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ベシクタシュ、勝利を忘れてしまった! サムスン・スポルに掴まる、1:1(ソズジュ紙+アクシャム紙補綴 24. 4.14)

ゼキ・ヤウル、エルネスト・ムチ、カルロ・ホルセ(左から)(ハベル・テュルク紙) タイラン・アンタルヤル(左)ネジプ・ウイサル(右)(アクシャム紙)  トルコ・リーグでは、2月25日にイスタンブル・スポルに勝って以後、勝利から見放されているベシクタシュが、ホームで、サムスン・スポルと1:1の引き分け試合を行ってしまい、これで、5試合連続で勝てないという結果に終わった。

 トルコ・リーグ第32節で、ベシクタシュとサムスン・スポルが対峙した。テュプラシュ・スタジアムで行われたこの試合、1:1の引き分けに終わった。トルコ・リーグで、ここ4試合で、僅か勝ち点1しか得ていないベシクタシュは、スタジアムをいっぱいにしたサポーターに勝利を贈りたかったが、サムスン・スポルが、それを許さなかった。これで、ベシクタシュは、トルコ・リーグで5試合連続で勝てないという結果になった。前半18分、若きスター選手セミフ・クルチソイのゴールで先制したベシクタシュは、後半冒頭には、バクティヤール・ザイヌトディノフのヘディングシュートがゴールポストに嫌われた。サムスン・スポルは、後半23分にエムレ・クルンチのゴールが決まり、このドルマバフチェでの試合で同点に追いついた。この結果、ベシクタシュは、勝ち点を48に伸ばし、4位につけた。一方のサムスン・スポルは、同38となり12位につけている。

                 試合経過

 前半5分、ゼキ・ヤウルが、右サイドから蹴ったフリーキックに対し、そのコースの背後に入り、ジャンプを見せたマリウス・ムアンディルマジのヘディングシュートがヒット、だが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行った。
 同18分、ベシクタシュが先制した。エルネスト・ムチが、左サイドからペナルティエリアへセンタリングを入れると、サムスン・スポルのディフェンスがクリアしようとした。だが、そのボールを、ペナルティエリア手前で得たジェドソン・フェルナンデスが、内へと入れようとしたが、そのボールが、相手ディフェンスに当たり、そのこぼれ球がセミフ・クルチソイの前へと転がった。それを捉えたセミフ・クルチソイのシュートがゴールインしたのだった。1:0。
 同27分、スピードに乗ったホームのベシクタシュの攻撃で、ミロト・ラシチャが、ペナルティエリア手前からシュートを試みた。だが、GKオカン・コジュクは、左に倒れ込みながらも、これを確保した。
 同34分、ライド・ゲザルからのパスを、ペナルティエリア内ゴールやや右斜め前で得たエルネスト・ムチが、グランダーの強烈なシュートを放つも、ボールは、GKオカン・コジュクに跳ね返されてしまった。
 同42分、オリヴィエ・エンチャムの放ったロングシュートは、GKメルト・ギュノクが、身体を右に伸ばし、ボールを胸に収めてしまった。
 同ロスタイム1分、ジェドソン・フェルナンデスから奪ったボールを持ち、ペナルティエリアへと入ったタイラン・アンタルヤルが強いシュートを放つと、メルト・ギュノクが右に跳び、危機を回避した。そして、前半は、ベシクタシュが1:0とリードして終わった。
 後半4分、ラシド・ゲザルが、左サイドからフリーキックを蹴ると、バクティヤール・ザイヌトディノフが、それに合わせて、ペナルティエリア内ゴール右斜め前でヘディングシュートを放った。だが、GKオカン・コジュクがカットしたボールは、サイドバーに当たり跳ね返った。前に詰めていたセミフ・クルチソイが、その跳ね返りのボールを捉え、ゴール前からシュートを試みるも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同10分、ゼキ・ヤウルがフリーキックを蹴ると、ベシクタシュのディフェンスがクリアしようとしたボールが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前にいたユセフ・アイ・ベナセルの前に転がった。それを捉えたユセフ・アイ・ベナセルがシュートを放つも、GKメルト・ギュノクがゴールを許さなかった。
 同23分、サムスン・スポルの同点弾が生まれた。スピードに乗ったアウェーのサムスン・スポルの攻撃で、タイラン・アンタルヤルからのパスを受け、右サイドからペナルティエリア内へと入ったキングズリー・シンドラーが、グランダーのボールでセンタリングを入れた。GKメルト・ギュノク、及びディフェンダーを抜けたボールが、ファーサイドの絶好の位置にいたエムレ・クルンチに渡り、そのエムレ・クルンチのシュートが決まったのだった。1:1。そして、試合は、同点のまま終わった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ネジプ・ウイサル、オマル・コリー、バクティヤール・ザイヌトディノフ(後半40分:ウムト・メラシュ)=ジェドソン・フェルナンデス=ラシド・ゲザル(後半33分:ヴァンサン・アブバカル)、ミロト・ラシチャ(後半22分:アレックス・オックスレイド・チェンバレン)、エルネスト・ムチ(後半40分:ジェンク・トスン)、ジャクソン・ムレカ=セミフ・クルチソイ
【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル(後半13分:キングズリー・シンドラー)、アリム・オズテュルク、ファン・ドロンゲレン、ソネル・ギョヌル=タイラン・アンタルヤル(後半44分:オスマン・チェリク)、ユセフ・アイ・ベナセル=カルロ・ホルセ(後半13分:アルボノル・ムジャ)、オリヴィエ・エンチャム、エムレ・クルンチ(後半ロスタイム3分:マルク・ボラ)=マリウス・ムアンディルマジ(後半44分:ランドリー・ディマタ)



トラブゾン・スポル 0:1 シワス・スポル(フォトマッチ紙 24. 4.13)

メンディ(左)レイ・マナイ(右)(アクシャム紙) クインシー・メニグ(右)(シワス・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第32節開幕試合で、トラブゾン・スポルが、ホームに迎えたシワス・スポルに0:1で敗れた。

 トルコ・リーグ第32節で、トラブゾン・スポルとシワス・スポルが対峙した。シワス・スポルが、アウェーで、この難しい試合を0:1で制した。この試合の唯一のゴールは、後半7分、クインシー・メニグが決めた。この結果、シワス・スポルは、勝ち点44に伸ばしたのに対し、トラブゾン・スポルは、同52に留まった。

                 試合経過

 前半24分、エディン・ヴィスチャが、左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内のウムト・ギュネシュが、走り込んで来て強烈なシュートを放ったが、GKジョルジェ・ニコリッチが倒れ込みながらコーナーキックに替えた。
 同31分、ペペが左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内のトレゼゲが走り込んで来てシュートを放つと、ボールは、僅かにの枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同32分、ムラト・パルリが、右サイドからセンタリングを入れると、ディフェンスに入ったトマス・ムニエルが大きくクリアしようとしたボールが、ベンガリ・コイタの前に落ちた。そのベンガリ・コイタがグランダーのシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルが倒れ込みながら、しっかりとボールを確保した。
 同33分、トレゼゲとワンツーをして、ペナルティエリア内へと入ったトマス・ムニエルがシュートを放つと、ディフェンダーに当たったボールを、GKジョルジェ・ニコリッチが辛うじて防ぎ、ボールは枠を越えて、コーナーキックに替わった。
 同45分、ウムト・ギュネシュが、ペナルティエリア・ライン上からシュートを試みると、GKジョルジェ・ニコリッチが、これを防ぎ、ボールは、バーの上を越えて外に出て行き、コーナーキックに替わった。
 同ロスタイム1分、ベンガリ・コイタからのパスを受け、ペナルティエリアのゴール右斜め前で、GKウーウルジャン・チャクルと1対1となったムラト・パルリが強いシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行った。そして、前半は、0:0のまま終わった。
 後半7分、アウェーのシワス・スポルが先制した。レイ・マナイが、密集したディフェンス陣の間から、ペナルティエリア内にいたクインシー・メニグへボールを出した。すると、ディフェンスの裏でボールを得たクインシー・メニグがシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルの右を抜け、ゴール隅に突き刺さったのだった。0:1。
 同34分、エディン・ヴィスチャが右コーナーキックを蹴ると、ディフェンダーが大きくクリアしようとしたボールを、ペナルティエリア内にいたメンディが捉え、シュートを放った。だが、GKジョルジェ・ニコリッチが、倒れ込みながらも、この危機を回避した。
 同44分、右サイドから相手選手をすり抜けたベンガリ・コイタが、強いシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルが辛うじて防ぎ、ボールは、バーの上を越えて外に出て行き、コーナーキックに替わった。そして、試合は、アウェーのシワス・スポルが0:1で勝ったのだった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル(後半21分:ホアキン・フェルナンデス)、ウムト・ギュネシュ(後半35分:エニス・デスタン)=エディン・ヴィスチャ(後半35分:ミスラフ・オルシッチ)、エニス・バルディ、トレゼゲ(後半1分:ウムト・ボゾク)=ペペ(後半21分:タクシアルヒス・ファウンタス)
【シワス・スポル】ジョルジェ・ニコリッチ=ムラト・パルリ(後半ロスタイム1分:アラーディン・オクムシュ)、アキレアス・プグラス、アーロン・アッピンダンゴエ、サンバ・カマラ、ウーウル・チフトチ=ベンガリ・コイタ、カリラオス・カリシス(後半30分:ミヨ・カクタス)、バルトゥー・エルマズ(後半30分:イブラヒム・アクダー)、クインシー・メニグ(後半30分:クリントン・ンジェ)=レイ・マナイ



オリンピアコス 3:2 フェネルバフチェ(フォトマッチ紙+フェネルバフチェ公式HP補綴 24. 4.12)

コンスタンティノス・フォルトゥニス(オリンピアコス公式HP) エディン・ジェコ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  ヨーロッパで戦うフェネルバフチェが、UEFA欧州カンフェランスリーグ準々決勝第1戦で、オリンピアコスとのアウェー戦を戦った。難しい試合で3:0とリードを許したフェネルバフチェだったが、後半にあげたゴールで3:2で敗れはしたが、勝負をイスタンブルでの戦いに託することになった。

 UEFA欧州カンフェランスリーグ準々決勝第1戦で、ギリシアのオリンピアコスにアウェー戦で3:2で落としたフェネルバフチェは、イスタンブルでの第2戦で、2点差をつけて勝てば、準決勝進出を決めることができる。
 この試合に、いい臨み方をしたフェネルバフチェは、エディン・ジェコが、相次いで好機を得ていたが、前半8分、ディフェンスのミスから、コンスタンティノス・フォルトゥニスによりペナルティエリアの外からゴールを決められ、オリンピアコスが先制した。チャーラール・ソユンジュが大きく出そうとしたボールが、ヨルゴス・マスラスに当たり、コンスタンティノス・フォルトゥニスにボールが渡ってしまった結果だった。1:0。
 同32分、コンスタンティノス・フォルトゥニスから出たパスをペナルティエリア内にいたジョヴェティッチが得て、ゴール斜め前からシュートを決め、点差が2と拡がった。2:0。
 後半に入り、ディフェンスからボールを出すことに苦しんだフェネルバフチェは、同6分、自陣で危険な場面に遭ったが、同じような好機を与え、ゴールを浴びてしまった。同12分、ラデ・クルニッチのミスパスを咎められ、ボールをカットしたエル・カービが、シキーニョにボールを出した。ゴール右サイドからペナルティエリア内へと入ったシキーニョが、ファーのゴール隅に蹴り込んだのだった。3:0。
 同23分、フェネルバフチェが、点差を2に縮めた。ペナルティエリア内で、パナギオティス・レトソスが、スライディングでブライト・オシャイ・サミュエルにチェックを入れると、サンドロ・シャラー主審がPKを宣告した。そのPKを、ドゥサン・タディッチが決めたのだった。3:1。
 同29分、フェネルバフチェが、もう1点をあげた。ペナルティエリア内左ラインでボールを得たフェルディ・カドゥオウルが、PKポイントに向けセンタリングを入れると、フリーになっていたイルファン・ジャン・カフヴェジが、ダイレクトシュートを放つと、オリンピアコスのゴールネットが揺れたのだった。3:2。
 3:0とまでリードをされながら、ドゥサン・タディッチとイルファン・ジャン・カフヴェジのゴールでスコアを3:2まで持って行ったフェネルバフチェは、イスタンブルでの第2戦で、2点差以上で勝てば、準決勝進出を決めることができる。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、チャーラール・ソユンジュ、ロドリゴ・ベカン(後半39分:レオナルド・ボヌッチ)、ヤイデン・オーステルヴォルデ(後半1分:フェルディ・カドゥオウル)=イルファン・ジャン・カフヴェジ、ミハ・ザイッチ(後半17分:フレッド)、ラデ・クルニッチ(後半17分:イスマイル・ユクセキ)、ドゥサン・タディッチ=セバスティアン・シマンスキ、エディン・ジェコ



フェネルバフチェ、オリンピアコス戦に3選手を欠く(TRT+スター紙補綴 24. 4.11)

フレッド(ファナティック紙) イスマイル・ユクセキ(NTV)  UEFA欧州カンフェランスリーグ準々決勝で、ギリシアのオリンピアコスとのアウェー戦に挑むフェネルバフチェの遠征メンバーが明らか になった。3人の選手を欠く構成になっている。

 UEFA欧州カンフェランスリーグ準々決勝第1戦を、オリンピアコスと戦うフェネルバフチェの遠征メンバーが明らかになった。ジョシュア・キング、メルト・ハカン・ヤンダシュ、アレクンデル・ジクの名が、故障を抱えるため含まれていない。一方、故障が伝えられていたフレッド、ミシー・バチューハイ、イスマイル・ユクセキは含まれている。
 フェネルバフチェのオリンピアコス戦のメンバーは、次の通りとなっている。
 ドミニク・リヴァコヴィッチ、イルファン・ジャン・エーリバヤト、フルカン・アクユズ、ブライト・オシャイ・サミュエル、チャーラール・ソユンジュ、レオナルド・ボヌッチ、ロドリゴ・ベカン、ヤイデン・オーステルヴォルデ、ユスフ・アクチチェキ、フェルディ・カドゥオウル、イスマイル・ユクセキ、フレッド・ロドリゲス、ラデ・クルニッチ、ミハ・ザイッチ、セバスティアン・シマンスキ、ゼキ・ドゥルスン、イルファン・ジャン・カフヴェジ、エフェカン・カラヤズ、ジェンギズ・ウンデル、ライアン・ケント、ドゥサン・タディッチ、エディン・ジェコ、ミシー・バチューハイ、チャール・フェダイ。



イスマイル・カルタル監督、ヨーロッパで戦う先発メンバーを詰めてきた(TRT 24. 4.10)

イスマイル・カルタル監督(スター紙)  UEFA欧州カンフェランスリーグで、ギリシアのオリンピアコスと対峙するフェネルバフチェの先発メンバーが、明らかになり始めている。

 フェネルバフチェは、UEFA欧州カンフェランスリーグの野望を追い続けている。フェネルバフチェは、準々決勝第1戦で、オリンピアコスとアウェー戦を戦う。この試合は、スイス人のサンドロ・シャラー主審が裁く。イスマイル・カルタル監督は、詳細な分析に基づき、選手起用の案作りを行っているところだ。ピッチに送り出す先発メンバーを固めようと努めているところだ。GKにはドミニク・リヴァコヴィッチを起用することになる同監督は、右サイドバックにはブライト・オシャイ・サミュエル、左サイドバックにはを置くことを考えている。ストッパーに関しては、アレクンデル・ジクの状態を、しっかりとチェックを入れている。ガーナ人選手アレクンデル・ジクがプレーできない場合には、チャーラール・ソユンジュとヤイデン・オーステルヴォルデの2人が、ストッパーの位置に入るこることになる。故障が解消したイスマイル・ユクセキとフレッドは、このオリンピアコス戦でプレースすることになる。10番のポジションにはセバスティアン・シマンスキが起用されることになる。右サイドにはイルファン・ジャン・カフヴェジ、左サイドにはドゥサン・タディッチに出場の機会が与えられる。そして、フェネルバフチェにゴールの最大の希望が、エディン・ジェコに託される。



別れのとき、ジェンク・トスン! ベシクタシュが決断(アクシャム紙 24. 4. 9)

ジェンク・トスン(ファナティック紙)  ベシクタシュのジェンク・トスンの今後が明らかになった。最近の出来が、期待を下回るジェンク・トスンを放出する決定が下された。

 ベシクタシュとの年俸交渉がまとまらず、今季末で契約が満了するジェンク・トスンを放出することになった。最近のプレーぶりが、サポーターにも反感を買っているジェンク・トスンは、メジャーリーグ・サッカーやサウジアラビアでの移籍先を探している。ジェンク・トスンは、自身が示した犠牲的行動に対し、それに見合うものを見せないクラブ側に対し、気分を損ねている。
 今季、ベシクタシュでは39試合に出場したジェンク・トスンは、その中で10ゴール7アシストを記録して、スコアに貢献している。



ガラタサライ、スーパーカップ獲得(ファナティック紙 24. 4. 8)

ガラタサライ、スーパーカップ獲得(ファナティック紙)  スーパーカップで、フェネルバフチェが、既に表明していた通り、ピッチからに引き上げを敢行した。ガラタサライが、前半1分、マウロ・イカルディのゴールで先制した。その後、新たなキックオフすら行わなかったフェネルバフチェの選手は、ピッチから引き揚げた。結果、ガラタサライがスーパーカップを獲得することになった。

 ガラタサライとフェネルバフチェは、2023スーパーカップの一戦のために、4月11日スタジアムに臨んだ。フェネルバフチェは、既に表明していた通り、この試合に、U19の選手で臨んだ。そして、ガラタサライが、前半1分、マウロ・イカルディのゴールで先制した。だが、新たなキックオフすら行わなかったフェネルバフチェの選手は、控室に向かいピッチを後にしてしまった。U19の選手たちは、ピッチサイドにいたムラト・ゼキ・ギョレコーチの指示を受け、ゴールを浴びたあと、新たなキックオフを行わず、試合を再開することなく、控室に向かったのだった。
 この試合のヴォルカン・バヤルスラン主審と副審は、しばしの間、待っていたが、フェネルバフチェの選手が戻ってこないことを確認すると、同4分に、試合の中断を宣告した。この決定を受け、ガラタサライの選手たちは祝福を行い始め、サポーターも喜びに包まれた。この試合の裁定については、トルコ・サッカー協会が行うことになろう。
 ガラタサライは、試合が中断されたスーパーカップに関しての発表を行った。それによると、「我がガラタサライは、2023スーパーカップを獲得することになった。シャンル・ウルファ4月11日スタジアムに、2022‐23シーズンのトルコ・リーグの覇者として臨んだ我がクラブは、フェネルバフチェが引き上げたことで、スーパーカップを獲得することになった」となっている。



セヴィージャ、ケレム・アクテュルコウルにオファー(アクシャム紙 24. 4. 7)

ケレム・アクテュルコウル(ファナティック紙)  ガラタサライのスター選手ケレム・アクテュルコウルに対し、スペインのセヴィージャがオファーを出して来ていることが明らかになった。アンダルシアのクラブのセヴィージャからオファーが来ているというのだ。

 ガラタサライのトルコ代表選手ケレム・アクテュルコウルが、セヴィージャのレーダーに架かった。セヴィージャが、この数年の活躍ぶりで、その名を轟かせたケレム・アクテュルコウル獲得に向け、注目すべきオファーを用意したというのだ。セヴィージャは、ケレム・アクテュルコウル獲得に1200万EUROを割くと言う。ケレム・アクテュルコウルは、2020年に、エルジンジャン・スポルからガラタサライの移籍してきた。ガラタサライとの契約は2026年まである。ガラタサライは、1200万EUROでは少ないと看ている。ガラタサライは、シーズン終了後には、セヴィージャに対し2000万EUROを要求するものと考えられている。なお、ケレム・アクテュルコウルは、今季、46試合に出場して14ゴール8アシストを記録している。



オリンピアコス戦を前に、フェネルバフチェの5選手の最新の状態が明らかになった!(サバハ紙 24. 4. 6)

フレッド(スター紙) ジェンギズ・ウンデル(スター紙)  フェネルバフチェは、UEFA欧州カンフェランスリーグでオリンピアコスと対峙する。厳しい試合を前に、5選手の最新の状態が明らかになった。

 フェネルバフチェで故障を抱えるジェンギズ・ウンデル、ミシー・バチューハイ、フレッド、メルト・ハカン・ヤンダシュ、イスマイル・ユクセキの5選手は、アダナ・デミル・スポル戦で欠場した。UEFA欧州カンフェランスリーグのオリンピアコス戦を前にして、その5選手の状態は、次の通りだ。
 フレッド:腱断裂が再発したため、チームを離れて練習をしている。
 ミシー・バチューハイ:痛みがあったためメンバー入りしなかった。重大な問題は発生していない。
 メルト・ハカン・ヤンダシュ:故障が完治したが、練習不足のためメンバー入りしなかった。
 イスマイル・ユクセキ:上部筋肉を傷めたため、アダナ・デミル・スポル戦のメンバー入りをしなかった。
 ジェンギズ・ウンデル:鼠径部を傷めているも、問題は大きなものではないので、次週にはメンバー入りすることになるだろう。



ベシクタシュ、後半ロスタイムに崩れる(TRT 24. 4. 5)

ヨナス・スヴェンソン(左)レオ・デュボア(右)(ベシクタシュ公式HP) ラシド・ゲザル(左)ジェローム・オポク(右)(ミリエット紙)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ第31節で、アウェーで戦ったバシャクシェヒル・スポル戦は、1:1の引き分けに終わった。これで、ベシクタシュは、4試合、勝利から離れてしまった。

 トルコ・リーグ第31節で、ベシクタシュが、バシャクシェヒル・スポルとのアウェー戦を戦った。試合は、お互いのゴールの応酬で、1:1の引き分けに終わった。ベシクタシュのゴールは、前半16分にオマル・コリーが決めたのに対し、バシャクシェヒル・スポルのゴールは、後半ロスタイムにエミルハン・イルクハンが決めた。これで、勝利から見放されること4試合となったベシクタシュは、勝ち点を47としたのに対し、バシャクシェヒル・スポルは同43となった。

                 試合経過

 前半1分、バシャクシェヒル・スポルの攻撃で、オメル・アリ・シャヒネルが、左サイドからセンタリングを入れると、ジョゼフ・デ・ソーーサがヘッドで合わせた。ピッチに跳ねたボールを、GKメルト・ギュノクが、左に身体を伸ばしコーナーキックに替えた。
 同16分、ベシクタシュが先制した。左サイドからエルネスト・ムチがセンタリングを入れると、セミフ・クルチソイがヘッドでボールを落とした。そこに入ったオマル・コリーが、至近距離で足を出すとゴールが生まれたのだった。0:1。
 同26分、バシャクシェヒル・スポルが、同点ゴールに迫った。レオ・デュボアが、左サイドからPKポイントに向けセンタリングを入れると、それに合わせて、クルズィストフ・ピアテクがヘディングシュートを放った。だが、ボールは、サイドバーに当たり外に出て行ってしまった。そして、前半は、ベシクタシュが0:1と優位を保ち終わった。
 後半23分、ベシクタシュが2点目に迫った。ラシド・ゲザルが、ペナルティエリアの近い位置で得たフリーキックを蹴ると、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返ったのだ。
 同36分、バシャクシェヒル・スポルがゴールに迫った。ディミトリス・ぺルカスが右コーナーキックを蹴ると、ファーサイドにいたジェローム・オポクが、内へとボールを落とした。レオ・ドゥアルテからのパスを受けたダヴィッドソンが、至近距離からシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同37分、バシャクシェヒル・スポルの攻撃で、ベシクタシュ陣内でボールを得たベルカイ・オズジャンが、枠を見据えた位置からシュートを放つと、GKエルシン・デスタノウルは、身体を右に伸ばし、枠を捉えたボールをコーナーキックに替えた。
 同41分、ベシクタシュのいい攻撃があった。バシャクシェヒル・スポルのペナルティエリア内でボールを得たセミフ・クルチソイが、インサイドキックでファーのゴールポストに向けシュートを試みると、ボールは、サイドバーに当たり跳ね返った。その跳ね返りのボールが転がると、ディフェンダーが大きくクリアしてしまったのだった。
 同ロスタイム5分、バシャクシェヒル・スポルが同点に追いついた。バシャクシェヒル・スポルのディミトリス・ペルカスが右コーナーキックを蹴ると、そのコースに入ったエミルハン・イルクハンのヘディングシュートが炸裂、ボールは、ベシクタシュのゴールネットに突き刺さったのだった。1:1。そして、試合は、1:1で終わりを迎えた。

【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル、レオ・ドゥアルテ、ジェローム・オポク、レオ・デュボア(後半43分:フィリップ・ケニー)=オリヴィエ・ケメン(後半38分:エミルハン・イルクハン)、ジョゼフ・デ・ソーサ(後半24分:ディミトリス・ぺルカス)、ベルカイ・オズジャン=セルダル・ギュレル(後半1分:ジョアオ・フィゲレイド)、クルズィストフ・ピアテク、ダヴィッドソン
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ネジプ・ウイサル、オマル・コリー、バクティヤール・ザイヌトディノフ=ジェドソン・フェルナンデス=セミフ・クルチソイ(後半ロスタイム1分:ジェンク・トスン)、エルネスト・ムチ(後半ロスタイム1分:ダニエル・アマルティ)、ミロト・ラシチャ、ラシド・ゲザル(後半26分:アリ・モハメド・アル)=ヴァンサン・アブバカル(後半26分:ジャクソン・ムレカ)



フェネルバフチェ、勝ち点3を4ゴールで得る(TRT改 24. 4. 4)

エムレ・アクババ(左)ヤイデン・オーステルヴォルデ(右)(アダナ・デミル・スポル公式Twitter) アレクンデル・ジク(フェネルバフチェ公式HP)  優勝に向けての戦いをしているフェネルバフチェが、トルコ・リーグ第31節でホームに迎えたアダナ・デミル・スポルを4:2でくだし、首位の追走を継続した。

 ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、前半17分、フェネルバフチェが、ディフェンダーのアレクンデル・ジクのゴールで1:0と先制した。同25分、アダナ・デミル・スポルが同点に追いついた。GKイルファン・ジャン・エーリバヤトのパスミスを咎め、ボールをカットしたマリオ・バロテッリが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。そして、前半は、このスコアのまま終わった。後半6分、急いで行われたスローインのボールを得たエディン・ジェコが、ペナルティエリア内へと持ち込み、GKシャクルディン・マゴメダリエフを制し、フェネルバフチェが2:1と勝ち越すゴールを決めた。フェネルバフチェのスター選手ドゥサン・タディッチが、同25分、ペナルティエリアの外から見事なゴールを決め、点差を2と拡げた。3:1。アウェーのアダナ・デミル・スポルは、同35分、ユスフ・バラシのゴールで、スコアを3:2とした。フェネルバフチェで後半に投入されたセルダル・ドゥルスンが、同40分、点差を、再び2と拡げるゴールを決めた。4:2。残りの時間では、スコアは変わることはなく、フェネルバフチェが勝ち点3を得たのだった。
 この結果、6連勝を遂げることになったフェネルバフチェは、勝ち点を82に伸ばし、首位ガラタサライの追走を続けることになった。一方のアダナ・デミル・スポルは、同39に留まった。

                 得点場面

 前半17分、フェネルバフチェの先制点が決まった。右コーナーキックをミハ・ザイッチが蹴ると、そのコースに入ったメルト・ミュルドゥルが背後へと浮かし、そのボールを、ファーサイドのゴールポスト際で捉えたアレクンデル・ジクが、フリーの状態でゴールを決めたのだった。1:0。
 同25分、アダナ・デミル・スポルの同点ゴールが生まれた。GKイルファン・ジャン・エーリバヤトのミスパスをペナルティエリア内でカットしたマリオ・バロテッリが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 後半6分、フェネルバフチェが、再び勝ち越した。イルファン・ジャン・カフヴェジが、相手陣内の中ほどで、急いでスローインを入れると、ディフェンスの裏を取ったエディン・ジェコが、GKと1対1となったところから放ったシュートが、ゴールインしたのだった。2:1。
 同25分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。ディフェンスから相手陣内へと放り込まれたロングパスに対し、プレスをかけ、相手ディフェンスのミスを誘い、中盤でボールを奪ったドゥサン・タディッチが、遠目から、GKの頭上を越えるシュートを放つと、これが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。3:1。
 同35分、アダナ・デミル・スポルが、点差を1に縮めた。スピードに乗った攻撃で、エムレ・アクババからのパスを右サイドで得たユスフ・サルが、強いグランダーのボールでセンタリングを入れると、ファーサイドにいたユスフ・バラシが合わせ、がら空きとなっていたゴールマウスに蹴り込んだのだった。3:2。
 同40分、フェネルバフチェに4点目が生まれた。ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で得たフリーキックを、セバスティアン・シマンスキが蹴り、強いボールでファーサイドに向け蹴ると、そのコースの左側でいいジャンプを見せたセルダル・ドゥルスンのヘディングシュートが炸裂、アダナ・デミル・スポルのゴールネットが揺れたのだった。4:2。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=メルト・ミュルドゥル、アレクンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=ラデ・クルニッチ、ミハ・ザイッチ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半36分:セルダル・ドゥルスン)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半45分:チャーラール・ソユンジュ)
【アダナ・デミル・スポル】シャクルディン・マゴメダリエフ(後半1分:ヴェダト・カラクシュ)=ミラド・ムハッマディ、セミフ・ギュレル、アンドリュー・ガラヴィヨン、ユスフ・エルドーアン(後半11分:ナニ)=エドゥアール・ミシュ、アントニオ・シマオ・ムアンサアンサ=ユスフ・サル、エムレ・アクババ、スティーブン・メンドーサ(後半11分:ユスフ・バラシ)=マリオ・バロテッリ(後半36分:アバト・アイムベトフ)



ガラタサライ 1:0 ハタイ・スポル(フォトマッチ紙 24. 4. 3)

マッサンガ・マトンド(左)マッサンガ・マトンド(右)(アクシャム紙) マウロ・イカルディ(CNNトルコ)  トルコ・リーグ第31節で、ガラタサライが、ホームにハタイ・スポルを迎えた。そして、ガラタサライが、この試合を、1:0のスコアで制した。

 ガラタサライが、トルコ・リーグ第31節で、ホームに迎えたハタイ・スポルを1:0でくだした。ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、前半12分にマウロ・イカルディが決めた。
 前半12分、ガラタサライにゴールが生まれた。右コーナーキックを、ドリース・メルテンスが蹴ると、ペナルティエリア内で、マウロ・イカルディがジャンプ一番、ヘディングシュートが炸裂、ハタイ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 同16分、ガラタサライの右サイドでボールを持ったバルシュ・アルペル・ユルマズが、内へと入れたボールのコースに入ったマウロ・イカルディが触れると、ボールは、転がりながら枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同27分、ガラタサライが、ドリース・メルテンスにより、いい攻撃を見せた。ヴィルフリート・ザハからのパスでボールを持ったドリース・メルテンスが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からシュートを放つと、ボールは、上のバーを直撃して外に出て行ってしまったのだった。
 後半13分、ハタイ・スポルのファウズィ・グーラムが、左サイドでスローインを入れると、ボールは、ペナルティエリアへと向かった。そのボールに、アブドゥルケリム・バルダクチュとバルシュ・アルペル・ユルマズが触れる前に、ハタイ・スポルのニコラ・マクシモヴィッチがヘッドで触れた。ボールは、ゴールマウスに向かうと、GKムスレラが、辛うじて防いだ。ムスレラからこぼれたボールを得たカルロス・ストランベルグがシュートを放つと、ゴールインした。だが、このゴールのあと、ヴィデオ判定システム審判と話し合ったアリ・シャシャル主審は、約2分後、オフサイド判定をくだした。
 同26分、右コーナーキックをドリース・メルテンスが蹴ると、ボールはペナルティエリアへと向かい、それに、カーン・アイハンがヘッドで合わせた。だが、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった
 同44分、ガラタサライが、マウロ・イカルディによりゴールに迫った。ハタイ・スポルのディフェンスが大きくクリアできなかったボールを追いかけたマウロ・イカルディが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で、GKエルジェ・カルデシュレルをかわし、ゴールを決めようかとしたが、エルジェ・カルデシュレルがボールを外に出してしまった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半39分:テテ)、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、デリック・ケーン=ルカス・トレイラ、ケレム・デミルバイ(後半39分:ベルカン・クトゥル)=ハキム・ツィエク(後半23分:カーン・アイハン)、ドリース・メルテンス(後半43分:カルロス・ヴィニシウス)、ヴィルフリート・ザハ(後半22分:ケレム・アクテュルコウル)=マウロ・イカルディ
【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=ケリム・アルジュ、ギュイ・マルセラン・キリマ、ニコラ・マクシモヴィッチ、ファウズィ・グーラム=マッサンガ・マトンド=ハリル・デヴィショウル(後半24分:ジョエルソン・フェルナンデス)、オメル・ファルク・ベヤズ(後半32分:レナト・ダダショフ)、フィサヨ・デレ・バシル、リゴベルト・リヴァス(後半ロスタイム5分:メフディ・ブージェマー)=カルロス・ストランベルグ(後半32分:ルイ・ペドロ)



フェネルバフチェ、アダナ・デミル・スポル戦に向けての準備を続ける(ハベル・テュルク紙 24. 4. 2)

イスマイル・カルタル監督(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグ第31節で、4月3日(水)にアダナ・デミル・スポルをホームに迎えるフェネルバフチェが、その一戦に向けての準備を続けている。

 フェネルバフチェによる発表によると、練習は、ジャン・バルトゥ・グランドで、イスマイル・カルタル監督指揮下で行われた。練習の第1パートでは、チームに合流して練習を行っていたチャーラール・ソユンジュは、その後、特別プログラムによる練習を続けていた。ウォーミングアップ、サーキットトレーニング、敏捷性を養う練習で始まり、その後、選手たちは、パス練習、練習試合と続いた。そして、個人練習で、この日の練習を打ち上げた。



アレクンデル・ジクとロドリゴ・ベカン、再び、先発メンバーに(スター紙 24. 4. 1)

アレクンデル・ジク ロドリゴ・ベカン(フォトマッチ紙)  フェネルバフチェは、アダナ・デミル・スポル戦では、ディフェンスに、アレクンデル・ジクとロドリゴ・ベカンが起用されるものと看られている。

 フェネルバフチェが、この水曜日にウルケル・スタジアムにアダナ・デミル・スポルを迎える一戦で、ストッパーに誰が起用されるかは、あっさりと明らかになってきている。イスマイル・カルタル監督は、ストッパーには、アレクンデル・ジクと故障の癒えたロドリゴ・ベカンを起用することになる。今季当初、素晴らしい調和を見せた、アレクンデル・ジクとロドリゴ・ベカンという2選手だったが、ロドリゴ・ベカンの重傷を受け、この組み合わせは看ることが叶わなくなっていた。チャーラール・ソユンジュの方は、スーパーカップに間に合うことが期待されている。個人練習を続けているチャーラール・ソユンジュは、傷みは、ほぼ解消していると伝えられている。



アブドゥルケリム・バルダクチュが先発メンバーに戻ってくる(TRT 24. 3.31)

オカン・ブルク監督(ミリエット紙)  ガラタサライは、トルコ・リーグ第31節で、次の火曜日に、ハタイ・スポルをホームに迎える。オカン・ブルク監督は、この試合に向けての先発メンバーを固めるのに努めているところだ。

 ガラタサライは、トルコ・リーグ第31節で、ホームにハタイ・スポルを迎える。ガラタサライは、今季、トルコ・リーグで唯一敗北を喫しているハタイ・スポルを、今度は撃破して、連勝を12に伸ばすことを目指している。オカン・ブルク監督は、この試合でピッチに送り出す先発メンバーを、ほぼ固めてきている。ガラタサライのゴールマウスは、フェルナンド・ムスレラが守る。ディフェンスの右にはカーン・アイハン、左にはデリック・ケーンを置く。ストッパーには、アブドゥルケリム・バルダクチュとヴィクトール・ネルソンが起用されるものと思われる。このハタイ・スポル戦では、中盤の底の2人は変えることはないだろう。ルカス・トレイラとケレム・デミルバイが起用されることになる。サイドには、バルシュ・アルペル・ユルマズとヴィルフリート・ザハが、任務を担う可能性が高い。ハキム・ツィエクも、このポジションでは選択肢の1つだ。モロッコ人選手ハキム・ツィエクが右サイドのポジションで先発メンバー入りするならば、バルシュ・アルペル・ユルマズは右サイドバックに移るだろう。FW下はドリース・メルテンス、トップにはマウロ・イカルディが起用されることになる。



バルシュ・アルペル・ユルマズにありえないオファー!  ビッグクラブが財布の紐を緩めた(アクシャム紙 24. 3.30)

バルシュ・アルペル・ユルマズ(ファナティック紙)  バルシュ・アルペル・ユルマズに関し、その移籍に熱い展開があった。バルシュ・アルペル・ユルマズを追いかけているセリエAのナポリが、1200万EUROの移籍金を、1600万EUROにまで上げたのだ。

 ガラタサライの若きジョーカーとなっているバルシュ・アルペル・ユルマズに対する関心を、ナポリが、次第に強めてきている。オカン・ブルク監督が、多くのポジションに起用したことからジョーカーと呼ばれるようになっているバルシュ・アルペル・ユルマズの獲得に関し、以前は、1200万EUROの移籍金に加え、成功報酬込みでは2000万EUROのオファーを出してきていたナポリが、移籍金を1600万EUROに釣り上げたため、成功報酬を込めると、総計2500万EUROのオファーとなっていることが明らかになった。移籍解禁期間に出された最初のオファーでは、ガラタサライ側は、23歳のバルシュ・アルペル・ユルマズの移籍に関しては、2000万EUROの移籍金を求めていた。
 バルシュ・アルペル・ユルマズの代理人トゥンジャイ・マルダンが、最近、ナポリのスポーツ・ディレクター職にあるマウロ・メルーソと会談を持ったと言われている。ガラタサライのフロントは、バルシュ・アルペル・ユルマズに関しては、性急な振る舞いは望んでいない。バルシュ・アルペル・ユルマズを確保しておくために、移籍金を釣り上げたガラタサライは、バルシュ・アルペル・ユルマズが、EURO2024で、市場価格を、一層、上昇させるだろうと踏んでいる。だから、ガラタサライは、ナポリとは、欧州選手権終了後に交渉の席に着くことを考えている。もし、バルシュ・アルペル・ユルマズが移籍を望むなら、交渉は、具体的な形で始ままることになろう。
 バルシュ・アルペル・ユルマズは、ハタイ・スポル戦でピッチに立つようだと、ガラタサライのユニフォームを着ての公式戦100試合目となる。2021年、2部リ−グのケチオーレングジュから、2100万TLの移籍金でガラタサライに加入したバルシュ・アルペル・ユルマズは、ガラタサライでの3シーズン目で、最も安定した選手の1人になる活躍ぶりだ。



ガラタサライ、アンタルヤ・キャンプを打ち上げる(ファナティック紙 24. 3.29)

オカン・ブルク監督(ヒュリエット紙)  トルコ・リーグにできたブレイク期間を活用して、アンタルヤでキャンプを張っていたガラタサライが、そのキャンプを打ち上げた。

 ガラタサライは、トルコ・リーグ第31節で対峙するハタイ・スポル戦に向けての準備を、クリナン・ベレク・ホテルで行った練習で継続した。オカン・ブルク監督指揮下で、動きの多いウォーミングアップで始まった練習は、2組に分かれての10:2でのパス練習へと続いた。そして、練習は、練習試合を行い終わった。
 ガラタサライは、1日の休暇を得たのち、この土曜日の午後5時半、フロリヤ・メティン・オクタイ・グランドで行う練習で、ハタイ・スポル戦に向けての練習を続けることになっている。



アレックス・オックスレイド・チェンバレンからベシクタシュに朗報(アクシャム紙 24. 3.28)

アレックス・オックスレイド・チェンバレン(ファナティック紙)  ベシクタシュで、ケガのため、長期離脱をしていたアレックス・オックスレイド・チェンバレンから朗報が届き、喜びに包まれている。イギリス人選手アレックス・オックスレイド・チェンバレンは、個人練習を再開したというのだ。

 ベシクタシュの発表によると、アレックス・オックスレイド・チェンバレンが、個人練習を再開したというのだ。アランヤ・スポル戦の後半1分に故障を発生させたアレックス・オックスレイド・チェンバレンは、12月21日を最後にプレーしていない。昨年の12月にベシクタシュが発表したところによると、左大腿後部筋肉の断裂を起こしたアレックス・オックスレイド・チェンバレンは、手術を受けたということだった。今季、ベシクタシュに移籍してきたアレックス・オックスレイド・チェンバレンは、14試合に出場して、4ゴール1アシストを記録している。



オーストリア 6:1 トルコ(トルコ・サッカー協会公式HP改 24. 3.27)

ジェンク・オズカジャル(上)(トルコ・サッカー協会公式HP) 歓喜、オーストリア代表(ミリエット紙)  EURO 2024への準備を続けるトルコ代表が、親善試合でオーストリア代表とアウェー戦を戦い、6:1で敗れた。オーストリア代表に勝利をもたらしたゴールは、前半2分にクサバー・シュラーガー、同44分、後半4分と14分には、1本のPKを含めてミカエル・グレゴリッチ、後半33分にPKでクリストフ・バウムガルトナー、同ロスタイム5分にマクシミリアン・エントゥルプが決めた。トルコ代表のゴールは、前半25分にハカン・チャラノウルがPKを決めたものだった。

                 試合経過

 前半2分、オーストリア代表が先制した。トルコ代表が、ディフェンスから攻めに出ようとしたとき、サリフ・オズジャンから、ペナルティエリア手前で、クリストフ・バウムガルトナーがボールを奪い、シュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルがパンチングで防いだ。誰もいないところへ転がったボールを捉えたクリストフ・バウムガルトナーが仕上げを行ったのだった。1:0。
 同6分、トルコ代表が同点に迫った。左サイドで動き出し、ペナルティエリアにボールを持ち込んだケナン・ユルドゥズが、いい位置取りをしていたケレム・アクチュコウルにパスを出した。そのケレム・アクチュコウルが、インサイドキックでシュートを放つったが、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同22分、アルダ・ギュレルが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリアでケナン・ユルドゥズがヘッドで合わせた。オーストリア代表のディフェンスに入っていたケヴィン・ダンゾーの手にボールが当たった。ダニエレ・チッフィ主審は、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、ピッチサイドで映像確認に入り、PKを宣告した。
 同22分、このPKをハカン・チャラノウルが蹴ると、ゴールが生まれた。1:1。
 同44分、オーストリア代表に2点目が生まれた。トルコ代表がディフェンスから攻撃に入ったとき、ボールを、オーストリア代表の選手が奪い、ペナルティエリア・ラインにいたミカエル・グレゴリッチにボールを出した。そのミカエル・グレゴリッチが、ゴール隅を狙ったシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルが防ごうとしたが、トルコ代表のゴールネットが揺れたのだった。2:1。
 後半3分、オーストリア代表が、点差を2と拡げた。ロマノ・シュミットが、右コーナーキックを蹴ると、それに合わせて、ファーサイドにいたミカエル・グレゴリッチのヘディングシュートが炸裂、トルコ代表のゴールネットが揺れた。3:1。
 同13分、オーストリア代表がPKを獲得した。カーン・アイハンとコンラード・アイマーとの間で生まれたマッチアップのあと、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、PKが与えられたのだった。
 同14分、このPKを、ミカエル・グレゴリッチが蹴ると、GKウーウルジャン・チャクルが跳んだとは逆方向のゴール隅にボールは飛び、ゴールが決まった。4:1。
 同21分、左サイドで生まれた攻撃で、ジェンク・オズカジャルがグランダーのボールでペナルティエリアへと送ると、ボールがディフェンダーから跳ね、高く舞い上がった。その位置に入り、ボールをコントロールしたアルダ・ギュレルがバイシクルシュートを試みるも、GKアレクサンダー・シュラーガーが押さえた。
 同28分、ペナルティエリア内でジェンク・オズカジャルとシュテファン・ポッシュとの間で生まれたマッチアップで、シュテファン・ポッシュがピッチに倒れた。主審はプレーの続行を命じ、その後、バルシュ・アルペル・ユルマズのゴールが生まれた。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告の後、映像確認に入った主審は、トルコ代表のゴールを取り消し、オーストリア代表にPKを与えた。
 同33分、このPKを、クリストフ・バウムガルトナーが蹴ると、ボールは、トルコ代表のゴール隅に突き刺さった。5:1。
 同ロスタイム5分、オーストリア代表に6点目が生まれた。パトリック・ヴィンマーが、左サイドからセンタリングを入れると、マクシミリアン・エントゥルプがヘッドで合わせ、ゴールが生まれたのだった。6:1。

【トルコ代表】ウーウルジャン・チャクル=メルト・ミュルドゥル、カーン・アイハン、メリヒ・デミラル、ジェンク・オズカジャル(後半32分:ゼキ・チェリク)=ハカン・チャラノウル(後半42分:イスマイル・ユクセキ)、サリフ・オズジャン(後半16分:オルクン・キョクチュ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半17分:ユヌス・アクギュン)、アルダ・ギュレル(後半32分:アブドゥルカディル・オミュル)、ケレム・アクチュコウル(後半17分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=ケナン・ユルドゥズ



トルコ代表、親善試合に向けて(トルコ・サッカー協会公式HP改 24. 3.20)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(ファナティック紙)  トルコ代表は、3月22日のハンガリー代表と3月26日のオーストリア代表との一戦に向けての準備を、昨日も、引き続き行った。

 ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督の指揮下、トルコ・サッカー協会ハサン・ドーアン代表合宿研修施設で行われた練習には、代表に選出された全選手の姿があった。ウォーミングアップで始まった練習は、パス練習、戦術練習と続き、最後には、狭いコートを使っての練習試合が行われた。日曜日に試合のあった選手は、練習の第2クールでは、チームから離れ、個別の練習を行っていた。
 トルコ代表は、本日も、午後4時45分から、報道陣には非公開で、ハンガリー代表とオーストリア代表との親善試合に向けての準備を継続することになっている。



トルコ代表、無理からにメンバー変更(ヒュリエット紙 24. 3.19)

ルドゥヴァン・ユルマズ オウズ・アイドゥン  トルコ代表は、ハンガリー代表とオーストリア代表との親善試合を前に、メンバー交替を行った。

 ハンガリー代表とオーストリア代表との親善試合に向け、本日、イスタンブルに集合するトルコ代表が、メンバー交替を行った。フェネルバフチェのジェンギズ・ウンデルが右鼠径部、フェルディ・カドゥオウルが右脹脛に故障を発生させたため、代表メンバーから外れることになった。この2選手の替りに、スコットランドのグラスゴー・レンジャーズ所属のルドゥヴァン・ユルマズとアランヤ・スポル所属のオウズ・アイドゥンが、メンバー入りすることになった。



トラブゾン・スポル 2:3 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 24. 3.18)

フレッド(フェネルバフチェ公式HP) イスマイル・ユクセキ(左)エニス・デスタン(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第30節で、パパラ・パルクでトラブゾン・スポルと対峙した。

 異物、着火物、爆発物が投げ込まれた試合、トラブゾン・スポルに対し、前半13分とロスタイム4分にフレッド、後半42分にミシー・バチューハイのゴールで、2:3で勝ったフェネルバフチェは、勝ち点を79に伸ばし、首位の追走を続けることになった。ホームのトラブゾン・スポルは、後半19分にエニス・バルディ、同33分にトレゼゲがPKを決め、ゴールを決めた。

                試合経過

 前半13分、フェネルバフチェのゴールが生まれた。ドゥサン・タディッチのパスを受け、遠い距離からフレッドが、ボールを整え、シュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルの左を抜け、トラブゾン・スポルのゴールネットに収まった。0:1。
 同19分、セバスティアン・シマンスキが、ペナルティエリアの外からフリーキックを蹴ると、GKウーウルジャン・チャクルが防いだ。その跳ね返りのボールを捉えたドゥサン・タディッチが仕上げを行おうとしたが、放ったシュートは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同37分、トレゼゲからのパスを、ゴール左斜め前にいたペペがボールを出すと、そのコースに入ったフェルディ・カドゥオウルが、エニス・デスタンにボールが渡るのをカットして、大きくクリアしてしまった。
 同ロスタイム4分、ドゥサン・タディッチが、左サイドから出したパスを受け、ペナルティエリア内へと持ち込んだフレッドが、グランダーのシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルの左を抜け、トラブゾン・スポルのゴールネットが揺れた。0:2。
 後半10分、エニス・バルディが左コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内で、それに合わせて、エディン・ヴィスチャがシュートを試みた。だが、ボールは、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同18分、トラブゾン・スポルが、点差を1に縮めた。エニス・バルディが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙うと、これが、フェネルバフチェのゴール右上隅に突き刺さった。1:2。
 同29分、トラブゾン・スポル陣内からディフェンスの裏に放り込まれたボールに対し、ヤイデン・オーステルヴォルデが触れる前に、ボールを得たペペが、GKドミニク・リヴァコヴィッチと1対1となったところからシュートを放つも、ドミニク・リヴァコヴィッチが、ボールを確保した。
 同30分、トラブゾン・スポルがPKを獲得した。ペナルティエリア内で生まれたマッチアップで、アレクンデル・ジクの足が、ステファノ・デンスヴィルの頭に向かうと、それを咎めたハリル・ウムト・メレル主審はPKを指示した。
 同33分、そのPKを、トレゼゲが強いボールで蹴ると、ボールは、GKドミニク・リヴァコヴィッチが跳んだと逆方向のゴール隅に突き刺さった。2:2。
 同42分、フェネルバフチェが、再び、勝ち越した。左サイドからセンタリングが入れられると、セルダル・ドゥルスンがヘッドで背後に送ると、ファーサイドにいたミシー・バチューハイがグランダーのシュートを放ったところ、トラブゾン・スポルのゴールネットが揺れたのだった。2:3。
 同ロスタイム6分、ミシー・バチューハイが、ペナルティエリアの外からシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルが倒れ込みながら、これを防いだ。
 同ロスタイム8分、エディン・ヴィスチャが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からシュートを放ったところ、GKドミニク・リヴァコヴィッチが、辛うじて防ぐと、ボールは枠の上を越えて外に出て行き、コーナーキックに替わった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、ホアキン・フェルナンデス(後半1分:エニス・バルディ)、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=バティスタ・メンディ、ベラト・オズデミル=エディン・ヴィスチャ、トレゼゲ(後半ロスタイム6分:タクシアルヒス・ファウンタス)、ペペ=エニス・デスタン(後半19分:ウムト・ボゾク)
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、セルダル・アズィズ(後半1分:ヤイデン・オーステルヴォルデ)、アレクンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、フレッド=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半ロスタイム5分:メルト・ミュルドゥル)、セバスティアン・シマンスキ(後半38分:ミシー・バチューハイ)、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半38分:セルダル・ドゥルスン)



ベシクタシュ、ホームでアンタルヤ・スポルに敗れる、これで、3試合、勝利なし(ソズジュ紙+ミリエット紙補綴 24. 3.17)

ビュンヤミン・バルジュ(右)を讃えるラムズィ・サフリ(左)(アンタルヤ・スポル公式HP) サンデル・ファン・デ・シュトレーク(上)エムレジャン・テルズィ(下)(アンタルヤ・スポル公式HP)  ベシクタシュは、ホームに迎えたアンタルヤ・スポルに敗れ、これで、トルコ・リーグで3連敗を喫することになった。後半ロスタイムに、ベシクタシュがPKを決めたが、ゴールとは認定されなかった。

 トルコ・リーグ第30節で、ベシクタシュが、ホームにアンタルヤ・スポルを迎えた。テュルプラシュ・スタジアムで行われたこの試合、アンタルヤ・スポルが1:2で制した。ベシクタシュの伝説セルゲン・ヤルチュンが、840日ぶりに、相手の監督としてドルマバフチェに登場した。3位争いに痛手を蒙ることになったベシクタシュは、これで、トルコ・リーグで3連敗を喫することになった。ベシクタシュは、この一戦の前に、ガラタサライにはホームで0:1、ガジアンテップFKにはアウェーで2:0で試合を落としているのだ。アンタルヤ・スポルに勝利をもたらしたゴールは、前半5分にビュンヤミン・バルジュ、同38分にはPKをアダム・ブクサが決めた。ベシクタシュの唯一のゴールは、後半1分にエルネスト・ムチが決めた。また、ベシクタシュは、後半ロスタイム11分にミロト・ラシチャがPKを蹴ったが、ボールに2回足が触れたということで、ゴールインしたが、ゴールとは認定されなかった。トルコ・リーグで、6試合ぶりに、アウェー戦で勝利を掴んだアンタルヤ・スポルは、勝ち点を41に伸ばしたのに対し、ここ3試合連続で敗れているベシクタシュは、同46に留まったままだ。
 アンタルヤ・スポルが、試合開始早々に先制した。ラムズィ・サフリからのパスを、ペナルティエリア内で得たビュンヤミン・バルジュが、ゴール右斜め前から狙いすましたシュートを放つと、ボールは、GKメルト・ギュノクの右を抜け、ファーのゴールネットに収まったのだった。0:1。
 アウェーのアンタルヤ・スポルは、PKによりあげたゴールで、点差を2と拡げた。ジェドソン・フェルナンデスが、バハドゥル・オズテュルクに対し、ペナルティエリア内で執ったアクションに対し、ブラク・パッカン主審は、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認後、PKを指示したのだった。このPKを、アダム・ブクサが蹴ると、GKメルト・ギュノクが防ごうとしたが十分ではなく、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。0:2。そして、前半は、アンタルヤ・スポルが0:2とリードを保ち終わった。
 後半は、ベシクタシュが、早々に優位に立った。後半開始16秒後に、エルネスト・ムチのゴールが生まれ、点差を1に縮めた。スピードに乗った攻撃で、ミロト・ラシチャからのパスを、ペナルティエリア内で得たエルネスト・ムチが、ダイレクトで落ち着いてシュートを放つと、これが、GKヘルトン・レイテの傍らを抜け、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:2。
 同ロスタイム9分、ベシクタシュがコーナーキックを得ると、メルト・ギュノクも攻撃参加した。ボールが蹴られると、そのメルト・ギュノクがヘディングシュートを見せた。だが、ボールは、ディフェンスに当たり跳ね返された。だが、ここで、ブラク・パッカン主審はプレーを止めた。映像確認を行った同主審は、PKを宣告した。このベシクタシュが得たPKを、ミロト・ラシチャが蹴ったが、際どいところで、ミロト・ラシチャが足を滑らせ、もう1つの足にも当たり、それからゴールインした。それを観たアンタルヤ・スポルの選手は、主審に抗議した。その結果、ミロト・ラシチャが両足を使ったとして、ゴールは認定されなかった。そして、その直後に、試合終了の笛が吹かれたのだった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、ジョー・ワロー、オマル・コリー、エムレジャン・テルズィ=ダニエル・アマルティ(後半1分:ジャクソン・ムレカ)、ジェドソン・フェルナンデス=ミロト・ラシチャ、エルネスト・ムチ、ジェンク・トスン(後半15分:ヴァンサン・アブバカル)=セミフ・クルチソイ
【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・レイテ=ビュンヤミン・バルジュ(後半1分:ナルド)、ヴェイセル・サル、バハドゥル・オズテュルク(後半39分:オメル・トプラク)、エルドーアン・イエシルユルト=ヤクブ・カウジンスキ=サンデル・ファン・デ・シュトレーク、ラムズィ・サフリ(後半31分:ウフク・アキョル)、ダリオ・サリッチ(後半45分:エルダル・ラキプ)、サム・ラーション(後半45分:ズィメル・ビトキ)=アダム・ブクサ



ペンディク・スポル 1:0 イスタンブル・スポル(ベイン・スポル改 24. 3.16)

ハリル・アクブナル(ベイン・スポル) ジャクソン・ロレンティーノ(左)ムラト・アクチャ(右)(イスタンブル・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第30節開幕試合の1つとして実現したイスタンブル・ダービーで、ペンディク・スポルが、ホームに迎えたイスタンブル・スポルを、終盤にあげたゴールで1:0でくだした。

 シルタシュ・ヤプ・ペンディク・スタジアムで行われたこの試合を裁いたのは、オーウズハン・チャクル主審だった。この試合の後半ロスタイム7分に、ペンディク・スポルのハリル・アクブナルが決めたゴールで、勝敗は決まった。この試合の後半30分には、イスタンブル・スポルのモデスタス・ヴォロブジョヴァスは、この日2枚目のイエローカードをもらい退場処分となり、以後、イスタンブル・スポルは10人となってしまった。この結果、ホームのペンディク・スポルは、勝ち点を29に伸ばしたのに対し、アウェーのイスタンブル・スポルは、同13に留まった。これで、ペンディク・スポルは、5試合、勝ち点3から見放されていたが、それに終わりを告げた。ペンディク・スポルは、この5試合は、勝ち点すら得ていなかった。一方のイスタンブル・スポルは、これで、9試合連続、勝利から見放されることになった。イスタンブル・スポルは、勝ち点13で最下位となっている。

                 試合経過

 前半5分、ヌノ・セケイラが右コーナーキックを蹴ると、マメ・ティアムが、ファーサイドでヘディングシュートを試みたが、ボールは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同34分、ヌノ・セケイラが、遠目からだが、フリーキックを蹴り、直接ゴールを狙ったが、GKアルプ・アルダが、パンチングで防ぎ、コーナーキックと替わった。
 後半30分、イスタンブル・スポルが10人になった。中盤で、モデスタス・ヴォロブジョヴァスとマッチアップとなったエンドリ・チェキジがピッチに倒れた。この試合のオーウズハン・チャクル主審は、それを咎め、後半13分に1枚目のイエローカードを出していたモデスタス・ヴォロブジョヴァスに対し、2枚目のイエローカードを出し、退場処分とした。
 同ロスタイム1分、ペンディク・スポルが、ゴールにとっても迫った。エルデム・オズゲンチが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、ペナルティエリアにいたマメ・ティアムが、ヘディングシュートを放った。それを、GKアルプ・アルダが、見事な反応でパンチングで防いだところ、ゴールポスト際に流れたボールを捉えたウムト・ナイルが仕上げを行おうとしたが、ボールは、サイドネットの外側に吸い込まれてしまった。
 同ロスタイム7分、ペンディク・スポルが先制した。ペナルティエリア・ライン上のゴールを狙える位置で獲得したフリーキックを、エルデム・オズゲンチが蹴ると、ボールは、壁に当たりこぼれた。それを、ファーサイドで捉えたエレンジャン・ヤルドゥムジュが内へと入れた。そのコースに入ったハリル・アクブナルが、それに合わせてシュートを放つと、GKアルプ・アルダが防ごうとしたが十分ではなく、ボールは、イスタンブル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。

【ペンディク・スポル】エルデム・ジャンポラト=セルカン・アサン、アルパスラン・オズテュルク、ムラト・アクチャ(後半37分:ベルカイ・スリュンギョズ)、ヌノ・セケイラ(後半37分:エムレ・タシュデミル)=バドゥ・ンディアエ、フレデリック・ミトシェ(後半22分:エンドリ・チェキジ)=ハリル・アクブナル、ギョクチャン・カヤ(後半37分:エレンジャン・ヤルドゥムジュ)、マメ・ティアム=ウムト・ナイル
【イスタンブル・スポル】アルプ・アルダ=オカン・エルドーアン、メフメト・イエシル、シモン・デリー=デメアコ・ドゥハニー(後半17分:エスレム・オズテュルク)、モデスタス・ヴォロブジョヴァス、フローリアン・ロシャジュ、アリ・ヤシャル(後半43分:ラシーヌ・コリー)=ダヴィッド・サンビッサ、ジャクソン・ロレンティーノ(後半17分:オスジャン・シャハン)=メンディ・ママドゥ



フェネルバフチェ、UEFA欧州カンフェランスリーグ準々決勝に進出(フェネルバフチェ公式HP 24. 3.15)

セバスティアン・シマノフスキ(左端)(ユニオン・サン・ジロワーズ公式Twitter) マティアス・ラスムーセン(右)(ユニオン・サン・ジロワーズ公式Twitter)  フェネルバフチェが、UEFA欧州カンフェランスリーグ16強の戦い第2戦で、ベルギーのユニオン・サン・ジロワーズを、ホームに迎えた。第1戦のアウェー戦では、0:3で勝ったフェネルバフチェは、この試合を0:1で落としたにも拘らず、その名を準々決勝に刻むことになった。準々決勝の相手は、本日行われる抽選で決まる。

                 試合経過

 前半3分、ライアン・ケントのバックパスで、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前でボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、セバスティアン・シマンスキと行ったワンツーで抜け出し、右サイドでボールを得た。そのイルファン・ジャン・カフヴェジが、ダイレクトでシュートを放つと、ディフェンスが、そのボールに足を出し、コーナーキックに替わった。
 同10分、左サイドからディフェンスの裏に送った深くえぐるパスに反応して動き出したマティアス・ラスムーセンが、ゴールライン際まで持ち込み、センタリングを入れると、PKポイント辺りで、このボールをコントロールしたグスタフ・ニルソンが絶好の位置取りでシュートを試みるも、ボールは、ディフェンスに当たり、コーナーキックに替わった。
 同21分、右サイドからイルファン・ジャン・カフヴェジがセンタリングを入れると、PKポイントのすぐ手前でジャンプを見せたセバスティアン・シマンスキがヘッドで合わせたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同32分、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトのミスパスでボールを奪ったデニス・エカートが、GKと1対1となり、シュートを放ったが、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが、これを防ぎ、ミスの補いを行った。
 後半16分、攻撃面に向かい右サイドで、セバスティアン・シマンスキがコーナーキックを蹴ると、ニアサイドで、ヤイデン・オーステルヴォルデが、ジャンプ一番、ヘディングシュートを見せたが、ボールは枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同23分、アウェーのユニオン・サン・ジロワーズが先制した。左サイドからロイック・ラプッサンが入れたセンタリングに対し、そのコースに入ったマティアス・ラスムーセンが、ヘディングシュートを試みると、これが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同31分、攻撃面に向かい左サイドで、カメロン・プエルタスがコーナーキックを蹴ると、ファーのゴールポスト際でいいジャンプを見せたカスペル・テルホのヘディングシュートが炸裂したが、アレクンデル・ジクが、ゴールライン際からクリアして、コーナーキックに替わった。
 同40分、セバスティアン・シマンスキがコーナーキックを蹴ると、そのコースに入ったアレクンデル・ジクがヘディングシュートを放つも、ボールは、GKが押さえた。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=ブライト・オシャイ・サミュエル、アレクンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=フレッド(後半17分:ミハ・ザイッチ)、イスマイル・ユクセキ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半17分:ドゥサン・タディッチ)、セバスティアン・シマンスキ、ライアン・ケント(後半30分:メルト・ハカン・ヤンダシュ、後半ロスタイム2分:ゼキ・ドゥルスン)=ミシー・バチューハイ(後半30分:エディン・ジェコ)



ガラタサライ、ダヴィンソン・サンチェスの復帰の日取りが明らかに(アクシャム紙 24. 3.14)

ダヴィンソン・サンチェス  ガラタサライで、故障のため、しばしの間、ピッチを離れているダヴィンソン・サンチェスの復帰の日取りが明らかになった。

 ガラタサライが、国際マッチデイを前に、コロンビア・サッカー連盟に対し、ダヴィンソン・サンチェスの故障についての情報を伝えた。コロンビアからの報道によると、ガラタサライが、国際マッチデイが近づいてきているこの時期に、ダヴィンソン・サンチェスを代表メンバーに招集したいとの考えを持つコロンビア・サッカー連盟に対し、ダヴィンソン・サンチェスの最新の情報を伝えたのだ。ガラタサライのメディカル・スタッフが、コロンビア・サッカー連盟に伝えたところによると、ダヴィンソン・サンチェスは、少なくとも2週間、ピッチを離れる必要のある筋肉の故障を発生させているため、代表メンバーに招集しないように求めたということだ。ベシクタシュとのダービーマッチで故障を発生させたダヴィンソン・サンチェスは、その故障のために、チャイクル・リゼ戦には出場しなかった。ダヴィンソン・サンチェスは、カスムパシャ戦も出場しないと思われているが、ハタイ・スポル戦にはメンバー入りするものと考えられている。



ウーウルジャン・チャクル、大きな自己犠牲! ダービーマッチにはピッチに立つ(スター紙 24. 3.13)

ウーウルジャン・チャクル(スター紙)  この間、故障を抱えているトラブゾン・スポルのGKウーウルジャン・チャクルが、首脳陣と話し合いを持ち、フェネルバフチェとのダービーマッチにプレーしたい旨を伝えた。

 トラブゾン・スポルで、大腿部に問題を抱えているため、ピッチに立っていないウーウルジャン・チャクルが、フェネルバフチェとのダービーマッチを前に、首脳陣と、その故障について話し合いを持った。27歳のウーウルジャン・チャクルは、明確に、フェネルバフチェ戦にはプレーしたい、どのような自己犠牲も用意している旨を伝えた。このため、メディカル・チームは、ウーウルジャン・チャクルに関するレポートを用意、これを、首脳陣とシェアすることになった。もし、この申し出に対し、同意が出るようだと、ウーウルジャン・チャクルは、フェネルバフチェ戦への出場が可となる。なお、トラブゾン・スポルは、3月17日(日)に、ホームにフェネルバフチェを迎える。



ベシクタシュ、ガジアンテップFKとのアウェー戦で崩れる! セルチュク・イナン新監督は勝ち点3でスタート(ミリエット紙 24. 3.12)

ジャミロ・モンテイロ(左)ジェドソン・フェルナンデス(右)(ベシクタシュ公式HP) デニス・ドラグシュ(右)を讃えるセルチュク・イナン監督(左)(ガジアンテップFK公式Twitter)  トルコ・リーグ第29節で、ガジアンテップFKが、ベシクタシュを2:0でくだした。これで、ガジアンテップFKは、セルチュク・イナン新監督のもと、勝ち点3でスタートを切った。

 ガジアンテップFKが、トルコ・リーグ第29節で、ベシクタシュと対峙した。この試合は、カリョン・スタジアムで行われ、アルダ・カルデシュレル主審が裁いた。そして、試合は、ガジアンテップFKが、2:0のスコアでベシクタシュを制したのだった。ガジアンテップFKのゴールは、前半9分にデイアン・ソレスク、後半40分にデニス・ドラグシュが決めた。ベシクタシュは、後半44分に、ジェンク・トスンがPKを失敗している。ガジアンテップFKは、セルチュク・イナン監督就任後の初戦で、見放されていた勝利を得た。4試合ぶりに勝ったガジアンテップFKは、勝ち点を31に伸ばしたのに対し、ベシクタシュは、同46に留まった。

                 試合経過

 前半9分、アル・ムスラティのミスパスを咎めて生まれたホームのガジアンテップFKの攻撃で、アレクサンドル・マキシムからのパスを、ジャミロ・モンテイロが、ペナルティエリア内にいたデイアン・ソレスクに回した。そのデイアン・ソレスクが、狙いすましたシュートを放つと、これが、ベシクタシュのゴールネットに収まったのだった。1:0。
 同32分、バクティヤール・ザイヌトディノフからのパスを、ペナルティエリアの外で得たミロト・ラシチャがシュートを放つも、GKニタが押さえた。そして、前半は、ガジアンテップFKが1:0と優位を保ったまま終わった。
 後半15分、エルネスト・ムチがシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンスに当たり跳ね返った。そのボールを得たジョー・ワローがシュートを試みるも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同26分、ジェンク・トスンのヘッドによるパスを受けたヴァンサン・アブバカルがシュートを放つと、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同34分、マックス・グラデルからのパスを、ペナルティエリア内で受けたデニス・ドラグシュがシュートを放つも、ボールは、GKが押さえた。
 同40分、ガジアンテップFKの攻撃で、ムスタファ・エスキヘラッチからのパスを受けペナルティエリア内へと進んだデニス・ドラグシュが、相手選手を抜き、ファーのゴール隅を狙ったシュートを放つと、これが、ベシクタシュのゴールネットに突き刺さったのだった。2:0。
 同42分、セミフ・クルチソイが、ペナルティエリア内でデイアン・ソレスクにより倒されると。主審はPKを宣告した。
 同44分、このPKを蹴ったジェンク・トスンは、枠の真ん中を狙ったが、GKがボールを押さえてしまった。
 同ロスタイム2分、ジェンク・トスンからのパスを受け、ペナルティエリア内へと入ったヴァンサン・アブバカルの放ったシュートは、GKニタがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替えてしまった。

【ガジアンテップFK】フローリン・ニタ=エルトゥールル・エルソイ、ニコラス・ンクールー、パピ・ジラボジ、サレム・ムバカタ=オギュン・オズチチェキ=ムスタファ・エスキヘラッチ(後半ロスタイム4分:アリュー・バジ)、ジャミロ・モンテイロ(後半30分:マックス・グラデル)、アレクサンドル・マキシム(後半ロスタイム1分:マルコ・ジェヴトヴィッチ)、デイアン・ソレスク=デニス・ドラグシュ(後半ロスタイム4分:フルカン・ソヤルプ)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト(後半17分:ヴァンサン・アブバカル)、ネジプ・ウイサル、ジョー・ワロー、アルトゥール・マスアク=アル・ムスラティ(後半9分:ダニエル・アマルティ)、ジェドソン・フェルナンデス=ミロト・ラシチャ、エルネスト・ムチ(後半17分:ラシド・ゲザル)、バクティヤール・ザイヌトディノフ(後半1分:ジェンク・トスン)=セミフ・クルチソイ



フェネルバフチェ 4:1 ペンディク・スポル(ハベル・テュルク紙改 24. 3.11)

メルト・ハカン・ヤンダシュ(アクシャム紙) ハリル・アクブナル(前)フェルディ・カドゥオウル(後)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第29節で、ホームに迎えたペンディク・スポルを4:1でくだした。前半はリードを許したフェネルバフチェvだったが、メルト・ハカン・ヤンダシュ、ミシー・バチューハイ(PK)、フェルディ・カドゥオウル、イルファン・ジャン・カフヴェジのゴールで勝利にありついたのだった。

 ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、前半は、ファウルが多く、しばしばプレーが中断された。フェネルバフチェが、前半はテンポを掴めないでいるなか、ペンディク・スポルは、前半30分にハリル・アクブナルのゴールで先制した。マメ・ティアムが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からセンタリングを入れると、ファーサイドで、いいジャンプを見せたハリル・アクブナルが、ダイビングをしてヘッドで合わせ、ゴールが生まれたのだった。0:1。残りの時間も、そういった時間が流れ、前半は、アウェーのペンディク・スポルが0:1とリードを保ち終わった。
 後半早々、効果的な攻めを見せたフェネルバフチェは、長きに渡り、相手にプレッシャーをかけていったが、ゴールには繋がらなかった。その時間帯には、エディン・ジェコによる絶好機を掴みながら、それを活かせないでいたが、同14分、メルト・ハカン・ヤンダシュによる見事なゴールが生まれ、同点に追いついた。ペナルティエリア内ゴール左斜め前でボールをコントロールしたメルト・ハカン・ヤンダシュが、ファーのゴール隅を狙ったシュートが、ペンディク・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。1:1。フェネルバフチェが、その後もプレッシャーをかけ続けるなか、同26分、ウエリントン・シルヴァが退場処分となり、ペンディク・スポルは10人になってしまった。ペンディク・スポル陣右サイドで、ウエリントン・シルヴァとマッチアップになったエディン・ジェコがピッチに倒れ込んだ。これに対して、カディル・サーラム主審は、既に同16分にイエローカードを出していたウエリントン・シルヴァに対し、この日2枚目のイエローカードを出したために、ウエリントン・シルヴァは退場処分となったのだった。相手に対する数的有利を得て、それまで以上にプレッシャーを強めて行ったフェネルバフチェが、同40分にPKを獲得した。ペナルティエリア・ライン上で生まれたパパ・アリューヌ・ンディアエとのマッチアップの末、イルファン・ジャン・カフヴェジがピッチに倒れると、カディル・サーラム主審はフリーキックを命じた。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、同主審は決定をPKに変更したのだった。そのPKをミシー・バチューハイが蹴ると、フェネルバフチェの勝ち越し弾が生まれたのだった。2:1。同ロスタイム1分には、アモー・ルサンバがレッドカードをもらった。アモー・ルサンバは、ミシー・バチューハイに対して行ったファウルに対しイエローカードをもらった。だが、それに対して、主審に対し文句を言ったため、2枚目のイエローカードが出され、退場処分となったのだった。9人になったペンディク・スポルに対し、同ロスタイム5分に、フェルディ・カドゥオウルがゴールを決めた。相手陣内でプレスをかけた結果、奪ったボールを持ち、ペナルティエリアへ向け前進したフェルディ・カドゥオウルが、ドゥサン・タディッチとのワンツーで抜け出し、GKと1対1となった位置から放ったシュートが、ペンディク・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。3:1。更に、同ロスタイム9分には、イルファン・ジャン・カフヴェジのゴールが生まれた。イルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリアの外から素晴らしいシュートを放つと、これが、ペンディク・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。4:1。そして、試合は、フェネルバフチェが4:1で勝利を得たのだった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル(後半1分:ブライト・オシャイ・サミュエル)、セルダル・アズィズ、ヤイデン・オーステルヴォルデ(後半1分:アレクンデル・ジク)、フェルディ・カドゥオウル=ラデ・クルニッチ、フレッド=ジェンギズ・ウンデル(後半16分イルファン・ジャン・カフヴェジ)、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半29分:ミシー・バチューハイ)、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半ロスタイム2分:セバスティアン・シマンスキ)
【ペンディク・スポル】エルデム・ジャンポラト=セルカン・アサン、ウエリントン・シルヴァ、ムラト・アクチャ、ヌノ・セケイラ=パパ・アリューヌ・ンディアエ、アモー・ルサンバ=ハリル・アクブナル(後半29分:ベルカイ・スリュンギョズ)、ギョクチャン・カヤ(後半18分:エンドリ・チェキジ)、マメ・ティアム(後半36分:エレンジャン・ヤルドゥムジュ)=ウムト・ナイル(後半36分:ジョエル・ラスール)



トラブゾン・スポル、カラギュムリュックに1度に5発、浴びせた(TRT 24. 3.10)

エニス・バルディ(トラブゾン・スポル公式Twitter) エディン・ヴィスチャ(左)マルクス・ローデン(右)(ソズジュ紙)  トルコ・リーグ第29節で、トラブゾン・スポルが、0:1とリードを許した試合で、ホームに迎えたカラギュムリュックを5:1で退けた。

 パパラ・パルクで行われたこの試合、カラギュムリュックは、前半14分にマルカオの決めたゴールで、0:1と先制した。このゴールに対し、トラブゾン・スポルは、同32分、エニス・バルディのゴールでお返しをした。そして、1:1のまま、前半は終わったこの試合、後半19分に、ダヴィデ・ビラッシのオウンゴールで、トラブゾン・スポルが2:1と逆転した。ホームのトラブゾン・スポルは、このゴールのあと、全開となった。同25分にトレゼゲ、同31分にはニコラス・ペペ、同ロスタイム3分にはウムト・ボゾクが得点を決めたトラブゾン・スポルは、最後は5:1で勝ったのだった。この勝利で、勝ち点を49に伸ばしたトラブゾン・スポルは、次節に控えるフェネルバフチェ戦に向け、気合を充填したのだった。4試合勝てないことになったカラギュムリュックは、同29に留まった。カラギュムリュックにとっては、降格圏から遠のくという目標からすると、痛手を蒙ったことになる。

                 試合経過

 前半5分、ペペのパスを、ペナルティエリア手前で得たトレゼゲがシュートを試みるも、ボールは、ゴールポストに当たり外に出て行ってしまった。
 同14分、ジャン・ケレシュが左コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内でジャンプ一番、マルカオのヘディングシュートが炸裂。ボールは、ピッチに跳ね、GKムハッメト・タハ・テペの左を抜け、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同32分、トラブゾン・スポルが同点に追いついた。エディン・ヴィスチャが、右サイドで蹴ったフリーキックに対し、カラギュムリュックのディフェンスがクリアしたボールが、ペナルティエリアの僅か手前にいたエニス・バルディの前へ転がった。そのエニス・バルディが、それを捉えシュートを放つと、ボールは、ディフェンスに入っていたダヴィデ・ビラッシに当たり、GKサルヴァトーレ・シリグの右を抜け、ゴールネットに収まったのだった。1:1。
 同38分、エディン・ヴィスチャが、右サイドから入れたセンタリングに合わせて、ペナルティエリア内で、トレゼゲがヘッドで合わせたが、GKサルヴァトーレ・シリグが右に身体を伸ばし、これを、パンチングで防いだ。
 同ロスタイム1分、エディン・ヴィスチャがシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンスからこぼれ、そのボールがウムト・ギュネシュの前に転がった。そのウムト・ギュネシュがシュートを放ったが、GKサルヴァトーレ・シリグが、スペースを狭め、この危機を回避した。そして、前半は1:1の同点のまま終わった。
 後半2分、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだエムレ・モルがシュートを放ったが、GKムハッメト・タハ・テペが、ゴール右隅に向かうボールを、身体を伸ばしてパンチングで防いだ。
 同19分、トラブゾン・スポルが逆転した。ペナルティエリアの右サイドにいたエディン・ヴィスチャが、内へと入れたボールを、そのコースに入ったダヴィデ・ビラッシが、逆方向に蹴ったボールがオウンゴールとなってしまったのだ。2:1。
 同25分、トラブゾン・スポルに3点目が生まれた。ペペからのパスを受け、至近距離からトレゼゲが放ったシュートが、GKサルヴァトーレ・シリグが防ごうとしたが、ゴールインしたのだった。3:1。
 同31分、トラブゾン・スポルが、点差を3と拡げた。右サイドのペナルティエリア内ゴールライン際からトレゼゲが出したパス・コースに入ったペペが、そのボールに触れると、カラギュムリュックのゴールネットが揺れたのだった。4:1。
 同36分、ジャン・ケレシュがペナルティエリアの外からシュートを放ったが、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム3分、トレゼゲからのパスを受け、ペナルティエリアのゴール右斜め前にいたウムト・ボゾクが、強い、しかし、狙いをつけたシュートを放つと、これが、GKサルヴァトーレ・シリグの右を抜け、カラギュムリュックのゴールネットを揺らしたのだった。5:1。そして、試合は、トラブゾン・スポルが5:1で制したのだった。

