴン・エンゾンジ、ソフィアン・フェグリが入るものと考えられる。出場停止となるマルカオを欠く今節は、ディフェンスにライアン・ドンクが入るものと考えられるが、ファルカオが、まだ正式な契約に至っていないため、ジャッネが、コンヤ・スポル戦では出場の機会を得る可能性が濃厚だ。

                 コンヤ・スポル戦でのガラタサライの予想先発メンバー

 フェルナンド・ムスレラ、マルティン・リネス、クリスチャン・ルインダマ、ライアン・ドンク、長友佑都、スティーヴン・エンゾンジ、ジャン・ミシェル・セリ、ユネス・ベランダ、ライアン・バベル、ソフィアン・フェグリ、ムバエ・ジャッネ。



フェネルバフチェ 5:0 ガジシェヒル・ガジアンテップ(NTV改 19. 8.20)

ヴィクター・モーゼス(左)ジュニオール・モレ(右)(サバハ紙) ヴェダト・ムリキ(サバハ紙)  トルコ・リーグの開幕節で、ガジシェヒル・ガジアンテップをホームに迎えたフェネルバフチェは、5:0で大勝し、新シーズンを勝ち点3獲得で始めることとなった。

 トルコ・リーグ2019-20シーズン開幕節で、フェネルバフチェは、ホームに、新規参入のガジシェヒル・ガジアンテップを迎えた。この試合、フェネルバフチェは3本のPKを得て、その内2本でゴールを奪い、5:0で勝利を手にした。フェネルバフチェのゴールは、ヴィクター・モーゼス(PK)、ヴェダト・ムリキ、エムレ・ベレズオウル(PK)、ナビル・ディラル、フェルディ・カドゥオウルのあげたものだった。

                 24分間で3ゴール

 この試合、早々に優位に立ったフェネルバフチェは、新加入のマックス・クルーゼが、まだ開始5分というところで、ファウルを受けるとPKを獲得した。このPKを、ヴィクター・モーゼスが、GKが跳んだとは逆方向に蹴り込み、1:0と先制した。同12分、フェネルバフチェが再びPKを得た。ペナルティエリア・ライン際でボールを得たエムレ・ベレズオウルが、チブサーからボールを引き出そうとしたとき、チブサーのファウルを受けピッチに倒れ込むと、それを咎めたアルダ・カルデシュレル主審がPKを指示したのだった。今度もPKをヴィクター・モーゼスが蹴ったが、GKギュナイ・ギュヴェンチが倒れ込みながらもボールをコントロールした。前半、試合を支配したフェネルバフチェは、同17分、エムレ・ベレズオウルが、浮き球で見事なパスを出すと、ペナルティエリア内で胸トラップをしたヴェダト・ムリキが、ダイレクトで狙い澄ましたゴールを決め、スコアを2:0とした。同24分、ガジシェヒル・ガジアンテップのジュニオール・モレが、ペナルティエリア内でボールに手が触れたと見えた。アルダ・カルデシュレル主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、3本目のPKを指示した。今度は、エムレ・ベレズオウルがPKを蹴り、ガジシェヒル・ガジアンテップのゴールネットを揺らしたのだった。3:0。フェネルバフチェが、24分間で3本のゴールを決めたが、前半では、これ以上のゴールは生まれず、フェネルバフチェが3;0とリードをして終わった。

                 ゴールラッシュは後半も続く

 後半は、ガジシェヒル・ガジアンテップが均衡をもたらすようになり、両者ともに、時々、ゴールチャンスを掴むようになった。同29分、フェネルバフチェが点差を4と拡げた。マックス・クルーゼのスルーパスに反応したヴィクター・モーゼスが、左タッチライン際でボールを得て、ダイレクトでボールを出すと、絶好の位置にいたナビル・ディラルが、がら空きとなっていたゴールに蹴り込んだのだった。このとき、線審がオフサイドフラッグを上げた。だが、アルダ・カルデシュレル主審はヴィデオ判定システムで確認後、ゴールを認定した。4:0。同43分、途中投入されたフェルディ・カドゥオウルが、スコアを決するゴールをあげた。マックス・クルーゼのスルーパスに反応して、左サイドからペナルティエリア内へと入ったフェルディ・カドゥオウルが、ゴール斜め前からだったにも拘わらず、狙い澄ましたシュートを放つと、ボールは、ファーのバーに当たってからゴールインしたのだった。5:0。残りの時間では、他のゴールは生まれず、フェネルバフチェが、5:0という大差の付いたスコアで、ガジシェヒル・ガジアンテップをくだし、新シーズンを勝ち点3で始めることになった。なお、フェネルバフチェは、次節でバシャクシェヒル・スポルと対戦する。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=マウリシオ・イスラ、マティアス・ザンカ、ジャイルソン、ナビル・ディラル=オザン・トゥファン、エムレ・ベレズオウル(後半29分:トルガ・ジエルジ)=ヴィクター・モーゼス(後半32分:フェルディ・カドゥオウル)、マックス・クルーゼ、ガリー・ロドリゲス(後半25分:デニズ・トゥルチ)=ヴェダト・ムリキ
【ガジシェヒル・ガジアンテップ】ギュナイ・ギュヴェンチ=パピィ・ジロボジ、ジャン・アーメル・カナ・ブユック、アリン・トシュジャ=パウェル・オルコウスキ、ラマン・チブサー(後半12分:スレイマヌ・ディアッラ)、アブドゥル・テッテー、ジェファーソン・ノゲイラ、ジュニオール・モレ=バルトロミエジ・パウロウスキ(後半20分:ムーダット・チェリク)、オラレンワジュ・カヨデ(後半35分:ケナン・オゼル)



カスムパシャ 1:1 トラブゾン・スポル(ファナティック紙+TRT補綴 19. 8.19)

アブドゥルカディル・オミュル(左)アブドゥル・カリリ(右)(カスムパシャ公式HP) 3戦連発のアレクサンダー・ソルロート(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルは、イスタンブルで勝利を求めたがダメだった。欧州リーグではプレーオフ進出を決めたトラブゾン・スポルだったが、トルコ・リーグ第1節ではカスムパシャと引き分けた。トラブゾン・スポルは、前半34分にアレクサンダー・ソルロートが決めたゴールで先制したが、同40分、アイタッチ・カラにお返しのゴールを決められてしまったのだった。トラブゾン・スポルは、連勝を続けるためやることはやったが、結果的には、両者が勝ち点を分け合う結果となった。

 UEFA欧州リーグ予備戦3回戦で、4日前にスパルタ・プラハを蹴散らしたトラブゾン・スポルだったが、トルコ・リーグ第1節では、カスムパシャと勝ち点を分け合う結果となった。試合開始後20分間は、いいサッカーを見せたトラブゾン・スポルだったが、多くの好機を活かせなかった。
 トラブゾン・スポルは、求めていたゴールを、前半34分に手にした。アブドゥルカディル・オミュルがカリリから取ったボールを、ダイレクトでアレクサンダー・ソルロートに出すとアレクサンダー・ソルロートが、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと向けて放ったシュートが、先制点となったのだった。0:1。同40分、コイタにより、ゴールに近づいたカスムパシャがコーナーキックを得ると、ショートコーナーから、ユスフ・エルドーアンがセンタリングを入れた。それに合わせて、アイタッチ・カラが、ヴォレーシュートを試みると、ボールはオビ・ミケルに当たりゴールインしてしまった。1:1。そして、前半は1:1のスコアのまま終わった。

                 トラブゾン・スポル、何でもやってみる

 後半に入ると、まぎれもないトラブゾン・スポルの姿があった。両者ともに中盤をすっ飛ばすように見えたが、ゴールチャンスを逸したのはトラブゾン・スポルの方だった。トラブゾン・スポルは、アレクサンダー・ソルロートを初めてとして、数多くの好機を活かせなかった。同35分以後、フィジカル的にきつくなったトラブゾン・スポルに対し、カスムパシャは、カウンター攻撃で活路を見出そうとしていた。しかし、両者ともに均衡を破るようなゴールを決めることはできなかった。その結果、両者は勝ち点を分け合うことになったのだった。

【カスムパシャ】ファーティフ・オズテュルク=ストラヒル・ポポフ、ヨルゲ・フェルナンデス、シャム・ベン・ユースフ、カリム・ハフェズ=ハリス・ハジュラディノヴィッチ(後半44分:ヴェイセル・サル)、アイタッチ・カラ=マメ・ティアム(後半24分:イルハン・デペ)、アブドゥル・カリリ、ユスフ・エルドーアン(後半34分:ムスタファ・ペテクメク)=ベンガリー・フォード・コイタ
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ジョアオ・ペレイラ、イヴァニルド・フェルナンデス、ガストン・カンピ、フィリップ・ノヴァク=ジョン・オビ・ミケル(後半14分:アブドゥルカディル・パルマク)、ホセ・ソーサ=ユスフ・サル(後半13分:カレブ・エクバン)、アブドゥルカディル・オミュル(後半44分:ドーアン・エルドーアン)、アンソニー・ンワケメ=アレクサンダー・ソルロート



シワス・スポル 3:0 ベシクタシュ(NTV+フォトマッチ紙補綴 19. 8.18)

メルト・ハカン(左)ヤタバレ(右)(シワス・スポル公式HP) ドルクハン・トコズ(左)メルト・ハカン(右)(シワス・スポル公式HP)  ベシクタシュが、アヴドラハ・アヴジュ監督就任後の第1戦、トルコ・リーグ第1節をアウェーでシワス・スポルと戦い、3:0で敗れた。ホームのシワス・スポルの勝利をもたらしたゴールは、メルト・ハカン、ヤタバレ、エムレ・クルンチのあげたものだった。

 ベシクタシュは、2019-21シーズン第1戦、勝ち点なしで終わった。ベシクタシュは、シワス・スポルとのアウェー戦で、3:0で敗れてしまったのだ。
 ベシクタシュは、新監督アヴドラハ・アヴジュ指揮下初の公式戦で、シワス・スポルと対峙しながら、望ましいプレーをピッチに反映させることができなかった。シワス・スポルが、前がかりにプレスをかけ、その前からのプレスが効いたのだった。ベシクタシュはと言えば、パスサッカーが機能せず、ブラク・ユルマズの欠場を痛いほど感じたのだった。というのも、ベシクタシュの中盤の選手が、相手ゴール前に送ったとしても、ブラク・ユルマズのようなゴールゲッターがいないため、全く機能していなかったのだった。
 前半30分、メルト・ハカンがゴールを決めた。ズィヤ・エルダルからニアサイドに送られたボールに触れたメルト・ハカンがゴールを決めたのだった。同ロスタイムに、ペナルティエリア内へと送られたボールに反応して動き出したボイドが。シワス・スポルのGKサマッサとともにピッチに倒れ込んだ。ボイドはチャンスを捉えたということで、抗議をしたアデム・リャイッチにはイエローカードが出されたが、動けなくなったサマッサは、ムアッメルと交替を余儀なくされた。マリ人GKサマッサは、しばらくピッチに倒れ込んだままだった。そして、救急車で病院に搬送された。
 ベシクタシュは、後半、効果的なサッカーを見せようとしたが、前半とよく似た状態のままだった。前からプレスをかけるシワス・スポルは、危険な攻撃を作り出していった。同9分、この日大活躍のヤタバレからゴールが生まれた。ベシクタシュの守備陣の一人ガリー・メデルが失ったボールをコントロールしたヤタバレが、ペナルティエリア・ライン辺りから放ったシュートが、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。これで、点差は2と広がった。
 ベシクタシュは、クアレスマとガリー・メデルに替えて、ウムト・ナイルとオウズハン・オズヤクプを投入したが、この2人は効果的なプレーを見せることはできなかった。同31分、エムレ・クルンチが、ペナルティエリアの外から放ったロングシュートが決まり、点差を3と拡げた。同36分、突然生まれたシワス・スポルの攻撃で、ヤタバレからのパスを受け、右サイドからペナルティエリア内へと入ったメルト・ハカンが、ゴール斜め前からいいシュートを放ったが、GKウトクゥ・ユワクランがゴールを許さなかった。残りの時間では、ともに新たなゴールを生むことなく、シワス・スポルが3:0で勝利を収めたのだった。

