FUTBOL HABERLERI サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、


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カイセリ・スポル 2:6 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP改+ファナティック紙補綴 24.11.24)

オウズ・アイドゥン(フェネルバフチェ公式HP) ハサン・アリ・カルドゥルム(左)メルト・ハカン・ヤンダシュ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第13節で、アウェーで戦ったカイセリ・スポルを2:6でくだし、勝ち点を29に伸ばした。

 RHGエネテュルク・エネルギー・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェに勝利を導いたゴールは、前半7分にドゥサン・タディッチ、同15分と26分にオウズ・アイドゥン、後半19分にユスフ・エン・ネシリ、同40分にフィリップ・コスティッチ、同43分にセバスティアン・シマンスキが決めた。なお、フェネルバフチェは、11月28日(木)には、UEFA欧州リーグ第5節で、スラヴィア・プラハとのアウェー戦に臨む。

                  得点場面

 前半5分、メルト・ハカン・ヤンダシュからのパスを受け、ボールを持ってペナルティエリア内へと持ち込んだフィリップ・コスティッチが、ギョクハン・サズダーのチェックを受けピッチに倒れた。それを咎めた主審はPKを宣告した。同7分、このPKをドゥサン・タディッチが蹴ると、カイセリ・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。
 同15分、フェネルバフチェが、点差を2に拡げた。フレッドからのパスを受け、ペナルティエリア内へと入ったオウズ・アイドゥンが放ったシュートが、ゴールインしたのだった。0:2
 同26分、フェネルバフチェは、点差を3とした。右サイドからメルト・ハカン・ヤンダシュが、ペナルティエリアへ向け出したグランダーのパスを出すと、絶好の位置で、これを受けたオウズ・アイドゥンが、自身としてはこの日の2点目、チームとしては3点目をなるゴールを決めた。0:3。
 同43分、カイセリ・スポルが、点差を2に縮めた。ミゲル・カルドーソが、右サイドからペナルティエリアへとセンタリングを入れると、ディフェンスに入っていたアレクンデル・ジクが、逆方向に蹴ったボールが、GKリヴァコヴィッチの頭上を越えてゴールインしてしまった。1:3。
 後半11分、カイセリ・スポルが、点差を1に縮めた。カルタル・カイラ・ユルマズが左コーナーキックを蹴ると、それに合わせたディミトリオス・コロヴェツィオスのペナルティエリア内でのヘディングシュートが炸裂、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。2:3。
 同18分、ドゥサン・タディッチから出たパスに反応したユスフ・エン・ネシリが、GKビラル・バヤズィットと1対1となり放ったシュートが、ゴールとなった。2:4。
 同40分、メルト・ミュルドゥルが、右サイドからペナルティエリアへ向けセンタリングを入れると、ファーのゴールポストへとこぼれたボールを捉えたフィリップ・コスティッチが、点差を3と開くゴールを決めた。2:5。
 同43分、フェネルバフチェの6点目が決まった。左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだオウズ・アイドゥンが出したパスをに合わせて、セバスティアン・シマンスキが、がら空きになっていたゴールマウスに蹴り込んだのだった。2:6。

【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー、ディミトリオス・コロヴェツィオス、メフディ・ブーラビア、リオネル・キャローレ、ハサン・アリ・カルドゥルム=ラマザン・ジヴェレク(後半1分:アイルトン・ボア・モルテ)、カルタル・ユルマズ、バラン・アリ・ゲゼク(後半1分:アリ・カリミ)=ステファン・バホーケン(後半25分:デュカン・ナゾン)、ミゲル・カルドーソ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半30分:メルト・ミュルドゥル)、サメト・アカイドゥン、アレクンデル・ジク、フィリップ・コスティッチ=フレッド、ソフィアン・アンバラト(後半44分:イスマイル・ユクセキ)=ドゥサン・タディッチ、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半19分:セバスティアン・シマンスキ)、オウズ・アイドゥン(後半44分:レヴェント・メルジャン)=ユスフ・エン・ネシリ(後半19分:エディン・ジェコ)



ジョヴァンニ・ブロンクホルスト監督、先発メンバーを固める(TRT 24.11.23)

ジョヴァンニ・ブロンクホルスト監督(スター紙)  ベシクタシュは、ギョズテペ戦に向けた準備を続けている。ジョヴァンニ・ブロンクホルスト監督の頭の中では、先発メンバーが出来上がってきている。

 ベシクタシュは、ギョズテペ戦で勝ち、ここ3試合勝ててないことに終わりを告げたい。ジョヴァンニ・ブロンクホルスト監督は、この試合に送り出す先発メンバーを固めようとしている。ゴールマウスを守るのはメルト・ギュノクだ。ディフェンスの右はヨナス・スヴェンソン、左はアルトゥール・マスアクとなる。ストッパーの2人は、ガブリエル・パウリスタとフェリックス・ウドゥオカイだ。ボランチは、アル・ムスラティが起用され、このリビア人選手は、ジェドソン・フェルナンデスと組むことになる。この2人の前、即ち10番の位置にはラファ・シルヴァが入る。攻撃ラインは、故障者が、首脳陣を悩ませている。右サイドにはミロト・ラシチャ、左サイドには、エルネスト・ムチが故障を発生させたので、このアルバニア人選手の替わりとしては、ジョアン・マリオが出場すると思われる。トップの位置には、チーロ・インモービレの具合が不明確なところがある。もし、このイタリア人選手が、この試合に出場できないようなら、FWはセミフ・クルチソイが務めることになるだろう。



ガラタサライ、右サイドバックにダヴィデ・カラブリ獲得を狙う(アクシャム紙 24.11.22)

ダヴィデ・カラブリ  冬の移籍解禁期間に向けて動き出しているガラタサライは、右サイドバックにACミランのダヴィデ・カラブリで強化しようと考えている。

 移籍解禁期間には、右サイドバックの補強が必要なガラタサライは、そのために、目を、イタリアのビッグクラブのACミランに向けていると言われている。イタリアからの報道によると、ガラタサライは、ACミランのダヴィデ・カラブリに関心を示していると言う。イタリア人のスター選手を獲得したいガラタサライにとっては、フランスのマルセイユがライバルとなる。また、その報道では、ダヴィデ・カラブリは、ACミランを去る可能性は高くなっていると言っている。1月に、ACミランを出ることが難しかろうとも、ACミランは、ダヴィデ・カラブリの替わりになる選手を、ACミランは、既に確保しているのだ。アレックス・ギメネスに、長期的には信頼を向けているのだ。
 今季、ACミランでは、5試合に出場している27歳のダヴィデ・カラブリは、計222分間、ピッチに立っている。



エルネスト・ムチから悪い知らせ! ベシクタシュが故障の状態を発表(スター紙 24.11.21)

エルネスト・ムチ(TRT)  ベシクタシュが、アルバニア代表として招集されているところで故障を発生させたエルネスト・ムチに関しての発表を行った。それによると、エルネスト・ムチは、左大腿部内転筋に張りと内出血があることが判明した。

 アルバニア代表がウクライナ代表と戦った試合で、故障を発生させたエルネスト・ムチが、左大腿部内転筋に張りと内出血があること、及び、治療を受けていることを、ベシクタシュが発表した。エルネスト・ムチに関し、ベシクタシュが、公式ウエブサイトで発表したところでは、「アルバニア代表がウクライナ代表と戦った試合の後半7分に、左大腿部上部に感じた痛みのため、プレー続行が不可能になったエルネスト・ムチが、トルコに戻り、診察とMR検査を受け、左大腿部内転筋に張りと内出血があることが判った。エルネスト・ムチへの治療は、我がクラブのメディカルスタッフにより始められている」となっている。
 ベシクタシュは、エルネスト・ムチに対する治療は始めていることを明らかにしている。エルネスト・ムチは、この故障で、15〜20日はピッチに立てないことになった。



モンテネグロ 3:1 トルコ(トルコ・サッカー協会公式HP改+アクシャム紙補綴 24.11.20)

ケナン・ユルドゥズ(トルコ・サッカー協会公式HP) エレン・エルマル(右)(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、UEFAネーションズ・リーグB第4組の第6節、即ち最終節で対峙したモンテネグロ代表に3:1で敗れ、グループ・リーグ2位で終えることになった。トルコ代表は、UEFAネーションズ・リーグAへの昇格に向け、プレーオフを戦うことになった。

 トルコ代表のゴールは、前半37分にケナン・ユルドゥズがあげたのに対し、モンテネグロ代表のゴールは、前半29分、同45分、後半28分、いずれもニコラ・クルストヴィッチが決めた。
 グループ・リーグのもう1試合は、同時刻に行われ、ウェールズ代表が、アイスランド代表を4:2でくだし、グループ・リーグ首位で終え、UEFAネーションズ・リーグAへの昇格を決めた。この結果、トルコ代表は、ウェールズ代表に次いで2位となった。トルコ代表は、UEFAネーションズ・リーグAへの昇格をかけて、プレーオフを戦うことになった。

                 試合経過

 前半4分、トルコ代表がゴールに迫った。ステヴァン・ヨヴェティッチのミスを咎めてボールを得たアルダ・ギュレルが、ニコラ・シプチッチを絶妙なフェイントでかわしシュートを放った。だが、GKイゴール・ニキッチが、足でもって、これを防ぐことに成功した。
 同28分、カーン・アイハンの出したロングボールを、モンテネグロ代表のペナルティエリアで得たケナン・ユルドゥズが、PKポイントの手前にいたケレム・アクチュコウルにパスを出した。そのケレム・アクチュコウルが、そのボールに合わせてシュートを放ったが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同29分、モンテカルロ代表が先制した。ディフェンスに入っていたマルコ・ブクチェビッチが出したロングボールをコントロールして、ペナルティエリア内へと持ち込んだニコラ・クルストヴィッチが、ゴール右斜め前から落ち着いて放ったシュートが、トルコ代表のゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同32分、ホームのモンテカルロ代表が、またしてもいい攻撃を見せた。スピードに乗った攻撃で、ステヴァン・ヨヴェティッチが、ペナルティエリア内へと進んだマルコ・ヤンコビッチにパスを出した。そのマルコ・ヤンコビッチが、至近距離からシュートを放つも、瞬間、前に出たGKメルト・ギュノクがコーナーキックに替えた。
 同37分、トルコ代表が同点に追いついた。右サイドからのスローインからのボールをコントロールしたオルクン・キョクチが、ペナルティエリア内へとグランダーのボールを入れると、それに合わせて、ケナン・ユルドゥズが放ったシュートが、モンテカルロ代表のゴール隅に突き刺さったのだった。1:1。
 同45分、モンテカルロ代表が、再度、リードを奪った。マルコ・ヤンコビッチから出たパスを、ペナルティエリア内で得たニコラ・クルストヴィッチが、強烈なシュートを放つと、それがゴールインしたのだった。2:1。
 後半5分、アルダ・ギュレルが出したパスを、左サイドで得たケレム・アクチュコウルが、ペナルティエリア内へと動いたユヌス・アクギュンに向けセンタリングを入れた。すると、それに合わせて、ユヌス・アクギュンがスライディングを見せてのシュートを放つも、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同7分、メルト・ミュルドゥルが出したロングパスに反応して、左サイドからディフェンスの裏を取ったケナン・ユルドゥズが、ペナルティエリア内へ入るやシュートを試みたが、ディフェンダーが、際どくコースに入り、コーナーキックに替えた。
 同27分、トルコ代表がゴールに迫った。左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだケナン・ユルドゥズが出したパスを、PKポイント上で得たイスマイル・ユクセキが、ボールを整えグランダーのシュートを放つも、ボールは転がりながら枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同28分、モンテカルロ代表が点差を2に拡げた。左サイドでボールを得たオグニエン・ガセビッチが、ペナルティエリアに送ったセンタリングに対し、PKポイントでジャンプを見せたニコラ・クルストヴィッチのヘディングシュートがヒット、トルコ代表のゴールネットが揺れたのだった。3:1。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=カーン・アイハン(後半37分:セミフ・クルチソイ)、メリヒ・デミラル、エミルハン・トプチュ(後半1分:サメト・アカイドゥン)、エレン・エルマル(後半1分:メルト・ミュルドゥル)=オルクン・キョクチュ、オカイ・ヨクシュル(後半18分:イスマイル・ユクセキ)=ユヌス・アクギュン(後半29分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、アルダ・ギュレル、ケナン・ユルドゥズ=ケレム・アクチュコウル



