FUTBOL HABERLERI サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、


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トラブゾン・スポル、アンタルヤ・キャンプを打ち上げる(ファナティック紙 22.12.10)

アブドラハ・アヴジュ監督(スター紙)  トラブゾン・スポルが、本日、コジェリでカスムパシャと行う練習試合に向けての準備を、アンタルヤでのキャンプで打ち上げた。

 2022W杯のために生まれたブレイク期間に、アンタルヤでキャンプを張っていたトラブゾン・スポルが、当地での最後の練習を行い、キャンプを打ち上げた。トラブゾン・スポルの選手たちは、アブドラハ・アヴジュ監督指揮下で行った朝の練習では、パス練習、5:2でのボールを奪い合い練習、広いコートを使ったプレーの確認、そして、練習試合を行った。
 トラブゾン・スポルは、本日、コジェリで、カスムパシャと、午後6時から練習試合を行う。その後、選手団は、トラブゾンに戻り、トルコ・リーグ第15節で対戦するフェネルバフチェ戦に向けての準備に入る。



そして、正式な交渉が始まった! サメト・アカイドゥン、フェネルバフチェへ(スター紙 22.12. 9)

サメト・アカイドゥン  サメト・アカイドゥン獲得に、フェネルバフチェが動き出した。フェネルバフチェは、この間、追いかけている大活躍のストッパーであるサメト・アカイドゥンの獲得に向けた、正式な交渉を始めた。

 1月の移籍解禁期間に、ストッパーの補強を行いたいフェネルバフチェから、サメト・アカイドゥン獲得の動きがあった。フェネルバフチェが、サメト・アカイドゥンの所属するアダナ・デミル・スポルと交渉の席に着いたのだ。

                 正式な交渉が始まった

 28歳になっているサメト・アカイドゥン獲得に動いているフェネルバフチェが、アダナ・デミル・スポルと、正式な獲得交渉を始めた。両者の間で、移籍金の交渉が行われている。アダナ・デミル・スポルでの活躍で、トルコ代表にも選ばれたサメト・アカイドゥンは、ガラタサライも追いかけているという。

                 アダナ・デミル・スポルとの契約は2024年まで

 今季、アダナ・デミル・スポルで13試合に出場し、1ゴール1アシストを記録して、スコアに関わっている。また、市場価格が250万EUROとされるサメト・アカイドゥンは、アダナ・デミル・スポルとの契約は2024年まである。



ガラタサライ、キャンプ参加メンバーを発表(スター紙 22.12. 8)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  2022W杯で生まれたブレイク期間に、準備を、アンタルヤで続けようと考えているガラタサライが、そのキャンプへの参加メンバーを発表した。

 2022W杯のために生まれたトルコ・リーグのブレイク期間に、ガラタサライは、12月8日〜16日に、アンタルヤのジュリナン・ベレクでキャンプを張る。このキャンプ期間中に、2試合の練習試合を組んでいるガラタサライは、12月10日(土)にはアダナ・デミル・スポルと対戦する。そして、ガラタサライの2つ目の練習試合では、12月16日(金)に、フランスのトゥールーズと対戦する。
 ガラタサライのアンタルヤ・キャンプ参加が明らかになった。治療を受けているセルジオ・オリヴェイラと、W杯参加組の選手たちは、キャンプが始まってから合流すると言われている。

                 ガラタサライのキャンプ参加メンバー

 レオ・デュボア、パトリック・ファン・アーンホルト、マティアス・ロス、フレドリク・ミットシエ、ケレム・アクテュルコウル、ユヌス・アクギュン、ベルカン・クトゥル、アタカン・オルドゥ、エムレ・タチュデミル、バフェットィンビ・ゴミス、ミロト・ラシツァ、ユスフ・デミル、オカン・コジュク、エミン・バイラム、アブドゥルケリム・バルダクチュ、ベクナズ・アルマズベコフ、ジャンカト・ユルマズ、バルシュ・アルペル・ユルマズ、バラン・デミロウル、アリ・イエシルユルト、ジャネル・ドーアン、バラン・アクサカ、ジュアン・マタ、ハムザ・アクマン、エフェ・アクマン、カズムジャン・カラタシュ、メテハン・バルタジュ、サーシャ・ボエ、エネス・エムレ・ブユック。



ユヌス・アクギュンの年俸は? ガラタサライが奮発(CNNトルコ 22.12. 7)

ユヌス・アクギュン(スター紙)  ガラタサライが、若きユヌス・アクギュンと、新たに4年契約に調印したことを発表した。ガラタサライが、年俸を奮発して、ユヌス・アクギュンと契約を結んだ。

 ガラタサライが明らかにした契約の詳細は、次のようなものだった。「我がクラブのユヌス・アクギュンとの契約に修正を加えて、契約を延長することで合意に達した。その合意によると、2022-23シーズンには13.650.000 TL、2023-2024シーズンには14.950.000 TL、2024-2025シーズンには17.200.000 TL、そして、2025-2026シーズンには19.750.000 TLの年俸を支払うことになる」。
 調印後、ユヌス・アクギュンは、「私は、ガラタサライで育った人間だ。だから、とってもハッピーだし、光栄に思っている。ガラタサライのユニフォームに袖を通すことを、いつも名誉だと思っている。W杯のため、一斉にブレイク期間に入ったけど、入らなかったら良かった? 確かに、良かったけどね、ま、文句はないけど。とにかく、我々の練習は、とってもうまくいっている。願わくは、我らの目標である優勝を遂げることだ」。
 22歳のユヌス・アクギュンは、今季、トルコ・リーグでは10試合、トルコ杯では1試合、併せて11試合の公式戦出場を記録している。



フェネルバフチェ、キャンプ参加メンバーを発表(TRT 22.12. 6)

ホルヘ・ヘスス監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、2022W杯のため生まれたブレイク期間を活用して、12月10日までアンタルヤで行うキャンプ参加メンバーを発表した。

フェネルバフチェで故障を抱えるルアン・ペレス、エズジャン・アリオスキ、ナズム・サンガレ、アルダ・ギュレル、エムレ・モル、ジョアン・ペドロ、エネル・ヴァレンシアとともに、個人練習を続けているアルタイ・バユンドゥルの名前はない。フェネルバフチェの発表で明らかになった、ホルヘ・ヘスス監督が選んだ24人の選手は、次の通り。
 エルトゥールル・チェティン、イルファン・ジャン・エーリバヤト、ムハッメド・ドーウカン、アッティラ・サライ、セルダル・アズィズ、グスタヴォ・エンリケ、マウリシオ・ロメズ、イーイト・エフェ・デミル、ユスフ・コジャテュルク、フェルディ・カドゥオウル、ブライト・オシャイ・サミュエル、ウィリアン・アロン、ミゲル・クレスポ、イスマイル・ユクセッキ、イサク・ヴラル、イルファン・ジャン・カフヴェジ、メルト・ハカン・ヤンダシュ、ミハ・ザイッチ、リンコン・エンリケ、ブルーマ、ディエゴ・ロッシ、ジョシュア・キング、ミシー・バチュハイ、セルダル・ドゥルスン。

                 試合予定

 アンタルヤ・キャンプ期間中に行われる、2回の練習試合は、次の通り。
  12月7日午後7時 対アランヤ・スポル(アランヤ・オバ・スタジアム)
  12月10日午後6時 対USサレルニターナ(アランヤ・オバ・スタジアム)



ベシクタシュ、ラシド・ゲザルで喜ぶ(ファナティック紙 22.12. 5)

ラシド・ゲザル(ファナティック紙) アッティバ・ハッチンソン(ファナティック紙) ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ(ファナティック紙)  W杯の間、練習を続けるベシクタシュは、その第2クールとして、アンタルヤでキャンプを張る。ベシクタシュが、このキャンプに帯同する顔触れを明らかにした。そのメンバーに、故障を抱えるラシド・ゲザルの名が入っている。

 ベシクタシュは、W杯の間、練習を続けている。その第1クールを、イスタンブルで始め、イスタンブル・スポルとカラギュムリュクとの練習試合を行ったベシクタシュは、その第2クールを、アンタルヤで行う。
 ベシクタシュは、このキャンプに向け動き出している、シェノル・ギュネシュ監督が、このキャンプに加わる選手名を明らかにした。そのメンバーに、ラシド・ゲザルが入っていることが、大きな関心を呼んでいる。足の指の骨折をして、このため、手術を受けたラシド・ゲザルが、このメンバーに入っていることで、大きな喜びに包まれている。
 また、これとは別に、この発表では、W杯にカナダ代表として参戦したアッティバ・ハッチンソンと、カメルーン代表としてピッチに立ったジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥは、12月8日(木)からキャンプに加わるとなっている。



アルタイ・バユンドゥルから悪い知らせ! キャンプに間に合うのか?(アクシャム紙 22.12. 4)

アルタイ・バユンドゥル(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェのアルタイ・バユンドゥルが、腰痛のために、注射治療、及び高周波治療を受けるため、リハビリテーションが終わってから、アンタルヤ・キャンプに加わることが告知された。

 フェネルバフチェが、アルタイ・バユンドゥルの健康状態に関して、次のような発表を行った。「フェネルバフチェのAチームの主将の任にあるアルタイ・バユンドゥルが、この間、症状を訴えていた腰痛のため、本日、注射治療、及び高周波治療を受けた。そのリハビリテーション期間が過ぎてから、アンタルヤ・キャンプに参加することになる」。



フェネルバフチェ、ルアン・ペレスが復帰(CNNトルコ 22.12. 3)

ルアン・ペレス(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、W杯で生まれたブレイク期間での練習を、昨日も続けた。

 ジャン・バルトゥ・グランドで、ホルヘ・ヘスス監督指揮下行われた練習は、まずは、屋内でのウェートトレーニング、及び、耐久力アップの練習で始まった。その後、ピッチに入った選手たちは、ランニング、ウォーミングアップ、そして、コーディネーショントレーニングに移って行った。練習は、更に、パス練習と続いた。そして、戦術練習と個人練習で、この日の練習を打ち上げた。なお、この日の練習には、故障が癒えたルアン・ペレスが、最初の部分では、チームに合流して練習を行っていた。また、エネル・ヴァレンシアが、エクアドル代表が、W杯で敗退したあと、既に、イスタンブルに戻ってきている。



フェネルバフチェ、ジョアン・ペドロについての発表(ヒュリエット紙 22.12. 2)

ジョアン・ペドロ  フェネルバフチェが、ラジョ・ヴァジェカーノを3:1でくだした一戦で、膝を傷めたジョアン・ペドロの故障の具合について発表した。

 フェネルバフチェは、ラジョ・ヴァジェカーノ戦で故障を発生させたジョアン・ペドロは、膝とともに、足首に、大きな浮腫と外傷が確認されたと明らかにした。
 クラブ側の発表には、「判っているのは、膝と足首に大きな浮腫と外傷を確認できること。直ちに、治療を始められたジョアン・ペドロの状態は、浮腫がなくなるようになったときに行われることになる検査で明らかになるだろう」となっている。



ガラタサライ、マウロ・イカルディの衝撃! 練習中に故障発生(フォトマッチ紙 22.12. 1)

マウロ・イカルディ(ファナティック紙)  2022W杯で生まれたブレイク期間を活用して練習を続けるガラタサライが、故障者で揺れている。マウロ・イカルディが、筋肉の痛みが出たため、練習を半ばで切り上げたのだ。

 右脚裏上部筋肉に痛みが出たマウロ・イカルディが、昨夜の練習を、半ばで切り上げた。アルゼンチン人選手マウロ・イカルディの状態は、MR検査を受けた後に明らかになるだろう。
 ガラタサライの練習は、朝はウエイトトレーニングを行っていたが、夜の練習は、ボールを使ったウォーミングアップから始まった。オカン・ブルク監督指揮下で行われたこの練習、3組に分かれての、5:2でパス練習を行ったのに続き、4チームに分かれての練習試合で打ち上げた。ガラタサライは、本日は、午前11時から練習を続けることになっている。



トラブゾン・スポル、アンタルヤ・キャンプ参加メンバーを発表、3名の若手を含む!(CNNトルコ 22.11.30)

アブドラハ・アヴジュ監督(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルは、W杯で生まれたブレイク期間に続けている練習の第2クールを行うために、アンタルヤに移動した。アブドラハ・アヴジュ監督は、このキャンプに、U19から3名の若い選手を帯同した。

 トラブゾン・スポルは、トラブゾンで行っていたキャンプの第1クールを打ち上げた。一昨日は休暇が与えられていた選手たちは、昨日の午後0時30分発の特別機で、キャンプ地のアンタルヤに移動した。
 アンタルヤに帯同する選手は、アブドラハ・アヴジュ監督から明らかにされたが、その内に3名の若い選手が含まれている。トラブゾンでの練習で、Aチームとともに練習を行ったU19の選手の中から、FWのポイラズ・ユルドゥルム、左サイドバックのアリフ・ボシュルク、右サイドバックのジャネル・ウズンが、その3名だ。なお、Aチームで休暇が与えられていた選手も、アンタルヤ・キャンプでチームに合流する。
 トラブゾン・スポルは、昨日から始まったアンタルヤ・キャンプは、12月9日(金)まで続く。この10日間続くキャンプで、12月3日(土)午後4時から、イングランドのチャンピオンシップに所属するハル・シティと、12月7日(水)午後7時から、イングランド・プレミアリーグ所属のクリスタルパレスと練習試合を行う予定だ。

                 30名から成るキャンプ帯同メンバーは、次の通り

 ウーウルジャン・チャクル、ムハメット・タハ・テペ、カーアン・モラダオウル、ハカン・アイドゥン、ヴィトール・フーゴ、ステファノ・デンスヴィル、ヒュセイン・テュルクメン、タハ・アルトゥカルデシュ、エレン・エルマル、マノリス・シオピス、ドーウジャン・ハスポラト、マレク・ハムシク、ジャン・フィリップ・グバミン、エニス・バルディ、アブドゥルカディル・オミュル、アナスタシオス・バカセタス、ムンタシル・ラフティミ、ユスフ・エルドーアン、ユスフ・ヤズジュ、マフムード・トレゼゲ、ジャニニー・セメド、ウムト・ボゾク、ナジ・ウニュヴァル、エディン・ヴィスチャ、ケレム・シェン、ブルーノ・ペレス、エムレハン・ゲディクリ、ポイラズ・ユルドゥルム、アリフ・ボシュルク、ジャネル・ウズン。



ガラタサライ、練習試合日程、発表(スター紙 22.11.29)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  2022W杯のために生まれているブレイク期間に、ガラタサライが、アンタルヤ・キャンプで、アダナ・デミル・スポルとトゥールーズとの練習試合を行う。

 W杯のために生まれているブレイク期間にアンタルヤでキャンプを張っているガラタサライが、当地での練習試合計画を発表した。ガラタサライは、12月10日にアダナ・デミル・スポルと、12月16日にトゥールーズと対戦する。

                 ガラタサライの発表は、次の通り

 W杯で生まれたトルコ・リーグのブレイク期間に、本クラブは、12月8〜16日の間、アンタルヤでキャンプを張る。このキャンプ期間中に行う試合日程は、次の通り。
 12月10日午後8時、対アダナ・デミル・スポル(マルダン・スタジアム)
 12月16日午後5時、対トゥールーズ(マルダン・スタジアム)



トラブゾン・スポルのアンタルヤ・キャンプ、火曜日からスタート(フォトマッチ紙 22.11.28)

アブドラハ・アヴジュ監督(ハベル・テュルク紙)  トラブゾン・スポルは、W杯で生まれたブレイク期間を活用して、アンタルヤで練習を続ける。そして、当地で、ハル・シティとクリスタルパレスと練習試合を行う予定だ。

トラブゾン・スポルが、2022W杯開催のために生じたブレイク期間を活用して、練習を、アンタルヤで続ける。メフメット・アリ・ユルマズ・グランドに、11月21日に集合して始めた練習の第1クールを、昨日打ち上げたトラブゾン・スポルは、1日、休暇を与えられた。そして、火曜日には、アンタルヤのベレクに集合して、キャンプに入ることになっている。このキャンプは、12月9日まで続けられることになっている。このアンタルヤ・キャンプ期間中、トラブゾン・スポルは、イングランドのハル・シティとクリスタルパレスとの練習試合を計画している。なお、トラブゾン・スポルは、アンタルヤ・キャンプ以後、12月10日には、コジェリで、カスムパシャとの練習試合も組んでいる。



ガラタサライ、トルコ人ストッパーを探す(TRT 22.11.27)

サメト・アカイドゥン ジェンク・オズカジャル  ガラタサライは、移籍解禁期間に、ディフェンスの強化を図ろうとしている。そのストッパー探しは、候補を2人に絞っているところだ。

 ガラタサライが、1月に、ディフェンス面の強化を考えている。オカン・ブルク監督が、ストッパーで、トルコ人選手でローテーションが組めるようになる層の厚さを願っているのだ。ストッパーに、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュという2人を活用しているガラタサライは、選択の幅を増やすことを狙っているのだ。ストッパー探しを続けるガラタサライは、その候補を、2人に絞ってきている。アダナ・デミル・スポルのサメト・アカイドゥン、ヴァレンシアのジェンク・オズカジャルがリストアップされている。ガラタサライは、アダナ・デミル・スポルに対し打診をすることになろう。そして、移籍に必要な額に応じて、決断を下すことになるだろう。今季開幕前に、リヨンからヴァレンシアへ移籍したジェンク・オズカジャルは、新たな移籍先では望しい日を過ごせていない。ヴァレンシアでは、僅かに3試合の出場しかしていないのだ。22歳のジェンク・オズカジャルは、ガラタサライでプレーすることには、熱い視線を注いでいるを言われている。



合意なる! ソフィアン・フェグリが、トルコ・リーグに帰って来る(スター紙 22.11.26)

ソフィアン・フェグリ(フォトマッチ紙)  昨夏、ガラタサライを去ったソフィアン・フェグリが、トルコ・リーグに帰って来る。ガラタサライを離れたあと、カスムパシャと交渉に入っていたソフィアン・フェグリだが、カラギュムリュクと合意に達したのだ。

 ガラタサライとの契約が満了したあと、フリーになっていたソフィアン・フェグリが、トルコ・リーグに留まることになった。ガラタサライを去ったあと、カスムパシャと交渉に入っていた32歳のソフィアン・フェグリは、他のイスタンブルのクラブ、カラギュムリュクと合意に達した。カラギュムリュクは、アルジェリア人選手ソフィアン・フェグリの獲得を、近日中に、正式に発表するものと思われる。ソフィアン・フェグリは、移籍が発表されても、カラギュムリュクでは、移籍解禁期間になってからプレーを始めることになる。なお、カラギュムリュクは、既に、ベシクタシュを去り、フリーになっていたアデム・リャイッチも獲得している。



ベシクタシュ、11日ぶりに始動(CNNトルコ 22.11.25)

シェノル・ギュネシュ監督(ファナティック紙)  ベシクタシュが、W杯で生まれたトルコ・リーグのブレイク期間を利用しての準備を、10日の休暇を終え、昨夜、開始した。

 BJKネヴザト・デミル・グランドで、シェノル・ギュネシュ監督指揮下で行われた練習で、コンディション調整、及び、戦術練習が行われた。練習は、ウォーミングアップを兼ねたランニング、サーキットトレーニング、ストレッチで始まった。パス練習、ミニゲームが、それらに続き、ランニングを最後に、練習を切り上げた。
 ベシクタシュは、本日も、午前11時からと午後5時からの練習を組んでいる。シェノル・ギュネシュ監督は、本日午後3時より、記者会見を行う予定だ。なお、夕方の練習は、マスコミに公開して行われる。



ベシクタシュを離れたタイラー・ボイド、シワス・スポルと合意(ファナティック紙 22.11.24)

タイラー・ボイド(ファナティック紙)  ベシクタシュとの契約を解除して、シワス・スポルと合意に達したタイラー・ボイドは、前後半の間に、シワス・スポルに正式に加入する。タイラー・ボイドは、2年契約に調印するものと思われる。

 シワス・スポルが、かつて、ベシクタシュからレンタルで獲得したことのあるタイラー・ボイドを、今度は、正式な形で獲得することになる。今季当初、ベシクタシュからレンタルでの獲得を目指して交渉が行われていたが、タイラー・ボイド自身が、ベシクタシュへの残留を選んだ。しかし、ベシクタシュでは構想に入らず、シェノル・ギュネシュ監督就任後は、完全に戦力外となった。契約は、まだ続いていたにも拘わらず、交渉の結果、契約を解除することになったタイラー・ボイドは、こうして自由契約になった。前後半の間に、タイラー・ボイドをメンバーに加えたいシワス・スポルは、代理人との交渉の結果、確約を得たというわけだ。

                 ベシクタシュを満足させることはなかった

 レンタルで加入していたアンカラ・グジュで見せたプレーぶりを受け、ベシクタシュが、250万EUROの移籍金で獲得したタイラー・ボイドだったが、ベシクタシュでのプレーぶりは、全く満足のいくものではなかった。タイラー・ボイドは、所属クラブを変え、再び、注目される活躍を、このシワス・スポルで掴む好機と考えている。



ガラタサライ、左サイドバック探し(TRT 22.11.23)

パトリック・ファン・アーンホルト(TRT) オマル・カンポス オカン・ブルク監督(フォトマッチ紙)  ガラタサライが、1月の移籍解禁期間に、補強を考えている。左サイドバックの強化を考えるガラタサライは、選手を探している。

 ガラタサライで、補強活動が続けられている。ガラタサライは、1月の移籍解禁期間に、補強を考えているのだ。というのも、ガラタサライは、この移籍解禁期間に、パトリック・ファン・アーンホルトを放出することは、間違いないと看られている。このため、ガラタサライは、まずは、左サイドバックの強化をするものと考えられているのだ。エムレ・タシュデミルとカズムジャン・カラタシュがいるポジションには、外国人選手を獲得したいと考えている。その選手リストのトップに、オマル・カンポスの名が入っていると言われている。オカン・ブルク監督は、そのオマル・カンポスをメンバーに入れたいと切望しているということだ。20歳のオマル・カンポスは、メキシコ・リーグのサントス・ラグナでプレーしている。



カスムパシャ、セルチュク・イナン監督との調印式を行う(スター紙 22.11.22)

セルチュク・イナン新監督(アクシャム紙)  カスムパシャの監督に招請されたセルチュク・イナンの調印式が行われる。

 カスムパシャ側の発表では、調印式は、午後2時より、ケメルブルガズ・クラブハウスで行われる。現役引退後、ファーティフ・テリム監督のもと、ガラタサライでコーチの任にあったセルチュク・イナンは、カスムパシャで、初の監督職を務める。

                セルチュク・イナンのキャリア

 サッカー選手としてのキャリアを、2002年、チャナッカレ・ダーダネルスの下部組織で始めたセルチュク・イナンは、2006年にマニサ・スポルに移籍した。マニサ・スポルで、自身の能力を発揮したセルチュク・イナンは、2008年、200万EUROの移籍金で、トラブゾン・スポルに移籍した。そして、そのキャリアの頂点を、2011年に移籍したガラタサライで極めた。



トラブゾン・スポルに、セルカン・アサンから朗報(ファナティック紙 22.11.21)

アブドラハ・アヴジュ監督(アクシャム紙) セルカン・アサン(アクシャム紙)  アランヤ・スポル戦のあと、8日間の休暇が与えられたトラブゾン・スポルは、本日、練習を再開する。午後7時に、メフメット・アリ・ユルマズ・グランドに降り立つことになっている、11月29日まで、当地で練習を続け、その後、アンタルヤでの11日間のキャンプに入る。

 トルコ・リーグにできたブレイク期間に8日間の休暇を与えられたトラブゾン・スポルが、練習を再開する。アンタルヤで11日間のキャンプを張ることになっているトラブゾン・スポルは、11月29日にはトラブゾンに戻って来る。W杯に参戦しているイエンス・ラルセンとマクシ・ゴメス以外の全選手が、ベレクでのキャンプに参加する、アブドラハ・アヴジュ監督は、そのアンタルヤで、練習試合を2試合組む計画だ。

                  セルカン・アサンが戻ってくる

 ブルーノ・ペレスに次いで、トラブゾン・スポルのもう1人の右サイドバックの選手だったセルカン・アサンもまた、深刻な故障を負ってしまったが、そのセルカン・アサンが、1月にはピッチに戻ってきているだろう。昨季のアルタイ戦で膝の故障を発生させたセルカン・アサンは、治療は終わり、個別練習を続けている。そして、今季の後半戦にはプレーができると伝えられている。もう1人の故障者、ドルクハン・トコズは、今季絶望だ。



トルコ 2:1 チェコ(トルコ・サッカー協会公式HP 22.11.20)

オヌル・ブルト(左)(トルコ・サッカー協会公式HP) エネス・ウナル(左)を讃えるオザン・カバク(右)(NTV)  トルコ代表は、2023年5月に始まる2024欧州選手権予選グループリーグ戦に向けた準備のための試合第2戦で対峙したチェコ代表を、2:1でくだした。

 ガジアンテップ・カリョン・スタジアムで行われたこの試合、トルコ代表のゴールは、前半31分にエネス・ウナル、後半25分にハカン・チャラノウルが決めた。チェコ代表のゴールは、後半11分にヴァーツラフ・チェルニーが決めた。なお、この試合の冒頭5分の試合を裁いたのは、ジュネイト・チャクルだった。ジュネイト・チャクルは、この試合が引退記念試合だった。

                 試合経過

 前半9分、エレン・エルマルからのパスを、ゴール左斜め前で得たドーウカン・シニクがシュートを放つと、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同14分、ハカン・チャラノウルが、ペナルティエリアの外25mの距離からゴールマウスを捉えた強いシュートを放つと、GKパブレンカが倒れ込みながら、辛うじてコーナーキックに替えた。
 同31分、トルコ代表が先制した。ジェンギズ・ウンデルのスルーパスを、ペナルティーエリアで得たエネス・ウナルのシュートが、チェコ代表のゴールネットを揺らした。1:0。
 同34分、ジェンギズ・ウンデルが、ペナルティエリアのゴール右斜め前から枠を捉えたシュートを放ったが、GKパブレンカが、辛うじてクリアした。
 同35分、バラクのパスを、ペナルティーエリアのゴール左斜め前でボールを得たソウチェクの放ったシュートは、GKドーアン・アレムダルが防いだ。
 後半11分、チェコ代表が同点に追いついた。チェルニーが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前から枠を捉えた強いシュートを放つと、GKドーアン・アレムダルが、倒れ込みながら防ごうとしたが、ボールは、トルコ代表のゴールネットに収まってしまった。1:1。
 同21分、ペナルティーエリアの外でボールを得たジェンク・オズカジャルの放った強いシュートを、GKクーベックが、倒れ込みながら辛うじてコーナーキックに替えた。
 同22分、ペナルティーエリア内でボールを得たドーウカン・シニクが、狙いすましたシュートを放つと、GKクーベックが、辛うじて防いだ。
 同25分、トルコ代表が勝ち越した。ジェンギズ・ウンデルからのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たハカン・チャラノウルが強いシュートを放つと、ボールは転がりながらゴールインしたのだった。2:1。

【トルコ】ドーアン・アレムダル=サメト・アカイドゥン、オザン・カバク(後半15分:タイプ・タルハ・サヌッチ)、チャーラール・ソユンジュ(後半15分:ジェンク・オズカジャル)=オヌル・ブルト、ハカン・チャラノウル(後半35分:ベルカイ・オズジャン)、サリフ・オズジャン、エレン・エルマル=ジェンギズ・ウンデル(後半35分:イスマイル・ユクセッキ、エネス・ウナル(後半23分:ジェンク・トスン)、ドーウカン・シニク(後半23分:アルダ・ギュレル)



デレ・アリに関し、決断! 買い取りオプションは行使しない(スター紙 22.11.19)

デレ・アリ(ファナティック紙)  ベシクタシュが、今季、プレミアリーグのエヴァートンからレンタルで獲得したデレ・アリが、期待に応えられないでいる。そのため、ベシクタシュは、買い取りオプション権を行使しないだろうと言われている。

 ベシクタシュが、夏の移籍解禁期間に、買い取りオプション権について交渉を続け、シーズン終了後に比べ、冬の移籍解禁期間での移籍金を200万EURO低く押さえるという契約になったデレ・アリが、期待に応えれず、失望を誘っている。冬だと600万EURO、シーズン終了後だと800万EUROとなる移籍金となる買い取りオプションの内容だが、冬の移籍解禁期間には、その権利を行使しないと考えられている。シーズン終了時まで、変化を観察して、プレーの質の向上が看られた場合、改めて、オプション権について検討することになるだろう。ベシクタシュ入団後、トルコ・リーグには7試合、トルコ杯には1試合の出場記録を残しているデレ・アリは、各々、1得点を決めている。



フェルディ・カドゥオウル、代表メンバーから外れる(スター紙 22.11.18)

フェルディ・カドゥオウル(TRT)  スコットランド代表との親善試合で故障を発生させ、途中交替をしたフェルディ・カドゥオウルが、トルコ代表のメンバーから外れたことが発表された。

 トルコ・サッカー協会の発表では、スコットランド代表戦で故障を発生させ、途中交替を余儀なくされたフェルディ・カドゥオウルが、チェコ代表と行う、11月19日の親善試合のメンバーから外れたことに触れ、「フェネルバフチェ所属のフェルディ・カドゥオウルは、本日行ったMR検査の結果、右脚に内出血があることが判り、チェコ代表戦に出場することは難しいと判明した。このため、フェルディ・カドゥオウルに対する処置は、クラブに戻り続けられることが妥当と判断した」となっている。



トルコ 2:1 スコットランド(トルコ・サッカー協会公式HP 22.11.17)

チャーラール・ソユンジュ(左)(トルコ・サッカー協会公式HP) オザン・カバク(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表が、親善試合で対峙したスコットランド代表を、2:1でくだした。ディヤルバクル・スタジアムで行われたこの試合、トルコ代表のゴールは、前半40分のオザン・カバクと、後半4分のジェンギズ・ウンデルが決めたものだった。スコットランド代表のゴールは、後半17分にジョン・マッギンが決めた。なお、トルコ代表は、親善試合2試合目として、11月19日(土)に、ガジアンテップでチェコ代表と対戦する。

                 試合経過

 前半6分、ハカン・チャラノウルが、約25mの距離から、枠を捉えた強烈なシュートを放つも、GKゴードンが、際どく倒れ込みながらもコーナーキックに替えた。
 同17分、オルクン・キョクチュからのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得て、GKと1対1となったジェンギズ・ウンデルがシュートを放つと、ディフェンスがチェックに入りコーナーキックに替わった。
 同18分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティーエリア内で、そのボールに合わせて、オザン・カバクがヘディングシュートを試みた。だが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同35分、ロバートソンが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内でディケスがヘッドで合わせたが、ボールは、僅かに枠を捉えられず、外に出て行ってしまった。
 同37分、スピードに乗った攻撃で、ゴール左斜め前からペナルティーエリア内へとボールを持ち込んだエレン・エルマルが、強いシュートを放つも、GKゴードンが、際どく足を使いコーナーキックに替えた。
 同40分、トルコ代表が先制した。ハカン・チャラノウルが、右サイドから蹴ったフリーキックに対し、PKポイント上で、オザン・カバクがヘッドで合わせると、スコットランド代表のゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 後半4分、トルコ代表が、点差を2と拡げた。ゼキ・チェリクからのパスを、ゴール右斜め前で得て、更にペナルティーエリア内へと持ち込んだジェンギズ・ウンデルが狙いすましたシュートを放つと、これが決まったのだった。2:0。
 同8分、ジェンギズ・ウンデルからのパスをペナルティエリア内で受けたジェンク・トスンが放ったシュートは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同17分、スコットランド代表が、点差を1に縮めた。ロバートソンからのパスを、中盤やや前寄りで受け、ペナルティーエリア内へと持ち込んだマッギンが、ゴール左斜め前から放った強烈なシュートが、トルコ代表のゴールネットを揺らしたのだった。2:1。
 同32分、ジェンギズ・ウンデルが、ディフェンスの裏に放り込んだボールを、ペナルティーエリア内で得たエネス・ウナルがシュートを放つと、GKゴードンが、倒れ込みながら、これをパンチングで防いだ。そして、更に、ディフェンダーが大きくクリアしてしまった。

【トルコ】ウーウルジャン・チャクル=チャーラール・ソユンジュ、オザン・カバク、ジェンク・オズカジャル=ゼキ・チェリク、イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半36分:ケレム・アクテュルコウル)、オルクン・キョクチュ(後半1分:サリフ・オズジャン)、フェルディ・カドゥオウル(前半34分:エレン・エルマル)=ジェンギズ・ウンデル(後半36分:イスマイル・ユクセッキ)、ジェンク・トスン(後半24分:エネス・ウナル)、ハカン・チャラノウル(後半24分:デニズ・トゥルチ)



トラブゾン・スポルのキャンプ日程が明らかに(フォトマッチ紙 22.11.16)

アブドラハ・アヴジュ監督(TRT)  トラブゾン・スポルは、2022W杯のため生じる、トルコ・リーグのブレイク期間に、キャンプを張る予定だ。クラブ側の発表によると、アンタルヤでキャンプを張るということだ。

 トラブゾン・スポルが、2022W杯のため生じる、トルコ・リーグのブレイク期間に行うキャンプの概要が明らかになった。クラブ側が行った発表は、次の通り。「11月21日(月)に、メフメット・アリ・ユルマズ・クラブハウスに集合した選手たちは、その日の午後7時から、最初の練習を行う。1週間、トラブゾンで練習を行ったのち、11月29日(火)にアンタルヤに移動して、ベレクで、練習を続ける。そして、12月9日(金)に、このキャンプを打ち上げる」。



トルコ代表、スコットランド代表戦に向けた準備を始めた(スター紙 22.11.15)

シュテファン・クンツ監督(スター紙)  親善試合で、スコットランド代表と対峙するトルコ代表が、それに向け準備を始めた。

 トルコ代表は、この水曜日にディヤルバクルで行われるスコットランド代表との親善試合に向け、リヴァにあるハサン・ドーアン代表合宿&トレーニング施設での練習で、準備を始めた。トルコ代表のシュテファン・クンツ監督指揮下で、冒頭の30分間を報道陣に公開された練習は、ウォーミングアップで始まった。ハーフコートを使ったパス練習を、それに続けて行い、戦術練習で終えた。
 このトルコ代表には、エミルハン・イルクハン、アルダ・ギュレル、サメト・アカイドゥン、タイップ・タルハ・サヌッチという初召集の顔がある。メフメット・ゼキ・チェリクとオヌル・ブルトは、屋内で練習を行っていた。昨日、試合に出場していたハカン・チャラノール、ジェンギズ・ウンデル、オルクン・キョクチュ、エネス・ウナルは、練習には姿がなかったが、この合宿に、今夜、合流する予定だ。
 トルコ代表は、明日の午後2時30分、試合地のディヤルバクルに移動する。そして、試合前の最後の練習を、試合会場のディヤルバクル・スタジアムで、午後7時に行うことになっている。



カイセリ・スポル 1:2 コンヤ・スポル(ベイン・スポル 22.11.14)

マメ・デューフ(左)を讃える(コンヤ・スポル公式Twitter) マジド・ホセイニ(左)ブルーノ・パズ(右)(カイセリ・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第14節で、カイセリ・スポルが、ホームに迎えたコンヤ・スポルに1:2で敗れた。

 この試合の前半の前半で、大きな動きが見られたが、ゴールの幕開けは、カイセリ・スポルが、前半8分、エムラー・バシャンのアシストを受け、マジド・ホセイニが記録した。1:0とリードを許したコンヤ・スポルだったが、早々にお返しのゴールを決めた。同9分、ストッパーのフランシスコ・カルヴォが同点ゴールを決めたのだ。相次ぐゴールのあと、バランスのとれた試合運びとなったが、同22分、ロングボールに反応して動いたズィメル・ビティキが、スピードに乗ってペナルティーエリア内へ入ると、カイセリ・スポルの選手とマッチアップとなり、ピッチに倒れたが、主審は、試合の続行を指示した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、PKを与えられたコンヤ・スポルは、このPKを、マメ・デューフが決め、コンヤ・スポルが逆転した。前半は、同点のまま終わり、迎えた後半は、バランスの取れた試合展開だったが、終盤になり、カイセリ・スポルが、コンヤ・スポル陣内に攻め寄せた。しかし、それは、結果には繋がることはなく、試合は、アウェーのコンヤ・スポルが制することになった。この結果、6試合ぶりに勝利に手が届いたコンヤ・スポルは、勝ち点を24に伸ばしたのに対し、6試合ぶりに敗戦を喫したカイセリ・スポルは、同23に留まった。

                 好機となった場面

 前半8分、カイセリ・スポルが先制した。右コーナーキックを、エムラー・バシャンが蹴り、それに合わせて、ペナルティエリアにいたマジド・ホセイニがヘディングシュートを放つと、コンヤ・スポルのゴールネットが揺れた。1:0。
 同9分、コンヤ・スポルが、同点に追いついた。左サイドで得たフリーキックを、ギレルメが蹴り、ペナルティーエリアへと放り込むと、フランシスコ・カルヴォが、それに合わせて放ったヘディングシュートが決まったのだった。1:1。
 同19分、ズィメル・ビティキが、ペナルティエリア内で、エムラー・バシャンのチェックを受け、ピッチに倒れたが、主審は、プレーの続行を命じた。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認後、主審はPKを指示した。このPKを、マメ・デューフがゴールに替えた。1:2。
 後半8分、カイセリ・スポルの攻撃で、左サイドでボールを得たベルナール・メンサーが、ペナルティーエリアの外からシュートを試みると、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。ペナルティーエリア内で、このボールを得たエムラー・バシャンがシュートを放ったが、ボールは、相手選手に当たり、コーナーキックに替わった。
 同25分、ズィメル・ビティキが、左タッチライン際から内へとボールを入れると、ペナルティーエリア内にいたオーウルジャン・ウリュギュンが、それに合わせて、強いシュートを放った。だが、ボールは、上のバーに当たり、ピッチに跳ね返されてしまった。

【カイセリ・スポル】ビラル・ベヤズィット=オヌル・ブルト、ディミトリス・コロヴェツィオス(後半35分:イルハン・パルラク)、マジド・ホセイニ、リオネル・キャローレ=グスタヴォ・カンパナロ(後半16分:アリ・カリミ)=エムラー・バシャン(後半35分:マネ・カルロス)、オリヴィエ・ケメン(後半26分:ギョクハン・サズダー)、ベルナール・メンサー、マメ・ティアム(後半16分:ムスタファ・ペクテメク)=マリオ・ガヴラノヴィッチ
【コンヤ・スポル】イブラヒム・セヒッチ=アフメット・オウズ、ウーウルジャン・ヤズグル、フランシスコ・カルヴォ、ギレルメ・シチャ=アミル・ハジャフメトヴィッチ=コンラド・ミチャラク(後半33分:アミルトン)、ブルーノ・パズ(後半20分:オーウルジャン・ウリュギュン)、ソネル・ディクメン(後半45分:カフラマン・デミルタシュ)、ズィメル・ビティキ(後半45分:ロベルト・ムリッチ)=マメ・デューフ



フェネルバフチェ 1:2 ギレスン・スポル(CNNトルコ 22.11.13)

リヤド・バジッチ(左)アッティラ・サライ(右)(ヒュリエット紙) ボルハ・サインス(ギレスン・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第14節で、首位のフェネルバフチェが、ホームに迎えたギレスン・スポルに、1:2で敗れてしまった。この試合の前半41分には、ジョアン・ペドロがレッドカードをもらった試合だった。これで、フェネルバフチェの連勝は、5で止まった。

 W杯のため生まれるトルコ・リーグのブレイク期間前最後の節で、フェネルバフチェが、ホームにギレスン・スポルを迎えた。フェネルバフチェは、前半19分、エネル・ヴァレンシアがPKを決め、1:0と先制した。だが、同41分、ジョアン・ペドロが、この日2枚目のイエローカードをもらい、フェネルバフチェは10人になってしまった。ギレスン・スポルは、人数の減ったフェネルバフチェを相手に、後半26分と38分に生まれたボルハ・サインスのゴールで、1:2と勝ち越した。そして、試合は、そのスコアのまま終わりを迎えた。
 この試合を、1:2で落としたフェネルバフチェの連勝記録は5で潰えた。このため、フェネルバフチェは、トルコ・リーグの今シーズン前半を、勝ち点29で終えることになった。一方のギレスン・スポルは、同15に伸ばしたのだった。

                 試合経過

 前半16分、中盤の左サイドで、相手選手よりボールを奪い取ったボルハ・サインスが、ペナルティーエリア手前まで進み、ディフェンスの裏に走り込んだセルジーニョにボールを出した。GKと1対1となったセルジーニョは、シュートを放ったが、アルタイ・バユンドゥルが、これをコーナーキックに替えた。
 同18分、中盤で得たボールを持ち、連続的なフェイントでペナルティエリアまで持ち込んだフェルディ・カドゥオウルが、ラモン・アリアス・クインテロスのチェックを受けピッチに倒れると、アルダ・カルデシュレル主審がPKを指示した。
 同19分、フェルディ・カドゥオウルが倒されて得たPKをエネル・ヴァレンシアが蹴り、ボールは、GKが跳んだと逆方向のゴールネットを揺らし、フェネルバフチェが先制した。1:0。
 同40分、中盤でボールと奪い合いになったとき、ジョアン・ペドロの執ったアクションが咎められ、この日2枚目のイエローカードが出され、ジョアン・ペドロが退場処分となった。
 同24分、左サイドからフリーキックが蹴られると、ペナルティーエリア内にいたアルペル・ウルダーが、それに合わせてヘディングシュートを放った。だが、セルジーニョが触れる前に、ディフェンダーが、際どいところでボールコースに入り、危機を回避した。
 同26分、アルペル・ウルダーが、左サイドからゴールエリアに向けセンタリングを入れると、セルダル・アズィズがクリアしようとしたボールが、ボルハ・サインスの前に転がった。そのボルハ・サインスが、そのボールを捉え、強いシュートを放つと、これが、フェネルバフチェのゴールネットに突き刺さったのだった。1:1。
 同38分、セルダル・アズィズが、ペナルティエリア手前でバックパスを出したとき、バランスを欠き、そのため、ボールを得たボルハ・サインスが、GKをフェイントでかわし、ゴール右斜め前から、がら空きとなったゴールマウスに蹴り込み、この日2点目を記録した。1:2。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、セルダル・アズィズ、アッティラ・サライ、エズジャン・アリオスキ(後半34分:セルダル・ドゥルスン)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半34分:エムレ・モル)、ウィリアン・アロン(後半41分:アルダ・ギュレル)、ミハ・ザイッチ(後半17分:ミゲル・クレスポ)、ディエゴ・ロッシ(後半17分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=エネル・ヴァレンシア、ジョアン・ペドロ
【ギレスン・スポル】オヌルジャン・ピリ=ギョルケム・サーラム(後半26分:ラフメトゥラー・ベリシュベク)、ラモン・アリアス・クインテロス、アレクシス・ペレス、アルペル・ウルダー=ヨルマン・カンプザーノ(後半45分:ムラト・ジェム・アクプナル)、ロベルト・メジア=セルジーニョ(後半ロスタイム1分:セルゲン・ピチンジオル)、ブランドリー・クワス(後半25分:ヴカン・サヴィチェヴィッチ)、ボルハ・サインス=リヤド・バジッチ(後半37分:オウルジャン・チャーラヤン)



アンカラ・グジュ 1:1 トラブゾン・スポル(CNNトルコ 22.11.12)

エムレ・クルンチ(左)アブドゥルカディル・オミュル(右)(アクシャム紙) イエンス・ラルセン(左)ヤシン・ギュレレル(右)(アンカラ・グジュ公式Twitter)  トルコ・リーグ第14節で対峙したアンカラ・グジュとトラブゾン・スポルは、4分間の間に生まれたゴールの応酬で、1:1で引き分けた。

 W杯のためできるトルコ・リーグのブレイク期間前最後の試合となったアンカラ・グジュとトラブゾン・スポルの一戦は、1:1の引き分けに終わった。トラブゾン・スポルが、後半25分、エニス・バルディのゴールで0:1と先制した。ホームのアンカラ・グジュは、同29分、トルガ・ジエルジがPKを決め、同点に追いついた。。そして、他のゴールは生まれず、試合は1:1の引き分けに終わった。トラブゾン・スポルは、この引き分けで、勝ち点を23に、アンカラ・グジュは同13とした。

                 試合経過

 前半10分、左サイドからマレク・ハムシクがセンタリングを入れると、ファーサイドにいたアブドゥルカディル・オミュルが、それに合わせてシュートを放ったが、ボールは、GKバハドゥル・ギュンギョルドゥが押さえた。
 同19分、エニス・バルディが蹴ったフリーキックのボールを、GKバハドゥル・ギュンギョルドゥがクリアしようとしたボールを得たエレン・エルマルが、それを捉えてシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半14分、トラブゾン・スポルのコーナーキックに対し、ディフェンスが、それをクリアしようとしたボールを、ペナルティエリア・ライン上で得たナジ・ウニュヴァルがシュートを放つも、ボールは、バーのかなり上を越えて外に出て行ってしまった。
 同25分、マクシ・ゴメスが、右サイドからグランダーのボールでセンタリングを入れると、そのボールを得たエニス・バルディが放ったシュートが、アンカラ・グジュのゴールネットを揺らした。0:1。
 同39分、アンカラ・グジュがコーナーキックを蹴ると、ペナルティーエリア内で混戦が生まれた。その際、トラブゾン・スポルのラルセンが、手を使ったことを咎め、主審はPKを指示した。このPKを、トルガ・ジエルジが蹴り、ゴールが生まれた。1:1。
 同ロスタイム6分、右サイドから内へと入れられたボールを捉えたソウがシュートを放つも、GKウーウルジャン・チャクルが、際どくコーナーキックに替えた。

【アンカラ・グジュ】バハドゥル・ギュンギョルドゥ=ケヴィン・マルクート、ウロス・ラダコヴィッチ、ニハド・ムジャキッチ、ヤシン・ギュレレル(後半35分:オウズ・ジェイラン)=トルガ・ジエルジ=エムレ・クルンチ(後半12分:ヘセ・ロドリゲス・ルイス)、タイラン・アンタルヤル(後半22分:ガヤス・ザヒド)、ペドリーニョ(後半35分:ラミネ・ディアク)、ジョルジ・ベリージェ(後半22分:アナスタシオス・チャツィジョヴァニス)=アリ・ソウ
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、マルク・バルトラ、ヴィトール・フーゴ(後半1分:ステファノ・デンスヴィル)、エレン・エルマル=ユスフ・ヤズジュ(後半1分:ジャニニー・セメド)、ジャン・フィリップ・グバミン(後半32分:ウムト・ボゾク)、マレク・ハムシク(後半32分:マノリス・シオピス)=アブドゥルカディル・オミュル(後半12分:ナジ・ウニュヴァル)、マクシ・ゴメス、エニス・バルディ



ベシクタシュの先発メンバー、明らかに(TRT 22.11.11)

シェノル・ギュネシュ監督(ファナティック紙)  ベシクタシュは、トルコ・リーグ第14節で、この日曜日に、アンタルヤ・スポルをホームに迎える。シェノル・ギュネシュ監督は、この戦いに向け、先発メンバーを固めにかかっている。

 ベシクタシュでは、アンタルヤ・スポル戦に向けての練習が続いている。シェノル・ギュネシュ監督は、W杯があるためできるブレイク期間前最後の一戦に送り出す先発メンバーを固めるのに苦労している。ディフェンスを担ってきたヴァレンティン・ロシエとアルトゥール・マスアクの故障が、首脳陣を困らせているのだ。GKには、メルト・ギュノクの起用となる。右サイドバックにはタイフル・ビンギョル、左サイドにはウムト・メラシュ、ストッパーは崩したくないと考える同監督は、タイップ・タルハ・サヌッチとロマン・サイスを選ぶことになるだろう。中盤は、サリフ・ウチャン、ゲドソン・フェルナンデス、ネジプ・ウイサルで構成することになると考えられる。同監督が、トルコ杯での戦いで見せたスリーバックで臨むなら、ネジプ・ウイサルはストッパーの任を担うことになるだろう。なお、ジョゼフ・デ・ソーサの故障は続いている。攻撃ラインでは、ボウト・ベグホルストとジェンク・トスンとともに、セリク市役所スポル戦で、そのプレーぶりに好感を持ったネイサン・レドモンドの起用がありうる。その場合には、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが控えに回ることになる。



オカン・ブルク監督、メンバーをいじらない(TRT 22.11.10)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  ガラタサライでは、バシャクシェヒル・スポル戦に向けての準備が続けられている。オカン・ブルク監督は、ダービーマッチで起用した先発メンバーを、ほぼいじらない考えと伝えられている。

 ガラタサライは、バシャクシェヒル・スポル戦に狙いを定めている。W杯でできるブレイク期間に、勝利を飾って臨みたいガラタサライは、先発メンバーを固めにかかっている。オカン・ブルク監督が、ダービーマッチで起用した先発メンバーを、ほぼいじらないつもりだと考えられている。GKには、フェルナンド・ムスレラを起用する。ストッパーの2人には、アブドゥルケリム・バルダクチュとヴィクトール・ネルソン。右サイドバックにはサーシャ・ボエ。左サイドバックには、エムレ・タシュデミルとカズムジャン・カラタシュとが、ユニフォームを争っている。ダービーマッチの先発メンバーをいじる気がない場合には、エムレ・タシュデミルの起用となる。中盤の2人は、ここ数節同様、セルジオ・オリヴェイラとルーカス・トレイラで構成。右サイドにはミロト・ラシツァ、左サイドについては、バルシュ・アルペル・ユルマズとケレム・アクテュルコウルのチョイスとなるだろう。トップ下には、ドリース・メルテンスを置くものと思われる。そして、ベシクタシュとのダービーマッチで、2ゴールを記録して、勝利を築き上げたマウロ・イカルディが、トップに置かれるだろう。



フェネルバフチェ、ギレスン・スポルに備えての練習、本日から始まる(アクシャム紙 22.11. 9)

ホルヘ・ヘスス監督(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグ第14節で、11月14日(土)に、ギレスン・スポルをホームに迎えるフェネルバフチェが、その準備を始めた。

 フェネルバフチェの明らかにしたところによれば、フェネルバフチェが、ジャン・バルトゥ・グランドで、ホルヘ・ヘスス監督指揮下、本日、1回練習を行った。シワス・スポル戦で先発メンバーに名を連ねた選手たちは、体力回復練習で打ち上げたということだ。それ以外の選手は、ピッチで、ランニング、ウォーミングアップ、合同トレーニングを行ったあと、戦術練習、個人練習を行い、練習を打ち上げたということだ。メルト・ハカン・ヤンダシュ、イルファン・ジャン・エーリバヤト、リンコン・エンリケ、グスタヴォ・エンリケは、個人練習を行っていたことが明らかにされた。フェネルバフチェは、明日に行う練習でも、準備を続けて行うことになっている。



フェネルバフチェ 1:0 シワス・スポル(フェネルバフチェ公式HP 22.11. 8)

エネル・ヴァレンシア(フェネルバフチェ公式HP) セルダル・アズィズ(左)マックス・グラデル(右)(シワス・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第13節で、シワス・スポルをホームに迎えたフェネルバフチェは、これを1:0でくだした。サポーターが、深い関心を寄せたウルケル・スタジアムでの一戦、フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、後半9分に、エネル・ヴァレンシアがPKを決めたものだった。

 これで5連勝を遂げることになり、勝ち点を29に伸ばしたフェネルバフチェは、首位を守った。そして、追走するクラブに、勝ち点で5差つけることになった。勝利に繋がるゴールを決めたエネル・ヴァレンシアは、これで、トルコ・リーグで12ゴール目となった。また、フェネルバフチェでは、ミシー・バチュハイが、後半3分、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となっている。
 カタールでのW杯があるため、トルコ・リーグはブレイク期間ができるが、その前の試合として、フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第14節で、11月12日(土)午後5時から、ギレスン・スポルとホームで対峙する。