【シワス・スポル】ママドゥ・サマッサ(前半45分:ムアッメル・ユルドゥルム)=マルセロ・ガイアノ、アーロン・アッピンダンゴエ、ジャネル・オスマンパシャ、ズィヤ・エルダル=ハカン・アルスラン、イサク・コフィ―=エルドーアン・イエシルユルト(後半24分:フェルナンド・アンドラーデ)、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半36分:セリー・リバルカ)、エムレ・クルンチ=ムスタファ・ヤタバレ
【ベシクタシュ】ウトクゥ・ユワクラン=ギョクハン・ギョヌル、ドマゴイ・ヴィダ、ヴィクトル・ルイス、ジャネル・エルキン=ガリー・メデル(後半17分:オウスハン・オクヤコブ)=タイラー・ボイド、ドルクハン・トコズ(後半30分:オルカン・チュナル)、アデム・リャイッチ、リカルド・クアレスマ(後半17分:ウムト・ナイル)=ギュヴェン・ヤルチュン



デニズリ・スポル 2:0 ガラタサライ(NTV+TRT補綴 19. 8.17)

イスマイル・アイサティ(左)ライアン・バベル(右)(ガラタサライ公式HP) レジェプ・ニヤズ(ハベル・テュルク紙)  2019‐20シーズンが、驚くべき結果で始まった。昨季の優勝クラブのガラタサライが、新規参入のデニズリ・スポルに2:0で敗れることから逃れなかったのだ。前半、セルチュク・イナンがPKを決められず、マルカオがレッドカードをもらい退場となってしまった。ホームのデニズリ・スポルは、後半30分にレジェプ・ニヤズが、同ロスタイム4分にフーゴ・ロダレガがゴールを決めた。

 2019‐20の開幕試合で、昨季の優勝クラブのガラタサライが、アウェーで新規参入のデニズリ・スポルに2:0で敗れた。両者ともに仕上がっているとは見えないこの試合、前半は、ガラタサライがより効果的な攻めを見せていたが、セルチュク・イナンが、PKの好機を活かすことができなかった。ボールが、ガラタサライ陣内にあるとき、アブドゥルカディル・ビティゲン主審が、ヴィデオ判定システムからの注意を受け、デニズリ・スポルのペナルティエリア内での選手の動きを調べた。同主審は、オーウズ・ユルマズとジャッネのやり取りを調べると、PKを指示したのだった。同36分、デニズリ・スポルのフリーキックのボールが、ペナルティエリア内にいた、既にイエローカードをもらっていたライアン・バベルの腕に当たり跳ね返った。だが、アブドゥルカディル・ビティゲン主審は、試合の続行を命じた。同43分、マルカオが、ロダレガに執った行為を咎めて出されたイエローカードが2枚目であったため、退場処分となってしまった。
 後半、ガラタサライが、相手ゴールに対し効果的な攻撃をかけられないでいる一方、シワス・スポルは、同17分、ズィヤ・ヤウルが蹴った左コーナーキックに対し、ペナルティエリア内にいたティアゴ・ロペスがヘッドで合わせたが、ボールは枠を僅かに捉えることなく外に出て行った。しかし、同30分にレジェプ・ニヤが、そして、同ロスタイム5分にはフーゴ・ロダレガが、9年ぶりにトルコ・リーグに戻ってきたデニズリ・スポルのゴールを決めたのだった。同30分には、ベルジッチのパスを、ペナルティエリアの外で受けたレジェプ・ニヤズの強烈なシュートが、ガラタサライのゴールネットを揺らし、同ロスタイム5分には、ムバンバのパスをペナルティエリア内で受けたフーゴ・ロダレガが放ったシュートが、シワス・スポルの2点目となったのだった。

【デニズリ・スポル】アダム・スタコヴィアク=ティアゴ・ロペス、オウズ・ユルマズ、クリスティアン・サプナル、ザカリャ・ベルジッチ=ゼキ・ヤウル(後半37分:メフメット・アクユズ)、ラダスロウ・ムラウスキ=イスマイル・アイサティ、レジェプ・ニヤズ(後半ロスタイム3分:ムスタファ・ユムル)、マドゥ・バロー(後半40分:マルク・キボング・ムバンバ)=フーゴ・ロダレガ
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=マリアーノ・フィーリョ、クリスチャン・ルインダマ、マルカオ、長友佑都=ジャン・ミシェル・セリ(後半1分:ライアン・ドンク)=ジミー・ドゥルマズ(後半19分:エムレ・モル)、ユネス・ベランダ、セルチュク・イナン、ライアン・バベル=ムバエ・ジャッネ(後半27分:アフメット・チャルク)



トラブゾン・スポル 2:1 スパルタ・プラハ(ファナティック紙+TRT補綴 19. 8.16)

ホセ・ソーサ(右)(フォトマッチ紙) アレクサンダー・ソルロート(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルが、UEFA欧州リーグ予備戦3回戦の第1戦を2:2で引き分けたその第2戦、チェコのスパルタ・プラハと対峙した。プラハの試合では、後半に爆発したトラブゾン・スポルだったが、今度は、早々にアレクサンダー・ソルロートが、幕開けのゴールを決めた。終始、試合をリードし、1度はPKを逃したトラブゾン・スポルだったが、しかもゴールを浴びながらも止まることはなかった。ノヴァクのゴールで勝ったトラブゾン・スポルは、グループ・リーグ戦に進む前にAEKと対戦することになった。

 昨季、ポジティヴ・サッカーで注目を集め、UEFA欧州リーグ参戦権を得たトラブゾン・スポルが、4年ぶりに、トラブゾンでヨーロッパのカップ戦を戦うことになった。チェコのスパルタ・プラハと対戦したトラブゾン・スポルは、第1戦では2:2というスコアを残しアドヴァンテージを得て、この日のピッチに立った。4万人のサポーターの熱い声援を背に受けたトラブゾン・スポルは、まだ開始11分で、ノルウェー人FWアレクサンダー・ソルロートのゴールで先制した。ホセ・ソーサの右サイドからのセンタリングに、ペナルティエリア内で、そのコースに入り、いいジャンプを見せたアレクサンダー・ソルロートがヘッドで合わせると、スパルタ・プラハのゴールネットが揺れたのだった。

                 ンワケメ、主導

 トラブゾン・スポルは、後半の大部分は、スパルタ・プラハのプレッシャーを許さなかった。だが、ラストの15分でプレッシャーを高めていったスパルタ・プラハが、同33分、フロゼクのゴールで同点に追いついた。カンガのパスを受け、ペナルティエリアのゴール左斜め前から、フロゼクが狙い澄ましたシュートを試みると、GKウーウルジャン・チャクルの左を抜け、トラブゾン・スポルのゴールに収まってしまったのだった。1:1。だが、スパルタ・プラハは、勝ち上がりに必要な2点目を決めることはできなかった。トラブゾン・スポルは、終盤、興奮に包まれたなか、ンワケメのリードで、スパルタ・プラハを自陣に閉じ込めた。

                 後半ロスタイム7分、楽になった

 トラブゾン・スポルは、同ロスタイム6分、ンワケメがPKを決められなかった。ホセ・ソーサが、ペナルティエリア内のゴール右斜め前で、マンジェックとのマッチアップの中でピッチ倒れたことで与えられたPKだった。GKニタが、右を抜けようかというボールを倒れ込みながら胸に収めたのだった。同ロスタイム7分、見事なカウンター攻撃で、ノヴァクが求めていたゴールを決めた。中盤でペレイラからのパスを受け、ボールをコントロールして、ペナルティエリア内へと持ち込んだノヴァクが、GKニタと1対1となったところからゴールを決めたのだった。これで、この試合を2:1で制したトラブゾン・スポルは、欧州リーグのプレーオフへの進出を決め、トルコ・リーグの開幕を前に、「トラブゾン・スポルの猛威が始まった」のメッセージを送りつけたのだった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ジョアオ・ペレイラ、ヒュセイン・テュルクメン、マジド・ホセイニ、フィリップ・ノヴァク=ホセ・ソーサ、アブドゥルカディル・パルマク(後半39分:ドーアン・エルドーアン)=アブドゥルカディル・オミュル(後半ロスタイム9分:ユスフ・サル)、カレブ・エクバン、アンソニー・ンワケメ=アレクサンダー・ソルロート(後半34分:ジョン・オビ・ミケル)



スティーヴン・エンゾンジ、ガラタサライへ(アクシャム紙 19. 8.15)

スティーヴン・エンゾンジ  フェネルバフチェのオファーを、チャンピオンズリーグへの出場なしとして拒否をしてガラタサライを選んだスティーヴン・エンゾンジの移籍が完了した。スティーヴン・エンゾンジのレンタル移籍に関する書類が、ガラタサライ側に到着したのだ。

 中盤の補強を試みているガラタサライとフェネルバフチェでは、ローマから構想外となっていたフランス人選手スティーヴン・エンゾンジが獲得候補に上がっていた。イタリアからの報道によれば、スティーヴン・エンゾンジは、フェネルバフチェからの、300万EUROの年俸+ボーナス給といったオファーを拒否した。この30歳になるMFは、チャンピオンズリーグでのプレーをしたいがため、ガラタサライのオファーに関心を寄せていたのだ。

                 関係書類、ガラタサライへ

 これも、イタリアからの報道だが、スティーヴン・エンゾンジをレンタルで獲得しようとしたガラタサライは、ローマ側を説得した。移籍金なしで1+1年のレンタル移籍に必要な書類が、ガラタサライ側に届いた。これで、いつでも完了手続きが可能となっている。

                 記録的な移籍金でローマへ

 そのキャリアをアミアンで始めたスティーヴン・エンゾンジは、その後、ブラックバーン、ストークシティ、セヴィージャ、ローマでプレーしてきた。昨季、2660万EUROの移籍金で、ローマに入ったスティーヴン・エンゾンジは、2022年まで、ローマとの契約がある。



バシャクシェヒル・スポル、チャンピオンズリーグから脱落(ベイン・スポル+フォトマッチ紙補綴 19. 8.14)

エディン・ヴィスチャ(中)(ミリエット紙) ルーベン・セメド(オリンピアコス公式HP)  UEFAチャンピオンズリーグ予備戦3回戦の第1戦を0:1で落とし、第2戦をオリンピアコスとアウェーで対峙したバシャクシェヒル・スポルが、ゲオルギウス・カライスカキス・スタジアムで2:0で敗れた。この結果、バシャクシェヒル・スポルは、UEFA欧州リーグに駒を進めることになった。

