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黒海ダービーはチャイクル・リゼにものに(TRT 23. 8.27)

ライヤン・バニヤ、ディミトリス・クルペリス、アルティン・ゼキリ(左から)(チャイクル・リぜ公式HP公式) ベンフル・ケセル(チャイクル・リぜ公式HP公式)  トルコ・リーグ第3節で、チャイクル・リゼが、アウェー戦で戦ったトラブゾン・スポル戦を、2:3で制し、今季の初勝利をあげた。トラブゾン・スポルは、これで2連敗となった。

 トラブゾン・スポルが、トルコ・リーグ第3節で、チャイクル・リゼをホームに迎えた。試合は、チャイクル・リゼが2:3で制した。チャイクル・リゼに勝利をもたらしたゴールは、前半20分にアッティラ・モッチが、同43分と後半21分にベンフル・ケセルが決めた。一方のトラブゾン・スポルのゴールは、後半 13分にバカセタスがPKを、同38分にエニス・デスタンが決めた。トルコ・リーグで前節、ガラタサライに敗れたトラブゾン・スポルは、ここまでの3試合で2敗目を喫してしまい、勝ち点は3に留まっている。今季の初勝利を飾ったチャイクル・リゼは、同4となった。

                   試合経過

 前半20分、アウェーのチャイクル・リゼが、この試合の初シュートが、先制点を生み出した。右サイドからエミルハン・トプチュがペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、いいジャンプを見せたアッティラ・モッチがヘッドで合わせ、ピッチに跳ね返ったボールがゴールインしたのだった。0:1。
 同32分、エニス・バルディが、左サイドからペンディク・スポルへとセンタリングを入れると、PKポイントにいたウムト・ボゾクが、それに合わせてシュートを試みた。そのボールが、ディフェンダーから跳ね、それを捉えたバカセタスが、ヘディングシュートを放った。だが、ボールは、サイドバーを僅かに逸れて外に出て行ってしまった。
 同35分、サウエルベックが、右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、ゼキリが走り込んで来てシュートを放った。ボールは、サイドバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同41分、相手のファウルを受け得たフリーキックを、エニス・バルディが小さく蹴ると、バカセタスが25mの距離から、ダイレクトでシュートを放った。だが、GKギョクハン・アッカンが、倒れ込みながらもパンチングで、これを防いだ。
 同43分、チャイクル・リゼが2点目を決めた。サウエルベックが、右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、このコースに入ったゼキリが、ヘッドで、ベンフル・ケセルに向け落とした。そのベンフル・ケセルが、ボールに触れると、2点目が生まれたのだった。0:2。そして、前半は、チャイクル・リゼが0:2とリードしたまま終わった。
 後半8分、バカセタスのスルーパスに反応したタクシアルヒス・ファウンタスが、ボールをペナルティエリア・ライン上で得た。そして、身体を反転させてシュートを放ったが、ギョクハン・アッカンが、身体を伸ばして、コーナーキックに替えた。
 同13分、サウエルベックが、ペナルティエリア内で手を使ったことを咎められた与えられたPKを、バカセタスが強いキックで蹴ると、ボールはチャイクル・リゼのゴールネットに突き刺さった。1:2。
 同19分、サウエルベックのスルーパスに反応してボールを得たイブラヒム・オラウォインが、ゴール右斜め前からペナルティエリアに入り、グラウンダーのシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルが、倒れ込みながら両足でクリアした。
 同21分、ピンチが、右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、フリーになっていたベンフル・ケセルが、それをコントロールしてからシュートを放つと、これが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らした。1:3。
 同32分、ミトハト・パラが、約30mの距離をドリブルで駆け上がり、グランダーのパスを出すと、それを受けたゼキリが、ペナルティエリア内へと持ち込んだ。そして、強烈なシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルが身体を伸ばし、パンチングで防ぐのに成功した。
 同38分、エニス・バルディが、左サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、いいジャンプを見せたエニス・バルディがヘディングシュートを放ち、これがチャイクル・リゼのゴールネットを揺らした。2:3。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン(後半1分メフメット・ジャン・アイドゥン)、ライヤン・バニヤ、フィリップ・ベンコヴィッチ、エレン・エルマル=ディミトリス・クルペリス(後半38分:ギョクタン・ギュルピュズ)=エディン・ヴィスチャ(後半25分:アブドゥルカディル・オミュル)、エニス・バルディ、アナスタシオス・バカセタス、トニオ・テクリッチ(後半1分:タクシアルヒス・ファウンタス)=ウムト・ボゾク(後半25分:エニス・デスタン)
【チャイクル・リゼ】ギョクハン・アッカン=ムハッメト・タハ・シャヒン、エミルハン・トプチュ、アッティラ・モッチ、ハリル・イブラヒム・ペフリヴァン=ミトハト・パラ、イブラヒム・オラウォイン=ベンフル・ケセル、スルジャン・グラホヴァッチ、アルティン・ゼキリ(後半44分:セイフェッティン・アヌル・ヤシャル)=グスタヴォ・アフォンソ・サウエルベック(後半15分:ピンチ)



コンヤ・スポル、店開き(TRT 23. 8.26)

ギレルメ(コンヤ・スポル公式Twitter) ルーカ・プリブ(左)アレクサンドル・マキシム(右)(ガジアンテップFK公式Twitter)  トルコ・リーグ第3節開幕試合で、コンヤ・スポルが、ガジアンテップFKを2:0でくだし、今季の初勝利を飾った。一方のガジアンテップFKは、これで3連敗となった。

 コンヤ・スポルが、トルコ・リーグ第3節開幕試合で、ガジアンテップFKをホームに迎えた。コンヤ・スポルは、後半23分のギレルメ、同ロスタイムのロベルト・ムリッチのゴールで、2:0の勝利を得たのだった。今季の初勝利をあげたコンヤ・スポルは、勝ち点を5に伸ばした。3連敗となったガジアンテップFKは、まだ勝ち点を得ていない。次節では、コンヤ・スポルは、バシャクシェヒル・スポルとのアウェー戦を、ガジアンテップFKは、ガラタサライをホームに迎える。

                   試合経過

 前半5分、プリブが左コーナーキックを蹴ると、フランシスコ・カルヴォから跳ね、流れたボールに、ファーサイドにいたソネル・ディクメンが触れると、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同7分、ギレルメのセンタリングに合わせて、ソネル・ディクメンがヘディングシュートを放ったが、GKバトゥハン・アフメット・シェンが、辛うじてコーナーキックに替えた。
 同11分、アレクサンドル・マキシムが右コーナーキックを蹴ると、ブラヤン・リアスコスがヘッドで合わせたが、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同29分、フェイントをかけながらペナルティエリアへとボールを持ち込んだアレクサンドル・マキシムが、グラウンダーのシュートを放つと、ボールはゴール隅に向かったが、GKベナルドーニが、外に出した。
 後半13分、ホームのコンヤ・スポルが先制した。チカレシが、ペナルティエリア内から浮かしたボールに対し、ギレルメがヘッドでゴールを決めたのだった。
 同30分、マックス・グラデルが、右サイドからセンタリングを入れると、GKベナルドーニがクリアできなかったボールに対し、ジャンプを見せたブラヤン・リアスコスがシュートを放った。だが、ボールは、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同44分、ロベルト・ムリッチのスルーパスに反応して抜け出し、GKバトゥハン・アフメット・シェンと1対1となったミチャラクがシュートを放ったが、コーナーキックに替わった。
 同ロスタイム4分、コンヤ・スポルが、点差を2と拡げた。左サイドからスピードに乗ったミチャラクがセンタリングを入れると、それに合わせたロベルト・ムリッチのシュートが、ガジアンテップFKのゴールネットに収まったのだった。

【コンヤ・スポル】パウル・ベルナルドーニ=アフメット・オウズ、ウーウルジャン・ヤズール、フランシスコ・カルヴォ、ギレルメ・シチャ=ブルーノ・パス(後半35分:オーウルジャン・ウルギュン)、ソネル・ディクメン=ルーカ・プリブ(後半15分:ロベルト・ムリッチ)、アレクサンドゥル・チカルダウ(後半15分:ユヌス・マル)、マルロス・モレノ(後半15分:コンラド・ミチャラク)=ソコル・チカレシ(後半ロスタイム5分:メフメット・アリ・ブユックサヤル)
【ガジアンテップFK】バトゥハン・シェン=サレム・ンバカタ(後半45分:オミュルジャン・アルタン)、エルトゥールル・エルソイ、パピ・ジラボジ、ナウフェル・カセフ=フルカン・ソヤルプ(後半45分:ミルザ・ジハン)、マルコ・ジェヴトヴィッチ、ジャニオ・ビケル(後半29分:ラザル・マルコヴィッチ)=アレクサンドル・マキシム、ブラヤン・リアスコス、ムスタファ・エスキヘラッチ(後半17分:マックス・グラデル)



フェネルバフチェ 5:1 トゥウェンテ(フェネルバフチェ公式HP 23. 8.25)

イルファン・ジャン・カフヴェジ(フェネルバフチェ公式HP) ミシー・バチュハイ(左から2人目)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、UEFA欧州カンフェランスリーグのプレーオフ第1戦で、トゥウェンテを5:1でくだし、第2戦を前に、重大なアドヴァンテージを得た。フェネルバフチェのゴールは、前半32分にヤイデン・オーステルヴォルデ、後半15分にセバスティアン・シマノフスキ、同17分と29分にイルファン・ジャン・カフヴェジ、同ロスタイム3分でPKをドゥサン・タディッチが決めた。オランダのトゥウェンテの唯一のゴールは、前半20分にウガルデが決めた。なお、トゥウェンテは、前半43分にレゲールがレッドカードをもらった。この試合の第2戦は、8月31日(木)にオランダで行われる。

                   試合経過

 前半16分、左サイドでボールを持ったフェルディ・カドゥオウルが、相手選手2人をすり抜け、ペナルティエリア手前まで持ち込み。強いシュートを放った。だが、GKウナースタールが、ボールを、しっかりと胸に収めた。
 同20分、ペナルティエリア内ゴール右斜め前でボールを得たキェレが、PKポイントに向けボールを送った。その場所の絶好の位置にいたウガルデが、それに合わせてシュートを放つと、ボールは、ゴールポストを直撃した跳ね返った。そのボールを捉えたウガルデが、再度、シュートを放つと、がら空きとなっていたゴールマウスに、ボールは収まってしまった。0:1。
 同23分、ペナルティエリア手前ゴール右斜め前でボールを得たウガルデが、強烈なシュートを放った。そのボールが、イルファン・ジャン・エーリバヤトから跳ね返ると、そのボールをウラップが捉えた。そのウラップが、ゴールエライ手前からシュートを放ったが、ゴールコースを消したイルファン・ジャン・エーリバヤトが、ゴールを許さなかった。
 同33分、ショートコーナーでボールの交換を行ったあと、ボールを得たセバスティアン・シマノフスキが、右サイドからペナルティエリア・ラインに向けセンタリングを入れた。そのボールに合わせて動き出していたヤイデン・オーステルヴォルデが、遠目からのヘディングシュートを見せると、ボールは、GKの左を抜け、トゥウェンテのゴールネットに収まった。1:1。
 同43分、トゥウェンテが10人になった。レゲールが、同41分に、メルト・ミュルドゥルに執った行為を咎め、アンドリュー・マドリー主審はイエローカードを出していたが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行った。その結果、ダイレクトでレッドカードが出されたのだった。
 後半15分、イルファン・ジャン・カフヴェジとワンツーを行い、右サイドでゴールライン際まで持ち込んだブライト・オシャイ・サミュエルは、ゴールエリア前に向かい動き出していたセバスティアン・シマノフスキに向け、ボールを送った。そのセバスティアン・シマノフスキが。ダイレクトで放ったシュートは、GKの左を抜け、トゥウエンテのゴールネットを揺らした。2:1。
 同17分、点差が2と開いた。タディッチからのパスを、左サイドで受けたフェルディ・カドゥオウルが、ゴールライン際まで持ち込み、PKポイントに向け、グランダーのセンタリングを入れた。それに合わせて、そのポイントへと動き出していたイルファン・ジャン・カフヴェジが、落ち着いてシュートを放つと、これがゴールインした。3:1。
 同29分、タディッチが、急いでスローインを入れると、相手ディフェンスの裏を取ったエディン・ジェコが、ペナルティエリアへと持ち込み、イルファン・ジャン・カフヴェジにボールを出した。そのイルファン・ジャン・カフヴェジが、PKポイント上からシュートを放つと、GKの右を抜け、相手ゴールネットを揺らした。4:1。
 同ロスタイム2分、ペナルティエリア内でボールを得たブライト・オシャイ・サミュエルが、マッツ・ロッツにより倒されたのを咎めたアンドリュー・マドリー主審がPKを与えた。同ロスタイム3分。このPKをタディッチが蹴ると、フェネルバフチェの5点目が生まれた。5:1。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=メルト・ミュルドゥル(後半1分:ブライト・オシャイ・サミュエル)、アレクサンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ(後半37分:バルトゥー・エルマズ)、フレッド=ライアン・ケント(後半1分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、セバスティアン・シマノフスキ(後半39分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ドゥサン・タディッチ=ミシー・バチュハイ(後半25分:エディン・ジェコ)



ガラタサライ、チャンピオンズリーグを焦がれる! モルデを、後半ロスタイム3分に撃破、2:3(ソズジュ紙 23. 8.24)

セルジオ・オリヴェイラ(中)(スター紙) フレドリク・ミッチェ(ミリエット紙)  ガラタサライが、チャンピオンズリーグの本戦参戦への最後の関門モルデを、アウェー戦で2:3でくだし、イスタンブルでの第2戦を前にアドヴァンテージを得た。

 チャンピオンズリーグのプレーオフで、ガラタサライは、モルデとのアウェー戦を戦った。モルデ・アケル・スタジアムで行われたこの試合、ガラタサライは、2:3で勝ち、本戦進出へのアドヴァンテージを得た。第2戦は、8月29日(火)に、イスタンブルで行われる。
 試合早々に優位に立ったモルデは、前半8分にエリクセンのゴールで先制した。同25分、セルジオ・オリヴェイラのフリーキックがゴールとなり、同点となっ。同29分、ユヌス・アクギュンのきれいなパスを受け、マウロ・イカルディが、ペナルティエリア内から放ったとっても見事なシュートがゴールとなった。1:2。後半も、早々に優位に立ち危険な場面を作ったモルデが、同11分、ハウゲンのゴールで、スコアを2:2とした。試合途中に投入されたノルウェー人選手フレドリク・ミッチェが、故国で、マウロ・イカルディのパスを受け、がら空きとなっていたゴールマウスに蹴り込み、同ロスタイム3分にスコアを決した。2:3。
 なお、この試合の前半43分、ペナルティエリアの外から、ユヌス・アクギュンが放ったシュートが、モルデのゴールネットを揺らしたが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に入った主審が、その前に、ドリース・メルテンスが、相手選手にファウルを行っていたとして、ゴールは取り消された。

                   得点場面

前半8分、ホームのモルデが先制した。ブレイヴィクが右コーナーキックを蹴ると、そのコースに入りジャンプを見せたエリクセンのヘディングシュートが、ファーサイドのゴール隅に吸い込まれてしまった。1:0。
 同25分、ガラタサライが、同点に追いついた。ユヌス・アクギュンが、ペナルティエリア手前で倒されて得たフリーキックを、セルジオ・オリヴェイラが蹴った。ボールは、壁に当たり、それが、GKカールストームの反応を誤らせ、ゴールインしたのだった。1:1。
 同29分、ガラタサライが逆転した。ユヌス・アクギュンが出したロングパスに反応して動き出したマウロ・イカルディが、ボールコースの右斜めからボールを捉え、右足一閃、ヴォレーシュートを放った。角度のないところからのシュートだったが、ボールは、GKカールストームの両手の間を抜け、モルデのゴールネットを揺らしていた。1:2。
 後半11分、モルデが同点に追いついた。右サイドで攻撃に参加したクヌッツォンがセンタリングを入れると、ボールはファーサイドのゴールポストに向かった。そこへ走り込んで来たハウゲンがシュートを放った。ピッチを跳ねたボールを、ゴールライン上で、アブドゥルケリム・バルダクチュが防ごうとしたが、防ぎきれなかった。2:2。
 同ロスタイム3分、ガラタサライが、再度、勝ち越した。バルシュ・アルペル・ユルマズのヘッドによるパスでボールを得たマウロ・イカルディが、前にいいスペースを得て、更に、相手選手を1人をかわし、ペナルティエリア内に入り、GKと1対1となった。そして、絶好の位置にいたフレドリク・ミッチェにパスを出すと、フレドリク・ミッチェが、がら空きとなっていたゴールマウスに蹴り込んだのだった。2:3。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ=ベルカン・クトゥル(後半37分:フレドリク・ミッチェ)、セルジオ・オリヴェイラ(後半25分:カーン・アイハン)=ユヌス・アクギュン(後半37分:テテ)、ドリース・メルテンス(後半13分:ケレム・デミルバイ)、ケレム・アクテュルコウル(後半25分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=マウロ・イカルディ



トラブゾン・スポルのトレゼゲ、2試合を逃すことになる(ファナティック紙 23. 8.23)

トレゼゲ(カスムパシャ公式HP)  トラブゾン・スポルが、先日のガラタサライ戦で、故障を発生させたトレゼゲは、今後の2試合をプレーできないことが明らかになった。

 ガラタサライ戦で、肋骨を骨折したマフムード・トレゼゲは、順調に行けば、週末までには準備が整うものと思われている。しかし、最新の情報では、2試合は出場することは難しいと考えられている。
 この情報によると、28歳のトレゼゲは、チャイクル・リゼ戦とカスムパシャ戦では、奇跡が起こらない限り、出場が無理となる。この件につき、近々、トラブゾン・スポルのメディカル・スタッフが、談話を発表するものと考えられている。



サムスン・スポル 0:2 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 23. 8.22)

エディン・ジェコ(フェネルバフチェ公式HP) モリケ・フォファナ(左)フェルディ・カドゥオウル(右)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第2節で、サムスン・スポルとのアウェー戦を戦ったフェネルバフチェは、これを0:2でくだし、2連勝となった。

 新5月19日スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、後半17分のエディン・ジェコ、同ロスタイム8分のセバスティアン・シマノフスキが決めた。これで、2連勝となったフェネルバフチェは、首位に就いた。新加入のジェンギズ・ウンデルとフレッドが先発メンバーに入ったこの試合、エディン・ジェコのゴールのアシストを行ったジェンギズ・ウンデルは、初の公式戦で初アシストを記録した。
 フェネルバフチェは、UEFA欧州カンフェランスリーグのプレーオフ第1戦を、8月24日にウルケル・スタジアムでトゥウェンテと対峙する。試合開始は午後8時だ。
 前半7分、サムスン・スポルの攻撃で、フォファナのパスを受けたエンチャムが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放ったが、ボールは、転がりながら枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同11分、サムスン・スポルの攻撃で、エムレ・クルンチのスルーパスに反応して抜け出したフォファナが、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトをフェイントでかわし、がら空きとなったゴールへと蹴った。だが、際どく、そのボールコースに入ったフェルディ・カドゥオウルが、ボールをペナルティエリアからクリアした。
 同31分、フレッドが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、いいジャンプを見せたエディン・ジェコがヘディングシュートを放つも、ボールは、枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 後半10分、ジェンギズ・ウンデルが、ペナルティエリア・ライン上からシュートを放つと、GKオカン・コジュクが、際どく、ゴールライン際からパンチングで防いだ。
 同17分、ジェンギズ・ウンデルが、ペナルティエリアへ向けセンタリングを入れると、いいジャンプを見せたエディン・ジェコのヘディングシュートが炸裂、ボールは、サムスン・スポルのゴールネットに収まった、0:1。
 同ロスタイム8分、相手選手とマッチアップとなったところからボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジがパスを出すと、それに合わせて、セバスティアン・シマノフスキが落ち着いてシュートを放つと、これがゴールとなった。0:2。そして、試合は、フェネルバフチェは、0:2で勝利を収めたのだった。

【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル、アリム・オズテュルク、リック・ファン・ドレンゲレン、マルク・ボラ(後半41分:ムハッメト・アリ・オズバスクジュ)=タイラン・アンタルヤル(後半14分:ユーセフ・アイト・ベナッサー)=キングスリー・シンドラー、エムレ・クルンチ(後半26分:オスマン・チェリック)、オリヴィエ・エンチャム(後半41分:ソネル・アイドードゥ)、モリケ・フォファナ(後半14分:マリウス・ムーアンディリマジ)=ガエタン・ラウラ
【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=フェルディ・カドゥオウル、アレクサンデル・ジク、セルダル・アズィズ(後半33分:メルト・ミュルドゥル)、ヤイデン・オーステルヴォルデ=フレッド(後半40分:バルトゥー・エルマズ)、イスマイル・ユクセキ=ジェンギズ・ウンデル(後半18分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半40分:セバスティアン・シマノフスキ)、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半33分:ウムト・ナイル)



ベシクタシュ、始まりは良し、終わりが悪し! ベシクタシュ 1:1 ペンディク・スポル(ファナティック紙改+スター紙補綴 23. 8.21)

後半ロスタイムに追いついた! ロメロ(右)を讃えるギョルケム・ビティン(左)(ペンディク・スポル公式Twitter) ジャクソン・ムレカ、セルカン・アサン、アミル・ハジャフメトヴィッチ(左から)(ペンディク・スポル公式Twitter)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ第2節で、ペンディク・スポルをホームに迎えた。いいテンポで試合を始めたベシクタシュは、アミル・ハジャフメトヴィッチのセンタリングに合わせて、オマル・コリーのヘディングシュートが決まり、1:0と先制したが、ポルトガル人スター選手ジェドソン・フェルナンデスのプレーが、特に前半、拍手を受けていた。だが、後半ロスタイム4分に、ペンディク・スポルが獲得したPKを、ロメロが決め、スコアを1:1とした。そして、試合は、そのスコアで終わった。ベシクタシュは、いい始まり方をしたのにも拘わらず、終わりが良くなかった。

 シェノル・ギュネシュ監督率いるベシクタシュは、トルコ・リーグ第2節で、ペンディク・スポルをホームに迎えた。カラギュムリュック戦で勝ち点3を得たベシクタシュは、連勝を狙った。第1節で、ハタイ・スポルに1:5という大敗を喫した、オスマン・オズキョイル監督率いるペンディク・スポルは、この難しい試合に、スーパーなプレーを見せた。そして、試合は、1:1の引き分けに終わったのだった。

                   試合経過

 前半9分、左サイドで生まれたベシクタシュの攻撃で、アルトゥール・マスアクが、センタリングともシュートともとれるキックを見せた。だが、GKが、これを処理してコーナーキックに替わった。
 同12分、アミル・ハジャフメトヴィッチがフリーキックを蹴ると、それに合わせて、いいジャンプを見せたオマル・コリーの見事なヘディングシュートが炸裂、スコアを1:0とした。
 同23分、ジェドソン・フェルナンデスがボールを得て、密集するなか、相手選手をフェイントで進んだ。しかし、続いて放ったシュートは、相手ディフェンダーに当たり、コーナーキックに替わった。
 同37分、アレックス・オックスレイド・チェンバレンがウォーミングアップを開始すると、ベシクタシュのサポーターから、大きな関心が寄せられた。そして、前半は終わった。
 後半4分、ペナルティエリアが、ペナルティエリア・ライン近くでフリーキックを得て、それを、ロメロが蹴った。直接シュートを狙ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同13分、メルト・ギュノクのロングフィードで、ボールを、左サイドで得たアルトゥール・マスアクが、ボールを内へと放り込んだ。だが、エルデム・ジャンポラトが、辛うじてパンチングで、これを防いだ。
 同25分、アレックス・オックスレイド・チェンバレンのシュートは、GKエルデム・ジャンポラトが押さえた。
 同32分、アルトゥール・マスアクがコーナーキックを蹴ると、またしても、いいジャンプを見せたオマル・コリーのヘディングシュートが決まり、スコアを2:0とした。だが、副審からの警告を受け、ボールが、一旦外に出たあと、ピッチでプレーが続いたと判り、ゴールの判定は取り消された。
 同ロスタイム3分、ペンディク・スポルがPKを獲得した。テュラムが、ペナルティエリア内で、アルトゥール・マスアクのチェックを受けピッチに倒れると、ヴィデオ判定システムで確認後、カディル・サーラム主審はPKを指示したのだった。
 同ロスタイム4分、このPKを、ロメロが蹴ると、ベシクタシュのゴールネットが揺れた。1:1。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ(後半16分:ミロト・ラシツァ)、オマル・コリー、ダニエル・アマーティ、アルトゥール・マスアク=サリフ・ウチャン(後半44分:デミル・エゲ・トゥクナズ)、アミル・ハジャフメトヴィッチ(後半26分:アンテ・レビッチ)=オヌル・ブルト、ジェドソン・フェルナンデス、ジャクソン・ムレカ(後半16分:アレックス・オックスレイド・チェンバレン)=ヴァンサン・アブバクル(後半44分:ジャン・オナナ)
【ペンディク・スポル】エルデム・ジャンポラト=セルカン・アサン、ウエリントン・シルヴァ、ジョエル・ラスール、ヌノ・セケイラ=イブラヒム・アクダー(後半16分:ハサン・クルチ)=アブドゥライ・ディアビ(後半1分:オスカル・ロメロ)、ギョクジャン・カヤ(後半31分:ギョルケム・ビティン)、ジョシプ・ヴコヴィッチ、ハリル・アクブナル(後半39分:エンドリ・チェキジ)=エメカ・エゼ(後半16分:テュラム)



ガラタサライ 2:0 トラブゾン・スポル(CNNトルコ 23. 8.20)

マウロ・イカルディ(ガラタサライ公式Twitter) サーシャ・ボエ(左)トレゼゲ(右)(スター紙)  トルコ・リーグ第2節で、ガラタサライが、トラブゾン・スポルを2:0で退けた。

 トルコ・リーグ第2節で、ここ2シーズンの優勝クラブのガラタサライとトラブゾン・スポルが対峙した。RAMSパルクで行われたこの試合、ガラタサライが、ホームに迎えたトラブゾン・スポルを2:0でくだした。ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、前半23分と後半ロスタイム3分に、マウロ・イカルディが決めた。ガラタサライは、このスコアで、今季初のゴール、及び勝利で、勝ち点を4に伸ばした。一方のトラブゾン・スポルは、同3に留まった。

                    試合経過

 前半5分、ドリース・マルテンスが、ペナルティエリア内ゴール右サイドから、グランダーのセンタリングを入れると、走り込んで来てたアンヘリーニョがシュートを放った。だが、ボールは、ガラタサライの選手に当たり、外に出て行ってしまった。
 同23分、ケレム・アクテュルコウルのパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たマウロ・イカルディが、ワンタッチでシュートを放つと、これが、ファーサイドのゴールポストに当たりゴールインした。1:0。
 同25分、ケレム・アクテュルコウルが右コーナーキックを蹴ると、ファーサイドのゴールポスト際でヴィクトール・ネルソンがヘッドで合わせたが、GKウーウルジャン・チャクルがコーナーキックに替えた。
 後半20分、左サイドからアンヘリーニョが、グランダーのボールで、ゴール前に送り込んだパスに、ユヌス・アクギュンが触れると、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルから跳ね返った。前へと詰めていたドリース・マルテンスが、再度、シュートを試みたが、トラブゾン・スポルのディフェンダーがコーナーキックに替えた。
 同40分、ペナルティエリア内のゴールライン際からマウロ・イカルディがパスを出すと、ゴール左斜め前の狭い角度の位置で、セルジオ・オリヴェイラがボールを得た。そのセルジオ・オリヴェイラが内へとボールを入れると、バカンブが触れたが、ボールは、外に出て行ってしまった。
 同40分、ペナルティエリア・ライン上からバカンブがパスを出すと、マウロ・イカルディが、ペナルティエリア内でボールを得た。そのマウロ・イカルディが、GKと1対1となった位置からシュートを放つも、ボールは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同43分、バカセタスが、ゴール右斜め前からフリーキックを蹴ると、ボールは、ガラタサライのディフェンダーから跳ね返った。跳ね返りのボールが、バカンブに当たり、ゴール前へと浮くと、それを捉えたエニス・デスタンが、ヘディングシュートを放ったが、GKムスレラが押さえてしまった。
 同ロスタイム3分、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前から、カーン・アイハンが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れた。それに合わせて、マウロ・イカルディがヘディングシュートを放つと、トラブゾン・スポルのゴールネットが揺れた。2:0。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ=セルジオ・オリヴェイラ(後半44分:カーン・アイハン)、ルカス・トレイラ(後半37分:ベルカン・クトゥル)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半18分:ユヌス・アクギュン)、ドリース・メルテンス(後半37分:ケレム・デミルバイ)、ケレム・アクテュルコウル(後半37分:セドリック・バカンブー)=マウロ・イカルディ
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、フィリップ・ベンコヴィッチ、ステファノ・デンスヴィル(後半36分:ライヤン・バニヤ)、エレン・エルマル=ディミトリス・クルペリス(後半36分:ドーウジャン・ハスポラト)、アナスタシオス・バカセタス=エニス・バルディ=アブドゥルカディル・オミュル(後半27分:エニス・デスタン)、ウムト・ボゾク、トレゼゲ(後半6分:トニオ・テクリッチ)



アンタルヤ・スポル、後半42分に勝ち点1を救い出した(TRT 23. 8.19)

ウーウルジャン・ヤズール(左)ズィメル・ビトキ(右)(アンタルヤ・スポル公式HP) ブリット・アッサムバロンガ(左)ソネル・ディクメン(右)(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第2節で、アンタルヤ・スポルとコンヤ・スポルが1:1で引き分けた。

 アンタルヤ・スポルが、トルコ・リーグ第2節で、コンヤ・スポルをホームに迎えた。試合は、1:1の引き分けに終わった。アンタルヤ・スポルのゴールは、後半42分、ギライ・ヴラルから生まれたのに対し、コンヤ・スポルのゴールは、同15分にチカレシの決めたものだった。アンタルヤ・スポルは、この引き分けて、今季初の勝ち点を得ることになった。一方のコンヤ・スポルは、これで、2試合連続の引き分けとなった。

                   試合経過

 前半4分、フレディからのパスを、ゴールマウスを捉えることのできる位置で得たビトキが、強烈なグラウンダーのシュートを放つと、ボールは、相手選手に当たったあと、枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。
 同28分、スピードに乗ったコンヤ・スポルの攻撃で、ユヌス・マルからのロングパスを受け、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入ったミチャラクが、強いシュートを放った。だが、ボールは、転がりながら、ゴールポストを逸れて外に出て行ってしまった。
 同36分、ラルソンのスルーパスに反応して動き出し、GKと1対1となったブリット・アッサムバロンガがシュートを放つも、ボールは、GKが押さえてしまった。そして、前半は、お互いに無得点のまま終わった。
 後半5分、ペナルティエリアの外でボールを得たモレノが、狙いを定めたシュートを放ったが、ボールは転がりながら、枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。
 同12分、ビトキが右コーナーキックを蹴ると、それに合わせて動き出したヴェイセル・サルがヘッドで合わせた。だが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同15分、アウェーのコンヤ・スポルにゴールが生まれた。ペナルティエリア内でボールを得たアレクサンドゥル・チカルダウが、相手選手をすり抜けようとしてピッチに倒れた。それを咎めた、この試合の主審アリ・サンシャランはPKを指示した。このPKを、チカレシが蹴ると、アンタルヤ・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。
 同42分、アンタルヤ・スポルが同点に追いついた。ホルトマンが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて動き出していたギュライ・ヴラルが、ゴール前でダイレクトで合わせると、これがゴールとなったのだった。1:1。そして、試合は、1:1のまま終わった。

【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・レイテ=ビュンヤミン・バルジュ、ヴェイセル・サル、オメル・トプラク、ギュライ・ヴラル=ヤクブ・カウジンスキ、フレディ(後半30分:エルダル・ラキプ)=エルドーアン・イエシルユルト(後半19分:ゲリット・ホルトマン)、サム・ラルソン(後半18分:ファン・デ・ストリーク)、ズィメル・ビトキ(後半29分:デニ・ミロセヴィッチ)=ブリット・アッサムバロンガ
【コンヤ・スポル】パウル・ベルナルドーニ=アフメット・オウズ、ウーウルジャン・ヤズール、フランシスコ・カルヴォ、ギレルメ・シチャ=ウーウルジャン・ヤズール(後半26分:ブルーノ・パス)、ソネル・ディクメン=コンラド・ミチャラク(後半ロスタイム3分:カフラマン・デミルタシュ)、ユヌス・マル(後半14分:アレクサンドゥル・チカルダウ)、マルロス・モレノ(後半41分:ロベルト・ムリッチ)=ソコル・チカレシ



フェネルバフチェ、UEFA欧州カンフェランスリーグのプレーオフに進出(フェネルバフチェ公式HP+TRT補綴 23. 8.18)

フェルディ・カドゥオウル(右)(フェネルバフチェ公式HP) イルファン・ジャン・カフヴェジ(ソズジュ紙)  ヨーロッパのカップ戦の258試合目に挑んだフェネルバフチェが、UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦3回戦の第1戦の3:1での試合を受け行われた第2戦で、スロヴェニアのマリボルを、前半17分のイルファン・ジャン・カフヴェジの、後半34分のセバスティアン・シマノフスキの、そして、同35分のドゥサン・タディッチのゴールで、0:3で勝ち、欧州カンフェランスリーグのプレーオフに進出した。

 フェネルバフチェは、欧州カンフェランスリーグのプレーオフでは、オランダのトゥウェンテと対峙する。その第1戦は、8月24日(木)に、第2戦は、同月31日(木)には、デ・フロールシュ・フェステで行われる。
 この試合の後半21分、スタンドで発生した騒ぎを見たポルトガル人主審ファビオ・ヴェリッシモは、試合を止めた。警察官や警備員が制止に入ったが、興奮は治まらず、アナウンスがなされ、フェネルバフチェのサポーターがスタジアムの外に出されてから、プレーは再開された。

                    試合経過

 前半17分、フェネルバフチェのゴールが生まれた。イルファン・ジャン・カフヴェジが、ミシー・バチュハイの入れたセンタリングに、ファーサイドで合わせたのだった。これで、フェネルバフチェは、0:1と先制した。
 同32分、マリボルがPKを得た。ペナルティエリア内で、ルアン・ペレスが、スクカに執ったチェックに対し、主審はPKを与えたのだった。ジャクポヴィッチが、このPKを蹴ったが、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが、枠を捉えたシュートだったが、これを防いだのだった。
 同36分、フェネルバフチェが、再度、ゴールに迫った。ドゥサン・タディッチのパスを、ペナルティエリア内で受けたセバスティアン・シマノフスキがシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。そして、前半は、フェネルバフチェが0:1とリードを保ち終わった。
 後半10分、フェネルバフチェの左サイドでの攻撃で、ドゥサン・タディッチが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、ゴール前で、それに合わせて、ミハ・ザイッチがヘディングシュートを放った。だが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同15分、マリボルがゴールに迫った。ミレッチのシュートを、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが、見事なセーヴィングで、コーナーキックに替えたのだった。その後のコーナーキックのあと、ペナルティエリアの外からジャクポヴィッチのシュートは、ゴールポストの傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同21分、スタンドで発生した騒ぎを受け、試合が止められ、33分後に再開された。
 同24分、ラウシッチのシュートは、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが、ゴールを許さなかった。
 同32分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。右サイドで生まれた攻撃で、マリボルのペナルティエリア内ゴール右斜め前でボールを得たセバスティアン・シマノフスキのシュートが、マリボルのゴールネットが揺らしたのだった。0:2。
 同34分、フェネルバフチェが3点目を決めた。ペナルティエリアでボールを得たドゥサン・タディッチがゴールを決めたのだった。0:3。
 同ロスタイム4分、ボールを持ち、ペナルティエリアに迫ったジョシュア・キングがシュートを放つも、GKジュグがゴールを許さなかった。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=フェルディ・カドゥオウル(後半22分:メルト・ミュルドゥル)、サメト・アカイドゥン(後半1分:アレクサンデル・ジク)、ルアン・ペレス、ヤイデン・オーステルヴォルデ=ミハ・ザイッチ(後半37分:バルトゥー・エルマズ)、イスマイル・ユクセキ、セバスティアン・シマノフスキ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半32分:ジョシュア・キング)、エディン・ジェコ、ミシー・バチューハイ(後半22分:ウムト・ナイル)、ドゥサン・タディッチ



トラブゾン・スポル、ガラタサライ戦の準備を続ける(ファナティック紙 23. 8.17)

ネナード・ビェリツァ監督(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルは、ガラタサライ戦に備えた準備を、昨日の1回練習で継続した。

 トルコ・リーグ第2節で、ガラタサライと対峙するトラブゾン・スポルは、試合に備えての準備を続けている。メフメット・アリ・ユルマズ・グランドで、ネナード・ビェリツァ監督とともに、午後6時から始まった練習の第1クールでは、ウォーミングアップと、遊びの要素を入れたトレーニングが行われた。パス練習が、引き続き行われ、練習の最後には、ゴール前の詰めの練習を行っていた。トラブゾン・スポルの、この夜の練習には、治療を受けているフェルナンデス、オルシッチ、エディン・ヴィスチャの顔はなかった一方、故障の癒えたヒュセイン・テュルクメンとステファノ・デンスヴィルが、チームに加わって練習を行っていた。トラブゾン・スポルの、ガラタサライ戦に備えての準備は、本日も、午後6時からの1回だけの練習で続けられる。



ガラタサライ、チャンピオンズリーグのプレーオフに進出(ガラタサライ公式HP 23. 8.16)

マウロ・イカルディ(ガラタサライ公式HP) ルカス・トレイラ(右)(ソズジュ紙)  ガラタサライが、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦3回戦第2戦で、オリンピア・リュビリアナと対峙した。RAMSパルクで行われたこの試合を1:0で制し、ガラタサライが、UEFA欧州チャンピオンズリーグのプレーオフに進出した。

 ガラタサライのゴールは、前半25分、アルゼンチン人スーパースターのマウロ・イカルディが決めた。ガラタサライは、この結果、ノルウェーのモルデと、チャンピオンズリーグのプレーオフで本戦進出を 決める戦いに臨む。
 前からのプレスをかけて、試合に臨んだガラタサライは、相手に試合を組み立たせず、前半は、試合を支配していた。両者ともに、チャンスが多かったは言えなかった前半、ガラタサライのスーパーなゴールゲッター、マウロ・イカルディがゴールを決めた。
 前半25分、右サイドからサーシャ・ボエがセンタリングを入れると、GKマテウス・ヴィドウセクがクリアした。そのボールを捉えたバルシュ・アルペル・ユルマズが、マウロ・イカルディに向け落とした。胸トラップで、そのボールをコントロールしたマウロ・イカルディが、左足一閃、職人技的なシュートを放つと、これが、オリンピック・リュブリアナのゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。
 このゴールの2分後、再度、ガラタサライは、ゴールネットを揺らしたが、オフサイド判定に捕まった。相手ディフェンスの裏を取ったマウロ・イカルディが、傍にいたバルシュ・アルペル・ユルマズへとボールを回した。そのバルシュ・アルペル・ユルマズのシュートがゴールインしたが、バルシュ・アルペル・ユルマズの位置がオフサイドということで、ゴールとは認定されなかった。
 前半は、2分間のロスタイムがあったが、スコアは変わることはなく、前半は、ガラタサライが、1:0とリードを保ったまま終わった。
 後半6分、右サイドからザハが持ち込んだボールを受けたベルカン・クトゥルが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。
 同14分、相次いで、ガラタサライはゴールに迫った。ザハが、左サイドでボールを得て、左サイドライン際からパスを出すと、アンヘリーニョが、走り込んできてシュートを放った。枠を捉えたシュートに、足を出したバカンブのシュートだったが、ボールはゴールポストに当たり外に出て行ってしまった。
 同19分、ルカス・トレイラの、相手選手に執ったチェックに対し、イタリア人のマルコ・ギダル主審は、それを咎め、レッドカードを出した。
 同26分、戦術的な意味での選手交代で、マウロ・イカルディが、拍手を受け、アブドゥルケリム・バルダクチュと交替した。また、エミン・バイラムが、故障を発生させ、同33分、ピッチを退いた。替りに、セルジオ・オリヴェイラが投入された。
 ガラタサライは人数減となったにも拘わらず、試合をコントロールという意味で、アイドリング状態を続けた。同37分、ヴィルフレド・ザハの、ゴール左斜め前からのシュートの試みは、ディフェンスに掴まった。同40分以後は、オリンピック・リュブリアナの大きなもの小さなものを含めて、攻撃が、ガラタサライのゴールに迫ったが、危険な場面とはならなかった。5分間のロスタイムの間、スコアを守り、1:0で勝利を収めた。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、カーン・アイハン、エミン・バイラム(後半33分:セルジオ・オリヴェイラ)、アンヘリーニョ=ベルカン・クトゥル、セルジオ・オリヴェイラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半15分:ハリル・デルヴィショウル)、ドリース・メルテンス(後半1分:セドリック・バカンブー)、ケレム・アクテュルコウル(後半1分:ヴィルフリート・ザハ)=マウロ・イカルディ(後半26分:アブドゥルケリム・バルダクチュ)



ベシクタシュ、カラギュムリュックの関所を、ジェドソン・フェルナンデスのゴールで抜けた(TRT 23. 8.15)

アドナン・ウーウル(左)サリフ・ウチャン(右)(ベシクタシュ公式HP) ジェドソン・フェルナンデス(右)を讃えるサリフ・ウチャン(左)(TRT)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ2023−24シーズンの幕を、0:1でカラギュムリュックに勝つことで切って落とした。ヴァンサン・アブバカルが、PKを1本失敗してしまったこの試合、ベシクタシュに勝ち点3をもたらしたのは、後半40分にゴールを決めたジェドソン・フェルナンデスだった。

 トルコ・リーグ第1節、ベシクタシュは、カラギュムリュックとのアウェー戦を0:1で制した。アタテュルク・オリンピック・スタジアムで行われたこの試合、前半は、両者無得点で終わった。アウェーのベシクタシュは、後半2分にPKを獲得した。だが、このPKを、ヴァンサン・アブバカルが蹴ったが、GKディトゥロが防ぎ、ベシクタシュは、先制のチャンスを逸した。2本のシュートが、枠に嫌われたベシクタシュだったが、求めていたゴールが、同40分、ジェドソン・フェルナンデスから生まれた。ジェドソン・フェルナンデスが、同40分に決めた、素晴らしいゴールで、ベシクタシュは、0:1と先制したのだった。残りの時間では、スコアは変わることはなく、ベシクタシュは、新シーズンに勝ち点3を得て臨むことになった。

                   試合経過

 前半7分、この試合、最初の危険な場面が生まれた。中盤でボールを持ったジェドソン・フェルナンデスが、左サイドからペナルティエリアへと持ち込み、内へとボールを入れた。オヌル・ブルトからこぼれたボールを、ジャクソン・ムレカが、仕上げのゴールを決めようとしたが、GKディトゥロがゴールを許さなかった。
 同18分、レヴェント・メルジャンのロングパスを、右サイドで得たジャン・ケレシュが、アルトゥール・マスアクをすり抜け、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前から、とっても強いシュートを放った。だが、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半2分、ベシクタシュがPKを得た。ペナルティエリア内ゴール右斜め前でボールを得たヴァンサン・アブバカルが、バニヤをすり抜けようとしたとき、ピッチに倒れた。これを咎めたエルカン・オズダマル主審がPKを指示したのだった。同3分、ヴァンサン・アブバカルが、このPKを蹴ると、ボールは、ゴール隅に向かうと考え動いたGKディトゥロが、これを防いでしまった。
 同12分、アミル・ハジャフメトヴィッチが右コーナーキックを蹴ると、ジェドソン・フェルナンデス、アルトゥール・マスアクの3人でボールを回したあと、アミル・ハジャフメトヴィッチが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前でボールを得た。そして、アミル・ハジャフメトヴィッチが、ゴールエリアに放り込むと、それに合わせてジャクソン・ムレカがシュートを放ったが、GKディトゥロが、ボールをコントロールしてしまった。
 同18分、ベシクタシュが、ゴールに迫った。ジェドソン・フェルナンデスからのパスを受け、ヴァンサン・アブバカルがボールを浮かし、オヌル・ブルトの前のスペースにボールを出した。ペナルティエリア内ゴール右斜め前でボールを得たオヌル・ブルトがシュートを放つと、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同21分、ベシクタシュが、再び、ゴールポストに嫌われた。アルトゥール・マスアクが、左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内でジャンプを見せたヴァンサン・アブバカルが、ヘディングシュートを放つと、ボールは、サイドバーを直撃してピッチに跳ね返ったのだ。跳ね返りのボールを捉え、詰めていたジェドソン・フェルナンデスが仕上げを行おうとしたが、ディフェンスが、このボールをコーナーキックに替えてしまった。
 同40分、ベシクタシュにゴールが生まれた。アルトゥール・マスアクが、左サイドからファーサイドのゴールポスト際に向けセンタリングを入れると、レビッチが、ヘッドでボールを落とした。フリーになっていたジェドソン・フェルナンデスが、ペナルティエリア・ライン上からとっても強いシュートを放つと、ボールは、カラギュムリュックのゴール隅に突き刺さったのだった。

【カラギュムリュック】マティアス・ディトゥロ=フレデリック・ヴェセリ、ライアン・バニヤ、イブラヒム・ドロセヴィッチ、レヴェント・メルジャン=ソフィアン・フェグリ、アドナン・ウーウル(後半42分:オタベク・シュクロフ)、マルクス・ロ−デン(後半42分:サメド・オヌル)=ジャン・ケレシュ(後半29分:ローレンス・ニコラス)、サリフ・ドゥルスン、アデム・リャイッチ(後半18分:ライアン・メンデス)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ、ネジプ・ウイサル、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=サリフ・ウチャン(後半43分:ダニエル・アマーティ)、アミル・ハジャフメトヴィッチ(後半32分:セミフ・クルチソイ)、ジェドソン・フェルナンデス=オヌル・ブルト、ヴァンサン・アブバクル(後半43分:ジャン・オナナ)、ジャクソン・ムレカ(後半17分:アンテ・レビッチ)



フェネルバフチェ、新シーズンを勝利でスタート(フェネルバフチェ公式HP改 23. 8.14)

エディン・ジェコ(フェネルバフチェ公式HP) マルコ・ジェヴトヴィッチ(左)フェルディ・カドゥオウル(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、2023‐24シーズン第1節で、ガジアンテップFKをホームに迎えた。そして、フェネルバフチェは、ウルケル・スタジアムで行われたこの試合を、2:1で制した。フェネルバフチェに勝利を導いたゴールは、前半3分と18分にエディン・ジェコが決めたのに対し、アウェーのガジアンテップFKの唯一ゴールは、前半ロスタイム5分にアルダ・クズルダーの決めたものだった。

 フェネルバフチェのサポーターは、トルコを襲った、そして、深い傷跡を残した大災害のあと、昨季はトルコ・リーグから撤退して、今季、再び、トルコ・リーグに復帰したガジアンテップFKの選手たちを、拍手で迎えた。

                    試合経過

 フェネルバフチェは、この試合、ゴールとともに始まった。前半3分、エディン・ジェコが、中盤で奪い取ったボールを持ち、ペナルティエリアへと動きながら、パスを、左サイドから内へと動いたタディッチに出した。そのタディッチが出したパスを、ペナルティエリア手前で得たエディン・ジェコが、ダイレクトでシュートを試みたると、これが、ガジアンテップFKのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同18分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。セバスティアン・シマノフスキの素晴らしいパスを受け、GKと1対1となったエディン・ジェコが、自身で、この日2点目となる、また、チームの2点目となるゴールを決めたのだった。2:0。
 同23分、ガジアンテップFKは、アレクサンドル・マキシムがレッドカードをもらい、10人になってしまった。
 同45分、タディッチの見事なヒールパスを受け、右サイドからペナルティエリア内へと入ったフェルディ・カドゥオウルが、ボールを内へと入れると、そのボールを、ジロボジが手を使い防いだとして、アブドゥルカディル・ビティゲン主審が、PK判定をくだした。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に向かった同主審は、確認後、PK判定を取り消した。
 同ロスタイム5分、ガジアンテップFKが、点差を1に縮めた。右サイドからフリーキックが蹴られると、いいジャンプを見せたアルダ・クズルダーがゴールを決めたのだった。2:1。
 同ロスタイム7分、ヤイデン・オーステルヴォルデが、左サイドでゴールライン際までボールを持ち込み、内へと入れると、そのボールを受けたタディッチがシュートを放つも、ゴールライン上に立ったマックス・グラデルが、これを防ぎ、ゴールとはならなかった。
 後半8分、フェネルバフチェがPKを獲得した。フェルディ・カドゥオウルが、右サイドからセンタリングを入れると、マックス・グラデルが、ペナルティエリア内でボールを扱ったあと、アブドゥルカディル・ビティゲン主審は、ヴィデオ判定システムの映像を確認してから、PKを指示した。だが、タディッチが、このPKを蹴ったが、ゴールとはならなかった。
 同35分、フェネルバフチェが、とっても危険な場面を作り出した。エディン・ジェコが放ったヘディングシュートが、ゴールポストを直撃した。更に、跳ね返りのボールを、詰めていたアレクサンデル・ジクが狙ったが、ゴールを決めることはできなかった。そして、この試合、他のゴールは生まれることはなく、フェネルバフチェが、この試合を2:1で制したのだった。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バヤンドゥル=ブライト・オサイ・サミュエル(前半34分:ヤイデン・オーステルヴォルデ)、ロドリゴ・ベカン(後半23分:サメト・アカイドゥン)、アレクサンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル=セバスティアン・シマノフスキ(後半23分:ミシー・バチューハイ)、イスマイル・ユクセキ、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半1分:ミハ・ザイッチ)=ライアン・ケント(後半40分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、エディン・ジェコ、ドゥサン・タディッチ
【ガジアンテップFK】バトゥハン・シェン=サレム・ンバカタ、パピ・ジラボジ、アルダ・クズルダー、ナウフェル・カセフ=フルカン・ソヤルプ(後半37分:ルカ・スタンコフスキ)、マルコ・ジェヴトヴィッチ=ムスタファ・エスキヘラッチ(後半ロスタイム1分:ヴァルミル・ヴェリュー)、アレクサンドル・マキシム、マックス・グラデル(後半30分:ブラヤン・リアスコス)=ラザル・マルコヴィッチ(後半37分:ミルザ・ジハン)



カイセリ・スポル 0:0 ガラタサライ(CNNトルコ改 23. 8.13)

バラン・アリ・ゲゼク、アリ・カリミ、ベルカン・クトゥル(左から)(サバハ紙) ギョクハン・サズダー(左)アブドゥルケリム・バルダクチュ(右)(カイセリ・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第1節で、昨季のチャンピオン、ガラタサライが、アウェーで戦ったカイセリ・スポルとの一戦を、0:0で引き分けた。新加入のヴィルフリート・ザハとケレム・デミルバイが、ガラタサライのユニフォームを着て、初めてピッチに立った。

 昨季のチャンピオン、ガラタサライが、新シーズンを引き分けで臨むことになった。トルコ・リーグ第1節で、カイセリ・スポルとのアウェー戦を戦い、両者無得点の引き分けに終わったのだ。オリンピア・リュビリアナ戦同様、バカンブを先発に起用したオカン・ブルク監督は、後半には、マウロ・イカルディ、ヴィルフリート・ザハ、ハリル・デルヴィショウルを投入して攻めに出たが、ゴールをあげることはできなかった。そして、両者が、勝ち点1を分け合うことになった。

                   試合経過

 前半2分、バルシュ・アルペル・ユルマズが、右サイドからグラウンダーのセンタリングを入れると、それに、ドリース・メルテンスが触れた。だが、ディフェンダーがクリアしてしまった。そのボールを、ペナルティエリアの外で得たベルカン・クトゥルが、強烈なシュートを放つも、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同15分、ディフェンスから出たボールを、ガラタサライ陣内中ほどで得たギョクハン・サズダーが、自らの左斜め前にスペースを作り、強いシュートを放つと、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同21分、ルカス・オリヴェイラが、左サイドからセンタリングを入れると、そのボールに目がけジャンプを見せたアブドゥルケリム・バルダクチュが、ヘディングシュートを放ったが、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同24分、ペナルティエリア手前でボールを得たデュボアが、強烈なシュートを放つと、ボールは、ゴール隅を捉えたが、GKビラルが、クリアすることに成功した。
 同31分、ペナルティエリア内でボールを得たケレム・アクテュルコウルが、ゴール左斜め前からファーサイドのゴールポスト際を狙ったシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンダーに当たり、僅かに枠を逸れコーナーキックに替わった。
 同44分、ドリース・メルテンスからのパスを、ペナルティエリア・ライン手前で得たケレム・アクテュルコウルが、狙いをつけたシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半3分。相手ディフェンスの裏でボールを得たカルドーソが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からシュートを放つと、ボールは、ゴール隅を捉えた。だが、GKムスレラが、これを、パンチングで防いだ。
 同4分、右コーナーキックが蹴られると、ペナルティエリアでジャンプを見せたオリヴィエ・ケメンがヘディングシュートを放った。だが、ボールは、GKムスレラが押さえた。
 同24分、セルジオ・オリヴェイラが、右サイドからセンタリングを入れると、ニアサイドでジャンプを見せたマウロ・イカルディがヘッドで合わせた。だが、GKビラルがゴールを許さなかった。
 同45分、ペナルティエリア内でボールを得たケレム・アクテュルコウルがシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。

【カイセリ・スポル】ビラル・ベヤズィット=アンソニー・ウゾディンマ(後半42分:ディミトリス・コロヴェツィオス)、ジョゼフ・アタマー、アリフ・コジャマン(後半20分:ラマザン・ジヴェレク)、リオネル・カローレ=オリヴィエ・ケメン、バラン・アリ・ゲゼク(後半1分:ヤウ・アカー)=ミゲル・カルドーソ(後半37分:カルロス・マヌ)、アリ・カリミ、マメ・ティアム=ギョクハン・サズダー
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、レオ・デュボア(後半11分:アンヘリーニョ)=セルジオ・オリヴェイラ(後半25分:ケレム・デミルバイ)、ベルカン・クトゥル=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半37分:ハリル・デルヴィショウル)、ドリース・メルテンス(後半25分:ヴィルフリート・ザハ)、ケレム・アクテュルコウル=セドリック・バカンブー(後半11分:マウロ・イカルディ)



トラブゾン・スポル、勝ち点3で始まった(TRT 23. 8.12)

ステファノ・デンスヴィル(トラブゾン・スポル公式Twitter) バハドゥル・オズテュルク(左)ウムト・ボゾク(右)(アンタルヤ・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルが、2023−24シーズンの開幕試合で、アンタルヤ・スポルを1:0でくだし、今季を勝ち点3を得て始めることになった。

 トラブゾン・スポルが、トルコ・リーグに勝ち点3で、新シーズンの挨拶とした。トラブゾン・スポルは、ホームに迎えたアンタルヤ・スポルを1:0でくだし、勝ち点3を得たのだ。パパラ・パルクで行われたこの試合の唯一のゴールは、前半8分にステファノ・デンスヴィルから生まれた。昨季は、勝ち点57で6位に終わったトラブゾン・スポルが、今季の初戦で、ホームの、サポーターの前での優位を背に、いい始まり方をしたのだった。

                    試合経過

 前半8分、トラブゾン・スポルが先制した、。アブドゥルカディル・オミュルが左コーナーキックを蹴ると、いいジャンプを見せたステファノ・デンスヴィルがヘッドに当て、ゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同10分、ラルセンが、右サイドからペンディク・スポル内へと入れたボールに合わせたトレゼゲのシュートを放ち、枠を捉えた。だが、ボールは、相手選手に当たり、それを、GKレイテがコントロールしてしまった。
 同43分、アブドゥルカディル・オミュルが蹴った右コーナーキックのボールを、GKレイテが、ファーサイドのゴールポスト際でコーナーキックに替えた。
 同44分、バカセタスが、左サイドからペンディク・スポルにセンタリングを入れると、ゴール前で混戦が生まれた。その中から、エディン・ヴィスチャがシュートを放つと、ディフェンダーが、辛うじてクリアした。
 同45分、エディン・ヴィスチャからのパスを、ペンディク・スポル内で受けたトレゼゲがシュートを試みたが、ボールは、ウムト・ボゾクに当たり、転がりながら、枠を逸れて外に出て行ってしまった。そして、前半は、トラブゾン・スポルが1:0とリードしたまま終わった。
 後半21分、エニス・バルディが、ペンディク・スポルの外ゴール右斜め前からシュートを放った。だが、GKレイテが、倒れ込みながらもボールをコントロールした。
 同22分、バカセタスが、ペナルティエリア・ライン上から強烈なシュートを放ったが。GKレイテがコーナーキックに替えてしまった。
 同33分、エニス・バルディからのパスを、ペナルティエリア内で受けたアブドゥルカディル・オミュルが、ダイレクトでシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。
 同38分、アンタルヤ・スポルのアダム・ブクサが、遠目からシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルが倒れ込みながらもクリアしてしまった。そして、ホームのトラブゾン・スポルが、1:0のリードを保ち、試合は終わった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、フィリップ・ベンコヴィッチ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ディミトリス・クルベリス=エディン・ヴィスチャ(後半1分:エニス・バルディ)、アナスタシオス・バカセタス、アブドゥルカディル・オミュル(後半35分:ケレム・シェン)、トレゼゲ(後半29分:ドーウジャン・ハスポラト)=ウムト・ボゾク(後半29分:マクシ・ゴメス)
【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・レイテ=ビュンヤミン・バルジュ、バハドゥル・オズテュルク、オメル・トプラク、ギュライ・ヴラル=エルダル・ラキプ(後半23分:フレディ)、ヤクブ・カウジンスキ=エルドーアン・イエシルユルト(後半23分:ゲリット・ホルトマン)、サム・ラルソン、ズィメル・ビトキ(後半29分:ブリット・アッサムバロンガ)=アダム・ブクサ



フェネルバフチェ 3:1 マリボル(フェネルバフチェ公式HP 23. 8.11)

ロドリゴ・ベカン(フェネルバフチェ公式HP) セバスティアン・シマノフスキ(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦3回戦第1戦で、スロヴェニアのマリボルをホームに迎えた。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、3:1で制したフェネルバフチェは、第2戦に向けアドヴァンテージを獲得した。

 フェネルバフチェに勝利を導いたゴールは、後半13分にロドリゴ・ベカンが、同17分にイルファン・ジャン・カフヴェジが、同ロスタイム3分にドゥサン・タディッチ(PK)が決めた。アウェーのマリボルがあげた唯一のゴールは、マルク・ストラジュナルから生まれた。
 2試合制で行われる対戦の第2戦は、8月17日(木)に、トルコ時間午後9時45分からリュドスキ Vrtスタジアムで行われる。この試合に勝つと、欧州カンフェランスリーグのプレーオフで、「トゥウェンテ(オランダ) vs リガFC(ラトビア)」戦の勝者と顔を合わせることになる。

                    試合経過

 前半15分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、右サイドからペナルティエリアへとセンタリングを入れると、エディン・ジェコが、胸トラップをして、ゴール斜め前からシュートを放った。だが、GKジュグが、コーナーキックに替えた。
 同35分、右サイドでボールを得たミハ・ザイッチが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れた。ディフェンスの間からいいジャンプを見せたエディン・ジェコが、ゴールエリアの手前でヘディングシュートを見せた。だが、GKジュグが、身体を伸ばしてコーナーキックに替えた。
 同39分、イスマイル・ユクセキのヘッドでのパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前でフェルディ・カドゥオウルが得ると、ゴールエリアの前にいたミハ・ザイッチにボールを出した。そのミハ・ザイッチが、走り込んで来て、グラウンダーのシュートを放つも、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同45分、コーナーキックが蹴られると、マリボルのディフェンスが大きくクリアできなかったボールが、ルアン・ペレスの下に転がった。そのルアン・ペレスがパスを出し、ボールが、ペナルティエリア・ライン上にイスマイル・ユクセキに渡ると、そのイスマイル・ユクセキがシュートを放つも、ボールは、ディフェンダーに当たり、転がりながら枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 後半10分、フェネルバフチェがゴールに迫った。ディフェンスが、大きくクリアしようとしたボールが、ゴールエリアのゴール左斜め前にいたセバスティアン・シマノフスキに渡ってしまった。そして、セバスティアン・シマノフスキが、ファーサイドのゴールポスト方向にボールを送った。それに対し、イルファン・ジャン・カフヴェジが触れる直前に、ディフェンスがコーナーキックに替えた。
 同13分、フェネルバフチェが先制した。右コーナーキックをセバスティアン・シマノフスキが蹴り、ボールはファーサイドにのゴールポストに向かった。ゴールエリア内でいいジャンプを見せたロドリゴ・ベカンが、相手選手2人の間からヘッドに当て、ゴールが生まれたのだった。1:0。
 同17分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。ペナルティエリアの外ゴール左斜め前でボールを得たセバスティアン・シマノフスキが、相手選手をすり抜けゴールライン際まで持ち込んだ。そして、ファーサイドのゴールポスト目がけてボールを入れると、フリーになっていたイルファン・ジャン・カフヴェジが、落ち着いてゴールを決めたのだった。2:0。
 同27分、マリボルが、点差を1に縮めた。ペナルティエリアの手前でボールを得たイリチッチのスルーパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったマルク・ストラジュナルが、GKと1対1となった位置へ斜めから滑り込みゴールを決めたのだった。2:1。
 同ロスタイム2分、フェネルバフチェがPKを得た。右サイドでボールを得たライアン・ケントが、ペナルティエリア内へと持ち込み、相手選手2人をかわすと、アントリンのチェックを受けピッチに倒れた。これを咎めたロバート・ジョーンズ主審が、PKを指示だった。
 同ロスタイム3分、このPKを、ドゥサン・タディッチが蹴ると、ゴールが決まり、再び、点差は2と拡がった。3:1。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バヤンドゥル=ブライト・オサイ・サミュエル、ロドリゴ・ベカン、ルアン・ペレス、フェルディ・カドゥオウル=ミハ・ザイッチ(後半21分:ミゲル・クレスポ)、イスマイル・ユクセキ、ドゥサン・タディッチ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半39分:ライアン・ケント)、エディン・ジェコ(後半22分:ミシー・バチューハイ)、ジョシュア・キング(後半1分:セバスティアン・シマノフスキ)



バシャクシェヒル・スポル、ルカ・ミリヴォイェヴィッチを獲得(ファナティック紙 23. 8. 7)

ルカ・ミリヴォイェヴィッチ  バシャクシェヒル・スポルは、パスを自身で持ち自由契約のルカ・ミリヴォイェヴィッチを獲得した。

 新シーズンに向け理想的な選手構成を作ろうとしているバシャクシェヒル・スポルが、セルビア人選手ルカ・ミリヴォイェヴィッチと合意に達した。プレミアリーグのクリスタルパレスとの契約が満了した32歳のMFルカ・ミリヴォイェヴィッチは、この間、バシャクシェヒル・スポルと交渉を行ってきていた。ルカ・ミリヴォイェヴィッチの代理人パスタレロが。先日、イスタンブル入りして、バシャクシェヒル・スポルのフロントと交渉を行っていた。合意に達したことで、ルカ・ミリヴォイェヴィッチ自身が、イスタンブル入りする日取りも決まった。明日、イスタンブル入りするルカ・ミリヴォイェヴィッチは、メディカルチェックを受けたあと、正式な契約に調印するものと思われる。



ガラタサライ選手団、明日、出発(ファナティック紙 23. 8. 6)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  チャンピオンズリーグ予備戦第1戦で、オリンピア・リュビリアナとのアウェー戦を戦うガラタサライが、試合に向け、明日、スロヴェニアに出発する。

 チャンピオンズリーグ予備戦第1戦を、8月8日(火)午後10時からオリンピア・リュビリアナとのアウェー戦を戦うガラタサライが、明日、スロヴェニアに向け出発する。ガラタサライは、試合前最後の練習を、午後9時からストジツェ・スタジアムで行う。練習の冒頭の15分間は公開される。オカン・ブルク監督の、試合前の記者会見は、練習の30分前の午後8時半から始まる。オリンピア・リュビリアナの最終練習は午後6時から、記者会見は、同スタジアムで、午後7時半から行われる。
 ガラタサライが、この火曜日に試合を行うスロヴェニア、及び、リュブリアナでは、ここ数日、止むことを知らない激しい風雨が、洪水を起こしている。昨日来、少なくとも3名が、洪水のために命を落としたという。リュブリアナでは、激しい雨が、今日も明日も続くと考えられている。試合当日以後は、その雨も止むものと推測されている。ガラタサライ側は、リュブリアナ側に、当地の最新の状況、及び、スタジアムが、試合可能かどうかの情報を求めていると伝えられている。



フェネルバフチェのマリボル戦のメンバーが発表された! スター選手の名がない(ファナティック紙 23. 8. 5)

イスマイル・カルタル監督(スター紙)  UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦3回戦でマリボルと対戦するフェネルバフチェが、UEFAに選手登録を行った。その中には、スター選手の名が、故障のためなかった。

 昨季2位となり、ヨーロッパのカップ戦への参戦権を得たフェネルバフチェが、ジンブル・キシナウを楽々と退け、UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦3回戦へと、その名を刻んだ。そして、UEFAへと、その一戦に備え、登録メンバーをUEFAに伝えた。故障を抱えるメルト・ハカン・ヤンダシュ、アレクサンデル・ジク、リンコン・エンリケ、エムレ・モルの名は入っていない。また、故障者以外では、ナズム・サンガレ、セルダル・ドゥルスン、グスタヴォ・エンリケ、ウィリアン・アロン、ブラク・カパジャクは、イスマイル・カルタル監督の方針で、メンバーには入れられなかった。また、新加入のロドリゴ・ベカン、ウムト・ナイル、バルトゥー・エルマズ、ミハ・ザイッチ、メルト・ミュルドゥルは、このUEFA提出リストに入っている。
 フェネルバフチェが、UEFAに提出したリストには、次の各選手の名が入っている。アルタイ・バヤンドゥル、イルファン・ジャン・エーリバヤト、フルカン・オヌル・アクユズ、セルダル・アズィズ、ルアン・ペレス、サメト・アカイドゥン、ロドリゴ・ベカン、フェルディ・カドゥオウル、メルト・ミュルドゥル、ブライト・オサイ・サミュエル、ヤイデン・オーステルヴォルデ、ミゲル・クレスポ、イスマイル・ユクセキ、バルトゥー・エルマズ、セバスティアン・シマノフスキ、ミハ・ザイッチ、ジョシュア・キング、イルファン・ジャン・カフヴェジ、ライアン・ケント、ドゥサン・タディッチ、エディン・ジェコ、ミシー・バチューハイ、ウムト・ナイル。



アダナ・デミル・スポル 2:1 クルジュ(フォトマッチ紙 23. 8. 4)

ヨナス・スヴェンソン(中)(アダナ・デミル・スポル公式Twitter) シェリフ・ンディアエ(ファナティック紙)  アダナ・デミル・スポルは、UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦2回戦の第1戦を1:1で引き分けたクルジュを、2:1でくだし、史上初めて勝ち上がりを達成した。同3回戦に進出したアダナ・デミル・スポルの相手はオシエクだ。

 UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦2回戦第2戦で、アダナ・デミル・スポルは、クルジュを2:1でくだし、上位進出を果たした。その3回戦では、クロアチアのオシエクと対峙することになる。
 前半12分、アダナ・デミル・スポルは、相手ディフェンスの裏を取り、ボールを得たンディアエが、右サイドにいたユスフ・サルにパスを出した。そのユスフ・サルが、ボールを整え、ファーのゴール隅を狙ったシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を外れて外に出て行ってしまった。
 同17分、カンター攻撃に出たクルジュは、左サイドにいたアヴヌが、フェイントをかけながらゴールライン際までボールを持ち込んだ。そのアヴヌがセンタリングを入れると、アダナ・デミル・スポルの選手の間からジャンプをしたビルリゲアがヘディングシュートを試みたが、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同28分、中盤でボールを得たクルジュのイエボアーが、ヘッドでビルリゲアへとパスを出した。ペナルティエリア内へと持ち込んだビルリゲアがシュートを放ったが、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同43分、右コーナーキックを得たアダナ・デミル・スポルは、それを、ユヌス・ベランダが蹴ると、ボールは、ニアのゴールポストに向かった。そこへと走り込んできたアキントラがヘッドで合わせると、これが、クルジュのゴールネットを揺らした。1:0。
 後半18分、カウンター攻撃に出たクルジュのイエボアーが、空中に上がったボールをヘッドで、ディフェンスの裏をとったビルリゲアへと送った。ビルリゲアは、フェイントをかけて、ペナルティエリア内へと入ろうとしたところ、グラヴィヨンのチェックを受け、ピッチに倒れ込んだ。これを咎めた、この試合の主審は、PKを与えるとともに、グラヴィヨンに対し、レッドカードを出したのだった。
 同23分、これで得たPKを、モゴスがグラウンダーのボールで蹴ると、GKカラジッチが防ごうとしたにも拘わらず、ボールはゴールインしてしまった。1:1。
 同35分、フリーキックを得たアダナ・デミル・スポルは、ユスフ・サルが、これを蹴った。ゴールマウスを見据えた位置から、直接ゴールを狙うと、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム1分、クルジュのコノプリアンカが、左サイドからフェイントをかけながら前進して、中盤から追い越したムハルにパスを出した。そのムハルが、ペナルティエリアの外からシュートを放つも、GKカラジッチが、ボールを胸に収めてしまった。
 同ロスタイム3分、フリーキックを得たアダナ・デミル・スポルは、これを、スタンブーリが蹴り、ペナルティエリア・ライン上にいたユヌス・ベランダにパスを出した。ダイレクトで、このボールを隙間に向け、ユヌス・ベランダが、ボールを蹴ると、ボールは、相手ディフェンスの裏を取ったンディアエに渡った。そのンディアエが、落ち着いてゴールマウスに蹴り込み、ゴールが生まれた。2:1。残りの時間では、他のゴールは生まれず、アダナ・デミル・スポルが、この試合を2:1で制し、カンフェランスリーグ予備戦3回戦に駒を進めたのだった。

【アダナ・デミル・スポル】ゴラン・カラジッチ=、ヨナス・スヴェンソンアンドロー・グラヴィヨン、セミフ・ギュレル、ケヴィン・ロドリゲス、ベンジャミン・スタンブーリ、エムレ・アクババ(後半ロスタイム2分:ドルクハン・トコズ)、ユスフ・サル、ユヌス・ベランダ(後半ロスタイム10分:ナニ)、ババジド・アキントラ(後半24分:ヨハン・マネフ)、シェリフ・ンディアエ



ガラタサライ 1:0 ジャルギリス(ヒュリエット紙 23. 8. 3)

ドリース・マルテンス(ガラタサライ公式HP) ケレム・アクテュルコウル(後)(サバハ紙)  UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦2回戦で、ガラタサライが、第1戦の2:2を受けた第2戦で、ラムス・パルクに迎えたジャルギリスを、1:0でくだし。同予備戦3回戦に駒を進めた。この3回戦では、オリンピア・リュビリアナと対峙する。

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦2回戦で、ガラタサライは、ジャルギリスと対峙した。第1戦の2:2を受けた第2戦は、ラムス・パルクで行われ、この試合を1:0で制したガラタサライは、3回戦へと勝ち上がった。ガラタサライに勝ち上がりをもたらしたゴールは、前半31分にドリース・メルテンスが決めた。UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦3回戦では、スロヴェニアのオリンピア・リュビリアナと対峙する。試合は、8/9〜15で行われる。

                   試合経過

 前半17分、ドリース・メルテンスからのパスを受けたケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からシュートを放つも、ボールは、相手ディフェンダーに当たり、コーナーキックに替わった。
 同18分、左サイドからアンヘリーニョがセンタリングを入れると、ファーサイドのゴールポスト際にいたアブドゥルケリム・バルダクチュが、そのボールに合わせてヘディングシュートを放ったが、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同31分、右コーナーキックを蹴ったケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリアの外へとボールを蹴った。そのボールに合わせて、ドリース・メルテンスが、見事なシュートを放つと、ボールは、GKエドビナス・ゲルトモナスの左を抜け、ゴールネットに突き刺さった。1:0。
 後半6分、ケレム・アクテュルコウルが、左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込み、内へとボールを入れると、そのボールを、ディフェンスが大きくクリアできなかった。ガラタサライのチャンスは続き、PKポイント手前でボールを得たベルカン・クトゥルがシュートを放ったが、ボールは、ディフェンスからピッチに跳ね返っただけだった。
 同19分、左サイドから、ケレム・アクテュルコウルが出したパスを、ペナルティエリア内で、ユヌス・アクギュンが、ヘッドでドリース・メルテンスの前へ落とした。そのドリース・メルテンスが、ゴール前で右へと開きシュートを放ったが、GKエドビナス・ゲルトモナスが、しっかりと胸に収めた。
 同21分、中盤でボールを持ったマティアス・オヨウシが、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだ。そして、GKと1対1となり、シュートを試みたが、GKムスレラが、しっかりと胸に収めてしまった。
 同31分、ナシム・フニドが、ケレム・アクテュルコウルとマッチアップとなったあと、ウィリー・ドゥラジョー主審からレッドカードをもらった。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行った同主審は、レッドカードを撤回して、ナシム・フニドにイエローカードを出した。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ=ベルカン・クトゥル、セルジオ・オリヴェイラ(後半24分:フレドリク・ミットシエ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半34分:セドリック・バカンブー)、ドリース・メルテンス(後半34分:オリンピウ・モルタン)、ケレム・アクテュルコウル(後半45分:カーン・アイハン)



フェネルバフチェ、UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦3回戦に進出(フェネルバフチェ公式HP 23. 8. 2)

ミシー・バチュハイ(フェネルバフチェ公式HP) ドゥサン・タディッチ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  ヨーロッパのカップ戦で256試合目となる一戦に登場したフェネルバフチェが、UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦2回戦第1戦で5:0で勝ったことを受けた第2戦で、モルドヴァのジンブル・キシナウを、ドゥサン・タディッチ(後半3分)、ミシー・バチュハイ(後半12分、同14分)、イスマイル・ユクセッキ(後半32分)のゴールで退ぞけ、欧州カンフェランスリーグ予備戦3回戦に進出した。