                 試合経過

 前半1分、フェルディ・カドゥオウルが、右タッチライン沿いからセンタリングを入れると、ミゲル・クレスポがヘッドで合わせた。だが、GKが、両手で、このボールをキャッチした。
 同11分、左サイドで、ミゲル・クレスポからのパスを受けたエネル・ヴァレンシアが、背後を駆け上がるエムレ・モルにボールを送った。そのエムレ・モルが、GKをもフェイントでかわし、ゴールライン際まで進み、左足でシュートを放つも、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同27分、今度は、アウェーのシワス・スポルが危険な場面を作った。フェネルバフチェ陣内でのスローインのあと、セルダル・アズィズが大きくクリアできなかったボールが、サビアの前へと転がった。そのサビアが浮かし球でスルーパスを受けたヤタバレが、ループシュートを試みたが、GKアルタイ・バユンドゥルが、これをコントロールしてしまった。
 同28分、ヤタバレが、ディフェンスの裏にボールを放り込んだが、アルタイ・バユンドゥルが前に出て、危機が大きくなる前に防いだ。
 後半7分、フェネルバフチェがPKを獲得した。ゴール左斜め前で、イルファン・ジャン・カフヴェジのスルーパスに反応して動き出したエズジャン・アリオスキが、ペナルティエリア内へと入ると、その前を横切ったロビン・ヤルチュンにより倒された。それを咎めた主審がPKの裁定を下したのだった。
 同55分、このPKを、エネル・ヴァレンシアが蹴ると、ボールは左ゴールポスト近くを転がりながらゴールインしたのだった。
 同32分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、ミハ・ザイッチからのパスを受け、ペナルティーエリアへ向けドリブルで進んだ。そして、フェイントを使い、相手選手をかわしシュートを放ったが、ボールは、相手ディフェンスに当たり、コーナーキックに替わってしまった。
 同ロスタイム8分、中盤からボールを持ち前進したフェルディ・カドゥオウルが、ゴールマウスに向け浮き球で放ったシュートは、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。そして、試合は、ホームのフェネルバフチェが、1:0とリードを保ったまま終わった。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、セルダル・アズィズ、アッティラ・サライ、エズジャン・アリオスキ(後半38分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半38分:イスマイル・ユクセッキ)、ウィリアン・アロン、ミゲル・クレスポ(後半18分:ディエゴ・ロッシ)=エムレ・モル(後半18分:ミハ・ザイッチ)、ミシー・バチュハイ、エネル・ヴァレンシア(後半44分:ジョアン・ペドロ)
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=エルドーアン・イエシルユルト(後半16分:ハカン・アルスラン)、アーロン・アッピンダンゴエ、ジャネル・オスマンパシャ(後半39分:アフメッド・ムサ)、ズィヤ・エルダル=カデル・ケイタ(後半16分:クリントン・エンジ)=ディア・サバ(後半44分:カロル・アンギエルスキ)、ロビン・ヤルチュン(後半16分:ディミトリス・ゴウタス)、フレデリック・ウルフェシュタト、マックス・グラデル=ムスタファ・ヤタバレ



「トラブゾン・スポル対コンヤ・スポル」戦で、4ゴール、2PK、1枚のレッドカードが出たが、勝者は出なかった(ミリエット紙) 22.11. 7)

ヒュセイン・テュルクメン(左)ウチェ・イクペア(右)(コンヤ・スポル公式Twitter) トレゼゲ(左)アミル・ハジャフメトヴィッチ(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第13節で、トラブゾン・スポルとコンヤ・スポルが対峙した。興奮に包まれたこの一戦だったが、2:2の引き分けに終わった。コンヤ・スポルでは、この試合、ウチェ・イクペアズがレッドカードをもらい、退場処分となっている。

 トラブゾン・スポルが、トルコ・リーグ第13節で、コンヤ・スポルをホームに迎えた。この注目の一番は、シェノル・ギュネシュ・スポーツ複合施設で行われた。この難しい試合を裁いたのは、ゾルバイ・クチュックだった。そして、トラブゾン・スポルとコンヤ・スポルは、2:2と引き分けた。トラブゾン・スポルのゴールは、前半15分にアナスタシオス・バカセタスがPKを、同27分にトレゼゲがPKを決めたものだった。一方、コンヤ・スポルのゴールは、前半ロスタイム8分と後半9分に、マメ・デューフの決めたものだった。なお、後半37分には、コンヤ・スポルのウチェ・イクペアが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となっている。この結果、トラブゾン・スポルは勝ち点を22に、コンヤ・スポルは同21に伸ばした。トラブゾン・スポルは、次節、アンカラ・グジュとのアウェー戦を、また、コンヤ・スポルは、カイセリ・スポルとのアウェー戦を戦う。

                 試合経過

 前半10分、トラブゾン・スポルのコーナーキックが蹴られると、ペナルティーエリア内でボールに向かいジャンプを、トレゼゲとコンヤ・スポルのアディル・デミルバーが見せると、足を蹴られたトレゼゲがピッチに倒れ込んだ。ゾルバイ・クチュック主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、PKを指示した。
 同14分、トラブゾン・スポルは、このPKを、アナスタシオス・バカセタスが蹴り、ゴールを決めた。1:0。
 同24分、トラブゾン・スポルの攻撃で、ペナルティーエリアの手前にいたマレク・ハムシクが、ゴールマウスの右方向に向け、強烈なシュートを放つも、GKセヒッチが横っ飛びになり、これを外に出した。このスーパーなセーヴィングを見たトラブゾン・スポルのGKも、セヒッチに拍手を送っていた。
 同27分、トラブゾン・スポルがコーナーキックを蹴ると、相手ディフェンスから跳ね返されたボールを捉え、マレク・ハムシクがシュートを放った。そのボールが、コンヤ・スポルのミチャラクの手に当たったのを咎めたゾルバイ・クチュック主審は、PKを指示した。
 同27分、トラブゾン・スポルは、このPKを、トレゼゲが蹴り、これが成功し、点差を2と拡げた。2:0。
 同32分、ビトキが、ペナルティーエリアの外から、ゴールマウスの左側を狙ったシュートが放たれたが、ウーウルジャン・チャクルは、身体を伸ばしてパンチングで防いだ。
 同ロスタイム8分、トラブゾン・スポルのバルトラのパスミスにより、ペナルティーエリア手前でボールを得たマメ・デューフが、強いシュートを放ち、これが、トラブゾン・スポルのゴール左上隅に突き刺さった。2:1。
 後半2分、コンヤ・スポル陣内にいたグバミンが、ボールを、ペナルティエリア手前にいたアナスタシオス・バカセタスに出した。相手選手をすり抜けたアナスタシオス・バカセタスが、ペナルティーエリア左サイドから強いシュートを放つも、ボールは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同9分、ボールを持って、トラブゾン・スポルのペナルティーエリアへと前進していったアミル・ハジャフメトヴィッチが、ゴールライン際まで持ち込み、マメ・デューフにパスを出した。ボールは、ウーウルジャン・チャクルを超え、ゴール前にいたマメ・デューフに当たりゴールインしたのだった。2:2。
 同19分、トラブゾン・スポルのグバミンが、ペナルティエリアへと進んでいたウムト・ボゾクにパスを出した。そのウムト・ボゾクが、ペナルティーエリア内で、左サイドからゴールマウスに向けシュートを放つと、GKセヒッチが、身体を伸ばし、ボールを右側へとはじき返した。そこへ、右サイドからペナルティーエリア内へと入って来ていたユスフ・エルドーアンが、そのボールを捉えシュートを放ったが、ボールは枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同34分、中盤で前へ進んだグバミンが、左サイドにいたトレゼゲにパスを出した。ボールを受け、左サイドからペナルティエリア・ラインに向かったトレゼゲが、ペナルティエリアの外からシュートを放ったが、GKセヒッチが、コーナーキックに替えてしまった。そして、試合は、2:2の引き分けに終わったのだった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ヒュセイン・テュルクメン(後半14分:イエンス・ラルセン)、マルク・バルトラ、ヴィトール・フーゴ、ステファノ・デンスヴィル(後半22分:ジャニニー・セメド)=マレク・ハムシク(後半35分:エニス・バルディ)、ジャン・フィリップ・グバミン=アブドゥルカディル・オミュル(後半1分:ユスフ・エルドーアン)、アナスタシオス・バカセタス、トレゼゲ=マクシ・ゴメス(後半14分:ウムト・ボゾク)
【コンヤ・スポル】イブラヒム・セヒッチ=アフメット・オウズ(前半35分:セブライル・カラエル)、フランシスコ・カルヴォ、アディル・デミルバー、ギレルメ・シチャ=アミル・ハジャフメトヴィッチ、ソネル・ディクメン=コンラド・ミチャラク(後半35分:オーウルジャン・ウリュギュン)、ブルーノ・パズ(前半35分:ウチェ・イクペアズ)、ズィメル・ビティキ(後半39分:ウーウルジャン・ヤズグル)=マメ・デューフ



ガラタサライ 2:1 ベシクタシュ(イエニ・シャファク紙 22.11. 6)

マウロ・イカルディ(CNNトルコ) ウムト・メラシュ(左)バルシュ・アルペル・ユルマズ(右)(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第13節で、ガラタサライが、ホームに迎えたベシクタシュを、マウロ・イカルディのゴールで、2:1でくだした。この勝利で、ガラタサライは、勝ち点上では、ベシクタシュを抜き、更に、試合数が多い中だが、首位のフェネルバフチェとの勝ち点差を2とした。

 トルコ・リーグ第13節で、ガラタサライが、ホームにベシクタシュを迎えた。今節の大一番、ホームのガラタサライが、2:1で制した。ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、前半18分と後半14分に、マウロ・イカルディが決めた。ベシクタシュの唯一のゴールは、前半28分にジェンク・トスンが決めたものだった。これで、勝ち点3を得たガラタサライは、総勝ち点を24に伸ばしたのに対し、ベシクタシュは、同22に留まった。次節、ガラタサライは、アウェーでバシャクシェヒル・スポルと、ベシクタシュは、ホームでアンタルヤ・スポルと対峙する。

                 試合経過

 前半18分、ガラタサライが先制した。右サイドでボールを得たミロト・ラシツァが、強いボールでセンタリングを入れると、ファーサイドにいたバルシュ・アルペル・ユルマズが、ヘッドで背後にいたマウロ・イカルディに落とした。アルゼンチン人選手マウロ・イカルディは、そのボールを捉え、ダイレクトで強烈なシュートを放つと、ベシクタシュのゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。
 同28分、ベシクタシュが同点に追いついた。ゲドソン・フェルナンデスが、ガラタサライ陣中盤からフリーキックを蹴ると、ファーサイドにいたロマン・サイスが、ヘッドで落としたところ、背後にいたジェンク・トスンがヴォレーシュートを放ち、これがゴールインしたのだった。1:1。
 同34分、オリヴェイラが、ペナルティーエリアの外右サイドで得たフリーキックを、グランダーのボールで背後に蹴ると、いい状態で、その位置に走り込んだメルテンスが、ヒールで触れた。ボールが、ゴールマウスに向かうと、メルト・ギュノクが、いい反応を見せ、これをパンチングで防いだ。そのボールが落ちたところにいたガラタサライの選手がシュートを狙おうとしたが、その前に、ベシクタシュのディフェンスがカットしたため、コーナーキックに替わった。
 同34分、バルシュ・アルペル・ユルマズが、左サイドからセンタリングを入れると、そのコースに入り、背後からヘッドを叩きつけたアブドゥルケリム・バルダクチュのシュートは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム3分、メルテンスが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からシュートを放つも、GKメルト・ギュノクが、横っ飛びになり左側を抜けようかというボールをパンチングで防いだ。そして、前半は、1:1の同点のまま終わった。
 後半14分、スピードに乗ったガラタサライの攻撃で、左サイドで前進したバルシュ・アルペル・ユルマズが、パスをオリヴェイラに出した。そのオリヴェイラが内へとボールを入れると、マウロ・イカルディが、それに合わせてヘディングシュートを放ち、これが、ベシクタシュのゴールネットを揺らした。2:1。
 同26分、メルテンスが、左サイドから、相手選手をすり抜け、ペナルティーエリア内へと持ち込み、ファーサイドに向け、グランダーのボールを送った。そのボールに合わせて、マウロ・イカルディがシュートを放ったが、ボールは、バーを直撃して跳ね返った。詰めていたアブドゥルケリム・バルダクチュが、その跳ね返りのボールを捉え、シュートを放つも、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同29分、ガラタサライのディフェンスの裏を取ったムレカが、スピードに乗り、ペナルティエリア内へと入りシュートを放ったが、ボールは、ムスレラが押さえた。
 同30分、ケレム・アクテュルコウルが、左サイドでボールを得て、相手選手をかわしながらペナルティーエリア内へと持ち込んだ。そして、シュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同39分、ジェンク・トスンが、左サイドからムスレラを捉えながらシュートを放つと、そのムスレラがコーナーキックに替えた。
 同40分、ネイサン・レドモンドが、ペナルティーエリア内へと浮かし球を入れた。こぼれ球を得たボウト・ベグホルストがシュートを放ったが、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同42分、ミロト・ラシツァが、右サイドでボールを得て、相手選手をかわしながら、スピードに乗りペナルティエリア内へと持ち込んだ。そして、左足一閃、シュートを放つも、メルト・ギュノクがゴールを許さなかった。そして、結局、ホームのガラタサライが、2:1と優位を保ったまま、試合は終わった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エムレ・タシュデミル(後半35分:レオ・デュボア)=ルーカス・トレイラ(後半ロスタイム2分:エミン・バイラム)、セルジオ・オリヴェイラ(後半ロスタイム1分:フレドリク・ミットシエ)=ミロト・ラシツァ、ドリース・メルテンス(後半35分:ベルカン・クトゥル)、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半19分:ケレム・アクテュルコウル)=マウロ・イカルディ
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ(前半40分:タイフル・ビンギョル)、タイップ・タルハ・サヌッチ、ロマン・サイス、ウムト・メラシュ(後半25分:ネジプ・ウイサル)=サリフ・ウチャン(後半19分:ネイサン・レドモンド)、ジョゼフ・デ・ソーサ、ゲドソン・フェルナンデス=ジェンク・トスン、ボウト・ベグホルスト、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ(後半19分:ジャクソン・ムレカ)



ウムラニエ・スポル 3:1 アランヤ・スポル(NTV 22.11. 5)

ウムト・ナイル(ファナティック紙) ストラヒル・ポポフ(左)オウズ・アイドゥン(右)(アランヤ・スポル公式HP)  史上初スーパーリーグに参戦しているウムラニエ・スポルが、第13節でアランヤ・スポルを3:1でくだし、初勝利をあげた。

 トルコ・リーグ第13節で、ウムラニエ・スポルとアランヤ・スポルが対峙した。市立ウムラニエ・スタジアムで行われたこの試合、ホームのウムラニエ・スポルが3:1で勝った。第13節にして初の勝利をもたらしたゴールは、ウムト・ナイル(2)とジェラードがあげたのに対し、アランヤ・スポルは、ウィルソン・エドゥアルドが記録した。
 前半21分、厚いプレスをかけていたホームのウムラニエ・スポルが、ゴールを決めた。左サイドからヨナタン・デル・ヴァッレがセンタリングを入れると、PKポイントで待ち構えていたウムト・ナイルがヘッドで合わせ、ゴールが決まったのだった。主審はオフサイド判定をして、ゴールを認めなかったが、ヴィデオ判定システムで確認後、これを、ゴールと認定した。1:0。
 同38分、ホームのウムラニエ・スポルが点差を2と拡げたが、このゴールはコーナーキックから生まれたものだった。ジェラードが左足で右コーナーキックを蹴ると、空中に舞い上がったボールは、カーヴを描きながら、ファーのゴール隅に入ったのだった。2:0。
 後半21分、アランヤ・スポルが、点差を1に縮めるゴールが生まれた。ジュレ・バルコヴェッチが右コーナーキックを蹴ると、ディフェンスがクリアした。そのボールを、ペナルティーエリア手前で待ち構えていたエドゥアルドが、右足一閃、グランダーのシュートを放つと、これがニアサイドを捉えゴールインしたのだった。2:1。
 同24分、ホームのウムラニエ・スポルが、再び、点差を2と拡げた。ペナルティーエリア内ゴールエリア右斜め前でボールを得たジェラードが、左足を使いシュートを放つと、ボールはバーを直撃してピッチに跳ね返った。ゴール左斜め前のボール落下点にいたウムト・ナイルが、それを捉え、左足でシュートを放った。そのボールが、GKの頭上を越え、ゴールインしたのだった。3:1。
 今季の初勝利をあげたウムラニエ・スポルは、勝ち点を6としたのに対し、4試合ぶりの敗戦を喫したアランヤ・スポルは、同16に留まった。

【ウムラニエ・スポル】オルクン・オズデミル=ストラヒル・ポポフ、トミスラフ・グルマッチ、アリソン・ドス・サントス、オヌル・アタヤサル(後半33分:エルミル・レンジャニ)=イサク・サーキー=ジェラード(後半28分:オヌル・アユク)、セルカン・ギョクス(後半23分:カルタル・カイラ・ユルマズ)、ドゥレル・アヴヌ(後半28分:アントニオ・ムルシッチ)、ヨナタン・デル・ヴァッレ(後半22分:アデル・ベッタイエブ)=ウムト・ナイル
【アランヤ・スポル】ルナル・ルナルソン=ペドロ・ペレイラ、フルカン・バユル(後半28分:ジョエル・ラスール)、ファーティフ・アクソイ、ジュレ・バルコヴェッチ(後半32分:アフメット・ギュライ)=イドリッサ・ドゥンビア、レロイ・フェル(後半11分:ウムト・ギュネシュ)、ウィルソン・エドゥアルド(後半11分:ダニエル・カンデイアス)=エフェジャン・カラジャ、アフメド・ハッサン、オウズ・アイドゥン(後半28分:イワン・カヴァレイロ)



欧州リーグのグループ・リーグ戦を首位通過のフェネルバフチェは、16強による決勝トーナメントにダイレクトで進出(フェネルバフチェ公式HP 22.11. 4)

アルダ・ギュレル(フェネルバフチェ公式HP) エネル・ヴァレンシア(上)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグを首位通過して、16強による決勝トーナメントに、その名を刻んだ。

 フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグB組第6戦にして、最終戦を、アウェーで戦い、ウクライナのディナモ・キーウと対峙した。ポーランドのクラクフ市にあるユゼフ・ピウスツキ・スタジアムで行われたこの試合、終始、優位に立ったフェネルバフチェは、0:2で勝利を収めた。フェネルバフチェに勝利を導いたゴールは、前半23分にアルダ・ギュレルが、同ロスタイム2分にウィリアン・アロンがあげた。一方、ディナモ・キーウは、後半23分に、イリア・ザバルニーが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。
 若いアルダ・ギュレルは、このゴールが、ヨーロッパのカップ戦で記録した初めてのゴールとなり、また、ブラジル人選手ウィリアン・アロンは、フェネルバフチェでの初ゴールとなった。
 この勝利で、勝ち点を14に伸ばしたフェネルバフチェは、グループ・リーグ首位となり、UEFA欧州リーグ16強の戦いに駒を進めることになった。また、同グループでは、レンヌが、同12で2位、AEKラルナカが、同5で3位、ディナモ・キーウは、同1で4位となった。

                 試合経過

 前半5分、アルダ・ギュレルのセンタリングに、そのボールのコースの左側でいいジャンプを見せたアッティラ・サライがヘッドで合わせたが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同10分、ディナモ・キーウの攻撃で、ブライト・オシャイ・サミュエルが、バックに蹴ったボールが、ペナルティエリア内にいたブヤルスキの前に転がった。そのブヤルスキがシュートを放ったが、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同23分、フェネルバフチェが先制した。ミゲル・クレスポがディフェンスの裏に出したロングボールに反応して、エネル・ヴァレンシアが動いた。GKヘオリー・ブスチャンとディフェンスとの意思の不一致のため、ボールは、ペナルティーエリア・ライン上にいたアルダ・ギュレルの前に転がった。そのアルダ・ギュレルが、ダイレクトで、がら空きになっていたゴールに蹴り込んだのだった。0:1。
 同34分、ディナモ・キーウのディフェンスのミスにより、ペナルティーエリアの外で、GKより前にボールを得たエネル・ヴァレンシアが、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前の角度のないところからシュートを放つも、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。
 同ロスタイム2分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。アルダ・ギュレルが左コーナーキックを蹴ると、ニアサイドで、ウィリアン・アロンがヘッドで合わせ、ゴールが決まったのだった。0:2。
 後半8分、ディフェンスの裏に放り込まれたボールに反応して動いたヴァナトが、GKアルタイ・バユンドゥルをすり抜けたが、ボールが足から離れた。そのため、アルタイ・バユンドゥルにシュートコースを閉じられ、放ったシュートは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同15分、ミゲル・クレスポのスルーパスに反応して、ディフェンスの裏に入ったエネル・ヴァレンシアが、GKと1対1となり、グランダーのシュートを放った。だが、ヘオリー・ブスチャンが、両脚を使い、これをクリアした。
 同24分、ペナルティーエリアのゴール左斜め前で得たフリーキックを、リンコン・エンリケが蹴り、直接ゴールを狙ったが、GKがコーナーキックに替えてしまった。
 同39分、エズジャン・アリオスキが、左サイドから出したパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たフェルディ・カドゥオウルが、ファーサイドのゴールポスト目がけて放ったシュートは、枠を逸れ外に出て行ってしまった。そして、この試合、他のゴールは生まれず、フェネルバフチェが、0:2で勝利を得たのだった。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=ブライト・オシャイ・サミュエル、セルダル・アズィズ、アッティラ・サライ、フェルディ・カドゥオウル=ミゲル・クレスポ、ウィリアン・アロン(後半28分:ミハ・ザイッチ)、アルダ・(後半19分:エムレ・モル)=エネル・ヴァレンシア(後半19分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、ミシー・バチュハイ(後半19分:ジョアン・ペドロ)、リンコン・エンリケ(後半34分:エズジャン・アリオスキ)



ベシクタシュのダービーマッチの先発メンバーが明らかになってきた(TRT 22.11. 3)

シェノル・ギュネシュ監督(アクシャム紙)  ベシクタシュは、ガラタサライ戦に向けての準備を続けている。シェノル・ギュネシュ監督は、このダービーマッチの先発メンバーを固めるべく努めている。

 ベシクタシュでは、ガラタサライ戦に向けての準備が続いている、ベシクタシュの選手たちは、最後の練習が終われば、ネヴザト・デミル・クラブハウスで合宿に入る。シェノル・ギュネシュ監督は、この難しい試合に向け、ピッチに送り出す先発メンバーを固めるべく務めているところだ。同監督は、5:2で勝ったウムラニエ・スポル戦の先発メンバーを、いじりすぎることはないと思われる。GKにはメルト・ギュノクを置くことを考えている同監督は、ディフェンスの右サイドにはヴァレンティン・ロシエ、左サイドにはアルトゥール・マスアクを起用するだろう。ストッパーの2人は、ロマン・サイスとタイップ・タルハ・サヌッチとになる。中盤の3人は崩さない考えの同監督は、ジョゼフ・デ・ソーサ、サリフ・ウチャン、ゲドソン・フェルナンデスを起用することになろう。攻撃面は、ウムラニエ・スポル戦で、2得点ずつをあげたジェンク・トスンとボウト・ベグホルストを起用するのは間違いないところだ。また、右サイドには選択肢が2つある。ネイサン・レドモンドとジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥだ。



フェネルバフチェ、ディナモ・キーウ戦に向け戦術練習(スター紙 22.11. 2)

ホルヘ・ヘスス監督(CNNトルコ)  UEFA欧州リーグB組第6戦にして、最終戦を、明日、ウクライナのディナモ・キーウと戦うフェネルバフチェが、その準備を打ち上げた。

 フェネルバフチェ・ジャン・バルトゥ・グランドで、ホルヘ・ヘスス監督指揮下行われた練習は、ランニングとウォーミングアップで始まった。ボール奪取練習、パス練習と続いた練習は、マスコミには非公開の部分では、戦術練習を重点的に行ったということだ。故障を抱えるメルト・ハカン・ヤンダシュ、ディエゴ・ロッシ、グスタヴォ・エンリケ、ルアン・ペレスは、この練習には不参加だった。フェネルバフチェ選手団は、午後4時、サビア・ギョクチェン空港発の特別機で、試合会場となるポーランドに移動する。クラクフ市のユゼフ・ピウスツキ・スタジアムで行われるこの試合、トルコ時間午後11時試合開始となっている。



バシャクシェヒル・スポル 3:1 ギレスン・スポル(ベイン・スポル+アクシャム紙補綴 22.11. 1)

ジュニオール・カイチャラ(上)ボルハ・サインス(下)(バシャクシェヒル・スポル公式HP) ユスフ・ンダイシミエ(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  バシャクシェヒル・スポルが、トルコ・リーグ第12節で、ホームに迎えたギレスン・スポルを3:1でくだした。

 ホームのバシャクシェヒル・スポルに勝利を導いたゴールは、前半38分にユスフ・ンダイシミエ、後半20分にフィリップ・ケニー、同31分にオメル・アリ・シャヒネルから生まれた。アウェーのギレスン・スポルの唯一のゴールは、後半35分にセルジーニョから生まれた。バシャクシェヒル・スポルは、この勝利で勝ち点を23に伸ばし、2位につけることになった。一方のギレスン・スポルは、同9に留まり17位となっている。

                 エムレ・ベレズオウル監督、ローテーションを採る

 トルコ・リーグ第12節で、ホームにギレスン・スポルを迎えたバシャクシェヒル・スポルのエムレ・ベレズオウル監督は、前節、1:0で敗れたフェネルバフチェ戦と比べ、先発メンバーを5人入れ替えた。マフムト・テクデミル、ルカス・ビグリア、デニズ・トゥルチ、ベルトラン・トゥラオレ、ステファノ・オカカを下げ、替わりに、ジュニオール・カイチャラ、アレクサンドゥル・エピュロヌ、ユスフ・ンダイシミエ、ミュニル・シュイアール、フィリップ・ケニーを入れた。

                 重要な場面

 前半11分、フリーキックのチャンスを得たギレスン・スポルが、そのボールに合わせて、ラモン・アリアス・クインテロスが放ったヘディングシュートがゴールインしたが、オフサイド判定のため、ゴールとは認定されなかった。
 同27分、アウェーのギレスン・スポルがゴールに迫った。左サイドでのスピードに乗った攻撃で、ボルハ・サインスが、バシャクシェヒル・スポルのペナルティーエリアの手前にいたギョルケム・サーラムにパスを送った。そのギョルケム・サーラムが、ダイレクトで、左サイドからペナルティーエリアへと入ったハイルラー・ビラゼルへとパスを出した。ハイルラー・ビラゼルが、至近距離から強いシュートを放ち、ボールは枠を捉えていたが、ハサン・アリ・カルドゥルムが、スライディングをしながら、これを防いだ。そのハサン・アリ・カルドゥルムから跳ねたボールは、タッチラインを割り外に出て行った。
 同38分、バシャクシェヒル・スポルが先制した。右サイドからセルダル・ギュレルがセンタリングを入れると、ディフェンスが、これをヘッドでクリアした。だが、そのボールを、胸トラップで整えたユスフ・ンダイシミエが放った強烈なシュートが、ギレスン・スポルのゴール隅に突き刺さったのだった。1:0。
 後半2分、ギレスン・スポルが、同点に近づいた。ペナルティエリアのゴール左斜め前でボールをコントロールしたバジッチが、左足一閃、シュートを放ったが、GKヴォルカン・ババジャンが外に出してしまった。
 同20分、ホームのバシャクシェヒル・スポルが、スコアを2:0とした。ベルカイ・オズジャンのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったフリップ・ケニーが、GKと1対1となったところから放ったシュートが、ゴールとなったのだった。
 後半31分、点差が3と開いた。ヴカン・サヴィチェヴィッチからボールを奪ったオメル・アリ・シャヒネルが、ペナルティーエリアへと持ち込んでから放ったシュートが、ゴールインしたのだった。3:0。
 同35分に、ギレスン・スポルのゴールが生まれ、点差が2に縮まった。左サイドからバシャクシェヒル・スポルのペナルティーエリア内へとセンタリングが入れられると、バジッチがヘッドで浮かした。そのボールのコースに入ったセルジーニョが、走り込んで来て放ったシュートが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。3:1。

【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=ジュニオール・カイチャラ、レオ・ドゥアルテ、アレクサンドゥル・エピュロヌ(後半38分:アフメド・トゥーバ)、ハサン・アリ・カルドゥルム=オメル・アリ・シャヒネル、ユスフ・ンダイシミエ(後半38分:オケチュク・アズブイケ)=セルダル・ギュレル(後半16分:ベルトラン・トゥラオレ)、ベルカイ・オズジャン(後半25分:ダニエル・アレクシッチ)、ミュニル・シュイアール(後半25分:パトリック・シズ)=フィリップ・ケニー
【ギレスン・スポル】オヌルジャン・ピリ=ハイルラー・ビラゼル(後半16分:ラフメトゥラー・ベリシュベク)、セルゲン・ピチンジオル(後半43分:カディル・セヴェン)、ラモン・アリアス・クインテロス、アレクシス・ペレス=ロベルト・メジア(後半16分:ブランドリー・クワス)、ヨルマン・カンプザーノ=セルジーニョ、ギョルケム・サーラム(後半1分:ヴカン・サヴィチェヴィッチ)、ボルハ・サインス(後半15分:オウルジャン・チャーラヤン)=リヤド・バジッチ



イスタンブル・スポル 2:5 フェネルバフチェ(フォトマッチ紙+フェネルバフチェ公式HP 22.10.31)

ミシー・バチュハイ(フェネルバフチェ公式HP) フェルディ・カドゥオウル(左)アリ・ヤシャル(右)(フェネルバフチェ公式HP)  イスタンブル・スポルとフェネルバフチェが、トルコ・リーグ第12節で対峙した。この難しい試合を2:5で制したフェネルバフチェが、勝ち点3を手にした。フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、ミシー・バチュハイ(3)、イルファン・ジャン・カフヴェジ、エネル・ヴァレンシアから生まれた。イスタンブル・スポルのゴールは、ジェトミル・トパッリ(2)の決めたものだった。

 トルコ・リーグ第12節で、イスタンブル・スポルとのアウェー戦を戦ったフェネルバフチェは、2:5で勝ち、今節を失うものなく終えることになった。アタテュルク・オリンピック・スタジアムで行われたこの試合に、プレスをかけて始めたフェネルバフチェは、前半16分にPKを獲得した。ペナルティーエリア内ゴール右斜め前からフェルディ・カドゥオウルがセンタリングを入れると、アリ・ヤシャルの手に当たったのを咎めた主審がPKを与えたのだった。このPKを、ミシー・バチュハイが蹴り、同18分、0:1となる先制点をあげた。攻撃を続けるフェネルバフチェは、同36分、イルファン・ジャン・カフヴェジのゴールで、点差を2と拡げた。中盤でプレスをかけボールを奪ったウィリアン・アロンのヒールパスを受け、内へと切り替えしたエムレ・モルが、ペナルティーエリア手前ゴール左斜め前にいたイルファン・ジャン・カフヴェジにボールを預けた。そのイルファン・ジャン・カフヴェジが、ボールを左に引き寄せ、強烈なシュートを放つと、ゴール右ポストに当たりゴールインしたのだった。0:2。そして、フェネルバフチェが0:2というリードを保ち、前半は終わった。
 後半に入り、効果的な攻めを見せたイスタンブル・スポルは、同3分、ジェトミル・トパッリのゴールで、点差を1と縮めた。アッティラ・サライのバックパスが弱く、その間に入りボールをカットしたジェトミル・トパッリは、GKアルタイ・バユンドゥルをフェイントでかわし、がら空きとなったゴールマウスに蹴り込んだのだった。早々に回復したフェネルバフチェは、同4分に、ミシー・バチュハイのゴールで、再び、点差を2と拡げた。イルファン・ジャン・カフヴェジが左コーナーキックを蹴ったのに対し、PKポイントでいいジャンプを見せたミシー・バチュハイがヘッドで合わせると、GKの左を抜け、イスタンブル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:3。
 フェネルバフチェのホルヘ・ヘスス監督は、同21分に、3選手の交替を行った。その交替の直後、ブライト・オシャイ・サミュエルのミスを咎めたイスタンブル・スポルのスピードに乗った攻撃で、同22分、またしても、ジェトミル・トパッリのゴールが生まれ、点差が1と縮まった。終盤、プレッシャーを強めて行ったフェネルバフチェは、まず、同41分にエネル・ヴァレンシアのゴールが生まれた。ミゲル・クレスポのスルーパスに反応して、ペナルティーエリアのゴール右斜め前でボールを得たミシー・バチュハイが、PKポイント上の絶好の位置にいたエネル・ヴァレンシアにボールを出した。そのエネル・ヴァレンシアの放ったシュートが、イスタンブル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:4。次いで、同43分に、ミシー・バチュハイのゴールが生まれた。今度は、ペナルティーエリアのゴール左斜め前でボールを得たエネル・ヴァレンシアが、PKポイント上にいたミシー・バチュハイにパスを出し、そのミシー・バチュハイによるゴールが生まれたのだった。2:5。
 この結果、試合数が少ないフェネルバフチェだが、11試合を終えたなかで勝ち点を26に伸ばし、首位の座を続けることになった。

【イスタンブル・スポル】ダヴィッド・イエンセン=オーウズハン・ベルベル、オカン・エルドーアン、メフメット・イエシル(後半15分:パトリック・エバート)、アディ・メフレミッチ、アリ・ヤシャル=ジェトミル・トパッリ、ムアッメル・サルカヤ(後半39分:エミル・カーン・ギュルテキン)、メリヒ・カバサカル、ヴァロン・エテミ=イブラヒム・ユルマズ
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、セルダル・アズィズ、アッティラ・サライ、エズジャン・アリオスキ(後半21分:リンコン・エンリケ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半45分:イスマイル・ユクセッキ)、ウィリアン・アロン、ミハ・ザイッチ(後半30分:ミゲル・クレスポ)、エムレ・モル(後半21分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=ミシー・バチュハイ、ジョアン・ペドロ(後半21分:エネル・ヴァレンシア)



アランヤ・スポル 2:0 ガジアンテップFK(ベイン・スポル 22.10.30)

エフェジャン・カラジャ(左)アレクサンドゥル・マキシム(右)(アランヤ・スポル公式HP) ルロイ・フェル(アランヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第12節で、アランヤ・スポルは、ホームに迎えたガジアンテップFKを2:0で下し、引き続き上昇を見せた。

 トルコ・リーグ第10節で、アンタルヤ・スポルをくだし、また、前節には2:0とリードを許しながら、ガラタサライとのアウェー戦を2:2の引き分けに持ち込んだ、フランチェスコ・ファリオリ監督率いるアランヤ・スポルが、ガジアンテップFKをもくだし、ここ3節で勝ち点7を手に入れることになった。コンヤ・スポルとのアウェー戦で勝ち点3を得て意気の上がったガジアンテップFKだったが、今節は負けてしまった。この結果、アランヤ・スポルは勝ち点を16に伸ばしたのに対し、ガジアンテップFKは、同15に留まった。

                 重要な場面

 前半21分、ホームのアランヤ・スポルが優位に立った。フェルハト・ズィナディネが左コーナーキックを蹴ると、GKギュナイ・ギュヴェンチが、ボールを手から落とし、ボールは後ろにこぼれた。ディフェンスがクリアに入る前にボールに追いついたレロイ・フェルのヘディングシュートが、ゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同23分、ガジアンテップFKが、とってもゴールに迫った。深く送られたボールに追いついたフルカンがシュートを放ったが、ボールはバーを直撃して跳ね返されてしまったのだった。
 同31分、ガジアンテップFKが、同点ゴールに迫った。アレクサンドゥル・マキシムが、ペナルティーエリアの外から放った強いシュートが、転がりながら僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ったのだった。
 後半8分、アランヤ・スポルが、点差を2と拡げた。いいパス交換を見せたあと、アフメド・ハッサンが出したボールを得たジュレ・バルコヴェッチがきれいなシュートを放ち、ゴールが生まれた。2:0。
 同34分、アレクサンドゥル・マキシムが蹴ったコーナーキックが、直接ゴール隅に飛んだが、GKルナル・ルナルソンがゴールを許さなかった。

【アランヤ・スポル】ルナル・ルナルソン=ファーティフ・アクソイ、フルカン・バユル、フェルハト・ズィナディネ(後半44分:ジョエル・ラスール)、ジュレ・バルコヴェッチ=イドリッサ・ドゥンビア(後半25分:アルナウド・ルサンバ)、レロイ・フェル(後半44分:ウサマ・タルガリヌ)=ペドロ・ペレイラ、ウムト・ギュネシュ、エフェジャン・カラジャ(後半36分:イワン・カヴァレイロ)=アフメド・ハッサン(後半36分:ファマラ・ディデュー)
【ガジアンテップFK】ギュナイ・ギュヴェンチ=アリン・トスチャ、、パピー・ジロボジ、アルダ・クズルダー(後半16分:マテイ・ハヌセク)=アンジェロ・サガル(後半39分:ヴァルミル・ヴェリュー)、オミュルジャン・アルタン、マルコ・ジェヴトヴィッチ、フルカン・ソヤルプ(後半25分:オヌルバン・バブシュチュ)=アレクサンドゥル・マキシム、ジョアオ・フィゲレイド=ラザール・マルコヴィッチ(後半25分:トマス・ペッカールト)



カラギュムリュク 0:2 ガラタサライ(ファナティック紙 22.10.29)

オタベク・シュクロフ(左)ルーカス・トレイラ(右)(ガラタサライ公式HP) エムレ・タシュデミル(フォトマッチ紙)  アダナ・デミル・スポルと引き分け、カイセリ・スポルには敗れ、更に、アランヤ・スポルと引き分け、ここ3試合、勝つことができず、首位の座から遠ざかってしまっていたガラタサライが、アウェーで戦ったカラギュムリュク戦を、エムレ・タシュデミルとフアン・マタが、後半にあげたゴールで、0:2でくだした。

 トルコ・リーグ第12節で、ガラタサライが、カラギュムリュクとのアウェー戦を戦った。ガラタサライは、アランヤ・スポル戦でレッドカードをもらったサーシャ・ボエの替わりにレオ・デュボアを、また、アブドゥルケリム・バルダクチュの替わりにエミン・バイラムを、先発メンバーに入れた。また、故障を発生させたカズムジャン・カラタシュの替わりには、トルコ人選手を3人入れなければならないことからエムレ・タシュデミルが起用された。
 前半は、両者ともに、好機を作り出した。同33分には、トレイラが、アドナン・ウーウルのチェックを受けピッチに倒れると、バハッティン・シムシェク主審は、イエローカードを出した。しかし、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行った同主審は、一発退場のレッドカードを、アドナン・ウーウルに出した。

                 ヴィデオ判定システムでゴールがひっくり返った

 後半6分、コーナーキックをオリヴェイラが蹴った。ペナルティエリア内へと蹴られると、それに合わせて、ヴィクトール・ネルソンがヘディングシュートを放った。GKヴィヴィアーノがゴールライン上から出そうとしたが、エミン・バイラムが仕上げを行った。主審は、一旦はゴールを宣告した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に向かった同主審は、エミン・バイラムが、ヴィヴィアーノに対しファウルを行っていたとしてゴールを取り消した。

                 驚きの選手がゴールネットを揺らした

 同15分、ペナルティーエリアの右サイドでボールを得たミロト・ラシツァが、内へとボールを入れると、それに、エムレ・タシュデミルがヘッドで合わせた。ボールは、ピッチから跳ね、カラギュムリュクのゴールネットを揺らしていた。0:1。
 同40分まで、ガラタサライは、数多の好機を掴みながら、ヴィヴィアーノを越えられないでいた。しかし、同40分、ペナルティーエリアでボールを得たマタが放ったシュートが、GKヴィヴィアーノから跳ね返った。その跳ね返りのボールを、再度、コントロールしたマタがシュートを放つと、これが、カラギュムリュクのゴールネットに収まった。0:2。
 勝ち点3を得ることになったガラタサライは、これで、勝ち点を21に伸ばし3位に上がった。同12に留まることになったカラギュムリュクは、12位につけている。ガラタサライは、次節、ホームにベシクタシュを迎える。カラギュムリュクは、アウェーでアンタルヤ・スポルと対峙する。

【カラギュムリュク】エミリアーノ・ヴィヴィアーノ=ダヴィデ・ビラシ、イブラヒム・ドゥレセヴィッチ、スティーヴン・コーカー、ジャネル・エルキン=アドナン・ウーウル、ジミー・ドゥルマズ(後半36分:ローレンス・ニコラス)=オタベク・シュクロフ、ファビオ・ボリーニ、ジャン・クアッシ(後半37分:サリフ・ドゥルスン)=ムバエ・ジャッネ
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=レオ・デュボア、ヴィクトール・ネルソン、エミン・バイラム、エムレ・タシュデミル=ルーカス・トレイラ(後半44分:ベルカン・クトゥル)、セルジオ・オリヴェイラ=ミロト・ラシツァ(後半39分:ユヌス・アクギュン)、ドリース・メルテンス(後半1分:フアン・マタ)、ケレム・アクテュルコウル(後半1分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=マウロ・イカルディ(後半39分:バフェットィンビ・ゴミス)



シワス・スポル 3:0 CFRクルジュ(イエニ・シャファク紙+TRT 22.10.28)

ハカン・アルスラン(右)(シワス・スポル公式HP) ムスタファ・ヤタバレ(シワス・スポル公式HP)  シワス・スポルは、UEFA欧州カンファレンスリーグG組第5戦で、ルーマニアのCFRクルジェをホームに迎え、これを3:0でくだし、グループリーグ戦の勝ち上がりを決めた。なお、最終試合でいい結果を残せば、グループリーグ首位にもなりうる。

 シワス・スポルは、UEFA欧州カンファレンスリーグG組第5戦で、ホームに迎えたCFRクルジェを、ヤタバレ(2)とマックス・グラデルのゴールで勝利を収め、勝ち点を10に伸ばした。これで、グループリーグからの勝ち上がりを決めたシワス・スポルは、来週に行われるスラヴィア・プラハ戦でいい結果を残せば、グループリーグ首位にも立ちうる。

                 試合経過

 前半5分、ペナルティーエリア内でボールを得たディア・サバが、胸でボールを整え放ったシュートは、GKスクフェットがゴールを許さなかった。
 同15分、ディア・サバが、ペナルティーエリア・ライン手前で得たフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙った。だが、GKスクフェットが、指の先にボールを当て、これを防いだ。
 同22分、右サイドで生まれた攻撃で、ディア・サバがセンタリングを入れると、ハカン・アルスランがヘッドで、このボールを浮かした。このボールに向かったヤタバレが、狙いすましたグランダーのシュートを放つと、ゴールが決まったのだった。1:0。
 同29分、左サイドで、ゴールライン際まで持ち込んだロジャーが、ニアサイドに向けボールを入れた。ヤンガが、それに合わせてダイレクトでシュートを放ったが、GKアリ・シャシャル・ヴラルがコーナーキックに替えた。そして、前半は、1:0のスコアのまま終わった。
 後半20分、マックス・グラデルが、2点差となるゴールを決めた。左サイドで得たフリーキックを、クリントン・エンジが蹴り、マックス・グラデルの前へと送った。そのマックス・グラデルが、強いボールで内へと入れたボールが、相手ディフェンスに当たりゴールインしたのだった。2:0。
 同28分、ヤタバレがゴールを決め、シワス・スポルが、スコアを3:0とした。ペナルティーエリア手前からディア・サバがシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンスから跳ね返った。そのボールを捉えたヤタバレが、ヴォレーで叩き込んだのだった。そして、試合は、3:0で、シワス・スポルの勝利で終わった。

【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ムラト・パルリ、ディミトリス・ゴウタス、ジャネル・オスマンパシャ、ウーウル・チフトチ(後半22分:マックス・グラデル)=ハカン・アルスラン、カデル・ケイタ(後半37分:フレデリック・ウルフェシュタト)=クリントン・エンジ、ディア・サバ(後半44分:ロビン・ヤルチュン)、エルドーアン・イエシルユルト(後半45分:ズィヤ・エルダル)=ムスタファ・ヤタバレ(後半36分:カロル・アンギエルスキ)



合意に達す! ベシクタシュ、第2次シェノル・ギュネシュ政権(スター紙 22.10.27)

シェノル・ギュネシュ監督(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュに、第2次シェノル・ギュネシュ政権、、、ベシクタシュが、シェノル・ギュネシュと、1年半の契約を締結した。

 ベシクタシュは、ヴァレリアン・イスマエル監督解任後、後継監督を探すことになった。本日行われた理事会で、シェノル・ギュネシュで一本化したことを受け、シェノル・ギュネシュとの合意に達した。ベシクタシュは、ヴァレリアン・イスマエル監督の正式な辞任を発表後、シェノル・ギュネシュを迎えることも発表することになる。シェノル・ギュネシュ新監督は、日曜日に行われるウムラニエ・スポル戦から指揮を執るものと思われる。

                 ベシクタシュで、2回のトルコ・リーグ制覇

 シェノル・ギュネシュは、2015-19年に、ベシクタシュで監督を務めた。そして、2シーズン連続で、トルコ・リーグを制覇した。なお、シェノル・ギュネシュは、直近ではトルコ代表の監督の任にあった。



トラブゾン・スポルのレッドスター戦のメンバーが明らかになった(ファナティック紙 22.10.26)

アブドラハ・アヴジュ監督(NTV)  UEFA欧州リーグH組で、明日、レッドスターと対戦するトラブゾン・スポルが、空路、セルビアの首都ベオグラードに移動した。

 トルコを代表してUEFA欧州リーグに参戦しているトラブゾン・スポルは、グループリーグH組で、レッドスターとのアウェー戦に臨む。トラブゾン・スポル選手団は、レッドスターと、明日行う試合に向け、本日、午前12時30分発の航空機で、トラブゾンからベオグラードに向かった。
 トラブゾン・スポルでは、出場停止のマクシ・ゴメス、ナジ・ウニュヴァル、それに加えて、治療継続中のエディン・ヴィスチャ、ドルクハン・トコズ、セルカン・アサンは、メンバーに入っていない。一方、故障の癒えたアブドゥルカディル・オミュルとジャニニー・セメドは、ベオグラード遠征メンバーに入っている。
 22人で構成されているトラブゾン・スポルのレッドスター戦のメンバーは、次の通りである。「ウーウルジャン・チャクル、ムハメット・タハ、ハカン・アイドゥン、イエンス・ラルセン、ヴィトール・フーゴ、ステファノ・デンスヴィル、ヒュセイン・テュルクメン、マルク・バルトラ、エレン・エルマル、マノリス・シオピス、ジャン・フィリップ・グバミン、ドーウジャン・ハスポラト、マレク・ハムシク、エニス・バルディ、アブドゥルカディル・オミュル、アナスタシオス・バカセタス、モンテサラ・ラティミ、ユスフ・エルドーアン、ユスフ・ヤズジュ、トレゼゲ、ジャニニー・セメド、ウムト・ボゾク。



ハタイ・スポル 2:1 ベシクタシュ(ベイン・スポル改 22.10.25)

サム・アデクグベ(左)ジャクソン・ムレカ(右)(ヒュリエット紙) カーン・カナク(ハタイ・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第11節で、ベシクタシュが、アウェーで戦ったハタイ・スポル戦で、2:1で敗れた。

 この試合早々に優位に立ったベシクタシュは、試合開始の笛とともに、スピードに乗った攻撃に出た。そういったなか、ジャクソン・ムレカのパスを受けたペナルティーエリア内でボールをコントロールしたボウト・ベグホルストが、GKエルジェ・カルデシュレルと1対1となった。そこから、ボウト・ベグホルストが放ったシュートが、ゴールネットを揺らしていた。試合開始31秒の出来事だった。0:1。これは、今季、トルコ・リーグで最も早い時間帯での得点となる。このゴールのあと、試合をコントロールしていったのもベシクタシュで、次から次へとチャンスを掴み、ゴールを模索したが、ハタイ・スポルのオフサイドトラップを崩すことができなかった。前半では、2つのゴールが、オフサイド判定で認定されなかった。
 前半は、0:1と、ベシクタシュがリードしたまま終わったが、後半に臨むにあたり、ベシクタシュのヴァレリアン・イスマエル監督は、ジャクソン・ムレカとネイサン・レドモンドを交替させた。後半の序盤は、ボールをコントロールしたのがベシクタシュであったが、カウンター攻撃で、ベシクタシュのゴールに攻め寄せようとしていたハタイ・スポルが、同5分、スピードに乗った攻撃で、右サイドからキャーミル・アフメット・チョレクチがセンタリングを入れると、それに合わせたジョゼ・ルイスが、見事なヘディングシュートを叩き込み、スコアを1:1とした。試合が進み、同45分まで、拮抗した試合が続いたが、途中投入されたカーン・カナクが、ルーベン・リベイロのアシストを受け、素晴らしいゴールを決め、2:1と逆転した。左サイドにいたルーベン・リベイロのパスがペナルティエリア手前にいたカーン・カナクに通り、そのカーン・カナクの強烈なシュートが決まったのだった。90分間を終わり、他のゴールは生まれず、ハタイ・スポルが勝ち点を10に伸ばした。一方のベシクタシュは、同19に留まった。

【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=キャーミル・アフメット・チョレクチ、オグニエン・ヴィラニエス、ブラク・オクスュズ、サム・アデクグベ=メフディ・ブージェマー(後半17分:ルーベン・リベイロ)=サバ・ロブジャニゼ(後半35分:カーン・カナク)、ラヤネ・アービッド(後半ロスタイム2分:ムサ・チャーウラン)、オヌル・エルギュン、アユブ・エル・カービ=ジョゼ・ルイス(後半35分:ベルトゥー・ユルドゥルム)
【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヴァレンティン・ロシエ、タイップ・タルハ・サヌッチ、フランシスコ・モンテーロ、アルトゥール・マスアク(後半41分:ウムト・メラシュ)=サリフ・ウチャン(後半8分:ゲドソン・フェルナンデス)、ジョゼフ・デ・ソーサ(後半39分:タイフル・ビンギョル)、デレ・アリ(後半8分:ジェンク・トスン)=ジャクソン・ムレカ(後半1分:ネイサン・レドモンド)、ボウト・ベグホルスト、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ



アダナ・デミル・スポル 1:1 コンヤ・スポル(ベイン・スポル 22.10.24)

ベンジャミン・スタンブーリ(左)マメ・デューフ(右)(スター紙) ギレルメ(左)ユヌス・ベランダ(右)(NTV)  トルコ・リーグ第11節で、アダナ・デミル・スポルが、ホームで、コンヤ・スポルと1:1で引き分けた。

 アダナ・デミル・スポルが、とってもテンポよく、次から次へと好機を掴んでいったが、セットプレーの好機を捉えたコンヤ・スポルのゴールゲッター、マメ・デューフのゴールで、前半22分に0:1と先制されてしまった。そのゴールのあと、一層、貪欲に負荷をかけて行ったアダナ・デミル・スポルが、エムレ・アクババのアシストを受け、同32分にダヴィッド・アキントラのゴールが生まれ、そして、前半は、このスコアのまま終わった。後半、イルハン・パルラク監督率いるコンヤ・スポルは、アダナ・デミル・スポルの効果的な攻めに対抗して、攻撃的に始めて行った。従って、前半に比べ、より拮抗した展開となった。そして、90分を終わると、他のゴールという声は上がっていなかった。この結果、勝ち点を22としたアダナ・デミル・スポルは、首位フェネルバフチェに勝ち点で1差をつけられ2位となった。一方、コンヤ・スポルは、同19で6位につけている。