 バシャクシェヒル・スポルは、故障者及び出場停止の選手がいるため、第1戦と比べて先発メンバーを4人替えて臨むことになった。バシャクシェヒル・スポルのオカン・ブルク監督は、イスタンブルでの試合より4人を替えて試合に臨んだのだ。
 出場停止のイルファン・ジャン・カフヴェジとオーレリアン・シェデューと、故障を抱えるマフムト・テクデミルが、この試合に出場できなかったのだ。また、第1戦で先発メンバーに名を連ねたフェデリク・グルブランドセンは、この試合ではベンチ・スタートとなった。これらの選手に替わり、先発メンバーに入ったのは、カルロス・ポンク、オケチュク・アズブイケ、ジョゼフ・アタマー、エルジェロ・エリアだった。
 バシャクシェヒル・スポルは、試合開始早々にゴールを脅かされた。前半4分、アタマーがボールを奪われ、バシャクシェヒル・スポル陣内半ばでボールを得たギレルメが、約30mからの距離からとても強烈なシュートを放った。だが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。同8分、エディン・ヴィスチャが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリアの外でボールをコントロールしたロビーニョが、ゴール左斜め前からシュートを試みたが、ボールは、僅かにバーの傍らを逸れ外に出て行ってしまった。同35分、バシャクシェヒル・スポルが、明らかなる好機を活かせなかった。エリアが、相手ディフェンダーの裏を取ったエディン・ヴィスチャにボールを出した。ペナルティエリア内でボールを得たエディン・ヴィスチャが、いいコース取りをしていたロビーニョにダイレクトでボールを出した。ロビーニョが、至近距離からシュートを放つと、GKホセ・サがコーナーキックに替えた。そして、前半は0:0のまま終わった。
 オリンピアコスが、後半10分、ルーベン・セメドのゴールで1:0と先制した。マシュー・ヴァルブエナが右サイドからフリーキックを蹴ると、そのコースに入ったゲレロがヘッドで合わせると、GKメルト・ギュノクがパンチングで防いだ。だが、ファーサイドでフリーになっていたセメドがゴールに放り込んだのだった。1:0。バシャクシェヒル・スポルの選手はファウルがあったと主張したが、この試合の主審ボビー・マッデンはゴールを認めた。同17分、バシャクシェヒル・スポルが、エディン・ヴィスチャによりとってもゴールに近づいた。クリシーが左サイドから中へと入れたボールがサイドチェンジとなった。このボールを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前から、エディン・ヴィスチャがダイレクトでシュートを放ったが、GKホセ・サがコーナーキックに替えてしまった。同21分、エリアからのパスを、オリンピアコスのペナルティエリアの手前で得たカイサラが、かなり強めのシュートを放った。だが、GKホセ・サがゴールマウス右隅に飛んだボールをコーナーキックに替えてしまった。同33分、元フェネルバフチェのマシュー・ヴァルブエナがPKを決め、スコアを2:0とした。オリンピアコスの速い攻撃で、ランデロビッチが、バシャクシェヒル・スポルのペナルティエリア内でヴィエイラをすり抜けようとしてピッチに倒れたのを咎めて与えられたPKだった。残りの時間では他のゴールは生まれることなく、試合は、オリンピアコスがリードを保ったまま終わった。

【バシャクシェヒル・スポル】メルト・ギュノク=ジュニオール・カイサラ、ミゲル・ヴィエラ、カルロス・ポンク、ガエル・クリシー=エディン・ヴィスチャ、ジョゼフ・アタマー(後半14分:デンバ・バ)、オケチュク・アズブイケ、エルジェロ・エリア=エンゾ・クリヴェリ(後半30分:フェデリク・グルブランドセン)、ロビーニョ(後半1分:アルダ・トゥラン)



トラブゾン・スポル、新たな補強を発表(TRT 19. 8.13)

エドガル・ミゲル・イエ(サバハ紙)  トラブゾン・スポルは、ポルトガル人ディフェンダーのエドガル・ミゲル・イエと、3+1年の契約をかわしたことを発表した。

 トラブゾン・スポルが、エドガル・ミゲル・イエと、オプション付きで3+1年の契約を結んだ。エドガル・ミゲル・イエは、2019-20シーズンには年俸65万EURO、2020-21シーズンには同75万EURO、2021-22シーズンには同75万EURO、即ち3年間で215万EUROを受け取ることが明らかにされた。また、トラブゾン・スポルがオプションを行使した場合には、2022-23シーズンでは、年俸80万EUROを受け取ることになる。これで、トラブゾン・スポルは、ユスフ・ヤズジュのフランスのリールへの移籍は1650万EUROで、またエドガル・ミゲル・イエの完全移籍で合意に達したことになる。



フィオレンティーナ 4:1 ガラタサライ(NTV+ガラタサライ公式HP補綴 19. 8.12)

ユネス・ベランダ(前)(ガラタサライ公式HP) ユヌス・アクギュン(右)(ガラタサライ公式HP)  新シーズン前の最後のプレシーズンマッチを、セリエAのフィオレンティーナと戦った昨季の優勝クラブのガラタサライは、4:1で敗れた。

 トルコ・リーグ開幕まで僅かとなっているが、昨季優勝を飾ったガラタサライが、プレシーズンマッチで、フィレンツェでセリエAのフィオレンティーナと対峙した。ファーティフ・テリム監督が、19年前に指揮し、伝説となっているフィレンツェでは、試合前、試合中を通じて、大きな関心を持たれていた。

                 アルテミオ・フランキ・スタジアムでの試合、フィオレンティーナが4:1で制す

 フィオレンティーナは、前半42分、新加入のケヴィン・プリンス・ボアテングがPKを決め先制した。リッカルド・ソッティーレが、マルティン・リネスのチェックを受け、ペナルティエリア内で倒れたことから与えられたPKだった。同ロスタイム3分、リッカルド・ソッティーレが、点差を2と拡げるゴールを決めた。ケヴィン・プリンス・ボアテングが、ガラタサライのディフェンスの裏を狙ったパスに反応したリッカルド・ソッティーレが放った狙い澄ましたシュートがムスレラを捉えたのだった。そして、前半は、ホームのフィオレンティーナが2:0とリードして終わった。
 後半、いい始まり方をしたガラタサライは、同5分、エムレ・モルのゴールで、点差を1と縮めた。ペナルティエリアのすぐ外でボールを得たエムレ・モルが、ペナルティエリア・ラインに沿い動いたあと、左足を一閃すると、GKが押さえようとしたが、ボールはフィオレンティーナのゴールネットに収まったのだった。これで、ガラタサライは、スコアを2:1とした。だが、フィオレンティーナは、同17分、ベナッシがお返しをして、再度、点差は2と広がった。ガラタサライのディフェンスの裏に放り込まれたロングパスに追いついたベナッシがムスレラと1対1となりループシュートを試みると、ボールはガラタサライのゴールに収まったのだった。そして、この試合最後のゴールとなったのは、同38分にシモーネの決めたものだった。ペナルティエリア内へとボールを持ち込んだシモーネが放ったシュートが、ガラタサライのゴールネットを揺らしたのだった。これで、ホームのフィオレンティーナは、スコアを4:1とした。残りの時間では、他のゴールは生まれず、ガラタサライは4:1で敗れたのだった。
 これで、ガラタサライが戦ったプレシーズンマッチは、ライプチヒには3:2、アウグスブルクには4:1で敗れたのに対し、その後は、ボルドーを3:1で、パナシナイコスを2:1で、それぞれ下したのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=マルティン・リネス(後半15分:マリアーノ・フィーリョ)、クリスチャン・ルインダマ、マルカオ、長友佑都(後半30分:オメル・バイラム)=ユネス・ベランダ(後半33分:コンスタンティノス・ミトログル)、ライアン・ドンク(後半39分:アタライ・ババジャン)、ジャン・ミシェル・セリ(後半25分:セルチュク・イナン)=ソフィアン・フェグリ(後半1分:エムレ・モル)、ムバエ・ジャッネ(後半1分:ユヌス・アクギュン)、ジミー・ドゥルマズ(後半1分:ライアン・バベル)



ベシクタシュ、FW補強作戦(ファナティック紙 19. 8.11)

ジェンク・トスン(ファナティック紙) ヴァンサン・アブバカル  ブラク・ユルマズが故障を発生させて以後、FWの補強に力を入れているベシクタシュは、元ベシクタシュの選手獲得にかかっている。アブドラハ・アヴジュ監督は、アブバカルかジェンク・トスンのいずれか1人を獲得したがっている。そのため、フロントは、2人の選手の所属クラブとの交渉を続けているところだ。

 トルコ・リーグ開幕まで日を数えるほどになり、ベシクタシュは、優勝を目指して、全力をあげて補強に動いている。特に、ブラク・ユルマズが想定外の故障を発生させて以後、とにかくゴールゲッターの獲得に力を入れている。アブドラハ・アヴジュ監督の意向に沿い、全力をあげて動いているベシクタシュで、日程に上っているのは、元ベシクタシュに所属した2人の選手だ。同監督が求めているのは、エヴァートンのジェンク・トスンとポルトのヴァンサン・アブバカルであることは明らかになっている。プレミアリーグのエヴァートンでは、FWに、新たにキーンを加えて以後、ジェンク・トスンのエヴァートンでの出番はかなり低くなっていることが知られている。ベシクタシュは、ジェンク・トスンをレンタルで獲得したい意向を持っている。

                 ポルトは監督移籍を求める

 一方、ポルトで控えに甘んじているヴァンサン・アブバカルが放出リストに上がっていることが知られている。ベシクタシュは、ヴァンサン・アブバカルをレンタルで獲得するように動いているが、ポルト側は完全移籍を求めている。これによると、ポルトは、700万EUROの移籍金を求めていることになる。以上、2選手に関する交渉が、全力で続けられているが、近々には、状況はよりクリアになるだろうと思われる。



シワス・スポル、エムレ・クルンチと交換に、ベシクタシュに金銭とイェレマイン・レンスを求める(アクシャム紙 19. 8.10)

エムレ・クルンチ イェレマイン・レンス(フォトマッチ紙)  左サイドバック補強のために、イェウヘン・コノプリャーンカやヤニク・ボラシエと交渉を行っているベシクタシュが、トルコ国内での補強としてエムレ・クルンチを日程に上げている。シワス・スポルは、エムレ・クルンチの見返りとして、ベシクタシュからイェレマイン・レンスを求めている。

 左サイドを補強しようとしているベシクタシュは、イェウヘン・コノプリャーンカ獲得が前進しないため、ヤニク・ボラシエ獲得交渉も続けている。一方、トルコ国内での補強としてエムレ・クルンチを日程に上げている。シワス・スポル側は、ベシクタシュに、交換として金銭プラス2人の選手のレンタルでの獲得を求めている。その1人がイェレマイン・レンスで、更に、シワス・スポルは、イェレマイン・レンスの年俸230万EUROの半額を出すようにと求めていることが明らかになってきている。
 一方、ベシクタシュは、左サイドバックの選手として、チェルシーが保有権を持つ25歳のルーカス・ピアソンをもリストアップしている。



トラブゾン・スポル、スパルタ・プラハとのアウェー戦、5分で生き返る(NTV+ミリエット紙補綴 19. 8. 9)

アブドゥルカディル・オミュル(左)(トラブゾン・スポル公式HP) アレクサンダー・ソルロート(サバハ紙)  UEFA欧州リーグ予備戦3回戦第1戦で、トラブゾン・スポルは、アウェー戦で2:0とリードされながら、スパルタ・プラハと2:2と引き分け、勝ち上がりのチャンスを第2戦に託した。