 フェネルバフチェは、欧州カンフェランスリーグ予備戦3回戦では、「ディフェルダンジュ03 vs NKマリボル」戦の勝者と対戦する。

                   試合経過

 前半7分、ゴール左斜め前でボールを得たジョシュア・キングが、ペナルティエリア・ラインからシュートを放つと、ボールは、ゴールポストの際を転がりながら外に出て行った。
 同10分、ドゥサン・タディッチが、ゴール左斜め前から内へとボールを入れた。そのボールを、ミシー・バチュハイが落とすと、イルファン・ジャン・カフヴェジが走り込んで来てシュートを放った。イルファン・ジャン・カフヴェジがペナルティエリアの外から放ったシュートは、僅かに枠を外れて外に出て行ってしまった。
 同22分、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだイルファン・ジャン・カフヴェジが、内へとボールを入れようとした。それを、ディフェンダーが足を出し、コーナーキックに替えた。
 同36分、メルト・ハカン・ヤンダシュが、右サイドからセンタリングを入れた。ペナルティエリア内で、ボールは、GKからこぼれ、ドゥサン・タディッチの前へ向かったが、そこへ、ディフェンダーが入り大きくクリアした。
 後半3分、ドゥサン・タディッチのゴールで、フェネルバフチェが、0:1と先制した。メルト・ハカン・ヤンダシュが、ペナルティエリア内でシュートを放つと、ボールは、ディフェンスからこぼれ、ボールを捉えたドゥサン・タディッチのシュートが決まった。
 同12分、ミシー・バチュハイが、スコアを0:2とした。フェルディ・カドゥオウルが出したパスを受け、ゴール左斜め前から内へと持ち込んだメルト・ハカン・ヤンダシュが、狭い角度からシュートを放った。そのボールに、ゴール前で、ミシー・バチュハイが触れると、ボールは、ゴールネットに収まった。
 同14分、ミシー・バチュハイが、点差を3と拡げた。右サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだブライト・オシャイ・サミュエルが、内へとパスを入れた。そのボールに、ファーサイドにいたミシー・バチュハイが触れると、ゴールネットが揺れた。
 同32分、イスマイル・ユクセッキが、スコアを0:4とした。ペナルティエリア手前でボールを得たイスマイル・ユクセッキが、ファーサイドに向けシュートを放つと、ゴールネットが揺れた。この試合、これ以外のゴールは生まれず、フェネルバフチェが、0:4で勝った。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バヤンドゥル=ブライト・オサイ・サミュエル(後半35分:ブラク・カパジャク)、セルダル・アズィズ、ルアン・ペレス、フェルディ・カドゥオウル(後半21分:ヤイデン・オーステルヴォルデ)=イスマイル・ユクセキ、ミゲル・クレスポ(前半33分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ドゥサン・タディッチ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半21分:セバスティアン・シマノフスキ)、ミシー・バチューハイ(後半20分:セルダル・ドゥルスン)、ジョシュア・キング



フェネルバフチェ、モルドヴァに到着(スター紙 23. 8. 1)

イスマイル・カルタル監督(スター紙)  UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦2回戦第2戦で、ジンブルと対峙するフェネルバフチェが、モルドヴァに到着した。

 UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦2回戦第2戦で、明日、アウェーでジンブルと対戦するフェネルバフチェが、モルドヴァに到着した。フェネルバフチェの選手団を乗せ、イスタンブルを発った特別機は、モルドヴァの首都キシナウの国際空港に降り立った。選手団は、空港からは、バスで、投宿先に移動した。フェネルバフチェのジンブル戦の選手は、次の通りだ。アルタイ・バヤンドゥル、イルファン・ジャン・エーリバヤト、フルカン・オヌル・アクユズ、セルダル・アズィズ、ルアン・ペレス、サメト・アカイドゥン、フェルディ・カドゥオウル、ブライト・オサイ・サミュエル、ヤイデン・オーステルヴォルデ、ミゲル・クレスポ、イスマイル・ユクセキ、メルト・ハカン・ヤンダシュ、セバスティアン・シマノフスキ、ブラク・カパジャク、ジョシュア・キング、イルファン・ジャン・カフヴェジ、ライアン・ケント、ドゥサン・タディッチ、エディン・ジェコ、ミシー・バチューハイ、セルダル・ドゥルスン、エフェカン・カラヤズ、ボラ・アイドゥンルク。



フェネルバフチェ、ミハ・ザイッチに関し発表(TRT改 23. 7.31)

ミハ・ザイッチ(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、ミハ・ザイッチを、再びメンバーに入れた。今夜、イスタンブル入りすることになっているミハ・ザイッチに関し、フェネルバフチェから発表があったのだ。

 新シーズン開幕を前に、補強活動に勤しむフェネルバフチェが、契約が満了していたミハ・ザイッチと、再び、合意に至った。フェネルバフチェの発表によれば、4年半、フェネルバフチェでプレーしてきたスロヴェニア人選手ミハ・ザイッチと、新たに3年契約を結ぶことになった。フェネルバフチェ側の発表では、契約に調印するために、イスタンブル入りさせると述べ、「2023-24シーズンに備える準備を続ける我がクラブに、2018-19シーズン以来、我がクラブでプレーしてきたミハ・ザイッチと、新たに3年契約を結ぶことになった」と続けている。
 フェネルバフチェでは、合計102試合に出場したミハ・ザイッチは、その中で18ゴール7アシストを記録している。



ベシクタシュ、メルト・ギュノクとの契約を延長!(ヒュリエット紙 23. 7.30)

メルト・ギュノク(TRT)  外国人選手の補強を続けるベシクタシュが、トルコ人選手への積極的な働きかけを行い、GKメルト・ギュノクとの契約を延長した。

 エムレジャン・ブルト、ジャン・オナナ、ダニエル・アマーティの獲得を成し遂げたベシクタシュは、アンテ・レビッチも、近々にイスタンブル入りさせることになるベシクタシュが、トルコ人選手にも積極的な働きを行い、調印に持ち込んだ。ベシクタシュは、メルト・ギュノクとの契約を延長したのだ。34歳になっているメルト・ギュノクと、2024年に満了する契約を2026年まで延長することになった。ベシクタシュは、この調印について、近々、発表するものと考えられている。
 メルト・ギュノクは、昨季、GKのポジションを、エルシン・デスタノウルから奪い取ったあと、24試合に出場して、その内23試合ではゴールを浴びたが、7試合では完封している。



ガラタサライ、マウロ・イカルディを獲った(TRT 23. 7.29)

マウロ・イカルディ(ファナティック紙)  ガラタサライでの、マウロ・イカルディの2年目が始まった。特別機でアタテュルク空港に到着したマウロ・イカルディを、ガラタサライのサポーターたちが、大変な興奮で迎えた。

 ガラタサライは、昨季、レンタルでプレーしたマウロ・イカルディの保有権を得ることで、フランスのパリサンジェルマンと合意に至った。家族とともに、アタテュルク空港にやって来たマウロ・イカルディを、関係者、及び、多くのサポーターが出迎えた。
 空港で記者団に談話を出したマウロ・イカルディは、「昨季、楽しんだように、今季も、より楽しみたいと思っている。僕は、トルコで最も偉大なクラブにいるんだ。ここにいることは、とっても幸せなんだ。今季も、ガラタサライは、トルコの最も偉大なクラブであることを示さねばならない。1つ1つの試合に向かっていかなければならない。昨季は、それで、チャンピオンになった。今季も、それで行かねばならない。多くのゴールを決めよう。僕らのスタジアムに、“君の愛を受けたい”のチャントが響くのを聴きたい」と述べた。



ベシクタシュ、安心のアドヴァンテージを、後半ロスタイム4分に掴み取った!(ソズジュ紙 23. 7.28)

ジャクソン・ムレカ(上)(ベシクタシュ公式HP) オヌル・ブルト(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュは、今季開幕試合で、ドルマバフチェに迎えたアルバニアのティラナを3:1でくだした。カンフェランスリーグ予備戦2回戦の第1戦を制したベシクタシュは、ティラナで行われる第2戦を前にアドヴァンテージを得た。

 UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦2回戦第1戦で、ベシクタシュは、ホームに迎えたティラナを3:1でくだした。今季の初戦を、ドルマバフチェで戦ったベシクタシュは、2点差をつけ、試合を終えるというアドヴァンテージを、後半ロスタイム4分に掴み取った。
 カンフェランスリーグ本戦に進みたいベシクタシュは、サポーターの前で、2点差をつけリードしていた試合だったが、後半38分にティラナのゴールを防げなかった。2点差が、よりアドヴァンテージが大きくなるが、ホームで、その点差を守れなかったベシクタシュは、同ロスタイム4分にゴールが生まれ、アルバニアでの第2戦を前に、嬉しいスコアとなった。前半を、オヌル・ブルトとジャクソン・ムレカのゴールで、2:0とリードをして終えたベシクタシュだったが、後半38分にカイナが、点差を1と縮めるゴールを決めた。だが、途中投入されたデミフ・クルチソイが、同ロスタイム4分に決めたゴールが、この試合のスコアを決するものとなった。第2戦は、8月3日(木)に、アルバニアの首都ティラナで行われる。

                   得点場面

 前半21分、ベシクタシュが先制した。アルトゥール・マスアクが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からセンタリングを入れると、そのコースに入ったオヌル・ブルトが、ダイレクトで左足を出して放ったシュートが、ティラナのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同42分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。ヴァンサン・アブバクルからのパスを受け、ペナルティエリア内へと持ち込んだジャクソン・ムレカが、ゴール左斜め前からファーサイドののゴールポスト目がけて放った強いシュートが、ゴールインしたのだった。2:0。そして、前半は、ベシクタシュが2:0とリードして終わった。
 後半38分、右サイドで生まれた攻撃で、リマル・ハジウが、ゴールライン際まで行く手前から、グランダーのセンタリングを入れた。そのコースに向かい動き出したカイナが、ベシクタシュのGKが押さえる前に触れると、ベシクタシュのゴールネットに収まってしまった。2:1。
 同ロスタイム4分、途中投入されたセミフ・クルチソイが、再び、点差を2に拡げた。ジャン・オナナからのパスを、ゴール右斜め前で受け、ペナルティエリア内へと持ち込んだセミフ・クルチソイが、右足を強く一閃、ボールはティラナのゴール隅に突き刺さったのだった。3:1。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ、ネジプ・ウイサル、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=サリフ・ウチャン(後半18分:ジャン・オナナ)、アミル・ハジャフメトヴィッチ、ゲドソン・フェルナンデス=オヌル・ブルト(後半37分:セミフ・クルチソイ)、ヴァンサン・アブバクル、ジャクソン・ムレカ(後半ロスタイム2分:デミル・エゲ・トゥクナズ)



フェネルバフチェ 5:0 ジンブル・キシナウ(フェネルバフチェ公式HP改 23. 7.27)

ミシー・バチュハイ(右端)(フェネルバフチェ公式HP) フェルディ・カドゥオウル(中)を讃えるミゲル・クレスポ(左)とメルト・ハカン・ヤンダシュ(右)(CNNトルコ)  フェネルバフチェが、2023−24シーズン最初の公式戦を、5:0で制した。

 UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦2回戦第1戦で、フェネルバフチェは、モルドヴァのジンブル・キシナウを、ホームに迎えた。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、最初から最後まで優勢に進め、5:0で勝ったフェネルバフチェは、第2戦を前に大きなアドヴァンテージを得た。
 この試合に5ツ星の付いたユニフォームで臨んだフェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、前半11分にフェルディ・カドゥオウル、同13分にライアン・ケント、後半15分にエディン・ジェコ、同18分にセバスティアン・シマンスキ、同43分にジョシュア・キングが決めた。

                    試合経過

 前半6分、左サイドからドゥサン・タディッチがペンディク・スポルへセンタリングを入れると、ボールを得たセバスティアン・シマンスキがシュートを放つとディフェンスが、際どくコーナーキックに替えた。
 同8分、メルト・ハカン・ヤンダシュからのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たドゥサン・タディッチがシュートを放つも、GKがコーナーキックに替えてしまった。
 同11分、ドゥサン・タディッチから出たパスを、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たフェルディ・カドゥオウルが、ファーサイドのゴール隅を狙ったシュートが、上のバーに当たりゴールインした。1:0。
 同13分、ドゥサン・タディッチからのパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったエディン・ジェコが、ボールを、ペナルティエリアへと送った。そのボールを得たライアン・ケントが、PKポイント近くから放った狙いすましたシュートが、ジンブル・キシナウのゴールネットを揺らした。2:0。
 同42分、ジンブル・キシナウの攻撃で、シャーロム・サミエフが、ゴール左斜め前から強いシュートを放ったが、GKアルタイ・バヤンドゥルは、コーナーキックに替えた。そして、前半は、フェネルバフチェが2:0とリードを奪い終わった。
 後半16分、フェネルバフチェに3点目が生まれた。フェルディ・カドゥオウルが、左サイドから入れたスルーパスに反応して、ボールを得てペナルティエリア内へと持ち込んだメルト・ハカン・ヤンダシュが、いい位置にいたエディン・ジェコにボールを預けた。ボスニア人FWエディン・ジェコは、いい位置でボールに触れるとゴールが生まれたのだった。3:0。
 同18分、フェネルバフチェが、点差を4と拡げた。プレスをかけた結果中盤でボールを持ったエディン・ジェコが、ボールを、ディフェンスの裏に入り込んでいたセバスティアン・シマノフスキの走っている先へと出した。相手ディフェンスよりも早くボールを得たセバスティアン・シマノフスキは、GKアガチをすり抜けてから、ペナルティエリア内ゴール左斜め前から放ったシュートがゴールとなったのだった。4:0。
 同43分、フェネルバフチェが、5点差をつけた。ゴール左斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだジョシュア・キングが放ったシュートが、相手ディフェンダーに当たり、高く舞い上がってからゴールインしたのだった。5:0。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バヤンドゥル=ブライト・オサイ・サミュエル、セルダル・アズィズ、アレクサンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル=メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半17分:イスマイル・ユクセキ)、ミゲル・クレスポ、セバスティアン・シマノフスキ=ライアン・ケント(後半17分・エムレ・モル、後半28分:イルファン・・ジャン・カフヴェジ)、エディン・ジェコ(後半39分:ミシー・バチューハイ)、ドゥサン・タディッチ(後半39分:ジョシュア・キング)



ジャルギリス 2:2 ガラタサライ(ヒュリエット紙 23. 7.26)

ニコロ・ザニオーロ(左)(ガラタサライ公式HP) ハリル・デルヴィショウル(ハベル・テュルク紙)  UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦2回戦の第1戦で、ガラタサライは、アウェー戦で、ジャルギリス・ビルニュスと2:2で引き分けた。

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦2回戦の第1戦で、ガラタサライが、ジャルギリス・ビルニュスと対峙した。試合は、1:0と先制を許したガラタサライだったが、3分間で2ゴールをあげ復活を果たしたが、そのスコアを守れなかった。そして、試合は2:2の引き分けに終わった。ガラタサライのゴールは、後半30分にアブドゥルケリム・バルダクチュが、同33分にハリル・デルヴィショウルが決めた。ホームのジャルギリス・ビルニュスのゴールは、後半2分にマティアス・オヨウシ、同ロスタイム1分にカズラウスカスから生まれた。カズラウスカスは、ゴールを決めたあと、レッドカードをもらい退場処分となった。この対戦の第2戦は、8月2日(水)にイスタンブルで行われる。

                   試合経過

 前半17分、フォファナのパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったマティアス・オヨウシが、GKと1対1となったところからシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同21分、左サイドでボールを得たユヌス・アクギュンが、ペナルティエリアのゴール左斜め前からシュートを放つと、ボールは、ゴールポストを直撃して跳ね返った。
 同34分、相手選手をすり抜けたニコロ・ザニオーロが、ペナルティエリア内へ入りシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 後半2分、中盤で、ヴィクトール・ネルソンより前にボールに仕掛けたマティアス・オヨウシが、ボールを持ち前進して、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと持ち込んだ。そして、GKムスレラと1対1となったマティアス・オヨウシがシュートを放つと、これがゴールインした。1:0。
 同21分、右サイドからドリース・メルテンスがセンタリングを入れると、ペナルティエリアでボールをコントロールしたセルジオ・オリヴェイラがシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同30分、ケレム・アクテュルコウルのパスを受け、ペナルティエリアのゴール左斜め前でボールを得たセルジオ・オリヴェイラが、ペナルティエリアに向けセンタリングを入れると、それに合わせて、アブドゥルケリム・バルダクチュがヘディングシュートを放つと、ジャルギリス・ビルニュスのゴールネットを揺らした。1:1。
 同32分、セルジオ・オリヴェイラがフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙ったところ、GKエドビナス・ゲルトモナスが倒れ込みながら、ゴールを許さなかった。
 同33分、ケレム・アクテュルコウルからのパスを受け、ペナルティエリア内ゴール右斜め前から、ドリース・メルテンスがシュートを放つと、GKエドビナス・ゲルトモナスがパンチングで、これを防いだ。だが、跳ね返ったボールを捉えたハリル・デルヴィショウルが、がら空きとなったゴールマウスに蹴り込んだ。1:2。
 同ロスタイム1分、左サイドから、ボペスがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からカズラウスカスが走り込んで来て放ったシュートが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。2:2。
 同ロスタイム2分、ドナタス・カズラウスカスが、ゴールを決めた喜びからユニフォームを脱いだため、ルイス・ゴディーニョ主審により2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ(後半39分:レオ・デュボア)=セルジオ・オリヴェイラ、ベルカン・クトゥル(後半17分:フレドリク・ミットシエ)=ニコロ・ザニオーロ(後半28分:ハリル・デルヴィショウル)、ユヌス・アクギュン(後半28分:オリンピウ・モルタン)、ケレム・アクテュルコウル=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半16分:ドリース・メルテンス)



ウィルフレッド・ザハ、正式にガラタサライ入り(TRT 23. 7.25)

ウィルフレッド・ザハ(ファナティック紙)  ガラタサライは、ウィルフレッド・ザハの獲得を発表した。その発表によると、コートジボワール人選手ウィルフレッド・ザハと、3年契約に調印したということだ。

 ガラタサライが、イングランドのクリスタルパレスとの契約が満了したウィルフレッド・ザハと3年契約を結んだことを公表した。ガラタサライの公式発表では、「ウィルフレッド・ザハの移籍に関し、3年契約を結んだことを報告する。その契約に従い、ウィルフレッド・ザハには、契約金として233万EURO、年俸として435万EUROを支払うことになる」となっている。
 クリスタルパレスの下部組織から、2010年にAチームに昇格したウィルフレッド・ザハは、2013年1月には、マンチェスターユナイテッドに移籍したにも拘らず、シーズンをクリスタルパレスに復帰することになった。マンチェスターユナイテッドでの6ヶ月を過ごしたあと、カーディフにレンタル移籍したウィルフレッド・ザハだったが、シーズン終了後にはクリスタルパレスに戻った。クリスタルパレスで、計458試合に出場したウィルフレッド・ザハは、90ゴール76アシストを記録した。なお、ウィルフレッド・ザハは、ガラタサライでは背番号14を付けることになる。



これが、ガラタサライのジャルギリス戦のメンバー(TRT 23. 7.24)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  ガラタサライは、UEFAチャンピオンズリーグ予備戦2回戦で、明日、ジャルギリスと対戦するが、その登録メンバーが明らかになった。故障を抱えるルカス・トレイラは、このリトアニア遠征には帯同されていない。

 ガラタサライは、UEFAチャンピオンズリーグ予備戦2回戦で、明日、ジャルギリスと行う第1戦に向けて、リトアニアに向かった。その帯同メンバーには、故障を抱えるルカス・トレイラは入っていない。プレシーズンマッチのハルシティ戦で故障を発生させたウルグアイ人選手ルカス・トレイラは、治療が続けられているのだ。
 ガラタサライの、ジャルギリス戦に臨む24人の選手は、次の通りだ。フェルナンド・ムスレラ、レオ・デュボア、アンヘリーニョ、フレドリク・ミットシエ、ケレム・アクテュルコウル、ドリース・メルテンス、ユヌス・アクギュン、ニコロ・ザニオーロ、ハリル・デルヴィショウル、ベルカン・クトゥル、カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン、セルジオ・オリヴェイラ、ユスフ・デミル、バトゥハン・シェン、エミン・バイラム、アブドゥルケリム・バルダクチュ、バルシュ・アルペル・ユルマズ、エムレ・クルンチ、オリンピュ・モルタン、エフェ・アクマン、カズムジャン・カラタシュ、サーシャ・ボエ、ベルク・バラバン。



フェネルバフチェ、カンフェランスリーグ予備戦2回戦登録メンバー、明らかになる(イエニ・シャファク紙 23. 7.23)

イスマイル・カルタル監督(タクヴィム紙)  フェネルバフチェは、UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦2回戦ジンブル・キシナウ戦のメンバーを、UEFAに提出した。

 フェネルバフチェが発表したメンバーには、新加入のロドリゴ・ベカン、ウムト・ナイル、バルトゥー・エルマズと並んで、ウィリアン・アロン、ジョアン・ペドロ、ジョシュア・キング、サメト・アカイドゥン、リンコン・エンリケ、エムレ・デミル、ナズム・サンガレ、そして、移籍交渉のためにドイツに行っているアッティラ・サライは入っていない。
 登録されたメンバーは、次の通りである。(GK)アルタイ・バヤンドゥル、イルファン・ジャン・エーリバヤト、フルカン・オヌル・アクユズ、(DF)セルダル・アズィズ、ルアン・ペレス、グスタヴォ・エンリケ、アレクサンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル、ブライト・オサイ・サミュエル、ヤイデン・オーステルヴォルデ、(MF)ミゲル・クレスポ、イスマイル・ユクセキ、メルト・ハカン・ヤンダシュ、セバスティアン・シマンスキ、ブラク・カパジャク、ディエゴ・ロッシ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、(FW)エムレ・モル、ライアン・ケント、ドゥサン・タディッチ、エディン・ジェコ、ミシー・バチューハイ、セルダル・ドゥルスン。



トルコ・リーグへ復帰! ディミトリス・ペルカス、正式にバシャクシェヒル・スポル入り(スター紙 23. 7.22)

ディミトリズ・ペルカス(ヒュリエット紙)  バシャクシェヒル・スポルが、ギリシア人選手ディミトリス・ペルカスを獲得した。バシャクシェヒル・スポルは、ディミトリス・ペルカスと「1+1」年の契約を結んだのだ。

 バシャクシェヒル・スポルが、フェネルバフチェとの契約が満了した29歳のギリシア人選手ディミトリス・ペルカスを、「1+1」年契約で獲得した。バシャクシェヒル・スポルは、新シーズンを前に、補強活動に拍車がかかっている。そのバシャクシェヒル・スポルが、フェネルバフチェとの契約が満了したMFディミトリス・ペルカスを「1+1」年契約で獲得したのだ。バシャクシェヒル・スポルの発表では、「我がクラブは、ギリシア代表選手ディミトリス・ペルカスを、“1+1”年の契約で、迎えることになった。ディミトリス・ペルカスに、我が家族に、ようこそと言おう。そして、バシャクシェヒル・スポルのユニフォームのもと、活躍してくれることを祈念する」と述べている。ディミトリス・ペルカスは、バシャクシェヒル・スポルでは、背番号14を付けることになる。
 昨季、レンタルで加入したイングランド・チャンピオンシップのハルシティでプレーしたディミトリス・ペルカスは、26試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。



ドイツに向かった! アッティラ・サライ、フェネルバフチェを離れる(スター紙 23. 7.21)

アッティラ・サライ(ファナティック紙)  フェネルバフチェのDFアッティラ・サライが、ホッフェンハイム入りに向け、イスタンブルを離れた。ハンガリー人選手アッティラ・サライは、ドイツのホッフェンハイムと調印することになる。

 フェネルバフチェのDFアッティラ・サライが、ホッフェンハイムとの交渉のため、イスタンブルを離れた。フェネルバフチェのフロントは、ホッフェンハイムからの1500万EUROという移籍金でのオファーを受け入れ、25歳のアッティラ・サライに、ホッフェンハイム側との交渉に当たることを認めたのだ。ドイツで、メディカルチェックを受けることになるアッティラ・サライは、その後、ホッフェンハイムと4年契約を結ぶことになる。
 フェネルバフチェへは、2021年1月に、220万EUROの移籍金で、アポロン・リマソールから移籍してきたアッティラ・サライは、フェネルバフチェで117試合に出場して、7ゴール4アシストを記録した。



ベシクタシュの新加入者リャンコ、イスタンブル入り(フォトマッチ紙 23. 7.20)

リャンコ(TRT)  ベシクタシュで、目立った補強が行われた。最新の補強選手リャンコがイスタンブル入りした。

 新加入のブラジル人ストッパーのリャンコは、買い取りオプション付のレンタルでの加入となる。1997年2月1日生まれのリャンコは、ブラジルはヴィクトリアの生まれだ。187pの身長のあるリャンコは、ストッパーが本職だ。ブラジルのU23代表として、23試合の出場経験がある。サウザンプトンでプレーしていたリャンコは、ボタフォゴのU17でサッカー人生をスタートさせた。サン・パウロ、トリノ、ボローニャ、サウザンプトンといったクラブでプレーをしてきた。全サッカー人生を通じて、ここまで137試合に出場してきたリャンコは、4ゴール2アシストという記録を残している。



バシャクシェヒル・スポル、クシシュトフ・ピョンテクを獲得(CNNトルコ 23. 7.19)

クシシュトフ・ピョンテク(ファナティック紙)  バシャクシェヒル・スポルが、昨季はサレニターナでプレーしたクシシュトフ・ピョンテクを獲得した。

 バシャクシェヒル・スポルが、ヘルタ・ベリリンが保有権を持つ28歳のFWクシシュトフ・ピョンテクと、3年契約に調印した。バシャクシェヒル・スポルが、この移籍に関し行った発表では、「我がクラブは、ポーランド代表選手クシシュトフ・ピョンテクと3年契約を結んだ。クシシュトフ・ピョンテクに、我が家族に入ってくれたことを歓迎しよう。バシャクシェヒル・スポルで活躍してくれることを祈念する」となっている。
 昨季は、イタリアのサレニターナでプレーしたクシシュトフ・ピョンテクは、33試合に出場して4ゴール5アシストを記録している。



ガラタサライ、オーストリア・キャンプ最後のプレシーズンマッチに臨む(アクシャム紙 23. 7.18)

オカン・ブルク監督(タクヴィム紙)  新シーズンに向けての練習を、オーストリアで続けているガラタサライが、シュトゥルム・グラーツと対戦する。

 ガラタサライは、オーストリア・キャンプ最後のプレシーズンマッチで、シュトゥルム・グラーツと対峙する。ガラタサライ選手団は、この試合後、オーストリア・キャンプを打ち上げ、イスタンブルに戻る。シュトゥルム・グラーツとのプレシーズンマッチは、7月18日(火)午後8時から行われる。試合は、オーストリアのグラーツ市のメルキュル・アレーナで行われる。
 ガラタサライは、7月8日から始めたオーストリア・キャンプで、ここまで3試合を行った。ここまでの試合では、ハンガリーのキシュヴァールダに2:0、チャークバールを4:2でくだしたガラタサライは、オーストリアのオーストリア・ウィーンとは1:1で引き分けた。



トラブゾン・スポル、驚きの離反(TRT 23. 7.17)

ドルクハン・トコズ(TRT)  トラブゾン・スポルで、もう1人の選手が去った。トラブゾン・スポルのトルコ代表選手のドルクハン・トコズが、クラブを去ることが告知された。

 27歳のドルクハン・トコズは、昨季、故障で棒に振ったあと、チームに合流したが、望むべきレベルにまで、調子が出なかった。ネナード・ビェリツァ監督が、ドルクハン・トコズは、フィジカル的には十分とは言えない、また、太り過ぎているというレポートを出し、特別メニューの練習を課していた。ドルクハン・トコズが、同監督と行った最後の話し合いで、特別メニューの練習を行うのは難しい、チームを去りたい旨を申し入れたと言われている。トラブゾン・スポルのフロントは、この件に関し、ドルクハン・トコズとの話し合いを持ち、クラブを去る意向を受け入れたということだ。



アブドゥルカディル・パルマクの新たな所属先はシワス・スポル(ファナティック紙 23. 7.16)

アブドゥルカディル・パルマク(TRT)  シワス・スポルが、アブドゥルカディル・パルマクを獲得した。

 新シーズンに向けての補強を続けているシワス・スポルが、MFアブドゥルカディル・パルマクと2年契約を結んだ。アブドゥルカディル・パルマクは、シワス・スポルのクラブハウスで、バハッティン・エケン副理事長が列席した調印式で、シワス・スポルとの契約書に調印した。
 1994年12月28日に、トラブゾンで生まれたアブドゥルカディル・パルマクは、トラブゾン・スポルの下部組織で育った。その後、1461トラブゾン、ウムラニエ・スポル、アルトゥノルドゥ、アダナ・デミル・スポル、カイセリ・スポルでプレーを続けてきたアブドゥルカディル・パルマクは、昨季は、ガジアンテップFKに所属した。アブドゥルカディル・パルマクは、そのサッカー人生全体で、263試合に出場して、25ゴール19アシストを記録している。



ハリル・デルヴィショウル、ガラタサライ入り(イエニ・シャファク紙 23. 7.15)

ハリル・デルヴィショウル(イエニ・シャファク紙)  長きに渡り、ベシクタシュ入りが囁かれ続けていたハリル・デルヴィショウルの獲得に、ガラタサライが参入して、移籍を実現させてしまった。

 ハリル・デルヴィショウルの移籍につき、熱き時間が流れた。ハリル・デルヴィショウルの獲得が近づいていると書かれ続け、ベシクタシュとの交渉も終わったと言われていたハリル・デルヴィショウルは、ガラタサライへの移籍となった。ガラタサライは、ハリル・デルヴィショウルと、4年齢的で合意に至った。
 23歳のハリル・デルヴィショウルは、正式調印、及び、メディカルチェックを受けるために、近々、オランダからイスタンブル入りする。昨季は、バーンリーでプレーしたハリル・デルヴィショウルは、11試合に出場して1ゴールを記録した。ガラタサライは、近い内に、ハリル・デルヴィショウル獲得を発表すると思われている。



アンヘリーニョ移籍の詳細(イエニ・シャファク紙 23. 7.14)

アンヘリーニョ(スター紙)  ガラタサライは、スペイン人サイドバックのアンヘリーニョ獲得を、正式に発表した。

 ホセ・アンヘル・エスモリス・タセンデ(アンヘリーニョ)、及び、ライプチヒとの間で、2023-24シーズンについて、買い取りオプション付きで、レンタルで獲得することに関し、合意に達した。この合意に基づき、アンヘリーニョのレンタルでの移籍について、ライプチヒ側に150万EUROを支払うことになる。買い取りオプション権の行使については、その対価として600万EUROを支払わねばならない。また、アンヘリーニョに対しては、2023-24シーズンの年俸は230万EUROを支払う。



ダニエル・アマーティ、ベシクタシュ入り(TRT 23. 7.13)

ダニエル・アマーティ  ベシクタシュは、レスターシティとの契約が満了したガーナ人ストッパーのダニエル・アマーティと、「2+1」年契約に調印した。

 新シーズンに向けての準備を続けているベシクタシュが、メンバー強化を続けている。そのベシクタシュが、ダニエル・アマーティを獲得した。レスターシティとの契約が満了したダニエル・アマーティと、「2+1」年の契約を結んだのだ。28歳のダニエル・アマーティは、メディカルチェックを受けたあと、ドイツでのキャンプに合流する。ダニエル・アマーティは、昨季は、プレミア・リーグで24試合に出場している。



フェネルバフチェ、新たな獲得選手を発表、ウムト・ナイルが調印(イエニ・シャファク紙 23. 7.12)

ウムト・ナイル(TRT)  フェネルバフチェが、ウムト・ナイルを、正式に獲得した。フェネルバフチェは、トルコ代表選手ウムト・ナイルの獲得を発表したのだ。

 新シーズンに向けての補強を進めるフェネルバフチェが、ウムト・ナイルを獲得したことを、正式に発表した。この補強に関し、フェネルバフチェから行われた発表では、ウムト・ナイルは、「2+1年」契約に調印した。更に、フェネルバフチェは、ウムト・ナイルがメディカルチェックを受けたことも明らかにした。この件に関し、発表では、「我がクラブへの新加入選手ウムト・ナイルは、メディカルチェックを通過した。血液検査から始まったメディカルチェックは、次いで、整形外科、内科、眼科、耳鼻科、一般外科、心臓の検査を受けた。そして、最後に、肺への負荷検査で終わった」となっている。昨季は、レンタルで加入したウムラニエ・スポルで見せたプレーぶりで注目を浴びたウムト・ナイルは、トルコ・リーグで17ゴール3アシストを記録した。30歳のウムト・ナイルは、2022‐23シーズンで、最多得点を記録したトルコ人選手となった。なお、ウムト・ナイルは、かつて、ベシクタシュでプレーしたことがある。



フェネルバフチェ、アレクサンデル・ジクを獲得(スター紙 23. 7.11)

アレクサンデル・ジク(CNNトルコ)  フェネルバフチェが、ガーナ人選手アレクサンデル・ジクと「3+1」年の契約を結んだことを発表した。

 フェネルバフチェの発表は、次のようなものだ。「我がフェネルバフチェは、フランス出身のガーナ代表ストッパーのアレクサンデル・ジクと“3+1”年契約を結んだ。アレクサンデル・ジクに、我が家へようこそと言おう。フェネルバフチェとともに素晴らしい勝利と、優勝を成し遂げよう」。ウルケル・スタジアムで行われた調印式には、フロントからセラハッティン・バキとスポーツ・ディレクターのマリオ・ブランコが出席した。



新たな10番が明らかになった! フェネルバフチェ、セバスティアン・シマンスキを獲得(スター紙 23. 7.10)

セバスティアン・シマンスキ  フェネルバフチェは、アルダ・ギュレルが去ったあとの中盤の補充として、新たな補強を成し遂げようとしている。フェネルバフチェは、ディナモ・モスクワが保有権を持つセバスティアン・シマノフスキをメンバーに加えようとしている。

 アルダ・ギュレルを、移籍金3000万EUROで、レアル・マドリードに移籍させたフェネルバフチェが、穴のできた10番のポジションをセバスティアン・シマノフスキで埋めようとしている。フェネルバフチェは、セバスティアン・シマノフスキ獲得につき、移籍金として、ディナモ・モスクワに1100万EURO、及び、特別金400万EUROを支払うことになる。セバスティアン・シマノフスキとは、4年契約を結ぶことになるフェネルバフチェは、年俸として250万EUROを支払う。
 ディナモ・モスクワでは中盤のポジションを担っていたセバスティアン・シマノフスキは、市場価格では1800万EUROとされていた。セバスティアン・シマノフスキは、昨季、フェイエノールトでプレーをして、40試合に出場している。そして、10ゴール8アシストを記録して、フェイエノールトの優勝に大きく貢献した。



トラブゾン・スポルに1.94mの長身選手、フィリップ・ベンコヴィッチ(イエニ・シャファク紙 23. 7. 9)

フィリップ・ベンコヴィッチ  トラブゾン・スポルが、イタリアのウディネーゼから、ディフェンダーのフィリップ・ベンコヴィッチを獲得した。

 新シーズンに向け補強を続けているトラブゾン・スポルが、新たに1人、選手を獲得した。オルシッチ、ディミトリオス・クルベリス、ホアキン・フェルナンデスを獲得したトラブゾン・スポルが、フィリップ・ベンコヴィッチと合意に達したのだ。25歳のクロアチア人選手フィリップ・ベンコヴィッチは、今夜、イスタンブル入りして、メディカル・チェックを受けたのち、調印に至るものと思われる。1.94mもの身長のあるフィリップ・ベンコヴィッチは、空中戦に強いものと考えられている。サッカー選手としてのキャリアを、ディナモ・ザグレブで始めたフィリップ・ベンコヴィッチは、その後、レスターシティ、セルティック、カーディフ、ルーバン、ブラウンシュヴァイク、ウディネーゼでプレーをしてきた。



フェネルバフチェのキャンプ帯同メンバーが明らかになった(スター紙 23. 7. 8)

イブラヒム・カルタル監督(タクヴィム紙)  フェネルバフチェが、新シーズンに向け、ロシアで行うキャンプ参加メンバーが発表された。このキャンプ期間中、フェネルバフチェは、サンクトペテルブルクで行われるパリ・プレミア杯争奪戦の参加する。

 ロシアのサンクトペテルブルクで、7月9日から15日まで行われるパリ・プレミア杯争奪戦に参加するため、本日、ロシアに向け移動したフェネルバフチェ選手団は、その帯同メンバーを明らかにした。フェネルバフチェが発表した33名のキャンプ参加メンバーは、次の通りだ。
 アルタイ・バヤンドゥル、イルファン・ジャン・エーリバヤト、フルカン・オヌル・アイユズ、ムハメット・ドーウカン・デミル、セルダル・アズィズ、ルアン・ペレス、アッティラ・サライ、グスタヴォ・エンリケ、フェルディ・カドゥオウル、ブライト・オシャイ・サミュエル、ナズム・サンガレ、ヤイデン・オーステルヴォルデ、ミゲル・クレスポ、ウィリアン・アロン、イスマイル・ユクセッキ、メルト・ハカン・ヤンダシュ、ブラク・カパジャク、ディエゴ・ロッシ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、エムレ・モル、ライアン・ケント、ジョシュア・キング、エディン・ジェコ、ミシー・バチュハイ、セルダル・ドゥルスン、ジョアン・ペドロ、イーイト・エフェ・デミル、エミル・オルタカヤ、チョ・ジンホ、エムレ・デミル、ユスフ・コジャテュルク、ボラ・アイドゥンルク、ムハメット・イムレ。
 なお、故障を抱えているサメト・アカイドゥンとリンコン・エンリケは、キャンプ参加メンバーには入っていない。フェネルバフチェは、サンクトペテルブルクでの初の練習は、本日の夜に行われる予定だ。



インテル、フェルディ・カドゥオウルを狙う(イエニ・シャファク紙 23. 7. 7)

フェルディ・カドゥオウル(スター紙)  フェネルバフチェでのプレーぶりで、注目を集めているフェルディ・カドゥオウルが、ヨーロッパのクラブがリストアップしている。フェルディ・カドゥオウルに対し、ナポリに次いで、インテルが獲得を考えている。

 インテルがオファーを受けているオランダ人右サイドの選手デンゼル・ダンフリースが去った場合、その穴を、フェルディ・カドゥオウルで埋めようとしているのだ。しかし、フェネルバフチェのフロントは、アルダ・ギュレルに次いで、フェルディ・カドゥオウルが去ることを、良くは見ていない。フェルディ・カドゥオウルは、フェネルバフチェで満足していると言うが、舞い込んできたオファーについては、フロントは、それらを伝えている。フェネルバフチェのフロントは、フェルディ・カドゥオウルの売却価格を2500万EUROと設定している。23歳のフェルディ・カドゥオウルは、昨季、48試合に出場して4ゴール5アシストを記録している。



ガラタサライは、FW獲得を狙っている(TRT 23. 7. 6)

ルカ・ヨヴィッチ マイケル・アントニオ ダトロ・フォファナ  ガラタサライは、FW獲得を目指して動いている。ガラタサライのリストには、ルカ・ヨヴィッチ、マイケル・アントニオ、ダトロ・フォファナの名が上がっている。

 ガラタサライの補強活動は続いている。ガラタサライは、獲得したい攻撃ラインの選手を詰めようとしている。マウロ・イカルディの獲得に関し、パリ・サンジェルマン、及び選手側との交渉を続けている。ガラタサライのフロントは、移籍解禁期間に、少なくとも2人のFWを獲得したいと考えている。ガラタサライは、近々、オーストリア・キャンプに向かう。フロントは、そこで、選手層が薄いと思われるポジションの補強を、キャンプに間に合うように努めているところだ。そのガラタサライが、FW強化のために俎上に乗せている名前が明らかになってきている。特に、3人の選手に優先順位を高くつけている。ガラタサライは、ルカ・ヨヴィッチ、マイケル・アントニオ、ダトロ・フォファナの3選手と交渉を行っているのだ。この3人の選手の内1人と契約しようと考えている。7月25日か26日に、ヨーロッパのカップ戦の舞台が待っているガラタサライは、新たなゴールゲッターを、この試合には、ピッチに立たせたい意向だ。



アルダ・ギュレルが選んだ(ソズジュ紙 23. 7. 5)

アルダ・ギュレル(ヒュリエット紙)  レアル・マドリードやバルセロナを始めとして、ヨーロッパのビッグクラブが獲得を目指したアルダ・ギュレルが、行き先となるクラブを選んだ。

 スペインの2大クラブの、レアル・マドリードとバルセロナが獲得に向け動いていた、フェネルバフチェの18歳のスター選手アルダ・ギュレルが、新シーズンでプレーするクラブを選んだ。バルセロナが、スポーツ・ディレクターをイスタンブルに派遣して、移籍を成し遂げようと努めていた時期、ライバル・クラブに獲られたくないレアル・マドリードが、アルダ・ギュレル獲得に割って入った。スペインからの報道によると、バルセロナのオファーを上回ったレアル・マドリードが、移籍完了に近づいていると言う。契約書に、1750万EUROで契約解除できるという条項が含まれているアルダ・ギュレル獲得のために、バルセロナは、2000万EURO、及び、その後の移籍で発生する移籍金の20%を支払うというオファーで、先行したのだった。フェネルバフチェは、そのオファーを受け入れ、アルダ・ギュレルが、カルロ・アンジェロッティ監督率いるレアル・マドリードでプレーすることを受け入れたと伝えている。



ウムト・ナイル、フェネルバフチェへ(TRT 23. 7. 4)

ウムト・ナイル  フェネルバフチェは、理想的は選手構成を目指し、補強活動を続けている。そういったなか、ウムト・ナイルとの合意が近づいていると看られる。

 フェネルバフチェは、新シーズンに向け計画を練っている。所属選手の内、何人かは去ることになると思われるが、新しい血の投入も考えられる。フロントは、攻撃ラインの強化に動いているが、昨季、ウムラニエ・スポルでプレーしたウムト・ナイルとの交渉が終盤に入っている。エユップ・スポルとは合意に達しているフェネルバフチェは、ウムト・ナイル側とディテールについて交渉を行っているところだ。
 昨季のプレーぶりで注目されたウムト・ナイルは、トルコ・リーグで17ゴールを記録して、トルコ人選手の中では最多得点となった。また、トルコ代表選手としてプレーしたウェールズ代表戦では、ゴールマウスをこじ開ける得点を記録して、トルコ代表に勝ち点3をもたらすに、重要な役割を果たした。30歳になっているウムト・ナイルは、これまで、ベシクタシュでプレーしたことがある。ベシクタシュ時代は、30試合に出場して6ゴールを記録している。エユップ・スポルとは、2024年まで契約があるウムト・ナイルは、フェネルバフチェから届いているオファーを受け入れるものと看られている。



エルシン・デスタノウルに、ペンディク・スポルからオファー(スター紙 23. 7. 3)

エルシン・デスタノウル(ファナティック紙)  ベシクタシュで、シェノル・ギュネシュ監督就任後、GKのポジションを、メルト・ギュノクに奪われてしまったエルシン・デスタノウルに対し、新シーズンからトルコ・リーグに昇格したペンディク・スポルからオファーが来ている。

 ベシクタシュで、シェノル・ギュネシュ監督就任後、ポジションから遠のいてしまっているエルシン・デスタノウルは、出場の機会への希望を忘れてはいない。22歳になっているエルシン・デスタノウルは、ここまでヨーロッパのクラブからオファーがあっても、ベシクタシュ側が、移籍させるに足る十分な条件ではないとしたため、ベシクタシュに残留してきた。多くの出場機会に恵まれるクラブへの移籍に熱い視線を向けているエルシン・デスタノウルに、トルコ・リーグへの新たな昇格クラブであるペンディク・スポルが獲得を考えている。
 ベシクタシュとの契約が満了したブラジル人ストッパーのウエリントン・シルヴァを獲得したペンディク・スポルは、エルシン・デスタノウルもレンタルで獲得しようと交渉を始めている。1.95mの身長があるエルシン・デスタノウルをレンタルに出すことに強い関心を示しているベシクタシュのフロントは、最終判断を、エルシン・デスタノウルに任せている。エルシン・デスタノウルは、ヨーロッパのクラブからオファーが来ない場合には、ペンディク・スポルに行くことに同意するものと思われる。ベシクタシュとの契約が2026年まであるエルシン・デスタノウルの市場価格は500万EUROとされている。



ガラタサライ公表! カーン・アイハンを完全移籍(アクシャム紙 23. 7. 2)

カーン・アイハン(NTV)  補強活動を続けるガラタサライが、昨季、レンタルで獲得したカーン・アイハンの買い取りオプション権を行使した。

 ガラタサライは、28歳になっているカーン・アイハンと、新たに、3年契約を結んだことを明らかにした。カーン・アイハンに関して、ガラタサライが行った公表で、「サッスオーロから、2022-23シーズンにレンタルで加入したカーン・アイハンの買い取りオプション権を行使した」とある。この発表によると、サッスオーロに対しては、280万EUROの移籍金を支払ったとある。
 カーン・アイハンは、昨季、ガラタサライでは6試合に出して、199分間、ピッチに立った。そして、1ゴールを記録している。



ベシクタシュ、秒読みが始まった! ジェンク・トスンの復帰の日取りが判明(スター紙 23. 7. 1)

ジェンク・トスン(TRT)  ベシクタシュで、脚を傷めたジェンク・トスンは、約1ヶ月後に、チームに合流して練習を再開する。

 脚を傷めたため、トルコ代表に招請されなかったジェンク・トスンは、ベシクタシュが、7月27日と8月3日に戦うUEFA欧州コンフェランス・リーグ予備戦2回戦にもメンバー入りできない。また、ジェンク・トスンは、ベシクタシュがイスタンブルで行うキャンプや、海外キャンプの期間中は、治療か個人練習に充てることになる。そして、ジェンク・トスンは、約1ヶ月後に、チームに合流して練習を始めることになろう。
 昨季、ベシクタシュで、34試合に出場したジェンク・トスンは、総計2099分、ピッチに立ち、19ゴール8アシストを記録した。



トラブゾン・スポル、ホアキン・フェルナンデスを告知! 年俸が明らかになった(アクシャム紙 23. 6.30)

ホアキン・フェルナンデス  補強を続けるトラブゾン・スポルが、ホアキン・フェルナンデスと2年契約を結ぶことを公表した。

 トラブゾン・スポルが獲得を決めたと明らかにした、そして、トルコ入りさせたスペイン人ストッパーのホアキン・フェルナンデスと、2年解約を結ぶことを発表した。トラブゾン・スポルが公表した契約内容は、次の通りだ。
 ホアキン・フェルナンデスと2年契約を結ぶことになった。その合意によると、2023-24シーズンの年俸は130万EURO、2024-25シーズンの年俸は140万EUROとなる。また、代理人に支払う額は、選手に支払う総額の4.4%となる。



トラブゾン・スポルの新加入選手ミスラフ・オルシッチ、イスタンブル入り(スター紙 23. 6.29)

ミスラフ・オルシッチ  今季末まで、イングランドのサウザンプトンに所属していた30歳のクロアチア人選手ミスラフ・オルシッチが、イスタンブル入りした。

 トラブゾン・スポルが、移籍交渉を続けてきたミスラフ・オルシッチが、イスタンブルにやって来た。そのミスラフ・オルシッチを、トラブゾン・スポルの関係者が出迎えていた。今季末まで、イングランドのサウザンプトンに所属していたミスラフ・オルシッチは、ハンガリー発の定期便に乗り、イスタンブル空港に到着した。イスタンブルで出迎えたトラブゾン・スポルの関係者と、交渉の詰めを始めることになる。その後、ミスラフ・オルシッチは、用意された車で、イスタンブル空港をあとにした。



ディミトリオス・クルベリス、正式にトラブゾン・スポル入り(TRT 23. 6.28)

ディミトリオス・クルベリス  トラブゾン・スポルは、ギリシア人ボランチのディミトリス・クルベリスの獲得を発表した。29歳のディミトリス・クルベリスと、「2+1」年の契約を結んだのだ。

 2023−24シーズンに向けての補強を続けるトラブゾン・スポルが、最初の正式な補強を発表した。この間、獲得交渉を行ってきたディミトリス・クルベリスの加入を、正式に発表したのだ。トラブゾン・スポルの発表は、次の通りだ。「ディミトリス・クルベリスと、クラブ側がオプション権を持つ“2+1”年契約で合意に達した」。
 6年半、所属したパナシナイコスとの契約は、シーズン終了をもち満了していた。今季は、パナシナイコスで36試合に出場したディミトリス・クルベリスは、1ゴール2アシストを記録している。



フェネルバフチェ、第3次イスマイル・カルタル政権、出立(イエニ・シャファク紙 23. 6.27)

イスマイル・カルタル(スター紙)  フェネルバフチェのフロントは、新監督にイスマイル・カルタルを迎える決断をした。イスマイル・カルタルは、巡礼から帰国後、調印に至るものと思われる。

 フェネルバフチェのアル・コチ理事長が、「クラブを、良く知っているトルコ人監督を迎えるつもりだ」とのコメントを出して以後、多くのトルコ人監督が俎上に上って来た。そして、イスマイル・カルタルを迎える決断に至ったということだ。
 現在、巡礼に出かけており、サウジアラビアに滞在する62歳のイスマイル・カルタルは、帰国後、フェネルバフチェ側と最後の詰めを行って、調印に至るものと思われる。
 フェネルバフチェのここ2回のトルコ・リーグ制覇に、コーチとして関わってきたイスマイル・カルタルは、ここまで、2回、フェネルバフチェの監督を務めている。



シワス・スポル、なんと、セルヴェト・チェティンを迎えた(ファナティック紙 23. 6.26)

セルヴェト・チェティン  ルザ・チャルンバイ監督退任後、新監督探しに躍起になっていたシワス・スポルが、セルヴェト・チェティンを新監督に迎える決断をした。

 ルザ・チャルンバイ監督を、もう1年、監督に留ませることができなかったシワス・スポルが、多くの監督候補と交渉したのち、セルヴェト・チェティンを迎える決断をした。ルザ・チャルンバイ監督の下、コーチを務めたセルヴェト・チェティンと会い、短時間で、正式発表を行うものと看られている。
 42歳になっているセルヴェト・チェティンは、この3年間、ルザ・チャルンバイ監督組でコーチを務めていた。シワス・スポルのフロントは、セルヴェト・チェティンが、シワスを、クラブ自体を、そして、チーム事情をよく知っているということで、セルヴェト・チェティンを迎える決断をしたということだ。選手としては、長年、ガラタサライとフェネルバフチェでプレーして、トルコ代表としても59試合の出場記録を残しているセルヴェト・チェティンは、近々、シワス・スポルの監督に就任するものと看られている。



フェネルバフチェの右サイドバック計画、明らかになる(スター紙 23. 6.25)

ブライト・オシャイ・サミュエル(スター紙) メルト・ミュルドゥル(フォトマッチ紙)  フェネルバフチェは、新シーズンでは、右サイドバックのポジションに変更を加える。ブライト・オシャイ・サミュエルに替えて、トルコ代表選手を持ってこようと考えているのだ。

 イギリスでのプレーを望み、オファーも受けているブライト・オシャイ・サミュエルを売却する決定が下されている。ブライト・オシャイ・サミュエルの売却価格を1000万EUROと設定したフェネルバフチェは、その数字に至るオファーは受けていない。
 フェネルバフチェは、ブライト・オシャイ・サミュエルを放出したあと、それで得た金額で、メルト・ミュルドゥル獲得に動くつもりなのだ。24歳になっているメルト・ミュルドゥルと接触しているフェネルバフチェは、メルト・ミュルドゥルから「OK」と回答を得ている。サッスオーロ側との交渉に入ることになるフェネルバフチェは、最初の金額提示では400万EUROで交渉を始めるつもりだ。サッスオーロが、ラピッド・ウィーンから470万EUROで、2019年に獲得したメルト・ミュルドゥルは、セリエAでは、85試合に出場して2ゴール5アシストを記録している。



ブルーノ・ペトコヴィッチの移籍、いい終わり方(TRT 23. 6.24)

ブルーノ・ペトコヴィッチ  トラブゾン・スポルのブルーノ・ペトコヴィッチ獲得が、いい結末を迎えた。クロアチア人スター選手ブルーノ・ペトコヴィッチに次いで、ディナモ・ザグレブ側とも合意に達したトラブゾン・スポルは、ブルーノ・ペトコヴィッチと3年契約を結ぶことになる。

 トラブゾン・スポルのネナード・ビェリツァ監督が獲得を求めていたクロアチア人センターフォワード獲得に関し、ディナモ・ザグレブと合意に至った。ディナモ・ザグレブ側は、移籍金として400万EUROを求めたのに対し、トラブゾン・スポルのオファーは200万EUROだった。ブルーノ・ペトコヴィッチとは合意に達していたトラブゾン・スポルは、ディナモ・ザグレブと長い時間をかけて交渉を行った結果、約300万EUROの移籍金で合意に至った。最後の細かな詰めを行ったあと、トラブゾン・スポルは、ブルーノ・ペトコヴィッチと3年契約に調印することになる。
 カターニア、ヴェローナ、ボローニャといったイタリアのクラブでプレーしてきた28歳になっているブルーノ・ペトコヴィッチは、今季は、ディナモ・ザグレブで42試合に出場している。そして、14ゴール9アシストを記録したブルーノ・ペトコヴィッチは、ここまで、クロアチア代表としては、38試合に出場して8ゴールを記録している。



バシャクシェヒル・スポル、ルカス・ビグリアがチームを去ることを発表(ファナティック紙 23. 6.23)

ルカス・ビグリア(スター紙)  レンタル期間が終了したアドナン・ヤヌザイと契約が満了したジャネル・エルキンが、チームを去ることを明らかにしていたバシャクシェヒル・スポルから、もう1人、選手が去ることになった。バシャクシェヒル・スポルが、契約が満了したルカス・ビグリアも、チームを去ると発表したのだ。この件に関し、バシャクシェヒル・スポルは、「我がクラブのユニフォームを着て、2022‐23シーズンでは活躍してくれたルカスビグリアとの契約が満了した。アルゼンチン人選手ルカス・ビグリアが、我がクラブに果たしてくれた仕事に謝意を表する。今後も、サッカー人生で成功を収めることを祈念するところだ」と発表した。
 2020年に、ACミランからカラギュムリュックに移籍して、トルコにやって来たルカス・ビグリアは、昨夏、2022年7月にバシャクシェヒル・スポルへ移籍した。「1+1」年契約に調印したルカス・ビグリアの契約に認められていたオプション権は行使されなかった。



エディン・ジェコ、フェネルバフチェのためにイスタンブル入り(スター紙 23. 6.22)

エディン・ジェコ  フェネルバフチェは、ボスニア・ヘルツェゴビナ国籍のエディン・ジェコ獲得の最終段階に持ち込んだ。フェネルバフチェが、移籍に関し公式に発表したエディン・ジェコが、イスタンブル入りした。エディン・ジェコは、メディカル・チェックを受けたあとに、正式な調印に至るものと考えられている。フェネルバフチェは、37歳になっているエディン・ジェコに対し、昨季所属したインテルで受け取っていた年俸450万EUROとともに、契約金として200万EUROを支払うことになる。
 エディン・ジェコは、ライアン・ケントに次いで、フェネルバフチェの新シーズンに向けての2人目の補強となる。また、これとは別に、今季、レンタルで加入していたイルファン・ジャン・エーリバヤトを完全移籍で獲得している。



アブドゥルカディル・オミュルに、スーパーなオファー(TRT 23. 6.21)

アブドゥルカディル・オミュル(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルのスター選手アブドゥルカディル・オミュルに、スーパーなオファーが来そうだ。スペインのヘタフェが、アブドゥルカディル・オミュルの獲得を考えているのだ

 トラブゾン・スポルのアブドゥルカディル・オミュルに、スペインから求める声が上がっている。スペインのヘタフェが、アブドゥルカディル・オミュル獲得を考えているのだ。アブドゥルカディル・オミュルに関する調査を開始したヘタフェは、近い内に、トラブゾン・スポルに対し、正式なオファーをするものと思われている。これとは別に、他のヨーロッパのクラブが、24歳になっているアブドゥルカディル・オミュルに関心を持っていると言われている。アブドゥルカディル・オミュルに対する高額な移籍金を期待するトラブゾン・スポルは、その額次第では、移籍を容認するものとの情報がある。
 トラブゾン・スポルの下部組織育ちのアブドゥルカディル・オミュルは、今季、トラブゾン・スポルで、41試合に出場している。そして、4ゴール3アシストを記録している。



トルコ2:0 ウェールズ(トルコ・サッカー協会公式HP 23. 6.20)

フェルディ・カドゥオウル(右端)(ミリエット紙) ウムト・ナイル(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、EURO2024予選D組第4戦で、ウェールズ代表を2:0でくだした。サムスン新5月19日スタジアムで行われたこの試合、トルコ代表のゴールは、後半27分にウムト・ナイルが、同35分にアルダ・ギュレルが決めた。

 一方、トルコ代表は、ハカン・チャラノウルが、後半19分に得たPKを失敗した。ウェールズ代表は、ジョセフ・モレルが、前半41分にレッドカードをもらい退場処分となった。
 同組の他の試合は、アルメニア代表が、ラトビア代表を2:1でくだした。D組のもう1チームとなるクロアチア代表は、第4節では空きで試合はなかった。トルコ代表は、この結果、勝ち点を9に伸ばした。そして、D組の首位を確保した。ウエールズ代表は、同4でグループリーグ4位につけている。

                   試合経過

 前半10分、右サイドで生まれた攻撃で、メリヒ・デミラルからのパスを、ゼキ・チェリクが、ペナルティエリア内で得た。そして、ゼキ・チェリクがグランダーのセンタリングを入れると、ボールは、メファムの足に当たりゴールインした。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に入ったファビオ・マレスカ主審は、オフサイドがあったとしてゴールの認定を取り消してしまった。
 同17分、ペナルティエリア手前で、ウエールズ代表が得たフリーキックを、ジェームズが蹴った。直接ゴールを狙ったが、ボールは、ゴールポストを逸れ外に出て行ってしまった。
 同41分、ウエールズ代表が10人になった。トルコ代表の攻撃の際、フェルディ・カドゥオウルに対しジョセフ・モレルの執った行為に対し、レッドカードが出されたのだった。
 同ロスタイム1分、トルコ代表が、ジェンギズ・ウンデルによりゴールに迫った。ゼキ・チェリクからのパスを、ペナルティエリア・ライン上で得たジェンギズ・ウンデルが、強烈なシュートを試みたが、GKワードが、ボールを胸に収めてしまったのだった。
 後半4分、ウエールズ代表がゴールに迫った。突然生まれた攻撃で、ラムジーが、メリヒ・デミラルのチェックを受け、ペナルティエリアの僅か手前でピッチに倒れた。その位置で得たフリーキックをウイルソンが蹴った。その強烈なシュートは、GKメルト・ギュノクが指先で叩き出した。
 同19分、トルコ代表は、ハカン・チャラノウルがPKを活かすことができなかった。アルダ・ギュレルからのパスを受けたフェルディ・カドゥオウルがペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、ボールが、ラミジーの手に当たった。それを咎めたファビオ・マレスカ主審はPKを指示した。だが、ハカン・チャラノウルが蹴ったボールを、GKワードがゴールを許さなかったのだった。
 同24分ジェンギズ・ウンデルからのパスを受けたフェルディ・カドゥオウルが、ゴール斜め前から強いシュートを放つと、GKワードが、ゴールライン際からクリアした。そのボールが、ウムト・ナイルの前に転がると、ウムト・ナイルがシュートを放ち、これがゴールインした。だが、ファビオ・マレスカ主審は、ウムト・ナイルが手を使ったとして、これをゴールと認定しなかった。
 同27分、トルコ代表に、ウムト・ナイルからゴールが生まれた。バルシュ・アルペル・ユルマズが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせていいジャンプを見せたウムト・ナイルのヘディングシュートが炸裂したのだった。1:0。
 同35分、アルダ・ギュレルが、点差を2とするゴールを決めた。オルクン・キョクチュからのパスを受けたアルダ・ギュレルが、ペナルティエリアの外からシュートを放った。ボールは、GKワードの指の間を抜け、ウエールズ代表のゴールネットに突き刺さったのだった。2:0。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=ゼキ・チェリク(後半16分:エレン・エルマル)、メリヒ・デミラル、アブドゥルェリム・バルダクチュ、フェルディ・カドゥオウル(後半28分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)=オルクン・キョクチュ(後半44分:サリフ・ウチャン)、サリフ・オズジャン(後半16分:アルダ・ギュレル)、ハカン・チャラノウル=ジェンギズ・ウンデル、バルシュ・アルペル・ユルマズ、ケレム・アクテュルコウル(後半1分:ウムト・ナイル)



トルコ代表、アルダ・ギュレルに替えてサリフ・オズジャンの起用へ(スター紙 23. 6.19)

シュテファン・クンツ監督(TRT)  トルコ代表のシュテファン・クンツ監督は、ウェールズ代表戦では、アルダ・ギュレルに替えて、サリフ・オズジャンをピッチに送り出すつもりだ。

 トルコ代表のウェールズ代表戦での起用メンバーが、徐々に明らかになってきている。ラトビア代表戦で、後半ロスタイム5分に勝利のゴールを生んだトルコ代表は、ディフェンス面での弱さを見せ、2ゴールを浴びてしまった。中盤での抵抗力を上げるために、シュテファン・クンツ監督は、サリフ・オズジャンに目が行っている。そのため、同監督は、先発メンバーには、アルダ・ギュレルに替えてサリフ・オズジャンを起用することになろう。ボルシア・ドルトムントで、安定した出場機会を得ており、この代表メンバーでは、唯一6番のできる選手であるサリフ・オズジャンが、ウェールズ代表戦で重要な役割を担うことになる。



ミロト・ラシツァに関し、決断!(スター紙 23. 6.18)

ミロト・ラシツァ(ファナティック紙)  ガラタサライは、来季に向けた補強を続けている。今季、イングランドのノリッジ・シティから加入したミロト・ラシツァに関し、決定を下した。ミロト・ラシツァは、ガラタサライのフロントと交渉を行っている。

 新シーズンに向け、選手構成を考え始めているガラタサライが、確保しておきたいと考えている選手の名が明らかになってきている。ガラタサライのフロントは、今季、ノリッジ・シティからレンタルで加入した ミロト・ラシツァに関し決断を行った。オカン・ブルク監督のレポートで残留を求められたミロト・ラシツァに対し、フロントが、交渉を行っているということだ。ガラタサライのドゥルスン・オズベク理事長は、出演したTV番組で、「ミロト・ラシツァとクラブ側とで交渉を行っている。多分、移籍は行えるだろう」と語った。
 コソヴォ人スター選手ミロト・ラシツァは、今季、ガラタサライで35試合に出場して、6ゴール8アシストを記録している。なお、ミロト・ラシツァの市場価格は850万EUROとされている。



ラトビア 2:3 トルコ(CNNトルコ 23. 6.17)

イルファン・ジャン・カフヴェジ(トルコ・サッカー協会公式HP) ジェンギズ・ウンデル(右)(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、EURO2024予選D組第3試合で、ラトビア代表とのアウェー戦を戦い、2:3で勝った。そして、試合数が多い中だが、同組首位に立った。

 EURO2024本選出場を目指すトルコ代表は、予選リーグ第3戦に臨み、アウェーで対峙したラトビア代表を2:3でくだした。トルコ代表を勝利を導いたゴールは、前半22分のアブドゥルェリム・バルダクチュの、後半16分のジェンギズ・ウンデルの、そして、同ロスタイム5分に決めたイルファン・ジャン・カフヴェジのゴールだった。ホームのラトビア代表のゴールは、後半6分のエムシスと同ロスタイム4分のトベルスから生まれた。なお、ラトビア代表の1点目を決めたエムシスは、後半36分に、ジェンギズ・ウンデルに対し執ったファウルでレッドカードをもらった。
 クロアチア代表が、空きとなった予選リーグ第3戦では、アルメニア代表がウェールズ代表を2:4でくだし、D組では、3試合合計の勝ち点を6としたトルコ代表が首位に立った。トルコ代表は、6月19日(月)午後9時45分から、グループリーグ戦の重要な一戦ウェールズ代表戦を、ホームで行う。

                    試合経過

 前半5分、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前から、アルダ・ギュレルがシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同12分、ペナルティエリア内に生まれた混戦のなか、チガニキスがシュートを放つと、ボールはディフェンスから跳ね返った。その跳ね返りのボールを捉えたウルドゥリキスが仕上げを行おうとしたが、アブドゥルェリム・バルダクチュが、ゴールライン際からクリアした。
 同18分、アブドゥルェリム・バルダクチュをすり抜け、右サイドからペナルティエリア内へと入り込んだウルドゥリキスがシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同22分、ペナルティエリアのゴール右斜め前からハカン・チャラノウルがフリーキックを蹴ると、ファーサイドにいたメリヒ・デミラルがヘッドでボールを落とした。そのボールを、更に、アブドゥルェリム・バルダクチュがヘッドでゴールマウスに送り込み、ゴールとなった。0:1。
 同25分、ペナルティエリアの外からアブドゥルェリム・バルダクチュがシュートを放つと、GKプリンスが辛うじてパンチングで防いだ。
 同39分、相手選手からボールを奪い、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと持ち込んだフェルディ・カドゥオウルが放ったシュートがゴールインした。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受けたタマス・ボグナー主審は映像確認後、ゴールの認定を取り消した。そして、フェルディ・カドゥオウルに対しイエローカードを出した。
 後半5分、アルダ・ギュレルからのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たジェンギズ・ウンデルがシュートを放つも、力が弱く、ボールは、GKプリンスが押さえた。
 同6分、グトコヴスキスが、左サイドからゴール前へセンタリングを入れると、それに合わせて、エムシスの放ったヘディングシュートがゴールとなった。1:1。
 同8分、左サイドから相手選手をかわしペナルティエリア内へと入り込んだケレム・アクテュルコウルが入れたセンタリングに合わせて、ウムト・ナイルがシュートを放ったが、ボールは枠を捉えることができなかった。
 同16分、オルクン・キョクチュから出たスルーパスに反応したジェンギズ・ウンデルが、ゴール右斜め前からボールを持ちペナルティエリア内に入り、狙い澄ましたシュートを放つと、ラトビア代表のゴールネットが揺れた。1:2。
 同ロスタイム4分、ディフェンスが大きくクリアしようとしたボールを、ペナルティエリア内で得たトベルスが放ったシュートがゴールインした。2:2。
 同ロスタイム5分、右サイドで、ゴールライン際まで持ち込んだバルシュ・アルペル・ユルマズがセンタリングを入れると、GKプリンスが手でクリアしようとしたが、その前にイルファン・ジャン・カフヴェジのヘッドが炸裂、ゴールが生まれた。2:3。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=ゼキ・チェリク(後半16分:エレン・エルマル)、アブドゥルェリム・バルダクチュ、メリヒ・デミラル、フェルディ・カドゥオウル(後半45分:オザン・カバク)=オルクン・キョクチュ(後半33分:サリフ・オズジャン)、アルダ・ギュレル(後半26分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ハカン・チャラノウル=ジェンギズ・ウンデル、ウムト・ナイル、ケレム・アクテュルコウル(後半44分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)



フェネルバフチェ、イルファン・ジャン・エーリバヤトの保有権を獲得(スター紙 23. 6.16)

イルファン・ジャン・エーリバヤト(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、今季、イズミルのギョズテペからレンタルで獲得していたイルファン・ジャン・エーリバヤトの保有権を得て、完全移籍させた。フェネルバフチェの発表では、24歳のイルファン・ジャン・エーリバヤトとは、2027年までの契約に調印したということだ。

 フェネルバフチェが、今季、ギョズテペからレンタルで獲得していたGKイルファン・ジャン・エーリバヤトのオプション権を行使して、完全移籍を実現させた。フェネルバフチェの発表では、「我がクラブが、今季、ギョズテペからレンタルで獲得していた、そして、素晴らしいプレーで注目を集めた、我らのGKイルファン・ジャン・エーリバヤトのオプション権を行使した。2027年までの契約に調印したイルファン・ジャン・エーリバヤトが、我がユニフォームのもと、活躍してくれることを祈念する」となっている。
 なお、若きGKイルファン・ジャン・エーリバヤトは、今季、フェネルバフチェで13試合に出場して、13ゴールを許したが、4試合では完封している。



バシャクシェヒル・スポル、ジャネル・エルキンとアドナン・ヤヌザイが去る(CNNトルコ 23. 6.15)

ジャネル・エルキン(イエニ・シャファク紙) アドナン・ヤヌザイ  バシャクシェヒル・スポルが、契約が満了するジャネル・エルキンとアドナン・ヤヌザイが、チームを去ると発表した。

 バシャクシェヒル・スポルの発表で、「我がクラブのジャネル・エルキンとの契約は満了した。今後の活躍を祈念するところだ」となっている。ジャネル・エルキンは、バシャクシェヒル・スポルでは、9試合に出場して2アシストを記録している。
 また、バシャクシェヒル・スポルは、今季、レンタル移籍で加入していたアドナン・ヤヌザイも、チームを去ることを発表した。同クラブの発表では、「我がクラブに、移籍解禁期間に加入して、いいプレーを見せてくれたアドナン・ヤヌザイとの契約は満了した。アドナン・ヤヌザイが、我がクラブに貢献してくれたことに謝意を表するところだ。そして、今後の活躍を祈念する」となっている。



アリ・ソウ、アンカラ・グジュに残留(スター紙 23. 6.14)

アリ・ソウ  アンカラ・グジュのスターフォワードのアリ・ソウは、来季も、アンカラ・グジュでプレーすることになった。

 今季、チームの得点力に貢献して、注目を浴びたアリ・ソウが、来季も、アンカラ・グジュでプレーする。パスは、ロシアのロストフが保有するガンビア人選手アリ・ソウは、今季、36試合に出場して16ゴール4アシストを記録した。フィジカルの強さで注目された28歳のアリ・ソウは、アンカラ・グジュに残留したいという意向を明らかにしていた。FIFAが、ロシアのクラブに所属する選手たちに、自由移籍の権利を1年間延長したことを受け、交渉は、アンカラ・グジュとアリ・ソウ側とだけで行われた。アンカラ・グジュで、再び、レンタル移籍という形でプレーすることになるアリ・ソウは、ロストフとの契約は2025年まである。



ライアン・ケント、正式にフェネルバフチェ入り(イエニ・シャファク紙 23. 6.13)

ライアン・ケント(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、グラスゴー・レンジャーズでプレーしていたイギリス人選手ライアン・ケントを獲得したことを明らかにした。

 フェネルバフチェが、新シーズンに向けての最初の補強を行った。スコットランドのグラスゴー・レンジャーズとの契約が満了したライアン・ケントと、4年契約を結んだ。フェネルバフチェは、そのソーシャルメディアを使い、この補強を告知している。26歳のサイドプレーヤーのライアン・ケントは、そこで、「フェネルバフチェの目標に向かって、チームの成功のために、全力を尽くすつもりだ。我が最初の目標は、来月に行われるスーパーカップでの勝利だ」と述べている。
 昨季、グラスゴー・レンジャーズで44試合に出場したライアン・ケントは、3ゴール10アシストを記録している。なお、ライアン・ケントの市場価格は1100万EUROとされている。



第61回トルコ杯は、フェネルバフチェにものに(トルコ・サッカー協会公式HP改 23. 6.12)

フェネルバフチェ、歓喜(フェネルバフチェ公式HP) ミシー・バチューハイ(左端)を讃えるイルファン・ジャン・カフヴェジ(中)とエネル・ヴァレンシア(右端)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ共和国成立、及びトルコ・サッカー協会成立100周年に行われた今季のトルコ杯決勝で、バシャクシェヒル・スポルを2:0でくだしたフェネルバフチェが、第61回トルコ杯を獲得した。

 イズミルのギュルセル・アクセル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェは、ミシー・バチュハイが、前半1分と29分にあげたゴールで勝利を得たのだった。これで、フェネルバフチェのトルコ杯制覇は7回目となる。

                   試合展開

 この試合、フェネルバフチェのゴールで始まった。前半1分、相手陣内でボールを奪ったアルダ・ギュレルから出たパスを受け、ペナルティエリア内に入ったミシー・バチュハイが、GKムハッメド・シェンゲゼルを抜き去り放ったシュートが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同11分、デニズ・トゥルチが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内のいい位置いたフィリップ・ケニーとセルダル・ギュレルが、攻撃を仕掛けたが、ボールは外に出て行っただけだった。
 同25分、ミシー・バチュハイからのパスを、ペナルティエリアの外で得たアルダ・ギュレルがシュートを試みるも、ボールは、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同29分、アルダ・ギュレルからのパスを、右サイドで得たウィリアン・アロンがセンタリングを入れると、GKムハッメド・シェンゲゼルがコントロールできなかったボールを得たミシー・バチュハイが触れると、ゴールが生まれた。2:0。
 同39分、アルダ・ギュレルが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、エネル・ヴァレンシアがヘディングシュートを放った。枠を狙ったシュートだったが、ボールは、ゴールポストのすぐ脇を逸れて外に出て行ってしまった。そして、前半は、フェネルバフチェが、2:0とリードして終わった。
 後半6分、アルダ・ギュレルから出たパスを、ペナルティエリアの外で得たミハ・ザイッチが、強烈なシュートを放つと、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同18分、ルカス・リマが、左サイドからセンタリングを入れると、フィリップ・ケニーとGKイルファン・ジャン・エーリバヤトが競り合おうとしたボールがこぼれ、アドナン・ヤヌザイへと転がった。そのアドナン・ヤヌザイがシュートを放つと、これがゴールインしたが、アッティラ・カラオーラン主審は、その前にファウルがあったとして、ゴールと認定しなかった。そして、試合を制したフェネルバフチェが、トルコ杯の覇者となったのだった。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=フェルディ・カドゥオウル、セルダル・アズィズ、アッティラ・サライ、ルアン・ペレス=ウィリアン・アロン=アルダ・ギュレル(後半ロスタイム1分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ミハ・ザイッチ(後半29分:ブライト・オシャイ・サミュエル)、イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半39分:ディエゴ・ロッシ)=ミシー・バチュハイ(後半ロスタイム1分:セルダル・ドゥルスン)、エネル・ヴァレンシア(後半29分:イスマイル・ユクセキ)
【バシャックシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル、レオ・ドゥアルテ、アフメット・トゥーバ(後半32分:ダニエル・アレクシッチ)、ジャネル・エルキン(前半34分:ルカス・リマ)=ルカス・ビグリア(前半34分:エデン・カルゼフ)=デニズ・トゥルチ(後半39分:シェネル・オズバイラクル)、ベルカイ・オズジャン、セルダル・ギュレル(前半34分:アドナン・ヤヌザイ)=フィゲレイド、フィリップ・ケニー



トルコ杯決勝でのフェネルバフチェのメンバー、明らかになる(スター紙 23. 6.11)