ハカン・チャラノウル語る、モンテネグロ代表戦は休場(CNNトルコ 24.11.19)

ハカン・チャラノウル  トルコ代表は、UEFAネーションズ・リーグB第4組の最終戦で、本日、モンテネグロ代表と対峙する。

 トルコ代表のハカン・チャラノウルは、試合を前にして、昨日行われた記者会見に出席して、故障のため、本日の試合には出場しないだろうと述べた。「インテルのマロッタ理事長に理解をいただいて感謝している。ウェールズ代表戦後、私自身と監督を、直で探してくれた。私は、ここに留まることを選んだ。が、明日の試合には、残念ながら出場できない。古傷が再発したからだ。大きな問題ではないが。悲しむまい。願わくは、ヴェローナ戦にはピッチに立てていることを」。



ベシクタシュにいい知らせ(TRT 24.11.18)

チーロ・インモービレ(ヒュリエット紙) ミロト・ラシチャ(ミロト・ラシチャ公式Instagram)  ベシクタシュで故障を抱えていた選手から朗報が届いた。ベシクタシュは、ギョズテペ戦には、フルメンバーで試合に臨めるものと考えられている。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグ第13節で戦うギョズテペ戦に向けての準備を続けている。ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト監督は、故障者の状態を、ずっと気に掛けてきていた。マルメ戦とバシャクシェヒル・スポル戦でプレーできなかったチーロ・インモービレに対する治療は終わった。従って、この日曜日に予定されている試合に、メンバー入りするものと思われる。ただ、チーロ・インモービレが、先発メンバー入りするかどうかは、直近の練習後、明らかになるだろう。バシャクシェヒル・スポル戦では、最後の20分だけプレーをしたミロト・ラシチャも、完全に仕上がっているものと考えられる。ミロト・ラシチャは、ベシクタシュのメディカル・スタッフが、コソヴォの関係者と協議して、治療目的で、代表メンバーから外れていた。28歳になっているミロト・ラシチャは、ギョズテペ戦では先発メンバー入りするものと考えられる。また、アル・ムスラティとガブリエル・パウリスタは、この間に、フィジカル的には100%の状態に仕上げてくるだろう。



トルコ 0:0 ウェールズ(ヒュリエット紙+トルコ・サッカー協会公式HP補綴 24.11.17)

ユヌス・アクギュン(右)(トルコ・サッカー協会公式HP) バルシュ・アルペル・ユルマズ(中)オルクン・キョクチュ(右)(NTV)  トルコ代表は、UEFAネーションズ・リーグB第5節で、ウェールズ代表と0:0で引き分けた。そして、Aリーグへの切符は、最終試合に持ち越された。

 UEFAネーションズ・リーグB第5節で、トルコ代表は、ウェールズ代表と対峙した。カイセリで行われたこの試合、0:0の引き分けに終わった。この試合の前半、トルコ代表は、チャンスを掴みながら、それを活かせなかった。そして、前半は0:0のまま終わった。後半44分に、ケレム・アクチュコウルがPKを蹴ったが、枠の外に蹴り出してしまった。残りの時間にもゴールは生まれることはなく、両者、お互いに勝ち点1ずつを分け合った。この結果、トルコ代表は、勝ち点を11とし、首位の座を守り、Aリーグ行きの切符は、最終試合に持ち越された。一方のウェールズ代表は同9とした。

                 試合経過

 前半6分、ユヌス・アクギュンが、右サイドから内へとパスを入れると、そのボールを得たアルダ・ギュレルが、ペナルティエリアのすぐ外からシュートを放ったが、ボールは、GKカール・ダーロウが押さえた。
 同14分、右コーナーキックに対し、ディフェンスがクリアしようとしたボールが、ペナルティエリア内にいたケレム・アクチュコウルの前に転がると、それを捉えて、ケレム・アクチュコウルがダイレクトでシュートを試みた。だが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同33分、ケレム・アクチュコウルの出したスルーパスを得て、GKと1対1となったユヌス・アクギュンが放ったシュートは、GKカール・ダーロウがクリアしてしまった。
 同41分、右サイドから入ったセンタリングに合わせて、ジョーダン・ジェームズが放ったシュートがゴールインしたが、オフサイド判定でゴールと認定されなかった。
 同45分、ペナルティエリアの外でボールを得たハリー・ウイルソンが、ゴール左斜め前からファーのゴール隅を狙ったシュートは、ゴールポストに当たりピッチに跳ね返った。
 後半7分、相手ディフェンスがクリアしきれなかったボールを、ペナルティエリアの外でコントロールしたユヌス・アクギュンが強いシュートを試みたが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同21分、ペナルティエリアの外で得たフリーキックをオルクン・キョクチュが蹴り、直接ゴールを狙うも、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同22分、右サイドでボールを得て、ゴールライン際まで持ち込んだユヌス・アクギュンが、いい位置にいたエネス・ウナルにボールを預けた。そのエネス・ウナルが、ゴール前でシュートを放つも、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同32分、ペナルティエリアの外でボールを得たアルダ・ギュレルが、ゴール右斜め前からシュートを放つも、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同41分、ユヌス・アクギュンが、ペナルティエリア内でハリー・ウイルソンのチェックを受け、ピッチに倒れた。それを咎めた主審がPKを宣告した。
 同42分、このPKをケレム・アクチュコウルが蹴ったが、ボールは、サイドバーに当たり外に出て行ってしまった。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=メルト・ミュルドゥル、メリヒ・デミラル、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エレン・エルマル(後半30分:ゼキ・チェリク)=オルクン・キョクチュ、ハカン・チャラノウル(後半1分:イスマイル・ユクセキ)=ユヌス・アクギュン、アルダ・ギュレル(後半41分:カーン・アイハン)、ケレム・アクチュコウル=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半20分:エネス・ウナル)



セバスティアン・シマンスキ、代表の試合で故障発生(アクシャム紙 24.11.16)

セバスティアン・シマンスキ  UEFAネーションズ・リーグで、ポーランド代表に招集されているセバスティアン・シマンスキが、ポルトガル代表戦を前に故障を発生させた。

 フェネルバフチェのスター選手セバスティアン・シマンスキから悪い知らせが届いた。ポーランド人選手セバスティアン・シマンスキが、ポルトガル代表戦を前にして行っていたウォーミングアップで故障を発生させた。UEFAネーションズ・リーグで、ポルトガル代表とポーランド代表の一戦が実現した。ポーランド代表に招集され、このポルトガル代表戦のメンバー入りしていたセバスティアン・シマンスキンが、試合前に不運な故障に見舞われた。ウォーミングアップ時間中に故障を発生させたセバスティアン・シマンスキは、このポルトガル代表戦のメンバーから除外された。



アフメド・クトゥジュ、トルコ代表から外れる(タクヴィム紙 24.11.15)

アフメド・クトゥジュ(スター紙)  UEFAネーションズ・リーグBで戦いを続けるトルコ代表は、まもなくウェールズ代表との大事な一戦に臨む。だが、この難しい試合を前に衝撃的な出来事が発生した。フェルディ・カドゥオウル、デニズ・ギュルに次いで、エユップ・スポルのFWアフメド・クトゥジュも、故障のため、代表から外れることが発表された。 トルコ・サッカー協会の発表では、次のように述べている。「エユップ・スポル所属のアフメド・クトゥジュが、故障のため、UEFAネーションズ・リーグのウェールズ代表、及び、モンテカルロ代表との一戦に臨むトルコ代表のメンバーから外れた」。
 トルコ・リーグで、エユップ・スポルがアダナ・デミル・スポルと戦った試合で、左脚裏筋肉を傷めたアフメド・クトゥジュは、そのための治療が、先週以後、トルコ代表のリワにおける合宿所で行われてきた。しかし、アフメド・クトゥジュの故障は、トルコ代表がUEFAネーションズ・リーグの試合を行なう期間には完治しないことが明らかになったため、アフメド・クトゥジュは、治療を、クラブに戻って受けることになったのだ。



トルコ代表、ウェールズ代表戦への準備を続ける(アクシャム紙改 24.11.14)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(ミリエット紙)  UEFAネーションズ・リーグB第4組で、11月16日(土)にウェールズ代表と対峙するトルコ代表は、この難しい試合に向けての準備を続けている。

 トルコ・サッカー協会の発表では、トルコ・サッカー協会のハサン・ドーアン代表選手合宿研修施設で、ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督指揮下で行われた練習は、ウォーミングアップから始まった。パワーアップと敏捷性を鍛える練習と続いたあと、戦術のヴァリエーションの確認へと続いた。そして、練習は、トーナメント形式での練習試合を行い終わった。左脚裏の筋肉に張りと腫れのあるアフメド・クトゥジュは、練習には不参加だった。高熱のため、2日間、練習に姿を見せてなかったエミルハン・トプチュは、チームに合流した。また、ハカン・チャラノウルは、チームとは離れ、個別の練習を行っていた。トルコ代表は、本日は、午後4時半から行う練習で、ウェールズ代表戦に備えての準備を続けることになっている。



トルコ代表、招集メンバーを変更(TRT 24.11.13)

エレン・ディンクジ ヤシン・オズジャン  UEFAネーションズ・リーグで、ウェールズ代表とモンテカルロ代表と対峙するトルコ代表は、フェルディ・カドゥオウルが、故障のため代表メンバーから外れた。替わりに、フライブルクのエレン・ディンクジとユース代表のヤシン・オズジャンが招集された。

 トルコ・サッカー協会の発表では、11月16日にウェールズ代表と19日にモンテカルロ代表との一戦のために、イスタンブルに集合した代表選手の変更を行うことを明らかにして、次のように述べている。「フェルディ・カドゥオウルが左足の親指関節を傷めたため、代表メンバーから外れ、替わりに、ドイツのフライブルク所属のエレン・ディンクジと、ユース代表に入っているDFヤシン・オズジャンを、トルコ代表のメンバーに加えることになった」。なお、既に、トルコ代表は、DFチャーラール・ソユンジュが、故障のため代表メンバーから外れている。



トルコ代表に故障者の衝撃(TRT 24.11.12)

チャーラール・ソユンジュ(ファナティック紙)  UEFAネーションズ・リーグB第4組で、ウェールズ代表とモンテカルロ代表と戦うトルコ代表で、チャーラール・ソユンジュが、故障のため代表から外れた。

 トルコ・サッカー協会の発表では、11月16日にウェールズ代表と、同19日にモンテカルロ代表との試合のために、イスタンブルに招集された代表選手に変更が生じたとして、次のような説明がなされた。「フェネルバフチェが、シワス・スポルと戦った試合で受けた打撲のため、その後受けた検査で、左膝内側側副靱帯に張りと腫れがあることが判ったチャーラール・ソユンジュが代表メンバーから外れた」。なお、チャーラール・ソユンジュは、約1ヶ月、ピッチに立てないものと考えられている。



ガラタサライ 3:2 サムスン・スポル(ハベル・テュルク紙改 24.11.11)

ヴィクトール・オシムヘン(アクシャム紙) バルシュ・アルペル・ユルマズ(左)オリヴィエ・エンチャム(右)(サムスン・スポル公式HP)  首位ガラタサライが、トルコ・リーグ第12節で、2位で追走するサムスン・スポルを3:2でくだした。勝利をもたらしたゴールは、前半3分と後半10分にヴィクトール・オシムヘン、後半40分にミシー・バチューハイが決めた。トルコ・リーグで、今季、まだ負けていない唯一のクラブとなっているガラタサライは、この結果、勝ち点を31に伸ばした。ガラタサライのスター選手ヴィクトール・オシムヘンは、ここ6試合で8ゴールを決めている。