 UEFA欧州リーグ予備戦3回戦に臨んだトラブゾン・スポルは、その初戦を、チェコでのアウェー戦でスパルタ・プラハと対戦した。このスパルタ・プラハとのアウェー戦で、2:0とリードされたトラブゾン・スポルだったが、終盤の5分間にあげた2ゴールで、スコアを2:2とした。そして、勝ち上がりのチャンスを第2戦に託したのだった。
 スパルタ・プラハは、前半16分、コスタ・ナモイネスのゴールで1:0と先制した。カンガが蹴ったコーナーキックからのボールを捉えたコスタが、GKウーウルジャン・チャクルが触れる前にヘッドで合わせたのだった。そして、前半は、このスコアのまま終わった。トラブゾン・スポルは、後半に入り同点を目指していたが、スパルタ・プラハは、同23分、カンガがペナルティエリアの外から放ったシュートが、トラブゾン・スポルのゴールに突き刺さり、2:0となってしまった。試合の終盤に入り、テンポの良い動きを見せたトラブゾン・スポルは、同39分、カレブ・エクバンのゴールで、スコアを2:1とし、点差を1に縮めた。ホセ・ソーサが蹴ったフリーキックに、エクバンが、ペナルティエリア内で倒れ込みながら放ったシュートが、ゴール右上隅を捉えたのだった。エクバンのゴール以後、同点を求めプレッシャーを強めていったトラブゾン・スポルは、僅か5分後に、新ゴールゲッターのソルロートがゴールを決め、2:2としたのだ。エクバンのパスをペナルティエリア内で受けたソルロートが、ゴールエリア手前ゴール左斜め前から放った強烈なシュートが、スパルタ・プラハのゴールネットを揺らしたのだった。残り時間では、新たなゴールは生まれず、試合は2:2の同点のまま終わった。トラブゾン・スポルは、正に悪夢から覚醒して、アドヴァンテージを得たのだった。なお、第2戦は、8月15日、トラブゾンで行われる。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ジョアオ・ペレイラ、ヒュセイン・テュルクメン、マジド・ホセイニ、フィリップ・ノヴァク=ホセ・ソーサ、ジョン・オビ・ミケル(後半1分:アレクサンダー・ソルロート)=アブドゥルカディル・オミュル(後半31分:ドニス・アヴディジャージ)、アブドゥルカディル・パルマク、アンソニー・ンワケメ=カレブ・エクバン(後半ロスタイム3分:ドーアン・エルドーアン)



バシャクシェヒル・スポル 0:1 オリンピアコス(フォトマッチ紙+TRT補綴 19. 8. 8)

マシュー・ヴァルブエナ(左)ロビーニョ(右)(フォトマッチ紙) エンゾ・クリヴェリ(右)(フォトマッチ紙)  UEFAチャンピオンズリーグ予備戦3回戦で、バシャクシェヒル・スポルが、ギリシアのオリンピアコスと対峙した。その第1戦が、イスタンブルのファーティフ・テリム・スタジアムで行われた。バシャクシェヒル・スポルは、この試合を0:1で落とし、ホームというアドヴァンテージを生かすことができなかった。

 UEFAチャンピオンズリーグ予備戦3回戦第1戦、ギリシアのオリンピアコスと対戦したバシャクシェヒル・スポルは、後半8分のマスラスのシュートを防ぐことができず、0:1で敗れた。バシャクシェヒル・スポルでは、イルファン・ジャン・カフヴェジが、前半21分と後半36分にイエローカードをもらい退場処分となった。第2戦は、8月13日(火)に行われる。カライスカキス・スタジアムで行われるこの試合、午後9時30分試合開始予定だ。

                 試合経過

 前半14分、イルファン・ジャン・カフヴェジが蹴ったフリーキックに合わせて、ミゲル・ヴィエラがヘディングシュートを試みた。このボールを、GKホセ・サがコントロールしようとしたが、ボールをこぼしてしまった。チャンスを得たバシャクシェヒル・スポルは、フェデリク・グルブランドセンがシュートを放ったが、ボールは、チームメイトのエンゾ・クリヴェリに当たり跳ね返ってきたところを、マフムト・テクデミルがシュートを放ったが、ボールは相手ディフェンダーに当たりコーナーキックに替わった。
 同16分、バシャクシェヒル・スポルの右コーナーキックを、エディン・ヴィスチャが蹴ると、セメドが、ファーサイドへとボールを浮かせた。そこへ走り込んで来たオーレリアン・シェデューがシュートを放ったが、ボールは、GKホセ・サが押さえた。
 同37分、右コーナーキックを、イルファン・ジャン・カフヴェジが蹴ると、エンゾ・クリヴェリがヘッドで合わせたが、ボールはファーサイドへ向かったが外に出て行っただけだった。
 同38分、オリンピアコスの攻撃で右サイドで、マシュー・ヴァルブエナがフリーキックを蹴ると、ペナルティエリア内のいい位置にいたギリェルメがシュートを試みたが、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。
 後半8分、オリンピアコスにゴールが生まれた。右サイドで生まれたオリンピアコスの攻撃で、ポデンセのパスがマシュー・ヴァルブエナに渡った。そのマシュー・ヴァルブエナがセンタリングを入れると、マスラスがヘッドで合わせたのだった。0:1。
 同26分、バシャクシェヒル・スポルが同点に近づいた。ロビーニョが左サイドからセンタリングを入れると、ディフェンスが大きくクリアした。だが、そのボールをペナルティエリア外でコントロールしたエディン・ヴィスチャが、左足でグランダーのシュートを放った。GKホセ・サが倒れ込みながら、これをコーナーキックに替えたのだった。
 同34分、ゴール左斜め前から、イルファン・ジャン・カフヴェジがフリーキックを蹴ったが、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。
 同ロスタイム2分、エディン・ヴィスチャが、PKのチャンスを活かせなかった。ブルーノが、ペナルティエリア内でボールに手で触れたということで与えられたPKだったが、GKホセ・サが、左側に体を伸ばし防いだのだった。

【バシャクシェヒル・スポル】メルト・ギュノク=ジュニオール・カイサラ、オーレリアン・シェデュー、ミゲル・ヴィエラ、ガエル・クリシー=エディン・ヴィスチャ、マフムト・テクデミル(後半17分:オケチュク・アズブイケ)、イルファン・ジャン・カフヴェジ、ロビーニョ=エンゾ・クリヴェリ(後半36分:デンバ・バ)、フェデリク・グルブランドセン(後半24分:エルジェロ・エリア)



トラブゾン・スポルのヨーロッパでの戦いは、プラハで始まる(ファナティック紙 19. 8. 7)

ウナル・カラマン監督(トラブゾン・スポル公式HP)  ヨーロッパのカップ戦に4年ぶりに登場するトラブゾン・スポルは、欧州リーグ予備戦3回戦第1戦、明日、アウェーで戦うスパルタ・プラハ戦でアドヴァンテージを得ることを目標としている。

 2015-16シーズン以来4年ぶりにヨーロッパのカップ戦に出場するトラブゾン・スポルが、欧州リーグ予備戦3回戦第1戦を、明日、アウェーでチェコのスパルタ・プラハと対戦する。トラブゾン・スポルは、ホームで、8月15日に戦う第2戦を前に、この試合でアドヴァンテージを得ることを目標としている。レトゥナ・スタジアムで、トルコ時間午後7時に始まるこの試合を裁くのは、スペイン・サッカー協会のホセ・ルイス・マヌエラ・モンテーロだ。

                 理想に近い先発メンバー

 20人の選手を帯同してプラハに入ったトラブゾン・スポルのウナル・カラマン監督は、この試合に、昨季の理想的な先発メンバーを起用するものと思われている。エルジェ、カンピ、イヴァニルド、ミケル、ドーアン、アフメット・ジャンバズ、アヴディジャージ、ソルロートといった新加入の選手を20人に入れた同監督は、これらの選手からは、MFミケルだけを、先発メンバーに入れるだろうと考えられている。

                 スパルタ・プラハ戦で予想されるトラブゾン・スポルの先発メンバー

 ウーウルジャン・チャクル=ペレイラ、ヒュセイン・テュルクメン、ホセイニ、ノヴァク=アブドゥルカディル・パルマク、ホセ・ソーサ=アブドゥルカディル・オミュル、ミケル、ンワケメ=エクバン。



4試合無得点8人負傷(フォトマッチ紙 19. 8. 6)

アヴドラハ・アヴジュ監督(フォトマッチ紙)  リヴァ・キャンプでは9ゴールを生んだベシクタシュが、オーストリア・キャンプで行った4回の練習試合では、0という結果になってしまった。おまけに、アッティバ・ハッティンソンに始まった病院送りが、ロコ、ドルクハン・トコズ、アデム・リャイッチ、ギョクハン・ギョヌル、ガリー・メデル、ブラク・ユルマズ、そしてネジプ・ウイサルと続いてしまった。

 7月8日にイスタンブルでシーズンインしたベシクタシュは、リヴァで13日間準備をしたあと、オーストリアで練習試合を重点的に行った第2次キャンプを打ち上げた。コンディション調整とパワーアップ練習を前面に打ち出した第1次キャンプに次いで、戦術練習に重点を置いたオーストリア・キャンプでの4回の練習試合で、ベシクタシュの最大の課題はゴールを決めるということだと判明した。リヴァで行ったペンディク・スポルとコジェリ・スポルとの試合では9ゴールを決めたベシクタシュだったが、オーストリア・キャンプで戦った、より強力なクラブ相手の練習試合では、無得点に終わったのだ。エイバル、ラリサ、ウディネーゼ、ブレシアと戦った練習試合では、ゴールを決められないとともに、その態勢に入るまでもが問題になった。
 ベシクタシュは、第2次キャンプでは、故障者が出たことで、意気が下がってしまった。ブラク・ユルマズ、アッティバ・ハッティンソン、ロコ、ドルクハン・トコズ、アデム・リャイッチ、ギョクハン・ギョヌル、ガリー・メデルといった故障者に、ネジプ・ウイサルまでが加わってしまった。ベシクタシュが、先日、イタリアのブレシアと行った練習試合で、プレー続行が無理になったネジプ・ウイサルが、筋肉を負傷したのだ。新シーズンに向けて、イスタンブルではコンディション調整を、オーストリア・キャンプでは戦術練習に重点の置いたベシクタシュで、相次ぐ故障者発生は、アヴドラハ・アヴジュ監督を苦悩に陥れている。チームで戦術練習を行うとき、これほど多くの故障者が出てしまうと、同監督やチーム自体は、手足をもぎ取られたといった状態なのだ。



ユスフ・ヤズジュ、リールへ移籍(ファナティック紙+フォトマッチ紙補綴 19. 8. 5)

ユスフ・ヤズジュ(イエニ・シャファク紙)  トラブゾン・スポルのスター選手ユスフ・ヤズジュが、リールへ移籍することになった。この移籍に関して、リールは、トラブゾン・スポルに移籍金として1750万EURO、エドガル・イエの50%の保有権、また、ユスフ・ヤズジュが、このあと移籍した場合の移籍金の20%を得ることになった。

 ユスフ・ヤズジュの移籍が完了した。リールとトラブゾン・スポルの間で行われていた交渉がまとまったのだ。ユスフ・ヤズジュは、この火曜日ないしは水曜日に渡仏をして、正式な調印を行うことになろう。
 ユスフ・ヤズジュは、ゼキ・チェリクに次いで、リールのユニフォームを着る2人目のトルコ人選手となる。移籍が決まったあと、ユスフ・ヤズジュは、自身のインスタグラムで別れのメッセージを出している。「トラブゾン・スポルのAチームで主将としてのバンダナを巻いたこと、そして、この選ばれしトラブゾン・スポルのユニフォームを着ることができたことを誇りと思っています。だが、我がトラブゾン・スポルから去る決断に至りました」と言っている。



デニズ・トゥルチ、ピッチに立つ(TRT 19. 8. 4)

デニズ・トゥルチ(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、カイセリ・スポルから獲得したデニズ・トゥルチが、新チームに合流して、最初の練習を行った。

 フェネルバフチェ・ジャン・バトゥル・グランドで、エルスン・ヤナル監督指揮下、新シーズンに向けての準備をを続けているフェネルバフチェに、新加入のデニズ・トゥルチが、初めてチーム練習に加わったことが明らかにされた。フェネルバフチェの選手たちは、屋内でパワーアップ及び耐久力アップのトレーニングを行ったあと、グランドでのパス練習を行ったということだ。そして、練習は、戦術練習と個人練習を最後に切り上げられた。なお、フェネルバフチェは、本日2回目の練習を、夜間行うことになっている。



アレクサンダー・セルロート、大歓迎を受ける(TRT 19. 8. 3)