                 重要な場面

 前半10分、ダヴィッド・アキントラが、ペナルティーエリア・ライン上ゴール右斜め前から放ったシュートはは、バーに当たり外に出て行った。
 同22分、コンヤ・スポルが先制した。アミル・ハジャフメトヴィッチが、左サイドからフリーキックを蹴ると、ファーのゴールポスト近くにいたマメ・デューフがヘッドで落とした。そのボールを捉えたアディル・デミルバーがヘディングシュートを試みると、ボールは、GKエルタッチ・オズビルから跳ね返った。そのボールがマメ・デューフの前に転がると、マメ・デューフは、右足一閃、アダナ・デミル・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。
 同24分、ペナルティーエリア内コーナー近くのゴール左斜め前でボールを得たヘンリー・オンニエクルがシュートを放つも、GKセヒッチが外に出した。
 同32分、アダナ・デミル・スポルが同点に追いついた。エムレ・アクババがコーナーキックを蹴ると、それに合わせて、ニアサイドでダヴィッド・アキントラがヘディングシュートを放った。GKセヒッチがゴールライン際で防ごうとしたが、ボールはゴールラインを越えていた。1:1。
 後半20分、ユスフ・サルが、右サイドからボールを持ち込み、ペナルティーエリア・ライン上から左足を振りぬくと、ボールは、僅かにファーサイドのサイドバーを外れ外に出て行ってしまった。
 同39分、ユスフ・サルが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたブリット・アソンバローニャがヘッドで合わせた。ボールは、ディフェンスから跳ね、ユヌス・ベランダの前に転がった。そのユヌス・ベランダがシュートを放つも、ボールは、外に出て行っただけだった。
 同ロスタイム5分、セミフ・ギュレルのペナルティーエリア内で出したヒールパスを、右サイドで得たバドゥ・ンディアエがシュートを放つも、ボールは外に出て行ってしまった。

【アダナ・デミル・スポル】エルタッチ・オズビル=ヨナス・スヴェンソン、サメト・アカイドゥン、ヤロスラフ・ラキツキ(後半29分:セミフ・ギュレル)、ケヴィン・ロドリゲス=ダヴィッド・アキント−ラ(後半20分:ユスフ・サル)、ベンジャミン・スタンブーリ(後半38分:ギョクハン・インレル)、バドゥ・ンディアエ、ヘンリー・オンニエクル(後半38分:ブリット・アソンバローニャ)=ユヌス・ベランダ、エムレ・アクババ(後半29分:フレデリック・グルブランドセン)
【コンヤ・スポル】イブラヒム・セヒッチ=アフメット・オウズ、アディル・デミルバー、フランシスコ・カルヴォ、ギレルメ・シチャ=アミル・ハジャフメトヴィッチ、ソネル・ディクメン(後半1分:オーウルジャン・ウリュギュン)=コンラド・ミチャラク(後半36分:ロベルト・ムリッチ)、エンドリ・チェキジ(後半1分:ブルーノ・パズ)、ズィメル・ビティキ(後半15分:アミルトン)=マメ・デューフ(後半21分:ムハメット・デミル)



フェネルバフチェ 1:0 バシャクシェヒル・スポル(CNNトルコ 22.10.23)

ディエゴ・ロッシ(フェネルバフチェ公式HP) ベルトラン・トゥラオレ(左)リンコン・エンリケ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第11節で、フェネルバフチェが、ホームに迎えたバシャクシェヒル・スポルを1:0でくだした。

 トルコ・リーグ第11節で、フェネルバフチェが、ホームにバシャクシェヒル・スポルを迎えた。フェネルバフチェは、後半39分、ディエゴ・ロッシが決めたゴールで、1:0で勝利を収めた。フェネルバフチェは、この勝利で勝ち点を23と伸ばし、首位の座を手に入れた。一方のバシャクシェヒル・スポルは、同20に留まった。

                 試合経過

 前半5分、ミゲル・クレスポが、左サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドでいいジャンプを見せたエネル・ヴァレンシアがヘディングシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同19分、右サイドでボールを得たベルトラン・トゥラオレが、ドリブルで進み、ペナルティーエリア内まで入ると、いい位置でシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同31分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、ルカス・ビグリアをすり抜け、ペナルティエリアから狙い澄ましたシュートを放つも、GKヴォルカン・ババジャンがコーナーキックに替えてしまった。
 同32分、フェルディ・カドゥオウルが、左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティーエリア内にいたミシー・バチュハイが、ヘッドで合わせた。だが、ボールは、GKヴォルカン・ババジャンがコーナーキックに替えた。
 同42分、ミゲル・クレスポが、右サイドからフリーキックを蹴ると、ファーサイドにいたグスタヴォ・エンリケが落とした。そのボールをゴール前で捉えたセルダル・アズィズがシュートを放つも、ボールは枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 後半4分、ステファノ・オカカからのパスを右サイドで受けたベルトラン・トゥラオレが、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前から放ったシュートは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同34分、ウィリアン・アロンが、ペナルティエリアの右サイドからファーのゴール隅を狙ったシュートは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同37分、エムレ・モルからのパスを、ペナルティーエリア内左サイドで得たリンコン・エンリケが、ゴール斜め前からシュートを放つと、レオ・ドゥアルテが、際どいところでコーナーキックに替えた。
 同39分、ウィリアン・アロンからのパスを受けたディエゴ・ロッシが、ペナルティエリアの左サイドから狙いすましたシュートを放つと、これが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同ロスタイム3分、右サイドからフィリップ・ケニーがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内で、そのボールを得たダニエル・アレクシッチがシュートを放つも、GKアルタイ・バユンドゥルがコーナーキックに替えた。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=セルダル・アズィズ、グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半29分:ジョアン・ペドロ)、リンコン・エンリケ、ミゲル・クレスポ、イスマイル・ユクセッキ(後半23分:ウィリアン・アロン)、フェルディ・カドゥオウル(後半ロスタイム1分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=エネル・ヴァレンシア(後半29分:エムレ・モル)、ミシー・バチュハイ(後半29分:ディエゴ・ロッシ)
【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=オメル・アリ・シャヒネル、レオ・ドゥアルテ、マフムト・テクデミル、ハサン・アリ・カルドゥルム=デニズ・トゥルチ(後半42分:パトリック・シズ)、ルカス・ビグリア、ベルカイ・オズジャン(後半42分:フィリップ・ケニー)=ベルトラン・トゥラオレ(後半35分:ダニエル・アレクシッチ)、ステファノ・オカカ、セルダル・ギュレル(後半15分:ミュニル・シュイアール)



アンタルヤ・スポル 2:1 イスタンブル・スポル(NTV改+ファナティック紙補綴 22.10.22)

フェルナンド(アンタルヤ・スポル公式HP) ジェトミル・トパッリ(左)中島(右)(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第11節で、一旦は、リードを許したアンタルヤ・スポルが、イスタンブル・スポルを、ヴェイセル・サルが、後半ロスタイム7分に放ったゴールで勝利を収めた。ヌリ・シャヒン率いるアンタルヤ・スポルは、これで、63日ぶりで勝ち点3を獲得した。

 トルコ・リーグ第11節の開幕試合で、アンタルヤ・スポルとイスタンブル・スポルが対峙した。コレンドン航空パルク・アンタルヤ・スタジアムで行われたこの試合、ホームのアンタルヤ・スポルが2:1で制した。前半26分、アディ・メフレミッチのゴールで先制したイスタンブル・スポルに対し、ホームのアンタルヤ・スポルは、前半ロスタイム1分にフェルナンドのゴールで同点に追いついた。そして、この試合、最後のゴールは、後半ロスタイム7分にヴェイセル・サルが決めた。ヴェイセル・サルが決めたゴールが、アンタルヤ・スポルに勝利を導いたのだった。なお、この試合の後半16分、イスタンブル・スポルのエドゥアルト・ロッカが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となっている。

                得点場面

 前半26分、ヴァロン・エテミが右コーナーキックを蹴ったあと、こぼれ球を得たエミル・カーン・ギュルテキンがバイシクル・シュートを放った。そのボールを、ファーサイドのゴールポスト近くで得たアディ・メフレミッチが、GKアルペレン・ウイサルの右を抜けるシュートを放つとゴールが生まれた。0:1。
 同ロスタイム1分、フェルナンドが、ペナルティーエリアの外ゴール左斜め前からフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙うと、これが、イスタンブル・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。1:1。
 後半ロスタイム7分、フェルナンドが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からフリーキックを蹴ると、それに合わせていいジャンプを見せたギョクデニズ・バイラクダルがヘディングシュートを放ったところ、ボールは、上のバーを直撃して跳ね返った。ペナルティーエリアで、そのボールを得たルイダンマがシュートを放つと、ゴールライン前にいたヴェイセル・サルが触れ、ボールは、イスタンブル・スポルのゴールネットを揺らした。線審はオフサイド・フラッグを上げていたが、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールが認定された。

【アンタルヤ・スポル】アルペレン・ウイサル=ビュンヤミン・バルジュ、クリスティアン・ルイダンマ、オメル・トプラク(後半45分:ヴェイセル・サル)、ギュライ・ヴラル=ウフク・アキョル(後半31分:ソネル・アイドーウ)、サム・ラルソン(後半31分:ギョクデニズ・バイラクダル)=フェルナンド・マルティンス、中島翔哉(後半18分:ルイス・アドリアーノ)、シナン・ギュムシュ(後半1分:ウッサーム・ガーシャ)=ハジ・ライト
【イスタンブル・スポル】ダヴィッド・イエンセン=オーウズハン・ベルベル(後半33分:カーン・ミライ・バーウシュ)、オカン・エルドーアン、メフメット・イエシル、アディ・メフレミッチ=エミル・カーン・ギュルテキン(後半33分:イブラヒム・ユルマズ)、アリ・ヤシャル(後半20分:トゥンジェル・ドゥハン・アクス)=ムアッメル・サルカヤ、エドゥアルト・ロッカ、ヴァロン・エテミ(後半12分:クリスタル・アバザジ)=ジェトミル・トパッリ(後半20分:メリヒ・カバサカル)



規律委員会、ユスフ・ヤズジュに2試合の出場停止処分(フォトマッチ紙 22.10.21)

ユスフ・ヤズジュ(ハベル・テュルク紙)  プロサッカー規律委員会は、ベシクタシュ戦でレッドカードをもらったユスフ・ヤズジュに、2試合の出場停止処分を決めた。従って、ユスフ・ヤズジュは、シワス・スポル戦とコンヤ・スポル戦には出場できない。

 発表には、「トラブゾン・スポル所属のユスフ・ヤズジュは、2022年10月16日に行われたベシクタシュ対トラブゾン・スポルのトルコ・リーグの一戦で、相手選手に対して、重大なファウルを犯したので、公式戦2試合の出場停止処分という罰則を課すことを決定した」とある。



フェネルバフチェに朗報、2つ(ファナティック紙 22.10.20)

エムレ・モル(CNNトルコ) ウィリアン・アロン(TRT) ホルヘ・ヘスス監督(イエニ・シャファク紙)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第11節で、この土曜日午後8時から対戦するバシャクシェヒル・スポル戦に備えての練習を続けている。この練習で、首脳陣の顔を和ませることがあった。

 ジャン・バトゥル・グランドで、ホルヘ・ヘスス監督指揮下行われた練習は、屋内での体力&持久力トレーニングから始まった。その後、ピッチに入った選手たちは、ランニング、ウォーミングアップを行い、チーム練習に移り、パス練習を行っていた。そして、戦術練習、及び、個人練習を行い、この日の練習を打ち上げた。

                 エムレ・モルとウィリアン・アロンから朗報

 ジョシュア・キングが、個別メニューに従い、練習を続けているが、メルト・ハカン・ヤンダシュとルアン・ペレスは、この日の治療プログラムで終わっていた。一方、故障の癒えたウィリアン・アロンは、チーム練習全てをこなしていたが、エムレ・モルは、最初の部分だけ、チームに合流していた。フェネルバフチェは、今日も、バシャクシェヒル・スポル戦に向けての準備を続けることになっている。



ベシクタシュ、プレーの構想を変える(TRT 22.10.19)

ヴァレリアン・イスマエル監督(TRT)  ベシクタシュの目は、ハタイ・スポル戦に向いている。難しいアウェー戦で、ラシド・ゲザルとボウト・ベグホルストを起用できないベシクタシュは、ヴァレリアン・イスマエル監督が、プレーの構想を変えることを考えていると言われている。

 ベシクタシュは、この月曜日にアウェーで戦うハタイ・スポル戦に備えての準備を続けている。故障を抱える選手の存在が、ヴァレリアン・イスマエル監督を考え込ませている。この難しい試合に、ラシド・ゲザルとボウト・ベグホルストを起用できない。このため、ベシクタシュは、選手講成、及び、プレーの構想を変えねばならない。ラシド・ゲザルとボウト・ベグホルストの替わりは、ジェンク・トスンとジャクソン・ムレカを起用するものと思われる。ベシクタシュは、今季初めて、ボウト・ベグホルストを欠いて試合に臨む。同監督は、試合が停滞したときに、ボウト・ベグホルストにロングボールを送り、相手陣内に攻め寄せるというプレーを試みていた。しかし、ボウト・ベグホルストを欠くことになり、こういった構想を使えなくなる。そこで、ハタイ・スポルとのアウェー戦では、我慢のプレーで、足元にボールを確保したい選手たちは、攻撃プランを、その考えで組み立てることになろう。それとともに、分析チームの報告の詳細を求める監督が、それらを選手たちとシェアすることになろう。



アンカラ・グジュ 0:3 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP+ソズジュ紙補綴 22.10.18)

ペドリーニョ、イスマイル・ユクセッキ、マルロン・ロドリゲス・シャヴィエル(左から)(フェネルバフチェ公式HP) イルファン・ジャン・カフヴェジ(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第10節閉幕試合で、アンカラ・グジュとアウェーで対峙したフェネルバフチェは、この試合を0:3で制し、勝ち点を20に伸ばした。

 エリャマン・スタジアムで行われたこの試合、ゴールは、前半3分にミシー・バチュハイ、同25分にイルファン・ジャン・カフヴェジ、後半ロスタイム1分にディエゴ・ロッシが決めた。

                試合経過

 前半3分、リンコン・エンリケが、左サイドからフリーキックを蹴り、それに、ペナルティーエリアにいたセルダル・アズィズがヘッドで合わせた。ボールは相手ディフェンスに当たり、ミシー・バチュハイの前に転がると、そのミシー・バチュハイがゴールを決めたのだった。0:1。
 同25分、エネル・ヴァレンシアが出したパスを。ペナルティーエリアの外で得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、狙いすました強いシュートを放つと、GKギョクハン・アッカンが防ごうとしたが、ゴールネットに突き刺さった。0:2。
 同26分、アンカラ・グジュがゴールを決めたが、オフサイドがあったとしてゴールとは認定されなかった。ジョルジ・ベリージェが、右サイドからペナルティエリア内へと送ったボールを得たアリ・ソウが放ったシュートが、ゴールインしたのだった。だが、ハリル・ウムト・メレル主審が、ヴィデオ判定システム審判からの警告後、オフサイドがあったとしてゴールを取り消したのだった。
 同37分、アンカラ・グジュの攻撃で、ケヴィン・マルクートが右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティーエリアのゴール右斜め前でボールを得たジョルジ・ベリージェがシュートを放った。だが、GKアルタイ・バユンドゥルが、倒れ込みながら際どく防いだ。
 同39分、アンカラ・グジュの攻撃で、エムレ・クルンチが左サイドからペナルティーエリア内へとボールを送ると、それをクリアしようとしたリンコン・エンリケが逆方向へ蹴ると、ボールは枠に向かい、GKアルタイ・バユンドゥルが際どく外に出した。
 後半8分、タイラン・アンタルヤルがディフェンスの裏に放り込むと、それに反応したアリ・ソウが、ボールを持ちペナルティエリア内へと入りシュートを放つも、ボールは、ディフェンダーに当たりコーナーキックに替わった。
 同20分、イルファン・ジャン・カフヴェジのスルーパスに反応して抜け出したエネル・ヴァレンシアがGKと1対1となった。そのエネル・ヴァレンシアがシュートを放ったが、GKが足を使って外に出した。
 同29分、ミゲル・クレスポのスルーパスに反応して抜け出したジョアン・ペドロが放ったシュートは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム1分、スピードに乗った攻撃で、ミゲル・クレスポのパスをペナルティーエリア内で受けたフェルディ・カドゥオウルが、左サイドのゴールライン際から内へと折り返すと、ボールは、ウロス・ラダコヴィッチからこぼれ、ディエゴ・ロッシの前に転がった。そのディエゴ・ロッシが、ゴール前から放ったシュートが、アンカラ・グジュのゴールネットを揺らした。0:3。

【アンカラ・グジュ】ギョクハン・アッカン=ケヴィン・マルクート(後半15分:オウズ・ジェイラン)、ウロス・ラダコヴィッチ、ニハド・ムジャキッチ、ヤシン・ギュレレル(後半33分:マルロン・ロドリゲス・シャヴィエル)=トルガ・ジエルジ、タイラン・アンタルヤル(後半33分:フェデリコ・マヘダ)=エムレ・クルンチ、ヘセ・ロドリゲス・ルイス(後半15分:アナスタシオス・チャツィジョヴァニス)、ジョルジ・ベリージェ(後半26分:ペドリーニョ)=アリ・ソウ
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=セルダル・アズィズ、グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半ロスタイム4分:エズジャン・アリオスキ)、ミゲル・クレスポ、リンコン・エンリケ(後半ロスタイム4分:アルダ・ギュレル)、フェルディ・カドゥオウル=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半27分:イスマイル・ユクセッキ)、ミシー・バチュハイ(後半21分:ジョアン・ペドロ)、エネル・ヴァレンシア(後半21分:ディエゴ・ロッシ)



ビッグゲーム、勝者は生まれず(TRT 22.10.17)

アブドゥルカディル・オミュル(左)ジョゼフ・デ・ソーサ(右)(トラブゾン・スポル公式Twitter) タイップ・タルハ・サヌッチ(左)マクシ・ゴメス(右)(ハベル・テュルク紙)  トルコ・リーグ第10節で、ベシクタシュとトラブゾン・スポルが、2:2で引き分けた。ユスフ・ヤズジュが、後半ロスタイムにレッドカードをもらった試合でもあった。

 ベシクタシュが、トルコ・リーグ第10節で、トラブゾン・スポルをホームに迎えた。この注目の一番は、2:2で終わった。ベシクタシュのゴールは、前半29分のイエンス・ラルセンのオウンゴール、後半25分のジェンク・トスンから生まれた。トラブゾン・スポルは、前半11分にマクシ・ゴメス、同36分にトレゼゲが決めたものだった。また、トラブゾン・スポルは、後半ロスタイムに、ユスフ・ヤズジュがレッドカードをもらった。この結果、ベシクタシュは、勝ち点を19に、トラブゾン・スポルは、同18に伸ばした。

                 試合経過

 前半11分、トラブゾン・スポルが先制した。バカセタスが右コーナーキックを蹴ると、そのコースに入ったマクシ・ゴメスが、ファーのゴール隅目がけてヘディングシュートを放つと、これが決まったのだった。0:1。
 同24分、ベシクタシュがゴールに迫った。サリフ・ウチャンのスルーパスに反応したボウト・ベグホルストが抜け出し、GKと1対1となったところでシュートを放つも、GKウーウルジャン・チャクルがゴールを許さなかった。その跳ね返りのボールを捉えたデレ・アリのシュートは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同28分、ベシクタシュが同点に追いついた。ラシド・ゲザルが、ゴール右斜め前から出したスルーパスに反応してボールを得たヴァレンティン・ロシエが、ゴールライン近くまで持ち込み、内へと折り返した。ファーサイドにいたイエンス・ラルセンが、逆方向に蹴り出そうとしたボールがゴールインしたのだった。1:1。
 同36分、トラブゾン・スポルに2点目が生まれた。ベシクタシュ陣内左サイドからのスローインの際、マスアクのミスパスで、ボールを、トレゼゲがコントロールすることになってしまった。そのトレゼゲが、ペナルティエリア内へと持ち込み、GKエルシン・デスタノウルと対峙したところから落ち着いてはなったシュートが、ゴールインしたのだった。1:2。そして、前半は、トラブゾン・スポルが優位を保ち終わった。
 後半14分、トラブゾン・スポルが、3点目に迫った。ジョゼフ・デ・ソーサのミスパスの結果、ボールを奪ったウムト・ボゾクが、ペナルティーエリアのゴール左斜め前にいたエニス・バルディに出した。そのエニス・バルディが、ファーサイドを狙ったシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同25分、ベシクタシュが、同点に追いついた。ネイサン・レドモンドが、右サイドからセンタリングを入れると、そのコースに入り、いいジャンプを見せたボウト・ベグホルストがヘディングシュートを放った。ボールは上のバーを直撃して跳ね返ったところ、詰めていたジェンク・トスンが、ボール右側で身体を反転させて放ったシュートが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らした。2:2。
 同44分、ユスフ・ヤズジュが、ペナルティーエリアの手前からシュートを放つと、GKエルシン・デスタノウルの右を抜けようかというものだったが、エルシン・デスタノウルは、これをパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同ロスタイム6分、トラブゾン・スポルのユスフ・ヤズジュが、ヴィデオ判定システムで確認後、レッドカードをもらった。中盤で、ユスフ・ヤズジュが、背後からチェックを入れたため、ゲドソン・フェルナンデスがピッチに倒れ込んだ。アリ・シャンサラン主審は、最初は、ユスフ・ヤズジュに対しイエローカードを出したのだが、ヴィデオ判定システム審判からの警告が入り、映像の確認に向かった同主審は、改めて、ユスフ・ヤズジュにレッドカードを出したのだった。そして、試合は、2:2の引き分けに終わった。

【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヴァレンティン・ロシエ、タイップ・タルハ・サヌッチ、フランシスコ・モンテーロ、アルトゥール・マスアク=サリフ・ウチャン(後半22分:ゲドソン・フェルナンデス)、ジョゼフ・デ・ソーサ、デレ・アリ(後半22分:ジェンク・トスン)=ラシド・ゲザル(前半ロスタイム1分:ネイサン・レドモンド)、ボウト・ベグホルスト、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ(後半39分:ジャクソン・ムレカ)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、マルク・バルトラ、ヴィトール・フーゴ、エレン・エルマル(後半40分:ステファノ・デンスヴィル)=ジャン・フィリップ・グバミン、マレク・ハムシク(後半35分:ユスフ・ヤズジュ)=アブドゥルカディル・オミュル(後半11分:ウムト・ボゾク)、アナスタシオス・バカセタス(後半45分:マノリス・シオピス)、トレゼゲ=マクシ・ゴメス(後半11分:エニス・バルディ)



カイセリ・スポル 2:1 ガラタサライ(NTV+ヒュリエット紙補綴 22.10.16)

オヌル・ブルト(カイセリ・スポル公式Twitter) ヴィクトール・ネルソン(左)オリヴィエ・ケメン(右)(ガラタサライ公式HP)  トルコ・リーグ第10節で、カイセリ・スポルとアウェー戦を戦ったガラタサライは、1:2で敗れてしまった。ホームのカイセリ・スポルが、2:0と、前半をリードして終わったこの試合、バルシュ・アルペル・ユルマズのゴールだけでは十分とは言えなかった。

 トルコ・リーグ第10節で、カイセリ・スポルとのアウェー戦を戦ったガラタサライは、2:1で敗れたが、この試合の最初のビッグチャンスは、ガラタサライに生まれた。試合開始未だ27秒というところで、ペナルティエリア内でボールを得たマウロ・イカルデが、ゴール左斜め前で、身体を反転させて強いシュートを放ったが、GKビラルが、辛うじてコーナーキックに替えた。この試合に優勢に臨んだかに見えたガラタサライの攻勢も、長くは続かなかった。ホームのカイセリ・スポルが、前半は、守備の安全に重点を置き、足元にボールを確保し、試合をコントロールしてゴールを模索した。そして、望んでいたゴールを、同22分に見出した。ペナルティーエリア手前で、ベルナール・メンサーが、ヘッドで、ペナルティエリア内にいたガヴラノヴィッチにパスを出した。絶好の位置でボールを得たガヴラノヴィッチが、ダイレクトでシュートを放つと、ガラタサライのゴールネットが揺れたのだった。1:0。同34分、今度は、オヌル・ブルトが舞台に上がった。ラマザンからのパスを、ペナルティーエリア・ライン手前で受けたオヌル・ブルトが、相手選手をかわし、前を開け、ペナルティーエリア・ラインからシュートを放った。これが、GKムスレラが見送るなか、ガラタサライのゴールネットに突き刺さったのだった。2:0。
 ガラタサライは、後半に臨むにあたり、3選手を交替させた。ドリース・メルテンス、ユヌス・アクギュン、フレドリク・ミットシエを下げ、セルジオ・オリヴェイラ、バルシュ・アルペル・ユルマズ、ミロト・ラシツァを入れた。また、同30分には、フアン・マタに替えて、バフェティンビ・ゴミスを入れた。カイセリ・スポルが、後半も、優位に進め、好機も多く作り出していた。ホームのカイセリ・スポルが絶好機を活かせないなか、同11分、セルジオ・オリヴェイラが、左コーナーキックを蹴ると、ボールが、ペナルティーエリア内にいたバルシュ・アルペル・ユルマズに当たり、ゴールインした。だが、ヴィデオ判定システムで確認後、手を使っていたとしてゴールと認定されなかった。同41分、ガラタサライにゴールが生まれた。ミロト・ラシツァが、左サイドからペナルティーエリア内へと送ったボールに、バフェティンビ・ゴミスがシュートを打てなかったボールが、バルシュ・アルペル・ユルマズの前に飛んで来た。前を開けたバルシュ・アルペル・ユルマズがシュートを放つと、点差を1と縮めるゴールとなった。2:1。だが、ガラタサライには、それだけでは十分ではなかった。他のゴールは生まれることなく、結局、カイセリ・スポルが2:1で勝利を掴んだ。この勝利で、カイセリ・スポルは勝ち点を16に伸ばした。7試合ぶりに敗れたガラタサライは、同17に留まった。

【カイセリ・スポル】ビラル・ベヤズィット=オヌル・ブルト、マジド・ホセイニ(後半14分:ヤウ・アッカー)、ディミトリス・コロヴェツィオス、リオネル・キャローレ=グスタヴォ・カンパナロ=ラマザン・ジヴェレク(後半37分:エムラー・バシャン)、オリヴィエ・ケメン(後半22分:アリ・カリミ)、ベルナール・メンサー(後半37分:アンドレア・ベルトラッツィ)、ミゲル・カルドーソ(後半31分:マメ・ティアム)=マリオ・ガヴラノヴィッチ(後半37分:ムスタファ・ペクテメク)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、カズムジャン・カラタシュ=ルーカス・トレイラ(後半42分:ケレム・アクテュルコウル)、フレドリク・ミットシエ(後半1分:セルジオ・オリヴェイラ)=ユヌス・アクギュン(後半1分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、フアン・マタ(後半30分:バフェットィンビ・ゴミス)、ドリース・メルテンス(後半1分:ミロト・ラシツァ)=マウロ・イカルディ



アンタルヤ・ダービーで5ゴール、勝ったのはアランヤ・スポル(NTV改 22.10.15)

エフェジャン・カラジャ(前)オメル・トプラク(後)(ヒュリエット紙) アフメド・ハッサン(アランヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第10節開幕試合で、アランヤ・スポルが、アンタルヤ・スポルを3:2でくだした。アランヤ・スポルのゴールは、アフメド・ハッサン、アルナウド・ルサンバ、イドリッサ・ドゥンビアから生まれたのに対し、アンタルヤ・スポルのゴールは、ハジ・ライトが記録した。

 トルコ・リーグ第10節で、アランヤ・スポルとアンタルヤ・スポルが対峙した。両者無得点のまま半時間が経過したところで、アンタルヤ・スポルに、前半36分、ギョクデニズ・バイラクダルからゴールが生まれたが、オフサイドがあったとして、ゴールは認定されなかった。従って、前半の終盤に入っても、両者無得点のままだったが、同44分に、アランヤ・スポルが先制ゴールを決めた。カンデイアスが右コーナーキックを蹴ると、いいジャンプを見せたアフメド・ハッサンのヘディングシュートが決まったのだった。1:0。そして、前半は、このスコアのまま終わった。
 後半に臨むにあたり、アンタルヤ・スポルは、選手交替をして臨んだ。サム・ラルソンを入れ、ギョクデニズ・バイラクダルを下げたのだ。同6分、アランヤ・スポルが、点差を2と拡げた。レロイ・フェルが、右サイドからペナルティーエリアへとセンタリングを入れると、アンタルヤ・スポルのディフェンダーが大きくクリアしようとした。だが、ペナルティーエリアの外へ向かったボールを捉えたアルナウド・ルサンバが、強烈なシュートを放つと、これが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。アルナウド・ルサンバの今季初ゴールだった。2:0。アンタルヤ・スポルは、その6分後、ハジ・ライトのゴールが生まれ、点差を、再び1とした。左サイドで生まれた攻撃で、ジェマリ・セルテルがペナルティーエリア内へと送ったボールに合わせていいジャンプを見せたハジ・ライトのヘディングシュートが炸裂したのだった。2:1。試合も終盤にさしかかり、ホームのアランヤ・スポルが2:1の優位を保っていたが、そのアランヤ・スポルが、同25分に、再び、点差を2と拡げた。エフェジャン・カラジャが、右サイドからペナルティーエリア内へとセンタリングを入れると、それに合わせてレロイ・フェルがシュートを放った。そのボールを、GKアルペレン・ウイサルが防ぎ、ディフェンスが大きくクリアしようとしたが混戦となり、その中からイドリッサ・ドゥンビアが、強く足を振りぬくとゴールが生まれたのだった。3:1。同42分、ハジ・ライトが、自身にとっても、チームにとっても、この日2つ目のゴールを決め、この試合のスコアが決した。中盤から生まれた攻撃で、ムスタファ・エルディルマンの出したスルーパスに反応して抜け出したハジ・ライトが、GKと1対1となったところから落ち着いてシュートを放つと、これが決まったのだった。3:2。
 これで、アランヤ・スポルは勝ち点3を得て、4試合ぶりの勝利を掴んだ。勝ち点を12に伸ばしたのに対し、アンタルヤ・スポルが、同7に留まった。トルコ・リーグ第11節では、アンタルヤ・スポルは、イスタンブル・スポルをホームに迎えるのに対し、アランヤ・スポルは、ガラタサライとのアウェー戦に臨む。

【アランヤ・スポル】ルナル・ルナルソン=ユスフ・オズデミル、ファーティフ・アクソイ、フルカン・バユル、ジョエル・ラスール(後半43分:ジュレ・バルコヴェッチ)=アルナウド・ルサンバ(後半24分:イドリッサ・ドゥンビア)、レロイ・フェル=エフェジャン・カラジャ(後半32分:オウズ・アイドゥン)、エフカン・ベキロウル(後半24分:ウムト・ギュネシュ)、ダニエル・カンデイアス(後半16分:ズィナディネ・フェルハト)=アフメド・ハッサン
【アンタルヤ・スポル】アルペレン・ウイサル=ビュンヤミン・バルジュ、クリスティアン・ルイダンマ、オメル・トプラク、ジャマリ・セルテル(後半31分:シェレル・フロラヌス)=ウフク・アキョル(後半39分:ムスタファ・エルディルマン)、フレディ(後半31分:ハカン・オズメト)=ギョクデニズ・バイラクダル(後半1分:サム・ラルソン)、ルイス・アドリアーノ、ウッサーム・ガーシャ(後半30分:シナン・ギュムシュ)=ハジ・ライト



フェネルバフチェ、UEFA欧州リーグでグループリーグ戦からの勝ち上がりを決める(フェネルバフチェ公式HP+ミリエット紙補綴 22.10.14)

フェルディ・カドゥオウル(左)(AEKラルナカ公式HP) ジョアン・ペドロ(AEKラルナカ公式HP)  UEFA欧州リーグB組第4節で、キプロスのAEKラルナカとのアウェー戦を戦ったフェネルバフチェが、この試合を1:2で制した。この結果、勝ち点を10に伸ばしたフェネルバフチェは、グループ首位を維持し、残り2試合を残して。グループリーグの突破を決めた。

 AEKアリーナで行われたこの試合、フェネルバフチェのゴールは、前半16分にジョアン・ペドロが、後半35分にミシー・バチュハイが決めた(PK)。一方、ホームのAEKラルナカは、後半7分に、イワン・トリコフスキがPKによる得点を記録した。また、同41分には、エネル・ヴァレンシアがPKのチャンスを活かせなかった一方、AEKラルナカでは、アンゲル・ガルシアが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。
 グループリーグのもう1試合は、レンヌが、ディナモ・キーウを0:1でくだした。また、フェネルバフチェは、グループリーグの第5戦を、レンヌと、ウルケル・スタジアムで、10月27日(木)の午後7時45分から行うことになっている。

                 試合経過

 前半16分、エズジャン・アリオスキが、ペナルティーエリアの外左サイドからグランダーのボールで、センタリングを入れると、そのコースに入ったジョアン・ペドロが、ボールに触れるとゴールが決まった。0:1。
 同22分、フリーキックのボールが、ファーサイドに放り込まれると、それを、アッティラ・サライがヘッドで内へと入れた。それに合わせて、グスタヴォ・エンリケが、至近距離からヘディングシュートを試みたが、ボールは、GKが押さえてしまった。
 後半3分、アルトマンが、ペナルティーエリア内で、アルタイ・バユンドゥルのチェックを受けピッチに倒れた。この試合の主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、PKの決定を下した。同7分、トリコフスキが、このPKを蹴り、ゴールが生まれた。1:1。
 同15分、ファラジが、右サイドから内へとボールを入れたのに合わせて、サンジュルジョがヘディングシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同21分、イスマイル・ユクセッキのパスに反応して、右サイドからディフェンスの裏を取ったフェルディ・カドゥオウルが、角度のないところからシュートを放ったが、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。
 同33分、ブライト・オシャイ・サミュエルが、ペナルティーエリア内で内へと入れようとしたボールに、ナウムが手を使ったため、主審はPKを指示した。同35分、このPKをミシー・バチュハイが蹴ると、AEKラルナカのゴールネットが揺れた。1:2。
 同38分、エネル・ヴァレンシアが、ペナルティエリアの外から強烈なシュートを放つと、GKが、その転がって来るボールを、際どくコーナーキックに替えた。
 同39分、ディエゴ・ロッシが、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前で、ガルシアのチェックを受けピッチに倒れると、パウル・ラジュコフスキ主審は、PKを指示した。ガルシアにはイエローカードが出され、これが、この日2枚目のイエローカードとなったため、ガルシアは退場となった。同41分、このPKを、エネル・ヴァレンシアが蹴ったが、GKがゴールを許さなかった。
 同ロスタイム6分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリア内からシュートを放つも、GKがコーナーキックに替えてしまった。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、セルダル・アズィズ、グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ=アルダ・ギュレル(後半24分:ミシー・バチュハイ)、イスマイル・ユクセッキ、エズジャン・アリオスキ(後半25分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=ディエゴ・ロッシ(後半ロスタイム2分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、ジョアン・ペドロ(後半23分:エネル・ヴァレンシア)、リンコン・エンリケ(後半31分:ミゲル・クレスポ)



バシャックシェヒル・スポル、オメル・アリ・シャヒネルとの契約を更改(CNNトルコ 22.10.13)

オメル・アリ・シャヒネル(ファナティック紙)  バシャックシェヒル・スポルは、トルコ代表選手でもあるオメル・アリ・シャヒネルとの契約を、「1+1」年延長した。

 バシャックシェヒル・スポルが明らかにしたところによると、「我がクラブのオメル・アリ・シャヒネルとの契約を、“1+1”年延長した。オメル・アリ・シャヒネルとの調印式には、我がクラブからは、メスチ・アルタンとムスタファ・エロギュト両副理事長が出席した。我がクラブに加入して以後、献身的な姿勢とピッチにおける戦い方で注目を得ているオメル・アリ・シャヒネルに対し、衷心より、我がクラブで、その活躍を続けてくれることを願っている」とある。



フェネルバフチェ、登録メンバーを発表(TRT 22.10.12)

ホルヘ・ヘスス監督(TRT)  フェネルバフチェが、UEFA欧州リーグB組第4戦で、明日、アウェーで戦うキプロスのAEKラルナカ戦の登録メンバーを発表した。

 フェネルバフチェの発表によると、イスタンブルでの最終練習に姿がなかったミハ・ザイッチが、筋肉に痛みが出たということで、登録メンバーには、その名前がなかった。故障が、まだ癒えていないルアン・ペレス、ウィリアン・アロン、メルト・ハカン・ヤンダシュ、ジョシュア・キングも、メンバーには含まれていない。
 フェネルバフチェが、AEKラルナカ戦のメンバーとして発表した顔触れは、以下の通りである。
 アルタイ・バユンドゥル、エルトゥールル・チェティン、イルファン・ジャン・エーリバヤト、ブライト・オシャイ・サミュエル、アッティラ・サライ、セルダル・アズィズ、グスタヴォ・エンリケ、イーイト・エフェ・デミル、エズジャン・アリオスキ、フェルディ・カドゥオウル、イスマイル・ユクセッキ、ミゲル・クレスポ、エムレ・モル、リンコン・エンリケ、ディエゴ・ロッシ、アルダ・ギュレル、イルファン・ジャン・カフヴェジ、エネル・ヴァレンシア、ジョアン・ペドロ、ミシー・バチュハイ。



シワス・スポル、初勝利、バシャックシェヒル・スポルを倒す、0:2(アクシャム紙 22.10.11)

ムハメッド・シェンゲゼル、クリントン・エンジ、ユスフ・ンダイシミエ(左から)(シワス・スポル公式HP) ディア・サバ(シワス・スポル公式HP)  トルコ・リーグの戦いで、バシャックシェヒル・スポルが、ホームにシワス・スポルを迎えた。シワス・スポルは、今季の初勝利を、今季好調のバシャックシェヒル・スポルを相手に手に入れた。ルザ・チャルンバイ監督率いるシワス・スポルが、0:2で勝利を掴んだ。

 トルコ・リーグで、バシャックシェヒル・スポルとシワス・スポルが対峙した。シワス・スポルは、このアウェー戦で、0:2で勝ち、今季の初勝利を記録した。シワス・スポルのゴールは、前半ロスタイム2分にPKでと、後半40分にも、ともにディア・サバが決めた。ここ2試合、勝ち点のなかったシワス・スポルは、これで、今季の不運を打破し、今季初の勝ち点3を得た。一方のエムレ・ベレズオウル監督率いるバシャックシェヒル・スポルは、今季初の敗戦を喫したため、トルコ・リーグには、不敗のクラブはなくなった。この結果、シワス・スポルは勝ち点を7に伸ばし、バシャックシェヒル・スポルは、同17に留まり、首位争いに大きな痛手を被ってしまった。

                 試合展開

 前半3分、左サイドでボールを得たミュニル・シュイアールが、ペナルティーエリア手前まで持ち込み、とっても強いシュートを放ったが、GKアリ・シャシャル・ヴラルは、ゴールを許さなかった。
 同9分、右サイドでボールを得たエルドーアン・イエシルユルトが、ペナルティーエリアの手前ゴール右斜め前からとても強いシュートを放つも、GKムハメッド・シェンゲゼルが、横っ飛びになって、これを防いだ。
 同12分、ビグリアが、ゴール左斜め前からペナルティーエリア内へとボールを持ち込み、グランダーのシュートを放ったが、アリ・シャシャル・ヴラルが防ぐのに成功した。
 同33分、ペナルティーエリア内ゴール左斜め前でボールを得たミュニル・シュイアールがシュートを放つと、ボールは、GKアリ・シャシャル・ヴラルから跳ね返った。詰めていたデニズ・トゥルチが仕上げをしようとしたが、ディフェンダーが、シュートコースを消しに入り、コーナーキックに替わった。
 同45分、深く放り込まれたボールに反応して、ディフェンスの裏を取ったヤタバレが、GKと1対1となったところで放ったシュートは、GKムハメッド・シェンゲゼルからこぼれた。詰めていたクリントン・エンジが仕上げをしようとしたが、ユスフ・ンダイシミエがチェックに入り、ピッチに倒れ込んだ。これを咎めたカディル・サーラム主審はPKを指示した。
 同ロスタイム1分、これを、ディア・サバが蹴り、その瞬間、滑ってしまったが、ボールは、GKの左を抜け、ゴールネットに突き刺さった。0:1。
 後半13分、ビグリアが、ゴールやや左斜め前から蹴ったフリーキックは、直接ゴールマウスに迫ったが、僅かに枠を逸れ、その傍らを飛んでいった。
 同40分、シワス・スポルが、点差を2と拡げた。相手陣内で、ベルトラン・トゥラオレからボールを奪い、スピードに乗って前進したマックス・グラデルが、左サイドからペナルティエリア近くまで持ち込んだ。そのマックス・グラデルが、ペナルティーエリアの手前にいたヤタバレにパスを出すと、ヤタバレは、ダイレクトで右にいたディア・サバに、ボールを預けた。GKと1対1となった、このイスラエル人選手ディア・サバが、きれいなシュートを放つと、これが決まったのだった。0:2。
 同ロスタイム6分、ペナルティエリア内ゴール左斜め前でボールを得たセルダル・ギュレルがシュートを放ったが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半は、テンポが落ち、中盤でのせめぎ合いに終始した試合だったが、アウェーのシワス・スポルが、0:2で、これを制したのだった。

【バシャックシェヒル・スポル】ムハメッド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル、アレクサンドゥル・エピュロヌ、ユスフ・ンダイシミエ、ルカス・リマ(後半1分:ハサン・アリ・カルドゥルム)=ルカス・ビグリア=ベルトラン・トゥラオレ、デニズ・トゥルチ(後半18分:ステファノ・オカカ)、ベルカイ・オズジャン(後半33分:ダニエル・アレクシッチ)、ミュニル・シュイアール(後半13分:ムハメット・アルスランタシュ)=フィリップ・ケニー(後半1分:セルダル・ギュレル)
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ムラト・パルリ、ディミトリス・ゴウタス、ジャネル・オスマンパシャ、ウーウル・チフトチ=ロビン・ヤルチュン(後半16分:ハカン・アルスラン)=クリントン・エンジ(後半22分:マックス・グラデル)、フレデリック・ウルフェシュタト(後半33分:カリラオス・カリシス)、ディア・サバ、エルドーアン・イエシルユルト=ムスタファ・ヤタバレ



フェネルバフチェ 5:4 カラギュムリュク(フェネルバフチェ公式HP+NTV補綴 22.10.10)

ミゲル・クレスポ(フェネルバフチェ公式HP) ジョアン・ペドロ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、マゴメド・オズドエフ(左から)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第9節で、ホームに迎えたカラギュムリュクを5:4でくだした。ミゲル・クレスポがゴールラッシュの幕を切って落とした試合で、エネル・ヴァレンシアが3ゴールを決め、そして、フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、後半ロスタイム5分にミシー・バチュハイが決めた。アウェーのカラギュムリュクは、ファビオ・ボリーニ(2)、ジャン・クアッシ、ブラク・カパジャクからゴールが生まれた。フェネルバフチェは、この勝利で、勝ち点を17に伸ばした。

                 得点場面

 前半9分、フェネルバフチェが、1点目を決めた。イスマイル・ユクセッキのヒールパスを受けたミゲル・クレスポが、ボールをペナルティーエリア手前まで持ち込み、強烈なシュートを放つと、これが、カラギュムリュクのゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。
 同16分、アウェーのカラギュムリュクが、同点に追いついた。エブリマ・コリーからのパスをコントロールしたファビオ・ボリーニが、ペナルティーエリア内で身体を反転させて放ったシュートが、同点ゴールとなった。1:1。
 同24分、ファビオ・ボリーニのスルーパスに反応して抜け出したジャン・クアッシが、GKと1対1となり放ったシュートが、勝ち越し点となった。1:2。
 同28分、フェネルバフチェが、スコアを2:2とした。リンコン・エンリケが、左タッチライン際から、フェイントをかけ内へと入れたボールに、エネル・ヴァレンシアがいいジャンプを見せ、ヘッドで叩き込んだのだった。2:2。
 後半14分、ミゲル・クレスポのパスを、ジャネル・エルキンが手を使いカットしたことを咎めた主審がPKを指示した。このPKを、エネル・ヴァレンシアが決め、スコアを3:2とした。
 同19分、今度は、アウェーのカラギュムリュクがPKを得た。ペナルティエリア手前にいたジャン・クアッシのスルーパスに反応して走り出したファビオ・ボリーニが得たボールに、アルタイ・バユンドゥルが倒れ込みながらチェックに入ると、アルタイ・バユンドゥルの手がファビオ・ボリーニを倒してしまった。それを咎めた主審がPKを指示したのだった。同23分、ファビオ・ボリーニが、このPKを蹴ると、ボールは、アルタイ・バユンドゥルの右を抜け、ゴールインした。3:3。
 同23分、フェネルバフチェが、再び、PKを獲得した。ペナルティーエリア手前からエネル・ヴァレンシアがシュートを放つと、ローレンス・ニコラスが、手でカットした。主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、PKを指示した。このPKを、エネル・ヴァレンシアが決め、エネル・ヴァレンシアは、これでハットトリックを記録した。4:3。
 同39分、更に、新たなゴールが生まれた。左サイドからジャネル・エルキンがスローインで、ボールをペナルティーエリアへと投げ込んだ。スティーヴン・コーカーがヘッドで、このボールを浮かすと、ボールは、アッティラ・サライから跳ね上がり、更にファーサイド方向へと流れた。そこで待ち構えていたブラク・カパジャクのヘディングシュートが決まったのだった。4:4。
 同ロスタイム5分、ミシー・バチュハイが舞台に上がった。アッティラ・サライから出たロングボールを、ペナルティエリア内でコントロールしたミシー・バチュハイが勝利をもたらすゴールを決めたのだった。5: 4。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=ブライト・オシャイ・サミュエル、グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ、リンコン・エンリケ(後半31分:エズジャン・アリオスキ)=エムレ・モル(後半31分:ディエゴ・ロッシ)、イスマイル・ユクセッキ、ミゲル・クレスポ、イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半43分:セルダル・ドゥルスン)=エネル・ヴァレンシア(後半ロスタイム10分:セルダル・アズィズ)、ジョアン・ペドロ(後半43分:ミシー・バチュハイ)
【カラギュムリュク】エミリアーノ・ヴィヴィアーノ=サリフ・ドゥルスン(後半28分:スティーヴン・コーカー)、イブラヒム・ドゥレセヴィッチ、ダヴィデ・ビラシ、ジャネル・エルキン=ジミー・ドゥルマズ、マゴメド・オズドエフ(後半7分:ローレンス・ニコラス)、オタベク・シュクロフ(後半37分:ムバエ・ジャッネ)=エブリマ・コリー(後半28分:ブラク・カパジャク)、ジャン・クアッシ、ファビオ・ボリーニ



ギレスン・スポル 0:1 ベシクタシュ(NTV 22.10. 9)

タイップ・タルハ・サヌッチ(フォトマッチ紙) ムラト・ジェム・アクプナル、ラモン・アリアス・クインテロス、デレ・アリ(左から)(ベシクタシュ公式HP)  ギレスン・スポルとのアウェー戦を戦ったベシクタシュは、勝ち点3を、僅か1点で獲得した。ベシクタシュは、ボウト・ベグホルストがPKを活かすことができなかったが、タイップ・タルハ・サヌッチのゴールで、勝ち点3に到達したのだった。一方のギレスン・スポルは、オウルジャン・チャーラヤンが、後半45分にゴールを決めたかに見えたが、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールは取り消された。

 トルコ・リーグで、このギレスン・スポル戦の前3試合で勝利のなかったベシクタシュが、その不運を、黒海で終わりにした。タイップ・タルハ・サヌッチのゴールで、この試合を、0:1で制したのだった。
 ベシクタシュは、前半20分、ボウト・ベグホルストがPKを活かせなかった。タイップ・タルハ・サヌッチが、同34分、見事なバイシクル・シュートでゴールネットを揺らした。アウェーのベシクタシュが、終始、試合の主導権を握っていたにも拘わらず、後半45分に、オウルジャン・チャーラヤンが、ベシクタシュのゴールネットを揺らした。ホームのギレスン・スポルの喜びは、短時間しか続かなかった。ヴィデオ判定システムで確認後、オフサイドがあったという裁定がくだり、ベシクタシュが、勝ち点を失うことなく、イスタンブルに戻ることになった。4試合ぶりに勝ったベシクタシュは、この勝利で、勝ち点を18とし、試合数が多い中だが、首位のアダナ・デミル・スポルを掴まえた。一方のギレスン・スポルは、同8に留まった。

                 試合展開

 前半15分、マスアクがフリーキックを蹴り、内へと放り込むと、それで生まれた混戦のなか、エムレジャン・ウズンハンが、最後にボールに触れ、そのボールはゴールインした。だが、ヤシャル・ケマル・ウーウルル主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、これをゴールとは認定せず、替わりに、ギレスン・スポルのバジッチが、タユップ・タルハ・サヌッチに対して執った行為を咎め、PKを指示した。同20分、ボウト・ベグホルストが、このPKを蹴ったが、GKオヌルジャン・ピリが、これを押さえた。
 同30分、タイフル・ビンギョルが、左サイドからセンタリングを入れると、デレ・アリが、ヘッドで背後にそらした。それをディフェンスが逆方向に蹴り出そうとしたが、ボールが枠に向かい、GKオヌルジャン・ピリが際どく防いだ。
 同34分、マスアクが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内で混戦が生まれた。ディフェンスが、うまくクリアできなかったボールが、最後に、タユップ・タルハ・サヌッチの前に転がった。そのタユップ・タルハ・サヌッチがバイシクルシュートを放つと、これがゴールインした。0:1。そして、前半は、アウェーのベシクタシュが、0:1とリードをして終わった。
 後半2分、ボウト・ベグホルストからのパスを、ペナルティーエリア内で、フリーの状態でネイサン・レドモンドが得た。そして、ゴール左斜め前からシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同29分、デレ・アリが、相手選手2人をフェイントでかわし、左サイドから持ち込み、ボールを、ペナルティーエリア内にいたラシド・ゲザルに出した。そのラシド・ゲザルが、相手GKと1対1となった状態からシュートを放ったが、ボールは、GKオヌルジャン・ピリが押さえた。
 同35分、ギョルケム・サーラムが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティーエリア内にいたアリアスが触れた。ボールは枠を捉えたところ、ベシクタシュのディフェンダーが、ゴールライン際からクリアしてしまった。
 同42分、ラシド・ゲザルがディフェンスの裏にボールを送ると、それに反応したジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが、これに追いついた。そして、グランダーのボールを、ボウト・ベグホルストに出した。ボウト・ベグホルストの放ったシュートは、GKオヌルジャン・ピリが、際どく防いだ。
 同45分、ギレスン・スポルの攻撃で、右サイドからボルハ・サインスがペナルティエリア内へセンタリングを入れると、ハイルラー・ビラゼルが、フリーになっていたオウルジャン・チャーラヤンにボールを回した。そして、オウルジャン・チャーラヤンが放ったシュートは、ベシクタシュのゴール隅に突き刺さった。しかし、ヤシャル・ケマル・ウーウルル主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、オフサイドがあったとして、これをゴールと認定しなかった。そして、試合は、アウェーのベシクタシュが、0:1の優位を保ったまま終わった。

【ギレスン・スポル】オヌルジャン・ピリ=ハイルラー・ビラゼル、ラモン・アリアス・クインテロス、アレクシス・ペレス、アルペル・ウルダー(後半42分:ドーア・ジャン・ダワス)=ヨルマン・カンプザーノ、ムラト・ジェム・アクプナル(後半1分:ヴカン・サヴィチェヴィッチ)=ブランドリー・クワス(後半21分:オウルジャン・チャーラヤン)、ギョルケム・サーラム(後半36分:ファウスティン・センゴール)、ボルハ・サインス=リヤド・バジッチ
【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヴァレンティン・ロシエ(後半17分:ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ)、タイップ・タルハ・サヌッチ、ロマン・サイス(前半13分:エムレジャン・ウズンハン)、アルトゥール・マスアク=ゲドソン・フェルナンデス(後半30分:ネジプ・ウイサル)、デレ・アリ(後半30分:ジェンク・トスン)、ジョゼフ・デ・ソーサ=タイフル・ビンギョル、ボウト・ベグホルスト、ネイサン・レドモンド(後半17分:ラシド・ゲザル)



ガジアンテップFKとアダナ・デミル・スポル、勝ち点を分け合う! レッドカードが出た試合(ミリエット紙+ファナティック紙補綴 22.10. 8)

トマス・ペッカールト(左)エルタッチ・オズビル(右)(ガジアンテップFK公式HP) マルコヴィッチ(左)セミフ・ギュレル、(右)(ガジアンテップFK公式HP)  トルコ・リーグ第9節で、ガジアンテップFKとアダナ・デミル・スポルが対峙した。興奮に包まれた試合だったが、1:1の引き分けに終わった。