 サムスン・スポルのゴールは、後半5分にオリヴィエ・エンチャム、同ロスタイム3分にユセフ・エ・ベナッサーが、いずれもPKを決めたものだった。

                 得点場面

 試合開始まだ3分に、ナイジェリア人スター選手ヴィクトール・オシムヘンのゴールで、ガラタサライは1:0と先制した。ルカス・トレイラが、右サイドからセンタリングを入れると、PKポイント近くで、ヴィクトール・オシムヘンがヘディングシュートを放つと、これが、サムスン・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。そして、前半は、ガラタサライが1:0とリードして終わった。
 後半4分、サムスン・スポルがPKを獲得した。ダヴィンソン・サンチェスが、ランドリー・ナニー・ディマタに対して、ペナルティエリアで執った無茶なチェックを咎め、ハリル・ウムト・メレル主審がPKを宣告したのだった。このPKを、オリヴィエ・エンチャムが蹴ると、ボールは、GKムスレラが跳んだとは逆方向のゴール隅に入り、ガラタサライのゴールネットに収まったのだった。1:1。
 同10分、ガラタサライが、再度、リードを奪った。ユヌス・アクギュンが、ペナルティエリアの左サイドからセンタリングを入れると、オカン・コジュクからのこぼれ球を、しっかりと追いかけたヴィクトール・オシムヘンが、至近距離から放ったヘディングシュートが、スコアを2:1としたのだった。
 同40分、点差が2と開いた。ハキム・ツィエクから出たパスを得たミシー・バチューハイが、ペナルティエリアのゴール左斜め前から落ち着いて放ったシュートが、ゴールインしたのだった。3:1。
 同45分、サムスン・スポルが、再度、PKを獲得した。ヴィクトール・ネルソンが、ソネル・アイドーウに対して執った無茶なチェックを咎め、ハリル・ウムト・メレル主審は、ヴィデオ判定システムで確認後、PKを宣告した。このPKを、ユセフ・エ・ベナッサーが決め、点差を1に縮めたたとは言え、残りの時間では他のゴールは生まれず、ガラタサライが、この試合を3:2で制したのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半30分:ベルカン・クトゥル)、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、イスマイル・ヤコブス(後半1分:ヴィクトール・ネルソン)=ルカス・トレイラ、ガブリエル・サラ=ロランド・サライ、ドリース・メルテンス(後半30分:ミシー・バチューハイ)、ユヌス・アクギュン(後半42分:エリアス・ジェラート)=ヴィクトール・オシムヘン(後半37分:ハキム・ツィエク)
【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル(後半35分:アルブノール・ムジャ)、ルボミール・サッカ、リック・ファン・ドロンヘレン、マーク・ボラ=ユセフ・エ・ベナッサー、オリヴィエ・エンチャム(後半44分:フラヴィアン・テ)=エムレ・クルンチ(後半20分:ガエタン・ラウラ)、カルロ・ホルセ(後半34分:ソネル・アイドーウ)、ランドリー・ナニー・ディマタ(後半20分:キングスリー・シンドラー)=マリウス・ムアンディルマジ



チャイクル・リゼ 3:1 トラブゾン・スポル(ヒュリエット紙+サバハ紙補綴 24.11.10)

アミル・ハジャフメトヴィッチ(左)を讃えるミトハト・パラ(右)(チャイクル・リゼ公式X) ダヴィッド・アキントーラ(左)ペドロ・マルヘイロ(右)(A Spor)  トルコ・リーグ第12節で、チャイクル・リゼとトラブゾン・スポルが対峙した。チャイクル・ディディ・スタジアムで行われたこの試合を、チャイクル・リゼは3:1のスコアで制した。トラブゾン・スポルは、前半23分のエディン・ヴィスチャのゴールで先制したが、同ロスタイム10分に、チャイクル・リゼは、アミル・ハジャフメトヴィッチがゴールを決め、そのお返しをした。後半26分には、ダヴィッド・アキントーラが舞台に上がり、チャイクル・リゼが生き返った。最後のゴールは、同36分にイブラヒム・オラウォインが決めた。この結果、チャイクル・リゼは、勝ち点を13に伸ばした。ここ3試合、勝ち点を得ていないトラブゾン・スポルは同12に留まった。

                 試合経過

 前半3分、ホームのチャイクル・リゼの攻撃で、アリ・ソウの放ったシュートは、GKウーウルジャン・チャクルから跳ね返った。攻撃は続き、その跳ね返りのボールが、自身の前に転がってきたダル・ヴァレサノヴィッチがシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルが胸に収めてしまった。
 同24分、ペナルティエリア内にいたオザン・トゥファンが出したパスを得たエディン・ヴィスチャが、GKと1対1となった位置から放ったシュートが、チャイクル・リゼのゴールネットを揺らした。0:1。
 同ロスタイム3分、右サイドでフリーキックを得たチャイクル・リゼは、そのボールを、ラシド・ゲザルが蹴り、ペナルティエリアへ浮かし球を送ると、そのボールが、GKウーウルジャン・チャクルからこぼれた。そのこぼれ球を捉えたダル・ヴァレサノヴィッチの放ったシュートがゴールインしたが、ヴィデオ判定システムでの確認後、オフサイドがあったとして、ゴールとは認定されなかった。
 同ロスタイム8分、アリ・ソウがペナルティエリア内へと入れたボールが、トラブゾン・スポルのディフェンスから跳ねた。そのボールを、ペナルティエリアの外で得たアミル・ハジャフメトヴィッチが、ダイレクトでシュートを放つと、これが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らした。1:1。
 後半20分、イブラヒム・オラウォインが出したパスを、ペナルティエリアの手前で得てコントロールしたアリ・ソウがシュートを試みたが、ボールは、枠の右側を逸れて外に出て行ってしまった。
 同27分、ホームのチャイクル・リゼが逆転した。ペナルティエリアのゴール左斜め前からイブラヒム・オラウォインが強いシュートを放つと、ディフェンスからこぼれ、その跳ねたボールがダヴィッド・アキントーラの前に落ちた。そのダヴィッド・アキントーラがペナルティエリア内から放ったシュートが、ゴールインしたのだった。2:1。
 同36分、チャイクル・リゼが、点差を2と拡げた。相手ディフェンスのミスでボールを得たムハッメト・タハ・シャヒンが、ペナルティエリア内ゴールライン際からグランダーのボールで出したパスを、ファーサイドで全くフリーの状態で得たイブラヒム・オラウォインが、それに合わせるとゴールが生まれたのだった。3:1。

【チャイクル・リゼ】イヴォ・グルビッチ=ムハッメト・タハ・シャヒン、アッティラ・モッチ、フスニディン・アリクロフ、ミトハト・パラ=イブラヒム・オラウォイン(後半ロスタイム4分:アヌル・ヤシャル)、アミル・ハジャフメトヴィッチ=ラシド・ゲザル(後半ロスタイム4分:エライ・コルクマズ)、ダル・ヴァレサノヴィッチ(後半24分:ムハメド・ブリュバシッチ)、ダヴィッド・アキントーラ(後半ロスタイム4分:エムレジャン・ブルト)=アリ・ソウ(後半45分:ヴァクラフ・ジュレッカ)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル(後半34分:ムハメッド・チャム)、エレン・エルマル=ジョン・ランドストラム、オカイ・ヨクシュル=エディン・ヴィスチャ(後半40分:ウムト・ボゾク)、オザン・トゥファン(後半14分:ジハン・チャナク)、エニス・デスタン(後半14分:デニス・ドラグシュ)=シモン・バンザ



イスタンブルで勝ったのはカイセリ・スポル(TRT 24.11. 9)

ハサン・アリ・カルドゥルム(カイセリ・スポル公式X) メフディ・ブーラビア(左)ロレト・サディク(右)(ハベル・テュルク紙)  トルコ・リーグ第12節で、カスムパシャが、ホームに迎えたカイセリ・スポルに1:2で敗れた。

 この試合の前半22分、PKを、カルタル・カヤ・ユルマズが決め、カイセリ・スポルの先制ゴールとなった。後半5分に、アイタッチ・カラが、カスムパシャの同点ゴールを生み出した。同10分、ハサン・アリ・カルドゥルムが、再度、リードを奪うゴールを決めたカイセリ・スポルが、最後に勝ち点3を得たのだった。この結果、カイセリ・スポルは、勝ち点を12としたのに対し、カスムパシャは同14で9位となった。

                 試合経過

 前半11分、左サイドからミゲル・カルドーソがセンタリングを入れると、ステファン・バホーケンが胸トラップで、ボールを傍らにいたメフディ・ブーラビアに落とした。そのメフディ・ブーラビアが出したパスを得たギョクハン・サズダーが、ゴール右斜め前からシュートを放ったが、GKアンドレアス・ギアニオティスがコーナーキックに替えた。
 同19分、ペナルティエリア内左サイドからミゲル・カルドーソが、ゴール前へとパスを送った。そこへ入ったステファン・バホーケンに対し、ヤシン・オズテキンがチェックに入ると、ステファン・バホーケンがピッチに倒れたことを咎めたメフメト・テュルクメン主審は、ヴィデオ判定システムでの確認後、PKを宣告した。
 同22分、このPKをカルタル・カヤ・ユルマズが蹴ると、グランダーのボールは、カスムパシャのゴールネットに収まったのだった。0:1。
 後半5分、クラウディオ・ヴィンクが、右サイドからベン・ウーアンヌにパスを出した。そのベン・ウーアンヌが内へと入れたパスに対し、ゴール前でアイタッチ・カラがスライディングをしてシュートを放つと、これがゴールインした。1:1。
 同10分、ロングパスに対し、いいジャンプを見せたミゲル・カルドーソが、ヘッドで、左サイドにいたハサン・アリ・カルドゥルムに落とした、そのハサン・アリ・カルドゥルムが、左サイドから、そのボールを持ちペナルティエリア内へ入り、ゴール左斜め前からシュートを試みると、これが、カスムパシャのゴールネットを揺らした。1:2。
 同14分、左サイドからベン・ウーアンヌが出したパスに合わせて、ハリス・ハジュラディノヴィッチがペナルティエリア内からシュートを放つも、GKビラル・バヤズィットがパンチングで防いだ。
 同ロスタイム1分、エルデム・チェティンカヤが、攻撃に移ろうとしたとき、ジョゼフ・アタマーのチェックを受け、ピッチに倒れた。それに対し、メフメト・テュルクメン主審は、ジョゼフ・アタマーに対し、この日2枚目のイエローカードを出したため、ジョゼフ・アタマーは退場処分となった。

【カスムパシャ】アンドレアス・ギアニオティス=クラウディオ・ヴィンク(後半25分:ジョン・エスピノーサ)、サドゥク・チフトプナル(後半1分:カフー)、ヤシン・オズジャン、ケヴィン・ロドリゲス=ロレト・サディク=ヨシプ・ブレカロ、アントニン・バラク(後半1分:アイタッチ・カラ)、ハリス・ハジュラディノヴィッチ、ベン・ウーアンヌ(後半35分:エルデム・チェティンカヤ)=ママドゥ・ファル
【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー、ディミトリオス・コロヴェツィオス、ジョゼフ・アタマー、リオネル・キャローレ、ハサン・アリ・カルドゥルム=メフディ・ブーラビア(後半19分:アカー)、カルタル・ユルマズ(後半42分:アイルトン・ボア・モルテ)、バラン・アリ・ゲゼク(後半31分:アリ・カリミ)=ステファン・バホーケン(後半31分:カルロス・マヌ)、ミゲル・カルドーソ(後半41分:=デュカン・ナゾン)



ガラタサライ、トッテナムを押え込み、勝利した、歴史的な大差での勝利は逃す(ソズジュ紙改 24.11. 8)

ダヴィンソン・サンチェス(左)ソン・フンミン(右)(ミリエット紙) ヴィクトール・オシムヘン(ガラタサライ公式HP)  ガラタサライは、ホームに迎えたイングランドのトッテナム・ホットスパーを機能させなかった。歴史的な大差での勝利は逃したガラタサライは、トッテナムに、UEFA欧州リーグで初の黒星をつけた。そして、ヴィクトール・オシムヘンの見せたプレーが、この日のハイライトだった。