アレクサンダー・セルロート  トラブゾン・スポルが合意に達したアレクサンダー・セルロートが、トラブゾン入りした。

 トラブゾン・スポルが、補強を続けている。今季、多くの若い選手を獲得しているトラブゾン・スポルが、移籍で合意に達したゴールゲッターのアレクサンダー・セルロートを、トラブゾン入りさせた。
 定期便で、夜中の2時半頃にトラブゾン入りしたアレクサンダー・セルロートを、トラブゾン・スポルのサポーターが、興奮を持って迎えた。大歓迎を受け、辛うじて待ち構えていた車に乗り込んだノルウェー人選手アレクサンダー・セルロートは、投宿先のホテルに入った。保有権を、プレミアリーグのクリスタルパレスが持つアレクサンダー・セルロートは、昨季の後半、ベルギの−ヘンクへレンタル移籍をしてプレーしていた。アレクサンダー・セルロートは、昨季、イングランドで16試合、ベルギで22試合に出場した。そして、計6ゴールを決めている。1m94pの身長を持つアレクサンダー・セルロートは、空中戦に強い選手との定評がある。



新マラテヤ・スポル、歴史的勝利(ベイン・スポル改+ファナティック紙補綴 19. 8. 2)

セルゲン・ヤルチュン監督(ベイン・スポル) アディス・ヤホヴィッチ(中)を讃えるエレン・トズル(左端)とイッサム・チェバケ(右端)(ベイン・スポル)  新マラテヤ・スポルが、UEFA欧州リーグ予備戦2回戦で、スロヴェニアのオリンピア・リュビリアナを退ぞけた。

 トルコ・リーグで、昨季5位になり、UEFA欧州リーグ予備戦への出場権を得た新マラテヤ・スポルが、その予備戦2回戦で、スロヴェニアのオリンピア・リュビリアナと対峙した。マラテヤでの第1戦を2:2で引き分けた新マラテヤ・スポルは、アウェーでの第2戦、アディス・ヤホヴィッチが、後半32分に決めたゴールで勝利を手にしたのだ。ギョクハン・トーレが、ペナルティエリア内へと入れたセンタリングに、ヘッドを見事にヒットさせたアディス・ヤホヴィッチのゴールが決まったのだった。

                 ヤホヴィッチ、ゴールでデビュー

 新マラテヤ・スポルへ新参のアディス・ヤホヴィッチは、新マラテヤ・スポルのユニフォームを着ていいデビューを飾った。オリンピア・リュビリアナとの第1戦でもゴールを決めているマケドニア選手ヤホヴッチは、この第2戦でも唯一のゴールを決め、新マラテヤ・スポルの勝ち上がりに大きな役割を果たした。

                 マラテヤのクラブ、初勝利

 新マラテヤ・スポルは、国際的な試合で初勝利をあげた。史上初めて国際的な試合への参戦権を得た新マラテヤ・スポルが、その2つ目の試合に臨んだのだった。そして、第1戦では引き分けに終わったのだったが、第2戦で勝利を掴んだのだった。

                 オリンピア・リュビリアナ、前半で10人に

 前半23分、イエローカードをもらったエンドゥリ・チェキチが、同38分に、2枚目のイエローカードをもらったことから退場処分となった。そのファウルのあと、ロビン・ヤルチュンがヘッドでゴールを決めたが、スロヴァキア人のフィリップ・グローヴァ主審は、ロビン・ヤルチュンにファウルがあったとして、ゴールと認定しなかった。

【新マラテヤ・スポル】ファビアン・ファルノッレ=イッサム・チェバケ、アルトゥール・ミナ、ムスタファ・アクバシュ、エルカン・カシュ(後半24分:エレン・トズル)=ムラト・ユルドゥルム(後半15分:ギレルメ・マルクス)、ロビン・ヤルチュン=ティエヴィ・ビフマ、ラフマン・ブーラ・チャーウラン、モリケ・フォファナ(後半16分:ギョクハン・トーレ)=アディス・ヤホヴィッチ



ガラタサライへの新加入者エムレ・モル、イスタンブル入り(フォトマッチ紙 19. 8. 1)

エムレ・モル(タクヴィム紙)  ガラタサライが、補強活動を続けている。そのガラタサライが新たに獲得したエムレ・モルが、イスタンブル入りした。若きエムレ・モルは、イスタンブル空港で、カメラに収まっていた。

 ガラタサライが、当面の補強として、セルタ・ヴィーゴと交渉に入っていることを公表したエムレ・モルが、イスタンブル入りした。エムレ・モルは、トルコでの師匠となるファーティフ・テリムに関し、「自分は、ファーティフ・テリムといい関係を持っている。ファーティフ・テリムと一緒に、また戦えることを喜んでいる。彼は、偉大な指導者だ」と語った。
 ガラタサライが、スペインのセルタ・ヴィーゴから獲得したエムレ・モルが、イスタンブル入りした。ポルトガルからイスタンブル空港に着いたエムレ・モルを、多くのガラタサライのサポーターが出迎えた。サポーターたちと写真に収まったエムレ・モルは、その後、彼を待ち受けていた車に乗り、ホテルへと入った。22歳になっているエムレ・モルは、明日、メディカルチェックを受けたあと、正式な調印に臨む。
 空港で報道陣に談話を出したエムレ・モルは、「ビッグクラブに来れて、喜んでいる。移籍は完了した。長い間、このときを待っていた。僕は、ファーティフ・テリムといい関係を持っている。彼と、また一緒にプレーできることを喜んでいる。彼は、偉大な指導者だ。チームメイトとも慣れることだろう。準備は整っている。ただプレーすることに集中している。僕には、準備の時期は過ぎているというものだ」と述べた。
 エムレ・モルは、ノアシェラン、ボルシア・ドルトムント、セルタ・ヴィーゴでキャリアを積み、合計72試合に出場して4ゴール8アシストを記録している。また、トルコ代表としては、15試合の出場記録を残し1ゴールを決めている。



ミゲル・トゥラウコ、明日、イスタンブル入り(フォトマッチ紙 19. 7.31)

ミゲル・トゥラウコ  ベシクタシュが、全速力で補強を続けている。ブラジル人右サイドバックのダグラスと契約を交わしたベシクタシュに、更に、もう一つの補強が日程に上がってきている。

 ペルーでの報道で、フラメンゴが、今夜、エメルチと戦ったあと、ミゲル・トゥラウコが、ベシクタシュに移籍するというのだ。リベルタドーレス杯の一戦後、ミゲル・トゥラウコが、ベシクタシュとの契約のためにチームを離れると書いているのだ。サッカー選手としてのキャリアを、故国ペルーで始めたミゲル・トゥラウコは、ボログネシ、ウニオン・タラポト、ウニヴェルシタリオ、フラミンゴでプレーしてきた。フラミンゴとは、今季末まで契約のある26歳になっているミゲル・トゥラウコは、ペルー代表選手でもある。



フェネルバフチェ、バルシュ・アルジュをチャイクル・リゼへレンタルで出すことを発表(アクシャム紙 19. 7.30)

バルシュ・アルジュ(TRT)  フェネルバフチェが、バルシュ・アルジュに関して、チャイクル・リゼと合意に達した。フェネルバフチェが、若いバルシュ・アルジュをチャイクル・リゼへレンタルで出すことを発表したのだ。

 フェネルバフチェの発表によると、「我がクラブ所属のバルシュ・アルジュを、1年間、チャイクル・リゼにレンタルする。バルシュ・アルジュが、今季、チャイクル・リゼで活躍することを祈る」となっている。昨季の後半、新マラテヤ・スポルにレンタルで出されたバルシュ・アルジュは、新シーズンを前にして、エルスン・ヤナル監督のプランには入らなかったのだ。これで、バルシュ・アルジュは、新シーズンを前にして、タルク・チェティン、マフスン・チャプカン、ブラク・アルバイラク、オウズ・カーン・グチテキンに次いで、フェネルバフチェからチャイクル・リゼへと移った5人目の選手となった。



フェネルバフチェ、アウディ杯登録メンバー(ベイン・スポル 19. 7.29)

エルスン・ヤナル監督(フォトマッチ紙)  フェネルバフチェが、公式HPで告知したところによると、明日、ドイツで始まるアウディ杯トーナメントに登録されたフェネルバフチェのメンバーには、故障を抱えるトルガイ・アルスラン、トルガ・ジエルジ、セルダル・アズィズと、まだ仕上がっていないオカン・トゥルプの名前はない。また休暇を終えたディエゴ・レイス、マウリシオ・イスラ、ナビル・ディラルは、メンバー入りしている。

 エルスン・ヤナル監督が、メンバー入りさせた選手は次の通りである。
 ハルン・テキン、アルタイ・バユンドゥル、オイトゥン・オズドーアン、マウリシオ・イスラ、バトゥハン・ユルマズ、サドゥク・チフトプナル、ディエゴ・レイス、ムラト・サーラム、ハサン・アリ・カルドゥルム、アブドゥルジェブライル・アクブルト、エムレ・ベレズオウル、ジャイルソン、オザン・トゥファン、メフメット・エキジ、ミハ・ザイッチ、マックス・クルーゼ、フェルディ・カドゥオウル、ヴィクター・モーゼス、ナビル・ディラル、アルペル・ポトゥク、ガリー・ロドリゲス、ムハッメド・ギュムシュカヤ、ヴェダト・ムリキ、ミカエル・フレイ、アラーハヤール・サヤドマネシュ、ユスフ・メルト・トゥンチ。
 フェネルバフチェは、アリアンツ・アリーナで行われるこのトーナメントの最初の試合を、明日トルコ時間午後9時30分開始で、バイエルン・ミュンヘンと対戦する。



トラブゾン・スポル 2:2 パルマ(ファナティック紙 19. 7.28)

アブドゥルカディル・パルマク(右)(フォトマッチ紙) ガストン・カンピ(中)(フォトマッチ紙)  トラブゾン・スポルは、オーストリア・キャンプでの練習試合を、イタリアのパルマと行い、2:2で引き分けた。パルマのゴールは、ジェルヴィーノがあげたのに対し、トラブゾン・スポルは、ペレイラとユスフ・サルがあげた。

 新シーズンに向けての準備をオーストリアのリンツ市で行っているトラブゾン・スポルが、イタリアのパルマと行った練習試合は、2:2の引き分けに終わった。パルマのゴールは、前半16分と38分にジェルヴィーノが決めたのに対し、トラブゾン・スポルは、前半22分にペレイラが、後半19分にユスフ・サルが決めたものだった。

                 ウナル・カラマン監督、若手ベテラン混合部隊をピッチに

 トラブゾン・スポルのウナル・カラマン監督は、最初の練習試合では、全て若手選手で構成したチームをピッチに送り出したのに対し、ドイツのホッフェンハイム戦では、エース・チームで試合に臨んだ。このパルマ戦では、若手ベテラン混合編成で、試合に臨んだ同監督は、GKには、新加入のエルジェ・カルデシュレルにプレーの機会を与えた。ディフェンスは、ペレイラ、ヒュセイン・テュルクメン、ガストン・カンピ、キャーミル・アフメット・チョレクチで構成した。中盤は、アブドゥルカディル・パルマク、ホセ・ソーサ、ユスフ・サル、アブドゥルカディル・オミュルを起用した。そして、前方には、ンワケメとムハメット・アクプナルにプレーさせた。

                 前半はパルマが優位

 この試合の最初のゴールは、パルマから生まれた。パルマのゴールは、前半16分と39分にジェルヴィーノから生まれた。トラブゾン・スポルの前半におけるゴールは、同22分、ペレイラから生まれた。ホセ・ソーサは、同29分のPKを決められなかった。そして、前半は、1:2とパルマがリードを保ったまま終わった。

                 トラブゾン・スポル、後半は攻勢から始まった

 トラブゾン・スポルは、後半に入るにあたり、1人の選手交替だけを行った。キャーミル・アフメット・チョレクチに替えてアブドゥラヒム・ドゥルスンを、後半からピッチに送り込んだトラブゾン・スポルは、同19分、ユスフ・サルのゴールで同点に追いついた。両チームとも、一通りの選手交替を行ったあと、トラブゾン・スポルの方が、より攻勢に立っていたと見えた。しかし、お互いの攻撃は実りを生まず、結局、試合は2:2のまま終わった。