 ガジアンテップFKが、トルコ・リーグ第9節で、ホームにアダナ・デミル・スポルを迎えた。この大事な一戦は、カリョン・スタジアムで行われた。この興奮に包まれた試合は、サルペル・バルシュ・サカ主審が裁いた。そして、試合は、1:1の引き分けで終わった。アダナ・デミル・スポルは、後半15分にブリット・アソンバローニャがゴールを決めた。それに対し、アダナ・デミル・スポルは、同23分にラザール・マルコヴィッチがゴールを決めた。また、ガジアンテップFKのエルトゥールル・エルソイが、後半33分にレッドカードをもらった試合でもあった。この結果、アダナ・デミル・スポルは勝ち点を18に、ガジアンテップFKは同12に伸ばした。

                 試合経過

 前半23分、中盤で生まれたガジアンテップFKの攻撃で、マクシムのパスを受けたサガルが、遠目からシュートを放つも、GKエルタッチ・オズビルが防いだ。
 同27分、中盤から始まったアダナ・デミル・スポルの攻撃で、ペナルティエリア・ライン上にいたエムレ・アクババが、ボールを左隅にいたブリット・アソンバローニャに出した。そのブリット・アソンバローニャがパスを出すと、ユヌス・ベランダがダイレクトでシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同32分、右コーナーキックを、エムレ・アクババが蹴り、内へと入れると、ディフェンスからのこぼれ球を捉えたヘンリー・オニエクルがシュートを放つと、ボールは、バーに当たり外に出て行ってしまった。
 後半15分、アダナ・デミル・スポルが先制した。ペナルティーエリアの外でボールを得たアキントーラがシュートを放つと、ボールはバーを直撃して跳ね返った。詰めていたブリット・アソンバローニャが、そのボールを捉え、ヘディングシュートを放つと、これが、ガジアンテップFCのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同23分、ガジアンテップFKが同点に追いついた。GKギュナイ・ギュヴェンチがロングボールを蹴ると、マルコヴィッチが、相手ディフェンスの裏を取り、GKエルタッチ・オズビルの頭上を越えるループシュートを放つと、これがゴールインした。オフサイドフラッグが上がったが、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールが認定された。
 同29分、中盤から起こったアダナ・デミル・スポルの攻撃で、ディフェンスの裏を取ったブリット・アソンバローニャがGKと1対1となったところで、エルトゥールル・エルソイのチェックを受けピッチに倒れた。主審は、ヴィデオ判定システムで確認に向かい、ファウルの判定を下し、エルトゥールル・エルソイにはレッドカードを出した。
 同43分、ンディアエからのパスを受けたブリット・アソンバローニャが、GKと1対1となり放ったシュートは、僅かに枠を外れ、外に出て行ってしまった。残りの時間では、ゴールは生まれることはなく、1:1の同点のまま終わりを迎えた。

【ガジアンテップFK】ギュナイ・ギュヴェンチ=ステリオス・キッツォー、エルトゥールル・エルソイ、パピー・ジロボジ、アリン・トスチャ=フルカン・ソヤルプ(後半45分アルダ・クズルダー:)、マルコ・ジェヴトヴィッチ=ジョアオ・フィゲレイド(後半45分:アレクサンデル・メルケル)、アレクサンドゥル・マキシム、アンジェロ・サガル(後半40分:マテイ・ハヌセク)=トマス・ペッカールト(後半17分:ラザール・マルコヴィッチ)
【アダナ・デミル・スポル】エルタッチ・オズビル=ヨナス・スヴェンソン、サメト・アカイドゥン、セミフ・ギュレル、ケヴィン・ロドリゲス=ババジデ・アキント−ラ(後半40分:ユスフ・サル)、バドゥ・ンディアエ、エムレ・アクババ(後半38分:アルテム・ジュバ)、ヘンリー・オンニエクル(後半38分:フレデリック・グルブランドセン)=ユヌス・ベランダ、ブリット・アソンバローニャ



フェネルバフチェ、ヨーロッパでは完璧! カドゥキョイで2ゴールを決め、勝利(ソズジュ紙 22.10. 7)

ディエゴ・ロッシ(左)(フェネルバフチェ公式HP) ミシー・バチュハイ(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、UEFA欧州リーグ第3戦で、キプロスのAEKラルナカを2:0でくだした。ヨーロッパでの戦いでは、負けることなく突き進むフェネルバフチェは、これで、勝ち点を7として、グループリーグ首位に立った。

 UEFA欧州リーグで、フェネルバフチェが、ホームに迎えたAEKラルナカを2:0でくだした。ホルヘ・ヘスス監督率いるフェネルバフチェは、ここまでの2戦で勝ち点4を手にして、アドヴァンテージを得ていたが、この第3戦で、勝ち点3を得て、グループリーグ首位に立つことになった。

                 幕を切って落としたのはミシー・バチュハイ

 この試合、終始、効果的なプレーを見せたフェネルバフチェは、前後半に、各々1点ずつを決め、勝利を手にした。前半26分、ミシー・バチュハイのゴールで、幕を切って落としたフェネルバフチェは、前半を、1:0とリードを得て折り返した。右サイドで生まれた攻撃で、ディエゴ・ロッシが、浮かし球で出したパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったミシー・バチュハイにボールが渡った。そのミシー・バチュハイが、GKと1対1となり、ペナルティーエリア内で放ったシュートが、AEKラルナカのゴール左隅に突き刺さったのだった。
 後半35分、フェネルバフチェは、セットプレーから2点目を記録した。左サイドで得たフリーキックを、ディエゴ・ロッシが蹴り、内へとボールを入れた。そのボールが、ディフェンスに入っていたラファエル・ママスに当たり、ゴールインしたのだった。この試合の残り時間では、他のゴールは生まれず、フェネルバフチェが勝ち点3を得ることになった。これで、フェネルバフチェは、グループリーグ戦の最初の3試合で、勝ち点7を集め、B組の首位に立ったのだった。なお、フェネルバフチェは、次の試合では、AEKラルナカとアウェー戦を戦うことになっている。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=イスマイル・ユクセッキ、グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半27分:フェルディ・カドゥオウル)、ミゲル・クレスポ、リンコン・エンリケ(後半27分:エネル・ヴァレンシア)、エズジャン・アリオスキ=エムレ・モル(後半27分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、ミシー・バチュハイ(後半42分:アルダ・ギュレル)、ディエゴ・ロッシ(後半42分:セルダル・アズィズ)



ベシクタシュのサリフ・ウチャン、ギレスン・スポル戦を欠場(スター紙 22.10. 6)

サリフ・ウチャン(ファナティック紙)  ベシクタシュのサリフ・ウチャンが、故障のため、ギレスン・スポル戦への出場はできない。

 ベシクタシュは、サリフ・ウチャンの右腿裏の筋肉に張りと腫れがあるとを明らかにした。トルコ・リーグ第9節で、10月8日(土)にギレスン・スポルと対峙するベシクタシュのMFサリフ・ウチャンから悪い知らせが届いた。ベシクタシュは、痛みを感じたサリフ・ウチャンが、MR検査を受けた結果、右腿裏の筋肉に張りと腫れがあることを明らかにした。従って、サリフ・ウチャンは、ギレスン・スポル戦には出場できない。



ホルヘ・ヘスス監督、決断! メンバー構成を変更(ファナティック紙 22.10. 5)

ホルヘ・ヘスス監督(スター紙)  22日間で6試合を戦うフェネルバフチェは、難しい壁を失うものなく通過することを願っている。明日、欧州リーグで、ラルナカと対峙するフェネルバフチェは、選手構成を変更することになる。ホルヘ・ヘスス監督は、攻撃ラインに変更を加え、相手を驚かせようとしている。

 フェネルバフチェは、10月、難しい試合の連続に立ち向かう。ベシクタシュとのダービーマッチで始まった、この難しいシリーズが、10月6日にAEKラルナカ、10月9日にカラギュムリュク、10月13日にAEKラルナカ、10月17日にアンカラ・グジュ、10月22日にバシャックシェヒル・スポルと続き、この6連戦は、10月27日(木)のカドゥキョイ・ウルケル・スタジアムでレンヌとの対戦で終わりを迎える。

                 システム変更

 ダービーマッチで起用したエネル・ヴァレンシアとジョアン・ペドロというツートップから成果を得られなかった同監督は、ミシー・バチュハイとエネル・ヴァレンシアというツートップを起用することを考えている。まだ、チーム練習を始めていないジョシュア・キングとともに、UEFAへの登録リストには入っていなセルダル・ドゥルスンが出場できないラルナカ戦では、ジョアン・ペドロは控えに回すものと思われている。



イスタンブル・スポル、カラギュムリュクを5分間で粉砕、1:2(ソズジュ紙 22.10. 4)

エドゥアルト・ロッカ(イスタンブル・スポル公式Twitter) メリヒ・カバサカル、ジャン・クアッシ、ジェトミル・トパッリ(左から)(ソズジュ紙)  イスタンブル・スポルが、アウェーで戦ったカラギュムリュクとの一戦は、前半でリードを許しながら、後半の僅か5分間で生まれたゴールで勝利を収めた。

 トルコ・リーグ第8節、イスタンブル・スポルは。アウェーで戦ったカラギュムリュク戦を、1:2で制した。前半終了時点では、ムバエ・ジャッネの決めたゴールで、1:0とリードを許したイスタンブル・スポルだったが、後半、エドゥアルト・ロッカとジェトミル・トパッリのゴールで、勝利を得たのだった。この勝利の結果、イスタンブル・スポルは、勝ち点を8に伸ばしたのに対し、カラギュムリュクは同6に留まった。

                 重要な場面

 前半8分、。ジャネル・エルキンは、左コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内ゴール左斜め前にいたスティーヴン・コーカーが、ヘッドで合わせたが、ボールは、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同37分、ホームのカラギュムリュクが、この試合の最初のゴールを決めた。ペナルティーエリアのゴール右斜め前から、マゴメド・オズドエフがセンタリングを入れると、ファーサイドにいたムバエ・ジャッネが、それに合わせてヘディングシュートを放つと、これがゴールとなったのだった。1:0。
 同40分、左サイドからペナルティーエリア内へとボールを持ち込んだジャン・クアッシが、ニアサイドのゴールマウス目がけてシュートを放つも、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。
 後半8分、ドゥハン・アクスがコーナーキックを蹴ると、ファーサイドで待ち構えていたイブラヒム・ユルマズが、ヘッドで合わせたが、ボールは、GKヴィヴィアーノが押さえた。
 同24分、イスタンブル・スポルが同点に追いついた。ムアッメル・サルカヤが左コーナーキックを蹴り、ニアサイドにいたロッカがヘッドで合わせると、ボールは、ファーサイドのゴール隅に収まったのだった。1:1。
 同29分、イスタンブル・スポルが勝ち越した。左サイドからディフェンスの裏に入ったヴァロン・エテミが内へと入れたボールに、ゴール右斜め前にいたジェトミル・トパッリが滑り込みながら足を出すと、ゴールが生まれたのだった。1:2。
 同35分、イブラヒム・ユルマズの放ったシュートは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同40分、ホームのカラギュムリュクが危険な場面を作った。ペナルティーエリアのゴール右斜め前でボールを得たブラク・カパジャクが強いシュートを放ったが、GKイエンセンが辛うじてコーナーキックに替えた。

【カラギュムリュク】エミリアーノ・ヴィヴィアーノ=サリフ・ドゥルスン(後半28分:レヴェント・メルジャン)、スティーヴン・コーカー、ダヴィデ・ビラシ、ジャネル・エルキン=マゴメド・オズドエフ、イブラヒム・ドゥレセヴィッチ=ジャン・クアッシ(後半33分:ファビオ・ボリーニ)、ジミー・ドゥルマズ(後半33分:ブラク・カパジャク)、エブリマ・コリー(後半16分:ケリム・フライ)=ムバエ・ジャッネ
【イスタンブル・スポル】ダヴィッド・イエンセン=アディ・メフレミッチ、オカン・エルドーアン、トゥンジェル・ドゥハン・アクス=オーウズハン・ベルベル、メリヒ・カバサカル(後半1分:エドゥアルト・ロッカ)、ムアッメル・サルカヤ、アリ・ヤシャル(後半1分:メフメット・イエシル)=ジェトミル・トパッリ(後半39分:アルディン・カジッチ)、シンドリ・グリ(後半1分:イブラヒム・ユルマズ)、エミル・カーン・ギュルテキン(後半27分:ヴァロン・エテミ)



ベシクタシュ 0:0 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 22.10. 3)

サリフ・ウチャン、ミゲル・クレスポ、リンコン・エンリケ(左から)(ベシクタシュ公式HP) ウィリアン・アロン(左)アルトゥール・マスアク(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第8節で、ベシクタシュと対峙した。ヴォーダフォン・パルクで行われたこの試合では、ゴールの声は上がらなかった。この結果、今節を勝ち点1を得て終えたフェネルバフチェは、勝ち点を14に伸ばした。なお、フェネルバフチェは、この木曜日に、UEFA欧州リーグで、ホームにAEKラルナカを迎える。

                 試合経過

 前半1分には、左からエネル・ヴァレンシアが、同6分には、右からフェルディ・カドゥオウルがセンタリングを入れたが、いずれも、ベシクタシュのディフェンスがコーナーキックに替えてしまった。
 同9分、右サイドで、フェルディ・カドゥオウルが持ち込んだボールを、ペナルティーエリア手前で得たエネル・ヴァレンシアがシュートを放つも、ボールは、左サイドバーを僅かに逸れて外に出て行ってしまった。
 同22分、ミゲル・クレスポが、ペナルティーエリア手前から2本のシュートを放った。右足で蹴った1本目のシュートは、ディフェンダーから跳ね返り、続く2本目のシュートは、左足を振り切った。GKエルシン・デスタノウルが防いだボールを、詰めていたエネル・ヴァレンシアが得たが、オフサイドフラッグが上がっていた。
 同30分、マスアクがコーナーキックを蹴ると、フェネルバフチェのディフェンスがクリアしたボールが、ペナルティエリアの外にいたサリフ・ウチャンの元へと行くと、そのサリフ・ウチャンが、再び、ボールを内へと入れた。PKポイントのすぐ手前にいたタユップ・タルハ・サヌッチが、そのボールに合わせてヘディングシュートを放つも、ボールは外に出て行ってしまった。
 同31分、ジョアン・ペドロが、中盤で、見事なフェイントをかけ、そして、パスをエネル・ヴァレンシアに出した。前へと進み、左サイドから内へと入ったエネル・ヴァレンシアがシュートを放つも、GKエルシン・デスタノウルが足を使って、これを外に出した。
 後半11分、ペナルティーエリア中央に放り込まれたボールを得たアッティラ・サライが、身体を反転させて強いシュートを放ったが、ボールは、転がりながら左サイドバーを僅かに逸れて外に出て行ってしまった。
 同27分、メルト・ハカン・ヤンダシュの素晴らしいパスを受けたエネル・ヴァレンシアが、左サイドから内へと入り放ったシュートは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同42分、右サイドからヴァレンティン・ロシエがセンタリングを入れると、それに合わせて、ボウト・ベグホルストがヘディングシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れて外に出て行っただけだった。
 同44分、ラシド・ゲザルがフリーキックを蹴ると、ペナルティーエリアの手前にいたボウト・ベグホルストが、ヘッドでボールを浮かしたが、ボールは、ゴールポストの基部に当たりピッチに跳ね返った。残りの時間でも、ゴールの声は上がらず、試合は、0:0のまま終わった。

【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヴァレンティン・ロシエ、タイップ・タルハ・サヌッチ、ロマン・サイス、アルトゥール・マスアク(後半43分:ウムト・メラシュ)=デレ・アリ(後半28分:ラシド・ゲザル)、ジョゼフ・デ・ソーサ、サリフ・ウチャン(後半28分:ゲドソン・フェルナンデス)=ジャクソン・ムレカ(後半28分:タイフル・ビンギョル)、ボウト・ベグホルスト、ネイサン・レドモンド(後半37分:ジェンク・トスン)
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=グスタヴォ・エンリケ、セルダル・アズィズ、アッティラ・サライ=フェルディ・カドゥオウル(後半44分:ディエゴ・ロッシ)、ミゲル・クレスポ(後半24分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ウィリアン・アロン、リンコン・エンリケ(後半41分:エズジャン・アリオスキ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半25分:ブライト・オシャイ・サミュエル)、ジョアン・ペドロ(後半25分:ミシー・バチュハイ)、エネル・ヴァレンシア



カイセリ・スポル 1:2 トラブゾン・スポル(CNNトルコ+アクシャム紙補綴 22.10. 2)

ウムト・ボゾク(アクシャム紙) ミゲル・カルドーソ(左)アブドゥルカディル・オミュル(右)(カイセリ・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第8節で、トラブゾン・スポルが、アウェー戦でカイセリ・スポルを1:2でくだした。

 代表の試合のためできたブレイク期間が終わり、トルコ・リーグの興奮が戻ってきたが、トラブゾン・スポルが、前半ではリードを許した試合で、カイセリ・スポルとのアウェー戦を1:2で制した。トラブゾン・スポルに勝利をもたらしたゴールは、後半33分にバカセタスがPKを、同38分にウムト・ボゾクが決めたものだった。ホームのカイセリ・スポルの唯一のゴールは、前半24分にガヴラノヴィッチの決めたものだった。この勝利で、トラブゾン・スポルは、勝ち点を16に伸ばしたのに対し、カイセリ・スポルは、同12に留まった。

                 試合経過

 前半9分、ベルナール・メンサーのスルーパスに反応してボールを得たマメ・ティアムがゴールを決めたが、オフサイド判定のため、ゴールとは認定されなかった。
 同18分、カイセリ・スポルの効果的な攻撃で、カルドーソが、ペナルティーエリアの外で相手選手を抜き去り、ペナルティーエリア内へと持ち込み、強烈なシュートを放つも、GKウーウルジャン・チャクルがゴールを許さなかった。
 同20分、ペナルティエリア内でボールを得たバカセタスが、ゴール左斜め前からシュートを放つと、GKビラルが、辛うじて外に出した。
 同26分、ホームのカイセリ・スポルが先制した。GKウーウルジャン・チャクルがクリアしようとしたボールが、ミスパスとなり、そのボールを得たベルナール・メンサーから出たボールを得たガヴラノヴィッチの放ったシュートが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同29分、ペナルティーエリア内でボールを得たトレゼゲの放ったシュートは、サイドバーの傍らを逸れて外に出て行ってしまった。
 後半8分、バカセタスから出たパスに反応してディフェンスを裏を取ったゴメスが、ゴール斜め前から強いシュートを放つと、オヌル・ブルトが、ゴールラインの際どいところからクリアした。
 同31分、トラブゾン・スポルが、ヴィデオ判定システムで確認後、PKを得た。オヌル・ブルトが、ゴメスに対し犯したファウルを、ヴィデオ判定システムで確認した主審が、PKを指示したのだった。そして、このPKを、バカセタスが、落ち着いて決め、同点となった。1:1。
 同38分、トラブゾン・スポルが逆転した。ゴメスのスルーパスを受け、GKと1対1となったウムト・ボゾクが放ったシュートが、ゴール隅に決まったのだった。1:2。

【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=オヌル・ブルト、マジド・ホセイニ、ディミトリス・コロヴェツィオス、リオネル・キャローレ=グスタヴォ・カンパナロ(後半42分:ムスタファ・ペテクメク)=ラマザン・ジヴェレク(後半24分:ギョクハン・サズダー)、ミゲル・カルドーソ(後半42分:エムラー・バシャン)、ベルナール・メンサー(後半43分:アンドレア・ベルトロッツィ)=マリオ・ガヴラノヴィッチ(後半24分:イルハン・パルラク)、マメ・ティアム
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、マルク・バルトラ、ヴィトール・フーゴ(後半19分:ユスフ・ヤズジュ)、エレン・エルマル=マノリス・シオピス(後半19分:ステファノ・デンスヴィル)、マレク・ハムシク(後半28分:ウムト・ボゾク)=アブドゥルカディル・オミュル(後半19分:エニス・バルディ)、アナスタシオス・バカセタス(後半43分:ドーウジャン・ハスポラト)、トレゼゲ=マクシ・ゴメス



エムレ・モルは、ベシクタシュとのダービーマッチに間に合うのか?(スター紙 22.10. 1)

エムレ・モル(スター紙)  フェネルバフチェで、軽い故障を起こしたエムレ・モルが、ベシクタシュ戦でプレーをするに障りとなることがないことが明らかになってきた。

 トルコ・リーグ第8節で、ベシクタシュとアウェーで戦うフェネルバフチェで、エムレ・モルからの朗報に喜びが拡がっている。
 軽い故障を抱えているが、チームとともに練習を行っているエムレ・モルの状態に関し、何ら不安材料はなく、ホルヘ・ヘスス監督が、プレーの指示を出せば、ベシクタシュ戦ではプレーすることができることが明らかになった。



ホルヘ・ヘスス監督のダービーマッチでの先発メンバーが明らかになってきた(TRT 22. 9.30)

ホルヘ・ヘスス監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェのホルヘ・ヘスス監督は、ベシクタシュとのダービーマッチを前に、ディフェンスライン、及び、中盤の2人については、ほぼ決めた。攻撃ラインについては、最後の練習後に決断することになろう。

 フェネルバフチェのホルヘ・ヘスス監督は、ダービーマッチの先発メンバーの確定に努めている。あるエリアに関しては、ほぼ決定している同監督は、幾つかのポジションについては、最後の練習でもって決断することになろう。GKにはアルタイ・バユンドゥルで間違いない。治療を続けているルアン・ペレスと準備不足のセルダル・アズィズを欠いて、フェネルバフチェは、4バックで試合に臨む。ストッパーの2人は、アッティラ・サライとグスタヴォ・エンリケとなるものと考えられる。サイドバックの1人はフェルディ・カドゥオウルになる。もう1人は、ブライト・オシャイ・サミュエルとエズジャン・アリオスキが、ユニフォームを争うことになる。中盤の中央には、トルコ・リーグで外せないウィリアン・アロンとミゲル・クレスポを持って来ると思われる。ディエゴ・ロッシ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、エムレ・モルの内2人は、中盤のサイドを担うことになる。4日間の休息を取り、この1週間は、サマンドゥラでチームとともに練習をしてきたジョアン・ペドロのトップ起用の可能性が高い。同監督が、一番のゴールゲッターと評価をしているエネル・ヴァレンシアと、代表からやる気満々で戻ってきたミシー・バチュハイを含めたチョイスは、最後の練習後の判断となるだろう。



ガラタサライ、先発メンバーの変更を強いられる(ファナティック紙 22. 9.29)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  アダナ・デミル・スポルとの難しい一戦を前に、ガラタサライは、先発メンバーの変更を強いられると看られている。ガラタサライの中盤を担う、ポルトガル人選手セルジオ・オリヴェイラが、サッカー人生を始めるに大きな役割を果たした叔父を亡くしたからだ。

                 オカン・ブルク監督、休暇を与える

 セルジオ・オリヴェイラの、ポルトガル在住の叔父が亡くなったことで、オカン・ブルク監督は、セルジオ・オリヴェイラに休暇を与えた。この2日間、練習に姿を見せていないセルジオ・オリヴェイラに替わる選手が、メンバー入りするものと思われる。

                 フレドリク・ミットシエ起用の可能性が高い

 代表の試合でできたブレイク期間に行われたイスタンブル・スポルとの練習試合でピッチに戻ってきたフレドリク・ミットシエのプレーぶりが、首脳陣を喜ばせていた。そこで、同監督は、セルジオ・オリヴェイラに替えて、ノルウェー人選手フレドリク・ミットシエに出場の機会を与えるのではないかと考えられる。

                 FWについては、まだ決まっていない

 同監督は、FWに関しては、まだ決断できないでいる。ハリス・セフェロヴィッチが不調のため、出場の機会を奪ってしまったバフェットィンビ・ゴミスが、第1候補だが、アダナ・デミル・スポル戦には、マウロ・イカルディが先発メンバーに入る可能性が高まってきている。同監督は、最後の戦術練習の後に、誰を起用するかの判断をするものと看られる。

                 アブドゥルケリム・バルダクチュが戻ってくる

 レッドカードをもらったガジアンテップFK戦以後、カスムパシャ戦は出場停止、コンヤ・スポル戦では、エミン・バイラムに出場の機会を奪われたアブドゥルケリム・バルダクチュが、アダナ・デミル・スポル戦の先発メンバーに戻ってくるのは、間違いないだろう。今季、コンヤ・スポルから移籍してきたアブドゥルケリム・バルダクチュは、イスタンブル・スポルとの練習試合では、衆目を集まるプレーぶりを見せていた。



フィリップ・ノバクのフェネルバフチェ時代は終了(アクシャム紙 22. 9.28)

フィリップ・ノヴァク(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、フィリップ・ノバクと、相互の了解で、フェネルバフチェを去ることを発表した。フィリップ・ノバクは、UAEのアル・ジャジーラと契約を結ぶために、アブ・ダビに向かった。

 フェネルバフチェでのフィリップ・ノバクは、終焉を迎えた。フェネルバフチェは、UAEのアル・ジャジーラと合意に達したフィリップ・ノヴァクとの契約を解除した。。
 フェネルバフチェの発表は、次のようになっている。「我がクラブは、契約を結んでいたフィリップ・ノヴァクと合意のもと、契約を解除するに至った。フィリップ・ノヴァクの、我がクラブへの、ここまでの貢献に感謝するとともに、今後の活躍を期待するものである」。



ヴァレリアン・イスマエル監督の武器はプレス! 目標は、3試合ぶりの勝利(タクヴィム紙 22. 9.27)

ヴァレリアン・イスマエル監督(タクヴィム紙)  ベシクタシュのヴァレリアン・イスマエル監督は、ホームで戦うフェネルバフチェ戦では、前からプレスをかけ、結果に繋げることを考えている。

 ベシクタシュは、フェネルバフチェ戦に集中している。ここ2節では、バシャクシェヒル・スポルに負け、イスタンブル・スポルとは引き分けているベシクタシュの唯一の狙いは勝つこと。そのベシクタシュのヴァレリアン・イスマエル監督のダービーマッチでのゲームプランが明らかになってきた。フェネルバフチェに対し、3方向でプレスをかけていくつもりだ。そのプレスで、相手のミスを誘い、得点に繋げるつもりなのだ。

                 デレ・アリにプレーの機会が回って来る

 ベシクタシュは、このホームで行う試合にも、ここまでのトルコ・リーグでの試合同様、プレスをかけて臨むことを考えている。特に、ジャクソン・ムレカ、ボウト・ベグホルスト、ラシド・ゲザルの3人で、フェネルバフチェにプレスをかけていくことになるベシクタシュは、フェネルバフチェのストッパーのミスを誘い出そうとするのだ。そして、同監督は、中盤の強力なジョゼフ・デ・ソーサとゲドソン・フェルナンデスが、前の3方向からのプレスに加わっていくことを求めている。同監督は、前半でゴールを決めることで、相手のガードを下げさせることを狙っている。ベシクタシュのイギリス人スター選手デレ・アリが、故障が治り、プレーできる状態になっている。同監督の頭には、先発メンバーの組み立てに、デレ・アリの名が入っている。

                 二−スとリヨンが、エルシン・デスタノウルをマーク

 フェネルバフチェとのダービーマッチには、ベシクタシュでは、エルシン・デスタノウルがGKを務めるものと考えられている。このダービーマッチの観客席には、ニースとリヨンの関係者が、このエルシン・デスタノウルを観察にやって来る。



フェロー諸島 2:1 トルコ(トルコ・サッカー協会公式HP 22. 9.26)

歓喜、フェロー諸島代表(アクシャム紙) ユヌス・アクギュン(左)(ヒュリエット紙)  UEFAネーションズリーグBへの昇格を決めているトルコ代表が、同リーグC第1組最終戦で、フェロー諸島代表とのアウェー戦を戦い、2:1で敗れてしまった。首都トースハウンのトルスヴェルール・スタジアムで行われたこの試合、フェロー諸島代表に勝利をもたらしたゴールは、後半6分のビルヨルムル・ダビドセン、同14分のヨハン・エドムンドソンがもたらした。一方、トルコ代表のゴールは、後半44分にセルダル・ギュレルが記録した。なお、グループリーグ戦のもう1試合は、ルクセンブルク代表が、リトアニア代表を、ホームで1:0でくだした。

                 試合経過

 前半28分、トルコ代表の攻撃で、ゼキ・チェリクからパスを受け、ペナルティエリア内へと持ち込んだユヌス・アクギュンが、インサイドキックで強烈なシュートを放つも、GKゲストソンが胸に収めた。
 後半6分、フェロー諸島代表が先制した。右サイドにいたソルビ・バトナマルが、エレン・エルマルからボールを奪い、センタリングを入れると、そのボールを、ビルヨルムル・ダビドセンがコントロールして、ゴール左斜め前のいい位置からシュートを放ったところ、ボールが、オザン・カバクに当たり、ゴールインしたのだった。1:0。
 同14分、フェロー諸島代表が、点差を2と拡げた。ディフェンスの裏に放り込まれたボールに反応して動き出したヨハン・エドムンドソンが、ペナルティーエリア内でボールに追いつくや、ゴール左斜め前から放ったシュートが、トルコ代表のゴールネットを揺らしたのだった。2:0。
 同44分、トルコ代表が、点差を1に縮めた。ペナルティーエリア内へと放り込まれた浮き球に対し、セルダル・ドゥルスンが、ヘッドに当てた。そのボールがファーサイドに向かうと、そこにいたセルダル・ギュレルが、ヴォレーでインサイドでシュートを放つと、これが決まったのだった。2:1。

【トルコ代表】アルタイ・バユンドゥル=ゼキ・チェリク、オザン・カバク、カーン・アイハン、エレン・エルマル(後半37分:ウムト・ボゾク)=ユヌス・アクギュン(後半15分:イスマイル・ユクセッキ)、フェルディ・カドゥオウル、ベルカン・クトゥル(後半15分:ハリル・デルヴィショウル)、ケレム・アクテュルコウル(後半15分:セルダル・ギュレル)=イルファン・ジャン・カフヴェジ、セルダル・ドゥルスン



エディン・ヴィスチャの戻ってくる日(アクシャム紙 22. 9.25)

エディン・ヴィスチャ(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルのエディン・ヴィスチャがピッチに戻って来る試合が明らかになった。エディン・ヴィスチャの復帰までは、まだ、6週間も先のことだ。

 トラブゾン・スポルがハタイ・スポルと戦った一戦で、左腕を骨折して手術を受けたエディン・ヴィスチャは、復帰に向けて日を数えるようになってきた。

                 エディン・ヴィスチャがユニフォームを着る日

 個人練習を行っている32歳になっているエディン・ヴィスチャは、11月に行われるW杯後には、復帰することになるだろう。

                 アンカラ・グジュ戦での復帰が待たれる

 まだ、6週間は復帰できない見通しのエディン・ヴィスチャは、「サッカーが、とっても恋しい。すぐにでも、ピッチに戻りたい。以前にも増して、強力になって戻るつもりだ。そして、今季も、優勝目指して戦っていくつもりだ」と述べている。11月11日のアンカラ・グジュ戦での復帰が予想できるところだ。



トルコ代表選手団、フェロー諸島に到着(アクシャム紙 22. 9.24)

シュテファン・クンツ監督(スター紙)  UEFAネーションズリーグC第1組第6戦にして最終戦を、9月25日(日)にアウェーでフェロー諸島代表と対峙するトルコ代表が、フェロー諸島に到着した。

 トルコ代表選手団を乗せた航空機は、イスタンブルからデンマークのビルンへ、更に、ビルンからフェロー諸島のヴォーアル空港に降り立った。そして、同選手団は、バスに乗り換え投宿先へと移動した。この選手団には、昨日、ルクセンブルク代表戦後に招集されたウムト・ボゾク、ラヴィル・タギル、ベルカイ・オズジャンの姿もあった。新たに招集されたもう1人のジェンク・オズカチャルは、選手団到着以前の朝に、既に、フェロー諸島に到着して、投宿先へと入っていた。
 フェロー諸島代表とトルコ代表の一戦は、9月25日(日)のトルコ時間午後9時45分より、トルスヴェルール・スタジアムで行われる。



トルコ 3:3 ルクセンブルク(トルコ・サッカー協会公式HP改+ファナティック紙補綴 22. 9.23)

イスマイル・ユクセッキ(ファナティック紙) エレン・エルマル(右)(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表が、UEFAネーションズリーグC第1組第5戦で、ルクセンブルク代表と3:3で引き分けた。トルコ代表は、この結果、グループリーグの首位、及び、Bリーグへの昇格を、1試合を残すなか決めた。トルコ代表は、グループリーグ戦の最終戦を、9月25日(日)に、アウェーで、フェロー諸島代表と行う。

 バシャクシェヒル・ファーティフ・テリム・スタジアムで行われたこの試合、トルコ代表のゴールは、前半16分のジェンギズ・ウンデルによるPK、同39分のマクシム・ショノーによるオウンゴール、後半42分にイスマイル・ユクセッキから生まれた。ルクセンブルク代表のゴールは、前半8分にマーヴィン・マルティンス、同37分にはダニエル・シナニ、後半24分にロドリゲスから生まれた。なお、このグループのもう1試合は、リトアニア代表が、ホームでフェロー諸島代表と1:1で引き分けた。

                 得点場面

 前半8分、ルクセンブルク代表が先制した。GKからのロングボールが、右サイドからペナルティーエリア内に向かい、それを、エレン・エルマルが大きくクリアしようとしたが、そのボールが、GKウーウルジャン・チャクルの頭上を越えてしまい、そのボールを追いかけたマーヴィン・マルティンスが、角度のないところからゴールを決めてしまった。0:1。
 同15分、トルコ代表がPKを獲得した。ケレム・アクテュルコウルが、左サイドからペナルティーエリア内へ入るや、相手選手のチェックを受けピッチに倒れたのを咎めた主審がPKを指示した。同16分、このPKをジェンギズ・ウンデルが蹴り、ルクセンブルク代表のゴールネットを揺らした。1:1。
 同37分、カーン・アイハンがボールを奪われたところから始まったルクセンブルク代表のスピードに乗った攻撃で、サンチェスのパスを受け、右サイドからペナルティエリア内へと入ったシナニが、ゴール斜め前からシュートを放つと、ボールは、ファーサイドのサイドバー近くのゴールネットを揺らした。1:2。
 同39分、トルコ代表が同点に追いついた。ジェンギズ・ウンデルが、右サイドからセンタリングを入れると、シャノーが、そのコースに入り、逆方向に蹴り出そうとしたボールがオウンゴールとなったのだった。2:2。
 後半24分、ルクセンブルク代表が、再度、リードを奪った。ボーネールが、右サイドからグランダーのボールで内へと入れると、それに合わせたロドリゲスがゴールを決めたのだった。
 同42分、イルファン・ジャン・カフヴェジがセンタリングを入れると、ペナルティーエリアの外でボールを得たゼキ・チェリクが、ボールをイスマイル・ユクセッキに向け落とした。そのイスマイル・ユクセッキが、ペナルティーエリア辺りから素晴らしいシュートを放つと、これが、ルクセンブルク代表のゴールネットに突き刺さったのだった。3:3。

【トルコ代表】ウーウルジャン・チャクル=ゼキ・チェリク、カーン・アイハン、チャーラール・ソユンジュ(後半1分:トルガ・ジエルジ)、エレン・エルマル=ジェンギズ・ウンデル(後半33分:ユヌス・アクギュン)、フェルディ・カドゥオウル、オルクン・キョクチュ(後半35分:イスマイル・ユクセッキ)、ケレム・アクテュルコウル(後半28分:セルダル・ドゥルスン)=エネス・ウナル、ハリル・デルヴィショウル(後半1分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)



ルアン・ペレスより、フェネルバフチェに悪い知らせ(スター紙 22. 9.22)

ルアン・ペレス(ファナティック紙)  ブラジル人ディフェンダーのルアン・ペレスは、レンヌ戦の後半11分に故障を発生させ、交替を余儀なくされた。そこで、ベシクタシュとのダービーマッチに間に合うかどうかが関心の的になっているが、たとえ間に合ったとしても、リスクは冒さないだろうと看られている。

 ホルヘ・ヘスス監督の外せない選手の1人になっているルアン・ペレスから流れてきた知らせに、フェネルバフチェが嘆いている。レンヌ戦で膝を傷めたルアン・ペレスの状態が関心の的になっている。ルアン・ペレスが、ベシクタシュとのダービーマッチでプレーできる可能性は低いことが明らかになっている。

                  際どく助かった

 松葉杖をつき、スタジアムを離れたルアン・ペレスは、危うく重傷となるところだったと言われている。そのため、メディカルスタッフは、ルアン・ペレスの状態を、日々、注視しているところだ。

                 ダービーマッチには間に合うのか?

 現時点では、ベシクタシュとのダービーマッチへの出場は難しいと看られているが、たとえ、間に合ったとしても、ルアン・ペレスにリスクを冒させないとの考えのようだ。



トラブゾン・スポルに、ジャニニー・セメドより朗報(ファナティック紙 22. 9.21)

ジャニニー・セメド(ファナティック紙)  トルコ・リーグ第7節のガジアンテップFK戦で故障を発生させ、途中交替を余儀なくされたジャニニー・セメドから、トラブゾン・スポルに朗報が入った。MR検査の結果、異常が見つからなかったため、ジャニニー・セメドは、代表戦のブレイク期間中に、チームに合流して練習を再開、プレー可能な状態に仕上げるつもりだ。

 アラブのクラブからのオファーが来ていたにも拘わらず、アブドラハ・アヴジュ監督の求めに応じて、2年間の残留を決めたジャニニー・セメドだったが、今季はいい始まり方をしなかった。特に、フィジカル面での物足りなさが見受けられたジャニニー・セメドは、ガジアンテップFK戦で故障を発生させてしまった。脚裏の筋肉に痛みが出たジャニニー・セメドは、交替を余儀なくされ、検査を受けた。MR検査では、大きな問題は見つからなかったことで、代表戦でできたブレイク期間に、チームに合流して練習を再開することが明らかになった。首脳陣は、10日間で、完全な意味でプレー可能な状態に仕上げることを考えている。

                 アブドラハ・アヴジュ監督の核となっている選手

 契約を、2年間延長したジャニニー・セメドは、昨季は10ゴールを記録して、チームに大きく貢献した。攻撃エリアのどのポジションもこなせる31歳になっているジャニニー・セメドは、ヨーロッパの戦い、及び、トルコ・リーグでの戦いで、トラブゾン・スポルの最も重要な選手の1人となるはずだ。



トルコ代表、ルクセンブルク代表戦に備える(TRT 22. 9.20)

シュテファン・クンツ監督(TRT)  トルコ代表は、UEFAネーションズリーグC第1組で、9月22日(木)に、イスタンブルで戦うルクセンブルク代表戦に備えての準備を続けている。

 リヴァのハサン・ドーアン代表合宿&教育所で、シュテファン・クンツ監督指揮下での練習の冒頭の15分は、報道陣に公開されて行われた。膝に故障を抱えるメリヒ・デミラルは、この練習には不参加だった。この練習には、昨夜遅く、この合宿に合流したオザン・カバク、エネス・ウナル、ゼキ・チェリク、オルクン・キョクチュも、姿を見せていた。昨日は、屋内で練習をしていたトルガ・ジエルジとエレン・エルマルも、この練習に姿があった。練習は、ランニングで始まった。シュテファン・クンツ監督は、会見では、この2試合でも、ゴールを浴びないで勝つことを、選手に求めていた。練習は、ウォーミングアップ、パス練習を行ったあと、ボール奪取の練習へと続いて行った。報道陣への非公開の部分では、ルクセンブルク代表戦での戦術練習が行われたことが明らかにされた。なお、この練習を、トルコ・サッカー協会理事で、トルコ代表を統括するハミト・アルトゥントプも観まもっていた。



トラブゾン・スポル 3:2 ガジアンテップFK(ベイン・スポル+アクシャム紙補綴 22. 9.19)

マルク・バルトラ(ミリエット紙) ジャニニー・セメド(左)アレクサンデル・マキシム(右)(トラブゾン・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第7節で、0:2と先行を許したトラブゾン・スポルが、ホームで、ガジアンテップFKを、後半ロスタイム8分に生まれたマルク・バルトラのゴールで、3:2で退け、代表招集によるできるブレイク期間を前に意気が上がった。今季、冒頭の4試合で勝ち点を10集め、いい始まり方をしたガジアンテップFKは、ここ3試合は1分2敗に留まることになった。

 トラブゾン・スポルは、前半32分、ジャニニー・セメドが故障を発生させ、プレーが続行不可能になり、エニス・バルディとの交替を余儀なくされた。また、トラブゾン・スポルは、ドルクハン・トコズ、エディン・ヴィスチャ、ユスフ・ヤズジュ、ブルーノ・ペレス、セルカン・アサン、ヒュセイン・テュルクメンが故障のため、メンバー入りできなかった。この試合の結果、トラブゾン・スポルは、勝ち点を13に伸ばしたのに対し、ガジアンテップFKは、同11に留まった。

                 重要な場面

 前半2分、アウェーのガジアンテップFKが、最初の攻撃でゴールを決めた。ゴール右斜め前から、相手選手を次から次へと抜き去ったマキシムがシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルの左を抜け、ゴール隅に吸い込まれたのだった。0:1。
 同5分、バカセタスが、ペナルティエリアの僅か手前からシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーに当たり、それを、GKギュナイ・ギュヴェンチが触れた。ボールは、サイドバーに当たり、コーナーキックに替わった。
 同10分、ガジアンテップFKが、点差を2と拡げた。フルカン・ソヤルプとのワンツーで抜け出したマルコヴィッチがグランダーのシュートを放つと、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルの傍らを抜け、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:2。
 同14分、トラブゾン・スポルが、点差を1と縮めた。バカセタスからのパスを、ペナルティーエリアのゴール右斜め前近くで得たトレゼゲの放ったグランダーのシュートが、ガジアンテップFKのゴールネットを揺らした。
 同40分、トラブゾン・スポルが、ヴィデオ判定システムでの確認後にPKを得た。トレゼゲがペナルティーエリア内で放ったシュートに対し、マテイ・ハヌセクが手で触れたことを、ヴィデオ判定システムで確認後に、メテ・カルカヴァン主審がPKの判定を下したのだった。同42分、このPKをバカセタスが蹴ると、ボールは、GKギュナイ・ギュヴェンチの左を抜け、ゴール隅に突き刺さり、同点となった。2:2。
 後半22分、トラブゾン・スポルがゴールに迫った。エニス・バルディが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から放った強烈なシュートを、GKギュナイ・ギュヴェンチが、辛うじてパンチングで防ぐと、ボールは、枠の上を越えて外に出ていき、コーナーキックに替わったのだった。
 同33分、ガジアンテップFKのマキシムが、ペナルティーエリア内から放ったグランダーのシュートが、僅かにサイドバーを逸れ外に出ていき、惜しいチャンスを活かせなかった。
 同38分、トラブゾン・スポルが、勝ち越しに迫った。ペナルティエリア内へと入れられたセンタリングに対し、マクシ・ゴメスが、とってもいいヘディングシュートを放ったが、この日、大活躍のGKギュナイ・ギュヴェンチが、このときもゴールを許さなかった。
 同ロスタイム8分、左サイドで、エレン・エルマルがスローイングでボールを入れると、ディフェンダーが大きくクリアしようとしたボールを、マルク・バルトラが、ヘッドで押し込んだ。3:2。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン(後半34分:ステファノ・デンスヴィル)、マルク・バルトラ、ヴィトール・フーゴ、エレン・エルマル=マノリス・シオピス(後半27分:マクシ・ゴメス)、マレク・ハムシク(後半34分:ジャン・フィリップ・グバミン)=ジャニニー・セメド(前半31分:エニス・バルディ)、アナスタシオス・バカセタス、トレゼゲ=ウムト・ボゾク(後半27分:アブドゥルカディル・オミュル)
【ガジアンテップFK】ギュナイ・ギュヴェンチ=ステリオス・キッツォー、エルトゥールル・エルソイ、パピー・ジロボジ、マテイ・ハヌセク(後半25分:イブラヒム・ペフリヴァン)=フルカン・ソヤルプ、マルコ・ジェヴトヴィッチ=アンジェロ・サガル(後半25分:ヴァルミル・ヴェリュー)、アレクサンドゥル・マキシム(後半44分:アレクサンデル・メルケル)、ラザール・マルコヴィッチ(後半13分:ムスタファ・エスキヘラッチ)=ジョアオ・フィゲレイド(後半1分:トマス・ペッカールト)



イスタンブル・スポル 2:2 ベシクタシュ(CNNトルコ 22. 9.18)

アリ・ヤシャル(左)サリフ・ウチャン(右)(ファナティック紙) ムレカ(左)トゥンジェル・ドゥハン・アクス(右)(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第7節で、ベシクタシュが、アウェー戦でイスタンブル・スポルと、2:2で引き分けた。

 トルコ・リーグ第7節で、ベシクタシュが、イスタンブル・スポルとのアウェー戦を戦った。ベシクタシュが、2回に渡りリードをしたにも拘わらず、2:2で引き分けてしまった。ベシクタシュのゴールは、前半7分にジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ、同39分にボウト・ベグホルストが決めたのに対し、イスタンブル・スポルのゴールは、前半26分のエルシン・デスタノウルによるオウンゴールと、後半41分のアリ・ヤシャルの決めたものだった。このスコアの結果、ベシクタシュは勝ち点が14、イスタンブル・スポルは同5で、今節を終えた。

                  試合経過

 前半8分、ペナルティーエリア内でゴールマウスを捉える位置で得たフリーキックを、グランダーのボールで、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが蹴ると、GKダヴィッド・イエンセンがコントロールしようとしたが、ボールが、手から逃げてしまい、ベシクタシュのゴールとなってしまった。0:1。
 同26分、右サイドでボールを得たジェトミル・トパッリが、左サイドを、ペナルティーエリア内へと向かい動き出していたエミル・カーンにパスを送った。そのエミル・カーンが、約20mの距離から強いシュートを放つと、ボールは、まず、右のサイドバーに当たり、次いで、GKエルシン・デスタノウルの背中に当たり、ゴールインしてしまった。1:1。
 同38分、イスタンブル・スポルのディフェンスがクリアしようとしたボールが空中に舞い上がると、そのボールが、ペナルティエリアの手前にいたボウト・ベグホルストの前に飛んで来た。ボウト・ベグホルストは、そのボールを捉え、GKと1対1となった位置からシュートを放つと、GKが出した足に当たり、ゴールとはならなかった。
 同39分、フェイントをかけながらペナルティエリア内へと入ったマスアクが、ゴール左斜め前にいたゲドソン・フェルナンデスにパスを出した。そのゲドソン・フェルナンデスが内へと切り返すと、そのボールを得たボウト・ベグホルストが、絶好の位置から放ったシュートが、ベシクタシュがリードを奪うゴールとなったのだった。1:2。
 後半8分、ジョゼフ・デ・ソーサからのパスを、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前で得たサリフ・ウチャンが、狙いすましたシュートを放つと、ボールは、サイドバーのほんの僅かに逸れて外に出て行ってしまった。
 同41分、ペナルティーエリアの僅か外、枠を捉える位置で得たフリーキックを、アリ・ヤシャルが蹴ると、ボールは、ダイレクトでベシクタシュのゴールネットに突き刺さったのだった。2:2。
 同44分、イスタンブル・スポルのディフェンスからのこぼれ球を、ペナルティーエリアの外で得たタイフル・ビンギョルが、走り込んできた放った強烈なシュートを、GKダヴィッド・イエンセンが、ボールに飛びついてコーナーキックに替えた。

【イスタンブル・スポル】ダヴィッド・イエンセン=オーウズハン・ベルベル(後半15分:カーアン・ミライ・バーウシュ)、オカン・エルドーアン、メフメット・イエシル(前半44分:アディ・メフレミッチ)、トゥンジェル・ドゥハン・アクス、アリ・ヤシャル=ジェトミル・トパッリ(後半15分:レイモンド・オウス)、ムアッメル・サルカヤ、メリヒ・カバサカル、エミル・カーン・ギュルテキン(後37分:アルディン・カジッチ)=イブラヒム・ユルマズ(後37分:シンドリ・グリ)
【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヴァレンティン・ロシエ(後半5分:タイフル・ビンギョル)、タイップ・タルハ・サヌッチ(後半5分:ウエリントン・シルヴァ)、ロマン・サイス、アルトゥール・マスアク=ゲドソン・フェルナンデス、ジョゼフ・デ・ソーサ、サリフ・ウチャン=ジャクソン・ムレカ(後半34分:ジェンク・トスン)、ボウト・ベグホルスト、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ(後半1分:ネイサン・レドモンド)



ガラタサライ 2:1 コンヤ・スポル(CNNトルコ 22. 9.17)

セルジオ・オリヴェイラ(CNNトルコ) ゴミス(左)ギレルメ(右)(アクシャム紙)  トルコ・リーグ第7節開幕試合で、ガラタサライが、コンヤ・スポルを2:1でくだし、試合数が多い中だが首位に立った。

 トルコ・リーグ第7節で、ガラタサライが、ホームにコンヤ・スポルを迎えた。ガラタサライは、開始僅か1分で生まれたセルジオ・オリヴェイラのゴールと、後半37分のフランシスコ・カルヴォによるオウンゴールで、2:1で勝ったのだった。アウェーのコンヤ・スポルの唯一のゴールは、前半15分のエンドリ・チェキジによるものだった。
 この試合の後半44分、コンヤ・スポルのGKセヒッチがレッドカードをもらい、退場処分となった。既に、交替枠を使い切っていたコンヤ・スポルは、この試合の最後の数分は、DFのアディル・デミルバーがゴールを守った。そして、マウロ・イカルディのシュートに対し、ゴールを許さなかった。
 ガラタサライは、この勝利で、勝ち点を16に伸ばし、試合数が多い中だが、首位の座をコンヤ・スポルから奪ったのだった。

                 試合経過

 前半2分、右サイドで、ペナルティーエリア内へとボールを持ち込み、ゴールライン際まで進んだサーシャ・ボエが、内へと切り返した。そのボールを、ゴール前で、セルジオ・オリヴェイラが合わせるとゴールが生まれた。1:0。
 同6分、左サイドからズィメル・ビティキが内へとボールを入れると、ゴール前にいたエンドリ・チェキジが、それに合わせてシュートを放ったが、GKムスレラが押さえた。
 同15分、ペナルティエリアの外から、エンドリ・チェキジが強烈なシュートを放つと、これが、ガラタサライのゴールネットに突き刺さった。1:1。
 同23分、エミン・バイラムのミスを咎めボールを得たムハメット・デミルが、右サイドを駆け上がり、ペナルティーエリア内へ、更にゴールライン際まで進む、そこから内へとボールを入れた。このボールを、PKポイント近くで得たハジャメフメトヴィッチがシュートを放つと、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同27分、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前でボールを得たエンドリ・チェキジが、強烈なシュートを放つと、ボールはバーを直撃してピッチに姉返された。
 同44分、右サイドから、アフメット・オウズが内へと入れたボールに対し、ゴール前にいたソネル・ディクメンが、それに合わせてシュートを放ったが、ムスレラが、これをパンチングで防ぎ、ボールはピッチに跳ね返った。跳ね返りのボールを捉えたソネル・ディクメンが、再び、シュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半21分、ユスフ・デミルのパスを、ペナルティーエリアの外ゴール左斜め前で得たファン・アンホールトが、ペナルティエリア内へと持ち込み、シュートを放ったが、GKセヒッチが押さえた。
 同26分、ルーカス・トレイラのパスを、ペナルティーエリアの外ゴール右斜め前で得たセルジオ・オリヴェイラが強いシュートを放ったが、ボールは、GKセヒッチがコーナーキックに替えてしまった。
 同37分、左サイドからデュボアが、グランダーのボールでセンタリングを入れた。そのコースに入ったフランシスコ・カルヴォが、逆方向に蹴り出そうとしたボールがオウンゴールとなってしまった。2:1。
 同44分、この日2枚目のイエローカードをもらったGKセヒッチが退場処分となった。コンヤ・スポルは、選手交替枠を使い切っていたため、選手の交替ができず、アディル・デミルバーがゴールマウスを守ることになった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、エミン・バイラム、パトリック・ファン・アーンホルト(後半33分:レオ・デュボワ)=ルーカス・トレイラ、セルジオ・オリヴェイラ(後半42分:フレドリク・ミットシエ)=ユヌス・アクギュン、ドリース・メルテンス(後半18分:ユスフ・デミル)、ケレム・アクテュルコウル(後半42分:ベルカン・クトゥル)=バフェットィンビ・ゴミス(後半17分:マウロ・イカルディ)
【コンヤ・スポル】イブラヒム・セヒッチ=アフメット・オウズ、アディル・デミルバー、フランシスコ・カルヴォ、ギレルメ・シチャ=アミル・ハジャフメトヴィッチ、ソネル・ディクメン=ブルーノ・パズ(後半20分:ドマゴイ・パヴィシッチ)、エンドリ・チェキジ(前半31分:セブレル・カラエル、後半36分:オーウルジャン・ウリュギュン)、ズィメル・ビティキ=ムハメット・デミル(後半36分:マメ・デューフ)