 UEFA欧州リーグ第4節で、ガラタサライは、イングランドのトッテナム・ホットスパーをホームに迎えた。RAMSパークで行われたこの試合、多くのゴールチャンスを逃したガラタサライだったが、3:2で勝った。ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、前半6分にユヌス・アクギュン、同32分と39分にヴィクトール・オシムヘンが決めた。トッテナムのゴールは、前半19分にウィル・ランクシャー、後半24分にドミニク・ソランケから生まれた。また、トッテナムは、ウィル・ランクシャーが、後半15分にレッドカードをもらい、退場処分となった。この結果、UEFA欧州リーグで不敗を続けているガラタサライは、勝ち点を10に伸ばしたのに対し、初めての敗戦を喫したトッテナムは同9に留まった。ガラタサライは、次節は、AZアルクマールとのアウェー戦を戦うのに対し、トッテナムはホームにローマを迎える。
 ガラタサライは、試合開始早々に、ユヌス・アクギュンの見事なゴールで先制した。ゴール右斜め前でペナルティエリアの僅かに手前で、ドリース・メルテンスがフリーキックを蹴り、ペナルティエリアへと放り込んだ。ボールは、ディフェンスからこぼれ、ペナルティエリアの左サイドへの流れた。そこにいたユヌス・アクギュンが、ダイレクトでシュートを放つと、ゴールマウスの右上のネットを揺らしたのだった。1:0。
 トッテナムは、このガラタサライのゴールに対し、ウィル・ランクシャーがお返しをした。スピードに乗った攻撃で、アーチー・グレイが、浮かし球でペナルティエリア内右サイドへとパスを出した。そのポイントへ向け動いたブレナン・ジョンソンが、そのボールをコントロールして、ゴールエリアに向かい動いていたウィル・ランクシャーにパスを送った。そのウィル・ランクシャーが、ボールに追いつくや放ったシュートが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。1:1。
 ガラタサライが、ヴィクトール・オシムヘンのゴールで、再度、リードを奪った。マウロ・イカルディが、相手ディフェンスにプレスをかけた結果、ボールは、ドリース・メルテンスに渡った。ペナルティエリアの僅かに手前でボールを得たドリース・メルテンスは、ダイレクトで、ディフェンスの裏に動いていたヴィクトール・オシムヘンにスルーパスを出した。そのヴィクトール・オシムヘンが、ボールを得るや否やシュートを放つと、ガラタサライが、再度、リードを奪うゴールとなったのだった。2:1。
 このゴールの7分後、ヴィクトール・オシムヘンが、再度、舞台に上がった。バルシュ・アルペル・ユルマズの出したパスを、ゴール右斜め前で得たドリース・メルテンスが、ダイレクトで、ファーサイドに向け、センタリングを入れた。そのポイントに動いていたヴィクトール・オシムヘンが、そのボールに合わせて放ったシュートが、トッテナムのゴールネットを揺らしたのだった。3:1。
 トッテナムは、ウィル・ランクシャーが7分間を挟んで、相次いで2枚のイエローカードをもらい、退場処分となった。まずは、宙に浮いたボールを、カーン・アイハント競り合ったときにファウルを犯し、1枚目のイエローカードをもらったウィル・ランクシャーは、ガブリエル・サラに対して執ったファウルで、この日2枚目のイエローカードをもらったのだった。
 トッテナムが、点差を1に縮めた。右サイドでボールを得たペドロ・ポロがペナルティエリア内へとボールを持ち込み、ゴールライン際まで行き、ニアサイドへ向けパスを入れた。そのボールのコースに動いたドミニク・ソランケが、足の裏でボールに触れると、ボールは転がりながらゴールインしたのだった。3:2。残り時間では、他のゴールが生まれることはなく、ガラタサライが、この難しい試合を3:2で制した。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ=バルシュ・アルペル・ユルマズ、ルカス・トレイラ、ガブリエル・サラ(後半40分:ベルカン・クトゥル)、ユヌス・アクギュン(後半35分:エリアス・ジェラート)=ドリース・メルテンス(後半28分:ハキム・ツィエク)=ヴィクトール・オシムヘン(後半35分:ケレム・デミルバイ)、マウロ・イカルディ(後半40分:ミシー・バチューハイ)



セミフ・クルチソイ、デビュー、ベシクタシュが、マルメを後半にあげたゴールで崩した(NTV改+TRT補綴 24.11. 7)

エルネスト・ムチ(スター紙) ジェドソン・フェルナンデス(左)(スター紙)  UEFA欧州リーグ第4節で、ベシクタシュが、マルメとの一戦で、後半にあげたゴールで勝った。スコアは2:1だった。セミフ・クルチソイが、この試合で、今季初となるゴールを決めた。

 ベシクタシュが、UEFA欧州リーグの戦いで、マルメをホームに迎えた。ここまでの3戦で勝ち点3を得ているベシクタシュは、このマルメとの一戦を制した。勝利をもたらしたゴールは、後半31分のエルネスト・ムチ、同40分のセミフ・クルチソイによるものだった。マルメの唯一のゴールは、後半ロスタイム4分にセーレン・リークスが決めた。
 ベシクタシュに勝利をもたらしたゴールを決めたエルネスト・ムチは、ここ3試合で3ゴール目となった。エルネスト・ムチは、ガラタサライとカスムパシャとの試合でもゴールを決めているのだ。セミフ・クルチソイは、今季初ゴールを決める喜びを味わった。この結果、ベシクタシュは、UEFA欧州リーグ4試合を終えて2勝をあげ、勝ち点を6とした。マルメは。4試合を終えて同3に留まっている。ベシクタシュのUEFA欧州リーグでの次の試合は、マッカビ・テルアビブとの一戦だ。

                   試合経過

 前半26分、右サイドでボールを得たエルネスト・ムチが、相手選手をすり抜け、ペナルティエリアの外中央からシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同27分、ゴール左斜め前でボールを持って動き出し、ペナルティエリア内へと入ったヒューゴ・ボーリンがシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーに当たり、跳ねたボールが、ファーサイドに向かい、そのボールを捉えたイサーク・キーセ・テリンが、GKと1対1となった位置からシュートを放ったが、メルト・ギュノクがゴールを許さなかった。
 同ロスタイム1分、左サイドから入ったボールを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前でコントロールしたエリック・ボッタイムが、狙いを定めて、ファーサイドのゴール隅を狙ったシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 後半14分、ベシクタシュがゴールに迫った。エルネスト・ムチがヘッドで出したパスをコントロールしたラファ・シルヴァが、右サイドを進みペナルティエリア内へと持ち込んだ。そのラファ・シルヴァが、ゴール斜め前からシュートを放つと、ボールは、GKリカルド・フリードリヒから跳ね返った。そのボールを捉えたラファ・シルヴァは、ボールをジョアン・マリオに預けた。そのジョアン・マリオが、PKポイント辺りでシュートを放つも、ボールは、GKリカルド・フリードリヒが押さえてしまった。
 同19分、マルメの攻撃で、イサーク・キーセ・テリンが、ゴールエリア手前からシュートを放つと、ボールは、アルトゥール・マスアクの肘に当たり跳ね返った。そのボールを捉えたイサーク・キーセ・テリンが、もう一度シュートを放ったが、今度は、GKメルト・ギュノクがゴールを許さなかった。
 同31分、ベシクタシュが先制した。右サイドを駆け上がったヨナス・スヴェンソンが、ペナルティエリア内ゴール斜め前からセンタリングを入れると、それに合わせて、ファーサイドにいたエルネスト・ムチが放ったシュートが、マルメのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同40分、ベシクタシュが、点差を2に拡げた。エミルハン・トプチュから出たパスを、見事な動きで、自分の前に引き寄せたセミフ・クルチソイが、素晴らしい反転を見せ、ポントゥス・ヤンソンをかわした。そして、ペナルティエリアのやや右からファーのゴール隅を狙いシュートを放つと、これが、マルメのゴールネットに突き刺さったのだった。2:0。
 同ロスタイム3分、マルメが、点差を1に縮めた。アンデルス・クリスティアンセンが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で、グランダーのパスを出すと、ゴールエリアの前でセーレン・リークスが、それに合わせると、がら空きになっていたゴールマウスに入った。この試合のスヴェン・ヤブロンスキー主審は、オフサイドと判定した。だが、ヴィデオ判定システム審判から警告を受け、オフサイドはなかったとして、ゴールは認定されたのだった。2:1。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ(後半39分:エミルハン・トプチュ)、フェリックス・ウドゥオカイ、アルトゥール・マスアク=シェール・エンドゥール(後半27分:ミロト・ラシチャ)、ジェドソン・フェルナンデス=エルネスト・ムチ、ラファ・シルヴァ(後半39分:サリフ・ウチャン)、ジョアン・マリオ(後半27分:アル・ムスラティ)=セミフ・クルチソイ



フェネルバフチェへ、アレクンデル・ジクから嬉しい知らせ(ファナティック紙 24.11. 6)

アレクンデル・ジク  トラブゾン・スポル戦で、故障を発生させ、途中交替を余儀なくされたアレクンデル・ジクの状態が明らかになった。

 フェネルバフチェが、トラブゾン・スポルを2:3でくだした試合で、故障を発生させ、プレー続行が不可能になったアレクンデル・ジクから、フェネルバフチェに朗報が届いた。アレクンデル・ジクに関し朗報が入ったが、ジョゼ・モウリーニョ監督は、アレクンデル・ジクを、AZアルクマール戦では控えに回すつもりでいる。アレクンデル・ジクに対し行われた検査では、重大な問題は出なかったが、明日の先発メンバーには、リスクを冒さない可能性が高い。



サムスン・スポル 2:0 アンタルヤ・スポル(ベイン・スポル+サバハ紙補綴 24.11. 5)

カルロ・ホルセ(サムスン・スポル公式X) サム・ラーション(左)ユセフ・エ・ベナッサー(右)(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第11節で、アンタルヤ・スポルをホームに迎えたサムスン・スポルが、2:0で勝った。

 ホームのサムスン・スポルに勝利をもたらしたゴールは、前半45分にカルロ・ホルセ、後半4分にランドリー・ナニー・ディマタが決めた。トマス・ライス監督率いるサムスン・スポルは、これで勝ち点を25に伸ばし、首位のガラタサライに次ぐ2位を守った。一方のアンタルヤ・スポルは、同11に留まった。サムスン・スポルは、トルコ・リーグ第12節では、ガラタサライとのアウェー戦を戦う。また、アレックス・デ・ソーサ監督率いるアンタルヤ・スポルは、ホームにボドルゥム・スポルを迎える。

                 試合経過

 前半17分、エムレ・クルンチが、ペナルティエリアへとセンタリングを入れると、ファーサイドでジャンプ一番、ランドリー・ナニー・ディマタがヘディングシュートを放つも、GKケナン・ピリッチがコーナーキックに替えた。
 同23分、ピッチに倒れたエムレ・クルンチが、PK宣告を待ったが、主審は、プレーの続行を命じた。
 同45分、サムスン・スポルが1:0と先制した。マーク・ボラが、グランダーのボールでセンタリングを入れると、ペナルティエリアでディフェンスに当たり、ボールは、マリウス・ムアンディルマジの前に転がった。そのマリウス・ムアンディルマジがパスを出すと、それに合わせて、カルロ・ホルセが強烈なシュートを放ち、これがアンタルヤ・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。
 同ロスタイム3分、左サイドでボールを得たムサ・ジェネポが、見事なフェイントをかけながら、ゴールライン際まで持ち込み、内へとボールを入れた。それに合わせて、アドルフォ・ガイチが枠を捉えたシュートを放ったが、ボールは、ディフェンダーに当たり跳ね返ってしまった。
 後半3分、マリウス・ムアンディルマジが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたが。オフサイド判定でゴールとは認定されなかった。
 同4分、サムスン・スポルが点差を2に拡げた。キングスリー・シンドラーが右サイドからのスローインを入れると、ペナルティエリアのニアサイドでボールを得たマリウス・ムアンディルマジが、ファーサイドに向けセンタリングを入れた。それを受けたランドリー・ナニー・ディマタが、胸を使ってゴールを決めたのだった。2:0。
 同38分、ホームのサムスン・スポルに突然生起した攻撃で、マリウス・ムアンディルマジが、GKケナン・ピリッチと1対1となった。そして、マリウス・ムアンディルマジが放った強いシュートは、ケナン・ピリッチに当たり跳ね返り、再度、マリウス・ムアンディルマジの前に転がった。マリウス・ムアンディルマジは、パスを出し、それが、ペナルティエリア内にいたオリヴィエ・エンチャムに渡ると、そのオリヴィエ・エンチャムがシュートを放った。ボールは枠に向かったが、アンタルヤ・スポルのディフェンダーが、ゴールライン上からクリアしてしまった。