【トラブゾン・スポル】ムハッメト・タハ・テペ=トマス・ムニエル(後半41分:メフメット・ジャン・アイドゥン)、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ウムト・ギュネシュ(後半21分:エニス・デスタン)、ベラト・オズデミル=エディン・ヴィスチャ(後半41分:タクシアルヒス・ファウンタス)、エニス・バルディ(後半35分:ホアキン・フェルナンデス)、トレゼゲ=ペペ(後半35分:ウムト・ボゾク)
【カラギュムリュック】サルヴァトーレ・シリグ=フレデリック・ヴェセリ、ダヴィデ・ビラッシ、コライ・ギュンター、レヴェント・メルジャン(後半1分:エミル・ティンティシュ)=ソフィアン・フェグリ(後半14分:フラヴィオ・パオレッティ)、ディミトリス・クルベリス=エムレ・モル(後半30分:ギュヴェン・ヤルチュン)、マルクス・ローデン(後半36分:アンドレア・ベルトラッツィ)、ジャン・ケレシュ=マルカオ(後半14分:ケヴィン・ラサーニャ)



ガラタサライ 6:2 チャイクル・リゼ
ガラタサライがホームでいいところを見せた! オカン・ブルク監督はルチェスク監督の記録に並ぶ(フォトマッチ紙改 24. 3. 9)

ケレム・デミルバイ(スター紙) エミルハン・トプチュ(左)テテ(右)(ソズジュ紙)  トルコ・リーグ第29節で、ガラタサライが、ホームでチャイクル・リゼと対峙した。計8ゴールが生まれたこの試合、ガラタサライが6:2で勝った。そして、今節を首位で終えることになった。

 トルコ・リーグ第28節開幕試合で、首位のガラタサライとチャイクル・リゼが対峙した。試合は、ホームのガラタサライが6:2で制し、勝ち点3を得た。ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、前半9分にデリック・ケーン、同31分にルカス・トレイラ、同40分と45分、後半19分にはPKをケレム・デミルバイ、同40分にマウロ・イカルディが決めた。アウェーのチャイクル・リゼは、前半38分にカスパー・ホジャー、後半16分にイブラヒム・オラウォインから生まれた。この結果、ガラタサライは10連勝を飾り、勝ち点も78に伸ばした。一方のチャイクル・リゼは、同39に留まった。

                 得点場面

 前半9分、ガラタサライが1:0と先制した。ドリース・メルテンスが右コーナーキックを蹴ると、ディフェンスがクリアしたボールを、ペナルティエリア・ライン上で捉えたデリック・ケーンがダイレクトでシュートを放つと、チャイクル・リゼのゴールネットを揺らしたのだった。
 同31分、ガラタサライが、点差を2と拡げた。マウロ・イカルディからのパスを受けたヴィルフリート・ザハが、ペナルティエリアのゴール左斜め前からシュートを放った。ボールは、GKギョクハン・アッカンから跳ね返ったが、詰めていたルカス・トレイラが仕上げを行ったのだった。2:0。
 同38分、チャイクル・リゼが、点差を1に縮めた。右サイドで得たフリーキックをヨンジョ・シェルヴィーが蹴り、ボールをカスパー・ホジャーにパスを出した。そのカスパー・ホジャーが、ペナルティエリアの外からシュートを放つと、これが、ガラタサライのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。
 同40分、ガラタサライが、再び、点差を2に拡げた。ドリース・メルテンスからのパスを得たケレム・デミルバイが放ったシュートが、チャイクル・リゼのゴールネットに突き刺さったのだった。3:1。
 同45分、ガラタサライが、もう1点追加した。ケレム・アクチュオウルからのパスを、マウロ・イカルディが、ケレム・デミルバイに向け落とした。そのケレム・デミルバイが、ペナルティエリアからシュートを放つと、これが決まったのだった。そして、前半は、ガラタサライが4:1とリードを得て終わった。
 後半16分、チャイクル・リゼのゴールが生まれた。カスパー・ホジャーがゴール右斜め前からフリーキックを蹴ると、ボールは、まず壁に当たり、次いで、イブラヒム・オラウォインに当たり、ゴールインしたのだった。4:2。
 同17分、ガラタサライがPKを獲得した。ペナルティエリア内で、ドリース・メルテンスが、カスパー・ホジャーのチェックを受けピッチに倒れると、バハッティン・シムシェク主審はPKを宣告した。
 同19分、このPKをケレム・デミルバイが蹴ると、ボールは、チャイクル・リゼのゴールネットに収まり、スコアを5:2とした。
 同40分、ガラタサライが、更に1点追加した。ハキム・ツィエクが出したパスを、テテが、ワンタッチでマウロ・イカルディに回した。そのマウロ・イカルディが、ペナルティエリア内で放ったシュートが、GKの左を抜けゴールインしたのだった。6:2。そして、試合は、ガラタサライが6:2で勝ったのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン(前半23分:ヴィルフリート・ザハ)、ヴィクトール・ネルソン、ベルカン・クトゥル、デリック・ケーン=ルカス・トレイラ(後半32分:タンギ・エンドンベレ)、ケレム・デミルバイ=バルシュ・アルペル・ユルマズ、ドリース・メルテンス(後半33分:ハキム・ツィエク)、ケレム・アクテュルコウル(後半33分:テテ)=マウロ・イカルディ(後半41分:カルロス・ヴィニシウス)
【チャイクル・リゼ】ギョクハン・アッカン=ムハッメト・タハ・シャヒン、フスニッディン・アリクロフ、エミルハン・トプチュ、カスパー・ホジャー=ムアッメル・サルカヤ(後半15分:ミトハト・パラ、後半33分:マメ・モル・ファエ)、ヨンジョ・シェルヴィー=イブラヒム・オラウォイン、ダル・ヴァレサノヴィッチ(後半1分:アルティン・ゼキリ)、ダヴィド・アキントーラ(後半15分:グスタヴォ・サウエル)=マルティン・ミンチェフ(後半15分:アドルフォ・ガイチ)



ユニオン・サン・ジロワーズ 0:3 フェネルバフチェ(スター紙改 24. 3. 8)

ミシー・バチューハイ(フェネルバフチェ公式HP) ドゥサン・タディッチ(右)(スター紙)  フェネルバフチェが、UEFA欧州カンフェランスリーグ16強の戦いで、ベルギーのユニオン・サン・ジロワーズとのアウェー戦に臨んだ。フェネルバフチェは、ミシー・バチューハイ、ヤイデン・オーステルヴォルデ、ドゥサン・タディッチのゴールで、0:3で、この試合を制し、カドゥキョイでの第2戦を前に、アドヴァンテージを獲得した。

 UEFA欧州カンフェランスリーグ16強の戦いで、フェネルバフチェが、ユニオン・サン・ジロワーズとのアウェー戦に臨んだ。コンスタント・ヴァンデン・ストック・スタジアムで行われたこの試合を、フェネルバフチェは0:3で制した。フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、前半20分にミシー・バチューハイ、後半39分にヤイデン・オーステルヴォルデ、同ロスタイムにドゥサン・タディッチのPKであげたものだった。なお、この試合にフェネルバフチェの先発メンバーに名を連ねたチャーラール・ソユンジュが、前半34分に故障を発生、プレー続行が不可能になった。また、ラデ・クルニッチは、この試合でイエローカードをもらい、来週に行われる第2戦は出場停止になった。フェネルバフチェは、3月14日に行われる予定の第2戦を前に、ベルギーで、アドヴァンテージとなる試合結果を得ることに成功したのだった。

                 試合経過

 前半16分、右コーナーキックを蹴ったモハメド・エル・アミーン・アムーラが、ボールをゴール前に放り込むと、ディフェンスの間からジャンプを見せたグスタフ・ニルソンが、それに合わせて、ヘディングシュートを放つも、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同20分、フェネルバフチェが0:1と先制した。右サイドで得たフリーキックを、ジェンギズ・ウンデルが蹴り、内へと放り込んだ。ディフェンスの間からいいジャンプを見せたチャーラール・ソユンジュが、ヘッドで、絶好の位置取りをしていたミシー・バチューハイに落とした。ゴール右斜め前にいたミシー・バチューハイが、ボールを整え放った強烈なシュートが、ユニオン・サン・ジロワーズのゴールネットに突き刺さったのだった。0:1。
 同36分、イスマイル・ユクセキからのパスを、中盤で得たフェルディ・カドゥオウルが、相手陣内へ持ち込み、グランダーのシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同44分、ボールを持ち、ペナルティエリア近くまで上がったセバスティアン・シマンスキからのパスを得たフレッドが、遠目から強いシュートを放ったが、ボールは、僅かにゴールポストを逸れ、転がりながら外に出て行ってしまった。そして、前半は、フェネルバフチェが0:1とリードを保ち終わった。
 後半6分、フェネルバフチェが効果的な攻めを見せた。中盤でボールを得たミシー・バチューハイのロングパスに反応して、相手のペナルティエリアへと駆け上がったドゥサン・タディッチが、ボールを、セバスティアン・シマンスキに出そうとした。だが、ボールは、ディフェンスから跳ね返り、そのボールが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前にいたドゥサン・タディッチの前に転がった。そのドゥサン・タディッチが、強いシュートを放つも、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同17分、左コーナーキックを、モハメド・エル・アミーン・アムーラが蹴り、ボールを内へと入れた。競り合いとなり、お互いの頭からこぼれたボールが、ゴールエリアのゴール左斜め前にいたカストロ・モンテスの前に転がった。そのカストロ・モンテスが、至近距離からヘディングシュートを試みたが、GKリヴァコヴィッチが、これを防ぎ、更に、イスマイル・ユクセキが大きくクリアしてしまった。
 同22分、左サイドでボールを得たロイック・ラプサンが、ペナルティエリア・ライン上にいた町田にパスを送った。その町田が、ダイレクトでゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入ったカメロン・プエルタスにボールを回した。すると、カメロン・プエルタスがダイレクトでシュートを放つも、GKリヴァコヴィッチがコントロールしてしまった。
 同39分、フェネルバフチェが点差を2に拡げた。中盤でボールを得たエディン・ジェコが、ディフェンスから攻撃に参加したヤイデン・オーステルヴォルデにパスを出した。ヤイデン・オーステルヴォルデは、中盤で得たこのボールを持ち、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入るや、強烈なシュートを試みると、ボールは、ユニオン・サン・ジロワーズのゴール隅に突き刺さったのだった。0:2。
 同ロスタイム3分、フェネルバフチェがPKを獲得した。左サイドでボールを得たメルト・ハカン・ヤンダシュがペナルティエリアにセンタリングを入れると、クリスティアン・バージェスの手に当たった。ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、その場面の確認を行ったジョアン・ピニェイロ主審がPKを宣告した。
 同ロスタイム4分、このPKを、ドゥサン・タディッチが、落ち着いて蹴り、ゴールが決まった。0:3.そして、試合は、フェネルバフチェが0:3のスコアで勝ったのだった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、アレクンデル・ジク、チャーラール・ソユンジュ(前半35分:フェルディ・カドゥオウル)、ヤイデン・オーステルヴォルデ=イスマイル・ユクセキ、フレッド(後半23分:ラデ・クルニッチ)=ジェンギズ・ウンデル(後半23分:ライアン・ケント)、セバスティアン・シマンスキ(後半33分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ドゥサン・タディッチ=ミシー・バチューハイ(後半33分:エディン・ジェコ)



ガラタサライ、チャイクル・リゼ戦を前に、アブドゥルケリム・バルダクチュとダヴィンソン・サンチェスから悪い知らせ(CNNトルコ 24. 3. 7)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙) アブドゥルケリム・バルダクチュ(スター紙) ダヴィンソン・サンチェス  トルコ・リーグ第29節で、ホームにチャイクル・リゼを迎えるガラタサライに、故障者出現の悪夢が漂っている。

 ガラタサライのディフェンスの屋台骨のアブドゥルケリム・バルダクチュから悪い知らせが届いた。チャイクル・リゼ戦には、プレーできないということだ。前後半のインターバル期間に故障を発生させたアブドゥルケリム・バルダクチュは、トルコ・リーグ第29節は休ませるとともに、治療が続けられるということだ。
 また、昨日行われた練習で、アブドゥルケリム・バルダクチュとともに、その姿がなかったダヴィンソン・サンチェスは、クラブドクターの要請で、練習には現れなかったのだ。ダヴィンソン・サンチェスが、チャイクル・リゼ戦に出場できるか否かは、試合当日になり明らかになるだろう。
 アブドゥルケリム・バルダクチュとダヴィンソン・サンチェスを欠く場合には、ストッパーの組合せは、ヴィクトール・ネルソンとカーン・アイハンとなるものと思われる。カーン・アイハンをストッパーに起用した場合には、オカン・ブルク監督は、右サイドバックにはバルシュ・アルペル・ユルマズを持ってくるものと考えられる。



フェネルバフチェ、ベルギーに登場(スター紙 24. 3. 6)

イスマイル・カルタル監督(スター紙)  UEFA欧州カンフェランスリーグで戦うフェネルバフチェが、ベスト16の第1戦を、アウェーでベルギーのユニオン・サン・ジロワーズと戦う。試合は、トルコ時間午後11時に始まる。

 フェネルバフチェが、UEFA欧州カンフェランスリーグのベスト16の第1戦で、明日、ベルギーのユニオン・サン・ジロワーズとのアウェー戦を戦う。RSCアンデルレヒト・スタジアムで行われるこの試合、トルコ時間午後11時の試合開始だ。試合は、ポルトガル・サッカー連盟のジョアン・ピニェイロが裁く。UEFA欧州カンフェランスリーグH組を首位で終え、ダイレクトで決勝トーナメントへの出場権を得たフェネルバフチェが、第1戦で、アドヴァンテージを得られるスコアを求めることになる。この試合の第2戦は、3月14日(木)に、ウルケル・スタジアムで行われる。
 フェネルバフチェは、この難しい試合に、選手2名が、故障のためプレーできない。故障を抱えるイルファン・ジャン・カフヴェジとジョシュア・キングが、この一戦に出場できない。この2名と並び、イスマイル・カルタル監督は、UEFAへの選手登録をしていないメルト・ミュルドゥル、セルダル・アズィズ、セルダル・ドゥルスンも起用できない。



アランヤ・スポル 3:1 トラブゾン・スポル(フォトマッチ紙 24. 3. 5)

エニス・バルディ(左)フルカン・バユル(右)(ミリエット紙) オウズ・アイドゥン(右)を讃えるエフェジャン・カラジャ(左)(ミリエット紙)  トルコ・リーグ第28節で、トラブゾン・スポルが、アランヤ・スポルとのアウェー戦を戦った。トラブゾン・スポルは、アランヤ・スポルに3:1で屈し、4試合ぶりの敗戦となった。

 トルコ・リーグ第28節で、アランヤ・スポルとトラブゾン・スポルが対峙した。ここ3試合、勝利を掴んでいるトラブゾン・スポルだったが、アランヤ・スポルには3:1で屈してしまった。アランヤ・スポルのゴールは、前半8分と38分にオウズ・アイドゥン、後半38分にはエフェジャン・カラジャが決めた。トラブゾン・スポルの唯一の得点は、後半ロスタイム5分にペペから生まれた。この結果、トラブゾン・スポルは勝ち点46に留まった。降格圏から遠のきたいアランヤ・スポルは、同33に伸ばした。

                 試合経過

 前半8分、アランヤ・スポルが先制した。左サイドで生まれた攻撃で、バルコヴェッチがグランダーのセンタリングを入れると、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルの手からこぼれ、オウズ・アイドゥンの前に転がった。それを捉えたオウズ・アイドゥンの放ったシュートが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同10分、エディン・ヴィスチャが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、それに合わせて、トレゼゲがシュートを試みたが、GKエルトゥールル・タシュクランが、これを押さえた。
 同29分、トマス・ムニエルがディフェンスの裏に送った浮かし球のパスを受けたエニス・バルディが、グランダーのシュートを放つも、GKエルトゥールル・タシュクランがコーナーキックに替えた。
 同38分、ウーウルジャン・チャクルがゴールキックを蹴りボールをステファノ・デンスヴィルに渡した。だが、そのコースへ、オウズ・アイドゥンが入り、ボールをカット、シュートを放つとゴールが生まれた。2:0。
 同ロスタイム1分、ユスフ・オズデミルがグランダーのセンタリングを入れると、ファーサイドでボールを得たオウズ・アイドゥンがシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム5分、トマス・ムニエルのセンタリングに合わせて、エニス・デスタンがヘディングシュートを放つも、GKエルトゥールル・タシュクランがコーナーキックに替えた。そして、前半は、アランヤ・スポルが2:0とリードを保ち終わった。
 後半20分、エフェジャン・カラジャから出たパスを、ゴール右斜め前で得たオウズ・アイドゥンが、アウトサイドでシュートを放つも、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同28分、アランヤ・スポルが点差を3と拡げた。右サイドで生まれた攻撃で、ジョアオ・ノヴァイスがペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、アフメド・ハッサンがスライディングをしながらシュートを放った。ボールが、GKウーウルジャン・チャクルから跳ね返ると、詰めていたエフェジャン・カラジャがゴールマウスに放り込んだ。このゴールのあと、線審がオフサイド・フラッグを上げたが、ヴィデオ判定システムで確認後、ヴォルカン・バヤルスラン主審はゴールを認定した。3:0。
 同ロスタイム2分、ユスフ・オズデミルが、ペナルティエリア内へと入れたボールが、GKウーウルジャン・チャクルから跳ね返った。ファーサイドのゴールポスト際にいたエドゥアルドが、そのボールを捉え、シュートを放つと枠を捉えたが、ステファノ・デンスヴィルが、際どくゴールライン際からクリアした。
 同ロスタイム6分、トラブゾン・スポルが、点差を2に縮めた。右サウドで生まれた攻撃で、ウムト・ボゾクが出したパスを、ペナルティエリア内で受けたペペの放ったシュートがゴールとなったのだった。そして、試合は、アランヤ・スポルが3:1の優位を保ち終わった。

【アランヤ・スポル】エルトゥールル・タシュクラン=フロレント・ハデルジョナジ、フルカン・バユル、フィダン・アリティ(後半38分:ヌノ・リマ)、ジュレ・バルコヴェッチ=リチャード・カンディード(後半24分:ジョアオ・ノヴァイス)、レロイ・フェル=オウズ・アイドゥン(後半24分:カルロス・エドゥアルド)、エフェジャン・カラジャ(後半39分:ニコラ・ジャンヴィエ)、ロイデ・アントニオ・アウグスト(前半42分:ユスフ・オズデミル)=アフメド・ハッサン
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ウムト・ギュネシュ(後半16分:ペペ)、ベラト・オズデミル=エディン・ヴィスチャ、エニス・バルディ、トレゼゲ(後半29分:タクシアルヒス・ファウンタス)=エニス・デスタン(後半29:ウムト・ボゾク)



ダービーマッチを制したのはガラタサライ(TRT+スター紙補綴 24. 3. 4)

ガラタサライ、歓喜(ガラタサライ公式HP) ルカス・トレイラ、アル・ムスラティ、セミフ・クルチソイ(左から)(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第28節で実現したダービーマッチで、ガラタサライが、アル・ムスラティのオウンゴールにより、アウェー戦で、ベシクタシュを0:1でくだし、首位の座を守った。

 ベシクタシュとガラタサライのダービーマッチが、トルコ・リーグ第28節で実現した。そして、ガラタサライが、アル・ムスラティのオウンゴールで0:1で勝った。また、ベシクタシュは、後半ロスタイムに、オマル・コリーがレッドカードをもらった。この勝利で、ガラタサライは、勝ち点を75に伸ばし、2位に同2差をつけ、首位の座を守った。トルコ・リーグで4試合ぶりに敗戦を喫したベシクタシュは、同46のまま、今節を終えた。

                 試合経過

 前半2分、ガラタサライが先制した。ケレム・デミルバイが左コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内で生まれた混戦のなか、アル・ムスラティが、背後へヘッドでボールを出そうとすると、それがゴールインしたのだった。0:1。
 同19分、ベシクタシュがゴールに迫った。ミロト・ラシチャが左コーナーキックを蹴ると、ボールはダイレクトでゴールマウスに向かったが、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同25分、ケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からフリーキックを蹴ったが、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。
 同40分、自陣でボールを得て、ボールを持って、ベシクタシュ陣内へと入ったカーン・アイハンが、パスをケレム・デミルバイに出した。それに合わせて、PKポイントに向け動き出したケレム・デミルバイが、スライディングをしながらシュートを放ったが、前に出ていたメルト・ギュノクに、ボールは当たり、外に出てしまい、コーナーキック替わった。
 後半2分、エルネスト・ムチ が、ペナルティエリア手前から強烈なシュートを試みたが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同6分、バルシュ・アルペル・ユルマズからのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たドリース・メルテンスが、ダイレクトでシュートを放つと、GKメルト・ギュノクが、これを押さえた。
 同15分、アル・ムスラティがフリーキックをゴール右斜め前から蹴り、直接ゴールを狙うと、GKムスレラが、それを叩いた。そのボールを得たオマル・コリーがヘッドで仕上げをしようとしたが、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同16分、エルネスト・ムチから出たパスを受け、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入ったラシド・ゲザルが、GKと1対1となった位置からシュートを放ったが、GKムスレラがパンチングで防ぎ、ゴールを許さなかった。
 同43分、右サイドでボールを持ったバルシュ・アルペル・ユルマズに対し、激しいチェックに入ったオマル・コリーに対し、イエローカードが出されたが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行ったハリル・ウムト・メレル主審は、カードの色を赤に変え、オマル・コリーを退場処分とした。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、ネジプ・ウイサル、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=ダニエル・アマルティ(後半15分:ラシド・ゲザル)、アル・ムスラティ=ミロト・ラシチャ(後半35分:ヴァンサン・アブバカル)、エルネスト・ムチ、ジェンク・トスン(後半35分:ジャクソン・ムレカ)=セミフ・クルチソイ
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ダヴィンソン・サンチェス、ヴィクトール・ネルソン、デリック・ケーン=ルカス・トレイラ(後半ロスタイム4分:カルロス・ヴィニシウス)、ケレム・デミルバイ(後半ロスタイム4分:タンギ・エンドンベレ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ、ドリース・メルテンス(後半40分:ベルカン・クトゥル)、ケレム・アクテュルコウル(後半ロスタイム8分:テテ)=マウロ・イカルディ



ハタイ・スポル 0:2 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP+ファナティック紙補綴 24. 3. 3)

ジェンギズ・ウンデル(フェネルバフチェ公式HP) ヤイデン・オーステルヴォルデ(左)オメル・ファルク・ベヤズ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第28節で、ハタイ・スポルを0:2でくだし、試合数が多い中だが首位に立った。メルシン・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェのゴールは、前半25分にブライト・オシャイ・サミュエル、同40分にジェンギズ・ウンデルが決めた。

 フェネルバフチェは、3月7日(木)に、UEFA欧州カンフェランスリーグ16強の戦い第1戦で、アウェーでベルギーのユニオン・サン・ジロワーズと対峙する。

                 試合経過

 前半3分、フェネルバフチェがゴールに迫った。ドゥサン・タディッチのスルーパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったセバスティアン・シマンスキがシュートを放つと、ボールは、GKエルジェ・カルデシュレルから跳ね返ったのだった。
 同13分、スピードに乗り、相手陣内へとボールを持ち込んだフェルディ・カドゥオウルが、ペナルティエリアの外からシュートを放った。それに対し、自ゴールマウスの右隅に向かい身体を伸ばしたエルジェ・カルデシュレルがパンチングで防ぐと、ボールはピッチに跳ね返った。
 同24分、フェネルバフチェが先制した。左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだエディン・ジェコが、ブライト・オシャイ・サミュエルにボールを預けた。すると、それに合わせて、ブライト・オシャイ・サミュエルが放ったシュートが、ハタイ・スポルとゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同40分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。左サイドでボールを得たドゥサン・タディッチが、センタリングを入れた。そのボールに合わせて、ペナルティエリアのゴール右斜め前にいたジェンギズ・ウンデルが、GKエルジェ・カルデシュレルの左側に向け狙いすましたシュートを放つと、ハタイ・スポルのゴールネットに収まったのだった。0:2。
 後半2分、ハタイ・スポルが効果的な攻撃を見せた。ゴールエリア内で、カルロス・ストランベルがヘッドで落としたボールを得たハリル・デルヴィショウルが至近距離からシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同10分、フェネルバフチェがゴールに迫った。フェルディ・カドゥオウルからのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったセバスティアン・シマンスキがシュートを試みた。だが、レジェプ・ブラク・ユルマズが、エルジェ・カルデシュレルの脇を抜けゴールマウスを捉えたボールを、ゴールライン際からクリアした。
 同14分、ハリル・デルヴィショウルが、ペナルティエリアの手前からシュートを放つと、GKリヴァコヴィッチが、左に身体を伸ばし、ボールを外に出した。
 同42分、ドーウカン・シニクが右サイドから内へと入り、シュートを放った。だが、そのコースに、レオナルド・ボヌッチが足を出すと、コーナーキックに替わった。そして、フェネルバフチェが、この試合を0:2で制したのだった。

【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=ケリム・アルジュ(後半1分:カルロス・ストランベル、)、ニコラ・マクシモヴィッチ、レジェプ・ブラク・ユルマズ、ファウズィ・グーラム(後半16分:ジェマリ・セルテル)=マッサンガ・マトンド、メフディ・ブージェマー(後半24分:オメル・ファルク・ベヤズ)=ルイ・ペドロ、フィサヨ・デレ・バシル(後半16分:ドーウカン・シニク)、リゴベルト・リヴァス=ハリル・デヴィショウル(後半34分:レナト・ダダショフ)
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半20分:ヤイデン・オーステルヴォルデ)、ロドリゴ・ベカン(後半37分:レオナルド・ボヌッチ)、チャーラール・ソユンジュ、フェルディ・カドゥオウル(後半43分:メルト・ミュルドゥル)=イスマイル・ユクセキ、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半37分:ラデ・クルニッチ)=ジェンギズ・ウンデル(後半20分:フレッド)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ



カスムパシャ 0:0 シワス・スポル(フォトマッチ紙 24. 3. 2)

ムラト・パルリ(左)ヤシン・オズジャン(右)(シワス・スポル公式HP) クインシー・メニグ(左)ジャクソン・ポロゾ(右)(シワス・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第28節で、カスムパシャとシワス・スポルが対峙した。カスムパシャのホームで行われたこの試合、0:0の引き分けに終わった。

 トルコ・リーグの興奮が続いている。トルコ・リーグ第28節で、カスムパシャとシワス・スポルとの一戦が実現した。この試合ではゴールの声は上がらず、両者、勝ち点1を分け合うことになった。

                 試合経過

 前半11分、ペナルティエリアの外でボールを得たダ・コスタが、相手選手をかわしたあと、ペナルティエリア・ライン近くのポイントからシュートを試みたが、GKアリ・シャシャル・ヴラルが、これを押さえた。
 同33分、左サイドにいたヤシン・オズジャンからのパスを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で受けたオーウルジャン・チャーラヤンが、右に開きシュートを放つと、GKアリ・シャシャル・ヴラルがコーナーキックに替えた。
 後半24分、ハリス・ハイラディノヴィッチが右コーナーキックを蹴ると、ボールがディフェンスからこぼれ、ケネト・オメルノの前に転がった。すると、ケネト・オメルノが、ペナルティエリア・ライン近くから、それを捉えシュートを放つも、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同43分、ゴール右斜め前からペナルティエリアへと持ち込んだベンガリ・コイタがシュートを放つと、GKアンドレアス・ギアニオティスが、これを防いだ。その跳ね返りのボールを捉えたベンガリ・コイタがシュートを放つと、今度は、ディフェンダーが防いだ。ディフェンスが、大きくクリアしようとしたボールが、レイ・マナイの前に転がると、レイ・マナイがシュートを放った。しかし、ボールは、ディフェンスから跳ね、GKアンドレアス・ギアニオティスがキャッチしてしまった。そして、試合は、ゴールが生まれることなく、終わることになった。

【カスムパシャ】アンドレアス・ギアニオティス=クラウディオ・ヴィンク、ケネト・オメルノ、ジャクソン・ポロゾ、ヤシン・オズジャン=ロレト・サディク(後半20分:ギョクハン・ギュル)=オーウルジャン・チャーラヤン(後半20分:ママドゥ・ファル)、ハリス・ハイラディノヴィッチ、アイタッチ・カラ、モルタダ・ベン・ウアンヌ(後半32分:ロシーニャ)=ヌノ・ダ・コスタ
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ムラト・パルリ、ジャネル・オスマンパシャ、アーロン・アッピンダンゴエ、アキレアス・プグラス、ウーウル・チフトチ=クインシー・メニグ(後半23分:ベンガリ・コイタ)、イブラヒム・アクダー(後半39分:カリラオス・カリシス)、ミヨ・ツァクタシュ(後半ロスタイム4分:サンバ・カマラ)、アズィズベク・トゥルグンボエフ(後半ロスタイム4分:ハカン・アルスラン)=レイ・マナイ



ガラタサライ 0:2 カラギュムリュック(フォトマッチ紙 24. 3. 1)

テテ、フェデリコ・チェチェリーニ、ライアン・メンデス(左から)(スター紙) マルカオ(スター紙)  トルコ杯準々決勝で、ガラタサライが、ホームにカラギュムリュックを迎えた。ガラタサライは、この試合に0:2で敗れ、トルコ杯からの敗退が決まった。この結果、カラギュムリュックが、準決勝に、その名を刻むことになった。

 トルコ杯準々決勝で、ガラタサライとカラギュムリュックが対峙した。ガラタサライがホームに迎えたカラギュムリュックに0:2のスコアで敗れてしまった。その結果、カラギュムリュックが、トルコ杯準決勝でトラブゾン・スポルと対峙することになった。

                 試合経過

 前半6分、カラギュムリュックが先制した。中盤で、ソフィアン・フェグリが、ライアン・メンデスにパスを出した。そのライアン・メンデスが、ダイレクトでボールをマルカオに回した。すると、マルカオが、ペナルティエリアに持ち込み、左足一閃、シュートを放つと、これが、ガラタサライのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同9分、左サイドでボールを得たデリック・ケーンが、ファーサイドのゴールポストに向けセンタリングを入れると、そのボールがテテに渡った。そのテテが、至近距離からシュートを放ったが、GKエムレ・ビルギンがコーナーキックに替えた。
 同25分、右サイドでボールを得たジャン・ケレシュがペナルティエリア近くまで持ち込み、シュートを放った。だが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同32分、ケレム・アクテュルコウルが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、ファーサイドのゴールポスト際にいたアブドゥルケリム・バルダクチュがヘディングシュートを試みた。だが、ボールは、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同44分、セルジオ・オリヴェイラとベルカン・クトゥルがパス交換をしながら、ペナルティエリアへと上がって行った。そして、ペナルティエリアに近づいたベルカン・クトゥルが、右サイドにいたテテにパスを送った。そのテテが、GKと1対1となったところからシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。そして、前半は、カラギュムリュックが0:1とリードを保ち終わった。
 後半4分、デリック・ケーンからボールを奪ったライアン・メンデスが、ゴール右斜め前からペナルティエリア内に持ち込み、強いシュートを放つも、ボールは、サイドネットの外側に吸い込まれただけだった。
 同25分、ディフェンスの裏に放り込まれたボールに反応して動き出したケヴィン・ラサーニャが、ペナルティエリア近くまで持ち込み、パスを左サイドにいたライアン・メンデスに回した。そのライアン・メンデスが、ペナルティエリア・ライン近くからシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同32分、相手陣内半ばでボールを得たデリック・ケーンが、ペナルティエリアの外ゴール僅か左斜め前から強烈なシュートを放つも、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同39分、カラギュムリュックが、点差を2に拡げた。右サイドでボールを得たエムレ・モルが、ドリブルで前進して、ペナルティエリア・ライン近くのやや左側にいたライアン・メンデスにボールを出した。そのライアン・メンデスが、インサイドキックでダイレクトでシュートを放つと、ガラタサライのゴールネットが揺れたのだった。0:2。そして、試合は、カラギュムリュックが0:2の優位を保ち終わった。

【ガラタサライ】ギュナイ・ギュヴェンチ=カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、デリック・ケーン=セルジオ・オリヴェイラ(後半1分:ケレム・デミルバイ)、ベルカン・クトゥル(後半13分:カルロス・ヴィニシウス)=テテ(後半1分:ドリース・メルテンス)、ケレム・アクテュルコウル(後半28分:ルカス・トレイラ)、ヴィルフリート・ザハ(後半37分:ダヴィンソン・サンチェス)=バルシュ・アルペル・ユルマズ
【カラギュムリュック】エムレ・ビルギン=フレデリック・ヴェセリ、ダヴィデ・ビラッシ、フェデリコ・チェチェリーニ、エミル・ティンティシュ=ソフィアン・フェグリ(後半35分:フラヴィオ・パオレッティ)=ジャン・ケレシュ(後半14分:エムレ・モル)、アンドレア・ベルトラッツィ(後半14分:ディミトリス・クルベリス)、ヴァレンティン・エイセリッチ(後半38分:サリフ・ドゥルスン)、ライアン・メンデス=マルカオ(後半14分:ケヴィン・ラサーニャ)



トラブゾン・スポル、トルコ杯準決勝に進出(TRT+アクシャム紙補綴 24. 2.29)

エディン・ヴィスチャ(トラブゾン・スポル公式HP) バティスタ・メンディ、ジョアオ・フィゲレイド、エニス・バルディ(左から)(ハベル・テュルク紙)  トラブゾン・スポルが、トルコ杯準々決勝でホームに迎えたバシャクシェヒル・スポルを1:0でくだし、その名を準決勝に刻んだ。

 トラブゾン・スポルが、トルコ杯準々決勝でバシャクシェヒル・スポルと対峙した。パパラ・パルクで行われたこの試合、トラブゾン・スポルが1:0で勝ち、準決勝に進出した。試合早々に優位に立ったトラブゾン・スポルだったが、好機を作りながらゴールには繋がらなかった。そして、前半はゴールの声は上がらなかった。後半は、トラブゾン・スポルが試合をコントロールし続け、求めていたゴールが、同12分にエディン・ヴィスチャから生まれた。残り時間では他のゴールは生まれず、アンカラ・グジュに次ぐ2番目の準決勝への進出クラブとなった。トラブゾン・スポルの準決勝の相手は、ガラタサライとカラギュムリュックの勝者となる。

                 試合経過

 前半5分、ペナルティエリアにボールを持ち込み、相手選手2人を相次ぎかわしたトレゼゲがシュートを放ったが、デジズ・ディルメンがボールを押さえた。
 同6分、左サイドからステファノ・デンスヴィルがパスを出すと、ペナルティエリアで走り込んで来たエニス・バルディがシュートを放つと、GKデニズ・ディルメンが、辛うじてコーナーキックに替えた。
 同30分、エニス・バルディが右サイドからパスを出すと、それに合わせて、ペナルティエリア内でトレゼゲがシュートを放ったが、ボールは僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同37分、右サイドからエディン・ヴィスチャがセンタリングを入れると、そのボールにポール・オヌアチュが触れ、ボールがトレゼゲへと流れた。だが、そのボールコースに入ったトレゼゲがシュートを打てず、トラブゾン・スポルは、惜しいゴール・チャンスを逸してしまった。そして、前半は0:0のまま終わった。
 後半12分、トラブゾン・スポルがゴールを決めた。ディフェンスがクリアしようとしたボールが、ペナルティエリア・ライン手前にいたエディン・ヴィスチャに渡り、そのエディン・ヴィスチャが相手選手をすり抜け、グランダーのシュートを放つと、GKデジズ・ディルメンの右を抜け、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットに収まった。1:0。
 同14分、トレゼゲの出したパスに合わせて、ペナルティエリア内でポール・オヌアチュがシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同22分、頭に打撲を受けたピッチに倒れ込んだポール・オヌアチュが、ピッチ上でメディカル・スタッフの治療を受けたが、プレー続行ができなかった。そのため、同23分、エニス・デスタンとの交替を余儀なくされた。
 同26分、エディン・ヴィスチャが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からシュートを放つも、GKデニズ・ディルメンが、しっかりと胸に収めた。
 同29分、右サイドからボールを持ち込み、相手選手をすり抜けたデニズ・テュルチがシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ウムト・ギュネシュ(後半36分:ケレム・シェン)、ベラト・オズデミル=エディン・ヴィスチャ(後半36分:タクシアルヒス・ファウンタス)、エニス・バルディ、トレゼゲ(後半32分:ペペ)=ポール・オヌアチュ(後半23分:エニス・デスタン)
【バシャクシェヒル・スポル】デニズ・ディルメン=エミルハン・イルクハン、ジェローム・オポク、ヤシン・ヤーウズ・ディレク、ルカス・リマ=ジョゼフ・デ・ソーーサ(後半37分:レオ・デュボア)=ジョアオ・フィゲレイド(後半17分:ダヴィッドソン)、オリヴィエ・ケメン、メフディ・アベイド(後半17分:ベルカン・オズジャン)、セルダル・ギュレル(後半17分:デニズ・テュルチ)=フィリップ・ケニー(後半26分:クルズィストフ・ピアテク)



ガラタサライ 2:1 アンタルヤ・スポル(ガラタサライ公式HP 24. 2.27)

ケレム・アクテュルコウル(ガラタサライ公式HP) サンデル・ファン・デ・シュトレーク(左)デリック・ケー(右)(スター紙)  ガラタサライは、トルコ・リーグ第27節で、アンタルヤ・スポルと対峙した。RAMSパルクで行われたこの試合、ガラタサライが2:1で制した。

 ガラタサライは、これで、トルコ・リーグで8連勝を成し遂げた。ガラタサライのゴールは、前半12分と45分に、ケレム・アクテュルコウルがあげたものだった。
 試合は、アンタルヤ・スポルの攻撃で始まったが、危険な場面を受け流したガラタサライは、ボールのコントロールを手に入れて行った。そして、相手陣内へと入り始めた。
 前半12分、テテが、ペナルティエリア内での攻防のあと、ヴィデオ判定システムでの確認後、PKが宣告され、ケレム・アクテュルコウルが、このPKを決めた。1:0。
 このゴールのあと、テテが、絶好機を活かすことができなかった。左サイドで、ボールを持って前へと進んだデリック・ケーンが、右サイドからペナルティエリア内へと入ったテテにパスを送った。しかし、テテは、GKと1対1となりながら、GKヘルトン・レイテを越えることができなかったのだ。
 同22分、アンタルヤ・スポルのサリッチの強烈なシュートは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。同33分、同点弾が生まれた。左サイドでボールを得たヤクブ・カウジンスキが、ダイレクトでセンタリングを入れると、自らスペースを作ったサンデル・ファン・デ・シュトレークがヘッドで合わせ、ガラタサライのゴールネットが揺れたのだった。1:1。
 同38分、カルロス・ヴィニシウスのヘディングシュートがゴールインしたが、その前にファウルを犯していたために、ゴールは取り消されてしまった。
 4分間の前半ロスタイムで、ガラタサライは、またしてもゴールをあげながら、オフサイド判定でゴールと認定されなかった。だが、ヴィデオ判定システムでの確認後、今度はゴールが認定された。右サイドでボールを得たバルシュ・アルペル・ユルマズがセンタリングを入れると、カルロス・ヴィニシウスのヘディングシュートが炸裂、それを、GKが防いだ。そのボールがケレム・アクテュルコウルの前に転がると、ケレム・アクテュルコウルの放ったシュートがゴールインしたのだった。だが、線審はオフサイド・フラッグを上げていた。しかし、ヴィデオ判定システムでの確認後、2:1となる勝ち越しゴールが認定されたのだった。そして、前半は、ガラタサライが2:1とリードしたまま終わった。
 後半は、相手に対し、より多くのプレッシャーをかけ、また、相手には僅かのチャンスしか与えないガラタサライの姿があった。テテとカーン・アイハンとの交替をして、後半は始まった。それに伴い、バルシュ・アルペル・ユルマズが右サイドで上に上がった。
 同3分、ケレム・デミルバイのパスを受けたカルロス・ヴィニシウスがシュートを試みるも、GKヘルトン・レイテがコーナーキックに替えた。このあと、アンタルヤ・スポルがガラタサライのゴールに迫った。サム・ラーションのシュートは、ムスレラが防いだ。
 同12分、左サイドでボールを持ちペナルティエリア内へと入ったデリック・ケーンが、相手選手のチェックを受けピッチに倒れた。主審はPKを指示した。しかし、このPKをケレム・アクテュルコウルが蹴ったが、ボールは上のバーを直撃してゴールとはならなかった。
 中盤での攻防が続いたあと、同25分、ヴィルフリート・ザハが、カルロス・ヴィニシウスと交替で投入された。同35分には、ケレム・デミルバイに替えて、ベルカン・クトゥルが入った。
 同38分、ドリース・メルテンスが大きなチャンスを掴みながら、それを活かせなかった。左サイドでボールを得たベルカン・クトゥルの出したパスを受けたドリース・メルテンスがペナルティエリア内へと持ち込み、ファーサイドのゴール隅を狙い放ったシュートだったが、ボールはサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同39分と40分に、アンタルヤ・スポルがガラタサライのゴールに迫った。だが、アンタルヤ・スポルはスコアを変えるに至らなかった。右サイドでボールを得たエムレ・ウズンが、ペナルティエリアの外からヤクブ・カウジンスキにパスを送った。だが、ヤクブ・カウジンスキの放ったシュートは、ディフェンスに当たり、コーナーキックに替わった。そのコーナーキックに合わせて、ギュライ・ヴラルがヘディングシュートを放つも、ボールは枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同43分、ルカス・トレイラとドリース・メルテンスに替えて、エユップ・アイドゥンとアブドゥルケリム・バルダクチュが投入された。そして、試合は、ガラタサライが、スコアの優位を保ち2:1で勝ったのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ、ダヴィンソン・サンチェス、ヴィクトール・ネルソン、デリック・ケーン=ケレム・デミルバイ(後半35分:ベルカン・クトゥル)、ルカス・トレイラ(後半42分:アブドゥルケリム・バルダクチュ)=テテ(後半1分:カーン・アイハン)、ドリース・メルテンス(後半43分:エユップ・アイドゥン)、ケレム・アクテュルコウル=カルロス・ヴィニシウス(後半25分:ヴィルフリート・ザハ)
【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・レイテ=エルドーアン・イエシルユルト、ヴェイセル・サル、バハドゥル・オズテュルク、ギュライ・ヴラル=ヤクブ・カウジンスキ=サンデル・ファン・デ・シュトレーク、ダリオ・サリッチ、ウフク・アキョル(後半32分:ラムズィ・サフリ)、サム・ラーション(後半28分:エムレ・ウズン)=アダム・ブクサ



トラブゾン・スポル 1:0 アダナ・デミル・スポル(フォトマッチ紙改 24. 2.26)

トレゼゲ(トラブゾン・スポル公式HP) ユスフ・エルドーアン、マリオ・バロテッリ、バティスタ・メンディ、エディン・ヴィスチャ(左から)(アクシャム紙)  トルコ・リーグ第27節で、トラブゾン・スポルが、アダナ・デミル・スポルをホームに迎えた。そして、トラブゾン・スポルは、前半21分に決まったトレゼゲのゴールで、アダナ・デミル・スポルを1:0でくだした。アダナ・デミル・スポルは、後半ロスタイム4分にホセ・ロドリゲスがレッドカードをもらった。

 この結果、トラブゾン・スポルは勝ち点を46に伸ばした。一方のアダナ・デミル・スポルは、同32に留まった。トラブゾン・スポルは、次節では、アランヤ・スポルとのアウェー戦を戦う。アダナ・デミル・スポルは、ホームにカラギュムリュックを迎える。

                 試合経過

 前半4分、エディン・ヴィスチャが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内にいたトマス・ムニエルが、それに合わせて、ヘディングシュートを放った。すると、GKシャクルディン・マゴメダリエフが、辛うじてコーナーキックに替えた。
 同5分、エディン・ヴィスチャが、再度、右コーナーキックを蹴ると、今度は、それに合わせて、ペナルティエリア・ライン上にいたバティスタ・メンディがシュートを試みた。今度は、GKシャクルディン・マゴメダリエフが倒れ込みながらも、ボールを確保した。
 同21分、トラブゾン・スポルが1:0と先制した。エディン・ヴィスチャが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア・ライン近くにいたエニス・バルディが、それに合わせてシュートを放ったが、ディフェンスに当たり跳ね返った。それを、前に詰めていたトレゼゲが捉え放ったシュートがゴールインしたのだった。
 同24分、エレン・エルマルがフリーキックを蹴り、内へと放り込むと、それに合わせて、ペナルティエリア内にいたエニス・バルディがシュートを放った。だが、ボールは、サイドバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同30分、エディン・ヴィスチャが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたトレゼゲが、それに合わせてシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。そして、前半は、トラブゾン・スポルが1:0とリードして終わった。
 後半10分、エディン・ヴィスチャからのパスに合わせて、ペナルティエリアのゴール右斜め前からエニス・バルディがグランダーのシュートを放つと、ボールは、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らした。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、その前にオフサイドがあったとして、ゴールは取り消された。
 同32分、エドゥアール・ミシュからのパスを受けたユスフ・バラシが、ペナルティエリアのゴール左斜め前から放ったシュートは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同33分、ミラド・ムハッマディが、左サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドにいたアバト・アイムベトフが、それに合わせてヘディングシュートを放ったが、ボールは、転がりながら枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同45分、エニス・バルディからのパスに合わせて、ペナルティエリアのゴール右斜め前からペペがグランダーのシュートを放つも、GKシャクルディン・マゴメダリエフが押さえた。そして、試合は、トラブゾン・スポルが1:0で制したのだった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ウムト・ギュネシュ、ベラト・オズデミル=エディン・ヴィスチャ(後半18分:ペペ)、エニス・バルディ(後半45分:ケレム・シェン)、トレゼゲ(後半38分:タクシアルヒス・ファウンタス)=エニス・デスタン(後半18分:ポール・オヌアチュ)
【アダナ・デミル・スポル】シャクルディン・マゴメダリエフ=ユーセル・アタル(前半34分:エドゥアール・ミシュ)、アンドリュー・ガラヴィヨン、セミフ・ギュレル、ミラド・ムハッマディ=エムレ・アクババ(後半116分:ホセ・ロドリゲス)、マエストロ=ユスフ・サル(後半30分:ユスフ・バラシ)、スティーブン・メンドーサ、ユスフ・エルドーアン(後半30分:アバト・アイムベトフ)=マリオ・バロテッリ(後半16分:ナニ)



フェネルバフチェ 2:1 カスムパシャ(フェネルバフチェ公式HP+ヒュリエット紙補綴 24. 2.25)

メルト・ハカン・ヤンダシュ(フェネルバフチェ公式HP) チャーラール・ソユンジュ(左)ヌノ・ダ・コスタ(右)(NTV)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第27節で、カスムパシャをホームに迎えた。フェネルバフチェは、0:1とリードされた試合を、後半19分のメルト・ハカン・ヤンダシュのゴール、同ロスタイム6分にミシー・バチューハイがPKを決めて、2:1で勝った。アウェーのカスムパシャのゴールは、後半13分にジャクソン・ポロゾが決めた。この勝利で、勝ち点を70に伸ばしたフェネルバフチェは、試合数が多いなかだが首位に立った。

 フェネルバフチェは、この火曜日に、トルコ杯でアンカラ・グジュとのアウェー戦を戦うことになっている。

                 試合経過

 前半12分、左サイドでボールを得たドゥサン・タディッチが、ファーサイドに向けセンタリングを入れると、それに合わせて、エディン・ジェコがヘディングシュートを放った。GKアリ・エムレが辛うじてパンチングで防ぐと、転がったボールを捉えたジェンギズ・ウンデルが、難しい位置取りからも、そのボールに触れたが、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同14分、右サイドで生まれたカスムパシャの攻撃で、ママドゥ・ファルが、ペナルティエリアの前のライン上に出したボールに対し、走り込んで来たアイタッチ・カラが強いシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同23分、フェネルバフチェが、左サイドでフリーキックを得た。ジェンギズ・ウンデルが、このフリーキックを蹴ると、そのコースに入ったアレクンデル・ジクがヘッドで合わせた。だが、ボールは、ゴールポストを逸れ外に出て行ってしまった。
 同35分、左サイドでボールを得たドゥサン・タディッチが、カスムパシャのペナルティエリアのいい位置にいたメルト・ハカン・ヤンダシュにパスを送った。それに合わせて、メルト・ハカン・ヤンダシュが、インサイドキックでシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同42分、カスムパシャが右コーナーキックを蹴ると、ゴールエリアで生まれた混戦のなか、ロレト・サディクがヘッドで内へとボールを入れると、それに合わせて、ゴール前で、ケネト・オメルノがヘディングシュートを放った。それを、GKリヴァコヴィッチが、辛うじてパンチングで防ぐと、最後は、ディフェンスが大きくクリアした。
 後半13分、アイタッチ・カラが、左コーナーキックを蹴ると、そのコースに入り、いいジャンプを見せたジャクソン・ポロゾのヘディングシュートが炸裂、ボールは、フェネルバフチェのゴール隅に収まった。0:1。
 同19分、カスムパシャのペナルティエリア前で得たフリーキックをメルト・ハカン・ヤンダシュが蹴った。そのボールが、カスムパシャのゴール隅に突き刺さった。1:1。
 同35分、ドゥサン・タディッチが、自陣からカスムパシャのディフェンスの裏に送ったボールに反応して動いたミシー・バチューハイが、ペナルティエリア内で、そのボールをコントロールした。そして、ゴール右斜め前からシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム5分、フェネルバフチェにフリーキックが与えられたが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、試合が止められた。ジハン・アイドゥン主審は、カスムパシャのユヌス・エムレ・ゲディクが、手でボールに触れていたとして、PKを宣告した。同ロスタイム6分、このPKを、ミシー・バチューハイが蹴ると、GKアリ・エムレの左に向かったところ、アリ・エムレは、これを防いだ。だが、転がったボールを捉えたミシー・バチューハイがゴールマウスに蹴り込んだのだった。2:1。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=フェルディ・カドゥオウル、アレクンデル・ジク、チャーラール・ソユンジュ、ヤイデン・オーステルヴォルデ=イスマイル・ユクセキ、ラデ・クルニッチ(後半15分:セバスティアン・シマンスキ)=ジェンギズ・ウンデル(後半15分:セルダル・ドゥルスン)、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半ロスタイム1分:ミハ・ザイッチ)、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半32分:ミシー・バチューハイ)
【カスムパシャ】アリ・エムレ・ヤナル=クラウディオ・ヴィンク、ケネト・オメルノ、ジャクソン・ポロゾ、ヤシン・オズジャン(後半33分:ユヌス・エムレ・ゲディク)=ロレト・サディク(後半33分:ギョクハン・ギュル)=モルタダ・ベン・ウアンヌ、ハリス・ハイラディノヴィッチ(後半41分:トラズィエ・トマス)、アイタッチ・カラ、ママドゥ・ファル(後半41分:ロシーニャ)=ヌノ・ダ・コスタ(後半ロスタイム1分:オーウルジャン・チャーラヤン)



サムスン・スポル、勝ち点3を3ゴールで獲得(TRT 24. 2.24)

リック・ファン・ドロンヘレン(サムスン・スポル公式Twitter) リック・ファン・ドロンヘレン(左)ミトハト・パラ(右)(チャイクル・リゼ公式HP)  サムスン・スポルが、トルコ・リーグ第27節で、ホームに迎えたチャイクル・リゼを3:0でくだした。

 サムスン5月19日スタジアムで行われたこの試合、サムスン・スポルが、勝ち点3で笑顔になった。サムスン・スポルに勝利を導いたゴールは、前半12分にリック・ファン・ドロンヘレン、後半9分にカルロ・ホルセ、同33分にはPKをオリヴィエ・エンチャムが決めた。この結果、サムスン・スポルは勝ち点を33に伸ばした。一方、これで、5試合、勝利から見放されることになったチャイクル・リゼは、同36に留まった。

                 試合経過

 前半12分、サムスン・スポルが先制した。ゼキ・ヤウルが、左サイドからペナルティエリアに向けセンタリングを入れると、アッティラ・モッチが大きくクリアできなかったボールが、リック・ファン・ドロンヘレンの前に転がった。それを捉えたオランダ人選手リック・ファン・ドロンヘレンが、グランダーの強いシュートを放つと、チャイクル・リゼのゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。
 同20分、アウェーのチャイクル・リゼがゴールに迫った。チャイクル・リゼに生まれた突然の攻撃で、タハ・シャヒンが、左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内でいいジャンプを見せたダル・ヴァレサノヴィッチがヘディングシュートを放ったが、GKオカン・コジュクがゴールを許さなかった。
 同28分、ホームのサムスン・スポルの攻撃で、ソネル・ギョヌルの放ったシュートともセンタリングともとれるボールを、GKタルク・チェティンが、際どいところでボールをクリアした。
 同45分、サムスン・スポルのディフェンスのミスを咎めて、ボールを得たイブラヒム・オラウォインのスルーパスに反応してボールを得たアルティン・ゼキリが、GKオカン・コジュクと1対1となった。そして、シュートを放ったが、GKオカン・コジュクは、ゴールライン際から防ぎ、コーナーキックに替えた。そして、前半は、サムスン・スポルが1:0と優位を持って終わった。
 後半9分、サムスン・スポルが、点差を2と拡げた。ホームのサムスン・スポルに突然訪れた攻撃で、マリウス・ムアンディルマジからのパスをペナルティエリア内で得たカルロ・ホルセが落ち着いて放ったシュートが、GKタルク・チェティンの傍らを抜け、チャイクル・リゼのゴールネットに収まったのだった。2:0。
 同17分、チャイクル・リゼが獲得した左コーナーキックを、カスパー・ホジャーが蹴り、ペナルティエリア内へと放り込むと、セイフェッティン・アヌル・ヤシャルが、ファーサイドに向け、ボールを落とした。そのボールにアッティラ・モッチが触れると、ボールは、上のバーを掠めて外に出て行ってしまった。
 同32分、サムスン・スポルがPKを決め、スコアを3:0とした。オリヴィエ・エンチャムの出したパスコースに入ったマリウス・ムアンディルマジが、ヘッドでボールに触れたとき、GKタルク・チェティンのチェックを受けピッチに倒れた。それを咎めたムラト・エルドーアン主審はPKを宣告した。そのPKをオリヴィエ・エンチャムが蹴ると、チャイクル・リゼのゴールネットが揺れたのだった。3:0。そして、試合は、サムスン・スポルが3:0で制したのだった。

【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル(後半38分:ハルキ・ムスタファ・タン)、ルボミル・サトカ、ファン・ドロンゲレン、ソネル・ギョヌル=ユセフ・アイ・ベナセル(後半35分:オスマン・チェリク)、フラヴィアン・テ(後半15分:タイラン・アンタルヤル)=カルロ・ホルセ、オリヴィエ・エンチャム、ベニト・ラマン(後半15分:アルボノル・ムジャ)=マリウス・ムアンディルマジ(後半35分:エルジャン・カラ)
【チャイクル・リゼ】タルク・チェティン=ムハッメト・タハ・シャヒン(後半36分:エライ・コルクマズ)、アッティラ・モッチ(後半36分:フスニッディン・アリクロフ)、アヌル・ヤシャル、カスパー・ホジャー(後半36分:ハリル・イブラヒム・ペフリヴァン)=ミトハト・パラ、イブラヒム・オラウォイン=ダヴィド・アキントーラ、ダル・ヴァレサノヴィッチ(後半16分:グスタヴォ・サウエル)、アルティン・ゼキリ(後半1分:アドルフォ・ガイチ)=マルティン・ミンチェフ



スパルタ・プラハ 4:1 ガラタサライ(ヒュリエット紙 24. 2.23)

トゥチ(スパルタ・プラハ公式Twitter) アブドゥルケリム・バルダクチュ(右)(スパルタ・プラハ公式Twitter)  ガラタサライが、UEFA欧州リーグのプレーオフ第1戦で、3:2で勝ったスパルタ・プラハに、その第2戦では4:1で敗れ、同リーグからの敗退が決まった。

 UEFA欧州リーグのプレーオフで、ガラタサライが、アウェーでスパルタ・プラハと対峙した。第1戦では3:2で勝っているガラタサライだったが、この第2戦では4:1で敗れ、UEFA欧州リーグからの敗退が決まった。この試合、早々に優位に立ったスパルタ・プラハは、前半8分にアンヘロ・プレシアードのゴールで先制したが、そのお返しが、同16分、アブドゥルケリム・バルダクチュからやって来た。ガラタサライは、後半25分にカーン・アイハンが、ヴィデオ判定システムでの確認後、レッドカードをもらってしまった。スパルタ・プラハは、同29分にトゥチのゴールで2:1とし、更に、同35分には、ルカーシュ・ハラスリンのゴールで点差を2と拡げ、そして、最後のゴールは、同ロスタイム6分にヤン・クフタから生まれた。

                 試合経過

 前半9分、カーン・カイリネンが、ディフェンスの裏に出したボールを得たアンヘロ・プレシアードが、GKムスレラと1対1となったところから放ったシュートが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。1:0。
 同16分、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からドリース・メルテンスがセンタリングを入れると、それに合わせて、ダヴィンソン・サンチェスがヘディングシュートを放ったところ、ボールは、ゴールポストから跳ね返ると、その跳ね返りのボールを捉えたアブドゥルケリム・バルダクチュのヘディングシュートが決まった。1:1。
 同20分、右サイドからドリース・メルテンスがパスを出すと、それを、ペナルティエリア内ゴール斜め前で得たケレム・アクテュルコウルが、走り込んで来てシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同43分、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだバルシュ・アルペル・ユルマズがシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンスに当たり、コーナーキックに替わった。
 後半14分、ペナルティエリアの外から、ドリース・メルテンスが、枠を見据えてシュートを試みたが、ボールは、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同25分、カーン・アイハンが、ルカーシュ・ハラスリンに対して執ったファウルに対し、ヴィデオ判定システム審判からの警告受けたあと、アンソニー・テイラー主審は、イエローカードを取り消し、レッドカードを出し、退場処分となってしまった。
 同29分、左サイドからペナルティエリアへと入れられたセンタリングに対し、トゥチがヘッドで合わせると、ゴールが生まれた。2:1。
 同35分、右サイドから放り込まれたロングパスに対し、ダヴィンソン・サンチェスが、ボールを逃すと、そのボールを得たルカーシュ・ハラスリンが放ったシュートがゴールインした。3:1。
 同ロスタイム6分、スピードに乗ったスパルタ・プラハの攻撃で、カジム・ラチからのパスを受けたヤン・クフタが、がら空きとなっていたゴールマウスに蹴り込んだ。4:1。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、ベルカン・クトゥル=ケレム・デミルバイ(後半30分:テテ)、ルカス・トレイラ(後半38分:カルロス・ヴィニシウス)=バルシュ・アルペル・ユルマズ、ドリース・メルテンス(後半17分:セルジオ・オリヴェイラ)、ケレム・アクテュルコウル(後半17分:ヴィルフリート・ザハ)=マウロ・イカルディ



アルトゥール・マスアク、驚かせる(フォトマッチ紙 24. 2.22)

アルトゥール・マスアク  ベシクタシュの故障者仲間に加わった最新の選手は、アルトゥール・マスアクだ。

 ベシクタシュの故障者に新たな仲間入りをした選手が出た。それは、アルトゥール・マスアク。アフリカ杯の戦いから戻ったあと、コンヤ・スポル戦で、再び、先発メンバーに名を連ねたコンゴ民主共和国のディフェンダー、アルトゥール・マスアクが練習に加わっていないのだ。膝に痛みを訴える30歳の経験豊かな左サイドバックのアルトゥール・マスアクは、治療のために休養を取らせた。アルトゥール・マスアクは、週末には準備ができているだろうと言われている。一方、故障の続いていたムスタファ・ハキモウル、ヤクプ・アルダ、タイフル・ビンギョルのの姿が、昨日の練習にはあった。



ガラタサライ、ディフェンス陣に変更を加える! それが、オカン・ブルク監督の選択(ファナティック紙 24. 2.21)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  ガラタサライでは、故障が治っていないカーン・アイハンは、昨日の練習にも姿を見せず、選手起用のプランに変更が迫られている。そのため、オカン・ブルク監督は、ディフェンスに新たなプランを用意している。

 アンカラ・グジュ戦の勝利後、1日の休暇を与えたガラタサライは、昨日、フロリヤ・メティン・オクタイ・グランドで行った午前中の練習で、スパルタ・プラハ戦に向けての準備を開始した。故障を抱えたままのカーン・アイハンの姿は、この練習にはなかった。カーン・アイハンを欠くということで、スパルタ・プラハ戦では、ディフェンス陣に変更があるものを看られている。右サイドバックに、バルシュ・アルペル・ユルマズを下げ、UEFAへの提出リストには入っていないデリック・ケーンの替りの左サイドバックには、ベルカン・クトゥルを持ってくることになるものと考えられる。ストッパーには、アブドゥルケリム・バルダクチュとダヴィンソン・サンチェスの2人が先行していると思える。ルカス・トレイラは、中盤の位置に戻ってくる。そのパートナーは、今回もケレム・デミルバイとなろう。バルシュ・アルペル・ユルマズを右サイドバックに引くということで、右サイドには、正にアンカラ・グジュ戦と同じく、テテを持ってくるだろう。ドリース・メルテンス、ケレム・アクテュルコウル、マウロ・イカルディについては変更しないだろう。そして、同監督は、ヴィルフリート・ザハ、カルロス・ヴィニシウスといった攻撃面でのジョーカーとなる選手を、スコアの状態を見ながら、後半にはピッチに送り込むことを考えている。



ベシクタシュ、コンヤ・スポルを後半に粉砕(ミリエット紙改 24. 2.20)

セミフ・クルチソイ(スター紙) ジェンク・トスン(左)アフメット・オウズ(右)(スター紙)  トルコ・リーグ第26節で、ベシクタシュとコンヤ・スポルが対峙した。試合は、テュプラシュ・スタジアムで行われた。そして、トゥガイ・カーン・ヌマノウル主審が、これを裁いた。試合は、ベシクタシュが、コンヤ・スポルを2:0のスコアでくだした。
 ベシクタシュのゴールは、後半4分にセミフ・クルチソイ、同26分にジェンク・トスンが決めた。この結果、ベシクタシュは勝ち点を43に伸ばしたのに対し、コンヤ・スポルは同25に留まった。

                 試合経過

 前半2分、エルネスト・ムチからのパスを受け、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入ったセミフ・クルチソイがシュートを放つも、GKヤクブ・スウォビィクがニアのゴールポストに向かったボールをコーナーキックへと叩き出した。
 後半4分、オヌル・ブルトがセンタリングを入れると、コンヤ・スポルのディフェンスが蹴ることができなかったボールが、ファーサイドにいたジェンク・トスンのもとへと流れた。ジェンク・トスンが、そのボールを捉えてシュートを放つと、ボールは、コンヤ・スポルのディフェンスに当たり、セミフ・クルチソイのもとへと転がった。そのセミフ・クルチソイがシュートを試みると、ボールは、GKヤクブ・スウォビィクが防ぎに入り、更に、コンヤ・スポルのディフェンダーがゴールライン際からクリアした。
 同4分、ベシクタシュが先制した。ショートコーナーを使ったあと、ミロト・ラシチャが、ボールを内へと蹴り込んだ。そのボールに合わせて、ペナルティエリア内にいたセミフ・クルチソイがヘディングシュートを放つと、これが、コンヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同19分、アルトゥール・マスアクが、左サイドからセンタリングを入れると、コンヤ・スポルのディフェンスが大きくクリアしようとしたボールが、ペナルティエリアの外にいたアリ・モハメド・アル=ムスラティの前に転がった。そのアリ・モハメド・アル=ムスラティが、ダイレクトで放ったシュートは、ディフェンスに当たり、GKヤクブ・スウォビィクが、際どいところでコーナーキックに替えた。
 同26分、ベシクタシュが点差を2と拡げた。ミロト・ラシチャの出したパスを、ペナルティエリアの僅か内で得たエルネスト・ムチがシュートを放つと、ボールは、GKヤクブ・スウォビィクからこぼれた。それを、詰めていたジェンク・トスンが、足の先で捉えたシュートを放つと、コンヤ・スポルのゴールネットに収まったのだった。2:0。
 同40分、セミフ・クルチソイの出したパスを受け、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入ったエルネスト・ムチが、左足一閃、シュートを放つも、ボールは枠を逸れ外に出て行ってしまった。そして、試合では、他のゴールは生まれず、ベシクタシュがコンヤ・スポルを2:0でくだしたのだった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、ネジプ・ウイサル、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=アリ・モハメド・アル=ムスラティ、ジェドソン・フェルナンデス(後半ロスタイム3分:デミル・エゲ・トゥクナズ)=ミロト・ラシチャ(後半36分:ラシド・ゲザル)、エルネスト・ムチ(後半41分:サリフ・ウチャン)、ジェンク・トスン(後半35分:ヴァンサン・アブバカル)=セミフ・クルチソイ(後半ロスタイム3分:バクティヤール・ザイヌトディノフ)
【コンヤ・スポル】ヤクブ・スウォビィク=アフメット・オウズ、ウーウルジャン・ヤズール、フィリップ・ダミヤノヴィッチ、シチャ・ギレルメ=ソネル・ディクメン、スティーヴン・エンゾンジ=ルーカ・プリブ(後半36分:オーウルジャン・ウリュギュン)、アレクサンドゥル・チカルダウ、ワロン・エテミ(後半23分:アラッサーヌ・ンダオ)=スコル・チカレシ(後半23分:ブーリー・ジュニオール・サンブー)



ガラタサライ、アンカラ・グジュとのアウェー戦を大差で制す(ミリエット紙 24. 2.19)

ケレム・デミルバイを讃える(TRT) レナルド・ケパ(左)デリック・ケーン(右)(ミリエット紙)  トルコ・リーグ第26節で、ガラタサライが、アンカラ・グジュとのアウェー戦を0:3で制した。

 アンカラ・グジュが、トルコ・リーグ第26節で、ガラタサライと対峙した。エリャマン・スタジアムで行われたこの試合、アリ・シャンサラン主審が裁いた。そして、興奮に包まれた試合は、ガラタサライが0:3とリードしたまま終わった。ガラタサライのゴールは、前半13分にケレム・デミルバイ、同14分にダヴィンソン・サンチェス、同39分にPKによるゴールをマウロ・イカルディが決めた。この結果、ガラタサライは勝ち点を69に伸ばし、アンカラ・グジュは同29に留まった。

                 試合経過

 前半6分、ケレム・アクテュルコウルがコーナーキックを蹴ると、それに合わせて、テテがペナルティエリアの外からシュートを放つが、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥがボールを外に出した。
 同13分、ガラタサライにゴールが生まれた。ドリース・メルテンスが左コーナーキックを蹴り、ファーサイドにいたケレム・デミルバイがヘッドで合わせると、ボールは上のバーに当たりゴールインした。0:1。
 同14分、ガラタサライが点差を2と拡げた。右サイドで生まれたガラタサライの攻撃で、バルシュ・アルペル・ユルマズが内へと入れたボールに、ダヴィンソン・サンチェスが触れると、アンカラ・グジュのゴールネットが揺れたのだった。0:2。
 同27分、ドリース・メルテンスが右コーナーキックを蹴ると、ボールは、ケレム・アクテュルコウルの前に転がった。そのケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリアの外からシュートを放つも、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥが防いだ。
 同29分、右サイドで生まれたアンカラ・グジュの攻撃で、ステリオス・キッツォーが、至近距離から強いシュートを放つも、ムスレラがコーナーキックに替えた。
 同30分、左サイドで生まれたガラタサライの攻撃で、ケレム・アクテュルコウルからのパスを受けたマウロ・イカルディが、走り込んで来てシュートを放つも、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥが防いだ。
 同38分、ガラタサライがPKを獲得した。ドリース・メルテンスが、ペナルティエリア内でカズムジャン・カラタシュのチェックを受けピッチに倒れると、それを咎めて、アリ・シャンサラン主審がPKを宣告した。
 同39分、ガラタサライが点差を3と拡げた。PKを、マウロ・イカルディが蹴ると、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥが跳んだとは逆方向のゴール隅にボールは収まったのだった。0:3。そして、前半は、ガラタサライが0:3とリードしたまま終わった。
 後半15分、右サイドで生まれたホームのアンカラ・グジュの攻撃で、アリ・カーンがペナルティエリアの外からシュートを放つも、ボールは枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同21分、左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだデリック・ケーンからのパスを受けたマウロ・イカルディがゴールを決めた。が、アリ・シャンサラン主審は、その前にファウルがあったとしてゴールを認定しなかった。
 同31分、セルジオ・オリヴェイラが、遠い距離から強烈なシュートを放つと、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。そして、試合は、ガラタサライが0:3とリードを保ったまま終わった。

【アンカラ・グジュ】バハドゥル・ハン・ギュンドードゥ=ステリオス・キッツォー、ウロス・ラダコヴィッチ、ニハド・ムジャキッチ、カズムジャン・カラタシュ(後半1分:トルガ・ジエルジ)=アリ・カーン・ギュネレン、ペドリーニョ(後半33分:クリスティアン・バッソゴグ)、エフカン・ベキロウル(後半1分:メルト・チェティン)=レナルド・ケパ(後半21分:タソス・ハツィギオヴァニス)、アリ・ソウ、リカルド・サポナラ(後半1分:オリンピウ・モルタン)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半38分:アリ・トゥラプ・ビュルビュル)、ヴィクトール・ネルソン、ダヴィンソン・サンチェス、デリック・ケーン=ケレム・デミルバイ(後半16分:ヴィルフリート・ザハ)、ベルカン・クトゥル=テテ、ドリース・メルテンス(後半16分:セルジオ・オリヴェイラ)、ケレム・アクテュルコウル(後半30分:エユップ・アイドゥン)=マウロ・イカルディ(後半30分:カルロス・ヴィニシウス)



チャイクル・リゼ 1:3 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 24. 2.18)

セルダル・ドゥルスンを讃える(フェネルバフチェ公式HP) アッティラ・モッチ(左)メルト・ハカン・ヤンダシュ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第26節で、チャイクル・リゼとのアウェー戦を戦った。

 チャイクル・ディディ・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェは、前半を0:1とリードを許した試合を、後半にあげたゴールで1:3で勝ち、勝ち点を67に伸ばし、試合数が多い中だが首位に立った。フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、後半3分にセルダル・ドゥルスン、同20分にエディン・ジェコ、同ロスタイム3分にイルファン・ジャン・カフヴェジが決めた。なお、フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第27節では、2月24日(土)にカスムパシャをホームに迎える。

                 試合経過

 前半13分、相手選手をかわしながら前進したセバスティアン・シマンスキが出したパスに合わせてエディン・ジェコがシュートを放つと、ボールは、アッティラ・モッチからこぼれたところを、GKタルク・チェティンが、横っ飛びになり、コーナーキックに替えた。
 同23分、カスパー・ホジャーのスルーパスを受け、ペナルティエリア・ライン上でフェネルバフチェの選手をかわしたイブラヒム・オラウォインがグランダーのシュートを試みると、GKリヴァコヴィッチが右に跳んでコーナーキックに替えた。
 同27分、ジョンジョ・シェルビーが、ペナルティエリア・ライン上に向け出したボールを、ダヴィド・アキントーラがヘッドで、ディフェンスの裏に浮かした。それに合わせて、いい動きを見せたマルティン・ミンチェフがスライディングをしながら放ったシュートが、フェネルバフチェのゴールネットに収まった。1:0。
 後半3分、フェネルバフチェが同点に追いついた。イルファン・ジャン・カフヴェジが、右サイドからペナルティエリア内へと送った高く上がったセンタリングに対し、そのコースに入ったセルダル・ドゥルスンが、スライディングをしながら放ったシュートがゴールインしたのだった。1:1。
 同20分、メルト・ハカン・ヤンダシュが左サイドからペナルティエリアにセンタリングを入れると、それに合わせて、セルダル・ドゥルスンがヘディングシュートを放った。だが、GKタルク・チェティンが倒れ入れ込みながらもパンチングで防いだ。
 同21分、メルト・ハカン・ヤンダシュのスルーパスに反応して、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入ったエディン・ジェコの放った強烈なシュートが、GKタルク・チェティンからこぼれゴールインした。1:2。
 同31分、ドゥサン・タディッチがペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、エディン・ジェコが、ゴール右斜め前から走り込んで来てシュートを放つも、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム3分、ドゥサン・タディッチが、左サイドからペナルティエリアへセンタリングを入れた。それに合わせて、ファーサイドにいたイルファン・ジャン・カフヴェジが、それに合わせて、左足のインサイドでヴォレーシュートを放つと、アッティラ・モッチが防ごうとしたが、ボールは、チャイクル・リゼのゴールネットを揺らしたのだった。1:3。

【チャイクル・リゼ】タルク・チェティン=ムハッメト・タハ・シャヒン、アッティラ・モッチ、エミルハン・トプチュ、カスパー・ホジャー=ジョンジョ・シェルビー、ムアッメル・サルカヤ(後半24分:ダル・ヴァレサノヴィッチ)=ダヴィド・アキントーラ(後半24分:アドルフォ・ガイチ)、イブラヒム・オラウォイン、ベンフル・ケセル(前半28分:アルティン・ゼキリ)=マルティン・ミンチェフ(後半32分:ミトハト・パラ)
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=フェルディ・カドゥオウル(後半ロスタイム4分:メルト・ミュルドゥル)、アレクンデル・ジク、チャーラール・ソユンジュ、ヤイデン・オーステルヴォルデ=イスマイル・ユクセキ、ラデ・クルニッチ(後半1分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)=ジェンギズ・ウンデル(後半1分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、セバスティアン・シマンスキ(後半1分:セルダル・ドゥルスン)、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半35分:レオナルド・ボヌッチ)



金角湾ダービーに勝者は出ず、カスムパシャ 1:1 カラギュムリュック(フォトマッチ紙+ソズジュ紙補綴 24. 2.17)

ギュヴェン・ヤルチュンのシュート(ミリエット紙) ママドゥ・ファル(左)ライアン・メンデス(右)(スター紙)  トルコ・リーグ第26節で、カスムパシャとカラギュムリュックが対峙した。金角湾ダービーとなったこの試合、1:1の引き分けに終わった。

 トルコ・リーグ第26節の開幕試合となった、この難しい金角湾ダービーは、1:1の引き分けに終わった。この試合に早々に優位に立ったカスムパシャが、前半11分に、ヌノ・ダ・コスタのゴールで先制した。アウェーのカラギュムリュックは、ここ数節、ゴールを決めているヴァレンティン・エイセリッチが、同38分にゴールを決め、この試合のスコアを決した。勝ち点を39に伸ばしたカスムパシャは5位に、同28としたカラギュムリュックは14位となった。

                 試合経過

 前半4分、左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだライアン・メンデスが、グランダーのセンタリングを入れると、ペナルティエリアのゴール前で、エムレ・モルが滑り込みながらシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同10分、右サイドからフリーキックが蹴られると、ペナルティエリア内にいたケネト・オメルノが、それに合わせてヘディングシュートを放ったが、GKサルヴァトーレ・シリグがコーナーキックに替えた。
 同11分、カスムパシャが先制した。ハリス・ハイラディノヴィッチが右コーナーキックを蹴り、ニアサイドにボールを送ると、それに合わせて、ヌノ・ダ・コスタがヘディングシュートを放つと、ボールはファーのゴール隅に入ったのだった。1:0。
 同38分、カラギュムリュックが同点に追いついた。右サイドからのスローインでボールを得たギュヴェン・ヤルチュンがヒールで出したパスを受けたヴァレンティン・エイセリッチが、ペナルティエリアで放ったシュートが、カスムパシャのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 同41分、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだライアン・メンデスが、右足を使いセンタリングを入れると、それが直でゴールに向かったが、僅かに枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。そして、前半は1:1の同点で終わった。
 後半12分、右サイドからエムレ・モルがセンタリングを入れると、それに合わせて、ライアン・メンデスがヘディングシュートを放つも、アリ・エムレ・ヤナルが外に出した。
 同35分、中盤から始まった攻撃で、ペナルティエリアのゴールやや右斜め前でディフェンダーからこぼれたボールが目の前に転がって来たクラウディオ・ヴィンクが強いシュートを放つと、これがゴールインした。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け映像確認を行ったカディル・サーラム主審は、手が使われていたとして、ゴールを取り消した。そして、試合は1:1のまま終わりを迎えた。

【カスムパシャ】アリ・エムレ・ヤナル=クラウディオ・ヴィンク、ケネト・オメルノ、ジャクソン・ポロゾ、ヤシン・オズジャン(後半42分:エムレ・ゲディク)=ギョクハン・ギュル(後半16分:ロレト・サディク)=オーウルジャン・チャーラヤン(後半30分:ロシーニャ)、ハリス・ハイラディノヴィッチ、アイタッチ・カラ、ママドゥ・ファル=ヌノ・ダ・コスタ
【カラギュムリュック】サルヴァトーレ・シリグ=ナズム・サンガレ、ダヴィデ・ビラッシ、サリフ・ドゥルスン、ミュニル・レヴェント・メルジャン=ディミトリス・クルベリス、アンドレア・ベルトラッツィ(後半27分:マルクス・ロ−デン)=エムレ・モル(後半33分:ジャン・ケレシュ)、ヴァレンティン・エイセリッチ、ライアン・メンデス=ギュヴェン・ヤルチュン(後半33:ケヴィン・ラサーニャ)



ガラタサライ、スパルタ・プラハを後半ロスタイム1分に粉砕、ムスレラが立ちはだかり、マウロ・イカルディが決めた(ソズジュ紙 24. 2.16)

マウロ・イカルディ(ソズジュ紙) ドリース・メルテンス(前)(スター紙)  ガラタサライは、ホームに迎えたスパルタ・プラハを、後半ロスタイム1分にマウロ・イカルディが決めたゴールで3:2でくだした。欧州リーグ・プレーオフ第1戦では、2枚のレッドカードが出された。後半の5分間に3ゴールが生まれたこの試合、両チームともに10人で試合を終えることになったが、試合終盤に好セーヴを見せたムスレラと、1ゴール2アシストを記録してヒーローとなったマウロ・イカルディが、強い印象を残すことになった。