バシャクシェヒル・スポル、ホームで盛り上がる(TRT 22. 9.16)

セルダル・ギュレル(TRT) オカカ(左)(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  バシャクシェヒル・スポルが、UEFA欧州カンフェランスリーグA組第2戦で、フィオレンティーナを3:0でくだし、勝ち点を6に伸ばした。

 バシャクシェヒル・ファーティフ・テリム・スタジアムで行われたこの試合、バシャクシェヒル・スポルのゴールは、後半12分と同26分にセルダル・ギュレル、同45分にベルトラン・トゥラオレから生まれた。一方、フィオレンティーナは、後半31分に、ジョナタン・イコネが、この日2枚目のイエローカードをもらったため、以後、10人で戦うことになった。勝ち点3を得たバシャクシェヒル・スポルは、これで、勝ち点が6になり、グループ首位に立った。フィオレンティーナは、同1で、グループ最下位に沈んだ。

                 重要な場面

 前半27分、フィオレンティーナの攻撃で、右サイドでボールを得たイコネが、ペナルティーエリア手前にいたサポナラにパスを出した。そのサポナラが、インサイドキックで強いシュートを放つも、GKムハメッド・シェンゲゼルが、しっかりと胸に収めた。
 同30分、バシャクシェヒル・スポルが、ゴールに迫った。セルダル・ギュレルからのパスを、フィオレンティーナのペナルティエリア手前で得たミュニル・シュイアールが強烈なシュートを放ったが、ボールは、バーの上を僅かに越えて外に出て行ってしまった。そして、前半は、両者、無得点のまま終わった。
 後半12分、バシャクシェヒル・スポルが先制した。ミュニル・シュイアールが右コーナーキックを蹴ると、ボールは、PKポイントに向かった。そのボールを、ユスフ・ンダイシミエが落とすと、そのコースにいたセルダル・ギュレルが、ゴール右斜め前から強烈な一発を決めたのだった。1:0。
 同26分、バシャクシェヒル・スポルが、点差を2と拡げた。ロレンツォ・ヴェヌーティが、中盤からGKピエルルイジ・ゴッリーニにバックパスを送った。そのピエルルイジ・ゴッリーニが、足でボールを弄びすぎた。そこへ、セルダル・ギュレルの突進があり、ボールを奪ってしまった。そして、ペナルティーエリア・ライン上からシュートを放つと、これがゴールとなったのだった。2:0。
 同44分、バシャクシェヒル・スポルの3点目が生まれた。スピードに乗った攻撃で、左サイドからペナルティーエリア内へとボールを持ち込んだパトリック・シズが、背後から走ってきたトゥラオレにパスを送った。走り込んで来たトゥラオレが、それに合わせると、GKが防ごうとしたが、ボールは、フィオレンティーナのゴールネットを揺らしたのだった。そして、バシャクシェヒル・スポルは、3:0で、この試合を制したのだった。

【バシャックシェヒル・スポル】ムハメッド・シェンゲゼル=ジュニオール・カイチャラ、ユスフ・ンダイシミエ、アフメド・トゥーバ、ハサン・アリ・カルドゥルム=ダニエル・アレクシッチ、ルカス・ビグリア(後半31分:マフムト・テクデミル)、ベルカイ・オズジャン(後半13分:デニズ・トゥルチ)=セルダル・ギュレル(後半31分:パトリック・シズ)、ステファノ・オカカ(後半13分:ベルトラン・トゥラオレ)、ミュニル・シュイアール(後半37分:メスト・エジル)



メルト・ギュノクの復帰する日が明らかに(ファナティック紙 22. 9.15)

メルト・ギュノク(NTV)  昨季のギレスン・スポル戦で故障を発生させ、長期にわたりピッチから遠ざかっていたベシクタシュのGKメルト・ギュノクが、ピッチに戻ってくる日が数えられるようになった。メルト・ギュノクは、フェネルバフチェ戦にはピッチに立っているだろう。

 エルシン・デスタノウル、エムレ・ビルギンの不十分なプレーぶりのため、誰しもの目は、メルト・ギュノクの復帰に注がれている。メルト・ギュノクは、代表の試合でできるブレイク期間明けに出場できるよう準備を行っている。昨季のトルコ・リーグでのギレスン・スポル戦で故障を発生させ、2021年11月21日以後、全く試合には出場していない33歳になっているメルト・ギュノクが、フェネルバフチェ戦ではメンバー入りするものと思われている。



トラブゾン・スポル、レッドスター戦を前に、ユスフ・ヤズジュとジャニニー・セメドが霧のなか(スター紙 22. 9.14)

ユスフ・ヤズジュ(イエニ・シャファク紙) ジャニニー・セメド(ヒュリエット紙) アブドラハ・アヴジュ監督(TRT)  トラブゾン・スポルは、UEFA欧州リーグH組第2節で、明日、セルビアのレッドスターをホームに迎える。

 シェノル・ギュネシュ・スポーツ総合施設で、午後7時45分から始まるこの試合は、ドイツのザッシャ・シュテゲマン主審が裁く。グループリーグ戦の第1節で、ハンガリーのフェレンツヴァーロシュに3:2で敗れたトラブゾン・スポルは、ここで勝利を確保し、グループリーグ戦での初勝利を狙っている。トラブゾン・スポルでは、ヒュセイン・テュルクメン、セルカン・アサン、ブルーノ・ペレス、エディン・ヴィスチャ、ドルクハン・トコズの故障は続いているだけではなく、ユスフ・ヤズジュとジャニニー・セメドが、最後の観察を経て、出場できるか否かが判るという状態だ。



ベシクタシュ 0:1 バシャクシェヒル・スポル(ベイン・スポル改 22. 9.13)

ヴァレンティン・ロシエ(左)ミュニル・シュイアール(右)(バシャクシェヒル・スポル公式HP) ベルトラン・トゥラオレ(TRT)  トルコ・リーグ第6節で、ベシクタシュは、ホームに迎えたバシャクシェヒル・スポルに0:1で敗れた。

 この試合の前半は、相互に危険な攻撃を作り出しながら、ゴールの声は上がらず、0:0のまま終わった。後半の前半分は、均衡が保たれたまま推移していったが、ヴァレリアン・イスマエル監督とエムレ・ベレズオウル監督双方の攻撃的な姿勢が、試合にテンポをもたらしていき、同26分、ネジプ・ウイサルのパスミスを咎めたバシャクシェヒル・スポルが、スピードに乗り攻め上がり、左サイドでボールを受けたベルトラン・トゥラオレが、ニアサイド隅を狙ったシュートが、トルコ・リーグでの自身初ゴールとなり、バシャクシェヒル・スポルが0:1と先制した。同42分には、ハリル・ウムト・メレル主審が下したファウルの判定に抗議を行ったヴァレリアン・イスマエル監督にイエローカードが出されたが、執拗に抗議を続けると、もう1枚のイエローカードが出され、退場処分となった。結局、試合は、0:1とバシャクシェヒル・スポルがリードを保ったまま終わり、ベシクタシュは、今季初の敗戦となり、勝ち点は13に留まった。一方のバシャクシェヒル・スポルは、今季開幕以来、唯一、ゴールを浴びないままで、勝ち点は、第4節が空きだったにも拘わらず、同13に伸ばした。

                 重要な場面

 前半9分、ベシクタシュが前からプレスをかけた結果、ボールを得たジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが、GKと1対1となったがシュートは外れ、この好機を活かせなかった。
 同25分、ベシクタシュのディフェンスがミスを犯した結果、左サイドでボールを得たベルトラン・トゥラオレが、ペナルティーエリア内までボールを持ち込み、シュートを放つも、ボールは、相手ディフェンスから跳ね、コーナーキックに替わった。
 同40分、ムレカが、右サイドからファーサイドに向けボールを送ると、それを受けたジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが、ゴール斜め前からシュートを放つも、ドゥアルテが、足を伸ばして、際どく、これを防ぎ、ゴールかと思われた危険な場面を救った。
 後半22分、サイスが、自陣からロングボールを出すと、そのボールを、右サイドで得たネイサン・レドモンドが、ペナルティエリア内へと持ち込むや、シュートを放った。だが、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。
 同26分、バシャクシェヒル・スポルが先制した。フィリッペ・ケニーからのパスを受けたベルトラン・トゥラオレが、ペナルティーエリア内へと持ち込んでから、左足一閃、狙いすましたシュートを放つと、これが、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同28分、右サイドを、スピードに乗り駆け上がったネイサン・レドモンドが、ペナルティエリア近くにいたゲドソン・フェルナンデスにパスを出した。だが、そのゲドソン・フェルナンデスが放ったシュートは、GKヴォルカン・ババジャンが押さえてしまった。
 同42分、ハリル・ウムト・メレル主審が下したファウルの判定に、抗議を行ったヴァレリアン・イスマエル監督に、まずイエローカードが出された。だが、その後も抗議を続けた同監督に、更に、もう1枚のイエローカードが出され、退場処分となってしまった。

【ベシクタシュ】エムレ・ビルギン=ヴァレンティン・ロシエ、ネジプ・ウイサル(後半30分:タイップ・タルハ・サヌッチ)、ロマン・サイス、アルトゥール・マスアク=ゲドソン・フェルナンデス(後半30分:ジェンク・トスン)、サリフ・ウチャン、ベルカイ・ワルダル(後半34分:タイフル・ビンギョル)=ジャクソン・ムレカ(後半12分:ネイサン・レドモンド)、ボウト・ベグホルスト、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ
【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=オメル・アリ・シャヒネル(後半11分:ジュニオール・カイチャラ)、ユスフ・ンダイシミエ、レオ・ドゥアルテ、ルカス・リマ=ルカス・ビグリア、マフムト・テクデミル=ベルトラン・トゥラオレ(後半35分:ダニエル・アレクシッチ)、ベルカイ・オズジャン(後半24分:デニズ・トゥルチ)、ミュニル・シュイアール(後半24分:セルダル・ギュレル)=フィリッペ・ケニー(後半35分:ステファノ・オカカ)



カスムパシャ 2:3 ガラタサライ(ハベル・テュルク紙改 22. 9.12)

2人の立役者、ケレム・アクテュルコウル(左)とゴミス(右)(CNNトルコ) サーシャ・ボエ(左)ベルサン・セリ−ナ(右)(カスムパシャ公式HP)  トルコ・リーグ第6節で、ガラタサライが、1:0とリードされた試合ながら、アウェー戦でカスムパシャを2:3でくだした。ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、ゴミスとケレム・アクテュルコウル(2)が決めたものだった。

 前半16分、カスムパシャが1:0と先制した。ビン・アナのセンタリングに対し、そのコースに入ったステファヌ・バホケンのヘディングシュートが炸裂したのだった。同20分、ガラタサライが同点に追いついた。ユヌス・アクギュンが、グランダーのボールをゴールエリアに入れると、それに合わせたゴミスがゴールを決めた。1:1。同29分、ペナルティエリアの外ゴールやや左斜め前でボールを得たオリヴェイラがシュートを試みると、ボールはバーを直撃して跳ね返されてしまった。そして、前半は、1:1のまま終わった。
 ガラタサライは、後半早々にゴールを決めた。同5分、オリヴェイラが、ディフェンスの裏に出したスルーパスに反応してボールを得た、魔術師の異名をとるケレム・アクテュルコウルが、ガラタサライの逆転ゴールを決めた。1:2。同24分、ガラタサライが、点差を2と拡げた。パトリック・ファン・アーンホルトからのパスを受けたケレム・アクテュルコウルが、約25mの距離からゴール隅を狙ったきれいなゴールが生まれたのだった。3:1。同45分、カスムパシャが、点差を1と縮めた。アイタッチ・カラの蹴った左コーナーキックに対し、そのコースに入ったサドゥク・チフトプナルが、ジャンプ一番、ヘッドで合わせると、ガラタサライのゴールネットが揺れたのだった。2:3。
 残り時間では、他のゴールは生まれず、ガラタサライが、2:3とリードを保ったまま、試合は終わった。この結果、トルコ・リーグで4勝目をあげたガラタサライは、勝ち点を13に伸ばした。一方、3試合ぶりの敗戦となったカスムパシャは、同6に留まった。

【カスムパシャ】エルトゥールル・タシュクラン=フロレント・ハデルジョナージ、ダニエル・グラオヴァッチ、サドゥク・チフトプナル、ビン・アナス=ミカエル・ティルパン(後半42分:トゥルガイ・ゲンミジバシュ)、ヴァレンティン・エイセリッチ(後半27分:アイタッチ・カラ)=ママドゥ・ファル(後半27分:ユヌス・マル)、ハリス・ハジュラディノヴィッチ(後半42分:トゥナイ・トルン)、ベルサン・セリ−ナ(後半1分:アフメット・エンギン)=ステファヌ・バホケン
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ(後半43分:レオ・デュボワ)、ヴィクトール・ネルソン、エミン・バイラム、パトリック・ファン・アーンホルト=セルジオ・オリヴェイラ(後半38分:ベルカン・クトゥル)、ルーカス・トレイラ=ユヌス・アクギュン(後半38分:ミロト・ラシツァ)、ドリース・メルテンス(後半31分:ユスフ・デミル)、ケレム・アクテュルコウル=バフェットィンビ・ゴミス(後半31分:ハリス・セフェロヴィッチ)



コンヤ・スポル、ブルーノ・パズのゴールで笑う(TRT+ヒュリエット紙補綴 22. 9.11)

エンドリ・チェキジ(左)ルーベン・リベイロ(右)(サバハ紙) ブルーノ・パズ(コンヤ・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第6節で、コンヤ・スポルが、ホームにハタイ・スポルを迎えた。コンヤ・スポルのホーム・スタジアムのピッチ・コンディション不良のため、エスキシェヒル・アテュルク・スタジアムで行われたこの試合、笑ったのは、ブルーノ・パズのゴールにより、イルハン・パルラク監督率いるコンヤ・スポルの方だった。

 トルコ・リーグ第6節で、コンヤ・スポルとハタイ・スポルが対峙した。コンヤ・スポルのホーム・スタジアムのピッチ・コンディション不良のため、エスキシェヒル・アテュルク・スタジアムで行われたこの試合、笑ったのは、1:0のスコアで勝ったコンヤ・スポルだった。勝ち点3をもたらしたゴールは、後半21分、新加入のブルーノ・パズだった。この結果、勝ち点を14に伸ばしたコンヤ・スポルは、試合数が多い中だが首位の座に着いた。この難しい試合から手ぶらで帰ることになったハタイ・スポルは、依然として勝ち点1に留まり、得失点差で18位になっている。

                 目立った場面

 前半4分、左サイドで生まれたコンヤ・スポルの攻撃で、ズィメル・ビティキが入れたセンタリングに、エンドリ・チェキジがスライディングをしながら、そのボールに合わせたが、ボールは、僅かに枠を捉えられずに外に出て行ってしまった。
 同12分、コンヤ・スポルが、直接ゴールを狙える位置でフリーキックを得た。このフリーキックを強いボールで、エンドリ・チェキジが蹴ったが、GKエルジェ・カルデシュレルが、大きくクリアした。
 同40分。ハタイ・スポルのサバ・ロブジャニゼが左コーナーキックを蹴り、ルーベン・リベイロにパスを出した。そのルーベン・リベイロが、ペナルティーエリア・ライン手前から強いシュートを放ったが、GKセヒッチがコーナーキックに替えた。そして、前半は、0:0のまま終わった。
 後半21分、コンヤ・スポルのゴールが生まれた。左サイドで生まれたコンヤ・スポルの攻撃で、エンドリ・チェキジのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったズィメル・ビティキがセンタリングを入れると、そのボールを、ソネル・ディクメンがヘッドで落とした。すると、ボールを、PKポイント上でコントロールしたブルーノ・パズが、狙いすましたシュートを放つと、これが、ハタイ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同28分、コンヤ・スポルが、2点目に迫った。ムハメット・デミルが、相手ディフェンスの裏に送ったボールを得て、GKと1対1となったソネル・ディクメンがシュートを試みるも、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同29分、コンヤ・スポルが、絶好機を活かすことができなかった。ムハメット・デミルからのパスを、ペナルティーエリア内で得たソネル・ディクメンが、ダイレクトでシュートを試みたが、ボールは。転がりながら枠を逸れて行ってしまった。
 同42分、左サイドで生まれたコンヤ・スポルの攻撃で、ズィメル・ビティキからのパスを、ペナルティーエリア内で受けたソネル・ディクメンがシュートを放ったが、GKエルジェ・カルデシュレルがコーナーキックに替えた。そして、試合は、コンヤ・スポルが、1:0のリードを保ったまま終わったのだった。

【コンヤ・スポル】イブラヒム・セヒッチ=アフメット・オウズ、アディル・デミルバー、フランシスコ・カルヴォ、ギレルメ・シチャ=ソネル・ディクメン(後半45分:ウーウルジャン・ヤズール)、アミル・ハジャフメトヴィッチ=ロベルト・ムリッチ(後半1分:ブルーノ・パズ)、エンドリ・チェキジ(後半45分:セブレル・カラエル)、ズィメル・ビティキ(後半45分:ウチェ・イクペーズ)=ムハメット・デミル(後半33分:マメ・デューフ)
【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=キャーミル・アフメット・チョレクチ、レジェプ・ブラク・ユルマズ、シモン・ファレッテ、サム・アデクグベ=ルーベン・リベイロ=サバ・ロブジャニゼ(後半35分:ディラン・サン・ルイ)、メフディ・ブージェマー(後半42分:ベルトゥー・ユルドゥルム)、オヌル・エルギュン(後半42分:ラヤネ・アービッド)、ケヴィン・ヴァルガ(後半22分:カーン・カナク)=アユブ・エル・カービ



アランヤ・スポル 2:1 アンカラ・グジュ(ベイン・スポル+ファナティック紙補綴 22. 9.10)

アフメド・ハッサン(アランヤ・スポル公式HP) エフカン・ベキロウル(左)ヤシン・ギュレレル(右)(アランヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第6節が、アランヤで始まった。アランヤ・スポルが、その試合で、アンカラ・グジュを2:1でくだした。

 アランヤ・オバ・スタジアムで行われたこの試合、アランヤ・スポルに勝利をもたらしたゴールは、後半20分にアフメド・ハッサン、同42分にエフカン・ベキロウルが記録した。アンカラ・グジュは、ヤシン・ギュレレルが、後半24分にゴールを決めた。4試合続いた勝利なしに終わりを告げたアランヤ・スポルは、勝ち点を8に伸ばした。一方、まだ、勝ち星のないアンカラ・グジュは、これで4連敗となった。

                 重要な場面

 前半19分、アンカラ・グジュの攻撃で、モレイラが出した深くえぐるパスに反応して動き出したグボリ・アリービが放ったシュートは、ルナルソンに防がれた。
 同28分、アンカラ・グジュが、グボリ・アリービにより、ゴールに迫った。27歳のグボリ・アリービは、GKと1対1となりながら、ゴールに結び付けられなかった。
 後半20分、アフメド・ハッサンが、舞台に上がった。同16分に投入されたアフメド・ハッサンは、エフェジャン・カラジャが入れたセンタリングに合わせて、いいジャンプを見せ、先制点となるゴールを決めたのだった。1:0。
 同24分、アンカラ・グジュが、このゴールに対するお返しのゴールを決めた。トルガ・ジエルジの素晴らしいパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったヤシン・ギュレレルがきれいにゴールを決め、スコアを1:1としたのだった。
 同28分、アンカラ・グジュが絶好機を活かすことができなかった。ガヤス・ザヒドからのパスを、ペナルティエリア内で得たソウが放ったシュートは、GKルナルソンがコーナーキックに替えたのだった。
 同33分、エフカン・ベキロウルにより危険な場面が生まれた。エフカン・ベキロウルが、ファーサイドを狙ったシュートは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同42分、ホームのアランヤ・スポルに、エフカン・ベキロウルのゴールが勝利をもたらした。カヴァレイロが、ファーサイドに向けて入れたセンタリングに、エフカン・ベキロウルが合わせ、ゴールが生まれたのだった。2:1。

【アランヤ・スポル】ルナル・ルナルソン=ペドロ・ペレイラ、ファーティフ・アクソイ、フルカン・バユル、ジュレ・バルコヴェッチ=イドリッサ・ドゥンビア(後半37分:アルナウド・ルサンバ)、エフカン・ベキロウル=エフェジャン・カラジャ(後半37分:イヴァン・カヴァレイロ)、ウムト・ギュネシュ(前半14分:レロイ・フェル)、ウイルソン・エドゥアルド(後半16分:アフメド・ハッサン)=オウズ・アイドゥン(後半16分:ズィナディネ・フェルハト)
【アンカラ・グジュ】バハドゥル・ハン・ギュンギョルドゥ=オウズ・ジェイラン、ニハド・ムジャキッチ、アタカン・チャンカヤ、ヤシン・ギュレレル=タイラン・アンタルヤル(後半38分:ラミネ・ディアク)、トルガ・ジエルジ=グボリ・アリービ(後半16分:アナスタシオス・チャツィジョヴァニス)、ペドリーニョ(後半28分:ガヤス・ザヒド)、ジョルジ・ベリージェ(後半16分:エムレ・クルンチ)=アリ・ソウ



ミシー・バチュハイから命を吹き込むキス(TRT 22. 9. 9)

ミシー・バチュハイ(フェネルバフチェ公式HP) リンコン・エンリケ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグB組第1戦で、ウクライナのディナモ・キーウを、後半ロスタイムに生まれたミシー・バチュハイのゴールで、2:1でくだし、グループリーグ戦を勝利でスタートを切った。

 UEFA欧州リーグB組第1節で、フェネルバフチェは、ホームにディナモ・キーウを迎えた。フェネルバフチェは、前半35分のグスタヴォ・エンリケ、後半ロスタイムのミシー・バチュアイのゴールで、2:1で勝った。ディナモ・キーウのゴールは、後半18分にツィガンコフから生まれた。

                 重要な場面

 前半25分、スピードに乗ったフェネルバフチェの攻撃で、ディエゴ・ロッシからのパスを、右サイドで得たフェルディ・カドゥオウルが強いボールでセンタリングを入れると、ディフェンスのブルダが、際どくコーナーキックに替えた。
 その右コーナーキックを、ディエゴ・ロッシが蹴ると、PKポイント辺りで混戦が生まれ、その中から、アッティラ・サライがシュートを放つと、ボールは、GKからこぼれた。詰めていたジョアン・ペドロが、このボールにチェックを入れると、グスタヴォ・エンリケの前に転がった。だが、グスタヴォ・エンリケの左足を使ったシュートが良くなく、ボールは、GKが押さえてしまった。
 同34分、ペナルティーエリア内ゴール左斜め前でボールを得たエズジャン・アリオスキがゴール隅を狙ったシュートを放つも、GKがコーナーキックに替えてしまった。
 同35分、フェネルバフチェが先制した。ディエゴ・ロッシが左コーナーキックを蹴ると、そのコースに入ったグスタヴォ・エンリケのヘディングシュートが炸裂して、ゴールが生まれたのだった。1:0。そして、前半では、他のゴールは生まれず、フェネルバフチェが1:0とリードを保ち終わった。
 後半19分、ディナモ・キーウが同点に追いついた。左サイドからブヤルスキがセンタリングを入れると、ペナルティーエリア内にいたツィガンコフが、それに合わせると、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 同27分、フェネルバフチェ陣中盤の右サイドからシェペリエフがセンタリングを入れると、ニアサイドにいたブヤルスキがヘッドで合わせたが、GKアルタイ・バユンドゥルがコーナーキックに替えた。
 同45分、リンコン・エンリケが、左サイドからセンタリングを入れると、そのコースの右側でいいジャンプを見せたエネル・ヴァレンシアがヘディングシュートを試みたが、ボールは、ゴールネットの上部に落ちただけだった。
 同ロスタイム2分、フェネルバフチェが、再び、リードを奪った。フェルディ・カドゥオウルがロングスローを入れると、PKポイント辺りにいたグスタヴォ・エンリケの背後にボールはこぼれた。そのこぼれ球の左サイドにいたミシー・バチュハイがゴールを叩き込んだのだった。2:1。
 この試合、他に好機は生まれることはなく、フェネルバフチェが2:1で勝利を手にしたのだった。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ、ルアン・ペレス=フェルディ・カドゥオウル、ウィリアン・アロン、ミゲル・クレスポ(後半38分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、エズジャン・アリオスキ(後半38分:リンコン・エンリケ)=ディエゴ・ロッシ(後半24分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、ジョアン・ペドロ(後半23分:ミシー・バチュハイ)、ジョシュア・キング(後半24分:エネル・ヴァレンシア)



マウロ・イカルディ、ガラタサライのためにイスタンブル入り(フォトマッチ紙 22. 9. 8)

マウロ・イカルディ(ファナティック紙)  補強活動で、頑張りを見せているガラタサライが、大きな爆弾を炸裂させた。ガラタサライが、アルゼンチンのスター選手マウロ・イカルディを、1年間のレンタルで獲得したのだ。そのマウロ・イカルディは、正式契約を結ぶために、イスタンブル入りした。

 イスタンブル到着後、マウロ・イカルディの第一声は、次のようなものだった。「とっても、興奮している。長い間、(Nef会長の)エルデン・ティムルと交渉を持ってきた。そして、ついに、移籍が実現した。とにかく、1年間ということでやってきた。ここで、大きな活躍ができることを望んでいる。さあ、これから、何が起こるか、観ていただきたい。私も、私の家族も、イスタンブル入りして、とってもハッピーだ」。



アランヤ・スポルのタイフル・ビンギョル、ベシクタシュ入り(ファナティック紙 22. 9. 7)

タイフル・ビンギョル(フォトマッチ紙)  ベシクタシュが、ネイサン・レドモンド獲得の発表を用意している一方で、もう1人の移籍が実現した。長期に渡り、交渉を続けていたタイフル・ビンギョルの移籍に関し、アランヤ・スポル側と、全ての点で合意に達したのだ。29歳のタイフル・ビンギョルは、今季、レンタルでベシクタシュでプレーすることになった。

 ベシクタシュが、長きに渡り、獲得交渉を行ってきたタイフル・ビンギョルの移籍が成功した。アランヤ・スポルとの契約更改を行った際、「自分の夢はベシクタシュでプレーすること」と言っていたタイフル・ビンギョルは、こうして、ベシクタシュに赤裸々なメッセージを送った。ベシクタシュは、タイフル・ビンギョルの移籍に向け、アランヤ・スポルとの交渉を行ってきた。移籍解禁期間の冒頭から、両者の間で、交渉が、度々、行われていたが、本日、合意に達したのだった。タイフル・ビンギョルは、今季末まで、ベシクタシュでプレーすることになったのだ。
 また、交渉では、アランヤ・スポルに対し、フランシスコ・モンテーロのレンタル移籍に関しても話されていた。フランシスコ・モンテーロの今後については、まだ、明確にはなっていないが、近々、正式な発表があるものと考えられている。



ガラタサライ、ホームで、最後に笑う(NTV改+ミリエット紙補綴 22. 9. 6)

アンジェロ・サガル(左)サーシャ・ボエ(右)(ガジアンテップFK公式Twitter) ゴミス(TRT)  トルコ・リーグ第5節で、ガラタサライが、ホームで、ガジアンテップFKを2:1でくだした。ガラタサライのゴールは、前半36分のゴミスと、後半ロスタイム1分に生まれたキッツォーのオウンゴールだった。アウェーのガジアンテップFKのゴールは、前半27分のサガルから生まれた。また、ガラタサライは、アブドゥルケリム・バルダクチュが、前半45分、レッドカードをもらったため、その後、10人での戦いとなった。この結果、ガラタサライは勝ち点を10に伸ばしたのに対し、ガジアンテップFKは同10に留まった。

 トルコ・リーグ第5節最終試合で、ガジアンテップFKをホームに迎えたガラタサライのオカン・ブルク監督は、前節のトラブゾン・スポル戦の先発メンバーから1人だけを入れ替えた。それは、ここまでの4節でゴールを決められないでいるセフェロヴィッチを控えに回したからだ。そのセフェロヴィッチに替えて、同監督は、ここまでの4試合で2ゴールを記録しているゴミスを、先発メンバーに入れたのだった。
 前半27分、アウェーのガジアンテップFKが先制した。ガラタサライ陣内中盤の右サイド近辺でボールを得たマキシムが、ペナルティーエリア近くまでボールを持ち込んだ。マキシムは、シュートを打つにはいいスペースがなかったので、自身の左側で動き出したサガルにボールを預けた。そのサガルが、ペナルティーエリア内ゴール左斜め前で、ダイレクトでグランダーのシュートを放つと、ボールは転がりながら、ガラタサライのゴールネットに収まったのだった。0:1。
 同36分、ガラタサライが同点に追いついた。ゴール右斜め前からペナルティーエリア内へと入ったユヌス・アクギュンが、グランダーのボールを出すと、アブドゥルカディル・パルマクが倒れ込みながら、これにチェックに入った。だが、アブドゥルカディル・パルマクがクリアしたかったボールは、ハヌセクに当たってしまい、その跳ね返ったボールがゴールエリアへと流れた。そのボールを追いかけたゴミスが、いい態勢でヘディングシュートを試みると、これが、ガジアンテップFCのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 同45分、フィゲイレドと空中戦となったアブドゥルケリム・バルダクチュが、相手のフィゲイレドがピッチに倒れ込むと、この日2枚目となるイエローカードをもらい、退場処分となった。そして、前半は、1:1で終わった。
 後半27分、左サイドでボールを得たユヌス・アクギュンが、ゴミスにパスを出した。そのゴミスからボールを受け、相手選手をすり抜けたメルテンスが、エルトゥールル・エルソイのチェックを受けピッチに倒れると、ヤシャル・ケマル・ウーウルル主審はPKを指示した。だが、そのPKを、ゴミスが蹴ったが、GKギュナイに防がれてしまった。
 ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、終盤に訪れた。同ロスタイム1分、サーシャ・ボエが、右サイドでスピードに乗って駆け上がった。相手選手を次から次へとかわしていったサーシャ・ボエは、ペナルティエリア内にいたユヌス・アクギュンにボールを出した。ユヌス・アクギュンが、それに合わせてシュートを放つと、GKギュナイが防いだ。だが、詰めていたセフェロヴィッチが放ったシュートは、ギュナイからはね、キッツォーに当たりゴールインしたのだった。2:1。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、パトリック・ファン・アーンホルト=ルーカス・トレイラ(後半41分:エムレ・アクババ)、セルジオ・オリヴェイラ(後半31分:ベルカン・クトゥル)=ユヌス・アクギュン、ドリース・メルテンス(後半31分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ケレム・アクテュルコウル(後半1分:エミン・バイラム)=バフェットィンビ・ゴミス(後半31分:ハリス・セフェロヴィッチ)
【ガジアンテップFK】ギュナイ・ギュヴェンチ=ステリオス・キッツォー、エルトゥールル・エルソイ、パピー・ジロボジ、マテイ・ハヌセク=マルコ・ジェヴトヴィッチ、アブドゥルカディル・パルマク(後半30分:フルカン・ソヤルプ)=ムスタファ・エスキヘラッチ(後半14分:ラザール・マルコヴィッチ)、アレクサンドゥル・マキシム、アンジェロ・サガル(後半37分:ヴァルミル・ヴェリュー)=ジョアオ・フィゲレイド(後半14分:トマス・ペッカールト)



アンカラ・グジュ 2:3 ベシクタシュ(フォトマッチ紙 22. 9. 5)

グボリ・アリービ、トルガ・ジエルジ、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ、アルトゥール・マスアク(左から)(アンカラ・グジュ公式Twitter) デレ・アリ(フォトマッチ紙)  トルコ・リーグ第5節で、ベシクタシュは、アンカラ・グジュとのアウェー戦を2:3で制し、首位の座に就いた。

 ヴァレリアン・イスマエル監督に引き入れられ、今節に首位で臨み、無敗を続けているベシクタシュが、アンカラでのアウェー戦に臨み、アンカラ・グジュと戦った。この難しい試合を制したのは、2:3のスコアでベシクタシュの方だった。ベシクタシュに勝利を導いたゴールは、前半30分にジャクソン・ムレカが、同35分にはデレ・アリが、そして、後半29分には、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドが決めたものだった。一方、アンカラ・グジュのゴールは、前半26分と後半2分のジョルジ・ベリージェの決めたものだった。なお、後半ロスタイム4分には、アンカラ・グジュのマルロンが、この日2枚目のイエローカードをもらい退場処分となっている。

                 重要な場面

 前半12分、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが左サイドからペナルティーエリア内へと送ったセンタリングのボールが、ジャクソン・ムレカからこぼれ、ボウト・ベグホルストに向かった。ボウト・ベグホルストは、それに合わせてヘディングシュートを放つと、ゴールが決まったが、その前にオフサイドがあったとして、ゴールとは認定されなかった。
 同26分、アンカラ・グジュが先制した。トルガ・ジエルジがペナルティーエリア内へと入れたセンタリングに合わせて、ジョルジ・ベリージェがヘディングシュートを放つと、これがゴールとなったのだった。1:0。
 同30分、ベシクタシュが同点に追いついた。ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが、左サイドからペナルティエリア内へとボールを放り込むと、それに合わせたボウト・ベグホルストのシュートは、アンカラ・グジュのGKバハドゥルから跳ね返った。その跳ね返りのボールを捉え、ジャクソン・ムレカが仕上げを行ったのだった。1:1。
 同35分、ベシクタシュが逆転した。アルトゥール・マスアクが、ペナルティーエリア内へと入れたボールがボウト・ベグホルストに渡った。そのボウト・ベグホルストが、ファーサイドに向け、ボールを落とすと、そのボールを、デレ・アリがゴールマウスに蹴り込んだのだった。1:2。
 後半2分、トルガ・ジエルジが出したパスを、左サイドで得たジョルジ・ベリージェが、自身で、更にチームでも2点目をなるゴールを生み出した。2:2。
 同12分、ベシクタシュの攻撃で、デレ・アリのパスを受けたゲドソン・フェルナンデスがシュートを試みるも、枠を大きく外れて外に出て行ってしまった。
 同20分、ベシクタシュが効果的な攻撃を見せた。ペナルティーエリアの右サイドでボールを得たボウト・ベグホルストが、内へと入れると、それに合わせようとしたデレ・アリがボールに触れることができず、ボールは、そのまま外に出て行ってしまった。
 同28分、ベシクタシュがPKを獲得した。エレン・デルディヨクが、ペナルティエリア内でボールに手で触れると、メテ・カルカヴァン主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、PKを指示したのだった。
 同29分、このPKをジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが蹴ると、アンカラ・グジュのゴールネットが揺れた。2:3。
 この試合、残りの時間では、他のゴールは生まれることはなく、ベシクタシュが、2:3のリードを保ち、試合は終わった。

【アンカラ・グジュ】バハドゥル・ハン・ギュンギョルドゥ=オウズ・ジェイラン(前半45分:フラトジャン・ウズム)、アタカン・チャンカヤ、ニハド・ムジャキッチ、マルロン・ロドリゲス=トルガ・ジエルジ、ガヤス・ザヒド(前半45分:ラミネ・ディアク)=グボリ・アリービ(後半30分:ジュセ・ロドリゲス)、ペドリーニョ(後半41分:シナン・オアスマノウル)、ジョルジ・ベリージェ=フェデリコ・マケダ(後半23分:エレン・デルディヨク)
【ベシクタシュ】エムレ・ビルギン=ヴァレンティン・ロシエ、ネジプ・ウイサル、ロマン・サイス、アルトゥール・マスアク=ゲドソン・フェルナンデス(後半38分:ジェンク・トスン)、サリフ・ウチャン、デレ・アリ(後半21分:ジョゼフ・デ・ソーサ)=ジャクソン・ムレカ、ボウト・ベグホルスト、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ(後半38分:ウムト・メラシュ)



フェネルバフチェ 2:0 カイセリ・スポル(CNNトルコ+TRT補綴 22. 9. 4)

ジョアン・ペドロ(フェネルバフチェ公式HP) グスタヴォ・エンリケ(左)リオネル・キャローレ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第5節で、フェネルバフチェは、ホームに迎えたカイセリ・スポルを2:0でくだした。

 トルコ・リーグ第5節で、フェネルバフチェが、ホームにカイセリ・スポルを迎えた。そして、フェネルバフチェは、この試合を2:0で制した。ホームのフェネルバフチェに勝利を導いたゴールは、前半37分にジョアン・ペドロ、後半5分にジョシュア・キングが決めた。フェネルバフチェは、この勝利で、トルコ・リーグでの勝ち点を10に伸ばした。3試合目のアウェー戦でも勝ち点を得られなかったカイセリ・スポルは、同6に留まった。

                 試合経過

 前半7分、アッティラ・サライが出したロングパスを、ジョアン・ペドロが、ペナルティーエリア内でコントロールした。ジョアン・ペドロとコロヴェツィオスとマッチアップとなったところで、ボールがこぼれ、クレスポの前に転がった。そのクレスポが、PKポイント辺りで、それに合わせてグランダーのシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同17分、カイセリ・スポルのディフェンスからのこぼれ球に合わせて、ジョシュア・キングがシュートを試みるも、ボールは、マジド・ホセイニに当たり、外に出てしまい、コーナーキックに替わった。
 同37分、ウィリアン・アロンからのパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で受けたジョアン・ペドロが放ったシュートが、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 後半5分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。相手陣内で連続的なパス交換で攻撃に移ったフェネルバフチェは、ジョシュア・キングが、ジョアン・ペドロとの壁パスで抜け出ると、ペナルティーエリアへと入るや、狙いすましたシュートを放ち、これがゴールとなったのだった。2:0。
 同7分、フェルディ・カドゥオウルからのパスを、ペナルティーエリア・ライン上で受けたジョシュア・キングがシュートを試みるも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同25分、右サイドからメルト・ハカン・ヤンダシュがセンタリングを入れると、ファーサイドにいたディエゴ・ロッシがヘッドで合わせたが、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同28分、右サイドからギョクハン・サズダーが、グランダーのボールを内へと入れた。それに合わせて、ガヴラノヴィッチがシュートを放つと、GKアルタイ・バユンドゥルがパンチングで防ぎ、ボールはピッチに跳ね返った。ペナルティーエリア内ゴール左斜め前で、そのボールを追いかけたカルドーソが、角度のないところからシュートを放ったが、アルタイ・バユンドゥルはゴールを許さなかった。
 同41分、ペナルティエリア内左サイドから、ディエゴ・ロッシがボールを内へと入れると、そのボールに、フェルディ・カドゥオウルが触れた。だが、ボールは、バーに当たりピッチに跳ね返ってしまった。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ、ルアン・ペレス=フェルディ・カドゥオウル(後半ロスタイム1分:アルダ・ギュレル)、ミゲル・クレスポ(後半34分:ブライト・オシャイ・サミュエル)、ウィリアン・アロン、エズジャン・アリオスキ(後半ロスタイム1分:リンコン・エンリケ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半23分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ジョアン・ペドロ、ジョシュア・キング(後半22分:ディエゴ・ロッシ)
【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=オヌル・ブルト、マジド・ホセイニ(後半14分:ヤウ・アッカー)、ディミトリス・コロヴェツィオス、リオネル・キャローレ=グスタヴォ・カンパナロ=ミゲル・カルドーソ、ベルナール・メンサー(後半40分:オリヴィエ・ケメン)、ラマザン・ジヴェレク(後半13分:ギョクハン・サズダー)、マメ・ティアム(後半40分:カルロス・マヌ)=マリオ・ガヴラノヴィッチ(後半29分:イルハン・パルラク)



ウムラニエ・スポル 0:1 トラブゾン・スポル(CNNトルコ+スター紙補綴 22. 9. 3)

トレゼゲ(ヒュリエット紙) オヌル・アユク(左)ジャン・フィリップ・グバミン(右)(スター紙)  トルコ・リーグ第5節開幕試合で。トラブゾン・スポルが、ウムラニエ・スポルを、アウェー戦で0:1でくだした。

 トルコ・リーグ第5節の最初の試合で、ウムラニエ・スポルが、ホームにトラブゾン・スポルを迎えた。トラブゾン・スポルは、後半15分、トレゼゲのあげたゴールで、この試合を0:1で制した。トルコ・リーグで3試合ぶりに勝ったトラブゾン・スポルは、5試合を終えて勝ち点を10に伸ばした。4試合連続で、1:0というスコアで負け続けているウムラニエ・スポルは、同1に留まった。
 トラブゾン・スポルの若きGKムハメット・タハ・テペが出場した2試合目、無得点に封じたのに対し、ウムラニエ・スポルの方では、故障を発生させたセルカン・クルントゥルに替わり投入されたオルクン・オズデミルもゴールを浴びずに終わった。

                 試合経過

 前半11分、エニス・バルディのパスを、ペナルティーエリア内ゴール左斜め前で得たトレゼゲが、角度のないところからシュートを放つと、ボールは、GKセルカン・クルントゥルからピッチに跳ね返った。
 同32分、アブドゥルカディル・オミュルからのパスを、ペナルティーエリアの外ゴール右斜め前で得たバカセタスがシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 後半2分、バカセタスがフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙ったが、GKセルカン・クルントゥルがコーナーキックに替えた。
 同11分、マルク・バルトラが、ペナルティエリア・ライン上から強いシュートを試みると、GKセルカン・クルントゥルは、これをパンチングで防ぎ、ボールはピッチに跳ね返った。
 同13分、カルタルのパスをペナルティーエリア・ライン上で受けたウムト・ナイルが、ダイレクトでシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行っただけだった。
 同15分、ペナルティエリアの外からバカセタスが強いシュートを放つと、GKセルカン・クルントゥルがパンチングで、ボールをピッチに跳ね返した。その跳ね返りのボールを捉えたトレゼゲが放ったシュートが、ウムラニエ・スポルのゴールネットを揺らした。0:1。
 同27分、ペナルティーエリアのゴール右斜め前からアデル・ベッタイエブがシュートを放ったが、GKムハメット・タハ・テペがコントロールしてしまった。
 この試合、他に好機は生まれることはなかった、そして、トラブゾン・スポルが、0:1で勝利を手にしたのだった。

【ウムラニエ・スポル】セルカン・クルントゥル(後半18分:オルクン・オズデミル)=セルカン・ギョクス、アリソン・ドス・サントス、トミスラフ・グルマッチ、エルミル・レンジャニ=カルタル・カイラ・ユルマズ、イサク・サーキー(後半29分:アントニオ・ムルシッチ)、オウズ・ギュルブラク(後半18分:ドゥレル・アヴヌ)=オヌル・アユク、ウムト・ナイル(後半18分:アデル・ベッタイエブ)、ヴァレンティン・ゲオルゲ(後半33分:ヨナタン・デル・ヴァッレ)
【トラブゾン・スポル】ムハメット・タハ・テペ=ドルクハン・トコズ(後半1分:イエンス・ラルセン)、マルク・バルトラ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル(後半42分:ユスフ・エルドーアン)=ジャン・フィリップ・グバミン=アブドゥルカディル・オミュル(後半39分:ジャン・クアッシ)、アナスタシオス・バカセタス、エニス・バルディ(後半31分:マレク・ハムシク)、トレゼゲ=ジャニニー・セメド(後半1分:ウムト・ボゾク)



ユスフ・ヤズジュ、トラブゾン・スポルへ復帰(CNNトルコ 22. 9. 2)

ユスフ・ヤズジュ(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルが、現在、フランスのリール所属で、元トラブゾン・スポル所属だったユスフ・ヤズジュの、今季末までのレンタルでの獲得を発表した。

 トラブゾン・スポルが、フランスのリールからユスフ・ヤズジュを獲得した。1年間のレンタルでの移籍となったユスフ・ヤズジュは、本日行われるトルコ・リーグの「ウムラニエ・スポル対トラブゾン・スポル」の一戦を、スタンドで観戦する。特別機でイスタンブル入りするユスフ・ヤズジュは、チームメイトとの顔合わせをする。その後、メディカルチェックを受け、調印に臨むことになっている。ユスフ・ヤズジュは、自身のTwitterで、「光陰矢の如し、だが、情熱は永遠に」と認めている。



トラブゾン・スポルからフェネルバフチェへ、今年一番のフェイント、マキシ・ゴメスと合意!(ファナティック紙 22. 9. 1)

マキシ・ゴメス  補強活動にエンジンのかかったトラブゾン・スポルが、フェネルバフチェが関心を持ち、ほぼ合意に達していたマキシ・ゴメスと合意に達した。スペインからの報道では、トラブゾン・スポルは、ヴァレンシアに対し、600万EUROの移籍金で合意に達し、ウルグアイ人選手マキシ・ゴメスは、「3+1」年契約にOKを出したとなっている。

 新シーズンに、望み通りの発進ができなかった昨季のチャンピオンのトラブゾン・スポルが、補強活動にエンジンをかけている。アブドラハ・アヴジュ監督が求め、視察チームの報告を受け、獲得に動いていたトラブゾン・スポルが、驚異の結果を出した。

                 コルネリウスの移籍金、、、

 アンドレアス・コルネリウスを、約600万EUROの移籍金でコペンハーゲンに送り出したトラブゾン・スポルが、FWの補強のために、フェネルバフチェがほぼ合意に達していたマキシ・ゴメスと合意に達した。スペインからの報道では、トラブゾン・スポルは、ヴァレンシア側と600万EUROの移籍金で合意に達した。

                 明日、トルコ入り

 マキシ・ゴメスとは「3+1」年契約で合意に達しているトラブゾン・スポルは、明日の朝、マキシ・ゴメスをトルコ入りさせると言われている。



コルネリウス、トラブゾンを去る(TRT 22. 8.31)

アンドレアス・コルネリウス(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルを離れ、デンマークのコペンハーゲンに移籍することになったアンドレアス・コルネリウスが、本日、早朝、特別機でトラブゾンを離れた。トラブゾンを去ることになったコルネリウスは、空港で、最後のカメラに収まった。

 トラブゾン・スポルに、昨季にやって来て、4年契約を結んだアンドレアス・コルネリウスが、トラブゾン・スポルが、チャンピオンズリーグのプレーオフで敗れたコペンハーゲンに移籍することになった。サッカー人生をコペンハーゲンで開始して、プレーオフの際、コペンハーゲン側と接触を持ち、同クラブに戻りたい旨をトラブゾン・スポルにも伝えていた。コペンハーゲンとは600万EUROの移籍金で合意に達したコルネリウスは、昨夜、チームメイトや首脳陣に別れの挨拶をした。そして、コペンハーゲン側が用意した特別機で、この早朝、トラブゾンをあとにした。トラブゾン空港で、最後のコルネリウスの姿を見たサポーターは、記念写真を撮っていた。



コンヤ・スポル 1:0 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 22. 8.30)

アマル・ラフマノヴィッチ(左)ディエゴ・ロッシ(右)(ファナティック紙) ムハメット・デミル(コンヤ・スポル公式Facebook)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第4節で、コンヤ・スポルとのアウェー戦を戦った。コンヤ・スポルのホーム・スタジアムが、改装工事のため、新エスキシェヒル・スタジアムで行われたこの試合、ホームのコンヤ・スポルが1:0のリードを保ったまま終わった。フェネルバフチェでは、エネル・ヴァレンシアが、前半22分、レッドカードをもらい、一発退場となったが、コンヤ・スポルも、後半9分に、アディル・デミルバーが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。

                 試合経過

 前半15分、コンヤ・スポルのズィメル・ビティキが、左サイドをドリブルで進み、フェネルバフチェのペナルティーエリア内にいたムハメット・デミルにボールを出した。だが、ムハメット・デミルが、そのボールをコントロールできず、ボールは外に出て行ってしまった。
 同33分、ズィメル・ビティキが、ディフェンスから出されたロングボールを、左サイドで得た。そして、フェネルバフチェのペナルティエリア内へと持ち込みシュートを放つも、GKアルタイ・バユンドゥルがコントロールした。
 同40分、ホームのコンヤ・スポルの攻撃で、ソネル・ディクメンが、フェネルバフチェのペナルティーエリアの左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、ムハメット・デミルがシュートを放ったが、GKアルタイ・バユンドゥルがボールを押さえた。
 後半5分、コンヤ・スポルの攻撃で、ズィメル・ビティキが、左サイドから、ファーサイドのゴールポストに向けセンタリングを入れると、ボールを得たムリッチがシュートを放ったが、GKアルタイ・バユンドゥルがパンチングで防いだ。
 同9分、ブライト・オシャイ・サミュエルが倒され、その結果、アディル・デミルバーに、この日2枚目のイエローカードが出された。
 同10分、ペナルティーエリアの外ゴール右斜め前で得たフリーキックを、ディエゴ・ロッシが蹴り、ペナルティーエリア内へと放り込むと、それに合わせて、いいジャンプを見せたアッティラ・サライがヘディングシュートを放ったが、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同16分、後半から投入されたイルファン・ジャン・カフヴェジが、コンヤ・スポルのペナルティーエリア内へとセンタリングを入れると、ゴールポスト際で、そのボールを得たディエゴ・ロッシがシュートを放つも、GKセヒッチがゴールを許さなかった。
 同20分、ズィメル・ビティキが、左サイドからセンタリングを入れると、フェネルバフチェのディフェンス陣を越えたボールに合わせて、ムハメット・デミルがヘッドで合わせた。そのボールが、GKアルタイ・バユンドゥルが防ごうとしたが、それは及ばず、ボールはゴールインしてしまった。1:0。
 同45分、フェルディ・カドゥオウルが、左サイドから、コンヤ・スポルのペナルティエリアへとセンタリングを入れると、ジャンプ一番、ジョアン・ペドロがヘディングシュートを放ったが、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム6分、メルト・ハカン・ヤンダシュが左コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内にいたウィリアン・アロンがヘッドで合わせたが、ボールは、GKセヒッチがコントロールしてしまった。

【コンヤ・スポル】イブラヒム・セヒッチ=アフメット・オウズ、アディル・デミルバー、フランシスコ・カルヴォ、ギレルメ・シチャ=ソネル・ディクメン、アミル・ハジャフメトヴィッチ=ロベルト・ムリッチ(後半19分:エンドリ・チェキジ)、アマル・ラフマノヴィッチ(後半13分:ウーウルジャン・ヤズール)、ズィメル・ビティキ(後半45分:セブレル・カラエル)=ムハメット・デミル(後半45分:ウチェ・イクペーズ)
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=マウリシオ・レモス(前半31分:セルダル・ドゥルスン)、アッティラ・サライ、ルアン・ペレス=フェルディ・カドゥオウル、ミハ・ザイッチ(後半26分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ウィリアン・アロン、リンコン・エンリケ(後半1分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=エムレ・モル(後半1分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、エネル・ヴァレンシア、ディエゴ・ロッシ(後半26分:ジョアン・ペドロ)



トラブゾン・スポル 0:0 ガラタサライ(ベイン・スポル+ガラタサライ公式HP補綴 22. 8.29)

エニス・バルディ(左)サーシャ・ボエ(右)(ミリエット紙) エニス・バルディ(左)アブドゥルケリム・バルダクチュ(右)(ガラタサライ公式Twitter)  トルコ・リーグ第4節で、ビッグクラブ同士の対戦が実現した。トラブゾン・スポルとガラタサライが戦った一戦は、0:0のまま終わった。

 シェノル・ギュネシュ・スポーツ複合施設で行われた一戦では、ゴールの声が上がらなかった。トルコ・リーグで、2試合連続で勝ち点を失うことになったトラブゾン・スポルは、今節を、勝ち点7で終えることになった。今季、初の引き分け試合となったガラタサライも、今節を勝ち点7で終えた。