【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル(後半1分:キングスリー・シンドラー)、ルボミール・サッカ、リック・ファン・ドロンヘレン、マーク・ボラ=ユセフ・エ・ベナッサー、オリヴィエ・エンチャム(後半43分:ソネル・アイドーウ)=エムレ・クルンチ(後半43分:ソネル・ギョニュル)、カルロ・ホルセ(後半43分:フラヴィアン・テ)、ランドリー・ナニー・ディマタ(後半26分:アルブノール・ムジャ)=マリウス・ムアンディルマジ
【アンタルヤ・スポル】ケナン・ピリッチ=エルドーアン・イエシルユルト、ヴェイセル・サル、アマール・ゲルシャリュー(後半13分:アンドロス・タウンゼント)、ギュナイ・ヴラル=エルダル・ラキプ(後半19分:ヤクブ・カルズィンスキ)、オレクサンドル・ペトゥルシェンコ=ソネル・ディクメン(後半19分:デニ・ミロセヴィッチ)、サム・ラーション、ムサ・ジェネポ(後半31分:ラムズィ・サフリ)=アドルフォ・ガイチ(後半31分:ブライアン・サムディオ)



トラブゾンの狂った夜! フェネルバフチェ、後半ロスタイム12分に制す(ソズジュ紙改+TRT補綴 24.11. 4)

スタファノ・デンスヴィル、アンソニー・ンワケメ、ブライト・オシャイ・サミュエル(左から)(フェネルバフチェ公式HP) ソフィアン・アンバラト(フェネルバフチェ公式HP)  トラブゾンで、息を飲んだ夜、、、パパラ・パルクで行われたトラブゾン・スポルとフェネルバフチェの一戦は、素晴らしいテンポで進んだ。ヴィデオ判定システムでの確認2回。2回のPK宣告、5ゴールが生まれた試合、フェネルバフチェが、後半ロスタイム12分にあげたゴールで、2:3で勝った。

 トルコ・リーグ第11節で、トラブゾン・スポルが、ライバルのフェネルバフチェをホームに迎えた。素晴らしい攻防を見せた試合、一瞬たりとも、興奮は絶えることはなかった。そして、フェネルバフチェが、5ゴールが生まれた試合を、後半ロスタイム12分にソフィアン・アンバラトの決めたゴールで、2:3で勝った。フェネルバフチェは、前半終了間際にフレッドがあげたゴールで先制した。トラブゾン・スポルは、後半14分と22分に、ヴィデオ判定システムでの確認後与えられた2つのPKを決め、試合を逆転した。同30分、エディン・ジェコのゴールが生まれ、フェネルバフチェは、試合を諦めなかった。12分あった後半ロスタイムでは、絶好機を逸していた。だが、同ロスタイム12分、舞台に上がったソフィアン・アンバラトのゴールが生まれ、勝ち点3がフェネルバフチェにもたらされた。
 前半11分、エディン・ヴィスチャが、右からセンタリングを入れると、シモン・バンザと、空中に上がったボールをジャンプをして競り合ったブライト・オシャイ・サミュエルが、逆方向にボールを出そうとしたが、そのボールが、フェネルバフチェのゴール右上隅に向かったが、GKリヴァコヴィッチが、辛うじて外に出した。
 同22分、フレッドが、ペナルティエリアの外から強烈なシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルがコーナーキックに替えた。
 同24分、ドゥサン・タディッチから出たパスを受け、ペナルティエリア内のいい位置にいたユスフ・エン・ネシリが、それに合わせてシュートを試みたが、GKウーウルジャン・チャクルが、倒れ込みながらも、これを防いだ。
 同36分、チャーラール・ソユンジュのミスパスにより、ゴール左斜め前で、GKリヴァコヴィッチと1対1となったオザン・トゥファンが、内へと切り返したボールを、チャーラール・ソユンジュが、際どくクリアした。
 同37分、右コーナーキックを、エディン・ヴィスチャが蹴り、内へと放り込むと、それに合わせてジャンプを見せたオカイ・ヨクシュルのヘディングシュートが炸裂、フェネルバフチェのゴールネットが揺れたが、主審は、その前にファウルがあったとして、このゴールを認定しなかった。
 同42分、フェネルバフチェにゴールが生まれた。スピードに乗ったフェネルバフチェの攻撃で、左タッチライン沿いからペナルティエリアに向かい前進したユスフ・エン・ネシリがグランダーのボールでパスを出すと、そのボールに、至近距離でフレッドが触れるとゴールが生まれたのだった。0:1。そして、前半は、フェネルバフチェが0:1とリードして終わった。
 後半10分、アレクンデル・ジクが、オカイ・ヨクシュルに対し、ペナルティエリア内で執った危ないチェックに対し、オウズハン・チャクル主審は、ヴィデオ判定システムでの確認後、PKを宣告した。
 同14分、このPKを、シモン・バンザが蹴ると、ボールは、GKリヴァコヴィッチが跳んだと逆方向に向かい、フェネルバフチェのゴールネットが揺れた。1:1。
 同19分、トラブゾン・スポルが、再度、PKを獲得した。チャーラール・ソユンジュが、シモン・バンザに対し、ペナルティエリア内で背後から危ないチェックに入ったことを咎めたオウズハン・チャクル主審が、ヴィデオ判定システムでの確認後、PKを宣告したのだった。
 同22分、このPKを、シモン・バンザが蹴り、トラブゾン・スポルが逆転した。シモン・バンザは、今度も、GKリヴァコヴィッチが跳んだとは逆方向へと蹴り込み、自身の、またチームの2点目となったのだった。
 同30分、フェネルバフチェが、エディン・ジェコのゴールで同点に追いついた。ペナルティエリア内で生まれた混戦のなか、ドゥサン・タディッチがシュートを放つと、そのボールが、ゴール右斜め前にいたイルファン・ジャン・カフヴェジの前に転がった。すると、イルファン・ジャン・カフヴェジが、ダイレクトで、ボールをエディン・ジェコに回した。そのエディン・ジェコが、至近距離から、そのボールに合わせて、落ち着いて放ったシュートが、GKウーウルジャン・チャクルの傍らを抜けゴールインしたのだった。2:2。
 同ロスタイム12分、フェネルバフチェが、ソフィアン・アンバラトのゴールで、再び、勝ち越した。フィリップ・コスティッチが、左サイドからグランダーのボールで入れたセンタリングに合わせて、至近距離からソフィアン・アンバラトが放ったシュートが、ディフェンダーに当たりゴールインしたのだった。2:3。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル(後半44分:ボルナ・バリシッチ)=ジョン・ランドストラム、オカイ・ヨクシュル=エディン・ヴィスチャ(後半ロスタイム10分:ムハメッド・チャム)、オザン・トゥファン(後半44分:ジハン・チャナク)、アンソニー・ンワケメ(後半44分:エニス・デスタン)=シモン・バンザ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半20分:フィリップ・コスティッチ)、アレクンデル・ジク(後半15分:ロドリゴ・ベカン)、チャーラール・ソユンジュ、メルト・ミュルドゥル=フレッド(後半40分:イスマイル・ユクセキ)、ソフィアン・アンバラト=ドゥサン・タディッチ、セバスティアン・シマンスキ(後半20分:エディン・ジェコ)、アラン・サン・マクシマン(後半20分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)=ユスフ・エン・ネシリ



ベシクタシュ 1:3 カスムパシャ(ヒュリエット紙+フォトマッチ紙補綴 24.11. 3)

クラウディオ・ヴィンク(ファナティック紙) ベン・ウーアンヌ(左)ラファ・シルバ(右)(ヒュリエット紙)  ベシクタシュは、トルコ・リーグ第11節で、カスムパシャに1:3で敗れ、首位との勝ち点差が8となった。

 トルコ・リーグ第11節で、ベシクタシュとカスムパシャが対峙した。テュプラシュ・スタジアムで行われたこの試合、カスムパシャが、1:3のスコアで勝った。ベシクタシュは、前半ロスタイム3分に、エルネスト・ムチがあげたゴールで先制して、前半を1:0とリードして終えた。アウェーのカスムパシャは、後半8分、クラウディオ・ヴィンクのゴールで同点に追いついた。同25分には、アイタッチ・カラが舞台に上がり、同43分には、ママドゥ・ファルのゴールが生まれ、カスムパシャが勝利を手にしたのだった。なお、この試合、後半ロスタイム2分に、カスムパシャのヌノ・ダ・コスタがレッドカードをもらい、カスムパシャは10人になってしまった。この結果、首位のガラタサライと試合数が同じになったベシクタシュは、勝ち点20で勝ち点で8差つけられたままになった。一方のカスムパシャは同14に伸ばした。

                 試合経過

 前半16分、ラファ・シルヴァからのパスを、左サイドで受けたエルネスト・ムチが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前からニアのゴール隅を狙ったシュートを放ったが、ボールは、ディフェンダーに当たり、GKアンドレアス・ギアニオティスが確保した。
 同22分、アルトゥール・マスアクのスローインがミスとなり、ボールを得たヌノ・ダ・コスタが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同34分、右サイドからクラウディオ・ヴィンクが、グランダーのボールで内へと入れたボールを、エミルハン・トプチュがクリアした。だが、カスムパシャの好機は続き、ペナルティエリアの外へと流れたボールを捉えたハリス・ハジュラディノヴィッチがシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同41分、自陣から動き出し、ゴール左斜め前からペナルティエリアへとボールを持ち込んだチーロ・インモービレがシュートを放ったが、GKアンドレアス・ギアニオティスがコーナーキックに替えた。
 同ロスタイム3分、左サイドからアルトゥール・マスアクがセンタリングを入れると、ファーサイドにいたエルネスト・ムチが、それに合わせて放ったシュートが、カスムパシャのゴールネットを揺らした。1:0。
 後半9分、右サイドにいたママドゥ・ファルが、ヒールパスを出すと、そのボールを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たクラウディオ・ヴィンクが、ゴール右斜め前からファーのゴール隅を狙い放ったシュートが、ベシクタシュのゴールネットを揺らした。1:1。
 同17分、ヌノ・ダ・コスタから出たパスを、PKポイント上で得たアントニン・バラクが放ったシュートは、ディフェンスに当たりコーナーキックに替わった。
 同20分、フリーキックでパス交換をしてから、ラファ・シルヴァから出たボールを、左サイドで得たオヌル・ブルトが、内へとボールを入れると、そのボールを、PKポイントの右側で得たシェール・エンドゥールがシュートを放ったが、ボールは、ディフェンスからこぼれコーナーキックに替わった。
 同25分、右サイドで生まれた攻撃で、アルトゥール・マスアクから奪ったボールを、ゴールライン際まで持ち込んだママドゥ・ファルが、内へと入れると、それに合わせて、オヌル・ブルトがヘッドで防げず、ファーサイドにいたアイタッチ・カラへと渡ってしまった。そのアイタッチ・カラが胸でコントロールして放ったシュートが、ディフェンダーに当たりゴールインした。1:2。
 同43分、ヨシプ・ブレカロから出たパスを、右サイドで得たクラウディオ・ヴィンクが、ペナルティエリア内へと持ち込み。、グランダーのボールで入れたセンタリングを、PKポイントの右側で得たママドゥ・ファルが放ったシュートが、ベシクタシュのゴールネットを揺らした。1:3。
 同ロスタイム2分、ディフェンスから前に出たベシクタシュのフェリックス・ウドゥオカイが、ヌノ・ダ・コスタのチェックを受けピッチに倒れた。この行為を咎めたゾルバイ・クチュック主審は、この日2枚目のイエローカードを、ヌノ・ダ・コスタに出し、退場処分とした。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=オヌル・ブルト、フェリックス・ウドゥオカイ、エミルハン・トプチュ(後半35分:サリフ・ウチャン)、アルトゥール・マスアク=シェール・エンドゥール(後半35分:ジャン・ケレシュ)、ジェドソン・フェルナンデス=エルネスト・ムチ(後半23分:ジョアン・マリオ)、ラファ・シルヴァ、セミフ・クルチソイ=チーロ・インモービレ(後半1分:ムスタファ・ヘキモウル)
【カスムパシャ】アンドレアス・ギアニオティス=クラウディオ・ヴィンク、サドゥク・チフトプナル、ヤシン・オズジャン、ケヴィン・ロドリゲス=ロレト・サディク(後半24分:アイタッチ・カラ)=ベン・ウーアンヌ(後半33分:ヨシプ・ブレカロ)、アントニン・バラク(後半24分:カフー)、ハリス・ハジュラディノヴィッチ(後半39分:ギョクハン・ギュル)、ママドゥ・ファル=ヌノ・ダ・コスタ