 欧州リーグ16強の戦いに向けてのプレーオフで、スパルタ・プラハをホームに迎えたガラタサライは、2枚のレッドカードが出された試合で、フェルナンド・ムスレラが、後半45分に見せたスーパーセーヴで息を繋ぎ、同ロスタイム1分にはマウロ・イカルディにスイッチが入り、3:2で勝った。
 この試合のゴールの幕開けを、前半19分に行ったケレム・デミルバイの見事なミサイル弾が、ガラタサライの先制点となった。前半をリードして終えたガラタサライだったが、後半2分に、アンヘロ・プレシアードのゴールを防ぐことができなかった。
 ドリース・メルテンスのゴールで、同15分に2:1と勝ち越したガラタサライだったが、同17分に、ヴィクトール・ネルソンがレッドカードをもらい10人になってしまった。スパルタ・プラハは、同20分に、ヤン・クフタのゴールでコアを2:2とした。スパルタ・プラハは、左サイドのマチェイ・リネシュが、この日2枚目のイエローカードをもらい、こちらも10人になってしまった。
 同45分、フェルナンド・ムスレラが、1対1となったところで、スーパーなセーヴを見せた。そして、同ロスタイム1分、マウロ・イカルディが舞台に上がった。結果、ガラタサライが3:2で勝利を手にした。マウロ・イカルディは、これで、1ゴール2アシストを記録することになった。

                 試合展開

 試合の序盤、前からプレスをかけて試合に臨んだスパルタ・プラハが、ガラタサライのゴールを脅かす攻撃を見せた。前半の中ほどで、試合をコントロールするようになったガラタサライは、マウロ・イカルディがボールを散らし、いいプレーを見せることで、ゴールに迫り始めて行った。
 同19分、マウロ・イカルディの出したスルーパスに反応して、左サイドから動き出したケレム・デミルバイが、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入った。スペースがなかったにも拘わらず、強烈なシュートを放つと、その閉ざされたゴール隅に、ボールが突き刺さったのだった。ガラタサライは、このケレム・デミルバイのあげたゴールで、前半を1:0とリードして終わった。
 前半同様、後半もいい入り方をしたのはスパルタ・プラハの方だった。左右から攻撃を見せたスパルタ・プラハは、セットプレーからゴールを決めた。ペナルティエリア内へと放り込まれたボールがペナルティエリアの外へと開かれたところに合わせて、アンヘロ・プレシアードがシュートを放つと、きれいなゴールが生まれ、スコアは1:1となった。
 試合のテンポが落ちた時間帯に、ドリース・メルテンスが舞台に上がり、ガラタサライが2:1とリードすることになるゴールを決めた。ペナルティエリアの外ゴール右斜め前でボールを得たドリース・メルテンスが放ったシュートが、相手ディフェンダーに当たりゴールが生まれ、ガラタサライは、同15分に勝ち越したのだった。
 しかし、このゴールの1分後、ガラタサライのディフェンスの裏に放り込まれたボールに対し、ヴィクトール・ネルソンが相手選手を、ペナルティエリアの外でファウルで止めたためレッドカードをもらってしまった。ガラタサライは、同17分に10人になってしまった。そして、同20分に、スパルタ・プラハは同点に追いついた。右サイドから入れられたセンタリングに対し、PKポイント辺りでいいジャンプを見せたヤン・クフタのヘディングシュートが炸裂、2:2となってしまった。
 ガラタサライは10人になっても、スパルタ・プラハのゴールに負荷をかけていると、同35分、スパルタ・プラハのも10人になってしまった。バルシュ・アルペル・ユルマズとのマッチアップのなか、肘を使うというファウルを犯したマチェイ・リネシュが、この日2枚目のイエローカードをもらい退場処分となったのだ。ガラタサライのオカン・ブルク監督は、同39分に、初めて攻めの姿勢を示した。ケレム・アクテュルコウルとケレム・デミルバイをさげ、テテとヴィルフリート・ザハを投入した。
 同45分、ガラタサライのディフェンスの数が少ないのを咎めたスパルタ・プラハが、カーン・カイリネンのスルーパスに反応して、ゴール右斜め前でGKと1対1となったトマーシュ・ヴィエスネルが、ペナルティエリアへ持ち込むやシュートを放つも、ムスレラがゴールを許さなかった。
 同ロスタイム1分、ガラタサライのゴールゲッターのマウロ・イカルディが舞台に立った。バルシュ・アルペル・ユルマズからのパスをペナルティエリア内で得たマウロ・イカルディが、ファーのゴール隅を狙った素晴らしいシュートを放つと、スパルタ・プラハのゴールネットが揺れたのだった。3:2。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン(後半10分:アブドゥルケリム・バルダクチュ)、ヴィクトール・ネルソン、ダヴィンソン・サンチェス、ベルカン・クトゥル=ルカス・トレイラ(後半ロスタイム1分:タンギ・エンドンベレ)、ケレム・デミルバイ(後半39分:ヴィルフリート・ザハ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ、ドリース・メルテンス(後半ロスタイム1分:カルロス・ヴィニシウス)、ケレム・アクテュルコウル(後半39分:テテ)=マウロ・イカルディ



トラブゾン・スポル、ポール・オヌアチュとニコラス・ペペが戻ってくる(ミリエット紙 24. 2.15)

ポール・オヌアチュ(TRT) ニコラス・ペペ  トラブゾン・スポルでは、全ての目が、ポール・オヌアチュとニコラス・ペペに注がれている。ナイジェリア代表とコートジボワール代表が決勝で相まみえたアフリカ杯終了後、特別休暇を与えられていた両選手が、金曜日にトラブゾン入りするというからだ。

 ハタイ・スポルに勝ち、悪い流れに終止符を打ったトラブゾン・スポルは、トルコ・リーグ第26節で、この日曜日に、アウェーでペンディク・スポルと戦う。ポール・オヌアチュとニコラス・ペペは、事故でも起こらない限り、金曜日と土曜日のチーム練習には、その姿があるものと考えられている。アブドラハ・アヴジュ監督が、正に帰りを待っていた2人の選手は、ペンディク・スポル戦にはメンバー入りすると考えられている。
 一方、トラブゾン・スポルは、昨日は休暇が与えられていた。そして、今日行われる練習で、ペンディク・スポル戦に向けての準備が続けられる。



ガラタサライ、ムスレラに対しての決断! 新たなオファー(フォトマッチ紙 24. 2.14)

フェルナンド・ムスレラ(フォトマッチ紙)  ヨーロッパのカップ戦、及びトルコ・リーグで、満足の行く歩みを見せているガラタサライの目は、今季で契約が満了する選手に向けられている。ガラタサライのフロントは、13年目に入っているウルグアイ人GKフェルナンド・ムスレラに関する動きを見せ出している。

 2011年にガラタサライ入りして、13年目に入っているフェルナンド・ムスレラとの契約は、今季末で満了する。サッカー人生をガラタサライで続けたいと、篤く考えている37歳になっているフェルナンド・ムスレラも、オファーを待っている。フロントも、コーチ陣も、この問題については、何ら歩みを見せていないにせよ、近々、交渉を始めるものと思われている。ガラタサライのフロントは、250万EUROの年俸を得ているフェルナンド・ムスレラに対し、大幅な減俸を求めることになるだろう。なお、フェルナンド・ムスレラは、ガラタサライでは492試合に出場して、ここまで15回の優勝に貢献してきた。



トラブゾン・スポル 2:0 ハタイ・スポル(フォトマッチ紙改 24. 2.13)

フィサヨ・デレ・バシル、バティスタ・メンディ、レジェプ・ブラク・ユルマズ、ジェマリ・セルテル(左から)(スター紙) トレゼゲ(トラブゾン・スポル公式Twitter)  トラブゾン・スポルとハタイ・スポルが、トルコ・リーグ第25節で対峙した。この難しい試合を2:0で制したトラブゾン・スポルは、勝ち点3を獲得した。トラブゾン・スポルに5試合ぶりの勝利を導いたゴールは、エニス・バルディとトレゼゲから生まれた。

 トルコ・リーグ第25節で、トラブゾン・スポルが、ホームに迎えたハタイ・スポルを2:0で退けた。トルコ・リーグの後半を、相次ぐ敗戦で、悪い始まり方をしたトラブゾン・スポルは、この結果、5試合ぶりに勝利にありついた。これで、トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグでの勝ち点を40に伸ばしたのに対し、一方のハタイ・スポルは同28に留まった。なお、この試合、移籍解禁期間に、トラブゾン・スポルが唯一獲得したベルギー人選手トマス・ムニエルが、初めて先発メンバー入りした。ゲンチレル・ビルリーイ戦で、後半の冒頭から、メフメット・ジャン・アイドゥンに替り起用されたトマス・ムニエルが、今回は、メフメット・ジャン・アイドゥンに替わり先発で起用されたのだ。

                 試合展開

 前半9分、左サイドで生まれたトラブゾン・スポルの攻撃で、ゴールライン際まで進んだトレゼゲが、ペナルティエリアへ向けセンタリングを入れると、それに合わせてエレン・エルマルが足を出したが、エルジェ・カルデシュレルがコーナーキックに替えた。
 同34分、トレゼゲが、ペナルティエリアのゴール左斜め前からシュートを放つと、ボールは、GKエルジェ・カルデシュレルを抜けたが、上のゴールポストに当たりピッチに跳ね返った。そのボールを捉えたエニス・バルディが仕上げを行おうとして放ったシュートは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同45分、エニス・バルディが、ペナルティエリアのゴール左斜め前から蹴ったフリーキックを、GKエルジェ・カルデシュレルがパンチングで防いだ。ピッチに跳ね返ったボールを、ディフェンダーが大きくクリアした。そして、前半は、両者無得点のままで終わった。
 後半4分、トラブゾン・スポルが先制した。右サイドでボールを持ち前進したトマス・ムニエルが、ペナルティエリアへセンタリングを入れると、それに合わせてトレゼゲが放ったヘディングシュートが炸裂、ハタイ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 同15分、エディン・ヴィスチャが、右サイドで持ち込んだボールを、ペナルティエリアへと入れた。そのボールを捉えたエニス・バルディがシュートを試みたが、GKエルジェ・カルデシュレルがコーナーキックに替えた。
 同16分、エディン・ヴィスチャが右コーナーキックを蹴ると、それに合わせて、エニス・バルディがヘディングシュートを放ったが、ハタイ・スポルのディフェンダーがゴールライン際からクリアしてしまった。
 同24分、エニス・バルディが左コーナーキックを蹴ると、それに合わせてエニス・デスタンがヘディングシュートを放つも、GKエルジェ・カルデシュレルがパンチングで防いだ。
 同32分、トラブゾン・スポルが、点差を2と拡げた。エニス・デスタンのパスでボールを得たエニス・バルディが、ペナルティエリアの外から放ったグランダーの強いシュートが、ハタイ・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。2:0。
 同ロスタイム1分、アブドゥルカディル・パルマクが、ペナルティエリアの外からシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルがキャッチした。そして、試合は、ホームのトラブゾン・スポルが、2:0の優位を保ち終わった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、ホアキン・フェルナンデス(後半26分:ウムト・ギュネシュ)、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=バティスタ・メンディ、ベラト・オズデミル=エディン・ヴィスチャ(後半44分:ギョクタン・ギュルプズ)、エニス・バルディ(後半44分:ケレム・シェン)、トレゼゲ(後半38分:タクシアルヒス・ファウンタス)=エニス・デスタン(後半44分:ウムト・ボゾク)
【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=キャーミル・アフメット・チョレクチ(後半28分:ルイ・ペドロ)、ガイ・マルセリン・キラマ、レジェプ・ブラク・ユルマズ、ジェマリ・セルテル=マッサンガ・マトンド(後半42分:メフディ・ブージェマー)、ギョルケム・サーラム(後半17分:アブドゥルカディル・パルマク)=カルロス・ストランベル(後半17分:オメル・ファルク・ベヤズ)、フィサヨ・デレ・バシル、リゴベルト・リヴァス=ハリル・デヴィショウル(後半28分:ジェルソン・フェルナンデスレナト・ダダショフ)



フェネルバフチェ 2:2 アランヤ・スポル(フェネルバフチェ公式HP 24. 2.12)

エディン・ジェコ(上)オウズ・アイドゥン(下)(アクシャム紙) レロイ・フェル(左)チャーラール・ソユンジュ(右)(アランヤ・スポル公式HP)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第25節で、アランヤ・スポルと2:2で引き分けた。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェのゴールは、後半4分にPKをドゥサン・タディッチが、同14分にエディン・ジェコが決めた。アウェーのアランヤ・スポルは、前半12分と後半18分にロイデ・アントニオ・アウグストが決めた。なお、フェネルバフチェは、次の土曜日に、チャイクル・リゼとアウェー戦を戦う。

                 試合経過

 前半7分、ドゥサン・タディッチのパスを、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たジェンギズ・ウンデルが狙いすましたシュートを放つも、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。
 同12分、カルロス・エドゥアルドが、アレクンデル・ジクのチェックを受けたが、パスをオウズ・アイドゥンにパスを出した。そのオウズ・アイドゥンが、いい位置にいたピオネ・シストにボールを回した。ピオネ・シストがPKポイントからシュートを放つと、ボールは、GKリヴァコヴィッチから跳ね返った。ゴール左斜め前にいたロイデ・アントニオ・アウグストが、そのボールを捉え、落ち着いてシュートを放つと、ゴールが決まった。0:1。
 同18分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たフリーキックを、ジェンギズ・ウンデルが蹴った。PKポイントに向け跳んだ強いボールを、ドゥサン・タディッチが走り込んできてシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同24分、ドゥサン・タディッチがセンタリングを入れると、ディフェンダーがクリアしようとしたボールが、ペナルティエリア・ライン上にいたクルニッチのもとに流れた。そのクルニッチがパスを出すと、そのボールを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たジェンギズ・ウンデルがシュートを試みたが、GKエルトゥールル・タシュクランがゴールを許さなかった。
 後半2分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からフリーキックを蹴ると、ロイデ・アントニオ・アウグストがアレクサンデル・ジクに対して執った行為を咎めて、チャーダーシュ・アルタイ主審はPKを宣告した。
 同4分、このPKをドゥサン・タディッチが落ち着いて蹴ると、アランヤ・スポルのゴールネットが揺れた。1:1。
 同8分、中盤でボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジがペナルティエリアの外ゴール左斜め前まで持ち込み、ゴールエリアに向け動き出していたエディン・ジェコに向けセンタリングを入れた。走り込んで来たエディン・ジェコが、それに合わせてシュートを放ったが、GKエルトゥールル・タシュクランが、パンチングでコーナーキックに替えた。
 同14分、フェルディ・カドゥオウルから出たパスを、右サイドで得たメルト・ミュルドゥルがゴールエリアに向けセンタリングを入れると、ディフェンダーの間からいいジャンプを見せたエディン・ジェコのヘディングシュートが炸裂、アランヤ・スポルのゴールネットが揺れた。2:1。
 同18分、フロレント・ハデルジョナジからのパスを、右サイドで得たロイデ・アントニオ・アウグストが、ペナルティエリア・ライン上まで持ち込み、グランダーの強いシュートを放つと、ボールは、フェネルバフチェのゴール隅に突き刺さった。2:2。
 同32分、フェルディ・カドゥオウルから出たパスを、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たクルニッチが強いシュートを放つと、GKエルトゥールル・タシュクランが防いだが、ボールは上のバーに当たり、ピッチに跳ね返った。詰めていたイルファン・ジャン・カフヴェジが、至近距離からヘディングシュートを試みたが、GKエルトゥールル・タシュクランが、身体を伸ばしてコーナーキックに替えた。
 同36分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たフリーキックをジュレ・バルコヴェッチが蹴り、PKポイントに向け蹴った。絶好の位置取りをしていたフィダン・アリティが、それに合わせてヘディングシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。そして、試合は2:2の引き分けで終わった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、アレクンデル・ジク、チャーラール・ソユンジュ、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ(後半27分:ミシー・バチューハイ)、ラデ・クルニッチ=ジェンギズ・ウンデル(後半1分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半40分:ジョシュア・キング)
【アランヤ・スポル】エルトゥールル・タシュクラン=フロレント・ハデルジョナジ(後半35分:ユスフ・オズデミル)、ファーテフ・アクソイ(後半12分:フルカン・バユル)、フィダン・アリティ、ジュレ・バルコヴェッチ=リチャード・カンディード、レロイ・フェル=オウズ・アイドゥン、ピオネ・シスト(後半42分:ニコラ・ジャンヴィエ)、ロイデ・アントニオ・アウグスト=カルロス・エドゥアルド(後半41分:エフェジャン・カラジャ)



ガラタサライ 2:0 バシャクシェヒル・スポル(アクシャム紙改 24. 2.11)

バルシュ・アルペル・ユルマズ(TRT) ケレム・アクテュルコウル(左)オリヴィエ・ケメン(右)(スター紙)  トルコ・リーグ第25節で、ガラタサライは、ホームにバシャクシェヒル・スポルを迎えた。ガラタサライは、この試合の前半であげたゴールで、2:0で勝った。

 ガラタサライに勝利を導いたゴールは、前半25分にバルシュ・アルペル・ユルマズ、同31分にドリース・メルテンスが決めた。この結果、試合数が多い中だが首位に就いたガラタサライは、勝ち点を66とした。ガラタサライは、これで13試合連続不敗ということになった。また、ホームゲームでは、ここ30試合不敗が続くことにもなった。オカン・ブルク監督率いるガラタサライは、今季、ホームでは、未だ負け知らずで12連勝を遂げることにもなった。なお、この試合で、ガラタサライのケレム・アクテュルコウルとヴィクトール・ネルソンが故障を発生させ、プレー続行不可能となった。

                試合経過

 前半25分、ガラタサライが先制した。ムスレラがロングフィードしたボールが、ディフェンスのバからこぼれた。ボールを追いかけていたバルシュ・アルペル・ユルマズが、ペナルティエリア内でのルカス・リマとのマッチアップで、ボールを奪った。ゴールマウスを背負っていたバルシュ・アルペル・ユルマズは、身体を左に反転させ落ち着いてシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。1:0。
 同31分、ガラタサライが、点差を2と拡げた。バシャクシェヒル・スポルのディフェンスが前に出て、失ってしまったボールを得たバルシュ・アルペル・ユルマズが、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだ。密なるディフェンスのチェックを受けるなか、ボールは、ドリース・メルテンスの前に転がった。そのドリース・メルテンスがシュートを放つと、GKヴォルカン・ババジャンが両足を使いクリアした。その跳ね返りのボールを、ペナルティエリア・ライン上ゴール左斜め前で、再び得たドリース・メルテンスが、狙いを定めてシュートを放つと、これが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:0。
 同37分、ホームのガラタサライが、明らかなる好機をゴールに繋げることができなかた。ケレム・アクテュルコウルが、右サイドでレオ・デュボアから奪ったボールを持ち、スピードに乗りペナルティエリア内へと持ち込んだ。そして、ケレム・アクテュルコウルは、グランダーのボールで、ペナルティエリア内ゴール左斜め前にいたバルシュ・アルペル・ユルマズに送った。バルシュ・アルペル・ユルマズは、よりスペースがあったドリース・メルテンスにボールを回した。そのドリース・メルテンスが、いい位置取りで、ボールの背後から強いシュートを放つと、GKヴォルカン・ババジャンが、際どく、これを防ぎ、大きな危機を回避した。
 同41分、エミルハン・イルクハンのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったオリヴィエ・ケメンが、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入った。そして、シュートを放つと、それと同時に、前に出て角度を狭めたムスレラがコーナーキックに替えた。そして、前半は、ガラタサライが2:0とリードして終わった。
 後半8分、ペナルティエリア内ゴール左斜め前でボールを得たヴィルフリート・ザハが強烈なシュートを放った。GKヴォルカン・ババジャンは、右に倒れ込んで、ボールをキャッチした。
 同16分、相手ゴールにプレッシャーをかけるガラタサライは、ペナルティエリア内でボールを得たマウロ・イカルディが、連続的にフェイントをかけ前進した。スペースを失ったマウロ・イカルディの足からボールが離れたところ、それを捉えたドリース・メルテンスが、ボールを、背後のバルシュ・アルペル・ユルマズに預けた。そのバルシュ・アルペル・ユルマズがシュートを放つと、ボールは、GKヴォルカン・ババジャンからこぼれ、ゴールマウスに向かった。それを、間に合ったディフェンダーが、際どくゴールライン上からクリアした。
 同21分、バシャクシェヒル・スポルがゴールを決めたかに見えたが、ヴィデオ判定システム審判からの警告でゴールは取り消された。フィゲレイドが、左サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドにいたオリヴィエ・ケメンのヘディングシュートが炸裂、ボールは、カーン・アイハンに当たりゴールインしたのだった。ジハン・アイドゥン主審はゴールを宣告したが、ヴィデオ判定システムで確認後、オフサイドがあったとして、ゴールが取り消されたのだった。
 同ロスタイム8分、右サイドからペナルティエリアへボールを持ち込んだバルシュ・アルペル・ユルマズが、いい位置にいたカルロス・ヴィニシウスにパスを出した。そのカルロス・ヴィニシウスが、狙いすましたシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。そして、試合は2:0のスコアで、ガラタサライが制したのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン(後半14分:テテ)、ダヴィンソン・サンチェス、ベルカン・クトゥル=ルカス・トレイラ(後半42分:エユップ・アイドゥン)、ケレム・デミルバイ(後半42分:タンギ・エンドンベレ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ、ドリース・メルテンス(後半28分:カルロス・ヴィニシウス)、ケレム・アクテュルコウル(後半1分:ヴィルフリート・ザハ)=マウロ・イカルディ
【バシャクシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=レオ・デュボア(後半41分:ダニエル・アレクシッチ)、ジェローム・オポク、ウーセイヌ・バ、ルカス・リマ=ジョゼフ・デ・ソーーサ(後半24分:メフディ・アベイド)=デニズ・テュルチ、エミルハン・イルクハン、オリヴィエ・ケメン(後半41分:マフムト・テクデミル)、ジョアオ・フィゲレイド(後半24分:ダヴィッドソン)=クルズィストフ・ピアテク(後半24分:フィリップ・ケニー)



アダナ・デミル・スポル 1:3 カスムパシャ(ベイン・スポル+ヒュリエット紙&aスポル補綴 24. 2.10)

アイタッチ・カラ(NTV) ヌノ・ダ・コスタ(左)イスマイル・チョクチャリス(右)(ミリエット紙)  トルコ・リーグ第25節は、アダナ・デミル・スポルとカスムパシャとの一戦で幕が開いた。ここ数節の好成績で上昇を続けるカスムパシャが、アダナ・デミル・スポルを1:3でくだし、3連勝を遂げることになった。

 この結果、カスムパシャは、史上初めて、アダナ・デミル・スポルを、相手のホームグランドでくだすことになった。なお、この試合、サミ・ウーウル監督は出場停止のため、ベンチでの指揮を執れなかった。一方、2024年に入ってから、まだ勝てていないアダナ・デミル・スポルは、ここ15試合で僅かに1勝しかできていない。アダナ・デミル・スポルでは、長期に渡り、故障のため離脱をしていたマリオ・バロテッリが、13試合ぶりに出場した試合でゴールを決めた。この結果、勝ち点を38に伸ばしたカスムパシャは、試合数が多い中だが4位に上がったのに対し、同31に留まったアダナ・デミル・スポルは9位となった。

                 試合経過

 前半1分、アダナ・デミル・スポルの左サイドで生まれた攻撃で、ミラド・ムハッマディが、ゴールエリアに向けセンタリングを入れた。そのボールに、ユスフ・エルドーアンが触れると、GKアリ・エムレ・ヤナルがコントロールできず、ゴールインしてしまった。だが、そのプレーに、線審はオフサイド・フラッグを上げていた。
 同8分、アダナ・デミル・スポルのユスフ・エルドーアンが、ペナルティエリア・ライン上から強いシュートを放ったが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同13分、スティーブン・メンドーサのスルーパスを受け、ボールを得たエムレ・アクババが、ペナルティエリアでシュートを放つと、ボールは、GKアリ・エムレ・ヤナルを抜けたが、ファーサイドのゴールポストを逸れ外に出て行ってしまった。
 同29分、カスムパシャが先制した。ハリス・ハイラディノヴィッチが中盤で得たボールを、ペナルティエリアにいたママドゥ・ファルに送った。そのママドゥ・ファルがシュートを放つと、これが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同32分、カスムパシャが、点差を2と拡げた。左サイドにいたモルタダ・ベン・ウーアンヌからのパスを、ペナルティエリアの手前で得たアイタッチ・カラが強烈なシュートを放つと、これが、この日の2点目となったのだった。0:2。
 後半8分、マリオ・バロテッリのパスに反応して、ペナルティエリアの左サイドへと動いたユスフ・サルが、GKと1対1となったゴール斜め前の位置から左足表を使ったシュートを試みたが、GKアリ・エムレ・ヤナルが外に出した。
 同11分、ママドゥ・ファルとアバト・アイムベトフが、ペナルティエリア内でマッチアップとなり、ママドゥ・ファルがピッチに倒れると、それを咎めたブラク・パッカン主審はPKを宣告した。同13分、ハリス・ハイラディノヴィッチが、このPKを蹴ると、スコアは0:3となった。
 同42分、アダナ・デミル・スポルが、点差を2に縮めた。コーナーキックの結果、ボールを得たアンドリュー・ガラヴィヨンがペナルティエリア内へとボールを入れると、そのボールを受けたマリオ・バロテッリが放ったシュートが、カスムパシャのゴールネットを揺らしたのだった。1:3。
 同44分、アダナ・デミル・スポルは、マリオ・バロテッリがゴールを決めたかに見えたが、オフサイド判定でゴールとは認定されなかった。

【アダナ・デミル・スポル】シャクルディン・マゴメダリエフ=イスマイル・チョクチャリス(後半1分:ユスフ・サル)、セミフ・ギュレル、アブ・ペペ・シセ(後半1分:マリオ・バロテッリ)、ミラド・ムハッマディ=アンドリュー・ガラヴィヨン、タイフン・アイドーアン(後半1分:ホセ・ロドリゲス)=ユスフ・エルドーアン(後半38分:ナニ)、エムレ・アクババ、スティーブン・メンドーサ=アバト・アイムベトフ(後半15分:ユスフ・バラシ)
【カスムパシャ】アリ・エムレ・ヤナル=モルタダ・ベン・ウーアンヌ、ジャクソン・ポロゾ、ヤシン・オズジャン、クラウディオ・ヴィンク=ギョクハン・ギュル=オーウルジャン・チャーラヤン(後半28分:エムレ・ゲディク)、アイタッチ・カラ、ハリス・ハイラディノヴィッチ、ママドゥ・ファル=ヌノ・ダ・コスタ(後半37分:ジュリアン・ンゴイ、同ロスタイム4分:ロレト・サディク)



ジャクソン・ムレカが、ベシクタシュに息を吹き込んだ(TRT+ファナティック紙補綴 24. 2. 9)

ジャクソン・ムレカ(ベシクタシュ公式HP) サム・ラーション(左)ミロト・ラシチャ(右)(アンタルヤ・スポル公式HP)  ベシクタシュが、トルコ杯16強の戦いで、一旦は1:0とリードを許した試合で、アンタルヤ・スポルを1:2でくだし、準々決勝に進出した。

 トルコ杯16強の戦いで、ベシクタシュが、アンタルヤ・スポルとのアウェー戦を戦った。一旦は、1:0とリードを許したベシクタシュだったが、最後は、1:2でアンタルヤ・スポルをくだし、準々決勝に勝ち上がった。ベシクタシュに勝利をもたらしたゴールは、後半26分と43分にジャクソン・ムレカが決めた。アンタルヤ・スポルの唯一のゴールは、前半30分にズィメル・ビトキが決めた。トルコ杯には5回戦から臨んだベシクタシュは、エユップ・スポルを4:0でくだし、16強に名乗りを上げていた。

                 試合経過

 前半7分、ベシクタシュがゴールに迫った。アンタルヤ・スポルのディフェンスのミスを咎めて、ボールを持ちペナルティエリア内へと進出したジェンク・トスンが、強烈なシュートを放つと、GKヘルトン・レイテが、辛うじてコーナーキックに替えた。
 同17分、ウムト・メラシュが、左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて動いたセミフ・クルチソイがヘディングシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同30分、アンタルヤ・スポルに、先制ゴールが生まれた。ギュライ・ヴラルが、左サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドでボールを得たズィメル・ビトキが、グランダーのシュートを放つと、これが、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同37分、ビュンヤミン・バルジュからのパスを、ペナルティエリアの外で得たアダム・ブクサが狙いを定めたシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。そして、前半は、アンタルヤ・スポルがリードを保って終わった。
 後半5分、ラムズィ・サフリが左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて動いたアダム・ブクサのヘディングシュートがあったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同15分、ジャクソン・ムレカからのパスを受け、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入ったミロト・ラシチャが、GKと1対1となったところからシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同26分、ベシクタシュが同点に追いついた。ミロト・ラシチャが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて動いていたジャクソン・ムレカが、ゴール前でヘディングシュートを炸裂させ、これがゴールとなったのだった。1:1。
 同43分、ベシクタシュが逆転した。ジェンク・トスンのスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったジャクソン・ムレカが、GKもかわし、がら空きとなったゴールマウスに蹴り込んだのだった。1:2。
 この試合を1:2で制したベシクタシュが、トルコ杯準々決勝に勝ち上がることになった。

【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・レイテ=ビュンヤミン・バルジュ、ヴェイセル・サル、バハドゥル・オズテュルク、ギュライ・ヴラル=ヤクブ・カウジンスキ=ズィメル・ビトキ(後半28分:エルドーアン・イエシルユルト)、ラムズィ・サフリ(後半44分:ブリット・アッソンバローニャ)、ダリオ・サリッチ(後半28分:エルダル・ラキプ)、サム・ラーション=アダム・ブクサ
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、ネジプ・ウイサル、バクティヤール・ザイヌトディノフ、ウムト・メラシュ(後半1分:セルカン・エムレジャン・テルズィ)=ダニエル・アマルティ、ジェドソン・フェルナンデス=ミロト・ラシチャ(後半41分:タイフル・ビンギョル)、セミフ・クルチソイ(後半ロスタイム3分:ジョー・ワロー)、アンテ・レビッチ(後半1分:ジャクソン・ムレカ)=ジェンク・トスン



フェネルバフチェ、トルコ杯準々決勝に進出(フェネルバフチェ公式HP改 24. 2. 8)

ミシー・バチューハイ(CNNトルコ) デイアン・ソレスク(左)ジョシュア・キング(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、昨季制したトルコ杯16強の戦いで、ガジアンテップFKと対峙した。カリョン・スタジアムで行われたこの試合を0:2で制したフェネルバフチェが、トルコ杯準々決勝に、その名を刻んだ。

 フェネルバフチェに勝利を導いたゴールは、前半17分(PK)と同31分にミシー・バチューハイが決めた。また、同27分に、相手に与えたPKを、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが防いだ。

                 試合経過

 前半3分、イルファン・ジャン・カフヴェジが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内で、ジャンプ一番、セルダル・アズィズがヘディングシュートを放ったが、GKニタがコーナーキックへと叩き出した。
 同15分、イルファン・ジャン・カフヴェジが右サイドから持ち込んだボールに、ジロボジがチェックに入り、結果、ボールは、メルト・ハカン・ヤンダシュの前に転がった。そのメルト・ハカン・ヤンダシュが、ペナルティエリア内で、フルカン・ソヤルプのチェックを受けピッチに倒れると、それを咎めたブラク・シェケル主審がPKを指示した。
 同17分、そのPKをミシー・バチューハイが蹴ると、ボールは、GKニタの左を抜け、ゴールインしたのだった。0:1。
 同24分、ムスタファ・エスキヘラッチがペナルティエリア内へと送ったボールを、ジェヴトヴィッチがコントロールしたが、そのとき、ヤイデン・オーステルヴォルデのチェックが入った。ブラク・シェケル主審は、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、ピッチサイドの映像確認に向かい、その結果、手を使っていたとして、PKを宣告した。
 同29分、このPKを、アレクサンドル・マキシムが狙い澄まして蹴ったが、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトがクリアした。その跳ね返りのボールを捉えたフルカン・ソヤルプがヘディングシュートを放ったが、ボールは、枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同31分、メルト・ハカン・ヤンダシュが右コーナーキックを蹴ると、フルカン・ソヤルプが、ボールをクリアしようとした。それを捉えたセルダル・アズィズがヘディングシュートを放つと、そのボールのコースに入ったレオナルド・ボヌッチにボールが渡った。そして、レオナルド・ボヌッチがシュートを放つと、ボールは、GKから跳ね返った。そのボールがミシー・バチューハイの前に転がると、ミシー・バチューハイが、それを捉え放ったシュートが、ガジアンテップFKのゴールネットを揺らしたのだった。0:2。
 後半13分、ドゥサン・タディッチが、左サイドからペナルティエリアに持ち込み、狙いすましたシュートを放つも、ボールは、タッチラインを割った。
 同27分、左サイドからジロボジが出したパスをペナルティエリア内で得たアリュー・バジがシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。
 同33分、メルト・ハカン・ヤンダシュが、ゴール右斜め前から放った狙いすましたシュートは、GKニタが、際どくパンチングで防いだ。
 同36分、ジュニオール・モライスが出したパスを、ゴール左斜め前で得たミルザ:ジハンがシュートを試みると、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトがコーナーキックに替えた。
 同38分、ミシー・バチューハイがペナルティエリア内でコントロールしようとしたボールが、メルト・ハカン・ヤンダシュの前に転がった。それを捉えたメルト・ハカン・ヤンダシュがシュートを放つも、GKが両足を使い、これを外に出した。

【ガジアンテップFK】フローリン・ニタ=ムスタファ・エスキヘラッチ、パピ・ジラボジ、ニコラス・エンクル、エルトゥールル・エルソイ、サレム・ムバカタ(後半17分:ジュニオール・モライス)=デイアン・ソレスク(後半23分:ジャニオ・ビケル)、フルカン・ソヤルプ(後半23分:ミルザ:ジハン)、マルコ・ジェヴトヴィッチ、アレクサンドル・マキシム(後半1分:ラザル・マルコヴィッチ)=デニス・ドラグシュ(後半1分:アリュー・バジ)
【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=メルト・ミュルドゥル(後半17分:フェルディ・カドゥオウル)、セルダル・アズィズ、レオナルド・ボヌッチ(後半17分:チャーラール・ソユンジュ)、ヤイデン・オーステルヴォルデ=ミハ・ザイッチ(後半17分:ラデ・クルニッチ)、イスマイル・ユクセキ=イルファン・ジャン・カフヴェジ、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半41分:セバスティアン・シマンスキ)、ジョシュア・キング(後半1分:ドゥサン・タディッチ)=ミシー・バチューハイ



ガラタサライ、トルコ杯準々決勝に進出(ガラタサライ公式HP+アクシャム紙補綴 24. 2. 7)

バルシュ・アルペル・ユルマズ(左)エムレ・バトゥハン・アドゥギュゼル(右)(バンドゥルマ・スポル公式Twitter) カルロス・ヴィニシウス(ガラタサライ公式HP)  ガラタサライが、トルコ杯16強の戦いで、バンドゥルマ・スポルと対峙した。RAMSパルクで行われたこの試合を、4:2で制したガラタサライは、準々決勝に進出した。

 ガラタサライのゴールは、ダヴィンソン・サンチェス(前半26分)、ハリル・デヴィショウル(前半36分)、テテ(前半40分)、カルロス・ヴィニシウス(後半45分)が決めたものだった。
 プレスをかけて、試合を始めたガラタサライは、序盤に、ハリル・デヴィショウルとヴィルフリート・ザハにより、ペナルティエリア内で大きなチャンスを掴み、更に、前半19分には、相手ディフェンスの裏を取ったバルシュ・アルペル・ユルマズのパスを受けたカルロス・ヴィニシウスだったが、ゴールを狙おうかというときにバランスを崩してしまった。
 ガラタサライの最初のゴールは、コーナーキックから生まれた。エユップ・アイドゥンが右コーナーキックを蹴ると、ボールは、いい感じでニアサイドに向かった。それに合わせたダヴィンソン・サンチェスがゴールを決めたのだった。1:0。
 同32分、テテのパスを受け、ペナルティエリア内へ持ち込んだヴィルフリート・ザハが、相手選手のチェックを受けピッチに倒れると、ヴィデオ判定システムで確認後、PKが宣告された。このPKを、ハリル・デヴィショウルが蹴り、同36分にゴールが生まれた。2:0。
 同40分、バンドゥルマ・スポルの選手が手を使ったとして、再び、ヴィデオ判定システムで確認後、PKが与えられた。今度は、テテが、このPKを蹴り、ボールをゴール隅に蹴り込んだのだった。3:0。
 4分間のロスタイムの間に、ガラタサライのディフェンスの裏に放り込まれたボールに反応したセルゲン・ピチンチョルが、前半のスコアを確定するゴールを決めた。3:1。
 後半に入り、コーナーキックからハリル・デヴィショウルが、相次ぐヘディングシュートを試みたが、スコアを変えるに至らなかったガラタサライは、更に、同11分にも、ハリル・デヴィショウルが、好機を活かすことができなかった。
 同15分、ムスタファ・チェチェノウルが、レヴェント・アイチチェッキのセンタリングに合わせてゴールを決めたかに見えたが、オフサイド判定で、ゴールは認定されなかった。
 同17分、ヴィクトール・ネルソンとエフェ・アクマンが、ダヴィンソン・サンチェスとエユップ・アイドゥンに替えて投入された。同24分には、バルシュ・アルペル・ユルマズとカズムジャン・カラタシュをさげ、アリ・トゥラップ・ビュルビュルとアリ・イエシルユルトが入った。
 同32分、バンドゥルマ・スポルが、点差を1に縮めた。レヴェント・アイチチェッキが、ガラタサライ陣右サイドから蹴ったフリーキックに対し、そのコースに入り、フリーになり、いいジャンプを見せたムルンバのヘディングシュートが炸裂、ボールが、ガラタサライのゴールネットに突き刺さったのだった。3:2。
 同42分、ヴィルフリート・ザハが、ギョクデニズ・ギュルピュズに後を託した。6分間のロスタイムでは、ガラタサライは、試合のコントロールを外さなかった。そして、ディフェンスの裏でフリーとなったテテが、内へと入れたボールに合わせて、カルロス・ヴィニシウスが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。4:2。

【ガラタサライ】ギュナイ・ギュヴェンチ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半23分:アリ・トゥラップ・ビュルビュル)、ダヴィンソン・サンチェス(後半16分:ヴィクトール・ネルソン)、ベルカン・クトゥル、カズムジャン・カラタシュ(後半23分:アリ・イエシルユルト)=タンギ・エンドンベレ、エユップ・アイドゥン(後半16分:エフェ・アクマン)=テテ、ハリル・デヴィショウル、ヴィルフリート・ザハ(後半42分:ギョクデニズ・ギュルピュズ)=カルロス・ヴィニシウス
【バンドゥルマ・スポル】アクン・アルカン=ラーメトゥラー・ベリシュベク、セルゲン・ピチンチョル、エドソン・メクサー、タハ・バトゥハン・ヤユクチュ(後半26分:ミュジャヒト・アルバイラク)、エムレ・バトゥハン・アドゥギュゼル=レヴェント・アイチチェッキ(後半38分:アイギュン・オズシュクユルドゥズ)、メフメット・オズジャン(後半20分:レミ・ムルンバ)、ナヴァローヌ・フォール、ドーアン・ジャン・ダワス(後半1分:ムスタファ・チェチェノウル)=ムサ・ジッテ(後半26分:ドミニク・バジ)



ジョー・ワロー、ベシクタシュ入り(CNNトルコ 24. 2. 6)

ジョー・ワロー(CNNトルコ)  ベシクタシュが、プレミア・リーグのノッティンガム・フォレストの27歳のDFジョー・ワローを、買い取りオプション付きで、今季末までのレンタルでの獲得を発表した。

 移籍解禁期間も残すところ僅かとなってきているが、補強活動を続けているベシクタシュが、イギリス人ストッパーのジョー・ワローを獲得した。ベシクタシュの行った発表では、「我がクラブは、2023‐24シーズンの移籍解禁期間の補強として、DFジョー・ワローとの契約に調印した。ジョー・ワローには、ベシクタシュにようこそと言おう。我がクラブでの活躍を祈る」と述べている。
 この5シーズンを、ノッティンガム・フォレストでプレーしてきたジョー・ワローのレンタル移籍に関しては、移籍金は発生しないということだ。



ビッグマッチを制したのはベシクタシュ(TRT 24. 2. 5)

ネジプ・ウイサル、ヨナス・スヴェンソン、エニス・バルディ(左から)(トラブゾン・スポル公式Twitter) セミフ・クルチソイ(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第24節で、ベシクタシュが、若きゴールゲッターのセミフ・クルチソイのゴールで、トラブゾン・スポルを2:0でくだし、3試合ぶりに勝利の喜びを味わった。トラブゾン・スポルは、これで、4試合連続で勝てていない。

 トルコ・リーグ第24節で、ビッグマッチが実現した。ベシクタシュが、テュルプラシュ・スタジアムに、トラブゾン・スポルを迎えたのだ。そして、ベシクタシュが、前半44分と後半17分に、若きゴールゲッターのセミフ・クルチソイのゴールで、トラブゾン・スポルを2:0でくだした。セミフ・クルチソイは、これで、今季7得点をあげ、ベシクタシュで、トルコ・リーグでの最多得点者となった。トルコ・リーグで3試合ぶりの勝利の喜びを味わったベシクタシュは、勝ち点を39に伸ばした。連続4試合勝てていないトラブゾン・スポルは、同37に留まった。

                 試合経過

 前半42分、エディン・ヴィスチャのセンタリングに対し、ペナルティエリアの右側で、ステファノ・デンスヴィルがヘッドで合わせたが、ボールは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同44分、ベシクタシュが先制した。ミロト・ラシチャから始まった攻撃で、2人のせめぎ合いのなか、メンディからのこぼれ球が、セミフ・クルチソイの前に転がった。そのセミフ・クルチソイが、ペナルティエリア内から放った強烈なシュートが、GKウーウルジャン・チャクルの左を抜け、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同ロスタイム3分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からエニス・バルディがフリーキックを蹴ると、そのボールに背後から入り込んで来たステファノ・デンスヴィルが、ヘディングシュートを試みるも、ボールは、枠の傍らを僅かに外れ外に出て行ってしまった。
 後半17分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。ウムト・メラシュが、左サイドからのスローインを入れると、ジェンク・トスンが、ボールをセミフ・クルチソイに回した。そのセミフ・クルチソイが、フェイントをかけながらペナルティエリアに持ち込み、グランダーのシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。2:0。
 同30分、トラブゾン・スポルが、ゴール・チャンスを活かせなかった。ウムト・メラシュからのこぼれ球を得て、右サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだエディン・ヴィスチャが、グランダーのボールでセンタリングを入れた。そのコースに入り、いい位置にいたトレゼゲがシュートを放つも、ボールは枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同43分、メンディのスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったトレゼゲが、ペナルティエリア内へと持ち込むやシュートを放ったが、GKメルト・ギュノクがゴールを許さなかった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン(後半22分:オヌル・ブルト)、ネジプ・ウイサル、バクティヤール・ザイヌトディノフ、ウムト・メラシュ(後半34分:エムレジャン・テルズィ)=ダニエル・アマルティ、ジェドソン・フェルナンデス=ラシド・ゲザル、ミロト・ラシチャ(後半34分:タイフル・ビンギョル)、ジェンク・トスン(後半43分:アンテ・レビッチ)=セミフ・クルチソイ
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=メフメット・ジャン・アイドゥン、ライアン・バニヤ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=バティスタ・メンディ、ベラト・オズデミル(後半27分:タクシアルヒス・ファウンタス)=エディン・ヴィスチャ、エニス・バルディ、トレゼゲ=エニス・デスタン(後半36分:ウムト・ギュネシュ)



アンタルヤ・スポル 0:2 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP+スター紙&ファナック紙補綴 24. 2. 4)

ジェンギズ・ウンデル(スター紙) メルト・ミュルドゥル(左)ズィメル・ビトキ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第24節で、アンタルヤ・スポルとのアウェー戦を戦ったフェネルバフチェは、0:2で勝った。コレンドン航空パルク・アンタルヤ・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、前半42分にジェンギズ・ウンデル、後半ロスタイム4分にミシー・バチューハイが決めた。

 第24節で20勝目をあげ、勝ち点を63に伸ばしたフェネルバフチェは、首位の座を守った。新加入のチャーラール・ソユンジュが、フェネルバフチェのユニフォームを着てプレーした初めての公式戦でもあった。

                 試合経過

 前半7分、アンタルヤ・スポルがゴールに迫った。サム・ラーションがペナルティエリアの外からシュートを放つと、ボールは、フェネルバフチェのディフェンダーに当たり、PKポイント近くにいたズィメル・ビトキへと転がった。そのズィメル・ビトキが、グランダーの強いシュートを放ったが、ボールは、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同33分、イスマイル・ユクセキから出たパスを、ペナルティエリアで得たドゥサン・タディッチが、相手選手をフェイントでかわしたあと、シュートを放つと、ボールはゴールポストを逸れて外に出て行ってしまった。
 同35分、ダリオ・サリッチからのパスを、ペナルティエリア内で得たギュライ・ヴラルが、ゴール左斜め前からシュートを試みるも、ボールは、転がりながら枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同42分、フェネルバフチェが先制した。ドゥサン・タディッチがセンタリングを入れると、アンタルヤ・スポルのディフェンスが大きくクリアしようとしたボールが、イスマイル・ユクセキの前に転がった。そのイスマイル・ユクセキのパスを、ゴール右斜め前で得たジェンギズ・ウンデルが狙いすましたシュートを放つと、これが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同43分、フェネルバフチェが2点目に迫った。ジェンギズ・ウンデルがループシュートを放ったが、GKヘルトン・レイテはゴールを許さなかった。
 後半8分、フリーキックを、ジェンギズ・ウンデルが蹴り、強いボールで直接ゴールを狙ったが。GKヘルトン・レイテがゴールを許さなかった。
 同20分、フェネルバフチェが、ジェンギズ・ウンデルにより2点目に迫った。エディン・ジェコのスルーパスを受けたジェンギズ・ウンデルが、GKと1対1となりシュートを放つも、GKヘルトン・レイテがコーナーキックに替えた。
 同41分、サム・ラーションの入れたセンタリングで、ペナルティエリア・ライン上でボールを得たヤクブ・カウジンスキが強いシュートを放つと、ボールは、フェネルバフチェのディフェンスに当たり、そのボールを、GKリヴァコヴィッチが押さえた。
 同45分、アンタルヤ・スポルが、同点ゴールに迫った。アダム・ブクサが、PKポイント上から放ったヘディングシュートだったが、GKリヴァコヴィッチが押さえた。
 同ロスタイム4分、フェネルバフチェは、ミシー・バチューハイのゴールが生まれ、点差を2と拡げた。レオナルド・ボヌッチから出たロングパスに反応して動き出していたミシー・バチューハイが、ダイレクトでシュートを放つと、これが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:2。

【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・レイテ=エルドーアン・イエシルユルト、ヴェイセル・サル、バハドゥル・オズテュルク、ギュライ・ヴラル=ヤクブ・カウジンスキ=ズィメル・ビトキ(後半39分:ファン・デ・ストリーク)、ラムズィ・サフリ(後半35分:ブリット・アッソンバローニャ)、ダリオ・サリッチ(後半35分:エルダル・ラキプ)、サム・ラーション=アダム・ブクサ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、アレクンデル・ジク、チャーラール・ソユンジュ、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、ラデ・クルニッチ=ジェンギズ・ウンデル(後半22分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、セバスティアン・シマンスキ(後半43分:レオナルド・ボヌッチ)、ドゥサン・タディッチ(後半22分:ジョシュア・キング)=エディン・ジェコ(後半37分:ミシー・バチューハイ)



サムスン・スポル 0:2 ガラタサライ(ヒュリエット紙+TRT補綴 24. 2. 3)

ファン・ドロンゲレン(左)ドリース・メルテンス(右)(ガラタサライ公式HP) バルシュ・アルペル・ユルマズ(ガラタサライ公式HP)  ガラタサライは、トルコ・リーグ第24節で、サムスン・スポルをアウェー戦で0:2でくだし、試合数が多い中だが首位に立った。

 トルコ・リーグ第24節で、サムスン・スポルとガラタサライが対峙した。サムスンで行われたこの試合、ガラタサライが、0:2のスコアで勝ったのだった。ガラタサライは、開始まだ5分に、ヴィクトール・ネルソンのゴールで先制した。バルシュ・アルペル・ユルマズが、同11分に決めたゴールで、点差を2と拡げた。残りの時間では他のゴールは生まれず、ガラタサライが勝利を収めた。この結果、勝ち点を63に伸ばしたガラタサライは、試合数が多い中だが首位に立った。

                 試合結果

 前半5分、ドリース・メルテンスがコーナーキックを蹴ると、マウロ・イカルディが、背後へと浮かした。そのボールをヘッドで捉えたヴィクトール・ネルソンが仕上げを行った。0:1。
 同11分、ドリース・メルテンスがディフェンスの裏に出したパスに反応して動いたバルシュ・アルペル・ユルマズが、GKオカン・コジュクをフェイントで交わしゴールに放り込んだ。0:2。
 同19分、ゼキ・ヤウルが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内でタイラン・アンタルヤルが、それに合わせてヘディングシュートを放つも、GKムスレラが辛うじて防いだ。
 同21分、オリヴィエ・エンチャムが、ペナルティエリア・ライン上からシュートを放つと、GKムスレラが指の先に当てて外に出した。
 同38分、ワンツーをしてペナルティエリアまでボールを持ち込んだカルロ・ホルセがシュートを放ったが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半9分、ガラタサライがゴールに迫った。バルシュ・アルペル・ユルマズが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドにいたケレム・アクテュルコウルが、ヘッドでドリース・メルテンスにボールを預けた。すると、ドリース・メルテンスが強いシュート放った。だが、ボールは、GKオカン・コジュクの出した足でクリアされた。その跳ね返りのボール・コースに入ったマウロ・イカルディが仕上げを行おうとしたが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同11分、ゼキ・ヤウルがコーナーキックを蹴ると、それに合わせて、ファン・ドロンゲレンがヘディングシュートを試みたが、ボールは、枠の右を逸れ外に出て行ってしまった。
 同16分、ケレム・アクテュルコウルが、絶好のポジショニングながら、それを活かせなかった。ガラタサライの攻撃で、ルカス・トレイラがペナルティエリアの外からシュートを放った。GKオカン・コジュクはクリアしたが、ボールは、全くフリーになっていたケレム・アクテュルコウルの前に転がった。そのケレム・アクテュルコウルがシュートを放つも、キックが悪く、ボールは、枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同26分、カーン・アイハンが、右サイドからセンタリングを入れると、マウロ・イカルディが、うまくボールに触れることができず、絶好機を活かせなかった。
 同ロスタイム6分、フェイントをかけながらボールをペナルティエリアへと持ち込んだヴィルフリート・ツァハがシュートを放つも、ボールは、右ゴールポストを逸れて外に出て行ってしまった。

【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル、ルボミル・サトカ、アリム・オズテュルク、ファン・ドロンゲレン(後半28分:マルク・ボラ)=タイラン・アンタルヤル(後半37分:ソネル・アイドードゥ)、ユセフ・アイ・ベナセル(後半19分:フラヴィアン・テ)=カルロ・ホルセ、オリヴィエ・エンチャム、エムレ・クルンチ=エルジャン・カラ(後半1分:マリウス・ムアンディルマジ)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン、ダヴィンソン・サンチェス、ベルカン・クトゥル=ルカス・トレイラ(後半43分:タンギ・エンドンベレ)、ケレム・デミルバイ(後半43分:エユップ・アイドゥン)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半43分:テテ)、ドリース・メルテンス(後半31分:ハリル・デヴィショウル)、ケレム・アクテュルコウル(後半20分:ヴィルフリート・ツァハ)=マウロ・イカルディ



ガラタサライ、探していたゴールゲッターを見つけた! カルロス・ヴィニシウス獲得で合意(アクシャム紙 24. 2. 2)

カルロス・ヴィニシウス  補強活動を続けているガラタサライが、探していたゴールゲッターを、イングランドで見つけた。ガラタサライは、カルロス・ヴィニシウスの移籍に関して、フルハムと合意に達したと言われている。

 マウロ・イカルディと並ぶFWの獲得を望んでいるガラタサライに、スーパーな名前が浮上している。伝えられているところによれば、ガラタサライが、フルハムと、ブラジル人FWカルロス・ヴィニシウスの移籍で合意に達したというのだ。ガラタサライは、カルロス・ヴィニシウスを、今季末までのレンタルでの獲得で交渉を進めていることが明らかになっている。カルロス・ヴィニシウスの説得が成功した場合には、ガラタサライは、買い取りオプション付きのレンタル移籍を完了することになる。
 28歳のカルロス・ヴィニシウスは、2022年に、500万EUROの移籍金でフルハムに加入した。そのフルハムでは、ここまで48試合に出場しているカルロス・ヴィニシウスは、8ゴール3アシストを記録している。



トラブゾン・スポル、右サイドバック探し(TRT 24. 2. 1)

ペドロ・マルヘイロ  イエンス・ラルセンは去り、メフメット・ジャン・アイドゥンは調子を落としているため、右サイドバックの獲得を考えているトラブゾン・スポルは、引き続き補強活動を行っている。

 右サイドバックの補強候補として、若くて潜在能力のある選手に的を絞っているトラブゾン・スポルが、ポルトガルのボアヴィスタ所属のペドロ・マルヘイロを俎上に乗せている。ポルトガルの報道によると、トラブゾン・スポルは、この23歳のペドロ・マルヘイロに対し、350万EUROの移籍金で、ボアヴィスタにオファーを出した。ポルトガルや他のヨーロッパのクラブのレーダーにかかっているペドロ・マルヘイロについては、ボアヴィスタは、高い移籍金を期待していることから、この移籍は厳しいものがある。ペドロ・マルヘイロは、ボアヴィスタで、今季、12試合に出場して、2ゴール1アシストを記録している。
 トラブゾン・スポルは、右サイドバックの補強として、橋岡大樹、オリバー・ゾンネ、エフィム・コノプリャーと交渉を持ってきた。だが、橋岡大樹を、ルートン・タウンに奪われてしまったトラブゾン・スポルは、オリバー・ゾンネ、エフィム・コノプリャーの獲得については、経済的観点で、まだ、希望の金額へとは至っていない。



フェネルバフチェを離れ、合意に達す! エムレ・モルの新たな所属先が決まった(ミリエット紙 24. 1.31)

エムレ・モル  イスマイル・カルタル監督下で、今季、出場の機会が厳しくなっているエムレ・モルの新たな所属先が明らかになった。

 イスマイル・カルタル監督指揮下のフェネルバフチェで、今季行われた補強の結果、苦渋の日々を送ることになったエムレ・モルの新たな所属先が明らかになった。
 ガジアンテップFK、ハタイ・スポル、バシャクシェヒル・スポル、アンタルヤ・スポルといったクラブが、エムレ・モルに関心を示していたが、アルダ・トゥラン監督の率いるエユップ・スポルもまた、エムレ・モルの獲得を考えていた。そのようななか、フェネルバフチェとカラギュムリュックが、エムレ・モルのレンタル移籍で合意に達した。エムレ・モルは、今季末まで、カラギュムリュックのユニフォームを着ることになったのだ。元所属クラブのユニフォームを、再び、着ることになったエムレ・モルの移籍に関しては、近々、正式に発表されることになるものと思われる。
 フェネルバフチェとの契約は、2025年6月30日で満了することになる。エムレ・モルの市場価格は250万EUROだ。なお、エムレ・モルは、トルコ代表としては15試合に出場して、1ゴールを記録している。
 デンマークのリュンビューの下部組織育ちのエムレ・モルは、その後、ノアシュラン、ボルシア・ドルトムント、セルタ・ヴィーゴ、ガラタサライ、オリンピアコス、カラギュムリュックでプレーしてきた。そして、2022‐23シーズンを前に、フェネルバフチェへ、200万EUROの移籍金で加入した。



ガラタサライ 2:1 ガジアンテップFK(スター紙改 24. 1.30)

バルシュ・アルペル・ユルマズ(左)を讃えるヴィルフリート・ツァハ(右)(ガラタサライ公式HP) パピ・ジラボジ、マウロ・イカルディ、アルダ・クズルダー(左から)(ガラタサライ公式HP)  トルコ・リーグ第23節で、ガラタサライが、ホームにガジアンテップFKを迎えた。ガラタサライは、この試合を2:1で制した。

 トルコ・リーグ第23節で、オカン・ブルク監督率いるガラタサライとマリウス・サムディカ監督率いるガジアンテップFKが対峙した。RAMSパルクで行われたこの試合、ガラタサライが2:1で制したが、そのガラタサライのゴールは、後半27分のヴィルフリート・ツァハ、同44分にバルシュ・アルペル・ユルマズの決めたものだった。一方のガジアンテップFKの唯一のゴールは、前半29分にアルダ・クズルダーが決めた。この結果、今季初めて、ホームで勝ち点を失ったガラタサライだったが、これで、勝ち点を60に伸ばしたのに対し、ガジアンテップFKは同23に留まった。

                 試合経過

 前半4分、ドリース・メルテンスが、右サイドからフリーキックを蹴ると、それに合わせてニアサイドに動き出したマウロ・イカルディが、ヘディングシュートを放ったが、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同19分、左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだケレム・アクテュルコウルが、マウロ・イカルディとの壁パスで抜け出し、GKと1対1となった。そして、ケレム・アクテュルコウルはシュートを放ったが、GKフローリン・ニタに跳ね返されてしまった。
 同22分、右サイドで得たボールを持ち、スピードに乗った攻撃に移り、ペナルティエリアへと入り込んだマルコヴィッチが、ゴール斜め前からシュートを放った。だが、GKムスレラがコーナーキックに替えた。
 同29分、アウェーのガジアンテップFKが先制した。ガラタサライ陣内で得たフリーキックをアレクサンドル・マキシムが蹴り、内へと放り込むと、ディフェンスに入っていたダヴィンソン・サンチェスがヘッドで、左サイドへとクリアした。そこでボールを得たジロボジがセンタリングを入れると、そのコースに入ったアルダ・クズルダーが、ケレム・デミルバイのマークを外しヘディングシュートを放った。これが、ガラタサライのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同41分、ゴール前25mの距離で、枠を捉える位置で得たフリーキックを、ケレム・デミルバイが蹴り、直接ゴールを狙うと、ボールは、上のバーに当たりピッチに跳ね返った。そして、前半は、ガジアンテップFKがリードしたまま終わった。
 後半6分、ルカス・トレイラからのパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たドリース・メルテンスがシュートを試みると、ボールは、GKフローリン・ニタからこぼれた。そのこぼれ球を、ディフェンスに入っていたジロボジがコーナーキックに替えた。
 同12分、ドリース・メルテンスが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前から強烈なシュートを放つと、ボールは、まずは上のバーに当たり、次いでサイドバーに当たり、ピッチに跳ね返った。
 同27分、ペナルティエリア内で、ハリル・デヴィショウルがバックパスを出すと、それを捉えたヴィルフリート・ツァハの強いシュートが、ガジアンテップFKのゴールネットに突き刺さった。1:1。
 同33分、テテが、ボールをペナルティエリア内へと送った。マウロ・イカルディが、そのボールをヒールでパスを出すと、ヴィルフリート・ツァハが、それに合わせてシュートを放ったが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。攻撃は続き、そのボールを捉えたハリル・デヴィショウルがヘディングシュートを試みると、GKフローリン・ニタが、これをピッチに跳ね返した。そこへ走り込んで来たハリル・デヴィショウルがシュートを放ったが、ボールは、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同44分、ペナルティエリア内で、マウロ・イカルディがシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーからこぼれた。そこへゴール左斜め前から走り込んで来たバルシュ・アルペル・ユルマズが、強烈なシュートを放つと、ボールは、ガジアンテップFKのゴールネットを揺らした。2:1。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン、ダヴィンソン・サンチェス(後半41分:エユップ・アイドゥン)、ベルカン・クトゥル(後半26分:テテ)=ルカス・トレイラ、ケレム・デミルバイ(後半1分:ヴィルフリート・ツァハ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ、ドリース・メルテンス(後半36分:タンギ・エンドンベレ)、ケレム・アクテュルコウル(後半26分:ハリル・デヴィショウル)=マウロ・イカルディ
【ガジアンテップFK】フローリン・ニタ=パピ・ジラボジ、エルトゥールル・エルソイ、アルダ・クズルダー=デイアン・ソレスク、フルカン・ソヤルプ、マルコ・ジェヴトヴィッチ、アレクサンドル・マキシム(後半41分:ジャニオ・ビケル)、サレム・ムバカタ=ラザル・マルコヴィッチ、デニス・ドラグシュ(後半28分:イルケル・カラカシュ)



フェネルバフチェ 2:1 アンカラ・グジュ(フェネルバフチェ公式HP改 24. 1.29)

ジェンギズ・ウンデル(フェネルバフチェ公式HP) ニハド・ムジャキッチ(左)エムレ・モル(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第23節で、ホームに迎えたアンカラ・グジュを、ジェンギズ・ウンデルの足から生まれたゴールで、2:1で退けた。この結果、勝ち点を60に伸ばしたフェネルバフチェは、首位の座を守った。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェのゴールは、前半20分と32分にジェンギズ・ウンデルが決めたのに対し、アウェーのアンカラ・グジュのゴールは、前半14分にトルガ・ジエルジから生まれた。

                 試合経過

 前半12分、アンカラ・グジュがPKを獲得した。中盤でボールを得たオリンピウ・モルタンが、左側を駆け上がりディフェンスの裏を取ったレナルド・ケパにパスを出した。そのレナルド・ケパが、ペナルティエリア内で、GKリヴァコヴィッチのチェックを受けピッチに倒れると、ジハン・アイドゥン主審はPKを宣告したのだった。
 同14分、そのPKを、トルガ・ジエルジが蹴ると、ゴールが生まれた。0:1。
 同20分、メルト・ミュルドゥルから出たパスを、右サイドで得たジェンギズ・ウンデルがシュートを放つと、これが、アンカラ・グジュのゴール隅に突き刺さった。1:1。
 同27分、セバスティアン・シマンスキが右コーナーキックを蹴り、ゴールエリアへと放り込むと、それに合わせて、エディン・ジェコがヘディングシュートを放った。だが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同32分、ジェンギズ・ウンデルから出たスルーパスを受けたエディン・ジェコが、GKと1対1となったところからシュートを放つと、ボールは、GKに当たり跳ね返った。そのボールを奪ったドゥサン・タディッチがエディン・ジェコとワンツーを行い、ゴールエリア手前からシュートを放った。ボールはディフェンスから跳ね返り、PKポイント上で、そのボールを捉えたジェンギズ・ウンデルがグランダーのシュートを放つと、これが、アンカラ・グジュのゴール隅に吸い込まれた。2:1。
 同35分、左サイドから出されたロングパスを、右タッチライン際で得たオリンピウ・モルタンが、ペナルティエリア手前まで持ち込み、強いシュートを放った。GKリヴァコヴィッチが、これを防ぐと、ボールは、上のバーに当たりピッチに跳ね返った。
 同42分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たフリーキックを、セバスティアン・シマンスキンが蹴り、ゴールエリア前へとボールを入れた。このポイントでジャンプを見せたラデ・クルニッチがヘディングシュートを放つも、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同43分、中盤から出されたパスを受けたドゥサン・タディッチが、ペナルティエリア手前まで持ち込み、とっても強いシュートを放った。だが、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥが、際どくゴールを許さなかった。
 後半8分、ドゥサン・タディッチから出たパスを左サイドで受けたイスマイル・ユクセキが、ゴールライン際まで持ち込み、PKポイントにいたエディン・ジェコにボールを入れた。そのエディン・ジェコがシュートを放つと、ディフェンダーが、際どくシュート・コースに入り、ゴールを許さなかった。
 同44分、中盤でボールを得たフェルディ・カドゥオウルがペナルティエリアへ向け前進して、ミシー・バチューハイにパスを出した。そのミシー・バチューハイが、ペナルティエリア手前からシュートを放ったが、ボールは、ディフェンダーに当たり、その後、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥが押さえた。
 同ロスタイム2分、ミシー・バチューハイからパスを自陣で受けたエムレ・モルが、相手選手をすり抜け、ペナルティエリアへと入った。そして、シュートを放つと、ボールは、GKからこぼれ、再び、エムレ・モルのもとに転がった。エムレ・モルは、再度、シュートを放ったが、今度は、ディフェンダーがシュート・コースに入り、クリアされてしまった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、セルダル・アズィズ、アレクンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ(後半36分:ミゲル・クレスポ)、ラデ・クルニッチ=ジェンギズ・ウンデル(後半36分:エムレ・モル)、セバスティアン・シマンスキ(後半ロスタイム3分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半26分:ミシー・バチューハイ)
【アンカラ・グジュ】バハドゥル・ハン・ギュンドードゥ=ステリオス・キッツォー、ウロス・ラダコヴィッチ、ニハド・ムジャキッチ、マテジ・ハヌーセク(後半29分:メルト・チェティン)=アリ・カーン・ギュネレン(後半42分:フェデリコ・マヘダ)、トルガ・ジエルジ=オリンピウ・モルタン(後半16分:タソス・ハツィギオヴァニス)、ペドリーニョ、レナルド・ケパ(後半41分:アタカン・チャンカヤ)=アリ・ソウ(後半28分:リヤド・バジッチ)



アダナ・デミル・スポル 0:1 ハタイ・スポル(フォトマッチ紙+TRT補綴 24. 1.28)

ハタイ・スポル、歓喜(フォトマッチ紙) アキントーラ(左)レジェプ・ブラク・ユルマズ(右)(アダナ・デミル・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第23節で、アダナ・デミル・スポルとアウェー戦を戦ったハタイ・スポルが、1:3で勝ち、10試合ぶりに勝ち点3を獲得した。

 トルコ・リーグ第23節で、アダナ・デミル・スポルとハタイ・スポルが対峙した。新アダナ・スタジアムで行われたこの試合、0:1のスコアで勝ったのはハタイ・スポルだった。ハタイ・スポルに勝利をもたらしたゴールは、前半44分のナニによるオウンゴールだった。また、アダナ・デミル・スポルのセミフ・ギュレルは、後半ロスタイム6分に、この日2枚目のイエローカードをもらい退場処分となった。この結果、10試合ぶりに勝ち点3を得たハタイ・スポルは、勝ち点を25に伸ばした。6試合、勝利から見放されたアダナ・デミル・スポルは、同31に留まった。

                 試合経過

 前半6分、アダナ・デミル・スポルは、エムレ・アクババが基点になり攻撃に移り、そのエムレ・アクババが、ペナルティエリアにいたユスフ・エルドーアンにパスを送ると、そのユスフ・エルドーアンがシュートを放った。だが、GKエルジェ・カルデシュレルが、ボールをコントロールした。
 同19分、アダナ・デミル・スポルが、左サイドで得たフリーキックをナニが蹴り、内へと放り込んだ。それに合わせて、アンドリュー・ガラヴィヨンがヘディングシュートを試みたが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同21分、左サイドでボールを得たリゴベルト・リヴァスが、ペナルティエリア内へと持ち込んだ。そして、ゴール左斜め前から強いシュートを放ったが、GKシャクルディン・マゴメダリエフがコーナーキックに替えた。
 同24分、アダナ・デミル・スポルは、左サイドで攻撃に移ったアブドゥラヒム・ドゥルスンが、ペナルティエリアへセンタリングを入れた。それに合わせて、ベンジャミン・スタンブーリがヘディングシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同44分、ハタイ・スポルで攻撃に移ったジェルソン・フェルナンデスが、フェイントをかけながらペナルティエリア内へと持ち込み、パスをフィサヨ・デレ・バシルに出した。そのフィサヨ・デレ・バシルがシュートを放つと、これがナニに当たり、ゴールインした。0:1。そして、前半は、ハタイ・スポルが0:1とリ−ドをして終わった。
 後半29分、アダナ・デミル・スポルは、エムレ・アクババがフリーキックを蹴り、内へと放り込んだ。ペナルティエリア内のいい位置にいたセミフ・ギュレルが、それに合わせて、ヘディングシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同31分、ハタイ・スポルは、右サイドでボールを得たリゴベルト・リヴァスが、ドリブルでペナルティエリア内へと前進した。そして、強烈なシュートを放ったが、GKシャクルディン・マゴメダリエフが、しっかりと胸に収めてしまった。
 同32分、アダナ・デミル・スポルは、ユスフ・エルドーアンが攻撃に移り、ペナルティエリア内へと持ち込みセンタリングを入れた。それに合わせて、エムレ・アクババがシュートを試みたが、ボールは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム6分、セミフ・ギュレルが、中盤で前進しようとするカルロス・ストランベルをファウルで止めた。それを咎められ、この日2枚目のイエローカードをもらい退場処分となった。
 残りの時間では、他のゴールは生まれることはなく、ハタイ・スポルが0:1の優位を保ち、試合は終わった。

【アダナ・デミル・スポル】シャクルディン・マゴメダリエフ=イスマイル・チョクチャリス、セミフ・ギュレル、アンドリュー・ガラヴィヨン、アブドゥラヒム・ドゥルスン(後半1分:モテズ・ヌラニ)=ベンジャミン・スタンブーリ(後半42分:フローレント・シェフ)、エドアール・ミシュ=ダヴィド・アキントーラ、エムレ・アクババ、ユスフ・エルドーアン(後半ロスタイム3分:、アブ・ペペ・シセ)=ナニ(後半21分:タイフン・アイドーアン)
【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル(後半4分:ヴィサル・ベカジ)=オウズハン・マトゥル(後半37分:ケリム・アルジュ)、レジェプ・ブラク・ユルマズ、ガイ・マルセリン・キラマ、キャーミル・アフメット・チョレクチ=ギョルケム・サーラム(後半25分:アルミン・ホジッチ)=リゴベルト・リヴァス、マッサンガ・マトンド、フィサヨ・デレ・バシル、ジェルソン・フェルナンデス(後半37分:カルロス・ストランベル)=レナト・ダダショフ(後半24分:メフディ・ブージェマー)



チャーラール・ソユンジュ、イスタンブル入り(TRT 24. 1.27)

チャーラール・ソユンジュ(ファナティック紙)  トルコ代表選手チャーラール・ソユンジュが、フェネルバフチェへの移籍を実現するために、イスタンブル入りした。空港では、チャーラール・ソユンジュを、フェネルバフチェのセラハッティン・バキ理事と若干数のサポーターが出迎えた。

 フェネルバフチェが、夜になり発表したところでは、「2023−24シーズンの移籍解禁期間で、選手構成の強化を図るため、引き続き努めているところだ。この目的で、トルコ代表選手チャーラール・ソユンジュが、我がクラブへの移籍実現のために、イスタンブル入りすることになった。以上のことを、皆様方にお知らせするところだ」となっている。
 この発表のあと、チャーラール・ソユンジュを乗せた航空機が、午前2時半頃に、イスタンブル空港に到着した。そのチャーラール・ソユンジュを、フェネルバフチェのセラハッティン・バキ理事と若干数のサポーターが出迎えた。
 空港出口で、報道陣に応対したチャーラール・ソユンジュは、「トルコの皆さんは、ずっと、私を支えてくれていた。だから、自分にできることをやってきた。多くを語ることもないだろう。ここトルコの皆さんと、いい感じでいるから。そして、最後には、優勝を飾って終わりたい」と語った。



ガラタサライ、ホームで復活! イスタンブル・スポルは10人になる(ミリエット紙改 24. 1.26)

ケレム・アクテュルコウル(ガラタサライ公式HP) エミル・カーン・ギュルテキン(左)ケレム・デミオルバイ(右)(イスタンブル・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第21節で、ガラタサライは、一旦はリードされた試合だったが、イスタンブル・スポルを3:1のスコアでくだした。

 トルコ・リーグ第22節で、ガラタサライが、ホームにイスタンブル・スポルを迎えた。この試合は、ラムズ・パルクで行われ、バハッティン・シムシェク主審が裁いた。試合は、ガラタサライがリードを許したが、3:1で勝利を得た。ガラタサライのゴールは、前半36分と後半34分にケレム・アクテュルコウル、後半ロスタイム2分にマウロ・イカルディが決めた。イスタンブル・スポルは、前半28分に、ダヴィッド・サンビッサが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。アウェーのイスタンブル・スポルは、メンディ・ママドゥが、後半44分にレッドカードをもらい退場処分となった。この結果、ガラタサライは、勝ち点を57に伸ばしたのに対し、イスタンブル・スポルは、同10に留まった。

                 試合経過

 前半28分、ムアッメル・サルカヤからのパスを、ペナルティエリアの外で得たアラッサーヌ・ンダオがシュートを放つと、ボールは、サイドバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同28分、イスタンブル・スポルが先制した。左サイドでボールを得たアリ・シャシャルがセンタリングを入れた。それに合わせて、PKポイント近くにいたダヴィッド・サンビッサがヘッドで合わせると、ファーサイドのゴールポスト際で、ガラタサライのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同33分、スピードに乗ったイスタンブル・スポルの攻撃で、自陣からボールを持って前進したアラッサーヌ・ンダオが、ペナルティエリア内へと入り、シュートを放ったが、GKムスレラがゴールを許さなかった。だが、ボールを捉えたアラッサーヌ・ンダオが、ボールを内へと切り返した。そのコースに入ったエミル・カーンがバイシクル・シュートを放つと、ボールはゴールインした。ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に向かったバハッティン・シムシェク主審は、ガラタサライのコーナーキックに対して、ボールがアリ・シャシャルの手に当たっていたことを咎め、ゴールは取り消された。逆に、ガラタサライにPKが与えられた。
 同37分、このPKをケレム・アクテュルコウルが蹴り、ゴールが生まれた。1:1。そして、前半は1:1の同点のまま終わった。
 後半22分、ガラタサライが右サイドで得たフリーキックを、ケレム・アクテュルコウルが蹴り、内へと放り込んだ。GKアルプ・アルダが逃したボールが、ファーサイドのゴールポスト際にいたヴィクトール・ネルソンのもとに渡ると、そのヴィクトール・ネルソンがヘッドで落とした。そのボールのコースに入っていたマウロ・イカルディがシュートを試みると、ゴールが決まった。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行ったバハッティン・シムシェク主審は、マウロ・イカルディの位置はオフサイドだったとして、ゴールは認定されなかった。
 同34分、ガラタサライが逆転した。ヴィルフリート・ツァハが、ペナルティエリアの僅か外で倒されて得たフリーキックを、ケレム・アクテュルコウルが蹴った。ボールは、GKアルプ・アルダの左に向けゴールマウスに向かい、そのゴールポスト際に転がりながらゴールインしたのだった。2:1。
 同44分、イスタンブル・スポルが10人になった。メンディ・ママドゥが、バルシュ・アルペル・ユルマズに執ったアクションに対し、イエローカードが出された。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認後、バハッティン・シムシェク主審はレッドカードに替え、退場処分となったのだった。
 同ロスタイム1分、ガラタサライがPKを獲得した。左サイドからペナルティエリア内へと持ち込んだハリル・デヴィショウルの放ったシュートが、ケレム・アクテュルコウルからこぼれ、マウロ・イカルディの前に転がった。そのマウロ・イカルディが、GKアルプ・アルダをかわそうとしたときピッチに倒れると、バハッティン・シムシェク主審はPKを宣告したのだった。
 同ロスタイム2分、このPKを、マウロ・イカルディ自身が蹴り、ゴールが生まれた。3:1。
 残りの時間では、他のゴールは生まれず、試合は、ガラタサライが、ホームで3:1でイスタンブル・スポルをくだしたのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半45分:ベルカン・クトゥル)、ヴィクトール・ネルソン、ダヴィンソン・サンチェス、カーン・アイハン=ルカス・トレイラ、ケレム・デミルバイ(後半19分:タンギ・エンドンベレ)=テテ(後半1分:マウロ・イカルディ)、ドリース・メルテンス(後半37分:エユップ・アイドゥン)、ケレム・アクテュルコウル=ヴィルフリート・ツァハ(後半36分:ハリル・デヴィショウル)
【イスタンブル・スポル】アルプ・アルダ=ダヴィッド・サンビッサ(後半35分:ヴェファ・テメル)、オカン・エルドーアン、メフメト・イエシル、シモン・デリー、アリ・ヤシャル=ムアッメル・サルカヤ(後半35分:エドゥアルド・ロッカ)、モデスタス・ヴォロブジョヴァス、フローリアン・ロシャジュ(後半43分:ジャカリジャ・トゥラオレ)、アラッサーヌ・ンダオ(後半22分:メンディ・ママドゥ)=エミル・カーン・ギュルテキン(後半42分:ジャクソン・ロレンティーノ)



バシャクシェヒル・スポル 0:1 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP+TRT 24. 1.25)

オメル・アリ・シャヒネル(左)ヤイデン・オーステルヴォルデ(右)(バシャクシェヒル・スポル公式Twitter) ミシー・バチューハイ(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第22節で、バシャクシェヒル・スポルとアウェー戦を戦った。バシャクシェヒル・ファーティフ・テリム・スタジアムで行われたこの試合を0:1で制したフェネルバフチェは、勝ち点を57に伸ばし、首位の座を守った。フェネルバフチェのゴールは、後半ロスタイム4分に、ミシー・バチューハイがPKを決めたものだった。

                 試合経過

 前半12分、イスマイル・ユクセキが作り出した好機で、イルファン・ジャン・カフヴェジのパスを受け、左サイドのタッチライン際から、エディン・ジェコがボールを入れると、それに合わせて、ドゥサン・タディッチがシュートを放つも、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同22分、ドゥサン・タディッチがヘッドで落としたボールを、エディン・ジェコが走り込んできてシュートを放つも、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同29分、フェルディ・カドゥオウルからのパスを、ペナルティエリア内でコントロールしたヤイデン・オーステルヴォルデが、足を滑らせピッチに倒れると、ボールは、クルズィストフ・ピアテクの下へと転がった。そのクルズィストフ・ピアテクが、ダイレクトで、グランダーのシュートを放つも、リヴァコヴィッチが、ゴールを許さなかった。
 同41分、バシャクシェヒル・スポルのディフェンスから跳ねたボールが、ペナルティエリアのゴール右斜め前にいたラデ・クルニッチの下へ転がった。このラデ・クルニッチの出したパスを受けたエディン・ジェコが狙いすましたシュートを放ったが、GKヴォルカン・ババジャンが、身体を伸ばして、これをクリアした。
 同44分、エディン・ジェコからのパスを、走り込んで来たドゥサン・タディッチが、ペナルティエリア手前からシュートを放ったが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム5分、ヤイデン・オーステルヴォルデが左サイドからペナルティエリアに入れたセンタリングに合わせて、エディン・ジェコがダイレクトでシュートを試みたが、GKヴォルカン・ババジャンがコーナーキックに替えた。
 後半11分、フェネルバフチェが危険な場面を作った。フェルディ・カドゥオウルが左サイドから出したボールを、PKポイント近くでコントロールしたセバスティアン・シマンスキが、ラデ・クルニッチにボールを預けた。そのラデ・クルニッチが強烈なシュートを放つも、GKヴォルカン・ババジャンが防いだ。
 同25分、メルト・ミュルドゥルが出したパスを受けたミシー・バチューハイが、ゴール右斜め前からシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同28分、フェルディ・カドゥオウルが自陣で得たボールを持ち、相手陣のペナルティエリア手前まで進み、右サイドから攻撃に加わったジェンギズ・ウンデルにボールを出した。そのジェンギズ・ウンデルが、ペナルティエリアに持ち込みシュートを放ったが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同45分、セバスティアン・シマンスキが放ったシュートが、オヌル・エルギュンの手に当たると、それを咎めた主審がPKを宣告した。
 同ロスタイム4分、このPKをミシー・バチューハイが蹴ると、ゴールが生まれた。0:1。
 同ロスタイム7分、フェネルバフチェがスピードに乗った攻撃を見せた。中盤でボールを得たジェンギズ・ウンデルが、右サイドからペナルティエリア内へと入ったエディン・ジェコにパスを送った。そのエディン・ジェコが、ゴール斜め前からシュートを放つと、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。

【バシャクシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=レオ・デュボア、レオ・ドゥアルテ、ウーセイヌ・バ、ルカス・リマ=オヌル・エルギュン=ジョアオ・フィゲレイド、オメル・アリ・シャヒネル(前半33分:エミルハン・イルクハン)、ベルカイ・オズジャン、デニズ・テュルチ=クルズィストフ・ピアテク(後半14分:フィリップ・ケニー)
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、セルダル・アズィズ、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ(後半13分:ミシー・バチューハイ)、ラデ・クルニッチ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半13分:ジェンギズ・ウンデル)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ(後半41分:エムレ・モル)=エディン・ジェコ



ドルマバフチェで勝者はなし、ベシクタシュ 0:0 アダナ・デミル・スポル(ファナティック紙 24. 1.24)

エムレ・アクババ(左)セミフ・クルチソイ(右)(アダナ・デミル・スポル公式Twitter) デミル・エゲ・トゥクナズ(左)ダヴィド・アキントーラ(右)(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第22節で、ベシクタシュとアダナ・デミル・スポルが対峙した。テュプラシュ・スタジアムで行われたこの試合、0:0で終わり、両者ともに勝ち点1を得た。

 フェルナンド・サントス監督指揮下のベシクタシュとヒクメット・カラマン監督指揮下のアダナ・デミル・スポルが、トルコ・リーグ第22節で対峙した。試合は、テュルプラシ・スタジアムで行われ、アッティラ・カラオーラン主審が裁いた。そして、試合は0:0で終わり、両者ともに勝ち点1を分け合った。この結果、ベシクタシュは勝ち点を36に、アダナ・デミル・スポルが同31に伸ばした。なお、アダナ・デミル・スポルは、後半3分、ユスフ・バラシがレッドカードをもらい退場処分となった。

                 試合経過

 前半3分、デミル・エゲ・トゥナズのパスに反応して、右サイドで動き出したヨナス・スヴェンソンが、ボールを、側にいたミロト・ラシチャに回した。そのミロト・ラシチャが、ペナルティエリア内に持ち込み、ゴール右斜め前からシュートを放ったが、GKシャクルディン・マゴメダリエフが押さえた。
 同10分、ペナルティエリア・ラインの僅か左で得たフリーキックをジェンク・トスンが蹴り、直接、ゴールを狙った。そのボールが壁に当たり跳ね返ったが、その跳ね返りのボールを捉えたタイフル・ビンギョルが、ペナルティエリア・ラインからシュートを放った。だが、今回もディフェンスに当たり跳ね返されてしまった。
 同22分、ジェドソン・フェルナンデスが右コーナーキックを蹴ると、バクティヤール・ザイヌトディノフが、それに合わせてヘディングシュートを放ったが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同27分、右タッチライン際で得たフリーキックを蹴ったエムレ・アクババが、ゴール前へ放り込んだ。それを、ベシクタシュのディフェンスがヘッドに当てた。ペナルティエリアのゴール右斜め前に落ちたボールを、ベンジャミン・スタンブーリが走り込んで来て強いシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同35分、中盤で得たボールを、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと持ち込んだミロト・ラシチャが、右足を使い、ファーのゴール隅を狙ったグランダーの強いシュートを放った。だが、ボールは、転がりながら外に出て行ってしまった。
 後半3分、アダナ・デミル・スポルが10人になってしまった。ユスフ・バラシが、相手選手に執ったチェックに対し、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。
 同5分、右サイドで生まれたベシクタシュの攻撃で、セミフ・クルチソイが内へと入れた。それに合わせてネジプ・ウイサルがヘディングシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を外れて外に出て行ってしまった。
 同24分、ベシクタシュのセミフ・クルチソイが、右サイドでボールを得るや、ゴールを狙いシュートを放った。だが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同27分、ミロト・ラシチャとともにスピードに乗った攻撃に入ったベシクタシュ、セミフ・クルチソイが、ペナルティエリアの左からファーのゴール隅を狙いシュートを放った。だが、ボールは、ディフェンダーに当たりコーナーキックに替わった。
 同39分、スピードに乗ったベシクタシュの攻撃で、レビッチが、ペナルティエリアの手前にボールを出した。それに合わせて、ラシド・ゲザルが、左足一閃、GKの右を狙いシュートを放った。だが、GKシャクルディン・マゴメダリエフが胸に収めてしまった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン(後半41分:ジャクソン・ムレカ)、ネジプ・ウイサル、バクティヤール・ザイヌトディノフ、エムレジャン・テルズィ=タイフル・ビンギョル(後半16分:ラシド・ゲザル)、デミル・エゲ・トゥクナズ、ジェドソン・フェルナンデス=ミロト・ラシチャ、ジェンク・トスン、セミフ・クルチソイ(後半20分:アンテ・レビッチ)
【アダナ・デミル・スポル】シャクルディン・マゴメダリエフ=イスマイル・チョクチャリス、セミフ・ギュレル、アンドリュー・ガラヴィヨン、ユスフ・エルドーアン(後半ロスタイム1分:、アブ・ペペ・シセ)=ベンジャミン・スタンブーリ(後半41分:ドルクハン・トコズ)、エドアール・ミシュ(後半ロスタイム1分:タイフン・アイドーアン)=ダヴィド・アキントーラ、エムレ・アクババ(後半41分:ナニ)、モテズ・ヌラニ(後半15分:アブドゥラヒム・ドゥルスン)=ユスフ・バラシ



カイセリ・スポル、勝つことを忘れてしまった(TRT 24. 1.23)

アリ・ヤシャル(イスタンブル・スポル公式Twitter) フローリアン・ロシャジュ(左)アリ・カリミ(右)(イスタンブル・スポル公式Twitter)  カイセリ・スポルが、トルコ・リーグ第21節で、最下位のイスタンブル・スポルに0:1で敗れた。

 カイセリ・スポルが、イスタンブル・スポルを、RHGエネルテュルク・エネルジ・スタジアムに迎えた。アウェーのイスタンブル・スポルが、後半ロスタイムにアリ・ヤシャルのあげたゴールで、0:1で勝った。この結果、6連敗を喫することになったカイセリ・スポルは、勝ち点29に留まった。トルコ・リーグで厳しい日々を送るイスタンブル・スポルは、7試合連続勝ててなかったことに終止符を打ち、同10に伸ばした。
 前半15分、イスタンブル・スポルの攻撃で、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前でボールを得たアリ・ヤシャルが放った強烈なシュートを、GKビラル・バヤズィットが左に身体を伸ばし、コーナーキックに替えた。
 同23分、イスタンブル・スポルがゴールに迫った。フローリアン・ロシャジュからのパスが、相手ディフェンスから跳ねたところ、ボールを奪ったアラッサーヌ・ンダオがGKを抜けシュートを放ったが、アリフ・コジャマンが、ゴールに向かったボールを、倒れ込みながらゴールポスト際で防いだ。
 同28分、右サイドでアリ・カリミが、ゴールライン際まで持ち込みセンタリングを入れると、そのボールに合わせ、ラマザン・ジヴェレクがシュートを放った。ボールは、枠を捉えたが、メフメット・イエシルがヘッドでクリアした。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半31分、ムアッメル・サルカヤが、深くえぐるパスをディフェンスの裏に出すと、それに合わせて走り込んだエテミがGKと1対1となりシュートを放った。だが、前に出ていたGKビラル・バヤズィットだったが、これをパンチングで防ぐことに成功した。
 同32分、イスタンブル・スポルがゴールに迫った。ムアッメル・サルカヤがディフェンスの裏に送ったパスに追いつき、GKと1対1となったフローリアン・ロシャジュがシュートを放つも、GKビラル・バヤズィットが、これを防いだ。その跳ね返りのボールを、詰めていたムアッメル・サルカヤが捉えシュートを放ったが、GKビラル・バヤズィットがクリアすることに成功した。
 同ロスタイム5分、イスタンブル・スポルが先制のゴールを決めた。右コーナーキックに対し、ディフェンスに入っていたコロヴェツィオスがクリアした。そのボールが、ペナルティエリア・ライン上に向かったところを、うまく捉えたアリ・ヤシャルが放った強いシュートが、GKビラル・バヤズィットの右を抜け、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。そして、この終盤にあげたゴールで、イスタンブル・スポルが勝利にありついたのだった。

【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ハサン・アリ・カルドゥルム(後半38分:アフメット・マラティヤル)、アリフ・コジャマン(後半27分:ディミトリオス・コロヴェツィオス)、リオネル・キャローレ=カルタル・ユルマズ、アリ・カリミ(後半27分:アッカー)=ミゲル・カルドーソ、メフメット・エライ・オズベク(後半1分:タルハ・サルアルスラン)、ラマザン・ジヴェレク(後半27分:ハイルラー・エルキップ)=アイルトン・ボア・モルテ
【イスタンブル・スポル】アルプ・アルダ=メフメト・イエシル、シモン・デリー、オカン・エルドーアン=ダヴィッド・サンビッサ(後半26分:メンディ・ママドゥ)、ムアッメル・サルカヤ、モデスタス・ヴォロブジョヴァス、フローリアン・ロシャジュ(後半36分:ジャクソン・ロレンティーノ)、アリ・ヤシャル=アラッサーヌ・ンダオ(後半26分:エミル・カーン・ギュルテキン)、ワロン・エテミ(後半42分:エドゥアルド・ロッカ)



ガラタサライ、トラブゾン・スポルを5ゴールで粉砕、首位に並んだ!(ソズジュ紙 24. 1.22)

ヴィルフリート・ツァハ(フォトマッチ紙) バルシュ・アルペル・ユルマズ(左)エレン・エルマル(右)(ガラタサライ公式HP)  トルコ・リーグで首位争いをするガラタサライの嵐が、トラブゾンで吹き荒れた。フェネルバフチェが勝ち点を失った節で、勝ち点3を確保したガラタサライは、トラブゾン・スポルを1:5で退け、首位に並んだ。

 トルコ・リーグ第21節で、ガラタサライが、難敵トラブゾン・スポルをアウェーで勝ち点3を5ゴールで獲得した。首位争いを展開するガラタサライは、フェネルバフチェが勝ち点を失った機会を逃さなかったのだ。このトラブゾン・スポルとの一戦に、首位から勝ち点で3離された状態で臨んだガラタサライが、アウェー戦での大差の勝利で首位に並んだのだ。ガラタサライは、トルコ・リーグ史上初めて、トラブゾン・スポルを相手に5得点を決めた試合となった。
 パパラ・パルクで行われたこの試合、いい始まり方をしたトラブゾン・スポルだったが、前半13分、ショッキングなゴールを浴びてしまった。舞台に上がったのはヴィルフリート・ツァハだった。バルシュ・アルペル・ユルマズが、ペナルティエリア内で内へと入れたボールに合わせてきれいなシュートを放つと、これが、先制点となったのだった。0:1。そして、シュートが1本、バーに嫌われるということがあったガラタサライが、前半を0:1と優位を保ち終わったのだった。
 後半に入り、危険な場面を幾つも作り出したガラタサライは、同16分、スピードに乗った攻撃で、ヴィルフリート・ツァハが、点差を2と拡げるゴールを決めた。ケレム・デミオルバイからのパスを受けたヴィルフリート・ツァハが、ペナルティエリアのゴール右斜め前から狙いを着けたシュートを放つと、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルの傍らを抜け、ファーのゴール隅に突き刺さったのだった。0:2。
 トラブゾン・スポルが、この2点目の衝撃から覚める前、同19分に3点目が入った。カーン・アイハンのゴールで、点差が3と拡がったのだ。スピードに乗った攻撃で、ドリース・メルテンス、ヴィルフリート・ツァハ、カーン・アイハンの3人のパス交換の結果、ペナルティエリア内でボールを得たカーン・アイハンが、ゴール左斜め前からインサイドキックで丁寧なシュートを放つと、これが、GKウーウルジャン・チャクルの傍らをを抜け、ファーのゴール隅に吸い込まれたのだった。0:3。
 同34分、トラブゾン・スポルが、エニス・デスタンのゴールで、スコアを1:3とした。コーナーキックに対し、ペナルティエリア前で走り込んで来たエニス・デスタンのシュートが、点差を2に縮めるゴールとなったのだった。1:3。
 同35分、ガラタサライのゴールゲッター、ケレム・アクテュルコウルのゴールが決まり、4点目が入った。ペナルティエリアの外からとても素晴らしいシュートを放ったケレム・アクテュルコウルが、GKウーウルジャン・チャクルを捉え、スコアを1:4としたのだった。
 ヴィルフリート・ツァハは、同45分、再び、ゴールネットを揺らしたが、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールの前にファウルがあったとして、ゴールは認定されなかった。
 同ロスタイムに、再度、舞台に上がったケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリアへと入ったボールを捉え、強烈なシュートを放ったところ、これが5点目となり、この試合に刻印を残した。
 この結果、勝ち点を54に伸ばしたガラタサライは、ライバルのフェネルバフチェと、同じ勝ち点となった。だが、得失点差で2位となっている。ガラタサライは、次節、ホームにイスタンブル・スポルを迎える。一方のトラブゾン・スポルは、チャイクル・リゼとのアウェー戦だ。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ヒュセイン・テュルクメン、ライアン・バニヤ(後半1分:メフメット・ジャン・アイドゥン)、フィリップ・ベンコヴィッチ(後半19分:アナスタシオス・バカセタス)、エレン・エルマル=バティスタ・メンディ、ベラト・オズデミル=エディン・ヴィスチャ、エニス・バルディ(後半34分:ウムト・ギュネシュ)、タクシアルヒス・ファウンタス(後半39分:ギョクタン・ギュルピュズ)=エニス・デスタン
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ(前半45分:ダヴィンソン・サンチェス)、カーン・アイハン(後半31分:テテ)=ケレム・デミルバイ(後半31分:ベルカン・クトゥル)、ルカス・トレイラ(後半31分:タンギ・エンドンベレ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ、ドリース・メルテンス(後半37分:マウロ・イカルディ)、ケレム・アクテュルコウル=ヴィルフリート・ツァハ



ペンディク・スポル 4:0 ベシクタシュ(ヒュリエット紙 24. 1.21)

ウムト・ナイル(ペンディク・スポル公式Twitter) ハリル・アクブナル(左)ジェドソン・フェルナンデス(右)(ペンディク・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第21節で、ベシクタシュは、アウェーで戦ったペンディク・スポル戦を4:0で落とした。これは、フェルナンド・サントス監督指揮下初の敗戦となった。

 トルコ・リーグ第21節で、ペンディク・スポルとアウェー戦を戦ったベシクタシュは、4:0で敗れた。ペンディク・スポルに勝利をもたらしたゴールは、前半4分にウムト・ナイル、後半25分にハリル・アクブナル、同29分にマメ・ティアム、同37分にヌノ・セケイラが決めた。この結果、勝ち点が35に留まったベシクタシュは4位となった。トルコ・リーグで降格争いを続けているペンディク・スポルは、同19で19位になった。なお、ベシクタシュのペンディク・スポル戦での4:0の敗戦は、今季16試合ぶりとなる無得点試合だった。

                 試合経過

 前半4分、左サイドのマメ・ティアムからのパスを受けたウムト・ナイルが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から放った強烈なシュートが、ベシクタシュのゴールネットに突き刺さった。1:0。
 同24分、エレデム・オズゲンチが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からフリーキックを蹴ると、それに合わせて、ハリル・アクブナルがヘディングシュートを試みたが、ボールは、GKメルト・ギュノクが押さえた。
 同29分、オヌル・ブルトがペナルティエリア内右サイドへ送った深くえぐるパスを受けたミロト・ラシチャがボールを持ちゴールライン際まで持ち込み、ゴール前へとボールを入れた。それに合わせて、ゴール前にいたジェンク・トスンがシュートを放ったが、アルパスラン・オズテュルクが、スライディングをしながら、これをコーナーキックに替えた。
 同45分、フレデリック・ミトシェがスルーパスを出すと、右サイドで、ハリル・アクブナルが、そのボールを得た。そのハリル・アクブナルが、ニアサイドに向けグランダーのパスを出すと、エレンジャン・ヤルドゥムジュが、そのボールに合わせてダイレクトでシュートを放つも、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 後半2分、左サイドからラシド・ゲザルがフリーキックを蹴ると、それに合わせて、PKポイントでジャンプ一番、バクティヤール・ザイヌトディノフがヘディングシュートを放つも、ボールは、枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。
 同8分、左サイドからマメ・ティアムがペナルティエリア内へ向けてセンタリングを入れると、そのコースに入ったウムト・ナイルがシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同15分、右サイドからフレデリック・ミトシェがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で走り込んで来たマメ・ティアムがシュートを放ったが、GKメルト・ギュノクがキャッチした。
 同25分、エレンジャン・ヤルドゥムジュからのパスを受け、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からハリル・アクブナルがシュートを放つと、これが、ベシクタシュのゴールネットを揺らした。2:0。
 同29分、ディフェンスに対し執ったプレスの結果、ボールを奪い取ったハリル・アクブナルがペナルティエリア内へと持ち込んだ。そして、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からゴール前へとボールを送ると、それに、マメ・ティアムが合わせ、ゴールが生まれた。3:0。
 同37分、左サイドからヌノ・セケイラがペンディク・スポル内へとセンタリングを入れると、ゴール前で跳ねたボールが、ゴールインした。4:0。

【ペンディク・スポル】エルデム・ジャンポラト=エルデム・オズゲンチ、アルパスラン・オズテュルク(後半41分:ムラト・アクチャ)、ジョエル・ラスール、ヌノ・セケイラ=イブラヒム・アクダー、フレデリック・ミトシェ=ハリル・アクブナル(後半ロスタイム4分:レアンドロ・カッペル)、エレンジャン・ヤルドゥムジュ(後半28分:エンドリ・チェキジ)、マメ・ティアム(後半ロスタイム4分:アブドゥライ・ディアビ)=ウムト・ナイル(後半41分:トゥラム)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、タユップ・タルハ・サヌッチ、バクティヤール・ザイヌトディノフ、ウムト・メラシュ=デミル・エゲ・トゥクナズ=セミフ・クルチソイ(後半20分:アンテ・レビッチ)、タイフル・ビンギョル(後半41分:ネジプ・ウイサル)、ジェドソン・フェルナンデス、ミロト・ラシチャ(後半1分:ラシド・ゲザル)=ジェンク・トスン(後半20分:ジャクソン・ムレカ)



ベシクタシュ、合宿メンバーが明らかになった(TRT 24. 1.20)

フェルナンド・サントス監督(NTV)  トルコ・リーグ第21節で、明日、ペンディク・スポルとのアウェー戦を戦うベシクタシュの23人の合宿メンバーが明らかになった。故障を抱えるサリフ・ウチャンが、このメンバーには含まれていない。

 ベシクタシュの発表によれば、MFサリフ・ウチャンが、右内腿部の筋肉に張りと腫れがあるということで、メンバーには入れられなかった。ベシクタシュのフェルナンド・サントス監督が、ペンディク・スポル戦に登録する23人の顔ぶれは、次の通りだ。
 メルト・ギュノク、エルシン・デスタノウル、ウトゥク・ユワクラン、ヨナス・スヴェンソン、オヌル・ブルト、タユップ・タルハ・サヌッチ、アンテ・レビッチ、ジェンク・トスン、ミロト・ラシチャ、ラシド・ゲザル、ネジプ・ウイサル、デミル・エゲ・トゥクナズ、バクティヤール・ザイヌトディノフ、ジャクソン・ムレカ、ムスタファ・エルハン・ヘキモウル、ヤクプ・アルダ・クルッチ、アイトゥー・バトゥル・キョメチ、タイフル・ビンギョル、ウムト・メラシュ、セルカン・エムレジャン・テルズィ、ジェドソン・フェルナンデス、セミフ・クルチソイ、エムレジャン・ブルト。



ガラタサライ、トルコ杯で16強へ進出!(ガラタサライ公式HP改+ソズジュ紙補綴 24. 1.19)

ディミトリ・カヴァレ(左)ケレム・デミオルバイ(右)(ソズジュ紙) バルシュ・アルペル・ユルマズ(ソズジュ紙)  ガラタサライが、トルコ杯5回戦で、ウムラニエ・スポルと対峙した。ラムズ・パルクで行われたこの試合を、ガラタサライは4:1で勝ち、16強への進出を決めた。

 ガラタサライのゴールは、バルシュ・アルペル・ユルマズ(前半33分)、テテ(前半43分)、アブドゥルケリム・バルダクチュ(後半12分)、ハリル・デルヴィショウル(後半41分)が決めた。ウムラニエ・スポルの得点は、バルシュ・アルペル・ユルマズによるオウンゴールで得たものだった。
 短いパスを使い、相手陣内で好機を見出だそうとしていたガラタサライに対し、ウムラニエ・スポルは、速い攻撃でチャンスを作ろうとしていた。ケレム・デミオルバイが枠を捉えたフリーキックは、GKアブドゥルサメドが際どくコーナーキックに替えるということがあった。
 エユップ・アイドゥンとテテが枠を捉えたシュートがゴールとならなかったが、前半23分、ガラタサライが好機を活かせないでいるなか、リードを許すということになってしまった。右サイドから入れられたセンタリングに対し、バルシュ・アルペル・ユルマズが背後に蹴り出そうとしたボールが、ガラタサライのゴールに入ってしまったのだ。0:1。
 同33分、バルシュ・アルペル・ユルマズが、今度は同点弾を決めた。ケレム・デミオルバイが、左サイドからきれいなセンタリングを入れると、うまくジャンプを見せたバルシュ・アルペル・ユルマズのヘディングシュートが炸裂、ボールはウムラニエ・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。1:1。
 同点後は、完璧に試合をコントロールすることになったガラタサライは、同42分、ケレム・デミオルバイが、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入り込んだ。そして、相手選手をかわし、ボールを内へと入れた。そのボールに、ゴール前でテテが触れると、がら空きとなっていたゴールマウスに突き刺さったのだった。2:1。そして、前半は、このスコアで終わった。
 後半に入り、それまで以上に、明らかな好機を創り出し、攻撃面で、より積極的になったガラタサライは、後半6分には、ケレム・アクテュルコウルのシュートがバーを直撃した。このプレーの1分後、今度は、テテがいいところを見せた。ケレム・アクテュルコウルからのパスを、ペナルティエリア内で受けたテテがダイレクトでシュートを放つと、GKアブドゥルサメド・ダムルがコーナーキックに替えてしまった。
 同13分、ガラタサライを楽にさせるゴールが、アブドゥルケリム・バルダクチュから生まれた。ケレム・デミオルバイがフリーキックを蹴り、ファーサイドのゴールポストに送ると、そこに走り込んで来たアブドゥルケリム・バルダクチュがヘッドで合わせた。これを、アブドゥルサメド・ダムルが防ごうとしたが防ぎきれなかった。3:1。
 同16分、ペナルティエリア・ライン上からケレム・デミオルバイが蹴ったフリーキックは、アブドゥルサメド・ダムルがパンチングで防いだ。
 同22分、ハリル・デルヴィショウルとともに、ガラタサライがスピードに乗った攻撃に移ったとき、シラチャンにより倒されてしまうと、この日2枚目のイエローカードがシラチャンに出され、シラチャンが退場となってしまった。
 同43分、ハムザ・アクマンが、ムハッメド・メルトのチェックを受けピッチに倒れると、ブラク・ペッカン主審はPKを宣告した。このPKを、ハリル・デルヴィショウルが、同42分に蹴ると、GKが跳んだとは逆方向にゴールが決まった。4:1。そして、この試合を、4:1のスコアで制したガラタサライは、トルコ杯16強に進出したのだった。

【ガラタサライ】ギュナイ・ギュヴェンチ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半27分:アリ・トゥラプ・ビュルビュル)、ヴィクトール・ネルソン(後半18分:タンギ・エンドンベレ)、アブドゥルケリム・バルダクチュ(後半18分:ダヴィンソン・サンチェス)、カズムジャン・カラタシュ=ケレム・デミルバイ(後半18分:ヴィルフリート・ツァハ)、ベルカン・クトゥル=テテ、エユップ・アイドゥン、ケレム・アクテュルコウル(後半27分:ハムザ・アクマン)=ハリル・デルヴィショウル
【ウムラニエ・スポル】アブドゥルサメド・ダムル=トミスラフ・グルマッチ、ディミトリ・カヴァレ、ムスタファ・エセル(後半39分:ムハッメド・メルト)、ハサン・アヤロウル(後半14分:エムレ・カプラン)=コシュクン・ディニエフ=エムレ・デミル(後半28分:オヌル・アユク)、セルカン・ギョクス(後半14分:ストラヒル・ポポフ)、シラチャン・ナス、ウーウル・カーン=アイマン・ボウアリ(後半28分:メリヒ・オクタン)



トルコ杯でミシー・バチューハイがいいところを見せた、フェネルバフチェ 6:0 アダナ・スポル(フォトマッチ紙改 24. 1.18)

ミシー・バチューハイ(フェネルバフチェ公式HP) エムレ・モル(左)ハルン・アルプソイ(右)(TRT)  トルコ杯5回戦で、トルコ・リーグの強豪フェネルバフチェが、ホームに2部リーグのアダナ・スポルを迎えた。カドゥキョイ・ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、チャーダーシュ・アルタイ主審が裁いた。この試合を6:0で勝ったフェネルバフチェは、16強の戦いに進出した。フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、リンコン・エンリケ、ミシー・バチューハイ(4)、メルト・ハカン・ヤンダシュが決めた。

                 試合経過

 前半4分、ペナルティエリアの僅か手前で得たフリーキックを、リンコン・エンリケが蹴り、直接ゴールを狙ったが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同19分、ミシー・バチューハイからのパスを、ペナルティエリアの右斜め前で得たメルト・ミュルドゥルがシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同24分、メルト・ハカン・ヤンダシュがセンタリングを入れると、そのボールコースの左側に入り、いいジャンプを見せたジョシュア・キングがヘッドで合わせたが、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同29分、フェネルバフチェが先制した。バルトゥー・エルマズから出たパスをペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たリンコン・エンリケが、狭い角度から放ったシュートが、アダナ・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。
 同36分、メルト・ミュルドゥルが、ペナルティエリア内からグランダーのパスを出すと、ゴール前で、そのボールを得たリンコン・エンリケがシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同39分、フェネルバフチェが点差を2と拡げた。ジョシュア・キングが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前から出したパスに合わせて、リンコン・エンリケがミシー・バチューハイにボールを回した。そのミシー・バチューハイが、それに合わせるとゴールが生まれたのだった。2:0。
 後半5分、フェネルバフチェが点差を3に拡げた。メルト・ハカン・ヤンダシュが出したパスが、ペナルティエリア内にいたクルニッチからこぼれ、そのボールを、GKアフメット・サイド・クヴァンチがパンチングでピッチに跳ね返した。その跳ね返りのボールを捉えたミシー・バチューハイの放ったシュートがゴールインしたのだった。3:0。
 同16分、ペナルティエリア内で生まれた混戦のなかボールを得たオベリンがシュートを放ったが、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが、際どいところでコーナーキックに替えた。
 同23分、フェネルバフチェが点差を4と拡げた。メルト・ハカン・ヤンダシュがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内でジャンプ一番、ミシー・バチューハイのヘディングシュートが炸裂したのだった。4:0。
 同26分、フェネルバフチェが点差を5と拡げた。エムレ・モルからのパスでボールを得たミシー・バチューハイが、ペナルティエリア内へと持ち込み放ったシュートが、アダナ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。5:0。
 同36分、フェネルバフチェが、もう1点決めた。ミシー・バチューハイからのパスをペナルティエリア内で受け、ゴールライン際まで持ち込んだエムレ・モルが、ボールをメルト・ハカン・ヤンダシュに預けた。そのメルト・ハカン・ヤンダシュの放ったシュートが、ゴールインしたのだった。6:0。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=メルト・ミュルドゥル(後半19分:イスマイル・ユクセキ)、レオナルド・ボヌッチ(後半19分:エフェカン・カラヤズ)、ヤイデン・オーステルヴォルデ、リンコン・エンリケ(後半38分:ネジャト・アイドゥン)=ラデ・クルニッチ、バルトゥー・エルマズ=エムレ・モル、メルト・ハカン・ヤンダシュ、ジョシュア・キング(後半34分:ジェンギズ・ウンデル)=ミシー・バチューハイ
【アダナ・スポル】アフメット・サイド・クヴァンチ=フェルハト・カティポウル、ファーティフ・クルジュク(後半27分:ジェム・ギュゼルバイ)、エヴレン・コルクマズ、ジョーダン・ルカク(後半29分:メフメット・フェイズィ・ユルドゥルム)=クビライ・アクタシュ(後半1分:ハック・テュルケル)、ハルン・アルプソイ=ブルハン・トゥズン、アブドゥラエ・ダボ、ジュニオール・フェルナンデス(後半1分:メテハン・アルトゥンバシュ)=ディミトリ・オベリン(後半34分:サムエル・イエピー)



ガジアンテップFK 0:1 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP改 24. 1.15)

ジョシュア・キング(左)アルダ・クズルダー(右)(フェネルバフチェ公式HP) イルファン・ジャン・カフヴェジ(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第20節で、ガジアンテップFKとのアウェー戦を戦ったフェネルバフチェは、0:1で勝った。カリョン・スタジアムで行われたこの試合を、後半36分にイルファン・ジャン・カフヴェジが決めたゴールで勝ったフェネルバフチェは、勝ち点を53に伸ばし、首位の座を守った。また、この試合、後半5分に、エディン・ジェコが蹴ったPKは、バーに嫌われてしまった。

 新加入のイタリア人ディフェンダーのレオナルド・ボヌッチは、この試合で、初めてフェネルバフチェのユニフォームを着てピッチに立った。控えで試合に臨んだレオナルド・ボヌッチだったが、前半38分にセルダル・アズィズが故障を発生させ、その替りに投入され、フェネルバフチェでの初キャリアを積んだのだった。

                 試合経過

 前半7分、アレクサンドル・マキシムが、左サイドからディフェンスの裏に出したパスを受けたサレム・ムバカタがシュートを放つと、GKリヴァコヴィッチはコーナーキックに替えた。
 同13分、セバスティアン・シマンスキが右コーナーキックを蹴り、ペナルティエリアの外にいたフレッドにボールを送った。そのフレッドが、ペナルティエリアのゴール右斜め前から狙いすましたシュートを放ったが、GKニタはコーナーキックに替えてしまった。
 同23分、フレッドが、ペナルティエリアにいたドゥサン・タディッチにボールを送った。ドゥサン・タディッチがダイレクトでボールをセバスティアン・シマンスキに送ると、そのセバスティアン・シマンスキが放ったシュートはゴールインした。だが、オフサイド判定で、ゴールとは認定されなかった。
 同32分、セバスティアン・シマンスキが、右サイドから出したパスをペナルティエリア内で受けたジェンギズ・ウンデルが強いシュートを試みると、GKニタが、コーナーキックに替えた。
 後半3分、フェネルバフチェがPKを獲得した。フェルディ・カドゥオウルが、左サイドから出したパスをペナルティエリア内で得たフレッドが、アルダ・クズルダーのチェックを受けピッチに倒れた。それを咎めたトゥガイ・カーン・ヌマノウル主審がPKを宣告したのだった。
 同5分、このPKを蹴ったエディン・ジェコが放ったグランダーのボールは、サイドバーに当たりピッチに跳ね返り、更に、そのボールを、デニス・ドラグシュがコーナーキックに替えてしまった。
 同13分、オギュン・オズチチェッキが中盤から出したパスを、ゴール右斜め前で得たアレクサンドル・マキシムが強いシュートを試みたが、GKリヴァコヴィッチがクリアしてしまった。
 同35分、ホセ・ブライアン・リアスコスが、右サイドからペナルティエリアへセンタリングを入れると、それに合わせてデニス・ドラグシュがシュートを放つも、GKリヴァコヴィッチがボールを押さえてしまった。
 同36分、フェネルバフチェが先制した。セバスティアン・シマンスキが蹴った左コーナーキックに合わせて、イルファン・ジャン・カフヴェジのヘディングシュートが炸裂、ボールは、GKニタの右を抜け、ガジアンテップFKのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同ロスタイム6分、ペナルティエリア内ゴール左斜め前でボールを得たデニス・ドラグシュが、跳ねたボールをヴォレーでシュートを放つと、GKリヴァコヴィッチが辛うじてコーナーキックに替えた。

【ガジアンテップFK】フローリン・ニタ=ムスタファ・エスキヘラッチ、アルダ・クズルダー、ニコラ・ヌクル、パピ・ジラボジ、サレム・ムバカタ=ラザル・マルコヴィッチ(後半25分:ホセ・ブライアン・リアスコス)、フルカン・ソヤルプ(後半32分:マルコ・ジェヴトヴィッチ)、オギュン・オズチチェッキ、アレクサンドル・マキシム(後半44分:オーウルジャン・チャーラヤン)=デニス・ドラグシュ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、セルダル・アズィズ(前半38分:レオナルド・ボヌッチ)、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ(後半19分:ミシー・バチューハイ)、フレッド=ジェンギズ・ウンデル(後半19分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ(後半34分:ジョシュア・キング)=エディン・ジェコ



ベシクタシュ、フェルナンド・サントス政権、勝ち点3で始まる! カラギュムリュックに勝利(ミリエット紙 24. 1.14)

ミロト・ラシチャ(左)ミュニル・レヴェント・メルジャン(右)(ベシクタシュ公式HP) セミフ・クルチソイ(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第20節で、ベシクタシュは、カラギュムリュックを3:0でくだした。

 フェルナンド・サントス監督指揮下のベシクタシュが、トルコ・リーグ第20節でカラギュムリュックと対峙した。テュプラシュ・スタジアムで行われたこの試合、ベシクタシュの3:0の勝利で終わった。ベシクタシュのゴールは、後半17分にセミフ・クルチソイ、同20分にミロト・ラシチャ、同ロスタイム2分にジェドソン・フェルナンデスが決めた。この結果、ベシクタシュは、勝ち点を35に伸ばしたのに対し、カラギュムリュックは、同20に留まった。

                 試合経過

 前半2分、左サイドでボールを得たセミフ・クルチソイが相手選手を抜きながらゴール左斜め前からペナルティエリアン内へと入り、シュートを放った。だが、エムイレ・ビルギンがコーナーキックに替えた。
 同6分、セミフ・クルチソイが、左サイドからセンタリングを入れると、サリフ・ウチャンがヘッドで落とした。それを受け、ミロト・ラシチャが、ゴール右斜め前から身体を反転させてシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同37分、ベシクタシュが、左サイドでフリーキックを得た。これを蹴ったミロト・ラシチャが内へと放り込むと、PKポイントの左側へと走り込んで来たジェンク・トスンがシュートを試みたが、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返ってしまった。
 同38分、ミロト・ラシチャが左コーナーキックを蹴ると、GKエムイレ・ビルギンがパンチングで防いだが、そのボールが、ゴール左斜め前にいたサリフ・ウチャンの前に転がった。そのサリフ・ウチャンがシュートを放つと、カラギュムリュックのディフェンダーが、ゴールライン際からクリアした。
 同44分、左サイドからジャン・ケレシュがセンタリングを入れた。ペナルティエリアのゴール左斜め前で、このボールを得たケヴィン・ラサーニャがシュートを放つも、GKメルト・ギュノクがゴールを許さなかった。
 同44分、中盤でプレスをかけ、ボールを奪ったジェドソン・フェルナンデスが、スピードに乗って相手ゴールに向かい攻撃に移った。そして、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入りシュートを放ったが、GKエムイレ・ビルギンがコーナーキックに替えた。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半5分、メルト・ギュノクのロングフィードで、左サイドでボールを得たセミフ・クルチソイが、相手選手2人をかわしたあと、ペナルティエリアの外からシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同17分、ベシクタシュが先制点をあげた。カラギュムリュックのディフェンダーが大きくクリアしようとしたボールが、ペナルティエリアの外にいたサリフ・ウチャンの前に転がった。そのサリフ・ウチャンがシュートを試みると、ボールは、ディフェンスに当たり、ゴール右斜め前にいたセミフ・クルチソイの前に転がった。そのセミフ・クルチソイがシュートを放つと、ボールは、ニアのゴールポスト近くを転がりながらゴールインしたのだった。1:0。
 同20分、ベシクタシュが点差を2と拡げた。オヌル・ブルトからのパスを、ペナルティエリアの外で受けたセミフ・クルチソイが、右サイドから動き出していたミロト・ラシチャにボールを出した。そのミロト・ラシチャが、ペナルティエリア内へと持ち込むやシュートを放つと、これが、カラギュムリュックのゴールネットを揺らしたのだった。2:0。
 同ロスタイム2分、ベシクタシュが、もう1点をあげた。ラシド・ゲザルのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったアンテ・レビッチが、PKポイントでフリーになっていたゲドソン・フェルナンデスにボールを送った。そのジェドソン・フェルナンデスが、がら空きになっていたゴールマウスに蹴り込んだのだった。3:0。この後、新たなゴールは生まれることなく、ベシクタシュが、ホームで、カラギュムリュックを3:0でくだしたのだった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、タユップ・タルハ・サヌッチ、バクティヤール・ザイヌトディノフ、ウムト・メラシュ=アミル・ハジャフメトヴィッチ(前半15分:デミル・エゲ・トゥクナズ)=セミフ・クルチソイ(後半36分:アンテ・レビッチ)、サリフ・ウチャン(後半36分:ネジプ・ウイサル)、ジェドソン・フェルナンデス、ミロト・ラシチャ(後半30分:ラシド・ゲザル)=ジェンク・トスン(後半30分:ジャクソン・ムレカ)
【カラギュムリュック】エムイレ・ビルギン=ダヴィデ・ビラッシ、サリフ・ドゥルスン、イブラヒム・ドロセヴィッチ、ミュニル・レヴェント・メルジャン=マルクス・ロ−デン、ディミトリス・クルベリス(後半31分:フラヴィオ・パオレッティ)=ギュヴェン・ヤルチュン、ヴァレンティン・エイセリッチ(後半45分:アドナン・ウーウル)、ジャン・ケレシュ(後半31分:アンドレア・ベルトラッツィ)=ケヴィン・ラサーニャ(後半23分:セルダル・ドゥルスン)



フェネルバフチェへ移籍のクルニッチがイスタンブル入り(TRT 24. 1.13)

ラデ・クルニッチ(TRT)  フェネルバフチェへの移籍を、ミランとも、本人ともに合意に達したことが明らかになったラデ・クルニッチがイスタンブル入りした。

 特別機で、サビハ・ギョクチェン空港に到着した30歳のMFラデ・クルニッチを、フェネルバフチェの関係者が迎えた。妻子ともどもイスタンブル入りしたラデ・クルニッチは、サポーターや報道陣に手を振ったあと、迎えの車に乗り空港をあとにした。ラデ・クルニッチは、メディカルチェックを受けたあと、正式の調印に至ることになる。このボスニアヘルツェゴビナ人のラデ・クルニッチに対して、フェネルバフチェは、移籍金として約500万EUROを支払うことになる。
 今季、ミランでは14試合に出場しているラデ・クルニッチだが、この内10試合で先発メンバー入りしている。



トラブゾン・スポル 2:1 サムスン・スポル(ヒュリエット紙+スター紙補綴 24. 1.12)

バティスタ・メンディ(左)カルロ・ホルセ(右)(ソズジュ紙) ベンコヴィッチ(トラブゾン・スポル公式Twitter)  延期されていたトルコ・リーグ第16節で、トラブゾン・スポルは、ホームでサムスン・スポルを2:1でくだした。

 延期されていたトルコ・リーグ第16節で、トラブゾン・スポルとサムスン・スポルが対峙した。パパラ・パルクで行われたこの黒海ダービーマッチを、ホームのトラブゾン・スポルが2:1で制した。トラブゾン・スポルのゴールは、前半21分にベンコヴィッチ、同ロスタイム1分にポール・オヌアチュが決めた。サムスン・スポルのゴールは、後半ロスタイム5分に、タイラン・アンタルヤルがPKを決めたものだった。ここ5試合で4勝のトラブゾン・スポルは、勝ち点を36に伸ばしたのに対し、サムスン・スポルは、同18に留まった。

                 試合経過

 前半21分、バカセタスが蹴ったフリーキックに合わせて、ペナルティエリア内にいたベンコヴィッチがヘディングシュートを放つと、これが、サムスン・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同33分、アリム・オズテュルクのバックパスをカットしたエディン・ヴィスチャが、浮かし球でシュートを放ったが、GKオカン・コジュクはコーナーキックに替えた。
 同41分、トラブゾン・スポルの右コーナーキックに合わせて、ポール・オヌアチュがヘディングシュートを試みたが、タイラン・アンタルヤルがゴールライン際でクリアした。
 同ロスタイム1分、エディン・ヴィスチャが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドでいいジャンプを見せたポール・オヌアチュのヘディングシュートが炸裂、ボールは、サムスン・スポルのゴールネットを揺らしていた。2:0。
 後半4分、エディン・ヴィスチャが、ペナルティエリアの外から内へと持ち込み、シュートを放ったが、ボールは、GKオカン・コジュクから跳ね返された。その跳ね返りのボールを、ディフェンスが大きくクリアしてしまった。
 同7分、エディン・ヴィスチャからのパスを受け、ペナルティエリア内でバカセタスがシュートを放つも、GKオカン・コジュクが危機を回避した。
 同8分、ムハッメド・ギュムシュカヤが、ペナルティエリアの外からシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルが、しっかりとキャッチした。
 同38分、バカセタスがシュートを放つと、ディフェンスからボールは跳ね返った。そのボールに対し、走り込んで来たエディン・ヴィスチャがシュートを試みたが、GKオカン・コジュクがコーナーキックに替えた。
 同44分、エディン・ヴィスチャが右コーナーキックを蹴ると、走り込んで来たバカセタスが、ペナルティエリア・ライン上からシュートを放つと、GKオカン・コジュクからボールが跳ね返った。更に、ディフェンダーが、これを、大きくクリアしてしまった。
 同ロスタイム2分、バカセタスが、ペナルティエリア内でフラヴィアン・テに対して行ったファウルを咎めたジハン・アイドゥン主審がPKを宣告した。このPKをタイラン・アンタルヤルが蹴り、ゴールを決めた。2:1。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン(後半30分:メフメット・ジャン・アイドゥン)、ライアン・バニヤ、フィリップ・ベンコヴィッチ、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル(後半30分:エニス・バルディ)、バティスタ・メンディ=エディン・ヴィスチャ(後半45分:ケレム・シェン)、アナスタシオス・バカセタス、タクシアルヒス・ファウンタス(後半41分:ウムト・ギュネシュ)=ポール・オヌアチュ(後半45分:エニス・デスタン)
【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ハルク・ムスタファ・タン、ルボミル・サトカ、アリム・オズテュルク、ソネル・ギョニュル(後半1分:ゼキ・ヤウル)=タイラン・アンタルヤル、ユセフ・アイ・ベナセル(後半17分:フラヴィアン・テ)=カルロ・ホルセ(後半17分:エルジャン・カラ)、ムハメッド・ギュムシュカヤ(後半17分:モリケ・フォファナ)、エムレ・クルンチ=マリウス・ムアンディルマジ(後半35分:ランドリー・ディマタ)



フェネルバフチェ 7:1 コンヤ・スポル(フェネルバフチェ公式HP 24. 1.11)

エディン・ジェコ(フェネルバフチェ公式HP) アフメット・オウズ(左)セバスティアン・シマンスキ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、延期されていたトルコ・リーグ第16節で、コンヤ・スポルと対峙した。

 フェネルバフチェは、最初から最後まで優位を保ち、エディン・ジェコが3ゴールを決めたこの試合を7:1で勝ち、勝ち点を50に伸ばすとともに、首位の座を守った。
 ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェのゴールは、前半12分にPKで、同32分、同40分にエディン・ジェコが、同42分にメルト・ミュルドゥルが、同44分にはセバスティアン・シマンスキが、後半18分にはミシー・バチューハイが決め、後半38分にはウーウルジャン・ヤズールのオウンゴールがあった。アウェーのコンヤ・スポルの唯一のゴールは、後半45分にギレルメから生まれた。

                 試合経過

 前半7分、コンヤ・スポルのディフェンダーがクリアしようとしたボールに、エディン・ジェコが触れた。そのとき、アディル・デミルバーのチェックを受け、ピッチに倒れ込んだ。それを見て、ヴィデオ判定システムで確認後、カディル・サーラム主審はPKを宣告した。
 同12分、そのPKを、エディン・ジェコ自身が蹴り、強く蹴ると、コンヤ・スポルのゴールネットに、ボールは突き刺さった、1:0。
 同17分、フェルディ・カドゥオウルのスルーパスに反応して、左サイドから攻撃に加わったジョシュア・キングが、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入った。そのジョシュア・キングが、絶好の位置からループシュートを試みたが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同32分、コンヤ・スポルのGKデニズ・エルタシュが大きくクリアしようとしたボールを捉えたイルファン・ジャン・カフヴェジが、ヘッドで、ディフェンスの裏を取り、フリーになっていたエディン・ジェコに送った。そのエディン・ジェコが、ペナルティエリア内へ入るやグランダーのシュートを放つと、点差を2と拡げるゴールが生まれたのだった。2:0。
 同40分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、素早くスローインを行うと、ボールは、セバスティアン・シマンスキが確保した。右サイドからペナルティエリア内へと入り、ゴールライン際まで持ち込んだセバスティアン・シマンスキは、ゴールエリアに向かい動いていたエディン・ジェコにボールを出した。そのエディン・ジェコがゴールを決め、ハットトリックを達成した。3:0。
 同42分、セバスティアン・シマンスキのロングパスに呼応して、右サイドからディフェンスの裏を取ったメルト・ミュルドゥルが、ペナルティエリア内へと入るやシュートを放つと、ボールは、GKの右を抜けゴールインしたのだった。4:0。
 同44分、点差は5となった。フェルディ・カドゥオウルからのパスを、ペナルティエリア手前で得たセバスティアン・シマンスキが、ジョシュア・キングとワンツーを行い抜け出し、GKと1対1となった。そして、強いシュートを放つと、点差が5となるゴールが決まったのだった。5:0。
 後半10分、ジョシュア・キングが、ペナルティエリア手前で倒されて得たフリーキックを、イルファン・ジャン・カフヴェジが蹴った。直接ゴールを狙ったものだったが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同18分、フェネルバフチェに6点目が生まれた。中盤でボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジがセンタリングを入れると、ディフェンスがやり過ごしてしまったボールを奪ったミシー・バチューハイが、GKをすり抜け、ゴール左斜め前からボールを枠へと送り込んだのだった。6:0。
 同38分、フェネルバフチェは、もう1点あげた。フレッドとパス交換をしながらペナルティエリアへと入ったジェンギズ・ウンデルが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からゴール前へとセンタリングを入れた。すると、コンヤ・スポルでディフェンスに入っていたウーウルジャン・ヤズールが、逆方向に蹴り出そうとしたボールがオウンゴールとなってしまったのだった。7:0。
 同45分、コンヤ・スポルにゴールが生まれた。右サイドでボールを得たアフメット・オウズが、ペナルティエリアに向けセンタリングを入れると、セルダル・アズィズがクリアしようとしたボールが、ギレルメのところに留まってしまった。そのギレルメが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から強烈なシュートを放つと、ボールは、GKリヴァコヴィッチの左を抜け、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。7:1。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、セルダル・アズィズ、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ(後半35分:バルトゥー・エルマズ)、フレッド=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半20分:ジェンギズ・ウンデル)、セバスティアン・シマンスキ(後半1分:ウムト・ナイル)、ジョシュア・キング(後半20分:ドゥサン・タディッチ)、=エディン・ジェコ(後半1分:ミシー・バチューハイ)
【コンヤ・スポル】デニズ・エルタシュ=アフメット・オウズ、アディル・デミルバー(後半22分:スティーヴン・エンゾンジ)、カフラマン・デミルタシュ(後半1分:オーウルジャン・ウリュギュン)、シチャ・ギレルメ=ソネル・ディクメン、ウーウルジャン・ヤズール=ルーカ・プリブ(後半1分:ロベルト・ムリッチ)、アレクサンドゥル・チカルダウ(後半15分:ニコ・ラク)、マルロス・モレノ(後半37分:ヤシルイ・スバシュ)=エムレジャン・ゲディクリ



ベシクタシュ、チャイクル・リゼとのアウェー戦を大差で勝つ(ミリエット紙 24. 1.10)

ベンフル・ケルセル(上)バクティヤール・ザイヌトディノフ(下)(チャイクル・リゼ公式HP) セミフ・クルチソイ(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグで延期されていた第16節で、ベシクタシュが、チャイクル・リゼとのアウェー戦を0:4のスコアで制した。

 チャイクル・リゼが、延期されていたトルコ・リーグ第16節で、ベシクタシュと対峙した。試合は、チャイクル・ディディ・スタジアムで行われ、アブドゥル・ビンゲン主審が裁いた。そして、興奮に包まれたこの試合を、ベシクタシュが0:4のスコアで制したのだった。ベシクタシュのゴールは、前半4分にミロト・ラシチャ、同45分と後半2分にセミフ・クルチソイ、後半34分にジェンク・トスンが決めた。この結果、ベシクタシュは、勝ち点を32に伸ばしたのに対し、チャイクル・リゼは同29に留まった。

                 試合経過

 前半4分、ベシクタシュが先制した。オヌル・ブルトが右サイドから出したパスを、ペナルティエリアの外で得たミロト・ラシチャが、左足のインサイドで放ったシュートが、チャイクル・リゼのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同22分、チャイクル・リゼのアルティン・ゼキリが左サイドからペナルティエリア内へと浮かしたパスに合わせて、エミルハン・トプチュがヘディングシュートを放ったが、GKメルト・ギュノクがコントロールした。
 同28分、チャイクル・リゼのアルティン・ゼキリが左サイドからペナルティエリア内へ持ち込み、枠を捉えたグランダーのシュートを放つと、ボールはディフェンダーに当たった。そのボールを、ゴール前で得たアドルフォ・ガイチがゴールを決めたが、ヴィデオ判定システムで確認後、オフサイドがあったとして、ゴールとは認定されなかった。
 同45分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。デミル・エゲが出したグランダーのパスをペンディク・スポルの外で得たセミフ・クルチソイが、相手選手を抜き、枠を捉えたシュートを放つと、チャイクル・リゼのゴールネットが揺れたのだった。0:2。そして、前半は、ベシクタシュが0:2とリードして終わった。
 後半2分、ベシクタシュが、点差を3とした。ペナルティエリア手前でボールを得たミロト・ラシチャが放ったシュートが、相手ディフェンスからこぼれ、PKポイント近くにいたセミフ・クルチソイへ流れた。そのセミフ・クルチソイが、相手選手を抜き、シュートを試みると、これが、チャイクル・リゼのゴールネットを揺らしたのだった。0:3。
 同10分、チャイクル・リゼは、ペナルティエリア内でボールを得たダル・ヴァレサノヴィッチがシュートを放つと、ボールは、ディフェンスに当たり跳ね返った。そのボールをコントロールしたジョンジョ・シェルビーがシュートを放ったが、ボールは、バーに嫌われてしまった。
 同34分、ベシクタシュは0:4とした。セミフ・クルチソイが、ペナルティエリアのゴール右斜め前で、相手選手を抜き去り、グランダーのボールで、ゴールマウスに平行にパスを送ると、そのボールに触れたジェンク・トスンがゴールを決めたのだった。0:4.そして、試合は、ベシクタシュが、0:4の優位を保ち終わった。

【チャイクル・リゼ】ギョクハン・アッカン(後半1分:タルク・チェティン)=ムハッメト・タハ・シャヒン(後半26分:エライ・コルクマズ)、エミルハン・トプチュ、アヌル・ヤシャル(後半8分:マルティン・ミンチェフ)、カスパー・ホジャー=ジョンジョ・シェルビー、イブラヒム・オラウォイン=ベンフル・ケルセル(後半26分:グスタヴォ・サウエル)、ダル・ヴァレサノヴィッチ(後半19分:ピンチ)アルティン・ゼキリ=アドルフォ・ガイチ
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、タユップ・タルハ・サヌッチ、バクティヤール・ザイヌトディノフ、ウムト・メラシュ(後半41分:セルカン・エムレジャン・テルズィ)=デミル・エゲ・トゥクナズ(後半28分:タイフル・ビンギョル)=セミフ・クルチソイ(後半41分ムスタファ・ハキモウル)、アミル・ハジャフメトヴィッチ、ジェドソン・フェルナンデス、ミロト・ラシチャ(後半28分:ラシド・ゲザル)=ジェンク・トスン(後半35分:ジャクソン・ムレカ)



ベシクタシュの新監督フェルナンド・サントス、イスタンブル入り(CNNトルコ 24. 1. 9)

フェルナンド・サントス(TRT)  ベシクタシュの新監督フェルナンド・サントスが、供を伴い、正式調印をするためイスタンブル入りした。

 ベシクタシュの新監督就任を受け入れた69歳のポルトガル人のフェルナンド・サントスが、チームを伴い、トルコ航空のリスボン発TK1756便で、イスタンブル空港に午後7時40分頃に降り立った。空港の一般乗客ゲートからガードマンに囲まれ現れたフェルナンド・サントスとそのチームは、ベシクタシュの関係者に出迎えを受けた。暫し、ベシクタシュの関係者と言葉を交わしたフェルナンド・サントスは、ベシクタシュ・カラーのスカーフを送られた。その後、関係者とともに空港を離れたフェルナンド・サントスには、花束が贈られていた。フェルナンド・サントスは、鷲のポーズをとりながら、特別車に乗り、空港を去った。フェルナンド・サントスとそのチームは、本日午後0時に、ベシクタシュのハサン・アラト理事長も加わる調印式に臨む。調印式後、フェルナンド・サントスは、ベシクタシュとチャイクル・リゼとの試合を観戦するために、特別便でリゼに向かう。



イスタンブル・スポル 1:5 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP改 24. 1. 8)

ジェンギズ・ウンデル(フェネルバフチェ公式HP) アリ・ヤシャル、セバスティアン・シマンスキ、メフメット・イエシル(左から)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、ジェンギズ・ウンデルが4ゴールを決めるという派手な試合で、イスタンブル・スポルを1:5でくだした。この結果、勝ち点を47に伸ばしたフェネルバフチェは、首位を走り続けている。アタテュルク・オリンピック・スタジアムで行われたこの試合で生まれたフェネルバフチェのゴールは、前半6分、34分、44分、後半2分にジェンギズ・ウンデル、そして、前半45分にエディン・ジェコが決めた。一方、ドゥサン・タディッチが蹴ったPKは決めることができず、ミシー・バチューハイのシュートが、ゴールポストに嫌われた試合でもあった。ホームのイスタンブル・スポルの唯一のゴールは、ムアッメル・サルカヤの決めたものだった。

                 得点場面+α

 前半6分、フェネルバフチェが先制した。イスマイル・ユクセキからのパスを、右サイドで受けたジェンギズ・ウンデルは、相手選手2人をかわし、ペナルティエリア・ライン手前まで持ち込み、強いシュートを放つと、GKアルプ・アルダが防ごうとしたにも拘わらず、ゴール左上隅に突き刺さったのだった。0:1。
 同32分、イスタンブル・スポルが同点に追いついた。ペナルティエリア内でボールを得たジェンギズ・ウンデルが、危機回避のクリアをしようとして、滑り、倒れ込んでしまい、ボールを奪われてしまった。ボールを奪ったジャクソン・ロレンティーノは、左サイドからペナルティエリアへと持ち込み、ファーサイドにいたムアッメル・サルカヤに向け、センタリングを入れると、そのムアッメル・サルカヤがヘッドで合わせ、ゴールが生まれたのだった。1:1。
 同34分、フェネルバフチェが、再度、リードを奪った。イスタンブル・スポルのディフェンスが、プレーを組み立てようとして、GKアルプ・アルダが出したパスを、メフメット・イエシルが受けた。そのメフメット・イエシルが、ボール回しをしようとパスを出すと、ジェンギズ・ウンデルが、PKポイント上で足を出した。そして、GKアルプ・アルダを置いてけぼりにして、ゴールを決めてしまったのだった。1:2。
 同44分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。スローインのボールを、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で得たジェンギズ・ウンデルが、ペナルティエリア・ライン上まで持ち込み、狙いすましたシュートを試みると、イスタンブル・スポルのゴール隅に突き刺さり、ジェンギズ・ウンデルは、これでハットトリックを達成した。1:3。
 前半ロスタイム1分、フェネルバフチェは、更に、ゴールを積み重ねた。右サイドで攻撃に加わったジェンギズ・ウンデルが、ゴールライン際まで持ち込み、PKポイントに向け動き出していたエディン・ジェコに向け、グランダーのセンタリングを入れた。すると、エディン・ジェコが、そのボールにダイレクトで合わせる狙いのシュートを放つと、ボールは、GKの右を抜け、イスタンブル・スポルのゴールネットを揺らした。1:4。
 後半2分、フェネルバフチェが、もう1点追加した。ジェンギズ・ウンデルからのパスを受けたセバスティアン・シマンスキが、ペナルティエリア手前まで持ち込み、右サイドからペナルティエリア内へと入ったジェンギズ・ウンデルにパスを送った。そのジェンギズ・ウンデルが、狙いすましたシュートを放つと、ボールは、GKの右を抜け、イスタンブル・スポルのゴールネットが揺れ、これで、ジェンギズ・ウンデルは4点目を記録した。1:5。
 同18分、フェネルバフチェがPKを獲得した。エディン・ジェコからのパスを中盤で受けたセバスティアン・シマンスキが、まず、シモン・デリを、次いで、GKアルプ・アルダをフェイントでかわした。だが、セバスティアン・シマンスキは、GKアルプ・アルダのチェックを受け、ピッチに倒れると、ヴォルカン・バヤルスラン主審はPKを宣告した。
 同20分、このPKを、ドゥサン・タディッチが蹴った。ドゥサン・タディッチが蹴ったボールは、枠の左隅を捉えたが、GKアルプ・アルダが、身体を伸ばし、これを防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同37分、イスタンブル・スポルのディフェンスのパスミスで、ペナルティエリアでボールを得たミシー・バチューハイが、GKと1対1となったところからグランダーのシュートを放つも、ボールは、サイドバーに当たり、ピッチに跳ね返ってしまった。

【イスタンブル・スポル】アルプ・アルダ=デメアコ・ドゥハネイ、オカン・エルドーアン、メフメト・イエシル(後半15分:シモン・デリー)、アリ・ヤシャル(後半7分:ラシーヌ・コリー)=ムアッメル・サルカヤ、モデスタス・ヴォロブジョヴァス、フローリアン・ロシャジュ=アラッサーヌ・ンダオ(後半15分:エミル・カーン・ギュルテキン)、ワロン・エテミ(後半31分:メンディ・ママドゥ)、ジャクソン・ロレンティーノ(後半31分:ダヴィッド・サンビッサ)
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、セルダル・アズィズ、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=ミゲル・クレスポ(後半43分:バルトゥー・エルマズ)、イスマイル・ユクセキ=ジェンギズ・ウンデル(後半23分:エムレ・モル)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ(後半29分:ジョシュア・キング)=エディン・ジェコ(後半23分:ミシー・バチューハイ)



トラブゾン・スポル、首都でエディン・ヴィスチャのゴールで喜悦(TRT 24. 1. 7)

エディン・ヴィスチャ(左端)を讃える(ハベル・テュルク紙) オリンピック・モルタン(左)エニス・バルディ(右)(トラブゾン・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第19節で、トラブゾン・スポルが、アンカラ・グジュとのアウェー戦を、エディン・ヴィスチャのゴールで0:1で制した。この勝利で、トラブゾン・スポルは、アウェー戦での連続不敗記録を6に伸ばした。

 エリャマン・スタジアムで行われたこの試合、アンカラ・グジュが罰則を受け、サポーターを入れないで行われた。アウェー席に詰めかけたトラブゾン・スポルのサポーターは、前半6分までは声を上げないままだった。前半6分、アンカラ・グジュを応援する声を上げたトラブゾン・スポルのサポーターたちは、アンカラ・グジュに対する罰則に対し、反対の声を上げたのだった。
 お互い、好機を生み出せないまま進んだこの試合、アウェーのトラブゾン・スポルが、前半30分に生まれたエディン・ヴィスチャのゴールで0:1で勝った。この結果、トラブゾン・スポルは勝ち点を33に伸ばしたのに対し、5試合目にして敗戦を喫してしまったアンカラ・グジュは同20に留まった。

                 試合経過

 前半16分、ゴール右斜め前から相手選手をフェイントでかわしながらペナルティエリアへと入り込んだタクシアルヒス・ファウンタスが出したパスコースに入ったエレン・エルマルがシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同20分、フェデリコ・マチェダからのパスを、ペナルティエリアの手前で得たエフカン・ベキロウルが狙いすましたシュートを試みたが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同30分、アウェーのトラブゾン・スポルが先制した。バカセタスが、ペナルティエリア・ラインの手前から強烈なシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンスに当たり、ペナルティエリアのゴール右斜め前の絶好の位置にいたエディン・ヴィスチャの前に転がった。そのエディン・ヴィスチャが強いシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。0:1。
 同44分、オリンピック・モルタンからのパスを、ペナルティエリアの手前で得たエフカン・ベキロウルが強烈なシュートを放ったが、ボールは、サイドバーに当たり外に出て行ってしまった。そして、前半は、トラブゾン・スポルが0:1とリードしたまま終わった。
 後半9分、アリ・カーン・ギュネレンからのパスを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で得たレナルド・ケパがシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルは、倒れ込みながら、これを防いだ。
 同14分、タクシアルヒス・ファウンタスからのパスを、ペナルティエリアで受けたバカセタスが強いシュートを放ったが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同29分、エディン・ヴィスチャからのパスを受け、ペナルティエリア内へと入り込んだポール・オヌアチュの放った強いシュートは、ディフェンスに当たりコーナーキックに替わった。
 同41分、エディン・ヴィスチャが左コーナーキックを蹴ると、PKポイント上の絶好の状態で、エニス・デスタンがヘディングシュートを放ったが、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥが、倒れ込みながら、際どいところで、これを防いだ。そして、試合は、トラブゾン・スポルが0:1で勝利を収めたのだった。

【アンカラ・グジュ】バハドゥル・ハン・ギュンドードゥ=アタカン・チャンカヤ(後半21分:ステリオス・キッツォー)、ウロス・ラダコヴィッチ、ニハド・ムジャキッチ、マテジ・ハヌーセク=アリ・カーン・ギュネレン(後半29分:ジェム・トゥナ・テュルクメン)、ペドリーニョ=オリンピウ・モルタン、エフカン・ベキロウル、レナルド・ケパ(後半11分:タソス・ハツィギオヴァニス)=フェデリコ・マチェダ(後半21分:リヤド・バジッチ)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、ライアン・バニヤ、フィリップ・ベンコヴィッチ、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル(後半44分:ディミトリオス・クールベリス)、バティスタ・メンディ=エディン・ヴィスチャ(後半ロスタイム3分:メフメット・ジャン・アイドゥン)、アナスタシオス・バカセタス、タクシアルヒス・ファウンタス(後半39分:エニス・バルディ)=ポール・オヌアチュ(後半39分:エニス・デスタン)



カスムパシャ、ベシクタシュとのアウェー戦を3ゴールで制す(ミリエット紙 24. 1. 6)

ヌノ・ダ・コスタ(カスムパシャ公式Twitter) ヤシン・オズジャン(左)セミフ・クルチソイ(右)(ミリエット紙)  トルコ・リーグ第19節で、カスムパシャが、ベシクタシュとのアウェー戦を1:3で制した。カスムパシャが、ベシクタシュとのアウェー戦で、3ゴールを決めて勝ったのだ。

 ベシクタシュが、トルコ・リーグ第19節で、カスムパシャをホームに迎えた。試合は、テュルプラシュ・スタジアムで行われた。そして、アルダ・カルデシュレル主審が、この試合を裁いた。ベシクタシュとのアウェー戦を1:3で制したカスムパシャのゴールは、前半41分、後半35分と38分に、ヌノ・ダ・コスタが決めた。一方のベシクタシュのゴールは、前半ロスタイム2分に、セミフ・クルチソイの決めたものだった。この結果、カスムパシャは勝ち点を26に伸ばしたのに対し、ベシクタシュは同29に留まった。

                 試合経過

 前半9分、左サイドから入れられたセンタリングに対し、ペナルティエリア内にいたママドゥ・ファルが、ペナルティエリア・ラインの外にいたアイタッチ・カラに向け、ヘッドで落とした。すると、アイタッチ・カラが強いシュートを放つも、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同18分、左サイドで生まれたベシクタシュの攻撃で、セミフ・クルチソイが、クラウディオ・ヴィンクから拾ったボールを持ち、ペナルティエリア内へと入った。ペナルティエリア内ゴール左斜め前でタイラン・ウトゥク・アイドゥンをかわしたセミフ・クルチソイがグランダーのシュートを放つも、GKアンドレアス・ジャニオティスが押さえた。
 同26分、左サイドのゴールからは遠い位置から、アミル・ハジャフトメヴィッチがフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙ったが、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同34分、カスムパシャが危険な場面を作った。左サイドからモルタダ・ベン・ウーアンヌがセンタリングを入れると、ネジプ・ウイサルがクリアしようとしたボールが、ペナルティエリア・ラインやや手前にいたギョクハン・ギュルの前に転がった。そのギョクハン・ギュルが、ダイレクトで、しかも、強いシュートを放つも、GKメルト・ギュノクが辛うじてコーナーキックに替えた。
 同35分、ハリス・ハイラディノヴィッチが右コーナーキックを蹴ると、そのボールのコースに入り、いいジャンプを見せたアイタッチ・カラがヘディングシュートを試みた。だが、今度も、GKメルト・ギュノクが、指先に充ててコーナーキックに替えた。
 同41分、カスムパシャが先制した。サリフ・ウチャンの出したパスが短く、左サイドで、そのボールを得たハリス・ハイラディノヴィッチが、ダイレクトで、そのボールをヌノ・ダ・コスタに回した。ヌノ・ダ・コスタは、ネジプ・ウイサルをかわしたあと、ペナルティエリアの外ゴール前僅かに左からファーサイドのゴール隅を狙ったシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。0:1。
 同ロスタイム2分、ベシクタシュが同点に追いついた。左サイドからミロト・ラシチャがボールを持ち込み、ペナルティエリア内に入ると、左足を使い、グランダーのボールでファーサイドに向け送った。そのコースに入ったセミフ・クルチソイが、角度のないところから滑り込みながらもシュートを放つと、これが、カスムパシャのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 後半20分、ハリス・ハイラディノヴィッチからのスルーパスを受けたママドゥ・ファルが、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へ持ち込むやシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同35分、カスムパシャが、もう1度、勝ち越した。アイタッチ・カラから出たボールを、左サイドで得たイロン・ゴミスがファーサイドへとセンタリングを入れると、GKメルト・ギュノクが触れる前にボールに触れたヌノ・ダ・コスタがゴールを決めたのだった。1:2。
 同38分、カスムパシャが点差を2と拡げた。ペナルティエリアのゴール右斜め前でボールを得たクラウディオ・ヴィンクが、ボールを左に開き、パスをヌノ・ダ・コスタに出した。そのヌノ・ダ・コスタが、ペナルティエリアのゴールやや斜め前からシュートを放つと、前に出ていたメルト・ギュノクの右を抜け、ボールはゴールインしたのだった。1:3。
 同43分、カスムパシャが、4点目に近づいた。ペナルティエリアの外でボールを得たギョクハン・ギュルが、アウトサイドを使ったシュートを放つと、防ぎに入ったメルト・ギュノクに当たり、更にゴールポストに当たり、コーナーキックに替わったのだった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、ネジプ・ウイサル(後半23分:タユップ・タルハ・サヌッチ)、バクティヤール・ザイヌトディノフ、セルカン・エムレジャン・テルズィ=アミル・ハジャフメトヴィッチ=ミロト・ラシチャ、サリフ・ウチャン(後半15分:ラシド・ゲザル)、ジェドソン・フェルナンデス、セミフ・クルチソイ(後半36分:エミルハン・デリバシュ)=ジャクソン・ムレカ(後半15分:ジェンク・トスン)
【カスムパシャ】アンドレアス・ジャニオティス=ヤシン・オズジャン、タイラン・ウトゥク・アイドゥン、ギョクハン・ギュル、クラウディオ・ヴィンク=アイタッチ・カラ、イロン・ゴミス=モルタダ・ベン・ウーアンヌ、ハリス・ハイラディノヴィッチ、ママドゥ・ファル=ヌノ・ダ・コスタ



デンスヴィルの衝撃、2週間の欠場(フォトマッチ紙 24. 1. 5)

ステファナ・デンスヴィル(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルのアフメット・ベシル博士が、スリナム人ストッパーのステファナ・デンスヴィルに関し、「1月2日に行われた練習で痛みを訴えたステファナ・デンスヴィルは、左脚下部筋肉に損傷があることが判った」と述べた。

 ステファナ・デンスヴィルは、少なくとも2週間はピッチに立てないそうだ。30歳になっているステファナ・デンスヴィルは、アンカラ・グジュ、サムスン・スポル、アンタルヤ・スポル、ガラタサライとの試合を逃すということが起こりうるということになる。ディフェンスに欠かせない存在だったステファナ・デンスヴィルの故障発生を受け、アブドラハ・アヴジュ監督は、必然的に、ヒュセイン・テュルクメン、フィリップ・ベンコヴィッチ、ライアン・バニヤ、ヨアキン・フェルナンデスの中より1名を選び、このポジションに起用することになろう。



バルシュ・アルペル・ユルマズ、コンヤ・スポル戦では右サイドバックに(スター紙 24. 1. 4)

バルシュ・アルペル・ユルマズ(Aspor)  ガラタサライは、コンヤ・スポル戦では、出場停止のサーシャ・ボエの替りに、バルシュ・アルペル・ユルマズを右サイドバックに起用する。

 ガラタサライは、サウジアラビアからの帰還後に与えられた4日間の休暇が終わった。そして、ガラタサライの選手は、この日曜日に予定されているコンヤ・スポル戦に向けての準備を始めた。オカン・ブルク監督は、故障者や出場停止の選手がいるなか、先発メンバーを固めようとしている。同監督は、カドゥキョイでのフェネルバフチェとのダービーマッチで、イエローカードをもらい出場停止となるサーシャ・ボエとルカス・トレイラの替りを見つけた。サーシャ・ボエの替りにも、ルカス・トレイラの替りにもなれるカーン・アイハンには、ボランチの任務が回ってくるだろう。右サイドバックの代替としては、スーパーな起用となるバルシュ・アルペル・ユルマズを持ってくるだろう。同監督のジョーカーとなっている23歳のバルシュ・アルペル・ユルマズは、この1年で、5つの異なったポジションを任されてきた。右サイド、左サイド、トップ下、ワントップというポジションに起用されてきた上に左サイドバックも加わったバルシュ・アルペル・ユルマズに、今度のコンヤ・スポル戦では右サイドバックが回ってくるのだ。トルコ代表では、右サイドもこなしたバルシュ・アルペル・ユルマズが、サーシャ・ボエの穴を埋めることになるのだ。



ベシクタシュ、アフリカ杯で悪夢を見ることになる(ミリエット紙 24. 1. 3)

アルトゥール・マスアク ウムト・メラシュ(フォトマッチ紙)  ベシクタシュの抱える問題には終わりがない。トルコ・リーグで待ち構える数々の難しい試合を前に、ディフェンスに選手を欠く事態が起こっているのだ。

 不動の先発メンバーに名を連ねるアルトゥール・マスアク、オマル・コリー、ダニエル・アマーティが、アフリカ杯に参戦することで、多くの試合に出場できないという事態が、正に、ディフェンスの崩壊への道を開いている。この金曜日に行われるカスムパシャ戦を前に、ディフェンスに危険信号が点っているなか、故障が癒えたタイプ・タルハも、100%の準備ができていないことが、首脳陣をして考え込ませてしまっている。また、ベシクタシュでは、左右のサイドバックに、深刻な不安がある。ヴァレンタイン・ロシエが構想外となったため、オヌル・ブルト以外に右サイドバックがいない。アルトゥール・マスアクを欠くなか、ウムト・メラシュが故障を抱えていることが、左サイドバックも問題を難しくしている。



バシャクシェヒル・スポル、ジョゼフ・デ・ソーーサ獲得を発表(TRT 24. 1. 2)

ジョゼフ・デ・ソーーサ(フォトマッチ紙)  バシャクシェヒル・スポルが、ジョゼフ・デ・ソーーサを獲得したことを発表した。

 バシャクシェヒル・スポルが、ウエブサイト上で、北京国安所属の34歳のMFジョゼフ・デ・ソーーサと、1年半の契約を結んだことを明らかにした。ジョゼフ・デ・ソーーサは、2015‐18年にはフェネルバフチェに、2020‐23年にはベシクタシュに所属した。ブラジル人選手ジョゼフ・デ・ソーーサは、ベシクタシュ時代には、トルコ・リーグ及びトルコ杯の制覇を経験している。そして、トルコでは193試合に出場して22ゴールを記録している。



1年半契約で合意! セルゲン・ヤルチュンの新たな行き先はアンタルヤ・スポル(スター紙 24. 1. 1)

セルヴェト・チェティン新監督(タクヴィム紙)  アンタルヤ・スポルが、ヌリ・シャヒン監督が去ったあと、新たにセルゲン・ヤルチュンと1年半の契約を結ぶことで合意に達した。セルゲン・ヤルチュンは、この火曜日には、初めてチーム練習に加わるものと思われている。

 アンタルヤ・スポルのアルカン・エヴェレン理事長代理は、セルゲン・ヤルチュンと、本日、イスタンブルで正式な合意に達するための会談を行い、火曜日には、アンタルヤで調印式を行うつもりだと述べた。アンタルヤ・スポルは、ドイツのボルシア・ドルトムントのアシスタント・コーチへの就任オファーを受け入れたヌリ・シャヒン監督の退任を受け、新たな監督探しを行っていた。アンタルヤ・スポルと基本的合意に達したセルゲン・ヤルチュンは、最近では、ベシクタシュの監督を務めた。



ガラタサライ、ルカス・トレイラに2年の契約延長を提案か(スター紙 23.12.31)

ルカス・トレイラ  ガラタサライは、ルカス・トレイラと、新たに2年の契約を締結したいと考えている。

 ガラタサライとルカス・トレイラは、契約更改が近づいている。アーセナルから600万EUROの移籍金でガラタサライにやって来たウルグアイ人ボランチのルカス・トレイラは、年俸275万EUROで契約を結んでいる。ガラタサライのユニフォームを着て、素晴らしい化学反応を起こし、チームに欠かせない選手となっているルカス・トレイラに対し、ガラタサライのフロントは、年俸を上げて、新たな契約を求めるつもりだ。2026年までの契約がある27歳のルカス・トレイラに対し、ダヴィンソン・サンチェスのように、年俸320万EUROとし、更に、契約期間も2028年までの延長を求めようと考えている。ルカス・トレイラは、ここまで、ガラタサライのユニフォームを着て、58試合に出場して2アシストを記録している。



皆様にお伝えする(トルコ・サッカー協会公式HP 23.12.30)

トルコ・サッカー協会  トルコ共和国建国、及び、トルコ・サッカー協会創設100周年を祝す目的で、トルコ・サッカーの誇りと、両クラブの献身で、2023年12月29日(金)午後8時45分開始で計画された2023スーパーカップ開催が、ある不具合のため、当協会は、両クラブとの共同決定として、延期することになった。
 この試合の開催に向け、会場の提供をしてくださったサウジアラビア・サッカー協会、及び、関係機関に対し、ここまでに示していただいた努力に感謝の意を表するものである。
 トルコ・サッカー協会、フェネルバフチェ、ガラタサライ



ヌリ・シャヒン、アンタルヤ・スポルを離れる(TRT 23.12.29)

ヌリ・シャヒン  アンタルヤ・スポルの理事長代理アルカン・エヴェレンが、ヌリ・シャヒン監督が、ドイツのボルシア・ドルトムントからのオファーを受けたために、同クラブを離れたと述べた。

 アルカン・エヴェレンが語ったところに拠れば、ボルシア・ドルトムントが、今季は、アシスタント・コーチとして、そして、来季は監督に任じようと考えるヌリ・シャヒンは、自身への栄誉と考えている。ヌリ・シャヒンを、2021‐22シーズンに、監督に迎えたことが、どれだけ的を得た決定であったかを、今日、一層理解できたと言うアルカン・エヴェレンは、「アンタルヤ・スポルとしては、ヌリ・シャヒンのような素晴らしい監督を失なうことは悲しむことだ。だが、ボルシア・ドルトムントのようなクラブからオファーをいただくなどということは、我々どもにも栄誉なことだ。だから、ヌリ・シャヒン監督には、新たな任務で頑張っていただくよう言いたい」と語った。
 ボルシア・ドルトムントの下部組織で育ち、2020‐21シーズンにアンタルヤ・スポルに移籍したヌリ・シャヒンは、選手でありながら、2021‐22シーズンに、アンタルヤ・スポルの監督に任じられた。監督として92試合に指揮を執り、38勝23分31敗という記録を残した。



フェネルバフチェ、先発メンバーを固めてきている(TRT 23.12.28)

イスマイル・カルタル監督(スター紙)  フェネルバフチェは、スーパーカップに向け、準備を続けている。イスマイル・カルタル監督は、フレッドを先発メンバーに入れるつもりだ。