                  重要な場面

 前半9分、サーシャ・ボエをすり抜けたトレゼゲがシュートを放ったが、ボールが、相手ディフェンスに当たり、僅かに枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同13分、トラブゾン・スポルが、とっても危険な場面を作った。コルネリウスが、ファーサイドに向け落としたボールを、ジャニニー・セメドが仕上げをしようとしたが、ボールは、ゴールポストに当たり外に出て行ってしまった。
 同31分、ガラタサライが、大事なチャンスを活かすことができなかった。ユヌス・アクギュンからのパスを受け、GKと1対1となったドリース・メルテンスだったが、ムハメット・タハを越えることができなかった。
 後半33分、ガラタサライが、とってもゴールに迫った。トラブゾン・スポルのディフェンスのミスを咎めたメルテンスが、パスを出し、ゴミスを走らせた。ゴミスは、ペナルティーエリアの左サイドからゴールに向かった。だが、ゴミスの左足を使い、ファーサイドのゴール隅を狙ったシュートは、外に出て行ってしまったのだった。
 同40分、ベルカン・クトゥルがフェイントをかけながらペナルティーエリアに入り、ボールがケレム・アクテュルコウルに渡ると、そのケレム・アクテュルコウルのシュートは枠を捉えた。GKメフメット・タハが、それを足を使い防いだ。跳ね返りのボールを捉えたトラブゾン・スポルが、スピードに乗って攻撃に移ると、ドリース・メルテンスが頑張って走り、この攻撃をカットした。
 同ロスタイム5分、ガラタサライの右コーナーキックに対し、ゴミスがヘッドで合わせたが、ボールは転がりながら外に出て行ってしまった。

【トラブゾン・スポル】ムハメット・タハ・テペ=イエンス・ラルセン、マルク・バルトラ、ヴィトール・フーゴ、エレン・エルマル(後半39分:ステファノ・デンスヴィル)=ドルクハン・トコズ、マノリス・シオピス(後半1分:ジャン・フィリップ・グバミン)=トレゼゲ(後半44分:ユスフ・エルドーアン)、ジャニニー・セメド(後半1分:ジャン・クアッシ)、エニス・バルディ(後半38分:ドーウジャン・ハスポラト)=アンドレアス・コルネリウス
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、パトリック・ファン・アーンホルト=ルーカス・トレイラ(後半28分:ベルカン・クトゥル)、セルジオ・オリヴェイラ=ユヌス・アクギュン(後半45分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ドリース・メルテンス(後半45分:エムレ・アクババ)、ケレム・アクテュルコウル=ハリス・セフェロヴィッチ(後半20分:バフェットィンビ・ゴミス)



アダナ・デミル・スポル 1:0 ウムラニエ・スポル(ベイン・スポル+ファナティック紙&TRT補綴 22. 8.28)

ケヴィン・ロドリゲス(中)を讃える(フォトマッチ紙) セルカン・クルントゥル、アキントラ、エルミル・レンジャニ(左から)(アダナ・デミル・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第4節で、アダナ・デミル・スポルとウムラニエ・スポルが対峙した。今季開幕後2連勝を遂げたあと、前節にフェネルバフチェに敗れたアダナ・デミル・スポルが、ホームに迎えたウムラニエ・スポルを、ケヴィン・ロドリゲスのゴールで、1:0で破り、今季3勝目をあげた。この試合、故障を抱えていたアダナ・デミル・スポルのマリオ・バロテッリが、後半、アルテム・ジュバに替わり、ピッチに立った。この結果、アダナ・デミル・スポルは勝ち点を9に伸ばしたのに対し、ウムラニエ・スポルは同1に留まった。

                 重要な場面

 前半6分、アダナ・デミル・スポルが先制した。ンディアエのパスを受けたケヴィン・ロドリゲスが、ペナルティーエリア・ライン手前で、左足一閃、強烈なシュートを放つと、倒れ込みながら、これを防ごうとしたGKセルカン・クルントゥルのすぐ手前で、ボールはピッチを跳ね、ウムラニエ・スポルのゴールネットに収まったのだった。1:0。
 同13分、ケヴィン・ロドリゲスが、左サイドからセンタリングを入れると、アキントラが、ボールを胸でコントロールして、右足でシュートを放った。だが、GKセルカン・クルントゥルが、これを防ぎ、ゴールを許さなかった。
 後半6分、ウムラニエ・スポルが、とってもゴールに迫った。ペナルティーエリア内左サイドライン際から、ドゥレル・アヴヌが、グランダーのセンタリングを入れた。だが、ゴールエリア・ライン上にいたウムラニエ・スポルの選手が2人とも、シュートができず、絶好の好機を逸してしまった。
 同18分、ウムラニエ・スポルが、更にもう1本、絶好機を活かせなかった。ドゥレル・アヴヌが、右サイドからペナルティーエリアへとセンタリングを入れると、ファーサイドにいたウムト・ナイルが、ヘッドで合わせた。すると、ボールは、GKを越え、ゴールエリアを、ゴールラインとは平行に流れた。そのボールを捉えたオヌル・アユクがシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を捉えることなく、傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同28分、アダナ・デミル・スポルが、2点目に、とっても近づいた。ペナルティーエリア内へと入れられたセンタリングに対し、そのコースに入り、絶好の位置にいたンディアエがシュートを放ったが、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム4分、オウズ・ギュルブラクがペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、GKエルタッチ・オズビルが、ウムト・ナイルが触れるより前に、倒れ込みながらボールをクリアした。

【アダナ・デミル・スポル】エルタッチ・オズビル=ヨナス・スヴェンソン、タユップ・タルハ・サヌッチ、サメト・アカイドゥン、ケヴィン・ロドリゲス=ベンジャミン・スタンブリ(後半14分:ギョクハン・インレル)=ババジデ・アキント−ラ(後半26分:ユスフ・サル)、ビルキル・ブジャルナソン(後半14分:ユヌス・ベランダ)、バドゥ・ンディアエ、ヘンリー・オンニエクル(後半35分:セミフ・ギュレル)=アルテム・ジュバ(後半1分:マリオ・バロテッリ)
【ウムラニエ・スポル】セルカン・クルントゥル=セルカン・ギョクス(後半38分:ヨナタン・デル・ヴァッレ)、アリソン・ドス・サントス、トミスラフ・グルマッチ、エルミル・レンジャニ(後半27分:ヴァレンティン・ゲオルゲ)=ドゥレル・アヴヌ、オウズ・ギュルブラク、イサク・サーキー=メテハン・ミマロウル(後半17分:オヌル・アユク)、アデル・ベッタイエブ(後半1分:ウムト・ナイル)、アントニオ・ムルシッチ(後半1分:カルタル・カイラ・ユルマズ)



ガジアンテップFK 5:2 アンタルヤ・スポル(ファナティック紙+TRT補綴 22. 8.27)

ステリオス・キッツォー(左)ギュライ・ヴラル(右)(ヒュリエット紙) ジョアオ・フィゲレイド(ガジアンテップFK公式Twitter)  トルコ・リーグ第4節で、ガジアンテップFKとアンタルヤ・スポルが対峙した。ゴールの応酬となったこの試合に勝ったのは、ガジアンテップFKの方だった。ガジアンテップFKでは、ジョアオ・フィゲレイドがハットトリックを記録したが、トマス・ペッカールトとアンジェロ・サガルもゴールを記録した。そして、5:2で勝ったのだった。アンタルヤ・スポルでは、ハジ・ライトが2ゴールを決めたが、それでは十分とは言えなかった。これで、ガジアンテップFKは3連勝を遂げ、試合数が多い中だが首位に立った。

 トルコ・リーグ第4節は、ガジアンテップFKとアンタルヤ・スポルとの一戦で、幕が開いた。今季、いい始まり方をした両者の戦いは、ゴールの応酬となった。前半28分、ジョアオ・フィゲレイドのゴールで幕が開いた。同30分と40分には、ハジ・ライトが表舞台に上がった。そして、前半は、アンタルヤ・スポルが1:2とリードして終わった。後半に入り、ガジアンテップFK、アンタルヤ・スポル双方に好機が生まれた。ブラジル人選手ジョアオ・フィゲレイドが、同9分に、再度、舞台に上がった。同13分にはトマス・ペッカールトがゴールネットを揺らし、同22分にはアンジェロ・サガルが見事なゴールを決め、仕上げは、またしても、ジョアオ・フィゲレイドが成し遂げた。ジョアオ・フィゲレイドがハットトリックを記録したこの試合、ガジアンテップFKが5:2で勝利を収めた。

                 試合経過

 前半28分、ボッフィンが、ボールをフィードするときにミスを犯した。そのため、マルコヴィッチがボールを得て、ダイレクトでペナルティーエリアにいたジョアオ・フィゲレイドに出した。絶好の位置にいたジョアオ・フィゲレイドが、右足インサイドでシュートを放つと、これが、ガジアンテップFKの先制点となった。
 同30分、フレディが、スピードに乗り中盤を駆け上がった。そして、深くえぐるパスをハジ・ライト目がけて出した。すると、そのハジ・ライトがシュートを放ち、これが、ガジアンテップFKのゴールネットを揺らし、同点となった。1:1。
 同40分、フレディのスルーパスが、再び、通り、それを受けたハジ・ライトがグランダーのシュートを放つとゴールが生まれたが、オフサイドがあったとして、ゴールは認められなかった。だが、ヴィデオ判定システムで確認後、ハジ・ライトにはオフサイドはなかったことが判明。ゴールが認められたため、アンタルヤ・スポルは、1:0となったところから、1:2と逆転した。
 同ロスタイム2分。、フェルナンドが左コーナーキックを蹴ると、ルイス・アドリアーノが、ペナルティエリア内でヘッド合わせ、ゴールが生まれた。だが、その前にファウルがあったとして、ゴールは認められなかった。
 後半13分、左サイドから、アンジェロ・サガルが、強いグランダーのボールでセンタリングを入れると、ボールが、相手ディフェンスからこぼれ、そのボールに、トマス・ペッカールトが触れるとゴールインした。だが、その前にオフサイドがあったとして、スアト・アルスランボーア主審はゴールを認定しなかった。そこへ、ヴィデオ判定システム審判から警告が入り、確認後、ゴールが認定され、ガジアンテップFKが、再び、勝ち越した。3:2。
 同22分、アンタルヤ・スポルの攻撃で、ボールが、ゴールエリアから大きくクリアされた。そのボールを、アンジェロ・サガルが素早く動き、フェルナンドより早くボールを奪い、数m前進して、ボッフィンの頭越しのシュートを放つと、これが、アンタルヤ・スポルのゴールマウスに収まった。ガジアンテップFKは、この素晴らしいゴールで、スコアを4:2とした。
 同28分、ディフェンスのミスで、中盤でボールを得たジョアオ・フィゲレイドが、瞬間、相手GKと1対1となったところから放った狙いすましたグランダーのシュートが、GKの傍らを抜け、アンタルヤ・スポルのゴールネットに収まった。5:2。

【ガジアンテップFK】ギュナイ・ギュヴェンチ=ステリオス・キッツォー、エルトゥールル・エルソイ、パピー・ジロボジ、マテイ・ハヌセク=マルコ・ジェヴトヴィッチ(後半41分:ルカ・スタンコウスキ)=ラザール・マルコヴィッチ(後半1分:トマス・ペッカールト)、アレクサンドゥル・マキシム、フルカン・ソヤルプ(後半1分:アブドゥルカディル・パルマク)、ミルザ・ジハン(後半1分:アンジェロ・サガル)=ジョアオ・フィゲレイド(後半32分:ヴァルミル・ヴェリュー)
【アンタルヤ・スポル】ルード・ボッフィン=ビュンヤミン・バルジュ(後半24分:ウッサーム・ガーシャ)、ヴェイセル・サルフェードル・クドゥリアショフ、ギュライ・ヴラル=フレディ、フェルナンド・マルティンス(後半32分:ウフク・アキョル)=ギョクデニズ・バイラクダル(後半21分:ソネル・アイドーウ)、ルイス・アドリアーノ、サム・ラルソン(後半21分:ハカン・オズメト)=ハジ・ライト



アントウエルペン 1:3 バシャクシェヒル・スポル(ヒュリエット紙+TRT補綴 22. 8.26)

オカカ(右)(NTV) ベルカイ・オズジャン(バシャクシェヒル・スポル公式Twitter)  バシャクシェヒル・スポルは、第1戦では1:1と引き分けたアントウエルペン相手のアウェー戦で、1:3で、これをくだし、欧州カンファレンスリーグに参戦することとなった。

 UEFA欧州カンファレンスリーグのプレーオフで、アントウエルペンとバシャクシェヒル・スポルが対峙した。第1戦では1:1と引き分けた相手に対し、ベルギーでの一戦では1:3で勝ったバシャクシェヒル・スポルが、UEFA欧州カンファレンスリーグにその名を刻んだ。前半8分、ベルカイ・オズジャンのゴールで先制したバシャクシェヒル・スポルは、前半を0:1のスコアで終えた。ホームのアントウエルペンは、ミヒャエル・フライがPKを決め同点に追いついたが、バシャクシェヒル・スポルは、同13分にオカカが舞台に上がり、再び、リードした。そして、最後のゴールは、同38分にアレクシッチが決めたのだった。

                  試合経過

 前半8分、GKヴォルカン・ババジャンが大きくフィードしたボールが、アントウエルペンのディフェンスからこぼれ、そのボールがオカカの前に転がった、右サイドからペナルティーエリア内へとボールを持ち込んだオカカが、内へとグランダーのボールを入れると、そのボールをコントロールしたベルカイ・オズジャンが、ゴール斜め前から豪快に決めたのだった。0:1。
 同15分、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前から、ユルゲン・エッケレンカンプがシュートを放つも、外に出て行っただけだった。
 同45分、バシャクシェヒル・スポルのペナルティエリア内へ放り込まれたロングボールを得たミヒャエル・フライがシュートを放ったが、GKヴォルカン・ババジャンが押さえてしまった。
 同9分、アントウエルペンがPKを得た。ユスフ・ンダイシミエのパスを出したところ、GKヴォルカン・ババジャンの足から、ボールが流れてしまい、三好との間でせめぎ合いとなったところで、三好がピッチに倒れた。それを咎めたシュッテングルバー主審がPKを指示した。同11分、このPKを、ミヒャエル・フライが蹴ると、ヴォルカン・ババジャンが跳んだとは逆のゴール隅に突き刺さった。1:1。
 同13分、バシャクシェヒル・スポルが、再度、リードを奪った。左サイドからペナルティーエリア内へと入り、ゴールライン際まで持ち込んだミュニル・シュイアールが、ボールを中へと入れると、それに呼応していいジャンプを見せたオカカが、ヘディングシュートを放つと、GKが届かないゴール隅に入ったのだった。1:2。
 同35分、オカカからのパスを受け、相手GKブテスと1対1となったパトリック・シズがシュートを放ったが、ブテスがゴールを許さなかった。
 同38分、右サイドで得たフリーキックをリマが蹴ると、そのボールに合わせて、ゴール前で、アレクシッチがヘディングシュートを放つと、アントウエルペンのゴールネットが揺れた。1:3。

【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=シェネル・オズバイラクル、レオ・ドゥアルテ、ユスフ・ンダイシミエ、ハサン・アリ・カルドゥルム(後半24分:ルカス・リマ)=マフムト・テクデミル、ルカス・ビグリア(後半42分:メスト・エジル)、ベルカイ・オズジャン(後半24分:ダニエル・アレクシッチ)=セルダル・ギュレル(後半31分:パトリック・シズ)、ステファノ・オカカ、ミュニル・シュイアール(後半42分:アフメド・トゥーバ)



トラブゾン・スポル 0:0 コペンハーゲン(ヒュリエット紙 22. 8.25)

ジャニニー・セメド(左)(トルコ・サッカー協会公式HP) エレン・エルマル(左)(コペンハーゲン公式HP)  トラブゾン・スポルは、第1戦では2:1で敗れたコペンハーゲン相手に、第2戦では0:0で引き分け、チャンピオンズリーグにはプレーオフで敗退が決まってしまった。今後、トラブゾン・スポルは、その戦いの舞台を、UEFA欧州リーグに移すことになった。

 UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフで、トラブゾン・スポルとコペンハーゲンが対峙した。トラブゾン・スポルは、第1戦では2:1で敗れたコペンハーゲンと、この第2戦では0:0で引き分け、チャンピオンズリーグに、プレーオフでの敗退が決まった。トラブゾン・スポルは、UEFA欧州リーグで、ヨーロッパの戦いを続けることになる。
 この試合早々に優位に立ったトラブゾン・スポルだったが、ジャニニー・セメドが掴んだ好機を生かせず、また、後半に入っても、ゴールを決めることができなかった。そして、両者無得点のまま、試合は終わった。

                 試合経過

 前半1分、早々に優位に立ったトラブゾン・スポルの攻撃で、アブドゥルカディル・オミュルが、ペナルティーエリアの外右サイドにいたエニス・バルディにパスを出した。ゴール右前にいたエニス・バルディの放ったシュートは、枠の右を逸れ外に出て行ってしまった。
 同5分、トラブゾン・スポル陣内で、相手選手からボールを奪ったジャニニー・セメドが、左サイドから相手陣内へと入って行った。そして、ペナルティーエリア内でGKと1対1となったジャニニー・セメドがシュートを放つと、ボールは、GKに当たり跳ね返ってしまった。
 同19分、右サイドのペナルティーエリアの外にいたイエンス・ラルセンが、枠に目がけてボールを入れると、そのボールに反応してジャンプを見せたコルネリウスが、ヘディングシュートを試みるも、飛び上がって、そのボールに対応したGKが防ぎ、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同38分、相手陣内へと前進していたアブドゥルカディル・オミュルからボールを奪ったダラミーが、トラブゾン・スポルのペナルティエリア手前にいたペップ・ビーレにボールを送った。そのペップ・ビーレが走り込んできてシュートを放ったが、ボールは、枠を捉えることはなく外に出て行ってしまった。
 同41分、コペンハーゲンの攻撃で、ディックスが、右サイドからゴールエリアにボールを入れると、それに合わせて、レラゲリンがシュートを放ったが、ボールは、ウーウルジャン・チャクルが押さえた。
 同30分、トラブゾン・スポルが得たコーナーキックを、エニス・バルディが蹴ると、ペナルティーエリア内にいたジャニニー・セメドが、それに合わせて、ヘディングシュートを放ったが、GKライアンが、飛びついて外に出した。
 同36分、コペンハーゲンのカラモコが、右サイドをドリブルでペナルティーエリアまで前進した。そして、自身で、狭い角度からシュートを放ったが、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。
 同40分、ペナルティエリア内にいたコルネリウスが、バックパスを出し、そのボールを捉えたバカセタスが、ペナルティーエリア・ライン上からシュートを試みるも、ボールは枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、マルク・バルトラ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=マノリス・シオピス、ドルクハン・トコズ(後半28分:ジャン・クアッシ)=アブドゥルカディル・オミュル(後半21分:トレゼゲ)、エニス・バルディ、ジャニニー・セメド(後半34分:アナスタシオス・バカセタス)=アンドレアス・コルネリウス



ケレム・アタカン・ケスギン、ベシクタシュ入り(TRT 22. 8.24)

ケレム・アタカン・ケスギン(TRT)  ベシクタシュが、シワス・スポルから若きケレム・アタカン・ケスギンを獲得したことを発表した。

 ベシクタシュの発表したところによると、21歳のMFケレム・アタカン・ケスギンと調印をかわしたことを明らかにして、「我がクラブに大きく貢献してくれるであろうと信じているケレム・アタカン・ケスギンに、ベシクタシュの一員になったことに、“ようこそ”と言おう、そして、活躍してくれることを期待している」述べている。
 トルコ・リーグでは、最初、ギョズテペで、2017-18シーズンを過ごしたケレム・アタカン・ケスギンは、2020-21シーズンには、シワス・スポルに移籍した。シワス・スポルの最初のシーズンでは、トルコ・リーグに3試合、トルコ杯には2試合の出場記録を残すケレム・アタカン・ケスギンは、昨季は、トルコ・リーグで22試合、トルコ杯とヨーロッパのカップ戦では、各々1試合の出場を記録して、3得点を決めている。
 また、ケレム・アタカン・ケスギンは、今季に入ってからは、シワス・スポルで、トルコ・リーグに2試合、スーパーカップとヨーロッパのカップ戦で、各々1試合の出場をしている。



フェネルバフチェ 4:2 アダナ・デミル・スポル(ベイン・スポル改+フェネルバフチェ公式HP補綴 22. 8.23)

セルダル・ドゥルスン(左)サメト・アカイドゥン(右)(フェネルバフチェ公式HP) エネル・ヴァレンシア(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第3節で、ホームに迎えたアダナ・デミル・スポルを4:2でくだしたフェネルバフチェが、首位に上がった。

 ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、いい始まり方をしたフェネルバフチェは、前半20分にエネル・ヴァレンシアがPKを決め先制した。攻撃を続けるフェネルバフチェは、同41分、再び、エネル・ヴァレンシアのゴールで、点差を2と拡げた。そして、前半を2:0とリードして終えた。
 フェネルバフチェは、後半早々に、ミハ・ザイッチのゴールで、点差を3と拡げた。フェネルバフチェの3点目のあと、アダナ・デミル・スポルが効果的な攻めを見せた。同11分、ユヌス・ベランダがPKを決め、気合が上がったアウェーのアダナ・デミル・スポルは、同21分にはジュバのゴールで、点差を1にまで縮めた。選手の交替で息を吹き返したフェネルバフチェは、同38分、新加入のエズジャン・アリオスキのゴールで、再び、点差を2と拡げた。そして、4::2で勝利を収めたのだった。この勝利で、勝ち点を7に伸ばしたフェネルバフチェは、当失点差により首位に就いた。

                  得点場面+α

 前半17分、エムレ・モルのパスを受けたエネル・ヴァレンシアが、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前で、ロドリゲスのチェックを受け、ピッチに倒れ込んだ。ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に向かったアブドゥルカディル・ビティゲン主審は、同19分、PKを指示した。
 同20分、このPKを、エネル・ヴァレンシア自身が蹴り、ゴールを決めた。1:0。
 同41分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。スピードに乗った攻撃で、相手ディフェンスのサメト・アカイドゥンのミスで、セルダル・ドゥルスンから跳ねたボールを、中盤で得たエネル・ヴァレンシアが、ペナルティーエリア内まで持ち込み、相手GKと1対1となったところから放ったシュートがゴールインしたのだった。2:0。
 後半2分、フェネルバフチェは3点目を決めた。セルダル・ドゥルスンの強いシュートが、相手ディフェンスから跳ね返り、ペナルティーエリア内にいたリンコン・エンリケの前に転がった。そのリンコン・エンリケが強いボールで、ミハ・ザイッチに送ると、それに合わせて、ミハ・ザイッチが足を出すと、ボールは、上のバーに当たりゴールインしたのだった。3:0。
 同7分、アッティラ・サライが、オンニクルに執った行為を咎めた主審がPKを指示した。同10分、このPKを、ユヌス・ベランダが蹴り、スコアを3:1とした。
 同21分、アダナ・デミル・スポルが、点差を1に縮めた。アッティラ・サライが、大きくクリアできなかったボールを得たオンニクルが、GKアルタイ・バユンドゥルの傍らを抜けるボールを蹴ると、アルテム・ジュバが、ゴールラインの前で、そのボールに触れ、ゴールが生まれたのだった。3:2。
 同36分、アダナ・デミル・スポルは、ヤロスラフ・ラキツキがレッドカードをもらった。
 同38分、フェネルバフチェが、再び、点差を2と拡げた。右サイドからディエゴ・ロッシがフリーキックを蹴り、ファーサイドに浮かした。そのボールが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前にいたエズジャン・アリオスキに向かった。そのエズジャン・アリオスキが、うまくボールをコントロールして、きれいなゴールを決めたのだった。4:2。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=マウリシオ・レモス、アッティラ・サライ、ルアン・ペレス=フェルディ・カドゥオウル、ウィリアン・アロン(後半16分:イスマイル・ユクセッキ)、ミハ・ザイッチ(後半17分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、リンコン・エンリケ(後半43分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=エムレ・モル(後半35分:エズジャン・アリオスキ)、セルダル・ドゥルスン(後半16分:ディエゴ・ロッシ)、エネル・ヴァレンシア
【アダナ・デミル・スポル】エルタッチ・オズビル=ヨナス・スヴェンソン(後半ロスタイム4分:ベルク・ユルドゥズ)、サメト・アカイドゥン、ヤロスラフ・ラキツキ、ケヴィン・ロドリゲス=バドゥ・ンディアエ、ギョクハン・インレル(後半17分:ベンジャミン・スタンブリ)=ババジデ・アキント−ラ(後半1分:ユスフ・サル)、ユヌス・ベランダ、ヘンリー・オンニエクル=アルテム・ジュバ(後半42分:ブリット・アッソンバローニャ)



ベシクタシュ 4:1 カラギュムリュク(ヒュリエット紙 22. 8.22)

ボウト・ベグホルスト(アクシャム紙) オタベク・シュクロフ、サリフ・ウチャン、ファビオ・ボリーニ(前左から)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ第3節でカラギュムリュクを4:1でくだし、勝ち点を7に伸ばした。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグ第3節で、カラギュムリュクと対峙した。ヴォ−ダフォン・パルクで行われたこの試合、ベシクタシュが、4:1のスコアで制したのだった。試合開始早々、相次いで好機を掴みながらバーに嫌われていたベシクタシュだったが、前半17分に、ボウト・ベグホルストのゴールが生まれ先制した。同34分には、表舞台に上がったジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが、点差を2と拡げるゴールを決めた。後半5分にはムレカのゴールが生まれ、ベシクタシュは楽になったが、同8分、カラギュムリュクにゴールが生まれ、希望を繋いだ。この試合のスコアを決するゴールは、同45分、ヴァレンティン・ロシエから生まれた。この結果、ベシクタシュは勝ち点を7に伸ばしたのに対し、カラギュムリュクは、まだ勝ち点を得られないでいる。

                 得点場面

 前半17分、ベシクタシュの先制点が生まれた。ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥからのパスを右サイドで受けたヴァレンティン・ロシエが、ゴールライン際まで待ちこみ、センタリングを入れた。それに合わせて、ペナルティーエリア内にいたボウト・ベグホルストがヘディングシュートを放つと、これが、カラギュムリュクのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同33分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。スピードに乗ったベシクタシュの攻撃で、ヴァレンティン・ロシエがパスをサリフ・ウチャンに出した。サリフ・ウチャンが、左足でロングパスを送ると、ペナルティーエリア内ゴール左斜め前で、そのボールをコントロールしたジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが、右足一閃、強いシュートを放つと、カラギュムリュクのゴールネットに突き刺さったのだった。2:0。
 後半5分、ベシクタシュが、1点を追加した。右コーナーキックを、アルトゥール・マスアクが蹴ると、ニアサイドにいたムレカがヘッドで合わせた。それがゴールとなったのだった。3:0。
 同8分、カラギュムリュクが、点差を2に縮めた。ジャネル・エルキンが蹴ったコーナーキックに対し、そのコースにはいったムバエ・ジャッネが足を合わせ、ゴールが生まれたのだった。3:1。
 同45分、ベシクタシュに4点目が生まれた。相手選手をすり抜けたゲドソン・フェルナンデスが、右サイドにいたカルタル・ユルマズにボールを出した。すると、そのカルタル・ユルマズは、ボールを内へと入れた。それに合わせて、ペナルティエリア内にいたヴァレンティン・ロシエがシュートを放つと、これがゴールとなったのだった。

【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヴァレンティン・ロシエ、ネジプ・ウイサル、ロマン・サイス、アルトゥール・マスアク(後半ロスタイム3分:ウムト・メラシュ)=ゲドソン・フェルナンデス、ベルカイ・ワルダル(後半1分:カルタル・ユルマズ)、サリフ・ウチャン=ジャクソン・ムレカ、ボウト・ベグホルスト(後半ロスタイム3分:ジェンク・トスン)、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ
【カラギュムリュク】エミリアーノ・ヴィヴィアーノ=ダヴィデ・ビラシ(前半14分:サリフ・ドゥルスン)、ブラク・ベカロウル、イブラヒム・ドゥレセヴィッチ、ジャネル・エルキン=レヴェント・メルカン(後半18分:ジミー・ドゥルマズ)、マゴメド・オズドエフ(後半38分:マテオ・リッツィ)、オタベク・シュクロフ=アフメッド・ムサ(後半18分:エブリマ・コリー)、ムバエ・ジャッネ、ファビオ・ボリーニ(後半38分:コリン・キャーズム・リチャーズ)



アンタルヤ・スポル 5:2 トラブゾン・スポル(NTV+CNNトルコ補綴 22. 8.21)

ギョクデニズ・バイラクダル(アンタルヤ・スポル公式HP) ドーウジャン・ハスポラト(左)フェルナンド・マルティンス(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第3節開幕試合で、アンタルヤ・スポルが、昨季の優勝クラブのトラブゾン・スポルを5:2でくだした。ホームのアンタルヤ・スポルは2:0とリードをしながら、2:2の同点に追いつかれてしまったが、最後は、勝ち点3を得たのだった。

 アンタルヤ・スポルとのアウェー戦を戦ったトラブゾン・スポルは、前節、ホームで1:0で勝ったハタイ・スポル戦に比べて、2選手を交替させて試合に臨んだ。アブドラハ・アヴジュ監督は、ハタイ・スポル戦で故障を発生させたエディン・ヴィスチャを欠いた右サイドには、ジャニニー・セメドを、中盤では、シオピスに替えて、ドルクハン・トコズを起用した。そのトラブゾン・スポルでは、故障を抱えるマレク・ハムシク、エディン・ヴィスチャ、ヒュセイン・テュルクメン、セルカン・アサンは、メンバーに入れてなかった。
 前半は、アンタルヤ・スポルが、効果的なサッカーを見せていた。ディフェンスの裏を突くボールを使い、効果的な攻めを見せていたアンタルヤ・スポルは、まだ開始14分で、フェルナンドのゴールで先制した。フェルナンドがペナルティエリアの外から放ったシュートが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同40分、ハジ・ライトが、ヴィトール・フーゴのチェックを受け、ペナルティエリア内でピッチに倒れた。これを咎めた主審がPKを与えた。このPKを蹴ったハジ・ライトが、GKウーウルジャン・チャクルが跳んだとは逆方向に蹴り込み、スコアを2:0とした。
 同42分、トラブゾン・スポルのアブドラハ・アヴジュ監督は、ドーウジャン・ハスポラトとバカセタスをさげ、アブドゥルカディル・オミュルとエニス・バルディを入れた。そのエニス・バルディが、同ロスタイム5分、初めてのシュートを放つと、ゴールとなった。右サイドからペナルティーエリア内へ、ボールを持ち込んだジャニニー・セメドがシュートを放つと、GKボッフィンが防いだ。その跳ね返りのボールを、コルネリウスが、いい位置にいたエニス・バルディに預けた。そして、そのエニス・バルディがゴールを決めたのだった。2:1。
 後半、トラブゾン・スポルはヴィトール・フーゴとマルク・バルトラを替えて臨んだ。同28分、エニス・バルディが、ペナルティーエリアの外から見事なゴールを決め、スコアを2:2とした。
 同34分に投入されたギョクデニズ・バイラクダルが、その2分後、ハジ・ライトのゴールのお膳立てをしてアシストを記録した。これで、再び、アンタルヤ・スポルが3:2と勝ち越した。
 このゴールのあと、トラブゾン・スポルは攻撃を続け、しかも、同ロスタイム4分には、トレゼゲのヘディングシュートがバーを直撃するということがあったが、その2分後、アンタルヤ・スポルは、ガーシャからのパスをペナルティーエリア内で受けたギョクデニズ・バイラクダルのきれいなゴールが決まった。4:2。
 そして、この試合の最後のゴールは、同ロスタイム8分、ハジ・ライトが決めた。ペナルティエリア内でボールを得たハジ・ライトが、ディフェンダーをかわしてから放ったシュートが、ディフェンダーに当たりゴールインしたのだった。5:2。
 アンタルヤ・スポルは、この勝利で、勝ち点を6に伸ばしたのに対し、開幕以来2連勝だったトラブゾン・スポルは、同6に留まったのだった。

【アンタルヤ・スポル】ルード・ボッフィン=ビュンヤミン・バルジュ、ヴェイセル・サルフェードル・クドゥリアショフ、ギュライ・ヴラル=フレディ(後半34分:ギョクデニズ・バイラクダル)、フェルナンド・マルティンス=アラッサーヌ・ンダオ(後半8分:ウッサーム・ガーシャ)、ルイス・アドリアーノ(後半23分:ハカン・オズメト)、サム・ラルソン(後半34分・ジェマリ・セルテル)=ハジ・ライト
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、ヴィトール・フーゴ(後半1分:マルク・バルトラ)、ステファノ・デンスヴィル(後半23分:マノリス・シオピス)、エレン・エルマル=ドルクハン・トコズ(後半42分:ジャン・クアッシ)、ドーウジャン・ハスポラト(前半43分:エニス・バルディ)=ジャニニー・セメド、アナスタシオス・バカセタス(前半43分:アブドゥルカディル・オミュル)、トレゼゲ=アンドレアス・コルネリウス



ウムラニエ・スポル 0:1 ガラタサライ(ヒュリエット紙 22. 8.20)

ゴミス(ファナティック紙) アントニオ・ムルシッチ、オウズ・ギュルブラク、ケレム・アクテュルコウル(左から)(ウムラニエ・スポル公式Twitter)  ガラタサライが、トルコ・リーグ第3節で、ウムラニエ・スポルとのアウェー戦を、バフェッティンビ・ゴミスのゴールで0:1で制した。

 ウムラニエ・スポルとガラタサライが、トルコ・リーグ第3節で対峙した。アタテュルク・オリンピック・スタジアムで行われたこの試合、ガラタサライが0:1で制した。前半は、ゴールの声が上がらず、0:0のまま終わった。後半は、相次ぐ好機を掴んだガラタサライが、求めてやまなかったゴールを、同41分に見出した。後半33分、セフェロヴィッチに替わり投入されたゴミスが、同41分、ゴールネットを揺らした。この結果、ガラタサライは、勝ち点を6に伸ばしたのに対し、ウムラニエ・スポルは同1に留まった。

                 試合経過

 前半4分、ホームのディフェンスのミスの結果、ボールを得て、GKと1対1となったセフェロヴィッチだったが、シュートを打つ替わりに、エムレ・アクババにパスを出した。だが、そのパスを、思い通りに出すことができず、ボールは外に出て行ってしまった。
 同18分、アントニオ・ムルシッチがペナルティエリア内へと入れたセンタリングに合わせて、ヨナタン・デル・ヴァッレがシュートを放ったが、ボールはバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム1分、セルジオ・オリヴェイラがフリーキックを蹴ると、ボールはバーに当たり、ピッチの外に出て行った。そして、前半は、無得点のまま終わった。
 後半5分、左サイドからケレム・アクテュルコウルがセンタリングを入れたのに合わせて、セフェロヴィッチがシュートを放つと、バーを直撃してピッチに跳ね返った。その跳ね返りのボールを、もう一度、セフェロヴィッチが触れたが、枠を捉えることはなかった。
 同8分、サーシャ・ボエが、ペナルティーエリアの外から強いシュートを放ったが、GKセルカン・クルントゥルがコーナーキックに替えた。
 同26分、サーシャ・ボエが右サイドから内へと入れたセンタリングに合わせて、ドリース・メルテンスがヘディングシュートを放ったが、GKセルカン・クルントゥルが防いだ。
 同26分、スピードに乗ったウムラニエ・スポルの攻撃で、ジェラルドがペナルティーエリアの外からシュートを放ったが、ボールは外に出て行ってしまった。
 同41分、ペナルティーエリア・ライン近くで、背中を反転させてボールを得たゴミスが、相手選手をすり抜け、強烈なシュートを放つと、ウムラニエ・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。

【ウムラニエ・スポル】セルカン・クルントゥル=セルカン・ギョクス、アリソン・ドス・サントス、トミスラフ・グルマッチ、エルミル・レンジャニ=オウズ・ギュルブラク=ヨナタン・デル・ヴァッレ(後半11分:ヴァレンティン・ゲオルゲ)、アントニオ・ムルシッチ(後半22分:ニカ・ガニージェ)、ドゥレル・アヴヌ(後半21分:イサク・サーキー)、オヌル・アユク(後半11分:ジェラルド)=アデル・ベッタイエブ(後半40分:メテハン・ミマロウル)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、パトリック・ファン・アーンホルト=ルーカス・トレイラ、セルジオ・オリヴェイラ(後半40分:アレクサンドゥル・チカルダウ)=ユヌス・アクギュン(後半40分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、エムレ・アクババ(後半1分:ドリース・メルテンス)、ケレム・アクテュルコウル(後半20分:エムレ・クルンチ)=ハリス・セフェロヴィッチ(後半33分:バフェットィンビ・ゴミス)



オーストリア・ウィーン 0:2 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 22. 8.19)

ジョシュア・キング(フェネルバフチェ公式HP) ミゲル・クレスポ、フェルディ・カドゥオウル(右から)(フェネルバフチェ公式HP)  UEFA欧州リーグのプレーオフ第1戦で、オーストリア・ウィーンとのアウェー戦を戦ったフェネルバフチェは、0:2で勝利を収めた。

 ヴィオラ・パルクで行われたこの試合、フェネルバフチェのゴールは、前半8分にジョシュア・キングから、後半45分にセルダル・ドゥルスンから生まれた。この試合の第2戦は、8月25日(木)にウルケル・スタジアムで行われる。

                  試合経過

 前半8分、スピードに乗った攻撃で、ディエゴ・ロッシがディフェンスの裏に出したパスに反応したジョシュア・キングが、ペナルティーエリアのゴール左斜め前で、GKと1対1となった。そのジョシュア・キングが、ファーサイドの枠際を狙ったグランダーのシュートを放つと、これが、オーストリア・ウィーンのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同26分、右サイドからフェルディ・カドゥオウルがセンタリングを入れると、そのコースに入りいいジャンプを見せたイスマイル・ユクセッキがヘディングシュートを試みるも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同32分、ペナルティーエリアの外ゴール右斜め前で得たフリーキックを蹴ったフィッツが直接ゴールを狙ったが、アルタイ・バユンドゥルがコントロールした。
 同35分、バラウネダーが、右サイドからいいセンタリングを入れると、PKポイント近くでいいジャンプを見せたタカコヴィッチが、絶好のヘディングシュートを放つも、ボールは、サイドバーの傍らを転がりながら外へ出て行った。
 同41分、イスマイル・ユクセッキが、中盤で得たボールを持ち、ペナルティエリア・ラインまで持ち込み、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前にいたセルダル・ドゥルスンに出した。そのセルダル・ドゥルスンが、ゴールやや斜め前で、相手GKと1対1となりシュートを放ったが、ボールはサイドネットの外に吸い込まれただけだった。そして、前半は、フェネルバフチェが、0:1とリードを保ち終わった。
 後半44分、ペナルティーエリア内で、相手選手が大きくクリアできなかったボールを得たディエゴ・ロッシがシュートを放つも、ボールは、ディフェンダーに当たり、詰めていたセルダル・ドゥルスンの前に転がった。そのセルダル・ドゥルスンのシュートがゴールとなった。0:2。後半では、これ以外の好機は生まれず、フェネルバフチェが、0:2の勝利を収めたのだった。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、マウリシオ・レモス(後半29分:グスタヴォ・エンリケ)、アッティラ・サライ、ルアン・ペレス=ディエゴ・ロッシ、ミゲル・クレスポ(後半14分:ミハ・ザイッチ)、イスマイル・ユクセッキ(後半34分:ウィリアン・アロン)、エズジャン・アリオスキ(後半34分:フィリップ・ノヴァク)=セルダル・ドゥルスン、ジョシュア・キング(後半14分:リンコン・エンリケ)



フェネルバフチェのオーストリア・ウィーン戦のメンバー、ブルマに替えてフィリップ・ノヴァク(スター紙 22. 8.18)

ホルヘ・ヘスス監督(ヒュリエット紙)  UEFA欧州リーグのプレーオフ第1戦で、本日、オーストリアのオーストリア・ウィーンとアウェー戦を戦うフェネルバフチェの帯同メンバーが明らかになった。

 フェネルバフチェ選手団には、出場停止のエムレ・モルと故障を抱えるブルマの名前はない。ブルマの替わりとして、フィリップ・ノヴァクがメンバー入りしている。
 フェネルバフチェが明らかにしたホルヘ・ヘスス監督が選んだ23人の選手は、次の通りである。
 アルタイ・バユンドゥル、オスマン・エルトゥールル・チェティン、イルファン・ジャン・エーリバヤト、ブライト・オシャイ・サミュエル、アッティラ・サライ、マウリシオ・レモス、グスタヴォ・エンリケ、ルアン・ペレス、エズジャン・アリオスキ、フィリップ・ノヴァク、フェルディ・カドゥオウル、イスマイル・ユクセッキ、ウィリアン・アロン、メルト・ハカン・ヤンダシュ、ミハ・ザイッチ、ミゲル・クレスポ、アルダ・ギュレル、リンコン・エンリケ、ディエゴ・ロッシ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、ジョシュア・キング、エネル・ヴァレンシア、セルダル・ドゥルスン。



コペンハーゲン 2:1 トラブゾン・スポル(ヒュリエット紙+TRT補綴 22. 8.17)

シオピス(右)(ファナティック紙) ルーカス・レラガー(コペンハーゲンFC公式HP)  UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフ第1戦で、トラブゾン・スポルが、アウェーでコペンハーゲンに2:1で敗れた。この第2戦は、来週行われる予定だ。

 UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフで、トラブゾン・スポルがデンマークのコペンハーゲンと対峙した。パルケン・スタジアムで行われたこの試合、イングランドのマイケル・オリヴァー主審が裁いたが、トラブゾン・スポルは、コペンハーゲンに2:1で敗れてしまった。コペンハーゲンのゴールは、前半9分にヴィクトル・クラエソン、後半3分にルーカス・レラガーがあげたのに対し、トラブゾン・スポルの希望をつなぐ唯一のゴールは、後半34分にバカセタスから生まれた。この試合の第2戦は、8月24日(水)にトラブゾンで行われる。この試合に勝ち上がった方が、チャンピオンズリーグの本戦に出場できる。

                 試合経過

 前半9分、左サイドで生まれたコペンハーゲンの攻撃で、ファルクがペナルティーエリア内へと送ったボールをうまく捉えたヴィクトル・クラエソンが落ち着いてシュートを放つと、これが、GKウーウルジャン・チャクルの右を向け、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同31分、ディックスが、左サイドから入れたセンタリングに、ファーサイドにいたハラッドソンが、それに合わせて、シュートを試みたが、ボールは、サイドネットの外側に吸い込まれただけだった。
 同36分、中盤からペナルティエリア手前までボールを運んだファルクが、グランダーの強いシュートを放ったが、ウーウルジャン・チャクルが、これを押さえた。
 後半3分、コペンハーゲンがコーナーキックを蹴ると、ヴァヴロがヘッドで落とした。そのボールをうまく捉えたルーカス・レラガーが、ゴールエリアで放ったシュートがゴールとなった。2:0。
 同7分、ジャニニー・セメドが、ペナルティーエリア・ライン上からシュートを放ったが、ボールは、GKライアンが押さえてしまった。
 同34分、バカセタスが、ペナルティエリアの外遠い距離からシュートを放つと、コトラヴァに当たり、GKライアンの右を抜けゴールが決まった。2:1。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、ステファノ・デンスヴィル(後半13分:マルク・バルトラ)、ヴィトール・フーゴ、エレン・エルマル=アナスタシオス・バカセタス、マノリス・シオピス(後半13分:エニス・バルディ)=ジャン・クアッシ(後半1分:ジャニニー・セメド)、アブドゥルカディル・オミュル(後半44分:ドルクハン・トコズ)、トレゼゲ=アンドレアス・コルネリウス



カスムパシャ 0:6 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP改 22. 8.16)

ジョシュア・キング(左)エルトゥールル・タシュクラン(右)(フェネルバフチェ公式HP) エムレ・モル(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第2節で、レジェプ・タユップ・エルドーアン・スタジアムで対戦したカスムパシャを、エネル・ヴァレンシア(2)、アルダ・ギュレル(2)、ジョシュア・キング、エムレ・モルのゴールで、0:6でくだした。この勝利で、トルコ・リーグでの勝ち点を4に伸ばしたフェネルバフチェは、この木曜日には、アウェーで、UEFA欧州リーグのプレーオフ第1戦で、オーストリア・ウィーンと対峙する。

                 得点場面など

 前半8分、フェネルバフチェがゴールを決めた。左サイドでボールを得たフェルディ・カドゥオウルが、ボールを、走り出していたジョシュア・キングの前へと送った。ペナルティエリアのゴール左斜め前でボールを得て、相手GKをフェイントでかわしたジョシュア・キングの放ったシュートが、カスムパシャのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同16分、フェルディ・カドゥオウルが出したロングパスを、ペナルティーエリアの手前で受けたエネル・ヴァレンシアが、フェイントをかけて抜き去ったDFハサン・エムレにより倒された。そのハサン・エムレに対して、レッドカードが出された。
 同34分、フェネルバフチェが2点目をあげた。リンコン・エンリケが、右タッチライン際からペナルティーエリア内へとセンタリングを入れると、いいジャンプを見せたエネル・ヴァレンシアが、強烈なヘディングシュートを放った。これが、カスムパシャのゴールネットに突き刺さったのだった。0:2。
 同ロスタイム3分、ブライト・オシャイ・サミュエルのパスを、右タッチライン際で受けたエネル・ヴァレンシアがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内で待ち構えていたエムレ・モルが触れた。そのボールが、GKの右を抜け、ゴールに収まったのだった。0:3。
 後半13分、フェネルバフチェが4点目を決めた。ジョシュア・キングが、中盤でプレスをかけて奪ったボールを、ゴール右斜め前で待ち受けたエネル・ヴァレンシアに出した。ディフェンスを、フェイントをかけてかわしたエネル・ヴァレンシアは、GKの頭上を越えるループシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。0:4。
 同41分、アルダ・ギュレルが、フェネルバフチェの5点目をたたき出した。ペナルティーエリアのゴール左斜め前で、ミゲル・クレスポが奪ったボールを得たアルダ・ギュレルが、フェイントをかけながら左サイドバー際まで進み、グランダーのシュートを放つと、これがゴールとなったのだった。0:5。
 同ロスタイム2分、セルダル・ドゥルスンがプレッシャーをかけて奪ったボールを、ペナルティーエリア内にいたアルダ・ギュレルに回した。そのアルダ・ギュレルが、左足一閃、強烈なシュートを放つと、カスムパシャのゴールネットを揺らしたのだった。0:6。

【カスムパシャ】エルトゥールル・タシュクラン=フロレント・ハデルジョナージ、ダニエル・グラオヴァッチ、ハサン・エムレ、ラウル・ぺトレッタ=アイタッチ・カラ(後半37分:ヤシン・オズジャン)、ヴァレンティン・エイセリッチ(後半32分:ユヌス・マル)=ママドゥ・ファル、ハリス・ハジュラディノヴィッチ(後半32分:ベラト・カルカン)、ベルサン・セリ−ナ(後半1分:トゥルガイ・ゲンミジバシュ)=ステファヌ・バホケン(後半16分:アフメット・エンギン)
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=ブライト・オシャイ・サミュエル、グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ、フェルディ・カドゥオウル(後半23分:ディエゴ・ロッシ)=ウィリアン・アロン(後半23分:ミゲル・クレスポ)=エムレ・モル(後半32分:ルアン・ペレス)、ミハ・ザイッチ、リンコン・エンリケ=エネル・ヴァレンシア(後半23分:アルダ・ギュレル)、ジョシュア・キング(後半32分:セルダル・ドゥルスン)



アランヤ・スポル 3:3 ベシクタシュ(NTV+ジュムフリエット紙補綴 22. 8.15)

アルトゥール・マスアク(下)ジネディネ・フェルハト(上)(アランヤ・スポル公式HP) ゲドソン・フェルナンデス(左)タイフル・ビンギョル(右)(アランヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第2節で、ベシクタシュが、0:3とリードした試合を、3:3で引き分けてしまった。この試合、ベシクタシュのエムレジャン・ウズンハンが、イエローカードを2枚もらい、退場処分となった。

 今季、カイセリ・スポルをくだしてスタートをきったベシクタシュが、第2節で、アランヤ・スポルとのアウェー戦を戦った。バフチェシェヒル学校群スタジアムで行われたこの試合、今後、長きに渡り忘れえない経過となり、3:3の引き分けで終わった。この結果、両者は、ともに勝ち点を4に伸ばした。冒頭の30分間で、0:3とリードを奪ってしまったベシクタシュだったが、前半37分に10人になってしまった。後半は、一方的に攻めることになったアランヤ・スポルは、素晴らしい回復ぶりを示し、勝ち点1を手に入れたのだった。
 この試合、早々に優位に立ったベシクタシュは、開始まだ3分で、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥのゴールが生まれ、先制してしまった。ラシド・ゲザルが右コーナーキックを蹴ると、ファーサイドにいたボウト・ベグホルストが、内へと折り返した。そのボールに、走り込んで来たジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥがシュートを放つと、これが決まったのだった。0:1。開始早々から相手陣内で効果的なサッカーを見せていたベシクタシュは、同20分、サリフ・ウチャンのゴールで、点差を2と拡げた。右サイドのラシド・ゲザルからのパスを受け、ペナルティーエリア内へと入ったサリフ・ウチャンが、ゴール斜め前からグランダーのシュートを放つと、これが、GKの右を抜け、アランヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:2。ベシクタシュは、このゴールの10分後に、PKを獲得した。同30分、ベシクタシュの攻撃で、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが、左サイドからペナルティーエリア内へと持ち込み、グランダーのパスを出した。そのとき、ラシド・ゲザルが、アランヤ・スポルのタルガリーヌのチェックを受けピッチに倒れた。それを、ヤシン・コル主審が咎め、PKを指示したのだった。同31分、このPKをラシド・ゲザルが決め、点差を3に拡げた。同37分、ベシクタシュは、エムレジャン・ウズンハンが、この日、2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となり、10人になってしまった。相手が10人になるというアドヴァンテージを得たアランヤ・スポルが、同ロスタイム3分、エフカン・ベキロウルによるゴールで、点差を2とした。ベシクタシュのペナルティエリアの外で、ゲドソン・フェルナンデスのチェックを受け、タルガリーヌがピッチに倒れた、ここで得たフリーキックをエフカン・ベキロウルが蹴り、直接ゴールを狙い、これがゴールとなったのだった。1:3。そして、前半は、ベシクタシュが1:3とリードをしたまま終わった。

                  ベシクタシュ、3選手を交替

 ベシクタシュのヴァレリアン・イスマエル監督は、後半に臨むにあたり、3選手を交替させた。既に、イエローカードをもらっていたジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ、サリフ・ウチャン、ラシド・ゲザルを退かせた。替わりに、ネジプ・ウイサル、フランシスコ・モンテーロ、タイラー・ボイドを投入した。後半は、自陣でのプレーを受け入れていたベシクタシュは、長時間、アランヤ・スポルの攻撃に対し、ゴールを許さなかった。しかし、アランヤ・スポルは、同36分、ロマン・サイスのオウンゴールで、点差を1とした。オウズ・アイドゥンがゴール左斜め前から入れたセンタリングを、逆方向に蹴り出そうとしてオウンゴールが生まれてしまったのだった。2:3。同ロスタイム2分には、アランヤ・スポルが、カンデイアスのPKが決まり、0:3から3:3にしてしまった。残りの時間では、他のゴールは生まれず、ここに、長きに渡り忘れえない試合は、3:3で終わりを迎えた。

【アランヤ・スポル】ユスフ・カラギョズ=タイフル・ビンギョル(後半15分:オウズ・アイドゥン)、ファーティフ・アクソイ(後半15分:ユスフ・オズデミル)、フルカン・バユル、ジュレ・バルコヴェッチ=レロイ・フェル(後半15分:イドリッサ・ドゥンビア)、エフカン・ベキロウル=ダニエル・カンデイアス、ウイルソン・エドゥアルド(後半33分:エレンジャン・ヤルドゥムジュ)、ウサーマ・タルガリーヌ(後半15分:アルナウド・ルサンバ)=ジネディネ・フェルハト
【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヴァレンティン・ロシエ、エムレジャン・ウズンハン、ロマン・サイス、アルトゥール・マスアク=ゲドソン・フェルナンデス、ベルカイ・ワルダル(後半36分:ケナン・カラマン)、サリフ・ウチャン(後半1分:ネジプ・ウイサル)=ラシド・ゲザル(後半1分:タイラー・ボイド)、ボウト・ベグホルスト、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ(後半1分:フランシスコ・モンテーロ)