ホルヘ・ヘスス監督(スター紙)  トルコ杯の決勝で、バシャクシェヒル・スポルと対峙するフェネルバフチェのメンバーが明らかになった。

 トルコ杯決勝で、本日、イズミルのギュルセル・アクセル・スタジアムでバシャクシェヒル・スポルと対戦するフェネルバフチェのメンバーが明らかになった。クラブ側の発表では、ホルヘ・ヘスス監督は、アルタイ・バヤンドゥルとリンコン・エンリケをメンバー入りさせた。そのメンバーは、次の通りである。
 アルタイ・バヤンドゥル、オスマン・エルトゥールル・チェティン、イルファン・ジャン・エーリバヤト、フルカン・オヌル・アクユズ、サメト・アカイドゥン、セルダル・アズィズ、ルアン・ペレス、アッティラ・サライ、グスタヴォ・エンリケ、イーイト・エフェ・デミル、フェルディ・カドゥオウル、ブライト・オシャイ・サミュエル、ナズム・サンガレ、ヤイデン・オーステルヴォルデ、リンコン・エンリケ、エズジャン・アリオスキ、ウィリアン・アロン、イスマイル・ユクセキ、メルト・ハカン・ヤンダシュ、ミハ・ザイッチ、アルダ・ギュレル、ディエゴ・ロッシ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、エムレ・モル、エネル・ヴァレンシア、ミシー・バチュハイ、セルダル・ドゥルスン、ジョアン・ペドロ。



イルハン・パルトが新たに指揮を執るクラブが正式に発表さる(イエニ・シャファク紙 23. 6.10)

イルハン・ポラト(イエニ・シャファク紙)  トルコ・リーグの新たな参入クラブとなったチャイクル・リゼが、監督に、イルハン・パルトを迎えることで合意に達したと発表した。

 ビュレント・コルクマズ監督と契約更改しなかったチャイクル・リゼが、新監督にイルハン・パルトを迎えることで合意に達した。チャイクル・リゼが、ソーシャルメディアで明らかににたところでは、「イルハン・パルトと基本的合意に達した」と告知している。その内容は、次のようなものだ。「我がチャイクル・リゼは、監督に、イルハン・パルトを迎えることで基本的合意に達した。イルハン・パルトは、近々、行うであろう調印式で、我がクラブとの契約書に調印することになろう。新監督イルハン・パルトに、我がクラブにようこそと言おう。そして、成功を祈念する。我がクラブあげて、誠意をもってお知らせするところだ」。



ペンディク・スポル、スーパーリーグへ昇格! ボドルゥム・スポルは決勝で屈する(ミリエット紙改 23. 6. 9)

喜ぶペンディク・スポルの選手団(ソズジュ紙) 大活躍のアドリアン・レガッティン(左)(ミリエット紙)  トルコ・リーグ2部昇格決定戦決勝で、ペンディク・スポルが、ボドルゥム・スポルを2:1でくだした。これで、ペンディク・スポルは、サムスン・スポル、チャイクル・リゼに次いで、スーパーリーグに昇格する3番目のクラブとなった。

 ペンディク・スポルが、トルコ・リーグ2部昇格決定戦決勝で、ボドルゥム・スポルと対峙した。この試合は、アクヒサル市立スタジアムで行われた。そして、アブドゥルカディル・ビティゲン主審が裁いた試合だった。ペンディク・スポルに勝利をもたらしたゴールは、アドリアン・レガッティンとロジェリオ・トゥラムが決めた。ボドルゥム・スポルの唯一のゴールは、ハサン・ハティポウルのオウンゴールだった。また、この試合の後半16分には、ボドルゥム・スポルのスレイマン・オズダマルがレッドカードをもらい退場処分となった。

                   試合展開

 前半2分、左サイドのケナンから出たスルーパスを受けたギョクデニズが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から強烈なシュートを放つも、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれたに過ぎなかった。
 同16分、左サイドのケナンから出たスルーパスでボールを得たジェラルが、ペナルティエリア内のゴール左斜め前で、GKをかわし、がら空きとなったゴールマウスに向けシュートを放ったが、ボールは、ゴールポストを直撃しただけで、危険なゾーンからクリアされてしまった。
 同17分、ペンディク・スポルの攻撃で、ペナルティエリア内で、アフメドのパスを、ゴールを背負った形でボールを得たギョルケムが、身体を反転させシュートを放ったが、GKソウサがしっかりと胸に収めた。
 同22分、レガッティンが、左コーナーキックを蹴ると、ファーサイドのいい位置にいてボールを得たハサン・ハティポウルがシュートを放つと、ボールは、枠を離れた遠い位置へと飛んだ。攻撃が続いたペンディク・スポルは、アフメドが、約22mの距離から強いシュートを放ったところ、ボールは、上のバーを直撃して外に出て行ってしまった。
 同29分、アフメドが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からグランダーのセンタリングを入れると、そのコースに入ったボドルゥム・スポルのディフェンスの手に当たったため、それを咎めたアブドゥルカディル・ビティゲン主審はPKを指示した。このPKを、レガッティンが蹴ると、ボドルゥム・スポルのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 同31分、レガッティンが、左サイドで、ゴールライン際まで持ち込み、センタリングを入れると、そのコースに入り、いいジャンプを見せたロジェリオ・トゥラムのヘディングシュートが炸裂、もう1点追加された。2:0。
 同38分、ケナンが、ゴール左斜め前からフリーキックを蹴ると、PKポイント上にいたハサン・ハティポウルが、ヘッドで逆方向に出そうとしたボールがゴールインしてしまった。1:2。
 同ロスタイム3分、相手ペンディク・スポルから2m後ろの地点で得たフリーキックをケナンが蹴ると、壁を超えたボールを、GKブラク・オーウルが、辛うじてコーナーキックに替えた。
 後半15分、ボドルゥム・スポルの左サイドのスローインからのボールを、ペンディク・スポル内にいたジェラルが、胸でボールをモハッメドの前に落とした。そのモハッメドが、ペナルティエリアへと持ち込み、強烈なシュートを試みるも、ボールは、僅かにサイドバーの傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同26分、エレンが、左サイドからセンタリングを入れると、そのコースに入ったウマルが、それに合わせてヘディングシュートを見せたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。

【ペンディク・スポル】ブラク・オーウル=ムラト・アクチャ、タルク・テクダル(後半1分:ベルカイ・スルンゴズ)、ハサン・ハティポウル=サメト・アサテキン(後半35分:アリ・ハン・トゥンジェル)、アフメド・ウルドゥズ(後半27分:メスト・オズデミル)、ハサン・クルチ、ギョクジャン・カヤ(後半1分:フェルハト・オズトルン)=アドリアン・レガッティン=ロジェリオ・トゥラム、ギョルケム・ビティン(後半27分:レアンドロ・カッペル)
【ボドルゥム・スポル】ディオゴ・ソーサ=オマル・イメリ(後半22分:ブラク・オクスュズ)、スレイマン・オズダマル、アリ・アイテムル、ジェンク・シェン(後半22分:エレン・アルバイラク)=ムサー・モハッメド=ギョクデニズ・バイラクダル、エルカン・デーイシュメズ(後半1分:ハカン・オズメルト)、サメト・ヤルチュン(後半39分:オヌル・アクバイ)、ケナン・オゼル=ジェラル・ドゥマンル(後半16分:アミヌ・ウマル)



ベシクタシュ、コンヤ・スポルに捕まる(TRT 23. 6. 8)

ヴァンサン・アブバクル(左)オーウルジャン・ウリュギュン(右)(ベシクタシュ公式HP) セヒッチ(左)ジャクソン・ムレカ(右)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ第38節、即ち最終節で、2:0とリードしたにも拘わらず、コンヤ・スポルと3:3で引き分け、今季を3位で終わることになった。

 ベシクタシュが、コンヤ・スポルをヴォーダフォン・パルクに迎えた。ホームのベシクタシュは、前半6分に、ゲドソン・フェルナンデスのゴールで1:0と先制した。同41分、ジャクソン・ムレカが、点差を2と拡げるゴールを決めた。2:0。同ロスタイム2分、アウェーのコンヤ・スポルに、オーウルジャン・ウルギュンにゴールが生まれた。2:1。後半2分、マヒル・エムレリが同点ゴールを決めた。2:2。コンヤ・スポルは、同6分、アレヤンドロ・ポズエロのゴールで逆転した。ベシクタシュは、同17分のタイフル・ビンギョルのゴールで同点に追いついた。3:3。同20分には、コンヤ・スポルのオーウルジャン・ウルギュンが、この日2枚目のイエローカードをもらい退場となった。この試合の結果、ベシクタシュは、勝ち点が77となり3位、コンヤ・スポルは、同50で今季を終えた。

                   重要な場面

 前半6分、ベシクタシュが先制した。サリフ・ウチャンから出たパスを受けたゲドソン・フェルナンデスが、スピードに乗りペナルティエリアへと持ち込んだ。アフメット・オウズが、ボールにチェックを入れようとしたが不十分で、ゴールライン際まで持ち込んだゲドソン・フェルナンデスは、狭い角度から狙いすましたシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。1:0。
 同41分、ベシクタシュが点差を2と拡げた。ジェンク・トスンが左サイドから出した見事なパスを受けたジャクソン・ムレカが、ペナルティエリア内へと持ち込むと、GKセヒッチと1対1となった。スペースを失ったジャクソン・ムレカは、自分の前にスペースを作り、ループシュートを試みると、これが、コンヤ・スポルのゴールネットに収まったのだった。2:0。
 同ロスタイム2分、コンヤ・スポルのゴールが生まれた。オーウルジャン・ウルギュンが、遠い距離から放ったシュートが、メルト・ギュノクからこぼれたあと、ベシクタシュのゴールネットに収まったのだった。2:1。そして、前半は、ベシクタシュが2:1とリードして終わった。
 後半2分、コンヤ・スポルが同点に追いついた。ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からギレルメがフリーキックを蹴ると、それに合わせて、マヒル・エムレリがヘディングシュートを放ち、それが、GKメルト・ギュノクが押さえようとした努力の甲斐もなく、ベシクタシュのゴールネットに収まったのだった。2:2。
 同6分、コンヤ・スポルが逆転した。ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から出たマルロス・モレノのスルーパスでボールを得たアレヤンドロ・ポズエロが、GKメルト・ギュノクをかわしたあと、狭い角度からながら落ち着いてゴールを決めたのだった。2:3。
 同17分、ベシクタシュが、スコアを同点に戻した。左サイドからアレクサンドル・マキシムがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内でボールを得たジェンク・トスンが、ボールをタイフル・ビンギョルに預けた。そのタイフル・ビンギョルが、落ち着いてシュートを放つと、コンヤ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。3:3。
 同ロスタイム1分、アレクサンドル・マキシムが右コーナーキックを蹴ったのに合わせて、ペナルティエリア内で、ヴァンサン・アクバカルヘディングシュートを放つも、GKセヒッチがゴールを許さなかった。そして、試合は、3:3の同点で終わった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ、オマル・コリー、ウエリントン・シルヴァ、ウムト・メラシュ(後半43分:セミフ・クルチソイ)=サリフ・ウチャン、アミル・ハジャフメトヴィッチ(後半14分:アレクサンドル・マキシム)=ジャクソン・ムレカ(後半15分:タイフル・ビンギョル)、ゲドソン・フェルナンデス、ジェンク・トスン(後半ロスタイム3分:ケレム・アタカン・ケスギン)=ヴァンサン・アブバクル
【コンヤ・スポル】イブラヒム・セヒッチ=アフメット・オウズ、ウーウルジャン・ヤズール、アディル・デミルバー、ギレルメ・シチャ=オーウルジャン・ウルギュン、ソネル・ディクメン(後半ロスタイム3分:カフラマン・デミルタシュ)=コンラド・ミチャラク(後半1分:マヒル・エムレリ)、アレヤンドロ・ポズエロ(後半25分:ニコ・ラク)、マルロス・モレノ(後半32分:ロベルト・ムリッチ)、=マメ・デューフ(後半32分:ヤシル・スバシュ)



バシャクシェヒル・スポル 3:1 トラブゾン・スポル(ベイン・スポル 23. 6. 7)

デニズ・トゥルチ(バシャクシェヒル・スポル公式HP) ベルカイ・オズジャン(左)エディン・ヴィスチャ(右)(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  バシャクシェヒル・スポルが、トルコ・リーグ最終節となる第38節で、トラブゾン・スポルを3:1でくだした。

 ファーティフ・テリム・スタジアムで行われたこの試合、ホームのバシャクシェヒル・スポルに勝利を導いたゴールは、デニズ・トゥルチ、エレン・エルマル(オウンゴール)、ルカス・リマから生まれた。トラブゾン・スポルの唯一のゴールは、エディン・ヴィスチャの決めたものだった。これで3連勝となったバシャクシェヒル・スポルは、今季のトルコ・リーグを勝ち点62の5位で終えることになった。ここまで3連勝を遂げていたトラブゾン・スポルは、今季のトルコ・リーグを同57の6位で終えることになった。バシャクシェヒル・スポルは、このあと、今季の最終試合となるトルコ杯決勝に挑む。その試合は、6月11日(日)に行われ、相手はフェネルバフチェだ。

                    得点場面

 前半34分、バシャクシェヒル・スポルが先制した。デニズ・トゥルチが、ペナルティエリア外から放ったミサイル弾が、先制点になったのだった。1:0。
 後半3分、ホームのバシャクシェヒル・スポルは、点差を2と拡げた。デニズ・トゥルチの入れたセンタリングを、逆方向に蹴り出そうとしたエレン・エルマルがオウンゴールを喫してしまったのだった。
 同17分、トラブゾン・スポルのエディン・ヴィスチャが舞台に上がった。相手ディフェンスを、見事なフェイントで交わしたエディン・ヴィスチャが、とても強いシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。2:1。
 同34分、この試合最後のゴールが、ルカス・リマから生まれた。タハ・テペからこぼれたボールをコントロールしたルカス・リマが、きれいなゴールを決めたのだった。3:1。

【バシャックシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=シェネル・オズバイラクル、レオ・ドゥアルテ、アフメット・トゥーバ(後半21分:ウ・ショウツォン)、ルカス・リマ=デニズ・トゥルチ(後半31分:エデン・カルゼフ)、ベルカイ・オズジャン、ルカス・ビグリア(後半41分:バトゥハン・チェリク)、アドナン・ヤヌザイ(後半41分:ベルカイ・アイドームシュ)=フィリップ・ケニー、フィゲレイド(後半21分:セルダル・ギュレル)
【トラブゾン・スポル】ムハメット・タハ・テペ=セルカン・アサン(後半41分:ポイラズ・ユルドゥルム)、タハ・アルトゥカルデシュ、アリフ・ボシュルク、エレン・エルマル(後半41分:サリフ・マルコチョウル)=ドーウジャン・ハスポラト(後半1分:イエンス・ラルセン)、ヒュセイン・テュルクメン=エディン・ヴィスチャ(後半ロスタイム1分:オウズハン・ユルマズ)、エミルハン・ザマン(後半29分:ドルクハン・トコズ)、エニス・バルディ=ウムト・ボゾク



トラブゾン・スポル選手団、イスタンブル入り(スター紙 23. 6. 6)

ネナード・ビェリツァ監督(ファナティック紙)  トルコ・リーグ最終節を、アウェーでバシャクシェヒル・スポルと対峙するトラブゾン・スポル選手団が、この試合のためにイスタンブル入りした。

 トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグ最終節で、本日、アウェーで戦うバシャクシェヒル・スポル戦に向け、イスタンブル入りした。トルコ・リーグ第38節で、本日、アウェーでのバシャクシェヒル・スポル戦に臨むトラブゾン・スポル選手団が、特別機でイスタンブル入りした。昨日行った練習で、この一戦に備えての準備を打ち上げたトラブゾン・スポル選手団には、次の選手が入っている。
 ムハメット・タハ・テペ、ハカン・アイドゥン、ヒュセイン・テュルクメン、タハ・アルトゥカルデシュ、イエンス・ラルセン、セルカン・アサン、エレン・エルマル、アリフ・ボシュルク、ドルクハン・トコズ、ドーウジャン・ハスポラト、エニス・バルディ、エミルハン・ザマン、エディン・ヴィスチャ、ウムト・ボゾク、アリ・シャヒン、ポイラズ・ユルドゥルム、サリフ・マルコチョウル、アブドゥラーマン・バイラム、オウズハン・ユルマズ。



ダービーマッチを制したのはガラタサライ(TRT 23. 6. 5)

ニコロ・ザニオーロ(NTV) ウィリアン・アロン(左)ベルカン・クトゥル(右)(NTV)  前節に優勝を決めたガラタサライが、トルコ・リーグ第37節でダービーマッチを戦い、フェネルバフチェに3:0で勝ち、今季を勝利で閉めた。

 ネフ・スタジアムで満員のスタンドを前にして行われたこの試合、相手に対し優位に試合を進めたガラタサライが、ニコロ・ザニオーロ(2)とマウロ・イカルディのゴールで、このダービーマッチで勝ち点3を得た。カフラマンマラシュで発生した地震のため、トルコ・リーグから撤退したハタイ・スポルとの対戦が、トルコ・リーグ第38節に組まれていたため、ガラタサライは、最終節は規定により勝利となる。ガラタサライは、今季前半、カドゥキョイで行われた同じダービーマッチでも、同じスコアでフェネルバフチェに勝っている。この結果、ガラタサライは、勝ち点を88に伸ばしたのに対し、フェネルバフチェは同77に留まった。

                    試合経過

 前半5分、バルシュ・アルペル・ユルマズが、右サイドからセンタリングを入れると、混戦の中からこぼれたボールが、ゴールマウスに向かった。しかし、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが、自らの左を抜けようかというボールを、辛うじてコーナーキックに替えた。
 同16分、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだバルシュ・アルペル・ユルマズが、インサイドキックでファーのゴール隅を狙ったシュートを放つと、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが、身体を伸ばしてパンチングで、これを防いだ。
 同28分、ガラタサライが先制した。中盤で、バルシュ・アルペル・ユルマズがヘッドで落としたボールを、うまく自分のものにしたニコロ・ザニオーロが、長い距離をドルブルで進み、ペナルティエリア内へと近づいて行った。そして、ゴールやや左斜め前からペナルティエリアに入ったニコロ・ザニオーロが、左足一閃、強烈なシュートを放つと、これが、フェネルバフチェのゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。
 同43分、ケレム・アクテュルコウルからのパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たカズムジャン・カラタシュがシュートを試みたが、ボールは、ファーのゴールポストを逸れて外に出て行ってしまった。そして、前半は、ガラタサライが、1:0の優位を保ち終わった。
 後半12分、ケレム・アクテュルコウルが、左サイドからセンタリングを入れると、ディフェンスの裏を取ったマウロ・イカルディが、それに合わせてヘディングシュートを見せるも、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同16分、フェネルバフチェが10人になった。右サイドでボールを得たニコロ・ザニオーロとルアン・ペレスとのマッチアップが生じたとき、アブドゥルカディル・ビティゲン主審は、ファウルの判定をくだした。同主審は、ニコロ・ザニオーロにとっては、シュート・チャンスだったことから、ルアン・ペレスに対し、ダイレクトでレッドカードを出したのだった。
 同26分、ホームのガラタサライが、点差を2と拡げた。ケレム・アクテュルコウルが、左コーナーキックを蹴ると、ボールは、アブドゥルェリム・バルダクチュからこぼれ、そのこぼれ球が、マウロ・イカルディの前へと流れた。そのボールを捉えたマウロ・イカルディが、いいシュートを放つと、フェネルバフチェのゴールネットが揺れたのだった。2:0。
 同30分、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだベルカン・クトゥルがシュートを放つと、ボールは、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトから跳ね返った。そのボールを、ペナルティエリア内にいたケレム・アクテュルコウルが捉え、シュートを放つも、今度は、ディフェンダーがクリアしてしまった。
 同34分、ガラタサライは、ニコロ・ザニオーロが、更に1点、追加した。中盤の右サイドでボールを得たニコロ・ザニオーロが前進して、枠を見据えた25mもの距離から、グランダーのシュートを放つと、これが、フェネルバフチェのゴールネットに収まったのだった。3:0。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン(後半39分:カーン・アイハン)、アブドゥルケリム・バルダクチュ、カズムジャン・カラタシュ=ルーカス・トレイラ(後半39分:ジュアン・マタ)、ベルカン・クトゥル=ニコロ・ザニオーロ(後半42分:バッフェッティンビ・ゴミス)、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半27分:ドリース・メルテンス)、ケレム・アクテュルコウル(後半42分:ユヌス・アクギュン)=マウロ・イカルディ
【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、ルアン・ペレス、アッティラ・サライ=ウィリアン・アロン(後半22分:イスマイル・ユクセキ)=アルダ・ギュレル(後半20分:エムレ・モル)、ミハ・ザイッチ、ディエゴ・ロッシ(後半1分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=ミシー・バチュハイ(後半31分:ジョシュア・キング)、エネル・ヴァレンシア(後半31分:ジョアン・ペドロ)



カスムパシャ 2:5 ベシクタシュ(フォトマッチ紙 23. 6. 4)

ジェンク・トスン、ヴァンサン・アブバクル、ゲドソン・フェルナンデス(左から)(フォトマッチ紙) ヤシン・オズジャン(左)ヴァレンティン・ロシエ(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第37節で、ベシクタシュは、アウェー戦をカスムパシャと戦った。そして、ベシクタシュは、この試合を、2:5のスコアで制することができた。

 トルコ・リーグ第37節で、ベシクタシュが、カスムパシャを、アウェー戦で2:5でくだした。
 前半20分、ベシクタシュが先制した。ジェンク・トスンのパスを受け、相手ディフェンスの裏を取ったヴァンサン・アクバカルが、GKエルデム・ジャンポラトを抜けようとしたとき、GKのチェックを受けた。それでボールがこぼれ、そのこぼれ球がゲドソン・フェルナンデスの前に転がった。そのゲドソン・フェルナンデスが、がら空きになっていたゴールマウスに蹴り込んだのだった。0:1。
 同30分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。ウエリントン・シルヴァから出たロングパスを受けたヴァンサン・アクバカルが、ディフェンスの裏を取ったジェンク・トスンにボールを出した。そのジェンク・トスンが、ペナルティエリア・ライン上から放ったシュートが、GKエルデム・ジャンポラトの右を抜けゴールインしたのだった。0:2.そして、前半は、ベシクタシュが0:2とリードして終わった。
 後半4分、ベシクタシュが、得点を追加した。左サイドで生まれたベシクタシュの攻撃で、アルトゥール・マスアクのパスが、ペナルティエリア・ライン上にいたゲドソン・フェルナンデスに通ろうとした。そのパスコースに、カスムパシャのディフェンダーが入ると、ボールはジェンク・トスンに渡った。そのジェンク・トスンがヒールで出したパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たヴァンサン・アクバカルが、狙いすましたシュートを放つと、GKエルデム・ジャンポラトが押さえようとしたが、ボールは、カスムパシャのゴールネットを揺らしたのだった。0:3。
 同17分、カスムパシャが、点差を2と縮めた。右サイド際でボールを得たヴァレンティン・エイセリッチが、ファーサイドのゴールポストに向けセンタリングを入れると、アイタッチ・カラが、それに合わせて放ったヘディングシュートが決まったのだった。1:3。
 同26分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前でボールを得たミュニル・シュイアールが強烈なシュートを放ったが、GKメルト・ギュノクがコーナーキックに替えた。
 同32分、相手陣内でショートパスを行ったベシクタシュ、ヴァンサン・アクバカルが、ボールをジェンク・トスンに渡した。そのジェンク・トスンがシュートを放つも、ボールは、ゴールポストに当たり外に出て行ってしまった。
 同34分、ゲドソン・フェルナンデスの出したパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったタイフル・ビンギョルが、GKエルデム・ジャンポラトと1対1となった。そして、その位置からシュートを放つと、これが、カスムパシャのゴールネットを揺らした。1:4。
 同41分、アフメット・エンギンからのパスを、ペナルティエリアの外で受けたライアン・ドンクが、離れた位置から放った強いシュートが、GKメルト・ギュノクが防ごうとしたが、ベシクタシュのゴールネットに突き刺さった。2:4。
 同ロスタイム9分、左サイドのアルトゥール・マスアクからのパスに反応して動き出したウムト・メラシュがセンタリングを入れると、ジェンク・トスンが、ペナルティエリア内で、パピ・ジラボジのチェックを受けピッチに倒れた。これに対して、ヴォルカン・バヤルスン主審は、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け映像確認後、PKを指示した。
 同ロスタイム13分、これで得たPKを、アッティバ・ハッチンソンが蹴り、ゴールが決まった。2:5。そして、試合は、アウェーだったベシクタシュが、2:5で勝ったのだった。

【カスムパシャ】エルデム・ジャンポラト=フロレント・ハデルジョナジ、ライアン・ドンク、パピ・ジラボジ、ヤシン・オズジャン(後半13分:ミュニル・シュイアール)=ミカエル・マルサ、アイタッチ・カラ=ベン・ウアヌ、ハリス・ハジュラディノヴィッチ(後半13分:ベンガリ・コイタ)、ヴァレンティン・エイセリッチ(後半38分:ベラト・カルカン)=ママドゥ・ファル(後半40分:アフメット・エミン・エンギン)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ、ネジプ・ウイサル(後半ロスタイム1分:アッティバ・ハッチンソン)、ウエリントン・シルヴァ、アルトゥール・マスアク=サリフ・ウチャン(後半ロスタイム1分:ベルカイ・ワルダル)、アミル・ハジャフメトヴィッチ(後半ロスタイム1分:ウムト・メラシュ)=ジャクソン・ムレカ(後半23分:タイフル・ビンギョル)、ゲドソン・フェルナンデス、ジェンク・トスン=ヴァンサン・アブバクル(後半45分:ケレム・アタカン・ケスギン)



ブライト・オシャイ・サミュエル移籍交渉始まる(CNNトルコ 23. 6. 3)

ブライト・オシャイ・サミュエル(スター紙)  フェネルバフチェのナイジェリア人ディフェンダーのブライト・オシャイ・サミュエルを、リーズ・ユナイテッドとボーンマスが狙っている。

 フェネルバフチェのブライト・オシャイ・サミュエルに対し、イングランドの2クラブが狙っている。イギリスからの報道に、ボーンマスとリーズ・ユナイテッドが、ブライト・オシャイ・サミュエルの獲得に動いていると出ている。その報道によると、両クラブは、選手本人、及び、フェネルバフチェ側とも交渉に入っていると言う。フェネルバフチェ側は、既に、25歳のブライト・オシャイ・サミュエルの移籍金に関しては明らかにしている。フェネルバフチェ側は、約1000万EUROの移籍金の提示があれば、移籍を容認する構えだ。



ガラタサライの新たな関心はタイラン・アンタルヤル(スター紙 23. 6. 2)

タイラン・アンタルヤル(CNNトルコ)  タイラン・アンタルヤルは、今季、アンカラ・グジュへレンタル移籍された。そのアンカラ・グジュでの活躍ぶりで、タイラン・アンタルヤルは、ガラタサライへの復帰が整っている。オカン・ブルク監督も、タイラン・アンタルヤルについては、肯定的なレポートを出している。

 今季、優勝を飾ったガラタサライは、アンカラ・グジュにレンタルで出したタイラン・アンタルヤルに関して、来季については、今季とは異なった考え方を持っている。オカン・ブルク監督が、28歳になっているタイラン・アンタルヤルに関して、構想に入れている旨のレポートを出したのだ。
 来季は、3つの戦いに挑まねばならないガラタサライは、メンバー強化を求められている。今季、レンタルに出された選手の内、アンカラ・グジュで活躍したタイラン・アンタルヤルは、同監督の構想では、ガラタサライへの復帰が準備されているのだ。来季は、選手構成を拡大しての戦いをすることになるガラタサライは、トルコ人選手枠の確保という点で、タイラン・アンタルヤルに、再度、機会を与えようとしているのだ。
 今季、アンカラ・グジュで、いいシーズンを送ったタイラン・アンタルヤルは、そのアンカラ・グジュで、31試合に出場した。その内27回は、先発メンバーに名を連ね、3ゴール4アシストを記録している。



トラブゾン・スポル、最初の補強、完遂(スター紙 23. 6. 1)

ディミトリオス・クルベリス(スター紙)  来季は優勝を掲げ、その準備に入っているトラブゾン・スポルが、最初の補強を行った。パナシナイコスのスター選手ディミトリオス・クルベリスと合意に達したのだ。

 ネナード・ビェリツァ監督主導で補強を進めるトラブゾン・スポルが、最初の補強をギリシアから成し遂げた。トラブゾン・スポルは、パナシナイコスのMFディミトリス・クルベリスと、基本的合意に達したのだ。
 29歳のディミトリス・クルベリスは、近々、トルコ入りして、移籍作業を完成させるものと思われる。ギリシアのパナシナイコスで、今季36試合に出場したディミトリス・クルベリスは、1ゴール1アシストを記録している。パナシナイコスのとの契約が、今季末で満了するディミトリス・クルベリスは、市場価格は150万EUROとされている。



ガラタサライ、優勝(TRT改 23. 5.31)

ガラタサライ、歓喜(TRT) ミロト・ラシツァ(左)ニハド・ムジャキッチ(スター紙)  アンカラ・グジュを、アウェー戦で1:4でくだしたガラタサライが、トルコ・リーグを2節残すなか、今季の優勝が決まった。これで、ガラタサライは、23回目のトルコ・リーグ制覇だ。

 エリャマン・スタジアムで行われた試合で、ガラタサライは、いい結果にたどり着いた。アンカラ・グジュを、マウロ・イカルディ(2)、バルシュ・アルペル・ユルマズ、セルジオ・オリヴェイラのゴールで、1:4でくだしたガラタサライは、勝ち点を82に伸ばし、2022‐23シーズンのチャンピオンになった。一方のアンカラ・グジュは、同39に留まった。

                   得点場面

 前半7分、ガラタサライが、マウロ・イカルディのゴールで先制した。ミロト・ラシツァが、右コーナー際からセンタリングを入れると、ペナルティエリアでボールを得たマウロ・イカルディのシュートがゴールとなったのだった。0:1。
 同16分、アンカラ・グジュが、タイラン・アンタルヤルのアシストを受け、ミルソンが同点ゴールを決めた。タイラン・アンタルヤルのスルーパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たミルソンの狙いすましたシュートが、GKムスレラの右を抜け、ガラタサライのゴールネットに収まったのだった。1:1。
 同39分、マウロ・イカルディが、再度、舞台に登場した。ケレム・アクテュルコウルが左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたマウロ・イカルディのヘディングシュートが炸裂したのだった。これで、ガラタサライは、再度、リードを奪った。1:2。
 後半28分、ガラタサライは、バルシュ・アルペル・ユルマズのゴールで、点差を2と拡げた。ケレム・アクテュルコウルのスルーパスに反応して動き出したバルシュ・アルペル・ユルマズが、ペナルティエリア内へと入る手前で、GKギョクハン・アッカンをフェイントでかわし、がら空きとなっていたゴールマウスに蹴り込んだのだった。1:3。
 同33分、セルジオ・オリヴェイラのヘッドによる得点が生まれた。ケレム・アクテュルコウルの蹴った右コーナーキックに合わせた、ペナルティエリア内にいたセルジオ・オリヴェイラのヘディングシュートが決まったのだった。1:4。

【アンカラ・グジュ】ギョクハン・アッカン=ケヴィン・マルクート、アルダ・クズルダー、ニハド・ムジャキッチ、ハサン・アリ・カルドゥルム(後半1分:マテジ・ハヌセク)=アンドレジ・ドカノヴィッチ、ラミネ・ディアク(後半1分:ステリオス・キッツォー)、タイラン・アンタルヤル(後半36分:アタカン・チャンカヤ)=フェリシオ・ミルソン(後半18分:ジョルジ・ベリージェ)、アリ・ソウ、ガヤス・ザヒド(後半1分:エムレ・クルンチ)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、カズムジャン・カラタシュ(後半19分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=セルジオ・オリヴェイラ(後半34分:ベルカン・クトゥル)、ルーカス・トレイラ(後半42分:フレドリク・ミットシエ)=ミロト・ラシツァ、ドリース・メルテンス(後半20分:レオ・デュボア)、ケレム・アクテュルコウル=マウロ・イカルディ



フェネルバフチェ、新たなストッパーをイタリアで見つけた(アクシャム紙 23. 5.30)

ロドリゴ・ベカン  トルコ・リーグの優勝が難しくなったフェネルバフチェは、来季に向けての準備を始めた。ディフェンス・ラインを強化したいフェネルバフチェは、イタリアのウディネーゼ所属のロドリゴ・ベカン獲得に動いている。

 フェネルバフチェが、この間、追いかけていたロドリゴ・ベカンとの交渉に入っている。イタリアの報道によると、フェネルバフチェは、ロドリゴ・ベカン獲得に、移籍金として500万EUROの提示を行った。ウディネーゼは、ロドリゴ・ベカンの移籍には1000万EUROを求めたことが明らかになっている。ロドリゴ・ベカンとは合意に至っているフェネルバフチェは、ウディネーゼと金銭交渉に入っていることが明らかになっている。両者は、各々の要求額の中ほどで合意に達するものと思われる。ウディネーゼは、2024年まで契約のあるブラジル人選手ロドリゴ・ベカンの移籍で、高額な移籍金獲得を狙っているようだ。27歳のロドリゴ・ベカンには、インテルも関心を示していることも明らかになっている。なお、ロドリゴ・ベカンは、今季、ウディネーゼで、28試合に出場して、2ゴール1アシストを記録している。



エムレ・モル、フェネルバフチェを離れたがっている(スター紙 23. 5.29)

エムレ・モル(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェが、今季獲得したエムレ・モルに関し、新たな移籍話が出てきている。エムレ・モルが、フェネルバフチェを去る決断をしたというのだ。

 カラギュムリュックで素晴らしいプレーを見せ、2022‐23シーズン前に、200万EUROの移籍金で、フェネルバフチェが獲得したエムレ・モルに関し、気になる情報が出てきている。エムレ・モルが、フェネルバフチェを去る決断をしたというのだ。このため、ホルヘ・ヘスス監督のサイドのポジションをこなせる選手の補強に影響を与えていることが明らかになった。出場機会があまりないことを吐露しているエムレ・モルは、この決断をしてから、気持ちの張りが途絶えてしまっている。
 フェネルバフチェでは39試合に出場したエムレ・モルは、6ゴール3アシストを記録している。25歳のエムレ・モルは、フェネルバフチェとは、2025年前の契約がある。



トラブゾン・スポル、ウーゴ・マジョ爆弾(フォトマッチ紙 23. 5.28)

ウーゴ・マジョ  トラブゾン・スポルの補強活動で、熱き展開が看られている。スペインの報道に、トラブゾン・スポルが、31歳のスペイン人右サイドバックのウーゴ・マジョに関心を示していると書いているのだ。

 トラブゾン・スポルは、来季に向けての補強活動を、間断なく続けている。そして、最新情報として、トラブゾン・スポルの補強にスーパーな名前が入っていることが知られるようになった。スペインの報道に、ここ14年間、セルタ・ヴィーゴでプレーしてきたウーゴ・マジョに関心を示していると書いているのだ。ウーゴ・マジョは、今季末で契約が満了することから、トラブゾン・スポルが、その移籍に関し熱い思いでいると認めている。ウーゴ・マジョは、現所属先のセルタ・ヴィーゴの下部組織でキャリアを始めた。その後、Aチームに上がったのだった。サッカー人生を通じて、セルタ・ヴィーゴで過ごしてきているウーゴ・マジョが、トラブゾン・スポルに移籍した場合には、初めて、他のクラブでプレーすることになる。



フェネルバフチェ、アルダ・ギュレルとの契約を延長(CNNトルコ 23. 5.27)

アルダ・ギュレル(スター紙)  フェネルバフチェが、若きスター選手アルダ・ギュレルとの契約を、2025年5月31日まで延長したことを、トルコ・サッカー協会に届け出た。

 今季、アルダ・ギュレルとの契約にある、少なくとも1500分プレーしなければ、500万EUROで自由契約になるとの条項が、フェネルバフチェの打つ手を鈍らせていた。アルダ・ギュレルを追いかけていたヨーロッパのビッグクラブは、この条項を活用するチャンスを狙っていた。このため、フェネルバフチェのアリ・コチ理事長が手を打った。

                    2025年まで延長

 フェネルバフチェは、トルコ・サッカー協会に対し、アルダ・ギュレルとの契約を更改したことを通告した。フェネルバフチェは、2023年6月1日から有効な新たな契約を、2025年5月31日まで締結したのだ。



トルコ杯ファイナリスト、明らかになる、フェネルバフチェ対バシャクシェヒル・スポル! アンカラ・グジュは、延長戦で敗退(ヒュリエット紙 23. 5.26)

フィリップ・ケニー(バシャクシェヒル・スポル公式HP) アドナン・ヤヌザイ(左)ラミネ・ディアク(右)(サバハ紙)  バシャクシェヒル・スポルが、第1戦で1:0で勝ったアンカラ・グジュとのアウェー戦を、延長戦で2:2として、トルコ杯決勝で、フェネルバフチェと対峙することになった。
 この試合、いい始まり方をしたアンカラ・グジュが、前半11分に、アリ・ソウのゴールで先制したが、16分に、バシャクシェヒル・スポルは、セルダル・ギュレルのゴールで、そのお返しをした。同45分、舞台に、アンカラ・グジュのタソス・チャツィジョヴァニスが立ち、試合は延長戦へと入った。そして、バシャクシェヒル・スポルの勝ち上がりを導くゴールは、延長戦後半6分に、フィリップ・ケニーから生まれた。なお、この試合の延長戦前半6分に、アンカラ・グジュのニハド・ムジャキッチがレッドカードをもらい、アンカラ・グジュは、この試合を10人で終えることになった。

                    試合経過

 前半11分、アンカラ・グジュの攻撃で、キッツォーのスルーパスに反応して動き、そのボールを、ペナルティエリア内で得たアリ・ソウが、シュートを放つと、GKの右を抜けるゴールが生まれた。1:0。
 同28分、バシャクシェヒル・スポルの攻撃で、アドナン・ヤヌザイからのパスを、ペナルティエリア・ライン上で受けたベルカイ・オズジャンが、とっても強烈なシュートを放ったが、いい位置取りをしていたGKギョクハン・アッカンが、そのボールをキャッチした。
 後半15分、中盤でボールを得たベルカイ・オズジャンが、ペナルティエリアに入る前の位置からシュートを放つも、ボールは、ゴールポストを逸れ、転がりながら外に出て行った。
 同16分、バシャクシェヒル・スポルが同点に追いついた。デニズ・トゥルチが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内のファーサイドでフリーになっていたセルダル・ギュレルが、そのボールに合わせて、ヘディングシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。1:1。
 同37分、ギョクハン・トーレが、ペナルティエリア内で出したパスを、ゴール右斜め前で受けたキッツォーが、シュートを放つと、GKムハメッドが、際どくコーナーキックに替えた。
 同42分、バシャクシェヒル・スポルのGKムハメッドとルカス・リマとが意思疎通を欠いたため、ボールがスペースに転がった。それを捉えたギョクハン・トーレが、PKポイントに向けセンタリングを入れた。それに合わせて、ラミネ・ディアクがシュートを放つも、ボールは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同45分、ギョクハン・トーレがセンタリングを入れると、エムレ・クルンチが、ヘッドで、ボールを、ペナルティエリア内へと入れた。ディフェンスを超えたボールは、ファーのゴールポスト際にいたタソス・チャツィジョヴァニスの前へと向かった。それを捉えたタソス・チャツィジョヴァニスが、ヘッドでゴールを決めたのだった。2:1。
 同ロスタイム2分、バシャクシェヒル・スポルが得たフリーキックを、デニズ・トゥルチが蹴り、直接ゴールを狙うと、ボールは、相手ディフェンスに当たり、転がりながら外に出てしまい、コーナーキックに替わった。試合は2:1で終わったが、2戦合計で同点になったため、延長戦に入った。
 延長前半6分、ニハド・ムジャキッチが文句を言ったということで、イエローカードが出された。それに対し、拍手をしたニハド・ムジャキッチに対し、2枚目のイエローカードが出され退場処分となった。これで、アンカラ・グジュは10人になってしまった。
 延長後半6分、右サイドからジャネル・エルキンがセンタリングを入れると、そのコースに入ったフィリップ・ケニーのヘディングシュートが炸裂、ボールは、GKの左抜けゴールインした。2:2。
 同15分、ディフェンスからのこぼれ球を捉えたギョクハン・トーレが、ペナルティエリア内で強烈なシュートを放った。だが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。そして、試合は2:2で終わり、バシャクシェヒル・スポルがトルコ杯決勝に進出したのだった。

【アンカラ・グジュ】ギョクハン・アッカン=ステリオス・キッツォー、ケヴィン・マルクート(後半32分:ギョクハン・トーレ)、アルダ・クズルダー、ニハド・ムジャキッチ、ハサン・アリ・カルドゥルム=ジョルジ・ベリージェ(後半20分:ガヤス・ザヒド)、アンドレジ・ドカノヴィッチ、ラミネ・ディアク(後半44分:タソス・チャツィジョヴァニス)、フェリシオ・ミルソン(後半20分:エムレ・クルンチ)=アリ・ソウ(延長前半10分:アタカン・チャンカヤ)
【バシャックシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=シェネル・オズバイラクル(後半1分:デニズ・トゥルチ)、レオ・ドゥアルテ、マフムト・テクデミル、ルカス・リマ=ルカス・ビグリア(延長前半6分:フィリップ・ケニー)=アドナン・ヤヌザイ(延長前半6分:ジャネル・エルキン)、オメル・アリ・シャヒネル、ベルカイ・オズジャン、セルダル・ギュレル(後半39分:ダニエル・アレクシッチ)=フィゲレイド(延長後半8分:ムハメット・アルスランタシュ)



フェネルバフチェ、トルコ杯決勝に進出(フェネルバフチェ公式HP 23. 5.25)

フェルディ・カドゥオウル(フェネルバフチェ公式HP) ロビン・ヤルチュン(左)ジョシュア・キング(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、トルコ杯準決勝第1戦を0:0で引き分けたシワス・スポルを、ホームに迎えた。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合を、3:0で制したフェネルバフチェは、決勝に、その名を刻むことになった。フェネルバフチェは、決勝では、アンカラ・グジュとバシャクシェヒル・スポルの勝者と対峙することになる。

 フェネルバフチェに勝利を導いたゴールは、後半2分にフェルディ・カドゥオウルが、同13分にミシー・バチュハイが、同40分にジョシュア・キングが決めた。

                    試合展開

 前半8分、アッティラ・サライが、相手ディフェンスの裏に出したロングパスに反応したミシー・バチュハイが、ペナルティエリア内で、GKアリ・シャシャル・ヴラルより前に、ボールに触れたとはいえ、ボールは、ゴールラインと平行に流れた。そのボールを捉えたミシー・バチュハイがシュートを放つも、アリ・シャシャル・ヴラルが際どくコーナーキックに替えた。
 同27分、アルダ・ギュレルが右コーナーキックを蹴ると、そのコースのいい位置にいたアッティラ・サライだったが、ボールに触れることができなかった。ボールは、そのまま、ピッチ外へと流れて行ってしまった。
 同33分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から、マックス・グラデルがフリーキックを蹴り、枠を捉えるいいラインを描いたが、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが、際どくボールに触れることができて、コーナーキックに替わった。
 同ロスタイム1分、フェネルバフチェのディフェンスの裏に入ったパスを、ペナルティエリア内で得たフレデリック・ウルデルシュタットが、いい位置からシュートを放つも、そのコースに入ったルアン・ペレスがコーナーキックに替えた。
 後半2分、シワス・スポルのディフェンスの裏に出されたロングパスに反応して動き出したミシー・バチューハイが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からシュートを放つと、ボールは、バーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同2分、フェネルバフチェが先制した。ペナルティエリアの外右タッチライン沿いでボールを得たフェルディ・カドゥオウルが、ワンツーをしながらペナルティエリア内へと入り込み、ゴール右斜め前からシュートを放つと、ボールは、GKアリ・シャシャル・ヴラルから跳ね返った。攻撃が続くなか、ゴール前の混戦のなか、再度ボールを得たフェルディ・カドゥオウルが、きれいなシュートを放つと、これが、シワス・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同13分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。ペナルティエリアのゴール左斜め前でボールを得たエネル・ヴァレンシアが、相手選手をすり抜け、ファーサイドのゴールポストに向けセンタリングを入れた 。そのコースの右側にいたミシー・バチュー走り込んで来て放ったシュートが、ゴールネットを揺らしたのだった。2:0。
 同18分、アルダ・ギュレルが、右コーナーキックを蹴ると、ウィリアン・アロンが、ニアサイドで、ヘッドでファーサイドに向け、ボールを浮かした。そのボールのコースの左側のいい位置にいたエネル・ヴァレンシアが、ボールに触れると、GKアリ・シャシャル・ヴラルが、際どくゴールライン際から外に出した。
 同40分、フェネルバフチェが3点目を決めた。左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだミシー・バチューハイが、グランダーのパスを出すと、そのボールに、ジョシュア・キングが触れ、ゴールが生まれたのだった。3:0。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ、ルアン・ペレス=アルダ・ギュレル、ウィリアン・アロン(後半ロスタイム4分:イスマイル・ユクセキ)、ミハ・ザイッチ(後半45分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半30分:ディエゴ・ロッシ)=ミシー・バチュハイ(後半45分:ヤイデン・オーステルヴォルデ)、エネル・ヴァレンシア(後半30分:ジョシュア・キング)
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ロビン・ヤルチュン(後半32分:アラーディン・オクムシュ)、ジャネル・オスマンパシャ、ディミトリス・ゴウタス、ウーウル・チフトチ=イサク・コフィー(後半32分:ムスタファ・ヤタバレ)=マックス・グラデル(前半37分:アフメド・ムサ)、フレデリック・ウルデルシュタット、カリス・カリシス(後半19分:ハカン・アルスラン)、サムエル・サイス(後半19分:クリントン・ンジェ)=レケ・ジェームス



シェノル・ギュネシュ監督、ネイザン・レイモンドの残留を求める(TRT 23. 5.24)

シェノル・ギュネシュ監督(ベシクタシュ公式HP) ゲドソン・フェルナンデス(スター紙) ネイザン・レイモンド(ファナティック紙)  来季に向けた構想を行っているベシクタシュで、優先すべき課題は契約更改だ。シェノル・ギュネシュ監督は、ネイザン・レドモンドの残留を求めている。

 引き続き、ベシクタシュは、新シーズンに向けて考えている。フロントは、優先順位として、契約更改を終えることに焦点を絞っている。シェノル・ギュネシュ監督が就任して以後、プレーの質が上がったネイザン・レドモンドの契約は、今季末で満了する。同監督は、ネイザン・レドモンドの残留を強く望んでいる。その望まれているネイザン・レドモンドとの契約条項に関しては問題はない。150万EUROの年俸で「1+1」年契約をのオファーを出しているフロントは、ネイザン・レドモンド側からの回答を待っているところだ。6月には出産予定のネイザン・レドモンドの妻は、イギリスへ戻ることを望んでいる。フロントは、29歳のネイザン・レドモンドの説得に努めているところだ。
 一方、そのプレーぶりから、ベシクタシュでも最も人気を集めているゲドソン・フェルナンデスに対しては、多くのオファーが舞い込んできている。イタリアの報道では、このポルトガル人選手ゲドソン・フェルナンデス獲得に、ナポリが動いていると報じている。ベシクタシュが、パスの50%を持っているというゲドソン・フェルナンデスに関しては、移籍金2000万EURO以下のオファーについては見向きもしないと言われている。



エズジャン・アリオスキ、残留を希望(サバハ紙 23. 5.12)

エズジャン・アリオスキ(CNNトルコ)  フェネルバフチェは、エズジャン・アリオスキとの契約更改は行うつもりがない。しかし、エズジャン・アリオスキは、サッカーのキャリアを、トルコで続けることが可能だ。カラギュムリュック、アンカラ・グジュ、アンタルヤ・スポルが、エズジャン・アリオスキに関心を持っているからだ。

 フェネルバフチェにはレンタルで加入しているエズジャン・アリオスキは、今季末でフェネルバフチェを去るだろう。アル・アハリとの契約が、2024年6月30日まである北マケドニア人選手エズジャン・アリオスキは、トルコでプレーできることに喜びを感じている。だが、フェネルバフチェは、エズジャン・アリオスキとは、新たな契約を結ぼうという考えはない。しかし、エズジャン・アリオスキは、サッカー選手としてのキャリアを、トルコで継続可能な状況になっている。カラギュムリュック、アンカラ・グジュ、アンタルヤ・スポルが、エズジャン・アリオスキに関心を示しているからだ。



ベシクタシュ、ミハ・ザイッチを待っている(アクシャム紙 23. 5.11)

ミハ・ザイッチ(タクヴィム紙)  ベシクタシュの目が、ホルヘ・ヘスス監督が残った場合には、フェネルバフチェを去ると言われているミハ・ザイッチに向けられている。アフメト・ヌル・チェビ理事長は、フェネルバフチェとの関係をこじらせたくないため、スロヴェニア人選手ミハ・ザイッチについての明確な決断をしていない。

 トルコ・リーグの新シーズンに向けての計画を始めているベシクタシュの関心は、10番のできる選手だ。ベシクタシュは、フェネルバフチェとの契約が、今季末で満了するミハ・ザイッチを俎上に乗せている。

                    ホルヘ・ヘスス監督が残留ならば、ミハ・ザイッチは去る

 ベシクタシュは、フェネルバフチェのホルヘ・ヘスス監督がチームに残れば、フェネルバフチェを去ると言われているミハ・ザイッチに関しては、シーズンの終了を待っている。トルコ・リーグの終了に合わせて、決断の内容を明かすことになるミハ・ザイッチに対して、必要な歩みを進めることが明確になった。ベシクタシュのアフメト・ヌル・チェビ理事長は、フェネルバフチェのアリ・コチ理事長とのいい関係を崩したくないため、ミハ・ザイッチに対するオファーを、今のところ出しておらず、ミハ・ザイッチが、フェネルバフチェとの繋がりが切れるのを待っている。
 28歳になっているミハ・ザイッチは、フェネルバフチェで29試合に出場。それらの試合で、4ゴール3アシストを記録している。



ベシクタシュ、ラシド・ゲザルの復帰を待っている(TRT 23. 5.10)

シェノル・ギュネシュ監督(バシャクシェヒル・スポル公式) ラシド・ゲアル(スター紙)  ベシクタシュは、来週末に行われるアダナ・デミル・スポル戦について考え始めている。ベシクタシュは、この一戦に、ラシド・ゲザルがチームに戻ってくることを期待している。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグ第35節で、アダナ・デミル・スポルとのアウェー戦を戦う。トルコ・リーグで11試合連続不敗記録を継続中のベシクタシュは、この試合にも勝ち、追いかけてきているクラブとの差を拡げたいと考えている。シェノル・ギュネシュ監督は。この試合に向けての考察に入っている。情報収集班から回ってきたアダナ・デミル・スポルのデータを精査している同監督は、ここまでの試合の分析を行っている。故障のため、決して、期待されるレヴェルに達していないラシド・ゲザルが、チームに合流して練習を始めるものと考えられている。来週までに痛みが去った場合には、アルジェリア人選手ラシド・ゲザルは、アダナ・デミル・スポル戦に帯同されるだろう。今季、トルコ・リーグでは12試合に出場している31歳のラシド・ゲザルは、2ゴールを記録している。トルコ・リーグ第34節には試合が組まれていないベシクタシュは、この金曜日には、バクーで、アゼルバイジャンのサバハとの試合が組まれている。全収入を、地震の被災者に提供されるこの試合には、首脳陣は、フルメンバーを帯同するものと思われる。このため、この試合への関心度は高く、2万枚のチケットが売れているということだ。



ガラタサライ、ホームで大過なく(TRT+ファナティック紙補綴 23. 5. 9)

ミロト・ラシツァ(左)ルカス・リマ(右)(バシャクシェヒル・スポル公式Twitter) マウロ・イカルディ(TRT)  首位に立つガラタサライが、トルコ・リーグ第33節で、ホームに迎えたバシャクシェヒル・スポルを1:0でくだし、2位に勝ち点で5差つけた。

 トルコ・リーグのイスタンブル・ダービーで、ガラタサライが、バシャクシェヒル・スポルをネフ・スタジアムに迎えた。ガラタサライが、前半45分、マウロ・イカルディがPKを決め、この試合を1:0で制した。この結果、2位のフェネルバフチェが勝ち点を失った節で、首位に立つガラタサライが勝ち点を73に伸ばした。2連勝で止まってしまったバシャクシェヒル・スポルは、同51に留まった。

                   重要な場面

 前半4分、ケレム・アクチュコウルのスルーパスに反応したマウロ・イカルディが、そのボールに触れる前に、GKムハッメド・シェンゲゼルがクリアした。そのボールを得たドリース・メルテンスが、枠を捉えたシュートを放つと、レオ・ドゥアルテがクリアした。再度、そのボールを捉えたドリース・メルテンスがシュートを試みたところ、今度は、オメル・アリ・シャヒネルから跳ね返った。ドリース・メルテンスは、もう1度、シュートを放ったが、ボールは、オメル・アリ・シャヒネルに当たりコーナーキックとなった。
 同14分、カズムジャン・カラタシュの左タッチラインからのスローインを、ニアサイドにいたマウロ・イカルディが、ヘッドで内へと入れた。そのボールを捉えたルーカス・トレイラが強烈なシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーのトゥーバに当たり跳ね返った。
 同26分、セルダル・ギュレルから出たパスを、ペナルティエリア・ライン手前で受けたデニズ・トゥルチが強烈なシュートを放った。これを、GKムスレラが、際どく、パンチングで防ぐと、ボールはバーの上を越えて外に出て行きコーナーキックに替わった。
 同28分、セルダル・ギュレルからのパスを受け、右サイドからペナルティエリア内へと入り込んでダニエル・アレクシッチが、角度のないところからシュートを放つと、ボールは、GKムスレラが押さえた。
 同29分、サーシャ・ボエが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたケレム・アクチュコウルがヘッドで合わせたが、ボールは、GKムハッメド・シェンゲゼルがコントロールした。
 同ロスタイム6分、ルーカス・オリヴェイラが、左サイドからシュートを放つと、ボールは、ペナルティエリア内にいたデニズ・トゥルチから跳ね返った。このプレーで、ガラタサライの選手たちは、デニズ・トゥルチが手を使ったとPKを要求した。ヴィデオ判定システム審判からの警告もあり、ピッチサイドで映像確認に向かったハリル・ウムト・メレル主審は、確認後、PKポイントを指した。
 同ロスタイム8分、このPKを、マウロ・イカルディが強いキックで決め、ガラタサライが1:0と先制した。そして、前半は、ガラタサライが1:0とリードしたまま終わった。
 後半15分、バシャクシェヒル・スポルが効果的な攻めを見せた。ガラタサライのペナルティエリアの外でボールを得たデニズ・トゥルチが強烈なシュートを放つと、GKムスレラが、左に跳んでパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同18分、アウェーのバシャクシェヒル・スポルが同点ゴールに迫った。デニズ・トゥルチが左コーナーキックを蹴ると、ニアサイドにいたカズムジャン・カラタシュが逆方向に蹴り出そうとしたボールが、ファーサイドのゴールポスト際を逸れて外に出て行ってしまったのだった。
 同36分、ガラタサライが、2点目を決める好機を活かせなかった。ケレム・アクチュコウルが、左コーナーキックを蹴ると、それに合わせて、アブドゥルェリム・バルダクチュがヘディングシュートを放った。ボールは、GKムハッメド・シェンゲゼルを越えたが、ゴールライン上に立ちはだかったマフムト・テクデミルが、これをクリアしてしまったのだった。そして、ガラタサライが、1:0で、この試合を制したのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、カズムジャン・カラタシュ(後半ロスタイム4分:レオ・デュボア)=セルジオ・オリヴェイラ(後半29分:フレドリク・ミットシエ)、ルーカス・トレイラ=ミロト・ラシツァ(後半43分:カーン・アイハン)、ドリース・メルテンス(後半29分:ニコロ・ザニオーロ)、ケレム・アクテュルコウル(後半43分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=マウロ・イカルディ
【バシャックシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル、レオ・ドゥアルテ、アフメド・トゥーバ、ルカス・リマ(後半22分:ジャネル・エルキン)=ルカス・ビグリア(後半22分:ベルカイ・オズジャン)=デニズ・トゥルチ(後半35分:フィリップ・ケニー)、ダニエル・アレクシッチ(後半38分:)、マフムト・テクデミル、セルダル・ギュレル=フィゲレイド(後半35分:ステファノ・オカカ)



ギレスン・スポル 1:1 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP+フォトマッチ紙補綴 23. 5. 8)

アルダ・ギュレル(左)ラモン・アリアス(右)(フェネルバフチェ公式HP) ミシー・バチュハイ(左)カディル・セヴェン(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第33節で、ギレスン・スポルとのアウェー戦を戦った。チョタナク・スポーツ複合施設で行われたこの試合に、フェネルバフチェは1:1のスコアで引き分けた。フェネルバフチェのゴールは、前半20分、ミシー・バチュハイがPKを決めたものだった。ホームのギレスン・スポルのゴールは、後半23分にバジッチが決めた。なお、フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第34節では、5月18日(木)午後8時からウルケル・スタジアムでトラブゾン・スポルと戦う。

                   試合経過

 前半16分、メルト・ハカン・ヤンダシュが左コーナーキックを蹴ると、ギレスン・スポルのディフェンスがクリアしようとしたボールを捉えたディエゴ・ロッシがシュートを放った。ボールは、GKフェルハト・カプランが押さえたが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、アリアスの腕にボールが当たったかを確認に向かったバハッティン・シムシェク主審はPKの決定を下した。
 同20分、このPKをミシー・バチュハイが蹴ると、ギレスン・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。
 同33分、ジョルマン・カンプザノが、ディフェンスの裏に放り込んだボールを捉えたボルハ・サインスが、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトと1対1となった。そして、シュートを放ったが、ゴールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同39分、右サイドでセルジーニョが奪ったボールを、ペナルティエリア・ライン手前にいたギョルケム・サーラムにグランダーのボールを通した。そのギョルケム・サーラムがシュートを放つと、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが、倒れ込みながらも際どくゴールを許さなかった。
 後半19分、ディエゴ・ロッシからのパスを受けたミハ・ザイッチが、相手選手2人にフェイントを仕掛けた。そして、GKフェルハト・カプランと1対1となったところからシュートを放つも、ボールは、GKが押さえてしまった。
 同23分、アッティラ・サライがクリアしようとしたボールが、セルジーニョの前に落ちた。そのセルジーニョが、グランダーのボールでパスを出すと、走り込んできたバジッチが、それに合わせてシュートを放つと、ボールは、上のバーに当たりゴールインしてしまった。1:1。
 同ロスタイム7分、アルダ・ギュレルが、25mの距離からのフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙うも。GKフェルハト・カプランが、ゴール隅を捉えたボールだったが、コーナーキックに替えた。終盤、ミゲル・クレスポやディエゴ・ロッシが好機を掴みながらも、ゴールネットを揺らすことができなかった。

【ギレスン・スポル】フェルハト・カプラン=ハイルラー・ビラゼル・クインテロス、カディル・セヴェン、ラモン・アリアス、アルペル・ウルダー=ジョルマン・カンプザノ、ロベルト・メジア(後半19分:ブラッドリー・クワス)=セルジーニョ(後半45分:ファルク・ジャン・ゲンチ)、ギョルケム・サーラム、ボルハ・サインス(後半45分:ドーアン・ジャン・ダワス)=リヤド・バジッチ(後半34分:ムラト・ジェム・アクプナル)
【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、ルアン・ペレス(後半30分:ジョシュア・キング)、アッティラ・サライ=アルダ・ギュレル、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半15分:ミハ・ザイッチ)、イスマイル・ユクセキ(後半15分:ミゲル・クレスポ)、ディエゴ・ロッシ=エネル・ヴァレンシア(後半15分:ブライト・オシャイ・サミュエル)、ミシー・バチュハイ(後半30分:ジョアン・ペドロ)



アンタルヤ・スポル 1:3 ベシクタシュ(イエニ・シャファク紙 23. 5. 7)

ヴァンサン・アブバクル(NTV) アルトゥール・マスアク(左)ドーウカン・シニクド(右)(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第33節で、アンタルヤ・スポルとベシクタシュが対峙した。

 トルコ・リーグ第33節で、アンタルヤ・スポルが、ホームにベシクタシュを迎えた。そして、アウェーのベシクタシュが、1:3で勝った。これで、ベシクタシュは4連勝となった。アンタルヤ・スポルのゴールは、前半32分にオメル・トプラクが決めたのに対し、ベシクタシュのゴールは、後半9分と同45分にヴァンサン・アクバカルが、もう1つのゴールは、同39分にジェンク・トスンが決めた。この結果、ベシクタシュの勝ち点は68に伸びたのに対し、アンタルヤ・スポルは、同36に留まった。ベシクタシュは、次節は、ガジアンテップFKとの対戦が予定されているため、自動的に勝ち点3を得ることになる。アンタルヤ・スポルの方は、アンカラ・グジュとのアウェー戦となる。

                   試合経過

 前半6分、ペナルティエリアの外で獲得したフリーキックを、アレクサンドル・マキシムが、グランダーのボールで直接ゴールを狙ったが、GKが、しっかりと胸に収めた。
 同27分、ドーウカン・シニクが、ペナルティエリアの外から強烈なシュートを放つも、GKが、これをパンチングで防ぎ、ディフェンスがクリアした。
 同32分、右サイドからフリーキックが蹴られると、それに合わせて、ペナルティエリア内にいたオメル・トプラクがヘディングシュートを放った。そのボールが、サイドバーに当たりゴールインした。1:0。
 同38分、フェルナンドのスルーパスを、ペナルティエリアの左ゴール斜め前で得たフレディが、グランダーのシュートを放ったが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同45分、アミル・ハジャフメトヴィッチが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放つも、GKがコーナーキックに替えた。
 後半9分、アルトゥール・マスアクが、左コーナーキックを蹴ると、PKポイントでいいジャンプを見せたヴァンサン・アクバカルのヘディングシュートが炸裂して。ベシクタシュのゴールが生まれた。1:1。
 同17分、左サイドからフレディがペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、それに合わせて、ヴェイセル・サルがヘディングシュートを放ったが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同31分、ラルソンのパスを、ペナルティエリアの外で受けたフレディが、強烈なシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同35分、ネイザン・レドモンドを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で倒したビュンヤミン・バルジュに対し、イエローカードが出された。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行ったメテ・カルカヴァン主審は、ビュンヤミン・バルジュに対し、レッドカードを出し退場処分とした。
 同39分、ネイザン・レドモンドがフリーキックを蹴ると、ファーサイドにいたタイフル・ビンギョルが、ヘッドで折り返したところ、混戦が発生した。その中でボールを得たジェンク・トスンがゴールに蹴り込んだ。1:2。
 同45分、右サイドからペナルティエリアへボールを持ち込んだタイフル・ビンギョルが出したパスを、PKポイントで得たヴァンサン・アクバカルが、強いシュートを放つと、ボールは上のバーに当たりゴールラインを割った。1:3。

【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・ライテ=ビュンヤミン・ヴェイセル・サル、バルジュ、オメル・トプラク、ジェマリ・セルテル=エルダル・ラキプ(後半43分:シェレル・フローラヌス)、フェルナンド・マルティンス=ドーウカン・シニク(後半24分:アラッサーヌ・ンダオ)、フレディ・リベイロ、サム・ラルソン(後半42分:ベルトゥー・ユルイドゥルム)=ハジ・ライト
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ(後半25分:タイフル・ビンギョル)、ロマン・サイス、ウエリントン・シルヴァ、アルトゥール・マスアク(後半ロスタイム4分:ネジプ・ウイサル)=ゲドソン・フェルナンデス、アミル・ハジャフメトヴィッチ=ネイサン・レドモンド、アレクサンドル・マキシム(後半1分:オヌル・ブルト)、ジェンク・トスン(後半ロスタイム5分:ジャクソン・ムレカ)=ヴァンサン・アブバクル(後半ロスタイム5分:ウムト・メラシュ)



ベシクタシュ、帯同メンバーを発表、6選手を欠く(イエニ・シャファク紙 23. 5. 6)

シェノル・ギュネシュ監督(ヒュリエット紙)  アンタルヤ・スポルとのアウェー戦を戦うベシクタシュが、帯同メンバーを発表した。オマール・コリー、サリフ・ウチャン、ラシド・ゲザル、デレ・アリ、タイップ・タルハ・サヌッチ、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥの名が欠けている。

 シェノル・ギュネシュ監督指揮下で行われた、アンタルヤ・スポル戦の準備は終わった。トルコ・リーグ第32節で、ベシクタシュは、明日午後7時より、アウェー戦でアンタルヤ・スポルと対峙する。この一戦に臨むベシクタシュのメンバーが明らかになった。故障を抱えるラシド・ゲザル、デレ・アリ、タイップ・タルハ・サヌッチ、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ、オマール・コリー、サリフ・ウチャンの名はない。
 ベシクタシュの選手構成は、次の通りだ。メルト・ギュノク、エルシン・デスタノウル、エムレ・ビルギン、ヴァレンティン・ロシエ、オヌル・ブルト、ジェンク・トスン、ヴァンサン・アクバカル、アッティバ・ハッチンソン、ネイザン・レドモンド、ケレム・アタガン・ケスギン、アミル・ハジャフメトヴィッチ、ネジプ・ウイサル、ベルカイ・ワルダル、ウエリントン・シルヴァ、アルトゥール・マスアク、ロマン・サイス、セミフ・クルチソイ、ジャクソン・ムレカ、アレクサンドル・マキシム、デミル・エゲ・トゥクナズ、ウムト・メラシュ、ゲドソン・フェルナンデス、タイフル・ビンギョル。



バシャクシェヒル・スポル、後半ロスタイムにアンカラ・グジュを崩す(ミリエット紙 23. 5. 5)

フィゲレイド(バシャクシェヒル・スポル公式HP) アリ・ソウ、ジャネル・エルキン、アフメド・トゥーバ(左から)(フェネルバフチェ公式HP)  バシャクシェヒル・スポルが、トルコ杯準決勝第1戦で、アンカラ・グジュと対峙した。そして、この重要な試合を、バシャクシェヒル・スポルが1:0のスコアで制した。

 トルコ杯準決勝で、バシャクシェヒル・スポルが、ホームにアンカラ・グジュを迎えた。この試合は、バシャクシェヒル・ファーティフ・テリム・スタジアムで行われた。興奮に包まれたこの試合を裁いたのは、ゾルバイ・キュチュック主審の笛だった。そして、バシャクシェヒル・スポルが、1:0のスコアで、アンカラ・グジュをくだした。バシャクシェヒル・スポルのあげた唯一のゴールは、後半ロスタイム5分にフィゲレイドから生まれた。また、この試合の前半42分には、バシャクシェヒル・スポルのアフメド・トゥーバにレッドカードが出され、退場処分となった。

                    試合経過

 前半31分、フィゲレイドが、ペナルティエリア・ライン上から出したヒールパスを受けたダニエル・アレクシッチが、左足一閃、ペナルティエリア内からシュートを放つも、GKバハドゥル・ハンが、そのボールをコントロールしてしまった。
 同32分、ジャネル・エルキンの出したパスを、右サイドで得たアドナン・ヤヌザイが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からシュートを放つも、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同43分、バシャクシェヒル・スポルが10人になった。バシャクシェヒル・スポルのディフェンスの裏に放り込まれたロングパスに対し、アフメド・トゥーバが、ヘッドでコントロールしようとしたとき、背後に出されたボールに対し突っ込んできたミルソンを、アフメド・トゥーバが倒してしまった。ゾルバイ・キュチュック主審は、それを咎め、イエローカードを出した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行った同主審は、イエローカードを撤回して、アフメド・トゥーバに対しレッドカードを出し、退場処分とした。そして、前半は、0:0のままで終わった。
 後半32分、アンカラ・グジュ陣内で得たフリーキックを、ジャネル・エルキンが蹴り、内へと放り込んだ。それに反応して、PKポイントに向け走り込んだマフムト・テクデミルがヘディングシュートを放ったが、ボールは、ゴールポストを逸れ外に出て行ってしまった。
 同38分、アンカラ・グジュのコーナーキックをクリアしたあと、自陣中盤でボールを得たフィゲレイドが、ボールを持って相手陣内に入った。そして、ペナルティエリア・ライン手前まで進んだフィゲレイドが強烈なシュートを放つも、GKが際どく、これを防いだ。
 同42分、アンカラ・グジュが得たフリーキックを、タイラン・アンタルヤルが蹴り、ペナルティエリア内へとボールを送った。それに合わせて動き出していたラミネ・ディアクが、そのボールに触れると、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム5分、バシャクシェヒル・スポルが先制した。ビグリアから受けたボールを持ち、右サイドから動き出したデニズ・トゥルチが、ゴールライン際からペナルティエリア内へ向けグランダーのボールを入れた。そのボールに反応して動き出していたフィゲレイドが、ダイレクトで右足一閃、シュートを試みると、これが、アンカラ・グジュのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。そして、ホームのバシャクシェヒル・スポルが、このリードを保ち、試合は終わった。

【バシャックシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル、レオ・ドゥアルテ、アフメド・トゥーバ、ジャネル・エルキン=ダニエル・アレクシッチ(後半ロスタイム3分:エドガー・レ)、ベルカイ・オズジャン(後半21分:パトリック・シズ、後半37分:デニズ・トゥルチ)=アドナン・ヤヌザイ(後半21分:マフムト・テクデミル)、ルカス・ビグリア、セルダル・ギュレル(後半38分:ルカス・リマ)=フィゲレイド
【アンカラ・グジュ】バハドゥル・ハン=ステリオス・キッツォー、ケヴィン・マルクート、アタカン・チャンカヤ、ニハド・ムジャキッチ、マテジ・ハヌセク=エムレ・クルンチ(後半26分:ムシッティ・オコ)、アンドレジ・ドカノヴィッチ(後半26分:タイラン・アンタルヤル)、ペドリーニョ(後半1分:ラミネ・ディアク)、フェリシオ・ミルソン(後半1分:アナスタシオス・カツギオヴァニス)=アリ・ソウ



シワス・スポル 0:0 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP+スター紙補綴 23. 5. 4)

サメト・アカイドゥン(左)ヨルディ・カイセド(右)(フェネルバフチェ公式HP) エルドーアン・イエシルユルト、ルアン・ペレス、ムラト・パルリ(左から)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ杯準決勝第1戦で、シワス・スポルとのアウェー戦を戦った。シワス9月4日スタジアムで行われたこの試合、両者無得点の引き分けに終わった。難しい第2戦は、5月24日にシュクル・サラチオウル・スタジアムで行われる。

                    試合経過

 前半8分、エムレ・モルのパスを受けたフェルディ・カドゥオウルが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からシュートを放つも、GKムアッメル・ユルドゥルムがゴールを許さなかった。
 同11分、メルト・ハカン・ヤンダシュが、左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、ファーのゴールポスト際にいたイルファン・ジャン・カフヴェジがヘディングシュートを放ったが、GKムアッメル・ユルドゥルムが、そのボールをコントロールした。
 同17分、シワス・スポルの攻撃で、マックス・グラデルが、左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、エルドーアン・イエシルユルトがシュートを放つも、枠を捉えることはなかった。
 後半3分、シワス・スポルの攻撃で、ペナルティーエリア内へと持ち込んだエルドーアン・イエシルユルトがシュートを放つも、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトがゴールを許さなかった。
 同16分、メルト・ハカン・ヤンダシュが、ペナルティエリアの外からフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙ったが、ボールは僅かに枠を外れ外に出て行ってしまった。
 同18分、相手から奪ったボールを持ち、ペナルティーエリア内へと入ったイルファン・ジャン・カフヴェジからのパスを受けたミシー・バチュハイがシュートを放ったが、ボールは、相手ディフェンスに当たり、コーナーキックに替わった。
 同ロスタイム2分、シワス・スポルの攻撃で、クリントン・ンジェのセンタリングに対し、ペナルティエリアのゴール左斜め前で、ヤタバレがヘディングシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を外れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム3分、フェルディ・カドゥオウルのパスを受け、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入り込んだジョシュア・キングが、GKムアッメル・ユルドゥルムのチェックを受け、ピッチに倒れたが、主審はプレーの続行を命じた。

【シワス・スポル】ムアッメル・ユルドゥルム=ムラト・パルリ、ディミトリス・ゴウタス、ジャネル・オスマンパシャ、ウーウル・チフトチ=フレデリック・ウルデルシュタット、カリス・カリシス=エルドーアン・イエシルユルト(後半28分:クリントン・ンジェ)、サムエル・サイス(後半28分:ハカン・アルスラン)、マックス・グラデル(後半40分:アフメド・ムサ)=ヨルディ・カイセド(後半28分:ムスタファ・ヤタバレ)
【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、ルアン・ペレス、アッティラ・サライ=ウィリアン・アロン、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半16分:アルダ・ギュレル)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半36分:ミゲル・クレスポ)、エムレ・モル(後半1分:ブライト・オシャイ・サミュエル)、ディエゴ・ロッシ(後半36分:ジョシュア・キング)=ジョアン・ペドロ(後半16分:ミシー・バチュハイ)



オカン・ブルク監督、先発メンバーを変えようとしている(TRT 23. 5. 3)

オカン・ブルク監督(ギュネシュ紙)  ガラタサライのオカン・ブルク監督は、ベシクタシュとのダービーマッチに敗れたことを受け、選手構成を変えようと考えている。バシャクシェヒル・スポル戦では、ディフェンスに異なった選手を起用しようとしているといういのだ。

 ダービーマッチで、ベシクタシュに3:1で敗れたガラタサライのオカン・ブルク監督が動き出している。同監督は。トルコ・リーグ第33節で対峙するバシャクシェヒル・スポル戦では、選手の顔ぶれを変えようとしているというのだ。ガラタサライは、カラギュムリュック戦とベシクタシュ戦の2試合で、計6ゴールを浴びた。左サイドバックの任を担ったサム・アデクグベのプレーは喜ばれていない。そのため、同監督は、左サイドバックには、レオ・デュボアか、カズムジャン・カラタシュのいずれか1人に出場の機会を与えるものと考えられている。フランス人選手レオ・デュボアを起用した場合、1人のトルコ人選手を、先発メンバーに入れねばならない。この場合、同監督は、バルシュ・アルペル・ユルマズかベルカン・クトゥルの選択をすることになるという情報が入ってきている。



重要な試合、勝ち点3はイスタンブル・スポルに! ギレスン・スポルには警報が鳴る(サバハ紙+ファナティック紙補綴 23. 5. 2)

エメカ・エゼ(左)カディル・セヴェン(右)(スター紙) エメカ・エゼ(イスタンブル・スポル公式Twitter)" トルコ・リーグ第32節で、イスタンブル・スポルが、ホームに迎えたギレスン・スポルを1:0でくだした。

 この結果とともに、勝ち点を32に伸ばしたイスタンブル・スポルは、降格圏から勝ち点で5上回ることになったのに対し、ギレスン・スポルは同27のままで、降格圏に留まったままだ。