 フェネルバフチェは、サウジアラビアの首都リヤドで行われるスーパーカップに向けての準備を続けている。イスマイル・カルタル監督は、GKにはドミニク・リヴァコヴィッチに任せるつもりだ。ディフェンスの右にはブライト・オシャイ・サミュエルを、左にはフェルディ・カドゥオウルを置くことになる。二頭立てのストッパーは変えたくない同監督は、アレクンデル・ジクとヤイデン・オーステルヴォルデを、引き続き、起用することになる。出場停止で、ガラタサライとのダービーマッチではユニフォームを着ることのできなかったフレッドは、この試合では、ピッチに立つ。中盤では、このフレッドの傍らにはイスマイル・ユクセキが起用されるものと思われている。10番の位置には、フェネルバフチェの最もいい選手の1人セバスティアン・シマノフスキが、先発メンバーに起用される公算が高い。無得点に終わったガラタサライとのダービーマッチでは、ボランチのポジションで始まったイルファン・ジャン・カフヴェジは、今度は、右サイドに置かれる。左サイドにはドゥサン・タディッチが、また、トップには、エディン・ジェコが、出場の機会を与えられるだろう。



ファーティフ・テリム、正式にパナシナイコス監督就任! アテネでの調印、間近(タクヴィム紙 23.12.27)

ファーティフ・テリム  ガラタサライ監督として、また、トルコ代表代表監督として、大きな実績を残すファーティフ・テリムが、ギリシアのパナシナイコス監督就任が決まった。ファーティフ・テリムは、本日、アテネ入りして調印を行う。

 トルコ・サッカー界で最も偉大な監督の一人、ファーティフ・テリムが、ギリシアの強豪パナシナイコスと監督就任で合意に達した。かつて、イタリアのフィオレンティーナとミランの監督を務めたことのあるファーティフ・テリムは、ガラタサライ以外では、トルコ代表の監督としても、大きな実績を残している。ファーティフ・テリムは、本日、調印式のためにギリシアに赴き、初の練習にも加わることになっている。ガラタサライでは、8回のトルコ・リーグ制覇、3回のトルコ杯の制覇、更に、UEFA杯も制覇したことのあるファーティフ・テリムの、ギリシアでの活動に関心が集まっている。ファーティフ・テリムのパナシナイコス監督就任は、ギリシアのマスコミでも大きく取り上げられている。パナシナイコスは、現在、リーグ戦の15節を終えたところで2位に着けている。



ベシクタシュ、メルシンから勝ち点3を得て戻る(TRT 23.12.26)

セミフ・クルチュソイ(左)エルジェ・カルデシュレル(右)(ベシクタシュ公式HP) オマル・コリー(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第18節で、アウェー戦のハタイ・スポル戦を0:1で制したベシクタシュは、4試合ぶりに勝ち点3を獲得した。

 メルシン・スタジアムで行われたこの試合、ベシクタシュは、セミフ・クルチュソイのゴールで、0:1と先制した。後半8分には、オマル・コリーが、点差を2に拡げるゴールを決めた。ホームのハタイ・スポルは、後半35分に、アルミン・ホジッチが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。今季、期待からはかなり遠い結果を残してしまっているベシクタシュは、これで、1か月ぶりに、アウェー戦で勝ったことになる。前節は、アランヤ・スポルにホームで敗れたベシクタシュは、今節を勝ち点29の5位で終えることになった。一方、これで、5試合、勝利から遠のくことになったハタイ・スポルは、同19に留まった。

                 重要な場面

 前半1分、ベシクタシュが、効果的な攻めを見せた。オヌル・ブルトのパスに反応してディフェンスの裏を取ったジャクソン・ムレカがシュートを放つも、ボールは、左のサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同2分、サリフ・ウチャンからのパスをペナルティエリア内で得たジャクソン・ムレカが、至近距離からシュートを放った。だが、GKエルジェ・カルデシュレルは、足でもって、このボールをピッチに跳ね返した。
 同13分、ベシクタシュは、ジャクソン・ムレカが、再びゴールに迫った。アルトゥール・マスアクが、左サイドからセンタリングを入れると、ジャンプ一番、ジャクソン・ムレカがヘディングシュートを放った。だが、GKエルジェ・カルデシュレルが、ゴールライン上で、これを防ぎ、コーナーキックに替えた。
 同22分、ハタイ・スポルが、ゴールのチャンスを逃した。左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだオメル・ファルク・ベヤーズが、カルロス・ストランベルクの前にボールを出した。そのカルロス・ストランベルクがシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーに当たったあと、ゴールポストに当たり、外に出て行ってしまったのだった。
 同34分、ハタイ・スポルのゴール前で生まれた混戦のなか、ボールを得たサリフ・ウチャンが、ループシュートを放つと、これがゴールインした。だが、オフサイド判定でゴールは認定されなかった。
 同38分、ベシクタシュが先制した。アミル・ハジャフメトヴィッチが、ゴール前へ向けセンタリングを入れると、それに合わせて動いたセミフ・クルチュソイが、そのコースに入り、足を合わせると、ハタイ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。0:1。そして、前半は、ベシクタシュが0:1とリードしたまま終わった。
 後半8分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。ペナルティエリア内へと放り込まれたロングボールに反応したミロト・ラシチャがシュートを放つと、ボールは、ケリム・アルジュに当たり、コーナーキックに替わった。この左コーナーキックを、アミル・ハジャフメトヴィッチが蹴り、内へと放り込むと、ゴール前でジャンプ一番、オマル・コリーのヘディングシュートが炸裂、ハタイ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:2。
 同35分、ハタイ・スポルが、アルミン・ホジッチのゴールで、点差を1に縮めた。ダニエル・アマーティが逆方向に蹴ったボールがゴールマウスに向かうと、それに触れたアルミン・ホジッチが、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。1:2。
 同ロスタイム5分、ホームのハタイ・スポルが同点ゴールに迫った。ペナルティエリアの手前で得たフリーキックを、グーラムが蹴ると、左へ体を伸ばしたGKメルト・ギュノクが、ゴールを許さず、コーナーキックに替えたのだった。そして、アウェーのベシクタシュが、1:2で勝利を掴んだ。

【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=ケリム・アルジュ、ガイ・マルセリン・キラマ、ニコラ・マクシモヴィッチ、マッサンガ・マトンド(前半31分:ジェルソン・フェルナンデス)=ギョルケム・サーラム(後半23分:アービド・ラヤネ)、オメル・ファルク・ベヤーズ(後半23分:アルミン・ホジッチ)=リゴベルト・リヴァス(後半36分:ファウズィ・グーラム)、フィサヨ・デレ・バシル、カルロス・ストランベル(後半1分:キャーミル・アフメット・チョレクチ)=レナト・ダダショフ
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、ダニエル・アマーティ、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=アミル・ハジャフメトヴィッチ=ミロト・ラシチャ(後半28分:タイフル・ビンギョル)、サリフ・ウチャン(後半43分:デミル・エゲ・トゥクナズ)、バクティヤール・ザイヌトディノフ、セミフ・クルチソイ(後半36分:ジェンク・トスン)=ジャクソン・ムレカ



フェネルバフチェ 0:0 ガラタサライ(フェネルバフチェ公式HP+アクシャム紙補綴 23.12.25)

ケレム・デミルバイ(左)イルファン・ジャン・カフヴェジ(右)(スター紙) ジェンギズ・ウンデル(左)バルシュ・アルペル・ユルマズ(右)(ガラタサライ公式HP)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第18節で、ガラタサライをホームに迎えた。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、両者無得点で終わった。この結果、フェネルバフチェは、勝ち点を44に伸ばし、首位を守った。

 この両者は、12月29日(金)の夜、サウジアラビアの首都リヤドにあるアル=アウワル・パーク(キングサウード大学)スタジアムで行われるトルコ・スーパーカップで、再び対峙する。

                 試合経過

 前半15分、エディン・ジェコが、左サイドから内へとセンタリングを入れると、ドゥサン・タディッチがボールを浮かしたが、ムスレラがパンチングで防いだ。
 同27分、アブドゥルケリム・バルダクチュが、ヘッドで落としたボールを得たケレム・デミルバイがシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同29分、ペナルティエリアの左サイドから、ドゥサン・タディッチが内へとボールを入れると、ガラタサライのディフェンダーがクリアした。だが、そのボールを狙ったミゲル・クレスポが、走り込んできてシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同43分、ケレム・アクチュコウルが左コーナーキックを蹴ると、フェネルバフチェのディフェンダーが、ヘッドでクリアした。そのボールに対し、ペナルティエリア・ライン上で、ケレム・デミルバイが走り込んできてシュートを放つと、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半3分、イルファン・ジャン・カフヴェジがセンタリングを入れると、それに合わせて、エディン・ジェコがヘディングシュートを放った。だが、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同16分、右サイドから連続的にパス交換をしながら、フェネルバフチェが前進すると、セバスティアン・シマノフスキが、ペナルティエリアの右側から左足一閃、シュートを試みた。だが、ボールは、僅かにファーのサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同25分、ハキム・ツィエクが、ゴール右斜め前のペナルティエリア・ライン上からシュートを放つと、GKリヴァコヴィッチが押さえた。
 同26分、ペナルティエリア内ゴール左斜め前でボールを得たジョシュア・キングが、狙いすましたシュートを放つも、ボールは、ファーサイドへと流れ、外に出て行ってしまった。そして、試合は、両者ともにゴールを決めることなく、同点のまま終わった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、アレクンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=ミゲル・クレスポ、イルファン・ジャン・カフヴェジ=ジェンギズ・ウンデル(後半1分:イスマイル・ユクセキ)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ(後半24分:ジョシュア・キング)=エディン・ジェコ(後半ロスタイム4分:ミシー・バチューハイ)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、バルシュ・アルペル・ユルマズ=ケレム・デミルバイ(後半ロスタイム1分:タンギ・エンドンベレ)、ルカス・トレイラ(後半41分:カーン・アイハン)=ハキム・ツィエク(後半41分:セドリック・バカンブ)、ドリース・メルテンス(後半22分:ヴィルフリート・ツァハ)、ケレム・アクテュルコウル(後半ロスタイム2分:ハリル・デルヴィショウル)=マウロ・イカルディ



トラブゾン・スポル 1:1 バシャクシェヒル・スポル(フォトマッチ紙 23.12.24)

イエンス・ラルセン(左)セルダル・ギュレル(右)(トラブゾン・スポル公式HP) バティスタ・メンディ(左)エミルハン・イルクハン(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第18節で、トラブゾン・スポルが、ホームにバシャクシェヒル・スポルを迎えた。試合は、1:1の引き分けに終わった。

 この試合のゴールは、バシャクシェヒル・スポルが、前半11分にペルカスが、その幕を切って落とした。このゴールに対し、トラブゾン・スポルは、同34分に、メンディがお返しをした。これらのゴールで、前半は1:1の同点のまま終わった。だが、後半は、ゴールの声が上がらず、試合は、両者が、勝ち点1ずつを分け合う結果となった。この結果、トラブゾン・スポルは、勝ち点を27とし4位となった。一方のバシャクシェヒル・スポルは、同19で13位となった。

                  試合経過

 前半11分、アウェーのバシャクシェヒル・スポルが先制した。スピードに乗ったバシャクシェヒル・スポルの攻撃で、フィゲレイドが、右サイドからペナルティエリア内へと入れたセンタリングに対し、ジャンプ一番、ペルカスがヘディングシュートを放つと、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルの頭上越しにゴールインしたのだった。0:1。
 同19分、バカセタスからのグランダーのパスを受けたエディン・ヴィスチャが、遠目からシュートを放った。だが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同32分、イエンス・ラルセンが、左サイドからセンタリングを入れると、ポール・オヌアチュがヘッドで触れた。そのボールは、上のバーに当たり、ピッチに跳ね返ると、バシャクシェヒル・スポルが危機を回避した。
 同34分、トラブゾン・スポルが同点とした。エディン・ヴィスチャが、左コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内にいたポール・オヌアチュが、それに合わせてヘディングシュートを放った。ボールが、メンディの前に落ちると、それを捉えたメンディのシュートが、ゴールポストに当たりゴールインしたのだった。1:1。そして、前半は1:1で終わった。
 後半11分、バカセタスからのパスを受けたエディン・ヴィスチャが、ゴール右斜め前から、相手選手をフェイントでかわし、ペナルティエリア手前からシュートを試みた。だが、この強いシュートも、ディフェンスに跳ね返されてしまった。
 同17分、エディン・ヴィスチャが、左サイドから出したグランダーのパスを、ペナルティエリア内で得たトレゼゲが、強烈なシュートを放ったが、ボールは、ヴォルカン・ババジャンから跳ね返ってしまった。
 同ロスタイム2分、バカセタスがフリーキックを蹴ると、ボールは、壁に当たり跳ね返った。空中に上がったボールを、エニス・バルディが、ペナルティエリアのゴール右斜め前で捉え、強烈なシュートを試みあが、ボールは、僅かに枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。そして、試合は、1:1のスコアのまま終わったのだった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン(後半1分:メフメット・ジャン・アイドゥン)、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル=エディン・ヴィスチャ(後半36分:ニコラス・ペペ)、アナスタシオス・バカセタス、アブドゥルカディル・オミュル(後半36分:エニス・バルディ)、トレゼゲ=ポール・オヌアチュ(後半27分:エニス・デスタン)
【バシャクシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=レオ・デュボア(後半39分:オメル・アリ・シャヒネル)、ウーセイヌ・バ、レオ・ドゥアルテ、ルカス・リマ=ベルカイ・オズジャン=ジョアオ・フィゲレイド、ディミトリス・ペルカス(後半39分:エデン・カルゼフ)、メフディ・アビード(後半20分:エミルハン・イルクハン)、セルダル・ギュレル(後半45分:ジェマリ・セルテル、)=クルズィストフ・ピアテク(後半45分:フィリップ・ケニー)



トラブゾン・スポルに故障者の衝撃! 浮腫みが判った(ファナティック紙 23.12.23)

アブドゥルカディル・オミュル  トラブゾン・スポルが、イスタンブル・スポル戦で故障を発生させたアブドゥルカディル・オミュルの状況に関する発表を行った。

 トラブゾン・スポルのメディカルチームの代表アフメット・ベシル助教が、アブドゥルカディル・オミュルの状態に関し、「我がクラブが、イスタンブル・スポルと行った試合で痛みが出たため、途中交替を余儀なくされたアブドゥルカディル・オミュルに対して行った検査、及び、MRの映像を得て、左脚下部筋肉(腓腹筋群)にごく小さな浮腫みがあることが判った。我がメディカル・スタッフにより始められた治療を受けているアブドゥルカディル・オミュルが、バシャクシェヒル・スポル戦のメンバー入りするかどうかは、試合当日に行う最終チェックを行ってから判断する」と述べた。



アランヤ・スポル、イスタンブルでベシクタシュを粉砕!(ソズジュ紙 23.12.22)

アミル・ハジャフメトヴィッチ(上)レロイ・フェル(下)(スター紙) ニコラ・ジャンヴィエ(アランヤ・スポル公式HP)  ベシクタシュが、ホームに迎えたアランヤ・スポルとの一戦で、一旦はリードを奪った試合を、1:3で失った。アランヤ・スポルは、ドルマバフチェで、初の勝利となった。ヨーロッパのカップ戦、トルコ・リーグのホームでの試合で、3連敗を喫したベシクタシュは、重い傷を負うことになった。

 トルコ・リーグ第17節で、ベシクタシュは、ホームにアランヤ・スポルを迎えた。ドルマバフチェで行われたこの試合、試合早々にリードを奪ったベシクタシュだったが、そのスコアを守ることができず、最後には1:3のスコアで敗れてしまった。ルザ・チャルンバイ監督指揮下で出口を模索するベシクタシュは、タオルを投げることになったヨーロッパのカップ戦に次いで、トルコ・リーグに戻って来た最初の試合でも、勝利にありつけなかった。前節、トルコ・リーグで、フェネルバフチェとのダービーマッチを1:3で失ったベシクタシュは、ホームに迎えたアランヤ・スポル戦にも、1:3で敗れてしまったのだ。
 前半9分、ベシクタシュは、オマル・コリーのゴールで先制した。ペナルティエリアの外で得たフリーキックを、ジェンク・トスンが蹴り、直接ゴールを狙うと、ボールは、壁に当たり、オマル・コリーの前に転がった。そのオマル・コリーが、ボールを整えてから、至近距離から放ったシュートが、GKエルトゥールル・タシュクランの右を抜け、アランヤ・スポルのゴールネットに収まったのだった。1:0。
 同38分、アランヤ・スポルが、ユスフ・オズデミルのゴールで同点に追いついた。スピードに乗った攻撃で、オウズ・アイドゥンが、右サイドからペナルティエリアへ向け入れたセンタリングを、ダニエル・アマルティがクリアできず、カットに入ったユスフ・オズデミルが、メルト・ギュノクが空けてしまっていたスペースを活用して、ゴール右斜め前の角度のないところから放ったシュートが、メルト・ギュノクの傍らを抜け、ゴールが生まれたのだった。1:1。
 後半42分、アランヤ・スポルが、スピードに乗った攻撃で、ニコラ・ジャンヴィエが、ペナルティエリア内で全くフリーとなり決めたゴールで、逆転した。スピードに乗った攻撃で、オウズ・アイドゥンと行ったワンツーでボールを得たニコラ・ジャンヴィエが、うまくボールのコースに入りシュートを放つと、これが、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。1:2。
 同ロスタイムに、アランヤ・スポルが、カルロス・エドワルドのゴールで、点差を2と拡げた。メルト・ギュノクが、大きくクリアできなかったボールが、オウズ・アイドゥンに当たり、そのボールを得たカルロス・エドワルドが、ゴール右斜め前から、遠目からであったが、強い、そして、狙いすましたシュートを放つと、スコアを決するゴールが生まれたのだった。1:3。
 この結果、ベシクタシュは、勝ち点26で5位となった。アランヤ・スポルは、同17で15位となった。ここ3試合で勝ち点を7得たファーティフ・テケ監督指揮下のアランヤ・スポルが、イスタンブルでの重要な試合で勝利を得たのだった。ベシクタシュは、これで、ホームでの直近の3試合で、計11ゴールを浴びたことになり、出血状態を止められないでいる。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、ダニエル・アマーティ、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=アミル・ハジャフメトヴィッチ(後半26分:タイフル・ビンギョル)=セミフ・クルチソイ(後半26分:ミロト・ラシチャ)、サリフ・ウチャン、アレックス・オックスレイド・チェンバレン(後半2分:デミル・エゲ・トゥクナズ)、ジャクソン・ムレカ(後半18分:アンテ・レビッチ)=ジェンク・トスン
【アランヤ・スポル】エルトゥールル・タシュクラン=ロイデ・アントニオ・アウグスト、ヌノ・ミゲル・リマ、フィダン・アリティ、ジュレ・バルコヴェッチ=リチャード・カンディード、レロイ・フェル(後半35分:ニコラ・ジャンヴィエ)=オウズ・アイドゥン、ジョアン・ノヴァイス(後半40分:セルジオ・コルドヴァ)、ユスフ・オズデミル(後半21分:カルロス・エドゥアルド)=エフェジャン・カラジャ(後半35分:ファーテフ・アクソイ)



カイセリ・スポル 3:4 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 23.12.21)

ミシー・バチューハイ(フェネルバフチェ公式HP) アイルトン(左)ドゥサン・タディッチ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第17節で、アウェーでカイセリ・スポルと対峙した。RHGエネルテュルク・エネルジ・スタジアムで、ミシー・バチューハイが3ゴールを決めヒーローとなった試合を、3:4で制したフェネルバフチェは、勝ち点を43に伸ばし、首位の座を守った。

 フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、前半8分にジェンギズ・ウンデル、同40分と、後半5分、同34分にはPKを、それぞれ、ミシー・バチューハイが決めた。なお、ジェンギズ・ウンデルは、フェネルバフチェ加入後の初ゴールとなる。また、フレッドが、後半ロスタイム9分に、メルト・ハカン・ヤンダシュが、同ロスタイム11分にレッドカードをもらい、退場処分となった。ホームのカイセリ・スポルのゴールは、前半ロスタイム4分にオリヴィエ・ケメン、後半11分にPKを、同28分にマメ・ティアムが決めたものだった。

                  試合経過

 前半3分、フェネルバフチェの攻撃で、ペナルティエリアの外でボールを得たフェルディ・カドゥオウルのパスを受けたミシー・バチューハイが、GKと1対1となったところからシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同8分、フレッドのパスを、ペナルティエリアの外で得たジェンギズ・ウンデルが、グランダーの狙いすましたシュートを放つと、転がりながらゴールインした。0:1。
 同18分、左サイドで生まれた攻撃で、セバスティアン・シマンスキが、ペナルティエリアにいたドゥサン・タディッチにボールを出した。そのドゥサン・タディッチが枠を捉えたシュートを放つと、GKビラル・バヤズィットが、パンチングでクリアした。
 同23分、カイセリ・スポルの攻撃で、左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだアイルトン・ボア・モルテがセンタリングを入れると、ギョクハン・サズダーが走り込んできて強烈なシュートを放つと、ボールは、上のバーの当たり外に出て行ってしまった。
 同37分、フェルディ・カドゥオウルが、左サイドからフリーキックを蹴ると、それに合わせて、イスマイル・ユクセキが、PKポイント辺りで、バックヘッドで浮かし球のシュートを試みたが、ボールは、サイドバーを僅かに逸れ外に出て行ってしまった。
 同40分、ジェンギズ・ウンデルからのパスを、ペナルティエリア内で受けたミシー・バチューハイが強いシュートを放つと、これが、カイセリ・スポルのゴールネットに収まった。0:2。
 同ロスタイム4分、カイセリ・スポルが点差を1と縮めた。GKと1対1となったところからミゲル・カルドーソが放ったシュートを、GKリヴァコヴィッチがパンチングで防いだ。そのボールを得たオリヴィエ・ケメンが、がら空きとなっていたゴールマウスに蹴り込んだのだった。1:2。
 後半5分、フレッドのパスを受け、左サイドからペナルティエリア内へと入り込んだフェルディ・カドゥオウルがシュートを放つと、ボールは、GKビラル・バヤズィットから跳ね返った。その跳ね返りのボールが、ペナルティエリア内にいたミシー・バチューハイの前に転がると、ミシー・バチューハイがシュートを放ち、これが、カイセリ・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。1:3。
 同11分、カイセリ・スポルの攻撃で、オリヴィエ・ケメンがペナルティエリアに向け入れたセンタリングのボールが、アレクンデル・ジクの手に当たると、主審はPKを指示した。このPKを、マメ・ティアムが蹴ると、ゴールが決まった。2:3。
 同29分、カイセリ・スポルが同点に追いついた。ペナルティエリア内でボールを得たマメ・ティアムが出したパスを受け、GKと1対1となったミゲル・カルドーソが蹴り込んだのだった。3:3。
 同34分、フェネルバフチェの左コーナーキックに合わせて、アレクンデル・ジクが、ヘッドで、ボールをペナルティエリア内へと送ると、カイセリ・スポルのディフェンスから跳ね返った。しかし、この試合の主審ゾルバイ・キュチュックが、ヴィデオ判定システムに確認を取り、手を使ったとして、PKを宣告した。このPKをミシー・バチューハイが蹴ると、フェネルバフチェの勝ち越し点が生まれた。3:4。そして、試合は、フェネルバフチェが3:4の優位を保ったまま終わった。

【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー、マジド・ホセイニ、ジョゼフ・アタマー、ハサン・アリ・カルドゥルム=アリ・カリミ(後半35分:ラマザン・ジヴェレク)、カルタル・ユルマズ=アイルトン・ボア・モルテ(後半35分:ステファン・バホーケン)、オリヴィエ・ケメン、ミゲル・カルドーソ(後半35分:カルロス・マネ)=マメ・ティアム
【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半35分:ヤイデン・オーステルヴォルデ)、セルダル・アズィズ、アレクンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、フレッド=ジェンギズ・ウンデル(後半27分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、セバスティアン・シマンスキ(後半45分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ドゥサン・タディッチ(後半27分:ジョシュア・キング)=ミシー・バチューハイ(後半45分:ウムト・ナイル)



イスタンブル・スポル、トラブゾン・スポル戦で試合放棄! 試合は半ばで停止(ミリエット紙 23.12.20)

イスタンブル・スポル理事長(右)を説得するトラブゾン・スポル理事長(左)(フォトマッチ紙)  トルコ・リーグ第17節で、イスタンブル・スポルとトラブゾン・スポルが対峙した。試合の後半、イスタンブル・スポルの理事長が、チームをピッチから引き上げさせた。

 イスタンブル・スポルとトラブゾン・スポルとの一戦の後半、ポール・オヌアチュのゴールが決まったあと、イスタンブル・スポルの理事長が、選手を、ピッチから引き上げさせた。エセンユルト・ネジュミ・カドゥオウル・スタジアムで行われたこの試合の後半23分、トラブゾン・スポルが、ポール・オヌアチュのゴールで、1:2と勝ち越した。しかし、ゴールの前に、トラブゾン・スポルのペナルティエリアで、フローリアン・ロシャジュがピッチに倒れた。PKを期待したフローリアン・ロシャジュに対し、プレーの続行を命じたアリ・シャンサラン主審は、トラブゾン・スポルがゴールを決めたあと、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールを認定した。ゴールが認定されると、イスタンブル・スポルのエジュメル・ファイク・サルアリオウル理事長が、ピッチにおり、選手たちを控室に引き上げるよう指示を出した。その後、フロント関係者もピッチに降り、選手たちも控室に向かった。幾人かの選手は、しばし、試合の再開を待っていたが、選手たちは控室に向かって行った。そして、試合は、後半29分に停止した。控室から戻って来たイスタンブル・スポルのメフメット・イエシルは、審判団と握手を交わし、ピッチには戻らないことを明らかにした。それを受け、審判団も、控室に向かった。イスタンブル・スポルのシモン・デリーは、イスタンブル・スポルの理事長の前に跪き、「試合続行」を求めた。だが、同理事長は、決断を変えなかった。トラブゾン・スポルのエルトゥールル・ドーアン理事長も説得に当たるため、イスタンブル・スポルの理事長と話していた。

【イスタンブル・スポル】アルプ・アルダ=デメアコ・ドゥハネイ、オカン・エルドーアン、メフメト・イエシル、シモン・デリー、アリ・ヤシャル=アラッサーヌ・ンダオ、ムアッメル・サルカヤ、フローリアン・ロシャジュ、=エドゥアルド・ロッカ、ジャクソン・ロレンティーノ=ワロン・エテミ
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル=エディン・ヴィスチャ、アナスタシオス・バカセタス、アブドゥルカディル・オミュル(後半21分:エニス・バルディ)、トレゼゲ=ポール・オヌアチュ



フェネルバフチェ、エディン・ジェコについて発表(TRT 23.12.19)

エディン・ジェコ(スター紙)  エディン・ジェコが、カイセリ・スポル戦には出場しない。ボスニア人ゴールゲッターのエディン・ジェコは、右足裏の筋肉を傷めていることが明らかになった。

 フェネルバフチェが、エディン・ジェコの状態に関し発表を行った。その発表によると、練習後に痛みを訴えたため、病院でMR検査を受けたエディン・ジェコは、右足裏の筋肉を傷めていることが判り、治療が始まったとなっている。トルコ・リーグで、明日行われる予定のカイセリ・スポル戦では、リスクを冒すことはないだろう。そして、第18節のガラタサライ戦では、ピッチに立つものと考えられている。



トラブゾン・スポル、アナスタシオス・バカセタスについての決定! 提案された新たな条件(ミリエット紙 23.12.18)

バカセタス(ファナティック紙)  ギリシア人スター選手アナスタシオス・バカセタスとの契約更改を望んでいるトラブゾン・スポルは、年俸175万EUROでの3年契約を提案する。

 トラブゾン・スポルは、移籍解禁期間で補強を進めるための準備に余念がないが、その一方で、所属選手との契約更改も続けている。その第一番手に、アナスタシオス・バカセタスとの契約更改を望んでいる。アランヤ・スポルから、3年前に、300万EUROの移籍金で、トラブゾン・スポル入りした30歳になっているアナスタシオス・バカセタスとの契約が、今季末で満了する。アナスタシオス・バカセタスと、契約更改についての交渉を、既に2回行っているが、未だ、合意には至っていない。トラブゾン・スポルは、そのため、近日中に、3度目のオファーをアナスタシオス・バカセタスに対し行うことが明らかになった。トラブゾン・スポルは、アナスタシオス・バカセタスに対し、3年契約を提案して、更に年俸として175万EUROの提案を行うつもりだ。更に、新たな契約では、そのプレー内容に呼応したボーナス給も含まれていると言われている。キャリアを、トラブゾン・スポルで続けることを願っているアナスタシオス・バカセタスは、この3度目の提案を受け入れ、契約更改に応じるものと思われている。アブドラハ・アヴジュ監督が、メンバーとして確保を望むアナスタシオス・バカセタスとの交渉は、近々、行われることが明らかになっている。



ミゲル・クレスポに対し、いいオファーが入ってきた!(スター紙 23.12.17)

ミゲル・クレスポ(ファナティック紙)  フェネルバフチェのMFミゲル・クレスポに対し、ギリシアからオファーが届いた。伝えられるところによると、オリンピアコスの新たなスポーツ・ディレクター、ペドロ・アルヴェスが、ミゲル・クレスポの代理人とアテネで会ったそうだ。

 オリンピアコスが、ミゲル・クレスポに関心を示している。オリンピアコスは、この移籍に向け、27歳になっているミゲル・クレスポの状態の調査を始めた。エストリルでスポーツ・ディレクターを務めたことのある、オリンピアコスの新スポーツ・ディレクターのペドロ・アルヴェスが、ミゲル・クレスポの代理人と、アテネで会っている。
 2021年、エストリルからフェネルバフチェに移籍してきたミゲル・クレスポは、ここまで、フェネルバフチェで77試合に出場している。そして、5ゴール7アシストを記録している。なお、ミゲル・クレスポのフェネルバフチェとの契約は2025年まである。



ベシクタシュ、ユスフ・ヤズジュ獲りへ! 1月には、、、(フォトマッチ紙 23.12.16)

ユスフ・ヤズジュ(CNNトルコ)  厳しい日々の続くベシクタシュでは、目を、移籍解禁期間に向けられている。1月に動く補強の理想を語るベシクタシュ関係者は、ビッグな攻勢に向け動き出した。ハサン・アラト新理事長のもと、リールのユスフ・ヤズジュをリストアップしているのだ。

 トルコ・リーグで期待を裏切り、UEFAカンフェランスリーグからの敗退が決まったベシクタシュは、移籍解禁期間での補強に向け、早々に動き出している。ハサン・アラトの理事長就任後、サッカー部門主幹フェヤズ・ウチャル、総合コーディネーターのサメト・アイババ、ルザ・チャルンバイ監督により、活発に進められている検討の結果、注目を引く名前が俎上に上がって来た。フランス・リーグ所属のリールでプレーするユスフ・ヤズジュに関心を示しているのだ。契約が、シーズン末に満了するユスフ・ヤズジュを、移籍解禁期間に獲得しようというのだ。トルコでは、トラブゾン・スポルでだけプレー経験のあるユスフ・ヤズジュは、ここまで120試合に出場して27ゴール22アシストを記録している。リールでは、113試合に出場して23ゴール12アシストを記録している26歳のユスフ・ヤズジュは、今季では、21試合に出場して7ゴール1アシストという成績を残している。



フェネルバフチェ、スパルタク・トルナヴァを大差でくだし、グループ・リーグ戦を首位通過(ソズジュ紙+フェネルバフチェ公式HP補綴 23.12.15)

ブライト・オシャイ・サミュエル(左)(フェネルバフチェ公式HP) フェルディ・カドゥオウル(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、ホームに迎えたスパルタク・トルノヴァを、大差でくだし、UEFA欧州カンフェランスリーグで勝ち上がりを決めた。ブルガリアで行われたルドゴレツとノアシュランとの一戦から、いい知らせが届き、フェネルバフチェが首位に立ったのだった。

 UEFA欧州カンフェランスリーグH組第6戦、即ち最終戦で、フェネルバフチェは、スロヴァキアのスパルタク・トルノヴァを、ホームに迎えた。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェが4:0で勝ち、UEFA欧州カンフェランスリーグの16強に進出した。ブルガリアで行われた一戦で、ルドゴレツが、ノアシュランを僅か1点で勝利を掴み、フェネルバフチェが、得失点差で首位に立ったのだった。フェネルバフチェに勝利を呼び込んだゴールは、前半36分にフェルディ・カドゥオウル、後半3分にドゥサン・タディッチがPKを決め、そして、同14分と16分にエディン・ジェコが決めたものだった。この勝利で、フェネルバフチェは、グループ・リーグ戦の勝ち点を12とし、同じ勝ち点のルドゴレツを制して、1位に立ったのだった。ノアシュランが、同10で3位、スパルタク・トルノヴァが、同1点で最下位となった。いずれも、ヨーロッパのカップ戦からの敗退が決まった。
 前半は、守備に重きを置いた相手に対し苦しみ、また、エディン・ジェコが掴んだ、2回の好機も得点に繋げることのできなかったフェネルバフチェが、求めて止まなかったゴールが、フェルディ・カドゥオウルから生まれた。ドゥサン・タディッチの出したスルーパスに反応して、ゴール左斜め前でボールを得たフェルディ・カドゥオウルが、ペナルティエリア内へと入った。そして、相手選手をかわし、グランダーのシュートを放つと、これが、左ゴール隅に入ったのだった。1:0。そして、前半は、このゴールで、フェネルバフチェが1:0とリードして終わった。
 後半早々の、フェネルバフチェは、PKを得て、点差を2と拡げた。左サイドでボールを得たエディン・ジェコがペナルティエリア内へと持ち込み、ドゥリッチにフェイントをかけた。そのドゥリッチが、背後からエディン・ジェコにチェックに入ったため、エディン・ジェコがピッチに倒れた。それを咎めたアレクサンダー・スタブレフ主審が、PKを指示した。このPKを、ドゥサン・タディッチが蹴ると、ボールは、右のゴールポストに当たり、更にGKに当たり、ゴールインしたのだった。2:0。
 前半で、ゴールチャンスを逃していたエディン・ジェコが、フェネルバフチェの大量点の立役者になった。同15分、フェルディ・カドゥオウルから出たスルーパスに反応したエディン・ジェコは、ペナルティエリア内でボールを得ると、シュートを試みるも、ボールは、バーを直撃してピッチに跳ね返った。誰もいないところにボールが転がると、そのボールに向かい、ゴール左斜め前から動き出したドゥサン・タディッチが、ダイレクトでシュートを放つと、今度は、ディフェンスがゴールを許さなかった。そのボールが、エディン・ジェコの前に転がると、エディン・ジェコは滑り込みながらシュートを放った。これが、スパルタク・トルノヴァのゴールネットを揺らしたのだった。3:0。
 このゴールの2分後に、再び、エディン・ジェコが舞台に上がった。中盤で、相手選手のミスを咎め、ボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、ボールを持ち長い距離を進み、ペナルティエリアまで進んだ。そして、左サイドから攻撃参加を見せていたエディン・ジェコにパスを出した。そのエディン・ジェコが、グランダーのシュートを放つと、これが、スパルタク・トルノヴァのゴール隅を捉えたのだった。4:0。残りの時間では、他のゴールは生まれず、フェネルバフチェが、4:0のリードを保ち、試合は終わった。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半18分:セルダル・アズィズ)、アレクンデル・ジク(後半33分:ユスフ・アクチチェッキ)、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、フレッド=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半18分:ジョシュア・キング)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ(後半29分:ジェンギズ・ウンデル)=エディン・ジェコ(後半29分:ウムト・ナイル)



トラブゾン・スポル、メンディを、再び、ストッパーに(ファナティック紙 23.12.14)

アブドラハ・アヴジュ監督(ヒュリエット紙) バティスタ・メンディ  トラブゾン・スポルのジョーカーと言えるメンディを、アブドラハ・アヴジュ監督は、再び、ストッパーに起用されることになる。

 ガジアンテップFK戦で、バティスタ・メンディをストッパーに引いて起用して、そのプレーぶりに満足しているアブドラハ・アヴジュ監督は、イスタンブル・スポル戦でも、同じプランを使おうと考えている。中盤の3人は、ベラト・オズデミル、アナスタシオス・バカセタス、アブドゥルカディル・オミュルで組み立てる考えの同監督は、ライヤン・バニヤを切り、ステファノ・デンスヴィルの傍らにはバティスタ・メンディを置くようだ。23歳のボランチが本職のバティスタ・メンディは、以前の所属クラブでも、時々、ストッパーに起用されていたこともあり、また、ストッパーとしてのいいプレーぶりを受けて、再び、ストッパーに起用されるものと思われる。



コペンハーゲン 1:0 ガラタサライ(フォトマッチ紙 23.12.13)

テテ(左)(トルコ・サッカー協会公式HP) ルカス・レラガー(コペンハーゲン公式Twitter)  ガラタサライが、UEFAチャンピオンズリーグの最も重要となった試合で、コペンハーゲンと対峙した。パルケン・スタジアムで行われたこの試合、イタリア人審判ダニエレ・オルサトが裁いた。この試合に1:0で敗れたガラタサライは、チャンピオンズリーグからの敗退が決まった。グループ・リーグ戦で3位となったガラタサライは、戦いを欧州リーグに移すことになる。

 UEFAチャンピオンズリーグA組最終戦で、ガラタサライは、アウェーでコペンハーゲンと戦った。この試合を、1:0で失ったガラタサライのチャンピオンズリーグからの敗退が決まった。コペンハーゲンに勝利をもたらしたゴールは、後半13分にルカス・レラガーから生まれた。グループ・リーグ戦を3位で終えることになったガラタサライは、UEFA欧州リーグに戦いの舞台を移すことになった。A組では、バイエルン・ミュンヘンとコペンハーゲンが、16強に進出することになったが、最下位となったマンチェスター・ユナイテッドは、ヨーロッパのカップ戦から姿を消すことが決まった。

                 試合経過

 前半8分、コペンハーゲンが危険な場面を作った。ペナルティエリア・ライン上でボールを得たモハメド・エルユヌシが、右サイドからペナルティエリア内へと入ったピーター・アンカーセンにボールを回した。そのピーター・アンカーセンが、ペナルティエリアのゴール右斜め前から狙いすましたシュートを放つと、ボールは、ファーサイドのゴールポストの傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同41分、右サイドで生まれたガラタサライの攻撃で、サーシャ・ボエがセンタリングを入れた。それを、マウロ・イカルディがヘッドで落とすと、そのボールを、PKポイントのすぐ後ろで捉えたヴィルフリート・ツァハが、左足一閃、シュートを試みたが、ボールは、相手ディフェンスに当たってしまった。
 後半13分、コペンハーゲンが先制した。ディオゴ・ゴンサルヴェスからのパスを受け、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだイライアス・アシュリが、グランダーのボールを入れた。それに、ルカス・レラガーが触れるとゴールが決まったのだった。1:0。
 同28分、左サイドで生まれたガラタサライの攻撃で、ケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリア内にいたマウロ・イカルディにパスを出した。そのマウロ・イカルディが、ヒールで、ボールを背後に出すと、そこに向かい動いていたケレム・アクテュルコウルがシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同39分、ハキム・ツィエクが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、セドリック・バカンブがヘディングシュートを放ったが、GKグラバラがキャッチした。
 同45分、ルカス・レラガーが、ケレム・アクテュルコウルの足を踏みつけたため、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。
 同ロスタイム2分、ハキム・ツィエクが、枠を捉えた強いシュートを放ったが、GKグラバラが、際どくコーナーキックに替えた。そして、試合では、他のゴールが生まれず、コペンハーゲンが、1:0で、この試合を制したのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ(後半33分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=カーン・アイハン(後半16分:ドリース・メルテンス)、ルカス・トレイラ(後半33分:セルジオ・オリヴェイラ)=テテ(後半16分:ハキム・ツィエク)、ケレム・アクテュルコウル、ヴィルフリート・ツァハ(後半10分:セドリック・バカンブ)=マウロ・イカルディ



シワス・スポル、アウェー戦で勝つ(TRT改 23.12.12)

サムエル・サイス(左)ソコル・チカレシ(右)(シワス・スポル公式Twitter) クリントン・エンジ(右)を讃える(シワス・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第15節で、コンヤ・スポルが、ホームでシワス・スポルに0:1で敗れた。

 コンヤ・スポルとシワス・スポルの一戦が、コンヤ市立スタジアムで行われた。この試合を制したアウェーのシワス・スポルのゴールは、前半15分にクリントン・エンジから生まれた。この結果、コンヤ・スポルは、勝ち点14で16位となった。一方、勝ち点を18に伸ばしたシワス・スポルは12位に上がった。

                試合経過

 前半6分、クリントン・エンジが、ペナルティエリア内へ持ち込み、そして、強烈なシュートを放った。だが、GKパウル・ベルナルドーニが、ゴールを許さなかった。
 同15分、シワス・スポルが先制した。サムエル・サイスからのセンタリングを受け、ペナルティエリア内でボールを得たクリントン・エンジが放ったシュートが、コンヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。
 同25分、アフメット・オウズが、ヘッドでペナルティエリア内へと送ったボールを得たチカレシが、強いシュートを試みると、ボールは、ゴールポストに当たり外に出て行った。そして、前半は、アウェーのシワス・スポルが0:1と優位を保ち終わった。
 後半4分、チカレシの入れたセンタリングで、ペナルティエリア内でボールを得たアレクサンドゥル・チカルダウがシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同24分、ギレルメのセンタリングで、ペナルティエリア内でボールを得たチカレシがシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同40分、ロマン・クヴェットのセンタリングで、ペナルティエリア内でボールを得たコイタが強烈なシュートを放ったが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム2分、ペナルティエリア内で生まれた混戦のなか、ボールを得たスティーヴン・エンゾンジがシュートを放ったが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。そして、試合は、アウェーのシワス・スポルが0:1とリードを保ったまま終わった。

【コンヤ・スポル】パウル・ベルナルドーニ=アフメット・オウズ(後半1分:ウーウルジャン・ヤズール)、アディル・デミルバー、フランシスコ・カルヴォ、シチャ・ギレルメ=ソネル・ディクメン(後半38分:セブライル・カラエル)、オーウルジャン・ウリュギュン(後半19分:スティーヴン・エンゾンジ)=ロベルト・ムリッチ(後半1分:ルーカ・プリブ)、アレクサンドゥル・チカルダウ、マルロス・モレノ=ソコル・チカレシ(後半38分:ネルソン・オリヴェイラ)
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=アラーディン・オクムシュ、ジャネル・オスマンパシャ、サンバ・カマラ、ウーウル・チフトチ=ユヌス・エムレ・コナク(後半31分:ハカン・アルスラン)=ジェルソン・ロドリゲス(後半45分:アーロン・アッピンダンゴエ)、カリラオス・カリシス、サムエル・サイス(後半16分:ロマン・クヴェット)、ブラク・カパジャク(後半31分:モドゥ・バロウ)=クリントン・エンジ(後半32分:ベンガリ・コイタ)



トラブゾン・スポルの嵐、後半に満開! ガジアンテップFK 1:3 トラブゾン・スポル(フォトマッチ紙 23.12.11)

トレゼゲ(ファナティック紙) ラルセン(左)オーウルジャン・チャーラヤン(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグ第15節で、ガジアンテップFKとのアウェー戦を戦った。そして、後半に生まれたトレゼゲ(2)とバカセタスのゴールで、3:1で、この試合を制した。ホームのガジアンテップFKの唯一のゴールは、デニス・ドラグシュから生まれた。

 トルコ・リーグ第15節で、ガジアンテップFKとトラブゾン・スポルが対峙した。トラブゾン・スポルが、後半にあげたゴールで1:3で勝った。トラブゾン・スポルに勝利を導いたゴールは。トレゼゲ(2)とバカセタスがあげたものだった。一方、ホームのガジアンテップFKの唯一のゴールは、デニス・ドラグシュから生まれた。この結果、トラブゾン・スポルの勝ち点は26に伸び、ガジアンテップFKは同15に留まった。

                  試合経過

 前半11分、中盤から始まったガジアンテップFKの攻撃で、ペナルティエリア・ライン上でボールを得たデニス・ドラグシュが、オーウルジャン・チャーラヤンにパスを出した。そのオーウルジャン・チャーラヤンが、絶好の位置取りからシュートを放つも、ボールは、GKが押さえてしまった。
 同31分、右サイドから生まれたトラブゾン・スポルの攻撃で、エディン・ヴィスチャがセンタリングを入れると、いいジャンプを見せたポール・オヌアチュが、それに合わせてヘディングシュートを放ったが、。GKが際どく外に出した。
 同35分、右コーナーから起こったトラブゾン・スポルの攻撃でボールを得たエディン・ヴィスチャが、相手選手を抜き去り、トレゼゲにボールを出した。いい位置にいたトレゼゲがシュートを試みると、GKが、際どく外に出した。
 同41分、中盤から始まったガジアンテップFKの攻撃で、アレクサンドル・マキシムが出したパスを得たデニス・ドラグシュがシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 後半2分、右サイドで生まれたトラブゾン・スポルの攻撃で、エディン・ヴィスチャがセンタリングを入れると、ジャンプ一番、ポール・オヌアチュがヘディングシュートを放った。これが、パピ・ジラボジから跳ね返ると、詰めていたトレゼゲが、ヘッドで仕上げを行い、ゴールが生まれた。0:1。
 同14分、左サイドで生まれた攻撃で、アブドゥルカディル・オミュルから出たパスを、ペナルティエリアの外で得たバカセタスが、右足で狙いすましたシュートを放つと、これが、ガジアンテップFKのゴールネットを揺らした。0:2。
 同17分、中盤から生まれたガジアンテップFKの攻撃で、マルコヴィッチのスルーパスを受けたアレクサンドル・マキシムがシュートを放つと、ボールは、上のバーを直撃、ボールはピッチに跳ね返った。
 同30分、左サイドで生まれたトラブゾン・スポルの攻撃で、エディン・ヴィスチャがセンタリングを入れると、いいジャンプを見せたエニス・デスタンのヘディングシュートが炸裂、だが、GKニタがこれを防いだ。そのボールを詰めていたトレゼゲが捉え、ゴールを決めた。0:3。
 同34分、ガジアンテップFKが、ゴール左斜め前でフリーキックを獲得した。デニス・ドラグシュが、これを蹴り、直接ゴールを狙い、これが決まった。1:3。
 この試合の残りの時間は、他のゴールは生まれず、試合は、アウェーのトラブゾン・スポルが1:3のリードを保ち終わった。

【ガジアンテップFK】フローリン・ニタ=ムスタファ・エスキヘラッチ、ニコラ・ヌクル、パピ・ジラボジ、ジュニオール・モレ=オギュン・オズチチェッキ、ジャニオ・ビケル(後半12分:マルコ・ジェヴトヴィッチ)=ラザル・マルコヴィッチ、アレクサンドル・マキシム(後半20分:イルケル・カラカシュ)、オーウルジャン・チャーラヤン(後半20分:ホセ・ブライアン・リアスコス)=デニス・ドラグシュ
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル(後半42分:ディミトリオス・クールベリス)=エディン・ヴィスチャ(後半42分:エニス・バルディ)、アナスタシオス・バカセタス、アブドゥルカディル・オミュル、トレゼゲ(後半45分:タクシアルヒス・ファウンタス)=ポール・オヌアチュ(後半28分:エニス・デスタン)



フェネルバフチェ、ドルマバフチェ決戦を制し、首位で戻る(TRT改 23.12.10)

エディン・ジェコ(フェネルバフチェ公式HP) ウムト・メラシュ(左)イルファン・ジャン・カフヴェジ(右)(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第15節に組まれたダービーマッチで、ベシクタシュをアウェーで1:3でくだしたフェネルバフチェが、得失点差で、再び首位に昇った。PK判定が3回も出たビッグマッチで、ヴィデオ判定システムが、この試合を印象付けることになった。

 テュプラシュ・スタジアムで行われたこの試合、いい始まり方をしたフェネルバフチェが、スター選手エディン・ジェコのゴールで、前半10分に先制点を決めた。左サイドでボールを得たフレディが、ペナルティエリアへ向け動き出していたドゥサン・タディッチへとパスを出した。そして、このドゥサン・タディッチが、ゴールエリアの絶好の位置にいたエディン・ジェコにボールを出した。エディン・ジェコが、至近距離でボールに合わせると、ベシクタシュのゴールネットが揺れたのだった。0:1。
 同22分、ホームのベシクタシュがPKを獲得した。アレクンデル・ジクがバックパスをしようとしたとき、そのボールを奪ったジェンク・トスンが、右サイドからペナルティエリアへと入り、サメト・アカイドゥンにフェイントをかけたが、チェックを受けたジェンク・トスンがピッチに倒れた。それを咎めたアッティラ・カラオーラン主審がPKを宣告したのだった。同24分、このPKをアレックス・オックスレイド・チェンバレンが蹴ると、ボールは、フェネルバフチェのゴール右隅に突き刺さり、ベシクタシュが同点に追いついた。1:1。
 ベシクタシュは、故障を発生させたジェドソン・フェルナンデスに替り、前半39分にサリフ・ウチャンが投入された。ベシクタシュは、ジェドソン・フェルナンデスに次いで、ウムト・メラシュも傷み、交替を余儀なくされた。交替に入ったのはタイフル・ビンギョルだった。そして、前半は、1:1の同点のまま終わった。
 後半も、いい始まり方をしたフェネルバフチェが、ヴィデオ判定システムでの確認後、同17分にPKを獲得した。エリック・バイリーが、セバスティアン・シマノフスキに対し執ったアクションが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、アッティラ・カラオーラン主審が、映像の確認後、PKを宣告したのだった。同18分。このPKを、ドゥサン・タディッチが蹴ると、ボールは、GKが跳んだとは逆方向に向かい、ゴールが決まり、フェネルバフチェが、再びリードを奪った。1:2。
 同31分、アッティラ・カラオーラン主審は、ペナルティエリア内で、セバスティアン・シマノフスキに対して行われたファウルのあと、タイフル・ビンギョルに対し、一発レッドカードを出した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、ピッチサイドのモニターで映像を確認後、レッドカードを取り消し、イエローカードを出した。
 同44分、ベシクタシュのエリック・バイリーが、ペナルティエリア内でボールに手を使ったかどうかを、ヴィデオ判定で確認が行われた。アッティラ・カラオーラン主審は、確認後、もう1度、PKの宣告をした。同ロスタイム2分、これを蹴ったドゥサン・タディッチだったが、今回は、GKメルト・ギュノクを越えることができなかった。
 このビッグマッチのスコアを決したのは、同ロスタイム6分に決まったセバスティアン・シマノフスキのゴールでだった。ミシー・バチューハイからのパスを、ペナルティエリア内で受けたイスマイル・ユクセキが、ペナルティエリア・ライン上にいたセバスティアン・シマノフスキにパスを送った。そのセバスティアン・シマノフスキが、それに合わせて狙いすましたシュートを放つと、これが、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。そして、試合は、フェネルバフチェが1:3で制したのだった。
 トルコ・リーグのベシクタシュ戦では、7試合ぶりに勝ったフェネルバフチェは、勝ち点を40に伸ばし、得失点差で、再び首位に就いた。第2次ルザ・チャルンバイ監督下で、初の敗戦を喫したベシクタシュは、同26に留まり、首位との勝ち点差が14に拡がった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト(後半35分:バクティヤール・ザイヌトディノフ)、エリック・バイリー、ダニエル・アマーティ、ウムト・メラシュ(後半1分:タイフル・ビンギョル)=ネジプ・ウイサル=アンテ・レビッチ(後半19分:ヴァンサン・アブバカル)、ジェドソン・フェルナンデス(前半39分:サリフ・ウチャン)、アレックス・オックスレイド・チェンバレン、ジャクソン・ムレカ(後半35分:ラシド・ゲザル)=ジェンク・トスン
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半ロスタイム5分:メルト・ミュルドゥル)、サメト・アカイドゥン、アレクンデル・ジク(後半39分:ヤイデン・オーステルヴォルデ)、フェルディ・カドゥオウル=ミゲル・クレスポ、フレッド(後半ロスタイム3分:イスマイル・ユクセキ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半39分:ジェンギズ・ウンデル)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半ロスタイム3分:ミシー・バチューハイ)



ガラタサライ 3:1 アダナ・デミル・スポル(ベイン・スポル+ガラタサライ公式HP&ミリエット紙補綴 23.12. 9)

ドリース・メルテンス(左)シセ(右)(ハベル・テュルク紙) ケレム・アクテュルコウル(ハベル・テュルク紙)  トルコ・リーグ第15節で、ガラタサライとアダナ・デミル・スポルが対峙した。ラムズ・パルクで行われたこの試合、ガラタサライが3:1で制した。

 ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、前半22分にサーシャ・ボエが、同29分にケレム・アクテュルコウルが、後半ロスタイム5分にマウロ・イカルディが決めた。アダナ・デミル・スポルの唯一のゴールは、前半ロスタイム4分にエムベイェ・ニアンが決めたものだった。この結果、ガラタサライは、ベシクタシュとフェネルバフチェのダービーマッチを前に、ミスを犯さず、勝ち点を40に伸ばし、試合数が多い中だが首位に就いた。アダナ・デミル・スポルは、同23に留まった。

                  試合経過

 前半6分、マウロ・イカルディが強いシュートを放つも、GKがゴールを許さなかった。
 同22分、ガラタサライが先制した。テテからのパスを、ペナルティエリア・ライン手前で得たケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリアへと向かい動き出していたサーシャ・ボエにボールを出した。そのサーシャ・ボエが、GKと1対1となったところからシュートを放つと、アダナ・デミル・スポルのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 同25分、アダナ・デミル・スポルが、ゴールにとっても迫ったが、フェルナンド・ムスレラがゴールを許さなかった。
 同29分、ホームのガラタサライが、点差を2と拡げた。ケレム・アクテュルコウルとマウロ・イカルディとの共同でゴールが生まれた。ペナルティエリア・ライン上で自身に回って来たボールを、ダイレクトで、背後を駆け上がるケレム・アクテュルコウルにボールを出すと、ケレム・アクテュルコウルは、GKと1対1となった。そのケレム・アクテュルコウルが、名人芸のキックを見せると、GKの頭越しに、ボールはゴールインしたのだった。2:0。
 同32分、ドリース・メルテンスが、遠い距離から素晴らしいシュートを放つも、GKが、見事なセーヴィングを見せ、コーナーキックに替えた。
 同45分、アダナ・デミル・スポルが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、PKを獲得した。左サイドからペナルティエリア内へと入ったユスフ・サルがセンタリングを入れると、ボールは、ヴィクトリー・ネルソンから跳ね返った。プレーの続行を指示したアブドゥルカディル・ビティゲン主審だったが、ヴィデオ判定システム審判のコライ・ゲンチェルレルからの警告を受け、映像確認に入り、ヴィクトリー・ネルソンが手を使ったとしてPKを指示した。同ロスタイム3分、このPKをエムベイェ・ニアンが蹴ると、ボールは、GKムスレラが跳んだと同じ方向に向かったが、ゴールインしたのだった。2:1。
 後半4分、ガラタサライのいい攻撃があった。ペナルティエリア・ライン上でボールを得たケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前にいたテテにボールを出した。そのテテが、内へとボールを入れると、そのボールを、アダナ・デミル・スポルのディフェンスに入っていたシセが、逆方向に蹴ったボールが、上のバーに当たり、ピッチに跳ね返ったのだった。
 同6分、マウロ・イカルディが放ったシュートを、アダナ・デミル・スポルのディフェンスが、ゴールライン際からクリアした。
 同23分、テテが、ゴール右斜め前で、相手GKと1対1となり、シュートを放ったが、GKが、際どくコーナーキックに替えた。
 同40分、ハリル・デヴィショウルが、ファーサイドのゴールポスト目がけてセンタリングを入れると、セルジオ・オリヴェイラが、それに合わせてヘディングシュートを試みた。だが、ボールは、ゴールポストを直撃して、ピッチに跳ね返った。
 同ロスタイム3分、ガラタサライがPKを獲得した。バルシュ・アルペル・ユルマズが、深くえぐるパスを出すと、それに反応して、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入ったセドリック・バカンブが、GKマゴメダリエフがボールをカヴァーしようとすると、ピッチに倒れた。アブドゥルカディル・ビティゲン主審は、マゴメダリエフにファウルがあったとしてPKを指示した。同ロスタイム5分、このPKをマウロ・イカルディが蹴り、ゴールが生まれたのだった。3:1。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、バルシュ・アルペル・ユルマズ=ケレム・デミルバイ(後半20分:カーン・アイハン)ルカス・トレイラ(後半34分:セルジオ・オリヴェイラ)=テテ(後半38分:ハリル・デヴィショウル)、ドリース・メルテンス(後半20分:ヴィルフリート・ツァハ)、ケレム・アクテュルコウル(後半33分:セドリック・バカンブ)=マウロ・イカルディ
【アダナ・デミル・スポル】シャクルディン・マゴメダリエフ=ヨナス・スヴェンソン(後半43分:ドルクハン・トコズ)、セミフ・ギュレル、アブ・ペペ・シセ、ユスフ・エルドーアン=アリューヌ・ンディアエ、エムレ・アクババ(後半20分:ベンジャミン・スタンブーリ)=ユスフ・サル、ユヌス・ベランダ(後半29分:エドアール・ミシュ)、ナニ(後半1分:ダヴィド・アキントーラ)=エムベイェ・ニアン(後半29分:ユスフ・バラシ)



ベシクタシュ、ダービーマッチを前に悪い知らせ! 4選手を欠き、もう1人もあぶない(スター紙 23.12. 8)

オマル・コリー(TRT)  ベシクタシュが、フェネルバフチェとのダービーマッチを前に、オマル・コリーの状態についての発表を行った。それによると、オマル・コリーは、右膝に張りと骨浮腫が看られるという。最新の発表で、ベシクタシュは、ダービーマッチのメンバーには、4選手を欠き、もう1人が、それに加わるかもしれないという。

 トルコ・リーグ第15節で、12月9日(土)に、フェネルバフチェをホームに迎えるベシクタシュが、この試合に、4選手が出場できない。ベシクタシュの発表によると、治療が続くアルトゥール・マスアク、ヴァレンティン・ロシエ、ミロト・ラシチャ、ヤクプ・アルダ・クルチが、フェネルバフチェ戦のメンバー入りができないことは明らかになっている。これに加えて、練習中に故障を発生させ、右膝に張りと骨浮腫があることが判ったオマル・コリーに対する治療が始まったことが明らかにされた。ガンビア人選手オマル・コリーが、ダービーマッチに出場できるかどうかは、試合当日の様子で判断されることになることも、併せて発表された。



ニコラス・ペペの復帰予定日が明らかになった(スター紙 23.12. 7)

ペペ(スター紙)  カイセリ・スポルのまだ前半戦で、故障を発生させたニコラス・ペペは、1ヶ月間、ピッチから遠ざかるものと思われる。

 カイセリ・スポル戦の前半に傷んだニコラス・ペペは、脚裏の筋肉を傷めていることが判った。治療の第1段階は、2〜3週間要するものと思われる。、それが終わるのが、前後半の間のブレイク期間になることになる。ガジアンテップFK、サムスン・スポル、イスタンブル・スポル、バシャクシェヒル・スポルとの試合が、12月24日まで組まれている。従って、ペペは、1月7日のアンカラ・グジュ戦には、準備が整っているということになるだろう。



ベシクタシュとのダービーマッチを前に、フェネルバフチェに朗報!(ミリエット紙 23.12. 6)

アレクサンドル・ジク メルト・ハカン・ヤンダシュ(フォトマッチ紙)  トルコ・リーグ第15節で、ベシクタシュと対戦するフェネルバフチェは、その一戦に向けての準備を始めているが、この間、故障離脱をしていたアレクンデル・ジクから朗報が届いた。

 フェネルバフチェに、相次いで、朗報が届き始めている。フレッドが、ピッチに素晴らしい復帰を果たし、イスマイル・カルタル監督の顔をほころばせている。そこへ、更に、昨日、アレクンデル・ジクからの朗報が届いた。ガーナ人選手アレクンデル・ジクは、先週、チーム練習に加わったが、まだ、練習の僅かな部分をともにしただけだった。そのようななか、フェネルバフチェは、昨日、ベシクタシュ戦に向けての準備を開始した。29歳になっているストッパーのアレクサンデル・ジクは、その練習で、何ら問題なく、練習を全うしたということだ。このため、この土曜日行われるビッグマッチを前に、イスマイル・カルタル監督の手には、あり余る力が加わった。そのため、今週、練習で、いかなる不安を感じさせることが出ないならば、ベシクタシュとのダービーマッチには、先発メンバーに名を連ねるものと看られる。
 練習を、チームとともに全うした、もう1人の選手が、メルト・ハカン・ヤンダシュだ。29歳になっているメルト・ハカン・ヤンダシュは、踵を傷めたため、ここ9試合は、出場できないでいる。長期に渡り、チームを離れていたメルト・ハカン・ヤンダシュだが、ベシクタシュ戦では、メンバー入りする可能性がある。メルト・ハカン・ヤンダシュは、最後にプレーしたのは、10月5日に行われたスパルタク・トルナヴァ戦でのことだ。



フェネルバフチェ 4:1 シワス・スポル(フォトマッチ紙 23.12. 5)

セバスティアン・シマノフスキ(フェネルバフチェ公式HP) ブライト・オシャイ・サミュエル(左)クリントン・エンジ(右)(シワス・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第14節で、フェネルバフチェが、ホームでシワス・スポルと対峙した。フェネルバフチェは、この重要な試合を、4:1というスコアで制した。

 トルコ・リーグ第14節で、フェネルバフチェが、ホームに迎えたシワス・スポルを4:1でくだした。
 前半4分、ドゥサン・タディッチから出たパスを受けたフレッドが、ボールをゴールライン際まで持ち込み、ゴール前にいたエディン・ジェコにボールを入れた。そのエディン・ジェコがシュートを放つも、GKアリ・シャシャル・ヴラルが防いだ。
 同17分、左サイドでボールを得たドゥサン・タディッチが、ニアサイドに向け入れたボールに反応して動き出していたセバスティアン・シマノフスキが、そのボールに合わせて、左足を使い放ったシュートが、シワス・スポルのゴールネットに突き刺さった。1:0。
 同22分、中盤でボールを得たサムエル・サイスが、ペナルティエリアへ向け前進して、クリントン・エンジにボールを出した。しかし、クリントン・エンジにボールが渡る前にブライト・オシャイ・サミュエルが触れると、ボールは、ブラク・カパジャクの前に転がった。そのブラク・カパジャクが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からシュートを試みると、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同42分、右サイドでボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、クリントン・エンジを抜き去り、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からシュートを放つと、ボールは、シワス・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。2:0。そして、前半は、フェネルバフチェが2:0とリードして終わった。
 後半5分、シワス・スポルが、点差を1に縮めた。サムエル・サイスが、右サイドからペナルティエリアへとボールを送ると、ボールは、サメト・アカイドゥンからこぼれ、レイ・マナイ前へと流れた。そのレイ・マナイが、GKと1体となったところから放ったシュートが、ゴールインしたのだった。2:1。
 同23分、イルファン・ジャン・カフヴェジがゴールライン際まで持ち込み内へと折り返したボールに合わせて、フレッドがシュートを放った。そのボールが、相手ディフェンスに当たり、跳ねたボールが、セバスティアン・シマノフスキの前に転がった。セバスティアン・シマノフスキは、ダイレクトで、ドゥサン・タディッチにボールを回した。そのドゥサン・タディッチが出したパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たエディン・ジェコがシュートを試みたところ、ディフェンスに入っていたアラーディン・オクムシュが背後に蹴り出そうとしたが、ボールは上のバーに当たりゴールインしてしまった。3:1。
 同30分、エディン・ジェコから出たパスを受け、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入ったイルファン・ジャン・カフヴェジに対し、ディフェンダーがチェックに入り、ボールは、ドゥサン・タディッチが押さえることになった。ドゥサン・タディッチがパスを出し、そのボールを得たエディン・ジェコが、ペナルティエリアのゴール左斜め前からシュートを放つと、これが、シワス・スポルのゴールネットを揺らした。4:1。そして、この試合は、フェネルバフチェが4:1とリードを保ったまま終わった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半38分:メルト・ミュルドゥル)、サメト・アカイドゥン、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=ミゲル・クレスポ(後半20分:イスマイル・ユクセキ)、フレッド(後半29分:ジョシュア・キング)=イルファン・ジャン・カフヴェジ、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ(後半39分:エムレ・モル)=エディン・ジェコ
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=アラーディン・オクムシュ、ジャネル・オスマンパシャ、サンバ・カマラ、ウーウル・チフトチ(後半34分:ズィヤ・エルダル)=ユヌス・エムレ・コナク(後半29分:ハカン・アルスラン)=クリントン・エンジ(後半29分:ロマン・クヴェット)、カリラオス・カリシス(後半34分:カデル・ケイタ)、サムエル・サイス(後半29分:アブドゥルカディル・パルマク)、ブラク・カパジャク=レイ・マナイ



トラブゾン・スポル 0:1 カイセリ・スポル(ベイン・スポル+ファナック紙&TRT補綴 23.12. 4)

ステファン・バホーケン(ベイン・スポル) アリ・カリミ(左)アブドゥルカディル・オミュル(右)(スター紙)  トルコ・リーグ第14節で、トラブゾン・スポルとカイセリ・スポルが対峙した。試合は、カイセリ・スポルの0:1の勝利で終わった。

 アウェーのカイセリ・スポルのゴールは、後半43分に、ステファン・バホーケンが決めた。トラブゾン・スポルが、今季当初に獲得したニコラス・ペペが、初の先発メンバー入りを果たしたが、この試合の前半38分に故障を発生させ、プレー続行が不可能となった。そのため、替りにアナスタシオス・バカセタスがピッチに入った。トラブゾン・スポルは、アブドラハ・アヴジュが監督に就任してから、トルコ・リーグを5試合戦い、3勝2分だったが、初の敗戦を、このカイセリ・スポル戦で喫したことになる。一方のカイセリ・スポルは、トルコ・リーグでの連続不敗記録を6と伸ばした。その間は、5勝1分けとなっている。この結果、トラブゾン・スポルは勝ち点が23に留まったのに対し、カイセリ・スポルは同23に伸ばしたのだった。

                  重要な場面

 前半22分、イエンス・ラルセンのヒールパスを受け、ペナルティエリアの右サイドでゴールライン際までボールを持ち込んだニコラウ・ペペが、ボールを内へと折り返した。ディフェンスが、クリアしようとしたが、ボールを至近距離で捉えたエディン・ヴィスチャがシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同37分、ギョクハン・サズダーが、右タッチライン際で、相手選手をすり抜け、シュートを放つと、ウーウルジャン・チャクルが足を使って、これを防いだ。更に、ディフェンスがクリアして、危機を回避した。
 同45分、エディン・ヴィスチャが右サイドからセンタリングを入れると、そのコースに入ったポール・オヌアチュが、アイルトン・ボア・モルテにより倒されたため、ウミト・オズテュルク主審はPKを宣告した。だが、ポール・オヌアチュがオフサイドを犯していたとの、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、PKは取り消された。
 後半3分、カイセリ・スポルが、とても効果的な攻撃を見せた。右サイドからカウンター攻撃に入ったアイルトン・ボア・モルテが、マメ・ティアムにパスを出した。だが、そのマメ・ティアムが、走り込んできて放ったシュートは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同9分、トラブゾン・スポルの攻撃で、トレゼゲがシュートを放ったが、カイセリ・スポルのマジド・フセイニがゴールを許さなかった。
 同43分、カイセリ・スポルにゴールが生まれた。ギョクハン・サズダーが、右サイドからセンタリングを入れると、そのコースに入ったステファン・バホーケンのヘディングシュートが炸裂。GKウーウルジャン・チャクルは防ぎきれず、トラブゾン・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。0:1。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、ライヤン・バニヤ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル(後半18分:ディミトリオス・クールベリス)、アブドゥルカディル・オミュル(後半33分:ウムト・ギュネシュ)=エディン・ヴィスチャ(後半18分:エニス・デスタン)、ニコラス・ペペ(前半38分:アナスタシオス・バカセタス)、トレゼゲ(後半33分:トニオ・テクリッチ)=ポール・オヌアチュ
【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー、マジド・ホセイニ、ジョゼフ・アタマー、リオネル・キャローレ(後半14分:アンソニー・ウゾディンマ)=オリヴィエ・ケメン(後半24分:カルロス・マネ)、アリ・カリミ=アイルトン・ボア・モルテ、ミゲル・カルドーソ(後半37分:ステファン・バホーケン)、ラマザン・ジヴェレク(後半24分:アリフ・コジャマン)=マメ・ティアム



ペンディク・スポル 0:2 ガラタサライ(フォトマッチ紙 23.12. 3)

セルカン・アサン(左)ケレム・アクテュルコウル(右)(ガラタサライ公式HP) バカンブ(ガラタサライ公式HP)  トルコ・リーグ第14節で、ガラタサライが、アウェーでペンディク・スポルと対峙した。ガラタサライは、セドリック・バカンブとハキム・ツィエクのゴールで、0:2で勝利を収め、試合数が多い中だが首位に立った。

 ガラタサライが、トルコ・リーグ第14節で、ペンディク・スポルとアウェー戦を戦った。ガラタサライは、後半にあげたゴールで、この試合を0:2で制した。ガラタサライのゴールは、セドリック・バカンブとハキム・ツィエクから生まれた。この結果、ガラタサライは、勝ち点を37とし、試合数が多い中だが首位に就いた。一方のペンディク・スポルは、同13に留まった。

                 試合経過

 前半35分、ガラタサライに効果的な攻撃が看られた。中盤でボールを得たハキム・ツィエクが、相手選手を抜き去り、右サイドからペナルティエリア内へと動き出していたテテにボールを送った。そのテテは、ペンディク・スポル内でボールをコントロールして強いシュートを放ったが、GKエルデム・ジャンポラトがコーナーキックに替えた。
 同42分、ペナルティエリアのロメロが左コーナーキックを蹴ると、ファーサイドでいいジャンプを見せたヴコヴィッチがヘッドで合わせたが、ボールは、上のバーに当たりピッチに跳ね返った。
 同44分、左サイドでボールを得たケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリア内へ向けセンタリングを入れた。それに合わせて、ペナルティエリア内ゴール右斜め前のいい位置にいたハキム・ツィエクが、ダイレクトでシュートを試みたが、ディフェンスに入っていたヌノ・セケイラが足を出して止めた。そして、前半は、0:0のままで終わった。
 後半12分、左サイドでボールを得たセルジオ・オリヴェイラがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたハキム・ツィエクが、ヘッドで触れようとしたが、その前に、ボールは、エルデム・ジャンポラトがキャッチしてしまった。
 同14分、左サイドでボールを持って動き出したバルシュ・アルペル・ユルマズが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前から強いシュートを放つも、GKエルデム・ジャンポラトがコントロールしてしまった。
 同18分、ガラタサライのハキム・ツィエクがいいところを見せた。左サイドでボールを得たバルシュ・アルペル・ユルマズが、相手選手を抜き去り、ペナルティエリアの外から強烈なシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンダーからこぼれた。そのこぼれ球を得たハキム・ツィエクが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から強いシュートを放つも、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同24分、ガラタサライにゴールが生まれた。ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から、ドリース・メルテンスが強いシュートを試みると、ボールが、GKエルデム・ジャンポラトからこぼれた。その跳ね返りのボールに対し、ペナルティエリアでいいジャンプを見せたセドリック・バカンブのヘディングシュートが、ペンディク・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同37分、ガラタサライが、点差を2と拡げたルカス・トレイラからが出したパスを、中盤で得たハキム・ツィエクが、遠目から放ったシュートが、ゴールインしたのだった。0:2。
 同ロスタイム3分、ガラタサライが、左サイドで得たフリーキックを、ケレム・アクテュルコウルが蹴った。直接ゴールを狙うキックを見せると、ボールは、上のバーに当たり、外に出て行ってしまった。

【ペンディク・スポル】エルデム・ジャンポラト=セルカン・アサン、ベルカイ・スリュンギョズ、ウエリントン・シルヴァ、ヌノ・セケイラ=ジョシプ・ヴコヴィッチ、アルノー・ルサンバ=ハリル・アクブナル(後半38分:トゥラム)、オスカー・ロメロ(後半32分:アブドゥライ・ディアビ)、ギョクジャン・カヤ(後半32分:エンドリ・チェキジ)=エレンジャン・ヤルドゥムジュ
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、カーン・アイハン(後半33分:ケレム・デミルバイ)、カズムジャン・カラタシュ(後半1分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=セルジオ・オリヴェイラ(後半19分:セドリック・バカンブ)、ルカス・トレイラ=テテ(後半1分:ドリース・メルテンス)、ハキム・ツィエク(後半38分:タンギ・エンドンベレ)、ケレム・アクテュルコウル=マウロ・イカルディ



凄い、6ゴールも出た! ハタイ・スポルとアンタルヤ・スポルが勝ち点を分け合う(ミリエット紙 23.12. 2)

ヴェイセル・サル(左)カルロス・ストランベリ(右)(アンタルヤ・スポル公式HP) ズィメル・ビトキ(左)ランケル・ゼ(右)(ハタイ・スポル公式Twitter)  ハタイ・スポルが、トルコ・リーグ第14節で、アンタルヤ・スポルをホームに迎えた。この試合は、メルシン・スタジアムで行われた。そして、イーイト・アルスラン主審が裁いた。このハタイ・スポルとアンタルヤ・スポルの一戦は、3:3の引き分けに終わった。ハタイ・スポルのゴールは、前半19分にカルロス・ストランベリ、後半17分にケリム・アルジュ、同26分にガイ・マルセリン・キラマが決めたのに対し、アンタルヤ・スポルは、前半36分にエルドーアン・イエシルユルト、後半12分と43分にアダム・ブクサが決めた。この結果、アンタルヤ・スポルは勝ち点20に、また、ハタイ・スポルは同18に伸ばした。

                 試合経過

 前半19分、ハタイ・スポルのランケル・ゼが、左サイドのタッチライン際からセンタリングを入れると、そのボールに合わせて、ペナルティエリア内にいたカルロス・ストランベリがヴォレー・シュートを放つと、これが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同35分、アンタルヤ・スポルのエルドーアン・イエシルユルトが、相手のペナルティエリアの外から放ったシュートが、上のバーに当たり、ゴールインした。1:1。そして、前半は1:1のままで終わった。
 後半12分、ビュンヤミン・バルジュが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、それに呼応して動いたアダム・ブクサが、ボールに触れると、ゴールが生まれたのだった。1:2。
 同14分、コーナーキックに対し、ペナルティエリアの外でボールを得たヤクブ・カウジンスキがシュートを放つも、GKエルジェ・カルデシュレルがコーナーキックに替えてしまった。
 同17分、コーナーキックが中へと放り込まれると、ペナルティエリア内で生まれた混乱のなか、ボールを得たケリム・アルジュがシュートを放つと、これが、ハタイ・スポルのゴールネットを揺らしていた。2:2。
 同26分、ファウジ・グラムが、左サイドから入れたセンタリングのボールを得たガイ・マルセリン・キラマが、至近距離から放ったシュートが決まり、ハタイ・スポルの勝ち越し弾となった。3:2。
 同40分、アンタルヤ・スポルがPKを得た。ヤクブ・カウジンスキにスルーパスに反応して、ペナルティエリアの右サイドでボールを得たブクサが、相手選手のチェックを受けピッチに倒れると、主審はPKを指示した。ヴィデオ判定システムでも2分間に及ぶ確認ののちに、PKの判定は覆らなかった。同43分、このPKを、ブスカが決め、同点となった。3:3。
 同ロスタイム6分、アンタルヤ・スポルのGKヘルトン・レイテが故障を発生させ、ピッチをあとにした。交替枠を使い切っていたアンタルヤ・スポルは、ラムズィ・サフリがゴールマウスを守ることになった。
 同ロスタイム9分、ペナルティエリアの外からギオルギ・アブルジャニアがシュートを放つと、ボールは、ピッチを跳ねながら迫ってきたが、ラムズィ・サフリはセーヴィングに成功した。
 同ロスタイム11分、ギオルギ・アブルジャニアが、もう1本、ペナルティエリアの外からシュートを放つも、ラムズィ・サフリはゴールを許さなかった。そして、試合は3:3で終わった。

【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=ケリム・アルジュ、ガイ・マルセリン・キラマ、ジェンギズ・デモイル、ファウジ・グラム(後半38分:ブラク・ベカロウル)=マッサンガ・マトンド(後半ロスタイム4分:ギョルケム・サーラム)=ランケル・ゼ、フィサヨ・デレ・バシル、オメル・ファルク・ベヤーズ(後半30分:ギオルギ・アブルジャニア)、リゴベルト・リヴァス(後半ロスタイム4分:アルミン・ハジッチ)=カルロス・ストランベリ(後半30分:ジェルソン・フェルナンデス)
【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・レイテ=ビュンヤミン・バルジュ(後半30分:ウフク・アキョル)、ヴェイセル・サル、ナルド(後半36分:ズィメル・ビトキ)、エルドーアン・イエシルユルト=エルダル・ラキプ(後半1分:ヤクブ・カウジンスキ)、ダリオ・サリッチ(後半30分:ブリット・アッソンバローニャ)=サギフ・イエヘズケル(後半38分:ウフキ・アキョル)、ファン・デ・ストリーク(後半23分:ラムズィ・サフリ)、サム・ラーション=アダム・ブクサ



ノアシュラン、フェネルバフチェに6発! デンマークで大きな衝撃(ミリエット紙改 23.12. 1)

ベンジャミン・ニグレン(スター紙) ブライト・オシャイ・サミュエル(左端)(フェネルバフチェ公式HP)  UEFA欧州カンフェランスリーグH組第5節で、ノアシュランがフェネルバフチェと対峙した。この厳しい試合は、ライト・トゥ・ドリーム・パルクで行われた。この重要な試合は、フランス・サッカー連盟のジェレミーピニャール主審が裁いた。そして、試合は、ノアシュランが、フェネルバフチェを6:1でくだしたのだった。ノアシュランのゴールは、前半21分にルーカス・ヘイ、同25分にダニエル・スヴェンソン、後半10分、30分、40分にベンジャミン・ニグレン、同21分にクリスティアン・ラスムッセンが決めた。この結果、ノアシュランは勝ち点を10に伸ばし、フェネルバフチェは、同9に留まった。