ガラタサライ 0:1 ギレスン・スポル(CNNトルコ 22. 8.14)

ボルハ・サインス(ギレスン・スポル公式Twitter) サーシャ・ボエ、ボルハ・サインス、オリヴェイラ(左から)(ファナティック紙)  トルコ・リーグ第2節で、ガラタサライが、ホームに迎えたギレスン・スポルに、0:1で敗れてしまった。

 トルコ・リーグ第2節で、ガラタサライがギレスン・スポルと対峙した。アウェーのギレスン・スポルは、後半32分にボルハ・サインスが決めたゴールで、ガラタサライを0:1でくだした。ギレスン・スポルは、昨季も、後半でのイスタンブルでの試合で、ガラタサライを0:1でくだしている。
 ギレスン・スポルは、このスコアで、今季の初勝ち点を得たのに対し、ガラタサライは、初敗戦となってしまった。また、この試合、ガラタサライの新加入の選手ルーカス・トレイラが、後半15分に、ドリース・メルテンスが、同32分にピッチに立った。

                 試合経過

 前半2分、左サイドからパトリック・ファン・アーンホルトが、内へとボールを入れると、セルゲンが、逆方向に触れ、ボールは、GKオヌルジャンが確保した。
 同4分、ペナルティーエリア・ライン手前から、オリヴェイラがフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙ったが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同13分、ペナルティエリア手前でボールを得たユヌス・アクギュンが、PKポイント傍らにいたケレム・アクテュルコウルにボールを出した。そのケレム・アクテュルコウルが、身体を反転させてシュートを放ったが、GKオヌルジャンがコーナーキックに替えた。
 後半20分、ヴィクトール・ネルソンから出たロングボールに反応して、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前でボールに追いついたセフェロヴィッチが、GKと1対1となったところからシュートを放ったが、そのシュートが悪く、ボールは枠を捉えることなく外に出て行っただけだった。
 同31分、ペナルティエリア内右サイドでボールを得たハイルラーが、ゴールエリアに入り、角度のないところからシュートを放つと、GKムスレラが、そのボールを押さえた。
 同32分、アブドゥルケリム・バルダクチュの不用意なバックパスを、ボルハ・サインスがカットしてしまった。そして、ペナルティーエリアの外まで出てきていたムスレラをかわし、ゴールエリアに入ったボルハ・サインスが、ゴール右斜め前から放ったシュートが、ゴールとなった。0:1。
 同36分、左サイドからカズムジャン・カラタシュが内へと入れたボールに合わせて、ゴール前にいたセフェロヴィッチがヘディングシュートを放ったが。GKオヌルジャンがパンチングで防ぎ、ピッチに跳ね返った。そのボールを、デイフェンダーがクリアして、コーナーキックに替わった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、パトリック・ファン・アーンホルト(後半32分:カズムジャン・カラタシュ)=フレドリク・ミットシエ(後半38分:ハムザ・アクマン)、セルジオ・オリヴェイラ(後半16分:ルーカス・トレイラ)=ユヌス・アクギュン(後半33分:ドリース・メルテンス)、エムレ・アクババ(後半1分:バフェットィンビ・ゴミス)、ケレム・アクテュルコウル=ハリス・セフェロヴィッチ
【ギレスン・スポル】オヌルジャン・ピリ=ハイルラー・ビラゼル、セルゲン・ピチンジオル、アレクシス・ペレス、アルペル・ウルダー=ロベルト・メジャ、ハミドゥ・トクラオレ=セルジーニョ(後半42分:ドーア・ジャン・ダワス)、ボルハ・サインス(後半36分:ラフメトゥラー・ベリシュベク)、ヴカン・サヴィチェヴィッチ(後半19分:ムラト・ジェム・アクプナル)=リヤド・バジッチ(後半42分:ラモン・アリアス・クインテロス)



トラブゾン・スポル 1:0 ハタイ・スポル(CNNトルコ 22. 8.13)

ファレッテ(左)コルネリウス(右)(トラブゾン・スポル公式HP) アブドゥルカディル・オミュル(ファナティック紙)  トルコ・リーグ第2節で、ホームにハタイ・スポルを迎えたトラブゾン・スポルが、これを1:0でくだした。

 トルコ・リーグ第2節の開幕試合で。トラブゾン・スポルが、ハタイ・スポルをホームに迎えた。トラブゾン・スポルは、後半26分、アブドゥルカディル・オミュルが、ペナルティーエリアの外から決めたゴールで、この試合を制した。トラブゾン・スポルは、この結果、ホームでの連続不敗記録を26に伸ばした。今季、開幕以来の2連勝を飾ったトラブゾン・スポルは、勝ち点を6に伸ばした。第1節は、試合がなかったハタイ・スポルは、今季、敗戦でスタートすることになった。
 トラブゾン・スポルでは、試合前に食中毒になったドルクハン・トコズが、メンバーから外れ、また、前半、救急車で搬送されたエディン・ヴィスチャは、腕の骨折が明らかになった。

                  試合経過

 前半18分。アービッドが、ペナルティーエリア内へとセンタリングを入れると、いい位置にいたエル・カービがバイスクルシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルがパンチングで防いだ。
 同28分、左サイドからペナルティーエリアへと持ち込んだトレゼゲがシュートを試みたが、GKエルジェ・カルデシュレルから、ボールは跳ね返ってしまった。
 同39分、ファレッテとのマッチアップにより故障を発生させたエディン・ヴィスチャは、救急車で近くの病院に搬送されてしまった、エディン・ヴィスチャは、ピッチから搬送されたときには、左腕が動かせない状態に見えた。
 同45分、ドーウジャン・ハスポラトが、遠目からシュートを放つも、GKエルジェ・カルデシュレルがコーナーキックに替えた。
 後半18分、右サイドからペナルティーエリア内へと入ったトレゼゲが、グランダーのパスを出すと、それに合わせて、クアッシがシュートを試みた。ボールは、ゴール隅を捉えていたが、GKエルジェ・カルデシュレルが、これを外に出した。
 同26分、エレン・エルマルのパスに合わせて、アブドゥルカディル・オミュルが、約22mの距離から、強烈なシュートを放つと、ボールは、GKエルジェ・カルデシュレルの右を抜け、ハタイ・スポルのゴールネットに突き刺さった。1:0。
 同34分、バカセタスの、深くえぐるパスに反応してボールを得たジャニニー・セメドが、GKと1対1となった。そして、シュートを放ったが、GKエルジェ・カルデシュレルがコーナーキックに替えた。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、ステファノ・デンスヴィル、ヴィトール・フーゴ、エレン・エルマル=マノリス・シオピス=エディン・ヴィスチャ(前半42分:ジャン・クアッシ)、ドーウジャン・ハスポラト(後半1分:アブドゥルカディル・オミュル)、アナスタシオス・バカセタス、トレゼゲ(後半45分:ユスフ・エルドーアン)=アンドレアス・コルネリウス(後半30分:ジャニニー・セメド)
【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=キャーミル・アフメット・チョレクチ(後半28分:サドゥク・バシュ)、オグニエン・ウラニエス、シモン・ファレッテ、サム・アデクグベ=ラヤネ・アービッド(後半35分:メフディ・ブージェマー)、ルーベン・リベイロ(後半43分:ケヴィン・ヴァルガ)、ムサ・チャーウラン(後半1分:オヌル・エルギュン)=サバ・ロブジャニゼ、アユブ・エル・カービ、ディラン・サン・ルイ(後半28分:モハメッド・カマラ)



バシャクシェヒル・スポル 3:0 ブレイザブリク(ヒュリエット紙 22. 8.12)

アレクシッチ(バシャクシェヒル・スポル公式HP) ハサン・アリ・カルドゥルム(前)(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  バシャクシェヒル・スポルは、第1戦で、1:3で勝ったブレイザブリクを、3:0でくだし、UEFA欧州カンファレンスリーグのプレーオフへの進出を決めた。

 UEFA欧州カンファレンスリーグ予備戦3回戦で、バシャクシェヒル・スポルとブレイザブリクが対峙した。第1戦では1:3で勝っているバシャクシェヒル・スポルが、第2戦でも3:0で勝ち、UEFA欧州カンファレンスリーグのプレーオフへの進出を決めた。勝利を呼び込んだゴールは、前半44分にオカカ、後半29分にトゥーバ、同39分にアレクシッチが決めた。

                  試合経過

 前半14分、デニズ・トゥルチが右コーナーキックを蹴ると、そのコースに入ったユスフ・ンダイシミエが、膝を使いシュートを放つと、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同37分。シェネル・オズバイラクルが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティーエリア内でいいジャンプを見せたステファノ・オカカがヘッドで合わせたが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同44分、シェネル・オズバイラクルのスルーパスに反応して、右サイドからペナルティエリア内へと入ったオメル・アリ・シャヒネルが、ダイレクトで内へと折り返した。そのボールを、ニアサイドで受けたステファノ・オカカが、シュートを放つと、ブレイザブリクのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 後半7分、デニズ・トゥルチが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティーエリア内の左サイドで、走り込んで来たハサン・アリ・カルドゥルムが、それに合わせてシュートを放ったが、GKアントン・アイナルソンが、しっかりと胸に収めた。
 同19分、左サイドで、ドリブルで前進したミュニル・シュイアールが、ボールを、ハサン・アリ・カルドゥルムに出した。そのハサン・アリ・カルドゥルムが、ヒールで、ペナルティーエリアの左サイドにいたステファノ・オカカに回すと、ステファノ・オカカが、それに合わせてシュートを試みた。だが、ボールは、枠の右側を逸れ外に出て行ってしまった。
 同29分。ミュニル・シュイアールが、左サイドからペナルティーエリア内へと入り込み、PKポイント近くにいたマフムト・テクデミルにボールを出した。そのマフムト・テクデミルが、それに合わせてシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーからこぼれ、そのこぼれ球を、ゴール前にいたアフメド・トゥーバが落ち着いてゴールを決めた。2:0。
 同39分、パトリック・シズが、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだ。そして、ミュニル・シュイアールにボールを出した。ミュニル・シュイアールが、今度は、ペナルティエリア内右サイドにいたダニエル・アレクシッチにボールを出すと、そのダニエル・アレクシッチが、落ち着いてゴールを決めた。3:0。

【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=シェネル・オズバイラクル、ユスフ・ンダイシミエ、アフメド・トゥーバ、ハサン・アリ・カルドゥルム=オメル・アリ・シャヒネル、ルカス・ビグリア(後半34分:ダニエル・アレクシッチ)、ベルカイ・オズジャン(後半17分:マフムト・テクデミル)=デニズ・テュルチ(後半17分:ミュニル・シュイアール)、ステファノ・オカカ(後半24分:パトリック・シズ)、セルダル・ギュレル(後半34分:ムハッメト・アルスランタシュ)



ベシクタシュ、まずはMFを補強(TRT 22. 8.11)

ヴァレリアン・イスマエル監督(CNNトルコ)  ベシクタシュは、補強活動を続けている。ベシクタシュは、優先して中盤の強化を考えている。

 ベシクタシュは、補強活動を続けている。あと4選手を補強すると考えられているベシクタシュだが、その優先順位はMFだ。このポジションに補強が必要だと看ているベシクタシュだが、ここに来て、エミルハン・イルクハンが、トリノへと行ってしまった。フロントは、この中盤に、トルコ人選手1名と外国人選手1名の計2名の補強を考えている。そういったなか、シワス・スポルのケレム・アタカン・ケスギンが、ベシクタシュの狙いとなっている。ベシクタシュへの移籍に熱い視線を向けている21歳のケレム・アタカン・ケスギンについては、移籍金交渉が続いているところだ。一方の外国人選手では、その第一番の候補はナディーム・アミリ。バイヤーレヴァークーゼン所属の25歳のナディーム・アミリのレンタルでの移籍、それに加えて、買い取りオプションに関しての交渉が続けられている。この移籍に関しては、来週には明確になるものと思われている。また、マルセイユの21歳のコンラッド・デ・ラ・フエンテの獲得交渉も続けられている。



トラブゾン・スポル、レバントからエニス・バルディを獲得(スター紙 22. 8.10)

エニス・バルディ  補強活動を続けるトラブゾン・スポルが、レバントから北マケドニア人選手エニス・バルディを獲得した。

 トルコ・リーグを、昨季制覇したトラブゾン・スポルが、スペインのレバントのMFエニス・バルディを獲得した。現在27歳のエニス・バルディの移籍のために、レバントへ、移籍金として300万EUROを支払うトラブゾン・スポルは、エニス・バルディとは、3年契約を結ぶことになる。なお、エニス・バルディは、今週中に、トルコ入りする予定である。
 2017年以後、レバントでプレーをしていたエニス・バルディは、北マケドニア代表としては44試合の出場を果たしている。また、レバントでは、昨季、32試合に出場して、3ゴール3アシストを記録している。



カドゥキョイで勝者は生まれず(TRT改 22. 8. 9)

メルギム・ベリーシャ(フェネルバフチェ公式HP) ウィリアン・アロン(左)エルミル・レンジャニ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ20220-23の第1戦で、今季の昇格組のウムラニエ・スポルとホームで戦い、3:3で引き分けた。

 フェネルバフチェは、前半19分、エネル・ヴァレンシアがPKを決め、1:0としたのに対し、ウムラニエ・スポルは、同29分にグルマッチのゴールで同点に追いついた。フェネルバフチェは、同ロスタイムに、エネル・ヴァレンシアが、もう1点を追加して、前半を、2:1と優位を確保して終わった。
 後半に、勢いを持って臨んだウムラニエ・スポルは、同22分、ゲオルゲのゴールで2:2の同点として、更に、同28分にはムルシッチの蹴ったPKが決まり、2:3と逆転した。しかし、同ロスタイムに、メルギム・ベリーシャのゴールで同点としたフェネルバフチェは、トルコ・リーグ第1節は、勝ち点1を得て終わった。

                 得点場面

 前半16分、リンコン・エンリケが右コーナーキックを蹴ると、ニアサイドにいたグスタヴォ・エンリケから跳ねたボールが、ペナルティーエリア内にいたアヴヌの手に当たった。ヤシャル・ケマル・ウーウルル主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、PKを与えた。
 同19分、このPKをエネル・ヴァレンシアが蹴ると、ボールは、GKセルカン・クルントゥルの左を抜けゴールが決まった。1:0。
 同29分、左サイドからエルミル・レンジャニがセンタリングを入れると、ファーサイドでいいジャンプを見せたグルマッチが、狙いすましたヘディングシュートを放ち、これがゴールとなった。1:1。
 同ロスタイム3分、ジョシュア・キングからのパスを得て、右サイドからペナルティーエリア内へと入ったディエゴ・ロッシが、ファーサイドにいたエネル・ヴァレンシアにボールを送った。そのエネル・ヴァレンシアが落ち着いてシュートを放つと、これが、ウムラニエ・スポルのゴールネットを揺らした。2:1。
 後半22分、ウムラニエ・スポルが、再び、同点に追いついた。オウズ・ギュルブラクが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリアの外でボールを得たヴァレンティン・ゲオルゲが強いシュートを放ち、これが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。2:2。
 同25分、中盤でボールを得たオヌル・アユクがペナルティエリア内へ入り込むと、ペレスのチェックを受けピッチに倒れ込んだ。これを咎めたヤシャル・ケマル・ウーウルル主審はPKを指示した。
 同28分、このPKを、ムルシッチが蹴ると、GKアルタイ・バユンドゥルが跳んだとは逆のゴール隅に突き刺さった。2:3。
 同ロスタイム2分、フェネルバフチェが同点に追いついた。ミハ・ザイッチからのパスを、ペナルティーエリア内で得たメルゲム・ベリーシャの放ったシュートがゴールを生んだのだった。3:3。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ、ルアン・ペレス=ウィリアン・アロン(後半1分:イスマイル・ユクセッキ)=エムレ・モル(後半18分:ブルマ)、リンコン・エンリケ、ディエゴ・ロッシ(後半29分:セルダル・ドゥルスン)=エネル・ヴァレンシア(後半18分:ミハ・ザイッチ)、ジョシュア・キング(後半29分:メルギム・ベリーシャ)
【ウムラニエ・スポル】セルカン・クルントゥル=セルカン・ギョクス(後半43分:ファーティフ・イーイト・シャンルテュルク)、アリソン、トミスラフ・グルマッチ、エルミル・レンジャニ=アントニオ・ムルシッチ(後半34分:イサク・サーキー)、オウズ・ギュルブラク、ドゥレル・アヴヌ(後半19分:エムレ・ネフィズ)=ジェラルド(後半19分:オヌル・アユク)、アデル・ベッタイエブ、ヨナタン・デル・ヴァッレ(後半19分:ヴァレンティン・ゲオルゲ)



アンタルヤ・スポル 0:1 ガラタサライ(NTV+ガラタサライ公式HP補綴 22. 8. 8)

ゴミス(ファナティック紙) オメル・トプラク(左)ハリス・セフェロヴィッチ(右)(スター紙)  ガラタサライの2022-23シーズンは、勝ち点3を得て始まった。ガラタサライは、アンタルヤ・スポルを、後半45分に決めたゴールでくだしたのだ。また、アンタルヤでの夜を、フェルナンド・ムスレラが、PKを防ぐということで彩ることになった。

 ガラタサライは、トルコ・リーグの新シーズンに、新たに築き上げた顔触れで臨んだ。ぞのガラタサライが、第1節を、アンタルヤ・スポルとのアウェー戦に臨んだのだった。ガラタサライは、このアンタルヤ・スポルとのアウェー戦に、新加入の3選手を入れて先発メンバーを組み立てていた。オカン・ブルク監督は、先発メンバーに、アブドゥルケリム・バルダクチュ、セルジオ・オリヴェイラ、セフェロヴィッチを入れたのだ。

                 前半は、ムスレラが印象に残った

 コレンドン航空パーク・アンタルヤ・スタジアムで行われたこの試合、前半は、フェルナンド・ムスレラの活躍に注目が行った。ムスレラは、アンタルヤ・スポルの好機に対し、ゴールを許すことなく、また、PKを1本、防いだのだった。前半ロスタイム3分。ロングパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったハジ・ライトが、ムスレラのチェックを受けピッチに倒れた。これを咎めたアッティラ・カラオーラン主審は、PKを指示した。だが、ルイス・アドリアーノが蹴ったPKを、ムスレラが防いだのだった。記録によると、トルコ・リーグのここ2本のPKを防いだことになるムスレラは、ここまで、17本のPKを防いでいた。そして、前半は、0:0の同点のまま終わった。

       最後の最後でゴールが生まれた

 ガラタサライは、もう1人の新加入の選手を、後半になり投入した。フレドリク・ミットシエが、同17分、ベルカン・クトゥルに替えて投入されたのだ。ガラタサライは、スピードに乗った攻撃で、スペースを見つけては、遠目からシュートを送っていた。だが、アンタルヤ・スポルのGKルード・ボッフィンのセーヴィングは、ゴールを許さなかった。だが、この均衡を破ったのは、ガラタサライの方だった。同44分に投入されたバフェットィンビ・ゴミスが、その1分後にゴールを決めてしまったのだ。スピードに乗った攻撃で、エムレ・クルンチが、ペナルティーエリア・ライン上にいたフレドリク・ミットシエへとボールを出し、そのフレドリク・ミットシエが、ペナルティーエリアの左サイドで気配を消していたゴミスに回した。そのゴミスが狙いすましたシュートをファーサイドのゴール隅を狙うと、これが決まったのだった。0:1。

【アンタルヤ・スポル】ルード・ボッフィン=ビュンヤミン・バルジュ(後半45分・ヴェイセル・サル)、オメル・トプラク、フェードル・クドゥリアショフ、ギュライ・ヴラル=フェルナンド・マルティンス、ソネル・アイドーウ(後半27分:ハカン・オズメト)=アラッサーヌ・ンダオ(後半27分:フレディ)、ルイス・アドリアーノ(後半27分:ギョクデニズ・バイラクダル)、ウッサーム・ガーシャ(後半18分:サム・ラルソン)=ハジ・ライト
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、パトリック・ファン・アーンホルト=ベルカン・クトゥル(後半17分、フレドリク・ミットシエ)セルジオ・オリヴェイラ(後半33分:タイラン・アンタルヤル)=ユヌス・アクギュン(後半44分:バフェットィンビ・ゴミス)、エムレ・アクババ(後半33分:エムレ・クルンチ)、ケレム・アクテュルコウル=ハリス・セフェロヴィッチ



ベシクタシュ 1:0 カイセリ・スポル(CNNトルコ 22. 8. 7)

ラシド・ゲザル(ベシクタシュ公式HP) ゲドソン・フェルナンデス(左)オヌル・ブルト(右)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ第1節で、ホームに迎えたカイセリ・スポルを1:0でくだした。

 トルコ・リーグ第1節で、ベシクタシュが、カイセリ・スポルをホームに迎えた。ベシクタシュが、後半ロスタイム6分に生まれたラシド・ゲザルのゴールで、この試合を制した。後半39分には、ベシクタシュのジェンク・トスンが、一旦はゴールを決めたかに見えたが、オフサイドがあったとして、ゴールは認定されなかった。また、この試合、カイセリ・スポルではアリ・カリミが、ベシクタシュではジェンク・トスンが、各々、2枚のイエローカードをもらい退場となっている。

                 試合経過

 前半5分、ペナルティエリア・ライン近くから、ボウト・ベグホルストがシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行った。
 同9分、ベルトラッツイのスルーパスでボールを持ったガヴラノヴィッチが、GKと1対1となったところからシュートを放つも、枠を捉えることはなかった。
 同33分、キャローレが、ペナルティーエリアの外からグランダーのシュートを放つと、ゴール隅を捉えてはいたが、GKエルシン・デスタノウルが外に出した。
 同44分、左サイドから、マスアクがグランダーでセンタリングを入れたのに合わせて、ボウト・ベグホルストがシュートを試みたが、GKビラルが押さえた。
 後半10分、カルドーソが右コーナーキックを蹴ると、ニアサイドにいたマスアクが、ボールをゴール前に転がしてしまった。そこで、ゴール前にいたコロヴェツィオスが、身体を反転させてシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同22分、既に、この日イエローカードをもらっていたアリ・カリミが、サリフ・ウチャンに対して執った行為を、ウミト・オズテュルク主審が咎め、イエローカードを出した。このため、2枚目のイエローカードをもらったアリ・カリムは退場処分となった。
 同31分、右サイドから、ヴァレンティン・ロシエがセンタリングを入れると、それに合わせて、ボウト・ベグホルストがヘディングシュートを放ったが、GKビラルが押さえてしまった。
 同ロスタイム1分、この日、既にイエローカードをもらっていたジェンク・トスンが、審判に文句を言っため、ウミト・オズテュルク主審がイエローカードを出した。ジェンク・トスンは、このため、2枚目のイエローカードになり退場処分となった。
 同ロスタイム6分、ペナルティエリア内のボウト・ベグホルストからのパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たラシド・ゲザルがダイレクトでシュートを放つと、これが、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。

【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヴァレンティン・ロシエ、ネジプ・ウイサル、ロマン・サイス、アルトゥール・マスアク=ゲドソン・フェルナンデス、カルタル・カイラ・ユルマズ(後半32分:ジェンク・トスン)、サリフ・ウチャン=ラシド・ゲザル、ボウト・ベグホルスト、ジャクソン・ムレカ(後半11分:ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ)
【カイセリ・スポル】ベラル・バヤジット=オヌル・ブルト、マジド・ホセイニ、デミトリス・コラヴェツィオス、リオネル・キャローレ=エムラー・バシャン(後半44分:ベルナール・メンサー)、アリ・カリミ、アンドレア・ベルトラッツイ(後半24分:グスタヴォ・カンパナロ)、ミゲル・カルドーソ(後半44分:ラマザン・ジヴェレク)=マリオ・ガヴラノヴィッチ(後半24分:ムスタファ・ペテクメク)、マメ・ティアム(後半5分:ギョクハン・サズダーウ)



イスタンブル・スポル 0:2 トラブゾン・スポル(CNNトルコ 22. 8. 6)

コルネリウス(TRT) アブドゥルカディル・オミュル(左)トゥンジェル・ドゥハン・アクス(右)(NTV)  トルコ・リーグ2022-23シーズンは、イスタンブル・スポルとトラブゾン・スポルの一戦で始まった。昨季のチャンピオンという肩書をひっさげてのトラブゾン・スポルが、0:2で、この試合を制し、勝ち点3を得た。

 トルコ・リーグの興奮が再開した。2022-23シーズンの開幕試合で、トラブゾン・スポルは、久しぶりのトルコ・リーグへの復帰を果たしたイスタンブル・スポルを相手に、アウェー戦で0:2で勝利を収めた。前半16分に、イスタンブル・スポルのゴールネットを揺らしたコルネリウスが、今季の最初のゴールを飾った。トラブゾン・スポルの2点目は、後半41分、デンスヴィルから生まれた。昨季の優勝クラブのトラブゾン・スポルは、この勝利で、今季を勝ち点3を得て始まることになった。

                 試合経過

 前半14分、ペナルティエリアの外でボールを得たトレゼゲが、グランダーのシュートを放つと、GKイエンセンが、辛うじてコーナーキックに替えた。
 同16分、エディン・ヴィスチャが蹴った左コーナーキックに対し、ペナルティーエリア内にいたコルネリウスがヘッドで合わせると、イスタンブル・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。
 同28分、エディン・ヴィスチャが左コーナーキック蹴り内へと放り込むと、ペナルティーエリア内にいたラルセンが、ヘッドで合わせたが、ボールは、転がりながらサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 後半15分、トパッリが、右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れた危険な攻撃に対し、トラブゾン・スポルのデイフェンスに入っていたヴィトール・フーゴが、際どくクリアした。
 同41分、バカセタスが右コーナーキックを蹴ったのに対し、ペナルティーエリア内でいいジャンプを見せたデンスヴィルのヘディングシュートが決まった。0:2。
 同ロスタイム3分、ペナルティーエリア・ライン上でボールを得たコルネリウスの放ったシュートが、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。

【イスタンブル・スポル】ダヴィッド・イエンセン=オーウズハン・ベルベル(後半16分:カーアン・ミライ・バーウシュ)、メフメット・イエシル、オカン・エルドーアン、トゥンジェル・ドゥハン・アクス、アリ・ヤシャル=ジェトミル・トパッリ(後半45分:ワロン・エテミ)、メリヒ・カバサカル、フェルハト・ヤズガン(後半16分:ムアッメル・サルカヤ)、クリスタル・アバザジ(後半24分:パトリック・エバート)=イブラヒム・ユルマズ(後半45分:エミル・カーン・ギュルテキン)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン(後半30分:ステファノ・デンスヴィル)、ヴィトール・フーゴ、ドルクハン・トコズ、エレン・エルマル=マノリス・シオピス、アナスタシオス・バカセタス=エディン・ヴィスチャ(後半35分:ジャン・クアッシ)、アブドゥルカディル・オミュル(後半40分:ベラト・オズデミル)、トレゼゲ(後半35分:ジャニニー・セメド)=アンドレアス・コルネリウス



フェネルバフチェ、スロヴァコをくだし、アドヴァンテージを得る(CNNトルコ 22. 8. 5)

リンコン・エンリケ(フェネルバフチェ公式HP) エネル・ヴァレンシア(左)(フェネルバフチェ公式HP)  UEFA欧州リーグ予備戦3回戦第1戦で、フェネルバフチェが、ホームに迎えたスロヴァコを3:0でくだし、第2戦を前にアドヴァンテージを得た。

 UEFA欧州リーグ予備戦3回戦第1戦で、チェコのスロヴァコをホームに迎えたフェネルバフチェは、これを3:0のスコアでくだした。フェネルバフチェのゴールは、前半17分にエムレ・モル、同ロスタイム1分と後半36分にリンコン・エンリケがあげた。なお、この試合の後半3分、スロヴァコのホフマンが、この日2枚目のイエローカードをもらい退場となっている。
 フェネルバフチェは、このスコアで、来週、チェコで行われる第2戦を前にアドヴァンテージを得ることになった。フェネルバフチェが、ここを勝ち上がると、プレーオフで、オーストリア・ウィーンと対峙する。

                  試合経過

 前半5分、ゴール左斜め前からリンコン・エンリケが、内へとボールを入れると、ファーサイドにいたエネル・ヴァレンシアが、ヘッドで合わせたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同7分、ゴール右斜め前からペナルティーエリア内へとボールを持ち込んだミハ・ザイッチが、PKポイント近くから放ったシュートは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同17分、ディエゴ・ロッシが、左サイドから内へと入れたボールを、PKポイント近くで、リンコン・エンリケが得た。そのリンコン・エンリケからのパスを受けたエムレ・モルが、ダイレクトでシュートを放つと、これが、スロヴァコのゴールネットを揺らした。1:0。
 同19分、エムレ・モルからのヒールパスを、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前で得たディエゴ・ロッシが強いシュートを放ったが、ボールは、GKングエンが押さえた。
 同ロスタイム1分、リンコン・エンリケが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙うと、これがスロヴァコのゴールネットに突き刺さった。2:0。
 後半29分、ゴール左斜め前から内へと入れられたボールに合わせて、エネル・ヴァレンシアがヘディングシュートを試みたが、ボールは、GKングエンが押さえた。
 同36分、ブルマからのパスを、ペナルティーエリア手前で得たリンコン・エンリケが放った強烈なシュートが、バーに当たりゴールインした。3:0。

【フェネルバフチェ】エルトゥールル・チェティン=ブライト・オシャイ・サミュエル、グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ、フェルディ・カドゥオウル(後半32分:フィリップ・ノヴァク)=ミハ・ザイッチ(後半15分:ミゲル・クレスポ)、ウィリアン・アロン=エムレ・モル(後半15分:ブルマ)、リンコン・エンリケ、ディエゴ・ロッシ(後半15分:セルダル・ドゥルスン)=エネル・ヴァレンシア(後半32分:アルダ・ギュレル)



イルファン・ジャン・エーリバヤト、フェネルバフチェ入り(TRT改 22. 8. 4)

イルファン・ジャン・エーリバヤト(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトを買い取りオプション付きの1年間のレンタルで獲得したことを発表した。

 フェネルバフチェは、ギョズテペからレンタルで獲得した24歳のイルファン・ジャン・エーリバヤトのライセンスを発行した。フェネルバフチェからの公表内容は、次の通りである。「我がクラブは、ギョズテペ所属のイルファン・ジャン・エーリバヤトを、買い取りオプション付きの1年間のレンタルで獲得した。ウルケル・スタジアムで行われた調印式は、セラハッティン・バキ理事が整えた。イルファン・ジャン・エーリバヤトには、我が家族にようこそと言おう。そして、我がクラブでの活躍を祈る」。
 イルファン・ジャン・エーリバヤトは、昨季、ギョズテペでは30試合に出場した。ただ、その後、戦力外扱いになっていた。



ベシクタシュの新参者アルトゥール・マスアク、イスタンブル入り(CNNトルコ 22. 8. 3)

アルトゥール・マスアク  補強活動を全力で続けるベシクタシュが、グラスゴー・レンジャーズに移籍したルドゥヴァン・ユルマズの抜けた穴を埋める用意をしている。ウエストハム・ユナイテッドでプレーしていたコンゴ人選手アルトゥール・マスアクの移籍は完了し、アルトゥール・マスアクは、既にイスタンブル入りした。

 ベシクタシュの下部組織育ちのルドゥヴァン・ユルマズが、650万EUROの移籍金で、スコットランドのグラスゴー・レンジャーズに移籍した。その穴を埋めるため、熱心な動きを行っていたフロントが、その矛先をイングランドに向けていた。そして、ウエストハム・ユナイテッドのアルトゥール・マスアクと合意に達した。
 28歳のアルトゥール・マスアクのレンタルでの獲得で、クラブ間で合意に達し、ベシクタシュは、アルトゥール・マスアク自身を、既に、イスタンブル入りさせた。ウエストハム・ユナイテッドに対しては、レンタル料なしでの獲得で、アルトゥール・マスアクに対しては、年俸80万EUROが支払われる。



フェネルバフチェ、エズジャン・アリオスキ獲得交渉を発表(ヒュリエット紙 22. 8. 2)

エズジャン・アリオスキ フェネルバフチェが、アル・アハリのエズジャン・アリオスキとの獲得交渉を始めたことを明らかにした。

 直近では、ストッパーを2人補強したフェネルバフチェが、30歳の左サイドバックの選手エズジャン・アリオスキとの獲得交渉を始めたことを発表した。

                 フェネルバフチェの発表

 我がクラブは、サウジアラビアのアル・アハリ所属のエズジャン・アリオスキのレンタルでの獲得で基本的合意に達した。エズジャン・アリオスキは、交渉継続のために、今夜、イスタンブル入りする。以上、発表する。

                 昨季、15ゴールに貢献

 フェネルバフチェが、移籍金なしで獲得することになった北マケドニア人選手エズジャン・アリオスキは、昨季、公式試合30試合に出場して、6ゴール9アシストを記録して、計15ゴールに貢献した。なお、エズジャン・アリオスキは、ここまで、シャッフハウゼン、ルガーノ、リーズ・ユナイテッドに所属経験を持ち、北マケドニア代表としては56試合に出場して、12ゴールを記録している。



シャルケ04、セルダル・ドゥルスンを求めている(ファナティック紙 22. 8. 1)

セルダル・ドゥルスン(スター紙)  フェネルバフチェで、先発メンバーの地位を失ったセルダル・ドゥルスンに対し、ドイツのシャルケ04が獲得に動き出した。

 ホルヘ・ヘスス監督監督指揮のもと、補強活動を続けるフェネルバフチェで、メンバー入りの顔触れが、次第に明らかになってきている。ジョシュア・キング、ジョアン・ペドロを獲得したフェネルバフチェだが、FWを、もう1人獲得するつもりだ。

                 正式なオファーを出すだろう

 補強活動を続ける一方、現有の選手たちへのオファーをも検討している。セルダル・ドゥルスンに対し、最も重大なオファーが、ドイツのシャルケ04から来ている。シャルケ04は、早々に、フェネルバフチェとの交渉に入り、正式なオファーを伝えることになろう。
 30歳になっているセルダル・ドゥルスンに対し、スペインやイタリアのクラブからも関心を持たれている。セルダル・ドゥルスン自身が、移籍の希望を持つ場合には、フロントは、それらのオファーについて検討に入ることになるだろう。これまで、フェネルバフチェで、39試合に出場したセルダル・ドゥルスンは、15ゴール4アシストを記録している。



スーパーカップ2022はトラブゾン・スポルが制す(トルコ・サッカー協会公式HP改 22. 7.31)

コルネリウス(トラブゾン・スポル公式Twitter) エルドーアン・イエシルユルト(左)エディン・ヴィスチャ(右)(シワス・スポル公式HP)  スーパーカップ2022は、シワス・スポルを4:0でくだしたトラブゾン・スポルが獲得した。

 2023年6月10日、UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦の舞台となるアタテュルク・オリンピック・スタジアムで行われたこの試合、トラブゾン・スポルのゴールは、前半37分と後半6分にコルネリウスから、後半19分にはラルソン、同31分にはPKを決めたバカセタスから生まれた。また、トラブゾン・スポルは、ヴィデオ判定システムで確認後与えられたPKを、後半ロスタイム5分にエムレハン・ゲディクリが蹴ったが、得点にはならなかった。これで、トラブゾン・スポルによるスーパーカップ制覇は3度目となった。

                 試合経過

 前半27分に生まれたトラブゾン・スポルの攻撃で、エレン・エルマルが、ペナルティーエリアの外ゴール左斜め前から強いシュートを放ったが、GKアリ・シャシャル・ヴラルが、ゴールを許さなかった。
 同37分、トラブゾン・スポルが先制した。エディン・ヴィスチャが左コーナーキックを蹴ると、そのコースに入ったコルネリウスが、ダイレクトで狙いすましたシュートを放つと、これが、シワス・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 後半6分、トラブゾン・スポルが、点差を2と拡げた。エディン・ヴィスチャが、右サイドからセンタリングを入れると、GKアリ・シャシャル・ヴラルの手からボールがこぼれ、コルネリウスの前に転がった。そのコルネリウスが放ったシュートが決まったのだった。2:0。
 同19分、トラブゾン・スポルが3点目を決めた。ラルソンが、ゴール右斜め前ペナルティーエリア・ライン上から放った強烈なシュートがゴールとなったのだった。3:0。
 同29分、トラブゾン・スポルがPKを獲得した。ペナルティーエリア内で、ジャネル・オスマンパシャとマッチアップとなったクアッシがピッチに倒れると、メテ・カルカヴァン主審がPKを指示したのだった。同31分、このPKをバカセタスが蹴ると、ゴールとなった。4:0。
 同ロスタイム4分、ヴィデオ判定システムで確認後、トラブゾン・スポルがPKを獲得した。クアッシが、ペナルティエリア内で、ズィヤ・エルダルのチェックを受けピッチに倒れた。ヴィデオ判定システム審判からの警告で、ピッチサイドに確認に向かったメテ・カルカヴァン主審が、PKの裁定を下したのだった。
 同ロスタイム5分、このPKを、エムレハン・ゲディクリが蹴ったが。GKアリ・シャシャル・ヴラルがコントロールしてしまった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、ドルクハン・トコズ、ヴィトール・フーゴ、エレン・エルマル=マレク・ハムシク(後半37分:ドーウジャン・ハスポラト)、アナスタシオス・バカセタス=エディン・ヴィスチャ(後半28分:ジャン・クアッシ)、アブドゥルカディル・オミュル(後半37分:エムレハン・ゲディクリ)、トレゼゲ(後半28分:マノリス・シオピス)=アンドレアス・コルネリウス(後半13分:ジャニニー・セメド)
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ムラト・パルリ(後半28分:レケ・ジェームズ)、アーロン・アッピンダンゴエ(後半17分:ケレム・アタカン・ケスギン)、ジャネル・オスマンパシャ、ウーウル・チフトチ=ロビン・ヤルチュン=エルドーアン・イエシルユルト(後半36分:ディミトリオス・ゴウタス)、フレデリック・ウルフェシュタット、ハカン・アルスラン、マックス・グラデル(後半36分:ズィヤ・エルダル)=ムスタファ・ヤタバレ(後半17分:キャロル・アンジールスキ)



フェネルバフチェ、グスタヴォ・エンリケをレンタルで獲得(CNNトルコ 22. 7.30)

グスタヴォ・エンリケ(TRT)  フェネルバフチェが、ブラジル人ストッパーのグスタヴォ・エンリケを、フラメンゴから、1年間のレンタルで獲得した。

 フェネルバフチェの発表によると、次のようになっている。「我がクラブは、フラメンゴ所属のブラジル人ストッパーのグスタヴォ・エンリケを、1年間のレンタルで獲得した。ウルケル・スタジアムで行われた調印式は、我がクラブのセラハッティン・バキ理事が用意した。グスタヴォ・エンリケには、我が家族へ、ようこそと言おう。フェネルバフチェで活躍してくれることを祈っている」。



バシャクシェヒル・スポル、イスラエルで勝ち上がりを決める(TRT 22. 7.29)

ンダイシミエ(左)を讃えるアレクシッチ(右)(バシャクシェヒル・スポル公式Twitter) アレクシッチ(右)(アクシャム紙)  バシャクシェヒル・スポルが、UEFA欧州カンファレンスリーグで、1:1の第1戦の結果を受けてのアウェー戦で、イスラエルのマッカビ・ネタニヤを0:1でくだし、予備戦3回戦に駒を進めた。

 UEFA欧州カンファレンスリーグ予備戦2回戦で、バシャクシェヒル・スポルが、マッカビ・ネタニヤとアウェー戦を戦った。バシャクシェヒル・スポルは、前半9分、ンダイシミエのゴールで、この試合を制した。そして、勝ち上がりを決めたのだった。なお、イスタンブルでの第1戦は、1:1という結果に終わっていた。

                 試合経過

 前半9分、バシャクシェヒル・スポルが先制した。リマが蹴ったコーナーキックのボールを捉え、いいジャンプを見せたンダイシミエが、それに合わせてヘディングシュートを放つと、ボールは、ゴール隅に収まったのだった。0:1。
 同23分、ホームのマッカビ・ネタニヤが、同点ゴールに迫った。バシャクシェヒル・スポルのペナルティエリアに向けて送られたハイボールが、ディフェンスからこぼれ、ツマシの前に落ちた。そのツマシが、PKポイントの手前から強いシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行った。そして、前半は、バシャクシェヒル・スポルが、0:1とリードを保ったまま終わった。
 後半7分、バシャクシェヒル・スポルが、2点目に迫った。オカカとの間で壁パスを行ったミュニルが、ペナルティーエリア内へと入り込んだ。そして、ループシュートを放つと、ボールは、GKニツァンから跳ね返った。高く舞い上がったボールに対し、まず、マフムト・テクデミルが、次いで、ミュニルがシュートを放ったが、素早くゴール前に戻ったニツァンが、ボールをコントロールしてしまった。
 同11分、ホームのマッカビ・ネタニヤが効果的な攻めを見せた。ハルテルツが、左サイドからセンタリングを入れると、そのボールコースに入ったイツァクがヘッドで合わせたが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム2分、バシャクシェヒル・スポルの右サイドで生まれた攻撃で、デニズ・テュルチから出たボールを持ち、右サイドからペナルティエリア内へと入ったマフムト・テクデミルが、いい位置取りをしていたエンゾ・クリヴェッリに向け、センタリングを入れた。それに合わせて、エンゾ・クリヴェッリがヘディングシュートを放つと、GKニツァンが、際どくパンチングで防いだ。空きスペースに転がったボールを、最後は、デイフェンダーが大きくクリアした。
 同ロスタイム6分、マッカビ・ネタニヤが左サイドでフリーキックを蹴ると、バシャクシェヒル・スポルのペナルティーエリアで生まれた混戦のなか、イツァクがヘディングシュートを試みた。だが、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。そして、試合は、バシャクシェヒル・スポルが0:1の優位を守り終わった。

【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=ジュニオール・カイサラ(後半18分:オメル・アリ・シャヒネル)、レオ・ドゥアルテ、ユスフ・ンダイシミエ、ルカス・リマ=マフムト・テクデミル、ルカス・ビグリア、ダニエル・アレクシッチ(後半36分:デニズ・テュルチ)=セルダル・ギュレル(後半25分:パトリック・シズ)、ステファノ・オカカ(後半36分:エンゾ・クリヴェッリ)、ミュニル・シュイアール(後半26分:ベルカイ・オズジャン)



フェネルバフチェ、延長戦で崩れる(TRT+フェネルバフチェ公式HP補綴 22. 7.28)

ミゲル・クレスポ(左)(フェネルバフチェ公式HP) アッティラ・サライ(フェネルバフチェ公式HP)  UEFAチャンピオンズリーグ予備戦2回戦の第1戦0:0というスコアを受けての第2戦で、延長戦の末、ディナモ・キーウに1:2で敗れたフェネルバフチェは、ヨーロッパでの戦いを、UEFA欧州リーグに舞台を移して続けることになった。

 ウルケル・スタジアムで行われたこの試合にプレッシャーをかけて、試合を始めたフェネルバフチェは、前半は、主として相手陣内で試合を進め、多くの好機を紡ぎ出していた。フェネルバフチェが、多くの好機を掴みながら得点に繋げられないまま、前半は0:0のまま終わった。
 後半に臨むにあたり、イルファン・ジャン・カフヴェジとエムレ・モルを交替させたフェネルバフチェは、プレッシャーをかける試合を続けて行った。掴んだ好機を得点に繋げられないままだったフェネルバフチェは、同8分、イスマイル・ユクセッキがレッドカードをもらい、10人になってしまった。フェネルバフチェが10人になった直後、つまり、同12分、ディナモ・キーウは、ブヤルスキのゴールで先制した。右サイドで生まれた攻撃で、ケジオラが、ニアサイドに出したパスを得たブヤルスキが、ゴールエリアでボールを得て放ったシュートが、フェネルバフチェのゴールネットに収まったのだった。0:1。
 このゴールの衝撃を、短時間で払拭したフェネルバフチェは、同23分、エネル・ヴァレンシアが倒されPKを得た。だが、このPKをエネル・ヴァレンシアが蹴ったが、ゴールとはならなかった。残りの時間、プレッシャーをかけ続けたフェネルバフチェは、同43分、リンコン・エンリケが蹴ったコーナーキックに合わせたアッティラ・サライのゴールが生まれ、フェネルバフチェは同点に追いついた。1:1。そして、残りの時間では、他のゴールは生まれず、1:1で90分間が終わり、前後半15分ずつの延長戦へと入った。
 延長戦前半は、相手のプレッシャーにうまく応対していたフェネルバフチェは、延長戦後半に1:1のまま入ることができた。だが、同後半9分、カラヴァエフのゴールを防ぐことができなかった。左サイドで生まれた攻撃で、ヴィヴチャレンコがグランダーのボールで、ペナルティーエリアへとセンタリングを入れると、ファーサイドで、このボールを得たカラヴァエフが放ったシュートを防げなかったのだった。1:2。
 上位進出を果たせなかったフェネルバフチェは、ヨーロッパの戦いを、UEFA欧州リーグ予備戦3回戦へと、舞台を移し、チェコのスロヴァコと対峙することになる。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=ブライト・オシャイ・サミュエル、マルセル・ティッセラン(後半40分:リンコン・エンリケ)、アッティラ・サライ、フェルディ・カドゥオウル=ウィリアン・アロン(延長戦前半5分:フィリップ・ノヴァク)=イルファン・ジャン・カフヴェジ、(後半1分:エムレ・モル、後半31分:ブルマ)、イスマイル・ユクセッキ、ディエゴ・ロッシ=ジョシュア・キング(後半18分:ミゲル・クレスポ)、エネル・ヴァレンシア(後半31分:セルダル・ドゥルスン)



マメ・デューフ、ギレスン・スポルへ移籍(スター紙 22. 7.27)

マメ・デューフ(CNNトルコ)  ギレスン・スポルが、ハタイ・スポルを離れたマメ・デューフと、1年契約を結んだ。

 ギレスン・スポルが、昨季は、ハタイ・スポルでプレーして、現在は自由契約の身のマメ・デューフと基本的に合意に達した。ギレスン・スポルは、セネガル人ゴールゲッターのマメ・デューフと1年契約で合意に達したので、34歳になっているマメ・デューフは、ギレスンに入り、新シーズンに向けての準備に加わることになる。キャリアとしては、152試合のプレミアリーグでの出場経験を持つマメ・デューフは、ハタイ・スポルでは、トルコ・リーグに73試合出場して、31ゴール8アシストを記録している。



ベシクタシュ、左サイドバック探し(TRT 22. 7.26)

モハナド・ジーズ  ルドゥヴァン・ユルマズが去って以後、左サイドバック探しを続けているベシクタシュが、イラク人選手モハナド・ジーズ獲得に向け、ハンマルビーに正式オファーを出した。

 ベシクタシュが、新シーズンを前に、補強活動を続けている。ルドゥヴァン・ユルマズが去って以後、左サイドバック探しが急務のベシクタシュが、矛先をスウェーデンに向けた。この2年間、ハンマルビーに所属したイラク人選手左サイドバックのモハナド・ジーズの獲得を考えている。この25歳の選手獲得に向け、ハンマルビーに正式にオファーを出した。今季、ハンマルビーで25試合に出場したモハナド・ジーズは、2ゴール9アシストを記録している。



ホルヘ・ヘスス監督、先発メンバーをいじる(TRT 22. 7.25)

ホルヘ・ヘスス監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェのホルヘ・ヘスス監督は、ディナモ・キーウとの第2戦では、先発メンバーに変更を加えるものと看られている。同監督は、ディフェンスにマルセル・ティッセランを、トップにはセルダル・ドゥルスンを起用するものと考えられている。

 フェネルバフチェのホルヘ・ヘスス監督は、ディナモ・キーウ戦を前に十分な準備を行っている。チームのディフェンス面に関しては満足の意を表している同監督だが、攻撃面では、より速く、より創造的であることを求めている。一方で、同監督は、この試合では、選手構成に変更を加えるものと考えられている。この難しい戦いで、セルダル・アズィズを欠くため、マルセル・ティッセランを起用するのは間違いなかろう。第1戦では、準備不足を見せてしまったジョシュア・キングに替えて、セルダル・ドゥルスンの起用を選ぶと考えられている。また、同監督は、第1戦でいいプレーを見せたイスマイル・ユクセッキとウィリアン・アロンの2人は外したくないと考えていることは明らかだ。更に、同監督は、イルファン・ジャン・カフヴェジに替えて、リンコン・エンリケを起用すると言われている。ディナモ・キーウ戦を前に、個々のパフォーマンスを高めることを狙っている同監督は、先発メンバーの確定は、試合前の最後の練習とともに決断を下すことになろう。



フェネルバフチェ、メルト・ハカン・ヤンダシュから悪い知らせ(スター紙 22. 7.24)

メルト・ハカン・ヤンダシュ(ファナティック紙)  フェネルバフチェで、故障を抱えるメルト・ハカン・ヤンダシュが、しばらくの間、チームを離れることになった。

 新シーズンに向けての準備にために、オーストリアのグラーツでキャンプを張っているフェネルバフチェで、筋肉に重い痛みを抱えるメルト・ハカン・ヤンダシュが、オーストリア・キャンプから離れ、イスタンブルに戻ったということだ。検査を受けて、治療に入ることになるメルト・ハカン・ヤンダシュは、今後、個人練習を続けることになる。治療を続けることになるメルト・ハカン・ヤンダシュは、恢復までの間、チームを離れたままになる。



ルドゥヴァン・ユルマズ、グラスゴー・レンジャーズへ(TRT 22. 7.23)

ルドゥヴァン・ユルマズ(TRT)  ベシクタシュは、ルドゥヴァン・ユルマズの移籍に関して、スコットランドのグラスゴー・レンジャーズと合意に達した。

 ベシクタシュが、ルドゥヴァン・ユルマズの移籍について、グラスゴー・レンジャーズと合意に達した。ベシクタシュは、この移籍で、650万EUROの移籍金を得る。また、グラスゴー・レンジャーズから更なる移籍をした場合には、その利益の20%を、ベシクタシュが得ることになる。
 ベシクタシュの下部組織育ちのルドゥヴァン・ユルマズは、ベシクタシュのAチームでは62試合に出場した。そして、4ゴールを記録している。21歳のルドゥヴァン・ユルマズは、ベシクタシュの2020-21シーズンの優勝に重要な役割を果たした選手の1人だ。また、ルドゥヴァン・ユルマズは、トルコ代表としては6試合の出場記録を持つ。
 ルドゥヴァン・ユルマズは、この間、長きに渡りアイントラハト・フランクフルトへの移籍が囁かれていた。だが、アイントラハト・フランクフルトは、交渉の結果、この移籍を諦めてしまった。
 一方、ベシクタシュは、ルドゥヴァン・ユルマズをグラスゴー・レンジャーズに売却したため、左サイドバックの補強が急務となる。ベシクタシュのフロントは、リストアップしている選手の1人と、近々、契約を結ぶものと考えられている。



コンヤ・スポル、上位進出への門を切り開く(TRT 22. 7.22)

コンラド・ミカラク(コンヤ・スポル公式Twitter) チカレシ(左)(ファナティック紙)  コンヤ・スポルが、UEFA欧州コンフェランスリーグ予備戦2回戦第1戦で、ベラルーシのBATEボリソフを0:3でくだし、第2戦を前に大きなアドヴァンテージを得た。

 UEFA欧州コンフェランスリーグ予備戦2回戦第1戦で、コンヤ・スポルが、ベラルーシのBATEボリソフとのアウェー戦を戦った。コンヤ・スポルは、前半38分にズィメル・ビティキ、後半13分にコンラド・ミカラク、同ロスタイム4分にムリッチがあげたゴールで、0:3で勝った。なお、この試合の前半40分には、ウーウルジャン・ヤズールがレッドカードをもらった。第2戦は、7月28日(木)にコンヤで行われる。