                   試合経過

 前半10分、イスタンブル・スポルが先制した。オカン・エルドーアンから出たロングパスに対し、ペナルティエリア手前でジャンプを見せたエドゥアルド・ロッカがヘッドで、ボールをエメカ・エゼに向け落とした。すると、エメカ・エゼが、ゴールエリアの前ゴール左斜め前から強烈な一撃を放つと、ギレスン・スポルのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 同16分、ギレスン・スポルがPKを獲得した。ジョルマン・カンプザノが、相手ペナルティエリアに向け送ったロングパスを受けたボルハ・サインスがセンタリングを入れると、ボールが、デメアコ・ドゥハネイの手に当たり、それを咎めたメテ・カルカヴァン主審はPKを指示したのだった。
 同17分、リヤド・バジッチが、このPKを蹴ると、GKダヴィド・ジャンセンから跳ね返り、そのボールを捉えたボルハ・サインスが仕上げを行おうとしたが、またしても、ダヴィド・ジャンセンが、その前に立ちはだかり、ゴールを許さなかった。そして、前半は、イスタンブル・スポルが1:0とリードしたまま終わった。
 後半2分、アルペル・ウルダーの出したロングパスに反応して動き出したリヤド・バジッチが、ペナルティエリア手前で、シモン・デリのチェックを受けピッチに倒れた。メテ・カルカヴァン主審は、これを咎め、シモン・デリに対しイエローカードを出した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受けた同主審は、映像確認をしたのち、同4分、イエローカードを取り消し、シモン・デリに対しレッドカードを出し、退場処分とした。
 同35分、右サイドでボールを得たハイルラー・ビラゼルが、ペナルティエリア内へと動いたセルジーニョに向けセンタリングを入れた。それに合わせて、セルジーニョは、ヘディングシュートを試みたが、GKダヴィド・ジャンセンは、そのボールをコントロールすることに成功した。
 同ロスタイム5分、ファルク・ジャン・ゲンチの中盤右サイドからのロングパスを、ペナルティエリア内左で得たボルハ・サインスが、相手選手2人をかわしシュートを放つも、ボールは、バーを上を僅かに越えて外に出て行ってしまった。そして、この試合、他のゴールは生まれず、イスタンブル・スポルが1:0で勝利を手にしたのだった。

【イスタンブル・スポル】ダヴィド・ジャンセン=デメアコ・ドゥハネイ、オカン・エルドーアン、シモン・デリ、アリ・ヤシャル(後半39分:ジェットミール・トパリ)=マハマドゥ・バ=ジェイソン・エーエンガ・ロキロ(後半27分:アディ・メフレミッチ)、オウル・エルギュン、エドゥアルド・ロッカ(後半27分:ムアッメル・サルカヤ)、ヴァロン・エテミ(後半14分:メフメット・イエシル)=エメカ・エゼ(後半40分:ドゥルハン・アクス)
【ギレスン・スポル】フェルハト・カプラン=アルペル・ウルダー(後半24分:ファルク・ジャン・ゲンチ)、カディル・セヴェン、ラモン・アリアス(後半24分:ムラト・ジェム・アクプナル)、ハイルラー・ビラゼル・クインテロス(後半40分:タルハ・ウルヴァン)=ジョルマン・カンプザノ、ギョルケム・サーラム=ボルハ・サインス、セルジーニョ(後半29分:ドーアン・ジャン・ダワス)、ロベルト・メジア(後半23分:ブラッドリー・クワス)=リヤド・バジッチ



ドルマバフチェでベシクタシュが勝つ(TRT+ファナティック紙補綴 23. 5. 1)

ロマン・サイス(ベシクタシュ公式HP) マスアク(左)バルシュ・アルペル・ユルマズ(右)(ガラタサライ公式Twitter)"  トルコ・リーグ第32節で、ベシクタシュが、ダービーマッチで、首位のガラタサライに0:1とリードを許しながら、この試合を3:1で制し、重要な試合に勝利を収めた。一方のガラタサライは、4連続不敗記録が終わった。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグ第32節で、ガラタサライをホームに迎えた。そして、試合は、ベシクタシュが3:1のリードを保ち終わった。ベシクタシュに勝利をもたらしたゴールは、前半35分にロマン・サイスが、後半13分にアミル・ハジャフメトヴィッチが、同ロスタイムにヴァンサン・アクバカルから生まれた。ガラタサライのこの試合唯一のゴールは、前半20分にマウロ・イカルディが決めた。この結果、この10試合で8勝目となったベシクタシュが、勝ち点を65に伸ばし。首位を伺い続けることになった。4連続不敗記録が終わったガラタサライは、同70で、今節を終えることになった。

                    重要な場面

 前半20分、ガラタサライが先制した。ルカス・オリヴェイラのパスを、右サイドで動き出していたミロト・ラシツァが受け、ダイレクトで内へと折り返した。そのコースに入ったマウロ・イカルディが、強い、だが狙いすましたシュートを放つと、ベシクタシュのゴールネットが揺れたのだった。0:1。
 同30分、ベシクタシュがゴールに迫った。右サイドで、アブドゥルェリム・バルダクチュをすり抜けたネイザン・レドモンドが、ゴールライン際まで持ち込み、センタリングを入れた。そのコースに入り、絶好の位置で、ジェンク・トスンがヘディングシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同35分、ベシクタシュが同点に追いついた。マスアクが蹴った左コーナーキックに対し、PKポイント近くにいたロマン・サイスのヘディングシュートが炸裂したのだった。1:1。そして、前半は1:1のまま終わった。
 後半8分、サリフ・ウチャンが右サイドからセンタリングを入れたのに合わせて、ヴァンサン・アクバカルがペナルティエリア内でヘディングシュートを放つと、ボールは、ピッチにバウンドして、ゴールポストを逸れ外に出て行ってしまった。
 同10分、ヴァレンティン・ロシエが、右サイドからセンタリングを入れると、ヴァンサン・アクバカルは、PKポイント辺りで、ダイレクトでシュートを試みたが、GKムスレラが、そのボールをコントロールした。
 同13分、ベシクタシュの2点目が生まれた。ルカス・オリヴェイラから、ペナルティエリア手前でボールを奪い取り、GKムスレラと1対1となったアミル・ハジャフメトヴィッチが放ったシュートが、左ゴールポストに当たりゴールインしたのだった。2:1。
 同42分、ニコロ・ザニオーロが預けたボールを得たケレム・アクチュオウルが、ペナルティエリア手前で、左足一閃、シュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム3分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。右サイドで、ヴァレンティン・ロシエが、ディフェンスの裏に出したパスを受け、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入り込んだヴァンサン・アクバカルが、ヴィクトール・ネルソンをかわし放った強いシュートが、ガラタサライのゴールネットに突き刺さったのだった。3:1。そして、試合は、ベシクタシュが3:1で制することになった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ、ロマン・サイス、オマール・コリー、アルトゥール・マスアク=アミル・ハジャフメトヴィッチ(後半45分:アレクサンドル・マキシム)=ネイサン・レドモンド、サリフ・ウチャン(後半39分:タイフル・ビンギョル)、ゲドソン・フェルナンデス(後半ロスタイム6分:オヌル・ブルト)、ジェンク・トスン(後半39分:ネジプ・ウイサル)=ヴァンサン・アブバクル(後半ロスタイム6分:ジャクソン・ムレカ)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、サム・アデクグベ(後半26分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=セルジオ・オリヴェイラ(後半17分:フレドリク・ミットシエ)、ルーカス・トレイラ(後半ロスタイム2分:ユヌス・アクギュン)=ミロト・ラシツァ(後半26分:レオ・デュボア)、ドリース・メルテンス(後半17分:ニコロ・ザニオーロ)、ケレム・アクテュルコウル=マウロ・イカルディ



シワス・スポル 1:3 フェネルバフチェ(CNNトルコ 23. 4.30)

フェルディ・カドゥオウル(TRT) ヨルディ・カイセド(左)サメト・アカイドゥン(右)(シワス・スポル公式Twitter)"  トルコ・リーグ第32節で、フェネルバフチェは、10人になってしまった試合で、シワス・スポルを1:3でくだし、この難しいアウェー戦に、4年ぶりに勝った。

 トルコ・リーグ第32節で、フェネルバフチェが、アウェー戦でシワス・スポルを1:3でくだした。 フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、前半22分にディエゴ・ロッシが、同ロスタイム1分と10分にフェルディ・カドゥオウルが決めた。ホームのシワス・スポルの唯一のゴールは、後半31分にヨルディ・カイセドが決めた。この試合の、まだ8分が経過したところで、GKアリ・シャシャル・ヴラルと激突したエネル・ヴァレンシアが、故障を発生させ、病院に搬送された。前半ロスタイム5分には、ヴィデオ判定システム審判からの警告が入り、イルファン・ジャン・カフヴェジにレッドカードが出されたため、フェネルバフチェは10人になってしまった。ダービーマッチのある週で、獲りこぼしの許されないフェネルバフチェは、これで、勝ち点を67に伸ばし、試合数が多い中だが、首位との勝ち点差を3と縮めた。一方のシワス・スポルは、同37に留まった。

                    試合経過

 前半8分、宙に浮いたボールに向かいジャンプを見せたエネル・ヴァレンシアが、GKアリ・シャシャル・ヴラルと激突した。2人ともピッチに倒れ込んだが、エネル・ヴァレンシアの方は、ピッチに入った救急車で病院へ搬送された。
 同22分、セルダル・アズィズからのパスを受けたディエゴ・ロッシが、ペナルティエリア内へと持ち込み、グランダーのシュートを放つと、ボールは、シワス・スポルのゴール隅に収まった。0:1。
 同31分、ヤタバレからパスをもらったエルドーアン・イエシルユルトが、シュートを放ったが、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム1分、イルファン・ジャン・カフヴェジが左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティーエリア内で、そのボールを得たフェルディ・カドゥオウルが狙いすましたシュートを放ち、これが、シワス・スポルのゴールネットを揺らした。0:2。
 同ロスタイム5分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、サムエル・サイスに対して執ったファウルに対しイエローカードが出された。だが、ヴィデオ判定システムで確認を取ったゾルバイ・クチュック主審は、改めて、イルファン・ジャン・カフヴェジにレッドカードを出した。
 同ロスタイム10分、フェルディ・カドゥオウルからのパス受けたアルダ・ギュレルが、ペナルティーエリアの外からシュートを試みると、ボールは、GKアリ・シャシャル・ヴラルから跳ね返った。ペナルティエリア内で、再度、ボールを得たフェルディ・カドゥオウルがシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。0:3。
 後半7分、ムラト・パルリからのパスを、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前で得たサムエル・サイスがセンタリングを入れると、そのボールに、マックス・グラデルがヘッドで合わせた。だが、ボールはバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同17分、中盤で得たボールをペナルティーエリア・ラインまで持ち込んだサムエル・サイスがシュートを放つも、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが防いでしまった。
 同31分、ロビン・ヤルチュンからのパスを受けたヨルディ・カイセドが、ペナルティーエリア内へと持ち込みシュートを放つと、ボールはゴールポストに当たり、フェネルバフチェのゴールネットを揺らした。1:3。

【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル(後半1分:ムアッメル・ユルドゥルム)=ムラト・パルリ(後半30分:ヨルディ・カイセド)、アーロン・アッピンダンゴエ、ディミトリス・ゴウタス、ズィヤ・エルダル(後半1分:クリントン・ンジェ)=ハカン・アルスラン(後半1分:フレデリック・ウルデルシュタット)=エルドーアン・イエシルユルト、カリス・カリシス(後半22分:ロビン・ヤルチュン)、サムエル・サイス、マックス・グラデル=ムスタファ・ヤタバレ
【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=セルダル・アズィズ、サメト・アカイドゥン、ルアン・ペレス=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半34分:エズジャン・アリオスキ)、アルダ・ギュレル(後半1分:イスマイル・ユクセッキ)、ウィリアン・アロン(後半34分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、イルファン・ジャン・カフヴェジ、フェルディ・カドゥオウル=エネル・ヴァレンシア(前半13分:ディエゴ・ロッシ)、ジョアン・ペドロ(後半24分:セルダル・ドゥルスン)



アランヤ・スポル、1点で勝った(TRT 23. 4.29)

(アランヤ・スポル公式Twitter) アランヤ・スポル、歓喜(ヒュリエット紙)"  トルコ・リーグ第32節で、アランヤ・スポルが、ホームに迎えたウムラニエ・スポルを1:0でくだした。

 トルコ・リーグ第32節開幕試合で、アランヤ・スポルが、ホームにウムラニエ・スポルを迎えた。クルブユク・ホールディング・スタジアムで行われたこの試合、ホームのアランヤ・スポルに勝利を導いたゴールは、前半4分にアフメド・ハッサンがあげたものだった。オメル・エルドーアン監督就任後の初の試合となったアランヤ・スポルは、この勝利で、勝ち点を38に伸ばしたのに対し、これで4連敗となった最下位のウムラニエ・スポルは、同23に留まった。

                   試合経過

 前半5分、アランヤ・スポルが先制した。左サイドで生まれた攻撃で、ユスフ・オズデミルが、ペナルティエリアへ向け送ったセンタリングに対し、いいジャンプを見せたアフメド・ハッサンのヘディングシュートが炸裂したのだった。1:0。
 同26分、中盤から始まったウムラニエ・スポルの攻撃で、セキディカが、ディフェンスの裏に送ったボールに追いついたウムト・ナイルがシュートを放ったが、GKルナルソンがコーナーキックに替えた。
 同38分、アランヤ・スポルが右サイドで得たフリーキックを蹴ったカヴァレイロが、内へと放り込むと、レロイ・フェルが、身体を伸ばしてシュートを試みたが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。そして、前半は、アランヤ・スポルが1:0とリードしたまま終わった。
 後半7分、アランヤ・スポルの攻撃で、中盤でボールを得たレロイ・フェルが、ディフェンスの裏に出したボールを受けたカヴァレイロが、相手選手をすり抜け、ペナルティエリア・ライン上から強烈なシュートを放つと、GKオルクン・オズデミルが防いだ。
 同13分、ウムラニエ・スポルの右コーナーキックに対し、ジャンプ一番、エピュロヌがヘディングシュートを試みたが、フルカン・バユルがゴールポスト際のゴールラインでクリアした。
 同16分、ウムラニエ・スポルのカウンター攻撃で、相手選手をすり抜けたセキディカが、ディフェンスの裏に出したボールを得たカヨーデがシュートを放つも、ボールは、バーを直撃して跳ね返ってしまった。
 同33分、ウムラニエ・スポルの左サイドの攻撃で、ペナルティエリアに送られたボールを得たジェラードがシュートを放つと、ユスフ・オズデミルがゴールライン際からクリアした。跳ね返りのボールを得たカヨーデがシュートを放ったが、再度、ユスフ・オズデミルがゴールライン際からクリアするのに成功した。
 同39分、左サイドで生まれたアランヤ・スポルの攻撃で、オウズ・アイドゥンがペナルティエリア内へとボールを送ると、そのボールに合わせて、ズィヌディーヌ・フェルハトがシュートを放つも、GKオルクン・オズデミルが、これを防いだ。そして、試合は、アランヤ・スポルが1:0の優位を保ったまま終わった。

【アランヤ・スポル】ルナル・ルナルソン=ジョエル・カディム・ラスール、フルカン・バユル、ジュレ・バルコヴェッチ=ダニエル・カンデイアス(後半22分:ペドロ・ペレイラ)、アルノー・ルサンバ、レロイ・フェル、ユスフ・オズデミル=エフェジャン・カラジャ(後半26分:オウズ・アイドゥン)、アフメド・ハッサン(後半34分:=エフティミオス・クールーリス)、イワン・カヴァレイロ(後半34分:ズィヌディーヌ・フェルハト)
【ウムラニエ・スポル】オルクン・オズデミル=ストラヒル・ポポフ、トミスラフ・グルマッチ、アレクサンドル・エピュロヌ、オヌル・アタヤサル(後半39分:エルミル・レンジャニ)=イサク・サーキー(後半39分:オウズ・ギュルブラク)、アントニオ・ムルシッチ(後半1分:オヌル・アユク)、セルカン・ギョクス=ジュセ・セキディカ(後半26分:ジェラード)、ウムト・ナイル、オラレンワジュ・カヨーデ(後半ロスタイム1分:ムスタファ・エセル)



フェネルバフチェ、ストッパーに警戒警報(イエニ・シャファク紙 23. 4.28)

セルダル・アズィズ(ファナティック紙) サメト・アカイドゥン(スター紙) ミシー・バチュハイ(ファナティック紙)  フェネルバフチェで、シワス・スポル戦を前に、ストッパーが危機に瀕している。グスタヴォ・エンリケとアッティラ・サライが故障で、メンバー入りしないのだ。ルアン・ペレスは、試合から遠ざかってしまっている。サメト・アカイドゥンは調子を崩している。

 フェネルバフチェで、トルコ・リーグで、明日、シワス・スポルとのアウェー戦を前に、ストッパーが危機に晒されている。グスタヴォ・エンリケとアッティラ・サライが、故障のため、シワス・スポル戦ではメンバー入りできないのだ。

                    問題は続く

 9月15日のレンヌ戦で故障を発生させて以後、全く公式戦には出場していないルアン・ペレスは、チームに合流して練習を再開している。しかし、経験が豊かだとは言え、長期に渡り、プレーをしていない、試合に出ていないことから、先発メンバーに入る可能性は弱い。サメト・アカイドゥンは、出場した試合で、ゴールを浴びる原因となったディフェンスの重大なミスを犯してきた。特に、ディフェンスの裏に出されたボールのカットができず、相手のスピードに乗った攻撃に成す術もなかった。
 どん底まで落ち込んでいるサメト・アカイドゥンの替りがいないため、シワス・スポル戦では、先発メンバーに入ることになるだろう。セルダル・アズィズは、前後半の間のブレイク期間に、サメト・アカイドゥンが移籍してきたため、先発メンバーの地位を失った。だが、シワス・スポル戦では、ストッパーの位置には、セルダル・アズィズとサメト・アカイドゥンの2人で組むことになるだろう。

                    ミシー・バチューハイ、チームに合流

 一方、セヴィージャ戦で故障を発生させ、この間、プレーをしていないミシー・バチューハイが、チームに合流して、練習を再開している。だが、ミハ・ザイッチ、ルイス・グスタヴォ、アッティラ・サライは、個人練習を行っていた。リンコン・エンリケに関しては、まだ、治療継続中だ。



フェネルバフチェ、アッティラ・サライから悪い知らせ(イエニ・シャファク紙 23. 4.27)

アッティラ・サライ(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、アッティラ・サライが、右膝外側靭帯を捻り、腫れがあることが判り、治療に入っていると発表した。

 フェネルバフチェが、アッティラ・サライの故障に関し、その情報を発表した。フェネルバフチェの発表は次の通りである。「我がクラブのアッティラ・サライは、イスタンブル・スポル戦で故障を発生させたあと、アジュバーデム病院でMR検査を受けた。右膝外側靭帯を捻り、腫れがあることが判り、治療に入った。以上、報告する」となっている。
 アッティラ・サライは、1、2週間、ピッチを離れるものと考えられている。今季、フェネルバフチェで、45試合に出場したアッティラ・サライは、3ゴール2アシストを記録している。



ガラタサライ、ベシクタシュとのダービーマッチには全選手でぶつかる(アクシャム紙 23. 4.26)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  ベシクタシュ戦を前に、欠ける選手がいないガラタサライは、このダービーマッチには勝利以外を考えていない。

 この日曜日に、ベシクタシュとのアウェー戦を戦うガラタサライには嬉しいニュースだ。バルシュ・アルペル・ユルマズの出場停止期間は終わり、フロントも首脳陣も関わって、バフェッティンビ・ゴミスの詫びが受け入れられ、マウロ・イカルディも、完全に恢復して、これで、全選手が揃った。ベシクタシュ戦を前に欠ける選手がいないガラタサライは、ダービーマッチでは、勝利以外の結果は考えていない。



フェネルバフチェ 3:3 イスタンブル・スポル(フェネルバフチェ公式HP 23. 4.25)

フェルディ・カドゥオウル(上)ドゥルハン・アクス(右)(フェネルバフチェ公式HP) アルダ・ギュレルュ(左)フロリアン・ロシャージュ(右)(アクシャム紙)"  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第31節で、ウルケル・スタジアムにイスタンブル・スポルを迎えた。そして、この試合は、3:3の引き分けに終わった。フェネルバフチェのゴールは、前半25分と後半6分にアルダ・ギュレルが、後半26分にジョアン・ペドロが決めた。アウェーのイスタンブル・スポルのゴールは、後半12分と21分にヴァロン・エテミが、後半ロスタイム5分にエメカ・エゼが決めた。
 フェネルバフチェは、次節、トルコ・リーグ第32節では、4月29日(土)午後7時からシワス9月4日スタジアムで、シワス・スポルと対峙する。

                    試合展開

 前半5分、フェネルバフチェは、アッティラ・サライがゴールを決めたが、このゴールは取り消された。アルダ・ギュレルが、左サイドからセンタリングを入れると、イスタンブル・スポルのGKアルプ・アルダが、パンチングでクリアしようとした。ところが、これが、さして遠くには跳ばなかったところ、アッティラ・サライのヘッドでゴールインさせたのだった。だが、カディル・サーラム主審は、アッティラ・サライのヘディングシュートの前に、ジョアン・ペドロが、アルプ・アルダに対しファウルを犯していたとして、ゴールが取り消されたのだった。
 同22分、メルト・ハカン・ヤンダシュが左コーナーキックを蹴ると、ディフェンスからのこぼれ球を捉えたアッティラ・サライがヴォレーでシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同25分、フェネルバフチェが先制した。ゴール左斜め前からボールを持ち込んだエムレ・モルが、グランダーの強烈なシュートを放つと、GKアルプ・アルダがパンチングで防ぎ、そのボールがアルダ・ギュレルの前に転がった。そのボールを捉えたアルダ・ギュレルが仕上げを行ったのだった。1:0。
 後半6分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。ゴール右斜め前にいたメルト・ハカン・ヤンダシュがパスを出すと、これを、うまくさばいたアルダ・ギュレルが、ペナルティエリア・ライン手前でボールを左側に引き寄せ、きれいなシュートを放つと、イスタンブル・スポルのゴールネットが揺れたのだった。2:0。
 同8分、ディフェンスの裏を取ったエメカ・エゼがシュートを放つと、ピッチに跳ねたボールが、フェルディ・カドゥオウルの手に当たった。プレーの続行を命じた主審だったが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に向かい、PKの裁定を下した。同12分、このPKを、ヴァロン・エテミが蹴ると、GKが跳んだとは逆方向のゴール隅に突き刺さり、イスタンブル・スポルは点差を1と縮めた。1:2。
 同21分、イスタンブル・スポルが同点に追いついた。エドゥアルド・ロッカがディフェンスの裏に放り込んだボールに、ゴール左斜め前で追いついたヴァロン・エテミがシュートを放つと、ボールは、サメト・アカイドゥンに当たり、GKを欺くかのように、その頭上越しにゴールネットを揺らしていた。2:2。
 同24分、エズジャン・アリオスキが、左タッチライン際から内へと送ったボールに合わせて、いいジャンプを見せたエネル・ヴァレンシアがヘディングシュートを試みたが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同26分、フェネルバフチェが、再度、勝ち越しゴールを決めた。イスマイル・ユクセキが、ゴール前でボールを前へ送ると、そのボールをコントロールしたエネル・ヴァレンシアが、ゴール左斜め前からカットしながらペナルティエリア内へと入った。相手ディフェンスをフェイントでかわしたエネル・ヴァレンシアは、ボールをファーサイドのゴールポストに向けボールを送った。そのボールに、ジョアン・ペドロが触れると、フェネルバフチェの3点目が生まれたのだった。3:2。
 同ロスタイム6分、アウェーのイスタンブル・スポルが同点に追いついた。右サイドでのスローインからのボールを得たエミル・カーン・ギュルテキンが、センタリングを入れた。それに合わせて、いい位置にいたエメカ・エゼのヘディングシュートが炸裂したのだった。3:3。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン(後半30分:セルダル・アズィズ)、アッティラ・サライ、エズジャン・アリオスキ=エムレ・モル(後半30分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、イスマイル・ユクセッキ(後半40分:ウィリアン・アロン)、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半40分:ミゲル・クレスポ)、アルダ・ギュレル(後半ロスタイム3分:ディエゴ・ロッシ)、=エネル・ヴァレンシア、ジョアン・ペドロ
【イスタンブル・スポル】アルプ・アルダ=ドゥルハン・アクス(後半18分:アリ・ヤシャル)、シモン・デリ、オカン・エルドーアン、メフメット・イエシル(後半30分:エルトゥールル・エルソイ)=ケレム・シェン(後半18分:ジェットミール・トパリ)=ヴァロン・エテミ(後半36分:ジェイソン・エーエンガ・ロキロ)、フロリアン・ロシャージュ(後半36分:エミル・カーン・ギュルテキン)、ムアッメル・サルカヤ、エドゥアルド・ロッカ=エメカ・エゼ



ガラタサライ 3:3 カラギュムリュック(ベイン・スポル改) 23. 4.24)

ミロト・ラシツァ(左)イブラヒム・ドゥレセヴィッチ(右)(スター紙) アブドゥルケリム・バルダクチュ(左)ファビオ・ボリーニ(右)(サバハ紙)"  トルコ・リーグ第31節で、ガラタサライが、ホームで、カラギュムリュックと3:3で引き分けた。

 ネフ・スタジアムで行われ、ヴォルカン・バヤルスン主審の笛で始まったこの試合、ホームのガラタサライは、正にゴールから始まった。前半3分、サーシャ・ボエが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドでフリーになっていたケレム・アクテュルコウルが、楽々シュートを放ち、ゴールが生まれたのだった。1:0。ゴールを浴びたあと、反撃に移ったカラギュムリュックも、ゴールゲッターが舞台に上がり、同18分には、ムバエ・ジャッネが、まずゴールを決めた。ベルトラッツィが、ディフェンスの裏にボールを出すと、それに呼応してボールに向かったムバエ・ジャッネが、ペナルティエリア内へと持ち込み、ゴール左斜め前からシュートを放つとゴールが生まれたのだった。1:1。さらに、ファビオ・ボリーニが、同26分と30分にゴールを決め、一時は、スコアを1:3としたのだった。同26分、ムスレラが、大きく出そうとしたボールを、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で、アデクグベより前に、サバ・ロブジャニーゼが奪い取り、右サイドをゴールライン際まで持ち込み、内へと折り返した。そこへ走り込んできたファビオ・ボリーニがシュートを放ち、ゴールが生まれた。1:2。また、同30分には、サバ・ロブジャニーゼが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からシュートを放つと、ボールは、サーシャ・ボエに当たり、ゴールポストから跳ね返り、それを捉えたライン上にいたファビオ・ボリーニが仕上げを行ったのだった。1:3。このゴールで、今季のゴール数を19としたファビオ・ボリーニは、1シーズンで最多ゴールを決めたイタリア人選手となった。リードを許したガラタサライだったが、カラギュムリュック陣内で攻め立て、同ロスタイム5分にPKを獲得した。ニコロ・ザニオーロが、ペナルティエリア内でシュートを放つと、ボールは、ディフェンスに当たり跳ね返った。そのとき、ヴィデオ判定システム審判から警告が入り、ピッチサイドの映像確認に向かったヴォルカン・バヤルスン主審は、ローレンス・ニコラスが、ペナルティエリア内で手を使っていたとしてPKを指示した。そのPKを、セルジオ・オリヴェイラが蹴り、ゴールが決まり、ガラタサライは、点差を1と縮めた。そして、前半は、他のゴールは生まれず、カラギュムリュックが2:3とリードを保ち終わった。
 後半に入り、プレッシャーを強めて行ったガラタサライが、ボールをコントロールするようになり、同23分にはPKを獲得した。左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだミロト・ラシツァが、ダヴィデ・ビラッシのチェックを受けピッチに倒れると、ヴォルカン・バヤルスン主審がPKを指示した。そのPKをマウロ・イカルディが蹴ったが、ボールはGKが押さえてしまった。ガラタサライは、このPKを逃したあと、終盤にかけて、同点に追いつこうと負荷をかけて行ったが、同35分、サーシャ・ボエが、その同点弾を生んだ。ルーカス・トレイラが、相手ディフェンスの裏に出したパスから始まったガラタサライの攻撃で、ケレム・アクテュルコウルが、PKポイントに向け落としたボールを捉えたサーシャ・ボエがゴールを決めたのだった。3:3。この試合で、1アシスト1ゴールを決めたサーシャ・ボエは、同時に、カラギュムリュック相手に初ゴールを決めたことになった。その後、他にゴールの声は上がらず、試合は3:3の引き分けに終わった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、サム・アデクグベ(後半45分:レオ・デュボア)=ルーカス・トレイラ、セルジオ・オリヴェイラ(後半45分:ジュアン・マタ)=ミロト・ラシツァ、ドリース・メルテンス(後半33分:ユヌス・アクギュン)、ケレム・アクテュルコウル=ニコロ・ザニオーロ(後半15分:マウロ・イカルディ)
【カラギュムリュク】バトゥハン・アフメト・シェン=レヴェント・メルジャン、イブラヒム・ドゥレセヴィッチ、ライアン・バニヤ、ダヴィデ・ビラッシ(後半ロスタイム3分:サリフ・ドゥルスン)=マゴメド・オズドエフ、ローレンス・ニコラス(後半28分:アドナン・ウーウル)、アンドレア・ベルトラッツィ(後半34分:ブルーノ・ロドリゲス)=ファビオ・ボリーニ、ムバエ・ジャッネ、サバ・ロブジャニーゼ(後半28分:エブリマ・コリー)



ウムラニエ・スポル 0:2 ベシクタシュ(ベイン・スポル+ファナティック紙補綴 23. 4.23)

ネイサン・レドモンド(ベシクタシュ公式HP) アミル・ハジャフメトヴィッチ、ウムト・ナイル、ロマン・サイス(左から)(ウムラニエ・スポル公式Twitter)"  トルコ・リーグ第31節で、ウムラニエ・スポルとベシクタシュが対峙した。試合は、ベシクタシュが0:2とリードしたまま終わった。

 ベシクタシュに勝利をもたらしたゴールは、前半31分にネイザン・レドモンドが、後半26分にヴァンサン・アクバカルが決めた。ベシクタシュは、この勝利で、連続不敗記録を9に伸ばした。この9試合で、7勝2分という成績を残している。ベシクタシュのゴールゲッターであるヴァンサン・アクバカルは、ここ7試合で7ゴールを決めている。この結果、ベシクタシュは、勝ち点を62に伸ばしたのに対し、ウムラニエ・スポルは、同23に留まった。

                    重要な場面

 前半14分、ウムラニエ・スポルがゴールに迫った。ストラヒル・ポポフが、右サイドからセンタリングを入れると、いい感じで、カヨーデがダイレクトで、それに合わせてシュートを放ったが、GKメルト・ギュノクがゴールを許さなかった。
 同19分、ベシクタシュの攻撃で、ヴァンサン・アクバカルとワンツーをしてペナルティエリア内へと入ったジェンク・トスンが、ゴール左斜め前からシュートを放つも、シュートコースを消したGKオルクン・オズデミルが、そのボールをコントロールした。
 同25分、ベシクタシュが先制した。トミスラフ・グルマッチから跳ね上がったボールを捉えたジェンク・トスンが、すぐさまネイザン・レドモンドに出した。そのネイザン・レドモンドがペナルティエリア内ゴール右斜め前からシュートを放つと、これが、ウムラニエ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同44分、ストラヒル・ポポフがクリアできなかったボールを得て、ペナルティエリア内へと持ち込んだネイザン・レドモンドが、ゴール左斜め前からシュートを放つも、GKオルクン・オズデミルがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替えた。
 後半20分、メルト・ギュノクのロングフィードを、イサク・サーキーのコントロールを悪く、そのミスの結果、ボールをジェンク・トスンが得て、GKと1対1となったところからシュートを放った。だが、GKオルクン・オズデミルを越えることができなかった。その後、ボールを得たネイザン・レドモンドが、右サイドから左足でクロスでシュートを放ったが、ボールは、相手ディフェンスに当たりコーナーキックに替わった。
 同25分、ウムラニエ・スポルのストラヒル・ポポフが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたウムト・ナイルが、それに合わせてシュートを試みるも、ボールは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同26分、中盤で、サリフ・ウチャンがボールを奪ったベシクタシュは、ヴァンサン・アクバカルが、フェイントをかけ、相手選手をかわしながら、左サイドからペナルティエリア内へと入り、ゴール隅を狙ったシュートを放つと、これが、点差を2と拡げるゴールとなった。0:2。

【ウムラニエ・スポル】オルクン・オズデミル=ストラヒル・ポポフ、イサク・サーキー、トミスラフ・グルマッチ、オヌル・アタヤサル=オウズ・ギュルブラク(後半1分:セルカン・ギョクス)、カルタル・カイラ・ユルマズ(後半34分:アントニオ・ムルシッチ)、ドゥレル・アヴヌー(後半1分:ヴァレンティン・ゲオルゲ)=ジェラード(後半19分:オヌル・アユク)、ウムト・ナイル、オラレンワジュ・カヨーデ(後半34分:ジュセ・セキディカ)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ、オマール・コリー、ロマン・サイス、アルトゥール・マスアク(後半ロスタイム3分:セミフ・クルチソイ)=ゲドソン・フェルナンデス、アミル・ハジャフメトヴィッチ(後半28分:ラシド・ゲザル)=ジェンク・トスン(後半28分:アレクサンドル・マキシム)、サリフ・ウチャン(後半45分:ネジプ・ウイサル)、ネイサン・レドモンド=ヴァンサン・アブバクル(後半ロスタイム1分:タイフル・ビンギョル)



フェネルバフチェ、起用する選手を固める(TRT 23. 4.22)

ホルヘ・ヘスス監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェのイスタンブル・スポル戦の起用メンバーが明らかになってきている。バシャクシェヒル・スポル戦でヒーローとなったジョアン・ペドロが、先発メンバー入りするものと思われる。

 フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第31節で、イスタンブル・スポルをホームに迎える。ホルヘ・ヘスス監督は、先発メンバーの起用する選手を固めるのに努めている。幾人かの選手が故障を抱えていることが、同監督を考え込ませている。腰の手術を受けたアルタイ・バヤンドゥルと左脚の肉離れを起こしてしまったミハ・ザイッチとともに、故障の癒えていないリンコン・エンリケ、ミシー・バチューハイは使うことはできない。チーム練習に加わり始めたジョシュア・キングとルアン・ペレスが登録メンバー入りすると考えられる。GKにはイルファン・ジャン・エーリバヤト、そして、同監督は、ディフェンス・ラインは、フェルディ・カドゥオウル、アッティラ・サライ、サメト・アカイドゥン、ブライト・オサイ・サミュエルで形作ることを考えている。また、中盤には、ミゲル・クレスポ、ウィリアン・アロン、イスマイル・ユクセキ、メルト・ハカン・ヤンダシュから2人に出場の機会を与えることになる。右サイドにはアルダ・ギュレル、左サイドにはエムレ・モルがポジション確保に近い位置にいると思われる。トップには、バシャクシェヒル・スポル戦で2ゴールを決めたジョアン・ペドロと、ここまで27ゴールを決め、得点王争いの首位に立っているエネル・ヴァレンシアが起用されるものと考えられる。



シワス・スポル 4:1 トラブゾン・スポル(ベイン・スポル改+TRT補綴 23. 4.21)

サムエル・サイス(シワス・スポル公式Twitter) ムラト・パルリ(左)エレン・エルマル(右)(トラブゾン・スポル公式HP)"  トルコ・リーグ第30節は、シワスで閉じた。シワス・スポルが、0:1とリードを許した試合で、トラブゾン・スポルをホームで4:1で退けた。

 トルコ・リーグで不調からの恢復を目指す両チームの対戦は、勝ったのはホームのシワス・スポルの方だった。前節、ギレスン・スポルとのアウェー戦からは手ぶらで帰ってきてしまったシワス・スポルだったが、このトラブゾン・スポル戦の勝利で、いいバイラムを迎えることができる。ネナード・ビェリツァ新監督を迎えての初戦となったトラブゾン・スポルだったが、敗戦に終わってしまった。トルコ・リーグのアウェー戦で、ここ7試合で6敗目を喫することになったトラブゾン・スポルは、この敗戦で、合計19ものゴールを浴びたことになる。
 また、この試合の前半22分、頭に受けた打撲で故障を発生させたイエンス・ラルセンは、プレー続行ができなかった。担架に乗せられたイエンス・ラルセンは、検査目的で病院に搬送された。この結果、シワス・スポルは、勝ち点を35に伸ばしたのに対し、トラブゾン・スポルは同45に留まった。

                    重要な場面

 前半11分、アウェーのトラブゾン・スポルがゴールを決めた。ペナルティーエリア内ゴール右斜め前でボールを得たマルコヴィッチが、グランダーの強いシュートを放つと、ニアサイドのゴールポスト際にゴールインしたのだった。0:1。
 同21分、トラブゾン・スポルのイエンス・ラルセンがレッドカードをもらった。シワス・スポルのコーナーキックで、ペナルティエリア内にボールが送られると、ディミトリス・ゴウタスがヘッドで合わせたが、GKウーウルジャン・チャクルがゴールを許さなかった。跳ね返りのボールを追いかけたハカン・アルスランに対し、イエンス・ラルセンがチェックに入ると、そのアクションを咎めたバハッティン・シムシェク主審がPKを指示するとともに、イエンス・ラルセンに対しレッドカードを出したのだった。同27分、シワス・スポルは、そのPKをサム・サイスが決め、同点に追いついた。1:1。
 同37分、シワス・スポルの逆転弾が生まれた。マックス・グラデルが、ペナルティーエリアの外ゴール左斜め前からファーサイドのゴールポストに向けセンタリングを入れた。それに、エルドーアン・イエシルユルトがヘッドで合わせると、ヒュセイン・テュルクメンが防ごうとしたが、ボールはゴールインしたのだった。2:1。
 同42分、シワス・スポルが3点目に迫った、マックス・グラデルが、ペナルティーエリア内へと入れたセンタリングに、とってもいいジャンプを見せたディミトリス・ゴウタスがヘディングシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルがゴールを許さなかった。
 後半12分、シワス・スポルが点差を2と拡げた。ペナルティーエリア・ライン手前でプレスをかけ、ボールを奪ったカリス・カリシスが、横にいたサム・サイスにボールを回した。そると、サムエル・サイスが、グランダーの狙いすましたシュートを放つと、ニアサイドのゴールポスト際にゴールインしたのだった。3:1。
 同33分、トラブゾン・スポルがゴールに迫った。マルク・バルタからのパスを受けたエニス・バルディがいいシュートを放ったが、GKアリ・シャシャル・ヴラルが、それに劣らず、いいセーヴィングを見せ、ゴールを許さなかった。
 同ロスタイム3分、ボールのコースに入ったヨルディ・カイセドが、身体を反転させて放ったシュートが、シワス・スポルの4点目となった。4:1。

【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ムラト・パルリ、アーロン・アッピンダンゴエ、ディミトリス・ゴウタス、ズィヤ・エルダル=ハカン・アルスラン(後半27分:フレデリック・ウルデルシュタット)=エルドーアン・イエシルユルト(後半39分:イサク・コフィー)、カリス・カリシス(後半44分:ロビン・ヤルチュン)、サムエル・サイス(後半39分:クリントン・ンジェ)、マックス・グラデル=ムスタファ・ヤタバレ(後半44分:ヨルディ・カイセド)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、マルク・バルタ、ヒュセイン・テュルクメン、エレン・エルマル=マノリス・シオピス=エニス・バルディ(後半34分:モンタシル・ラヒミ)、ユスフ・ヤズジュ(前半29分:ステファノ・デンスヴィル)、ドーウジャン・ハスポラト(後半19分:ウムト・ボゾク)、ラザル・マルコヴィッチ(後半19分:ナジ・ウニュヴァル)=マクシ・ゴメス



トラブゾン・スポルと調印! ネナード・ビェリツァ、イスタンブル入り(スター紙 23. 4.18)

ネナード・ビェリツァ新監督  監督探しを続けていたトラブゾン・スポルが、ネナード・ビュリツァと、基本的に合意に達した。そのネナード・ビュリツァを乗せた航空機が、イスタンブルに到着した。

 トラブゾン・スポルが、アブドラハ・アヴジュ監督が去って以後、探していた新監督をクロアチアで見つけ、イスタンブル入りさせた。近々ではオシイェクを指揮したクロアチア人監督ネナード・ビュリツァは、本日午前0時30分頃、イスタンブル空港にトルコ航空機で到着した。
 セルゲン・ヤルチュン、ヴィンチェンツォ・モンテーラ、チャーダーチュ・アタン、アンドレア・ピルロをリストアップしていたトラブゾン・スポルだったが、これらの監督候補との交渉は結果が出なかったため、新たな矛先をネナード・ビュリツァに向けていた。そして、ネナード・ビュリツァと合意に達し、トルコ入りさせた。ネナード・ビュリツァは、本日火曜日に、エルトゥールル・ドーアン理事長のオフィスで正式な調印を行う。ネナード・ビュリツァは、手続きが整えば、水曜日のシワス・スポル戦の指揮を執ることになる。



トラブゾンで、ゴールの声が上がらない夜! ビッグマッチは勝ち点を分け合った(ミリエット紙 23. 4.17)

サリフ・ウチャン(左)エレン・エルマル(右)(ベシクタシュ公式HP) ゲドソン・フェルナンデス(左)バカセタス(右)(ベシクタシュ公式HP)  トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグ第29節で、ホームにベシクタシュを迎えた。試合は、0:0というスコアで終わった。

 トルコ・リーグ第29節で、トラブゾン・スポルとベシクタシュが対峙した。興奮に包まれた試合は、シェノル・ギュネシュ・スポーツ複合施設で行われた。この注目の一番は、ヴォルカン・バヤルスンが笛を吹いた。そして、トラブゾン・スポルとベシクタシュとの一戦は、0:0のままで終わった。

                   試合経過

 前半5分、アレクサンドル・マキシムがコーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内へとダッシュで入ってきたオマール・コリーがジャンプ一番、ヘッドで合わせたが、GKウーウルジャン・チャクルがキャッチした。
 同12分、ペナルティエリア・ライン上でボールを得たゲドソン・フェルナンデスが、右へとボールを出すと、それに合わせて、ラシド・ゲザルが、枠を捉えたシュートを放ったが、ウーウルジャン・チャクルが、それを押さえた。
 同15分、バカセタスがペナルティエリア内へ向け蹴ったコーナーキックに対し、マクシ・ゴメスがヘッドで合わせたが、ボールは枠の右を逸れ外に出て行ってしまった。
 同38分、バカセタスが、ディフェンスの裏に動き出していたマルコヴィッチにロングボールを出すも、GKメルト・ギュノクが押さえてしまった。
 後半4分、ベシクタシュは、相手ペナルティエリアの手前でボールを得たラシド・ゲザルがシュートを放つも、ボールは、ディフェンスからこぼれ、コーナーキックに替わった。
 同19分、トラブゾン・スポルの攻撃で、相手側のミスパスを咎めたアブドゥルカディル・オミュルが、ペナルティエリア・ライン上から、枠の右を目がけてループシュートを送るも、GKメルト・ギュノクが、身体を伸ばして押さえてしまった。
 同26分、トラブゾン・スポルの右サイドからの攻撃で、マクシ・ゴメスとアブドゥルカディル・オミュルによるペナルティエリア内でのパス交換のあとボールを得たマルコヴィッチがシュートを試みたが、GKメルト・ギュノクが跳ね返してしまった。
 同41分、ベシクタシュの攻撃で、ペナルティエリアの右角からネイザン・レドモンドが強烈なシュートを放つも、GKウーウルジャン・チャクルが身体を伸ばして外に出した。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン(後半23分:マルク・バルトラ)、ヒュセイン・テュルクメン、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ブルーノ・ペレス(後半10分:トレゼゲ)、マノリス・シオピス=アブドゥルカディル・オミュル(後半42分:ウムト・ボゾク)、アナスタシオス・バカセタス、ラザル・マルコヴィッチ=マクシ・ゴメス(後半42分:ジャン・フィリップ・グバミン)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、ロマン・サイス、オマール・コリー、アルトゥール・マスアク=ゲドソン・フェルナンデス、サリフ・ウチャン(後半44分:ネジプ・ウイサル)=ラシド・ゲザル(後半22分:ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ)、アレクサンドル・マキシム(後半22分:ジャクソン・ムレカ)、ネイサン・レドモンド、=ヴァンサン・アブバクル



フェネルバフチェ 2:1 アンカラ・グジュ(ヒュリエット紙 23. 4.16)

アンドレジ・ドカノヴィッチ(左)ウィリアン・アロン(右)(フェネルバフチェ公式HP) ミゲル・クレスポ(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、一旦は0:1とリードを許したトルコ・リーグ第29節のアンカラ・グジュとの一戦を、2:1で制し、首位の追走を続けることになった。

 トルコ・リーグ第29節で、フェネルバフチェとアンカラ・グジュが対峙した。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェが2:1で勝った。この試合の前半、2度に渡り、ゴールポストに嫌われたフェネルバフチェだったが、ゴールはあげられなかった。そして、前半は0:0のまま終わった。

                    9分間で、フェネルバフチェは生き返った

 後半36分、アリ・ソウが舞台に上がった。アンカラ・グジュが先制したのだ。同42分、エネル・ヴァレンシアがPKを決め、フェネルバフチェが同点に追いついた。フェネルバフチェに勝利を導いたゴールは、同ロスタイム6分に、ミゲル・クレスポから生まれた。この結果、フェネルバフチェは、勝ち点を60にして、首位との勝ち点差は6に戻した。一方のアンカラ・グジュは、同28に留まった。

                    試合経過

 前半8分、エネル・ヴァレンシアからのパスを受けたアルダ・ギュレルが、シュートを放つも、GKギョクハン・アッカンがコーナーキックに替えた。
 同9分、アルダ・ギュレルが左コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内でいいジャンプを見せたサメト・アカイドゥンが、それに合わせてヘディングシュートを放った。だが、ゴールラインに立っていたステリオス・キッツォーがクリアしてしまった。
 同41分、アルダ・ギュレルのセンタリングに対し、ペナルティエリア内にいたアッティラ・サライが、ジャンプ一番、ヘディングシュートを試みると、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。その跳ね返りのボールは、ディフェンスがクリアしたのだった。
 同44分、ペナルティエリアの外でボールを得たアルダ・ギュレルは、相手選手をかわしながらペナルティエリア内へと持ち込んだ。そして、GKと1対1となったところからシュートを放ったが、GKギョクハン・アッカンはゴールを許さなかった。
 同45分、アルダ・ギュレルが蹴ったコーナーキックに合わせて、サメト・アカイドゥンがヘディングシュートを放つと、ボールはバーを直撃してピッチに跳ね返った。空中に舞い上がりゴールマウスに向かったボールを、GKギョクハン・アッカンがクリアした。
 後半7分、ミハ・ザイッチが、ファーサイドのゴールポストに向けボールを送ると、アッティラ・サライがヘッドでボールを落とした。そのボールを捉えたエネル・ヴァレンシアがバイシクルシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同9分、エムレ・クルンチが、ペナルティエリア内右サイドでゴールライン際から折り返したボールを、ヘッドでコントロールしたラミネ・ディアクがシュートを放ったが、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトがコーナーキックに替えた。
 同36分、アンカラ・グジュが先制した。イルファン・ジャン・カフヴェジからボールを奪ったラミネ・ディアクが、ディフェンスの裏にパスを出した。そのボールを得たアイ・ソウが、ペナルティエリアに入る前でシュートを放つと、イルファン・ジャン・エーリバヤトから跳ね返った。そのボールを、詰めていたアリ・ソウが捉え、再度、シュートを放つと、フェネルバフチェのゴールネットが揺れたのだった。0:1。
 同39分、エズジャン・アリオスキがセンタリングを入れると、そのボールに向かい動いたイルファン・ジャン・カフヴェジが、マテジ・ハヌセクのチェックを受け、ペナルティエリア内でピッチに倒れた。それを咎めたアッティラ・カラオーラン主審はPKを指示した。
 同42分、このPKを、エネル・ヴァレンシアが蹴ると、ボールは、アンカラ・グジュの右ゴール隅に収まった。1:1。
 同ロスタイム6分、左サイドからペナルティエリア内へ、ボールを持って入ったイルファン・ジャン・カフヴェジが出したパスが、ミゲル・クレスポに渡った。そのミゲル・クレスポがシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーからこぼれた。そのボールを捉えたミゲル・クレスポが、右ゴールポスト際にグランダーのボールで蹴り込み、ゴールが決まった。2:1。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=ブライト・オシャイ・サミュエル、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ、エズジャン・アリオスキ=アルダ・ギュレル(後半33分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、イスマイル・ユクセッキ(後半19分:ウィリアン・アロン)、ミハ・ザイッチ(後半33分:ミゲル・クレスポ)、ディエゴ・ロッシ(後半19分:エムレ・モル)=セルダル・ドゥルスン(後半1分:ジョアン・ペドロ)、エネル・ヴァレンシア
【アンカラ・グジュ】ギョクハン・アッカン=ステリオス・キッツォー(後半42分:フラトジャン・ウズュム)、アタカン・チャンカヤ、ニハド・ムジャキッチ、マテジ・ハヌセク=ラミネ・ディアク、タイラン・アンタルヤル(後半ロスタイム10分:ムシッティ・オコ)=ケヴィン・マルクート、ガヤス・ザヒド(後半1分:アンドレジ・ドカノヴィッチ)、エムレ・クルンチ(後半19分:フェリシオ・ミルソン)=アリ・ソウ



ガラタサライ 6:0 カイセリ・スポル(CNNトルコ改 23. 4.15)

アンソニー・ウゾディンマ(左)サム・アデクグベ(右)(ガラタサライ公式HP) マウロ・イカルディ(ガラタサライ公式HP)  トルコ・リーグ第29節で、首位に立っているガラタサライが、ホームに迎えたカイセリ・スポルを6:0でくだした。アウェーのカイセリ・スポルは、前半ロスタイムに10人になってしまった試合だった。

 トルコ・リーグで首位に立つガラタサライが、第29節でホームに迎えたカイセリ・スポルを、大差をつけてくだした。ガラタサライが、6:0で勝ったのだ。ガラタサライのゴールは、前半18分、同42分と同ロスタイム13分にはPKで、マウロ・イカルディが、同23分にはミロト・ラシツァが、後半14分にはケレム・アクテュルコウルが、同26分にはニコロ・ザニオーロが決めたものだった。カイセリ・スポルは、前半ロスタイム10分に、マジド・ホセイニがレッドカードをもらい、10人になってしまった。
 ガラタサライは、この勝利で、トルコ・リーグでの勝ち点を66に伸ばし、2位を追走するフェネルバフチェとの勝ち点差も9と伸びた。一方のカイセリ・スポルは、同44に留まった。

                    得点場面

 前半18分、ケレム・アクテュルコウルから出たロングパスを、カイセリ・スポル陣内中盤で得たマウロ・イカルディが、ペナルティエリア内へと持ち込み、GKと1対1となったところから放ったシュートが、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同24分、マウロ・イカルディからのパスを得たミロト・ラシツァが、ゴール右斜め前からペナルティーエリア内へと持ち込みシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。2:0。
 同39分、マメ・ティアムが、ペナルティーエリア内でケレム・アクテュルコウルに執ったチェックを、ムスタファ・キュルシャド主審が咎め、PKを指示した。同42分、マウロ・イカルディが、このPKを蹴り、GKビラルが跳んだと同じ方向にボールは向かったが、ゴール隅に突き刺さった。3:0。
 同ロスタイム6分、マジド・ホセイニが、ルカス・オリヴェイラに対し、ペナルティーエリア内で執ったアクションを咎めたムスタファ・キュルシャド主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、PKを指示するとともに、マジド・ホセイニに対しレッドカードを出した。同ロスタイム12分、マウロ・イカルディが、このPKを蹴るも、GKビラルが、これを防いだ。だが、その跳ね返りのボールを、詰めていたマウロ・イカルディが、再度、シュートを放つと、これが決まったのだった。4:0。
 後半14分、ペナルティエリア手前で得たフリーキックを、ケレム・アクテュルコウルが蹴り、直接ゴールを狙うとゴールが決まった。5:0。
 同26分、ルカス・オリヴェイラからのパスを、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で、ニコロ・ザニオーロがダイレクトでシュートを試みると、ボールは、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らした。6:0。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ(後半30分:レオ・デュボア)、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、サム・アデクグベ=セルジオ・オリヴェイラ、ルーカス・トレイラ(後半27分:ジュアン・マタ)=ミロト・ラシツァ(後半20分:ニコロ・ザニオーロ)、ドリース・メルテンス(後半20分:バッフェッティンビ・ゴミス)、ケレム・アクテュルコウル(後半27分:ベルカン・クトゥル)=マウロ・イカルディ
【カイセリ・スポル】ビラル・ベヤズィット=ギョクハン・サズダー、マジド・ホセイニ、ディミトリス・コロヴェツィオス、アンソニー・ウゾディンマ=オリヴィエ・ケメン=カルロス・マネ(後半28分:ラマザン・ジヴェレク)、ベルナール・メンサー(後半22分:イルハン・パルラク)、ミゲル・カルドーソ(後半1分:ヤウ・アカー)、エムラー・バシャン(後半1分:アリフ・コジャマン)=マメ・ティアム(後半22分:ジョゼフ・アタマー)



ユスフ・ヤズジュにはご苦労さんと言おう、移籍が明らかに(アクシャム紙 23. 4.14)

ユスフ・ヤズジュ(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルの放出選手リストに、ユスフ・ヤズジュが入っている。エルトゥールル・ドーアン理事長の談話で、ユスフ・ヤズジュのトラブゾン・スポルでの残された時間が明白になった。同理事長は、ユスフ・ヤズジュとの話し合いは終わったと、注目すべきことを口にしたのだ。

 トラブゾン・スポルのエルトゥールル・ドーアン理事長の最新の談話では、ユスフ・ヤズジュとの話し合いは終わり、幾人かの選手とともに、チームを去ると言っている。
 以前、所属していたときは、目覚ましい活躍で、天文学的な移籍金額でフランスのリールに移籍したユスフ・ヤズジュだったが、今や、トラブゾン・スポルでは、戦力とは考えられないようになってしまっているのだ。ヨーロッパで、求めていた実績を残せず、トラブゾン・スポルにレンタルという形で戻ってきたユスフ・ヤズジュだったが、そのトラブゾン・スポルでも期待を下回るもので、契約延長ということも棚上げ状態になっていた。トラブゾン・スポルでのレンタル期間が終わり、リールに戻ることになるユスフ・ヤズジュだが、そのコンディションの様態によっては、重大な決定が下されることになろう。というのも、リールのフロントは、ユスフ・ヤズジュが売れるに足るプレーを見せることを求めている。その期待から、そのプレーぶりで、それに相応しい移籍金で売られることになるか、リールで、もう一度、プレーする機会を掴めることになるのだ。
 なお、トラブゾン・スポルでは、今季、23試合に出場したユスフ・ヤズジュは、931分ピッチに立ち、6ゴール1アシストを記録している。



ジェンク・トスンの替りに候補は2人! シェノル・ギュネシュ監督、難しい選択(アクシャム紙 23. 4.13)

シェノル・ギュネシュ監督(ハベル・テュルク紙) アレクサンドル・マキシム(ファナティック紙) ジャクソン・ムレカ(ファナティック紙)  ベシクタシュのシェノル・ギュネシュ監督は、トラブゾン・スポル戦では、ジェンク・トスンの替りに他の選手を、先発メンバーに入れなければならない。

 トルコ・リーグ第28節で、ベシクタシュが、ホームでギレスン・スポルを3:1でくだした試合の先発メンバーに入ったジェンク・トスンが、前半35分に鼠径部を傷め、プレー続行は不可能になってしまった。試合後の検査で、傷めた箇所が判明し、ジェンク・トスンに対する治療が始まった。トラブゾン・スポル戦では出場が無理となったジェンク・トスンは、ウムラニエ・スポル戦には先発メンバーに復帰することになろうという。
 首脳陣は、この日曜日に予定されている難しいトラブゾン・スポル戦を前に、ジェンク・トスンの替りを誰にするか、まだ決断に至っていない。

                    チーム内での役割も変わりうる

 週末に向け行われる練習を見つめているシェノル・ギュネシュ監督は、ジャクソン・ムレカか、アレクサンドル・マキシムのいずれか1人を、ジェンク・トスンの替りとして先発メンバーに入れるだろうと考えられている。もし、ジャクソン・ムレカが起用されるなら、ジャクソン・ムレカは、攻撃ラインの左サイドに入ることになる。アレクサンドル・マキシムが先発メンバーに入るようなら、ネイザン・レドモンドが、左サイドに移ることになり、アレクサンドル・マキシムが10番のポジションを担うことになろう。



トレゼゲ、ダービーマッチを待ち構えている! トラブゾン・スポルに朗報(アクシャム紙 23. 4.12)

トレゼゲ(スター紙)  トレゼゲが、今週、軽いテンポで練習を始めるものと看られている。ベシクタシュとのダービーマッチに間に合う可能性がある。

 トラブゾン・スポルのエジプト人選手トレゼゲが、故障を発生させ、約5週間、ピッチから遠ざかると考えられていた。今週、トレゼゲが、軽いテンポで練習再開が予定されている。トルコ・リーグをここ4試合とトルコ杯を1試合、筋肉を傷めたため欠場したトレゼゲは、痛みが、短期間で弱まり、練習を行うことでプレーができるか否かを試し、ベシクタシュ戦への出場の可否を判断するつもりであることが明らかになった。トラブゾン・スポルは、トレゼゲを欠き、必要以上の厳しい状態に入っていると見えているところだ。



カラギュムリュック 1:2 フェネルバフチェ(フォトマッチ紙 23. 4.11)

ライアン・バニヤ、エネル・ヴァレンシア、バトゥハン・アフメト・シェン(左から)(フェネルバフチェ公式HP) アッティラ・サライ(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第28節で、フェネルバフチェは、アウェーでカラギュムリュックと対峙した。フェネルバフチェは、1:2のスコアで、カラギュムリュックをくだした。

 トルコ・リーグ第28節で、フェネルバフチェは、アウェーでカラギュムリュックと対峙した。興奮に包まれたこの試合、フェネルバフチェが、1:2のスコアで制した。フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、後半6分にミハ・ザイッチが、同33分にアッティラ・サライが決めた。カラギュムリュックの唯一のゴールは、前半24分にマゴメド・オズドエフの足から生まれた。この結果、フェネルバフチェは、トルコ・リーグで勝ち点を57として2位に上がった。一方のカラギュムリュックは、同34で9位につけている。フェネルバフチェは、次節、ホームにアンカラ・グジュを迎えることになる。

                    試合経過

 前半23分、エムレ・モルが出したスルーパスが、相手選手に当たり、それでボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリア内でGKバトゥハンと1対1となった。エネル・ヴァレンシアも、このボールに向かっていたので、イルファン・ジャン・カフヴェジは、望むべきシュートを打てなかった。そのため、ボールは、GKバトゥハンから跳ね返り、そのボールが、セルダル・ドゥルスンの前に転がった。そのセルダル・ドゥルスンがシュートを打つと、ディフェンダーが足を出し、結果、ボールはGKが押さえたのだった。
 同24分、カラギュムリュックが先制した。エブリマ・コリーが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放つと、GKアルタイ・バヤンドゥルがボールを押さえることができなかった。その跳ね返りのボールを、ペナルティエリア内で捉えたマゴメド・オズドエフが放ったシュートがゴールインしたのだった。1:0。
 同ロスタイム5分、カラギュムリュックのディフェンス陣が自陣でパス回しをしているなか、イブラヒム・ドゥレセヴィッチのバックパスを、GKバトゥハンが、大きく蹴ろうとしたところ、プレスを掛けに入っていたイスマイル・ユクセキに当たり外に出て行くということがあった。そして、前半は、1:0と、ホームのカラギュムリュックがリードを保ち終わった。
 後半4分、相手ディフェンスの裏を取ったエブリマ・コリーが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からシュートを放つも、GKアルタイ・バヤンドゥルが、しっかりと胸に収めた。
 同6分、フェネルバフチェが同点に追いついた。エネル・ヴァレンシアがシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンダーに当たり、その跳ね返りのボールが、ミハ・ザイッチに渡った。そのミハ・ザイッチが、ペナルティエリアの外から放った強烈なシュートが、カラギュムリュックゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 同11分、左サイドでディフェンスの裏を取ったファビオ・ボリーニが、相手選手をかわし、GKアルタイ・バヤンドゥルと1対1となり、シュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同18分、エネル・ヴァレンシアが、ペナルティエリア内で、イブラヒム・ドゥレセヴィッチのチェックを受け、ピッチに倒れた。プレーは続行され、ボールを得たジョアン・ペドロが、そのボールをアルダ・ギュレルに回した。アルダ・ギュレルがシュートを放ったが、ペナルティエリア内にいたディエゴ・ロッシが、それに触れることができず、ボールは、外に出て行ってしまった。
 同26分、アルダ・ギュレルが放ったシュートが、GKバトゥハンから跳ね返り、そのボールが、ペナルティエリア内にいたジョアン・ペドロに渡った。そのジョアン・ペドロがシュートを試みたが、ボールは、枠を捉えることができなかった。
 同27分、ロブジャニーゼから出たパスを受けたエブリマ・コリーが、ペナルティエリア内で放ったシュートが、ディフェンスに当たり、跳ね返りのボールがオタベク・シュクロフに渡った。そのオタベク・シュクロフがシュートを放ったが、フェネルバフチェのディフェンスが大きくクリアしてしまった。
 同33分、フェネルバフチェが逆転した。アルダ・ギュレルが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内でいいジャンプを見せたアッティラ・サライのヘディングシュートが炸裂したのだった。1:2。
 そして、試合は、フェネルバフチェが、1:2とリードを保ち終わった。

【カラギュムリュク】バトゥハン・アフメト・シェン=サリフ・ドゥルスン、ライアン・バニヤ、イブラヒム・ドゥレセヴィッチ、レヴェント・メルジャン=オタベク・シュクロフ(後半40分:アデム・リャイッチ)、マッテオ・リッツィ(後半40分:アンドレア・ベルトラッツィ)、マゴメド・オズドエフ(後半32分:ローレンス・ニコラス)=エブリマ・コリー、ムバエ・ジャッネ、ファビオ・ボリーニ(後半27分:サバ・ロブジャニーゼ)
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ、エズジャン・アリオスキ(後半22分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半12分:アルダ・ギュレル)、イスマイル・ユクセッキ、ウィリアン・アロン(後半1分:ミハ・ザイッチ)、エムレ・モル(後半12分:ディエゴ・ロッシ)=エネル・ヴァレンシア、セルダル・ドゥルスン(後半1分:ジョアン・ペドロ)



ベシクタシュ、5連勝! 首位を目指して歩き続ける、、、(ソズジュ紙改 23. 4.10)

ヴァンサン・アブバクル(ヒュリエット紙) ブラッドリー・クワス(左)ネイサン・レドモンド(右)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュは、トルコ・リーグ第28節でホームに迎えたギレスン・スポルを3:1でくだした。一旦はリードを許したベシクタシュだったが、相次ぐ3ゴールで勝ち点3を引き寄せた。これで5連勝となったベシクタシュに、首位の座が近づいてきた。

 ベシクタシュが、ドルマバフチェでサポーターの前で迎えたギレスン・スポルを3:1でくだした。ダービーマッチで、フェネルバフチェを2:4でくだし、首位の座に爪を引っかけたベシクタシュが、ヴォーダフォン・パルクでの試合でも、0:1とリードを許しながらも、勝利にありついたのだ。今季2度目の5連勝を遂げることになったベシクタシュは、これで、試合数が多い中だが、フェネルバフチェを抜き、首位のガラタサライに次いで、勝ち点55で2位に上がった。

                    ギレスン・スポルが幕を切って落とした

 ギレスン・スポルが、前半21分、リヤド・バジッチのゴールで先制して、ベシクタシュはリードを許すことになった。ボルハ・サインスが、ペナルティエリアの左サイドから内へと入れたパスで、ボールを得たリヤド・バジッチが、至近距離からシュートを放つと、GKメルト・ギュノクの右を抜け、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。だが、ベシクタシュは、次第に効果的な攻めを見せ、前半の内に、ヴァンサン・アクバカルがPKを決め、同点に追いついた。アレックス・ペレスが、ペナルティエリア内でボールに対し手を使ったことを咎めたアッティラ・カラオーラン主審がPKを指示したのだった。そのPKを、ヴァンサン・アクバカルが蹴ると、GKフェルハト・カプランが跳んだとは逆方向のゴールネットに収まったのだった。1:1。同45分、ヴァンサン・アクバカルが、再度、舞台に上がった。ベシクタシュの勝ち越し点が生まれたのだ。ラシド・ゲザルのパスをペナルティエリア内で受けたヴァンサン・アクバカルが、ゴール右斜め前から強烈だが、狙いすましたシュートを放つと、GKフェルハト・カプランが防ごうとしたが、ボールは、ギレスン・スポルのゴールネットに収まった。2:1。カメルーン人ゴールゲッターのヴァンサン・アクバカルは、これで、ここ5試合で7ゴールと気を吐き、ベシクタシュに、正に命を注入している。

                    ネイサン・レドモンド、またしても、舞台に

 後半に入っても、スピードの衰えないベシクタシュは、同9分に、フェネルバフチェとのダービーマッチの英雄ネイサン・レドモンドが、スコアを3:1とするゴールを決めた。アルトゥール・マスアクからのパスを、ペナルティエリア内で受けたネイサン・レドモンドが、相手選手をかわしながら、ゴール左斜め前から、強くて狙いすましたシュートを放つと、これが、GKフェルハト・カプランの傍らを抜け、ファーサイドのゴール隅に突き刺さったのだった。3:1。トルコ・リーグのここ3試合連続でゴールを決めているネイサン・レドモンドだが、自身のプロでのキャリアでも、初の3試合連続弾だ。降格圏から遠のきたいギレスン・スポルは、残りの時間で、ベシクタシュの優位を崩せず、手ぶらでイスタンブルを去ることとなった。 なお、次節では、ベシクタシュは、トラブゾン・スポルとのアウェー戦を、ギレスン・スポルは、ホームにシワス・スポルを迎えることになっている。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、、オマール・コリー、ロマン・サイス、アルトゥール・マスアク(後半41分:ジャクソン・ムレカ)=サリフ・ウチャン(後半29分:ネジプ・ウイサル)、アミル・ハジャフメトヴィッチ(後半29分:アレクサンドゥル・マキシム)=ラシド・ゲザル(後半29分:タイフル・ビンギョル)、ネイサン・レドモンド、ジェンク・トスン(前半35分:ゲドソン・フェルナンデス)=ヴァンサン・アブバクル
【ギレスン・スポル】フェルハト・カプラン=ハイルラー・ビラゼル、ラモン・アリアス・クインテロス、アレックス・ペレス、アルペル・ウルダー(後半18分:ファルク・ジャン・ゲンチ)=ロベルト・メジア、ジョルマン・カンプザノ(後半28分:ムラト・ジェム・アクプナル)=ブラッドリー・クワス(後半18分:ドーアン・ジャン・ダワス)、ギョルケム・サーラム(後半18分:ヴカン・サヴィチェヴィッチ)、ボルハ・サインス(後半40分:ラーメトゥラー・ベリシュベク)=リヤド・バジッチ



カスムパシャ 2:0 トラブゾン・スポル(CNNトルコ 23. 4. 9)

ラルセン(左)ヤシン・オズジャン(右)(トラブゾン・スポル公式HP) ミュニル・シュイアール(カスムパシャ公式Twitter)  トルコ・リーグ第28節で、カスムパシャが、ホームに迎えたトラブゾン・スポルを2:0でくだした。

 今季、その目標から遠ざかったままのトラブゾン・スポルが、トルコ・リーグ第28節で、アウェー戦を戦い、カスムパシャに2:0で敗れた。ホームのカスムパシャに勝利をもたらしたゴールは、前半29分にミュニル・シュイアールが、後半31分にはヴァレンティン・エイセリッチがPKを決めたものだった。これで、トラブゾン・スポルは、連続5試合、アウェー戦で勝ち点なしで終わることになった。その結果、トラブゾン・スポルは、勝ち点が44に留まったのに対し、カスムパシャは、同32に伸ばした。

                    試合経過

 前半15分、バカセタスが、ディフェンスの裏をついたパスを出すと、それでボールを得たマクシ・ゴメスが、ペナルティーエリア内ゴール左斜め前からシュートを放った。だが、ボールは、GKギュナイ・ギュヴェンチが防ぎ、ピッチに跳ね返った。
 同21分、エイセリッチが、強烈なロングシュートを放つと、ボールは、ピッチに跳ねながら左ゴールポスト際に向かった。だが、GKウーウルジャン・チャクルが、際どくパンチングで防ぎ、コーナーキックに替えた。
 同29分、ミュニル・シュイアールが、ペナルティエリアの左側で得たフリーキックを蹴ると、GKウーウルジャン・チャクルの右を抜け、トラブゾン・スポルのゴールネットに突き刺さった。1:0。
 同40分、バカセタスが、ペナルティエリア手前ゴール右斜め前からシュートを放つと、ボールはファーサイドに向かい、相手選手に当たり、僅かにゴールポストを逸れ、転がりながら外に出て行った。
 後半6分、ファルが、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前からシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルが、ファーのゴールポストに向かい転がるボールをはたき出し、コーナーキックに替えた。
 同23分、ディフェンスの裏に放り込まれたボールを得たミュニル・シュイアールが、至近距離から、左足を一閃、シュートを放ったが、ボールは、右ゴールポストを逸れ、転がりながら外に出て行った。
 同30分、カスムパシャの攻撃で、ファルが、ペナルティーエリア内でデンスヴィルとマッチアップになり、ピッチに倒れた。それを咎めたブラク・シェケル主審はPKを指示した。
 同31分、そのPKを、エイセリッチが蹴ると、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルの左を抜け、ゴールインした。2:0。
 同40分、マレク・ハムシクが、右サイドからセンタリングを入れると、ゴール近くで、マクシ・ゴメスがヘッドで合わせた。だが、GKギュナイ・ギュヴェンチが、辛うじてパンチングで防いだボールを、最後は、ディフェンスがクリアした。

【カスムパシャ】ギュナイ・ギュヴェンチ=ファビアーノ・シルヴァ、パピ・ジラボジ、タルカン・セルベスト、ヤシン・オズジャン=ミカエル・マルサ=ムスタファ・エスキヘラッチ(後半32分:シュテファン・バホケン)、ハリス・ハジュラディノヴィッチ(後半32分:ミカエル・ティルパン)、ヴァレンティン・エイセリッチ(後半ロスタイム4分:アイタッチ・カラ)、ミュニル・シュイアール(後半43分:ベン・ウアヌ)=ママドゥ・ファル(後半ロスタイム4分:アフメット・エミン・エンギン)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、ヒュセイン・テュルクメン、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=マノリス・シオピス、ドーウジャン・ハスポラト(後半1分:エディン・ヴィスチャ、後半21分:マレク・ハムシク)、アナスタシオス・バカセタス=アブドゥルカディル・オミュル(後半34分:ウムト・ボゾク)、マクシ・ゴメス、ラザル・マルコヴィッチ(後半35分:エニス・バルディ)



コンヤ・スポルとアンタルヤ・スポル、勝ち点を分け合う(アクシャム紙+ファナティック紙補綴 23. 4. 8)

ムハメット・デミル(左)ウフク・アキョル(右)(アンタルヤ・スポル公式HP) オメル・トプラク(左)マヒル・エムレリ(右)(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第28節開幕試合で、コンヤ・スポルとアンタルヤ・スポルが対峙した。コンヤ市立スタジアムで行われたこの試合、1:1の引き分けに終った。

 コンヤ・スポルが、前半24分に、ムハッメット・デミルのゴールで先制した。アンタルヤ・スポルは、このゴールに対し、同45分に、ハジ・ライトがお返しをした。この結果、コンヤ・スポルは、勝ち点を36に、アンタルヤ・スポルは、同29に伸ばした。コンヤ・スポルは、次節はガジアンテップFKとの対戦が組まれていたため、試合がない。アンタルヤ・スポルは、地中海ダービーでアランヤ・スポルと対峙する。

                    試合経過

 前半24分、ホームのコンヤ・スポルが先制した。マルロス・モレノが、左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたマメ・デューフが、ダイレクトで、それに合わせてシュートを放つと、GKヘルトン・ライテが、これを防いだが、跳ね返りのボールを得たムハッメット・デミルのシュートがゴールとなったのだった。1:0。
 同45分、アウェーのアンタルヤ・スポルが同点に追いついた。ビュンヤミン・バルジュの右サイドからのセンタリングに合わせて、ハジ・ライトが放ったヘディングシュートが、コンヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 同ロスタイム1分、ディフェンスの裏を取り、ボールを持ってペナルティエリア内へと入り込んだハジ・ライトが、ウーウルジャン・ヤズールをかわし、そして、シュートを放つも、フランシスコ・カルヴォの素晴らしいチェックのため、コーナーキックに替わった。そして、前半は1:1のまま終わった。
 後半4分、左サイドでゴールライン際までボールを持ち込んだギレルメが、内へとボールを入れると、絶好の位置にいたエンドリ・チェキジがシュートを放つも、ボールは、サイドバーをそれて 外に出て行ってしまった。
 同14分、ペナルティエリア手前でボールを得たフレディが放ったシュートは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム11分、ロベルト・ムリッチが、右サイドからPKポイントに向けボールを入れると、それに、マヒル・エムレリがヘッドで合わせたが、ボールは、ファーサイドのゴールポストを逸れ、外に出て行ってしまった。

【コンヤ・スポル】イブラヒム・セヒッチ=アフメット・オウズ(後半41分:セブライル・カラエル)、ウーウルジャン・ヤズール、フランシスコ・カルヴォ、ギレルメ・シチャ=ブルーノ・パス(後半41分:アンドレアス・ブーカラキス)、ソネル・ディクメン、エンドリ・チェキジ、マルロス・モレノ(後半31分:ロベルト・ムリッチ)=ムハメット・デミル(後半20分:マヒル・エムレリ)、マメ・デューフ(後半20分:アレヤンドロ・ポズエロ)
【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・ライテ=ビュンヤミン・バルジュ、オメル・トプラク、エムレジャン・ウズンハン、ギュライ・ヴラル=ウフク・アキョル、フェルナンド・マルティンス=アラッサーヌ・ンダオ(後半25分:ウッサム・ガーシャ)、フレディ(後半ロスタイム5分:ベルトゥー・ユルイドゥルム)、サム・ラルソン(後半38分:ジェマリ・セルテル)=ハジ・ライト



最後の準決勝進出クラブはフェネルバフチェ(TRT 23. 4. 7)

エムレ・モル(左)を讃えるエズジャン・アリオスキ(右)(フェネルバフチェ公式HP) アンソニー・ウゾディンマ、ウィリアン・アロン、ベルナール・メンサー(左から)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、トルコ杯準々決勝で、カイセリ・スポルを4:1でくだし、準決勝でシワス・スポルと対峙することになった。