ガジアンテップFK、ギョズテペ戦で逆転勝ち(ミリエット紙+サバハ紙補綴 24.11. 2)

クリスタファー・ルンゴイ(ガジアンテップFK公式X) デイアン・ソレスク(左)ジャウマ・シルバ(右)(ガジアンテップFK公式X)  ガジアンテップFKが、トルコ・リーグ第11節で、ギョズテペを2:1でくだした。

 トルコ・リーグ第11節で、ガジアンテップFKとギョズテペが対峙した。この試合は、ガジアンテップ市立スタジアムで行われた。そして、カディル・サーラム主審が笛を吹いた。試合は、ガジアンテップFKが、2:1でギョズテペをくだした。ガジアンテップFKのゴールは、後半32分にクリスタファー・ルンゴイ、同37分にデイアン・ソレスクがPKを決めた。ギョズテペは、後半19分に、アフメド・ウルドゥズが、ガジアンテップFKのゴールネットを揺らした。この結果、ガジアンテップFKは勝ち点を12に伸ばしたのに対し、ギョズテペは同15に留まった。

                  試合経過

 前半31分、アレクサンドル・マキシムが、右サイドからペナルティエリアへと送ったボールを受け、ハリル・デヴィショウルが狙い澄ましたシュートを放ったが、GKマテウス・リスがクリアした。
 同37分、左サイドで生まれたガジアンテップFKの攻撃で、ペナルティエリアの外でボールを得たムスタファ・エスキヘラッチが、ゴール左斜め前から放ったシュートは、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。そして、前半は0:0のまま終わった。
 後半18分、ギョズテペが0:1と先制した。左サイドで得たフリーキックをダヴィド・ティヤニッチが蹴り、ボールをアフメド・ウルドゥズに回した。そのアフメド・ウルドゥズが強烈なシュートを放つと、ボールは、GKソクラティス・ディウディスの左を抜け、ゴールネットに突き刺さったのだった。
 同25分、左サイドからボールを持ちペナルティエリアへ入った松木玖生がシュートを放ったが、GKソクラティス・ディウディスが、これを押さえた。
 同32分、ガジアンテップFKが、スコアを同点にした。左サイドからムスタファ・エスキヘラッチが送ったロングパスを、ペナルティエリア内で得たクリスタファー・ルンゴイが狙い澄ましたシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーに当たりゴールインしたのだった。1:1。
 同36分、左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだハリル・デヴィショウルが、ナズム・サンガレのチェックを受けピッチに倒れると、カディル・サーラム主審はPKを宣告した。
 同37分、そのPKをデイアン・ソレスクが蹴ると、ボールは、GKマテウス・リスの右を抜け、ゴールインした。2:1。そして、試合は、ガジアンテップFKが2:1で制したのだった。

【ガジアンテップFK】ソクラティス・ディウディス=エルトゥールル・エルソイ(後半26分:ケナン・コドゥロ)、アルダ・クズルダー、、ブルーノ・ヴィアナ=デイアン・ソレスク、カツペル・コズラウスキー(後半39分:クリル・マンドゥキ)、バドゥ・ンディアエ、アレクサンドゥル・マキシム(後半26分:ミルザ・ジハン)、ムスタファ・エスキヘラッチ(後半45分:サレム・ムバカタ)=ハリル・デヴィショウル(後半39分:カーテン・ドベン)、クリスタファー・ルンゴイ
【ギョズテペ】マテウス・リス=マルコム・ボケレ、ヘリトン、コライ・ギュンター(後半39分:イスマイル・キョイバシュ)=ナズム・サンガレ(後半40分:ラッセ・ニールセン)、ヴィクトール・フーゴ(後半40分:タハ・アルトゥカルデシュ)、アフメド・ウルドゥズ(後半39分:ナヴァトゥス・ミロシ)、ジャウマ・シルバ=ダヴィド・ティヤニッチ=ホアン・ダ・シルヴァ、ダヴィッド・フォファナ(後半14分:松木玖生)



ジョゼ・モウリーニョ監督、トラブゾン・スポル戦のプラン出来上がる! システムの変更を考えている(ソズジュ紙改 24.11. 1)

ジョゼ・モウリーニョ監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェでは、トラブゾン・スポルとの大事な一戦を前に、ジョゼ・モウリーニョ監督が、起用選手とシステムの変更に向かっている。3人の選手を控えに回すつもりだ。

 フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督は、トラブゾン・スポル戦のメンバー構成の最終準備を完了した。この日曜日の夜に、トラブゾン・スポルとのアウェー戦を戦うフェネルバフチェでは、ジョゼ・モウリーニョ監督が、選手起用の変更を用意している。ボドルゥム・スポル戦では、ツートップを採用した同監督だったが、今度は、4−2−3−1システムに戻ることを考えているのだ。ボドルゥム・スポル戦の先発メンバーから3人を控えに回すことを、同監督は考えている。イスマイル・ユクセキ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、エディン・ジェコがその3人で、この3選手は、試合途中からの起用をするものと考えられている。
 同監督が、トラブゾン・スポル戦で起用する先発メンバーは、次のようになるものと判ってきている。GKにはドミニク・リヴァコヴィッチ、ディフェンスには、ブライト・オシャイ・サミュエル、アレクンデル・ジク、ロドリゴ・ベカン、フィリップ・コスティッチ、中盤には、ソフィアン・アンバラトとフレッド、その前にはセバスティアン・シマンスキ、そして、攻撃陣は、ドゥサン・タディッチ、アラン・サン・マクシマン、ユスフ・エン・ネシリが入るものと思われる。



ガラタサライ 2:1 ベシクタシュ(フォトマッチ紙改 24.10.29)

ヴィクトール・オシムヘン(ガラタサライ公式HP) ラファ・シルヴァ(左)ガブリエル・サラ(右)(アクシャム紙)  トルコ・リーグ第10節で、ガラタサライは、ホームに迎えたベシクタシュを2:1のスコアでくだし、首位の座を守り、且つ、2位以下に勝ち点差で、大きく水を開けることになった。なお、ガラタサライは、第6節では、フェネルバフチェをも、カドゥキョイで1:3でくだしている。

 トルコ・リーグ第10節で、ガラタサライは、ホームにベシクタシュを迎えた。このビッグなダービーマッチを制し、勝ち点は3を得たのはガラタサライだった。ガラタサライに勝利を呼び込んだゴールは、前半13分にダヴィンソン・サンチェス、後半22分にヴィクトール・オシムヘンが決めた。一方のベシクタシュの唯一のゴールは、後半ロスタイム4分にエルネスト・ムチが決めた。この結果、ガラタサライは、勝ち点を28に伸ばした。今季、初の敗戦となったベシクタシュは、試合数が少ない中だが同20に留まった。
 前半4分、スピードに乗ったベシクタシュの攻撃で、右サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだジョアオ・マリオがセンタリングを入れると、セミフ・クルチソイが、そのボールをゴール左斜め前でコントロールした。そのセミフ・クルチソイが、相手選手をかわしたあと、ゴール左斜め前の狭い角度の位置からシュートを試みたが、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。同6分、ガラタサライが、ゴールに迫った。右サイドでボールを得たロランド・サライが、ファーのゴールポストを向けセンタリングを入れると、それに合わせて、ユヌス・アクギュンがダイレクトでシュートを放ったが、GKエルシン・デスタノウルが、これをパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。同13分、ガラタサライが先制した。右サイドで得たフリーキックを、ガブリエル・サラが蹴ると、PKポイント近くでいいジャンプを見せたダヴィンソン・サンチェスの放ったヘディングシュートが、ピッチに跳ねたあと、ゴールマウスの左隅に入ったのだった。1:0。同44分、ベシクタシュが、好機を活かせなかった。ジェドソン・フェルナンデスのパスに反応して、右サイドから動き出しペナルティエリアへと入ったラファ・シルヴァが、ゴール斜め前からグランダーのシュートを放ったが、ボールは、GKフェルナンド・ムスレラが押さえてしまった。ガラタサライは、同45分、マウロ・イカルディがゴールに迫った。ダヴィンソン・サンチェスが、カウンター攻撃に移ったときに、右サイドからペナルティエリア内へと入ったマウロ・イカルディにボールを出した。そのマウロ・イカルディが、ゴール斜め前からシュートを試みると、ボールは、ディフェンダーに当たり、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまい、コーナーキックに替わってしまった。そして、前半は、ガラタサライが1:0とリードしたまま終わった。
 後半8分、ベシクタシュが、とってもゴールに迫った。左サイドでのスピードに乗った攻撃で、アルトゥール・マスアクが、右サイドを駆け上がったラファ・シルヴァにパスを送った。そのラファ・シルヴァが、ペナルティエリアのゴール斜め前に向け、ヒールパスで、ボールをジョアオ・マリオに預けた。ジョアオ・マリオは、ゴールマウスを捉えたグランダーのシュートを放ったが、ボールは、アブドゥルケリム・バルダクチュに当たり、コーナーキックに替わった。同22分、ガラタサライが、点差を2に拡げた。ガブリエル・サラが、左サイドで得たフリーキックを蹴ると、ゴール前でフリーになり、いいジャンプを見せたヴィクトール・オシムヘンのヘッドが炸裂、ベシクタシュのゴールネットが揺れたのだった。2:0。ベシクタシュは、同ロスタイム4分に、点差を1に縮めた。シェール・エンドゥールの出したロングパスに反応してディフェンスの裏を取ったエルネスト・ムチが、ペナルティエリア内へ入るや、左足一閃、ゴール右斜め前から放った素晴らしいシュートが、ゴールポストの角に当たり、ゴールインしたのだった。2:1。このダービーマッチでは、他のゴールは生まれず、ガラタサライが、ホームに迎えたベシクタシュを2:1でくだしたのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン(後半6分:エリアス・ジェラート)、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半ロスタイム2分:メテハン・バルタジュ)=ロランド・サライ、ルカス・トレイラ(後半38分:ケレム・デミルバイ)、ガブリエル・サラ、ユヌス・アクギュン=マウロ・イカルディ(後半ロスタイム1分:ミシー・バチューハイ)、ヴィクトール・オシムヘン(後半37分:ドリース・メルテンス)
【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヨナス・スヴェンソン(後半40分:オヌル・ブルト)、フェリックス・ウドゥオカイ、エミルハン・トプチュ(後半40分:タイプ・タルハ・サヌッチ)、アルトゥール・マスアク=シェール・エンドゥール、ジェドソン・フェルナンデス=ジョアン・マリオ(後半23分:エルネスト・ムチ)、ラファ・シルヴァ、セミフ・クルチソイ(後半21分:)=チーロ・インモービレ



フェネルバフチェ 2:0 ボドルゥム・スポル(フェネルバフチェ公式HP改 24.10.28)

アラン・サン・マクシマン(フェネルバフチェ公式HP) ソフィアン・アンバラト(左)サメト・ヤルチュン(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第10節でホームに迎えたボドルゥム・スポルを、2:0でくだした。フェネルバフチェのゴールは。前半15分にユスフ・エン・ネシリ、後半10分にエディン・ジェコが決めた。フェネルバフチェは、この勝利で、勝ち点を20に伸ばした。

 フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第11節では、トラブゾン・スポルとのアウェー戦を戦う。11月3日(日)にパパラ・パルクで行われるこの試合は、午後7時開始だ。