                  試合経過

 この試合は、BATEボリソフがホームの試合だったが、UEFAの裁定で、コンヤ市立スタジアムで無観客で行われた。
 前半10分、左サイドで攻撃に移ったズィメル・ビティキのパスに合わせて、チェキジが、ペナルティーエリアの外から強烈なシュートを放ったが、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同16分、ソネル・ディクメンの足からこぼれたボールを得たグロミコが、ペナルティーエリアの手前で強いシュートを放ったが、GKセヒッチがキャッチした。
 同32分、ズィメル・ビティキのセンタリングに合わせて、チカレシがヘディングシュートを試みると、GKクドラヴェッツが辛うじて、これを防いだ。
 同38分、コンヤ・スポルが先制した。ボールを持ち前進したアミル・ハジャフメトヴィッチが出したパスをペナルティーエリア内で得たズィメル・ビティキがシュートを放つと、ゴールポスト際に転がりながら入ったのだった。0:1。
 同40分、ウーウルジャン・ヤズールがミリッチに執った行為を咎め、コレイア主審はファウルを取った。それが、この日2枚目のイエローカードだったためレッドカードとなってしまったのだった。これで、コンヤ・スポルは10人になってしまった。そして、前半は、コンヤ・スポルが0:1とリードを保ち終わった。
 後半12分、コンヤ・スポルが、点差を2と拡げた。チカレシのスルーパスに反応して動き出したコンラド・ミカラクが、GKクドラヴェッツと1対1となり放ったシュートが決まったのだった。0:2。
 同40分、ミリッチの放った強いシュートは、ディフェンスから跳ね返った。
 同ロスタイム4分、コンヤ・スポルが、点差を3と拡げた。ムハメット・デミルからのパスを、ペナルティエリアの外で得たムリッチが、強いシュートを放つと、BATEボリソフのゴールネットが揺れたのだった。0:3。

【コンヤ・スポル】イブラヒム・セヒッチ=アフメット・オウズ、ウーウルジャン・ヤズール、フランシスコ・カルヴォ、ギレルメ・シチャ=アミル・ハジャフメトヴィッチ、ソネル・ディクメン(後半41分:ドマゴイ・パヴィチッチ)=コンラド・ミカラク(後半23分:アミルトン)、エンドリ・チェキジ(後半1分:アディル・デミルバー)、ズィメル・ビティキ(後半32分:ロベルト・ムリッチ)=ソコル・チカレシ(後半23分:ムハメット・デミル)



ディナモ・キーウ 0:0 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 22. 7.21)

イルファン・ジャン・カフヴェジ(右)(フェネルバフチェ公式HP) アルダ・ギュレル(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、2022‐23最初の公式戦で、ディナモ・キエフと0:0で引き分けた。

 フェネルバフチェは、チャンピオンズリーグ予備戦2回戦第1戦で、ウクライナのディナモ・キーウと、ポーランドで対峙した。ウッチ市立スタジアムをホームとして行われた試合は、両者無得点の引き分けで終わった。
 2試合制で行われている予備戦の第2戦は、7月27日(水)に、ウルケル・スタジアムで行われる。この予備戦2回戦を制したクラブが、同予備戦3回戦に進出することになる。

                  試合経過

 前半14分、フェルディ・カドゥオウルが、左サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドでいいジャンプを見せたエネル・ヴァレンシアがヘディングシュートを試みたが、ボールは、左サイドバーのに当たり、ピッチに転がった。攻撃は続いたが、ディナモ・キーウのディフェンダーが、タッチに向けて蹴り出した。
 同15分、イスマイル・ユクセッキが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からグランダーのシュートを放ったが、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同27分、スピードに乗ったディナモ・キーウの攻撃で、右サイドからトマシュ・ケジオラが、グランダーのセンタリングを入れると、PKポイントの背後にいたヴェルビッチが、それに合わせてシュートを放った。だが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行った。
 同36分、ディエゴ・ロッシが、左サイドから強いボールでセンタリングを入れると、PKポイント近くにいたイルファン・ジャン・カフヴェジが、それに合わせてシュートを放った。ボールは、枠を捉えたが、相手ディフェンスが足を出し、更に、ボールはイルファン・ジャン・カフヴェジからこぼれ、GKの押さえるところとなった。
 後半6分、左サイドで、ディナモ・キエフがフリーキックを蹴ると、ニアサイドにいたポポフがヘッドで合わせたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同22分、エネル・ヴァレンシアからのパスをペナルティエリア内で受けたディエゴ・ロッシがシュートを放ったが、枠を捉えることができなかった。
 同35分、左サイドでボールを得たリンコン・エンリケのパスでボールを得たブルマがペナルティーエリアの外から強いシュートを放つと、GKが辛うじてパンチングで防いだ。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=ブライト・オシャイ・サミュエル、セルダル・アズィズ(後半1分:マルセル・ティッセラン)、アッティラ・サライ、フェルディ・カドゥオウル=ウィリアン・アロン、イスマイル・ユクセッキ、イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半18分:ブルマ)=ディエゴ・ロッシ(後半27分:アルダ・ギュレル)、エネル・ヴァレンシア(後半27分:セルダル・ドゥルスン)、ジョシュア・キング(後半18分:リンコン・エンリケ)



ベシクタシュ、スペイン・キャンプ参加メンバーを発表(フォトマッチ紙 22. 7.20)

ヴァレリアン・イスマエル監督(ベシクタシュ公式HP)  新シーズン前の準備の第2クールをスペインで行うベシクタシュが、キャンプ参加メンバーを発表した。戦力外とされたあと、詫びを入れた若きDFセルダル・サートチは、メンバーには入れられなかった。

 新シーズンに向けての準備をスペイン・キャンプで行うベシクタシュが、参加メンバーを発表した。ベシクタシュの発表によると、スペインのアリカンテで行われるキャンプ参加メンバーは、次の通りである。
 エルシン・デスタノウル、メルト・ギュノク、ウトゥク・ユワクラン、エムレ・ビルギン、ヴァレンティン・ロシエ、ロマン・サイス、ウエリントン・シルヴァ、フランシスコ・モンテーロ、エムレジャン・ウズンハン、ウムト・メラシュ、ルドゥヴァン・ユルマズ、ネジプ・ウイサル、アッティバ・ハッチンソン、ベルカイ・ワルダル、カルタル・カイラ・ユルマズ、サリフ・ウチャン、エミルハン・イルクハン、ゲドソン・フェルンデス、ラシド・ゲザル、アジュディン・ハシッチ、ケナン・カラマン、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ、タイラー・ボイド、エミルハン・デリバス、オウズハン・アクギュン、ジャクソン・ムレカ、ボウト・ベグホルスト、ジェンク・トスン。



ジョゼフ・デ・ソーサからベシクタシュに悪い知らせ(スター紙 22. 7.19)

ジョゼフ・デ・ソーサ(ファナティック紙)  新シーズンに向けての準備を続けるベシクタシュで、プレシーズンマッチで故障を発生させたジョゼフ・デ・ソーサが、2〜3ヶ月、ピッチに立てないものと考えられている。

 ベシクタシュが、オーストリア・キャンプで行ったヴェルダー・ブレーメンとの新シーズンマッチで故障を発生させたジョゼフ・デ・ソーサの状態は、考えられていた以上の重大なであることが判った。膝の半月板損傷を起こし、キャンプを続行できなくなり、担当の医師に見せたジョゼフ・デ・ソーサは、手術を受ける決定がなされた。ジョゼフ・デ・ソーサは、イスタンブルで行われる最終検査を受けたあと手術を受け、2〜3ヶ月、ピッチに立てないものと考えられている。



フェネルバフチェ、ジョアン・ペドロを獲得! 移籍金の詳細(CNNトルコ 22. 7.18)

ジョアン・ペドロ(アクシャム紙)  フェネルバフチェが、ブラジル人選手ジョアン・ペドロの移籍で、イタリアのカリアリと、移籍金450万EURO+200万EUROの特別金でもって合意に達した。

 フェネルバフチェは、ガラタサライが獲得に動いていたジョアン・ペドロの獲得でカリアリと合意に達した。フェネルバフチェは、カリアリに、移籍金450万EUROを支払う。それとは別に、フェネルバフチェが、今季、チャンピオンズリーグの本戦進出を果たし、トルコ・リーグを制覇した場合には、200万EUROの特別金が支払われる。また、ジョアン・ペドロは、年俸として250万EUROを受け取る。トップ下のポジションの担い手である30歳になったいるジョアン・ペドロは、時として、ツートップの一角の担うこともある選手だ。



ハリス・セフェロヴィッチ、ガラタサライ入り(TRT 22. 7.17)

ハリス・セフェロヴィッチ  ガラタサライは、ハリス・セフェロヴィッチ、及び、ベンフィカと、買い取りオプション付きでのレンタルでの移籍に合意をした。

 ガラタサライは、新シーズンを前に、補強活動をスピードアップしてきた。ムバエ・ジャッネをカラギュムリュクに出して以後、FWの補強にケリをつけたガラタサライは、30歳のスイス人選手ハリス・セフェロヴィッチを獲得したのだ。ハリス・セフェロヴィッチの買い取りオプション付きのレンタル移籍について、ベンフィカと合意に達したガラタサライは、補強にメドを付けた。なお、ハリス・セフェロヴィッチは、明日、イスタンブル入りするものと考えられている。



フェネルバフチェ、ディナモ・キエフ戦に向けて(ファナティック紙 22. 7.16)

ホルヘ・ヘスス監督(フォトマッチ紙)  フェネルバフチェは、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦2回戦で対峙するディナモ・キエフ戦に向けての準備を、本日の練習で続けている。

 フェネルバフチェは、UEFAチャンピオンズリーグ予備戦2回戦を、7月20日(水)に、ポーランドのウッチ市でディナモ・キエフと戦うが、それに向けての準備を、サマンドゥラ・ジャン・バルトゥ・グランドで行った練習で続けていた。ホルヘ・ヘスス監督指揮下で行われた練習は、ウォーミングアップを兼ねたランニングで始まった。その後、パス練習を行ったフェネルバフチェの選手たちは、マスコミには非公開の部分では、戦術練習を行った。
 ルイス・グスタボとメルト・ハカン・ヤンダシュは、個人練習を行っていたが、インフルエンザに罹ったフェルディ・カドゥオウルは、練習には、その姿はなかった。
 フェネルバフチェの選手は、明日に予定されている練習でも、ディナモ・キエフ戦に備えた準備を継続する。



フェネルバフチェ、キム・ミンジェの移籍でレンヌと合意(ファナティック紙 22. 7.15)

キム・ミンジェ(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、キム・ミンジェの移籍に関し、レンヌと合意に達した。レンヌは、この移籍に、1800万EUROの移籍金を支払うと言われている。

 昨季、中国の北京国安から300万EUROの移籍金でフェネルバフチェが獲得したキム・ミンジェが、そのプレーぶりで、ヨーロッパのクラブの追いかけるところとなった。フェネルバフチェに入団以後も、トルコにはさほど長くはいないで、ビッグなリーグへ行くものと看られていた韓国人選手キム・ミンジェの獲得には、長きに渡り、レンヌとナポリが動いていた。
 この両クラブと交渉を行った結果、レンヌが、フェネルバフチェを説き伏せた形となった。伝えられるところによると、レンヌは、フェネルバフチェに対し、この25歳のストッパーの移籍金として1800万EUROを支払うことになる。
 ナポリは、カリドゥ・クリバリが去った場合、キム・ミンジェで穴埋めをしようとしていたが、レンヌがフェネルバフチェと合意に達したため、ナポリは、方針を変更するものと思われる。



フェネルバフチェへ新加入のウィリアン・アロン、イスタンブル入り(フォトマッチ紙 22. 7.14)

ウィリアン・アロン  フェネルバフチェは、新シーズンに向けての補強活動を続けている。その一環で獲得の決まっているウィリアン・アロンがイスタンブル入りした。ウィリアン・アロンは、メディカルチェックを受けたあと、正式な調印に至ることになる。

 フェネルバフチェが、新シーズンを前に、中盤をウィリアン・アロンで強化した。フェネルバフチェが、既に合意に達していたと伝えられたブラジル人選手ウィリアン・アロンがイスタンブル入りした。30歳のウィリアン・アロンは、メディカルチェックを受けたあと、正式な調印に至るものと思われる。フェネルバフチェは、この移籍に当たり、フラメンゴに対し、移籍金として200万EUROを支払い、ウィリアン・アロンに、年俸として120万EUROを支払うことになるフェネルバフチェは、ウィリアン・アロンとは3年契約を結ぶ。

                 国外でのプレーは初めて

 今まで、1回、ブラジル代表招集経験のあるウィリアン・アロンは、キャリアとして、初の国外クラブでのプレーとなる。ウィリアン・アロンは、コリンチャンス、ポルトゥゲーザ、シャペコエンセ、アトレチコ・ゴイアニエンセ、ボタフォゴ、フラメンゴでのプレー経験を持つ。



ジョシュア・キング、フェネルバフチェ入り(イエニ・シャファク紙 22. 7.13)

ジョシュア・キング  フェネルバフチェが、ワトフォードとの契約が満了となっていた30歳の攻撃的選手ジョシュア・キングと基本的合意に達したことを発表した。

 新シーズン開幕を前に補強活動を続けるフェネルバフチェが、ノルウェー人選手ジョシュア・キングと合意に達したことを明らかにした。そして、ジョシュア・キングが、今夜遅くに、イスタンブル入りすることも、併せて発表した。
 フェネルバフチェの発表によると、「ジョシュア・キングが、今夜遅くにイスタンブル入りする」と述べ、「我がクラブが、ノルウェー人選手ジョシュア・キングと合意に達した。ジョシュア・キングは、メディカルチェックを受け、残りの交渉を行うため、今夜にはイスタンブルにいることになる」と続けている。



ティアゴ・チュクル、フェネルバフチェとの契約のためにイスタンブル入り(スター紙 22. 7.12)

ティアゴ・チュクル(CNNトルコ)  補強活動を続けるフェネルバフチェの新たな選手ティアゴ・チュクルが、契約を結ぶためにイスタンブルにやって来た。

 フェネルバフチェと基本的合意に達しているティアゴ・チュクルが、イスタンブル入りした。ティアゴ・チュクルは、イギリスの首都ロンドン発のトルコ航空定期便で、イスタンブル空港に降り立った。空港では、ティアゴ・チュクルを撮ろうとする人たちの求めに応じていた。フェネルバフチェは、ティアゴ・チュクルがメディカルチェックを受けたあと、契約に調印することになる。フェネルバフチェ側からも、パスを持つイングランドのワトフォードとも合意に達していると発表している。



代表選手ドーウカン・シニク、ハル・シティへ(スター紙 22. 7.11)

ドーウカン・シニク  イングランドのチャンピオンシップ所属のハル・シティが、トルコ代表選手ドーウカン・シニクの移籍で、アンタルヤ・スポルと合意に達したことを明らかにした。

 同クラブの発表では、23歳のドーウカン・シニクの移籍金で合意に達したことが明らかにされた。ドーウカン・シニクは、メディカルチェックを受けたあと、同クラブが、新シーズン前の準備をしている、スペインのマベッラ市でのキャンプに加わることになる。
 昨季は、アンタルヤ・スポルで、トルコ・リーグ31試合に出場して、3ゴール7アシストを記録しているドーウカン・シニクは、ここまで出場した代表5試合で2ゴールを決めている。
 トルコ人実業家アジュン・ウルジャルがオーナーを務めるハル・シティは、フェネルバフチェのオザン・トゥファンとイラン人選手アラーヤル・サヤードマネシュを、新シーズン開幕前に、既に獲得している。



エムレ・クルンチとアイタッチ・カラ、シワス・スポルへ(ファナティック紙 22. 7.10)

エムレ・クルンチ(アクシャム紙) アイタッチ・カラ  中盤強化のためにカリス・カリシス獲得で、全ての点で合意に達したシワス・スポルが、ガラタサライで去就が明確になっていない、元シワス・スポル所属だったエムレ・クルンチとアイタッチ・カラに目が向いている。この2人については、オカン・ブルク監督の決断により、オファーが出されることになる。

 シワス・スポルのルザ・チャルンバイ監督の目は、補強活動に向いている。シワス・スポルは、アトロミトス所属のカリス・カリシスとは、全ての点で合意に達している。このギリシア人選手カリス・カリシスは、早々に調印することになろう。そこで、注目の的となっているのは、ガラタサライでフリーになりそうな選手だ。ガラタサライとの契約がありながらも、選手構築という点で不明確なままのエムレ・クルンチとアイタッチ・カラが、ルザ・チャルンバイ監督のターゲットになっている。この2選手に関しては、オカン・ブルク監督の決断を待っているところだが、その一方で、シワス・スポルは、この2選手とは交渉を持っている。



フェネルバフチェ、ペッツェーラ獲得完了との報道(ファナティック紙 22. 7. 9)

ジュゼッペ・ペッツェーラ  左サイドバックの補強に動いているフェネルバフチェが、ジュゼッペ・ペッツェーラを獲得で合意に達したという報道がある。

 ブラジルからの報道では、フェネルバフチェが、サンパウロの左サイドバックのウエリントンを獲得したとあるのに対し、もう1つの情報が、イタリアから飛び込んで来た。フェネルバフチェが、ジュゼッペ・ペッツェーラの獲得に成功したというのだ。その報道によると、パルマが、400万EUROの移籍金にOKを出したというのだ。更に、24歳のジュゼッペ・ペッツェーラとは、4年契約を結ぶことになると続けている。ジュゼッペ・ペッツェーラは、昨季は、アタランタにレンタルに出されて、そこで、29試合に出場して1301分間プレーして、2アシストを記録している。なお、ジュゼッペ・ペッツェーラは内転筋を傷めたため、昨季の終盤を棒に振っている。



ガラタサライ、オーストリア入り(TRT 22. 7. 8)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  ガラタサライ選手団は、新シーズンの準備をするキャンプを張るために、オーストリア入りした。

 イスタンブルを、特別機で発ち、グラーツ空港入りしたガラタサライ選手団は、空港からは陸路、キャンプを張るバド・ヴァルタースドルフへ向かった。空港で迎えたサポーターは、オカン・ブルク監督や選手に歓呼の声を上げていた。その篤い歓迎ぶりに、監督や選手団は、ようやくバスに乗り込めるほどだった。

                 マルカオの姿はなかった

 移籍交渉中のブラジル人選手マルカオは、キャンプ・メンバーの中にはいなかった。スペインのセヴィリア、及び、ロシアのゼニトのオファーを受け、移籍交渉が進んでいるマルカオは、イスタンブルに留め置かれたのだ。また、新シーズンでは構想外となっているフランス人選手サーシャ・ボエと、クリスティアン・ルイダンマ、エムレ・タシュデミル、アタライ・ババジャンも、キャンプメンバーには含まれていない。一方、選手団到着以前にグラーツ入りしていたフェルナンド・ムスレラは、このキャンプでチームに合流する。



ガラタサライ、セルジオ・オリヴェイラを獲得(ファナティック紙 22. 7. 7)

セルジオ・オリヴェイラ  ガラタサライは、中盤の外国人選手獲得に動いてきたが、イタリアで深夜爆弾を炸裂させた。ポルトのセルジオ・オリヴェイラを獲得を決めたのだ。ガラタサライは、移籍金として300万EUROを支払うことになる。また、30歳のセルジオ・オリヴェイラとは4年契約を結ぶことになる。

 補強を、早急に片づけ。新シーズンに向けての準備に入ろうとしているガラタサライが、セルジオ・オリヴェイラ獲得で合意に至った。セルジオ・オリヴェイラ自身とは、特別給を含めて250万EUROの年俸で合意に至り、ポルトの説得に当たっていた。そして、昨季は、ローマにレンタルに出されていたセルジオ・オリヴェイラの移籍を実現した。イタリア紙の報道によると、2〜3日内に、セルジオ・オリヴェイラは、イスタンブル入りすると伝えている。



ジャクソン・ムレカ、ベシクタシュ入り(TRT 22. 7. 6)

ジャクソン・ムレカ  ベシクタシュのジャクソン・ムレカ獲得が成った。ベシクタシュは、22歳のコンゴ共和国籍のFWジャクソン・ムレカを、330万EUROの移籍金で、スタンダール・リエージュから獲得した。

 ベシクタシュの補強活動にエンジンがかかった。オランダ人ゴールゲッターであるヴォウト・ヴェフホースト獲得を発表したベシクタシュが、ジャクソン・ムレカ獲得も成し遂げたのだ。ベシクタシュは、この移籍について。ベルギーのスタンダール・リエージュに対し、330万EUROの移籍金を支払うことになる。ジャクソン・ムレカは、メディカルチェックを受けたあと、5年契約に調印する。
 2021‐22シーズンの後半、カスムパシャにレンタルされ、そこでのプレーに注目が集まった。ジャクソン・ムレカは、カスムパシャで、14試合に出場して12ゴール5アシストを記録している。



コンヤ・スポル、ムハメット・デミルを獲得(スター紙 22. 7. 5)

ムハメット・デミル(TRT)  コンヤ・スポルが、昨季は、ガジアンテップFKでプレーしたムハメット・デミルを獲得した。

 コンヤ・スポルが、FW陣を、ムハメット・デミルの獲得で強化した。コンヤ・スポルの発表では、ムハメット・デミルと2年契約を結んだ。エルズルム高地キャンプセンターで行われた調印式で、ムハメット・デミルの獲得が決まった。
 ムハメット・デミルは、ブルサ・スポルの下部組織で育ち、昨季は、トルコ・リーグのガジアンテップFKでプレーした。2021−22シーズン、ガジアンテップFKで、トルコ・リーグの29試合、トルコ杯で1試合出場して、6ゴールを記録している。



ガラタサライ、ジョアオ・ペドロと3年契約で合意(ファナティック紙 22. 7. 4)

ジョアオ・ペドロ  コンヤ・スポルからアブドゥルケリム・バルダクチュ、アルタイからはカズムジャン・カラタシュを獲得したガラタサライが、補強活動を続けている。ガラタサライが、俎上に乗せていたジョアオ・ペドロに関して、注目の展開があったのだ。ガラタサライが、ジョアオ・ペドロと、年俸200万EUROの3年契約で合意に達し、カリアリ側との折衝を続けているというのだ。

 伝えられるとことによると、補強活動を続けるガラタサライが、カリアリ所属の30歳のジョアオ・ペドロと合意に至ったというのだ。ジョアオ・ペドロとは、3年契約で合意に達した一方、カリアリとは、移籍金の交渉が続けられているというのだ。これとは別に、ジョアオ・ペドロは、ガラタサライと年俸200万EUROで合意に達している。ジョアオ・ペドロの移籍に関しては、近々、明確なことが判るだろう。
 なお、昨季、ジョアオ・ペドロは、カリアリでセリエAで37試合に出場し、13ゴール4アシストを記録している。



トラブゾン・スポル、新シーズンに向け、スロヴェニアで準備(スター紙 22. 7. 3)

アブドラハ・アヴジュ監督(ヒュリエット紙)  トラブゾン・スポルは、新シーズンを前にした第1次海外キャンプのため、明日、スロヴェニアに向かう。

 トラブゾンで、6月27日に集まり、メディカル・チェックを受けたあと、7月1日まで、僅かな人数で、新シーズンに向けての準備を行ってきていたトラブゾン・スポルが、スロヴェニアのクランジ市でキャンプを行う。特別機で、明日の午後、スロヴェニアの首都リュブリャナに向かうトラブゾン・スポル選手団は、クランジ市で、7月17日までキャンプを張る。

                  第2次キャンプはオーストリアで

 トラブゾン・スポル選手団は、14日間のスロヴェニア・キャンプ後、2日間の休暇を得る。その後、トラブゾン・スポルは、7月20日〜29日には、オーストリアで第2次キャンプに入る。トラブゾン・スポルは、海外キャンプのあと、シワス・スポルと戦うスーパーカップのために、7月29日にイスタンブルに戻って来る。



新シーズンで優勝を目指すベシクタシュが、ジェンク・トスンの復帰を実現(タクヴィム紙 22. 7. 2)

ジェンク・トスン(ファナティック紙)  ベシクタシュに、3度目の所属をすることになるジェンク・トスンは、年俸といして70万EUROを得ることになった。ベシクタシュとは、新たに「1+1」年契約を結ぶことになる。年俸とは別に、ジェンク・トスンは、出場給、及びゴール数&アシスト数に応じた特別給も得ることになっている。

 元ベシクタシュのジェンク・トスンが、古巣に戻ることで合意に達した。31歳になっているジェンク・トスンは、時間をかけた交渉の結果、ベシクタシュと合意に達したのだ。ベシクタシュ側は、ジェンク・トスンが、長期に渡り故障を抱えていたために、特別なる契約を用意した。「1+1」年契約で、年俸は70万EUROというものだ。それに加えて、単にゴールだけではなく、アシストに対してもボーナスを支給するという項目を入れたのだ。つまり、ジェンク・トスンは、そのプレー次第で、収入が増えるということだ。オプション項目に関しては、25試合の出場を果たせば、契約期間は、自動的に延長となる。2014-15シーズンに、ベシクタシュがガジアンテップ・スポルから獲得したジェンク・トスンは、2018年1月、2200万EUROの移籍金でエヴァートンに移籍した。2020-21シーズンの後半に、レンタルで、ベシクタシュにやって来たジェンク・トスンだったが、故障を発生させ、エヴァートンに戻った。昨季は、エヴァートンで2試合にのみ出場した。ジェンク・トスンは、ここまで、ベシクタシュでは145試合に出場し。67ゴール14アシストを記録している。



フェネルバフチェ、オーストリア・キャンプの顔触れ(フォトマッチ紙 22. 7. 1)

ホルヘ・ヘスス監督(ファナティック紙)  新シーズンに向けて準備を続けるフェネルバフチェが、オーストリア・キャンプ参加メンバーを発表した。フェネルバフチェへの新加入のエムレ・モルの名前が入っている。このメンバーに入っていない選手については、フェネルバフチェ側から説明が付いていた。

 トルコ・リーグの新シーズンを前に準備を続けているフェネルバフチェは、オーストリア・キャンプ参加メンバーに、新加入のエムレ・モルを入れた。一方で、このメンバーに入っていない選手についての説明もあった。それによると、「キャンプメンバーに入っていない選手は、治療目的でイスタンブルに留まる」となっている。
 フェネルバフチェのキャンプ参加メンバー28人は、次の通りだ。「アルタイ・バユンドゥル、エルトゥールル・チェティン、フルカン・オヌル・アクユズ、キム・ミンジェ、アッティラ・サライ、イーイト・エフェ・デミル、ブライト・オシャイ・サミュエル、ウーウル・カーン・ユルドゥズ、フィリップ・ノヴァク、フェルディ・カドゥオウル、チャータイ・クルカルプ、メルト・ハカン・ヤンダシュ、ミハ・ザイッチ、リンコン・エンリケ、イスマイル・ユクセキ、イサク・ヴラル、ブラク・カパジャク、ムハメド・ギュムシュカヤ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、ディミトリス・ペルカス、アルダ・ギュレル、ディエゴ・ロッシ、エムレ・モル、ブルマ、メルギム・ベリーシャ、ンブワナ・サマッタ、エネル・ヴァレンシア、セルダル・ドゥルスン」。

                  メンバーに入らなかった選手

 セルダル・アズィズ、スティーヴン・コーカー、マウリシオ・レモス、ルイス・グスタボ、ミゲル・クレスポ、マックス・メイヤー、アルダ・クルトゥラン、マルセル・ティッセラン。



アンタルヤ・スポル、オメル・トプラムと合意(TRT 22. 6.30)

オメル・トプラム(ファナティック紙)  アンタルヤ・スポルは、新シーズンに向けて強力な選手構成を作り上げる考えだ。経験豊かな選手を獲得しようと努めているアンタルヤ・スポルが、元トルコ代表選手オメル・トプラムと合意に至った。

 ヌリ・シャヒンを監督に据えて以後、加速度的な活躍を見せるようになったアンタルヤ・スポルは、新シーズンに向けて理想を追い求めている。このため、質の高い、経験豊かな選手を獲得しようと動いているアンタルヤ・スポルが、ヴェルダー・ブレーメンを去ったオメル・トプラムと合意に至った。オメル・トプラムは、アンタルヤ・スポルと2年契約に調印することになろう。32歳になっているオメル・トプラムは、ドイツでは、フライブルク、バイヤー・レヴァークーゼン、ボルシア・ドルトムント、ヴェルダー・ブレーメンでプレー経験を持つ。ここまでのキャリアで、384試合に出場して21ゴールを記録している。また、オメル・トプラムは、トルコ代表として27試合に出場して2ゴールを記録している。なお、ヌリ・シャヒンとオメル・トプラムは、ボルシア・ドルトムントではともにプレーした仲である。



エムレ・モル、フェネルバフチェへ(NTV 22. 6.29)

エムレ・モル(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、エムレ・モルの移籍に関し、基本的合意に達した。

 フェネルバフチェは、カラギュムリュクのエムレ・モルの移籍に関し、基本的合意に達したことを告知した。フェネルバフチェの行った発表では、「我がクラブは、エムレ・モルの移籍に関し、カラギュムリュク、及び、本人とも基本的合意に達した」とある。

                 エムレ・モルの軌跡

 かつてガラタサライのユニフォームも着たことのある24歳になっているエムレ・モルは、そのときは期待に応えることができなかった。その後のヨーロッパでのプレーでも期待に応えられないでいるところへ、カラギュムリュクが、プレーの機会を与えた。昨季、トルコ・リーグで26試合に出場したエムレ・モルは、5ゴール3アシストを記録した。トルコ杯でも、3試合に出場して1ゴール1アシストを記録して活躍した。エムレ・モルは、昨季は、カラギュムリュクで計29試合出場したことになる。



ベシクタシュ、シーズンイン、10人の若手も参加(CNNトルコ 22. 6.28)

ヴァレリアン・イスマエル監督(CNNトルコ)  ベシクタシュが、新シーズンに入った。ウムラニエ・ネヴザト・デミル・グランドで、初練習を行ったベシクタシュ選手団の中に、ゲドソン・フェルナンデスの姿があった。

 トルコ・リーグ2022-23シーズンを前に集まったベシクタシュの選手は、初練習を行った。ヴァレリアン・イスマエル監督指揮下、ウムラニエ・ネヴザト・デミル・グランドに集まったベシクタシュの選手たちは、練習前に集合写真を撮っていた。新加入のゲドソン・フェルナンデスは、チームに合流していたが、サイスは、代表に合流していたため、特別休暇中で、その姿を見ることはできなかった。代表に招集されていたため休暇中のロマン・サイス、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ、ラシド・ゲザル、エムレ・ビルギン、セルダル・サートチ、エミルハン・イルクハン、カルタル・カイラ・ユルマズは、オーストリア・キャンプでチームに合流する。これらの選手以外では、アレックス・テイシェイラも休暇中だと言われている、ヴァレリアン・イスマエル監督は、下部組織から、ギョクトゥー・バイテキン、バドラ・シセ、アイトゥー・バトゥル・キョメチ、エムレジャン・テルズィ、ベルカイ・ワルダル、エミルハン・デリバシュ、ネジャーティ・ビルギチ、オーウズハン・アクギュン、セミフ・クルチソイ、アザド・デミルといった10人の若い選手の姿が練習にはあった。



オカン・ブルク監督、4つのポジションで補強を求める(TRT 22. 6.27)

オカン・ブルク監督(スター紙)  ガラタサライの補強活動は継続中だ。オカン・ブルク監督が、フロントに対し、右サイドバック、中盤、サイド、FWの選手を求めている。

 アブドゥルケリム・バルダクチュを獲得したガラタサライは、補強活動を続けている。オカン・ブルク監督が、フロントに対し、右サイドバック、中盤、サイド、FWの選手を求めている。右サイドバックに関しては、メルト・ミュルドゥルの獲得のために、サッスオーロと交渉中だ。メルト・ミュルドゥルの獲得に問題が生じた場合に備え、カイセリ・スポルのオヌル・ブルトも俎上に上げている。両方向の中盤の選手を獲得することを、フロントに伝えた同監督は、このポジションでの組み立てを変える構想だ。アストン・ヴィラのモルガン・サンソンについて探りを入れているとともに、ジョアオ・マリオもリストアップしている。サッカー部門ディレクターのジェンク・エルギュンは、中盤については、まずは、この2人に絞っている。

                 オラ・ソルバッケン、ヴェダト・ムリキ、ウムト・ボゾク、ショムロドフ、、、

 サイド、及びFWの補強で、先んじて名前が上がるのが、オラ・ソルバッケンだ。昨季も、名前の挙がっていたノルウェー人選手オラ・ソルバッケンの契約は、本年末で満了を迎える。ガラタサライのフロントは、近々、オラ・ソルバッケン獲得に関し、ボド・グリムトと交渉の席に着く。そして、FWについては、完全に一新するものと思われている。ゴミス、ジャッネを放出するのは間違いないだろう。ジェンク・エルギュンのリストには、ヴェダト・ムリキ、ウムト・ボゾク、ショムロドフの名が入っている。



タイフル・ビンギョル、ベシクタシュのレーダー網にかかる(TRT 22. 6.26)

タイフル・ビンギョル(フォトマッチ紙)  補強活動を続けるベシクタシュが優先しているのは、攻撃ラインだ。スポーツディレクターのジェイフン・カザンジュは、現在、ジェンク・トスンとの交渉を続けているところだ。

 7月5日に始まる海外キャンプまでには、この交渉を終わらせるものと考えられている。また、アランヤ・スポルのタイフル・ビンギョルも、ベシクタシュの俎上に上がっている。ベシクタシュは、この29歳の選手タイフル・ビンギョル獲得に向け、動き始めている。「私の夢は、ベシクタシュでプレーする」と言ったことのあるタイフル・ビンギョルは、中盤も、攻撃ラインでもプレーのできる選手だ。トルコ人選手のローテーションを考えた場合、ヴァレリアン・イスマエル監督は、このタイフル・ビンギョルを積極的に見ている。
 アランヤ・スポルは、タイフル・ビンギョルの移籍については、200万EUROの移籍金を要求している。この数字を下げることに努めているベシクタシュのフロントは、最終的には、タイフル・ビンギョルを獲得することを狙っている。タイフル・ビンギョルは、昨季、アランヤ・スポルで、30試合のトルコ・リーグの試合出場経験を持ち、3ゴール10アシストを記録している。



ベシクタシュ、ヴォウト・ヴェフホーストと合意(ファナティック紙 22. 6.25)

ヴォウト・ヴェフホースト  ベシクタシュが、長きに渡り、獲得を願っていたヴォウト・ヴェフホーストの移籍について、望み通りの結果に達した。両者の間には、契約に関し、細かな詰めが残っているということだ。

 ベシクタシュが、長きに渡り、獲得を考えてきていたヴォウト・ヴェフホーストとの合意が成立した。ヴォウト・ヴェフホーストが、ベシクタシュでプレーしたい旨を伝えたのだ。契約に関する、細かな詰めが、あと話し合われるとされている。
 伝えられるところによると、オランダ人FWヴォウト・ヴェフホーストは、1年間、バーンリーからのレンタルという形で、ベシクタシュでプレーする。そのレンタル料に関しては、バーンリー側には支払われないということだ。ヴォウト・ヴェフホーストは、ベシクタシュからは、年俸として270万EUROを受け取ることになる。



バシャクシェヒル・スポル、新シーズンに向けての最初の練習(ファナティック紙 22. 6.24)

エムレ・ベレズオウル監督(タクヴィム紙)  バシャクシェヒル・スポルが、新シーズンを前に初めての練習を行った。この最初の練習には、休暇を得ているルカス・ビグリアは不参加だったが、パトリック・シズとアルペル・カラマンは、練習に姿を見せていた。

 バシャクシェヒル・スポルが、2022‐23新シーズンに向けての最初の練習で、準備を開始した。同クラブのグランドで行われた最初の練習を前に、コーチ陣と選手の集合写真が、報道陣により撮影された。
 エムレ・ベレズオウル監督指揮下で行われた最初の練習には、新加入メンバーの内、休暇を得ているルカス・ビグリアは不参加だったが、パトリック・シズとアルペル・カラマンは、練習に姿を見せていた。ウォーミングアップで始まった練習後、サーキットトレーニング、5対2でのボール回し練習と続いた。バシャクシェヒル・スポルは、新シーズンを前にした練習を、明日も継続して行う。



オカン・ブルク、調印(TRT 22. 6.23)

オカン・ブルク監督(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  ガラタサライが、オカン・ブルクと2年契約を結んだことを発表した。

 オカン・ブルクは、サッカー選手としてのキャリアを、ガラタサライの下部組織で始め、9年間、そのガラタサライでプレーをして、1999-2000シーズンには、UEFAカップとUEFAスーパーカップを手にしたメンバーの最も重要な一員であった。また、これとは別に、ガラタサライでは、7回のトルコ・リーグ制覇、5回のトルコ杯の獲得、そして、トルコ・サッカー協会主催のスーパーカップを1回手にしている。オカン・ブルクは、その後、イタリアのインテル、ベシクタシュ、かつてのイスタンブル市役所スポルでもプレー経験を持つ。
 選手としてのキャリアを閉じて以後、指導者の道を歩んだオカン・ブルクは、エラズー・スポル、ガジアンテップ・スポル、シワス・スポル、ギョズテペ、アクヒサル市役所スポル、チャイクル・リぜ、バシャクシェヒル・スポルを率いた。そして、2019-20シーズンには、バシャクシェヒル・スポル監督としてトルコ・リーグを制し、また、2017-18シーズンには、アクヒサル市役所スポル監督として、トルコ杯を手にしている。



フェネルバフチェへの移籍、完了! アブドゥルケリム・バルダクチュの移籍で合意(スター紙 22. 6.22)

アブドゥルケリム・バルダクチュ(タクヴィム紙)  フェネルバフチェは、アブドゥルケリム・バルダクチュの移籍に関し、コンヤ・スポルと合意に達した。フェネルバフチェは、アブドゥルケリム・バルダクチュの移籍に、330万EUROの移籍金を支払うことになると伝えられている。

 フェネルバフチェが、新シーズンを前に、新たな補強を完成させた。ここまで、リンコン・エンリケとアルミンド・ブルマを獲得したフェネルバフチェが、アブドゥルケリム・バルダクチュを獲得したのだ。昨季、そのプレーぶりが衆目を集めたアブドゥルケリム・バルダクチュを移籍に関し、コンヤ・スポルと合意に至ったのだ。フェネルバフチェのアリ・コッチ理事長とコンヤ・スポルのファーティフ・オズギョクチェン理事長が、クラブ連合財団の会議後、この移籍に関し合意に至ったのだ。フェネルバフチェは、27歳になっているアブドゥルケリム・バルダクチュの移籍金として330万EUROを支払うことになる。
 昨季、コンヤ・スポルで34試合に出場したアブドゥルケリム・バルダクチュは、5ゴール3アシストを記録している。なお、アブドゥルケリム・バルダクチュに関しては、ベシクタシュやガラタサライも獲得に動いていた。



トラブゾン・スポル所属だった選手に、各クラブが攻勢(ミリエット紙 22. 6.21)

フラヴィオ(ファナティック紙) エルジェ・カルデシュレル(ファナティック紙) アブドゥルカディル・パルマク(アクシャム紙)ト  昨季、トルコ・リーグで優勝を飾り、チャンピオンズリーグでの本戦進出を果たしたいトラブゾン・スポルは、メンバー強化を続けている。一方で、アブドラハ・アヴジュ監督が戦力外と考えている選手たちに、オファーが続いている。

 昨季、トルコ・リーグを制覇したトラブゾン・スポルは、チャンピオンズリーグで理想的なメンバー構成で臨もうとしている。と同時に、連続制覇を目論み、広汎、且つ替えがたいメンバー構成を企図するトラブゾン・スポルは、アブドラハ・アヴジュ監督が戦力外とする選手は、クラブを去ることを求めている。

                 ギレスン・スポルが、再び、獲得を願う

 こういったなか、トラブゾン・スポルでは、新シーズンでは居場所が減る可能性大なる選手たちに、アナトリアの各クラブが、トラブゾン・スポルの門を叩いて来ている。ギレスン・スポルは、昨季、レンタルで獲得したフラヴィオとフセニ・ディアバテを、再度、獲得したがっている。トルコ・リーグの新参者イスタンブル・スポルは、エルジェ・カルデシュレルからの回答を待っている。同じく新参者のウムラニエ・スポルとアンカラ・グジュは、アブドゥルカディル・パルマクを、また、カスムパシャは、元所属のフォーデ・コイタとの交渉を持ったことが知られており、若きバトゥハン・キョル、エニス・デスタンは、アルトゥノルドゥが狙っているという情報が入ってきている。



トラブゾン・スポル、アンタルヤ・スポルで素晴らしいシーズンを終えたアメリカ人選手ハジ・ライト獲得を考える(タクヴィム紙 22. 6.20)

ハジ・ライト  トラブゾン・スポルが補強リストに入れているアメリカ人スター選手ハジ・ライトに関し、スナユスケ・フッボルトのスポーツディレクターのエスベン・ハンセンから朗報が伝えられた。

 トラブゾン・スポルで、フォード・コイタがチームを去る可能性が出てくるとともに俎上に上がってきたハジ・ライトに関し、アンタルヤ・スポルは気になり続けている。しかし、この移籍に関しては、一旦は引いていたトラブゾン・スポルが、再び、動き出しているのだ。24歳のFWハジ・ライトは、昨季、レンタルで加入したアンタルヤ・スポルで、34試合に出場し15ゴール2アシストを記録している。ハジ・ライトのパスを持つスナユスケ・フッボルトのスポーツディレクターのエスベン・ハンセンが、デンマークの報道機関に行った談話で、ハジ・ライトの売却が迫っており、その売却先はアンタルヤ・スポルではなく、トルコのビッグクラブだと言っている。同氏の言ったクラブは、トラブゾン・スポルのことだと考えられている。トラブゾン・スポルのFW探しという点では、ウムト・ボゾク獲得交渉が続けられている。トラブゾン・スポルは、来週には、この移籍に関し、明確にすることになると思われている。トラブゾン・スポルのアブドラハ・アヴジュ監督は、ハジ・ライトとウムト・ボゾクという2人に対し、熱い視線を向けている。承知のごとく、ウムト・ボゾクは、昨季のトルコ・リーグの得点王だ。



ベシクタシュ、アッティバ・ハッチンソンについて決断(スター紙 22. 6.19)

アッティバ・ハッチンソン(ファナティック紙)  トルコ・サッカー協会による外国人選手規定の変更を受けて、ベシクタシュが、アッティバ・ハッチンソンと、新たな契約を結ぶ決定をした。

 ベシクタシュに、ここ9シーズン所属してきたアッティバ・ハッチンソンが、そのサッカー人生の最後を、ベシクタシュのユニフォームを着て過ごすことになる。トルコ・サッカー協会による外国人選手規定の変更を受けて、ベシクタシュが、カナダ人選手アッティバ・ハッチンソンと、もう1年契約を結ぶことになった。39歳になっているアッティバ・ハッチンソンは、カタールでのW杯にカナダ代表として参戦するため、もう1年、プレーを続けることを望んでいる。ここまでの9シーズンで、ベシクタシュのユニフォームを着て326試合に出場してきたアッティバ・ハッチンソンは、26ゴール37アシストを記録している。そして、ベシクタシュとともに、3回のトルコ・リーグ制覇、トルコ杯及びスーパーカップを各々1回ずつ獲得している。



ライバル同士が、エムレ・モル争奪戦! カラギュムリュクと交渉に入る(スター紙 22. 6.18)

エムレ・モル(ファナティック紙)  エムレ・モルが、フェネルバフチェに次いで、トラブゾン・スポルの俎上にも上がった。補強に向け、東奔西走するトラブゾン・スポルは、エムレ・モル獲得に向けて、カラギュムリュクのスレイマン・フルマ理事長と会談を持つことになっている。

 カラギュムリュクで見せたプレーぶりに、補強の目玉化して、フェネルバフチェが関心を持ち続けているエムレ・モルに、煌めく展開があった。トラブゾン・スポルが、エムレ・モル獲得に名乗りを上げたのだ。この間、フェネルバフチェの俎上に上がっていることが明らかになっている24歳のエムレ・モルには、海外から、特にイタリアからオファーが来ているため、国内外の報道に、そのことが反映されている。サッカー人生で、再び輝きを取り戻してきたエムレ・モルに驚きの移籍話が登場した。
 伝えられるところによると、昨季にも俎上に乗せていたトラブゾン・スポルが、再び、獲得に動き出したというのだ。補強活動に東奔西走するトラブゾン・スポルは、エムレ・モルの移籍に関し、カラギュムリュクのスレイマン・フルマ理事長と会談を持つことになっている。



トラブゾン・スポル、ステファノ・デンスヴィルとの契約を公表(スター紙 22. 6.17)

デンスヴィル  トラブゾン・スポルが、ステファノ・デンスヴィルと、新たに「3+1」年契約で合意に至ったことを明らかにした。トラブゾン・スポルは、これで、4年間を通じて、ステファノ・デンスヴィルに計820万EUROを支払うことになる。

 トラブゾン・スポルが明らかにしたところによると、同クラブは、ステファノ・デンスヴィルと、1年間のオプション込みで計4年契約を結ぶことで合意に至った。その合意によると、ステファノ・デンスヴィルに対して、2022-23シーズンには125万EURO+90万EUROの契約料、2023-24シーズンと2024-25シーズンには、各年125万EURO+95万EUROの契約料、オプションの年となる2025‐26シーズンには、125万EURO+45万EUROの契約料を支払うことになる。



ブルマが、フェネルバフチェのためにイスタンブルにやって来た(TRT 22. 6.16)

ブルマ(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、オランダのPSVアイントホーフェンからレンタルで獲得したと発表したポルトガル人のサイドの選手ブルマが、イスタンブル入りした。

 夜行便で、ポルトガルのリスボンからイスタンブル空港にやって来た27歳になっているブルマを、フェネルバフチェの関係者が出迎えた。ブルマは、本日(6/16)、メディカルチェックを受けるものと思われる。
 2013年、ガラタサライに、1000万EUROの移籍金でやって来たブルマは、3シーズン、ガラタサライでプレーをした。ブルマは、スペインのレアル・ソシエダードにレンタルで出されたあと、2017年に、ガラタサライからドイツのライプチヒへ、特別支度金を除いて1250万EUROで移籍していった。
 PSVアイントホーフェンには、2019年に1500万EUROの移籍金で移籍したブルマは、2020-21シーズンには、オリンピアコスにレンタルで出された。昨季は、PSVアイントホーフェンで、公式戦46試合の内15試合で先発メンバーに入り、10ゴールを記録している。



トルコ 2:0 リトアニア(ヒュリエット紙 22. 6.15)

ジェンギズ・ウンデル(左)(ヒュリエット紙) ハカン・チャルハノール(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、UEFAネーションズリーグのCリーグ第1組第4戦で、ホームに迎えたリトアニア代表を2:0でくだし、これで4連勝となった。

 UEFAネーションズリーグのCリーグ第1組で戦うトルコ代表は、イズミル・ギュルセル・アクセル・スタジアムで対戦したリトアニア代表を2:0でくだした。このリーグ戦でゴールを浴びずに、全勝で制覇することを目指すトルコ代表だが、最初の4試合では、この目標を達成している。前半38分のカーン・アイハンと後半9分のハカン・チャルハノールのPKで決めたゴールで2:0でリトアニア代表くだしたトルコ代表は、最初の4試合を勝ち、勝ち点を12として、首位に着いている。なお、この試合の後半36分、ジェンギズ・ウンデルが、PKを失敗している。また、この試合で、トルコ代表は、計37ものシュートを放ったが、これは、UEFAネーションズリーグで1試合に放たれた最多シュート数となる。

                 試合経過

 前半7分、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前でボールを得たジェンギズ・ウンデルが放ったシュートは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同18分、ハリル・デルヴィショウルからのパスを、ペナルティーエリアの外ゴール右斜め前で得たジェンギズ・ウンデルが放った強いシュートは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同38分、ジェンギズ・ウンデルが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からセンタリングを入れると、ファーサイドにいたカーン・アイハンがヘッドで合わせた。GKバルトクスは、それをパンチングで防いだが、フラッパート主審は、ボールがゴールラインを越えていたとしてゴールを認定した。1:0。
 後半7分、ペナルティーエリア内へとボールを持ち込んだジェンギズ・ウンデルが、アルマナヴィキウスのチェックを受けピッチに倒れた。ヴィデオ判定システムに確認に向かったフラッパート主審は、PKを指示した。
 同9分、このPKを、ハカン・チャルハノールが蹴るとゴールが決まった。2:0。
 同25分、セルダル・ドゥルスンからのパスを受けたジェンギズ・ウンデルがシュートを放つも、ボールは、GKが押さえてしまった。
 同35分、スピードに乗りペナルティーエリア内へとボールを持ち込んだジェンギズ・ウンデルが、ミラシウスのチェックを受けピッチに倒れると、フラッパート主審は、再度、PKを指示した。
 同37分、このPKをジェンギズ・ウンデル自身が蹴ると、GKバルトクスの左を襲ったが、バルトクスは倒れ込みながら、これを跳ね返した。ボールはピッチに跳ね返ったところ、バルトクスが、今度は足を使いクリアしてしまった。

【トルコ代表】アルタイ・バユンドゥル=ゼキ・チェリク、カーン・アイハン、チャーラール・ソユンジュ、フェルディ・カドゥオウル(後半39分:メルト・ミュルドゥル)=ジェンギズ・ウンデル(後半39分:ティアゴ・チュクル)、サリフ・オズジャン、ハカン・チャルハノール(後半39分:オザン・カバク)、ケレム・アクテュルコウル(後半16分・ドーウカン・シニク)=ハリル・デルヴィショウル(後半16分:ユヌス・アクギュン)=セルダル・ドゥルスン



フェネルバフチェの新加入者リンコン・エンリケ、イスタンブル入り(ファナティック紙 22. 6.14)

リンコン・エンリケ(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、移籍交渉を開始したリンコン・エンリケが、イスタンブル入りした。短時間で、メディカルチェックを受けたあと、23歳になっているリンコン・エンリケは、フェネルバフチェ入団の調印をすることになる。

 ホルヘ・ヘスス監督の求めに沿い、交渉に入っていたポルトガルのサンタ・クララと、リンコン・エンリケの移籍について合意に達したフェネルバフチェが、そのリンコン・エンリケをイスタンブル入りさせた。ポルトガルのリスボン発の航空機で、午後6時20分にイスタンブル空港に到着したリンコン・エンリケを、フェネルバフチェの管理部門担当のエミル・ヨラッチが迎えた。妻とともにイスタンブル入りしたリンコン・エンリケは、迎えの車で空港を後にした。フェネルバフチェ側と、最終交渉を短時間で済ませ、メディカルチェックを受け、正式な調印に至るものと思われる。ブラジル人選手リンコン・エンリケは、昨季、44試合に出場し、7ゴール10アシストを記録している。



キム・ミンジェがフェネルバフチェを去る日が近づいている(TRT 22. 6.13)

キム・ミンジェ(CNNトルコ)  大活躍のディフェンダーのキム・ミンジェが、フェネルバフチェに残留の可能性は、日を追うごとに難しくなってきている。ヨーロッパのビッグクラブが、俎上に乗せることが、相次いでいるからだ。

 キム・ミンジェが、フェネルバフチェを去る可能性が熱を帯びてきている。ホルヘ・ヘスス監督は残留を求めている韓国人選手キム・ミンジェが、ヨーロッパの移籍市場で、獲得を考えるクラブが、日増しに増えてきているのだ。トッテナム、エヴァートン、インテル、レンヌ、ニューキャッスル、モナコといったクラブが、キム・ミンジェをリストアップしていることが明らかになっている。ここに来て、カリドゥ・クリバリを4000万EUROで売却する用意に入っているナポリが、キム・ミンジェ獲得を考えていると伝えられている。優勝のできる選手構成を組むことを目指して、キム・ミンジェの残留を望んでいるアリ・コッチ理事長は、25歳のキム・ミンジェと、再度、会談を持つと言われている。その結果によって、キム・ミンジェが、新シーズンには、そのキャリアをヨーロッパで続けるかどうかの決断をすることとなるだろう。目下、フェネルバフチェは、キム・ミンジェの市場価値は2300万EUROだと看ている。フェネルバフチェのフロントや首脳陣は、キム・ミンジェが去ることを考えようとはしていないが、去った場合、手に入る移籍金で、無理からにストッパーの補強を強いられることになる。


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