 フェネルバフチェが、カイセリ・スポルをウルケル・スタジアムに迎えた。フェネルバフチェは、前半8分に、エムレ・モルのゴールで先制した。アウェーのカイセリ・スポルは、ディミトリス・コロヴェツィオスが、同18分に同点ゴールを決めた。同42分には、エムレ・モルが、自身でも、チームでも、この日の2点目となるゴールを決めた。2:1。ホームのフェネルバフチェは、セルダル・ドゥルスンが、後半14分にゴールを決め、点差は2と開いた。この試合のスコアを決するゴールは、同ロスタイムに、アルダ・ギュレルが決めた。この結果、フェネルバフチェは、トルコ杯準決勝でシワス・スポルと対峙することになり、一方のカイセリ・スポルは、トルコ杯からの敗退が決まった。

                    試合経過

 前半8分、フェネルバフチェが先制した。左サイドからエズジャン・アリオスキが、PKポイントに向けセンタリングを入れると、エネル・ヴァレンシアが、エムレ・モルの前にボールを落とした。走り込んできたエムレ・モルがシュートを放つと、これがゴールとなったのだった。1:0。
 同14分、右コーナーキックのボールを、ディフェンスがクリアしようとしたが、ペナルティエリア内での混戦を生んでしまった。その中で、自身の斜め前にボールが転がってきたディエゴ・ロッシが、逆足を使ってシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同18分、カイセリ・スポルが同点に追いついた。ゴールに向かい左サイドでショートコーナーを蹴り、ケメンがセンタリングを入れると、PKポイント辺りでいいジャンプを見せたディミトリス・コロヴェツィオスのヘディングシュートが炸裂したのだった。1:1。
 同36分、スピードに乗ったフェネルバフチェの攻撃で、エネル・ヴァレンシアからもらったボールでもって、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前から枠を見据えたセルダル・ドゥルスンのグランダーのシュートは、ゴールポスト際を転がりながら外に出て行ってしまった。
 同42分、フェネルバフチェが、再度、勝ち越した。ペナルティエリアの外でボールを得て、やおらスピードを上げたエムレ・モルが、セルダル・ドゥルスンとワンツーを行い、ペナルティエリア内へと入った。そして、右足を振りぬくと、カイセリ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。2:1。そして、前半は、フェネルバフチェが2:1とリードを保ち終わった。
 後半14分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。カイセリ・スポルのディフェンダーが、バックパスを出すと、GKジェンク・ギョネンに対しプレスをかけたセルダル・ドゥルスンが、ジェンク・ギョネンのミスを誘い、ボールを奪うと、がら空きになった枠に流し込んだのだった。3:1。
 同17分、ペナルティエリアのゴール左斜め前でボールを得たディエゴ・ロッシからのパスを受けたフェルディ・カドゥオウルが、GKと1対1となったところからシュートを放つも、GKジェンク・ギョネンがコーナーキックに替えた。
 同18分、エムレ・モルのいいセンタリングが入ると、PKポイント辺りにいたイスマイル・ユクセキが、ヒールできれいなシュートを放つも、ボールは、転がりながら枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同45分、フェネルバフチェの4点目が生まれた。セルダル・ドゥルスンからのパスを受け、右サイドからペナルティエリア内へと入ったアルダ・ギュレルのシュートがゴールインしたのだった。4:1。そして、試合は、フェネルバフチェが4:1のリードを保ち終わった。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ、エズジャン・アリオスキ=エムレ・モル(後半23分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、イスマイル・ユクセッキ(後半23分:ウィリアン・アロン)、ミハ・ザイッチ(後半1分:ミゲル・クレスポ)、ディエゴ・ロッシ(後半23分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)=セルダル・ドゥルスン、エネル・ヴァレンシア(後半33分:アルダ・ギュレル)
【カイセリ・スポル】ジェンク・ギョネン=ギョクハン・サズダー、マジド・ホセイニ、ディミトリス・コロヴェツィオス、アリフ・コジャマン(後半12分:アンソニー・ウゾディンマ)=ヤウ・アッカー、オリヴィエ・ケメン=ミゲル・カルドーソ(後半35分:ラマザン・ジヴェレク)、マリオ・ガヴラノヴィッチ(後半1分:ベルナール・メンサー)、カルロス・マネ(前半30分:エムラー・バシャン)=マメ・ティアム(後半35分:イルハン・パルラク)



ガラタサライ 2:3 バシャクシェヒル・スポル(ガラタサライ公式HP+スター紙補綴 23. 4. 6)

セルダル・ギュレル(左)サーシャ・ボエ(右)(バシャクシェヒル・スポル公式HP) パトリック・シズ(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  ガラタサライは、トルコ杯準々決勝で、バシャクシェヒル・スポルと対峙した。ネフ・スタジアムで行われたこの試合を、バシャクシェヒル・スポルが2:3で制し、準決勝に進出した。ガラタサライは、これで、トルコ杯からの敗退が決まった。

 ガラタサライのゴールは、前半20分にカーン・アイハンが、後半6分にマウロ・イカルディが決めたものであり、バシャクシェヒル・スポルのゴールは、前半12分と後半21分にパトリック・シズが、前半30分にダニエル・アレクシッチの決めたものだった。
 早々に優位に立ったガラタサライは、前からルカス・トレイラのプレスで奪ったボールを得たケレム・アクテュルコウルがゴールを決めたかに見えたが、ヴィデオ判定システム審判からの警告が入った。オフサイド判定がくだり、ゴールを認定されなかった。同12分には、パトリック・シズが、左サイドのセルダル・ギュレルからのパスを受け、ペナルティエリア内へと入り放ったシュートが、ガラタサライのゴールネットに収まったのだった。0:1。
 マウロ・イカルディとドリース・メルテンスで、大きな好機を作り、特に、コーナーキックからのマウロ・イカルディのヘディングシュートで、危険な場面を作り出していたガラタサライは、同点に追いつくのに時間はかからなかった。ドリース・メルテンスの蹴ったコーナーキックを受け、カーン・アイハンのゴールが生まれた。1:1。
 バシャクシェヒル・スポルは、同30分に、再びリードを奪った。セルダル・ギュレルからのパスを受け、左サイドからペナルティエリア内へと持込んだフィゲレイドが、グランダーのセンタリングを入れた。そのボールを、PKポイント上で得たダニエル・アレクシッチが放ったシュートがゴールとなったのだった。1:2。このゴールのあと、相次いで、マウロ・イカルディはシュートを放つも、スコアは変わらなかった。同40分。カズムジャンのセンタリングを受け、ドリース・メルテンスがゴールを決めたかに見えたが、ドリース・メルテンスが手を使っていたので、ゴールとは認定されなかった。そして、前半は、バシャクシェヒル・スポルが、1:2とリードを保ったまま終わった。
 後半は、アルゼンチン人スーパースターのマウロ・イカルディのゴールで始まった。同6分、ニコロ・ザニオーロの入ったチェックが、右からのいいセンタリングを生み、ニアに走り込んだマウロ・イカルディのゴールが決まったのだった。このゴールは、ネフ・スタジアムの600ゴール目となった。
 バシャクシェヒル・スポルは、自陣に引いて、カウンター攻撃を狙っていたが、同21分に、もう1点を叩き出した。同21分、ペナルティエリア内でボールを得たダニエル・アレクシッチがグランダーのセンタリングを入れると、それに合わせて、マフムト・テクデミルがシュートを放つと、GKムスレラからボールが跳ね返った。そのボールを、後ろから走り込んできたパトリック・シズががら空きとなっていたゴールに蹴り込んだのだった。2:3。
 このゴールのあと、ケレム・アクテュルコウル、ニコロ・ザニオーロ、フレドリク・ミットシエをさげ、セルジオ・オリヴェイラ、ミロト・ラシツァ、ユヌス・アクギュンが投入された。また、その後、ドリース・メルテンスとアブドゥルェリム・バルダクチュをさげ、バルシュ・アルペル・ユルマズとバフェットィンビ・ゴミスも投入された。
 同42分、ガラタサライが、とってもゴールに迫った。ミロト・ラシツァが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、バフェットィンビ・ゴミスのヘディングシュートが炸裂、ボールは、バーを直撃して、ピッチに跳ね返った。それを捉えて、バルシュ・アルペル・ユルマズがシュートを放つも、ディフェンダーが、ゴールライン際からクリアしてしまった。プレーは続き、ルカス・トレイラもシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。ロスタイムは、少なくとも6分はあったが、ガラタサライのプレッシャーは結果を生むことはなかった。そして、試合は、2:3のスコアで終わったのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、カーン・アイハ、アブドゥルケリム・バルダクチュ(後半40分:バッフェッティンビ・ゴミス)、カズムジャン・カラタシュ=フレドリク・ミットシエ(後半21分:セルジオ・オリヴェイラ)、ルーカス・トレイラ=ニコロ・ザニオーロ(後半21分:ユヌス・アクギュン)、ドリース・メルテンス(後半30分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ケレム・アクテュルコウル(後半21分:ミロト・ラシツァ)=マウロ・イカルディ
【バシャックシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル、レオ・ドゥアルテ、アフメド・トゥーバ、ルカス・リマ=ルカス・ビグリア、マフムト・テクデミル=パトリック・シズ(後半37分:デニズ・トゥルチ)、ダニエル・アレクシッチ(後半29分:ベルカイ・オズジャン)、セルダル・ギュレル(後半29分:アドナン・ヤヌザイ)=フィゲレイド(後半29分:フィリップ・ケニー)



アランヤ・スポル 3:1 トラブゾン・スポル(ヒュリエット紙+アクシャム紙補綴 23. 4. 5)

アリ・ソウ(アンカラ・グジュ公式Twitter) エディン・ヴィスチャ(左)ラミネ・ディアク(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  トルコ杯準々決勝で、トラブゾン・スポルが、アンカラ・グジュに3:1で敗れ、同杯からの敗退が決まった。

 トルコ杯準々決勝で、トラブゾン・スポルをホームに迎えたアンカラ・グジュが、0:1とリードを許した試合を、3:1で勝ち、準決勝に進出した。アンカラ・グジュの勝ち上がりを導いたゴールは、後半6分と同38分にアリ・ソウが、同24分にラミネ・ディアクが決めた。トラブゾン・スポルの唯一のゴールは、前半22分にアブドゥルカディル・オミュルから生まれた。アンカラ・グジュの準決勝の相手は、ガラタサライとバシャクシェヒル・スポルの勝者となる。

                    試合経過

 前半12分。トラブゾン・スポルのディフェンスがペナルティーエリアからクリアしようとしたが、それがミスキックとなり、アリ・ソウがボールを得てしまった。そのアリ・ソウが、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前からシュートを放つも、ボールは、枠をとらえることができず、外に出て行ってしまった。
 同21分、アブドゥルカディル・オミュルが、ペナルティーエリアへと送ったボールを、ペナルティーエリア・ライン上で、マクシ・ゴメスがヘッドで落とした。そのボールが、転がったところにいたエディン・ヴィスチャがシュートを放つも、キックが弱く、ボールは、転がりながら外に出て行ってしまった。
 同22分、左サイドでボールを得たマルコヴィッチが、目の前のスペースを使い、グランダーのセンタリングを入れると、ボールは、アブドゥルカディル・オミュルに渡った。ペナルティーエリア内でGKと1対1になったアブドゥルカディル・オミュルが放ったシュートが、アンカラ・グジュのゴールネットを揺らした。0:1。
 同45分、左サイドからのスローインのボールを得て、ペナルティエリア内へと持ち込んだタイラン・アンタルヤルが、見事なフェイントをかけながらトラブゾン・スポルの選手たちをすり抜けて行った。そして、タイラン・アンタルヤルはシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルを越えることができなかった。
 同ロスタイム4分、エムレ・クルンチが、ペナルティーエリアの外から強烈なシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルが、倒れ込んで、辛うじてコーナーキックに替えた。
 後半7分、ペナルティーエリアのゴール左斜め前から、タイラン・アンタルヤルがセンタリングを入れると、それに合わせて、アリ・ソウがヘディングシュートを放つと、ゴールポストに直撃してピッチに跳ね返った。そのボールを、詰めていたアリ・ソウが捉えて、ヘッドでゴールを決めた。1:1。
 同18分、ペナルティーエリアの手前でボールを得たタイラン・アンタルヤルが強烈なシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルが、辛うじてクリアした。
 同24分、ガヤス・ザヒドが、左サイドからペナルティエリア内へと送ったボールに、ラミネ・ディアクがヘッドで合わせた。GKウーウルジャン・チャクルが、防ごうとしてボールに触れたにも拘わらず、ゴールを防ぐことができなかった。1:2。
 同33分、エムレ・クルンチがフリーキックを蹴り、ペナルティーエリア内のアリ・ソウに送った。アリ・ソウが、ゴールライン際まで持ち込みパスを出すと、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルを越えたところ、それに合わせて、ラミネ・ディアクがシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同38分、アンカラ・グジュのペナルティーエリアから飛んで来たボールを、アナスタシオス・チャツィジョヴァニスが、ディフェンスの裏をとったアリ・ソウに落とした。ペナルティーエリア内でボールを得たアリ・ソウが、見事なフェイントで、トラブゾン・スポルのディフェンダーを通り抜けシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルの左を抜けゴールインした。3:1。

【アンカラ・グジュ】バハドウル・ハン・ギュンギョルドゥ=ウロス・ラダコヴィッチ、アタカン・チャンカヤ、ニハド・ムジャキッチ=ケヴィン・マルクート(後半1分:フラトジャン・ウズュム)、アンドレジ・ジョカノヴィッチ(後半1分:ラミネ・ディアク)、タイラン・アンタルヤル、マテジ・ハヌセク(後半42分:アルダ・クズルダー)=ガヤス・ザヒド(後半27分:アナスタシオス・チャツィジョヴァニス)、エムレ・クルンチ(後半45分:ギョクハン・トーレ)=アリ・ソウ
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ブルーノ・ペレス、ヒュセイン・テュルクメン、ステファノ・デンスヴィル、イエンス・ラルセン(後半27分:エレン・エルマル)=マノリス・シオピス、ドーウジャン・ハスポラト(後半33分:マレク・ハムシク)=エディン・ヴィスチャ(後半20分:エニス・バルディ)、アブドゥルカディル・オミュル(後半33分:ウムト・ボゾク)、ラザル・マルコヴィッチ(後半27分:アナスタシオス・バカセタス)=マクシ・ゴメス



イスタンブル・スポル 0:1 カラギュムリュク(ヒュリエット紙+ファナティック紙補綴 23. 4. 4)

ムバエ・ジャッネ(ヒュリエット紙) ブラク・カパジャク(左)ムハマドゥ・バ(右)(カラギュムリュク公式Twitter)  トルコ・リーグ第27節最終試合で、カラギュムリュクが、イスタンブル・スポルを0:1でくだした。

 トルコ・リーグ第27節最終試合で、イスタンブル・スポルとカラギュムリュクが対峙した。カラギュムリュクが、前半28分にムバエ・ジャッネが決めたゴールで、イスタンブル・スポルを0:1でくだした。なお、この試合、レッドカードをもらったカラギュムリュクのダヴィデ・ビラシは、フェネルバフチェ戦には出場停止となる。

                    重要な場面

 前半27分、カラギュムリュクが先制した。ブラク・カパジャクが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティーエリア内にいて、そのボールを受けたムバエ・ジャッネが、狙いすましたシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。0:1。
 同40分、ディフェンスからのこぼれ球を得たエミル・カーン・ギュルテキンが、ペナルティエリア・ライン上からシュートを放つも、ボールは、枠の右を逸れ外に出て行ってしまった。そして、前半は、アウェーのカラギュムリュクが、0:1とリードしたまま終わった。
 後半30分、エメカ・エゼが、相手選手をフェイントでかわしながらペナルティエリア内へと入り、ゴール右斜め前からシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同37分、デメアコ・ドゥハネイが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドにいたヴァロン・エテミが、そのボールを得て、ゴール左斜め前からシュートを放つと、GKバトゥハン・シェンが、これをパンチングで防いだ。
 同ロスタイム4分、ダヴィデ・ビラシが、メフメット・イエシルに対して執ったアクションを咎めたアッティラ・カラオーラン主審は、ダヴィデ・ビラシに対しイエローカードを出した。これで、この日2枚目のイエローカードをもらったダヴィデ・ビラシは退場処分となってしまった。

【イスタンブル・スポル】ダヴィッド・イエンセン=デメアコ・ドゥハネイ、メフメット・イエシル、オカン・エルドーアン、アリ・ヤシャル=エミル・カーン・ギュルテキン(後半18分:エメカ・エゼ)、ムハマドゥ・バ、ムアッメル・サルカヤ(後半ロスタイム2分:シモン・デリ)、ヴァロン・エテミ(後半ロスタイム5分:エルトゥールル・エルソイ)=フロリアン・ロシャージュ(後半18分:ケレム・シェン)=ジェイソン・エーエンガ・ロキロ(後半ロスタイム5分:アディ・メフレミッチ)
【カラギュムリュク】バトゥハン・アフメト・シェン=レヴェント・メルジャン、ブルーノ・ロドリゲス、イブラヒム・ドゥレセヴィッチ、ダヴィデ・ビラシ=アンドレア・ベルトラッツィ(後半29分:ソフィアン・フェグリ)、マッテオ・リッツィ(後半41分:オタベク・シュクロフ)、マゴメド・オズドエフ(後半41分:ローレンス・ニコラス)=ファビオ・ボリーニ(後半29分:エブリマ・コリー)、ムバエ・ジャッネ、ブラク・カパジャク(後半17分:ケリム・フライ)



ベシクタシュ、見事な復活(TRT改 23. 4. 3)

セルダル・アズィズ(左)ジェンク・トスン(右)(フェネルバフチェ公式HP) ネイサン・レドモンド(CNNトルコ)  トルコ・リーグ第27節で、ベシクタシュが、10人になり、一旦は1:0とリードを許すことになった試合で、フェネルバフチェを、アウェー戦ながら2:4でくだした。ベシクタシュでは、ネイサン・レドモンドが、3アシスト1ゴールを決め、この日のヒーローとなった。

 ウルケル・スタジアムで行われたこの試合を優勢に始めたフェネルバフチェだったが、ゴールゲッターのエネル・ヴァレンシアが、2度に渡る絶好機を活かせなかった。攻撃を繰り返したフェネルバフチェは、前半41分、エネル・ヴァレンシアがPKを決め、1:0と先制した。左サイドで蹴られたフリーキックからのボールが、背後にこぼれたのを、ゴール右斜め前で待ち受けたアルダ・ギュレルが、うまくコントロールした。そして、右サイドからゴールに向かい、フェイントをかけながら、ゴールラインと平行に進んだところ、オヌル・ブルトのチェックを受けピッチに倒れ込んだ。それを見た主審がPKを指示したのだった。そのPKを、エネル・ヴァレンシアが、左ゴールポスト際に、グランダーのボールで蹴り込んだのだった。
 後半は、フェネルバフチェがPKを得ることで始まった。同5分、アルダ・ギュレルのスルーパスを受けたエネル・ヴァレンシアが、GKと1対1となったところで、ウェリントン・シルヴァのチェックを受けピッチに倒れたことで与えられたPKだった。ウェリントン・シルヴァは、この日2枚目のイエローカードだったため、ベシクタシュは、これで10人になってしまった。だが、同8分、エネル・ヴァレンシアが蹴ったPKは外に出て行ってしまった。
 同13分、ベシクタシュが同点に追いついた。右サイドから、ネイサン・レドモンドがセンタリングを入れると、ニアサイドでいいジャンプを見せたジェンク・トスンがヘッドで合わせ、ゴールが生まれたのだった。1:1。
 このゴールのあと、優位に立ったベシクタシュは、同17分に勝ち越し点をあげた。中盤で、ネイサン・レドモンドがボールを奪い、スルーパスを出すと、このボールをうまく活かしたジェンク・トスンが、GKと1対1となり、GKの右を抜けるシュートを放ち、ゴールが生まれたのだった。1:2。
 ベシクタシュは、これらの衝撃的なゴールで、意気消沈したフェネルバフチェに対し、同31分には、ネイサン・レドモンドが3点目を決め、スコアを1:3とした。中盤でボールを奪い、ペナルティエリア手前までフェイントをかけながら進んだネイサン・レドモンドが、強いシュートを放つと、これが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。
 ベシクタシュは、試合の終盤、同ロスタイム1分には、ヴァンサン・アクバカルのゴールが生まれ、もう1点を加えた。ジェンク・トスンが、フェルディ・カドゥオウルからボールを奪い、それを、ヴァンサン・アクバカルに送った。そして、ヴァンサン・アクバカルが、ゴール左斜め前から強烈なシュートを叩き込んだのだった。1:4。フェネルバフチェは、同ロスタイム5分に、イルファン・ジャン・カフヴェジが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。ゴール左斜め前でボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、狙いすましたシュートを放つと、これが、ゴールネットの上部に突き刺さったのだった。2:4。そして、試合は、ベシクタシュが2:4とリードを保ったまま終わった。
 この結果、勝ち点63を得て首位に立つガラタサライが、勝ち点3を得た節に敗れてしまったフェネルバフチェは、試合数が1試合少ない中だが、ガラタサライから勝ち点で9の遅れをとることになってしまった。一方のベシクタシュは、同52に伸ばした。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=セルダル・アズィズ(後半23分:エムレ・モル)、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ=ウィリアン・アロン、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半18分:ディエゴ・ロッシ)=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半18分:ミハ・ザイッチ)、アルダ・ギュレル(後半31分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、フェルディ・カドゥオウル=エネル・ヴァレンシア、ジョアン・ペドロ(後半32分:セルダル・ドゥルスン)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、タイップ・タルハ・サヌッチ(前半11分:ウェリントン・シルヴァ)、オマール・コリー、アルトゥール・マスアク=アミル・ハジャフメトヴィッチ(後半1分:ネイサン・レドモンド)、サリフ・ウチャン=ラシド・ゲザル(後半1分:アレクサンドゥル・マキシム)、ゲドソン・フェルナンデス(後半10分:ネジプ・ウイサル)、ジェンク・トスン(後半ロスタイム4分:タイフル・ビンギョル)=ヴァンサン・アブバクル



ガラタサライ 2:0 アダナ・デミル・スポル(CNNトルコ 23. 4. 2)

ドリース・メルテンス(左)シェリフ・ンディアエ(右)(アダナ・デミル・スポル公式Twitter) ミロト・ラシツァ(ファナティック紙)  トルコ・リーグ第27節で、首位のガラタサライが、ホームに迎えたアダナ・デミル・スポルを2:0でくだした。

 代表の試合でできたブレイク期間明けで、アダナ・デミル・スポルをホームに迎えた首位のガラタサライが、2:0というスコアで、この試合を制した。ガラタサライを勝利に導いたゴールは、後半41分にミロト・ラシツァが、同ロスタイム8分にニコロ・ザニオーロがPKを決めた。この結果、勝ち点3を得たガラタサライは、フェネルバフチェとベシクタシュの対戦があるというチャンスを活かすことになった。そして、ガラタサライは、これで、勝ち点を63に伸ばしたのに対し、アダナ・デミル・スポルは、同45に留まった。

                    試合経過

 前半1分、ルカス・オリヴェイラが右コーナーキックを蹴ると、それに合わせて、ゴール前で、アブドゥルケリム・バルダクチュがヘディングシュートを放ったが、、ボールは、GKエルタッチ・オズビルが押さえた。
 同15分、ダヴィッド・アキントラからのパスを、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で得たエムレ・アクババがボールをコントロールして、シュートを放つと、ボールは、ニアのゴールポストに当たり外に出て行った。
 同19分、ゴール右斜め前で得たフリーキックを、ルカス・オリヴェイラが蹴り、ペナルティーエリア内へと放り込んだ。ファーサイドにいたアブドゥルケリム・バルダクチュが、それに触れるも、ボールは枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同44分、バドゥ・ンディアエからのパスを、ペナルティーエリアの外ゴール左斜め前で得たヘンリー・オニエクルが、ボールを持ちペナルティエリア内へ入りシュートを放つと、ボールは、バーに当たり外に出て行ってしまった。
 後半23分、ベンジャミン・スタンブーリのセンタリングに対し、ゴール前にいたシェリフ・ンディアエがヘッドで合わせると、ボールは枠を捉えたが、ゴールライン際で、ヴィクトール・ネルソンがクリアした。
 同34分、ペナルティーエリアの外ゴール左斜め前でボールを得たミロト・ラシツァが、強いシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同41分、右サイドから、サーシャ・ボエが内へと入れたボールが、アダナ・デミル・スポルのディフェンスからこぼれた。詰めていたミロト・ラシツァが、そのボールを捉え、ペナルティーエリア・ライン上からシュートを放つと、これが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同ロスタイム6分、ケヴィン・ロドリゲスが、ペナルティーエリア内でユヌス・アクギュンに対し執ったアクションを咎めたアイ・シャンシャラン主審がPKを宣告した。
 同ロスタイム8分、ニコロ・ザニオーロが、このPKを蹴ると、GKエルタッチ・オズビルが防ごうとしたが、その右を抜け、ゴールネットに突き刺さった。2:0。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、サム・アデクグベ(後半39分:カズムジャン・カラタシュ)=セルジオ・オリヴェイラ(後半29分:フレドリク・ミットシエ)、ルーカス・トレイラ=ミロト・ラシツァ、ドリース・メルテンス(後半19分:ニコロ・ザニオーロ)、ケレム・アクテュルコウル(後半29分:ユヌス・アクギュン)=マウロ・イカルディ(後半39分:バッフェッティンビ・ゴミス)
【アダナ・デミル・スポル】エルタッチ・オズビル=ヨナス・スヴェンソン、ヨルゲ・モレル、セミフ・ギュレル、ケヴィン・ロドリゲス=ダヴィッド・アキントラ(後半20分:ユスフ・サル)、ベンジャミン・スタンブーリ、バドゥ・ンディアエ、ヘンリー・オニエクル(後半40分:フレデリック・グルブランドセン)=シェリフ・ンディアエ、エムレ・アクババ(後半39分:メルト・チェティン)



ベシクタシュ、シェノル・ギュネシュ監督のカドゥキョイでのプラン(ファナティック紙 23. 4. 1)

シェノル・ギュネシュ監督(TRT)  トルコ・リーグ第27節で、明日の夜、戦われる注目の一番、フェネルバフチェとのダービーマッチを前に、ベシクタシュのシェノル・ギュネシュ監督の送り出す先発メンバーが明らかになった。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグ第27節で、最重要の試合となるフェネルバフチェとのアウェー戦に臨む。この重要な試合を前に、同監督の起用する先発メンバーに決断がくだされた。特に注目は、正に故障が癒え、チームに合流して練習を再開しているタイップ・タルハ・サヌッチの起用が可能になったことだ。これで、タイップ・タルハ・サヌッチとオマール・コリーの定番の2人が入ることが可能になったのだ。従って、ディフェンスは、オヌル・ブルト、タイップ・タルハ・サヌッチ、オマール・コリー、アルトゥール・マスアクの4人が起用されることになろう。「4-1-4-1」システムを選ぶ同監督は、特に中盤に重きを置く。中盤が、このダービーマッチの鍵を握っていると看ているのだ。この試合には、ゲドソン・フェルナンデス、サリフ・ウチャン、アミル・ハジャフメトヴィッチの3人を起用する見込みだ。同監督は、この3人に、シュート・チャンスがあれば、打てとの指示を出している。この3選手が、相手ゴールマウスに向け、より多くのシュートを放つことを求めているのだ。攻撃ラインでは、ラシド・ゲザル、ジェンク・トスン、ヴァンサン・アクバカルという、最も信頼している選手を送り出すことになる。特に、ラシド・ゲザルのセットプレー、ヴァンサン・アクバカルとジェンク・トスンの最後の詰めへの期待が、首脳陣の狙いのプランだ。



ダービーマッチには、ツートップで(アクシャム紙 23. 3.31)

ホルヘ・ヘスス監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、ベシクタシュとのダービーマッチでのゲームプランを練っている。

 フェネルバフチェのホルヘ・ヘスス監督は、ベシクタシュ戦にはツートップで臨む決断をした。アランヤ・スポル戦で故障を発生させ、古傷に関わる内側半月板を傷めたと診断がくだったエネル・ヴァレンシアが、昨日、チームに合流して練習を再開した。これを受けて、ホルヘ・ヘスス監督は、ダービーマッチのトップの位置には、セルダル・ドゥルスンとエネル・ヴァレンシアの2人に出場の機会を与える考えだ。同監督は、ベシクタシュとのダービーマッチに対し、もう1つ、驚きの考えを用意している。エムレ・モルを先発メンバーに入れようと考えているのだ。ここまで、エムレ・モルを、攻撃力のある選手と看ていた同監督は、早い時間帯での得点を目論んでいる。このため、個人的な能力の高いエムレ・モルを入れて、試合を始めたいと考えているのだ。



ベシクタシュ、ダービーマッチを前に大きいな喜び! タイップ・タルハ・サヌッチが、先発メンバーに入るかも(アクシャム紙 23. 3.30)

タイップ・タルハ・サヌッチ(スター紙)  ベシクタシュでは、この日曜日に行われるフェネルバフチェとのダービーマッチを前に、タイップ・タルハ・サヌッチが故障を発生させたことで鬱屈とした気になっていた。だが、代表の試合でできたブレイク期間を活用したタイップ・タルハ・サヌッチへの治療が捗り、ダービーマッチのピッチに立てる可能性が出てきた。

 ベシクタシュで、故障を発生させた若きストッパーの最新の状態が明らかになった。イスタンブル・スポル戦で傷んだタイップ・タルハ・サヌッチが、個人練習を始めているという。タイップ・タルハ・サヌッチの状態は、日ごとに良くなってきており、日曜日のフェネルバフチェとのダービーマッチに出場できるまでになろうと言われている。このため、ベシクタシュでは、デレ・アリ以外は、故障を抱える選手はいなくなった。



トルコ 0:2 クロアチア(トルコ・サッカー協会公式HP 23. 3.29)

フェルディ・カドゥオウル(右)(ミリエット紙) マテオ・コバチッチ(クロアチア・サッカー協会公式Twitter)  トルコ代表は、UEFA2024欧州選手権予選D組第2戦で対峙したクロアチア代表に、0:2で敗れた。ブルサ市立スタジアムで行われたこの試合、クロアチア代表のゴールは、前半20分と同ロスタイム4分にマテオ・コバチッチが決めた。

 UEFA2024欧州選手権予選D組の他の試合は、ウェールズ代表が、ラトビア代表を1:0でくだした。

                    試合経過

 前半5分、トルコ代表がゴールに迫った。サリフ・オズジャンからのパスを、クロアチア代表のペナルティエリアで得たジェンギズ・ウンデルが、ゴール右斜め前から、ファーサイドのゴール隅を狙ったシュートを放ったが、GKドミニク・リヴァコヴィッチが、右に身体を伸ばしてパンチングで防いだ。その跳ね返りのボールを、ディフェンダーが大きくクリアしてしまった。
 同10分、トルコ代表が、再度、危険な場面を作り出した。エネス・ウナルがプレスをかけ、ヨシプ・シュタロからボールを奪うと、そのボールが、ケレム・アクチュオウルの前に転がった。そのケレム・アクチュオウルが、ペナルティエリアの手前からゴール隅を狙ったシュートを放つも、GKドミニク・リヴァコヴィッチが、左に身体を伸ばし、これを防ぎ、コーナーキックに替えた。
 同20分、クロアチア代表が先制した。ヨシプ・スタニシッチが、右サイドからボールを、ペナルティエリア内へと持ち込み、マリオ・パシャリッチにパスを出した。マリオ・パシャリッチとイヴァン・ペリシッチがパス交換すると、ボールは、ディフェンダーに当たり、マテオ・コヴァチッチの前に転がった。そのマテオ・コヴァチッチが、狙いすましたシュートを放つと、これが、トルコ代表のゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同ロスタイム4分、アウェーのクロアチア代表が、2点目をあげた。イスマイル・ユクセキからボールを奪ったルカ・モドリッチが、左サイドを駆け上がったマリオ・パシャリッチにボールを預けた。そのマリオ・パシャリッチが、ペナルティエリアのゴール左斜め前からシュートを放つと、ボールは、GKメルト・ギュノクから跳ね返り、フリーになっていたマテオ・コヴァチッチの前に転がり、マテオ・コヴァチッチのゴールが生まれたのだった。0:2。
 後半13分、クロアチア代表が効果的な攻めを見せた。ルカ・モドリッチが、右サイドから強いグランダーのボールを内へ入れると、イヴァン・ペリシッチが、それに合わせて足を出した。だが、GKメルト・ギュノクが、いい反応を見せ、コーナーキックに替えた。
 同32分に生まれたクロアチア代表の攻撃で、左サイドでボールを得たイヴァン・ペリシッチが、ペナルティエリア手前にいたアンドレイ・クラマリッチにボールを送った。そのアンドレイ・クラマリッチが、インサイドで強烈なシュートを放ったが、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム3分、トルコ代表がゴールにとても迫った。右サイドのアルダ・ギュレルから出たパスを得て、ペナルティエリア内へと入り込んだジェンギズ・ウンデルが、ゴール右斜め前の至近距離から、とても強いシュートを放った。GKドミニク・リヴァコヴィッチが、これを防ぐと、ボールは高く舞い上がった。それを捉え、ウムト・ナイルがヘディングシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=ゼキ・チェリク、メリヒ・デミラル、チャーラール・ソユンジュ、フェルディ・カドゥオウル=オルクン・キョクチュ(後半22分:アルダ・ギュレル)、サリフ・オズジャン、ハカン・チャラノウル(前半38分:イスマイル・ユクセッキ)=ジェンギズ・ウンデル(後半36分:ジェンク・トスン)、エネス・ウナル(後半36分:ウムト・ナイル)、ケレム・アクテュルコウル(後半22分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)



トラブゾン・スポル、決定! オルハン・アクに託す(スター紙 23. 3.28)

オルハン・アク(TRT)  トラブゾン・スポル理事長エルトゥールル・ドーアンと理事は、昨日、会議を開き、今季末まで、オルハン・アクにチームを託す決定を行った。

 トラブゾン・スポルが、オルハン・アクに、今季末まで、監督職を託す決定をした。トラブゾン・スポルが、ソーシャルメディアを使い出したコメントに、エルトゥールル・ドーアン理事長と理事は、昨日、会議を開き、今季末まで、オルハン・アクにチームを託す決定を行ったと表明した。



フェネルバフチェ、イスマイル・ユクセキの移籍金を2000万EUROと設定(アクシャム紙 23. 3.27)

イスマイル・ユクセッキ(NTV)  フェネルバフチェの若きスター選手イスマイル・ユクセキに対するオファーが、話題から抜けるということがない。イスマイル・ユクセキ獲得に向け、2つのクラブが、フェネルバフチェの扉を叩いた。両クラブともに、「今のところ、移籍金は2000万EURO」との回答を得たという。

 伝えられるところに拠れば、ヨーロッパで先んじた位置にいる2つのクラブが、イスマイル・ユクセキの移籍に向け交渉を持った。フェネルバフチェ側は、両者に対し、「イスマイル・ユクセキは、我が方にとり、とっても重要な選手。価値が、更に高まるだろう選手と期待している。契約も延長した。売却するようなことは考えてはいないが、2000万EURO、更に、それ以上のオファーが来ると、考えないでもない。いずれにせよ、近い内に、イスマイル・ユクセキの価値は、それ以上になる値打ちのある選手だと信じている」と回答した。両クラブの代理人は、フェネルバフチェの設定した移籍金は、高すぎると看たと言われている。
 イスマイル・ユクセキは、特に、フェネルバフチェがセヴィージャと戦った第2戦で見せたプレーぶりが、ヨーロッパの多くのクラブの目に留まったのだ。



アルメニア 1:2 トルコ(トルコ・サッカー協会公式HP 23. 3.26)

ケレム・アクテュルコウル(サバハ紙) ジェンク・トスン(下)メリヒ・デミラル(右)(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、UEFA欧州選手権予選D組第1戦で、アウェーで戦ったアルメニア代表を、1:2でくだし、勝利でスタートを切った。

 アルメニアの首都エレヴァンで行われたこの試合、トルコ代表のゴールは、前半35分にオルクン・キョクチュ、後半19分にケレム・アクテュルコウルが決めた。アルメニア代表のゴールは、前半10分にオザン・カバクによるオウンゴールによるものだった。なお、トルコ代表の第2戦は、3月28日(火)にブルサ・スタジアムで午後9時45分の試合開始で、クロアチア代表をホームに迎えることになる。

                   試合経過

 前半10分、アルメニア代表が先制した。右サイドにいたティグラン・バルセグヤンが、ペナルティーエリアへと動き出していたホワニシャンにパスを出した。そのボールのコースに入ったホワニシャンが、それに合わせて、グランダーのシュートを放つと、そのボールを反対方向に蹴り出そうとしたオザン・カバクだったが、ボールは、トルコ代表のゴールに入ってしまった。1:0。
 同19分、ホームのアルメニア代表の攻撃で、ティグラン・バルセグヤンが、ペナルティエリア内へと動いたエドゥアルド・スペルツァンにパスを出した。すると、このエドゥアルド・スペルツァンが、ダイレクトで、それに合わせて、ゴール右斜め前からシュートを放つも、GKメルト・ギュノクがコントロールしてしまった。
 同27分、トルコ代表が、同点ゴールに迫った。ハカン・チャラノウルが右コーナーキックを蹴ると、それに合わせて、いいジャンプを見せたメリヒ・デミラルがヘディングシュートを放ったが、GKが倒れ込んで、足の先に当て、これを防いだ。
 同28分、トルコ代表が、再度、効果的な攻めを見せた。ハカン・チャラノウルからのパスを受けたジェンギズ・ウンデルが、ボールをペナルティーエリア近くまで運んだ。そして、ペナルティーエリア手前で、インサイドを使い、狙いすましたシュートを放ったが、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同35分、トルコ代表が同点に追いついた。オヌル・ブルトから出たパスを、アルメニア代表のペナルティーエリアの手前で受けたオルクン・キョクチュが、右足一閃、ゴール隅を狙ったシュートが決まったのだった。1:1。
 後半19分、トルコ代表が逆転した。エネス・ウナルの素早いフリーキックに合わせ、相手ディフェンスの裏に走り込み、GKと1対1となったケレム・アクテュルコウルが、落ち着いて放ったシュートが、GKの左を抜けゴールインしたのだった。1:2。
 同25分、アルメニア代表の攻撃で、ティグラン・バルセグヤンがファーサイドのゴールポストに向け、ボールを送った。そのボールをルーカス・セララジャンが内へと折り返すと、ヴァラズダト・ハロヤンがヘッドで合わせた。だが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同28分、アルメニア代表の左サイドで生まれた攻撃で、ホレン・バイラミアンがペナルティーエリアへセンタリングを入れると、そのボールをティグラン・バルセグヤンがヘッドで落とした。それを受けたノルベルト・ブリアスコが強いシュートを放ったが、GKメルト・ギュノクは、右に倒れ込みながらも、このボールを胸に収めてしまった。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=オザン・カバク、メリヒ・デミラル(後半1分:サリフ・オズジャン)、チャーラール・ソユンジュ=オヌル・ブルト、オルクン・キョクチュ(後半29分:イスマイル・ユクセッキ)、ハカン・チャラノウル、フェルディ・カドゥオウル(後半28分:エレン・エルマル)=ジェンギズ・ウンデル、エネス・ウナル(後半40分:ウムト・ナイル)、ジェンク・トスン(後半1分:ケレム・アクテュルコウル)



ちょうど13倍! サーシャ・ボエの移籍金は常軌を逸した数字(アクシャム紙 23. 3.25)

サーシャ・ボエ(イエニ・シャファク紙)  ガラタサライで活躍を見せるサーシャ・ボエに、フランスのクラブが恋焦がれている。マルセイユとリヨンが、獲得に動き出している。

 ガラタサライで、今季見せたプレーぶりで注目を集めているサーシャ・ボエを求めるクラブが増えている。フランスからの報道によると、フランス・リーグ所属のマルセイユとリヨンが、サーシャ・ボエに関心を見せているというのだ。しかしながら、その両クラブには、重大なライバルが存するというのだ。イタリアからの報道に、既に、アーセナルが、サーシャ・ボエの獲得に意欲的だと伝えているのだ。
 一方、ガラタサライは、サーシャ・ボエの移籍に関しては、移籍金として1500万EUROを期待していると言われている。ガラタサライでは、今季、23試合に出場したサーシャ・ボエは、2アシスト1ゴールを記録している。今季当初は、チームを離れていたが、その後は調子を崩していないサーシャ・ボエは、ガラタサライとの契約が2025年まで残っている。



トルコ代表、アルメニア代表戦の予想先発メンバー(ヒュリエット紙改 23. 3.24)

シュテファン・クンツ監督(ファナティック紙)  トルコ代表は、EURO2024予選D組第1戦で、アルメニア代表とのアウェー戦を戦う。3月25日(土)に、ヴァズゲン・サルキシャン共和国スタジアムで行われるこの試合は、午後8時、試合開始だ。

 トルコ代表は、このアルメニア代表戦に勝ち、予選リーグを勝利で始めたいと考えている。この試合ののち、3月28日(火)には、ブルサで、クロアチア代表を迎えるトルコ代表は、これらの2つの試合で、失うものなく通過することを狙っている。

                    3バックに復帰

 UEFA欧州ネーションズ・リーグでは、ずっと4バックを採ってきたシュテファン・クンツ監督は、このアルメニア代表戦では、3バックに戻るものと思われている。練習では、ずっと3バックのシステムを採っていた同監督は、サイドに配置される選手たちに、特に関心を向けていた。

                    攻撃面のチョイスはジェンク・トスン

 アルメニア代表戦を前に、FWの選手の調子の良さが、同監督を喜ばせているが、同監督は、チーム内の好調さが、一時期のものになっているジェンク・トスンを、エネス・ウナルとウムト・ナイルという選手をさしおいてチョイスの対象とするだろう。GKには、最近の調子の良さからメルト・ギュノクを選ぶと考えられる同監督は、ディフェンスには、オザン・カバク、メリヒ・デミラル、チャーラール・ソユンジュを置くだろう。サイドバックには、ゼキ・チェリクとフェルディ・カドゥオウルを起用し、中盤の真ん中は、オルクン・キョクチュとハカン・チャラノールに任せるだろう。また、3トップには、ジェンギズ・ウンデル、ケレム・アクチュオウル、ジェンク・トスンで構成することになる。
 トルコ代表のアルメニア代表戦に起用が予想されるメンバーは、次の通りだ。メルト・ギュノク、オザン・カバク、メリヒ・デミラル、チャーラール・ソユンジュ、ゼキ・チェリク、オルクン・キョクチュ、ハカン・チャラノール、ふぇる、ジェンギズ・ウンデル、ケレム・アクチュオウル、ジェンク・トスン。



ベシクタシュ、ダービーマッチの準備、選手を欠きながらも始める(ソズジュ紙 23. 3.23)

シェノル・ギュネシュ監督(イエニ・シャファク紙)  代表の試合でできたブレイク期間を前に、休暇に入っていたベシクタシュが、フェネルバフチェとのダービーマッチを前にして、その準備に入った。代表への招集選手、故障を抱える選手がいるため、シェノル・ギュネシュ監督は、選手を欠きながらの始動となった。

 トルコ・リーグ第27節で、フェネルバフチェと、アウェーで戦うベシクタシュが、3日の休暇ののち、ダービーマッチに向けての準備に入った。
 ベシクタシュの選手たちは、BJKネヴザト・デミル・グランドで、その一部を報道陣に公開した、練習の第1クールで、サーキットトレーニング、及び、パス練習を行った。シュート練習を、しばらく行ったあと、選手たちは、狭いコートを使いミニゲームを行った。
 この練習には、代表合宿に招集されている選手とともに、許可を得ているサリフ・ウチャン、治療の続くタイプ・タルハ・サヌッチ、先日、外科手術を受けたヴァレンティン・ロシエ、歯の治療を受けているゲドソン・フェルナンデスが不参加だった。また、チームに合流するものと思われていたデリ・アリの姿も、この練習にはなかった。
 ベシクタシュは、ダービーマッチに向けての練習を、今日も、引き続き行うことになっている。



代表メンバーから外れる! アブドゥルェリム・バルダクチュから悪い知らせ(スター紙 23. 3.22)

アブドゥルケリム・バルダクチュ(CNNトルコ)  アブドゥルェリム・バルダクチュが、アルメニア代表とクロアチア代表と戦うトルコ代表メンバーから外れた。

 ガラタサライのディフェンダーのアブドゥルェリム・バルダクチュが、頭痛に悩まされているため、トルコ代表メンバーから外れることになったとの発表があった。
 トルコ・サッカー協会が、アブドゥルェリム・バルダクチュに関する発表に、「ガラタサライの代表メンバーであるアブドゥルェリム・バルダクチュが、この3日間悩まされている頭痛のために、EURO2024予選のアルメニア代表とクロアチア代表戦のトルコ代表メンバーから外れることになった」とある。
 アブドゥルェリム・バルダクチュは、今後の検査や治療は、ガラタサライで引き続き受けることが明らかにされた。



トルコ代表、練習開始(アクシャム紙 23. 3.21)

シュテファン・クンツ監督(TRT)  トルコ代表が、2024欧州選手権予選のアルメニア代表とクロアチア代表との試合に向けて準備を開始した。

 2024欧州選手権予選で、アルメニア代表と、3月25日にエレヴァンで、クロアチア代表と、3月28日にブルサで対峙するトルコ代表が、これらの試合に向けての準備を始めた。リヴァ・ハサン・ドーアン・トルコ代表合宿研修センターに集合したトルコ代表は、シュテファン・クンツ監督指揮下、最初の練習を、報道陣に非公開で行った。
 練習では、ウォーミングアップを行ったあと、攻撃パターンの確認を重点的に行った。前日に試合に出た選手たちは、屋内練習を行っていた。なお、アブドゥルェリム・バルダクチュは、痛みを抱えているため、昨日の練習には姿を見せなかった。
 一方、ドルクハン・トコズが、シュテファン・クンツ監督の許可を得て、この代表キャンプに、他の選手とともに練習を行っていた。



アランヤ・スポル 1:3 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP+ヒュリエット紙補綴 23. 3.20)

エネル・ヴァレンシア(フェネルバフチェ公式HP) ブライト・オシャイ・サミュエル(左)ジョエル・カディム・ラスール(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第26節で、アランヤ・スポルと対峙した。

 前半は、1:0とリードされ終わったが、後半にあげたゴールで、1:3で、この試合を制したフェネルバフチェは、勝ち点を54に伸ばした。クルブユク・ホールディング・スタジアムで行われたこの試合。フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、後半20分と40分にエネル・ヴァレンシアがPKで、同ロスタイム2分にエムレ・モルが決めたものだった。フェネルバフチェのホルヘ・ヘスス監督は、後半23分にレッドカードをもらい、退場処分となった。また、この試合で2ゴールを決めたエネル・ヴァレンシアは、これでゴール数が25に伸びた。

                   試合展開

 前半4分、アンタルヤ・スポルの攻撃で、左サイドからイワン・カヴァレイロがセンタリングを入れると、フェネルバフチェのディフェンスを越えたボールに対し、ペナルティエリア内にいたエフティミオス・クールーリスがスライディングをして、シュートを放つと、これが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らした。それに対し、メテ・カルカヴァン主審は、一旦は、オフサイドの笛を吹いた。だが、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールを認定した。1:0。
 同14分に故障を発生させたヤイデン・オーステルヴォルデが、同17分、ブライト・オサイ・サミュエルと交替した。
 同22分、左サイドからディエゴ・ロッシがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたエネル・ヴァレンシアが、それに合わせて、シュートを放つと、ボールは、GKルナルソンから跳ね返った。
 同35分、右サイドからイルファン・ジャン・カフヴェジがセンタリングを入れると、ファーサイドにいたディエゴ・ロッシが、それに合わせて、ヘディングシュートを放つと、ゴールインした。だが、ヴィデオ判定システムで確認後、オフサイドがあったとして、ゴールと認定されなかった。
 同42分、イルファン・ジャン・カフヴェジが蹴ったフリーキックに合わせて、ペナルティエリア内にいたエネル・ヴァレンシアが、ヘディングシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半9分、右サイドで始まったフェネルバフチェのカウンター攻撃で、グスタヴォ・エンリケから出たパスを得たエムレ・モルがスピードに乗ってペナルティエリア内に入り、強烈なシュートを放つも、GKルナルソンが、これを防いだ。
 同19分、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだブライト・オサイ・サミュエルが、ラスールのチェックを受けピッチに倒れた。これを咎めたメテ・カルカヴァン主審はPKを指示した。
 同20分、このPKを、エネル・ヴァレンシアが蹴ると、ゴールが決まった。1:1。
 同37分、フェネルバフチェの攻撃で、ペナルティエリア内へゴール右斜め前からボールを持ち込んだエネル・ヴァレンシアに対し、フルカンが、スライディングでチェックに入ると、メテ・カルカヴァン主審は、フルカンに対し、この日2枚目のイエローカードを出すとともに、PKを指示した。今回も、エネル・ヴァレンシアがPKを蹴り、この日2つ目のPKを決めた。1:2。
 同ロスタイム2分、エムレ・モルが、相手選手をかわしながら前進して、ペナルティエリアの左サイドから、ファーサイドのゴール隅を狙ったシュートを放つと、これがゴールインした。1:3。

【アランヤ・スポル】ルナル・ルナルソン=ダニエル・カンデイアス(後半36分:ペドロ・ペレイラ)、フルカン・バユル、ジョエル・カディム・ラスール、ユスフ・オズデミル=アルノー・ルサンバ、ウムト・ギュネシュ=エフェジャン・カラジャ、エフカン・ベキロウル(後半19分:ズィヌディーヌ・フェルハト)、イワン・カヴァレイロ(後半36分:オウズ・アイドゥン)=エフティミオス・クールーリス(後半44分:アフメド・ハッサン)
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、グスタヴォ・エンリケ、ヤイデン・オーステルヴォルデ(前半17分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半1分:エムレ・モル)、ウィリアン・アロン(後半1分:ミハ・ザイッチ)、イスマイル・ユクセッキ、ディエゴ・ロッシ=エネル・ヴァレンシア、ジョアン・ペドロ(後半1分:ジョシュア・キング、後半33分:セルダル・ドゥルスン)



ベシクタシュ 3:1 イスタンブル・スポル(フォトマッチ紙 23. 3.19)

メフメット・イエシル(左)ヴァンサン・アブバクル(右)(ベシクタシュ公式HP) ジェンク・トスン(ファナティック紙)  トルコ・リーグ第26節で、ベシクタシュは、ホームでイスタンブル・スポルと対峙した。そのイスタンブル・スポルを3:1でくだしたベシクタシュは、これで3連勝だ。

 トルコ・リーグ第26節で、ベシクタシュが、ホームで、イスタンブル・スポルを3:1でくだした。ベシクタシュに勝利をもたらしたゴールは、前半42分にジェンク・トスン、後半11分にヴァンサン・アクバカル、同ロスタイム3分にネイサン・レドモンドがあげた。イスタンブル・スポルの唯一のゴールは、後半25分に、ジェイソン・エーエンガ・ロキロがあげたものだった。
 前半22分、右コーナーキックを、ラシド・ゲザルが蹴り、内へと放り込んだ。イスタンブル・スポルのディフェンスがクリアしようとしたボールが、ペナルティエリアのすぐ外にいたアルトゥール・マスアクの前に転がった。走りこんできたマスアクは、それを捉えシュートを放ったが、僅かに、枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同42分、ベシクタシュが先制した。右コーナーキックを、ラシド・ゲザルが蹴り、内へと放り込んだ。そのボールに合わせて、いいジャンプを見せたジェンク・トスンのヘディングシュートが決まったのだった。1:0。そして、前半は、ベシクタシュが、1:0とリードをして終わった。
 後半5分、イスタンブル・スポルのディフェンスが内へと入れたボールを、アルトゥール・マスアクがクリアしようとした。ところが、ボールは、ペナルティエリアの外にいたフロリアン・ロシャージュの前に転がった。そのフロリアン・ロシャージュが、ダイレクトで、強烈なシュートを放つと、ボールは、サイドバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 後半11分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。左サイドでボールを得たジェンク・トスンが、ダイレクトでヴァンサン・アクバカルに、そのボールを回した。そのヴァンサン・アクバカルは、僅かの距離をドリブルで前進してのち、ペナルティエリアの外から、右足インサイドキックを一閃、素晴らしいシュートは、イスタンブル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:0。
 同25分、イスタンブル・スポルが、点差を1と縮めた。メルト・ギュノクのパスをカットしたジェイソン・エーエンガ・ロキロが、ペナルティエリア内へと向け動き出していたエテミへ、ボールを出した。ペナルティエリア内ゴール右斜め前でボールを得たエテミは、PKポイントに向け、ダイレクトでセンタリングを入れた。そのボールを捉えたジェイソン・エーエンガ・ロキロの左足から放たれたシュートが、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。
 同30分、スピードに乗ったイスタンブル・スポルの攻撃で、左サイドでボールを得たエミル・カーンが、ペナルティエリア内へと動き出していたエテミへ向け、パスを送った。エテミは、ボールを胸でコントロールしてから、メルト・ギュノクとオマール・コリーの間を狙った。枠を捉えたシュートだったが、オマール・コリーが、このボールをクリアしてしまった。
 同44分、右サイドで生まれたベシクタシュの攻撃で、ゴールライン際まで持ち込んだネイサン・レドモンドが、センタリングを入れた。それに合わせて、アレクサンドゥル・マキシムがヘディングシュートを放つも、ボールは、バーを直撃してピッチに跳ね返されてしまった。
 同ロスタイム3分、ベシクタシュが、再び、点差を2と拡げた。スピードに乗ったベシクタシュの攻撃で、相手ペナルティエリアの右サイドでボールを得たネイサン・レドモンドが、素早く内へと切り返した。そして、ペナルティエリアの外、ゴールマウスを捉えた位置から放ったシュートがゴールインしたのだった。3:1。この試合、これ以上のゴールは生まれず、ベシクタシュが、イスタンブル・スポルを3:1でくだしたのだった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、タイップ・タルハ・サヌッチ(後半38分:ロマン・サイス)、オマール・コリー、アルトゥール・マスアク(後半ロスタイム5分:ジャクソン・ムレカ)=アミル・ハジャフメトヴィッチ=ラシド・ゲザル(後半18分:ネイサン・レドモンド)、サリフ・ウチャン(後半18分:アレクサンドゥル・マキシム)、ゲドソン・フェルナンデス、ジェンク・トスン(後半38分:タイフル・ビンギョル)=ヴァンサン・アブバクル
【イスタンブル・スポル】ダヴィッド・イエンセン=デメアコ・ドゥハネイ、メフメット・イエシル(後半24分:アディ・メフレミッチ)、シモン・デリ、トゥンジェル・ドゥハン・アクス=フロリアン・ロシャージュ(後半19分:ケレム・シェン)、ムハマドゥ・バ=ジェイソン・エーエンガ・ロキロ(後半39分:オヌル・エルギュン)、ムアッメル・サルカヤ(後半39分:ジェトミル・トパッリ)、ヴァロン・エテミ=エメカ・エゼ(後半19分:エミル・カーン・ギュルテキン)



コンヤ・スポル 2:1 ガラタサライ(ベイン・スポル改+CNNトルコ 23. 3.18)

オーウルジャン・ウルギュン(コンヤ・スポル公式Twitter) フランシスコ・カルヴォ、ミロト・ラシツァ、ケレム・アクテュルコウル(左から)(サバハ紙)  トルコ・リーグで首位を走るガラタサライが、同リーグ第26節で、コンヤ・スポルに、アウェー戦で2:1で敗れた。

 メダシュ・コンヤ市立スタジアムで行われたこの試合、ガラタサライのゴールはミロト・ラシツァが、コンヤ・スポルのゴールは、ソネル・ディクメンとオーウルジャン・ウリュギュンが決めた。トルコ・リーグでの連勝が14で終わってしまったガラタサライの勝ち点は60となった。2022年10月15日のカイセリ・スポル戦以来の敗北を喫したガラタサライは、19試合連続の不敗記録にも終止符を打った。一方、アレクサンダル・スタノジェヴィッチ監督就任以来の初ゴールを決めたコンヤ・スポルは、同34に伸ばした。

                    試合経過

 前半22分、ルカス・オリヴェイラからのパスを、ペナルティーエリア内ゴール左斜め前で得たマウロ・イカルディが、ファーを狙いシュートを放ったが、ボールは、枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同28分、ガラタサライが、ゴールに迫った。センタリングのボールからのこぼれ球を捉え、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前で、サーシャ・ボエがダイレクトでシュートを放ったが、GKセヒッチがコーナーキックに替えた。
 同31分、ガラタサライが先制した。ケレム・アクテュルコウルから出たパスを受けたミロト・ラシツァが、狙いすましたシュートを放つと、これが、コンヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 後半9分、マメ・デューフが、ゴールを決めたかに見えたが、オフサイド・フラッグが上がっていた。
 同17分、ホームのコンヤ・スポルが同点ゴールを決めた。ブルーノ・パスからのパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったソネル・ディクメンが、ゴール右斜め前からシュートを試みると、ボールは、アブドゥルケリム・バルダクチュに当たりゴールインしたのだった。1:1。
 同25分、ミロト・ラシツァがゴールを決めたかに見えたが、オフサイド・フラッグが上がっていた。
 同31分、ペナルティエリアの手前ゴール左斜め前でボールを得たニコロ・ザニオーロが強いシュートを放ったが、GKセヒッチがコーナーキックに替えた。
 そして、コンヤ・スポルに勝利を呼び込んだゴールが、同ロスタイム3分に生まれた。ブルーノ・パスが、左サイドからペナルティーエリアにボールを送ると、絶好の位置取りをしていたオーウルジャン・ウリュギュンが、それに合わせて、落ち着いてゴールを決めたのだった。2:1。

【コンヤ・スポル】エルハン・エレンテュルク=アフメット・オウズ、アディル・デミルバー、フランシスコ・カルヴォ、ギレルメ・シチャ=ソネル・ディクメン、アンドレアス・ブーカラキス(前半32分:ブルーノ・パス)=マヒル・エムレリ(後半34分:オーウルジャン・ウリュギュン)、アレヤンドロ・ポズエロ(前半45分:マメ・デューフ)、マルロス・モレノ(後半29分:ロベルト・ムリッチ)=ムハメット・デミル(後半29分:エンドリ・チェキジ)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、アブドゥルケリム・バルダクチュ、カーン・アイハン、レオ・デュボア(後半40分:ユヌス・アクギュン)=セルジオ・オリヴェイラ(後半34分:フアン・マタ)、ベルカン・クトゥル(後半34分:ルーカス・トレイラ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半10分:ニコロ・ザニオーロ)、ミロト・ラシツァ(後半40分:バッフェッティンビ・ゴミス)、ケレム・アクテュルコウル=マウロ・イカルディ



フェネルバフチェ 1:2 セヴィージャ(ハベル・テュルク紙 23. 3.17)

イスマイル・ユクセッキ(後)(ミリエット紙) エネル・ヴァレンシア(フェネルバフチェ公式Twitter)  フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグで、セヴィージャをホームに迎えた一戦に、1:0で勝ったにも拘わらず、上位進出は果たせなかった。第1戦を、2:0で落としたフェネルバフチェは、勝ち上がりに必要なゴールを決められなかったのだった。この試合のフェネルバフチェの唯一のゴールは、エネル・ヴァレンシアがPKを決めたものだった。

 フェネルバフチェが、UEFA欧州リーグ16強の戦いで、第1戦を2:0で敗れたことを受けて行われた第2戦で、スペインのセヴィージャをホームに迎えた。
 フェネルバフチェは、サポーターの声援を受け、意欲的に戦ったが、待望のゴールは、前半の終盤にあげることができた。前半38分、右サイドをゴールライン際までボールを持ち込んだフェルディ・カドゥオウルがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたアレックス・テレスの手に当たった。ミッチェル・オリヴァー主審は、最初は、試合の続行を指示したが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に向かったのち、PKを宣告したのだった。同41分、エネル・ヴァレンシアが、このPKを蹴ると、GKの右を抜けゴールが生まれた。
 前半は、このようにして終わったが、後半、フェネルバフチェのプレッシャーは結果を生まなかった。好機を活かせなかったフェネルバフチェは、この試合を1:0で制したにも拘わらず、ヨーロッパのカップ戦からの敗退が決まってしまった。

                    試合経過

 この試合の最初の大きなチャンスは、フェネルバフチェに生まれた。前半5分、ミハ・ザイッチが出したロングボールに、ペナルティーエリアのゴール右斜め前で追いついたミシー・バチュハイが、走り込んできてシュートを放ったが、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同33分、ペナルティエリアのゴール右斜め前で、ディフェンスからの跳ね返りのボールを得たミハ・ザイッチがループシュートを放つも、GKが、ゴールライン上でコントロールした。
 同38分、右タッチライン際でボールを得たフェルディ・カドゥオウルがセンタリングを入れると、ボールは、アレックス・テレスの手に当たった。プレーの続行を命じた主審だったが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に向かった。その確認後、ミッチェル・オリヴァー主審はPKを宣告した。
 同41分、ホームのフェネルバフチェがPKを蹴った。エネル・ヴァレンシアが蹴ったボールは、ゴール左下隅のゴールネットを揺らした。1:0。
 同42分、ジョシュア・キングが、左タッチライン際からペナルティーエリアへとボールを送った。そのボールを、エネル・ヴァレンシアがコントロールしてからシュートを放ったが、GKが足でもって、これをはたき出した。そして、前半は、フェネルバフチェが1:0とリードして終わった。
 後半も、最初のビッグチャンスは、フェネルバフチェに訪れた。同4分、ペナルティーエリア・ライン手前でボールを得たアルダ・ギュレルが、左足一閃、強烈なシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同5分、今度は、ジョシュア・キングが、危険な場面を作った。アルダ・ギュレルが、ゴール右斜め前から出したパスを、胸でトラップしたジョシュア・キングが、右足を使ったシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同9分、イスマイル・ユクセッキからのパスを、ペナルティエリアの手前で得たエネル・ヴァレンシアが、ボールを、自身の右傍らに寄せ、強いシュートを放った。だが、ボールは、転がりながら、左サイドバーを僅かに逸れて外に出て行ってしまった。
 同16分、セヴィージャが危険な場面を作った。フェネルバフチェのディフェンスからの跳ね返りのボールを、ゴール左斜め前で得たマルコス・アクーニャが強いシュートを放つと、GKアルタイ・バユンドゥルが、辛うじてコーナーキックに替えた。
 同24分、フェネルバフチェのディフェンスから出たボールを、左サイドのタッチライン際で得たエネル・ヴァレンシアが、ドリブルで前進した。そして、ペナルティエリア内からシュートを放つと、GKが、辛うじてパンチングで防いだ。
 同42分、中盤でボールを得たエムレ・モルが、フェイントをかけながらペナルティーエリア手前まで持ち込んだ。そして、シュートを試みたが、ボールは、相手ディフェンスに当たり、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。そして、試合は、フェネルバフチェが1:0とリードしたまま終わった。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=セルダル・アズィズ(後半39分:ディエゴ・ロッシ)、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ=フェルディ・カドゥオウル、イスマイル・ユクセッキ、ミハ・ザイッチ(後半30分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ヤイデン・オーステルヴォルデ=アルダ・ギュレル(後半39分:エムレ・モル)=ミシー・バチュハイ(前半19分:ジョシュア・キング)、エネル・ヴァレンシア(後半39分:ジョアン・ペドロ)



バシャクシェヒル・スポル 1:4 ヘント(ミリエット紙 23. 3.16)

ギフト・オルバン(ヘント公式HP) マフムト・テクデミル(前左)(ヘント公式HP)  UEFA欧州カンフェランスリーグ16強の戦いで、バシャクシェヒル・スポルが、ヘントと対峙した。バシャクシェヒル・スポルは、1:4で敗れてしまった。

 バシャクシェヒル・スポルが、UEFA欧州カンフェランスリーグ16強の戦いで、ホームにヘントを迎えた。バシャクシェヒル・ファーティフ・テリム・スタジアムで行われたこの試合、ヘントが1:4で勝った。
 ヘントのゴールは、前半31分、32分、34分にギフト・オルバンが、同37分にカイペルスがもたらしたものだった。バシャクシェヒル・スポルの唯一のゴールは、後半43分にアドナン・ヤヌザイが決めたものだった。

                    試合展開

 前半31分、ヘントが先制した。組織的攻撃を見せたヘントは、カイペルスのパスで、ペナルティーエリア内でボールを得たホンが、絶好の位置いたギフト・オルバンにボールを出した。そのギフト・オルバンが、GKと1対1となったところで、左足を一閃、シュートを放つと、これが決まったのだった。0:1。
 同32分、ヘントが、点差を2と拡げた。ホンが、左サイドで出したパスに、スライディングで、ビグリアがカットに入ると、ボールは、ギフト・オルバンの前に転がった。そのボールを持ち、ペナルティエリア・ラインへと向かったギフト・オルバンが、右足一閃、強烈なシュートを放つと、これが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。0:2。
 同34分、ヘントが、点差を3とした。突然生まれたヘントの攻撃で、カイペルスが、右サイドからPKポイントに向けボールを送ると、そのボールを得たギフト・オルバンがシュートを試みたところ、ボールは、GKヴォルカン・ババジャンから跳ね返った。その跳ね返りのボールを捉えたギフト・オルバンが、今度は、左足を使ってのシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。0:3。
 同37分、ヘントが、もう1点入れた。ショートコーナーで、フォファナがパスを出すと、スヴェン・クムスがダイレクトで、ゴール左斜め前からセンタリングを入れた。そのボールのコースの背後に入っていたカイペルスが、それに合わせて、ヘディングシュートを放つと、これがゴールとなったのだった。0:4。
 同ロスタイム1分、デニズ・トゥルチがフリーキックを蹴り、直でゴールを狙った。ボールは、GKローフが防ぐと、ゴールポストに当たり外に出て行った。そして、前半は、アウェーのヘントが、0:4とリードして終わった。
 後半9分、マフムト・テクデミルがセンタリングを入れると、それに合わせて、パトリック・シズがヘディングシュートを試みたが、ボールは、サイドを逸れて外に出て行ってしまった。
 同33分、マフムト・テクデミルが、ペナルティーエリア内で相手選手からボールを奪うと、ダイレクトで、ペナルティーエリア・ライン上にいたアレクシッチに出した。そのアレクシッチが、強いシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同43分、バシャクシェヒル・スポルが、点差を3とした。マフムト・テクデミルが、左サイドからセンタリングを入れると、ディフェンダーが、これを大きくクリアできず、いい位置にいたアドナン・ヤヌザイの前に転がった。そのアドナン・ヤヌザイが、これを捉え、左足一閃、シュートを放つと、これが、ヘントのゴールネットを揺らしたのだった。1:4。この試合、これ以外にゴールは生まれず、バシャクシェヒル・スポルは、1:4で敗れ、ヘントが、バシャクシェヒル・スポルをくだし、欧州カンフェランスリーグで上位進出を決めたのだった。

【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=オメル・アリ・シャヒネル、レオ・ドゥアルテ、アフメド・トゥーバ、ルカス・リマ=マフムト・テクデミル、ルカス・ビグリア、ベルカイ・オズジャン(後半1分:ダニエル・アレクシッチ)=デニズ・トゥルチ(後半1分:パトリック・シズ)、ステファノ・オカカ(後半23分:アドナン・ヤヌザイ)、セルダル・ギュレル(後半35分:バトゥハン・チェリク)



さらば、ゲドソン・フェルナンデス! 合意に達する、ベシクタシュでは初(スター紙 23. 3.15)

ゲドソン・フェルナンデス(タクヴィム紙)  ゲドソン・フェルナンデスの移籍に関して、新たな展開があった。ベシクタシュが、昨夏、ベンフィカから600万EUROで獲得したゲドソン・フェルナンデスが、ヨーロッパのクラブへ移籍するということだ。

 今季、ベシクタシュが、ベンフィカから600万移籍金で獲得したゲドソン・フェルナンデスの、新たな移籍話が出てきている。ゲドソン・フェルナンデスが、プレミアリーグのクリスタルパレスと合意に達したと言われている。
 昨夏、ベシクタシュは、ゲドソン・フェルナンデスの獲得で、ガラタサライと争った。そして、ベシクタシュが、600万EUROで獲得ということになったのだった。
 今季、ベシクタシュのユニフォームを着て、いいプレーぶりを見せたゲドソン・フェルナンデスに、プレミアリーグのクリスタルパレスからオファーが届いた。クリスタルパレスは、既に、ゲドソン・フェルナンデスとは基本的合意に達しており、この移籍の実現に向け、ベシクタシュと交渉を続けていると伝えられている。
 ベシクタシュは、移籍金として1000万EUROを求めており、クリスタルパレスは、それに応じる構えだと伝えられている。
 今季、ベシクタシュで、26試合に出場したゲドソン・フェルナンデスは、その中の21試合で先発メンバーに名を連ねている。全部で、2027分ピッチに立った24歳のゲドソン・フェルナンデスは、5アシストを記録している。



イスタンブル・スポル 3:0 シワス・スポル(NTV 23. 3.14)

ヴァロン・エテミ(イスタンブル・スポル公式Twitter) エメカ・エゼ(左)クリントン・ンジェ(右)(NTV)  トルコ・リーグ第25節閉幕試合でイスタンブル・スポルが、ホームに迎えたシワス・スポルを3:0でくだした。イスタンブル・スポルは、今季初めて、1試合で3ゴールを記録した。シワス・スポルは、マックス・グラデルが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。

 トルコ・リーグ第25節閉幕試合でイスタンブル・スポルが、シワス・スポルと対峙した。ホームのイスタンブル・スポルが、3:0で勝利を収めた。イスタンブル・スポルのゴールは、前半7分に、PKをヴァロン・エテミが、後半14分にはデメアコ・ドゥハニーが、そして、同43分にジェイソン・エーエンガ・ロキロ が決めた。今季勝った試合で、初めて3ゴールを決め、7勝目となったイスタンブル・スポルは、勝ち点を24とした。トルコ・リーグで12敗目を喫したシワス・スポルは、同24に留まった。また、イスタンブル・スポルのマケドニア人選手ヴァロン・エテミは、これで、今季の10得点目をなった。

                    試合経過

 前半4分、ヴァロン・エテミが、ペナルティエリアのゴール左斜め前から内へと入れたボールに、ディミトリス・ゴウタスが手を使ったということで、ヴィデオ判定システム審判から、ハリル・ウムト・メレル主審に映像確認の要請が入った。
 同7分、その結果、イスタンブル・スポルにPKが与えられた。映像確認を行ったハリル・ウムト・メレル主審が、イスタンブル・スポルにPKの指示を出したのだった。そのPKを、ヴァロン・エテミ自身が蹴り、ゴールマウス左下を狙ったキックを見せると、GKアリ・シャシャル・ヴラルが跳んだとは反対側のゴール隅にボールは収まった。1:0。
 同24分、ペナルティエリアのゴール右斜め前でボールを得たエメカ・エゼが、ゴールライン際まで持ち込み、内へと入れた。ファーサイドでフリーになっていたヴァロン・エテミが、それに合わせてヘディングシュートを放ったが、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチにはねかた。そして、前半は、ホームのイスタンブル・スポルが、1:0とリードを保ったまま終わった。
 後半14分、イスタンブル・スポルが、点差を2と拡げた。ジェイソン・エーエンガ・ロキロからのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たデメアコ・ドゥハニーが、センタリングともシュートともとれるボールを蹴ると、GKアリ・シャシャル・ヴラルが防ごうとしたにも拘らず、ボールは、シワス・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:0。
 同29分、右サイドからエルドーアン・イエシルユルトがセンタリングを入れると、ファーサイドで、そのボールを得たマックス・グラデルが、ピッチに叩きつけるシュートを放ったが、GKダヴィッド・イエンセンが、パンチングで防いだ。
 同35分、シワス・スポルが10人になった。マックス・グラデルが、GKダヴィッド・イエンセンがアクションを執らないことを審判にクレームをつけるとイエローカードが出された。更に、自身に出されたイエローカードに反発を見せたマックス・グラデルに対し、2枚目のイエローカードが出され、退場処分となってしまった。
 同43分、ホームのイエローカードが3点目を決めた。シワス・スポルのディフェンスがパスを回しながら前へ出ようとしたところ、カマラがミスパスを出してしまい、ジェイソン・エーエンガ・ロキロが、そのボールをペナルティエリアで得てしまった。GKと1対1となったジェイソン・エーエンガ・ロキロが、ループシュートを放つと、ボールは、GKアリ・シャシャル・ヴラルの頭上を越えてゴールインしたのだった。3:0。

【イスタンブル・スポル】ダヴィッド・イエンセン=デメアコ・ドゥハニー、オカン・エルドーアン、メフメット・イエシル、トゥンジェル・ドゥハン・アクス=マハマドゥ・バ(後半25分:オヌル・エルギュン)=ジェイソン・エーエンガ・ロキロ、ムアッメル・サルカヤ、エドゥアルト・ロッカ、ヴァロン・エテミ(後半30分:エミル・カーン・ギュルテキン)=エメカ・エゼ(後半41分:フローリアン・ロシャジュ)
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=アラーアッディン・オクムシュ(後半15分:ハカン・アルスラン)、ディミトリス・ゴウタス、サンバ・カマラ、ズィヤ・エルダル=カデル・ケイタ=クリントン・ンジェ(後半1分:サムエル・サイス)、フレデリック・ウルデルシュタット(後半1分:エルドーアン・イエシルユルト)、カリス・カリシス(後半44分:アフメド・ムサ)、マックス・グラデル=レケ・ジェームズ(後半1分:ヨルディ・カイセド)



バシャクシェヒル・スポル 0:2 ベシクタシュ(フォトマッチ紙 23. 3.13)

ヴァンサン・アブバクル(ベシクタシュ公式HP) オマル・コリー(左)ホアン・フィゲイレド(右)(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第25節で、ベシクタシュが、バシャクシェヒル・スポルとのアウェー戦を戦った。シェノル・ギュネシュ監督率いるベシクタシュは、この難しい試合を、0:2のスコアで制した。

 トルコ・リーグ第25節で、ベシクタシュは、アウェーでバシャクシェヒル・スポルと対峙した。試合は、ベシクタシュが0:2で制した。この試合のゴールは、前半15分にヴァンサン・アブバクルが、後半10分にアルトゥール・マスアクが記録した。
 なお、この試合、バシャクシェヒル・スポルのアドナン・ヤヌザイが、前半35分に、ヴィデオ判定システム審判からの警告で、レッドカードをもらった。この結果、バシャクシェヒル・スポルは、勝ち点40に留まったのに対し、ベシクタシュは、同46に伸ばした。