                 得点場面

 前半21分、ノアシュランが先制した。イェッペ・タイス・トヴェルスコフから出たパスを得たルーカス・ヘイの放ったシュートがゴールインしたのだった。1:0。
 同25分、ノアシュランが点差を2と拡げた。モハメド・ディオマンデが、右サイドから出したパスを受けたダニエル・スヴェンソンが、PKポイント近くから放ったシュートが決まったのだった。2:0。
 同43分、フェネルバフチェが、点差を1と縮めた。ドゥサン・タディッチから出たパスを、ペナルティエリア内で得たセバスティアン・シマノフスキが、ミシー・バチューハイにボールを預けた。そのミシー・バチューハイが放ったシュートが、ノアシュランのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。
 後半10分、ノアシュランが、再度、点差を2とした。アダモ・ナガロから出たパスを受けたベンジャミン・ニグレンがペナルティエリア内へ持ち込むや放ったシュートが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らした。3:1。
 同21分、ノアシュランが、点差を3と拡げた。アンドレアス・シェルデルップが、ペナルティエリア内右サイドからシュートを試みると、ボールがGKリヴァコヴィッチから跳ね返り、そのボールを得たクリスティアン・ラスムッセンのゴールが生まれたのだった。4:1。
 同30分、ノアシュランが、点差を4とした。アダモ・ナガロから出たパスを受けたベンジャミン・ニグレンが、フェネルバフチェの選手を抜いて行き、ペナルティエリア内から放ったシュートが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らした。5:1。
同39分、左サイドでボールを得たコンラッド・ハーダーが、ゴールライン際まで持ち込み、内へと折り返した。それに合わせて、ペナルティエリア内にいたベンジャミン・ニグレンがシュートを放つと、ゴールが生まれたのだった6:1。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、イスマイル・ユクセキ、ユスフ・アクチチェッキ、ヤイデン・オーステルヴォルデ=ミゲル・クレスポ、セバスティアン・シマンスキ=ジェンギズ・ウンデル(後半17分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、ドゥサン・タディッチ、ライアン・ケント(後半29分:ジョシュア・キング)=ミシー・バチューハイ(後半17分:エディン・ジェコ)



ガラタサライとマンチェスター・ユナイテッド、勝ち点を分け合う! ゴール・ラッシュだったが勝者は出なかった(ミリエット紙 23.11.30)

ケレム・アクテュルコウル(中)を讃えるマウロ・イカルディ(左)とサーシャ・ボエ(右)(スター紙) カーン・アイハン(右)(スター紙)  UEFAチャンピオンズリーグA組第5節で実現したガラタサライとマンチェスター・ユナイテッドの一戦は、3:3の引き分けに終わった。

 ガラタサライのゴールは、前半29分と後半18分のハキム・ツィエクと、後半26分にケレム・アクテュルコウルが決めた。一方のマンチェスター・ユナイテッドは、前半11分にアレハンドロ・ガルナチョ、同18分にブルーノ・フェルナンデス、後半10分にスコット・マクトミネイの決めたものだった。この結果、ガラタサライは、勝ち点を5に、マンチェスター・ユナイテッドは、同4に伸ばした。

                 試合経過

 前半4分、左サイドでボールを得たヴィルフリート・ツァハが、ペナルティエリアの外にいたドリース・メルテンスにボールを出した。そのドリース・メルテンスが、遠目からシュートを試みたが、ボールは、GKオナナが押さえた。
 同11分、マンチェスター・ユナイテッドが先制した。ブルーノ・フェルナンデスから出たパスを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で得たアレハンドロ・ガルナチョが、左足一閃、ニアのゴールポストに向かて放ったシュートが、ガラタサライのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同18分、マンチェスター・ユナイテッドが、点差を2と拡げた。ルーク・ショーからのパスを、ペナルティエリアの外で得たブルーノ・フェルナンデスが、遠目から放った強いシュートが、ガラタサライのゴールネットに突き刺さったのだった。0:2。
 同29分、ガラタサライが、点差を1に縮めた。ボールを持って相手陣内に向かい進んだルカス・トレイラが、ペナルティエリアの僅か外側で、ブルーノ・フェルナンデスに倒されて、ガラタサライがフリーキックを獲得した。このフリーキックを、ハキム・ツィエクが蹴ると、ボールは、GKオナナの右を抜け、ゴールインしたのだった。1:2。そして、前半は、マンチェスター・ユナイテッドが1:2と優位を保ち終わった。
 後半3分、右サイドでボールを得たドリース・メルテンスが、内へと入れたボールに、ニアサイドで、カーン・アイハンが触れると、ボールは、サイドネットの外側に吸い込まれただけだった。
 同10分、マンチェスター・ユナイテッドが、再び、点差を2と拡げた。アントニーからのパスを右サイドで得たアーロン・ワン・ビサカが、グランダーのボールで内へと入れた。そのボールに対して、ニアサイドにいたスコット・マクトミネイが足を出すと、ゴールが生まれたのだった。1:3。
 同17分、ガラタサライが、再度、点差を1に縮めた。ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で得たフリーキックを、ハキム・ツィエクが蹴った。GKオナナのミスもあり、ボールは、マンチェスター・ユナイテッドのゴールネットを揺らしたのだった。2:3。
 同21分、ヴィルフリート・ツァハからのパスを、ペナルティエリアのすぐ外で得たケレム・アクテュルコウルがシュートを放つも、ボールは、GKオナナが押さえた。
 同26分、ガラタサライが同点に追いついた。ハキム・ツィエクから出たパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったケレム・アクテュルコウルが、ゴール右斜め前からペナルティエリアに入り、強烈なシュートを放つと、ボールは、GKオナナの左を抜け、ゴールネットに突き刺さったのだった。3:3。
 同39分、右サイドでボールを得たディオゴ・ダロトが、ペナルティエリアの外の絶好の位置にいたブルーノ・フェルナンデスにボールを出した。そのブルーノ・フェルナンデスがシュートを放つと、ボールは、ゴールポストに当たり、外に出て行った。この試合、他のゴールは生まれず、ガラタサライは、ホームで、マンチェスター・ユナイテッドと3:3で引き分けたのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、アブドゥルケリム・バルダクチュ、カーン・アイハン、アンヘリーニョ(後半37分:ヴィクトール・ネルソン)=ルカス・トレイラ、タンギ・エンドンベレ(後半15分:セルジオ・オリヴェイラ)=ハキム・ツィエク(後半38分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ドリース・メルテンス(後半15分:ケレム・アクテュルコウル)、ヴィルフリート・ツァハ(後半43分:ケレム・デミルバイ)=マウロ・イカルディ



フェネルバフチェの帯同メンバーが明らかになった!(タクヴィム紙 23.11.29)

イスマイル・カルタル監督(アクシャム紙)  カンフェランスリーグの戦いを続けるフェネルバフチェのノアシェラン戦に向けてのデンマーク遠征メンバーが明らかになった。それには、7選手の名がない。

 UEFA欧州カンフェランスリーグで、アウェーで戦うノアシュラン戦の帯同メンバーが明らかになった。その中には、ロドリゴ・ベカン、アレクサンデル・ジク、セルダル・アズィズ、フレッド、ミハ・ザイッチ、メルト・ハカン・ヤンダシュ、フェルディ・カドゥオウルが含まれていない。
 フェネルバフチェの遠征メンバーは、次の通りだ。ドミニク・リヴァコヴィッチ、イルファン・ジャン・エーリバヤト、フルカン・オヌル・アクユズ、ブライト・オシャイ・サミュエル、ユスフ・アクチチェッキ、ヤイデン・オーステルヴォルデ、アフメット・ネジャト・アイドゥン、ミゲル・クレスポ、イスマイル・ユクセキ、セバスティアン・シマノフスキ、エフェカン・カラヤズ、ムハメット・イムレ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、ジェンギズ・ウンデル、ジョシュア・キング、ライアン・ケント、ドゥサン・タディッチ、チャーリ・フェダイ、エディン・ジェコ、ウムト・ナイル、ミシー・バチューハイ。



シワス・スポル 3:3 トラブゾン・スポル(フォトマッチ紙+TRT補綴 23.11.28)

レイ・マナイ(前)ライヤン・バニヤ(後)(アクシャム紙) エムラー・バシャン(左)エレン・エルマル(右)(シワス・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第13節で、シワス・スポルとトラブゾン・スポルが、点の取り合いをした試合は、3:3の引き分けに終わった。結果、両者、勝ち点1と分け合った。

 トルコ・リーグ第13節で、シワス・スポルが、ホームに迎えたトラブゾン・スポルと3:3で引き分けた。

                試合経過

 前半4分、カリラオス・カリシスが、ロマン・サイスにパスを出した。そのロマン・サイスが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放つと、トラブゾン・スポルのゴールネットが揺れた。1:0。
 同8分、左サイドからペナルティエリア内へと入ったブラク・カパジャクがシュートを放ったが、GKムハッメト・タハ・テペが、ボールを押えた。
 同20分、ウーウル・チフトチがセンタリングを入れると、それに合わせて、ペナルティエリアにいたレイ・マナイがヘディングシュートを放った。ボールが、GKから跳ね返ってきたところへ、詰めていたレイ・マナイがヘディングシュートを放つと、これがゴールインした。2:0。
 同26分、アブドゥルカディル・オミュルからのパスを受け、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだペペが強烈なシュートを放ったが、GKアリ・シャシャル・ヴラルは、ゴールポスト際から際どくコーナーキックに替えた。
 同39分、エディン・ヴィスチャからのパスを受け、ボールをコントロールしたペペが、ペナルティエリア内へと持ち込み、左足一閃、放たれたシュートは、シワス・スポルのゴールネットを揺らした。1:2。
 同45分、トレゼゲが、右サイドからペナルティエリア内へと入れたセンタリングに、ポール・オヌアチュが触れると、ボールは、シワス・スポルのゴールネットに収まった。2:2。
 後半6分、エムラー・バシャンが、右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、それに合わせて、レイ・マナイがヘディングシュートを試みると、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同22分、中盤でボールを得たレイ・マナイが、ペナルティエリア手前まで、ボールを持ち込んだ。そして、ロングスタンスのシュートを放つと、ボールは、GKの左を抜け、ゴールネットに突き刺さった。3:2。
 同26分、ブラク・カパジャクが、ペナルティエリアで、枠を捉えた強いシュートを放つも、GKムハッメド・タハ・テペが、うまくコントロールしてしまった。
 同32分、エニス・デスタンが、ペナルティエリアのゴール左斜め前からトレゼゲにボールを送った。そのトレゼゲが放ったシュートがゴールインした。これに対し、オフサイド・フラッグが上がったが、ヴォルカン・バヤルスラン主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールを認定した。3:3。

【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=アラーディン・オクムシュ、サンバ・カマラ、ジャネル・オスマンパシャ、ウーウル・チフトチ=ユヌス・エムレ・コナク(後半45分:ロマン・クヴェット)=エムラー・バシャン(後半45分:クリントン・エンジ)、ロマン・サイス(後半32分:ハカン・アルスラン)、カリラオス・カリシス、ブラク・カパジャク(後半32分:ジェルソン・ロドリゲス)=レイ・マナイ
【トラブゾン・スポル】ムハメット・タハ・テペ=メフメット・ジャン・アイドゥン、ライヤン・バニヤ(前半40分:トレゼゲ)、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=バティスタ・メンディ、アナスタシオス・バカセタス=エディン・ヴィスチャ(後半29分:エニス・バルディ)、アブドゥルカディル・オミュル(後半29分:エニス・デスタン)、ニコラス・ペペ=ポール・オヌアチュ



フェネルバフチェ 2:1 カラギュムリュック(ハベル・テュルク紙 23.11.27)

タディッチ(フェネルバフチェ公式HP) フェデリコ・チェケリーニ、ミゲル・クレスポ、ミュニル・レヴェント・メルジャン(左から)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグのブレイク期間の前を首位で終わったフェネルバフチェが、トルコ・リーグ第13節で、ホームに迎えたカラギュムリュックを2:1でくだし、勝ち点を34に伸ばし、得失点差で首位の座を守った。ジャン・ケレシュのゴールでリードを許したフェネルバフチェが、セルビア人選手タディッチが、後半にあげたゴールで勝利に手が届いた。

 トルコ・リーグ第13節で、フェネルバフチェが、ホームにカラギュムリュックを迎えた。フェネルバフチェは、前半を0:1とリードされて終わったが、後半にあげたゴールで2:1で勝った。アウェーのカラギュムリュックが、前半39分、ジャン・ケレシュのゴールで、前半を0:1で終えたが、1点目のPKを含め、フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、後半3分と13分とにドゥサン・タディッチが決めた。トルコ・リーグで2試合ぶりに勝ったフェネルバフチェは、勝ち点を34に伸ばし、得失点差でガラタサライを追い抜き、第13節を終えた。4試合連続の不敗記録が終わったカラギュムリュックは、同14に留まった。

                 試合経過

 前半13分、この試合の最初のビッグチャンスは、カラギュムリュックのゴール前で生まれた。イルファン・ジャン・カフヴェジがプレスをかけた結果、ボールを得たイスマイル・ユクセキが、左サイドからペナルティエリア内へと入ったセバスティアン・シマノフスキにパスを出した。そのセバスティアン・シマノフスキが、ゴール斜め前からグランダーのシュートを放つと、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行った。
 同24分、ヤイデン・オーステルヴォルデが、ペナルティエリアへと送ったロングパスを、エディン・ジェコが、ペナルティエリア・ライン上にいたセバスティアン・シマノフスキに向けて落とした。そのセバスティアン・シマノフスキは、ボールを整え、強いシュートを放った。が、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同34分、タディッチとワンツーをして、ペナルティエリア・ライン手前へ抜け出たセバスティアン・シマノフスキが、狙いすましたシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同35分、ペナルティエリア・ライン上で得たフリーキックを、セバスティアン・シマノフスキが蹴り、直接ゴールを狙う強いキックを見せると、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同39分、カラギュムリュックが先制した。ギュヴェン・ヤルチュンが、2人の選手をかわし、出したパスを得たメンデスは、左サイドから動き出したジャン・ケレシュにボールを出した。ゴール斜め前からペナルティエリア内へと入ったジャン・ケレシュは、GKリヴァコヴィッチを抜けシュートを放った。ボールは、ゴールラインに立ちはだかったフェルディ・カドゥオウルの股間を抜け、フェネルバフチェのゴールネットに収まった。0:1。
 後半2分、フェネルバフチェがPKを獲得した。クレスポが、左サイドからペナルティエリア内へと送ったセンタリングに向け、ジャンプを見せたイルファン・ジャン・カフヴェジに対し、マティアス・ディトゥロがチェックに入ると、それを咎めたアルダ・カルデシュレル主審はPKを宣告した。
 同3分、このPKをタディッチが、強く蹴ると、ボールは、カラギュムリュックのゴール隅に突き刺さり、フェネルバフチェが同点に追いついた。1:1。
 同13分、フェネルバフチェが逆転した。中盤でボールを奪ったイルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリアへと向かい、右サイドから攻撃に加わったセバスティアン・シマノフスキにボールを預けた。ゴールライン際までボールを持ち込んだセバスティアン・シマノフスキが、ゴールエリアに入れたセンタリングに、タディッチが合わせると、ボールは、がら空きとなっていたゴールマウスへと入ったのだった。2:1。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、サメト・アカイドゥン、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、ミゲル・クレスポ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半29分:ジェンギズ・ウンデル)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ(後半43分:ジョシュア・キング)=エディン・ジェコ(後半29分:ミシー・バチューハイ)
【カラギュムリュック】マティアス・ディトゥロ=ダヴィデ・ビラッシ(後半32分:ナズム・サンガレ)、フェデリコ・チェケリーニ、イブラヒム・ドロセヴィッチ、ミュニル・レヴェント・メルジャン=ソフィアン・フェグリ(後半24分:ステファノ・ストゥラロ)=ジャン・ケレシュ(後半32分:ケヴィン・ラサーニャ)、ヴァレンティン・エイセリッチ、マルクス・ロ−デン(後半33分:セルダル・ドゥルスン)、ライアン・メンデス=ギュヴェン・ヤルチュン



ガラタサライ 4:0 アランヤ・スポル(ヒュリエット紙+ミリエット紙補綴 23.11.26)

バルシュ・アルペル・ユルマズ(左)エフェジャン・カラジャ(右)(アランヤ・スポル公式HP) ドリース・メルテンス(CNNトルコ)  トルコ・リーグ第13節で、ガラタサライは、ホームに迎えたアランヤ・スポルを4:0でくだし、試合数が多い中だが首位に就いた。

 トルコ・リーグ第13節で、ガラタサライとアランヤ・スポルが対峙した。Ramsパルクで行われたこの試合、ガラタサライが4:0で制した。ガラタサライのゴールは、前半37分にマウロ・イカルディ、同45分と後半14分にドリース・メルテンス、後半25分にヴィルフリート・ツァハが決めた。ハタイ・スポル戦で敗れて以後、国際マッチデイを経て、大差での勝利でもってトルコ・リーグに戻ったガラタサライは、勝ち点を34に伸ばし、試合数が多い中だが、首位の座に就いた。これで、5連敗となったアランヤ・スポルは、同10に留まった。また、ガラタサライは、この試合で、トルコ・リーグのホーム試合の不敗記録を続けることになった。ガラタサライは、ホームで敗れたのは、昨季のギレスン・スポル戦でだった。その試合以後、ガラタサライは、23試合を戦い、21勝2分の記録を残している。更に、ガラタサライは、今季、トルコ・リーグでRamsパルクで戦った6試合全てで勝ち点3を得ている。

                 試合経過

 前半4分、左サイドからヴィルフリート・ツァハが内へと入れたボールを、マウロ・イカルディがコントロールするとシュートを放った。だが、これは、GKエルトゥールル・タシュクランがパンチングで防ぎ、ボールはピッチに跳ね返った。
 同8分、タンギ・エンドンベレからのパスを、ペナルティエリア内で得たマウロ・イカルディがGKをかわし、ゴールライン際まで持ち込んでのシュートは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同37分、ペナルティエリア内右サイドからゴールライン際までボールを持ち込んだドリース・メルテンスが内へと切り返したボールを、ゴール前で捉えたマウロ・イカルディのシュートが、アランヤ・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同ロスタイム1分、ペナルティエリアのゴール左斜め前でボールを得たドリース・メルテンスが、相手選手をすり抜け、ペナルティエリアの外ゴールの僅かに左斜め前から浮き球でのシュートを放つと、ボールは、GKエルトゥールル・タシュクランの頭上を越えて、アランヤ・スポルのゴールネットに収まった。2:0。
 後半14分、左サイドからカズムジャン・カラタシュがセンタリングを入れると、マウロ・イカルディが、ヘッドで触れ、ファーサイドへと落とした。そのファーサイドにいたドリース・メルテンスが走り込んできてシュートを放つと、これが、アランヤ・スポルのゴールネットを揺らした。3:0。
 同25分、左サイドでボールを得たヴィルフリート・ツァハが、ペナルティエリア内へと持ち込み、相手選手をフェイントでかわし、狙いすましたシュートを試みると、これがゴールとなった。4:0。
 同43分、ハキム・ツィエクからのパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たテテが放った強烈なシュートは、まずは、GKエルトゥールル・タシュクランに当たり、次いでゴールポストに当たり、ピッチに跳ね返った。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ダヴィンソン・サンチェス(後半34分:ヴィクトール・ネルソン)、カーン・アイハン、カズムジャン・カラタシュ=タンギ・エンドンベレ、ルカス・トレイラ(後半29分:ケレム・デミルバイ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半29分:ケレム・アクテュルコウル)、ドリース・メルテンス(後半29分:ハキム・ツィエク)、ヴィルフリート・ツァハ(後半29分:テテ)=マウロ・イカルディ
【アランヤ・スポル】エルトゥールル・タシュクラン=ヌノ・ミゲル・リマ(後半22分:フロレーント・ハデルジョナイ)、フルハン・バユル、ファーテフ・アクソイ、ジュレ・バルコヴェッチ=ニコラ・ジャンヴィエ、レロイ・フェル(後半36分:フィダン・アリティ)=エフェジャン・カラジャ(後半22分:ロイデ・アントニオ・アウグスト)、ピオネ・シスト(後半1分:ジョアン・ノヴァイス)、オウズ・アイドゥン=カルロス・エドゥアルド(後半1分:セルジオ・コルドヴァ)



イスマイル・ユクセキを、ドイツの3つのクラブがマーク! 代表の試合をチェックしていた(フォトマッチ紙 23.11.25)

イスマイル・ユクセッキ(TRT)  イスマイル・カルタル監督就任後、そのプレーが上向きになった選手の1人、イスマイル・ユクセキが、フェネルバフチェで、また、トルコ代表で見せたプレーに、ヨーロッパのビッグクラブが注目している。ドイツの3つのクラブが追い求めているイスマイル・ユクセキを、トルコ代表が、ドイツ代表と戦った試合を視察していた。

 フェネルバフチェで、その価値が上がってきているイスマイル・ユクセキが、昨季以来見せてきたプレーが、ヨーロッパのクラブの関心を引き続けている。イスマイル・ユクセキに対し、最も関心を抱いて老いるのは、ブンデスリーガのクラブだ。バイヤー・レヴァークーゼンが関心を示していたが、最近入ってきた情報によると、24歳のイスマイル・ユクセキに対し、バイヤー・レヴァークーゼンに次いで、ボルシア・メンヒェングラートバッハとアイントラハト・フランクフルトも追いかけているということだ。トルコ代表が、ドイツ代表を、ベルリンで2:3でくだした親善試合では、この3つのクラブの関係者が、イスマイル・ユクセキを視察に来ていたことが知られている。また、イスマイル・ユクセキに対しては、イタリアやスペインのクラブが関心を寄せていることは秘密ではなくなっている。24歳で、身長が1.83mあるイスマイル・ユクセキは、2027年6月までフェネルバフチェとの契約が存在している。イスマイル・ユクセキは、トルコ代表としては12試合の出場で、1得点を記録している。イスマイル・ユクセキは、フェネルバフチェの売却リストには入ってないが、1500万EURO以上を僅かに超えるようなオファーがあれば、移籍を止めるようなことはなかろう。



国際マッチデイが、ベシクタシュにとっては薬となった(アクシャム紙改 23.11.24)

ルザ・チャルンバイ監督(フォトマッチ紙)  国際マッチデイでトルコ・リーグが中断したことが、ベシクタシュにはいいように働いた。ベシクタシュの6選手の故障が癒えたのだ。あとは2選手だけが故障を抱えるに留まった。

 新指揮官ルザ・チャルンバイ監督の采配のもと、バシャクシェヒル・スポルをジャクソン・ムレカのゴールで、1:0で制したベシクタシュは、連勝を目指している。同監督は、サムスン・スポル戦に向け、先発メンバーを固めようとしている。そこで、左サイドのアンテ・レビッチが出場停止となるため、その替りを誰が務めるかが関心の的だ。同監督は、最近の練習では、そこにジャクソン・ムレカを置き、そのプレーぶりに満足していた。更に、サムスン・スポル戦では、右サイドにはオヌル・ブルトに出場の機会を与えることが明らかになっている。
 ブレイク期間の前に、バシャクシェヒル・スポルをくだし、ベシクタシュは意気が上がっている。そして、ブレイク期間の2週間は、ベシクタシュには薬となった。ブレイク期間前には、ベシクタシュには、故障を抱えた選手が8人いた。これが、2人にまで減った。メディアカル・チームから得た情報によると、ヴァンサン・アブバカル、ジェンク・トスン、アルトゥール・マスアク、オマル・コリー、バクティヤール・ザイヌトディノフ、ラシド・ゲザルが、完治したのだ。6選手が、完全に復調しているようだと、サムスン・スポル戦にはピッチに立つことになる。その一方、まだ、2選手だけは故障を抱えたままだ。エリック・バイリーとミロト・ラシツァが、まだ、練習を再開していない。だが、この2選手も、来週までには準備が整う可能性がかなり高いと考えられている。



オカン・ブルク監督の起用する先発メンバーが明らかになって来た(TRT 23.11.23)

オカン・ブルク監督(スター紙)  ガラタサライは、トルコ・リーグ第13節で戦うアランヤ・スポル戦に向けての準備を続けている。オカン・ブルク監督が、ピッチに送り出す先発メンバーを固めようと努めているところだ。

 ガラタサライのゴールマウスを守るのは、フェルナンド・ムスレラ。オカン・ブルク監督は、ディフェンス陣は崩さないだろう。ストッパーは、アブドゥルケリム・バルダクチュとダヴィンソン・サンチェスに任せる。右サイドバックはサーシャ・ボエ、左サイドバックはアンヘリーニョに任せるものと思われる。同監督は、中盤で、ルカス・トレイラの横に誰を置くかは、まだ決めていない。同監督は、練習の状態を観て、いいと思っているタンギ・エンドンベレを、先発メンバーとして起用することを明らかにしている。カーン・アイハンも、この位置に置く選択肢の1つだ。タンギ・エンドンベレを先発メンバーに起用するようだと、ヴィルフリート・ツァハに替えて、バルシュ・アルペル・ユルマズに出場の機会が出てくる。その場合には、ケレム・アクテュルコウルは、左サイドの位置に戻ることになる。また、トップ下には、ハキム・ツィエクを置くか、ドリース・メルテンスを置くかの選択となる。そして、トップにはマウロ・イカルディを起用する。アルゼンチン人選手マウロ・イカルディは、直近の練習で、痛みが出るようだと、またしても注射を打っての出場となる。



ルザ・チャルンバイ監督から、ジェンク・トスンとヴァンサン・アブバカルに関し朗報(スター紙 23.11.18)

ジェンク・トスン(ファナティック紙) ヴァンサン・アブバクル(TRT) ルザ・チャルンバイ監督(ファナティック紙)  ベシクタシュのルザ・チャルンバイ監督は、昨日の練習で、マスコミと言葉を交わした。同監督が言うには、ベシクタシュの2本柱であるジェンク・トスンとヴァンサン・アブバカルが、国際マッチデイでできたブレイク期間後には、チームに戻ってくるということだ。

 故障に屈してしまったベシクタシュの2選手から喜ばしい知らせが届いた。ベシクタシュのルザ・チャルンバイ監督は、練習前に行った談話で、「故障者の具合はどう?」との問いに対し、「故障を抱える選手は練習は続けている。ヴァンサン・アブバカルとジェンク・トスンは、我々と一緒に練習を行っている。2人は、国際マッチデイ明けにはプレーできると思っている」と返した。この2選手は、サムスン・スポル戦にはメンバー入りするとのことを知ることになった。この2選手を欠いたため、トルコ・リーグ直近の試合では、ジャクソン・ムレカがFWに入り、ベシクタシュは、そのジャクソン・ムレカのゴールで1:0で勝っている。



フェネルバフチェ、リンコン・エンリケの慶び(TRT 23.11.17)

リンコン・エンリケ(CNNトルコ)  フェネルバフチェに、リンコン・エンリケから朗報が届いた。ブラジル人選手リンコン・エンリケが、この3週間の内にチームに合流して練習を始めるというのだ。

 最近、フェネルバフチェを悩ましている故障者問題に、嬉しい知らせがリンコン・エンリケから届いた。ブラジル人選手リンコン・エンリケが、この3週間の内にチームに合流して練習を始めるというのだ。現在25歳のリンコン・エンリケは、昨季のセヴィージャ戦で、左膝前十字靱帯を傷めてしまった。フェネルバフチェは、そのため、長期に渡り、リンコン・エンリケのライセンスを凍結させていた。リンコン・エンリケは、ライセンスが出た場合、後半戦から試合に出場できる。ホルヘ・ヘスス監督は、様々なポジションで出場の機会を与えていたリンコン・エンリケの復帰は、イスマイル・カルタル監督の選手起用の手を楽にさせてくれるものと思われる。左サイドバック、左サイドの攻撃的な位置、10番の位置、ボランチでもプレーができるリンコン・エンリケからの情報は、首脳陣を喜ばせている。リンコン・エンリケは、昨季、35試合出場している。2ゴールと8アシストを記録しているリンコン・エンリケは、サポーターたちの支持を得ている1人だ。



トルコ代表のメンバー構成が変わった(トルコ・サッカー協会公式HP 23.11.16)

ジェンギズ・ウンデル(フォトマッチ紙) ハカン・チャラノウル(スター紙)  ドイツ代表と、11月18日にアウェーで戦う親善試合に向け、本日、ベルリンに移動するトルコ代表の選手構成に変化があった。

 トルコ代表のジェンギズ・ウンデルが、新たな代表コーチ陣の練習法や、サッカー哲学を個人的に経験するために、また、チームメイトともに練習をするために、イスタンブルでの4日間の合宿をするトルコ代表の、ドイツ代表及びウェールズ代表戦に向けてのメンバーに招集されていた。そして、以前からの計画通り、選手団のベルリンへ向けての移動を前に、トルコ代表から離れた。
 トルコ代表の主将を務めるハカン・チャラノウルは、昨日、今日と行われた練習には、上気道の感染症のために、その姿はなかった。医学的見地から、また、妻の出産が迫って来ているという知らせを得て、そのために、首脳陣の決断を得て、トルコ代表のメンバーから外れた。



フェネルバフチェ、故障者から朗報(TRT 23.11.15)

フレッド(ヒュリエット紙) アレクサンデル・ジク  フェネルバフチェの故障者への治療がいい具合に進んでいる。国際マッチデイでできたトルコ・リーグのブレイク期間中に、ロドリゴ・ベカン以外の故障を抱えた選手が、ピッチに戻ってくると伝えられている。

 フェネルバフチェは、ここのところ、故障を抱えた多くの選手を欠いて試合に臨んでいた。トラブゾン・スポル、ルドゴレツ、アダナ・デミル・スポルとの試合で、勝ち点を落としたのは、選手を欠いているということの影響が出たと言われている。従って、フェネルバフチェは、国際マッチデイの間に、故障者からいい知らせを待っている。選手たちに、3日間の休暇を与えたイスマイル・カルタル監督は、この間、故障者の治療の進捗状況を注視してきた。フレッド、アレクサンデル・ジク、メルト・ハカン・ヤンダシュ、セルダル・アズィズ、ジョシュア・キングは、短期間で、チームに合流して練習を再開できると言われている。ドイツで手術を受けたロドリゴ・ベカンは、1月中旬にはピッチに入っての練習を始めることになるとの情報がある。
 フェネルバフチェは、国際マッチデイ明けには、11月26日に、カラギュムリュックをホームに迎える。また、11月30日には、カンフェランスリーグH組の第5戦で、デンマークのノアシェランとのアウェー戦が控えている。



トルコ代表、ドイツ代表&ウェールズ代表戦に備える(アクシャム紙 23.11.14)

モンテーラ監督(ヒュリエット紙)  トルコ代表が、ドイツ代表&ウェールズ代表戦に備えるために、イスタンブルで合宿に入った。そして、それらの試合に向けての準備を始めた。

 トルコ代表は、11月18日(土)にはベルリンでドイツ代表と、11月21日(火)には、カーディフで、2024欧州選手権(EURO2024)予選を、ウェールズ代表と行う試合に備えての準備に入った。トルコ・サッカー協会の発表によると、トルコ代表の選手たちは、イスタンブルで合宿に入った。リワのトルコ・サッカー協会ハサン・ドーアン・トルコ代表合宿研修施設で行われた練習には、試合や移動の都合で、15人の選手の姿があった。戦術に関し、映像での検討会を行い、その後、グランドに出た代表の選手たちは、雨のなか、パス練習と戦術練習を行った。トルコ・サッカー協会トルコ代表担当のハミト・アルトゥントプが、この合宿初日の様子を、スタンドで観ていた。トルコ代表は、本日行う練習で、試合への準備を続ける。



アダナ・デミル・スポル 0:0 フェネルバフチェ(ベイン・スポル+TRT&ソズジュ紙補綴 23.11.13)

ユスフ・サル(左)フェルディ・カドゥオウル(右)(フェネルバフチェ公式HP) エムベイェ・ニアン(左)ヤイデン・オーステルヴォルデ(右)(アダナ・デミル・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグ第12節で、フェネルバフチェが、アダナ・デミル・スポルとアウェー戦を戦った。このアダナでの難しい試合は、お互いにゴールをあげられない引き分けに終わった。

 イスマイル・カルタル監督とともに、フェネルバフチェが続けた、トルコ・リーグでの24試合連続不敗記録は、前節のトラブゾン・スポル戦で2:3で敗れたことで終わってしまった。そして、フェネルバフチェは、今季初の引き分け試合を、アダナでのアウェー戦で経験してしまった。この試合で、イエローカードをもらったブライト・オシャイ・サミュエルは、カラギュムリュック戦では出場停止となる。
 フェネルバフチェのイスマイル・カルタル監督は、トルコ・リーグの直近のトラブゾン・スポルに2:3で敗れた試合の先発メンバーと比べると、1人替えただけだった。トラブゾン・スポル戦でレッドカードをもらったイスマイル・ユクセキはメンバー入りしなかったので、その試合では、途中投入されたミゲル・クレスポを先発メンバーに入れた。
 一方のアダナ・デミル・スポルは、前節のアウェー戦で、1:1と引き分けたシワス・スポル戦に比べると、先発メンバーを4人入れ替えた。パトリック・クライファート監督は、シワス・スポル戦で先発メンバーに入れたイスマイル・チョクチャルシュ、アブドゥルサメト・ブラク、スタンブーリ、ゼネリに替えて、ヨナス・スヴェンソン、アンドロー・グラヴィヨン、エムレ・アクババ、ユスフ・サルに出場の機会を与えた。
 この結果、勝ち点を31に伸ばしたフェネルバフチェは、得失点差で首位に就いた。同22にと伸ばしたアダナ・デミル・スポルは3位に上がった。

                 重要な場面

 前半7分、コーナーキックに対し、ペナルティエリア内でボールを得たサメト・アカイドゥンがシュートを放つも、GKエルタッチ・オズビルが、ボールを押さえてしまった。
 アダナ・デミル・スポルのGKエルタッチ・オズビルは、フェネルバフチェの3つの好機を、ゴール前で防ぎきりゴールを許さなかった。まず、ドゥサン・タディッチのシュートを防ぎ、次いで、セバスティアン・シマノフスキの、更に、エディン・ジェコのシュートを防ぎ切ったのだった。
 同43分、フェルディ・カドゥオウルが、ペナルティエリアの外から強烈なシュートを放つと、ピッチで跳ねたボールは、ほんの僅かに左ゴールポストを逸れて外に出て行ってしまった。
 後半1分、ディフェンスから出たボールを得たアンドロー・グラヴィヨンが、ペナルティエリアの外から左足を一閃、強いシュートを放ったが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同41分、ミシー・バチューハイからのパスを、ペナルティエリアで得たドゥサン・タディッチがシュートを放つとゴールが決まった。だが、オフサイド判定により、ゴールとは認定されなかった。

【アダナ・デミル・スポル】エルタッチ・オズビル=ヨナス・スヴェンソン、セミフ・ギュレル、アンドロー・グラヴィヨン(後半21分:ベンジャミン・スタンブーリ)、ケヴィン・ロドリゲス=アリューヌ・ンディアエ、エムレ・アクババ=ユスフ・サル、ユヌス・ベランダ、ユスフ・エルドーアン(後半40分:ナニ)=エムベイェ・ニアン(後半21分:マリオ・バロテッリ)
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半30分:メルト・ミュルドゥル)、サメト・アカイドゥン、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=ミゲル・クレスポ、ミハ・ザイッチ(後半39分:バルトゥー・エルマズ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半30分:ジェンギズ・ウンデル)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ(後半ロスタイム1分:ライアン・ケント)=エディン・ジェコ(後半39分:ミシー・バチューハイ)



ハタイ・スポル 2:1 ガラタサライ(ガラタサライ公式HP改 23.11.12)

ランケル・ゼ(スター紙) サーシャ・ボエ(左)ランケル・ゼ(右)(スター紙)  ガラタサライは、トルコ・リーグ第12節で、ハタイ・スポルとのアウェー戦を戦った。メルシン・スタジアムで行われたこの試合、ホームのハタイ・スポルが2:1で制した。ガラタサライは、第12節になり、初の敗戦を喫し、勝ち点は31に留まった。

 ガラタサライは、プレッシャーをかけて、試合に臨んだが、最初のゴールは、ハタイ・スポルから生まれた。ファーサイドで、姿を消したリゴベルト・リヴァスが、ランケルのパスを受け、ムスレラの頭上を越えるゴールを決めたのだった。1:0。
 ガラタサライは、早々にリアクションを起こし、同27分には同点に追いついた。ハキム・ツィエクがペナルティエリアへと送ったボールの処理をしようとして、チームメイトとぶつかったエルジェ・カルデシュレルが、そのボールを確保できなかった。そのボールを得たのはハキム・ツィエクだった。ハキム・ツィエクの強烈なシュートが、ハタイ・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。1:1。
 同29分、中盤でケレム・アクテュルコウルが出したパスを受け、相手GKと1対1となったマウロ・イカルディがシュートを試みたが、うまく打つことができず、結果、ディフェンダーが大きくクリアしてしまった。
 同38分、ハキム・ツィエクのセンタリングは、上のバーに当たり外に出てしまったり、ケレム・アクテュルコウルが、2度に渡り、好機を逸するということがあった。
 同44分、セルジオ・オリヴェイラと息の合ったワンツーを見せたハキム・ツィエクがシュートを狙った。だが、そのコースにディフェンスが足を出した。だが、攻撃は続き、マウロ・イカルディがヒールで出したパスを受けたケレム・アクテュルコウルがシュートを放つも、ボールは、GKが押さえてしまった。
 後半3分、ガラタサライがゴールに迫った。右サイドから放り込まれたセンタリングに、ダヴィンソン・サンチェスが、それに合わせてヘディングシュートを放つも、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同10分、ハタイ・スポルが勝ち越した。ガラタサライからボールを奪い、スピードに乗った攻撃に移ったハタイ・スポルは、レナト・ダダショフがディフェンスの裏にパスを通すと、それに反応したフィサヨ・デレ・バシルが、右サイドから前進した。そのフィサヨ・デレ・バシルが出したパスを左サイドで得たランケル・ゼがシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。2:1。
 同21分、ガラタサライは、カーン・アイハンとバルシュ・アルペル・ユルマズが投入され、カズムジャン・カラタシュとケレム・アクテュルコウルが退いた。
 同28分、ガラタサライは、ハキム・ツィエクとセルジオ・オリヴェイラが退き、替りにセドリック・バカンブとドリース・メルテンスが投入された。同38分に投入されたテテが、同43分にチャンスを掴んだ。右サイドから内へと切れ込んだテテが、シュートを放つと、これを、エルジェ・カルデシュレルがパンチングで防いだ。跳ね返りのボールを捉えたテテが、内へとボールを入れたが、そこには、ガラタサライの選手は誰もいなかった。
 同ロスタイム2分、マウロ・イカルディが、右サイドからのセンタリングにヘッドを合わせたが、ボールは、エルジェ・カルデシュレルが押さえただけだった。また、同ロスタイム6分には、ドリース・メルテンスのセンタリングに、カーン・アイハンが合わせてシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。残りの時間では、際どいチャンスをなく、試合は、ハタイ・スポルが2:1とリードを保ち終わった。

【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=ケリム・アルジュ、ガイ・マルセリン・キラマ、ジェンギズ・デモイル、ファウジ・グラム(後半23分:ブラク・ベカロウル)=マッサンガ・マトンド=ランケル・ゼ(後半30分:カルロス・ストランベリ)、フィサヨ・デレ・バシル、オメル・ファルク・ベヤーズ(後半30分:アルミン・ハジッチ)、リゴベルト・リヴァス=レナト・ダダショフ(後半42分:ギオルギ・アブルジャニア)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、カズムジャン・カラタシュ(後半21分:カーン・アイハン)=セルジオ・オリヴェイラ(後半28分:ドリース・メルテンス)、ルカス・トレイラ=ハキム・ツィエク(後半28分:セドリック・バカンブ)、ケレム・アクテュルコウル(後半21分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ヴィルフリート・ツァハ(後半38分:テテ)=マウロ・イカルディ



トラブゾン・スポル 2:1 コンヤ・スポル(CNNトルコ+ファナック紙補綴 23.11.11)

ポール・オヌアチュ(アクシャム紙) アフメット・オウズ(左)アブドゥルカディル・オミュル(右)(スター紙)  トルコ・リーグ第12節で、トラブゾン・スポルは、ホームに迎えたコンヤ・スポルを2:1でくだした。

 トルコ・リーグ第12節で、トラブゾン・スポルが、コンヤ・スポルをホームに迎えた。そして、試合は、トラブゾン・スポルが、2:1のリードを保ち終わった。トラブゾン・スポルに勝利をもたらしたゴールは、 後半5分と41分にポール・オヌアチュが決めた。コンヤ・スポルの唯一のゴールは、後半32分にルーカ・プリップが決めた。トラブゾン・スポルは、この勝利で、勝ち点を22に伸ばした。一方のコンヤ・スポルは、同10に留まった。

                 試合経過

 前半21分、アディル・デミルバーが大きくクリアできなかったボールを得たポール・オヌアチュがシュートを放ったが、ボールはバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同29分、ペナルティエリア内で、チカレシがゴールエリアで出したグランダーのパスを受け、カルヴォががら空きとなっていたゴールに蹴り込もうとしたが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。その跳ね返りのボールを、ウーウルジャン・チャクルがコントロールしてしまった。
 同32分、ペナルティエリア内へ、ゴール左斜め前からボールを持ち込んだチカレシがシュートを試みたが、GKウーウルジャン・チャクルがコーナーキックに替えた。
 同45分、イエンス・ラルセンが、ペナルティエリア内へと送ったボールが、GKからこぼれ、そのボールが、エディン・ヴィスチャの前に転がった。そのエディン・ヴィスチャがシュートを試みると、ウーウルジャン・ヤズールが、ゴールライン際でヘッドでクリアした。
 後半4分、ペペが、自陣で獲得したボールを持ち、相手選手をかわしながらペナルティエリア内へと持ち込んだ。そして、ボールをポール・オヌアチュに預けた。そのポール・オヌアチュがシュートを放つも、GKベルナルドーニがコーナーキックに替えた。
 同14分、ペペからパスを、ペナルティエリア内で受けたポール・オヌアチュがシュートを放つと、GKベルナルドーニの左を抜け、コンヤ・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同17分、ポール・オヌアチュが、ボールを持ち、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入った。そして、シュートを放つと、ボールはGKに当たり跳ね返った。再度、ポール・オヌアチュがシュートを試みたが、今度は、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同29分、マレノ・ドゥランが、ペナルティエリアの外からグランダーのシュートを放つも、GKウーウルジャン・チャクルが押さえた。
 同32分、オリヴェイラが、ペナルティエリアのゴール左斜め前からセンタリングを入れると、ルーカ・プリブのヘディングシュートが炸裂。トラブゾン・スポルのゴールネットが揺れた。1:1。
 同40分、エニス・デスタンが、ペナルティエリアでシュートを放った。ボールは、相手ディフェンスからこぼれ、再び、エニス・デスタンのもとに戻った。エニス・デスタンは、それを内へと入れた。それを受けたポール・オヌアチュが、ゴールに背中を向けたまま、ヒールを使って見事なゴールを決め、トラブゾン・スポルが、再度、リードを奪った。2:1。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=メフメット・ジャン・アイドゥン(後半44分:フィリップ・ベンコヴィッチ)、ライヤン・バニヤ(後半37分:エニス・デスタン)、ステファノ・デンスヴィル、イエンス・ラルセン=バティスタ・メンディ、ベラト・オズデミル(後半1分:アナスタシオス・バカセタス)=エディン・ヴィスチャ(後半24分:トレゼゲ)、アブドゥルカディル・オミュル、ニコラス・ペペ=ポール・オヌアチュ
【コンヤ・スポル】パウル・ベルナルドーニ=アフメット・オウズ(後半31分:ブルーノ・パス)、アディル・デミルバー、フランシスコ・カルヴォ、ヤシル・スバシュ=ウーウルジャン・ヤズール(後半44分:セブライル・カラエル)、ソネル・ディクメン=ロベルト・ムリッチ(後半23分:ルーカ・プリブ)、アレクサンドゥル・チカルダウ(後半44分:ユヌス・マル)、マルロス・モレノ=ソコル・チカレシ(後半15分:ネルソン・オリヴェイラ)



ルドゴレツ 2:0 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 23.11.10)

ルドゴレツ、歓喜(フォトマッチ紙) ミゲル・クレスポ(左端)フェルディ・カドゥオウル(右端)(スター紙)  UEFAカンフェランスリーグH組第4節で、ブルガリアのルドゴレツとのアウェー戦を戦ったフェネルバフチェは、ルドゴレツ・アリーナで行われたこの試合を、2:0で落としてしまった。

 ルドゴレツ戦で、初の先発メンバー入りした若きユスフ・アクチチェッキは、フェネルバフチェのAチームのユニフォームを初めて着ることにもなった。フェネルバフチェは、UEFAカンフェランスリーグ第5節では、11月30日(木)に、アウェーでノアシュランと対峙する。また、この日行われたグループ・リーグ戦のもう1試合は、ノアシュランとスパルタク・トルナヴァが1:1で引き分けた。

                 試合経過

 前半14分、フェネルバフチェが効果的な攻めを見せた。ドゥサン・タディッチからのパスを受けたブライト・オシャイ・サミュエルが、ゴールライン際まで持ち込み、ゴールエリアへとセンタリングを入れた。それに合わせて、ボールに向かい動き出したミシー・バチューハイだったが、その前にディフェンスがクリアしてしまった。
 同18分、ルドゴレツが先制した。アントン・ネディアルコフが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前にいたヤクブ・ピオトロウスキにボールを出した。すると、そのヤクブ・ピオトロウスキが、遠目からシュートを試みると、これがフェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同25分、ルドゴレツがゴールに迫った。バーナード・テクペティが、右コーナーキックを蹴り、ゴールエリアへと放り込んだ。その地点で、いいジャンプを見せたルッソがヘッドで合わせた。だが、リヴァコヴィッチが、いいポジショニングで、このボールをコントロールをした。
 同43分、ヴィダルからのパスを、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で得たバーナード・テクペティが、ヤイデン・オーステルヴォルデをかわし、ペナルティエリア・ライン上から強いシュートを放った。だが、リヴァコヴィッチが、身体を伸ばして、それを胸に収めてしまった。
 後半2分、フェネルバフチェがゴールに迫った。左サイドでボールを得たフェルディ・カドゥオウルが、ペナルティエリアのゴール右斜め前にいたミシー・バチューハイにボールを出した。オリヴィエ・ヴェルドンをかわしたミシー・バチューハイは、ゴール斜め前から強烈なシュートを放つも、GKスルガが身体を伸ばして、これを防いだ。
 同11分、フェネルバフチェの効果的な攻撃があった。フェルディ・カドゥオウルが出したロングパスを受けたミシー・バチューハイが、相手選手をすり抜け、ペナルティエリア内ゴール左斜め前からとても強いシュートを放ったが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返されてしまった。その後、ディフェンスが大きくクリアしてしまった。
 同ロスタイム2分、ホームのルドゴレツが2点目を決めた。左サイドでスピードに乗った攻撃で、グランダーの強いセンタリングに、ヤイデン・オーステルヴォルデが防ぎに入ったが、そのボールが流れ、そのコースの左にいたセコの前に転がった。そのセコが放ったシュートが、ゴールインしたのだった。2:0。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、ユスフ・アクチチェッキ、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、ミゲル・クレスポ(後半31分:ウムト・ナイル)、ミハ・ザイッチ(後半18分:セバスティアン・シマンスキ)=ライアン・ケント(後半18分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、ミシー・バチューハイ、ドゥサン・タディッチ(後半31分:ジェンギズ・ウンデル)



ガラタサライ、バイエルン・ミュンヘン戦の終盤で崩れる! ハリー・ケーンを防げず(ミリエット紙 23.11. 9)

ハキム・ツィエク(右)(アクシャム紙) ハリー・ケーン(スター紙)  UEFAチャンピオンズリーグA組第4戦で、ガラタサライが、アウェーで、ドイツのバイエルン・ミュンヘンと対峙した。息を飲む戦いを、バイエルン・ミュンヘンが、ハリー・ケーンのゴールで、2:1で制した。

 トマス・トゥッヘル監督率いるドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンが、UEFAチャンピオンズリーグA組第4戦で、オカン・ブルク監督率いるガラタサライと対戦した。興奮に包まれたこの試合、ガラタサライは、最後に崩れてしまった。
 後半36分と41分に舞台に上がったハリー・ケーンが、バイエルン・ミュンヘンに勝利をもたらすゴールを決めた。ガラタサライは、途中投入されたバカンブが、後半ロスタイム3分にゴールを決めたが、それでは十分ではなかった。この結果、ガラタサライは勝ち点が4に留まったのに対し、バイエルン・ミュンヘンは、同12と伸ばし、グループ・リーグ戦からの勝ち上がりを決めた。

                 試合経過

 前半5分、ハリー・ケーンが、ペナルティエリアの左サイドからシュートを放つも、GKフェルナンド・ムスレラがコーナーキックに替えた。
 同14分、ハリー・ケーンから出たスルーパスを、ペナルティエリア内で受けたレロイ・サヌが、GKフェルナンド・ムスレラと1対1となりシュートを放ったが、ムスレラが、これを防いだ。
 同22分、レロイ・サヌが、ペナルティエリアの右からファーのゴール隅を狙ったシュートを放ったが、ボールは枠を外れて外に出て行ってしまった。
 同30分、レロイ・サヌが、ペナルティエリア内で、GKフェルナンド・ムスレラと1対1となったところからシュートを放ったが、ムスレラが、ボールを外に出した。
 同43分、ハキム・ツィエクのスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったマウロ・イカルディが、ペナルティエリア内からシュートを放ったが、ボールは、GKマヌエル・ノイアーから跳ね返されてしまった。
 後半8分、右サイドからキングスリー・コーマンがセンタリングを入れると、ファーサイドにいたハリー・ケーンが、それに合わせてシュートを放ったが、ゴールポストに跳ね返されてしまった。
 同16分、右サイドからケレム・アクテュルコウルがフリーキックを蹴ると、ペナルティエリア内にいたバルシュ・アルペル・ユルマズが、それに合わせてヘディングシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同35分、ヨシュア・キムッヒが、ペナルティエリアの外右サイドからフリーキックを蹴ると、それに合わせて、ペナルティエリア内にいたハリー・ケーンが、ヘディングシュートを放つと、これが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。1:0。
 同41分、ペナルティエリア内左サイドからテルが出したパスを、ファーサイドのゴールポスト際で得たハリー・ケーンの放ったシュートが、ゴールインした。2:0。
 同ロスタイム3分、中盤から、セルジオ・オリヴェイラが出したロングパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たセドリック・バカンブが放ったシュートが、バイエルン・ミュンヘンのゴールネットを揺らした。2:1。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ(後半33分:ヴィクトール・ネルソン)=ルカス・トレイラ、カーン・アイハン(後半24分:セルジオ・オリヴェイラ)=ハキム・ツィエク(後半13分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ケレム・アクテュルコウル、ヴィルフリート・ツァハ(後半33分:セドリック・バカンブ)=マウロ・イカルディ(後半24分:テテ)



フェネルバフチェ、遠征メンバーを発表(TRT 23.11. 8)

イスマイル・カルタル監督(ファナティック紙)  UEFA欧州カンフェランスリーグH組第4節で、明日、アウェーで、ブルガリアのルドゴレツと対戦するフェネルバフチェの遠征メンバーが明らかになった。

 フェネルバフチェの発表によると、故障が癒えたジェンギズ・ウンデルが、このブルガリア遠征に名を連ねている。
 イスマイル・カルタル監督が発表した22人の顔ぶれは、次のようなものだ。「ドミニク・リヴァコヴィッチ、イルファン・ジャン・エーリバヤト、フルカン・オヌル・アクユズ、ブライト・オシャイ・サミュエル、ユスフ・アクチチェッキ、フェルディ・カドゥオウル、ヤイデン・オーステルヴォルデ、アフメット・ネジャト・アイドゥン、ミゲル・クレスポ、イスマイル・ユクセキ、ミハ・ザイッチ、セバスティアン・シマンスキ、エフェジャン・カラヤズ、ムハッメッド・イムレ、カーン・アクヤズ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、ジェンギズ・ウンデル、ライアン・ケント、ドゥサン・タディッチ、エディン・ジェコ、ウムト・ナイル、ミシー・バチューハイ」。



カイセリ・スポル、僅か1点で、アランヤ・スポルを撃破!(ミリエット紙改 23.11. 7)

オリヴィエ・ケメン(カイセリ・スポル公式Twitter) ボア・モルテ、ユスフ・オズデミル、マメ・ティアム、マジド・ホセイニ(左から)(ファナティック紙)  カイセリ・スポルが、トルコ・リーグ第11節で、アランヤ・スポルを1:0のスコアでくだした。

 トルコ・リーグ第11節で、カイセリ・スポルとアランヤ・スポルが対峙した。この難しい試合は、RHGエネルテュルク・エネルギー・スタジアムで行われ、トゥガイ・カーン・ヌマノウル主審が裁いた。そして、カイセリ・スポルは、アランヤ・スポルの壁を1:0のスコアで崩したのだった。カイセリ・スポルの、そして、この試合唯一のゴールは、後半19分にオリヴィエ・ケメンが決めた。この結果、カイセリ・スポルは、勝ち点を19に伸ばした。一方のアランヤ・スポルは、同10に留まった。

                 試合経過

 前半3分、左サイドから、カルロス・マネがフリーキックを蹴り内へと入れると、そのボールに触れたマメ・ティアムのシュートは、GKエルトゥールル・タシュクランがパンチングで防いだ。その跳ね返りのボールが、アリ・カリミに当たり、ゴールインした。だが、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールとは認定されず、プレーの続行となった。
 同32分、オウズ・アイドゥンのスルーパスを、ゴール右斜め前で得たファーテフ・アクソイがシュートを放つも、GKビラル・バヤズィットがパンチングで防ぎ、更に、跳ね返りのボールは、ジョゼフ・アタマーがコーナーキックに替えた。
 前半ロスタイム2分、オウズ・アイドゥンの出したスルーパスを受け、GKビラル・バヤズィットと1対1となったカルロス・エドゥアルドがシュートをと放ったが、GKビラル・バヤズィットが、ボールを押さえてしまった。
 同ロスタイム3分、左サイドから入れられたセンタリングに、マメ・ティアムが合わせると、アランヤ・スポルのディフェンダーが、これを防ぎ、ボールをピッチから出してしまった。そして、前半は0:0のまま終わった。
 後半11分、オウズ・アイドゥンが、左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、カルロス・エドゥアルドがヘディングシュートを放った。GKビラル・バヤズィットが、指の先に当て防ぐと、ボールは、上のバーに当たり跳ね返ったところを、カイセリ・スポルの選手が確保した。
 同16分、カイセリ・スポルが先制した。ミゲル・カルドーソが、右サイドからセンタリングを入れると、いいジャンプを見せたボア・モルテが放ったヘディングシュートは、上のバーを直撃して跳ね返った。その跳ね返りのボールに対し、オリヴィエ・ケメンが、再度、ヘディングシュートを放つと、右ゴールポスト際に転がりながら入ったのだった。1:0。
 同29分、アランヤ・スポルのディフェンスからのこぼれ球を捉え、ペナルティエリアの外から走り込んできて、カルタル・ユルマズがシュートを放つと、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同30分、ボア・モルテが、左サイドからフェイントをかけながらアランヤ・スポルのペナルティエリア内へと入り込んだ。そのボア・モルテが、ゴール左斜め前から、強烈なシュートを放つと、GKエルトゥールル・タシュクランが、これを防ぎ、ボールを外に出してしまった。そして、試合は、カイセリ・スポルが1:0とリードを保ったまま終わった。

【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー、マジド・ホセイニ、ジョゼフ・アタマー、リオネル・キャローレ=アリ・カリミ(後半ロスタイム1分:ラマザン・ジヴェレク)、カルタル・ユルマズ=ボア・モルテ(後半ロスタイム1分:アリフ・コジャマン)、ミゲル・カルドーソ(後半40分:アンソニー・ウゾディンマ)、カルロス・マネ(後半15分:オリヴィエ・ケメン)=マメ・ティアム
【アランヤ・スポル】エルトゥールル・タシュクラン=フロレーント・ハデルジョナイ(後半39分:ユヌス・バハドゥル)、ファーテフ・アクソイ(後半31分:レロイ・フェル)、フィダン・アリティ、フルハン・バユル=ジョアン・ノヴァイス、ユスフ・オズデミル=エフェジャン・カラジャ、ニコラ・ジャンヴィエ、オウズ・アイドゥン(後半18分:セルジオ・コルドヴァ)=カルロス・エドゥアルド(後半39分:ピオネ・シスト)



ベシクタシュ、アンタルヤ・スポルとのアウェー戦を、10年ぶりに落とす(ソズジュ紙+アクシャム紙補綴 23.11. 6)

サギフ・イエヘズケル(アンタルヤ・スポル公式HP) エルダル・ラキプ(左)タイフル・ビンギョル(右)(アンタルヤ・スポル公式HP)  ベシクタシュの、アウェー戦の悪夢は、アンタルヤでも続いた。前半を1点をあげ終えたベシクタシュは、後半の12分間に3ゴールを浴び、敗れてしまったのだ。この試合を3:2で制したアンタルヤ・スポルは、トルコ・リーグでのホームの戦いに2連勝をして勝ち点3を得た。

 トルコ・リーグ第11節で、ベシクタシュが、アンタルヤ・スポルとのアウェー戦を3:2で落とした。ベシクタシュは、前半を0:1とリードして終えた試合だったが、後半の12分間に3ゴールを浴びてしまい逆転されてしまった。
 残りの時間で、試合をひっくり返すための好機を得たベシクタシュは、ジャクソン・ムレカが、同35分にゴールを決め、点差を1と縮めたが、そのゴールだけでは十分ではなかった。これで、ベシクタシュは、今季のアウェー戦6試合目で4敗を喫したことになる。トルコ・リーグで失血状態の続くベシクタシュは、アウェー戦の悪夢が、アンタルヤでも続いた。ヌリ・シャヒン監督率いるアンタルヤ・スポルは、10年ぶりに、ベシクタシュをホームでくだしたのだった。
 前半34分、ベシクタシュに、とても議論呼ぶPKを得る機会があった。アンタルヤ・スポルのペナルティエリア内で、上のバーから跳ね返ったボールを捉え、シュートをしようとしたサリフ・ウチャンが、背後からチェックを受けピッチに倒れた。ベシクタシュの選手は、PKを求めて詰め寄ったが、ヤシャル・ケマル・ウーウル主審は、プレーの続行を指示した。また、ヴィデオ判定システム審判からの警告も来なかった。
 前半が終ろうとした時間帯に入り、ベシクタシュは、ジェンク・トスンのゴールが生まれ、このアウェー戦で0:1と先制した。スピードに乗った攻撃で、サリフ・ウチャンの出したパスをペナルティエリア内で得たジェンク・トスンが、至近距離から走り込んで来てシュートを放つと、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。そして、前半は、ベシクタシュが、0:1とリードして終えたのだった。
 後半開始数秒で、アンタルヤ・スポルが、試合を振り出しに戻した。スピードに乗った攻撃で、サギフ・イエヘズケルからのパスでボールを得たダリオ・サリッチが、ペナルティエリアの外から強い、そして、狙いすましたシュートを放つと、これが、エルシン・デスタノウルの右を抜け、ベシクタシュのゴール隅に突き刺さったのだった。1:1。
 このゴールの4分後、アンタルヤ・スポルが逆転した。ズィメル・ビトキのパスを受けたサギフ・イエヘズケルが、前に出ていたエルシン・デスタノウルをかわし、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。1:2。
 同12分、アンタルヤ・スポルは、サギフ・イエヘズケルのゴールで、点差を2と拡げた。ビュンヤミン・バルジュからのパスを受けたサギフ・イエヘズケルが、ゴール左斜め前から放った見事なシュートが、エルシン・デスタノウルの左を抜け、ゴール隅に突き刺さった。3:1。
 同35分、途中投入されたジャクソン・ムレカが舞台に上がり、点差を1と縮め、ベシクタシュに勝ち点を得る希望を繋いだ。アンテ・レビッチが、左サイドからファーのゴールポスト目がけて入れたボールに、ジャクソン・ムレカが、右足で合わせたのだった。3:2。しかし、残りの時間では、このスコアを変わることはなく、3:2で、アンタルヤ・スポルが、この試合を制したのだった。
 この結果、ベシクタシュは、今季6試合目のアウェー戦で4敗目を喫し、勝ち点は19で5位になった。アンタルヤ・スポルの方は、同15で8位に上がった。

【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・レイテ=ビュンヤミン・バルジュ、ヴェイセル・サル、オメル・トプラク、エルドーアン・イエシルユルト=エルダル・ラキプ(後半38分:ヤクブ・カウジンスキ)、ダリオ・サリッチ(後半ロスタイム4分:バハドゥル・オズテュルク)=サギフ・イエヘズケル(後半38分:ウフキ・アキョル)、ラムズィ・サフリ(後半27分:ファン・デ・ストリーク)、ズィメル・ビトキ(後半27分:サム・ラーション)=アダム・ブクサ
【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=オヌル・ブルト、エリック・バイリー(後半1分:ヴァレンティン・ロシエ)、ネジプ・ウイサル、バクティヤール・ザイヌトディノフ=サリフ・ウチャン(後半40分:デミル・エゲ・トゥナズ)、ジェドソン・フェルナンデス=タイフル・ビンギョル(後半15分:アンテ・レビッチ)、アレックス・オックスレイド・チェンバレン(後半15分:ジャクソン・ムレカ)、ミロト・ラシツァ(後半40分:セミフ・クルチソイ)=ジェンク・トスン



フェネルバフチェ 2:3 トラブゾン・スポル(フォトマッチ紙+フェネルバフチェ公式HP補綴 23.11. 5)

ポール・オヌアチュ(トラブゾン・スポル公式Twitter) フェルディ・カドゥオウル(左)ペペ(右)(ミリエット紙)  トルコ・リーグ第11節で、興奮に包まれた試合が登場した。フェネルバフチェとトラブゾン・スポルの一戦で、勝ったのは、2:3でアウェーのトラブゾン・スポルの方だった。

 トルコ・リーグ第11節で、トラブゾン・スポルをホームに迎えたフェネルバフチェは、2:3で、この試合を落とし、連勝は10で終わり、首位の座をガラタサライに奪われてしまった。
 ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、スピードに乗り試合を始めたにも拘わらず、ゴールを決められなかったフェネルバフチェが、前半10分にリ−ドを許してしまった。左サイドでボールを得たエディン・ヴィスチャが、ペナルティエリアへとセンタリングを入れると、いいジャンプを見せたポール・オヌアチュのヘディングシュートが炸裂、ボールは、リヴァコヴィッチの左を抜け、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。このゴールを浴びたあと、プレッシャーを強めて行ったフェネルバフチェだったが、ディフェンスにスペースができてしまった。同41分、エディン・ヴィスチャが、右コーナーキックを蹴ると、またしても、ポール・オヌアチュのヘディングシュートが炸裂、ゴールが決まったが、ゾルバイ・キュチュック主審は、ポール・オヌアチュが、イスマイル・ユクセキに対しファウルを犯していたとして、これをゴールとは認定しなかった。そして、前半は、トラブゾン・スポルが、0:1とリードしたまま終わった。
 後半に入り、トラブゾン・スポルが、相次いでゴールを決めた。同1分、左サイドで生まれたトラブゾン・スポルの攻撃で、エディン・ヴィスチャが、ペナルティエリアへと入れたセンタリングを、ディフェンスがヘッドでクリアしようとしたが、うまくいかなかったボールを、走り込んで来たベラト・オズデミルが、ペナルティエリアの外から放ったシュートがゴールとなった。0:2。同2分には、フェネルバフチェのペナルティエリアでボールを得たエディン・ヴィスチャが、アブドゥルカディル・オミュルにパスを出した。そのアブドゥルカディル・オミュルが出したボールを、走り込んで来たニコラス・ペペが捉え、ゴールを決めたのだった。0:3。
 同16分、フェネルバフチェのこの日の1点目となるゴールが、ドゥサン・タディッチの足から生まれた。ドゥサン・タディッチが、ペナルティエリア内で、メフメット・ジャン・アイドゥンとのマッチアップでピッチに倒れると、ゾルバイ・キュチュック主審がPKを指示したのだった。このPKを、ドゥサン・タディッチ自身が蹴り、GKウーウルジャン・チャクルが跳んだとは逆方向にゴールインした。1:3。
 同43分、フェネルバフチェがPKを得た。トラブゾン・スポルのペナルティエリア内で、メフメット・ジャン・アイドゥンとマッチアップとなったミゲル・クレスポが、ピッチに倒れると、ゾルバイ・キュチュック主審がPKの裁定をくだした。今回も、ドゥサン・タディッチが、このPKを蹴ると、ボールは上のバーを直撃してしまった。だが、同主審は、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、PKが蹴られる前に、トラブゾン・スポルの選手が、ペナルティエリア内に入ったとして、PKのやり直しを指示した。再度、ドゥサン・タディッチが、これを蹴ると、ゴールが決まり、点差を1に縮めた。2:3。
 この試合を2:3で敗れてしまったイスマイル・カルタル監督率いるフェネルバフチェは、今季初めて勝ち点を失った。そして、勝ち点では1先行するガラタサライに首位の座を奪われてしまった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、サメト・アカイドゥン(後半28分:ミシー・バチューハイ)、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、ミハ・ザイッチ(後半29分:ミゲル・クレスポ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半44分:エムレ・モル)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半35分:メルト・ミュルドゥル)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=メフメット・ジャン・アイドゥン、ライヤン・バニヤ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル(後半35分:イエンス・ラルセン)=ベラト・オズデミル、バティスタ・メンディ=エディン・ヴィスチャ(後半35分:タクシアルヒス・ファウンタス)、アブドゥルカディル・オミュル(後半17分:アナスタシオス・バカセタス)、ニコラス・ペペ(後半17分:トレゼゲ)=ポール・オヌアチュ(後半28分:エニス・デスタン)



ガラタサライ 2:1 カスムパシャ(ベイン・スポル 23.11. 4)

ヴィルフリート・ツァハ(ガラタサライ公式HP) クラウディオ・ヴィンク(左)アブドゥルケリム・バルダクチュ(右)(ガラタサライ公式HP)  ガラタサライは、トルコ・リーグ第11節で、ホームに迎えたカスムパシャを2:1でくだした。

 ラムズ・パルクで行われたこの試合、ガラタサライに勝利を導いたゴールは、ヴィルフリート・ツァハが決めた。カスムパシャの唯一のゴールは、ケネット・オメルオの決めたものだった。この試合、ガラタサライには残念なときがあった。後半12分、ママドゥ・ファルとのせめぎ合いとなったときに故障を発生させたフェルナンド・ムスレラが、ギュナイ・ギュヴェンチと交替を余儀なくされたのだ。
 トルコ・リーグで負けない試合を続けているガラタサライは、これで10連勝となった。そして、勝ち点を31に伸ばした。一方、2連勝で終わったカスムパシャは、今節を同18で閉じることになった。

                 試合経過

 前半14分、カスムパシャがゴールに迫った。アンドレアス・ジャニオティスが、大きくフィードしたボールを、中盤で、ママドゥ・ファルが確保した。ゴールに向かい動き出したママドゥ・ファルは、ペナルティエリア・ライン上で、相手選手2人をかわし、グランダーのシュートを放った。だが、GKムスレラがゴールを許さなかった。
 同33分、ヴィルフリート・ツァハが舞台に上がった。ペナルティエリアの外から素晴らしいシュートを試みたところ、これが、ガラタサライの先制点となったのだった。1:0。
 同38分、ガラタサライが、とても効果的な攻撃を見せた。カーン・アイハンから出たパスを受け、ゴールマウスを向いたマウロ・イカルディがシュートを放つも、GKアンドレアス・ジャニオティスが、ゴールを許さなかった。
 後半6分、ガラタサライが、点差を2と拡げた。ハキム・ツィエクのパスに反応して動いたマウロ・イカルディが、PKポイントに向け、ヒールでパスを出した。ディフェンスがカットに入った結果、ボールを得たヴィルフリート・ツァハが、自身でも、またチームでも、この日の2つめのゴールを決めたのだった。2:0。
 同9分、カスムパシャが、点差を1と縮めた。アイタッチ・カラの蹴ったコーナーキックに対し、ニアサイドで、ヘッドで合わせたケネット・オメルオのゴールが生まれたのだった。2:1。
 同12分、ガラタサライには、残念な時間が訪れた。ガラタサライのフェルナンド・ムスレラ主将が、ママドゥ・ファルとのせめぎ合いののち、立ち上がれなくなったのだ。メディアカル・スタッフの措置にも拘わらず、プレーの続行ができなくなったため、ギュナイ・ギュヴェンチとの交替を余儀なくされた。
 同25分、ガラタサライが、3点目に迫った。ケレム・アクテュルコウルのセンタリングに合わせて、マウロ・イカルディがヘディングシュートを放ったが、スコアを変えるには至らなかった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ダヴィンソン・サンチェス、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ=ルカス・トレイラ、カーン・アイハン(後半30分:セルジオ・オリヴェイラ)=ハキム・ツィエク(後半15分:テテ)、ケレム・アクテュルコウル(後半37分:ハリル・デルヴィショウル)、ヴィルフリート・ツァハ(後半37分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=マウロ・イカルディ
【カスムパシャ】アンドレアス・ジャニオティス=モルタダ・ベン・ウーアンヌ、サドゥク・チフトプナル、ケネット・オメルオ、クラウディオ・ヴィンク=ギョクハン・ギュル(後半39分:ドリース・サディキ)=ママドゥ・ファル、アイタッチ・カラ(後半ロスタイム7分:エルデム・チェティンカヤ)、ハリス・ハイラディノヴィッチ、イロン・ゴミス(後半26分:ヤシン・オズジャン)=ジュリアン・ンゴイ



フェネルバフチェには、いつも悪い知らせが来るわけではない! エムレ・モルとジョシュア・キングの状態が明らかになった(ファナティック紙 23.11. 3)

エムレ・モル(フォトマッチ紙) ジョシュア・キング(スター紙)  フェネルバフチェの攻撃的サイドのポジションを担うエムレ・モルとジョシュア・キングの状態が明白になった。エムレ・モルは、トラブゾン・スポル戦に準備が整っているのに対し、ジョシュア・キングは、ルドゴレツとのアウェー戦には、ピッチに、その姿を観ることができることが明らかになった。

 フェネルバフチェには、故障者に関し、いつも悪い知らせが来るわけではない。7月26日の、今季第1戦となったジンブル戦で傷み、以後は、ピッチから遠ざかったままだったエムレ・モルが、ついに準備が整った。エムレ・モルは、この間、チーム練習を、完璧に成し遂げていた。26歳になっているエムレ・モルは、トラブゾン・スポル戦のメンバー入りすることだろう。ジョシュア・キングの方は、明日のトラブゾン・スポル戦には無理だが、ルドゴレツとのアウェー戦には、間に合う可能性はあることが明らかになっている。



フェネルバフチェの先発メンバー、固まる(TRT 23.11. 2)

イスマイル・カルタル監督(スター紙)  トラブゾン・スポル戦を前に、その準備を続けているフェネルバフチェで、その一戦の先発メンバーが、ほぼ固まった。

 トルコ・リーグ第11節で、フェネルバフチェは、トラブゾン・スポルをホームに迎える。フェネルバフチェは、故障者を抱えていることから首脳陣の頭を悩ませていたが、先発メンバーが、ほぼ固まった。GKには、リヴァコヴィッチが起用されることは明らかだが、ディフェンスの右にはブライト・オシャイ・サミュエルが、左にはフェルディ・カドゥオウルが出場の機会を得るものと思われる。ストッパーに関しては、故障者のために選択の余地のないイスマイル・カルタル監督は、サメト・アカイドゥンと並べて、ヤイデン・オーステルヴォルデを起用することになる。治療が続くアレクサンデル・ジク、セルダル・アズィズ、ロドリゴ・ベカンが、トラブゾン・スポル戦で、ピッチに立つことはない。ディフェンスの前には、ハイレヴェルのプレーを続け、好感を持たれているイスマイル・ユクセキが起用される。フレッドとメルト・ハカン・ヤンダシュを欠くため、この位置には、ミハ・ザイッチの起用の可能性が最も高い。10番の位置には、最近、注目を集めているセバスティアン・シマノフスキの起用となる。そのプレーぶりで、フェネルバフチェのサポーターに大きな支持を得ているイルファン・ジャン・カフヴェジが、右サイドに入るものと思われる。左サイドには、フェネルバフチェの中では、最も長い時間プレーしているドゥサン・タディッチが起用される。そして、ペンディク・スポル戦ではハットトリックをやって見せ、それで、トルコ・リーグで10得点目に達した、フェネルバフチェのスター選手エディン・ジェコが、トップに入り、ゴールを追い求めるだろう。



フレッド、ダービーマッチにはいない(イエニ・シャファク紙 23.11. 1)

フレッド(スター紙)  ペンディク・スポル戦で故障を発生させたブラジル人選手フレッドが、この土曜日に戦うトラブゾン・スポルとのダービーマッチには出場できない。

 トルコ・リーグの一戦で、故障を発生させたフレッドから悪い知らせが届いた。ペンディク・スポル戦で傷み、途中交替を余儀なくされたフレッドは、鼠径部を傷めていること、及び、この週末に行われるトラブゾン・スポル戦には出場できないことが明らかになった。イスマイル・カルタル監督は、フレッドを欠くということで、スロヴェニア人MFミハ・ザイッチを起用することになろう。そのポジションに、ミハ・ザイッチが、イスマイル・ユクセキと並べて起用されることになる。フレッドは、今季、14試合に出場して5アシストを記録している。



ベシクタシュ 2:0 ガジアンテップFK(ハベル・テュルク紙改+ファナティック紙補綴 23.10.31)

サリフ・ウチャン(ヒュリエット紙) ヤクプ・アルダ・クルッチ(左)マックス・グラデル(右)(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第10節で、ベシクタシュが、ガジアンテップFKを2:0でくだした。ベシクタシュのゴールは、後半18分にサリフ・ウチャン、同30分にジェンク・トスンのあげたものだった。また、ベシクタシュでは、アミル・ハジャフメトヴィッチが、後半40分に、この日2枚目のイエローカードをもらい退場処分となったが、ガジアンテップFKも、フルカン・ソヤルプが、後半ロスタイム3分に、この日2枚目のイエローカードをもらい退場処分となった。

 この結果、ベシクタシュは、トルコ・リーグでの勝ち点が19に伸びたのに対し、ガジアンテップFKは、同9に留まった。トルコ・リーグの次節では、ベシクタシュは、アウェーでアンタルヤ・スポルと対峙するのに対し、ガジアンテップFKは、ホームにチャイクル・リゼを迎える。
 また、この試合で、ベシクタシュのラシド・ゲザルは、前半20分に故障を発生させた。アルジェリア人選手ラシド・ゲザルに替えて、ヤクプ・アルダ・クルッチが投入された。

                 試合経過

 前半14分、アレクサンドル・マキシムが左コーナーキックを蹴ると、フルカン・ソヤルプが、ニアサイドでヒールによるシュートを放ったが、GKエルシン・デスタノウルが、際どくコーナーキックに替えた。
 同17分、オヌル・ブルトが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドにいたバクティヤール・ザイヌトディノフが、それに合わせてヴォレーシュートを放った。だが、GKフローリン・ニタがゴールを許さなかった。
 同25分、右サイドからオヌル・ブルトが、ペナルティエリアへとボールを入れると、それに合わせて、ジェンク・トスンがヘディングシュートを試みた。だが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同37分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から、バクティヤール・ザイヌトディノフが、ファーのゴール隅を狙ったシュートを試みたが、GKが、これを防いだ。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半8分、ガジアンテップFKが、ゴールに迫った。マックス・グラデルが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドでボールを得たデニス・ドラグシュがシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同18分、ベシクタシュが先制した。アレックス・オックスレイド・チェンバレンが左コーナーキックを蹴ると、そのコースに入ったサリフ・ウチャンが、ヘッドで合わせると、ガジアンテップFKのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 同30分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。ミロト・ラシツァが、ペナルティエリア内右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドでいいジャンプを見せたジェンク・トスンのヘッドが炸裂、ボールは、アルダ・クズルダーの頭上を越えてゴールインしたのだった。2:0。
 同35分、ジェンク・トスンが、ペナルティエリアの外遠い距離からシュートを放つと、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。

【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=オヌル・ブルト、エリック・バイリー(後半36分:ジャン・オナナ)、ネジプ・ウイサル、バクティヤール・ザイヌトディノフ=アミル・ハジャフメトヴィッチ=サリフ・ウチャン(後半22分:アミル・ハジャフメトヴィッチ)、ジェドソン・フェルナンデス=ラシド・ゲザル(前半21分:ヤクプ・アルダ・クルッチ、後半36分:ジャクソン・ムレカ)、アレックス・オックスレイド・チェンバレン(後半36分:デミル・エゲ・トゥナズ)、ミロト・ラシツァ=ジェンク・トスン
【ガジアンテップFK】フローリン・ニタ=ムスタファ・エスキヘラッチ、アルダ・クズルダー、ニコラ・ヌクル、パピ・ジラボジ、ジュニオール・モレ=マックス・グラデル(後半44分:サレム・ムバカタ)、フルカン・ソヤルプ、アレクサンドル・マキシム=デニス・ドラグシュ(後半37分:イルケル・カラカシュ)、ブライアン・リアスコス(後半22分:ラザル・マルコヴィッチ)



ペンディク・スポル 0:5 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 23.10.30)

ハリル・アクブナル(左)フレッド(右)(フェネルバフチェ公式HP) エディン・ジェコ(右)を讃えるセバスティアン・シマノフスキ(左)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第10節で、ペンディク・スポルとのアウェー戦を戦ったフェネルバフチェは、エディン・ジェコが3ゴールを決め、この夜のヒーローとなった試合を、0:5で制し、連勝を続けることになった。

 ペンディク・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェのゴールは、前半31分のエルデム・ジャンポラトのオウンゴール、同43分のイルファン・ジャン・カフヴェジ、後半20分と32分、42分のエディン・ジェコによるものだった。この勝利で、今季の全19試合で勝ったフェネルバフチェは、勝ち点30とし首位を維持した。