                 試合経過

 前半13分、フィリップ・コスティッチから奪ったボールを持ち、ペナルティエリア内へと入ったタウラント・セフェリが、ゴール右斜め前からシュートを放つも、ボールはサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同15分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、左サイドからセンタリングを入れると、GKディオゴ・ソーサが、パンチングで、これを遠ざけようとした。すると、ペナルティエリアにいたユスフ・エン・ネシリが、PKポイント近くで、そのボールを捉え、ヘディングシュートを試みると、これがゴールインした。1:0。
 同19分、左サイドで、相手選手2人をフェイントでかわしたアラン・サン・マクシマンがセンタリングを入れると、ペナルティエリアのゴール右斜め前にいたイルファン・ジャン・カフヴェジが、それに合わせてシュートを放った。GKディオゴ・ソーサが、これをパンチングで防ぐと、そのボールを得たエディン・ジェコが、ユスフ・エン・ネシリに落とした。そのユスフ・エン・ネシリがシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同27分、アラン・サン・マクシマンが、左サイドでフェイントをかけながらペナルティエリアへ入り、ゴール斜め前にいたイスマイル・ユクセキにパスを出した。そのイスマイル・ユクセキが、それに合わせてシュートを試みたが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同38分、エディン・ジェコからのパスを受けたブライト・オシャイ・サミュエルが、ペナルティエリア内へと持ち込んでから、ゴール右斜め前からシュートを放った。だが、GKディオゴ・ソーサがコーナーキックに替えてしまった。
 同42分、イルファン・ジャン・カフヴェジのスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったブライト・オシャイ・サミュエルが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 後半8分、イスマイル・ユクセキからのパスを、ペナルティエリアの右サイドで得たブライト・オシャイ・サミュエルが、ボールを内へと入れた。ボールは、ボドルゥム・スポルのディフェンスから跳ね、ペナルティエリア内ゴール左斜め前にいたフィリップ・コスティッチの前に転がった。そのフィリップ・コスティッチがシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同10分、GKディオゴ・ソーサがクリアしようとしたボールを奪ったソフィアン・アンバラトが、エディン・ジェコへパスを出した。そのエディン・ジェコが、ペナルティエリアのゴール左斜め前から放ったシュートが、ボドルゥム・スポルのゴールネットを揺らした。2:0。
 同37分、左サイドにいたジェンク・シェンがセンタリングを入れると、タイラン・アンタルヤルが、ゴールエリアで、そのボールを得た。そして、身体を反転させてシュートを試みたが、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、ロドリゴ・ベカン、アレクンデル・ジク、フィリップ・コスティッチ=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半25分:オウズ・アイドゥン)、ソフィアン・アンバラト、イスマイル・ユクセキ(後半25分:セバスティアン・シマンスキ)、アラン・サン・マクシマン(後半25分:ドゥサン・タディッチ)=ユスフ・エン・ネシリ(後半24分:ジェンク・トスン)、エディン・ジェコ(後半42分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)
【ボドルゥム・スポル】ディオゴ・ソーサ=オンドレージ・チェルスカ、アリンド・アジェティ、アリ・アイテムル、ジェンク・シェン=ムサー・モハッメド、アフメト・アスラン(後半1分:フレディ・クレンベ)=タウラント・セフェリ(後半33分:オスマン・ハキ)、サメト・ヤルチュン(後半1分:タイラン・アンタルヤル)、ズドラヴコ・ディミトロフ(後半24分:ギョクデニズ・バイラクタル)=ゲオルゲ・プスカシュ(後半24分:ペドロ・ブラザオ)



サムスン・スポル、完璧に逆転(TRT+スター紙補綴 24.10.27)

カルロ・ホルセ(サムスン・スポル公式HP) アイタッチ・カラ(左)ソネル・アイドーウ(右)(サムスン・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第10節で、サムスン・スポルが、カスムパシャとのアウェー戦を戦った。オリヴィエ・エンチャムが、2度、PKを失敗したサムスン・スポルが、前半は0:1とリードされて終わった試合を、1:4で制した。勝ち点を22としたサムスン・スポルは、試合数が多い中だが2位に上がった。

 トルコ・リーグ第10節で、カスムパシャとサムスン・スポルが対峙した。レジェプ・タユプ・エルドーアン・スタジアムで行われたこの試合、アウェーのサムスン・スポルは、前半17分と27分に得たPKを、オリヴィエ・エンチャムが、2度とも失敗した。ホームのカスムパシャは、MFアイタッチ・カラが、前半31分にあげたゴールで、1:0と先制した。カスムパシャは、このゴールで、前半を1:0とリードしたまま終えた。アウェーのサムスン・スポルは、後半23分のカルロ・ホルセがゴールを決め、1:1の同点に追いついた。同26分には、ソネル・アイドーウのゴールが生まれ、1:2と勝ち越したサムスン・スポルは、同32分には、カルロ・ホルセが、再度、舞台に上がり、点差を2と拡げた。1:3。同41分には、サムスン・スポルのフラヴィアン・テが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。1:4。この結果、勝ち点を22に伸ばしたサムスン・スポルは、試合数が多い中だが、トルコ・リーグの2位に就いた。一方のカスムパシャは、同11に留まった。

                 試合経過

 前半17分、サムスン・スポルがPKを獲得した。クラウディオ・ヴィンクが、エムレ・クルンチを倒したのを咎めたチャーダシュ・アルタイ主審がPKを宣告した。同19分、オリヴィエ・エンチャムが、このPKを蹴ったが、上のバーに当たりピッチに跳ね返ってしまった。
 同27分、サムスン・スポルが、再度、PKを獲得した。コーナーキックのあと、ニコラス・オポクが、手を使ってボールに触れたことを咎めたチャーダシュ・アルタイ主審が、ヴィデオ判定システムで確認後、PKを宣告した。同28分、このPKを、再度、オリヴィエ・エンチャムが蹴ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同31分、カスムパシャにゴールが生まれた。ヨシプ・ブレカロが、右サイドからセンタリングを入れると、タッチラインへとボールは向かったが、ボールを追いかけたクラウディオ・ヴィンクが、そのボールを内へと入れると、アイタッチ・カラが、ゴールエリアでヘディングシュートを試みたところ、それがゴールインしたのだった。1:0。そして、前半は、カスムパシャが1:0とリードしたまま終わった。
 後半23分、サムスン・スポルが同点ゴールを決めた。エムレ・クルンチが、右サイドから出したパスを、ペナルティエリアの手前で得たカルロ・ホルセが、それに合わせて放ったシュートが、カスムパシャのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 同26分、アウェーのサムスン・スポルが、勝ち越し点をあげた。ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たフリーキックを、ソネル・アイドーウが蹴ると、直接ゴールに入ったのだった。1:2。
 同32分、サムスン・スポルが、スコアを1:3とした。ニコラス・オポクのファウルを受け、左サイドで与えられたフリーキックを、ゼキ・ヤウルが蹴り、ペナルティエリアの手前にいたカルロ・ホルセにボールを出した。そのカルロ・ホルセが、それに合わせて、落ち着いて放ったシュートがゴールインしたのだった。1:3。
 同41分、アウェーのサムスン・スポルが、点差を3に拡げた。ディフェンスに入っていたニコラス・オポクが、ジャンプをしてヒットできなかったボールが、左サイドにいたランドリー・ナニー・ディマタの前に転がった。そのランドリー・ナニー・ディマタが内へとボールを入れると、ゴールエリアの手前にいたフラヴィアン・テが、右足一閃、放ったシュートが、GKアンドレアス・ギアニオティスの左を抜け、ゴールが決まったのだった。1:4。

【カスムパシャ】アンドレアス・ギアニオティス=クラウディオ・ヴィンク、ニコラス・オポク、ヤシン・オズジャン、ベン・ウーアンヌ=ギョクハン・ギュル=ヨシプ・ブレカロ(後半26分:サドゥク・チフトプナル)、ハリス・ハジュラディノヴィッチ(後半30分:アントニン・バラク)、アイタッチ・カラ(後半30分:カフー)、ママドゥ・ファル=ヌノ・ダ・コスタ(後半37分:シナン・アルカシュ)
【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル、ベディルハン・チェティン、リック・ファン・ドロンヘレン、マーク・ボラ(後半45分:ソネル・ギョニュル)=ソネル・アイドーウ(後半35分:フラヴィアン・テ)、オリヴィエ・エンチャム=キングスリー・シンドラー(後半15分:ガエタン・ラウラ)、カルロ・ホルセ、エムレ・クルンチ(後半45分:ハルク・ムスタファ・タン)=マリウス・ムアンディルマジ(後半15分:ランドリー・ナニー・ディマタ)



アダナ・デミル・スポル 2:4 シワス・スポル(ヒュリエット紙 24.10.26)

ガリー・ロドリゲス(左)アルダ・クルトゥラン(右)(シワス・スポル公式HP) ベンガリ・コイタ(シワス・スポル公式X)  シワス・スポルが、トルコ・リーグ第10節で、2:0とリードされた試合で、アダナ・デミル・スポルとのアウェー戦を2:4で逆転勝利した。

 トルコ・リーグ第10節で、アダナ・デミル・スポルとシワス・スポルが対峙した。シワス・スポルは、一旦は2:0とリードされながら、この試合を2:4で制した。アダナ・デミル・スポルは、前半13分にユスフ・バラシ、同16分にセミフ・ギュレルのゴールで、2:0とリードを奪った。ベンガリ・コイタが、同38分にゴールを決め、前半は2:1のスコアで終わった。シワス・スポルは、後半16分にガリー・ロドリゲスのゴールで同点に追いついた、同21分、レイ・マナイが舞台に上がった。そして、この試合の最後のゴールは、同44分にウロス・ラダコヴィッチが決めた。この結果、アダナ・デミル・スポルは勝ち点1のままで最下位だ。一方のシワス・スポルは、同14に伸ばしたのだった。

                 試合経過

 前半1分、ペナルティエリア・ライン上からイゼット・チェリクがシュートを放つも、GKジョルジェ・ニコリッチが、パンチングで防いだ。
 同2分、クイーンシー・メニグが、左サイドからペナルティエリアへとセンタリングを入れると、それに合わせて、レイ・マナイがシュートを試みたが、GKヴェダト・カラクシュがゴールを許さなかった。
 同13分、左コーナーキックに対し、ペナルティエリア内にいたヨバン・マネフが触れると、ボールは、内へと送られた。それを受け、ユスフ・バラシがシュートを放つちお、これが、シワス・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同16分、左サイドからペナルティエリアへとセンタリングが入ると、そのボールを得たアブドゥルサメト・ブラクが、パスをセミフ・ギュレルに送った。そのセミフ・ギュレルがゴールを決めた。2:0。
 同38分、サムエル・ムトゥサミが、ペナルティエリアへとセンタリングを入れると、それに合わせて、ベンガリ・コイタのヘディングシュートが炸裂、アダナ・デミル・スポルのゴールネットが揺れた。2:1。
 後半10分、マエストロが、遠目から強いシュートを放ったが、ピッチを跳ねたボールを、GKジョルジェ・ニコリッチが胸に収めた。
 同16分、ベンガリ・コイタが、右サイドからグランダーのボールでセンタリングを入れると、PKポイント近くにいたガリー・ロドリゲスが、それに合わせてシュートを放つと、これがゴールインした。2:2。
 同21分、ムラト・パルリが、右サイドからグランダーのパスを出すと、それに合わせて、PKポイント上にいたレイ・マナイが放ったシュートが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らした。2:3。
 同29分、ユスフ・サルから出たパスを、ゴール正面で得たユスフ・バラシがシュートを試みたが、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同44分、ガリー・ロドリゲスが蹴ったコーナーキックに合わせて放たれたウロス・ラダコヴィッチのヘディングシュートがゴールとなった。2:4。

【アダナ・デミル・スポル】ヴェダト・カラクシュ=アルダ・クルトゥラン、セミフ・ギュレル、ヨバン・マネフ、アブドゥルサメト・ブラク=イゼット・チェリク(後半23分:ナビル・アリウイ)、マエストロ=サリフ・カウラズル(前半12分:ブライトン・フーグ)、タイフン・アイドーアン(後半40分:オザン・デミルバー)、アリ・ヤウズ・コル(後半23分:ユスフ・サル)=ユスフ・バラシ
【シワス・スポル】ジョルジェ・ニコリッチ=ムラト・パルリ、ウロス・ラダコヴィッチ、サンバ・カマラ(後半42分:ソンコ・ズンドバーク)、ウーウル・チフトチ=ベンガリ・コイタ(後半42分:ケイタ・バルデ)、アジズベック・トルガンバエフ(後半1分:ヤン・ビーガンスキ)、サムエル・ムトゥサミ(後半45分:オウズハン・アクソイ)、カリス・カリシス、クイーンシー・メニグ(後半1分:ガリー・ロドリゲス)=レイ・マナイ



ベシクタシュ、フランスでリヨンを崩した(TRT 24.10.25)