                    試合展開

 前半15分、ベシクタシュが先制した。サリフ・ウチャンからのパスを、ペナルティーエリアの外で受けたヴァンサン・アブバクルが、相手選手をすり抜け、ペナルティエリア内へと持ち込み、ゴール右斜め前からシュートを放つと、これが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同34分、バシャクシェヒル・スポルが10人になった。ボールを持って動き出したアドナン・ヤヌザイが、足を滑らせボールを失った。そのとき、ゲドソン・フェルナンデスに対しアクションを起こした。試合の続行を指示したメテ・カルカヴァン主審だったが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に入り、アドナン・ヤヌザイにレッドカードを出し、退場処分としたのだった。
 同40分、バシャクシェヒル・スポルが、左サイドでフリーキックを得た。それを蹴ったデニズ・トゥルチが、内へと入れると、それに合わせて、ホアン・フィゲイレドがヘディングシュートを放つも、ボールは、GKメルト・ギュノクの胸に収まった。
 後半6分、ジェンク・トスンからのパスを受けたアルトゥール・マスアクがセンタリングを入れた。PKポイント手前に進んでいたジェンク・トスンが、それに合わせて、ヘディングシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同10分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。右サイドで生まれたベシクタシュの攻撃で、オヌル・ブルトのパスが、中央にいたヴァンサン・アブバクルに通った。そのヴァンサン・アブバクルが、左サイドで動き出していたアルトゥール・マスアクにボールを出した。アルトゥール・マスアクが、それに合わせて、強烈なシュートを放ち、これがゴールとなったのだった。0:2。
 同13分、前からプレスをかけた結果、左サイドで、ゲドソン・フェルナンデスがボールを奪い、素早く、ペナルティーエリア内のネイサン・レドモンドにボールを出した。そのネイサン・レドモンドが、GKと1対1となったところからシュートを放つも、ヴォルカン・ババジャンが、ゴールを許さなかった。
 同ロスタイム8分、突然生まれたベシクタシュの攻撃で、左サイドのゲドソン・フェルナンデスから、右サイドで動き出していたヴァレンティン・ロシエに向けロングパスが出た。そのボールをコントロールしたヴァレンティン・ロシエが、GKと1対1となったところからシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。そして、他のゴールは生まれことなく、この試合を、ベシクタシュが0:2で制したのだった。

【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=シェネル・オズバイラクル(後半28分:エドガー・レ)、レオ・ドゥアルテ、アフメド・トゥーバ、ルカス・リマ(後半35分:ステファノ・オカカ)=ルカス・ビグリア(後半27分:ベルカイ・オズジャン)、ダニエル・アレクシッチ(後半14分:マフムト・テクデミル)=アドナン・ヤヌザイ、デニズ・トゥルチ(後半28分:セルダル・ギュレル)、パトリック・シズ=ホアン・フィゲイレド
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、タイップ・タルハ・サヌッチ(前半41分:ロマン・サイス)、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=アミル・ハジャフメトヴィッチ=ネイサン・レドモンド(後半25分:ヴァレンティン・ロシエ)、サリフ・ウチャン(後半25分:アレクサンドゥル・マキシム)、ゲドソン・フェルナンデス、ジェンク・トスン(後半40分:タイフル・ビンギョル)=ヴァンサン・アブバクル



トルコ・リーグの連勝記録、ガラタサライが打ち立てた!(ガラタサライ公式HP 23. 3.12)

ニコロ・ザニオーロ(ガラタサライ公式HP) ミカエル・ティルパン(左)サム・アデクグベ(右)(ガラタサライ公式HP)  ガラタサライは、トルコ・リーグ第25節で、カスムパシャと対峙した。ガラタサライは、ネフ・スタジアムで行われたこの試合を、1:0のスコアで制した。

 トルコ・リーグで、ここまで14連勝を遂げてきていたガラタサライが、トルコ・リーグの連勝記録を更新した。ベシクタシュが、1959−60シーズンに記録した、1シーズン内での連勝記録に並び、新たな記録保持者になったのだ。
 ガラタサライのゴールは、後半12分、ニコロ・ザニオーロから生まれた。これで、ガラタサライは勝ち点60で首位を維持して、試合数が多い中だが、2位を追走するクラブとの勝ち点差を9とした。
 動きのない始まり方をした前半、守りを固めたカスムパシャのディフェンスの間を、ボールを回しながらスペースを見つけようとしていたガラタサライが、同33分以後、相次いで大きなチャンスを見出し始めた。
 同22分には、フアン・マタが、ミロト・ラシツァと交替した。  同33分、ルーカス・トレイラが、右サイドからのセンタリングに合わせてシュートを放つも、ボールは外に出て行っただけだった。同40分には、マウロ・イカルディが、ユヌス・アクギュンのセンタリングに合わせてシュートを放ったが、カスムパシャのディフェンスが、際どく足を出した。同42分、アルゼンチン人ゴールゲッターのマウロ・イカルディが、再び、いいところを見せた。ケレム・アクチュオウルの蹴ったコーナーキックに対し、ニアサイドでヘディングシュートを放ったが、ギュナイ・ギュヴェンチが、際どくパンチングで防いだ。
 同45分、前半最大の好機が訪れた。ケレム・アクチュオウルが、ディフェンスの裏を取ったマウロ・イカルディに、素晴らしいスルーパスを通すと、マウロ・イカルディが、GKと1対1となった。だが、そのシュートは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。ロスタイムが2分と出たが、結局、前半は、両者無得点のまま終わった。

                   ゴールデンボーイのザニーロが投入され、黄金の如きゴールを決めた

 後半に入るにあたり、ユヌス・アクギュンとニコロ・ザニオーロの交替があった。練習試合で、活躍を見せ、ゴールデンボーイと言われるようになった、このイタリア人選手ニコロ・ザニオーロが、ガラタサライのユニフォームを着ての初の公式戦出場で、ゴールを決めた。ミロト・ラシツァとパス交換をしてペナルティエリア内へと入ったニコロ・ザニオーロは、GKギュナイ・ギュヴェンチの右を抜けるゴールを決めたのだった。1:0。
 同26分、ケレム・アクチュオウルとルーカス・トレイラが下がり、バルシュ・アルペル・ユルマズトベルカン・クトゥルが投入された。
 ロスタイムには、ガラタサライは、複数回の好機を掴んだ。同45分には、マウロ・イカルディに替り入ったゴミスが、ディフェンスの裏にうまく入り込み、GKの頭越しとなるループシュートを試みたが、スコアを変えるには至らなかった。
 10分以上となったロスタイムで、カスムパシャが、最後に、いい位置でフリーキックを得た。アイタッチ・カラが、そのフリーキックを蹴ったが、壁に阻まれ、コーナーキックに替わった。そのコーナーキックののち、こぼれ球で、ゴール前に混戦が生まれ、危険な場面もあったが、最後は、ムスレラがボールを保持した。そして、試合は、1:0で終わり、歴史的な勝利となったのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、サム・アデクグベ=ルーカス・トレイラ(後半27分:ベルカン・クトゥル)、セルジオ・オリヴェイラ=ユヌス・アクギュン(後半1分:ニコロ・ザニオーロ)、フアン・マタ(前半22分:ミロト・ラシツァ)、ケレム・アクテュルコウル(後半26分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=マウロ・イカルディ(後半45分:バッフェッティンビ・ゴミス)
【カスムパシャ】ギュナイ・ギュヴェンチ=ファビアーノ、ライアン・ドンク、パピ・ジラボジ、ヤシン・オズジャン(後半28分:フロレント・ハデルジョナジ)=ミカエル・ティルパン(後半37分:アイタッチ・カラ)、ミカエル・マルサ(後半28分:アリ・ゴリザデフ)、ハリス・ハジュラディノヴィッチ=ママドゥ・ファル、ベンガリ・コイタ(後半37分:アリ・スハン・デミレル)、ミュニル・シュイアール(後半ロスタイム2分:アフメット・エンギン)



ギレスン・スポル 2:2 カラギュムリュック(フォトマッチ紙 23. 3.11)

?(左)ボルハ・サインス(右)(フォトマッチ紙) マゴメド・オズドエフ(左)セルジーニョ(右)(ギレスン・スポルャ公式Twitter)  トルコ・リーグ第25節で、ギレスン・スポルとカラギュムリュックが対峙した。ギレスン・スポルがホームで戦った一戦は、2:2の引き分けに終わった。

 トルコ・リーグ第25節の興奮が始まった。ギレスン・スポルが、カラギュムリュックをホームに迎えた一戦は、2:2の引き分けに終わった。試合は、前半20分にバジッチがPKで、同39分にはサインツのゴールが生まれ、ギレスン・スポルが2:0とリードを奪ったが、同45分には、カラギュムリュックは、レヴェント・メルジャンのゴールで、スコアを2:1とした。そして、後半13分に、カラギュムリュックは、ボリーニがPKを決め、試合を振り出しに戻してしまった。
 これらのゴールで、2:2の引き分けに終わり、ギレスン・スポルは、勝ち点を23として15位に就いた。一方、アウェーのカラギュムリュックは、同30とし8位に就けている。

                   試合展開

 前半19分、ギレスン・スポルの攻撃で、左サイドからメジアが、ペナルティエリアへ向けセンタリングを入れると、ダヴィデ・ビラシが、腕を使い、ボールの向きを変えたとして、主審はPKを指示した。
 同20分、ヴィデオ判定システムでの確認後、PKをバジッチが蹴り、GKが跳んだとは反対方向隅にゴールが決まった。1:0。
 同39分、ヴカン・サヴィチェヴィッチが、キープしたボールを、中盤から相手ディフェンスの裏に放り込んだ。左サイドで、このボールを得たバジッチが、ペナルティエリアへと入る前に、右サイドへ向けパラレルなパスを送った。スピードに乗り、ペナルティエリア内へと入り込んだサインツが、狙いすましたシュートを放つと、ボールは、カラギュムリュックのゴールネットを揺らした。2:0。
 同44分、カラギュムリュックの攻撃で、ペナルティエリア・ライン上で、ボリーニに対して行われたチェックを、主審はファウルと判定した。それに対して与えられたフリーキックをレヴェント・メルジャンが蹴ると、ボールは、左上隅に突き刺さったのだった。2:1。そして、前半は、ホームのギレスン・スポルが2:1とリードをして終わった。
 後半11分、ムバエ・ジャッネが、ペナルティエリアへとボールを送ると、それを得ようとしたマゴメド・オズドエフに対し、ラモン・アリアス・クインテロスがチェックに入ると、マゴメド・オズドエフがピッチに倒れた。
 同12分、ヴィデオ判定システムで確認後、与えられたPKをボリーニが蹴ると、GKが跳んだとは反対方向に向かったボールはゴールインした。2:2。
 同21分、カラギュムリュックがフリーキックを獲得すると、再び、レヴェント・メルジャンが、これを蹴った。左足のインサイドキックで、ファーサイドのゴール隅を狙ったが、今度は、フェルハトがボールを押さえた。
 同41分、ボリーニが、ペナルティエリア・ライン上でピッチに倒れたために与えられたフリーキックを、ムバエ・ジャッネが蹴ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。そして、この試合、他のゴールは生まれず、2:2の引き分けに終わったのだった。

【ギレスン・スポル】フェルハト・カプラン=ハイルラー・ビラゼル、ラモン・アリアス・クインテロス(後半14分:ジョルマン・カンプザノ)、アレックス・ペレス、ファルク・ジャン・ゲンチ=ロベルト・メジア(後半45分:ラーメトゥラー・ベリシュベク)、ギョルケム・サーラム=セルジーニョ(後半34分:ブラッドリー・クワス)、ヴカン・サヴィチェヴィッチ、ボルハ・サインス(後半45分:ドーアン・ジャン・ダワス)=リヤド・バジッチ
【カラギュムリュク】バトゥハン・アフメト・シェン=レヴェント・メルジャン、イブラヒム・ドゥレセヴィッチ、ライヤン・バニヤ、ダヴィデ・ビラシ=マゴメド・オズドエフ(後半ロスタイム4分:ローレンス・ニコラス)、マッテオ・リッツィ、アンドレア・ベルトラッツィ(後半28分:オタベク・シュクロフ)=ファビオ・ボリーニ、ムバエ・ジャッネ(後半ロスタイム3分:コリン・キャーズム・リチャーズ)、エブリマ・コリー(後半38分:アデム・リャイッチ)



UEFA欧州リーグ、フェネルバフチェは初め良し、終わりは悪し(NTV+フォトマッチ紙 23. 3.10)

ジョアン・ジョルダン(セヴィージャ公式Twitter) ミゲル・クレスポ(中)(サバハ紙)  フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグ16強の戦いで、セヴィージャとのアウェー戦を戦った。試合は、スペインのセヴィージャが、2:0で制した。

 UEFA欧州リーグ16強の戦いで、フェネルバフチェが、アウェーでセヴィージャと対峙した。試合は、2:0で、セヴィージャがリードを保ったまま終わった。この試合のゴールは、後半11分にジョアン・ジョルダンと同40分にエリク・ラメラから生まれた。なお、この試合の第2戦は、3月16日(木)に、シュクル・サラチオウルで行われる。

                   重要な場面

 試合開始早々、アレックス・テレスは、エネル・ヴァレンシアに対して執ったファウルに対し、イエローカードが出された。エネル・ヴァレンシアは、そのため、短時間だったにせよ動けなかった。
 この試合の最初の好機は、フェネルバフチェから生まれた。前半8分、イルファン・ジャン・カフヴェジからのパスを受けたフェルディ・カドゥオウルが、ペナルティーエリア内からシュートを放つも、GKマルコ・ドミトロビッチが、パンチングで防いだ。
 同13分、フェネルバフチェが、セヴィージャのディフェンスを翻弄した。クレスポが、ペナルティーエリアの左サイドからセンタリングを入れると、エネル・ヴァレンシアがヘッドで合わせる前に、マルコ・ドミトロビッチがチェックに入り、ボールをクリアしてしまった。
 その直後の同14分、エネル・ヴァレンシアが、遠目からシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同20分、フェネルバフチェが、再度、好機を掴んだ。ジョシュア・キングがセンタリングを入れたが、ペナルティエリア内にいたエネル・ヴァレンシアが、ボールに触れることができず、ボールは、サイドバーを僅かに逸れ外に出て行ってしまった。
 同27分、中盤から動き出したエネル・ヴァレンシアが、ボールをジョシュア・キングに出した。そのジョシュア・キングが、GKと1対1となったところからシュートを放ったが、マルコ・ドミトロビッチが、これを防いだ。
 フェネルバフチェが、試合を、完全に支配した前半の終盤、同45分にも、また、好機が生まれた。フェルディ・カドゥオウルが、素晴らしいセンタリングを入れたが、それに合わせて、フリーになっていたジョシュア・キングがヘディングシュートを放つも、ボールは、枠を捉えることができなかった。
 後半4分、セヴィージャが、とってもゴールに迫った。タンギー・ニアンズーの放ったシュートは、GKアルタイ・バユンドゥルが、辛うじてパンチングで防ぐと、ボールはピッチに跳ね返った。それを捉えたディフェンスが、大きくクリアした。
 同11分、セヴィージャが先制した。ブライアン ヒルからのパスを、ペナルティーエリアの左サイドで得たジョアン・ジョルダンがシュートを試みると、ボールは、ウィリアン・アロンに当たりゴールインしてしまった。1:0。
 同32分、フェネルバフチェが、再び、ゴールに、とっても迫った。エネル・ヴァレンシアがボールを奪い、ミシー・バチュハイに出した。そのミシー・バチュハイが、全くフリーになって駆け上がるディエゴ・ロッシにボールを出そうとした。だが、スピードコントロールが確かではなく、ディエゴ・ロッシは追いつけず、GKが、ボールコースに入ってしまった。
 同40分、セヴィージャは、ラメラのゴールが決まり、スコアを2:0とした。ディフェンスの裏に走り込んだイバン・ラキティッチが、ペナルティーエリア内ゴール左斜め前でボールを得た。そのイバン ラキティッチから出たボールを得たラメラが、左足一閃、シュートを放つと、これが、フェネルバフチェのゴールネットに突き刺さった。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、セルダル・アズィズ、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半41分:アルダ・ギュレル)、ウィリアン・アロン、ミゲル・クレスポ(後半22分:ディエゴ・ロッシ)、リンコン・エンリケ(後半37分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=ジョシュア・キング(後半22分:ミシー・バチュハイ)、エネル・ヴァレンシア(後半37分:ジョアン・ペドロ)



ガラタサライ、起用メンバーが固まってきた(TRT 23. 3. 9)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  ガラタサライは、トルコ・リーグ第25節で、この土曜日に、カスムパシャとのアウェー戦を戦う。オカン・ブルク監督は、この試合にピッチに送り出す先発メンバーを固め始めている。

 ガラタサライは、カスムパシャ戦に備えての準備を続けている。その試合に起用する先発メンバーが明らかになり始めている。トラブゾン・スポル戦で、負傷したフェルナンド・ムスレラが、チームに合流して練習を始めている。そのムスレラの出場が難しい場合には、GKにはオカン・コジュクの起用となる。ストッパーには、アブドゥルェリム・バルダクチュとヴィクトール・ネルソンの2人となる。右サイドバックにはサーシャ・ボエが、そして、左サイドバックには、移籍してきたサム・アデクグベに出場の機会が与えられることになろう。中盤のセルジオ・オリヴェイラとルカス・ビグリアは指定席だ。サイドに起用する選手については、オカン・ブルク監督は多くの選択肢を抱えており、未だ決断には至っていないようだ。情報によると、ケレム・アクテュルコウルとミロト・ラシツァが、一歩リードといったところだ。新加入のニコロ・ザニオーロが、ガラタサライのユニフォームを着て、最初の試合となるカスムパシャ戦に出場することが待たれるところだ。このイタリア人選手は、故障を抱えるドリース・メルテンスの替りとして、トップ下のポジションができると言われている。そして、そのトップには、マウロ・イカルディが入る。



アブドラハ・アヴジュ、トラブゾン・スポルに別れを告げる(TRT 23. 3. 8)

アブドラハ・アヴジュ(ファナティック紙)  トラブゾン・スポル監督を辞任したアブドラハ・アヴジュを、トラブゾンでは、サポーターたちが、花を持って迎えた。

 イスタンブルで、トラブゾン・スポルのエルトゥールル・ド−アン副理事長と会ったあと、昨日、辞任したことを明らかにしたアブドラハ・アヴジュが、空路、トラブゾン入りした。サポーターの代表が、そのアブドラハ・アヴジュを、空港で花を持って迎えた。サポーターに感謝の意を伝えたアブドラハ・アヴジュは、クラブ側が用意した車に乗り、メフメット・アリ・ユルマズ・クラブハウスに向かった。アブドラハ・アヴジュは、アダナ・デミル・スポルと、この週末に、ホームで行う試合に向け練習を始める選手らと、本日、別れの挨拶をすることになっている。その後、荷物をまとめ、アブドラハ・アヴジュは、トラブゾンを去る。



セルチュク・イナン率いるカスムパシャ、ヌリ・シャヒン率いるアンタルヤ・スポルを悲しませる(CNNトルコ 23. 3. 7)

ベンガリ・コイタ(カスムパシャ公式HP) フェルナンド(左)ミカエル・ティルパン(右)(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第24節最終試合で、カスムパシャが、ホームに迎えたアンタルヤ・スポルを3:1でくだした。

 カスムパシャに勝利をもたらしたゴールは、前半22分にミュニル・シュイアール、同39分にコイタ、後半16分にマルサの決めたものだった。この試合の唯一のアンタルヤ・スポルのゴールは、前半45分に、PKをフェルナンドが決めたものだった。
 前半22分、カスムパシャが先制した。左サイドで生まれたカスムパシャの攻撃で、ヴァレンティン・エイセリッチが、内へとボールを入れた。アンタルヤ・スポルのディフェンスが、大きくクリアしようとしたボールが、ミュニル・シュイアールの前に転がった。このミュニル・シュイアールが、それを捉えシュートを放つと、ペナルティエリア内でボールが跳ね、そのボールにファルがヘッドで対応しようとしたが、ボールに触れることができず、ボールは、そのままゴールインしてしまったのだった。1:0。
 同39分、カスムパシャが、点差を2と拡げた。前からプレスをかけていた結果、ミュニル・シュイアールのスライディングで、ボールは、コイタの前に転がった。そのコイタが、ペナルティエリアの外から、枠を捉えたシュートを放つと、これが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:0。
 同44分、アンタルヤ・スポルがPKを獲得した。左サイドからギュライ・ヴラルがセンタリングを入れると、ベルトゥーからこぼれたボールが、ファーのゴールポストへと流れた。ビュンヤミン・バルジュが内へと入れようとしたところ、ミュニル・シュイアールのチェックを受けピッチに倒れた。試合続行を指示したジハン・アイドゥン主審だったが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認後、PKの指示を出したのだった。同45分、このPKをフェルナンドが蹴り、ゴールが生まれたのだった。
 後半16分、カスムパシャが、もう1点をたたき出した。前掛かりでプレスをかけた結果奪ったボールを、ファルが、右サイドからセンタリングを入れた。それに合わせて、ペナルティエリア内でいいジャンプを見せたマルサのヘディングシュートが炸裂したのだった。3:1。

【カスムパシャ】エルデム・ジャンポラト=ファビアーノ、ライアン・ドンク、パピ・ジラボジ、モルタダ・ベン・ウアヌ=ミカエル・ティルパン、ミカエル・マルサ(後半39分:ハリス・ハジュラディノヴィッチ)=ママドゥ・ファル(後半ロスタイム2分:アフメット・エンギン)、ヴァレンティン・エイセリッチ(後半ロスタイム1分:アイタッチ・カラ)、ミュニル・シュイアール(後半30分:アリ・ゴリザデフ)=ベンガリ・コイタ
【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・ライテ=ビュンヤミン・バルジュ、ヴェイセル・サル、オメル・トプラク(後半36分:エムレジャン・ウズンハン)、ギュライ・ヴラル=フェルナンド・マルティンス、エルダル・ラキプ(後半11分:ウフク・アキョル)=ウッサム・ガーシャ(後半23分:シナン・ギュムシュ)、アドミル・メフメディ(後半10分:バリント・サボ)、サム・ラルソン(後半36分:ハジ・ライト)=ベルトゥー・ユルイドゥルム



ベシクタシュ 2:1 アンカラ・グジュ(NTV 23. 3. 6)

アナスタシオス・チャツィジョヴァニス(左)タイップ・タルハ・サヌッチ(右)(サバハ紙) ヴァンサン・アブバクル(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第24節で、ベシクタシュが、アンカラ・グジュを2:1でくだした。これで、ベシクタシュは、トルコ・リーグで3試合ぶりの勝利にありついた。

 トルコ・リーグ第24節で、ベシクタシュとアンカラ・グジュが、ヴォーダフォン・パルクで対峙した。ベシクタシュは、この試合、前後半にあげた1点ずつで、2:1で勝った。ベシクタシュのゴールは、前半40分にサリフ・ウチャンが、後半10分にヴァンサン・アブバクルから生まれた。アウェーのアンカラ・グジュのゴールは、後半8分にソウが決めたものだった。この結果、ベシクタシュは、勝ち点を43にしたのに対し、アンカラ・グジュは、同22に留まった。

                    試合経過

 前半8分、サリフ・ウチャンが、頭で落としたボールが、ペナルティーエリアの外ゴール左斜め前にいたヴァンサン・アブバクルの前に転がった。そのヴァンサン・アブバクルが、ダイレクトでシュートを放つと、GKギョクハン・アッカンが、辛うじて、これを防いだ。
 同9分、ベシクタシュが、絶好機を逸した。右サイドでボールを得たオヌル・ブルトが、ゴールエリアに向かい動き出していたジェンク・トスンに向け、センタリングを入れた。それに合わせて、ジェンク・トスンがシュートを放つも、この度も、ギョクハン・アッカンは、ゴールを許さなかった。
 同22分、ペナルティーエリアの外ゴール右斜め前で得たフリーキックを、マスアクが蹴り、内へと放り込んだ。ディフェンスが、大きくクリアしようとしたが、ボールは、ペナルティエリア・ライン上に居たネイサン・レドモンドへと転がった。そのネイサン・レドモンドがグランダーのシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同40分、ベシクタシュが先制した。左サイドで得たフリーキックをハジャフメトヴィッチが蹴りペナルティーエリア内へと放り込むと、このボールは、直接ゴールマウスに向かった。GKギョクハン・アッカンから、このボールがこぼれると、ゴールエリアに詰めていたサリフ・ウチャンが仕上げを行ったのだった。1:0。
 同ロスタイム1分、マスアクからのパスを受け、左サイドからペナルティーエリア内へと入ったネイサン・レドモンドが、ゴールライン際まで持ち込み、PKポイントに向かい動いたジェンク・トスンに向けパスを送った。そのジェンク・トスンが、そのボールに合わせてグランダーのシュートを放ったが、GKギョクハン・アッカンが、足を使って外に出した。そして、前半は、ベシクタシュが1:0とリードしたまま終わった。
 後半8分、アンカラ・グジュが同点に追いついた。中盤から出されたロングボールを、ディフェンスのフォローに入っていたジェンク・トスンが、ヘッドでバックパスを出したところ、ボールは、ケヴィン・マルクートの前に転がった。このケヴィン・マルクートが、難しい位置から、GKメルト・ギュノクを超えるボールをソウに出すと、そのソウが、無人のゴールに送り込んだのだった。1:1。
 同10分、ベシクタシュが、再び、リードを奪った、サリフ・ウチャンが、相手ディフェンスの裏に送ったロングボールをコントロールしたヴァンサン・アブバクルが、ペナルティエリア内へと入り、ニハド・ムジャキッチをかわし、PKポイント上から強いシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。2:1。
 同27分、ジェンク・トスンからパスを受けたネイザン・レドモンドが、ペナルティエリア手前まで持ち込み、左サイドを駆け上がり攻撃に加わったタイフル・ビンギョルにパスを出した。そのタイフル・ビンギョルが、ペナルティエリア内へと入り込み、シュートを放ったが、GKギョクハン・アッカンが、ボールをコントロールしてしまった。
 同38分、アンカラ・グジュの効果的な攻撃が観られた。ケヴィン・マルクートとワンツーをして、右サイドからペナルティエリア内へと入ったアナスタシオス・チャツィジョヴァニスが、ゴールライン際まで持ち込み、ゴールエリアに向けセンタリングを入れた。それに合わせて、エムレ・クルンチが飛び込んでのヘディングシュートを見せたが、GKメルト・ギュノクが、ゴール隅を捉えたボールだったが、パンチングで防ぐことに成功した。そして、他のゴールは生まれず、ベシクタシュが、2:1で勝利を収めたのだった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、タイップ・タルハ・サヌッチ、オマール・コリー、アルトゥール・マスアク(後半ロスタイム4分:ジャクソン・ムレカ)=サリフ・ウチャン(後半15分:タイフル・ビンギョル)=ネイサン・レドモンド(後半39分:アレクサンドゥル・マキシム)、ゲドソン・フェルナンデス(後半ロスタイム4分:ウエリントン・シルヴァ)、アミル・ハジャフメトヴィッチ、ジェンク・トスン(後半39分:セミフ・クルチソイ)=ヴァンサン・アブバクル
【アンカラ・グジュ】ギョクハン・アッカン=ケヴィン・マルクート、ニハド・ムジャキッチ、ウロス・ラダコヴィッチ、ハサン・アリ・カルドゥルム=ラミネ・ディアク(後半44分:フェリシオ・ミルソン)、ペドリーニョ(後半33分:タイラン・アンタルヤル)=エムレ・クルンチ(後半44分:ムシッティ・オコ)、ガヤス・ザヒド、ジョルジ・ベリージェ(後半16分:アナスタシオス・チャツィジョヴァニス)=アリ・ソウ



カイセリ・スポル 1:2 フェネルバフチェ(CNNトルコ+ファナティック紙補綴 23. 3. 5)

フェルディ・カドゥオウル(右)を讃えるミハ・ザイッチ(左)(NTV) アルダ・ギュレル(左)アリ・カリム(右)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第24節で、フェネルバフチェは、アウェーで戦ったカイセリ・スポルを、1:2でくだし、首位を追走している。

 トルコ・リーグ第24節で、カイセリ・スポルが、ホームにフェネルバフチェを迎えた。フェネルバフチェが、この試合を1:2で制した。フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、前半6分にエネル・ヴァレンシアが、後半23分にはフェルディ・カドゥオウルが決めた。ホームのカイセリ・スポルの唯一の得点は、後半ロスタイム6分にアリフの決めたものだった。
 フェネルバフチェは、この勝利で、勝ち点を51に伸ばし、同54のガラタサライを追走している。一方のカイセリ・スポルは、同35に留まった。

                    試合経過

 前半3分、左サイドからカルドーソがセンタリングを入れると、ペナルティーエリア内にいたケメンが、それに合わせてシュートを放ったが、ディフェンスが、この危機をクリアした。
 同5分、ミゲル・クレスポがパスを出すと、リンコン・エンリケが、それに触れた。そのボールを、ペナルティーエリアの外ゴール左斜め前で得たジョシュア・キングが、相手選手から取り戻し放ったシュートを、GKビラル・ベヤズィットが防いだ。だが、そのセーヴィングの前に、ボールは、外に出ていたと、アッティラ・カラオーアン主審は判断し、ボールアウトを宣告した。
 同7分、リンコン・エンリケがセンタリングを入れると、ペナルティーエリア内にいたエネル・ヴァレンシアがヘッドで合わせた。そのシュートが、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らした。0:1。
 同27分、カルドーソが、遠目からシュートを試みたが、アルタイ・バユンドゥルがゴールを許さなかった。
 同29分、マメ・ティアムのスルーパスに反応したカルドーソが、ペナルティーエリア内でボールを得てシュートを放つも、ボールは、アルタイ・バユンドゥルに跳ね返されてしまった。
 同34分、カルドーソのセンタリングに対し、ジャンプ一番、ケメンがヘディングシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム5分、マメ・ティアムからのパスを得たアリ・カリミがシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半3分、ギョクハンのスルーパスを得たマメ・ティアムがシュートを試みたが、ボールは、サイドバーを逸れて、外に出て行ってしまった。
 同23分、ミハ・ザイッチからのパスを受けたフェルディ・カドゥオウルが、約30mの距離から放った強烈なシュートが、カイセリ・スポルのゴールネットに突き刺さった。0:2。
 同38分、イルファン・ジャン・カフヴェジからのパスに合わせて、ペナルティエリア内にいたエムレ・モルがシュートを放ったが、ボールは枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム5分、エムラー・バシャンがコーナーキックを蹴ると、ペナルティーエリア内にいたアリフが、ヘッドでそれに合わせゴールが生まれた。1:2。

【カイセリ・スポル】ビラル・ベヤズィット=ギョクハン・サズダー、アリフ・コジャマン、ディミトリス・コロヴェツィオス、リオネル・キャローレ(前半42分:アンソニー・ウゾディンマ)=グスタヴォ・カンパナロ(後半22分:エムラー・バシャン)=ミゲル・カルドーソ、オリヴィエ・ケメン(後半37分:イルハン・パルラク)、アリ・カリミ、カルロス・マネ(後半22分:マリオ・ガヴラノヴィッチ)=マメ・ティアム(後半37分:ラマザン・ジヴェレク)
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ、リンコン・エンリケ=アルダ・ギュレル(後半16分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、ミゲル・クレスポ(前半45分:ミハ・ザイッチ)、ウィリアン・アロン、ディエゴ・ロッシ(後半42分:セルダル・アズィズ)=ジョシュア・キング(後半33分:エムレ・モル)、エネル・ヴァレンシア(後半42分:セルダル・ドゥルスン)



エルスン・ヤナル監督、トルコ・リーグに勝利をもって復帰(スター紙 23. 3. 4)

エフカン・ベキロウル(アランヤ・スポル公式Twitter) エフェジャン・カラジャ(左)ルカス・リマ(右)(ファナティック紙)  アランヤ・スポルの新監督エルスン・ヤナル就任後の初戦で、ホームに迎えたバシャクシェヒル・スポルを1:0でくだした。

 トルコ・リーグ第24節で、アランヤ・スポルが、ホームにバシャクシェヒル・スポルを迎えた。新監督エルスン・ヤナルに率いられ、その初戦に臨んだアランヤ・スポルは、クルブユク・ホールディング・スタジアムで行われた試合を、1:0で制した。アランヤ・スポルに勝利をもたらしたゴールは、後半9分にエフカン・ベキロウルから生まれた。また、アランヤ・スポルでは、レロイ・フェルが、後半24分にレッドカードをもらったため、アランヤ・スポルは、それ以後は10人で戦うことになった。この結果、アランヤ・スポルは、エルスン・ヤナル時代を、勝利で始めることになった。また、この勝利は、アランヤ・スポルにとっては、4節ぶりの勝利となった。一方のバシャクシェヒル・スポルは、これで、2連敗を喫することになった。この勝利で、アランヤ・スポルは、勝ち点を28に伸ばしたのに対し、バシャクシェヒル・スポルは、同40に留まった。

                    試合経過

 前半20分、バシャクシェヒル・スポルが、ペナルティエリア手前で得たフリーキックを、デニズ・テュルチが蹴り、直接ゴールを狙ったが、GKルナルソンがコーナーキックに替えた。
 同36分、左サイドで生まれたアランヤ・スポルの攻撃で、ユスフ・オズデミルのセンタリングに合わせて、アフメド・ハッサンがシュートを放つも、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同45分、アランヤ・スポルの左サイドの攻撃で、ウムト・ギュネシュのパスを受けたユスフ・オズデミルは、ペナルティエリア内へと入るやシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を捉えることができず、外に出て行ってしまった。そして、前半は、両者ともに無得点で終わった。
 後半5分、左サイドから生まれたアランヤ・スポルの攻撃で、ペナルティエリア内で、相手ディフェンスからのこぼれ球を得たカヴァレイロがシュートを試みたが、GKヴォルカン・ババジャンがゴールを許さなかった。
 同9分、アランヤ・スポルの先制点が生まれた。右サイドで生まれた攻撃で、エフェジャン・カラジャが、ゴール斜め前からシュートを放つと、ボールは、ヴォルカン・ババジャンから跳ねた。そして、そのボールが、エフカン・ベキロウルの前に転がった。そのエフカン・ベキロウルがシュートを放つと、これが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同ロスタイム1分、左サイドでのバシャクシェヒル・スポルの攻撃で、アドナン・ヤヌザイが内へと放り込むと、これが枠を捉えた。だが、GKルナルソンが、辛うじて防いだ。
 同ロスタイム5分、バシャクシェヒル・スポルが、中央から作り出した攻撃で、オメル・アリ・シェヒネルが、ペナルティエリア内へ向けセンタリングを入れた。浮き上がったボールに、ジャンプをして、ドゥアルテがシュートを放ったが、GKルナルソンがゴールを許さなかった。そして、アランヤ・スポルが1:0の優位を保ったまま、試合は終わったのだった。

【アランヤ・スポル】ルナル・ルナルソン=ファーティフ・アクソイ(後半41分:ダニエル・カンデイアス)、フルカン・バユル、ズエール・フェダル、ユスフ・オズデミル(後半37分:ジュレ・バルコヴィッチ)=レロイ・フェル、ウムト・ギュネシュ=エフェジャン・カラジャ、イワン・カヴァレイロ(後半36分:ズィヌディーヌ・フェルハト)、エフカン・ベキロウル(後半29分:アルノー・ルサンバ)=アフメド・ハッサン(後半37分:エフティミオス・クールーリス)
【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=オメル・アリ・シャヒネル、レオ・ドゥアルテ、アフメド・トゥーバ、ルカス・リマ(後半38分:パトリック・シズ)=ルカス・ビグリア=デニズ・トゥルチ、エデン・カルゼフ(後半13分:ダニエル・アレクシッチ)、ベルカイ・オズジャン(後半38分:フィリッペ・ケニー)、セルダル・ギュレル(後半13分:アドナン・ヤヌザイ)=ステファノ・オカカ(後半13分:ホアン・フィゲイレド)



ガラタサライ、ドリース・メルテンスに関する狙い(TRT 23. 3. 2)

ドリース・マルテンス(ヒュリエット紙)  ガラタサライは、ドリース・メルテンスが、引き続き、同クラブでのプレーができるよう考えている。ベルギー人選手ドリース・メルテンスとの契約条項にある、1年間のオプション権を行使する考えていると言われている。

 ガラタサライのフロントも首脳陣も、ドリース・メルテンスのプレーぶりを気に入っていると言われている。夏の移籍解禁期間に、完全移籍で加入したドリース・メルテンスとの契約には、1年間のオプション権付の条項が入っていた。ガラタサライのフロントは、チーム内でのリーダーシップに注目されているドリース・メルテンスが、引き続き、ガラタサライでプレーしてくれることを望んでいる。オカン・ブルク監督も、この件については前向きなレポートを提出していることから、ガラタサライは、シーズンの終了を待たないで、オプション権の行使を行うものと思われる。なお、ドリース・メルテンスは、今季、ここまで22試合に出場して、6ゴール3アシストを記録している。
 一方、ガラタサライは、今季終了後に、フアン・マタは放出すると言われている。攻撃ラインで採る手に合わないとして、この決断を下すものと看られている。



フェネルバフチェのサポーターの懸念! フェルディ・カドゥオウルがプレミアリーグに行っちゃう(アクシャム紙 23. 3. 1)

フェルディ・カドゥオウル(フォトマッチ紙)  フェネルバフチェ所属で、トルコ代表の右サイドバックを務めるフェルディ・カドゥオウルが、プレミアリーグのブライトンの補強リストに入っている。

 フェルディ・カドゥオウルは、2018年に10番のできる選手として加入したフェネルバフチェで、替えがたい選手となっている。そのフェルディ・カドゥオウルは、昨季より、左右のサイドバックを務め始めた。サッカーのキャリアを大きく転換させたのだ。
 23歳になっているフェルディ・カドゥオウルは、いずれのポジションでも、とっても高いパフォーマンスを見せている。そして、トルコ代表にまで昇りつめた。この活躍を、ヨーロッパのクラブが放っておかなかった。今季、ドルトムントが、フェルディ・カドゥオウル獲得の動きを見せた。そして、最近では、ブライトンのレーダー網にも引っかかった。ブライトンは、この間、フェルディ・カドゥオウルのプレーぶりを追いかけていることは、知られたことだ。

                    タリク・ランプティが売却されると、、、

 ブライトンのスカウト陣が、シーズンを通じて、フェルディ・カドゥオウルを観察して、その詳細についてのレポートを用意することになると言われている。ブライトンは、多くのクラブが関心を寄せるタリク・ランプティが売却された場合、その後任の第1候補として、フェルディ・カドゥオウル獲りに動くことがありうる。
 昨年3月、フェルディ・カドゥオウルとの契約を2026年まで延長したフェネルバフチェは、移籍金の設定を2000万EURO近くまで持って行くことが明らかになっている。



アランヤ・スポル、エルスン・ヤナルの時代へ(ファナティック紙 23. 2.28)

エルスン・ヤナル監督(TRT)  ファリオリ監督辞任後の、新監督探しに入っていたアランヤ・スポルが、エルスン・ヤナルと合意に達した。昨日、クラブハウスに行き、ファリオリとともに食事をしながら、チームについての情報を得たエルスン・ヤナルは、その後、理事長と会い、2年半の契約に調印した。

 アランヤ・スポルは、フランチェスコ・ファリオリ監督の辞任を受け入れた。イタリア人監督フランチェスコ・ファリオリは、一昨日に行われたガラタサライとの試合後、選手たちに別れの挨拶を行った。2020年8月、アランヤ・スポルで、チャーダーチュ・アタン監督のコーチとして、トルコでのキャリアをスタートさせた、当時33歳だったフランチェスコ・ファリオリは、カラギュムリュックの監督を務めたあと、アランヤ・スポルに戻ってきた。フランチェスコ・ファリオリ監督指揮下のアランヤ・スポルは、今季、トルコ・リーグ22試合で、6勝9敗7分という成績を残した。アランヤ・スポルは、勝ち点25で11位につけている。2021年12月、ビュレント・コルクマズに替わり、監督に就任したフランチェスコ・ファリオリは、アランヤ・スポルで48試合に出場して、20勝16敗12分の成績を残し、勝ち点の1試合平均は1.55となっている。
 フランチェスコ・ファリオリは、家族が、イタリアへ戻ることを望んでいるため、辞任の決意をしたと解説していたが、その後任は、直ちに決まった。直近では、アンタルヤ・スポルを指揮したエルスン・ヤナルは、アランヤ・スポルの後任探しの筆頭に位置していた。そのエルスン・ヤナルと、アランヤ・スポルは、昨日、合意に達した。アンタルヤに滞在していたエルスン・ヤナルが、ハサン・チャウシュオウル理事長と会い、正式調印を行ったと明らかにされた。



ヴォーダフォン・パルクでゴールは生まれず(TRT 23. 2.27)

ネイサン・レドモンド(左)ビュンヤミン・バルジュ(右)(アンタルヤ・スポル公式HP) シェレル・フローラヌス(左)ウムト・メラシュ(右)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュは、トルコ・リーグ第14節の延期試合で、アンタルヤ・スポルと0:0で引き分けた。この試合のロスタイムで、ジェンク・トスンがPKを失敗するということがあった。

 トルコ・リーグ第14節の延期試合で、ベシクタシュが、アンタルヤ・スポルをホームに迎えた。試合は、0:0の引き分けに終わった。
 この試合のロスタイムで、アンタルヤ・スポルのGKアタベルク・ダダクデニズが、ジェンク・トスンが蹴ったPKにゴールを許さなかった。ベシクタシュは、後半35分に、タイップ・タルハ・サヌッチがゴールを決めたが、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールは取り消されるということがあった。これで、勝利から見放されること3試合となったベシクタシュは、勝ち点を40に、一方のアンタルヤ・スポルは、同25に伸ばした。

                    試合経過

 前半29分、アンタルヤ・スポルが、ゴールに迫った。フェルナンドが、右サイドから蹴ったフリーキックに対し、ファーサイドのゴールポスト際にいたヴェイセル・サルがヘッドで合わせたが、GKメルト・ギュノクがコーナーキックに替えた。
 同ロスタイム4分、ベシクタシュの攻撃で、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入り込んだレドモンドがシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった
 同ロスタイム6分、レドモンドが左コーナーキックを蹴ると、ニアサイドにいたタイップ・タルハ・サヌッチがヘッドでボールを浮かした。そのボールを捉えたムレカが、いいジャンプを見せ、ヘディングシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半19分、ウムト・メラシュが、左サイドからセンタリングを入れると、サイスが、それに合わせて、ペナルティエリア内でヘディングシュートを放ったが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同35分、ベシクタシュのゴールが取り消された。レドモンドが右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたタイップ・タルハ・サヌッチがヘッドで合わせたところ、ボールは、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らした。だが、ヴィデオ判定システムで確認後、タイップ・タルハ・サヌッチが、手を使っていたとしてゴールとは認定されなかった。
 同45分、ベシクタシュがゴールに迫った。アンタルヤ・スポルのディフェンスからのこぼれ球を捉えたセミフ・クルチソイがバイシクル・シュートを試みた。ゴールエリアにいたジェンク・トスンが、ヘッドで仕上げを行おうとしたところ、GKアタベルク・ダダクデニズが、しっかりと胸に収めてしまったのだった。
 同ロスタイム6分、ベシクタシュが、PKのチャンスを活かせなかった。同ロスタイム4分、ジェンク・トスンが、ペナルティエリア内でGKアタベルク・ダダクデニズをすり抜けようとしたところ、ピッチに倒れたのを観たアブドゥルカディル・ビティゲン主審がPKを指示したのだった。同ロスタイム6分、このPKをジェンク・トスンが蹴ったが、右へと跳んだGKアタベルク・ダダクデニズがゴールを許さなかったのだった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ、タイップ・タルハ・サヌッチ、ロマン・サイス、ウムト・メラシュ(後半39分:ケレム・アタカン・ケスギン)=サリフ・ウチャン、ゲドソン・フェルナンデス=ネイサン・レドモンド、デレ・アリ(後半1分:タイフル・ビンギョル)、ジェンク・トスン=ジャクソン・ムレカ(後半13分:セミフ・クルチソイ)
【アンタルヤ・スポル】アタベルク・ダダクデニズ=シェレル・フローラヌス、オメル・トプラク、ヴェイセル・サル、ギュライ・ヴラル=ビュンヤミン・バルジュ、フェルナンド・マルティンス(後半41分:ジェマリ・セルテル)=アラッサーヌ・ンダオ(後半32分:ウフク・アキョル)、フレディ、ウッサム・ガーシャ=アドミル・メフメディ(後半21分:シナン・ギュムシュ)



フェネルバフチェ 4:0 コンヤ・スポル(CNNトルコ 23. 2.26)

フェルディ・カドゥオウル(左)オーウルジャン・ウリュギュン(右)(サバハ紙) エネル・ヴァレンシア(左端)を讃える(ミリエット紙)  トルコを襲った地震の惨劇のため延長されていた第22節、コンヤ・スポルをホームに迎えたフェネルバフチェが、この試合を4:0で制した。

 トルコ全土の息の根を止めるかのような、カフラマンマラシュを震源とする地震後も、トルコの深手は続いている。トルコ・リーグ第22節の順延された試合で、フェネルバフチェは、コンヤ・スポルをホームに迎えた。そして、フェネルバフチェは、この試合を4:0で制したのだった。
 フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、前半13分にはPKでと同ロスタイム6分にエネル・ヴァレンシアが、後半16分にはジョシュア・キングが、同33分にはアッティラ・サライが決めた。コンヤ・スポルは、前半22分に、マメ・デューフがレッドカードをもらったため、それ以後は10人の戦いとなってしまった。
 なお、この試合、フェネルバフチェの新加入選手ヤイデン・オーステルヴォルデが、初めてフェネルバフチェのユニフォームを着てプレーしたが、ホルヘ・ヘスス監督は、出場停止のため、ベンチにはその姿はなかった。
 この勝利で、勝ち点を48に伸ばしたフェネルバフチェは、首位のガラタサライとは、同差6とした。これで、5連敗となったコンヤ・スポルは、同27に留まった。

                   試合展開

 前半11分、ウィリアン・アロンの出したロングパスを、ペナルティーエリア内左ライン際で得たリンコン・エンリケが、内へとボールを入れようとすると、エンドリ・チェキジが手を使ったため、ハリル・ウムト・メレル主審がPKを指示した。
 同13分、このPKをエネル・ヴァレンシアが蹴ると、ボールは、GKエルハンの手を跳ね、更にゴールポストに2回当たりゴールインした。1:0。
 同23分、ウィリアン・アロンとヘッドでボールを競り合ったマメ・デューフの執ったアクションを咎めたハリル・ウムト・メレル主審は、マメ・デューフに、この日2枚目のイエローカードを出したため、マメ・デューフは退場となってしまった。
 同37分、フェイントをかけながら、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入ったディエゴ・ロッシがシュートを放つと、ボールは、僅かに枠を捉えられず外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム6分、フェルディ・カドゥオウルからのパスを受け、ゴール右斜め前からペナルティーエリア内へと入ったディエゴ・ロッシが、ダイレクトでファーサイドのゴールポストに向けセンタリングを入れた。そのボールを、うまく捉えたエネル・ヴァレンシアが放ったシュートがゴールとなった。2:0。
 同16分、ディエゴ・ロッシが、ペナルティーエリア内右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドのゴールポスト近くにいたエネル・ヴァレンシアがヘッドで落とした。そのボールを、ペナルティエリアの外左サイドで得たリンコン・エンリケが捉え、シュートを放つと、枠を捉えたボールに、ゴール前でジョシュア・キングが触れると、ゴールインした。3:0。
 同22分、右サイドにいたフェルディ・カドゥオウルが、パスをミハ・ザイッチに出した。そのミハ・ザイッチが、右サイドからペナルティエリア内へと持ち込み、ファーサイドのゴール隅を狙ったシュートを放つと、GKエルハン・エレンテュルクがコーナーキックに替えた。
 同29分、中盤でボールを得たアルダ・ギュレルが、相手選手をフェイントをかわし、ペナルティーエリアの右サイドから狙いすましたシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同33分、ミゲル・クレスポが、ペナルティーエリアの外からフリーキックを蹴ると、ファーサイドでいいジャンプを見せたアッティラ・サライのヘディングシュートが炸裂、ボールは、ファーのゴール隅に吸い込まれた。4:0。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ、リンコン・エンリケ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半12分:エムレ・モル)、ミハ・ザイッチ(後半23分:ヤイデン・オーステルヴォルデ)、ウィリアン・アロン(後半12分:ミゲル・クレスポ)、ディエゴ・ロッシ(後半35分:セルダル・ドゥルスン)=エネル・ヴァレンシア、ジョシュア・キング(後半23分:アルダ・ギュレル)
【コンヤ・スポル】エルハン・エレンテュルク=アフメット・オウズ、アディル・デミルバー、フランシスコ・カルヴォ、ギレルメ・シチャ=ソネル・ディクメン、アンドレアス・ブーカラキス=コンラド・ミチャラク(前半41分:メフメット・ブユックサヤル)、オーウルジャン・ウリュギュン、エンドリ・チェキジ(後半23分:ウーウルジャン・ヤズグル)=マメ・デューフ



ベシクタシュ、延期試合でアンタルヤ・スポルをホームに迎える(イエニ・シャファク紙 23. 2.25)

シェノル・ギュネシュ監督(ファナティック紙)  ベシクタシュは、トルコ・リーグ第14節の延期試合を、明日、アンタルヤ・スポルと戦う。ヴォーダフォン・パルクで、午後7時開始のこの試合を、アブドゥルカディル・ビティゲン主審が裁く。

 最初は、タキシムでのテロ事件のため、2月14日に順延されたが、今度は、カフラマンマラシュを震源とする地震のために、延期を余儀なくされた。
 明日行われる、この延期試合には、移籍解禁期間に補強された選手たちは出場できない。ベシクタシュが、試合当日には登録していなかった選手たち、即ち、ヴァンサン・アクバカル、アミル・ハジャフメトヴィッチ、オヌル・ブルト、アレクサンドゥル・マキシム、オマー・コリーとともに、累積警告で出場停止のアルトゥール・マスアクも、このアンタルヤ・スポル戦には出場できない。シェノル・ギュネシュ監督は、マスアクを欠くため、ウムト・メラシュかタイフル・ビンギョルのいずれかを使うことになろう。
 故障のため、長期離脱を余儀なくされていて、直近の試合でピッチに立つことになったラシド・ゲザルがアンタルヤ・スポル戦では、先発メンバーに名を連ねるものと思われる。トルコ・リーグの直近の試合、シワス・スポル戦の終盤にピッチに立ったラシド・ゲザルは、中断期間に行なわれたウムラニエ・スポルとエユップ・スポルとの試合では出場していた。
 また、ベシクタシュでは、ウエリントン・シルヴァ、ゲドソン・フェルナンデス、ジェンク・トスンが、あと1枚のイエローカードで、累積警告で出場停止となってしまう。従って、明日の試合でイエローカードをもらうと、第24節のアンカラ・グジュ戦ではプレーできないことになる。



トラブゾン・スポル、ヨーロッパの戦いから敗退! アウェー戦で、勝ち上がりの機会を逸した、トラブゾン・スポルの2ゴールがオフサイド判定を喰らった(サバハ紙+ヒュリエット紙補綴 23. 2.24)

ゼキ・アムドクニ(CNNトルコ) バカセタス(左)(サバハ紙)  トラブゾン・スポルが、第1戦で1:0で勝ったバーゼルに、アウェー戦では2:0で敗れ、UEFA欧州カンフェランスリーグから敗退してしまった。バカセタスがPKを失敗したこの試合、ホームのバーゼルに勝ち上がりをもたらしたゴールは、ゼキ・アムドクニとアンディ・ゼキリが決めた。一方、トラブゾン・スポルの2つのゴールが、オフサイド判定で認定されなかった。

 UEFA欧州カンフェランスリーグ16強の戦いに向けたプレーオフで、第2戦で、バーゼルに2:0で敗れたトラブゾン・スポルは、合計スコア2:1で、ヨーロッパのカップ戦からの敗退が決まった。
 試合を通じて、プレッシャーをかけ、いいサッカーを見せていたトラブゾン・スポルだったが、前半13分にゼキ・アムドクニのゴールで、1:0とリードを奪われてしまった。ディフェンダーの裏に出されたロングボールを得たゼキ・アムドクニが、GKと1対1となったところから放ったシュートが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同26分、ペナルティエリア内で、マクシ・ゴメスが、カーデのチェックを受けピッチに倒れると、主審はPKを指示した。同27分、このPKを、バカセタスが蹴ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 後半16分、ドーウジャン・ハスポラトの素晴らしいセンタリングに、デンスヴィルがヘッドで合わせるとゴールが決まった。だが、オフサイドがあったとしてゴールは認定されなかった。
 同22分、バーゼルのゴールに迫ったトラブゾン・スポルは、ウムト・ボゾクのヘディングシュートを放ったが、ボールは、バーに当たり外に出て行ってしまった。
 同31分、バーゼルが、アンディ・ゼキリのゴールで、スコアを2:0とした。ペナルティーエリア内にいたゼキ・アムドクニのシュートを、GKウーウルジャン・チャクルがパンチングで防ぐと、詰めていたアンディ・ゼキリが仕上げを行ったのだった。2:0。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=マルク・バルトラ、ステファノ・デンスヴィル、ヴィトール・フーゴ(後半1分:ブルーノ・ペレス)、イエンス・ラルセン(後半37分:エレン・エルマル)=ドーウジャン・ハスポラト(後半31分:ユスフ・ヤズジュ)、マノリス・シオピス(後半16分:ウムト・ボゾク)=アブドゥルカディル・オミュル(後半37分:エニス・バルディ)、アナスタシオス・バカセタス、トレゼゲ=マクシ・ゴメス



ベシクタシュ、ロマン・サイスに関し決断をくだす(アクシャム紙 23. 2.23)

ロマン・サイス(ファナティック紙)  ベシクタシュのモロッコ人ストッパーのロマン・サイスが、今季終了後にチームを離れることを考えている。ベシクタシュ側も、ロマン・サイスが出ていくことを遮るつもりがない。

 ベシクタシュで、シェノル・ギュネシュ監督が、そのプレーぶりを良しとせず、また、プレースタイルが合ってないロマン・サイスは、今季終了後、イングランドへ戻る方策を考えている。32歳になっているロマン・サイスは、移籍解禁期間最終日、ノッティンガム・フォレストへの移籍を望んだのだったが、ベシクタシュが、250万EUROでのオファーを突き返してしまった。ベシクタシュは、移籍解禁期間に、同監督の求めに応えて、オマー・コリーを獲得した。そのため、同監督が、そのプレーぶりを良しとせず、また、プレースタイルが合ってないロマン・サイスは、今季終了後、イングランドへ戻る方策を考えているということだ。ロマン・サイスは、自由契約になるという条件で、チームを去ることで、6月に同意を得ることになろう。



トラブゾン・スポルのメンバーが明らかになった(TRT 23. 2.22)

アブドラハ・アヴジュ監督(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルが、UEFA欧州カンフェランスリーグのプレーオフ第2戦で、明日、アウェーで戦うバーゼル戦の登録メンバーに入っている選手が明らかになった。

 それは、22名の選手で構成されている。治療の続くドルクハン・トコズ、エディン・ヴィスチャ、マレク・ハムシクの名はないが、新加入のラザル・マルコヴィッチも、UEFAへの登録選手名簿に入ってないということで、この試合には出場できない。
 顔ぶれは、次の通りである。ウーウルジャン・チャクル、ムハメット・タハ・テペ、カーアン・モラダオウル、アリフ・ボシュルク、ブルーノ・ペレス、イエンス・ラルセン、エレン・エルマル、ヴィトール・フーゴ、マルク・バルトラ、ヒュセイン・テュルクメン、ステファノ・デンスヴィル、ジャン・フィリップ・グバミン、マノリス・シオピス、ドーウジャン・ハスポラト、エニス・バルディ、アブドゥルカディル・オミュル、アナスタシオス・バカセタス、ユスフ・ヤズジュ、トレゼゲ、ウムト・ボゾク、マクシ・ゴメス、ナジ・ウニュヴァル。
 トラブゾン・スポルは、バーゼル戦に向けての準備を、今夜、午後7時から、試合の行われるザンクト・ヤコブ・パルク・スタジアムで行い、試合開始を待ち受けることになる。なお、この練習の前に、アブドラハ・アヴジュ監督とヴィトール・フーゴが、午後6時半より、記者団の質問に答えることになっている。



ガラタサライ、アンタルヤ・キャンプのメンバー(TRT 23. 2.21)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  ガラタサライが、アンタルヤで行う6日間のキャンプ参加メンバーを発表した。新加入のニコロ・ザニオーロとサム・アデクグベが、このメンバーに入っている。

 ガラタサライの発表によると、2月20〜26日に、アンタルヤのホテルで行うキャンプ・メンバーには、イタリアのローマから獲得したニコロ・ザニオーロと、ハタイ・スポルから獲得したサム・アデクグベの名が入っている。

                    その他の顔ぶれは、次の通り

 フェルナンド・ムスレラ、レオ・デュボア、マティアス・ロス、ルーカス・トレイラ、フレドリク・ミットシエ、ケレム・アクテュルコウル、ドリース・メルテンス、ユヌス・アクギュン、アタカン・オルドゥ、エムレ・タシュデミル、バフェットィンビ・ゴミス、ベルカン・クトゥル、カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン、ミロト・ラシツァ、セルジオ・オリヴェイラ、ユヌス・デミル、オカン・コジュク、エミン・バイラム、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エミルハン・カヤル、ヤンカト・ユルマズ、バルシュ・アルペル・ユルマズ、バラン・デミロウル、アリ・イエシルユルト、ジャネル・ドーアン、フアン・マタ、アリ・トゥラプ・ビュルビュル、ハムザ・アクマン、エフェ・アクマン、カズムジャン・カラタシュ、サーシャ・ボエ、マウロ・イカルディ、エネス・ブユック。



フェネルバフチェも狙ったが、コンヤ・スポルがかっさらった! 正式に獲得を発表することになる(アクシャム紙 23. 2.20)

アユブ・エル・カービ  コンヤ・スポルが、補強に動いている。フェネルバフチェが俎上に乗せていたアユブ・エル・カービと合意に達した。近々、移籍に関し、正式な発表がある。

 フェネルバフチェとトラブゾン・スポルが狙っていたアユブ・エル・カービを、コンヤ・スポルがかっさらった。ハタイ・スポルでプレーしていたアユブ・エル・カービと合意に達したのだ。近々、正式な発表があるものと思われる。
 コンヤ・スポルが、全ての点で合意に達したその名は、アユブ・エル・カービ。29歳のモロッコ人選手アユブ・エル・カービは、トルコ・リーグの残りの期間を、コンヤ・スポルでプレーする。ハタイ・スポルが、2021年に移籍金なしで獲得したアユブ・エル・カービは、ハタイ・スポルとの契約は2023年まである。
 アユブ・エル・カービは、昨季は、ハタイ・スポルで32試合に出場して18ゴールを記録し、今季は、21試合で21試合に出場して8ゴール3アシストを記録している。
 コンヤ・スポルは、これで、ハタイ・スポルからは、攻撃面で、マメ・デューフに次いで2人目の選手獲得となる。



ベシクタシュ、ラシド・ゲザルが復帰(TRT 23. 2.19)

ラシド・ゲザル(ファナティック紙)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ再開に向けて準備を続けている。練習試合で、ウムラニエ・スポルと対峙したベシクタシュは、ラシド・ゲザルとヴァレンティン・ロシエのゴールで、この試合を2:0で制した。

 ベシクタシュは、地震の惨劇のために生まれたブレイク期間に、ウムラニエ・スポルと練習試合を行った。ベシクタシュは、ラシド・ゲザルとヴァレンティン・ロシエのゴールで、2:0で、この試合に勝った。ラシド・ゲザルの復帰は、首脳陣を喜ばせていた。
 故障を発生させたため、今季、僅か6試合だけに出場しているラシド・ゲザルは、これで、「準備はできている」とのメッセージを示した。30歳になっているラシド・ゲザルは、トルコ・リーグでの残りの試合で、首脳陣が攻撃面で最も重要な核とする1人になるだろう。ラシド・ゲザルの復帰は、ヴァンサン・アクバカルとヴァレンティン・ロシエのプレーをより有効にするものと考えられる。
 ベシクタシュは、アレクサンドゥル・マキシム、オマー・コリー、オヌル・ブルト、アミル・ハジャフメトヴィッチ、ヴァンサン・アクバカルを獲得して、唯一無二的なメンバー構成を作り上げた。更に、アダナ・デミル・スポルと交渉を行っているジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが、ベシクタシュを去った場合には、そのポジションに補強を行うことが考えられる。



ベシクタシュ、ジョゼフ・デ・ソーサに別れを告げる(TRT 23. 2.18)

ジョゼフ・デ・ソーサ(ファナティック紙)  ベシクタシュが、ブラジル人選手ジョゼフ・デ・ソーサが、クラブを去ることを告知した。

 ベシクタシュの発表によると、「我がクラブのジョゼフ・デ・ソーサとの契約を解除することで合意に達し、ジョゼフ・デ・ソーサはクラブを去ることになった。我がクラブと、2020−21シーズンにトルコ・リーグとトルコ杯を制覇、更に、2021年のスーパーカップ制覇をともにしたジョゼフ・デ・ソーサに、その仕事ぶりに謝意を表し、今後の活躍を祈る」となっている。
 ジョゼフ・デ・ソーサは、中国の北京国安の加入するものと思われている。



トラブゾン・スポル、バーゼルを1:0でくだす(ミリエット紙 23. 2.17)

アブドゥルカディル・オミュル(左)(ファナティック紙) イエンス・ラルセン(ファナティック紙)  UEFA欧州カンフェランスリーグ16強へのプレーオフの第1戦で、トラブゾン・スポルとバーゼルが対峙した。トラブゾン・スポルが、1:0で、この試合を制した。

 トラブゾン・スポルが、UEFA欧州カンフェランスリーグ16強へのプレーオフ第1戦で、バーゼルをホームに迎えた。この難しい試合は、シェノル・ギュネシュ複合施設で行われた。この試合を裁いたのは、リトアニア・サッカー連盟のドナタス・ルムサス主審だった。そして、トラブゾン・スポルが、1:0でバーゼルをくだした。トラブゾン・スポルのあげた、この試合唯一のゴールは、イエンス・ラルセンから生まれた。

                    試合展開

 前半4分まで、トラブゾン・スポルのサポーターは、カフラマンマラシュを震源とする地震が、午前4時17分に発生したために、声を上げることはなかった。同17秒を期して、「我がトルコ、トラブゾンは、おまえとともに」という声が上がった。
 同9分、バーゼルの、左サイドを駆け上がったアントン・カレが内へとボールを入れると、ゼキリが、走り込んで来て、そのボールを捉えシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行った。
 同21分、トラブゾン・スポルのエレン・エルマルが、ゴール左斜め前から枠を捉えたシュートを放った。GKヒッツからボールが跳ね返ると、詰めていたアブドゥルカディル・オミュルがシュートを放ったが、ボールは、枠を捉えることなくサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同29分、バカセタスが、相手陣内深くボールを入れると、右サイドでマクシ・ゴメスがボールを得た。そのマクシ・ゴメスが、ペナルティエリア内へと放り込むと、ペナルティーエリア内へと走り込んで来た トレゼゲが、それに合わせてシュートを放った。だが、ボールは、GKヒッツに当たり跳ね返ったところを、ディフェンダーがクリアしてしまった。
 後半20分、トラブゾン・スポルが先制した。ディフェンスの裏に蹴られたボールに追いついたトレゼゲが、ゴール右斜め前から枠を捉えたシュートを放つと、ボールは、GKヒッツに当たり、ピッチに跳ね返った。背後からペナルティエリア内へと入ってきたイエンス・ラルセンが、そのボールを捉えシュートを放つと、これが決まったのだった。1:0。
 同30分、右サイドからペナルティーエリア内へと持ち込んだマクシ・ゴメスが放ったシュートが、GKヒッツの頭越しにゴールとなった。だが、ドナタス・ルムサス主審は、ヴィデオ判定システムの映像を確認後、オフサイドがあったとして、ゴールを認定しなかった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ブルーノ・ペレス(後半27分:マルク・バルトラ)、ヴィトール・フーゴ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル(後半1分:イエンス・ラルセン)=ドーウジャン・ハスポラト、マノリス・シオピス(後半38分:ウムト・ボゾク)=アブドゥルカディル・オミュル(後半44分:ユスフ・ヤズジュ)、アナスタシオス・バカセタス、トレゼゲ=マクシ・ゴメス



ガラタサライ、新たな左サイドバックを見つけた! サム・アデクグベ(スター紙 23. 2.16)

サム・アデクグベ  カフラマンマラシュを震源とし、10県に影響を及ぼした地震は、サッカー・クラブにも被害を成した。トルコ・リーグからの撤退を決めたハタイ・スポルのカナダ人選手サム・アデクグベは、チームを離れる用意のある選手の1人だ。補強を続けるガラタサライが、レンタルでの獲得を求めている。

 カフラマンマラシュを震源とし、10県に影響を及ぼした地震のために、トルコ・リーグからの撤退を決めたハタイ・スポルは、今季の残りの期間の財政負担を最小限にしたいために、所属選手たちのレンタル移籍ないしは完全移籍を考えている。
 現在、トルコ・リーグの首位に立つガラタサライが、移籍解禁期間終了前に、今一つの補強を用意している。ガラタサライは、ハタイ・スポルのサム・アデクグベのレンタル移籍を成し遂げようとしているところだ。

                    移籍はレンタルになろう

 ガラタサライは、サム・アデクグベを、今季末までのレンタルでの獲得になるだろう。28歳のサム・アデクグベの移籍には、120万EUROでのオプションが付く条項を含んでいる。
 トルコ・サッカー協会は、地震のため、ハタイ・スポルとガジアンテップFKのトルコ・リーグからの撤退が決まったあと、この両クラブからの移籍に関し、外国人選手規定から免除されることを発表した。これに則り、ガラタサライが、サム・アデクグベを獲得しても、「8+3」という外国人枠規定に触れることはなく、プレーさせることに問題は生じない。



マルコヴィッチ、トラブゾン・スポル入り(TRT 23. 2.15)

ラゼル・マルコヴィッチ(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルは、震災のため、リーグ戦から撤退することになったガジアンテップFKのラゼル・マルコヴィッチをレンタルで獲得ということで、トラブゾン入りさせた。

 トラブゾン・スポルが、震災のため、リーグ戦から撤退することになったガジアンテップFKのラゼル・マルコヴィッチと合意に達した。トルコ航空定期便でトラブゾンに着いた28歳のラゼル・マルコヴィッチは、トラブゾン・スポルのエムラー・トク・マネージャーの迎えを受けた。その後、ラゼル・マルコヴィッチは、車で空港を離れ、宿泊先のホテルに向かった。中盤が、そのポジションである、このセルビア人選手ラゼル・マルコヴィッチは、ガジアンテップFKでは、19試合に出場して4ゴール2アシストを記録している。また、ラゼル・マルコヴィッチは、2015-16シーズンにはフェネルバフチェに所属したことがある。クラブ所属では、ここまで278試合に出場して56ゴールを記録しているラゼル・マルコヴィッチは、セルビア代表としては、22試合に出場して3ゴールを決めている。



フェネルバフチェのジョアン・ペドロ、チームに合流(TRT 23. 2.14)

ジョアン・ペドロ(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェが、震災のために生まれたトルコ・リーグの中断期間で、初の練習を行った。

 フェネルバフチェが行った発表によると、フェネルバフチェ・ジャン・バルトゥ・グランドで、ホルヘ・ヘスス監督指揮下で行われた練習に、故障が癒えたジョアン・ペドロも加わっていた。
 屋内での体力強化と耐久力強化のトレーニングで始まった練習は、ピッチに出てからは、ウォーミングアップ、サーキットトレーニング、持久走と続いた。更に、選手たちが、2グループに分かれ、5:2でのボール回しを行い、戦術練習及び個人練習で、この日の練習を打ち上げた。
 フェネルバフチェは、本日もまた、練習を続け、今後の準備に当たる。



フェネルバフチェが動き出した! サイドの選手を求めて3名をリストアップ(フォトマッチ紙 23. 2.13)

アレクサンドゥル・マキシム(スター紙) サバ・ロブジャニゼ  移籍解禁期間に、3つの補強を行ったフェネルバフチェが、攻勢を続けている。フェネルバフチェの新たな狙いは、サイドの攻撃的な選手だ。フロントは、ホルヘ・ヘスス監督の要望に呼応して、3選手をリストアップしている。

 リーグ戦からの撤退をするクラブの選手で、プレーを望む選手が移籍した場合には、移籍先のクラブの外国人枠を9名まで可とする、トルコ・サッカー協会の決定が、フェネルバフチェに新たな動きをもたらした。フェネルバフチェは、サイドの選手の補強を考えているのだ。フェネルバフチェの首脳陣は、ハタイ・スポルのサバ・ロブジャニゼ、ガジアンテップFKのアレクサンドゥル・マキシム、新マラテヤ・スポルのハキ・オスマンを評価するものと思われる。この3選手の中で、ホルヘ・ヘスス監督の希望を受けて、交渉に乗り出すことが明らかになっている。ハタイ・スポルで、今季、21試合の出場をしているサバ・ロブジャニゼは、1ゴール4アシストを記録している。28歳のグルジア人選手サバ・ロブジャニゼは、左右いずれのサイドでもプレーができる。ガジアンテップFKのスター選手アレクサンドゥル・マキシムは、トルコ・リーグで4ゴール、トルコ杯で1ゴールと、公式戦25試合の出場で計5ゴールを記録している。32歳のルーマニア人選手アレクサンドゥル・マキシムは、10番の位置、及びサイドを務めることができる。また、20歳のガーナ人選手ハキ・オスマンは、新マラテヤ・スポルで5ゴール4アシストを記録して、注目されている選手だ。フェネルバフチェは、今後、補強に向け、正式な歩みを見せるものと思われる。



トラブゾン・スポル、バーゼル戦に向けて準備(アクシャム紙 23. 2.12)

アブドラハ・アヴジュ監督(ハベル・テュルク紙)  トルコ・リーグで、一進一退のパフォーマンスを見せているトラブゾン・スポルが、UEFAカンフェランスリーグのプレーオフでバーゼルと対峙する。

 トルコが厳しい日々を送るなか、一方では、既に決まっているスポーツの日程の遂行が求められている。トラブゾン・スポルは、UEFAカンフェランスリーグのプレーオフで、2月16日(木)にホームで対峙する、スイスのバーゼルとの大事な一戦に向けて準備を続けている。アブドラハ・アヴジュ監督指揮下、メフメット・アリ・ユルマズ・グランドでの練習では、テクニック面に関わるウォーミングアップを行ったあと、サーキットトレーニング、5対2でのパス練習を行った。耐久力を着ける練習、そして、広いコートを使っての練習試合を行い、この日の練習を打ち上げた。
 トラブゾン・スポルは、この試合に向けた準備を、本日の練習でも続ける。



ハサン・アリ・カルドゥルムの新たな所属先が判明(ファナティック紙 23. 2.11)

ハサン・アリ・カルドゥルム(ファナティック紙)  トルコ・リーグのカイセリ・スポル、フェネルバフチェ、そして、直近ではバシャクシェヒル・スポルでプレーしてきたハサン・アリ・カルドゥルムの新たな所属先が判った。

 アンカラ・グジュが、経験豊かなハサン・アリ・カルドゥルムを獲得した。アンカラ・グジュの明らかにしたとことによると、33歳になっているハサン・アリ・カルドゥルムと、1年半の契約に調印したとなっている。
 長きにわたり、フェネルバフチェでプレーしたのち、直近ではバシャクシェヒル・スポルに所属したハサン・アリ・カルドゥルムは、トルコ代表としても35試合に出場している。



ベシクタシュに、ガンビア人ストッパー(TRT 23. 2.10)

オマー・コリー  ベシクタシュが、イタリアのサンプドリアから、ガンビア人ストッパーのオマー・コリーを獲得した。

 ベシクタシュが、自身の告知サイトを使い、ディフェンスを、その任とする30歳のストッパーの獲得を完了したことを明らかにした。その発表によると、次のようになっている。
 「オマー・コリーの移籍について、2023年2月9日以後、2024−25シーズン終了まで、そして、出場試合数、及び出場時間に関し定められた条件を満たした場合には、2025−26シーズン末まで、自動的に延長されるということで、選手本人とサンプドリア側と合意に至った。サンプドリアには、230万EUROの移籍金を支払うことになる」。



オヌル・ブルト、正式にベシクタシュ入り(フォトマッチ紙 23. 2. 9)

オヌル・ブルト(TRT)  ベシクタシュに注目すべき補強が実現した。ベシクタシュが、カイセリ・スポルからオヌル・ブルトを獲得したことを告知したのだ。

 移籍解禁期間を利用して補強に努めるベシクタシュは、ヴァンサン・アクバカルとアミル・ハジャフメトヴィッチに次いで、3人目の選手の獲得を実現した。ベシクタシュが、カイセリ・スポルとの契約を一方的に解除したオヌル・ブルトと合意に達したことを発表した。先日、カイセリ・スポルとの3年契約に調印したオヌル・ブルトは、その契約を、一方的に解除したのだ。
 ベシクタシュは、この移籍に関し、「オヌル・ブルトの移籍を完了した。我がクラブは、オヌル・ブルトと、2025-26シーズン末までの契約に調印した」と発表した。



ハタイ・スポル選手団、イスタンブル入り(アクシャム紙 23. 2. 8)

ヴォルカン・デミレル監督(イエニ・シャファク紙)  地震による大きな被害に晒され、幾人かの選手は瓦礫の下から脱出したハタイ・スポル選手団が、イスタンブルに入った。ヴォルカン・デミオレル監督は、数日後に会見を開くことを明らかにした。

 カフラマンマラシュを震源地とする地震の影響を受けたハタイ・スポル選手団が、イスタンブル入りした。ここ2日間に経験した多くの選手の苦渋を解くことに努めた選手団にとっては、緊迫した時は終わったが、まだ、幾人かは瓦礫の下のままであることが明らかにされている。
 ヴォルカン・デミオレル監督に率いられた選手団は、夕刻、イスタンブル空港に到着した。空港では、記者団の問いかけに答えることのなかった同監督は、「今は、何も言いたくない。でも、2、3日してから、詳しいことを話すつもりだ」と述べた。同監督は、地震発生後の厳しいなか、映像を通じて状況を配信したばかりか、多くの差配をしていたということだ。



ガラタサライ、ニコロ・ザニオーロと合意に達す(TRT 23. 2. 7)

ニコロ・ザニオーロ  ガラタサライのニコロ・ザニオーロ獲得が、成功裏に終わりかけている。ガラタサライが、ローマとの間で合意に達したのだ。

 ガラタサライの補強が、移籍解禁期間終了まで残すところ僅かになってきているなか、速度を増している。攻撃ラインの強化を目指すガラタサライは、長きに渡り追いかけてきたニコロ・ザニオーロの獲得が迫っている。ガラタサライは、契約の詳細に関し、ニコロ・ザニオーロと合意に達したようだ。また、ローマ側とも、移籍金の支払い方について合意に達している。ニコロ・ザニオーロがイスタンブル入りして、メディカルチェックを受け、正式な調印に至ることになろう。
 ガラタサライは、23歳のニコロ・ザニオーロに、年俸300万EUROを支払うことになると考えられている。ニコロ・ザニオーロは、4シーズンを過ごしたローマでは、128試合の出場で、24ゴール、18アシストを記録している。また、イタリア代表としては、11試合に出場して2ゴールを決めている。