                 試合経過

 前半17分、この試合の最初の危険な場面が、ペンディク・スポルのゴールマウスを襲った。タディッチからのパスを、ペナルティーエリアの外ゴール左斜め前で得たフェルディ・カドゥオウルの放った強烈なシュートは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同22分、右サイドでボールを得たエディン・ジェコが、相手選手2人をすり抜け、ボールをタディッチに預けた。セルビア人選手タディッチは、ペナルティエリア・ライン上からシュートを放つも、GKエルデム・ジャンポラトが身体を伸ばして、これを防いだ。
 同30分、イルファン・ジャン・カフヴェジからのパスを、ペナルティエリア内で得たブライト・オシャイ・サミュエルが、右サイドでゴールライン際まで持ち込み、ゴールエリアへとセンタリングを入れた。そのボールを、GKエルデム・ジャンポラトがオウンゴールにしてしまった。0:1。
 同42分、ミハ・ザイッチがショート・コーナーを蹴り、セバスティアン・シマノフスキとボールのやり取りをして、ペナルティエリア・ライン上にいたイルファン・ジャン・カフヴェジに目がけてボールを入れた。走り込んで来たイルファン・ジャン・カフヴェジが、それに合わせてシュートを放つと、ボールは、ヴコヴィッチに当たりゴールインした。0:2。
 後半1分、タディッチからのパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たエディン・ジェコが、左足一閃、グランダーのシュートを放つと、GKが際どくコーナーキックに替えた。
 同13分、左サイドから、ヌノ・セケイラがディフェンスの裏を深くえぐるパスを出すと、それに反応して動いたアブドゥライ・ディアビが、GKと1対1となりシュートを放つも、ボールは、転がりながらゴールポストを逸れ外に出て行ってしまった。
 同20分、ミハ・ザイッチが、相手ディフェンスの裏に出したパスに反応して動いたセバスティアン・シマノフスキが、ボールを持ってペナルティエリア内へと入り出したパスコースの右に入り、GKと1対1となったところで、ボールの左側に体を移したエディン・ジェコが、がら空きになっていたゴールマウスに蹴り込んだ。0:3。
 同32分、左サイドにいたミハ・ザイッチが出したパスを受け、左サイドからペナルティエリア内へと入ったフェルディ・カドゥオウルが出したパスを、PKポイント辺りで受け、それをコントロールしたエディン・ジェコがシュートを放つと、ペンディク・スポルのゴールネットが揺れた。0:4。
 同34分、ライアン・ケントのスルーパスを受け、ペナルティエリア内ゴール左斜め前でGKと1対1となったタディッチがループシュートを試みると、ディフェンスに入ったベルカイが、際どくゴールラインからクリアした。
 同42分、フェルディ・カドゥオウルからのパスをペナルティエリアで得たエディン・ジェコが、左足を使いニアのポスト際へ放ったシュートがゴールインした。0:5。
 同ロスタイム4分、タディッチが、ボールコースの左に入り、ヒールで、そのコースを変えると、それを受けたイスマイル・ユクセキが、またしても見事にヒールで触れると、ルサンバが、ゴールライン際からクリアしてしまった。

【ペンディク・スポル】エルデム・ジャンポラト=エルデム・オズゲンチ(後半39分:セルカン・アサン)、ウエリントン・シルヴァ、ベルカイ・スリュンギョズ、ヌノ・セケイラ=ハリル・アクブナル(後半1分:アブドゥライ・ディアビ)、イブラヒム・アクダー(後半29分:レアンドロ・カッペル)、ジョシプ・ヴコヴィッチ、エンドリ・チェキジ(後半1分:ギョルケム・ビティン)=ギョクジャン・カヤ(後半29分:アルノー・ルサンバ)、エレンジャン・ヤルドゥムジュ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半33分:メルト・ミュルドゥル)、サメト・アカイドゥン(後半39分:ミゲル・クレスポ)、ロドリゴ・ベカン(後半1分:ヤイデン・オーステルヴォルデ)、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、フレッド(前半9分:ミハ・ザイッチ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半33分:ライアン・ケント)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ



チャイクル・リゼ 0:1 ガラタサライ(ハベル・テュルク紙 23.10.29)

セルジオ・オリヴェイラ(ガラタサライ公式HP) ルカス・トレイラ(左)イブラヒム・オラウォイン(右)(チャイクル・リぜ公式HP)  トルコ・リーグ第10節で、ガラタサライが、アウェー戦でチャイクル・リゼを0:1でくだした。この試合の後半から投入されたポルトガル人スター選手セルジオ・オリヴェイラが、この難しいアウェー戦に勝ち点3をもたらすゴールを決め、救世主となった。勝ち点を28と伸ばしたガラタサライは、試合数が多いなかだが首位に立った。

 ガラタサライが、トルコ・リーグ第10節で、チャイクル・リゼをアウェー戦で0:1でくだした。前半は厳しい戦いを強いられ、後半になり幾つかの好機を見出したガラタサライに勝利を導いたのは、後半から投入されたセルジオ・オリヴェイラだった。これで9連勝を遂げることになったガラタサライは、勝ち点を28に伸ばし、試合数が多いなかだが首位に立った。4敗目を喫したチャイクル・リゼは、今節を勝ち点14のままで終えることになった。

                 重要な場面

 前半14分、ヴィルフリート・ザハが、ペナルティエリア・ライン上からグランダーのパスを送ると、ボールは、ドリー・メルテンスの上を飛び跳ね、ケレム・アクテュルコウルに渡ると、そのケレム・アクテュルコウルが狙いすましたシュートを放った。だが、GKギョクハン・アッカンが、右に身体を伸ばし、これをパンチングで防いだ。
 同16分、サウエルが左コーナーキックを蹴り、ペナルティエリアへと放り込むと、それに合わせチェ、エミルハン・トプチュがシュートを放ったが、思うようなキックができず、ボールは、GKムスレラが押さえてしまった。
 同34分、ルカス・トレイラからのスルーパスを受け、ドリー・メルテンスが、25mの距離から、身体を反転させてシュートを放つも、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同38分、ミトハト・パラのスルーパスに反応して動き出したサウエルが、ペナルティエリア内へと持ち込むや、左足でシュートを放ったが、ムスレラが、このボールをうまく押さえた。
 同45分、ケレム・デミルバイが、右コーナーキックを蹴り、内へと入れると、それに合わせて、アブドゥルケリム・バルダクチュが、インサイドキックでシュートを放つと、これが枠を捉えた。だが、イブラヒム・オラウォインが、これをヘッドでクリアすると、ボールはピッチに跳ね返った。そして、前半は、0:0のまま終わった。
 ガラタサライのオカン・ブルク監督は、後半開始にあたり、3選手の交替を行った。カーン・アイハン、セルジオ・オリヴェイラ、ハキム・ツィエクを、アンヘリーノ、ケレム・デミルバイ、ドリー・メルテンスに替えて投入したのだ。
 後半7分、チャイクル・リゼが、効果的な攻めを見せた。そして、ペナルティエリア内で、ミトハト・パラが、ヴィルフリート・ザハとのマッチアップのなか、ピッチに倒れた。チャイクル・リゼの選手たちはPKを求めたが、主審は、試合の続行を命じた。ヴィデオ判定システムでも確認を行ったが、判定は覆らなかった。
 同24分、ガラタサライが、0:1と先制した。相手から奪ったボールで、スピードに乗り攻めに出たガラタサライは、マウロ・イカルディの1本のパスで、セルジオ・オリヴェイラが、ペナルティエリアの外からシュートを放った。これが、エミルハン・プチュに当たり、ゴールインしたのだった。
 同25分、チャイクル・リゼにゴールが生まれた。だが、線審がオフサイド・フラッグを上げていた。ディフェンスの裏に放り込まれたロングボールを得たグスタヴォ・サウエルが、ペナルティエリアの外から狙いすましたシュートを放ったところ、ガラタサライのゴールネットが揺れたのだった。だが、これがオフサイドとなったのだ。ヴィデオ判定システムでの確認後も、判定は覆らなかった。
 同32分、スピードに乗ったガラタサライの攻撃で、GKと1対1となったところから、テテが放ったシュートは、ギョクハン・アッカンからこぼれた。その跳ね返りのボールを捉えたケレム・アクテュルコウルが、がら空きとなっていたゴールマウスでありながら、ゴールに替えることができなかった。
 同40分、ガラタサライが、再び、効果的な攻めを見せた。右サイドから放り込まれたボールに合わせて、セルジオ・オリヴェイラがシュートを放つと、ボールは、ディフェンスからこぼれ、そのボールを捉えたマウロ・イカルディが、GKと1対1となったところから強いシュートを放つも、枠を捉えることができなかった。また、線審も、オフサイド・フラッグを上げていた。残りの時間では、スコアは変わることはなかった。そして、ガラタサライが、この試合を0:1で制し、9連勝を遂げることになったのだった。

【チャイクル・リゼ】ギョクハン・アッカン=エライ・コルクマズ(後半33分:ムハッメト・タハ・シャヒン)、アッティラ・モッチ、エミルハン・トプチュ、ハリル・イブラヒム・ペフリヴァン(後半38分:カスパー・ホジャー)=ミトハト・パラ(後半33分:ダル・ヴァレサノヴィッチ)、ジョンジョ・シェルビー=グスタヴォ・サウエル、イブラヒム・オラウォイン、アルティン・ゼキリ(後半38分:アドルフォ・ガイチ)=マルティン・ミンチェフ(後半22分:ベンフル・ケルセル)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ(後半1分:カーン・アイハン)=ルカス・トレイラ、ケレム・デミルバイ(後半1分:ハキム・ツィエク)=ヴィルフリート・ザハ(後半22分:テテ)、ドリース・メルテンス(後半1分:セルジオ・オリヴェイラ)、ケレム・アクテュルコウル(後半42分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=マウロ・イカルディ



カスムパシャ、ホームで勝つ(TRT 23.10.28)

ケネット・オメルオ、ジャカリジャ・トゥラオレ、アンドレアス・ギアンニオティス(左から)(アクシャム紙) ムアッメル・ファル(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第10節で、カスムパシャが、ホームでイスタンブル・スポルを3:1でくだした。

 レジェップ・タユップ・エルドーアン・スタジアムで行われたこの試合、ホームのカスムパシャのゴールは、前半32分にママドゥ・ファルが、後半11分にアイタッチ・カラが、そして、同27分にジュリアン・ンゴイが決めた。アウェーのイスタンブル・スポルの唯一のゴールは、後半31分にエミル・カーン・ギュルテキンが決めた。この結果、カスムパシャは、勝ち点を18に伸ばしたのに対し、悪い進行を止めることのできなかったイスタンブル・スポルは、同5に留まった。

                 試合経過

 前半27分、右サイドでボールを得たラシーヌ・コリーからのパスを受けたフローリアン・ロシャジュが、ペナルティエリア内へ入るやシュートを放ったが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同32分、カスムパシャが先制した。左コーナーキックに対し、ニアサイドで、ディフェンスがクリアしようとしたボールが、ファーサイドへと飛んだ。ボールが、イロン・ゴミスの前に落ちると、ゴミスはヘッドでママドゥ・ファルに預けた。そのボールを捉えたママドゥ・ファルのシュートが、イスタンブル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同45分、イスタンブル・スポルがゴールに迫った。右サイドからペナルティエリア内へと持ち込んだアラッサーヌ・ンダオがセンタリングを入れると、ファーサイドでジャンプ一番、ムアッメル・サルカヤがヘディングシュートを放った。ボールは、GKを抜けたが、ケネット・オメルオがゴールラインに立ちはだかり外に出した。
 後半11分、カスムパシャが、点差を2と拡げた。ハリス・ハジュラディノヴィッチからのパスを。ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たイロン・ゴミスが、すぐ左にいたアイタッチ・カラにボールを預けた。GKと1対1となったアイタッチ・カラのシュートがゴールインしたのだった。2:0。
 同27分、カスムパシャが3点のリードを確保した。中盤で、大きくクリアしようとしたオカン・エルドーアンからボールを奪ったジュリアン・ンゴイが、ペナルティエリアまで持ち込んだ。GKダヴィド・イエンセンと1対1となったジュリアン・ンゴイのシュートがゴールとなったのだった。3:0。
 同31分、イスタンブル・スポルが、点差を2と縮めた。ペナルティエリアのゴール右斜め前でボールを得たダヴィッド・サンビッサが、GKの傍らから内へと入れた。絶好の位置取りをしていたエミル・カーン・ギュルテキンが、そのボールにヘッドで合わせると、ゴールが生まれたのだった。3:1。

【カスムパシャ】アンドレアス・ギアンニオティス=クラウディオ・ヴィンク、ケネット・オメルオ、サドゥク・チフトプナル、トゥンジェル・ドゥハン・アクス(後半24分:ヤシン・オズジャン)=ギョクハン・ギュル=ママドゥ・ファル(後半38分:ドリース・サディキ)、ハリス・ハジュラディノヴィッチ(後半24分:モルタダ・ベン・ウーアンヌ)、アイタッチ・カラ(後半ロスタイム3分:エルデム・チェティンカヤ)、イロン・ゴミス(後半ロスタイム3分:セリム・ディリ)=ジュリアン・ンゴイ
【イスタンブル・スポル】ダヴィド・イエンセン=デメアコ・ドゥハネイ(後半28分:ダヴィッド・サンビッサ)、オカン・エルドーアン、メフメト・イエシル、ラシーヌ・コリー(後半17分:アリ・ヤシャル)=ムアッメル・サルカヤ、フローリアン・ロシャジュ(後半32分:ジャネッリ・インブラ)=アラッサーヌ・ンダオ(後半17分:メンディ・ママドゥ)、エドゥアルド・ロッカ、ジャクソン・ロレンティーノ=ジャカリジャ・トゥラオレ(後半17分:エミル・カーン・ギュルテキン)



フェネルバフチェ 3:1 ルドゴレツ(ヒュリエット紙 23.10.27)

ミハ・ザイッチ(フェネルバフチェ公式HP) ミシー・バチュハイ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、UEFA欧州カンフェランスリーグH組第3節で、ルドゴレツを3:1でくだし、今季の全18試合に勝利を収めることになった。

 UEFA欧州カンフェランスリーグH組第3節で、フェネルバフチェが、ブルガリアのルドゴレツをホームに迎えた。カドゥキョイで行われたこの試合を3:1で制したフェネルバフチェは、今季の全18試合に勝利を収めることとなった。フェネルバフチェは、前半42分、ミシー・バチューハイのゴールで先制し、前半は、そのスコアのまま終わった。後半7分には、ミハ・ザイッチが舞台に上がり、点差を2と拡げた。最後のゴールは、同ロスタイム3分に、再び、ミハ・ザイッチが決めた。ルドゴレツの唯一のゴールは、後半20分のロドリゴ・ベカンによるオウンゴールによるものだった。この結果、グループリーグ戦で3連勝となったフェネルバフチェの勝ち点は9となり、首位を守った。一方のルドゴレツは、同3に留まっている。

                 試合経過

 前半26分、ミシー・バチューハイのスルーパスを、ペナルティエリア内右サイドで得たフレッドが、狭い角度ながらシュートを放つと、GKスルガがファーサイドへ向けパンチングで防いだ。そのボールを得たタディッチがシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしました。
 同30分、ペナルティエリアの外でボールを得たピオトゥロウスキが強烈なシュートを放つも、ボールは、転がりながらゴールポストを逸れて流れて行った。
 同39分、左サイドからヤイデン・オーステルヴォルデがセンタリングを入れると、ニアサイドでミシー・バチューハイがヘッドで合わせたが、枠を捉えることができなかった。
 同42分、フレッドからのパスを得たミシー・バチューハイが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前でGKと1対1となったところからシュートを放つと、これが、ルドゴレツのゴールネットを揺らした。1:0。
 後半7分、ペナルティエリア内ゴール左サイドから、ヤイデン・オーステルヴォルデが内へとボールを入れると、ボールは、ミシー・バチューハイに当たり宙に浮いた。そのボールを捉えたミハ・ザイッチのシュートがゴールインした。2:0。
 同20分、ルドゴレツの左コーナーキックに対し、ゴール前でナレッシがバイシクルシュートを試みると、ボールは、ロドリゴ・ベカンに当たり、ゴールインしてしまった。2:1。
 同37分、ピオトゥロウスキのスルーパスを、テクペテイが受けた。ペナルティエリア内へと持ち込み、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトと1対1といなったテクペテイがシュートを放つと、ボールは、イルファン・ジャン・エーリバヤトに当たり、ゴール前にいたドゥアーの前に転がった。だが、ドゥアーは、そのボールを捉えられず、ボールは外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム3分、セバスティアン・シマノフスキのパスを、ペナルティエリア内で受けたミハ・ザイッチの強烈なシュートが、ルドゴレツのゴールネットに突き刺さった。3:1。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半18分:フェルディ・カドゥオウル)、ロドリゴ・ベカン、アレクサンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ=フレッド(後半18分:セバスティアン・シマンスキ)、ミゲル・クレスポ、ミハ・ザイッチ=ライアン・ケント(後半45分:ジェンギズ・ウンデル)、ミシー・バチューハイ(後半36分:ウムト・ナイル)、ドゥサン・タディッチ(後半17分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)



オカン・ブルク監督、先発メンバーを固める(TRT 23.10.26)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  ガラタサライは、その目を、チャイクル・リゼの方に向けている。オカン・ブルク監督は、この厳しい試合の先発メンバーを、詰まった試合日程のなか、固めていくものと思われる。

 ゴールマウスにはフェルナンド・ムスレラが立つ。ディフェンスの中央には、アブドゥルケリム・バルダクチュとダヴィンソン・サンチェスを置き、サイドバックは、サーシャ・ボエとアンヘリーノに任せる。中盤では、ルカス・トレイラと並ぶのは、カーン・アイハンかケレム・デミルバイとなろう。サイドには、故障が完治したハキム・ツィエクとヴィルフリート・ザハが、その任を担う。FWの後ろにはケレム・アクテュルコウルを置き、バイエルン・ミュンヘン戦では注射を打ち出場したマウロ・イカルディは休ませるものと思われる。その場合には、トップにはバルシュ・アルペル・ユルマズが入ることになろう。



ガラタサライ 1:3 バイエルン・ミュンヘン(ミリエット紙+ソズジュ紙 23.10.25)

ヴィルフリート・ザハ(右)(ガラタサライ公式HP) マウロ・イカルディ(トルコ・サッカー協会公)  UEFAチャンピオンズリーグA組第3節で、ガラタサライとバイエルン・ミュンヘンが対峙した。ガラタサライは、1:1の同点に追いついたが、バイエルン・ミュンヘンが、1:3で勝った。

 トルコ・リーグ第9節で、ベシクタシュをくだし、連勝を続けたガラタサライが、チャンピオンズリーグ第3節で、バイエルン・ミュンヘンをホームに迎えた。注目の一番は、バイエルン・ミュンヘンが1:3で勝った。ガラタサライのゴールは、前半30分、マウロ・イカルディがPKを決めたものだったのに対し、バイエルン・ミュンヘンのゴールは、前半8分にコマン、後半28分にハリー・ケイン、同34分にジャマル・ムシアラが決めた。この結果、ガラタサライは、勝ち点4で2位に、バイエルン・ミュンヘンは3連勝となり、同9で首位に立った。

                重要な場面

 前からプレスをかけ、バイエルン・ミュンヘンを、自陣から出られないようにしたガラタサライだったが、最初のミスでゴールを浴びてしまった。前半8分、レロイ・サネからのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前でボールを得たキングスレイ・コマンが、グランダーのシュートを放つと、ファーのゴール隅に入った。これで、バイエルン・ミュンヘンは、0:1と先制した。
 ゴールを浴びたにも拘わらず、バイエルン・ミュンヘンを、自陣内へと封じ込んだガラタサライが、同28分にPKを獲得した。ペナルティエリア内で、マウロ・イカルディが、ヨシュア・キミッヒとキム・ミンジェとのマッチアップでピッチに倒れ込んだ。それを観て、ダヴィデ・マッサ主審がPKを宣告した。同30分、そのPKを、マウロ・イカルディ自身が蹴りゴールが決まり、ガラタサライは、スコアを1:1の同点とした。
 前半、バイエルン・ミュンヘンのゴールマウスに、16本のシュートを放ち、バイエルン・ミュンヘンに悪夢を見させていたガラタサライだったが、点差を開くに至るゴールを生むことができなかった。相次ぐ好機を生かせず、ガラタサライの選手には疲労が明らかになって行った。同25分以後は、試合の主導権は、バイエルン・ミュンヘンへと移って行った。
 同28分、右サイドで生まれた攻撃のあと、ペナルティエリア内でボールを得たジャマル・ムシアラが、ハリー・ケインにボールを出した。そのハリー・ケインが、ボールに合わせて、ヒールでシュートを放った。ボールは、サーシャ・ボエから跳ね返り、そのボールを捉えたハリー・ケインが、再度、シュートを放ち、ゴールが生まれた。1:2。
 同34分、ハリー・ケインからのパスを、PKポイントの手前でボールを得たジャマル・ムシアラが、右足のインサイドでグランダーのシュートを放つと、1:3となるゴールが生まれた。そして、残りの時間、他のゴールは生まれず、このスコアのまま終わった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、カズムジャン・カラタシュ(後半30分:アンヘリーニョ)=カーン・アイハン(後半35分:タンギ・エンドンベレ)、ルカス・トレイラ=テテ(後半11分:ドリース・メルテンス)、ケレム・アクテュルコウル(後半29分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ヴィルフリート・ザハ(後半30分:ハキム・ツィエク)=マウロ・イカルディ



トラブゾン・スポル、故障者の発表! バカセタスの状態が明らかになった(フォトマッチ紙 23.10.18)

バカセタス(ヒュリエット紙)  ギリシア代表とオランダ代表との一戦で故障を発生させたトラブゾン・スポルのスター選手アナスタシオス・バカセタスの状態が明らかになった。バカセタスは、左鼠径部の筋肉に損傷が看られることが明らかにされたのだ。

 トラブゾン・スポルのスター選手アナスタシオス・バカセタスが、ギリシア代表としてオランダ代表と戦った試合で、故障を発生させた。トラブゾン・スポルのメディアカル班長アフメット・ベシル博士により行われた発表では、「バカセタスが、故国ギリシアで受けた診察、及び、MR検査の結果、左鼠径部の筋肉に損傷があることが判明した。バカセタスへの治療は始められているそうだ」となっている。



ブラク・ユルマズ、スーパーな決断! ガラタサライとのダービーマッチの先発メンバー(タクヴィム紙 23.10.17)

ブラク・ユルマズ監督(ファナティック紙)  ベシクタシュは、ガラタサライとのアウェー戦には、ここまでとは異なった選手起用を考えている。イスタンブル・スポルに勝ち、意気の上がる、ブラク・ユルマズ監督率いるベシクタシュが、ダービーマッチで勝とうとするプランが明らかになった。

 ベシクタシュのブラク・ユルマズ監督は、この週末に戦うダービーマッチの戦術を頭の中で立てる一方、選手たちとのメンタルな部分でのフォローを忘れないでいる。監督に就いて以後、初の試合となったイスタンブル・スポル戦に勝った同監督は、「ベシクタシュにとり、厳しい時を経験している。今季開始以後、アップダウンを経験してきた。だが、目の前に大きなチャンスがある。ガラタサライ戦には、我々は勝たねばならない。ベシクタシュにとって、その勝利が要るのだ」と語っている。同監督は、ディフェンスとオフェンスの選手たちと話し合いを行い、このダービーマッチに特別な意欲を感じたことを明らかにした。同監督は、故障者を抱えるため、まだ、先発メンバーを確定してないが、ガラタサライを相手に、忍耐力のある顔ぶれをピッチに送り出すつもりだ。故障の癒えたメルト・ギュノクを起用することを考えている同監督は、エリック・バイリーの故障で、ストッパーに関しては、無理からに変更を迫られている。替りには、ダニエル・アマーティを起用するものと思われる。ダニエル・アマーティとオマル・コリー2人の傍らには、アルトゥール・マスアクとオヌル・ブルトを起用することが考えられる。また、サリフ・ウチャンの故障を受け、中盤には、ジェドソン・フェルナンデス、アミル・ハジャフメトヴィッチ、アレックス・オックスレイド・チェンバレンの起用となろう。そして、攻撃陣は、ジェンク・トスン、ヴァンサン・アブバカル、ミロト・ラシツァに出場の機会を与えることが考えられる。



我々は、EURO2024に行く(イエニ・シャファク紙 23.10.16)

サメト・アカイドゥン(左)(トルコ・サッカー協会公式HP) ユヌス・アクギュン(トルコ・サッカー協会公式HP) トルコ代表は、2024年欧州選手権予選D組第7戦で、ラトビア代表を4:0でくだし、本戦出場権を獲得した。

 トルコ代表に勝利をもたらしたゴールは、後半13分にユヌス・アクギュン、同38分とロスタイム2分にジェンク・トスン、同42分にケレム・アクテュルコウルが決めた。これで、トルコ代表の欧州選手権への出場権獲得は3大会連続となるとともに、計6回目の出場となる。

                 得点場面など

 後半13分、ジェンク・オズカジャルが、左サイドからPKポイントに向け、ボールを入れると、そのボールを、ユヌス・アクギュンがコントロールをして、強烈なシュートを放ち、これが、ラトビア代表のゴーネットに突き刺さった。1:0。
 同22分、右サイドで生まれたラトビア代表の攻撃で、ペナルティエリア内へとセンタリングが入れられると、いい位置にいたウルドゥリキスが、それに触れようとしたが、GKウーウルジャン・チャクルが、際どくボールコースに入り、ゴールを許さなかった。
 同38分、ゼキ・チェリックが、右サイドからファーのポストに向けセンタリングを入れると、ジェンク・トスンが、絶好の位置で、ヘッドで合わせ、2点目となるゴールが生まれた。2:0。
 同42分、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち前進したユスフ・サルが、相手ディフェンスの裏を取ったケレム・アクテュルコウルにパスを出した。そして、そのケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前から放ったシュートが、ラトビア代表のゴールネットに収まった。3:0。
 同ロスタイム2分、相手陣内でボールを奪ったイスマイル・ユクセキが、右サイドからペナルティエリア内へと入り、全くフリーになっていたジェンク・トスンにパスを出した。そのジェンク・トスンが、楽々とボールを枠に蹴り込んだ。4:0。
 この結果、D組で、トルコ代表は、勝ち点を16として首位に立ち、ウェールズ代表は、ホームでクロアチア代表を2:1でくだし、2位に上がった。トルコ代表は、D組の第8戦、即ち最終試合を、11月21日にウェールズ代表と対戦する。

【トルコ代表】ウーウルジャン・チャクル=フェルディ・カドゥオウル(後半1分:ゼキ・チェリック)、サメト・アカイドゥン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、ジェンク・オズカジャル=イスマイル・ユクセキ=ユヌス・アクギュン(後半31分:ユスフ・サル)、ハカン・チャラノウル(後半41分:カーン・アイハン)、サリフ・オズジャン(後半23分:ベルカン・クトゥル)、ケレム・アクテュルコウル=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半30分:ジェンク・トスン)



フェネルバフチェに、故障者の復帰の喜び(スター紙 23.10.15)

ジェンギズ・ウンデル(スター紙) アレクサンデル・ジク(スター紙)  トルコ・リーグでも、ヨーロッパのカップ戦でも、無傷で進撃を続けるフェネルバフチェで、故障が癒えた選手が、国際マッチディを機に、チームに合流し始めている。

 フェネルバフチェで、故障を抱えていた選手が、国際マッチディを挟み、用意が整ってきていることは、イスマイル・カルタル監督をして、ハタイ・スポル戦を前に、とても喜ばせている。ジェンギズ・ウンデル、エムレ・モル、ジョシュア・キング、それに加えて、故障のため、ガーナ代表から外れ、イスタンブルに戻り、メディアカル・スタッフとともに治療に当たっていたアレクサンデル・ジクが、この週末までには、完全に準備が整うものと考えられている。また、現在、各代表に招集されている選手からも、故障という知らせが入ってないのも、首脳陣には歓迎されている。



トルコ代表、ラトビア代表戦に備えた練習を始める(トルコ・サッカー協会公式HP 23.10.14)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(ヒュリエット紙)  トルコ代表は、EURO2024予選D組で、10月15日(日)に、ラトビア代表とコンヤで戦う試合に備えての準備を開始した。

 クロアチア代表戦のあと、昨日の早朝、コンヤに移動したトルコ代表は、午後5時半からは、コンヤ・スポルのカヤジュク・グランドを使い、練習を行った。映像を観ながら、ホテルで戦術の打ち合わせのあと、グランドに入った選手たちは、2組に分かれての練習を行った。クロアチア代表戦の先発メンバーに名を連ねた選手たちは、体力回復のメニューをこなしたのに対し、他の選手は、ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督指揮下、ウォーミングアップを行ったあと、パス練習、及び、狭いコートを使いミニゲームを行った。ユスフ・サルは、チームと離れて、練習を行っていた。
 トルコ代表は、本日午後5時から、ラトビア代表との一戦が行われるコンヤ市立スタジアムで、試合前の公式練習を行うことになっている。ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督と選手1名は、午後4時15分からの記者会見に臨むことになっている。



クロアチア 0:1 トルコ(トルコ・サッカー協会公式HP 23.10.13)

バルシュ・アルペル・ユルマズを讃える(フォトマッチ紙) ケレム・アクテュルコウル(左)(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、EURO2024予選D組第6戦で対戦したクロアチア代表を、アウェー戦で0:1でくだし、グループ首位に立った。

 オシエク市のオプス・アリーナで行われたこの試合、トルコ代表に勝利をもたらしたゴールは、前半30分にバルシュ・アルペル・ユルマズから生まれた。
 同グループのもう1試合は、ラトビア代表が、ホームでアルメニア代表を2:0でくだした。なお、同グループのウェールズ代表は、この第7節では試合がなかった。

                    試合経過

 前半2分、トルコ代表がゴールに迫った。ケレム・アクテュルコウルからのパスを、クロアチア代表のペナルティエリア手前で得たバルシュ・アルペル・ユルマズが、ゴール左斜め前からペナルティエリア内に入るや、ゴール隅を狙ったシュートを放つと、GKリヴァコヴィッチが、左に跳び、これをコーナーキックに替えた。
 同9分、トルコ代表は、再び、効果的な攻めを見せた。右サイドからペナルティエリア内へと持ち込んだバルシュ・アルペル・ユルマズが、ケレム・アクテュルコウルにパスを出した。それに合わせて、ケレム・アクテュルコウルが、強いシュートを試みると、GKリヴァコヴィッチは、ゴール隅を捉えたボールを、コーナーキックに替えた。
 同13分、トルコ代表は、再び、ゴールのチャンスを掴んだが、それを活かすことができなかった。GKウーウルジャン・チャクルが、クロアチア代表のディフェンスの裏にフィードしたロングボールをコントロールしたケレム・アクテュルコウルが、リヴァコヴィッチと1対1となった。そして、ケレム・アクテュルコウルがシュートを放つも、リヴァコヴィッチがコーナーキックに替えてしまった。
 同30分、トルコ代表が先制点を決めた。サリフ・オズジャンが、相手ディフェンスの裏に出したボールに反応したバルシュ・アルペル・ユルマズが、前に出ていたリヴァコヴィッチの頭上を超えるボールでゴールを決めたのだった。0:1。
 後半9分、トルコ代表が2点目に近づいた。左サイドからペナルティエリア内へと入ったケレム・アクテュルコウルが、いい位置にいたバルシュ・アルペル・ユルマズにボールを出した。PKポイント手前でボールを得たバルシュ・アルペル・ユルマズが、それに合わせて、とても強いシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同21分、クロアチア代表がいい攻撃を見せた。右サイドからスタニシッチが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、ボールは、ウーウルジャン・チャクルからこぼれ、そのボールが、反対側サイドへと流れた。それを捉えたバリシッチがパスを出すと、それを、ペナルティエリアで得たコヴァチッチがシュートを放つと、ゴール前でアブドゥルケリム・バルダクチュがクリアしてしまった。
 同37分、ホームのクロアチア代表の攻撃で、マエールが右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、ペトコヴィッチが落とした。それを捉えたマエールが至近距離からシュートを放つと、ウーウルジャン・チャクルからこぼれたボールを、ディフェンダーが大きくクリアした。
 同ロスタイム1分、クロアチア代表の右コーナーキックからのボールが、カーン・アイハンからこぼれ、それがハカン・チャラノウルに当たった。アントニー・タイラー主審は、ハカン・チャラノウルの手に当たったとして、PKを宣告した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に向かった同主審は、PK宣告を取り消した。

【トルコ代表】ウーウルジャン・チャクル=フェルディ・カドゥオウル、サメト・アカイドゥン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、ジェンク・オズカジャル=イスマイル・ユクセキ(後半41分:カーン・アイハン)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半20分:ユヌス・アクギュン)、ハカン・チャラノウル、サリフ・オズジャン、ケレム・アクテュルコウル(後半41分:ケナン・ユルドゥズ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半30分:ベルトゥー・ユルドゥルム)



ガラタサライに、ハキム・ツィエクから悪い知らせ(ファナティック紙 23.10.12)

ハキム・ツィエク(TRT)  ガラタサライが、プレミアリーグのチェルシーから獲得したスター選手ハキム・ツィエクから悪い知らせが届いた。モロッコ人選手ハキム・ツィエクは、痛みが引かず、個人練習を続けることになろうということだ。

 痛みがあるため、アンタルヤ・スポル戦にはメンバー入りせず、しかし、モロッコ代表には加わったハキム・ツィエクに関する、最新の情報を掴んだ。ハキム・ツィエクは、招集を受けたため、代表には合流したが、コートジボワール代表との親善試合、及び、リベリア代表とのアフリカ・ネーションズ・カップの予選には出場できないことが明らかにされた。ハキム・ツィエクは、この期間を利用して、強化、及び、再生に向けて、練習を続けることになろうと考えられる。



ベシクタシュ、後任はブラク・ユルマズに決定(TRT 23.10.11)

ブラク・ユルマズ(サバハ紙) ベシクタシュは、総会開催までは、監督を、ブラク・ユルマズに委ねることを明らかにした。

クラブ側が行った発表では、「シェノル・ギュネシュ監督辞任後、代理監督職を引き受けてくれているブラク・ユルマズ・コーチが、本日、アフメット・ヌル・チェビ理事長との会談を行い、臨時総会開催まで、我がクラブの監督職を続けることの決定を行った」と述べている。



ヴィンチェンツォ・モンテーラ、ピッチに立つ! トルコ代表は、クロアチア代表戦の準備を始めた(スター紙 23.10.10)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(CNNトルコ)  トルコ代表は、2024欧州選手権予選で、10月12日にクロアチア代表と行うアウェー戦に向けての準備を始めた。ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督は、トルコ代表監督として、初めて指揮を執った。

 トルコ代表・ハサン・ドーアン・トレーニング・センターで、冒頭の15分間は報道陣に公開された練習は、ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督が、初めて指揮を執った。練習の冒頭には、選手とコーチ陣が一緒になり、記念写真に収まった。その後、同監督は、短時間、選手たちとミーティングを行い、それが終わると、選手たちが作った花道を歩くという楽しい時間があった。
 オルクン・キョクチュとユスフ・サルは、軽い故障のため、ルドゥヴァン・ユルマズは、旅程の関係で、姿のなかった練習は、ウォーミングアップとランニングで始まった。そして、サーキットトレーニング、パス練習と続いた練習は、報道陣には非公開の部分で、戦術練習を行ったようだ。



カスムパシャ 0:2 フェネルバフチェ(ヒュリエット紙 23.10. 9)

エディン・ジェコ(フェネルバフチェ公式HP) ハリス・ハジュラディノヴィッチ(左)ヤイデン・オーステルヴォルデ(左)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第8節で、カスムパシャとのアウェー戦を0:2で制し、公式戦16連勝を飾った。

 トルコ・リーグ第8節で、カスムパシャとフェネルバフチェが対峙した。レジェップ・タユップ・エルドーアン・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェが、0:2のスコアで勝った。前半6分、エディン・ジェコのゴールで先制したフェネルバフチェは、同ロスタイム3分には、ドゥサン・タディッチがPKを決め楽になった。後半は、ゴールの声は上がらず、結局、イスマイル・カルタル監督率いるフェネルバフチェは、勝ち点3を2ゴールで得たのだった。この結果、トルコ・リーグの8試合を含め、公式戦で16連勝を遂げたフェネルバフチェは、勝ち点を24として首位に立った。一方のカスムパシャは、同12に留まった。

                    試合経過

 前半6分、左サイドからイスマイル・ユクセキがセンタリングを入れると、ニアサイドで、エディン・ジェコが、それに合わせてシュートを放ったところ、GKアンドレアス・ギアンニオティスがパンチングで防いだ。その跳ね返りのボールを、再び得たエディン・ジェコが、ゴールマウスに蹴り込んだ。0:1。
 同12分、ペナルティエリア・ライン上からエディン・ジェコが出したパスを、ペナルティーエリア内ゴール右斜め前で得たフェルディ・カドゥオウルがシュートを放つも、GKアンドレアス・ギアンニオティスがゴールを許さなかった。
 同38分、右サイドでボールを得たエディン・ジェコが、ファーサイドのゴールポストに向けセンタリングを入れると、ヴォレーで、ドゥサン・タディッチが合わせ、シュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム1分、右サイドからボールを持ち、ペナルティエリア内へと入ったエディン・ジェコが、ヤシン・オズジャンのチェックを受け、ピッチに倒れた。それを咎めたメテ・カルカヴァン主審はPKを指示した。
 同ロスタイム3分、このPKを、ドゥサン・タディッチが蹴ると、ボールは、ゴール左隅に蹴り込んだのだった。0:2
 後半8分、セバスティアン・シマンスキからのパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たエディン・ジェコがシュートを試みると、GKアンドレアス・ギアンニオティスがコーナーキックに替えた。
 同15分、フェルディ・カドゥオウルからのパスを、右サイドで得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリア・ライン上からシュートを放ったが、GKアンドレアス・ギアンニオティスはゴールを許さなかった。
 同33分、ペナルティエリアの左サイドからフレッドが出したパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たミシー・バチューハイがシュートを放ったが、ボールは、転がりながら、ファーサイドのゴールポストを逸れ、外に出て行ってしまった。
 同43分、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだフレッドが出したパスを、PKポイント上で得たミハ・ザイッチがシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム4分、ペナルティエリア内右サイドでからフェルディ・カドゥオウルがセンタリングを入れると、ゴール前で、それに合わせて、ドゥサン・タディッチがヘディングシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。

【カスムパシャ】アンドレアス・ギアンニオティス=クラウディオ・ヴィンク、ケネット・オメルオ、サドゥク・チフトプナル、ヤシン・オズジャン(後半16分:トゥンジェル・ドゥハン・アクス)=ギョクハン・ギュル、アイタッチ・カラ=モルタダ・ベン・ウーアンヌ(後半43分:エルデム・チェティンカヤ)、ハリス・ハジュラディノヴィッチ(後半35分:イロン・ゴミス)、サムエル・バスティアン(後半17分:ヌノ・ダ・コスタ)=ジュリアン・ンゴイ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=フェルディ・カドゥオウル、アレクサンデル・ジク、ロドリゴ・ベカン、ヤイデン・オーステルヴォルデ(後半29分:メルト・ミュルドゥル)=フレッド、イスマイル・ユクセキ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半29分:ライアン・ケント)、セバスティアン・シマンスキ(後半39分:ミハ・ザイッチ)、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半29分:ミシー・バチューハイ)



ガラタサライ、アンタルヤ・スポルとのアウェー戦を0:2で制する(ソズジュ紙+TRT補綴 23.10. 8)

ギュライ・ヴラル(左)バルシュ・アルペル・ユルマズ(左)(アンタルヤ・スポル公式Twitter) マウロ・イカルディ(ガラタサライ公式HP)  アンタルヤ・スポルとの一戦を、後半にあげたゴールで、0:2で勝ったガラタサライは、トルコ・リーグの首位に立った。

 トルコ・リーグ第8節で、アンタルヤ・スポルとのアウェー戦を戦ったガラタサライは、後半に決めたゴールで0:2で勝ち、今節を無傷で通り抜けた。今週、チャンピオンズリーグでマンチェスター・ユナイテッドに勝ったガラタサライは、そのいい流れをトルコ・リーグでも継続させた。
 前半は、好機を作り出すのに苦労していたガラタサライだったが、後半にテテが投入されたことで、アンタルヤ・スポルのゴールに向け、効果的な攻めを見せ始めた。同13分には、コーナーキックに対し、ファーサイドで、そのボールに合わせたダヴィンソン・サンチェスのゴールが決まり、ガラタサライが0:1と先制したが、ダヴィンソン・サンチェスにとっては、これが、ガラタサライ入団後、初のゴールとなった。
 ガラタサライがゴールを決めたあと、同点に追いつこうとプレッシャーを高めて行ったアンタルヤ・スポルは、ブリット・アッサムバロンガががら空きとなったゴールに向かうという好機を掴みながら、それを活かせず、ブリット・アッサムバロンガのシュートは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返ってしまった。終盤に入り、相手にスペースを与えるようになってしまったアンタルヤ・スポルは、同41分に、マウロ・イカルディのゴールを浴び、崩れてしまった。ドリース・メルテンスからのパスを、ゴール左斜め前で得たマウロ・イカルディが、GKヘルトン・レイテの右を抜けるゴールを決めたのだった。ゾルバイ・キュチュック主審は、オフサイドではなかったかという線審の指摘を受け、ヴィデオ判定システムでの確認後、ゴールを認定したのだった。0:2。そして、ガラタサライは、この難しいアウェー戦を、0:2という明らかなるスコアで制することになった。
 この結果、ガラタサライは、勝ち点を22として、試合数が多い中だが、同21のフェネルバフチェを抜いて首位に立った。一方のアンタルヤ・スポルは、連勝は2で止まり、勝ち点も9に留まった。

【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・レイテ=ビュンヤミン・バルジュ(後半29分:ブリット・アッサムバロンガ)、ヴェイセル・サル、オメル・トプラク、ギュライ・ヴラル(後半ロスタイム1分:バハドゥル・オズテュルク)=エルダル・ラキプ、ダリオ・サリッチ(後半29分:ゲリット・ホルトマン)=サギフ・イエヘズケル、ファン・デ・ストリーク(後半18分:ラムズィ・サフリ)、ズィメル・ビトキ(後半18分:エルドーアン・イエシルユルト)=アダム・ブクサ
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、カズムジャン・カラタシュ(後半30分:ヴィクトール・ネルソン)=タンギ・エンドンベレ(後半18分:ドリース・メルテンス)、ルカス・トレイラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半1分:テテ)、ケレム・アクテュルコウル(後半41分:ハリル・デルヴィショウル)、ヴィルフリート・ザハ(後半18分:カーン・アイハン)=マウロ・イカルディ



アダナ・デミル・スポル 1:0 トラブゾン・スポル(フォトマッチ紙 23.10. 7)

ナニ(アダナ・デミル・スポル公式Twitter) バカセタス(左)ユヌス・ベランダ(右)(ファナティック紙)  トルコ・リーグ第8節で、トラブゾン・スポルは、アウェーでアダナ・デミル・スポルと対峙した。トラブゾン・スポルは、この試合に、1:0で敗れてしまった。

 トルコ・リーグの興奮は続いている。第8節で、トラブゾン・スポルは、アダナ・デミル・スポルとのアウェー戦を戦った。興奮の詰まったこの試合、勝ったのは、1:0のスコアで、ホームのアダナ・デミル・スポルの方だった。アダナ・デミル・スポルに勝利をもたらしたゴールは、前半30分にナニが決めた。
 前半7分、トラブゾン・スポルのポール・オヌアチュはボールを得ると、左サイドを駆け上がったタクシアルヒス・ファウンタスにパスを送った。スピードに乗り、ペナルティエリア内へと入ったタクシアルヒス・ファウンタスは、ゴール斜め前からシュートを放つも、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。
 同10分、右サイドで生まれたアダナ・デミル・スポルの攻撃で、ユスフ・サルが、ペナルティエリアの外にいたエムベイェ・ニアンにボールを出した。走り込んで来たエムベイェ・ニアンが、狙いすましたシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルがコーナーキックに替えた。
 同18分、トラブゾン・スポルのエニス・バルディが攻撃に入ろうとしたとき、ミスパスを犯し、エムベイェ・ニアンにボールを奪われてしまった。フェイントをかけながら相手ペナルティエリアへと入ったエムベイェ・ニアンが強いシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルがコーナーキックに替えた。
 同28分、中盤でボールを得たトラブゾン・スポルのエニス・バルディが、相手選手をフェイントでかわしながらペナルティエリア内へと入り込んだ。そのエニス・バルディは、絶好の位置にいたタクシアルヒス・ファウンタスにボールを出さずに、自ら、遠目からのシュートを放った。ボールは、GKのエルタッチ・オズビルの胸に収まっただけだった。
 同30分、アダナ・デミル・スポルが先制した。カウンター攻撃で、アダナ・デミル・スポルの左サイドでボールを得たユスフ・サルが、スピードに乗り、ゴールライン際まで持ち込み、センタリングを入れた。ウーウルジャン・チャクルが叩いたボールがナニの前に転がると、そのナニが、ファーサイドのゴール隅に蹴り込み、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 後半10分、トラブゾン・スポルは、左サイドにいたタクシアルヒス・ファウンタスが、ボールを得た。そのタクシアルヒス・ファウンタスが、内へとボールを入れると、そのボールを得たポール・オヌアチュが、相手選手を抜き去り、シュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同15分、ペナルティエリアのゴール右斜め前でフリーキックを得たトラブゾン・スポルは、それを、バカセタスが蹴った。バカセタスは、直接ゴールを狙い強いキックを見せると、ボールは、壁に当たり、ポール・オヌアチュの前に跳ねて行った。そのポール・オヌアチュが、至近距離からシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同37分、アダナ・デミル・スポルのバロテッリがボールを得て、ペナルティエリアの外からシュートを放つと、ボールは、ウーウルジャン・チャクルから跳ね返り、そのボールを、アルベル・ゼネリが仕上げを行ない、ゴールが決まった。だが、ヴィデオ判定システムで確認後、オフサイド判定が下り、ゴールとは認定されなかった。

【アダナ・デミル・スポル】エルタッチ・オズビル=ヨナス・スヴェンソン、アンドロー・グラヴィヨン、セミフ・ギュレル、ケヴィン・ロドリゲス(後半17分:ユスフ・エルドーアン)=ベンジャミン・スタンブーリ、エムレ・アクババ=ユスフ・サル(後半26分:ユスフ・バラシ)、ユヌス・ベランダ(後半32分:ドルクハン・トコズ)、ナニ(後半17分:アルベル・ゼネリ)=エムベイェ・ニアン(後半17分:マリオ・バロテッリ)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、ライヤン・バニヤ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル、エニス・バルディ(後半40分:エニス・デスタン)=エディン・ヴィスチャ(後半27分:トニオ・テクリッチ)、アナスタシオス・バカセタス、タクシアルヒス・ファウンタス(後半27分:トレゼゲ)=ポール・オヌアチュ



スパルタク・トルナヴァ 1:2 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP改 23.10. 6)

ジョシュア・キング(後)を讃えるフレッド(前)(ソズジュ紙) セルダル・アズィズ(左)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、UEFA欧州カンフェランスリーグH組第2節で、スロヴァキアのスパルタク・トルナヴァと、アウェーで対峙した。後半にジョシュア・キングの足から生まれたゴールで、1:2でスパルタク・トルナヴァをくだしたフェネルバフチェは、勝ち点を6に伸ばし、グループ首位に立った。この結果、フェネルバフチェは15連勝を遂げることになった。フェネルバフチェのゴールは、後半25分と36分に、ジョシュア・キングが決めたのに対し、ホームのスパルタク・トルナヴァは、同43分にオフォリがゴールを決めた。

 アントナ・マラティンスケーホ・スタジアムで行われたこの試合の前半、フェネルバフチェは、試合をコントロールしていたとしても、掴んだ好機を得点に繋げることができなかった。後半25分、ライアン・ケントのアシストで、ジョシュア・キングのゴールが生まれ先制したフェネルバフチェは、同36分、フレッドのアシストで、またしても、ジョシュア・キングのゴールが生まれ、点差を2と拡げた。だが、同43分のオフォリのゴールを防げなかったフェネルバフチェは、終盤の、セバスティアン・シマンスキとドゥサン・タディッチのゴールは、ともにオフサイド判定でゴールと認定されなかった。そして、試合は、1:2で、フェネルバフチェが勝ったのだった。

                   試合経過

 前半8分、相手陣内中盤でボールを得たヤイデン・オーステルヴォルデが、ペナルティエリア内まで持ち込みシュートを放ったが、ボールは、ディフェンダーに当たりコーナーキックに替わった。
 同9分、相手ディフェンスのミスで、ペナルティエリアの外でボールを得たライアン・ケントが、ペナルティエリア内へと持ち込み、いい位置からシュートを放つも、ボールは、外に出て行っただけだった。
 同25分、フェネルバフチェがゴールに迫った。左サイドからフェイントをかけながらゴールライン際まで持ち込んだヤイデン・オーステルヴォルデが、背後に出したボールに合わせて、ジョシュア・キングがシュートを放つと、ボールは、スパルタク・トルナヴァのディフェンスに入っていたコサに当たった。攻撃は続いたが、結局は、ディフェンスが、ボールを大きくクリアしてしまった。
 後半7分、フェネルバフチェがゴールに迫った。ペナルティエリア手前で得たフリーキックを、ミハ・ザイッチが蹴り、直接ゴールを狙う、いいキックを見せたが、GKが、際どくコーナーキックに替えた。
 同17分、ジョシュア・キングのスルーパスを左に受け、相手GKと1対1となったミシー・バチューハイがシュートを放ったが、GKは胸に収めてしまった。
 同25分、フェネルバフチェが先制した。右サイドで得たボールを持ち前進したジョシュア・キングが、ライアン・ケントとのワンツーをして、再び、ペナルティエリア内でボールを得た。そして、枠を見据えて放ったシュートが、スパルタク・トルナヴァのゴールネットに収まったのだった。0:1。
 同36分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。ペナルティエリア内ゴール左斜め前で、ヤイデン・オーステルヴォルデからボールをもらい、ゴールライン際までボールを持ち込んだフレッドが、グランダーの強いパスを出し、そのコースに入ったジョシュア・キングが触れると、ゴールが決まったのだった。0:2。
 同43分、ホームのスパルタク・トルナヴァが、点差を1と縮めた。ディフェンスに入っていたヤイデン・オーステルヴォルデが奪われたボールを、ペナルティエリア内で得たオフォリがゴールを決めたのだった。1:2。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=ブライト・オシャイ・サミュエル、ロドリゴ・ベカン(後半18分:アレクサンデル・ジク)、セルダル・アズィズ、ヤイデン・オーステルヴォルデ=メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半18分:セバスティアン・シマンスキ)、ミゲル・クレスポ、ミハ・ザイッチ(後半18分:フレッド)=ジョシュア・キング(後半39分:ドゥサン・タディッチ)、ミシー・バチューハイ(後半39分:ウムト・ナイル)、ライアン・ケント



トラブゾン・スポルに朗報! 3選手が復帰(ファナティック紙 23.10. 5)

ネナード・ビュリツァ監督(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルは、アウェーで戦うアダナ・デミル・スポル戦に向けての準備を続けている。そのトラブゾン・スポルで、一昨日の練習には不参加だったディミトリス・クルペリス、タクシアルヒス・ファウンタス、トニオ・テクリッチが、昨日の練習では姿を見せていた。

 トルコ・リーグ第8節で、アダナ・デミル・スポルとのアウェー戦を戦うトラブゾン・スポルが、その準備を、昨日は、1回練習で行った。メフメット・アリ・ユルマズ・グランドで、ネナード・ビュリツァ監督指揮下、午前11時に始まった練習では、その最初の部分では、動きの多いウォーミングアップ、及び、ボールを手で使いながらのフィジカル練習を行っていた。
 ロンド練習、及び、狭いコートを使ったミニゲームと続き、練習を打ち上げた。足に受けた打撲で、昨日の練習には不参加だったディミトリス・クルペリス、タクシアルヒス・ファウンタス、トニオ・テクリッチの3選手は、昨日の練習では、チームに合流していた。トラブゾン・スポルは、アダナ・デミル・スポル戦に向けての準備を、本日午後2時から始まる連習で終え、アダナに向かうことになっている。



ヨーロッパ遠征が蘇った! ガラタサライが、2度に渡りリードを許した試合で、マンチェスター・ユナイテッドを2:3でくだした(タクヴィム紙+NTV補綴 23.10. 4)

マウロ・イカルディ(ガラタサライ公式Twitter) ケレム・アクテュルコウル(左)(ハベル・テュルク紙)  ガラタサライが、チャンピオンズリーグ第2節で、リードを許したにも拘らず、マンチェスター・ユナイテッドを2:3でくだした。マンチェスター・ユナイテッドは、ラスムス・ホイルンドのゴールで先制した。同23分、ヴィルフリート・ザハがお返しをした。後半22分に、ラスムス・ホイルンドのゴールで、2:1となった。同26分、ケレム・アクテュルコウルのゴール弾が生まれた。そして、同33分にPKを失敗したマウロ・イカルディが、同36分に、歴史に刻むゴールを決めた。
 前半2分、ラスムス・ホイルンドのパスを、PKポイント辺りで受けたブルーノ・フェルナンデスがダイレクトでシュートを放つと、ボールは、枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。
同17分、ディフェンスから出されたロングボールを受け、右サイドから攻撃に参加したマーカス・ラッシュフォードがペナルティエリア内へと持ち込み、センタリングを入れると、そのコースに入って来たラスムス・ホイルンドがヘッドで合わせると、ゴールネットを揺らした。0:1。
 同23分、同点弾が生まれた。ダヴィンソン・サンチェスが、ディフェンス・ラインから送ったロングパスを受け、ペナルティエリア内へと持ち込んだヴィルフリート・ザハが、ディオゴ・ダロトのチェックを、うまくかわしシュートを放つと、ボールは、相手選手に当たり、マンチェスター・ユナイテッドのゴールネットを揺らした。1:1。
 後半22分、マンチェスター・ユナイテッドが、再度、リードを奪った。セルジオ・オリヴェイラから奪い、自陣からガラタサライのペナルティエリアまで進んだラスムス・ホイルンドが、ムスレラと1対1となったところからシュートを放つと、ムスレラの左を抜け、ガラタサライのゴールネットを揺らした。2:1。
 同26分、ガラタサライが、再度、同点に追いついた。マウロ・イカルディのパスを受け、右サイドから攻撃に加わったバルシュ・アルペル・ユルマズが、ペナルティエリア内へと持ち込み、ケレム・アクテュルコウルにボールを出した。そのケレム・アクテュルコウルが、アンドレ・オナナと応対したところからシュートを放つと、マンチェスター・ユナイテッドのゴールネットを揺らした。2:2。
同31分、アンドレ・オナナのミスパスを咎め、そのコースに入ったドリース・メルテンスが、ペナルティエリア内で、カゼミーロのチェックを受けピッチに倒れたため、PKの指示が出された。カゼミーロは、これで、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。だが、同33分、このPKを蹴ったマウロ・イカルディは、枠の外に蹴り出してしまった。
 同36分、ガラタサライが逆転した。ダヴィンソン・サンチェスからのパスに反応してディフェンスの裏を取り、ペナルティエリア内へと持ち込んだマウロ・イカルディが、アンドレ・オナナの頭上を超えるループシュートを放つと、ゴールが生まれたのだった。2:3。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ(後半39分:タンギ・エンドンベレ)=ルカス・トレイラ(後半16分:セルジオ・オリヴェイラ)、カーン・アイハン(後半39分:ヴィクトール・ネルソン)=テテ(後半16分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ケレム・アクテュルコウル、ヴィルフリート・ザハ(後半27分:ドリース・メルテンス)=マウロ・イカルディ



フェネルバフチェ 5:0 チャイクル・リゼ(フェネルバフチェ公式HP改 23.10. 2)

ブライト・オシャイ・サミュエル(左)ハリル・イブラヒム・ペフリヴァン(右)(フェネルバフチェ公式HP) イルファン・ジャン・カフヴェジ(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第7節で、チャイクル・リゼを5:0でくだした。この結果、トルコ・リーグで7連勝を遂げたフェネルバフチェは、勝ち点を21に伸ばし、首位の座を守った。と同時に、ヨーロッパのカップ戦を含めると、14連勝を遂げたこととなった。フェネルバフチェのゴールは、前半3分にセバスティアン・シマンスキ、後半2分にイルファン・ジャン・カフヴェジ、同17分にエディン・ジェコ、同30分にドゥサン・タディッチ、同ロスタイム3分にジョシュア・キングが決めた。

 フェネルバフチェは、この木曜日に、カンフェランスリーグでスパルタク・トルナヴァと、次の日曜日にはカスムパシャと対峙する。

                   得点場面+α

 前半3分、エディン・ジェコが、ペナルティエリア内へと効果的なパスを出すと、タディッチが、ゴール左斜め前でダイレクトで内へと入れた。そのコースに入ったセバスティアン・シマンスキが、きれいなシュートを放つと、これが、チャイクル・リゼのゴールネットを揺らした。1:0。
 同38分、セバスティアン・シマンスキが、相手ディフェンスの裏を狙ったスルーパスを出すと、それに反応して動いたフレッドが、ペンディク・スポルのゴール右斜め前で、そのボールに追いついた。フレッドが、ダイレクトで、ファーサイドに向けパスを出すと、それに合わせたエディン・ジェコのゴールが決まった。主審は、最初はゴールを認定したが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、ゴールを取り消し、手を使った行為があったとして、相手にフリーキックを与えた。
 後半2分、セバスティアン・シマンスキが、左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティーエリア内で混戦が生じた。その中でボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジがシュートを放つと、これがゴールインした。2:0。
 同30分、左サイドでボールを持ち動き出し、相手選手をすり抜け、ペナルティーエリア内へと持ち込んだジョシュア・キングがシュートを放つと、ボールは、相手選手に当たり、タディッチの前へと転がった。そのボールをコントロールしたタディッチのシュートが、ゴールを生んだ。4:0。
 同17分、中盤で得たボールを持ち動き出したイルファン・ジャン・カフヴェジが、相手選手2人をかわしたあと、フレッドとワンツーを行った。ボールを、再びペナルティエリアへと入る手前で得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、スルーパスを出すと、走り込んで来たエディン・ジェコがシュートを放ち、チャイクル・リゼのゴールネットを揺らしたのだった。3:0。
 同ロスタイム3分、メルト・ハカン・ヤンダシュが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からファーサイドのゴールポストへとセンタリングを入れると、それをうまく捉えたジョシュア・キングのヘディングシュートがゴールとなった。5:0。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半38分:メルト・ミュルドゥル)、アレクサンデル・ジク、ロドリゴ・ベカン(後半23分:サメト・アカイドゥン)、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、フレッド=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半23分:ジョシュア・キング)、セバスティアン・シマンスキ(後半32分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半32分:ウムト・ナイル)
【チャイクル・リゼ】ギョクハン・アッカン=ムハッメト・タハ・シャヒン(後半29分:ジャン・ペッカ・レーヌ)、アッティラ・モッチ、エミルハン・トプチュ、カスパー・ホジャー(後半1分:ハリル・イブラヒム・ペフリヴァン)=ジョンジョ・シェルビー、ミトハト・パラ=マルティン・ミンチェフ(後半22分:アドルフォ・ガイチ)、ダル・ヴァレサノヴィッチ(後半1分:イブラヒム・オラウォイン)、ベンフル・ケ



ガラタサライ、逆転でアンカラ・グジュを倒す(タクヴィム紙+ベイン・スポル 23.10. 1)

ヴィルフリート・ザハ(ガラタサライ公式HP) マウロ・イカルディ(左)ウロス・ラダコヴィッチ(右)(スター紙)  トルコ・リーグ第7節で、優勝候補の1つ、ガラタサライが、ホームに迎えたアンカラ・グジュを、逆転でくだした。

 トルコ・リーグ第7節で、有力な優勝候補のガラタサライが、ホームにアンカラ・グジュを迎えた。ガラタサライは、一旦は、0:1とリードされながらも、ヴィルフリート・ザハのゴールとハイルラー・ビラゼルのオウンゴールで逆転に成功した。一方のアンカラ・グジュのゴールは、レナルド・ケパから生まれた。
 アンカラ・グジュをくだしたガラタサライは、勝ち点を19に伸ばした。その結果、ガラタサライは、同18のフェネルバフチェを抜き、首位に立った。ただ、フェネルバフチェは、試合数が1つ少ないが。トルコ・リーグで、今季6勝目を記録したガラタサライだが、それらは連勝だ。ガラタサライは、第1節でカイセリ・スポルと引き分けて以後、勝ち点を落としてないのだ。

                   目立った場面

 前半7分、テテからのパスをペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たザハがシュートを放ったが、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥは、身体を伸ばし、これを防ぎ、コーナーキックに替えた。
 同20分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からオリンピウ・モルタンがシュートを放つと、ボールは、ファーのゴール隅を捉えた。だが、GKムスレラが、際どいところでパンチングで防ぎゴールを許さなかった。
 同ロスタイム3分、サーシャ・ボエが、右サイドから出したパスを、ペナルティエリア内で得たマウロ・イカルディがシュートを試みたが、ボールは、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥが押さえた。
 後半3分、アンカラ・グジュが先制した。エフカン・ベキロウルのパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったレナルド・ケパが、GKムスレラと1対1となったところからシュートを放ち、これがゴールインしたのだった。0:1。
 同11分、リードを許したガラタサライが、攻撃を増していくと、この日活躍した1人ザハが、左サイドで得たボールを内へと切り返し、とても強いシュートを放つと、これが決まり、同点に追いついた。1:1。
 同24分、ガラタサライが逆転した。テテからのパスををペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たサーシャ・ボエがシュートを放った。そのボールを、ディフェンスに入ったハイルラー・ビラゼルが、倒れ込みながら外に出そうとしたところ、オウンゴールとなってしまった。2:1。
 同44分、ドリース・メルテンスが、右コーナーキックを蹴ると、ダヴィンソン・サンチェスが、ニアサイドでヘッドで合わせたが、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ダヴィンソン・サンチェス、カーン・アイハン、アンヘリーニョ=ルカス・トレイラ(後半37分:アブドゥルケリム・バルダクチュ)、ケレム・デミオルバイ(後半20分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=テテ(後半28分:ドリース・メルテンス)、ケレム・アクテュルコウル(後半37分:ハリル・デルヴィショウル)、ヴィルフリート・ザハ(後半28分:セルジオ・オリヴェイラ)=マウロ・イカルディ
【アンカラ・グジュ】バハドゥル・ハン・ギュンドードゥ=ハイルラー・ビラゼル、ウロス・ラダコヴィッチ(前半10分:メルト・チェティン)、ニハド・ムジャキッチ、マテジ・ハヌーセク(後半37分:タソス・ハツィギオヴァニス)=アンドレジ・ジョカノヴィッチ、アリ・カーン・ギュネレン(後半1分:アタカン・チャンカヤ)=レナルド・ケパ、オリンピウ・モルタン(後半16分:アルペル・ウルダー)、ガリー・ロドリゲス=リヤド・バジッチ(後半1分:エフカン・ベキロウル)



サムスン・スポル 1:2 ガジアンテップFK(ヒュリエット紙+ミリエット紙補綴 23. 9.30)

デニス・ドラグシュ(ガジアンテップFK公式Twitter) ムスタファ・エスキヘラッチ(左)モリケ・フォファナ(右)(ミリエット紙)  トルコ・リーグ第7節開幕試合で、ガジアンテップFKが、サムスン・スポルを、アウェー戦でありながらも1:2で勝った。

 トルコ・リーグ第7節開幕試合で、サムスン・スポルとガジアンテップFKが対峙した。このサムスンでの試合を1:2で制したガジアンテップFKは、これで2連勝となった。サムディカ監督率いるガジアンテップFKのゴールは、前半3分にデニス・ドラグシュが、同17分にはジェヴトヴィッチが決めた。サムスン・スポルの唯一のゴールは、後半ロスタイム3分にオリヴィエ・エンチャムが決めた。この結果、ガジアンテップFKは勝ち点を6に伸ばし、一方のサムスン・スポルは同1に留まった。

                   試合経過

 前半3分ムスタファ・エスキヘラッチが右サイドから持ち込んだボールを受け、狙いすましたグランダーのシュートを、デニス・ドラグシュが放つと、これが、サムスン・スポルのゴールネットを揺らした。0:1。
 同8分、ディフェンスからのこぼれ球を、ペナルティエリアの外で得たユセフ・アイ・ベナセルが、強烈なシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同15分、相手からボールを奪い、前進したエムレ・クルンチが、枠を見据えてシュートを放ったが、ボールは、ゴールポストの右傍らを僅かに逸れて外に出て行ってしまった。
 同17分、ガジアンテップFKが2点目を決めた。1点目を決めたデニス・ドラグシュが、今回は攻撃の起点となった。デニス・ドラグシュがパスを出すと、それに、フルカン・ソヤルプが軽く触れ方向を変え、ボールをマルコ・ジェヴトヴィッチに預けた。それに合わせて、落ち着いて強いシュートを、マルコ・ジェヴトヴィッチが放つと、ゴールが生まれたのだった。0:2。
 後半15分、サムスン・スポルの右サイドで生まれた攻撃で、キングスリー・シンドラーがペナルティエリア内へ向けてセンタリングを入れると、ボールが、ランドリー・ディマタに渡る前にボールコースに入ったムスタファ・エスキヘラッチが、大きな意味のある危険の回避を行って見せた。
 同20分、ワンツーを行い、ペナルティエリア手前まで進出したランドリー・ディマタが、シュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同25分、サムスン・スポルが右コーナーキックを蹴ると、オスマン・チェリクが、右足一閃、シュートを放つも、パピ・ジラボジが、これをヘッドでコーナーキックに替えた。
 同45分、アルビアン・アイエティの手にボールが当たると、ヴィデオ判定システムに向かった主審がPKを宣告した。同ロスタイム1分、ランドリー・ディマタが、このPKを蹴ると、GKが防いだ。だが、GKが、ゴールラインより早めに離れたとして、PKの蹴り直しが指示され、今度は、PKをオリヴィエ・エンチャムが蹴り、点差を1に縮めるゴールが決まった。

【サムスン・スポル】オカン・コジュク=キングスリー・シンドラー(後半33分:ムハメッド・ギュムシュカヤ)、ルボミル・サトカ、リック・ファン・ドレンゲレン、ソネル・ギョニュル=ユセフ・アイ・ベナセル(後半1分:エルジャン・カラ)=エムレ・クルンチ(後半1分:オスマン・チェリク)、カルロ・ホルセ、フラヴィアン・テ(後半13分:オリヴィエ・エンチャム)、モリケ・フォファナ(後半1分:ゼキ・ヤウル)=ランドリー・ディマタ
【ガジアンテップFK】フローリン・ニタ=ムスタファ・エスキヘラッチ、アルダ・クズルダー、ニコラ・ヌクル、パピ・ジラボジ、ジュニオール・モレ=マックス・グラデル、フルカン・ソヤルプ、マルコ・ジェヴトヴィッチ(後半27分:ジャニオ・ビケル)、アレクサンドル・マキシム(後半35分:アルビアン・アイエティ)=デニス・ドラグシュ(後半27分:ラザル・マルコヴィッチ)



フェネルバフチェ 4:0 バシャクシェヒル・スポル(フェネルバフチェ公式HP 23. 9.29)

アレクサンデル・ジク(フェネルバフチェ公式HP) フェルディ・カドゥオウル(左)レオ・ドゥアルテ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第3節延期試合で、ホームに、バシャクシェヒル・スポルを迎えた。フェネルバフチェは、終始、優位に試合を進め、この試合を4:0で制した。この結果、6連勝を遂げたフェネルバフチェは、勝ち点を18に伸ばし、首位の座を守った。と同時に、フェネルバフチェは、この勝利で、ヨーロッパのカップ戦を含めると13連勝となった。この試合で、フェネルバフチェの生み出したゴールは、前半5分にアレクサンデル・ジク、同10分には、レオ・ドゥアルテのオウンゴール、同20分と後半35分には、セバスティアン・シマンスキンから生まれた。フェネルバフチェは、トルコ・リーグでは、この日曜日には、チャイクル・リゼをホームに迎える。

                   試合経過

 前半5分、セバスティアン・シマンスキが、左コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内で、クルズィストフ・ピアテクがクリアしようとしたボールが、ゴール右斜め前にいたアレクサンデル・ジクの前に転がった。そのアレクサンデル・ジクが、走り込んできて、右足ヴォレーでシュートを放つと、ボールは、エデン・カルゼフに当たり、ゴールインした。1:0。
 同10分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、右サイドからファーサイドへセンタリングを入れると、タディッチが、エディン・ジェコにボールを渡そうとしたが、エディン・ジェコが触れる前に、レオ・ドゥアルテが、ボールに足を出すと、これがオウンゴールとなってしまった。2:0。
 同20分、ジェマリ・セルテルのミスパスで、ペナルティエリア手前でボールを得たセバスティアン・シマンスキが、ゴール隅を狙った強いシュートを放つと、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットが揺れた。3:0。
 同32分、フェネルバフチェの組織的な攻撃で、セバスティアン・シマンスキが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前にいたフェルディ・カドゥオウルにボールを出した。そのフェルディ・カドゥオウルが、PKポイント辺りにボールを出すと、いい位置にいたタディッチがシュートを放つも、GKが、両足を使い、これを防ぎ、ボールはピッチに跳ね返った。
 後半6分、GKリヴァコヴィッチのロングキックを、タディッチがヘッドで落としたボールを、エディン・ジェコが、ペナルティエリア内でコントロールした。そして、ゴール左斜め前からシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同35分、タディッチがセンタリングを入れると、ミシー・バチューハイがヘッドで落とした。それを捉えたセバスティアン・シマンスキが、至近距離からがら空きとなっていたゴールに蹴り込んだ。4:0。そして、残りの時間では、他のゴールは生れることはなく、フェネルバフチェが、4:0で、この試合を制したのだった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=フェルディ・カドゥオウル、アレクサンデル・ジク(後半28分:セルダル・アズィズ)、ロドリゴ・ベカン、ヤイデン・オーステルヴォルデ=フレッド(後半18分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、イスマイル・ユクセキ(後半39分:バルトゥー・エルマズ)イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半28分:ジョシュア・キング)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半18分:ミシー・バチューハイ)
【バシャクシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=エデン・カルゼフ、ジェマリ・セルテル、レオ・ドゥアルテ、ルカス・リマ=デニズ・テュルチ、ダニエル・アレクシッチ(後半24分:メフディ・アビード)、ベルカイ・オズジャン(後半36分:マフムト・テクデミル)、セルダル・ギュレル=クルズィストフ・ピアテク(前半31分:フィリップ・ケニー)、ディミトリス・ペルカス(前半31分:ジョアオ・フィゲレイド)



ベシクタシュ、アダナで重傷を負う(TRT改 23. 9.28)

ラシド・ゲザル(左)ナニ(右)(ベシクタシュ公式HP) エムベイェ・ニアン(NTV)  トルコ・リーグ第3節延期試合で、アダナ・デミル・スポルが、ホームでベシクタシュを4:2でくだした。

 アダナ・デミル・スポルとベシクタシュが、トルコ・リーグ第3節延期試合で、新アダナ・スタジアムで対峙した。ホームのアダナ・デミル・スポルは、前半8分に、ユヌス・ベランダが先制点をあげた。同17分、エムベイェ・ニアンが、点差を2と拡げた。後半14分、エムレ・アクババが3点目を決めた。同30分、ユスフ・エルドーアンが、点差を4と拡げた。アウェーのベシクタシュは、後半34分に、ヴァンサン・アブバカルが初ゴールをあげた。同44分には、ミロト・ラシツァが、点差を2と縮めた。そして、試合は4:2で終わった。この結果、アダナ・デミル・スポルは、勝ち点を11の伸ばし3位に就けた。一方、今季の2敗目を喫し、勝ち点10となったベシクタシュは6位となった。

                   得点場面

 前半8分、アダナ・デミル・スポルが先制した。中盤で、アンドロー・グラヴィヨンがプレスをかけ、ボールを手にしたユヌス・ベランダが、ペナルティエリアの外距離のあるところから強いシュートを放つと、GKメルト・ギュノクが飛びついて防ごうとしたが、ボールは、転がりながらゴールネットに収まった。1:0。
 同17分、アダナ・デミル・スポルが、点差を2と拡げた。セミフ・ギュレルが、自陣からフリーキックを蹴り、そのボールを得たエムベイェ・ニアンが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放つと、ピッチを跳ねたボールが、ベシクタシュのゴールネットに収まった。2:0。
 後半14分、アダナ・デミル・スポルが3点目を決めた。ユスフ・サルが、左コーナーキックを蹴ると、ファーサイドにいたエムレ・アクババがヘッドで合わせ、ゴールが生まれたのだった。3:0。
 同30分、アダナ・デミル・スポルが、点差を4と拡げた。左サイドでナニとワンツーをしてペナルティエリア内へと入ったユスフ・エルドーアンが放ったシュートが、GKエルシン・デスタノウルの左を抜け、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。4:0。
 同34分、ベシクタシュが、この試合初のゴールを決めた。GKヴェダト・カラクシュが大きくクリアできなかったボールをコントロールしたヴァンサン・アブバカルが、これを好機と見て、ペナルティエリア内ゴール左斜め前の角度のないところからシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。4:1。
 同44分、ベシクタシュが、点差を2と縮めた。ペナルティエリア内で、ジェンク・トスンが出したパスを得たミロト・ラシツァの放ったシュートが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。4:2。

【アダナ・デミル・スポル】ヴェダト・カラクシュ=ヨナス・スヴェンソン、セミフ・ギュレル、アンドロー・グラヴィヨン、アブドゥラヒム・ドゥルスン(後半35分:アブドゥルサメト・ブラク)=ドルクハン・トコズ(後半15分:タイフン・アイドーアン)、エムレ・アクババ=ユスフ・サル、ユヌス・ベランダ(後半1分:ユスフ・エルドーアン)、ナニ(後半35分:イゼット・チェリク)=エムベイェ・ニアン(後半20分:ユスフ・バラシ)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク(前半29分:エルシン・デスタノウル)=ヴァレンティン・ロシエ(後半20分:オヌル・ブルト)、ネジプ・ウイサル、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=アミル・ハジャフメトヴィッチ=ラシド・ゲザル(後半20分:ジャクソン・ムレカ)、サリフ・ウチャン(後半40分:バクティヤール・ザイヌトディノフ)、アレックス・オックスレイド・チェンバレン(後半1分:ミロト・ラシツァ)、ジェンク・トスン=ヴァンサン・アブバクル



イスタンブル・スポル 0:1 ガラタサライ(ベイン・スポル+ミリエット紙補綴 23. 9.27)

マウロ・イカルディ(ガラタサライ公式HP) ジャクソン・ロレンティーノ(左)カーン・アイハン(右)(ミリエット紙)  ガラタサライが、トルコ・リーグ第3節の延期試合を、アウェーで戦い、イスタンブル・スポルを0:1でくだした。

 アタテュルク・オリンピック・スタジアムで、ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、前半42分にマウロ・イカルディが決めた。前半37分には、ガラタサライは、おもしろいPKの蹴り方をした。まず、ケレム・アクテュルコウルが蹴り、マウロ・イカルディにパスを出した。絶好の位置にいたマウロ・イカルディだったが、ゴールを決められなかった。ガラタサライは、この勝利で、5連勝を飾るとともに、勝ち点を16とした。一方、今季、まだ勝利のないイスタンブル・スポルは、これで3連敗となり、勝ち点は2に留まったままだ。

                   試合経過

 試合開始早々優位に立ったガラタサライは、前半2分、ゴールに迫った。サーシャ・ボエのセンタリングに合わせて、ケレム・アクテュルコウルがダイレクトでシュートを試みたが、GKダヴィッド・ヤンセンが、これを押さえた。
 同3分、テテからのパスを受けたドリース・メルテンスが、GKと1対1となりながらもゴールを決められなかった。
 同8分、ガラタサライは、ゴールに迫った。ドリース・メルテンスが、約25mの距離から強烈なシュートを放つも、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返ったのだった。
 同15分、イスタンブル・スポルが、いい攻撃を見せた。スピードに乗った攻撃で、トゥラオレが、スペースを作ったのちにシュートを放ったが、ムスレラがゴールを許さなかった。
 同35分、ガラタサライがPKを獲得した。ここで、おもしろいPKの蹴り方をしたのだった。
 同42分、ガラタサライが先制した。左サイドでボールを持ち込んだケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリア内にいたマウロ・イカルディにパスを出した。そのマウロ・イカルディが、ボールをコントロールしたあとに、左ゴール隅を狙ったシュートを放つと、これが、イスタンブル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 後半22分、テテからのパスを、ペナルティエリアの外で得たケレム・デミルバイが、左足一閃、強いシュートを放つと、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同34分、右サイドからゴールエリアへと、バルシュ・アルペル・ユルマズがボールを入れると、それに、アブドゥルケリム・バルダクチュが触れたところ、ゴールが決まった。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、アブドゥルカディル・ビティゲン主審は、オフサイド判定をくだし、ゴールは取り消されてしまった。

【イスタンブル・スポル】ダヴィド・イエンセン=デメアコ・ドゥハネイ、メフメト・イエシル、オカン・エルドーアン、アリ・ヤシャル=アラッサーヌ・ンダオ(後半16分:ダヴィッド・サンビッサ)、エドゥアルド・ロッカ、フローリアン・ロシャジュ(後半ロスタイム1分:エスレム・オズテュルク)、ワロン・エテミ(後半26分:ジャクソン・ロレンティーノ)=メンディ・ママドゥ(後半16分:イブラヒム・ユルマズ)、ジャカリジャ・トゥラオレ(後半26分:ムアッメル・サルカヤ)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、カーン・アイハン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ=ルカス・トレイラ(後半39分:ヴィクトール・ネルソン)、ケレム・デミオルバイ(後半33分:セルジオ・オリヴェイラ)=テテ(後半14分:セドリック・バカンブ)、ドリース・メルテンス(後半11分:ヴィルフリート・ザハ)、ケレム・アクテュルコウル(後半33分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=マウロ・イカルディ



ハタイ・スポル 3:2 トラブゾン・スポル(ヒュリエット紙 23. 9.26)

ポール・オヌアチュ(左)ガイ・マルセリン・キラマ(右)(ソズジュ紙) ランケル・ゼ(左)リゴベルト・リヴァス(右)(タクヴィム紙)  トルコ・リーグ第6節最終試合で、ハタイ・スポルが、0:2とリードされながらも逆転して、3:2でトラブゾン・スポルをくだした。

 トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグ第6節で、ヴォルカン・デミレル監督率いるハタイ・スポルと対峙した。一旦は、0:2とリードを許したハタイ・スポルだったが、トラブゾン・スポルを3:2で退けた。ホームのハタイ・スポルに勝利をもたらしたゴールは、後半27分にリゴベルト・リヴァスが、同43分にランケル・ゼが、そして、同ロスタイム7分にフィサヨ・デレ・バシルが決めた。トラブゾン・スポルのゴールは、前半44分にエディン・ヴィスチャ、後半17分にポール・オヌアチュから生まれた。この結果、ハタイ・スポルは、今季の初勝利を記録して、勝ち点を7、順位を10位に上げた。一方のトラブゾン・スポルは、同9で5位のままである。