【トラブゾン・スポル】エルジェ・カルデシュレル=ジョアオ・ペレイラ(後半24分:アフメット・アサン)、ヒュセイン・テュルクメン(後半24分:アフメット・タハ・ビルギン)、ガストン・カンピ(後半24分:ジャフェル・トスン)、キャーミル・アフメット・チョレクチ(後半1分:アブドゥラヒム・ドゥルスン)=アブドゥルカディル・オミュル(後半24分:ベフリュル・アイドゥン)、アブドゥルカディル・パルマク(後半24分:ケレム・バイクシュ)=ユスフ・サル(後半24分:アヴディジャージ)、ホセ・ソーサ(後半24分:ドーアン・エルドーアン)、アンソニー・ンワケメ(後半24分:アフメット・エレン)=ムハメット・アクプナル(後半24分:コライ・コルンチ)



トルガイ・アルスランセルダル・アズィズからフェネルバフチェに悪い知らせ(ハベル・テュルク紙 19. 7.27)

トルガイ・アルスラン(イエニ・シャファク紙) セルダル・アズィズ(フォトマッチ紙)  フェネルバフチェのトルガイ・アルスランが4〜5週間、手首にひびの入ったセルダル・アズィズが2〜3週間、それぞれピッチに立てないことが明らかになった。

 ヘルタ・ベルリン戦で故障を発生させたトルガイ・アルスランとセルダル・アズィズから悪い知らせが舞い込んだ。フェネルバフチェが、2:1で敗れたヘルタ・ベルリンとの練習試合の序盤、足首を捻挫して、担架に乗りピッチを後にしたトルガイ・アルスランは、4〜5週間、ピッチから遠ざかることになった。トルガイ・アルスランは、足首の筋に異常が発生していると診断され、直ちに治療が開始されたと発表された。一方、ジャイルソンの蹴ったボールが手に当たったセルダル・アズィズは、手首にひびが入ったことが明らかになった。28歳になっているセルダル・アズィズの治療は、2〜3週間を要するということだ。



ヘルタ・ベルリン 2:1 フェネルバフチェ(フォトマッチ紙+フェネルバフチェ公式HP補綴 19. 7.26)

エムレ・ベレズオウル(右)(フェネルバフチェ公式HP) マックス・クルーゼ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  昨季、トルコ・リーグで酷いシーズンをおくったフェネルバフチェが、新シーズンに向けて、オーストリアでキャンプをはっている。新シーズンでは優勝を目指すフェネルバフチェは、これに向けて多くの補強を行ってきた。マックス・クルーゼ、ムラト・サーラム、アルタイ・バユンドゥル、エムレ・ベレズオウル、ガリー・ロドリゲス、アラーハヤール・サヤドマネシュといった選手を獲得したフェネルバフチェが、ドイツのヘルタ・ベルリンと対戦した。だが、結果は、2:1で、フェネルバフチェが敗れてしまった。

 新シーズンに向けての準備を行っているフェネルバフチェが、オーストリア・キャンプでの2つ目の、そして最後の練習試合を、ドイツ・ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンと行い、2:1で敗れた。このフェネルバフチェとヘルタ・ベルリンとの一戦は、グラーツ近くのハルトベルク・スタジアムで行われた。
 フェネルバフチェは、この試合、ハルン・テキン、セルダル・アズィズ、ジャイルソン、ムラト・サーラム、ハサン・アリ・カルドゥルム、トルガイ・アルスラン、オザン・トゥファン、ガリー・ロドリゲス、マックス・クルーゼ、ヴィクター・モーゼス、ヴェダト・ムリキといった先発メンバーを組んだ。そして、前半、故障を発生させピッチを後にしたトルガイ・アルスランに替わってメフメット・エキジが入った。また、後半には、エムレ・ベレズオウル、アルタイ・バユンドゥル、サドゥク・チフトプナル、アルペル・ポトゥク、アブドゥルジェブライル・アクブルト、ユスフ・メルト・トゥンチ、アラーハヤール・サヤドマネシュが投入された。
 ヘルタ・ベルリンの方は、ヤルシュタイン、ボヤタ、シュタルク、プラッテンハルト、グルジッチ、レッキー、エスヴァイン、ドゥダ、カロウ、ゼルケという先発メンバーを組んだ。
 ヘルタ・ベルリンのゴールは、後半13分にダイショーン・レダン、同35分にヴェダト・イビセヴィッチが決めたのに対し、フェネルバフチェの唯一のゴールは、アラーハヤール・サヤドマネシュが、同37分に決めた。
 後半13分に生まれた攻撃で、中盤でボールを失うと、スピードに乗ったヘルタ・ベルリンの攻撃に移り、右サイドからペナルティエリア内へと入り込んだルーカス・クリュンターが、ボールを内へと入れると、それに合わせて、レダンが狙い澄ましたシュートを放ち、これが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。ヘルタ・ベルリンの2点目は、ルーカス・クリュンターのパスを、ペナルティエリア内で得たヴェダト・イビセヴィッチのシュートから生まれたのだった。このゴールから2分後、右サイドからペナルティエリア内へと持ち込んだムラト・サーラムがグランダーのパスを入れると、それを受けたアラーハヤール・サヤドマネシュが、狙い澄ましたシュートを試みると、ヘルタ・ベルリンのゴールネットを揺らしたのだった。



ダグラス、ベシクタシュ入り(NTV 19. 7.25)

ダグラス  ベシクタシュは、昨季、シワス・スポルでプレーしたブラジル人選手で右サイドバックをポジションとするダグラスとの3年契約に調印した。

 ベシクタシュが、ブラジル人選手で右サイドバックのダグラスを獲得した。昨季、シワス・スポルでプレーした28歳になるダグラスと、3年契約に調印したのだ。ベシクタシュが、新シーズンに向けて獲得した2人目の選手となったダグラスは、ベシクタシュから年俸として95万EUROを手に入れる。
 昨季、シワス・スポルが、バルセロナからレンタルで獲得したダグラスは、バルセロナとの契約が満了したことから、ベシクタシュは、自由契約になっている選手を獲得することになり、移籍金は発生しない。プロとしてのキャリアを、故国ブラジルのゴイアスで始めたダグラスは、その後、サン・パウロに移った。2014年に、ブラジルから400万EUROの移籍金でバルセロナに移ったダグラスは、バルセロナでは僅か8試合に出場しただけだった。スポルティング・ヒホン、ベンフィカでのレンタル生活を経て、昨季、シワス・スポルにレンタルで加入したダグラスは、シワス・スポルでは、32試合に出場して3ゴール7アシストを記録している。



ベシクタシュのキャンプ帯同メンバー(ファナティック紙 19. 7.24)

アブドラハ・アヴジュ監督(TRT)  ベシクタシュは、新シーズンに向けての第2次キャンプを、オーストリアで行う。その帯同メンバーが明らかになった。

 ベシクタシュは、この第2次キャンプを、7月24日〜8月4日の間、オーストリアのザールフェルデン・グート・ブラントホフ・ホテルで行う。本日、午後0時、サビア・ギョクチェン空港発の特別機でオーストリアに向かうベシクタシュ選手団は、オーストリアでの初練習を、トルコ時間午後7時30分より行う。なお、アヴドラハ・アヴジュ監督率いるキャンプ帯同メンバーは、次の通りである。
 ロリス・カリウス、ウトクゥ・ユワクラン、ドーウカン・オズカン、ギョクハン・ギョヌル、ケレム・カラファト、ドマゴイ・ヴィダ、アルパイ・チェレビ、エンゾ・ロコ、ニコラス・ミリン、ガリー・メデル、ジャネル・エルキン、ルドゥヴァン・ユスマズ、オウズハン・オクヤコブ、アッティバ・ハッティンソン、ネジプ・ウイサル、カルタル・カイラ・ユルマズ、ドルクハン・トコズ、エルデム・セチギン、アデム・リャイッチ、ムハエル・オクタイ、リカルド・クアレスマ、タイラー・ボイド、イェレマイン・レンス、オルカン・チュナル、オウズハン・アクギュン、ブラク・ユルマズ、ギュヴェン・ヤルチュン、ウムト・ナイル。



フェネルバフチェ 1:1 ヴォルフスブルク(フェネルバフチェ公式HP 19. 7.23)

オザン・トゥファン(左)(タクヴィム紙) ヴィクター・モーゼス(上)(ミリエット紙)  新シーズンに向けての海外キャンプをオーストリアではるフェネルバフチェが、ドイツのヴォルフスブルクと練習試合を行った。カプフェンベルク・フランツ・フェケテ・スタジアムで行われたこの試合、1:1の引き分けに終わった。

 2019‐20シーズンに向け、7月1日に始動したフェネルバフチェが、3回目の練習試合を行った。この試合の前半は、同25分に新加入のヴェダト・ムリキのあげたゴールで、1:0とリードして終えた。ヴォルフスブルクは、後半18分、ヴェークホルストが同点ゴールを決めた。その後、フェネルバフチェは、マックス・クルーゼとヴェダト・ムリキの放ったシュートが、バーを直撃してピッチに跳ね返されるということがあった。だが、試合は1:1のまま終わった。
 この試合のフェネルバフチェの先発メンバーは、次の通りである。ハルン・テキン、セルダル・アズィズ、ジャイルソン、ムラト・サーラム、ハサン・アリ・カルドゥルム、オザン・トゥファン、トルガ・ジエルジ、マックス・クルーゼ、ヴィクター・モーゼス、ガリー・ロドリゲス、ヴェダト・ムリキ。なお、後半には、次の選手が投入された。サドゥク・チフトプナル、アブドゥルジェブライル・アクブルト、エムレ・ベレズオウル、メフメット・エキジ、ミハ・ザイッチ、フェルディ・カドゥオウル、アルペル・ポトゥク、ミカエル・フレイ。
 スタンドを埋め尽くしたフェネルバフチェのサポーターは、試合を通じて声援を送り続けた。なお、フェネルバフチェは、7月25日には、ヘルタ・ベルリンと練習試合を行うことになっている。



フェネルバフチェ、オーストリアで初練習(ファナティック紙 19. 7.22)

エルスン・ヤナル監督(フォトマッチ紙)  新シーズンに向けての準備を行うため、オーストリアのグラーツ市に入っているフェネルバフチェが、最初の練習を雨のなか行った。

 投宿しているホテルのグランドで練習を行ったフェネルバフチェは、ウォーミングアップとランニングで練習を始めた。組織的なパス練習を引き続き行ったが、報道陣には非公開なところでは、戦術練習を行っていた。フェネルバフチェは、明日、トルコ時間午後7時30分より、フランツ・フェレケテ・スタジアムで、ヴォルフスブルクと練習試合を行う予定である。

                 アルタイ・バユンドゥル、練習再開

 右手の指に故障を発生させ、包帯姿であったが、それが取れたアルタイ・バユンドゥルが、初めてGK練習で、チーム練習に加わった。アルタイ・バユンドゥルは、手につけていた包帯に替えて手袋をつけて練習を行っていた。



バルシュ・アルジュとエリフ・エルマス、オーストリア・キャンプに帯同せず(ハベル・テュルク紙 19. 7.21)

エルスン・ヤナル監督(フォトマッチ紙)  フェネルバフチェは、新シーズンに備えての海外キャンプを行うために、オーストリアに入った。だが、このキャンプ・メンバーには、エリフ・エルマスとバルシュ・アルジュは入っていない。