ガラタサライ、トラブゾン・スポルを2:1でくだす(ミリエット紙改 23. 2. 6)

メルテンス(ガラタサライ公式HP) トレゼゲ(左)ヴィクトール・ネルソン(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第23節で、ガラタサライとトラブゾン・スポルが対峙した。ガラタサライが、この難しい試合を、2:1で制した。

 この結果、ガラタサライは、勝ち点を54に伸ばし、トラブゾン・スポルは、同38に留まった。これで、ガラタサライは、トルコ・リーグでの連勝を12に伸ばした。ガラタサライは、次節は、コンヤ・スポルとのアウェー戦を戦う。一方のトラブゾン・スポルは、ウムラニエ・スポルと対戦する。

                   試合経過

 前半1分、トラブゾン・スポルが先制した。キックオフとともに、ムスレラが、自分のところに来たボールを、近くにいたトレイラに預けた。そのトレイラが、もう1度、ボールをムスレラに戻そうとしたとき、そのボールをアブドゥルカディル・オミュルがカットして、背後から動いていたマクシ・ゴメスに出すと、そのマクシ・ゴメスが、がら空きのゴールに蹴りこんだのだった。0:1
 同13分、左サイドで生まれたガラタサライの攻撃で、ケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリア内にいたマウロ・イカルディにボールを出した。そのマウロ・イカルディが、ペナルティエリアの僅か外にいたオリヴェイラに回すと、オリヴェイラが、それを受けシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を外れて外に出て行ってしまった。
 同18分、ガラタサライが同点に追いついた。オリヴェイラのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったケレム・アクテュルコウルが、グランダーのパスで内へと折り返した。すると、PKポイントのところにいたマウロ・イカルディが、背後から走りこんできたメルテンスにボールを預けると、メルテンスが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からシュートを放ち、これが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。そして、前半は1:1のまま終わった。
 後半6分、ガラタサライが、PKを獲得した。ペナルティエリア内でボールを得たユヌス・アクギュンが、トレゼゲのチェックを受け、ピッチに倒れると、それを咎めたハリル・ウムト・メレル主審がPKを指示したのだった。
 同7分、このPKをマウロ・イカルディが蹴り、GKウーウルジャン・チャクルが跳んだとは逆方向の隅に蹴りこんだ。2:1。
 同21分、ケレム・アクテュルコウルが浮き球のパスを出すと、そのボールを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たメルテンスがシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルがコーナーキックに替えた。
 同29分、ケレム・アクテュルコウルのスルーパスに反応してディフェンスの裏を取ったマウロ・イカルディが、GKウーウルジャン・チャクルと1対1となり、そこからシュートを放った。ボールは、ウーウルジャン・チャクルを抜けたが、ディフェンダーが、このボールをコントロールした。
 同34分、トラブゾン・スポルがゴールに迫った。ゴール前約30mの距離で得たフリーキックを、バカセタスが蹴り、直接ゴールを狙った。だが、GKムスレラが、辛うじて、これをパンチングで防いだ。
 同ロスタイム2分、右サイドで生まれたガラタサライの攻撃で、サーシャ・ボエが、ボールを内へと入れた。ペナルティエリア内ゴール右斜め前で、このボールを得たケレム・アクテュルコウルがシュートを試みたが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ(後半40分:オカン・コジュク)=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、レオ・デュボア=ルーカス・トレイラ(後半1分:ベルカン・クトゥル)、セルジオ・オリヴェイラ(後半ロスタイム5分:ミロト・ラシツァ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半1分:ユヌス・アクギュン)、ドリース・メルテンス(後半ロスタイム1分:カーン・アイハン)、ケレム・アクテュルコウル(後半25分:ベルカン・クトゥル)=マウロ・イカルディ
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン(後半25分:マルク・バルトラ)、ステファノ・デンスヴィル、ヴィトール・フーゴ、エレン・エルマル=マノリス・シオピス(後半24分:ユスフ・ヤズジュ)、アナスタシオス・バカセタス(後半35分:エニス・バルディ)=モンタセ・ラフトゥミ(後半1分:ジャン・フィリップ・グバミン)、アブドゥルカディル・オミュル(後半35分:ウムト・ボゾク)、トレゼゲ=マクシ・ゴメス



シワス・スポル 1:0 ベシクタシュ(イエニ・シャファク紙+TRT補綴 23. 2. 5)

サムエル・サイス(シワス・スポル公式HP) マックス・グラデル(左)アミル・ハジャフメトヴィッチ(右)(シワス・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第23節で、シワス・スポルが、ホームで、ベシクタシュを1:0でくだした。これで、ホームのシワス・スポルは、2連勝を飾ることになった。

 トルコ・リーグ第23節で、シワス・スポルが、ホームにベシクタシュを迎えた。そして、この試合を、シワス・スポルが1:0で制した。シワス・スポルのゴールは、前半23分に、新加入のサイスが決めた。サイスは、これが、トルコ・リーグでの初ゴールとなった。この結果、シワス・スポルは、勝ち点を24に伸ばしたのに対し、ベシクタシュは、同39に留まった。シワス・スポルは、次節、カラギュムリュックとのアウェー戦が、また、ベシクタシュは、ホームでのアンカラ・グジュ戦が予定されている。

                    試合経過

 前半23分、ヨルディ・カイセドが、ゴール左斜め前からペナルティエリア内のPKポイントの手前にいたサイスへとセンタリングを入れた。そのサイスが、それに合わせてシュートを放つと、ボールは、サイドバーに当たりゴールインした。1:0。
 同29分、タイフル・ビンギョルからのパスを、ペナルティエリア内で受けたヴァンサン・アクバカルが、ヘッドでゴールを狙ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同33分、ジョルジュ・エンクドゥのセンタリングに合わせて、ヴァンサン・アクバカルがヘディングシュートを試みるも、ボールはバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半5分、マックス・グラデルが、ペナルティエリアの外からフリーキックを蹴ったが、ベシクタシュの作った壁に跳ね返されてしまった。
 同34分、ヴァンサン・アクバカルからのパスを受けたヴァレンティン・ロシエがセンタリングを入れると、それに合わせて、ジェンク・トスンがシュートを放つも、ディフェンダーがクリアしてしまった。
 同39分、ジェンク・トスンからのパスをペナルティエリア内で受けたウムト・メラシュがシュートを放ったが、GKアリ・シャシャルがゴールを許さなかった。
 同41分、ディフェンスの裏を取り、ペナルティエリア内に入り込んだカロル・アンギエルスキが、GKと1対1となった。カロル・アンギエルスキは、そこからシュートを放ったが、GKメルト・ギュノクがパンチングで防ぎ、ゴールを許さなかった。

【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=エルドーアン・イエシルユルト、ディミトリス・ゴウタス、ジャネル・オスマンパシャ(後半13分:サンバ・カマラ)、ウーウル・チフトチ=イサク・コフィー=サムエル・サイス(後半43分:アーロン・アッピンダンゴエ)、ハカン・アルスラン、カリス・カリシス、マックス・グラデル(後半ロスタイム8分:ズィヤ・エルダル)=ヨルディ・カイセド(前半36分:カロル・アンギエルスキ)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ、ロマン・サイス、ウエリントン・シルヴァ、アルトゥール・マスアク(後半19分:ウムト・メラシュ)=タイフル・ビンギョル(後半31分:デレ・アリ)、ネジプ・ウイサル(後半31分:ケレム・アタカン・ケスギン)、アミル・ハジャフメトヴィッチ、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ(後半19分:ジャクソン・ムレカ)=ヴァンサン・アクバカル、ジェンク・トスン(後半45分:ラシド・ゲザル)



ガラタサライ、ビッグマッチを前に、2つのポジションに候補が4人(ファナティック紙 23. 2. 4)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  トルコ・リーグ第23節で、ガラタサライが、ホームにトラブゾン・スポルを迎える。このビッグマッチを前に、オカン・ブルク監督は、ピッチに送り出す先発メンバーを、ほぼ確定しているが、まだ、2つのポジションについては、決断ができていない。2つのポジションに候補となる選手が4人いるのだ。

 ガラタサライのオカン・ブルク監督は、トラブゾン・スポル戦でピッチに送り出す先発メンバーを、ほぼ形作っている。GKにフェルナンド・ムスレラ、右サイドバックにサーシャ・ボエ、ストッパーにヴィクトール・ネルソンとアブドゥルケリム・バルダクチュの2名、中盤ではルーカス・トレイラとセルジオ・オリヴェイラ、左サイドのケレム・アクテュルコウル、10番の位置にドリース・メルテンス、FWにマウロ・イカルディ、これらの選手の起用は確定している。
 このトラブゾン・スポル戦の残りの2つのポジションに候補選手が4名いる。左サイドバックに、レオ・デュボアを起用すると、外国人選手起用枠で、ミロト・ラシツァの起用ができず、バルシュ・アルペル・ユルマズの起用となる。左サイドバックにカズムジャン・カラタシュを起用すると、ミロト・ラシツァの起用ができる。レオ・デュボアとバルシュ・アルペル・ユルマズの起用が、同監督の本命と看られる。



アダナ・デミル・スポル 1:1 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 23. 2. 3)

ディエゴ・ロッシ、ケヴィン・ロドリゲス、ウィリアン・アロン(左から)(フォトマッチ紙) フェルディ・カドゥオウル(左)ダヴィッド・アキントラ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第22節では、アウェーでアダナ・デミル・スポルと対峙した。新アダナ・スタジアムで行われたこの試合、1:1の引き分けに終わった。フェネルバフチェのゴールは、後半43分にエネル・ヴァレンシアが、ホームのアダナ・デミル・スポルのゴールは、後半39分にPKをンディアエが決めたものだった。

                 試合経過

 前半14分、メルト・ハカン・ヤンダシュがきれいなシュートを決め、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らした。だが、アリ・パラブユク主審は、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、メルト・ハカン・ヤンダシュが手を使っていたとして、ゴールとは認定しなかった。
 同23分、コーナーキックが蹴られたとき、ミシー・バチューハイが、相手選手のチェックを受けピッチに倒れたが、主審は、試合の続行を命じただけだった。
 同24分、イルファン・ジャン・カフヴェジがコーナーキックを蹴り、内へとボールを入れると、それに合わせていいジャンプを見せたウィリアン・アロンがヘディングシュートを放つも、僅かに枠を捉えられず外に出て行ってしまった。
 同32分、アキントラがヘッドで落としたボールに、イルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリア内で手で触れたとの抗議を受け、主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、PKを指示した。このPKを、ユヌス・ベランダが蹴ると、GKアルタイ・バヤンドゥルは、足でこれを防ぎ、ゴールを許さなかった。
 同34分、フェネルバフチェが、イルファン・ジャン・カフヴェジのプレーでゴールに迫った。ゴール左斜め前でボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジは、ペナルティエリア内へ持ち込みシュートを放ったところ、ロドリゲスが、足を出すことで、ゴールライン際からクリアした。
 後半7分、エムレ・アクババのシュートは、ディフェンスに当たり、更に、ゴールポストに当たり、ピッチに跳ね返った。
 同33分、エネル・ヴァレンシアがシュートを放つも、状況は変わらなかった。
 同39分、スヴェンソンとアルタイ・バヤンドゥルとのせめぎ合いのなか、主審は、PKを指示した。このPKをンディアエが蹴ると、ゴールが決まり、スコアは1:0となった。
 同43分、エネル・ヴァレンシアが舞台に上がった。ウィリアン・アロンからのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったエネル・ヴァレンシアが、強烈な一発を決めたのだった。1:1。
 同ロスタイム10分、ミハ・ザイッチが、ボールを持ちペナルティエリア内へ入ると、ファウルを受けピッチに倒れたが、主審は、プレーの続行を命じた。

【アダナ・デミル・スポル】エルタッチ・オズビル=ヨナス・スヴェンソン、メルト・チェティン、セミフ・ギュレル、ケヴィン・ロドリゲス=ダヴィッド・アキントラ、バドゥ・ンディアエ、ベンジャミン・スタンブーリ、ヘンリー・オニエクル(後半44分:ギョクハン・トーレ)=エムレ・アクババ(後半33分:ユスフ・サル)、ユヌス・ベランダ(後半33分:シェリフ・ンディアエ)
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ、リンコン・エンリケ(後半ロスタイム3分:エムレ・モル)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半16分:ブライト・オサイ・サミュエル)、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半16分:ミハ・ザイッチ)、ウィリアン・アロン、ディエゴ・ロッシ(後半33分:アルダ・ギュレル)=エネル・ヴァレンシア、ミシー・バチュハイ(後半33分:ジョシュア・キング)



トラブゾン・スポル 2:0 アンタルヤ・スポル(イエニ・シャファク紙 23. 2. 2)

ドーウジャン・ハスポラト(左)中島(右)(アンタルヤ・スポル公式HP) トレゼゲ(トラブゾン・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第22節で、トラブゾン・スポルが、ホームにアンタルヤ・スポルを迎えた。トラブゾン・スポルは、トレゼゲとナジ・ウニュヴァルのゴールで、2:0で勝利を収めた。

 トルコ・リーグ第22節で、トラブゾン・スポルが、ホームで、アンタルヤ・スポルを2:0でくだした。トラブゾン・スポルの勝利は、トレゼゲとナジ・ウニュヴァルのゴールによるものだった。

                   試合経過

 前半15分、ジャニニー・セメドからのパスを、ペナルティーエリア内で受けたトレゼゲがシュートを放つも、ボールは、GKヘルトンの左を抜け外に出て行ってしまった。
 同18分、バルトラのセンタリングのボールが、ディフェンスから跳ね返り、そのボールを捉えたアブドゥルカディル・オミュルがシュートを放つと、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同32分、マクシ・ゴメスからのパスを受け、左サイドからペナルティエリア内へと持ち込んだバカセタスがシュートを放ったが、GKヘルトンがコーナーキックに替えた。
 同34分、バカセタスが、ペナルティーエリアのゴール左斜め前からゴールエリアにボールを送ると、GKヘルトンがクリアしようとした。その跳ね返りのボールを得たトレゼゲがゴールに蹴り込んだ。1:0。
 同45分、ゴール右斜め前からペナルティーエリア内へとボールを持ち込んだンダオがシュートを放った。GKウーウルジャン・チャクルが、そのボールを防ぎに入ると、ボールは、上のバーに当たりピッチに跳ね返った。
 後半2分、ラルセンが、右サイドからペナルティーエリアに向けセンタリングを入れると、それに合わせて、ジャニニー・セメドがヘディングシュートを放ったが、ボールは、GKヘルトンがキャッチした。
 同22分、バカセタスのスルーパスに反応して抜け出したジャニニー・セメドが、GKと1対1となったところからシュートを放ったが、ボールは、GKに跳ね返されてしまった。
 同24分、バカセタスのスルーパスに反応して抜け出したトレゼゲがシュートを放つも、僅かに枠を捉えることができず、外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム5分、トラブゾン・スポルの突如生まれた攻撃で、マクシ・ゴメスが、ゴールエリアにボールを送り込んだ。シェレル・フローラヌスが、逆方向に蹴り出そうとしたボールが、ゴールポストに当たり跳ね返ると、詰めていたナジ・ウニュヴァルが、スコアを変えるゴールを決めたのだった。2:0。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、マルク・バルトラ(後半1分:ヴィトール・フーゴ)、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル(後半19分:ヒュセイン・テュルクメン)=アナスタシオス・バカセタス、マノリス・シオピス(後半40分:ジャン・フィリップ・グバミン)=ジャニニー・セメド(後半31分:ナジ・ウニュヴァル)、アブドゥルカディル・オミュル(後半1分:ドーウジャン・ハスポラト)、トレゼゲ=マクシ・ゴメス
【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・ライテ=ビュンヤミン・バルジュ、ヴェイセル・サル、アマル・ゲルシャリュー、ギュライ・ヴラル=フレディ(後半14分:中島翔哉)、フェルナンド・マルティンス=アラッサーヌ・ンダオ(後半14分:アドミル・メフメディ)、エルダル・ラキプ(後半24分:シナン・ギュムシュ)、ドーウカン・シニク(後半14分:シェレル・フローラヌス)=サム・ラルソン(後半14分:ウッサム・ガーシャ)



アランヤ・スポル 0:3 シワス・スポル(ミリエット紙+ファナティック紙補綴 23. 2. 1)

ヤタバレ(左)を讃えるハカン・アルスラン(右)(シワス・スポル公式HP) レロイ・フェル、ジョエル・ラスール、マックス・グラデル(左から)(シワス・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第22節で、アランヤ・スポルがシワス・スポルをホームに迎えた。クルブユク・ホールディング・スタジアムで行われたこの試合、シワス・スポルが0:3で勝った。シワス・スポルのゴールは、前半32分と同ロスタイム2分にヤタバレが、また、後半5分にマックス・グラデルが決めた。

 この試合の終盤、アランヤ・スポルのサポーターから、「ファリオリ監督、辞めろ」のデモンストレーションが行われていた。アランヤ・スポルは、トラブゾン・スポルを5:0でくだして以後の3試合で、勝ち点を1しか得ていない。また、この試合で、2ゴールを決め、ヒーローとなったムスタファ・ヤタバレが、後半17分、故障を発生させ、新加入のヨルディ・カイセドと交替した。そのムスタファ・ヤタバレが、ベシクタシュ戦でプレーできるかどうかは、今のところ明確ではない。

                   試合経過

 前半17分、左サイドでボールを得たマックス・グラデルが、ペナルティーエリア・ラインまで、ボールを持ち込んだ。そして、枠を捉えたシュートを放つも、GKルナルソンが、パンチングで、これをクリアした。
 同29分、ヤタバレが、ペナルティエリア手前から出したパスを、ルナルソンを視野に入れながら、マックス・グラデルが、ダイレクトでシュートを放つと、GKルナルソンは、辛うじてコーナーキックに替えた。
 同32分、アランヤ・スポルのウムト・ギュネシュの足元からボールを奪い取ったマックス・グラデルが、ボールをヤタバレに預けた。そのヤタバレが、狙いすましたシュートを放つと、これが、アランヤ・スポルのゴールネットを揺らした。0:1。
 同38分、アランヤ・スポルの右コーナーキックに対し、ペナルティーエリアの外にいたズィヌディーヌ・フェルハトが、そのボールに合わせてシュートを試みるも、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム1分、シワス・スポルがフリーキックを得ると、これを、ウーウル・チフトチが蹴り、内へと放り込んだ。そのボールに合わせて、ヤタバレがヘディングシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。0:2。
 後半5分、ウムト・ギュネシュが、ヘッドで、バックパスをGKに送ろうとしたところ、これがミスパスとなり、そのコースに入ったマックス・グラデルがカットして、スピードに乗りペナルティーエリア内へと入り込み、GKと1対1となったところから強いシュートを放つと。これが、アランヤ・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。0:3。
 同14分、カリス・カリシスが、中盤で奪い取ったボールを持ち、ペナルティーエリア手前まで前進した。そして、その位置からグランダーのシュートを放つと、GKルナルソンが、指の先に当ててコーナーキックに替えた。
 同20分、右サイドでボールを得たズィヌディーヌ・フェルハトが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、それに合わせて、エフェジャン・カラジャがヘディングシュートを試みたが、ボールは。GKアリ・シャシャル・ヴラルが押さえてしまった。
 同26分、イワン・カヴァレイロが、左サイドからセンタリングを入れると、アフメド・ハッサンが、それにヘッドで合わせたが、ボールは、僅かに枠を捉えられず、外に出て行ってしまった。
 同45分、シワス・スポルが、右サイドでフリーキックを得ると、それを蹴ったアラーディン・オクムシュが内へと入れた。それに合わせ、ディミトリス・ゴウタスがヘディングシュートを放ったが、ボールは、GKルナルソンがキャッチした。

【アランヤ・スポル】ルナル・ルナルソン=レロイ・フェル、ジュレ・バルコヴィッチ、ジョエル・ラスール(後半14分:ファーティフ・アクソイ)=ペドロ・ペレイラ(後半11分:ユスフ・オズデミル)、イドリッサ・ドゥンビア(後半24分:アルノー・ルサンバ)、ウムト・ギュネシュ、ズィヌディーヌ・フェルハト(後半11分:ダニエル・カンデイアス)=エフェジャン・カラジャ、アフメド・ハッサン、エフカン・ベキロウル(後半11分:イワン・カヴァレイロ)
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=アラーディン・オクムシュ、ジャネル・オスマンパシャ、ディミトリス・ゴウタス、ウーウル・チフトチ=ハカン・アルスラン(後半29分:ロビン・ヤルチュン)、イサク・コフィー、カリス・カリシス=エルドーアン・イエシルユルト(後半29分:サムエル・サイス)、ムスタファ・ヤタバレ(後半17分:ヨルディ・カイセド)、マックス・グラデル(後半40分:ズィヤ・エルダル)



ガラタサライも求めた、だが、ベシクタシュが仕上げた! アミル・ハジャフメトヴィッチの移籍が完了(スター紙 23. 1.31)

アミル・ハジャフメトヴィッチ  ガラタサライが獲得を考えていたアミル・ハジャフメトヴィッチの移籍を、ベシクタシュが仕上げを行った。コンヤ・スポルと合意に達したベシクタシュが、この移籍に関して、近いうちに発表するものと思われる。

 ベシクタシュが、アミル・ハジャフメトヴィッチの移籍で、コンヤ・スポルと合意に達した。ベシクタシュは、このボスニア人選手アミル・ハジャフメトヴィッチの移籍について、300万EUROの移籍金と100万EUROの成功報酬を支払うことになる。また、この合意によると、ベシクタシュが売却した場合には、その20%を、コンヤ・スポルが得ることになっている。ベシクタシュは、25歳のアミル・ハジャフメトヴィッチと、4年半の契約を結ぶことになる。
 コンヤ・スポルのフロントと話し合いを持ったアミル・ハジャフメトヴィッチは、ベシクタシュへ行くことの同意を求めた。アミル・ハジャフメトヴィッチは、ベシクタシュ移籍で得る金銭の内約100万EURO分を、コンヤ・スポル側に収めた。
 アミル・ハジャフメトヴィッチについては、ガラタサライもリストアップしていた。そして、アミル・ハジャフメトヴィッチ獲得に動いていると言われていた。



フェネルバフチェ 5:1 カスムパシャ(フェネルバフチェ公式HP+スター紙補綴 23. 1.30)

エネル・ヴァレンシア(フェネルバフチェ公式HP) ヴァレンティン・エイセリッチ(左)ミハ・ザイッチ(右)(カスムパシャ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第21節で、ホームに迎えたカスムパシャを5:1でくだした。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、前半37分(PK)、同39分、後半7分、同24分に、エネル・ヴァレンシアが、後半ロスタイム2分にミシー・バチュハイがもたらした。アウェーのカスムパシャの唯一のゴールは、前半24分にママドゥ・ファルが決めた。

 4ゴールを決め、この試合のヒーローになったエネル・ヴァレンシアは、今季、トルコ・リーグで最多得点をあげたことになり、その数は19になった。これで、得点王争いの首位に就いた。また、この勝利で、勝ち点を44に伸ばしたフェネルバフチェは、トルコ・リーグ第22節で、2月2日(木)にアダナ・デミル・スポルとのアウェー戦を戦う。

                    試合経過

 前半21分、フェネルバフチェが効果的な攻めを見せた。中盤でボールを奪ったアルダ・ギュレルが、ディフェンスの裏にボールを出すと、それに反応したエネル・ヴァレンシアが、ゴール右斜め前から強烈なシュートを放ったが、ボールは、ニアのゴールポストを逸れ外に出て行ってしまった。
 同24分、カスムパシャが、この試合最初のゴールを決めた。左サイドでのスローインでボールを得たヴァレンティン・エイセリッチが、ペナルティエリア内へと並行のパスを出した。このボールを、ファーのゴールポスト際で待ち構えていたママドゥ・ファルが、右足でシュートを放つと、フェネルバフチェのゴールネットが揺れたのだった。0:1。
 同33分、フェネルバフチェがPKを獲得した。中盤でボールを持ち前進したミシー・バチュハイが出したボールをうまく処理してペナルティーエリア内へと切り込んだエネル・ヴァレンシアが、PKポイントのところで相手選手をフェイントでかわそうとしたときピッチに倒れると、主審はPKを宣告したのだった。そのPKを、エネル・ヴァレンシア自身が蹴ると、ボールはゴールポストに当たりゴールインした。だが、GKエルデム・ジャンポラトが、ゴールラインより前に出ていたとして、再度、PKを蹴ることが指示された。
 同37分、再度、このPKを蹴ることになったエネル・ヴァレンシアは、GKの跳んだとは逆方向にボールを蹴り、ボールはゴール左上のゴールネットに突き刺さった。1:1。
 同39分、フェネルバフチェが勝ち越し点をあげた。左サイドからのスローインからスピードに乗った攻撃に移ったフェネルバフチェは、アルダ・ギュレルが、ペナルティーエリアの手前で、右サイドにいたフェルディ・カドゥオウルにボールを出した。そのフェルディ・カドゥオウルが、内へとボールを入れると、そのボールに、エネル・ヴァレンシアが右足で合わせたところ、これが、カスムパシャのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。
 同ロスタイム4分、ゴール右斜め前から、エネル・ヴァレンシアが、ペナルティーエリア手前で待ち構えているアルダ・ギュレルにボールを送った。アルダ・ギュレルは、ボールを左に回してシュートを放つも、ボールは枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 後半7分、フェネルバフチェは、スコアを3:1とした。GKアルタイ・バユンドゥルがロングボールを蹴ると、ディフェンダーが、ヘッドでクリアしようとしたボールを、ペナルティエリア手前で捉えたアルダ・ギュレルが、ループシュートを、がら空きとなっていたゴールに向け蹴った。ボールが、GKの頭上を越え、だが、上のバーに当たったボールは、エネル・ヴァレンシアの前に転がった。エネル・ヴァレンシアは、GKをフェイントでかわし、そのままゴールに蹴り込んだのだった。3:1。
 同17分、フェネルバフチェは、再度、効果的な攻めを見せた。ペナルティーエリアの外でボールを得たアルダ・ギュレルが、見事なシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を捉えられず、スコアを変えるに至らなかった。
 同24分、フェネルバフチェは4点目を決めた。アルダ・ギュレルが、ペナルティーエリア手前で得たボールを、ゴール左斜め前にいたミシー・バチュハイに回すと、ミシー・バチュハイは、左足一閃、シュートを放つも、ボールはゴールポストに当たり跳ね返ったが、その跳ね返りのボールを得たエネル・ヴァレンシアがゴールに蹴り込むのは容易いことだった。4:1。
 同28分、フェネルバフチェが5点目に迫った。右タッチライン際でボールを得たエネル・ヴァレンシアがペナルティーエリアへと入れると、GKと1対1となったディエゴ・ロッシがシュートを放ったが、GKエルデム・ジャンポラトがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同ロスタイム3分、ゴール左斜め前から出たディエゴ・ロッシからのパスを、ペナルティエリア・ライン手前で得たエムレ・モルだったが、いいシュートを打てなかったところ、ボールは、ミシー・バチュハイの前に転がった。そのミシー・バチュハイが、左足を振り抜くと、ボールはカスムパシャのゴールネットに収まったのだった。5:1。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル(後半42分:イスマイル・ユクセッキ)、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ、リンコン・エンリケ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半26分:エムレ・モル)、ウィリアン・アロン、ミハ・ザイッチ(後半26分:ミゲル・クレスポ)、アルダ・ギュレル(後半26分:ディエゴ・ロッシ)=ミシー・バチュハイ、エネル・ヴァレンシア(後半38分:ルアン・ペレス)
【カスムパシャ】エルデム・ジャンポラト=ミカエル・ティルパン、ダニエル・グラオヴァッチ(後半18分:サドゥク・チフトプナル)、ライアン・ドンク、ヤシン・オズジャン=ヴァレンティン・エイセリッチ(後半42分:トゥナイ・トルン)=ママドゥ・ファル、ハリス・ハジュラディノヴィッチ、ミュニル・シュイアール(後半28分:アイタッチ・カラ)、アフメット・エンギン(後半17分:ベラト・カルカン)=ステファヌ・バホケン(後半28分:アリ・スハン・デミレル)



ギレスン・スポル 0:4 ガラタサライ(NTV+TRT補綴 23. 1.29)

ギョルケム・サーラム、フアン・マタ、ヴカン・サヴィチェヴィッチ(左から)(ガラタサライ公式HP) ドリース・メルテンス(ガラタサライ公式HP)  トルコ・リーグ第21節で、首位に立つガラタサライは、アウェーで戦ったギレスン・スポル戦を、ドリース・メルテンス、レオ・デュボア、ミロト・ラシツァ、ユヌス・アクギュンのゴールで、0:4で勝った。なお、この試合、マウロ・イカルディがPKを失敗するということがあった。

 首位のガラタサライが、トルコ・リーグ第21節で、ギレスン・スポルとアウェー戦を戦った。試合は、早々にガラタサライが優位に立った。前半2分と3分には、レオ・デュボアとマウロ・イカルディが、ペナルティエリア内で発生した事態に、PKを求めた。だが、バハッティン・シムシェク主審は試合続行を命じただけだった。
 同40分、ペナルティーエリア内で、マウロ・イカルディが、アイラスのチェックを受けピッチに倒れ込んだ。それを咎めた同主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、PKを指示した。同44分、このPKを、マウロ・イカルディが蹴ったが、GKオヌルジャン・ピリがコーナーキックに替えた。
 同ロスタイム3分、プレッシャーを強めるガラタサライは、ケレム・アクテュルコウルのスルーパスに反応したマウロ・イカルディが、GKオヌルジャン・ピリと1対1となった。マウロ・イカルディがシュートを放つと、それがオヌルジャン・ピリから跳ね返った。そのボールを捉えたドリース・メルテンスが仕上げを行った。0:1。
 前半は、ガラタサライがリードをしたまま終わったが、ガラタサライは、後半15分には、点差を2と拡げた。中盤でフリーキックをギレスン・スポルが得たが、そのボールは、ガラタサライ側に渡ってしまった。スピードに乗った攻撃に移ったガラタサライは、マウロ・イカルディがペナルティーエリア内で、そのボールを得た。フリーになっている選手を探したマウロ・イカルディは、ペナルティエリアの外にいたレオ・デュボアを見つけ、パスをレオ・デュボアに回した。そのレオ・デュボアが、遠目から放った強いシュートがゴールインしたのだった。0:2。
 このゴールで楽になったガラタサライは、同43分、ミロト・ラシツァのゴールで、スコアを0:3とした。ギレスン・スポルのディフェンスが前に出ようとしたとき、ミロト・ラシツァがボールを奪い取った。そして、GKオヌルジャン・ピリと1対1となったミロト・ラシツァが、グランダーのシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。
 更に、同ロスタイム5分、ユヌス・アクギュンのゴールが生まれ、0:4となった。ペナルティーエリア内へと入れられたセンタリングを、バフェットィンビ・ゴミスがヘッドでユヌス・アクギュンに回した。そのユヌス・アクギュンがシュートを試みると、ボールは、ギレスン・スポルのゴール隅を捉えたのだった。
 トルコ・リーグで10連勝を飾ることになったガラタサライは、勝ち点を48に伸ばし、試合数が多い中だが、2位のフェネルバフチェに7差をつけることになった。これで、5試合、勝利から見放されたギレスン・スポルは、同21に留まった。
 ガラタサライは、次節では、ホームでウムラニエ・スポルと対戦する。ギレスン・スポルの方は、アウェーでカスムパシャと対峙する。

【ギレスン・スポル】オヌルジャン・ピリ=ハイルラー・ビラゼル、カディル・セヴェン(後半35分:センゴール・ファウスティン)、ラモン・アリアス・クインテロス、アルペル・ウルダー(後半43分:ラーメトゥラー・ベリシュベク)=セルジーニョ、ヴカン・サヴィチェヴィッチ、ギョルケム・サーラム(後半33分:ムラト・ジェム・アクプナル)、ボルハ・サインス=ブランドリー・クワス(後半43分:ドーアン・ジャン・ダワス)、リヤド・バジッチ
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、エミン・バイラム、レオ・デュボア=ルーカス・トレイラ(後半25分:フアン・マタ)、セルジオ・オリヴェイラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半37分:ユヌス・アクギュン)、ドリース・メルテンス(後半25分:ミロト・ラシツァ)、ケレム・アクテュルコウル(後半25分:ベルカン・クトゥル)=マウロ・イカルディ(後半43分:バフェットィンビ・ゴミス)



ベシクタシュ 3:0 アランヤ・スポル(CNNトルコ改 23. 1.28)

メルト・ギュノク、タイップ・タルハ・サヌッチ、アフメド・ハッサン、ウェリントン・シルヴァ(左から)(ヒュリエット紙) ジェンク・トスン(NTV)  トルコ・リーグ第21節で、アランヤ・スポルをホームに迎えたベシクタシュは、この試合を、3:0というスコアで制した。これで、トルコ・リーグでの連勝記録を5と伸ばした。ジェンク・トスンのゴールで、ヴォーダフォン・パルクで記録を更新したベシクタシュにあって、デレ・アリが復活の兆しを見せた試合でもあった。

 ベシクタシュが、勝利を続けている。トルコ・リーグ第21節の開幕試合で、アランヤ・スポルをホームに迎えたベシクタシュは、3:0で、この試合を制した。ベシクタシュのゴールは、前半20分(PK)と後半5分にジェンク・トスンが、同14分にはデレ・アリから生まれた。前半39分には、ヴァンサン・アクバカルが、ペナルティエリアの外から放ったシュートがゴールネットを揺らしたが、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールとは認定されなかった。
 この結果、トルコ・リーグで5連勝を飾ったベシクタシュは、勝ち点を38に伸ばした。アウェー戦での勝利が途絶えてしまっているアランヤ・スポルは、同25に留まった。

                    試合展開

 前半3分、サリフ・ウチャンのパスを受けたヴァンサン・アクバカルが、ペナルティエリア内へと持ち込み、GKにフェイントをかけながら、ゴール左斜め前から放ったシュートは、フルカン・バユルの防御に遭い、ピッチに跳ね返った。詰めていたヴァンサン・アクバカルが、再度、シュートを試みたが、ディフェンスが、この危機を回避した。
 同14分、カンデイアスからのパスを、右サイドで受けたエフェジャン・カラジャが、ペナルティエリア内へと持ち込み、GKメルト・ギュノクと1対1となった位置からシュートを放つも、GKメルト・ギュノクがゴールを許さなかった。
 同18分、フルカン・バユルのバックパスに、ジェンク・トスンが、そのパスコースに入りボールを奪った。左サイドからペナルティエリア内へと持ち込んだジェンク・トスンに対し、ルナルソンがチェックに入ると、ヤシャル・ケマル主審はPKを宣告した。
 同20分、ジェンク・トスン自身が、このPKを蹴ると、ボールは、GKルナルソンが跳んだと同じ方向に向かったが、ゴールが決まった。1:0。
 同24分、カンデイアスが、右サイドから内へとグランダーのボールを入れると、ゴール前にいたアフメド・ハッサンが触れた。だが、GKメルト・ギュノクが、これをパンチングで防いだ。
 後半5分、ゲドソン・フェルナンデスからのパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で受けたジェンク・トスンが、ダイレクトでゴールを狙うと、ボールは、上のバーに当たりゴールインした。2:0。
 同14分、ドゥンビアがペナルティエリア内で出したミスパスを咎め、ゴール左斜め前から、そのボールコースに入ったデレ・アリが、ボールに触れると、ボールは、GKルナルソンに当たり、更にゴールポストに当たってからゴールインした。3:0。
 同21分、エフカンから出たロングパスを、ペナルティエリア内で追いついたアフメド・ハッサンがシュートを試みたが、ボールは、転がりながら外に出て行った。
 同24分、ペナルティエリア内で、マスアクが、カンデイアスに執った行為を咎めたヤシャル・ケマル主審はPKを指示した。だが、ヴィデオ判定システムで確認した同主審は、その決定を取り消した。
 同34分、ペナルティエリア内左サイドでオウズ・アイドゥンが内へと入れたボールコースに入ったズィヌディーヌ・フェルハトがシュートを放つも、ボールは外に出て行ってしまった。
 同39分、ゲドソン・フェルナンデスからのパスを、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で得たネジプ・ウイサルがグランダーのシュートを放つと、ボールは、ファーサイドのゴールポストに当たり、ピッチに跳ね返った。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=タイフル・ビンギョル、タイップ・タルハ・サヌッチ、ウエリントン・シルヴァ、アルトゥール・マスアク=ゲドソン・フェルナンデス、サリフ・ウチャン(後半20分:ネジプ・ウイサル)=ジャクソン・ムレカ(後半30分:ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ)、デレ・アリ(後半41分:ケレム・アタカン・ケスギン)、ジェンク・トスン=ヴァンサン・アクバカル(後半41分:アッティバ・ハッチンソン)
【アランヤ・スポル】ルナル・ルナルソン=フルカン・バユル、ファーティフ・アクソイ、レロイ・フェル=ダニエル・カンデイアス(後半41分:ペドロ・ペレイラ)、ウムト・ギュネシュ、アルノー・ルサンバ(後半13分:イドリッサ・ドゥンビア)、ズィヌディーヌ・フェルハト=エフェジャン・カラジャ(後半13分:オウズ・アイドゥン)、アフメド・ハッサン(後半29分:エレンジャン・ヤルドゥムジュ)、イワン・カヴァレイロ(後半13分:エフカン・ベキロウル)



オカン・ブルク監督、スーパーな選択(ファナティック紙 23. 1.27)

オカン・ブルク監督(スター紙)  トルコ・リーグ第21節で、ガラタサライは、ギレスン・スポルとのアウェー戦を戦う。

 チョタナク・スタジアムで午後7時開始のこの試合は、バハッティン・シムシェク主審が裁く。ガラタサライは、トルコ・リーグで9連勝、他の公式戦を含めると12連勝を、この試合に勝てば記録することになる。直近の4試合を2敗2分で、勝利から遠去かっているギレスン・スポルは、この試合でサポーターを喜ばすことを狙っている。
 ガラタサライでは、あと1枚のイエローカードで累積警告で出場停止となるアブドゥルケリム・バルダクチュは起用しないだろう。マティアス・ロス、カズムジャン・カラタシュ、ユスフ・デミルは故障が癒え、チームに合流して練習を始めている。オカン・ブルク監督が、起用に踏み切れば、3選手とも出場可能である。
 ガラタサライのその他の選手の内、ケレム・アクテュルコウル、ベルカン・クトゥル、バルシュ・アルペル・ユルマズも、あと1枚のイエローカードで出場停止となる。その場合には、次節のウムラニエ・スポル戦には出場できないということになる。
 ガラタサライの予想される先発メンバーは、次の通りだ。フェルナンド・ムスレラ、サーシャ・ボエ(?)、ヴィクトール・ネルソン、エミン・バイラム、エムレ・タシュデミル、ルーカス・トレイラ、セルジオ・オリヴェイラ、ミロト・ラシツァ、ドリース・メルテンス、ケレム・アクテュルコウル、マウロ・イカルディ。



トラブゾン・スポル、5選手を欠いて練習(ファナティック紙 23. 1.26)

アブドラハ・アヴジュ監督(TRT)  トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグ第21節で、アウェーで戦うハタイ・スポル戦に備えての準備を、報道陣に公開をして練習を続けている。

 故障を抱えるマクシ・ゴメス、ジャン・フィリップ・グバミン、アブドゥルカディル・オミュル、エディン・ヴィスチャ、ドルクハン・トコズは、この練習には姿がなかった。
 トルコ・リーグ第21節を、アウェーでハタイ・スポルと戦うトラブゾン・スポルは、1日の間を開けたのち、その準備を続けた。メフメット・アリ・ユルマズ・グランドで、午前11時半から始まった練習は、冒頭の30分間は、報道陣に公開され、その間には、アブドラハ・アヴジュ監督が、報道陣と、短時間だったが言葉を交わしていた。
 ふくらはぎの部分の筋肉に痙攣を起こしたブルーノ・ペレス、右ふくらはぎ部に痙攣を起こしたマレク・ハムシク、右ハムストリング筋に痛みの出ているマノリス・シオピスは、制限を加えながら練習に加わっていた。右ハムストリング筋に痙攣を起こしたマクシ・ゴメス、右膝に腫れの出ているジャン・フィリップ・グバミン、右鼠径部筋肉に痙攣が看られるアブドゥルカディル・オミュル、治療継続中のエディン・ヴィスチャとドルクハン・トコズは、練習には姿がなかった。



復帰か! トルコ・リーグへ、イスマイル・カルタル(スター紙 23. 1.25)

エロル・ブルト監督(ファナティック紙) イスマイル・カルタル(TRT)  イスマイル・カルタルは、直近ではフェネルバフチェを指揮したが、フェネルバフチェを去ってからは、無所属の状態だ。トルコ・リーグのクラブが、無所属のイスマイル・カルタルを求めている。

 直近では、フェネルバフチェを指揮したイスマイル・カルタルを、ガジアンテップFKが獲得の動きを見せている。エロル・ブルト監督解任を考えているガジアンテップFKが、その後任にイスマイル・カルタルを考えているのだ。
 昨季半ばに、ヴィトール・ペレイラ監督を解任したフェネルバフチェは、その後任にイスマイル・カルタルを据えた。昨季末まで、フェネルバフチェの監督を務めたイスマイル・カルタルとは、昨季末までで契約を満了した。
 ガジアンテップFKは、昨今の不成績を受け、エロル・ブルト監督の解任を考えている。その後任にイスマイル・カルタルを据えようというのだ。
 フェネルバフチェの監督に就任後、21試合の公式試合で指揮を執ったイスマイル・カルタルは、12勝4敗5分という成績を残した。61歳になっているイスマイル・カルタルは、ここまで、フェネルバフチェ以外では、カラビュック・スポル、シワス・スポル、マルディン・スポル、アルタイ、マラテヤ・スポル、オルドゥ・スポル、コンヤ・シェケル・スポル、エスキシェヒル・スポル、ガジアンテップ・スポル、アンカラ・グジュ、チャイクル・リぜ、コンヤ・スポル、エルズルム市役所スポルの指揮を執ってきた。



ウムラニエ・スポル 1:2 フェネルバフチェ(ベイン・スポル+フェネルバフチェ公式HP補綴 23. 1.24)

ミシー・バチュハイ(フェネルバフチェ公式HP) ミゲル・クレスポ(左)オウズ・ギュルブラク(右)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第20節で、ウムラニエ・スポルとフェネルバフチェが対峙した。ウムラニエ市立スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェが1:2で勝った。

 フェネルバフチェに勝利を導いたゴールは、後半28分にミシー・バチュハイが、同44分にグルマッチによるオウンゴールによるものだった。一方のウムラニエ・スポルの唯一のゴールは、後半33分にウムト・ナイルの決めたものである。なお、この試合の後半ロスタイム11分に、ウムラニエ・スポルのオヌル・アタサヤルが、この日2枚目のイエローカードをもらい退場処分となっている。また、後半ロスタイム8分には、ウムラニエ・スポルのウムト・ナイルのゴールが決まったかに見えたが、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールとは認定されなかった。この結果、フェネルバフチェは、勝ち点を41に伸ばしたのに対し、ウムラニエ・スポルは同14に留まり、最下位となっている。

                    試合経過

 前半9分、ディエゴ・ロッシが、ペナルティーエリア外からいいシュートを放ったが、同じほどいい反応を見せたGKオルクン・オズデミルが防ぐと、フェネルバフチェのチャンスは続き、今度は、ゴール斜め前から、ミシー・バチュハイがシュートを放ったが、これもゴールを許さなかった。
 同13分、見事なフェイントをかけながら前進して行ったエネル・ヴァレンシアが、GKオルクン・オズデミルと1対1となった。エネル・ヴァレンシアは、オルクン・オズデミルをもかわそうとしたが、オルクン・オズデミルが体を伸ばしシュートコースに入り、これを防いだ。
 同45分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、ディフェンスの裏を取ったエネル・ヴァレンシアにパスを出した。ゴール右斜め前でGKと1対1となったエネル・ヴァレンシアが、狙いすましたグランダーのシュートを放つと、ウムラニエ・スポルのゴールネットが揺れた。だが、線審がオフサイドフラッグを上げていた。
 後半27分、ウムラニエ・スポルがゴールに迫った。セキディカが、ゴール左斜め前から内へと入れたボールが、ディフェンスから跳ね返った。そのボールが、ファーサイドにいたジェラードの前に転がると、ジェラードがシュートを放った。だが、ボールは、サイドバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同28分、ディフェンスの裏を取ったミシー・バチュハイが、GKもすり抜け、落ち着いてシュートを放つと、ウムラニエ・スポルのゴールネットに収まった。0:1。
 同33分、アヴヌーが、ディフェンスの裏にボールを放り込んだ。そのボールを得たウムト・ナイルが、アルタイ・バユンドゥルをもかわし、ウムラニエ・スポルが同点に追いつくゴールを決めた。1:1。
 同37分、左サイドから放り込まれたセンタリングに、セルダル・ドゥルスンがいいジャンプを見せた。そして、ヘディングシュートを放ったが、GKオルクン・オズデミルがゴールを許さなかった。
 同44分、フェネルバフチェの攻撃で、エネル・ヴァレンシアが、左サイドからボールを持ち前進した。そして、ボールを内へと入れると、トミスラフ・グルマッチが、逆方向に蹴り出そうとしたが、これがオウンゴールとなってしまった。これで、フェネルバフチェが1:2と勝ち越した。
 同ロスタイム8分、ウムラニエ・スポルが、ジェラードのパスに反応をして、ディフェンスの裏を取ったウムト・ナイルが、ゴール右斜め前からシュートを放つと、これが、フェネルバフチェのゴールを捉えた。だが、一旦は、ゴールを認定したアブドゥルカディル・ビンティゲン主審だったが、ヴィデオ判定システム審判から警告が入り、ピッチサイドで映像を確認したあと、一連の流れに入る前に、ミシー・バチュハイに対し、ファウルが行われたことを認め、ゴールは取り消された。
 同ロスタイム11分、オヌル・アタサヤルが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。

【ウムラニエ・スポル】オルクン・オズデミル=ストラヒル・ポポフ、アリソン・ドス・サントス(前半44分:ドゥレル・アヴヌー)、トミスラフ・グルマッチ、オヌル・アタヤサル=オウズ・ギュルブラク(後半40分:アントニオ・ムルシッチ)、イサク・サーキー、カルタル・カイラ・ユルマズ(後半40分:セルカン・ギョクス)=オヌル・アユク(後半25分:ジュセ・セキディカ)、ウムト・ナイル、アデル・ベッタイエブ(後半25分:ジェラード)
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ、リンコン・エンリケ(後半22分:ミハ・ザイッチ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半22分:エズジャン・アリオスキ)、ミゲル・クレスポ(後半1分:エムレ・モル、同ロスタイム5分:イスマイル・ユクセッキ)、ウィリアン・アロン、ディエゴ・ロッシ(後半37分:セルダル・ドゥルスン)=ミシー・バチュハイ、エネル・ヴァレンシア



トラブゾン・スポル 4:0 イスタンブル・スポル(ベイン・スポル+TRT補綴 23. 1.23)

ジャニニー・セメド(左)エドゥアルト・ロッカ(右)(トラブゾン・スポル公式HP) ユスフ・ヤズジュ(CNNトルコ)  トルコ・リーグ第20節で、トラブゾン・スポルとイスタンブル・スポルが対峙した。そして、トラブゾン・スポルが、4:1で試合を制した。

 トラブゾン・スポルに勝利をもたらしたゴールは、ユスフ・ヤズジュ、マルク・バルタ、アナスタシオス・バカセタス、トレゼゲだった。この日の1点目をたたき出したユスフ・ヤズジュは、トラブゾン・スポルの後半戦の最初のゴールにもなった。記録によると、イスタンブル・スポル相手に初のゴールを記録したアナスタシオス・バカセタスは、トルコ・リーグへ来た2019-20シーズン以後、アンソニー・ンワケメを抜いて、最も多くゴールを決めたトラブゾン・スポルの選手となった。また、トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグでホームで負けない記録を更新した。この試合の結果、トラブゾン・スポルは、勝ち点を35に伸ばしたのに対し、イスタンブル・スポルは、同15に留まった。

                   重要な場面

 前半19分、トラブゾン・スポルの攻撃で、アブドゥルカディル・オミュルが、ボールをマクシ・ゴメスに預けた。そのマクシ・ゴメスが、ユスフ・ヤズジュにサービスボールを出すと、ユスフ・ヤズジュがゴールを決めたが、オフサイド判定でゴールとは認定されなかった。
 同33分、トラブゾン・スポルがゴールを決めた。アナスタシオス・バカセタスが、右サイドでフリーキックを蹴ると、デンスヴィルが落とした。そのボールを捉えたユスフ・ヤズジュがきれいなシュートを放つと、これが、イスタンブル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 後半早々、トラブゾン・スポルの攻撃で、マルク・バルタが表舞台に上がった。アナスタシオス・バカセタスが右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、マクシ・ゴメスがシュートを放った。そのシュートが、GKから跳ね返ったところ、詰めていたマルク・バルタが仕上げを行ったのだった。2:0。
 同6分、イスタンブル・スポルのペナルティーエリアの左サイドから内へと入り込んだアナスタシオス・バカセタスが放った見事なシュートが、トラブゾン・スポルの3点目をたたき出した。3:0。
 同10分、イスタンブル・スポルの攻撃で、エドゥアルト・ロッカが、絶好の位置でボールを得たが、シュートが悪く、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同15分に投入されたトレゼゲが、同19分には表舞台に上がっていた。マレク・ハムシクからのパスを受け、ゴール左斜め前で、相手選手をすり抜け、グランダーのシュートを放つと、ボールは、GKイエンセンの右を抜けゴールインしたのだった。
 同34分、トレゼゲが、ディフェンスの裏に走り込み、ゴールを決めたかに見えたが、オフサイド判定でゴールとはカウントされなかった。
 同35分、ジャニニー・セメドが、ペナルティーエリア・ライン近くから強烈なシュートを放つと、ボールは、ゴール右上隅を捉えたが、GKイエンセンが、辛うじてコーナーキックに替えた。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ブルーノ・ペレス、マルク・バルトラ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=アブドゥルカディル・オミュル(後半30分:エニス・バルディ)、マノリス・シオピス(後半25分:ドーウジャン・ハスポラト)、アナスタシオス・バカセタス(後半15分:トレゼゲ)=ジャニニー・セメド、マクシ・ゴメス(後半25分:ウムト・ボゾク)、ユスフ・ヤズジュ(後半15分:マレク・ハムシク)
【イスタンブル・スポル】ダヴィッド・イエンセン=オウズハン・ベルベル、メフメット・イエシル、オカン・エルドーアン、アリ・ヤシャル=エドゥアルト・ロッカ、ムハマドゥ・バ、ムアッメル・サルカヤ(後半12分:エミル・カーン・ギュルテキン)=ジェトミル・トパッリ(後半12分:ジェイソン・エーエンガ・ロキロ)、エメカ・エゼ(後半27分:シンドリ・グリ)、ヴァロン・エテミ(後半36分:ヴェファ・テメル)



ガラタサライの連勝が12に伸びた! ガラタサライ 2:1 アンタルヤ・スポル(タクヴィム紙 23. 1.22)

マウロ・イカルディ(ガラタサライ公式HP) メルテンス(左)ムスタファ・エディルマン(右)(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグで、ガラタサライが、ホームにアンタルヤ・スポルを迎えた。ガラタサライは、マウロ・イカルディとシェレル・フローラヌスのオウンゴールで2:1で勝った。アンタルヤ・スポルの唯一のゴールは、ルイス・アドリアーノが決めたものだった。ガラタサライは、これで、トルコ・リーグでここ9試合、トルコ杯では3試合、併せて公式戦12連勝を遂げることになった。

                   試合経過

 前半4分、ミロト・ラシツァがシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンスに当たり、サーシャ・ボエの前に転がった。サーシャ・ボエは、ペナルティーエリアの右サイドで、左足一閃、狙いすましたシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同18分、ルイス・アドリアーノのパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得た中島が、ラルソンにパスを出した。そのラルソンがシュートを試みるも、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った
 同22分、ボールを持ち前進したメルテンスが、ペナルティーエリア内にいたマウロ・イカルディにボールを預けた。そのマウロ・イカルディが、ゴール左斜め前からファーのゴールポストに向けシュートを放ったが、ボールは外に出て行ってしまった。
 同34分、エムレ・タシュデミルが、左サイドからセンタリングを入れると、ボールは、ペナルティーエリア内でセルジオ・オリヴェイラから跳ねた。そのボールを、サーシャ・ボエがコントロールした。そして、サーシャ・ボエが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前から強いシュートを放ったが、GKエウトン・ブランチ・アレイショ・レイチが、コーナーキックに替えてしまった。
 後半4分、ガラタサライが先制した。右サイドからケレム・アクテュルコウルがセンタリングを入れると、それに合わせて、マウロ・イカルディがヘディングシュートを放ち、これが決まったのだった。1:0。
 同10分、アンタルヤ・スポルが同点に追いついた。ソネル・アイドーウがフリーキックを蹴ると、それに合わせて、ジャンプ一番、ルイス・アドリアーノのヘディングシュートが炸裂したのだった。1:1。
 同14分、ガラタサライが、再度、リードを奪った。右サイドからサーシャ・ボエがセンタリングを入れたのに合わせて、セルジオ・オリヴェイラがヘディングシュートを放つと、そのボールが、シェレル・フローラヌスに当たりゴールインしてしまった。2:1。
 同39分、ガラタサライがゴールに迫った。メルテンスがヒールパスを出すと、ボールはセルジオ・オリヴェイラに渡った。そのセルジオ・オリヴェイラが、ペナルティーエリア外から強烈なシュートを放ったが、GKエウトン・ブランチ・アレイショ・レイチが防いだ。
 同ロスタイム10分、アンタルヤ・スポルが10人になってしまった。中盤で、アブドゥルケリム・バルダクチュとマッチアップとなったルイス・アドリアーノが、相手に肘打ちを喰らわせたことから、アリ・シャンサラン主審が、レッドカードを出し、一発退場となったのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エムレ・タシュデミル(後半34分:ユヌス・アクギュン)=ルーカス・トレイラ(後半43分:ベルカン・クトゥル)、セルジオ・オリヴェイラ=ミロト・ラシツァ(後半34分:レオ・デュボア)、ドリース・メルテンス(後半45分:フアン・マタ)、ケレム・アクテュルコウル(後半43分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=マウロ・イカルディ
【アンタルヤ・スポル】エウトン・ブランチ・アレイショ・レイチ=ヴェイセル・サル、オメル・トプラク、ウフク・アキョル(後半31分:ムスタファ・エディルマン)、シェレル・フローラヌス(後半31分:ビュンヤミン・バルジュ)=サム・ラルソン(後半19分:アラッサーヌ・ンダオ)、ソネル・アイドーウ(後半19分:エルダル・ラキプ)=アドミル・メフメディ(後半13分:シナン・ギュムシュ)、中島翔哉、ギュライ・ヴラル=ルイス・アドリアーノ



アダナ・デミル・スポル 1:1 ギレスン・スポル(ベイン・スポル+ファナティック紙&スター紙補綴 23. 1.21)

ギョクハン・インレル、アルペル・ウルダー、ロベルト・メジア(左から)(ヒュリエット紙) エムレ・アクババ(左)ボルハ・サイン(右)(スター紙)  トルコ・リーグ後半戦が、アダナで開幕した。トルコ・リーグ第20節開幕試合で対峙した、アダナ・デミル・スポルとギレスン・スポルは、ゴールの応酬で、1:1で引き分けた。

 今季、ヨーロッパのカップ戦への参戦権を得たいと考えるアダナ・デミル・スポルは、1人を欠くギレスン・スポルを相手に、掴んだ多くの好機をゴールに替えることができず、勝ち点1に同意せざるを得ない結果に終わった。一方、ギレスン・スポルは、この難しいアウェー戦に、勝ち点1を得る成功を得たのだった。ギレスン・スポルではアレクシス・ペレスが、アダナ・デミル・スポルではユスフ・サルが、この試合でレッドカードをもらった。この試合の結果、アダナ・デミル・スポルは、勝ち点を34に伸ばし、試合数が多い中だが3位に上がった。一方のギレスン・スポルは同21に伸ばした。

                   重要な場面

 前半7分、ギョクハン・インレルからのパスを、ペナルティエリアのスペースで得たベンジャミン・スタンブリが、強いシュートを放つも、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同11分、ギレスン・スポルの攻撃で、右サイドからギョルケム・サーラムがペナルティーエリア内へとボールを送ると、ロドリゲスが、そのボールにチェックに入った。だが、ヤシン・コル主審は、ヴィデオ判定システムの映像確認後、ロドリゲスが、ボールに手で触れに行っているとして、PKを指示した。同13分、リアド・バジッチが、このPKを蹴ると、ボールは、GKの右を抜け、アダナ・デミル・スポルのゴールネットに収まり、ギレスン・スポルが先制した。0:1。
 同18分、ギレスン・スポルのアレクシス・ペレスがレッドカードをもらった。アダナ・デミル・スポルの攻撃時に、ユスフ・サルを倒したために出されたものだった。
 同42分、アダナ・デミル・スポルのGKエルタッチ・オズビルが、ギレスン・スポルのカウンター攻撃に対し、ピッチ中ほどまで上がり、その攻撃をカットしてストッパーの如きプレーを見せた。
 後半1分、ンディアエが、ペナルティエリア内からPKポイントに入れたボールを得たエムレ・アクババがシュートを放ったが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同13分、同点ゴールが生まれそうになった。ユヌス・ベランダが、左サイドからPKポイントに向けセンタリングを入れると、それに合わせて、ユスフ・サルがシュートを放ったところ、ボールが、上のバーを直撃してピッチに跳ね返ったのだった。
 同21分、ヤシン・コル主審は、ギレスン・スポルのシナン・キョゼン・コーチが行った抗議に対し、レッドカードを出した。
 同26分、ギレスン・スポルが、2点目にとっても迫った。ブランドリー・クワスが、ゴール左斜め前から放った強烈なシュートが、エルタッチ・オズビルが防いだところ、ボールは、ゴールマウスに当たり、ピッチに跳ね返ったのだった。
 同38分、アダナ・デミル・スポルが同点に追いついた。コーナーキックがペナルティーエリア内へと蹴られると、ボールを得たビルキル・ブジャナソンのアシスト得て、バドゥ・ンディアエが放ったシュートがゴールインしたのだった、1:1。
 同ロスタイム10分、アダナ・デミル・スポルのユスフ・サルがレッドカードをもらった。

【アダナ・デミル・スポル】エルタッチ・オズビル=ヨワン・マネヴ、ベンジャミン・スタンブーリ(後半16分:ビルキル・ブジャルナソン)、セミフ・ギュレル=ヨナス・スヴェンソン(後半35分:ギョクハン・トーレ)、バドゥ・ンディアエ、ギョクハン・インレル、ケヴィン・ロドリゲス=エムレ・アクババ(後半16分:ベルク・ユルドゥズ)、ユヌス・ベランダ=ユスフ・サル
【ギレスン・スポル】オヌルジャン・ピリ=ハイルラー・ビラゼル、ラモン・アリアス・クインテロス、アレクシス・ペレス、アルペル・ウルダー=ギョルケム・サーラム、ロベルト・メジア=ヨルマン・カンプザーノ、セルジーニョ(後半35分:カディル・セヴェン)、ボルハ・サインス(後半ロスタイム5分:ムラト・ジェム・アクプナル)=リヤド・バジッチ(後半16分:ブランドリー・クワス)



エネル・ヴァレンシアが、後半44分に決めた! フェネルバフチェ、トルコ杯の準々決勝に進出(ミリエット紙 23. 1.20)

ロナルド・メンデス(左)リンコン・エンリケ(右)(フェネルバフチェ公式HP) ミハ・ザイッチ(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、トルコ杯16強の戦いで、チャイクル・リゼをホームに迎えた。そして、これを、2:1で退け、準々決勝に勝ち上がった。

 トルコ杯16強の戦いで、フェネルバフチェとチャイクル・リゼが対峙した。この試合は、ウルケル・スタジアムで行われ、バハッティン・シムシェク主審が裁いた。そして、フェネルバフチェが、チャイクル・リゼを2:1で退けた。フェネルバフチェは、前半12分にミハ・ザイッチが、後半44分にエネル・ヴァレンシアがゴールを決めた。チャイクル・リゼは、シナン・オスマノウルが、前半26分にゴールを決めたが、これだけでは、負けを防ぐことはできなかった。この結果、フェネルバフチェは、トルコ杯の準々決勝に駒を進めることになった。

                   試合経過

 前半12分、フェネルバフチェが先制した。右サイドでボールを得て、相手選手を抜き去り、ゴールライン際までボールを持ち込んだアルダ・ギュレルがパスを出すと、そのボールを、ペナルティーエリア・ライン上で捉えたミハ・ザイッチが、強烈なシュートを放った。これが、チャイクル・リぜのゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。
 同26分、チャイクル・リゼが同点に追いついた。メンデスが、左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティーエリア内でいいジャンプを見せたシナン・オスマノウルが放ったシュートが、ゴールを生んだのだった。1:1。
 後半12分、ペナルティーエリアのゴール左斜め前でボールを得たミハ・ザイッチが、右に開き、シュートを放つも、GKザフェル・ギョルゲンがコーナーキックに替えた。
 同18分、アルダ・ギュレルからのパスを、左サイドで得たエネル・ヴァレンシアが、ボールをミハ・ザイッチに出した。そのミハ・ザイッチがシュートを試みるも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同44分、フェネルバフチェが、再度、リードを奪った。エムレ・モルが出したパスコースの左に位置してボールを得たエネル・ヴァレンシアが放ったヘディングシュートが、チャイクル・リぜのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。そして、試合は、2:1と、フェネルバフチェがリードを保ったまま終わった。そして、フェネルバフチェは、上位進出へ、その名を刻んだのだった。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半36分:ウィリアン・アロン)、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ、リンコン・エンリケ(後半20分:フェルディ・カドゥオウル)=イスマイル・ユクセッキ、ミハ・ザイッチ=ディエゴ・ロッシ(後半36分:ミシー・バチュハイ)、アルダ・ギュレル(後半20分:エムレ・モル)、ジョシュア・キング(後半ロスタイム8分:ルアン・ペレス)=エネル・ヴァレンシア
【チャイクル・リぜ】ザフェル・ギョルゲン=エレン・エムレ・アイドゥン(後半34分:オケチュク・アズブイケ)、シナン・オスマノウル、アヌル・ヤシャル、アルベルク・コチ(後半1分:エルジャン・ジョシュクン)=ミトハト・パラ、セファ・ユルマズ=ベンフル・ケセル(後半45分:イブラヒム・オラウォイン)、ロナルド・メンデス、エンリコ・パパ(後半26分:エミルジャン・アルトゥンタシュ)=デニズ・ヒュメット(後半45分:ファルク・ミヤ)



ウムラニエ・スポル 1:4 トラブゾン・スポル(フォトマッチ紙改 23. 1.19)

ヒュセイン・テュルクメン、ムルシッチ、ドーウジャン・ハスポラト(左から)(ウムラニエ・スポル公式Twitter) ユスフ・ヤズジュ(ファナティック紙)  トルコ杯16強の一戦で、トラブゾン・スポルが、ウムラニエ・スポルとのアウェー戦を戦った。延長戦に入ったこの試合、トラブゾン・スポルが、ウムラニエ・スポルを1:4でくだし、準々決勝に駒を進めた。

                    試合の詳細

 トルコ杯16強の戦いで、ウムラニエ・スポルとのアウェー戦を戦ったトラブゾン・スポルは、90分間では1:1に終わったが、延長戦で、この試合を1:4で制し、準々決勝に勝ち上がった。
 前半12分、ウムラニエ・スポルが先制した。アントニオ・ムルシッチからのパスを受けたオウズが、ペナルティエリアの外から強烈なシュートを放つと、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルから跳ね、ゴールエリアにいたウムト・ナイルが、そのボールを捉えシュートを放った。それが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 後半ロスタイム3分、トラブゾン・スポルが同点に追いついた。エニス・バルディからのパスでボールを得たラルセンが、ゴールエリアへと入れたセンタリングに対し、いいジャンプを見せたヴィトール・フーゴのヘディングシュートが炸裂したのだった。1:1。そして、試合は90分間では1:1のままで終わり、延長戦に入ることになった。
 延長前半7分、トラブゾン・スポルがPKを獲得した。ウムラニエ・スポルのペナルティーエリアへと動いたマクシ・ゴメスに、ムスタファ・エセルがチェックに入り、マクシ・ゴメスがピッチに倒れた。ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、ウミト・オセル主審が、映像を確認後、PKを指示したのだった。
 同11分、このPKをギリシア人選手バカセタスが蹴ると、ボールは、枠の右を逸れ外に出て行ってしまった。
 同14分、トラブゾン・スポルが勝ち越した。中盤から出されたロングボールを、右サイドで得たマクシ・ゴメスが、ゴールライン際まで持ち込み、ゴールエリアへ向けセンタリングを入れた。そのコースにいたユスフ・ヤズジュが、GKがボールに触れる前に触れると、ボールは、ウムラニエ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:2。
 延長後半3分、トラブゾン・スポルが、再度、PKを獲得した。バカセタスからのパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たユスフ・ヤズジュが、ムスタファ・エセルのチェックを受け、ピッチに倒れた。それを咎めたウミト・オズテュルク主審はPKを指示したのだった。
 同6分、今度は、そのPKを、ユスフ・ヤズジュが蹴った。そのボールは、GKが跳んだとは逆方向に蹴られ、点差を2と拡げることになった。1:3。
 同9分、トラブゾン・スポルが4点目を決めた。バカセタスが、ディフェンスの間を通すパスを出すと、それを受けたマクシ・ゴメスが、ペナルティーエリア・ライン上で、ボールを整えてからシュートを放った。ボールは、オヌル・アタサヤルに当たり、ゴール隅に入ったのだった。1:4。そして、試合は、1:4で勝利を収め、その名を準々決勝に刻んだのだった。

【ウムラニエ・スポル】オルクン・オズデミル=ストラヒル・ポポフ、ムスタファ・エセル、アリソン・ドス・サントス、エルミル・レンジャニ(後半43分:トミスラフ・グルマッチ)=オウズ・ギュルブラク(後半35分:セルカン・ギョクス)、カルタル・カイラ・ユルマズ(延長前半11分:オヌル・アタヤサル)=オヌル・アユク(後半23分:ジュセ・セキディカ)、アデル・ベッタイエブ(延長前半11分:ジェラード)、アントニオ・ムルシッチ(後半23分:イサク・サーキー)=ウムト・ナイル
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ドーウジャン・ハスポラト、ヒュセイン・テュルクメンヴィトール・フーゴ、イエンス・ラルセン(延長前半1分:エレン・エルマル)=アリフ・ボシュルク(後半26分:ブルーノ・ペレス)、ナジ・ウニュヴァル(後半1分:ユスフ・ヤズジュ)=エニス・バルディ、マレク・ハムシク(後半18分:ジャニニー・セメド)、トレゼゲ(後半1分:アナスタシオス・バカセタス)=ウムト・ボゾク(後半1分:マクシ・ゴメス)



ガラタサライ、アランヤ・スポルの壁を乗り越え、トルコ杯準々決勝進出(ヒュリエット紙 23. 1.18)

エドゥアルド(左)エミン・バイラム(右)(アランヤ・スポル公式HP) メルテンス(ガラタサライ公式Twitter)  ガラタサライが、トルコ杯16強の戦いで、アランヤ・スポルとアウェー戦を戦い、1:2で、これを退け、準々決勝に歩を進めた。

 アランヤ・スポルとガラタサライは、クルブユク・ホールディング・スタジアムで、準々決勝進出をかけて対峙した。この試合を、前半であげた得点で、1:2で制したガラタサライが、トルコ杯の準々決勝に歩を進めた。ガラタサライの勝ち上がりをもたらしたゴールは、前半16分にヴィクトール・ネルソン、同38分にドリース・メルテンスがもたらした。一方のアランヤ・スポルの唯一のゴールは、後半22分にイワン・カヴァレイロがもたらした。

                    試合経過

 前半2分、エミン・バイラムのミスパスを咎め、ボールを奪ったルサンバが、ボールをエドゥアルドに出した。GKオカン・コジュクが、その手からボールを逸したが、そのボールを捉えたエドゥアルドのシュートは、枠を捉えることはなかった。
 同4分、ガラタサライのディフェンスからボールを奪い取ったルサンバが、ボールをエドゥアルドに出した。そのエドゥアルドが、ペナルティエリアの外からシュートを放つも、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同13分、エドゥアルドが、相手ディフェンスの裏に出したパスに追いついたエフェジャン・カラジャが、GKオカン・コジュクと1対1となった。そして、エフェジャン・カラジャがシュートを放つも、GKオカン・コジュクはコーナーキックに替えた。
 同16分、ガラタサライが右サイドで得たフリーキックを、メルテンスが蹴り、ペナルティーエリア内へと入れた。それに合わせて、ヴィクトール・ネルソンが狙いすましたヘディングシュートを放つと、これが、アランヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同38分、ベルカン・クトゥルが、アランヤ・スポルのディフェンスから奪ったボールを、メルテンスに出した。ペナルティーエリアへ向け走ったメルテンスが、ファーサイドを狙ったシュートを放つと、これが、アランヤ・スポルのゴールネットに突き刺さった。0:2。
 後半4分、ペナルティエリア内で、エフェジャン・カラジャの出したパスを、エドゥアルドが、後ろにいたウムト・ギュネシュに預けた。ペナルティエリアの外にいたウムト・ギュネシュが、そのボールを受け強いシュートを放つも、僅かに枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 後半22分、バルコヴェッチが、右サイドに向け出したロングパスが、カンデイアスに通った。そのカンデイアスが出したパスを受けたイワン・カヴァレイロがシュートを放つと、ガラタサライのゴールネットに収まった。1:2。
 同34分、ユヌス・アクギュンからのパスを受けたバルシュ・アルペル・ユルマズが強いシュートを放つも、GKルナルソンが、タッチに逃げた。
 同36分、カンデイアスのセンタリングに合わせて、アフメド・ハッサンがシュートを放ったが、GKオカン・コジュクはコーナーキックに替えた。
 同44分、ルサンバが、ペナルティーエリア内へと入れたセンタリングが、相手ディフェンダーからこぼれると、オウズ・アイドゥンが、そのボールを捉え、ヴォレーシュートを放ったが、ボールは、枠の上を抜け外に出て行ってしまった。

【アランヤ・スポル】ルナル・ルナルソン=ファーティフ・アクソイ(後半1分:レロイ・フェル)、フルカン・バユル、ジュレ・バルコヴェッチ=ズィヌディーヌ・フェルハト(後半15分:ダニエル・カンデイアス)、ウムト・ギュネシュ、アルノー・ルサンバ、ユスフ・オズデミル=エフェジャン・カラジャ(後半15分:イワン・カヴァレイロ)、ウィルソン・エドゥアルド(後半15分:オウズ・アイドゥン)、エフカン・ベキロウル(後半31分:アフメド・ハッサン)
【ガラタサライ】オカン・コジュク=レオ・デュボア、ヴィクトール・ネルソン、エミン・バイラム、エムレ・タシュデミル(後半41分:アブドゥルケリム・バルダクチュ)=フレドリク・ミットシエ(後半41分:パトリック・ファン・アーンホルト)、ベルカン・クトゥル=ユヌス・アクギュン、ドリース・メルテンス(後半28分:ルーカス・トレイラ)、ミロト・ラシツァ(後半28分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=バフェットィンビ・ゴミス(後半19分:マウロ・イカルディ)



ユスフ・エルドーアン、アダナ・デミル・スポルと契約(スター紙 23. 1.17)

ユスフ・エルドーアン(ファナティック紙)  アダナ・デミル・スポルが、トラブゾン・スポルから獲得したユスフ・エルドーアンと、2年半の契約を結んだことを発表した。

 アダナ・デミル・スポルが、トラブゾン・スポルでプレーしていたユスフ・エルドーアンを獲得した。
 アダナ・デミル・スポルが、トラブゾン・スポルでプレーしていた30歳のユスフ・エルドーアンを獲得した。アダナ・デミル・スポルが、ソーシャルメディアを使い、明らかにしたところによると、2年半の契約を結んだということだ。

                   ユスフ・エルドーアンの実績

 ユスフ・エルドーアンは、今季、トラブゾン・スポルで、ここまで、僅か5試合にのみ、公式戦に出場している。そして、それは、いずれも先発メンバーには入っていない。合計61分間、ピッチに立ったことになるユスフ・エルドーアンは、得点に絡むということはなかった。



ガジアンテップFK 1:2 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP+ミリエット紙補綴 23. 1.16)

マルコヴィッチ(左)エズジャン・アリオスキ(右)(ガジアンテップFK公式HP) エネル・ヴァレンシア(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第19節の最終試合で、ガジアンテップFKとのアウェー戦を戦った。カリョン・スタジアムで行われた試合を1:2で制したフェネルバフチェは、トルコ・リーグ前半戦を2位で終えることになった。ガジアンテップFK戦で、フェネルバフチェのゴールはエネル・ヴァレンシアが決めたもので、ホームのガジアンテップFKの唯一の得点はキッツォーから生まれた。なお、この試合、フェネルバフチェの新加入者サメト・アカイドゥンが、初めて、フェネルバフチェのユニフォームを着てピッチに立った。

                   試合経過

 前半9分、ミゲル・クレスポが、右サイドから長いセンタリングを入れると、それに反応して動き出したエネル・ヴァレンシアが、ペナルティエリア内でエルトゥールル・エルソイがチェックに入ると、GKギュナイ・ギュヴェンチのミスを誘い、瞬間、ボールを得た。そのエネル・ヴァレンシアが、がら空きになったゴールマウスに蹴りこみ、フェネルバフチェの先制点が生まれた。0:1。
 同28分、ガジアンテップFKの攻撃で、マルコ・ジェヴトヴィッチのパスでボールを得たサガルが強いシュートを放つも、GKアルタイ・バユンドゥルが押さえてしまった。
 同40分、右サイドで生まれたガジアンテップFKの攻撃で、マキシムが、ペナルティーエリア内へ向けセンタリングを入れた。それに合わせて、ゴール前にいたマルコヴィッチがヘディングシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 後半8分、エムレ・モルが、中盤で得たボールを持ち、前へと進み、ペナルティーエリア内へとボールを送った。それに合わせて、エネル・ヴァレンシアがシュートを試みたが、ボールはディフェンスの間に止まった。そこで生まれた混戦のなか、ボールは、GKがコントロールしてしまった。
 同10分、ガジアンテップFKの攻撃で、ゴール左斜め前から、マキシムがフリーキックを蹴ると、フェネルバフチェのディフェンスが、ペナルティエリア・ラインに向けクリアした。だが、そこにいて、ボールを得たキッツォーが、強烈なシュートを放つと、ボールは、GKアルタイ・バユンドゥルの右を抜け、フェネルバフチェのゴールネットに収まってしまった。1:1。
 同22分、右サイドで生まれた攻撃で、ボールを持ちペナルティーエリア・ラインまで進んだエムレ・モルが、ゴールポスト際にいたミシー・バチュハイにボールを出した。それに合わせて、ミシー・バチュハイがシュートを放ったが、GKギュナイ・ギュヴェンチが、ボールをタッチに出した。
 同25分、ガジアンテップFKのサガルが、ファウルの笛が鳴ったあと、感情的になり、ボールを蹴り、2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。
 同ロスタイム1分、右サイドで生まれた攻撃で、ディエゴ・ロッシのスルーパスに反応して動き出したエネル・ヴァレンシアが、狭い角度だったにも拘わらずシュートを放った。それ、GKギュナイ・ギュヴェンチの右を抜け、ガジアンテップFKのゴールネットを揺らした。1:2。