                   試合経過

 前半4分、ギオルギ・アブルジャニアとパス交換をしながら、ペナルティエリア内へと入ったフィサヨ・デレ・バシルがシュートを放つも、GKが押さえてしまった。
 同44分、ウーウルジャン・チャクルがフィードしたボールを、ポール・オヌアチュがヘッドで、エディン・ヴィスチャにパスを送った。そのエディン・ヴィスチャが、ペナルティエリア内へと持ち込み放ったシュートが、ハタイ・スポルのゴールネットを揺らした。0:1。
 同ロスタイム7分、エディン・ヴィスチャからのパスを、ゴール左斜め前で得たエニス・バルディがシュートを放ったが、GKエルジェ・カルデシュレルが倒れ込みながらも、これをクリアした。
 後半8分、リゴベルト・リヴァスが、左サイドからセンタリングを入れると、ランケル・ゼが、至近距離からシュートを放つと、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同17分、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだエレン・エルマルがパスを出すと、ファーサイドでボールを得たポール・オヌアチュが、それに合わせて放ったシュートが、ゴールインした。0:2。
 同27分、ハタイ・スポルの攻撃で、カルロス・ストランベリが放ったシュートが、ディフェンスに当たり、そのボールを、ファーサイドで捉えたリゴベルト・リヴァスが強いシュートを放つと、トラブゾン・スポルのゴールネットに突き刺さった。1:2。
 同43分、ペナルティエリア・ライン上からフィサヨ・デレ・バシルが放った強いシュートに、ランケル・ゼが触れると、これがゴールインした。2:2。
 同ロスタイム6分、左サイドで始まったハタイ・スポルの攻撃で、ジョエルソン・フェルナンデスが出したパスを得たフィサヨ・デレ・バシルが、ゴール左斜め前からシュートを放つと、トラブゾン・スポルのゴールネットに収まった。3:2。

【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=キャーミル・アフメット・チョレクチ(後半22分:ギョルケム・サーラム)、ブラク・ベカロウル、ガイ・マルセリン・キラマ、ファウジ・グラム(後半28分:オウズハン・マトゥル)=マッサンガ・マトンド(後半39分:レナト・ダダショフ)、ギオルギ・アブルジャニア(後半22分:ジョエルソン・フェルナンデス)=リゴベルト・リヴァス、ランケル・ゼ、フィサヨ・デレ・バシル=カルロス・ストランベリ
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=メフメット・ジャン・アイドゥン、ライヤン・バニヤ、フィリップ・ベンコヴィッチ、エレン・エルマル=バティスタ・メンディ、アナスタシオス・バカセタス=エディン・ヴィスチャ(後半38分:トレゼゲ)、アブドゥルカディル・オミュル(後半23分:ベラト・オズデミル)、エニス・バルディ=ポール・オヌアチュ(後半23分:エニス・デスタン)



フェネルバフチェ、5連勝!(ファナティック紙+フェネルバフチェ公式HP補綴 23. 9.25)

リカルド・カンディド、エディン・ジェコ、フルカン・バユル(左)(フェネルバフチェ公式HP) イルファン・ジャン・カフヴェジ(ソズジュ紙)  トルコ・リーグ第6節で、フェネルバフチェが、アランヤ・スポルとのアウェー戦を戦った。ここまで11連勝中のフェネルバフチェは、勝利を1つ加え、12連勝を飾ることになった。アランヤ・スポルは、4連続引き分けのあと、敗北を喫してしまった。フェネルバフチェはイルファン・ジャン・カフヴェジが、前半43分に決めたゴールで、このアウェー戦に勝利をおさめ、トルコ・リーグでの首位の座を、ガラタサライから奪ったのだった。

 イスマイル・カルタル監督とともに、今季負け知らずで、公式戦11連勝中だったフェネルバフチェが、アランヤでのアウェー戦に勝ち、連勝を12に伸ばした。この結果、フェネルバフチェは、ガラタサライから首位の座を奪うことになった。フェネルバフチェは、勝ち点を15とし、今節を首位で終えることになったのだ。

                   試合経過

 前半9分、フェルディ・カドゥオウルが、左サイドからペナルティエリア内へと、ボールを入れた。そのコースに入ったエディン・ジェコが、それに合わせて、シュートを放ったが、アランヤ・スポルのユスフが、ゴールを許さなかった。
 同21分、フェネルバフチェは、アランヤ・スポル陣内でパスをかわしたのに対し、アランヤ・スポルは、 速い攻撃で、フェネルバフチェのゴールに危険な場面を作ろうとしていた。
 同26分、ペナルティエリア内で、セバスティアン・シマンスキからのパスを受けたエディン・ジェコがシュートを放つも、またしても、アランヤ・スポルのGKユスフを越えることができなかった。
 同43分、フェネルバフチェが0:1と先制した。イスマイル・ユクセキが、左サイドからセンタリングを入れると、セバスティアン・シマンスキが、エディン・ジェコに向け、ボールを落とした。エディン・ジェコは、右サイドからペナルティエリア内へと動くイルファン・ジャン・カフヴェジにボールを出した。すると、そのイルファン・ジャン・カフヴェジが、ボールを、自身の左足に引き寄せ、相手選手をすり抜けると、シュートを放ち、これが、アランヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。そして、前半は、フェネルバフチェが0:1とリードをして終わった。
 後半2分、イルファン・ジャン・カフヴェジからのパスを、ペナルティエリア内で得たフレッドがシュートを放つと、GKユスフは、左に倒れ込みながら、このボールをコントロールした。
 同14分、アランヤ・スポルのオメル・エルドーアン監督が、スローインのボールを、ロドリゴ・ベカンに渡さなかったために、レッドカードが出された。
 同34分、フェネルバフチェのセバスティアン・シマンスキが、ペナルティエリアの手前からシュートを放つも、GKユスフが、しっかりと胸に受け止めた。

【アランヤ・スポル】ユスフ・カラギョズ=ロイデ・アウグスト(後半35分:アンデルソン・シルヴァ)、フルカン・バユル、フィダン・アリティ、ユスフ・オズデミル=ニコラス・ジャンヴィエール、リカルド・カンディド=エフェジャン・カラジャ、ジョアオ・ノヴァイス(後半28分:フロレント・ハデルジョナジ)、カルロス・エドゥアルド(後半23分:オウズ・アイドゥン)=セルジオ・コルドヴァ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半33分:ミシー・バチューハイ)、アレクサンデル・ジク、ロドリゴ・ベカン、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、フレッド=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半ロスタイム4分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、セバスティアン・シマノフスキ(後半43分:サメト・アカイドゥン)、ドゥサン・タディッチ(後半33分:ライアン・ケント)=エディン・ジェコ(後半33分:ヤイデン・オーステルヴォルデ)



バシャクシェヒル・スポル 1:2 ガラタサライ(ベイン・スポル+TRT補綴 23. 9.24)

ハキム・ツィエクを讃える(ガラタサライ公式Twitter) エマニュエル・ボナヴェントゥール(左)テテ(右)(ガラタサライ公式Twitter)  ガラタサライが、トルコ・リーグ第6節のアウェー戦で、バシャクシェヒル・スポルを1:2でくだした。

 バシャクシェヒル・ファーティフ・テリムスタジアムで行われたこの試合、ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、ハキム・ツィエクとマウロ・イカルディだった。バシャクシェヒル・スポルの唯一のゴールは、ガラタサライからレンタルされたレオ・デュボアから生まれた。これで、トルコ・リーグで4連勝を飾ったガラタサライは、勝ち点を13とした。チャーダーシュ・アタン監督就任後、初の敗戦となったバシャクシェヒル・スポルは、これで、今季4敗目となった。
 ここまでの試合では、サムスン・スポル戦で、マウロ・イカルディのゴールのアシストを記録したハキム・ツィエクが、ガラタサライ入団後の初ゴールを決めた。モロッコ人選手ハキム・ツィエクは、前半43分に素晴らしいゴールを決めたのだった。これで、ハキム・ツィエクは、ガラタサライで出場した2試合で1ゴール2アシストを記録したことになる。
 ガラタサライの若きカズムジャン・カラタシュが、前半25分に故障を発生させた。そのため、同28分にカーン・アイハンとの交替を余儀なくされてしまった。
 ガラタサライのアルゼンチン人スーパースターのマウロ・イカルディは、このバシャクシェヒル・スポル戦でも得点を記録した。記録によると、先発メンバーで出た12試合連続でゴールを決めた初じめての選手となった。

                   得点場面

 前半43分、ガラタサライが先制した。テテからのパスをコントロールしたハキム・ツィエクが、素晴らしいシュートを放つと、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットが揺れたのだった。0:1。
 後半3分、ガラタサライはPKを獲得した。テテからのパスに反応して、ペナルティエリア内ゴール左斜め前へ動いたケレム・アクテュルコウルが、バのチェックを受けピッチに倒れると、カディル・サーラム主審はPKを指示したのだった。そして、このPKを、マウロ・イカルディが落ち着いて蹴ると、ゴールが生まれたのだった。0:2。
 同19分、バシャクシェヒル・スポルが、点差を1と縮めた。右サイドから攻撃参加したレオ・デュボアがペナルティエリアへと持ち込み、内へとボールを入れた。すると、そのボールが枠を捉え。サンチェスが、スライディングをして、これを防ごうとしたが、その前に、ボールはゴールラインを割っていたとして、カディル・サーラム主審はゴールを認定したのだった。1:2。

【バシャクシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=レオ・デュボア(後半30分:ジャマリ・セルテル)、レオ・ドゥアルテ、ウセーヌ・バ、ルカス・リマ=エデン・カルゼフ(後半15分:メフディ・アビード)=セルダル・ギュレル、ダニエル・アレクシッチ(後半15分:ジョアオ・フィゲレイド)、ベルカイ・オズジャン(後半30分:ディミトリス・ペルカス)、エマニュエル・ボナヴェントゥール(後半1分:デニズ・テュルチ)=クルズィストフ・ピアテク
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、カズムジャン・カラタシュ(前半28分:カーン・アイハン)=ルカス・トレイラ、セルジオ・オリヴェイラ(後半1分:ケレム・デミオルバイ)=テテ(後半35分:タンギ・エンドンベレ)、ハキム・ツィエク(後半19分:ヴィルフリート・ザハ)、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半1分:ケレム・アクテュルコウル)=マウロ・イカルディ



ガジアンテップFK 2:0 イスタンブル・スポル(ベイン・スポル+アクシャム紙補綴 23. 9.23)

ムスタファ・エスキヘラッチ(左)ヴェファ・テメル(右)(ガジアンテップFK公式Twitter) デニス・ドラグシュ(ガジアンテップFK公式Twitter)  トルコ・リーグ第6節開幕試合で、ガジアンテップFKとイスタンブル・スポルが対峙した。

 ガジアンテップ・カリョン・スタジアムで行われた試合を、デニス・ドラグシュのゴールなどで2:0で制したガジアンテップFKは。今季初勝利をホームであげた。ガジアンテップFKの勝利をもたらしたゴールは、後半28分にデニス・ドラグシュが、同ロスタイム5分に、アルビアン・アイエティが決めたのだった。一方、この試合の前半27分、故障を発生させ、交替を余儀なくされたイスタンブル・スポルシモン・デリは、担架に乗せられピッチをあとにした。31歳のこのストッパーは、右足を骨折したのではないかとの疑いを持たれている。この結果、トルコ・リーグで初勝利をあげたガジアンテップFKは、勝ち点を3としたのに対し、イスタンブル・スポルは同2に留まった。

                    試合経過

 前半2分、ガジアンテップFKnデニス・ドラグシュがゴールを決めたが、オフサイド判定でゴールとは認定されなかった。
 同21分、ガジアンテップFKのアルダ・クズルダーがゴールを決めたが、今度も、主審は、オフサイド判定をくだし、ゴールと認定しなかった。
 同43分、ホームのガジアンテップFKの右サイドでの攻撃で、ペナルティエリア内へとボールを持ち込んだフルカン・ソヤルプがシュートを、ゴールラインに立ちはだかったオカン・エルドーアンが、足を使い、これをクリアした。
 同24分、ガジアンテップFKの攻撃で、マックス・グラデルのセンタリングで、ペナルティエリアでボールを得たデニス・ドラグシュがシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同28分、ガジアンテップFKが先制した。ラザル・マルコヴィッチがコーナーキックを蹴り、内へと放り込むと、それに合わせて、デニス・ドラグシュのヘディングシュートが炸裂したのだった。1:0。
 同ロスタイム5分、ガジアンテップFKが、点差を2と拡げた。ラザル・マルコヴィッチが、ペナルティエリアの右サイドからゴール前へ入れたボールを得たアルビアン・アイエティの放ったシュートが、GKイエンセンを右を抜け、イスタンブル・スポルをゴールネットに収まった。2:0。

【ガジアンテップFK】フローリン・ニタ=ムスタファ・エスキヘラッチ、アルダ・クズルダー、ニコラ・ヌクル、パピ・ジラボジ、ジュニオール・モレ=マックス・グラデル(後半26分:ラザル・マルコヴィッチ)、フルカン・ソヤルプ、ジャニオ・ビケル(後半11分:マルコ・ジェヴトヴィッチ)、アレクサンドル・マキシム(後半26分:アルビアン・アイエティ)=デニス・ドラグシュ(後半42分:サレム・ンバカタ)
【イスタンブル・スポル】ダヴィド・イエンセン=ヴェファ・テメル(後半34分:アリ・ヤシャル)、シモン・デリ(前半32分:オカン・エルドーアン)、メフメト・イエシル、デメアコ・ドゥハネイ=ワロン・エテミ、エドゥアルド・ロッカ、フローリアン・ロシャジュ(後半34分:ムアッメル・サルカヤ)、アラッサーヌ・ンダオ=イブラヒム・ユルマズ(後半25分:エミル・ギュルテキン)、ジャクソン・ロレンティーノ



フェネルバフチェ、UEFA欧州カンフェランスリーグを勝利でスタート(フェネルバフチェ公式HP改 23. 9.22)

ジョスア・キング(右)(スター紙) ミシー・バチュハイ、セルダル・アズィズ(左から)(aspor)  UEFA欧州カンフェランスリーグH組第1節で、デンマークのノアシュランを、ウルケル・スタジアムに迎えたフェネルバフチェは、3:1で勝った。今季の11試合を、全て勝っているフェネルバフチェは、この試合に勝利を導いたゴールは、前半24分にミゲル・クレスポ、同30分にミシー・バチューハイ、後半2分にセルダル・アズィズが決めた。アウェーのノアシュランの唯一のゴールは、後半10分にオリヴァー・ヴィラドセンが決めた。

 H組のもう1試合は、ルドゴレツが、スパルタク・トルナヴァを4:0でくだした。フェネルバフチェは、グループリーグ戦の第2節で、10月5日(木)に、スロバキアのスパルタク・トルナヴァと、アントナ・マラティンスケーホ・スタジアムで対峙する。この試合は、トルコ時間午後10時より始まる。

                    試合経過

 この試合の最初のチャンスは、試合開始直後にフェネルバフチェに生まれた。左サイドで持ち込まれたボールを、ペナルティエリア手前で得たメルト・ハカン・ヤンダシュが、左足一閃、シュートを試みると、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同24分、フェネルバフチェが、この日最初のゴールを決めた。右サイドで、フレッドがフリーキックを蹴ると、ニアサイドにいたミゲル・クレスポがヘッドで合わせ、ゴールが決まったのだった。1:0。
 同30分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。中盤でボールを得たフレッドが、ディフェンスの裏に送ったボールに反応したミシー・バチューハイが、ボールを持ち、ペナルティエリア内へと入るやシュートを放つと、これが、ノアシュランのゴールネットを揺らしたのだった。2:0。
 同39分、アウェーのノアシュランが危険な場面を作った。ヤイデン・オーステルヴォルデがカットしたボールが、目の前に落ちたのを捉えたマルクス・イングヴァルトセンがシュートを放つと、GKドミニク・リヴァコヴィッチがパンチングで、これを防いだ。
 後半2分、メルト・ハカン・ヤンダシュがコーナーキックを蹴り、ディフェンダーが、ヘッドに当てると、ボールが背後へと跳ねた。そのボールを捉え、いいジャンプを見せたセルダル・アズィズのヘディングシュートがゴールインした。3:0。
 同10分、アウェーのノアシュランが、点差を2に縮めた。フェネルバフチェのペナルティエリア内での混戦で、アレクサンデル・ジクがペナルティエリアからクリアしたボールが、ミゲル・クレスポに当たり、ゴール右斜め前で待ち構えていたオリヴァー・ヴィラドセンの前に落ちた。そのオリヴァー・ヴィラドセンの放ったシュートがゴールとなったのだった。3:1。
 同17分、中盤でボールを得たジョシュア・キングが、ゴール左斜め前へロングパスを出した。そのボールを得たライアン・ケントが、ドリブルで、ペナルティエリアまで持ち込み、左足で軽くシュートを放つと、ボールは、ディフェンスに当たり、コーナーキックに替わった。
 同20分、左サイドで生まれた攻撃で、メルト・ハカン・ヤンダシュからのパスを、ペナルティエリア・ライン手前で得たフレッドが、フェイントをかけシュートを放った。だが、ボールは、ディフェンスに当たり、コーナーキックに替わった。
 同25分、フレッドが、再び、危険な場面を作った。ペナルティエリア手前でボールを得て、シュートを放つと、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同34分、右サイドでボールを持ち、ペナルティエリアまで進出したブライト・オシャイ・サミュエルが、ボールを、PKポイントに向け送った。だが、ディフェンダーにクリアされてしまった。
 同36分、ヤイデン・オーステルヴォルデが、左サイドから持ち込んだボールを、セバスティアン・シマンスキが、ペナルティエリア手前で得た。そのセバスティアン・シマンスキが、左足を使い放ったシュートは、GKが、辛うじてパンチングで防ぐと、ボールは、ピッチに跳ね返った。そして、試合は、フェネルバフチェが、3:1とリードしたまま終わった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、セルダル・アズィズ、アレクサンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ=メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半24分:イスマイル・ユクセキ)、ミゲル・クレスポ、フレッド(後半33分:セバスティアン・シマノフスキ)=ジョシュア・キング(後半42分:ドゥサン・タディッチ)、ミシー・バチューハイ(後半24分:ウムト・ナイル)、ライアン・ケント(後半24分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)



ガラタサライ 2:2 コペンハーゲン(ヒュリエット紙改 23. 9.21)

テテ(ガラタサライ公式HP) ルカス・トレイラ(右)(ガラタサライ公式HP)  ガラタサライが、UEFA欧州チャンピオンズリーグA組で、0:2とリードを奪われた試合で、復活を見せ、コペンハーゲンと2:2で引き分けた。

 前半は、効果的な攻めを見せていたガラタサライだったが、マウロ・イカルディが、絶好機を活かせなかったり、ケレム・アクテュルコウルが、ゴールポストに嫌われるということがあった。その前半、8本のシュートを見せ、相手陣内に攻め寄せたガラタサライだったが、ゴールを決められず、ゴールを決めたのはコペンハーゲンの方だった。同35分、モハメド・エルユヌシのゴールで、コペンハーゲンが先制した。後半13分には、ディオゴ・ゴンサルヴェスが、もう1点を決め、コペンハーゲンは、点差を2と拡げた。だが、同28分、コペンハーゲンは、エリアス・ジェラートが、この日2枚目のイエローカードをもらい退場となってしまった。10人になってしまったコペンハーゲンを好機と、ガラタサライは、相手ゴールに攻め寄せ、同41分に、サーシャ・ボエのゴールで、点差を1と縮めた。このゴールの2分後、テテが、もう1点を決めたガラタサライは、スコアを2:2とした。そして、この試合、他のゴールは生まれることなく、両者は、勝ち点1ずつを得て終わった。

                   試合経過

 前半7分、ペナルティエリア手前での空中戦で、ボールを得たドリース・メルテンスが、ダイレクトパスをマウロ・イカルディに出した。そのマウロ・イカルディが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前から強いシュートを放つも、GKグラバラがコーナーキックに替えた。
 同16分、右サイドでボールを得たハキム・ツィエクが、中央に切れ込み、ペナルティエリア手前からグランダーのシュートを放ったが、GKグラバラが、そのボールを押さえてしまった。
 同24分、ペナルティエリアの外右サイドで、ルカス・トレイラとドリース・メルテンスが、2人で、イライアス・アシュリを囲い込み、ボールを奪った。そこで、ドリース・メルテンスから跳ねたボールを得た、ペナルティエリアにいたマウロ・イカルディが、左サイドを駆け上がったケレム・アクテュルコウルにボールを出した。ケレム・アクテュルコウルは、強いシュートを放ったが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同35分、エリアス・ジェラートが、ペナルティエリア内右サイドからファーサイドのゴールポストに向けセンタリングを入れると、ルーカス・レラガーが、ヘッドで、モハメド・エルユヌシに向け落とすと、そのモハメド・エルユヌシが、ボールを胸でコントロールして放ったシュートが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。0:1。
 後半13分、コペンハーゲン陣内から出されたロングパスに反応して、ディフェンスの裏を取り、ボールを持ち、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだメリングが、GKムスレラと1対1となった位置から、PKポイント手前にいたディオゴ・ゴンサルヴェスにボールを回すと、そのディオゴ・ゴンサルヴェスが、絶好の位置から放ったシュートがゴールインした。0:2。
 同41分、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだテテが、相手選手2人の頭上を越えるパスを、ゴール右斜め前にいたサーシャ・ボエに送った。そのサーシャ・ボエが、ダイレクトヴォレーでシュートを試みると、ボールは、コペンハーゲンのゴールネットに突き刺さった。1:2。
 同43分、ザハが、左サイドからペナルティエリアの外ゴール右斜め前に向けセンタリングを入れると、テテが、それに合わせて、ペナルティエリア・ライン上から、ハーフヴォレーでシュートを放つと、これが同点ゴールとなった。2:2。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン(後半31分:タンギ・エンドンベレ)、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ=ケレム・デミオルバイ(後半14分:セルジオ・オリヴェイラ)、ルカス・トレイラ=ハキム・ツィエク(後半21分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ドリース・メルテンス(後半14分:テテ)、ケレム・アクテュルコウル(後半21分:ヴィルフリート・ザハ)=マウロ・イカルディ



フェネルバフチェ、UEFA欧州カンフェランスリーグで、明日、ノアシュランと対戦(イエニ・シャファク紙 23. 9.20)

イスマイル・カルタル監督(NTV)  フェネルバフチェは、UEFA欧州カンフェランスリーグH組第1戦で、明日、デンマークのノアシュランを、ホームに迎える。ウルケル・スタジアムで、午後7時45分開始で行われるこの試合、裁くのはハンガリーのボガール・ゲルグー主審が裁く。

 今季、次第に調子を上げてきているフェネルバフチェは、ここまで、トルコ・リーグで4試合、ヨーロッパのカップ戦で6試合、計10試合の公式戦で勝利を飾っている。注目は、ヨーロッパのカップ戦で、ここまで21ゴールを決め、1試合平均にすると3.5ゴールを記録したことになる。一方、ここまでの6試合では、2ゴールしか浴びていない。
 フェネルバフチェで、このノイシュラン戦で、唯一欠けるのはジェンギズ・ウンデルだ。直近のトルコ・リーグのアンタルヤ・スポル戦で故障を発生させたジェンギズ・ウンデルは、明日の試合には出場できないのだ。
 フェネルバフチェの、UEFA欧州カンフェランスリーグへの登録メンバーは、次の通りだ。ドミニク・リヴァコヴィッチ、イルファン・ジャン・エーリバヤト、フルカン・オヌル・アクユズ、セルダル・アズィズ、ロドリゴ・ベカン、アレクサンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル、ブライト・オシャイ・サミュエル、ヤイデン・オーステルヴォルデ、ミゲル・クレスポ、イスマイル・ユクセキ、フレッド、ミハ・ザイッチ、メルト・ハカン・ヤンダシュ、セバスティアン・シマノンスキ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、ライアン・ケント、ジョシュア・キング、ジェンギズ・ウンデル、ドゥサン・タディッチ、エディン・ジェコ、ウムト・ナイル、ミシー・バチューハイ。



アンカラ・グジュ、白星デビュー(TRT+ハベル・テュルク紙補綴 23. 9.19)

ブラク・カパジャク(左)マテジ・ハヌーセク(右)(ハベル・テュルク紙) トルガ・ジエルジ(アンカラ・グジュ公式Twitter)  トルコ・リーグ第5節で、シワス・スポルを、アウェー戦で1:3でくだしたアンカラ・グジュが、今季初白星をあげた。

 シワス・スポルが、アンカラ・グジュを、9月4日スタジアムに迎えた。ホームのシワス・スポルは、前半18分に、サム・サイスのゴールで先制した。アウェーのアンカラ・グジュは、同31分にモルタンのゴールで、同点に追いついた。1:1。後半14分に、クリントン・エンジが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場となり、シワス・スポルは10人になった。同21分、トルガ・ジエルジがゴールを決め、アンカラ・グジュが1:2と逆転した。この試合の最後のゴールは、同ロスタイムにレナルド・ケパから生まれた。1:3。この結果、1:3で敗れたシワス・スポルは、これで、トルコ・リーグで2連敗を喫することになり、勝ち点は5に留まったのに対し、今季初勝利をあげたアンカラ・グジュは、同5に伸ばした。

                    試合経過

 前半11分、左サイドでボールを得たクリントン・エンジが、ペナルティエリアの外からシュートを放つも、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥが、ボールを外に出した。
 同18分、シワス・スポルが先制した。ユヌス・エムレ・コナクからのパスを、中盤で受けたロマン・サイスが、ペナルティエリアまで持ち込み、そして、狙いすまして放ったシュートが、アンカラ・グジュのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同27分、アンカラ・グジュの攻撃で、キッツォーが内へとボールを入れると、マテジ・ハヌーセクの前に向かった。そのマテジ・ハヌーセクが強いシュートを放ったが、GKアリ・シャシャルがボールに触れ、コーナーキックに替わった。
 同31分、同点ゴールが生まれた。マテジ・ハヌーセクが、左サイドから内へとセンタリングを入れると、それに合わせていいジャンプを見せたモルタンのヘディングシュートが炸裂、シワス・スポルのゴールネットが揺れたのだった。1:1。そして、前半は、1:1のまま終わった。
 後半1分、シワス・スポルの右サイドから、エムラー・バシャンがフリーキックを蹴ると、ペナルティエリアのゴール左斜め前で、フリーになっていたジャネル・オスマンパシャがヘッドで合わせた。ボールは、ファーサイドに向かい、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同21分、アウェーのアンカラ・グジュが逆転した。ペナルティエリア内でボールを得たガリー・ロドリゲスが、ペナルティエリア手前にいたトルガ・ジエルジに、ボールを渡した。そのトルガ・ジエルジが落ち着いてシュートを放つと、これが、シワス・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:2。
 同40分、ウーウル・チフトチがフリーキックを蹴ると、それに合わせて、ペナルティエリア内でいいジャンプを見せたユヌス・エムレ・コナクがヘディングシュートが放った。だが、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥが、これをパンチングで防ぐと、ボールは、バーの上を越えて外に出て行った。
 同ロスタイム6分、レナルド・ケパが、自陣でカリシスから奪ったボールを持ち、相手陣内へと運んだ。そして、GKが、同点ゴールを求めて攻撃参加をして前に出ていたため、がら空きとなっていたゴールに蹴り込んだ。1:3。結局、試合は、アウェーのアンカラ・グジュが1:3で制したのだった。

【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ムラト・パルリ(後半39分:エムレ・ギョカイ)、アーロン・アッピンダンゴエ、ジャネル・オスマンパシャ、ウーウル・チフトチ=ユヌス・エムレ・コナク=クリントン・エンジ、カリラオス・カリシス、ロマン・サイス、エムラー・バシャン(後半27分:ブラク・カパジャク)=レイ・マナイ(後半26分:モドゥ・バロウ)
【アンカラ・グジュ】バハドゥル・ハン・ギュンドードゥ=ステリオス・キッツォー、ウロス・ラダコヴィッチ、ニハド・ムジャキッチ、マテジ・ハヌーセク=アンドレジ・ジョカノヴィッチ、トルガ・ジエルジ(後半31分:ジェム・トゥナ・テュルクメン)=オリンピウ・モルタン(後半ロスタイム4分:アルペレン・クユバシュ)、エフカン・ベキロウル(後半41分:アリ・カーン・ギュネレン)、ガリー・ロドリゲス(後半31分:レナルド・ケパ)=リヤド・バジッチ



トラブゾン・スポル 3:0 ベシクタシュ(CNNトルコ 23. 9.18)

アナスタシオス・バカセタス(左)アナスタシオス・バカセタス(右)(TRT) ミロト・ラシツァ、ライヤン・バニヤ、ヴァレンティン・ロシエ(左から)(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第5節で、ベシクタシュをパパラ・パルクに迎えたトラブゾン・スポルが、3:0で勝ち、ベシクタシュに、今季初黒星をつけた。

 トルコ・リーグ第5節のビッグゲーム、トラブゾン・スポルが、ベシクタシュをホームに迎えた。そして、ホームのトラブゾン・スポルが、3:0で、この試合を制した。トラブゾン・スポルに勝利をもたらしたゴールは、前半29分に、新加入のポール・オヌアチュが、同41分にバカセタスが、後半17分にはエディン・ヴィスチャが決めた。だが、ポール・オヌアチュが、後半冒頭で故障を発生させ、エニス・デスタンと交替を余儀なくされた。このスコアで。266日ぶりにダービーマッチに勝利したトラブゾン・スポルは、今季5試合で勝ち点9となった。一方、ここまで4試合を消化したベシクタシュは、今季初黒星を喫し、同7に留まった。

                    試合経過

 前半14分、アンテ・レビッチの深くえぐるパスを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で得たジェドソン・フェルナンデスがシュートを放つも、ボールhじゃ。バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同18分、サリフ・ウチャンからパスが出ると、PKポイント近くで、ゴールマウスを離れ前に出たウーウルジャン・チャクルが、ジェンク・トスンが、ボールに触れる前にクリアしてしまった。
 同29分、エニス・バルディが、左サイドからゴールエリアに向けセンタリングを入れると、うまくボールを捉えたポール・オヌアチュのヘディングシュートが炸裂、メルト・ギュノクの右を抜け、ゴールネットに収まった。1:0。
 同41分、ゴール右斜めで得たフリーキックを、バカセタスが蹴り、直接ゴールを狙った。GKメルト・ギュノクが、これを防ごうとしたが甲斐なく、ボールは、ベシクタシュのゴールネットに収まった。2:0。
 同45分、メンディが、遠目から、インサイドキックでシュートを放つと、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。そのボールを、ディフェンダーが、大きくクリアしてしまった。
 後半11分、エディン・ヴィスチャの深くえぐるパスを受けたトレゼゲが、GKと1対1となった」ところからシュートを試みたが、GKメルト・ギュノクがコーナーキックに替えた。
 同16分、メンディからのパスを、左サイドで得たトレゼゲが、ペナルティエリア内へと出したグランダーのボールに、エディン・ヴィスチャが合わせると、ボールは、GKメルト・ギュノクの左を抜けゴールインした。3:0。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=メフメット・ジャン・アイドゥン、フィリップ・ベンコヴィッチ、ライヤン・バニヤ、エレン・エルマル(後半27分:イエンス・ラルセン)=バティスタ・メンディ、アナスタシオス・バカセタス=エディン・ヴィスチャ(後半27分:ベラト・オズデミル)、アブドゥルカディル・オミュル(後半1分:トレゼゲ)、エニス・バルディ(後半40分:タクシアルヒス・ファウンタス)=ポール・オヌアチュ(後半1分:エニス・デスタン)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ、ネジプ・ウイサル、オマル・コリー、オヌル・ブルト(後半1分:アルトゥール・マスアク)=サリフ・ウチャン(後半34分:バクティヤール・ザイヌトディノフ)、アミル・ハジャフメトヴィッチ=ミロト・ラシツァ(後半22分:ラシド・ゲザル)、ジェドソン・フェルナンデス、アンテ・レビッチ(後半1分:ジャクソン・ムレカ)=ジェンク・トスン(後半1分:ヴァンサン・アブバクル)



ガラタサライ 4:2 サムスン・スポル(ヒュリエット紙 23. 9.17)

ケレム・アクテュルコウル(ガラタサライ公式HP) ソネル・アイドーウ(左)ルカス・トレイラ(右)(サムスン・スポル公式HP)  ガラタサライがトルコ・リーグ第5節で、ホームに迎えたサムスン・スポルを、4:2でくだした。

 トルコ・リーグ第5節で、ガラタサライが、サムスン・スポルをホームに迎えた。そして、ガラタサライが、4:2で、サムスン・スポルを退けた。ガラタサライの勝利に繋がるゴールは、前半7分と29分にケレム・アクテュルコウルが、同42分にアブドゥルケリム・バルダクチュが、そして、後半22分にマウロ・イカルディが決めた。サムスン・スポルのゴールは、後半1分にランドリー・ディマタ、同15分にカルロ・ホルセが決めた。この結果、勝ち点を10に伸ばしたガラタサライは、得失点差で首位に立った。ガラタサライは、トルコ・リーグ第6節では、バシャクシェヒル・スポルとアウェー戦を戦う。

                    試合経過

 前半7分、ドリース・メルテンスが、グランダーのボールで内へと入れると、ペナルティエリア内ゴール右斜め前にいたケレム・アクテュルコウルが、それに合わせて、グランダーのシュートを放ったところ、ボールは、GKの右を抜けゴールインした。1:0。
 同15分、モリケ・フォフォナからのパスを、左サイドで受けたマルク・ボラが、ゴールライン際まで持ち込み、内へと入れた。ゴール前にいたランドリー・ディマタが、それに合わせてシュートを見せたが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同29分、左サイドでボールを得たドリース・メルテンスがセンタリングを入れた。ペナルティエリア内にいたケレム・アクテュルコウルが、それに触れると、ボールは、サムスン・スポルのゴールネットが揺れたのだった。2:0。
 同42分、左コーナーキックを、ケレム・アクテュルコウルが蹴ると、ニアサイドでいいジャンプを見せたアブドゥルケリム・バルダクチュのヘディングシュートが炸裂した。ボールは、サムスン・スポルのゴールネットに突き刺さった。3:0。
 後半1分、フラヴィアン・テからのパスを、ペナルティエリア・ライン上で受けたランドリー・ディマタが、グランダーの狙いすましたシュートを放つと、これが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。3:1。
 同15分、サムスン・スポルが、直接ゴールを狙える位置で得たフリーキックを、カルロ・ホルセが蹴ると、ボールは、壁に入っていたアブドゥルケリム・バルダクチュに当たり、GKフェルナンド・ムスレラの 右を抜けゴールインした。3:2。
 同22分、右サイドでボールを得たハキム・ツィエクが、ペナルティエリア・ライン上からシュートを放ったところ、ペナルティエリア内にいたマウロ・イカルディがヘッドで触れると、ボールはゴールインした。4:2。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ=ルカス・トレイラ(後半40分:カーン・アイハン)、ケレム・デミオルバイ(後半30分:タンギ・エンドンベレ)=テテ(後半1分:ハキム・ツィエク)、ドリース・メルテンス(後半17分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ケレム・アクテュルコウル(後半40分:ハリル・デルヴィショウル)=マウロ・イカルディ
【サムスン・スポル】オカン・コジュク=キングスリー・シンドラー(後半39分:ムハメッド・ギュムシュカヤ)、ユヌス・エムレ、リック・ファン・ドレンゲレン、マルク・ボラ=カルロ・ホルセ、ソネル・アイドーウ(後半1分:オスマン・チェリク)=エムレ・クルンチ(後半38分:ナヌ)、フラヴィアン・テ(後半39分:エルジャン・カラ)、モリケ・フォファナ(後半26分:ガエタン・ラウラ)=ランドリー・ディマタ



正式発表! レオ・デュボア、バシャクシェヒル・スポルへレンタル移籍(ファナティック紙 23. 9.16)

レオ・デュボア(スター紙)  ガラタサライで、新シーズンのプランから外れてしまっているフランス人選手レオ・デュボアが、1年間、バシャクシェヒル・スポルにレンタル移籍した。

 ガラタサライが、レオ・デュボアを、バシャクシェヒル・スポルへレンタルに出したことを公表した。ガラタサライの発表では、「我がクラブ所属のレオ・デュボアが、2023-24シーズンに関し、バシャクシェヒル・スポルでプレーすることで合意が成立した」となっている。昨季、フランスのリヨンからガラタサライに移籍してきた29歳になっているレオ・デュボアは、昨季、トルコ・リーグで21試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。また、今季は、第1節のカイセリ・スポルとのアウェー戦で、56分間、ピッチに立っている。



ベシクタシュ、ヴァンサン・アブバカルの衝撃(イエニ・シャファク紙 23. 9.15)

ヴァンサン・アブバカル(ファナティック紙)  ベシクタシュのヴァンサン・アブバカルが、クラブ側から特別な許可をもらい、トラブゾン・スポル戦には出場しないことが判った。

 トルコ・リーグ第5節で、トラブゾン・スポルとのアウェー戦を行うベシクタシュで、ホットな展開があった。カメルーン代表として、アフリカ杯予選のブルンジ代表戦のため、故国に戻っていたヴァンサン・アブバカルから、クラブ側に悪い知らせが届いた。家族の問題で、ベシクタシュ側から許可を受けたヴァンサン・アブバカルは、トラブゾン・スポル戦を逃すことになるのだ。ベシクタシュでは、この事態を受け、シェノル・ギュネシュ監督が、週末の試合に向け、ジェンク・トスンに対し、「用意を」のメッセージを伝えたと言われている。



トラブゾン・スポル、故障者からいい知らせ(ファナティック紙 23. 9.14)

トレゼゲ(イエニ・シャファク紙) エレン・エルマル(CNNトルコ) ディミトリス・クルペリス  トラブゾン・スポルに、故障者からいい知らせが届いた。故障を抱えていた3選手が完治したということで、ネナード・ビュリツァ監督の顔をほころばせている。

 トラブゾン・スポルで故障を抱えていたトレゼゲ、エレン・エルマル、ディミトリス・クルペリスは、国際マッチデイでできたブレイク期間に恢復が待たれていた。伝えられるところによると、3選手とも完治しているということだ。ということで、トラブゾン・スポルは、これら3選手を、ベシクタシュ戦のメンバー入りさせることが可能になった。同監督は、特にトレゼゲを、ベシクタシュ戦にはメンバー入りできることを、強く望んでいた。



日本 4:2 トルコ(トルコ・サッカー協会公式HP改 23. 9.13)

オルキン・キョウクチュ(前)久保(後)(トルコ・サッカー協会公式HP) 喜ぶ日本代表(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、ベルギーで行われた親善試合で対峙した日本代表に4:2で敗れた。トルコ代表のゴールは、前半44分にオザン・カバクが、後半16分にバルシュ・アルペル・ユルマズが決めた。これに対し、日本代表に勝利をもたらしたゴールは、前半15分に伊藤敦樹、同28分と36分に中村敬斗、後半33分にPKで伊東純也が決めた。

                   得点場面

 前半15分、日本代表が先制した。伊藤敦樹が、堂安とのワンツーを行い、ペナルティエリア手前でボールを得た伊藤敦樹が、左足一閃、強烈なシュートを放つと、トルコ代表のゴールネットが揺れた。1:0。
 同28分、日本代表が2点目を決めた。久保が、ペナルティエリアの外からシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルからボールがこぼれ、それを、ペナルティエリア手前で捉えた中村敬斗が、ゴールマウスへと送り込んだのだった。2:0。
 同36分、日本代表が、点差を3と拡げた。右サイドで、ボールを奪い、そのボールを持ちペナルティエリア内へと入った毎熊が、いい位置にいた中村敬斗にグランダーのパスを出した。その中村敬斗が、狙いすましたシュートを放つと、トルコ代表のゴールネットが揺れたのだった。3:0。
 同44分、トルコ代表が、点差を2に縮めた。左サイドで得たフリーキックを、オルクン・キョクチュが蹴り、ファーサイドのゴールポストに向け、ボールが向かうと、それを、メルト・ミュルドゥルが、ヘッドで内へと入れた。ボールが、GK中村からこぼれると、それを捉えたオザン・カバクがヘッドで押し込んだのだった。3:1。
 後半16分、トルコ代表が、点差を1とした。左サイドでボールを持ったユスフ・サルが、ペナルティエリアにいたジェンギズ・ウンデルにパスを送った。ジェンギズ・ウンデルが、ゴール左斜め前から内へと入れた強いボールが、ディフェンスに当たり跳ね上がった。そのボールを得たベルトゥー・ユルイドゥルムが、至近距離から落ち着いてシュートを放つと、これが、日本代表のゴールネットに収まった。3:2。
 同31分、日本代表がPKを獲得した。イスマイル・ユクセキが、ペナルティエリアで、伊東純也にチェックを入れると、それを咎めた主審がPKを指示した。そして、このPKを、伊東純也が蹴ると、トルコ代表のゴールネットが揺れた。4:2。

【日本代表】中村航輔(前半ロスタイム3分:シュミット・ダニエル)=毎熊晟矢(後半1分:橋岡大樹)、谷口彰悟、町田浩樹(後半34分:冨安健洋)、伊藤洋輝=田中碧、伊藤敦樹(後半19分:遠藤航)=堂安律(後半1分:伊東純也)、久保建英、中村敬斗(後半1分:前田大然)=古橋亨梧
【トルコ代表】ウーウルジャン・チャクル(後半1分:アルタイ・バユンドゥル)=オヌル・ブルト、チャーラール・ソユンジュ(後半1分:メリヒ・デミラル)、オザン・カバク、メルト・ミュルドゥル=サリフ・オズジャン(後半1分:ハカン・チャラノウル)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半38分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、オルクン・キョクチュ(後半1分:イスマイル・ユクセキ)、サリフ・ウチャン(後半1分:ジェンギズ・ウンデル)、ユスフ・サル=ベルトゥー・ユルドゥルム



サムスン・スポル、ムハメッド・ギュムシュカヤをレンタルで獲得(フォトマッチ紙 23. 9.12)

ムハメッド・ギュムシュカヤ(スター紙)  サムスン・スポルが、ベルギーのウェステルローからムハメッド・ギュムシュカヤをレンタルで獲得した。

 トルコでの移籍市場が閉じる日が迫って来ているなか、各クラブは、補強に活発に動いている。トルコ・リーグへの新加入のサムスン・スポルが、そういったなか、新たな選手を1名獲得した。サムスン・スポルが、ベルギーのウェステルローの22歳のムハメッド・ギュムシュカヤをレンタルで獲得した。フェネルバフチェの下部組織で育ったムハメッド・ギュムシュカヤは、ここまで、ウェステルローのほか、ボル・スポル、ギレスン・スポルでもプレー経験を持つ。



ベシクタシュ、無償での補強計画! 狙いはデニズ・テュルチ(スター紙 23. 9.11)

デニズ・テゥルチ(スター紙)  補強活動を、シェノル・ギュネシュ監督指揮下で続けるベシクタシュが、今季末で、バシャクシェヒル・スポルとの契約が満了するデニズ・テュルチを、無償での獲得を求めている。だが、バシャクシェヒル・スポル側は、この移籍に関し、チャーダーシュ・アタン新監督の意向を待っているところだ。

 ベシクタシュが優先的に補強しようとしているのは、ジョーカーとなるサイドの選手だ。そのリストの筆頭に、デニズ・テュルチの名前が挙がっている。ベシクタシュは、バシャクシェヒル・スポルとの契約が、今季末で満了するデニズ・テュルチを、無償で獲得する計画を立てている。デニズ・テュルチは、ベシクタシュに行きたがっている。エムレ・ベレズオウル監督の退任、チャーダーシュ・アタン監督の就任を受け、バシャクシェヒル・スポルは、新監督の意向により動くことになろう。デニズ・テュルチ自身が移籍を望んでいることが、この移籍の核心部だ。少額の移籍金で、この移籍が現実になる可能性がある。デニズ・テュルチの市場価格は2700万EUROだ。バシャクシェヒル・スポルで、125試合に出場したデニズ・テュルチは、20ゴール12アシストを記録している。また、フェネルバフチェ所属時代には、38試合で6ゴール4アシストを記録している。



ケレム・アクテュルコウルとアブドゥルケリム・バルダクチュ、日本代表戦には不出場(イエニ・シャファク紙 23. 9.10)

ケレム・アクテュルコウル(TRT) アブドゥルケリム・バルダクチュ(スター紙)  トルコ代表で、ケレム・アクテュルコウルとアブドゥルケリム・バルダクチュが、代表メンバーから外れた。

 ケレム・アクテュルコウルは、アルメニア代表戦では、80分間、ピッチに立ったが、アブドゥルケリム・バルダクチュは、不出場だった。9月12日(火)に、ベルギーのヘンク市で行われる日本代表との親善試合には、この両選手は出場しない。トルコ・サッカー協会の行った発表では、「ケレム・アクテュルコウルは、昨日行ったアルメニア代表戦で、首と胸に傷を負ったため、また、アブドゥルケリム・バルダクチュは、妻の出産が近づいていることで、その付き添いのために休暇を与えられたため、代表メンバーから外れた」となっている。



EURO 2024予選、トルコ 1:1 アルメニア(CNNトルコ 23. 9. 9)

チャーラール・ソユンジュ(左)(トルコ・サッカー協会公式HP) ベルトゥー・ユルドゥルム(ミリエット紙)  トルコ代表は、EURO 2024欧州選手権予選D組第5戦で、ホームに迎えたアルメニア代表と1:1で引き分けた。

 EURO 2024欧州選手権予選D組の戦いに臨んだトルコ代表は、エスキシェヒルでの一戦で、アルメニア代表と1:1で引き分けた。この試合、前半は、両者無得点で終わったが、アウェーのアルメニア代表が、後半4分に、アルタク・ダシャンのゴールで0:1と先制した。トルコ代表は、ベルトゥー・ユルドゥルムが、後半43分に決めたゴールでスコアを1:1とした。そして、試合は、同点のまま終わった。
 トルコ代表は、この結果、D組で5試合戦い、勝ち点を10に伸ばし、首位の座を守った。そして、3試合のクロアチア代表と4試合のアルメニア代表が、同7で、2位に並んでいる。

                    試合経過

 前半3分、ペナルティエリア内でボールを得たバルシュ・アルペル・ユルマズが、内へと入れようとしたボールは、ディフェンスが確保してしまった。
 同11分、ハカン・チャラノウが、バルシュ・アルペル・ユルマズにロングパスを送ったが、ボールは、ディフェンスが確保した。
 同14分、ケレム・アクテュルコウルのパスを受け、相手GKと1対1となったバルシュ・アルペル・ユルマズがシュートを放つも、GKオグニェン・チャンチャレヴィッチがセーヴした。
 同15分、ジェンギズ・ウンデルが、左コーナーキックを蹴り中へと放り込んだ。それに合わせて、バルシュ・アルペル・ユルマズがヘディングシュートを放ったが、ボールは、枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同24分、ケレム・アクテュルコウルのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったバルシュ・アルペル・ユルマズがシュートを試みるも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同33分、バルシュ・アルペル・ユルマズが、ペナルティエリアの左サイドから出したパスに、ケレム・アクテュルコウルが、左足一閃、シュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半4分、ナイヤル・ティクニジャンが、左サイドからペナルティエリアへとボールを入れると、ファーサイドのゴールポスト際にいたアルタク・ダシャンが、右足で、落ち着いて放ったシュートが、トルコ代表のゴールネットを揺らした。0:1。
 同13分、ジェンギズ・ウンデルが、右サイドから強いボールでセンタリングを入れたが、アルメニア代表のディフェンスが対応してしまった。
 同26分、ハリル・デルヴィショウルのペナルティエリア・ラインから左ゴール隅を狙った強いシュートは、GKオグニェン・チャンチャレヴィッチが押さえた。
 同43分、ハカン・チャラノウルのパスを受け、GKと1対1となったハリル・デルヴィショウルがシュートを放つと、ボールは、GKオグニェン・チャンチャレヴィッチが防いだ。だが、チャンスは続き、跳ね返りのボールを、詰めていたベルトゥー・ユルドゥルムが、右足で、落ち着いてゴールを決めた。1:1。
 同ロスタイム3分、コーナーキックに、メルト・ミュルドゥルが合わせて、ヘディングシュートを放つも、ボールは、GKが押さえてしまった。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=ゼキ・チェリク(後半16分:メルト・ミュルドゥル)、メリヒ・デミラル、チャーラール・ソユンジュ、ジェンク・オズカチャル(後半27分:オヌル・ブルト)=イスマイル・ユクセキ(後半16分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)=ジェンギズ・ウンデル、オルクン・キョクチュ、ハカン・チャラノウル、ケレム・アクテュルコウル(後半35分:ベルトゥー・ユルドゥルム)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半16分:ハリル・デルヴィショウル)



ニコラス・ペペ、トラブゾン・スポルに向け動いた(CNNトルコ 23. 9. 8)

ペペ(CNNトルコ)  トラブゾン・スポルは、アーセナルとの契約を終えることで合意に達したコートジボワール人スター選手ニコラス・ペペの加入で合意に達した。

 トラブゾン・スポルが、アーセナルとの契約を終えることで合意に達した28歳のニコラス・ペペと、移籍について合意に達した。ニコラス・ペペは、特別機で、午前3時30分にイスタンブルに入るものと思われている。ニコラス・ペペは、イスタンブルでメディカルチェックを受けたあと、契約に調印することになる。
 ニコラス・ペペは、2019年夏、8000万EUROの移籍金で、リールからアーセナルへ移籍した。ニコラス・ペペは、昨季は、レンタル移籍で、ニースでプレーした。ニースでは、28試合に出場したペペは、8ゴール1アシストを記録した。



エリック・バイリー、調印(TRT 23. 9. 7)

エリック・バイリー  スター選手エリック・バイリーが、ベシクタシュ入りの契約書に調印した。エリック・バイリーが、ベシクタシュのユニフォームを着ることになったのだ。

 ベシクタシュが、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドから獲得したエリック・バイリーが、調印に臨み、ベシクタシュのユニフォームを着ることになった。ベシクタシュ側の発表によれば、この調印には、ベシクタシュのエムレ・コジャダー副理事長とエリック・バイリーが、ベシクタシュ・パルク・スタジアムに集い行われた。エリック・バイリーが調印を行ったあと、同副理事長は、「ようこそ」と声を掛け、エリック・バイリーの活躍を祈った。コートジボワール人選手エリック・バイリーは、調印後、実際にベシクタシュのユニフォームの袖を通した。



フェネルバフチェ、UEFAに提出したメンバーが判明(ファナック紙 23. 9. 6)

イスマイル・カルタル監督(イエニ・シャファク紙)  フェネルバフチェが、UEFAカンフェランスリーグ本戦で戦うメンバーを発表した。新加入の選手を含め、全部で6選手が、リストには入ってなかった。

 UEFAカンフェランスリーグ本戦に出場権を得たフェネルバフチェのメンバーが発表がされた。H組で、ルドゴレツ、スパルタク・トルナヴァ、ノアシェランと対戦するフェネルバフチェは、勝ち上がりに向け戦うことになる。フェネルバフチェは、このカンフェランスリーグの初戦を9月21日にホームで迎え、12月 14日に、ホームで最終戦を迎える。発表されたメンバーには、新加入のメルト・ミュルドゥルとともに、ルアン・ペレス、サメト・アカイドゥン、ナズム・サンガレ、バルトゥー・エルマズ、エムレ・モルが含まれていない。発表されたメンバーは、次の通り。
 【GK】リヴァコヴィッチ、イルファン・ジャン・エーリバヤト、フルカン・オヌル・アクユズ
 【DF】セルダル・アズィズ、ロドリゴ・ベカン、アレクサンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル、ブライト・オシャイ・サミュエル、ヤイデン・オーステルヴォルデ
 【MF】ミゲル・クレスポ、イスマイル・ユクセキ、フレッド、ミハ・ザイッチ、メルト・ハカン・ヤンダシュ、セバスティアン・シマノンスキ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、ライアン・ケント、ジョシュア・キング、ジェンギズ・ウンデル、ドゥサン・タディッチ
 【FW】エディン・ジェコ、ウムト・ナイル、ミシー・バチューハイ



ベラト・オズデミル、再び、トラブゾン・スポルでプレー(スター紙 23. 9. 5)

ベラト・オズデミル(TRT)  トラブゾン・スポルが、元所属していたベラト・オズデミルを、レンタルで獲得することになった。25歳になっているベラト・オズデミルは、今季、トラブゾン・スポルでプレーすることになった。

 トラブゾン・スポルが、ベラト・オズデミルを、今季末までレンタルで獲得することで、アル・イテファクと合意に至ったことを明らかにした。その合意によると、トラブゾン・スポルは、レンタル料を支払わなくてもよい。ベラト・オズデミルは、トラブゾン・スポルでは、年俸として3300万TLを得る。
 トラブゾン・スポルは、ベラト・オズデミルを、アル・イテファクへ、244万EUROの移籍金で放出した。アル・イテファクでは、31試合に出場したベラト・オズデミルは、1ゴールを記録した。ベラト・オズデミルは、アル・イテファクとは、あと2年間の契約が残っている。



アンカラ・グジュ 0:1 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 23. 9. 4)

メルト・チェティン(左)エディン・ジェコ(右)(フェネルバフチェ公式HP) ブライト・オシャイ・サミュエル(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第4節で、アウェーで戦ったアンカラ・グジュとの一戦を0:1で制したフェネルバフチェは、これで3連勝となった。

 エリャマン・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、後半15分、ブライト・オサイ・サミュエルが決めた。この勝利で、勝ち点を9に伸ばしたフェネルバフチェは、試合数が少ないにも拘わらず、首位の座に就いた。なお、この試合、イスマイル・ユクセキが、後半39分にレッドカードをもらい、退場処分となった。

                    試合経過

 前半8分、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で得たフリーキックを、タディッチが蹴ると、ボールは、壁に当たり跳ね返っただけだった。
 同14分、右サイドでボールを得て、相手選手をかわしたフレッドがシュートを放つも、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同34分、アンカラ・グジュのアリ・ソウがボールを得て放ったシュートは、ディフェンスがボールコースに入り、コーナーキックに替わった。
 同43分、ペナルティエリアのゴール左斜め前でボールを得たセバスティアン・シマンスキがシュートを試みたが、ボールは、ディフェンスに当たり跳ね返ってしまった。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半早々、フェネルバフチェが、効果的な攻めを見せた。同3分、左サイドで生まれた攻撃で、タディッチが、ペナルティエリア内にいたエディン・ジェコ目がけてパスを送った。そのエディン・ジェコが、胸でボールをコントロールしてシュートを放ったが、GKギキエヴィツがゴールを許さなかった。
 同9分、ペナルティエリアでボールを得たエディン・ジェコがシュートを放つと、ボールは、ディフェンスに当たり跳ね返った。そのボールを得たタディッチが、ループシュートを放つと、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同15分、フェネルバフチェが先制した。ボールを持って、ペナルティエリアへ向け前進したエディン・ジェコが、ゴール右斜め前にいたブライト・オサイ・サミュエルにパスを出した。そのブライト・オサイ・サミュエルが、それに合わせてダイレクトでシュートを放つと、これが、アンカラ・グジュのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同25分、アンカラ・グジュのゴール左斜め前から生まれた攻撃で、ディフェンスの裏を取ったロドリゲスが、グランダーの強いシュートを放ったが、ボールは、ディフェンダーに当たり跳ね返ってしまった。
 同39分、ボールに対し、手を使ったイスマイル・ユクセキが、この日2枚目のイエローカードをもらい退場処分となってしまった。
 同40分、アンカラ・グジュが、左サイドでフリーキックを獲得した。エフカン・ベキロウルが、ファーサイドのゴールポストに向け、このフリーキックを蹴ると、走り込んで来たロドリゲスがシュートを放ったが、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。そして、試合は、フェネルバフチェが0:1のリードを保ち終わった。

【アンカラ・グジュ】ラファウ・ギキエヴィツ=ステリオス・キッツォー、ウロス・ラダコヴィッチ、メルト・チェティン、ニハド・ムジャキッチ(後半35分:マテジ・ハヌーセク)=トルガ・ジエルジ、アンドレジ・ジョカノヴィッチ(後半16分:ジェム・トゥナ・テュルクメン)=オリンピウ・モルタン(後半36分:リヤド・バジッチ)、エフカン・ベキロウル、レナルド・ケパ(後半26分:ガリー・ロドリゲス)=アリ・ソウ
【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=ブライト・オシャイ・サミュエル、アレクサンデル・ジク、ロドリゴ・ベカン、ヤイデン・オーステルヴォルデ=イスマイル・ユクセキ、フレッド=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半23分:ジェンギズ・ウンデル)、セバスティアン・シマノフスキ(後半38分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ドゥサン・タディッチ(後半ロスタイム1分:ジョシュア・キング)=エディン・ジェコ(後半38分:ウムト・ナイル)



ガラタサライ、ガジアンテップFKとのアウェー戦を楽々勝利(ソズジュ紙改 23. 9. 3)

サーシャ・ボエト(左)ジャニオ・ビケル(右)(ガラタサライ公式HP) マウロ・イカルディ(左)ケレム・アクテュルコウル(右)(CNNトルコ)  今週、チャンピオンズリーグ本戦への進出を決めたガラタサライが、ガジアンテップFKとのアウェー戦を、スター選手マウロ・イカルディとケレム・アクテュルコウルのゴールで勝ち点3を手に入れた。

 トルコ・リーグ第4節、ガジアンテップFKとガラタサライが対峙した。ガジアンテップ・カリョン・スタジアムで行われたこの試合、ガラタサライが0:3で勝ち、連勝を続けることになった。昨季の最後の6試合を勝ったガラタサライは、カイセリ・スポル戦、トラブゾン・スポル戦に続き、ガジアンテップFKをもくだし、連勝を9に伸ばした。
 ガラタサライは、ケレム・アクテュルコウルが、前半2分にゴールを決めたが、オフサイド判定でゴールは認定されなかったが、同5分に、再び、舞台に上がり、ゴールの幕を切って落とした。0:1。ガラタサライは、後半19分には、ケレム・アクテュルコウルのアシストで、マウロ・イカルディのゴールが生まれ、これで、かなり楽になった。アルゼンチン人スター選手マウロ・イカルディは、同28分にはPKをも決めた。0:3。また、ガラタサライは、ケレム・アクテュルコウルが、同30分にもゴールネットを揺らしたが、これも、ヴィデオ判定システムで確認後、ケレム・デミオルバイが手を使っていたことが判り、ゴールと認定されなかった。
 この結果、トルコ・リーグでの4試合目も勝てなかったガジアンテップFKは、未だ勝ち点なしで最下位に沈んだのに対し、試合数が1試合少ないガラタサライは、同7で2位に就けている。

                   得点場面

 前半5分、ガラタサライが先制した。テテが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からセンタリングを入れると、それに合わせて、ペナルティエリアにいたケレム・デミオルバイがヘッドで合わせたが、ボールは、ジェヴトヴィッチから跳ね返った。そこで混戦が生まれたが、その中でボールを得たケレム・アクテュルコウルが、ダイレクトで放ったシュートが、GKバトゥハン・アフメット・シェンの右を抜けゴールインした。0:1。
 後半19分、アンヘリーニョが、中盤から送ったボールを、ペナルティエリア内で得たケレム・アクテュルコウルが、ペナルティエリア内の絶好の位置にいたマウロ・イカルディに出した。そのマウロ・イカルディが、ダイレクトでシュートを試みると、ガジアンテップFKのゴールネットが揺れた。0:2。
 同26分、ガラタサライがPKを獲得した。ケレム・アクテュルコウルからのパスを、ペナルティエリア内で得たマウロ・イカルディが、オミュルジャン・アルタンのチェックを受け、ピッチに倒れた。それを咎めたアリ・シャンシャラン主審はPKを指示した。同27分、このPKを、マウロ・イカルディ自身が蹴ると、ボールは、GKバトゥハン・アフメット・シェンの左を抜けゴールインしたのだった。0:3。

【ガジアンテップFK】バトゥハン・シェン=オミュルジャン・アルタン、エルトゥールル・エルソイ、パピ・ジラボジ(後半39分:アルダ・クズルダー)、ムスタファ・エスキヘラッチ=マルコ・ジェヴトヴィッチ(後半23分:ヴァルミル・ヴェリュー)=マックス・グラデル(後半23分:ラザル・マルコヴィッチ)、フルカン・ソヤルプ、ジャニオ・ビケル(後半39分:オギュン・オズチチェック)、アレクサンドル・マキシム=ブラヤン・リアスコス
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ(後半40分:カズムジャン・カラタシュ)=ケレム・デミオルバイ(後半35分:ハリル・デルヴィショウル)、ルカス・トレイラ=テテ(後半17分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ドリース・メルテンス(後半35分:カーン・アイハン)、ケレム・アクテュルコウル=マウロ・イカルディ(後半35分:セドリック・バカンブ)



カスムパシャ 1:5 トラブゾン・スポル(CNNトルコ 23. 9. 2)

エニス・バルディ(トラブゾン・スポル公式Twitter) バカセタス(左)ベン・ウーアンヌ(右)(トラブゾン・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第4節で、トラブゾン・スポルが、アウェーで対峙したカスムパシャを。1:5で退けた。

 トルコ・リーグ第4節開幕試合で、カスムパシャが、ホームにトラブゾン・スポルを迎えた。トラブゾン・スポルが、1:5で、この試合を制した。トラブゾン・スポルに勝ち点3をもたらしたゴールは、前半15分にエニス・デスタンが、同28分と後半19分にエニス・バルディが、前半ロスタイム4分にフィリップ・ベンコヴィッチが、後半37分にはギョクハン・ギュリュブズが決めた。ホームのカスムパシャの唯一のゴールは、後半40分に、クラウディオ・ヴィンクから生まれたものだった。
 トラブゾン・スポルは、これで、トルコ・リーグで喫していた2連敗のあと、勝利にありつき勝ち点を6に伸ばした。今季、初の敗戦となったカスムパシャは、同5に留まった。

                   試合経過

 前半3分、ハジュラディノヴィッチのスルーパスを、ペナルティエリア内右サイドで得たベン・ウーアンヌが、ダイレクトで内へと入れた。それに合わせて、エルデムが滑り込みながら放ったシュートは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同15分、左サイドからラルセンがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内で、相手ディフェンスからこぼれたボールが、エディン・ヴィスチャのところへ転がった。そのエディン・ヴィスチャがセンタリングを入れると、ゴール前でいいジャンプを見せたエニス・デスタンが、ヘッドで合わせると、ボールは、ゴールポストに当たりゴールとなった。エルカン・オズダマル主審は、最初、これをオフサイドがあったとの判定をくだしたが、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールを認定した。0:1。
 同28分、右サイドでボールを持ったエディン・ヴィスチャが、ペナルティエリア近くにいたアブドゥルカディル・オミュルにパスを出した。そのアブドゥルカディル・オミュルが出したパスに合わせて、エニス・バルディが、ペナルティエリア・ラインからダイレクトでファーのゴールポストに向け、狙い定めたシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。0:2。
 同ロスタイム4分、左コーナーキックを、アブドゥルカディル・オミュルが蹴ると、ペナルティエリア内で、ベンコヴィッチがジャンプ一番、ヘディングシュートを放つと、これが、カスムパシャのゴールネットに突き刺さった。0:3。
 後半19分、右サイドで、ゴールライン際で、ドゥハンからボールを奪ったテクリッチがパスを出すと、それを受けたアブドゥルカディル・オミュルが、ペナルティエリア内右サイドから、ファーのゴールポストに向けシュートを放つと、ボールが、ゴールポストに当たり跳ね返った。カスムパシャのディフェンスがクリアしたボールが、ペナルティエリア内左サイドにいたエニス・バルディの前へと転がった。そのエニス・バルディが、強いシュートを放つと、これが、カスムパシャのゴールネットを揺らした。0:4。
 同35分、中盤で、ママドゥ・ファルが左サイドに出したパスでボールを得たゴミスが、ドリブルで、ペナルティエリアまで前進した。そのゴミスが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からシュートを放ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同37分、ハジュラディノヴィッチからボールを奪ったファウンタスが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、そのボールに、ギョクタン・ギュリュプズが触れ、ゴールが決まった。0:5。
 同40分、ヤシン・オズジャンが左サイドから出したパスをペナルティエリアで受けたアリ・スハン・デミレルがシュートを放ったところ、ボールは、ゴールポストから跳ね返った。その跳ね返りのボールを捉えたクラウディオ・ヴィンクのシュートがゴールインした。1:5。

【カスムパシャ】アンドレアス・ギアンニオティス=クラウディオ・ヴィンク、ケネット・オメルオ、ヤシン・オズジャン、トゥンジェル・ドゥハン・アクス(後半34分:サドゥク・チフトプナル)=ギョクハン・ギュル(後半1分:イロン・ゴミス)、アイタッチ・カラ=ベン・ウーアンヌ(後半34分:アリ・スハン・デミレル)、ハリス・ハジュラディノヴィッチ、エルデム・チェティンカヤ(後半8分:セリム・ディッリ)=ママドゥ・ファル
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=イエンス・ラルセン、フィリップ・ベンコヴィッチ、ライヤン・バニヤ、メフメット・ジャン・アイドゥン=ドーウジャン・ハスポラト(後半25分:ヒュセイン・テュルクメン)=エディン・ヴィスチャ(後半18分:トニオ・テクリッチ)、アナスタシオス・バカセタス、アブドゥルカディル・オミュル(後半36分:タクシアルヒス・ファウンタス)、エニス・バルディ(後半36分:ギョクタン・ギュルピュズ)=エニス・デスタン(後半18分:ウムト・ボゾク)



ベシクタシュ、カンフェランスリーグ本戦へ! ディナモ・キーウは2試合とも勝てず(ヒュリエット紙 23. 9. 1)

オヌル・ブルト(右)(ベシクタシュ公式HP) ヴァンサン・アブバクル(スター紙)  ベシクタシュは、第1戦で2:3でくだしたディナモ・キーウを、イスタンブルでの第2戦でも1:0で勝ち、カンフェランスリーグ本戦へ進出を決めた。

 UEFA欧州カンフェランスリーグのプレーオフ第2戦で、ベシクタシュとディナモ・キーウが対峙した。第1戦を2:3で制したベシクタシュは、ドルマバフチェでの第2戦も、1:0で制し、2試合合計4:2で勝利を収めた。この試合の前半は、ゴールの声は上がらず、両者無得点で終わった。後半7分、舞台に上がったヴァンサン・アブバカルが、見事なフェイントを見せたあとにゴールネットを揺らした。この結果、2試合ともに勝ったベシクタシュが、カンフェランスリーグ本戦に、その名を刻むことになった。

                   試合経過

 前半2分、ヴァレンティン・ロシエが、右サイドからセンタリングを入れると、ニアサイドで、ジャクソン・ムレカがヘッドで合わせたが、GKヘオリー・ブスチャンが、そのボールを押さえた。
 同18分、アミル・ハジャフトメヴィッチが、右サイド方ペナルティエリア内へと持ち込み、そこからセンタリングを入れると、ファーサイドにいたジャクソン・ムレカがヘッドで合わせた。ボールは、枠を捉えていたが、オヌル・ブルトに当たり方向を変えてしまった。
 同19分、ジェドソン・フェルナンデスからのパスを左サイドで受けたジャクソン・ムレカが、ドリブルで前進して、ボールをヴァンサン・アブバカルに出そうとした。だが、ボールは、相手選手に当たり跳ね返った。再度、ボールを得たジャクソン・ムレカが、ペナルティエリア・ラインから グランダーのシュートを放つと、ボールは、右ゴールポストに当たり外に出て行ってしまった。
 同38分、ペナルティエリアの外右サイドで得たフリーキックをジェドソン・フェルナンデスが蹴り、直接ゴールを狙ったが、ボールは、僅かに枠の右側を逸れ外に出て行ってしまった。
 後半4分、ペナルティエリアの外左サイドから、サリフ・ウチャンがフリーキックを蹴ると、GKヘオリー・ブスチャンがコーナーキックに替えた。
 同7分、ジェドソン・フェルナンデスからのパスを、ペナルティエリアの左サイドで得たヴァンサン・アブバカルが、相手選手をかわし、ペナルティエリアに入り、ゴール斜め前からファーのゴール隅を狙うシュート放つと、これがゴールインした。1:0。
 同12分、ヴァレンティン・ロシエからのパスを、ペナルティエリア内右サイドで得たミロト・ラシツァが、ダイレクトで内へと入れた。ゴール前で、これを受けたジャクソン・ムレカがシュートを試みるも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同38分、オレクサンドゥル・アンドリイェフスキーが、ペナルティエリアの左サイドからフリーキックを蹴ったが、ボールは、GKメルト・ギュノクが押さえた。
 同40分、アンテ・レビッチが、左サイドからペナルティエリア内へと持ち込み、パスを出すと、それを、ゴール前で受けたバクティヤール・ザイヌトディノフが、絶好の位置からシュートを放ったが、GKヘオリー・ブスチャンがコントロールしてしまった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヴァレンティン・ロシエ、ネジプ・ウイサル、オマル・コリー、オヌル・ブルト=アミル・ハジャフメトヴィッチ=ミロト・ラシツァ(後半30分:バクティヤール・ザイヌトディノフ)、サリフ・ウチャン(後半44分:アレックス・オックスレイド・チェンバレン)、ジェドソン・フェルナンデス、ジャクソン・ムレカ(後半30分:アンテ・レビッチ)=ヴァンサン・アブバクル(後半36分:ジェンク・トスン)



ベルカン・クトゥル、新しいクラブに調印(イエニ・シャファク紙 23. 8.31)

ベルカン・クトゥル(ファナティック紙)  ガラタサライのベルカン・クトゥルが、ジェノアとの契約に調印するために、今朝、イタリアに向かった。

 ガラタサライのベルカン・クトゥルが、セリエAへ移籍だ。ジェノアが、ベルカン・クトゥル獲得で、ガラタサライと合意に至ったのだ。ジェノアは、ベルカン・クトゥルをレンタルで獲得し、契約条項に、350万EUROでの買い取りオプションが付いていると言われている。25歳のベルカン・クトゥルは、ジェノアとの契約に調印するために、午前9時35分発の飛行機でイタリアに向かった。
 ガラタサライは、ベルカン・クトゥルを、2021年にアランヤ・スポルから、400万EUROで獲得した。ベルカン・クトゥルは、ガラタサライで84試合に出場して、1ゴール5アシストを記録している。ガラタサライとの契約は、まだ3年間残っているベルカン・クトゥルは、今季、既に8試合に出場している。



ガラタサライ、チャンピオンズリーグ本戦へ(ガラタサライ公式HP 23. 8.30)

テテ(右)(スター紙) アンヘリーニョ(ガラタサライ公式HP)  ガラタサライが、UEFA欧州チャンピオンズリーグのプレーオフで、ホームにノルウェーのモルデを迎えた。RAMSパルクで行われたこの試合、ガラタサライが2:1で制した。そして、チャンピオンズリーグ本戦へ、2連勝で駒を進めたのだった。

 ガラタサライのゴールは、前半7分、PKをマウロ・イカルディが決め、後半ロスタイム3分にはアンヘリーニョが決めた。
 試合の序盤、モルデが、2度に渡る好機を掴んだ試合だったが、1点目を生んだのはガラタサライの方だった。前半7分、センタリングに対し、ペナルティエリア内でジャンプを見せた、マウロ・イカルディが倒され、PKが与えられたのだった。そのPKをマウロ・イカルディ自身が蹴り、GKの跳んだと逆方向に蹴り込んだ。1:0.
 第1戦でアドヴァンテージを得た上に、ゴールが決まり、一層楽になったガラタサライは、ボールをコントロールして、好機を窺うように努めていた。
 同30分、中盤から危険な場面を作り出したモルデが、ヘスタドのシュートが放たれたが、ムスレラが素晴らしいパンチングで、これを防いだ。そして、9分間のロスタイムののち、前半が終わった。
 後半に入り、より多くのリスクを負うようになったモルデのディフェンスの裏を取り、しばしば好機を掴んだガラタサライだったが、それらを活かせないでいた。同20分、左サイドで生まれたモルデの攻撃で、エミル・ブレイヴィクのパスを受けたエイリック・ヘスタドのシュートが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。1:1。
 リスキーなゴールが、同20分に生まれ、ガラタサライは、選手交替のカードを切った。同27分にケレム・アクチュコウルとドリース・メルテンスを下げ、替りにカーン・アイハンとバルシュ・アルペル・ユルマズを入れた。
 同36分、ガラタサライをひやりとさせる好機が、モルデに生まれた。ガラタサライのディフェンスをこじ開けたヴェトン・ベリーシャが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。が、ヴィデオ判定システムで確認後、その前にオフサイドがあったとして、ゴールとは認定されなかった。
 同34分、テテとバカンブの交替があり、同45分には、ケレム・デミオルバイとベルカン・クトゥルの交替があった。
 8分間のロスタイムで、アンヘリーニョが、同3分、フリーキックで直接ゴールを決めた。壁に当たり方向を変えたボールが、ゴールインしたのだった。2:1。そして、試合は、ガラタサライが2:1のスコアで制し、チャンピオンズリーグ本戦への扉を開けたのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=サーシャ・ボエ、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、アンヘリーニョ=ケレム・デミオルバイ(後半45分:ベルカン・クトゥル)、ルカス・トレイラ=テテ(後半35分:セドリック・バカンブ)、ドリース・メルテンス(後半27分:カーン・アイハン)、ケレム・アクテュルコウル(後半27分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=マウロ・イカルディ



イスマイル・カルタル監督、メルト・ミュルドゥルに決定(スター紙 23. 8.29)

メルト・ミュルドゥル(ファナティック紙)  フェネルバフチェのイスマイル・カルタル監督は、新加入のメルト・ミュルドゥルを、フェルディ・カドゥオウルの故障欠場の替りに起用する決定を下した。

 フェネルバフチェで、フェルディ・カドゥオウルが故障を発生を受け、右サイドバックを誰に担わせるかに、注目されている。3人のトルコ人選手起用が義務付けられていることから、トルコ人選手に目が向いているイスマイル・カルタル監督は、メルト・ミュルドゥルに出場機会を与えることになろう。トルコ・リーグ第4節で、アンカラ・グジュ戦に臨むフェネルバフチェは、3人のトルコ人選手として、メルト・ミュルドゥル、イスマイル・ユクセキ、ジェンギズ・ウンデルになるだろう。



カイセリ・スポル、2ゴールで笑顔(TRT 23. 8.28)

アンソニー・ウゾディンマ(ミリエット紙) キングスリー・シンドラー(左)マメ・ティアム(右)(ミリエット紙)  トルコ・リーグ第3節で、カイセリ・スポルが、ホームで、サムスン・スポルを2:1でくだした。

 RHGエネテュルク・エネルギー・スタジアムで、バハッティン・シムシェク主審が裁いた試合だった。カイセリ・スポルが、2:1の優位を保ち、試合は終わった。カイセリ・スポルのゴールは、前半18分にアンソニー・ウゾディンマ、同38分にマメ・ティアムが決めた。サムスン・スポル 唯一のゴールは、マリウス・ムーアンディリマジから生まれた。この結果、カイセリ・スポルの勝ち点は5に伸びたのに対し、今季未勝利のままのサムスン・スポルが、同1に留まっている。

                    試合経過

 前半17分、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだマメ・ティアムが、ペナルティエリア・ライン辺りに出したパスに反応したアンソニー・ウゾディンマが、ボールをコントロールしたあと放ったシュートが、サムスン・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同21分、スピードに乗ったサムスン・スポルの攻撃で、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだフォファナがセンタリングを入れると、それに呼応して動き出していたマリウス・ムーアンディリマジが、そのコースに入り、ヘッドに合わせた。それが、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らした。1:1。
 同33分、サムスン・スポルが左コーナーキックを蹴ると、GKビラル・バヤズィットが、パンチングでクリアした。そのボールを捉えたタイラン・アンタルヤルがシュートを試みると、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同38分、カリミが、ディフェンス裏に出したパスを、アンソニー・ウゾディンマが、ヘッドで、PKポイント辺りにいたギョクハン・サズダーに向け落とした。ギョクハン・サズダーに渡る前に、ボールをカヴァーに入ったGKオカン・コジュクから、ボールがこぼれ、それを、詰めていたマメ・ティアムが、いい位置取りでシュートを放つと、これがゴールとなった。2:1。そして、前半は、カイセリ・スポルが2:1と優位を保ち終わった。
 後半10分、マメ・ティアムの出したパスを受けたギョクハン・サズダーが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前から強烈なシュートを放つも、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同18分、カイセリ・スポルの攻撃で、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだカルドーソがシュートを放つも、GKオカン・コジュクが、右に跳び、ボールポスト際で、このボールをコントロールした。
 同20分、左サイドからカルドーソが、PKポイントに向け入れたセンタリングに反応して動き出していたカリミが、それに合わせてヘディングシュートを放つも、GKオカン・コジュクが、両足を使いクリアしてしまった。
 同30分、ラウラがディフェンスの裏に送ったボールに向け走り込んだフォファナが、GKと1対1となったところからシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同36分、右サイドでボールを得たキングスリー・シンドラーがセンタリングを入れると、そのコースに走ったラウラが、いい位置からヘディングシュートを試みようとしたが、うまくいかず、ボールはタッチに出て行ってしまった。そして、試合は、カイセリ・スポルが2:1の優位を保ったまま終わったのだった。

【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=アンソニー・ウゾディンマ(後半42分:カルロス・マネ)、ディミトリス・コロヴェツィオス、ジョゼフ・アタマー、リオネル・キャローレ=ラマザン・ジヴェレク(後半39分:アリフ・コジャマン)、ヤウ・アカー(後半ロスタイム2分:バラン・アリ・ゲゼク)=ミゲル・カルドーソ(後半39分:オリヴィエ・ケメン)、アリ・カリミ、マメ・ティアム=ギョクハン・サズダー(後半ロスタイム2分:タルハ・サルアドスラン)
【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル(後半14分:ルボミル・サトカ)、アリム・オズテュルク、リック・ファン・ドレンゲレン=キングスリー・シンドラー、タイラン・アンタルヤル(後半17分:ユーセフ・アイト・ベナッサー)、オリヴィエ・エンチャム(後半43分:ナヌ)、マルク・ボラ(後半16分:ソネル・アイドードゥ)=エムレ・クルンチ、マリウス・ムーアンディリマジ(後半14分:ガエタン・ラウラ)、モリケ・フォファナ


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