 フェネルバフチェのウエブサイトでの発表によれば、フェネルバフチェ選手団は、サビア・ギョクチェン空港から特別機でオーストリアに向かった。
 フェネルバフチェ選手団に入っている選手は、次の通りである。「ハルン・テキン、アルタイ・バユンドゥル、アブドラハ・イーイテル、オイトゥン・オズドーアン、バトゥハン・ユルマズ、サドゥク・チフトプナル、セルダル・アズィズ、フラト・サーラム、ハサン・アリ・カルドゥルム、アブドゥルジェブライル・アクブルト、エムレ・ベレズオウル、ジャイルソン、オザン・トゥファン、トルガ・ジエルジ、トルガイ・アルスラン、メフメット・エキジ、ミハ・ザイッチ、マックス・クルーゼ、フェルディ・カドゥオウル、アルペル・ポトゥク、ムハッメド・ギュムシュカヤ、ヴィクター・モーゼス、ガリー・ロドリゲス、ヴェダト・ムリキ、ミカエル・フレイ、アラーハヤール・サヤドマネシュ、ユスフ・メルト・トゥンチ」。
 イタリアのナポリへの移籍が日程に上っているエリフ・エルマスとバルシュ・アルジュが、キャンプ・メンバーには入っていない。代表チームに招集され国際試合を戦ったナビル・ディラル、マウリシオ・イスラは休暇を得ているので、オーストリア遠征の選手団には入っていない。



フェネルバフチェの狙いはストッパー(TRT 19. 7.20)

マルティン・シュクルテル(ギュネシュ紙) シモン・ケール(ヒュリエット紙) マティアス・ザンカ  多くのポジションで補強を行い、選手構成の強化を図っているフェネルバフチェのとりあえずの狙いはストッパーだ。

 マルティン・シュクルテルとシモン・ケールからの回答待ちのフェネルバフチェは、ザンカ、メルト・チェティン、エルトゥールル・エルソイとの交渉も行っている。フェネルバフチェのストッパー探しは、進むにつれ選択肢が増え、また、交渉に臨むのも急がれている。外国人で経験豊富なストッパーを獲得したいフェネルバフチェは、トルコ人ディフェンダーも獲得して、ローテーションの幅を広げようとしている。フェネルバフチェとの契約が満了したが、フェネルバフチェからのオファーに対しては好感を示していないマルティン・シュクルテルは、ヨーロッパのクラブへの移籍先を探しているが、思うに任せていない。オファーに対して動いていないマルティン・シュクルテルは、200万EUROまでディスカウントすれば、再び、フェネルバフチェのユニフォームを着ることもありうる。一方、フェネルバフチェは、元フェネルバフチェ所属だったシモン・ケールに関しても、セヴィージャからの回答を待っている。セヴィージャに対し、レンタル料なしでの移籍を求めているフェネルバフチェは、シモン・ケールには年俸250万EUROのオファーを出している。ストッパー探しのもう一つの重大な選択肢は、デンマーク人選手マティアス・ザンカだ。この移籍は、イングランドのハダースフィールドに350万EUROを支払えば完了するものと思われている。トルコでの交渉はと言えば、ゲンチレル・ビルリーイのメルト・チェティン、ブルサ・スポルのエルトゥールル・エルソイがリストアップされている。移籍金額が妥当と看られた場合、この2選手の内1人を獲得するものと考えられている。



アストン・ヴィラ、トレゼゲ獲得のために1100万EUROの移籍金を受け入れる(アクシャム紙 19. 7.19)

トレゼゲ(ファナティック紙)  カスムパシャのトレゼゲが、チームを去ろうとしている。このエジプト人選手は、一歩ずつプレミアリーグに向かっている。

 カスムパシャのトレゼゲの移籍で、重要な展開があった。イングランドのプレミアリーグに復帰したアストン・ヴィラが、カスムパシャの門を叩いたのだ。かつて700万EUROの移籍金でオファーを出したが拒否に遭ったアストン・ヴィラが、再度オファーを出してきたのだ。アストン・ヴィラは、この度は1100万EUROのオファーを出してきたのだ。そして、交渉の結果、基本的合意に達したのだ。
 カスムパシャのハサン・ヒルミ・オクスズ理事長代理は、つい最近までは、フェネルバフチェなり、ガラタサライなりへの移籍噂で名前が上がっていたトレゼゲについて、「我々は、1500万EUROを越えるオファーも受け入れることは考えていない。トルコでは、トレゼゲ獲得に、1500万EUROを出すクラブがあるとは思っていない。不可能な話だ。外国のクラブといえども、この数字を出すことは容易いことではない」と述べていた。24歳のトレゼゲが、明確にカスムパシャを出たいという希望を出したため、カスムパシャは、アストン・ヴィラからのオファーを受け入れる決定をしたようだ。



ガラタサライ、ファルカオ獲得へ(フォトマッチ紙 19. 7.18)

ファルカオ  ガラタサライが、世界的な有名選手獲得の準備に入っている。コロンビア人選手ラダメル・ファルカオと基本的合意に達しということで、所属先のモナコとの移籍交渉が継続中だということだ。

 移籍シーズンに早々に乗り込み、今朝は、ジャン・ミッシェル・セリをイスタンブル入りさせたガラタサライが、この移籍も完了に迫っているというのだ。

                 年俸の半分はスポンサーの負担

 マルカオの獲得が決定間近なガラタサライは、マルカオの年俸700万EUROの半額はスポンサーによる負担という解決策を見出した。即ち、ガラタサライは350万EUROを負担し、残りの半分をスポンサーが負担するというものだ。

                 ビッグクラブを渡り歩く

 33歳になっているマルカオは、そのキャリアを、アルゼンチンの有名なリヴァー・プレートの下部組織で始めた。2009年、ポルトに移籍することで、ヨーロッパでのキャリアが始まったマルカオは、2011年、初めてのビッグな移籍としてアトレチコ・マドリードへと移った。その後、モナコへと移ったマルカオは、先ずはマンチェスターユナイテッドへ、次いで、チェルシーへとレンタルで移った。モナコに戻ったマルカオは、2016年以後は、同クラブでプレーしている。



ガラタサライ、補強を急ぐ(TRT 19. 7.17)

ジャン・ミシェル・セリ オカン・コジュク  新シーズンを前に、その準備に励むガラタサライで、補強が急がれている。

 ガラタサライは、セリをレンタルで獲得した一方、GKオカン・コジュクとは、4年契約で合意に達した。また、ベルギーからの報道によると、ヘンクのムブワナ・サマッタの移籍が俎上に上がっている。
 ガラタサライが、引き続きチーム力の強化を行っている。フェルナンドをセヴィージャへと放出したガラタサライは、その穴をジャン・ミシェル・セリで埋めた。このコートジボワール人選手ジャン・ミシェル・セリを、フラムから1年間のレンタルで獲得したのだ。28歳のMFジャン・ミシェル・セリは、昨季、イングランド・プレミアリーグで34試合に出場して1ゴールを記録している。これとは別に、GK探しにもいい結果が出た。ブルサ・スポルの23歳のGKオカン・コジュクと4年契約で合意に達したのだ。この移籍には、ブルサ・スポル側に45万EUROの移籍金が支払われる。一方、ベルギーからの報道によると、ガラタサライは、ヘンクのムブワナ・サマッタの獲得を考えているとなっている。この26歳のムブワナ・サマッタにオファーを出すだろうというのだ。この移籍には、ヘンク側は1千万EUROを要求するだろうと言われている。ムブワナ・サマッタには、ガラタサライ以外にも、イングランドの多くのクラブが関心を寄せてることが知られている。



ヴィトール・ウーゴ移籍作業、完了(タクヴィム紙 19. 7.16)

ヴィトール・ウーゴ(ファナティック紙)  ベシクタシュは、ブラジル人ストッパーのヴィトール・ウーゴの1年間のレンタル移籍を、150万EUROのレンタル料で、フィオレンティーナから獲得で合意に達した。ウーゴ自身には、年俸として250万EUROが支払われる。

 ベシクタシュが、補強に立ち上がった。タイラー・ボイドとは調印を済ませ、アトゥンチ・ヌカンとも合意に達し、フィオレンティーナ所属のヴィトール・ウーゴの移籍を、ほぼ確定させた。ベシクタシュは、28歳になっているヴィトール・ウーゴの1年間のレンタル移籍を、フィオレンティーナとの間で、150万EUROのレンタル料で合意に達したのだ。

                 左ストッパーでプレー

 ベシクタシュは、このブラジル人ディフェンダーに、年俸として250万EUROを支払うことになる。ベシクタシュが、全ての点で合意に至ったウーゴの移籍について、早々に発表があるものと思われる。利き足が左で、左のストッパーを務めてきたウーゴの移籍を完遂させ、アヴドラハ・アヴジュ監督から悦びで迎えられているということだ。



フェネルバフチェ、ミカエル・フレイの移籍で、チャイクル・リゼと合意(TRT 19. 7.15)

ミカエル・フレイ(TRT)  フェネルバフチェとチャイクル・リゼが、ミカエル・フレイのレンタル移籍で合意に達した。

 フェネルバフチェで、全く期待に添えていないミカエル・フレイのチャイクル・リゼへの移籍が近づいている。ミカエル・フレイの1年間のレンタル移籍に向けて、フェネルバフチェとチャイクル・リゼの間で交渉が行われているのだ。
 スイス人選手ミカエル・フレイの移籍で、チャイクル・リゼと合意に達した場合、ミカエル・フレイの年俸の内の幾ばくかをフェネルバフチェが支払うということになろう。この移籍に積極的な、チャイクル・リゼのイスマイル・カルタル監督が同意を与えれば、週内にも決着するものと思われる。
 チャイクル・リゼのハサン・カルタル理事長は、ミカエル・フレイの移籍に関して、「フェネルバフチェと、ミカエル・フレイのレンタル移籍に関して交渉を持っている。成立すると、ミカエル・フレイの年俸の半分は、当方が負担すると、我々は言っている。その回答を、フェネルバフチェ側から待っているところだ。ミカエル・フレイとの相談してのち、我々の方でも、再度話し合うことになろう」との談話を出した。



フェネルバフチェ、ジャイルソン放出へ(ヒュリエット紙 19. 7.13)

エリフ・エルマス(アクシャム紙) ジャイルソン(ファナティック紙)  新たな選手獲得で補強に努めているフェネルバフチェで、一方で、フェネルバフチェを去る選手もいる。フェネルバフチェは、3人の選手を放出することになろう。

 フェネルバフチェのフロントは、ヴェダト・ムリキ、アルタイ・バユンドゥル、マックス・クルーゼ、エムレ・ベレズオウル、アラーハヤール・サヤドマネシュ、ガリー・ロドリゲスを補強したのに対し、新加入の選手獲得に必要な財源確保のために、先ずは、エリフ・エルマスとジャイルソンを売りに出すことを決定している。
 ナポリが獲得を考えているエリフ・エルマスと、ヨーロッパ、そしてブラジルの幾つかのクラブが獲得を考えているジャイルソンの売却は、来週にも決まるものと看られている。
 その他、フェネルバフチェを去るのはミカエル・フレイだ。故国スイスからオファーを受けているミカエル・フレイの移籍は、来週決まるものと考えられている。



ムスタファ・ペテクメク、トラブゾン・スポルへ(アクシャム紙 19. 7.12)

ムスタファ・ペテクメク(ファナティック紙)  フーゴ・ロダレガを放出して以後、FW探しに躍起になっていたトラブゾン・スポルに、熱い展開が看られた。年齢問題で、エマニュエル・アデバヨル獲得を断念したトラブゾン・スポルは、ムスタファ・ペテクメクにオファーを出したのだ。この申し出を、ムスタファ・ペテクメクの方も、熱い眼差しを向けている。

 ロダレガとは合意に至らず、アデバヨールは、年齢のために獲得を諦めたトラブゾン・スポルが、ベシクタシュとの契約が満了したムスタファ・ペテクメクに目を向けた。トラブゾン・スポルは、ムスタファ・ペテクメクの代理人と会い、オファーを伝えたと言われている。30歳になっているムスタファ・ペテクメクが、トラブゾン・スポルに熱い視線を向けていることが明らかになっている。