【ガジアンテップFK】ギュナイ・ギュヴェンチ=ステリオス・キッツォー、エルトゥールル・エルソイ、パピー・ジロボジ、ハリル・イブラヒム・ペフリヴァン(後半41分:マテイ・ハヌセク)=マルコ・ジェヴトヴィッチ、アレクサンデル・メルケル(後半41分:フルカン・ソヤルプ)=ラザール・マルコヴィッチ(後半35分:ヴァルミル・ヴェリュー)、アレクサンドゥル・マキシム、アンジェロ・サガル=ジョアオ・フィゲレイド
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、アッティラ・サライ、エズジャン・アリオスキ(後半35分:セルダル・ドゥルスン)=メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半23分:リンコン・エンリケ)、ウィリアン・アロン、ミゲル・クレスポ(後半38分:アルダ・ギュレル)=エムレ・モル(後半23分:ディエゴ・ロッシ)、ミシー・バチュハイ(後半23分:ジョシュア・キング)、エネル・ヴァレンシア



トラブゾン・スポル 1:0 バシャクシェヒル・スポル(CNNトルコ+スター紙補綴 23. 1.15)

バカセタス(トラブゾン・スポル公式HP) マクシ・ゴメス(左)ルカス・リマ(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第19節で、トラブゾン・スポルが、ホームに迎えたバシャクシェヒル・スポルを、1:0でくだすことに成功した。バシャクシェヒル・スポルは、後半ロスタイム6分に、オカカがレッドカードをもらい、退場処分となった試合だった。

 トルコ・リーグ第19節の注目の一番で、トラブゾン・スポルが、ホームに迎えたバシャクシェヒル・スポルを1:0でくだした。この試合の唯一の得点は、前半21分、バカセタスが決めた。ここ2試合のアウェー戦で、酷い結果を生んでいたトラブゾン・スポルだったが、この勝利で、ホームでの連続無敗記録を34に伸ばした。また、バシャクシェヒル・スポルでは、後半40分に1枚目のイエローカードをもらったオカカが、同ロスタイム6分に、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。首位争いに痛手を受けたバシャクシェヒル・スポルが、勝ち点34に留まったのに対し、トラブゾン・スポルは、同32と勝ち点を伸ばした。

                    試合展開

 前半3分、ブルーノ・ペレスの右サイドからのセンタリングに、トレゼゲがヘッドで合わせたが、GKヴォルカン・ババジャンが、そのボールをコントロールした。
 同21分、トレゼゲが、左サイドからペナルティーエリア内へとボールを持ち込み、PKポイントに向けパスを出すと、ボールは、相手ディフェンダーに当たりバカセタスの前に転がった。そのバカセタスが強いシュートを放つと、GKヴォルカン・ババジャンがコントロールしようとしたが、ボールは股間を抜けゴールネットに収まった。1:0。
 同ロスタイム6分、デニズ・トゥルチがフリーキックを蹴ると、ペナルティーエリア内にいたディフェンスが大きくクリアできなかったボールが、ゴールエリア内にいたユスフ・ンダイシミエの前に転がった。そのユスフ・ンダイシミエが、至近距離からシュートを放つも、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルが押さえた。
  後半3分、バカセタスからのパスを、ペナルティーエリアのゴール左斜め前で得たゴメスがシュートを放つも、GKヴォルカン・ババジャンが、倒れ込みながらも、このボールをコントロールした。
 同8分、ブルーノ・ペレスのパスを受け、ペナルティーエリア内へとボールを持ち込んだバカセタスがグランダーのシュートを放ったが、GKヴォルカン・ババジャンが押さえてしまった。
 同20分、オメル・アリ・シャヒネルが、右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、それに合わせて、アフメド・トゥーバがヘディングシュートを放ったが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同29分、オメル・アリ・シャヒネルが、ペナルティーエリアへ向けセンタリングを入れると、ボールをうまく捉えたセルダル・ギュレルがシュートを放つも、GKウーウルジャン・チャクルがコーナーキックに替えた。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ブルーノ・ペレス(後半35分:イエンス・ラルセン)、ステファノ・デンスヴィル、マルク・バルトラ(後半41分:ヒュセイン・テュルクメン)、エレン・エルマル=アブドゥルカディル・オミュル(後半21分:ドーウジャン・ハスポラト)、マノリス・シオピス、アナスタシオス・バカセタス(後半35分:エニス・バルディ)=ジャニニー・セメド(後半21分:ナジ・ウニュヴァル)、マクシ・ゴメス、トレゼゲ
【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=オメル・アリ・シャヒネル、レオ・ドゥアルテ、アフメド・トゥーバ、ルカス・リマ(後半37分:フィリッペ・ケニー)=ユスフ・ンダイシミエ=デニズ・トゥルチ、マフムト・テクデミル(後半43分:ダニエル・アレクシッチ)、ベルカイ・オズジャン、セルダル・ギュレル(後半43分:パトリック・シズ)=ステファノ・オカカ



ガラタサライを止めることができない! ガラタサライ 4:0 ハタイ・スポル(ジュムフリエット紙改+CNNトルコ補綴 23. 1.14)

ケレム・アクテュルコウル(アクシャム紙) フアン・マタ(左)ルーベン・リベイロ(右)(ハタイ・スポル公式Twitter)  ガラタサライが、とっても上回ったプレーで、ハタイ・スポルを4:0でくだした。これで、1試合多い中だが、フェネルバフチェとの勝ち点差を7に伸ばした。

 トルコ・リーグ第19節で、ガラタサライとハタイ・スポルが対峙した。ネフ・スタジアムで行われた試合を、4:0というスコアで、ガラタサライが制したのだった。ガラタサライに勝利を呼び込んだゴールは、前半9分にケレム・アクテュルコウル、同ロスタイム4分と6分にフアン・マタ、後半32分にバフェットィンビ・ゴミスが決めた。これで公式戦10蓮勝、トルコ・リーグでは8連勝を飾ったガラタサライは、勝ち点を42に伸ばした。そして、1試合多い中だが、フェネルバフチェとの勝ち点差を7に拡げた。勝利から見放されること5試合目となってしまったハタイ・スポルは、同17に留まった。ガラタサライは、次節は、アンタルヤ・スポルをホームに迎えに対し、ハタイ・スポルは、ホームにトラブゾン・スポルを迎える。

                    得点場面

 前半9分、ケレム・アクテュルコウルのゴールで、ガラタサライが1:0と先制した。レオ・デュボアが、ペナルティーエリア内へと入れたボールを、ディフェンスに入っていたメフディ・ブージェマーがクリアできなかった。そのボールを捉えたケレム・アクテュルコウルが、GKの頭上を超えるループシュートを放つと、これが決まったのだった。1:0。
 同ロスタイム4分、ガラタサライが、フアン・マタのゴールで2:0とした。スピードに乗ったガラタサライの攻撃で、レオ・デュボアが、左からペナルティーエリア内へといいセンタリングを入れた。それに合わせて、ゴール前にいたフアン・マタがヘディングシュートを放つと、これが、ハタイ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:0。
 同ロスタイム5分、ペナルティエリア・ライン上からマウロ・イカルディが強いシュートを放つと、ボールは、GKエルジェ・カルデシュレルから跳ね返った。詰めていたフアン・マタが、そのボールを捉え、ゴールを決めたのだった。3:0。
 後半31分、ガラタサライが、バフェットィンビ・ゴミスのゴールで、点差を4と拡げた。ユヌス・アクギュンが、ペナルティーエリアへといいボールを送ると、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で、そのボールを得たバフェットィンビ・ゴミスが、落ち着いてゴールを決めたのだった。4:0。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、アブドゥルケリム・バルダクチュ、ヴィクトール・ネルソン、レオ・デュボア=セルジオ・オリヴェイラ(後半26分:ミロト・ラシツァ)、ルーカス・トレイラ(後半42分:フレドリク・ミットシエ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半25分:ユヌス・アクギュン)、フアン・マタ(後半25分:ベルカン・クトゥル)、ケレム・アクテュルコウル(後半25分:バフェットィンビ・ゴミス)=マウロ・イカルディ
【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=キャーミル・アフメット・チョレクチ、レジェプ・ブラク・ユルマズ、オグニエン・ヴィラニエス、サム・アデクグベ=メフディ・ブージェマー(後半19分:ムサ・チャーウラン)=アユブ・エル・カービ(後半34分:クリスティアン・アッツ)、ルーベン・リベイロ(後半34分:オヌル・エルギュン)、ラヤネ・アービッド(後半19分:カーン・カナク)、サバ・ロブジャニゼ(後半44分:サドゥク・バシュ)=ベルトゥー・ユルドゥルム



ブルーノ・ペレスが戻って来る(フォトマッチ紙 23. 1.13)

ブルーノ・ペレス(ファナティック紙)  ブラジル人選手ブルーノ・ペレスのライセンスを有効にするための手続きが、トルコ・サッカー協会に対して執られた。それで、ブルーノ・ペレスは、明日、ベンチに入ることになるだろう。

 トラブゾン・スポルは、移籍解禁期間の始まりとともに、ブルーノ・ペレスに対する措置が執られた。保留中だった、ブルーノ・ペレスのライセンスを、トラブゾン・スポルが、トルコ・サッカー協会に有効とする手続きを執ったのだ。ブルーノ・ペレスは、長期に渡る故障で、今季前の練習の機会を失してしまった。治療が長引き、ライセンスを有効にすることができなかったのだ。故障が完治して、仕上がり状態も良くなっているブルーノ・ペレスは、明日のバシャクシェヒル・スポル戦では、先発メンバーに名を連ねるものと思われる。



ボウト・ベグホルスト、ベシクタシュを去る(TRT 23. 1.12)

ボウト・ベグホルスト(ファナティック紙) ヴァンサン・アブバカル(ファナティック紙)  ベシクタシュが、ボウト・ベグホルストを手放した。オランダ人選手ボウト・ベグホルストの放出で、ベシクタシュの懐には、300万EUROが入る。

 ベシクタシュで、想定されていたことが起こった。ボウト・ベグホルストが、ベシクタシュを去ったのだ。イングランドのマンチェスターユナイテッド入りが焦眉の問題となっているボウト・ベグホルストは、イスタンブルを離れ、イギリスの地を踏むことになろう。
 一方、ベシクタシュは、元所属のヴァンサン・アブバカルと合意に近づいている。ヴァンサン・アブバカルも、ベシクタシュでのプレーに意欲を見せていると言われている。カメルーン人選手ヴァンサン・アブバカルは、アル・ナスルとの契約問題を解決するものと思われている。



ドーウカン・シニクが、トルコ・リーグに戻って来た(イエニ・シャファク紙 23. 1.11)

ドーウカン・シニク(ヒュリエット紙)  今季、ハル・シティに移籍したドーウカン・シニクが、トルコ・リーグに戻って来た。ドーウカン・シニクは、ハル・シティで、16試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。

 トルコ・リーグ第19節で、ホームにギレスン・スポルを迎えるアンタルヤ・スポルは、補強活動を続けている。今季、アンタルヤ・スポルから、イングランドのチャンピオンシップ所属のハル・シティへ移籍したドーウカン・シニクは、元のアンタルヤ・スポルへの復帰を準備している。

                   理事長が正式に表明

 アンタルヤ・スポルのアズィズ・チェティン理事長は、今夜、ドーウカン・シニクが、アンタルヤ入りすることを明らかにして、「ドーウカン・シニクとは合意に達している。今夜、アンタルヤ入りする。我々の息子、ドーウカン・シニクと契約段階にまで進んでいる」と述べた。
 なお、ド23歳になっているーウカン・シニクは、ハル・シティで、16試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。



バシャクシェヒル・スポル 2:1 アダナ・デミル・スポル(サバハ紙 23. 1.10)

セルダル・ギュレル(バシャクシェヒル・スポル公式HP) オメル・アリ・シャヒネル(左)ケヴィン・ロドリゲス(右)(アダナ・デミル・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第18節で、ホームにアダナ・デミル・スポルを迎えたバシャクシェヒル・スポルは、2:1で、これをくだし、接戦を繰り広げているライバル・クラブから重要な勝ち点3を得た。

 バシャクシェヒル・スポルが、トルコ・リーグ第18節で、ホームにアダナ・デミル・スポルを迎えた。バシャクシェヒル・スポルは、2:1というスコアで、この試合を制した。

                   試合展開

 前半14分、ベルカイ・オズジャンからのパスを左サイドで得たセルダル・ギュレルがシュートを試みたが、ボールはコーナーへと逸れて行った。
 後半3分、セルダル・ギュレルがセンタリングを入れると、ペナルティーエリア内でボールを得たユスフ・ンダイシミエがシュートを放ったところ、ケヴィン・ロドリゲスの手に当たった。この試合のアルダ・カルデシュレル主審は、試合の続行を指示したが、ヴィデオ判定システムで確認後、PKの裁定を下した。
 同7分、このPKを、デニズ・トゥルチが蹴ると、ゴールが決まった。1:0。
 同13分、アダナ・デミル・スポルが同点に追いついた。ユヌス・ベランダのセンタリングに対し、ペナルティエリア内でいいジャンプを見せたサメト・アカイドゥンが、それに合わせてヘディングシュートを放つと、ゴールが決まったのだった。1:1。
 同17分、バシャクシェヒル・スポルが、再び、リードを奪った。オメル・アリ・シャヒネルがセンタリングを入れると、ボールがオカカからこぼれ、そのボールを得たセルダル・ギュレルがヘッドでゴールを決めたのだった。2:1。
 同32分、アキントラがセンタリングを入れると、ヴォルカン・ババジャンが、ボールに触れたが、コントロールできなかった。その跳ね返りのボールを得たユヌス・ベランダがシュートを試みたが、ディフェンスの防御に遇ってしまった。そして、試合は、2:1と、バシャクシェヒル・スポルが優位を保ったまま終わった。

【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=シェネル・オズバイラクル、レオ・ドゥアルテ、アフメド・トゥーバ、ルカス・リマ=ユスフ・ンダイシミエ、マフムト・テクデミル=デニズ・トゥルチ(後半28分:ミュニル・シュイアール)、ベルカイ・オズジャン(後半28分:ダニエル・アレクシッチ)、セルダル・ギュレル(後半39分:パトリック・シズ)=ステファノ・オカカ
【アダナ・デミル・スポル】エルタッチ・オズビル=ヨナス・スヴェンソン、サメト・アカイドゥン、セミフ・ギュレル、ケヴィン・ロドリゲス=バドゥ・ンディアエ、、ベンジャミン・スタンブーリ(後半22分:ギョクハン・インレル)=ユスフ・サル(後半22分:ダヴィッド・アキント−ラ)、ユヌス・ベランダ、ヘンリー・オンニエクル(後半36分:ギョクハン・トーレ)=エムレ・アクババ(後半36分:フレデリック・グルブランドセン)



フェネルバフチェ 0:3 ガラタサライ(フェネルバフチェ公式HP 23. 1. 9)

ミシー・バチュハイ(左)アブドゥルケリム・バルダクチュ(右)(ヒュリエット紙) セルジオ・オリヴェイラ(スター紙)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第18節で、ガラタサライをホームに迎えた。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、アウェーのガラタサライが0:3で勝った。なお、この試合の後半41分には、イルファン・ジャン・カフヴェジがレッドカードをもらい、退場処分となっている。

                    試合経過

 前半9分、ジョシュア・キングのパスを、ペナルティーエリア内で受けたディエゴ・ロッシが、GKムスレラをフェイントでかわし、前へ進もうとした。だが、流れたボールを、ガラタサライのディフェンダーが大きくクリアしてしまった。
 同17分、セルダル・アズィズから出されたロングボールを、ガラタサライ陣内半ばで得たディエゴ・ロッシが、ペナルティエリア内へとボールを持ち込み、相手選手をフェイントでかわしシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同32分、ガラタサライのコーナーキックを、メルテンスが蹴ると、ニアサイドにいたブライト・オシャイ・サミュエルからボールがこぼれた。そのボールがファサードに流れると、そこで容易くボールを得たオリヴェイラが放った強いシュートが、フェネルバフチェのゴールネットに突き刺さった。0:1。
 同36分、左サイドでボールを得たミシー・バチュハイが、アブドゥルケリム・バルダクチュをかわし、ペナルティーエリア内へと入り、ゴール左斜め前からシュートを放ったが、GKムスレラがコーナーキックに替えた。
 同37分、右コーナーキックがグランダーのボールで蹴られ、そのボールをウィリアン・アロンが得た。そのウィリアン・アロンが放ったシュートは、GKムスレラがしっかりと胸に収めてしまった。
 後半8分、ジョシュア・キングの出したパスを、ペナルティエリア・ライン手前で得たミゲル・クレスポが強いシュートを放つも、ボールは、GKムスレラが押さえた。
 同22分、ミゲル・クレスポからのパスを、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前で得たブライト・オシャイ・サミュエルが放ったシュートは、GKムスレラがコーナーキックに替えた。
 同33分、フレドリク・ミットシエのパスが、フェネルバフチェ陣内にいたイカルディに通った。更に、そのボールは、ケレム・アクテュルコウルに渡った。ペナルティーエリアのゴール左斜め前から枠を捉えたケレム・アクテュルコウルのシュートは、フェネルバフチェのゴールネットを捉えたのだった。0:2。
 同41分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、デュボアに対し執ったアクションを、ハリル・ウムト・メレル主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、レッドカードを出した。
 同ロスタイム10分、ガラタサライの攻撃で、ブライト・オシャイ・サミュエルのミスパスを捉えたイカルディが、ペナルティエリアの外で、そのボールを得た。ゴール左斜め前からペナルティーエリア内へと持ち込んだイカルディが、強いシュートを放つと、ボールは、上のバーを直撃してゴールインしてしまった。0:3。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=セルダル・アズィズ、グスタヴォ・エンリケ(後半1分:リンコン・エンリケ)、アッティラ・サライ=ブライト・オシャイ・サミュエル、ウィリアン・アロン(後半ロスタイム1分:セルダル・ドゥルスン)、ミゲル・クレスポ(後半25分:ミハ・ザイッチ)、フェルディ・カドゥオウル=ディエゴ・ロッシ(後半24分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、ミシー・バチュハイ(後半24分:エネル・ヴァレンシア)、ジョシュア・キング
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、レオ・デュボア=ベルカン・クトゥル、セルジオ・オリヴェイラ(後半32分:フレドリク・ミットシエ)=ミロト・ラシツァ(後半25分:ユヌス・アクギュン)、ドリース・メルテンス(後半25分:ルーカス・トレイラ)、ケレム・アクテュルコウル(後半ロスタイム3分:フアン・マタ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半31分:マウロ・イカルディ)



ベシクタシュ、ホームでしくじらず、カスムパシャをくだす(ミリエット紙改 23. 1. 8)

ジェンク・トスン(左)ボウト・ベグホルスト(右)(TRT) タイフル・ビンギョル(左)ヴァレンティン・エイセリッチ(右)(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第18節で、ベシクタシュが、ホームにカスムパシャを迎えた。ベシクタシュは、その試合を、2:1のスコアで制したのだった。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグ第18節で、カスムパシャと対峙した。この試合は、ヴォーダフォン・パルクで行われた。試合を裁いたのはゾルバイ・クチュック主審だった。そして、ベシクタシュは、この試合を2:1で制し、勝ち点3を得た。ベシクタシュのゴールは、前半28分にジェンク・トスンが、同ロスタイム6分にボウト・ベグホルストが決めた。カスムパシャの唯一の得点は、後半24分にアフメット・エンギンの決めたものだった。この結果、ベシクタシュは、トルコ・リーグでの勝ち点が29に達したのに対し、カスムパシャは同18に留まった。なお、カスムパシャは、次節は、ホームにカラギュムリュクを迎えるのに対し、ベシクタシュは、コンヤ・スポルとの対戦となっている。

                    試合経過

 前半21分、スピードに乗ったベシクタシュの攻撃で、ボウト・ベグホルストが、右サイドをスピードに乗り駆け上がったネイサン・レドモンドにパスを出した。ネイサン・レドモンドは、ペナルティエリア内へ入り、相手選手をかわし、左足一閃、シュートを放った。だが、ボールは、GKエルトゥールル・タシュクランが押さえてしまった。
 同28分、ベシクタシュが先制した。サリフ・ウチャンの浮かし球でのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったジェンク・トスンが、GKエルトゥールル・タシュクランの足元を狙ったシュートを放つと、これが決まったのだった。1:0。
 同43分、アフメット・エンギンからのパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったファルが、ペナルティーエリア内へと入るやシュートを放った。だが、GKメルト・ギュノクが、辛うじてコーナーキックに替えた。
 同ロスタイム6分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。スピードに乗ったベシクタシュの攻撃で、ネイサン・レドモンドのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったボウト・ベグホルストが、ゴール左斜め前からペナルティーエリア内へと持ち込むや、左足でグランダーのシュートを放つと、カスムパシャのゴールネットを揺らしていた。2:0。
 後半24分、カスムパシャが、点差を1と縮めた。アッティバ・ハッチンソンからボールを奪い、右サイドからペナルティエリア内へと入ったファルがセンタリングを入れた。それに、ペナルティーエリア内にいたアフメット・エンギンがヘッドで合わせると、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。
 同41分、ムレカから奪ったボールを持ち、カスムパシャがスピードに乗った攻撃に移った。右サイドからスピードに乗ってペナルティーエリア内へと入ったファルがセンタリングを入れた。ファーサイドにいたアフメット・エンギンが、それに合わせてヘディングシュートを放つも、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同45分、ヴァレンティン・エイセリッチがコーナーキックを蹴ると、PKポイントにいたダニエル・グラオヴァッチがヘッドで合わせた。だが、GKメルト・ギュノクがゴールを許さなかった。そして、他のゴールは生まれず、ベシクタシュが、ホームで、カスムパシャを2:1でくだしたのだった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=タイフル・ビンギョル、タイップ・タルハ・サヌッチ、ウエリントン・シルヴァ、アルトゥール・マスアク=ゲドソン・フェルナンデス、サリフ・ウチャン(後半ロスタイム3分:ウムト・メラシュ)=ジェンク・トスン(後半18分:アッティバ・ハッチンソン)、ネイサン・レドモンド(後半39分:ロマン・サイス)、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ(後半17分:ジャクソン・ムレカ)=ボウト・ベグホルスト
【カスムパシャ】エルトゥールル・タシュクラン=フロレント・ハデルジョナージ(前半29分:アフメット・エンギン)、ダニエル・グラオヴァッチ(後半45分:ベラト・カルカン)、ライアン・ドンク、ヤシン・オズジャン(後半1分:ラウル・ぺトレッタ)=ミカエル・ティルパン=ヴァレンティン・エイセリッチ、ハリス・ハジュラディノヴィッチ(後半1分:ベルサン・セリ−ナ)、アイタッチ・カラ(後半21分:ステファヌ・バホケン)、マルタダ・ベン・ウアネ=ママドゥ・ファル



チャーダーシュ・アタン監督と合意! 新たに3年契約(ファナティック紙 23. 1. 3)

チャーダーシュ・アタン監督  カイセリ・スポルのチャーダーシュ・アタン監督が、新たな契約問題に関し合意に達した。トゥファン・コチ副理事長が、活躍著しい監督と、3年間の契約を結ぶことを明らかにした。

 トルコ・リーグで勝ち点28を集め、8位に就けているカイセリ・スポルが、チャーダーシュ・アタン監督に関する新たな展開に達した。今季、1年間の契約を結んだチャーダーシュ・アタン監督と、3年間の新たな契約を結ぶことで合意に達した。
 カイセリ・スポルのトゥファン・コチ副理事長は、「本日、チャーダーシュ・アタン監督と話し合いを持った。そして、契約更改で合意に達した。監督は、我がクラブを、また、我が理事会に満足していただいている。我々も、監督に満足している。明日、3年間の契約を結ぶことになる。我々も、監督とともに、大いなる成功を成し遂げるつもりだ」と述べた。



選手を欠くため、考え込むオカン・ブルク監督(TRT 23. 1. 2)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  ガラタサライのオカン・ブルク監督は、トルコ・リーグ第17節で対戦するアンカラ・グジュ戦の先発メンバーを固めようとしている。多くの選手を欠くため、それが、同監督を考え込ませている。

 トルコ・リーグで首位に立つガラタサライが、アンカラ・グジュ戦に備えての準備を続けている。現在5連勝中のガラタサライは、サポーターの前で勝利を収め、フェネルバフチェとのダービーマッチに意気を上げたいと考えている。
 GKは、フェルナンド・ムスレラが守るだろう。シワス・スポル戦で、今季4枚目のイエローカードをもらったサーシャ・ボエは、この試合には出場できない、そのため、右サイドバックの任は、レオ・デュボアを起用することになろう。ストッパーは、アブドゥルケリム・バルダクチュとヴィクトール・ネルソンが担う。カズムジャン・カラタシュに次いで、エムレ・タシュデミルも故障を発生させたため、左バックにはパトリック・ファン・アーンホルトにプレーの機会が巡って来るだろう。
 ガラタサライには、もう1人、出場停止のセルジオ・オリヴェイラがいる。そこで、同監督は、ポルトガル人選手セルジオ・オリヴェイラのいない中盤は、ルカス・トレイラとベルカン・クトゥルに任せるものと看られている。攻撃ラインは、変更がないものと考えられている。サイドには、ケレム・アクテュルコウルとミロト・ラシツァ、FWの背後の位置にはメルテンスがピッチに立つことになろう。
 そして、トップの位置には、バフェッティンビ・ゴミスが入ることになる。治療の続くマウロ・イカルディは、この試合でリスクを受けるということはないと思われる。



ステファノ・オカカ、トルコの3つのクラブが狙う(アクシャム紙 23. 1. 1)

ステファノ・オカカ(ファナティック紙)  バシャクシェヒル・スポルのイタリア人選手ステファノ・オカカを、トルコの3つのクラブが追いかけていると言われている。

 トルコ・リーグで優勝争いをしているバシャクシェヒル・スポル所属のステファノ・オカカに関し、新たな展開が看られている。ステファノ・オカカに、トルコ・リーグの3つのクラブが追いかけているというのだ。イタリアからの報道によると、今季末で、バシャクシェヒル・スポルとの契約が満了する33歳のステファノ・オカカを、トルコの3つのクラブが追いかけているという。なかでも、ベシクタシュとガラタサライが、その状態のチェックに入っていることが明らかになっているステファノ・オカカに対し、新たにアダナ・デミル・スポルが、探りを入れ、獲得に向けての条件を調べていると言われている。今季、バシャクシェヒル・スポルで、公式戦25試合に出場したステファノ・オカカは、6ゴール2アシストを記録している。



フェネルバフチェ、イスマイル・ユクセッキと合意に達す(TRT 22.12.31)

イスマイル・ユクセッキ(イエニ・シャファク紙)  フェネルバフチェが、イスマイル・ユクセッキと合意に達した。23歳のイスマイル・ユクセッキの契約は、2027年まで延長された。

 フェネルバフチェが、重要な契約締結の準備に入っている。イスマイル・ユクセッキとの契約延長で合意に達したのだ。これで、イスマイル・ユクセッキは、2027年まで、フェネルバフチェのユニフォームを着ることになる。年俸の増額が行われるだろうが、正式な発表は、1月のことになる。
 フェネルバフチェが、契約更改で合意に達したトルコ代表選手イスマイル・ユクセッキは、今季見せているプレーぶりで、好感度が上がっている。イスマイル・ユクセッキは、今季、16試合に出場している。その内10試合は、ホルヘ・ヘスス監督が先発メンバーに起用し、1ゴール1アシストを記録している。また、イスマイル・ユクセッキは、フェネルバフチェでの高度なプレーぶりとともに、トルコ代表のシュテファン・クンツ監督の注目も集め、トルコ代表にも招集された。



ベシクタシュ 1:0 アダナ・デミル・スポル(フォトマッチ紙+ファナティック紙補綴 22.12.30)

アルトゥール・マスアク(ヒュリエット紙) ボウト・ベグホルスト(左)サメト・アカイドゥン(右)(スター紙)  トルコ・リーグ第16節で、ベシクタシュとアダナ・デミル・スポルが対峙した。試合は、ベシクタシュが1:0で制した。

 トルコ・リーグ第16節の興奮は、ベシクタシュとアダナ・デミル・スポルの一戦で受け継がれた。そして、この試合は、ベシクタシュが、1:0のスコアで勝つことに成功した。ベシクタシュの唯一のゴールは、前半14分にマスアクから生まれた。この結果、ベシクタシュは、勝ち点を26として5位に就けることになった。一方のアダナ・デミル・スポルは、同27で4位で、ベシクタシュの上に立っている。

                   試合経過

 前半14分、ベシクタシュが1:0と先制した。ペナルティーエリアの外ゴール左斜め前で得たフリーキックを、マスアクが蹴り、直接ゴールを決めたのだった。1:0。
 同27分、ユヌス・ベランダが左コーナーキックを蹴ると、それに合わせて、ンディアエがヘディングシュートを試みた。だが、GKメルト・ギュノクが、際どくゴールインするのを防いだ。
 同40分、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが、左サイドを、ゴールライン際まで持ち込み、内へと折り返すと、ボールは、GKを抜け、ファーサイドにいたジェンク・トスンの前に落ちた。そのジェンク・トスンが、枠に蹴り込もうとしたボールが流れ、ファーサイドにいたボウト・ベグホルストに届いた。ボウト・ベグホルストは、ヘディングシュートを放ったが、ボールは外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム2分、マスアクが、左コーナーキックが蹴ると、ボールがペナルティーエリア内へと向かったところ、タイプ・タルハ・サヌッチがヘッドで合わせたが、GKエルタッチ・オズビルがゴールを許さなかった。そして、前半は、ベシクタシュが、1:0とリードを保ったまま終わった。
 後半4分、セミフ・ギュレルのロングパスを、ペナルティーエリア内左サイドで得たヘンリー・オニエクルが、ゴール斜め前からシュートを放つも、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同8分、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥが、左サイドでからセンタリングを入れると、ニアサイドで、ボウト・ベグホルストが、スライディングをしながらシュートを放ったが、ボールは、枠の左を逸れ外に出て行ってしまった。
 同12分、ペナルティエリア内左サイドでボールを得たヘンリー・オニエクルが出したパスを、ペナルティーエリア内で得たフレデリック・グルブランドセンがシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同23分、右サイドからユスフ・サルがシュートを放つと、ボールは枠に向かっていったが、上のバーに当たり、ピッチに跳ね返ってしまった。
 同33分、ケヴィン・ロドリゲスが、ディフェンスの裏に出したボールを得たヘンリー・オニエクルが、ペナルティーエリア・ラインからシュートを放ったが、ボールは、GKメルト・ギュノクがキャッチした。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ、ウエリントン・シルヴァ、タイップ・タルハ・サヌッチ、アルトゥール・マスアク=ジョゼフ・デ・ソーサ、サリフ・ウチャン(後半20分:タイフル・ビンギョル)=ジェンク・トスン(後半20分:ネイサン・レドモンド)、ゲドソン・フェルナンデス(後半ロスタイム6分:ネジプ・ウイサル)、ジョルジュ・ケヴィン・エンコドゥ(後半44分:アッティバ・ハッチンソン)=ボウト・ベグホルスト(後半45分:ジャクソン・ムレカ)
【アダナ・デミル・スポル】エルタッチ・オズビル=ヨナス・スヴェンソン、サメト・アカイドゥン、セミフ・ギュレル、ケヴィン・ロドリゲス=フレデリック・グルブランドセン(後半31分:ブリット・アソンバローニャ)、、ベンジャミン・スタンブーリ(後半41分:エルフン・アクセル・オズテュメル)、バドゥ・ンディアエ(後半31分:ギョクハン・インレル)、ヘンリー・オンニエクル(後半41分:ダヴィッド・アキント−ラ)=エムレ・アクババ(後半23分:ユスフ・サル)、ユヌス・ベランダ



カラギュムリュク、トラブゾン・スポルに大差の勝利(TRT+ファナティック紙補綴 22.12.29)

ダヴィデ・ビラシ、トレゼゲ、オタベク・シュクロフ(左から)(ヒュリエット紙) ファビオ・ボリーニ(カラギュムリュク公式Twitter)  トルコ・リーグ第16節で、カラギュムリュクが、ホームで、トラブゾン・スポルを4:1でくだした。この結果、カラギュムリュクは、5試合ぶりに勝利にありついた。トラブゾン・スポルの方は、9試合ぶりの敗戦だった。

 アタテュルク・オリンピック・スタジアムで行われたこの試合、喜んだのはカラギュムリュクだった。トラブゾン・スポルを、4:1でくだしたカラギュムリュクは、トルコ・リーグで5試合ぶりに勝利にありついた。この結果、カラギュムリュクは、勝ち点を16に伸ばしたのに対し、トラブゾン・スポルは、同26に留まった。カラギュムリュクに勝利をもたらしたゴールは、前半6分にマゴメド・オズドエフ、同34分にファビオ・ボリーニ、後半22分にマッテオ・リッツィ、同42分にジャン・エドワード・クアッシが決めた。トラブゾン・スポルの唯一のゴールは、前半20分にマルク・バルトラの決めたものだった。なお、マルク・バルトラは、前半ロスタイム3分にレッドカードをもらい退場処分となった。カラギュムリュクでは、後半11分に、エブリマ・コリーが、この日2枚目のイエローカードをもらい退場となった。

                    エディン・ヴィスチャ、病院搬送となる

 後半4分、相手選手とのマッチアップとなったところで、左肩を負傷したエディン・ヴィスチャが、ピッチ内での措置を受けたあと、病院搬送となった。エディン・ヴィスチャは、トルコ・リーグ第2節のハタイ・スポル戦で、左腕を骨折して、長期に渡り離脱を余儀なくされていた。

                    試合経過

 前半6分、カラギュムリュクが先制した。左サイドで生まれた攻撃で、マゴメド・オズドエフが入れたセンタリングが、直でゴールマウスに向かい、そのまま、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同20分、トラブゾン・スポルが同点に追いついた。バカセタスが、左コーナーキックを蹴ると、ボールは右サイドまで流れた。エディン・ヴィスチャが、再度、内へと放り込むとマクシ・ゴメスがヘッドで落とした。そのコースに入ったマルク・バルトラが、肩を使ってのシュートがゴールインしたのだった。1:1。
 同34分、カラギュムリュクが、再度、リードを奪った。右サイドからエブリマ・コリーがお膳立てをするかのようなパスを出すと、ファビオ・ボリーニが、それに足を合わせゴールが生まれたのだった。2:1。
 同ロスタイム3分、トラブゾン・スポルが10人になった。ディフェンスで、ボールをコントロールしようとしたとき、スライディングを見せたマルク・バルトラが、ファビオ・ボリーニにボールを奪われた。そのファビオ・ボリーニが、ペナルティーエリアへとボールを持ち込もうとしたとき、マルク・バルトラとのせめぎ合いが生まれ、ファビオ・ボリーニがピッチに倒れた。その様子を観たウミト・オズテュルク主審は、マルク・バルトラにレッドカードを出したのだった。そして、前半は、カラギュムリュクが、2:1とリードを奪ったまま終わった。
 後半13分、トラブゾン・スポルが同点にとっても迫った。カラギュムリュクのペナルティーエリア内で得たフリーキックを、バカセタスが蹴ると、ボールは、ゴールマウスを捉えたが、それを、GKバトゥハンが防いだ。転がったボールを捉えたトレゼゲが、至近距離からシュートを放った。だが、バトゥハンが、再度、これを防いだ。跳ね返りのボールを捉えたトレゼゲが、もう1度、シュートを放った。すると、今度は、バトゥハンがコーナーキックに替えた。
 同21分、トラブゾン・スポルの攻撃で、アブドゥルカディル・オミュルが、ペナルティーエリアの外ゴール右斜め前から強いシュートを放つと、GKバトゥハンが、左に跳び、これを、パンチングで防いだ。ピッチを転がるボールを、ディフェンダーが大きくクリアしてしまった。
 同22分、カラギュムリュクが、点差を2と拡げた。スピードに乗った攻撃で、ファビオ・ボリーニが、ペナルティエリア内にいたマッテオ・リッツィに、浮かし球でパスを送った。そのマッテオ・リッツィが、走り込んできてシュートを放つと、これが、トラブゾン・スポルのゴール右隅に突き刺さったのだった。3:1。
 同28分、カラギュムリュクが、4点目の好機を活かせなかった。ファビオ・ボリーニが、ラルセンをフェイントでかわし、ペナルティーエリア内へと持ち込んだ。そして、右インサイドキックで、ファーのゴール隅を狙ったシュートを放つも、ボールは、ゴールポストに当たり外に出て行ってしまった。
 同35分、カラギュムリュクの攻撃で、クアッシとのワンツーで抜け出しペナルティーエリア内へと入ったマゴメド・オズドエフが出したボールを捉えたクアッシがシュートを試みた。GKウーウルジャン・チャクルの両足から跳ねたボールは、高く舞い上がったが、その後、ウーウルジャン・チャクルがコントロールした。
 同42分、ホームのカラギュムリュクが4点目を決めた。クアッシが、マッテオ・リッツィから出たパスを、トラブゾン・スポルのペナルティエリア内で得た。GKウーウルジャン・チャクルと1対1となったクアッシが、ゴール右斜め前から狙いすましたシュートを放つと、これが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。そして、試合は、カラギュムリュクが、4:1で、この試合を制したのだった。

【カラギュムリュク】バトゥハン・アフメト・シェン=ダヴィデ・ビラシ、ライヤン・バニヤ、イブラヒム・ドゥレセヴィッチ、レヴェント・メルジャン(後半44分:サメド・オヌル)=マッテオ・リッツィ(後半43分:アドナン・ウーウル)、オタベク・シュクロフ(後半25分:ジャン・クアッシ)、マゴメド・オズドエフ=エブリマ・コリー、ムバエ・ジャッネ(後半33分:コリン・キャーズム・リチャーズ)、ファビオ・ボリーニ(後半32分:サリフ・ドゥルスン)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ヒュセイン・テュルクメン(後半1分:イエンス・ラルセン)、マルク・バルトラ、ヴィトール・フーゴ(後半36分:ユスフ・ヤズジュ)、エレン・エルマル=アブドゥルカディル・オミュル、マノリス・シオピス(後半1分:ジャン・フィリップ・グバミン)、アナスタシオス・バカセタス=エディン・ヴィスチャ(後半5分:ジャニニー・セメド)、マクシ・ゴメス、エニス・バルディ、トレゼゲ(後半16分:マレク・ハムシク)



フェネルバフチェ 4:0 ハタイ・スポル(フェネルバフチェ公式HP 22.12.28)

セルダル・ドゥルスン(フェネルバフチェ公式HP) ジョシュア・キング(上)エルジェ・カルデシュレル(下)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第16節で、ホームにハタイ・スポルを迎えた。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合を制したフェネルバフチェは、勝ち点を32に伸ばした。フェネルバフチェのゴールは、前半20分にジョシュア・キング、同26分にミシー・バチュハイ、後半41分にセルダル・ドゥルスン、同ロスタイム5分にグスタヴォ・エンリケが決めた。今季40ゴールと、トルコ・リーグで最もゴールを量産しているフェネルバフチェは、試合数が多い中だが首位に立った。

                    試合展開

 前半5分、中盤でボールを得て、右サイドからペナルティーエリア内へと進んだブライト・オシャイ・サミュエルが、ゴール斜め前から強いシュートを放つも、GKエルジェ・カルデシュレルがゴールを許さなかった。
 同7分、ルーベン・リベイロのスルーパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったサバ・ロブジャニゼが、GKと1対1となり、ゴール斜め前の位置から強いシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同20分、コーナーキックをディエゴ・ロッシが蹴り、内へと放り込んだ。相手ディフェンス陣の間からいいジャンプを見せたジョシュア・キングがヘッドで合わせると、ボールは、ゴールポストに当たりゴールインした。1:0。
 同26分、フェルディ・カドゥオウルからのパスを、ペナルティエリア内で受けたディエゴ・ロッシが、左サイドでゴールライン際まで持ち込み、センタリングを入れた。そのボールに、ミシー・バチュハイがダイレクトで合わせると、狙い通りのゴールが生まれた。2:0。
 後半4分、オグニエン・ヴィラニエスのバックパスを見たミシー・バチュハイが、カットに入り、GKエルジェ・カルデシュレルをかわした。そして、ゴール斜め前からシュートを放つも、オグニエン・ヴィラニエスが、滑り込みながら防ぎに入り、コーナーキックに替えた。
 同5分、ディエゴ・ロッシが、左コーナーキックを蹴ると、それに合わせて、ウィリアン・アロンがヘディングシュートを放った。それに対して、GKエルジェ・カルデシュレルが、際どく防ぐと、ボールは、ゴールポストに当たり、ピッチに跳ね返った。
 同23分、リンコン・エンリケからのパスを、左サイドで得たジョシュア・キングが、ゴールライン際まで持ち込み、センタリングを入れた。それに対し、ブラクが滑り込みながら防ごうとしたところ、ボールはゴールインしてしまった。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告があり、オフサイドがあったとして、ゴールは認定されなかった。
 同41分、ラヤネ・アービッドのバックパスをカットしたセルダル・ドゥルスンが、GKエルジェ・カルデシュレルをかわしゴールを決めた。3:0。
 同ロスタイム5分、右コーナーキックに対し、ジャンプ一番、ウィリアン・アロンがヘッドで合わせた。ボールは、相手ディフェンスに当たり、グスタヴォ・エンリケの前に転がった。そのグスタヴォ・エンリケがシュートを放つと、ボールは、ゴールポストに当たり、ハタイ・スポルのゴールネットを揺らした。4:0。

【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=ブライト・オシャイ・サミュエル、グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ、フェルディ・カドゥオウル=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半16分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ウィリアン・アロン、ミハ・ザイッチ(後半ロスタイム2分:イスマイル・ユクセッキ)、ディエゴ・ロッシ(後半16分:リンコン・エンリケ)=ミシー・バチュハイ(後半30分:セルダル・ドゥルスン)、ジョシュア・キング(後半30分:エムレ・モル)
【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=キャーミル・アフメット・チョレクチ、オグニエン・ヴィラニエス、ブラク・オクスュズ(後半33分:シモン・ファレッテ)、サム・アデクグベ(後半1分:エンギン・ジャン・アクソイ)=ラヤネ・アービッド、ルーベン・リベイロ(後半1分:ムハッメド・メルト)=サバ・ロブジャニゼ(後半19分:ケヴィン・ソニ)、オヌル・エルギュン、アユブ・エル・カービ=ジョゼ・ルイス(後半1分:ベルトゥー・ユルドゥルム)



カズムジャン・カラタシュの復帰には、時間がかかる(CNNトルコ 22.12.27)

カズムジャン・カラタシュ(TRT)  トルコ・リーグ第15節で、ホームに迎えたイスタンブル・スポルを2:1でくだし、首位の座に就いたガラタサライで、若き左サイドバックの選手カズムジャン・カラタシュが、故障を発生させ、プレーの続行ができなくなり、後半22分に、パトリック・ファン・アーンホルトとの交替を余儀なくされた。

 ガラタサライが、19歳のカズムジャン・カラタシュの状態について出した発表では、「カズムジャン・カラタシュが、昨日受けた検査で、左足首の外側靭帯の前部断裂と同中部部分的断裂が明らかになり、治療が開始された」となっている。カズムジャン・カラタシュは、約2ヶ月、ピッチから遠ざかるなるものと思われる。



ガラタサライ 2:1 イスタンブル・スポル(ベイン・スポル改+スポル・エックス補綴 22.12.26)

メルテンス(左)メリヒ・カバサカル(右)(ヒュリエット紙) バフェットィンビ・ゴミス(ファナティック紙)  ガラタサライが、トルコ・リーグ第15節で、イスタンブル・スポルを2:1でくだした。

 ネフ・スタジアムで行われたこの試合、ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、バフェッティンビ・ゴミスが決めた。イスタンブル・スポルの唯一のゴールは、メフメット・イエシルから生まれた。トルコ・リーグで4連勝を遂げたガラタサライは、これで、勝ち点を30に伸ばし、首位の座をフェネルバフチェから奪い取った。ここ7試合、勝利から見放されているイスタンブル・スポルは、今節を、勝ち点8の最下位で終わった。

                   トルコ・リーグで662日ぶりの首位の座

 ガラタサライは、トルコ・リーグで、662日ぶりに首位に就いた。トルコ・リーグでは、2020‐21シーズンの第28節に、ベシクタシュに先んじてアドヴァンテージの差で首位に就いたガラタサライは、これで、67節ぶりに、日にちにして662日ぶりに、首位で終えることになった。

                   試合経過

 前半15分、ガラタサライが先制した。サーシャ・ボエの素晴らしいセンタリングに合わせて、ゴミスがシュートを放ったところ、サイドバーを直撃してピッチに跳ね返った。そのボールを、ディフェンダーがコーナーキックに替えた。そのコーナーキックをメルテンスが蹴ると、ゴミスがヘッドで合わせ、ゴールが決まったのだった。1:0。
 同20分、カズムジャン・カラタシュが、ペナルティーエリアの外から強いシュートを放ったが、イエンセンが、コーナーキックに替えた。
 同32分、とっても危険な場面が生まれた。メルテンスのセンタリングに対し、ゴールマウスの際どいところで、ゴミスがシュートを放ったが、ボールはポストに当たり外に出て行ってしまった。
 同37分、点差が2と開いた。メルテンスの蹴った左コーナーキックに対し、ファーサイドのゴールポストに向かい走ったフレドリク・ミットシエが折り返したボールに、ゴミスがヘッドで合わせたのだった。ゴミスは、この試合、自身でも、また、チームとしても2点目となるゴールを決めたのだった。2:0。
 後半12分、メルテンスがゴールを決めたかに見えたが、手を使っていたということで、ゴールは認定されなかった。
 同37分、点差が1と縮まった。ゴールに向かい右サイドのペナルティエリアとタッチラインとの間で得たフリーキックをヴァロン・エテミが蹴った。内へと放り込まれたボールに、メフメット・イエシルが、ジャンプ一番、ヘディングシュートを放ち、これが決まったのだった。2:1。
 同ロスタイム3分、試合が変ろうかという時間が訪れた。ヴァロン・エテミが、ペナルティーエリアの外からシュートを放つと、ディフェンスからこぼれたボールが、ペナルティーエリア内にいたエミル・カーン・ギュルテキンの前に転がった。だが、この絶好のチャンスを、エミル・カーン・ギュルテキンが活かせなかった。

【ガラタサライ】オカン・コジュク=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、カズムジャン・カラタシュ(後半22分:パトリック・ファン・アーンホルト)=ルーカス・トレイラ(後半45分:セルジオ・オリヴェイラ)、フレドリク・ミットシエ(後半29分:ベルカン・クトゥル)=ミロト・ラシツァ(後半29分:ユスフ・デミル)、ドリース・メルテンス、ケレム・アクテュルコウル=バフェットィンビ・ゴミス(後半29分:フアン・マタ)
【イスタンブル・スポル】ダヴィッド・イエンセン=デメアコ・ドゥハネイ(後半35分:オウズハン・ベルベル)、オカン・エルドーアン、ミカエル・オロゴ(後半35分:メフメット・イエシル)、ドゥハン・アクス=ムアッメル・サルカヤ、メリヒ・カバサカル=ジェトミル・トパッリ(後半13分:アルディン・カジッチ)、エドゥアルト・ロッカ、ヴァロン・エテミ=イブラヒム・ユルマズ(後半35分:エミル・カーン・ギュルテキン)



トラブゾン・スポル 2:0 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 22.12.25)

マクシ・ゴメス(トラブゾン・スポル公式Twitter) アブドゥルカディル・オミュル(左)ウィリアン・アロン(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第15節で、アウェーで戦ったトラブゾン・スポル戦を、2:0で落とした。

 シェノル・ギュネシュ・スポーツ複合施設で行われたこの試合、後半12分に、ミゲル・クレスポがレッドカードをもらい退場となった。ホームのトラブゾン・スポルのゴールは、後半16分にゴメスが、また、同ロスタイム10分にトレゼゲが決めた。なお、フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第16節で、12月27日(火)に、ハタイ・スポルをホームに迎える。

                   試合経過

 前半13分、ジョシュア・キングが、ペナルティーエリアの外からインサイドキックで放ったシュートは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。そのボールを。ディフェンダーが大きくクリアしてしまった。
 同35分、ウィリアン・アロンが、右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れたのに対し、ジョシュア・キングが、ヘッドで合わせたが、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルの左を抜け外に出て行ってしまった。
 同44分、トラブゾン・スポルの攻撃で、エディン・ヴィスチャが、右サイドからセンタリングを入れると、ゴールエリアのゴール左斜め前で、ジャンプ一番、ヴィトール・フーゴがシュートを放ったが、GKアルタイ・バユンドゥルが、これを押さえた。
 後半9分、エディン・ヴィスチャが、ペナルティーエリアのゴール右斜め前からシュートを試みると、GKアルタイ・バユンドゥルがパンチングで防いだ。その跳ね返りのボールを、詰めていたマクシ・ゴメスが仕上げを行おうとしたが、その前に、アッティラ・サライがカットに入り、危機を回避した。
 同12分、アブドゥルカディル・オミュルに対し行ったファウルの結果、この日2枚目のイエローカードをもらったミゲル・クレスポが退場処分となってしまった。
 同16分、バカセタスが、中盤から出したパスを、デイフェンスの裏を取ったマクシ・ゴメスが受け、ゴール左斜め前からペナルティーエリア内へと持ち込んだ。そして、グランダーの狙いすましたシュートを放つと、フェネルバフチェのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 同ロスタイム10分、ジャニニー・セメドの出したパスに合わせて、ペナルティーエリアのゴール左斜め前で、トレゼゲが放ったシュートは、GKアルタイ・バユンドゥルの左上のゴール隅に突き刺さった。2:0。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、マルク・バルトラ、ヴィトール・フーゴ、エレン・エルマル=アナスタシオス・バカセタス(後半31分:エニス・バルディ)、マノリス・シオピス(後半23分:ジャン・フィリップ・グバミン)、アブドゥルカディル・オミュル(後半31分:マレク・ハムシク)=エディン・ヴィスチャ(後半36分:ジャニニー・セメド)、マクシ・ゴメス(後半23分:ウムト・ボゾク)、トレゼゲ
【フェネルバフチェ】アルタイ・バユンドゥル=セルダル・アズィズ(後半24分:エムレ・モル)、グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半41分:ディエゴ・ロッシ)、ウィリアン・アロン、ミゲル・クレスポ、フェルディ・カドゥオウル=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半24分:エネル・ヴァレンシア)=ミシー・バチュハイ(後半15分:リンコン・エンリケ)、ジョシュア・キング(後半41分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)



ウムラニエ・スポル 1:3 バシャクシェヒル・スポル(ベイン・スポル+ファナティック紙補綴 22.12.24)

セルダル・ギュレル(バシャクシェヒル・スポル公式HP) シェネル・オズバイラクル(左)デル・ヴァッレ(右)(ウムラニエ・スポル公式Twitter)  バシャクシェヒル・スポルは、トルコ・リーグ第15節で、アウェーで戦ったウムラニエ・スポルを、1:3でくだした。

 アウェーのバシャクシェヒル・スポルに勝ち点3をもたらしたゴールは、前半2分にダニエル・アレクシッチ、後半12分にセルダル・ギュレル、同ロスタイム3分にユスフ・ンダイシミエが決めた。ホームのウムラニエ・スポルがあげた唯一のゴールは、前半17分にウムト・ナイルから生まれた。この結果、バシャクシェヒル・スポルは、勝ち点を27に伸ばしたのに対し、ウムラニエ・スポルは、同7に留まったままだ。バシャクシェヒル・スポルは、トルコ・リーグ第16節では、アンタルヤ・スポルをホームに迎えるのに対し、ウムラニエ・スポルは、アンカラ・グジュとのアウェー戦を戦う。

                   重要な場面

 前半2分、バシャクシェヒル・スポルが先制した。右サイドからセルダル・ギュレルがニアサイドに向け送ったボールに、アレクシッチが、足を出すと、ゴールが生まれたのだった。0:1。
 同17分、ホームのウムラニエ・スポルが同点に追いついた。左サイドでスピードに乗った攻撃を仕掛け、デレ・ヴァッレが、ペナルティーエリアへと動き出していたオヌル・アタサヤルにパスを出した。そのオヌル・アタサヤルが、ペナルティーエリア内左サイドでボールを得ると、ゴール前へとボールを入れた。それに、ウムト・ナイルが足を触れると。ゴールが生まれたのだった。1:1。
 同21分、ウムラニエ・スポルが2点目に迫った、右サイドで生まれた攻撃で、ジェラードが、ファーのゴール隅を狙い、強いシュートを放った。だが、GKヴォルカン・ババジャンが、際どくパンチングで防いだ。
 同26分、バシャクシェヒル・スポルの攻撃で、オカカが、ペナルティーエリア内へと入ったベルカイ・オズジャンの前にボールを送った。そのベルカイ・オズジャンが、ゴール左斜め前からシュートを放つと、ボールは、ファーのゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。転がるボールを、GKセルカン・クルントゥルがコントロールしてしまった。
 後半12分、バシャクシェヒル・スポルが勝ち越し点を決めた。ミュニル・シュイアールが、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込み、ゴールエリア手前にボールを送った。そこへと走り込んでいたセルダル・ギュレルが、右足で、そのボールに触れると、ボールは、転がりながらゴールインしたのだった。1:2。
 同ロスタイム3分、アウェーのバシャクシェヒル・スポルが、点差を2と拡げた。ウムラニエ・スポルのGKセルカン・クルントゥルのミスパスを得てコントロールしたトゥラオレが、ペナルティーエリアの外からシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンスに当たりファーサイドへと流れた。そのボールを捉えたパトリック・シズが、浮かし球を内へと入れた。そのボールに合わせてユスフ・ンダイシミエがヘディングシュートを放つと、これが、ウムラニエ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:3。

【ウムラニエ・スポル】セルカン・クルントゥル=ストラヒル・ポポフ、アリソン・ドス・サントス、ムスタファ・エセル、オヌル・アタヤサル(後半1分:エルミル・レンジャニ)=セルカン・ギョクス(後半19分:カルタル・カイラ・ユルマズ)、イサク・サーキー、ドゥレル・アヴヌ(後半35分:アントニオ・ムルシッチ)=ジェラード(後半19分:オヌル・アユク)、ウムト・ナイル、ヨナタン・デル・ヴァッレ(後半28分:メテハン・ミマロウル)
【バシャックシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=シェネル・オズバイラクル(後半38分:ベルトラン・トゥラオレ)、アフメド・トゥーバ、ユスフ・ンダイシミエ、ルカス・リマ=マフムト・テクデミル=セルダル・ギュレル(後半29分:オメル・アリ・シャヒネル)、ベルカイ・オズジャン(後半38分:レオ・ドゥアルテ)、ダニエル・アレクシッチ、ミュニル・シュイアール(後半44分:パトリック・シズ)=ステファノ・オカカ



トルコ杯16強、最後の勝ち上がりはガラタサライ(ガラタサライ公式HP改 22.12.23)

ベルカン・クトゥルク(左)(ミリエット紙) バフェットィンビ・ゴミス(ヒュリエット紙)  ガラタサライは、トルコ杯5回戦で、アンカラ・ケチオーレングジュをホームに迎えた。ネフ・スタジアムで行われたこの試合、ガラタサライが、1:0の優位を保ち終わった。この結果、ガラタサライは、トルコ杯16強進出を決めた最後のクラブになった。この試合のゴールは、後半37分に、バフェットィンビ・ゴミスが決めた。

 前半は、プレッシャーをかけ、ボールをコントロールして、防御に入ったアンカラ・ケチオーレングジュをのディフェンスをこじ開けようとしていたガラタサライだったが、好機を作り出せないでいた前半、獲得したPKも活かすことができなかった。前半40分、ルカス・トレイラが、ペナルティーエリア内で倒されて得たPKだったが、ハリス・セフェロヴィッチが蹴ったボールは、バーに掴まってしまったのだった、そして、前半は、0:0のまま終わった。
 後半に入り、より攻撃的になっていったガラタサライは、同10分にはマタとエミン・バイラムで、相次ぐ好機を得ていた。同20分、セフェロヴィッチとゴミスの交替が行われた。同22分には、バルシュ・アルペル・ユルマズが、マタのパスを受け、右サイドからシュートを放ったが、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。ケレム・アクテュルコウルとフレドリク・ミットシエが、バルシュ・アルペル・ユルマズとジュアン・マタの替えて投入されたあと、同30分に、エミン・バイラムのヘディングシュートがあったが、これもバーに嫌われた。
 同37分、メルテンスのパスを受け、左サイドから内へと入ったケレム・アクテュルコウルが、ファーサイドにいたゴミスに、打てとばかりのセンタリングを入れ、その通りに、ゴミスが触れるとゴールが決まった。1:0。このゴールのあと、攻撃で、より意欲的になったガラタサライは、ケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリアの外からシュートを放ったが、ボールは、カヤジャンから跳ね返ってしまった。同41分、オロヴォインの強烈なシュートが、バーを直撃してピッチに跳ね返った。同ロスタイム1分、今度は、ゴミスの強烈なシュートがバーを直撃した。終盤、フレドリク・ミットシエ、ミロト・ラシツァ、メルテンスにより、相次ぐ好機を得たガラタサライだったが、その前に、GKカヤジャンが立ちはだかり、結局、試合は、ガラタサライが1:0で勝利を収めたのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=レオ・デュボア、ヴィクトール・ネルソン(後半35分:アブドゥルケリム・バルダクチュ)、エミン・バイラム、パトリック・ファン・アーンホルト=ルーカス・トレイラ(後半1分:ドリース・メルテンス)、ベルカン・クトゥル=ミロト・ラシツァ、フアン・マタ(後半26分:フレドリク・ミットシエ)、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半26分:ケレム・アクテュルコウル)=ハリス・セフェロヴィッチ(後半21分:バフェットィンビ・ゴミス)
【アンカラ・ケチオーレングジュ】ボラン・ギュンギョル(後半9分:カヤジャン・エルドーアン)=エルハン・カルタル、ハシム・アルダ・サルマン、タハ・バトゥハン・ヤユクチュ、ムハッレム・ジナン=アビドゥラハ・アイドゥン(後半42分:ウエルディ・マラ)、ミカイル・オクヤル=ムスタファ・カマラ(後半1分:ラシャド・ムハッメド)、ベキル・カラデニズ(後半24分:ユルゲン・バルディ)、イブラヒム・オラワイン=アリ・ババエイ(後半1分:メリヒ・イナン)



トラブゾン・スポル、上位進出(TRT改 22.12.22)

ウムト・ボゾク(左)ソネル・ギョニュル(右)(トラブゾン・スポル公式HP) ナジ・ウニヴァル(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルは、トルコ杯5回戦で、サムスン・スポルをホームに迎え、これを、3:0でくだし、ベスト16に進出した。

 トラブゾン・スポルが、トルコ杯16強の戦いで、ホームにサムスン・スポルを迎えた。トラブゾン・スポルは、3:0で、この試合を制し、上位に勝ち上がった。トラブゾン・スポルのゴールは、前半10分にウムト・ボゾク、同28分と後半34分にナジ・ウニヴァルが決めたものだった。今季当初に、アヤックスからレンタルで獲得したナジ・ウニヴァルが、今季初の公式戦の先発メンバーに名を連らね、2ゴールを決めた。

                   試合経過

 前半9分、ナジ・ウニヴァルからのパスに反応して、ペナルティエリアのゴール左斜め前に入り込んだバカセタスが、ゴールエリアからグランダーのボールを出すと、それを、うまく捉えたウムト・ボゾクが放ったシュートが、サムスン・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同27分、右サイドで生まれたトラブゾン・スポルの攻撃で、トレゼゲがゴールエリアに向け出したグランダーのパスを、うまく捉えたナジ・ウニヴァルの放ったシュートが、ゴールとなった。2:0。
 同29分、ラルセンのパスに反応してペナルティエリア内へと入り込んだトレゼゲがシュートを放つも、ボールは、GKアイクトの両足に収まってしまった。
 同43分、ナジ・ウニヴァルのパスを、ペナルティーエリアの外で受けたバカセタスがシュートを放ったが、ボールは、GKアイクトが押さえた。
 後半23分、ナジ・ウニヴァルが、ペナルティーエリアの外から強烈なシュートを放ったが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同30分、ドーウジャン・ハスポラトのパスを、相手ディフェンスの裏で受けたトレゼゲが、前に出ていたGKアイクト・オゼルの頭上を越えるシュートを放ったが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同34分、トラブゾン・スポルが、点差を3と拡げた。マレク・ハムシクのパスを、カットしようと入ったオスマン・チェリクの触れたボールが、ナジ・ウニヴァルの前に落ちた。そのナジ・ウニヴァルが、がら空きになっていたゴールに蹴り込んだのだった。3:0。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン(後半1分:ヴィトール・フーゴ)、ジャン・フィリップ・グバミン(前半31分:ヒュセイン・テュルクメン)、マルク・バルトラ、エレン・エルマル(後半17分:アリフ・ボシュルク)=ドーウジャン・ハスポラト、エニス・バルディ=ナジ・ウニヴァル、アナスタシオス・バカセタス(後半17分:マレク・ハムシク)、トレゼゲ(後半32分:マクシ・ゴメス)=ウムト・ボゾク
【サムスン・スポル】アイクト・オゼル=ゼキ・ヤウル、オスマン・チェリク、アリム・オズテュルク、ソネル・ギョニュル=アリ・カーン・ギュネレン、ジェリル・ユクセル=アフメット・サーダト(後半29分:ダグラス・タンク)、ユスフ・エムレ・ギュルテキン(後半1分:ベディルハン・チェティン)、シェネル・カヤ(後半1分:ポラト・ヤルドゥル)=ガエタン・ラウラ(後半17分:マリケ・フォファナ)



フェネルバフチェ、トルコ杯で勝ち上がる、3:1(ファナティック紙改 22.12.21)

ダヴィッド・イエンセン(左)ジョシュア・キング(右)(フェネルバフチェ公式HP) ミシー・バチュハイを讃える(右)リンコン・エンリケ(左)(ハベル・テュルク紙)  W杯は終わり、クラブの戦いの興奮が再開した。フェネルバフチェが、トルコ杯の戦いで、イスタンブル・スポルをホームに迎えた。フェネルバフチェは、トルコ・リーグで苦しい戦いを続けるイスタンブル・スポルを相手に、FWのミシー・バチュアイ(2)とジョシュア・キングのゴールで、3:1で粉砕し、勝ち上がりを決めた。イスタンブル・スポルの1点は、後半ロスタイム3分にジェトミル・トパッリから生まれた。

 フェネルバフチェは、11月12日のギレスン・スポル戦を最後に、W杯のブレイク期間に入った。その間に、12日の休暇を得て、4試合の練習試合を、全て制覇し、且つ、故障が癒えた多くの選手が復帰したフェネルバフチェが。この夜、後半戦に突入した。トルコ杯5回戦に臨んだフェネルバフチェは、イスタンブル・スポルをホームに迎えた。

                   相次ぐゴール

 試合は、早々に動いた。前半8分、ミシー・バチュハイがバーに掴まった。左コーナーキックから蹴られたボールが、ペナルティーエリア内にいたミシー・バチュハイの前に転がった。だが、ミシー・バチュハイはいいシュートを打てなかった。そのため、ボールはピッチを跳ね、バーに当たり外に出て行った。このバー直撃後、プレーのテンポが落ちた、同31分まで。同31分に、ミゲル・クレスポがアウトサイドで、見事なスルーパスを出した。そのボールを受けたジョシュア・キングが、均衡を破るゴールを決めた。1:0。その3分後、点差が2と開いた。同8分に、バーに嫌われたミシー・バチュハイが、同34分に舞台に躍り出た。ウィリアン・アロンが、中盤でボールを奪い取った。そして、アッティラ・サライが、浮き球でディフェンスの裏に送った。イスタンブル・スポルのディフェンダーが、足元のボールを失ったのだった。ジョシュア・キングが、左サイドからペナルティエリア内へと入り、ミシー・バチュハイにボールを送った。そのミシー・バチュハイが、そのボールに触れるだけで、楽々、点差を2と拡げるゴールを決めたのだった。

                   計4本がバーを直撃

 後半の序盤、同9分に、再び、ミシー・バチュハイが、GKダヴィッド・イエンセンに勝った。そして、スコアを3:0とした。ミシー・バチュハイが、左サイドからペナルティーエリア内へと持ち込んだ。ディフェンスを、フェイントをかけながらかわしていったミシー・バチュハイが、ファーの隅を狙ったシュートを放つと、イスタンブル・スポルのゴールネットが揺れたのだった。同11分、イスタンブル・スポルが、ゴールに迫った。ムアッメル・サルカヤが、枠を見据えることのできる位置からシュートを放ったが、バーを直撃した。同30分、今度は、フェネルバフチェは、フェルディ・カドゥオウルが、ペナルティーエリア内で放ったシュートが、バーを直撃してピッチに跳ね返った。同ロスタイム3分、イスタンブル・スポルのヴァロン・エテミが、左サイドからシュートを放った。それに対し、イルファン・ジャン・エーリバヤトが防ごうとしたが、間に合わず、ボールは、上のバーに当たり跳ね返った。跳ねたボールを捉えた、詰めていたジェトミル・トパッリが仕上げを行ったのだった。そして、スコアが決したのだった。3:1。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半40分:ミハ・ザイッチ)、グスタヴォ・エンリケ、アッティラ・サライ、フェルディ・カドゥオウル=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半14分:ディエゴ・ロッシ)、ウィリアン・アロン、ミゲル・クレスポ(後半14分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、エムレ・モル(後半1分:リンコン・エンリケ)=ミシー・バチュハイ、ジョシュア・キング(後半24分:エネル・ヴァレンシア)
【イスタンブル・スポル】ダヴィッド・イエンセン=オーウズハン・ベルベル(後半23分:ドゥハン・アクス)、メフメット・イエシル、アディ・メフレミッチ(後半23分:オカン・エルドーアン)、アリ・ヤシャル(後半23分:デメアコ・ドゥハネイ)=エドゥアルト・ロッカ、メリヒ・カバサカル、ムアッメル・サルカヤ(後半34分:アルディン・カジッチ)=ジェトミル・トパッリ、イブラヒム・ユルマズ(後半1分:シンドリット・グリ)、ヴァロン・エテミ



ガラタサライ、イスタンブル・スポル戦の先発メンバーを固めてきている(ファナティック紙 22.12.20)

オカン・ブルク監督(NTV)  ガラタサライのオカン・ブルク監督は、アンタルヤ・キャンプでの動きを歓迎しているカズムジャン・カラタシュとバルシュ・アルペル・ユルマズを、トルコ・リーグのイスタンブル・スポル戦の先発メンバーに起用することを考えている。

 W杯で生まれたブレイク期間後の最初の試合となるトルコ杯の一戦に立ち向かうガラタサライでは、週末に予定されているイスタンブル・スポルとのトルコ・リーグの一戦での先発メンバーを固めてきている。ガラタサライのオカン・ブルク監督は、アンタルヤ・キャンプでの動きを歓迎しているカズムジャン・カラタシュとバルシュ・アルペル・ユルマズを、このイスタンブル・スポル戦の先発メンバーに起用することを考えていると言われている。

                    オカン・コジュクを先発メンバーに

 同監督は、GKにはオカン・コジュクを、そして、ディフェンスには、カズムジャン・カラタシュとともに、サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュで構成することになろう。ディフェンスの前には、フレドリク・ミットシエとルーカス・トレイラを置き、更に、ドリース・メルテンス、ケレム・アクテュルコウル、バフェットィンビ・ゴミスの起用となると考えられている。
 なお、ガラタサライは、トルコ杯5回戦で、12月22日(木)に、ホームにケチオーレングジュを迎える。そして、12月25日(日)には、トルコ・リーグで、イスタンブル・スポルをホームに迎える。



トラブゾン・スポル、向かう先はトルコ杯(ファナティック紙 22.12.19)

ヴィトール・フーゴ(ハベル・テュルク紙) ユスフ・ヤズジュ(ファナティック紙) アブドラハ・アヴジュ監督(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルが、1日の休暇を経て、トルコ杯で対峙するサムスン・スポル戦に向けての準備を再開した。メフメット・アリ・ユルマズ・グランドでの練習が続けられている。戦術練習に重点を置いた練習の最後には、練習試合を行っていた。バルトラのように、鼻を傷めていたヴィトール・フーゴも、練習には、特殊マスクを外していた。また、故障の癒えたユスフ・ヤズジュが、チームに合流して練習を行っている。



シワス・スポルが、FWの補強で手を伸ばした(ファナティック紙 22.12.18)

ソリ・カバ  レケ・ジェームズが故障を発生させて以後、攻撃ラインに課題を抱えてしまったシワス・スポルが、移籍解禁期間には、絶対的に、FWの補強を実現することを望んでいる。そのシワス・スポルが、ミッティランでプレーをするソリ・カバ獲得を日程に乗せている。

 シワス・スポルが補強リストにピックアップしている最新の選手は、ソリ・カバだ。27歳のギニア人スター選手ソリ・カバは、今季、ミッティランでプレーをして、ここまで、公式戦27試合に出場して、4ゴール5アシストを記録している。ミッティランとの契約が、まだ1年半残っているソリ・カバだが、ミッティラン側は、放出に、熱い視線を向けていることが明らかになっている。



フェネルバフチェ、ホルヘ・ヘスス監督のプランが明らかになった! 補強は、まずはディフェンスから(ミリエット紙 22.12.17)

ホルヘ・ヘスス監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェの、移籍解禁期間での補強は、まずはストッパーだ。FWについては、現有勢力に選択肢が多いということで、第一としてはディフェンス・ラインの強化が考えられている。

 優勝を目指すフェネルバフチェで、補強活動に向かうボタンが押された。内外からの補強を目指し、その準備をしているフェネルバフチェでは、その計画が具体化しつつある。外国人選手の補強の第一の狙いは、ディフェンス・ラインの強化だ。フェネルバフチェでは、ストッパーを1枚、絶対に増やさねばならないのだ。というのも、攻撃面は、多くの選手を抱えることから選択肢があるため、FWの補強は、第一のことではないのだ。というのも、いい状態でキャンプに臨んだセルダル・ドゥルスン、故障を、しっかりと直したジョシュア・キング、ジョーカーとして、攻撃ラインのどの位置でもプレーのできるディエゴ・ロッシ、W杯から早々に帰還したミシー・バチュハイとエネル・ヴァレンシアは、攻撃ラインの強力な選択肢だ。また、故障を発生させたジョアン・ペドロも、3ヶ月後には復帰して、後半戦にはピッチに立っていることは間違いない。こういったことから、補強の手は、ディフェンスに向けられているのだ。ホルヘ・ヘスス監督も、現有の攻撃ラインの選手たちのプレーぶり、その実績に満足している、今季、エネル・ヴァレンシア、ジョシュア・キング、ミシー・バチュハイ、セルダル・ドゥルスン、ジョアン・ペドロ、ディエゴ・ロッシで作り上げている攻撃ラインで、公式戦で計33ゴールを記録している。



カラギュムリュク、スティーヴン・コーカーとの契約を解除(アクシャム紙 22.12.16)

スティーヴン・コーカー(CNNトルコ)  イスタンブルをホームとするカラギュムリュクが、今季、メンバーに加えたスティーヴン・コーカーとの契約を解除した。

 カラギュムリュクを去る選手が、更に1人増えた。今季、メンバーに加えたスティーヴン・コーカーとの契約を解除したのだ。カラギュムリュクは、フェネルバフチェとの契約を解除するのを待って、移籍金なしで獲得したのだった。30歳のスティーヴン・コーカーは、カラギュムリュクでは、7試合に出場して1ゴールを決めている。カラギュムリュクは、既に、ブラク・ベカロウルとジャネル・エルキンとの契約を解除している。その一方で、ソフィアン・フェグリとアデム・リャイッチをメンバーに加えている。



フェネルバフチェで、交渉が続く(TRT 22.12.15)

アルタイ・バユンドゥル(スター紙) ミハ・ザイッチ(TRT)  フェネルバフチェで、契約更改交渉が始まった。フェネルバフチェで、今季末をもって契約が満了するアルタイ・バユンドゥルとミハ・ザイッチとの交渉が始まっているのだ。

 チームの重要なメンバーを失いたくないフェネルバフチェが、来季のメンバー構成を考えているのだ。契約が満了する選手たちとの新たな契約を締結しようと動き出したフロントが、選手たちとの話し合いを始めたのだ。フェネルバフチェのフロントは、外国のクラブへの移籍が話題に上がっているアルタイ・バユンドゥルと交渉の席に着いた。24歳のGKアルタイ・バユンドゥルは、交渉に対し、いい返事を出したと言われている。アルタイ・バユンドゥルは、新たな条項を盛り込み、且つ、更新された年俸を含む契約に調印するものと思われる。交渉の始まっているもう一人というのは、ミハ・ザイッチだ。スロヴェニア人選手ミハ・ザイッチは、フェネルバフチェで満足していると言ってはいるが、国内から、また、ヨーロッパからオファーが届いているとも言われている。ミハ・ザイッチとの契約を延長したいフェネルバフチェのフロントは、更改に、熱い視線を向けるなら、年俸や、契約の形態の細部を詰め、新たな契約を結ぶことを狙っている。



数週間待たれた知らせが、エムレ・モルから届いた! フェネルバフチェ関係者の耳目はここにあり(アクシャム紙 22.12.14)

エムレ・モル(ファナティック紙)  フェネルバフチェに、エムレ・モルの朗報が届いた。W杯のために生まれたブレイク期間に準備を続けるフェネルバフチェで、エムレ・モルが、フルで練習に加わったのだ。フェネルバフチェは、この日、ウエイトトレーニング、耐久性を付ける練習、パス及び戦術練習を行った。

 フェネルバフチェは、W杯のために生まれたブレイク期間を使い、ジャン・バトルゥ・グランドで、朝の時間を使い、練習を行った。ホルヘ・ヘスス監督指揮下で行われた練習は、屋内で、ウエイトトレーニングと耐久力トレーニングで始まった。その後、ピッチに入り、ランニング、ウォーミングアップ、コーディネーショントレーニングと続き、その後、パス練習に移り、戦術練習と個人練習を行い、この日の練習を打ち上げた。なお、このチーム練習に、エムレ・モルがフルで加わっていた。治療が、まだ続いているエムレ・モルは、個人練習、及び、特別メニューを入れた練習で、この日の練習を終わった。


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