ユスフ・エルドーアン、カスムパシャ入り(ミリエット紙 19. 7.11)

ユスフ・エルドーアン(ハベル・テュルク紙)  トルコ・リーグのカスムパシャが、昨季、ブルサ・スポルでプレーしたユスフ・エルドーアンを獲得したことを発表した。

 カスムパシャの発表した内容は、次の通りである。「昨季、ブルサ・スポルでプレーしたユスフ・エルドーアンが、午前中に、本クラブのスポンサーでもあるメディカル・パルク病院でメディカルチェックを受け、その後、ケメルブルカズ・クラブハウスで、我がスポーツディレクターのエムレ・ゼンギリと同補佐のエミル・サラチ両名の設えた調印式で、我がクラブと3年契約に調印した」。
 ケメル・オズデシュを監督に迎えたカスムパシャは、既に、ヨルゲ・フェルナンデス、ファーティフ・オズテュルク、ティアム・マメ・ババ、カリム・ハフェズを獲得している。



エレン・デルディヨク、ギョズテペ入り(TRT 19. 7.10)

エレン・デルディヨク(ファナティック紙)  ギョズテペが、ガラタサライを離れたエレン・デルディヨクと2+1年の契約で合意に達した。

 ギョズテペが、直近ではガラタサライに所属していたエレン・デルディヨクを獲得した。ギョズテペが発表したところによると、エレン・デルディヨクと2+1年の契約に調印したということだ。
 スイス生まれで、スイスとトルコ両国の国籍を持つ31歳になっているエレン・デルディヨクは、そのサッカー人生をオールド・ボーイズで始めた。2006‐2009には、バーゼルでプレーしたあと、ドイツのバイヤーレヴァークーゼンと1899ホッフェンハイムでプレーしたエレン・デルディヨクは、2014‐15シーズンには、カスムパシャで、トルコでのキャリアを開始した。その後、ガラタサライに移籍したエレン・デルディヨクは、トルコ・リーグ、トルコ杯、スーパーカップで、計117試合に出場して40ゴールを記録している。
 昨季は、ガラタサライで7ゴールを記録したが、前後半の間に構想外となり、後半戦では、トルコ・サッカー協会への登録メンバーからも外れていた。



ルイス・ホルトビー、ベシクタシュと交渉のためイスタンブル入り(サバハ紙 19. 7. 9)

ルイス・ホルトビー  ドイツ人選手ルイス・ホルトビーが、ベシクタシュとの交渉のためにイスタンブル入りした。

 新シーズンに向けて補強を続けているベシクタシュが、関心を惹く展開を見せた。昨季、ハンブルクでプレーをして、そのハンブルクとの契約が満了したドイツ人MFルイス・ホルトビーが、ベシクタシュ入りを目標にイスタンブルにやって来たのだ。
 新シーズンを前に、キャンプを張っているリヴァで、アブドラハ・アヴジュ監督と会うことになっているルイス・ホルトビーは、条件が合い、同監督の同意が得られれば、スポーツ・ディレクターのアリ・ナイビと移籍交渉に入ることになる。
 直近では、ハンブルクでプレーをしていたルイス・ホルトビーは、10番と左サイドのポジションができる。29歳のルイス・ホルトビーは、昨季、ブンデスリーガ2部で、31試合に出場して5ゴール6アシストを記録している。また、ルイス・ホルトビーは、これまで、トッテナム・ホットスパー、フルハム、シャルケ04でのプレー経験を持つ。



ガストン・カンピ、トラブゾン・スポル入り(フォトマッチ紙 19. 7. 8)

ガストン・カンピ(TRT)  トラブゾン・スポルが、保有権をエストゥディアンテスが持つ28歳のストッパーのガストン・カンピをレンタルで獲得することになった。アルゼンチン人選手ガストン・カンピは、明日、トルコ入りして、正式調印をすることになっている。

 補強を急ぐトラブゾン・スポルが、ディフェンスをアルゼンチン人選手で強化した。トラブゾン・スポルが、昨季は、ポルトガルのシャヴェスへレンタルに出されていたガストン・カンピを、レンタルで獲得したのだ。保有権をエストゥディアンテスが持つガストン・カンピ獲得のために、アルゼンチンのエストゥディアンテスと長きにわたり交渉を行ってきたトラブゾン・スポルが、この移籍にかたをつけたのだ。当初は、完全移籍での獲得を求めていたトラブゾン・スポルだったが、それが不調に終わると、レンタルでの獲得を目指したのだった。ボランチと左サイドバックもできるガストン・カンピは、明日、トルコ入りして、正式調印を行うことになっている。
 ポルトガルで、昨季、シーズン半ばよりプレーしたシャヴェスでは、16試合に出場して2ゴールを記録したガストン・カンピは、それ以前は、ラシン、ラファエル、エストゥディアンテスで、プレー経験を持つ。1.93mのストッパーが加入することで、トラブゾン・スポルのストッパー問題が解決した。トルコ・リーグ、トルコ杯、ヨーロッパのカップ戦で戦い続けることを望んでいるトラブゾン・スポルは、ザーゴ・トゥーレがチームを去ると言われてきた。ゲンチレル・ビルリーイへの移籍が囁かれているトゥーレが、正式にトラブゾン・スポルを去ればということで、トラブゾン・スポルは、ストッパーを1人欲しかったところだ。従って、ウナル・カラマン監督は、出て行くであろうトゥーレに替わる経験豊かな選手を獲得することを求めていたのだった。
 ストッパーが専門のガストン・カンピは、プロ生活を始めて以来、108試合に出場して7ゴール2アシストという記録を残している。市場価格が150万EUROと看られているガストン・カンピは、2017年にラシンからエストゥディアンテスへ、52万5千EUROで移籍してきた。



ヴェダト・ムリキ、フェネルバフチェと4年契約(NTV 19. 7. 7)

ヴェダト・ムリキ(スター紙)  フェネルバフチェは、ヴェダト・ムリキと、あらゆる点で合意に達した。そして、このコソヴォ人選手を、今後4年間、所属させることになった。

 どのクラブに移籍するのかが、長きに渡り話題となっていたヴェダト・ムリキにの行き先が判明した。フェネルバフチェとガラタサライの獲得競争の勝者は、フェネルバフチェとなった。フェネルバフチェが、ヴェダト・ムリキを獲得することになったのだ。フェネルバフチェは、25歳になっているヴェダト・ムリキと、4年間の契約をすることになった。チャイクル・リゼとヴェダト・ムリキに、最高額のオファーを出したフェネルバフチェが、合意に至ったのだ。チャイクル・リゼのハサン・カルタル理事長は、フェネルバフチェと合意に至ったことを、ヴェダト・ムリキに伝達した。その後、ヴェダト・ムリキの代理人が、フェネルバフチェ側と会い、そして、交渉の結果、合意に至った。
 昨季のプレーぶりが輝いたヴェダト・ムリキは、トルコ・リーグで出場した34試合で、17ゴール8アシストを記録した。

                  フェネルバフチェが告知

 フェネルバフチェは、その公式サイト、及びソーシャルメディアを使い、ヴェダト・ムリキの獲得を告知した。それによると、メディカルチェックを受けたあと、調印に至ると述べている。



ンワケメ、もう3年(フォトマッチ紙 19. 7. 6)

ンワケメ(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルは、ナイジェリア人選手アンソニー・ンワケメとの契約を、2022年まで延長した。公表されたものによると、ンワケメに対して、年俸として150万EUROが支払われることになる。そして、ンワケメが契約半ばで移籍する場合の移籍金は、400万EUROから600万EUROに上がった。

 トラブゾン・スポルは、昨季、大活躍をして、サポーターたちの心を鷲掴みしたアンソニー・ンワケメとの契約を2022年まで延長した。2018年8月、イスラエルのハポエル・ベエルシェバから移籍してきたンワケメに関し、ビッグなニュースが届いた。30歳になっているンワケメとの契約を、1年間延長することを明らかにしたのだ。昨季、101万6750EUROだったンワケメの年俸は150万EUROに上がった。結果的に、もう3年間、トラブゾン・スポルのユニフォームを着ることになったンワケメの契約解除金は、これで、400万EUROから600万EUROに上がった。

                 10ゴール10アシストを記録して、心を掴む

 元来は、左サイドとFWを持ち味としているンワケメは、トラブゾン・スポルで、27試合に出場して10ゴール10アシストを記録して、バスケットボール流に言えば「ダブルダブル」を達成した。また、トルコ杯の戦いでは4試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。



フェネルバフチェ、ガリー・ロドリゲスを獲得(ポスタ紙 19. 7. 5)

ガリー・ロドリゲス(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、サウジアラビアのアル・イティハドのガリー・ロドリゲスを、2年間のレンタルで獲得した。

 フェネルバフチェは、補強を間断なく続けている。マックス・クルーゼ、アラーヒャル、ムラト・サーラムに次ぐ4人目の選手が、昨季、移籍解禁期間に、ガラタサライを離れたガリー・ロドリゲスだ。

                 2年間のレンタル

 アル・イティハド及びガリー・ロドリゲス本人と合意に至ったフェネルバフチェは、28歳になっているガリー・ロドリゲスを、2年間のレンタルで獲得することになった。フェネルバフチェは、ガリー・ロドリゲスの獲得を、近い内に発表し、ガリー・ロドリゲス自身も、トプク高原で、フェネルバフチェが新シーズンに向けて行っているキャンプに合流するものと思われる。



フェネルバフチェ、シモン・ケールからの回答待ち(TRT 19. 7. 4)

シモン・ケール(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、シモン・ケールの呼び戻しを考えている。セヴィージャに出したオファーに対する回答待ちのところだ。

 フェネルバフチェが、シモン・ケール獲得に向け、セヴィージャからの回答を待っている。フェネルバフチェは、30歳になっているシモン・ケール獲得にとって、セヴィージャの抱えるストッパーの数が、有利に作用すると考えている。シモン・ケール以外にも、3人のストッパーを抱えるセヴィージャは、更に3人の補強を行った。ディエゴ・カルロス獲得にあたり、ナントへ1500万EURO、マクシミリアン・ヴェーバー獲得には、1000万EUROがアヤックスへ、そして、クンデ獲得には2500万EUROがボルドーに支払われたのだ。2015‐17シーズンにフェネルバフチェに所属したデンマーク人選手シモン・ケールを、新シーズンの構想には入れていないセヴィージャは、ヨーロッパのクラブから求めているようなオファーを受けていないのだ。ストッパーという位置には、セルダル・アズィズとサドゥク・チフトプナルだけを保有するフェネルバフチェは、シモン・ケール獲得を求め続けている。シモン・ケールについて、セヴィージャが歩を進めることを待っているフェネルバフチェは、条件さえ整えば、早々に移籍を実現させることを望んでいる。



ガラタサライ、新シーズンに向けて始動(TRT 19. 7. 3)

ファーティフ・テリム監督(ヒュリエット紙)  昨季のチャンピオン、ガラタサライが、2019‐20シーズンに向け始動した。

 ガラタサライが行った発表によると、選手たちは、ファーティフ・テリム監督指揮下、フロリヤ・メティン・オクタイのクラブハウスに集合した。選手たちは、明日と7月5日(金)に、メディカルチェックを受けることになっている。
 7月14日(日)までは、イスタンブルで準備を続けるガラタサライは、その後、2日間の休暇を経て、7月17日(水)には、キャンプを行なうために、オーストリアのチロル州ゼーフェルト町に向かう。当地で、1週間のキャンプを行ったあと、7月23日(火)に、トルコに戻ってくる予定となっている。
 なお、ガラタサライが、シーズン前に行う試合の相手クラブに関しては、今後、明らかにされるだろう。



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