ラファ・シルヴァ(右)(CNNトルコ) ジェドソン・フェルナンデス(アクシャム紙)  ベシクタシュが、UEFA欧州リーグ第3節で、フランスのオリンピック・リヨンを、アウェー戦で0:1でくだした。ベシクタシュに勝ち点3をもたらしたゴールは、ジェドソン・フェルナンデスから生まれた。

 UEFA欧州リーグ第3節で、オリンピック・リヨンとベシクタシュが対峙した。グルパマ・スタジアムで行われたこの試合、ベシクタシュが0:1で制した。ベシクタシュに勝ち点3をもたらしたゴールは、後半26分にジェドソン・フェルナンデスから生まれた。この勝利で、グループ・リーグ戦でのベシクタシの勝ち点は3となった。一方のリヨンは、3試合を終えて、勝ち点6に留まり、初めての敗戦となった。

                 試合経過

 前半7分、オリンピック・リヨンがゴールに迫った。ゴール左斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだサイード・ベンラーマがセンタリングを入れると、エルネスト・ヌアマが、至近距離からヘッドで合わせた。だが、GKエルシン・デスタノウルがパンチングで防ぐと、コーナーキックに替わった。
 同16分、ニコラス・タグリアフィコから出たパスを得たサイード・ベンラーマが、ペナルティエリア内から、インサイドキックでシュートを試みたが、ボールは、サイドバーを僅かに逸れ外に出て行ってしまった。
 同24分、オリンピック・リヨンがゴールを決めたかに見えたが、ヴィデオ判定システムで確認後、オフサイド判定がくだり、ゴールは認定されなかった。右サイドでボールを得たラヤン・チェルキが、ディフェンスの裏を取り、ペナルティエリアへ上手いランを見せたコランタン・トリッソにボールを出した。そのコランタン・トリッソが、ゴールエリアにいたアレクサンドル・ラカゼットにボールを預けると、アレクサンドル・ラカゼットがスライディングでシュートを放ったボールがゴールインしたのだった。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受けたハルム・オスマース主審は、コランタン・トリッソにオフサイドがあったとして、ゴールを認定しなかったのだった。
 同27分、ホームのオリンピック・リヨンが与えられたPKが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、フリーキックに変更された。ペナルティエリアに持ち込もうとしたところ、エミルハン・トプチュのチェックを受け、アレクサンドル・ラカゼットがピッチに倒れると、ドイツ人主審ハルム・オスマースはPKを指示したのに対し、ヴィデオ判定システム審判から、倒された位置は、ペナルティエリアの外だとの警告を受け、フリーキックに変更されたのだった。そして、前半は0:0のまま終わった。
 後半11分、エルネスト・ヌアマから出たパスでボールを得たサイード・ベンラーマが、ペナルティエリアの左サイドでダイレクトでシュートを試みるも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同22分、ベシクタシュがゴールに迫った。右サイドのラファ・シルヴァから出たパスに合わせて、ペナルティエリア内にいたチーロ・インモービレが、ダイレクトで放ったシュートだったが、GKガエタン・ペリンが防ぎに入ると、ボールは、ゴールポストに当たってからピッチに跳ね返った。それを捉えたラファ・シルヴァが、がら空きになったいたゴールマウスにシュートを放つも、外に蹴り出してしまった。
 同26分、ベシクタシュが先制した。ラファ・シルヴァが、中央ラインから出したスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったジェドソン・フェルナンデスが、ペナルティエリアへと持ち込んでからグランダーのシュートを放つと、オリンピック・リヨンのゴールネットが揺れたのだった。0:1。
 同ロスタイム4分、ゴットフリート・ザハが、ペナルティエリア内のいい位置からシュートを放ったのに対し、フェリックス・ウドゥオカイが、ゴールライン上に立ちはだかり、これを防ぎ、GKを抜けたボールにも拘わらず、ゴールとなるのを防いだ。そして、ベシクタシュが、0:1で、この試合を制したのだった。

【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヨナス・スヴェンソン、フェリックス・ウドゥオカイ、エミルハン・トプチュ、アルトゥール・マスアク=シェール・エンドゥール、ジェドソン・フェルナンデス(後半ロスタイム6分:サリフ・ウチャン)=ジョアン・マリオ(後半41分:アル・ムスラティ)、ラファ・シルヴァ、エルネスト・ムチ(後半21分:セミフ・クルチソイ)=チーロ・インモービレ(後半41分:オヌル・ブルト)



点の取り合い、ガラタサライが制す(TRT改+アクシャム紙補綴 24.10.24)

マウロ・イカルディ(スター紙) ルカス・トレイラ(右)(アクシャム紙)  ガラタサライが、UEFA欧州リーグ第3節でスウェーデンのエルフスボリを、ホームに迎えた。点の取り合いとなったこの試合、ガラタサライが4:3で勝った。

 RAMSパークで行われたこの試合、試合にいい臨み方をしたガラタサライは。マウロ・イカルディ、ヴィクトール・オシムヘン、バルシュ・アルペル・ユルマズにより、セットプレーやサイドからの攻撃で好機を作り出していた。アウェーのエルフスボリは、GKイサク・ペテルソンがいいプレーを見せ、ガラタサライの得点を防いでいた。いい攻撃を見せていたガラタサライは、求めていたゴールを、前半28分、マウロ・イカルディが生み出した。同39分には、イサク・ペテルソンが、オウンゴールを生んでしまい、点差を2と拡げたガラタサライは、同44分には、バルシュ・アルペル・ユルマズのゴールで、前半を3:0とリードを得て終えた。
 後半は、前半とは真逆の展開となった。より効果的な攻めを見せたアウェーのエルフスボリは、同7分にニクラス・フルトのゴールが生まれ、点差を2に縮めた。エルフスボリは、同20分には、マイケル・ベイドゥーがPKを決め、スコアを3:2とした。攻撃に入るのに苦労した上に、自陣に危ない場面が続いたガラタサライだったが、同38分にユヌス・アクギュンにゴールが生まれ、このパニック状態から抜け出し、点差を2に拡げた。残りの時間、相手を止めるのに苦しんだガラタサライは、同ロスタイム2分に、ヨハン・ラーションのゴールを止めることができず、スコアは4:3となった。ストレスの溜まった時間となった終盤、同ロスタイム5分に、ミシー・バチューハイのゴールが生まれたかに見えたが、ヴィデオ判定システムにより、ゴールとは認定されなかったが、ガラタサライは4:3で勝つことができた。
 この結果、ガラタサライは、UEFA欧州リーグで2勝目を得た。1引き分けを入れると、ガラタサライは、勝ち点を7に伸ばしたことになり、無敗を続けている。イスタンブルには1勝1敗の成績でやって来たエルフスボリは、これで2敗目を喫し、勝ち点は3に留まっている。

                 得点場面+α

 前半28分、ガラタサライのゴールが生まれた。ヴィクトール・オシムヘンから出たパスを得たドリース・メルテンスが、ペナルティエリアからシュートを放つと、ボールはゴールポストに当たり跳ね返り、マウロ・イカルディの前に転がった。そのマウロ・イカルディが仕上げを行ったのだった。1:0。
 同39分、ガラタサライの2点目が生まれた。ガブリエル・サラが、右サイドからセタリングを入れると、そのコースに入りジャンプを見せたアブドゥルケリム・バルダクチュがヘディングシュートを放った。宙に舞い上がったボールは、サイドバーに当たり。そして、GKイサク・ペテルソンに当たり、ゴールインしたのだった。2:0。
 同44分、ガラタサライが3:0とした。ガブリエル・サラから出たロングパスを、ペナルティエリアでコントロールしたバルシュ・アルペル・ユルマズが、PKポイント近くから放ったシュートが、エルフスボリのゴールネットを揺らしたのだった。
 後半7分、エルフスボリが、点差を2に縮めた。ガラタサライのペナルティエリアへと、パス交換をしながら入ったエルフスボリは、シモン・ヘドゥンドが出したパスコースに入ったニクラス・フルトがシュートを試みると、ボールは、ガラタサライのゴールネットに収まったのだった。3:1。
 同20分、アウェーのエルフスボリが、PKでゴールを決めた。セバスティアン・ホルメンが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーのゴールポスト際にいたアーメド・カシムにボールが渡った。バルシュ・アルペル・ユルマズがチェックに入り、クリアしたかに見えたが、そのとき手でボールに触れた。ヴィデオ判定システム審判からの警告を受けたマテイ・ジャグ主審は、映像確認後、PKを宣告した。そのPKをマイケル・ベイドゥーが決めたのだった。3:2。
 同38分、ガラタサライが、再び、点差を2に拡げた。ヴィクトール・オシムヘンとワンツーをしてペナルティエリア内へと入ったユヌス・アクギュンが、ゴール右斜め前で、テリー・イェグベとマッチアップになったが、ボールを奪われることなく、ゴールエリア・ラインまで持ち込み、シュートを放つと、ゴールが生まれたのだった。4:2。
 同ロスタイム2分、アウェーのエルフスボリが、点差を、再び、1に縮めた。アブドゥルケリム・バルダクチュのミスパスからボールを得たアンドリ・ファナル・バルドゥルソンが、ペナルティエリアのゴール右斜め前にいたヨハン・ラーションにボールを預けた。そのヨハン・ラーションが、PKポイント近くから放ったシュートがゴールインしたのだった。4:3。
 同ロスタイム5分、ガラタサライのゴールが、ヴィデオ判定システムにより取り消された。ダヴィンソン・サンチェスがスライディングでチェックに入ったボールが、ミシー・バチューハイの前に転がると、そのミシー・バチューハイが、相手GKと1対1となったところから放ったシュートが、ゴールインしたのだったが、その前にオフサイドがあったとして、ゴールとは認定されなかったのだった。そして、試合は、4:3と、ガラタサライが優位を保ち終わった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ=ユヌス・アクギュン(後半41分:エリアス・ジェラート)、ルカス・トレイラ(後半44分:ヴィクトール・ネルソン)、ガブリエル・サラ、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半29分:ケレム・デミルバイ)=ドリース・メルテンス(後半29分:ベルカン・クトゥル)=ヴィクトール・オシムヘン(後半41分:ミシー・バチューハイ)、マウロ・イカルディ



ヨーロッパのカップ戦を前に、ベシクタシュに危機が! リヨン戦のゴールマウスを19歳のGKが守る(スター紙 24.10.23)

ギョクトゥー・バイテキン(ミリエット紙)  ヨーロッパの戦いでいい結果を残せていないベシクタシュで、リヨン戦を前に危機が襲っている。メルト・ギュノクとエルシン・デスタノウルが故障で出場できないため、19歳の若きGKギョクトゥー・バイテキンが出る。

 トルコ・リーグにかなりいい臨み方をして、現在、試合数が少ないにも拘わらず、ガラタサライに次いで2位につけているベシクタシュだが、ヨーロッパの戦いでは、上手くいっていない。アヤックスとフランクフルトに負けたあと、リヨンとのアウェー戦を戦うベシクタシュに、GK問題が発生している。エルシン・デスタノウルが故障を抱えるなか、ベシクタシュは、メルト・ギュノクも、左肩の腱損傷を起こしていることを発表したのだ。UEFA欧州リーグで2戦2敗という成績で、現在、グループ・リーグの最下位に沈んでいるベシクタシュだが、難しいリヨンとのアウェー戦では、19歳のギョクトゥー・バイテキンがゴールマウスを守ることになる。
 一方、メルト・ギュノクは、この月曜日に対戦するガラタサライとのダービーマッチへの出場も期待できない。エルシン・デスタノウルは、メディカル・スタッフに、ガラタサライ戦に出場したい旨、伝えている。エルシン・デスタノウルの出場については、最終決定は首脳陣が決めることになる。



ボドルゥムで勝ったのはチャイクル・リゼ(TRT 24.10.22)

アリ・ソウ(チャイクル・リゼ公式HP) ムハッメト・タハ・シャヒン(左)オンドレージ・チェスルカ(右)(チャイクル・リゼ公式HP)  トルコ・リーグ第9節で、チャイクル・リゼが、アウェーでボドルゥム・スポルを0:1でくだした。

 トルコ・リーグ第9節閉幕試合で、チャイクル・リゼが、アウェーでボドルゥム・スポルを0:1で退けた。チャイクル・リゼのゴールは、アリ・ソウのあげたもので、アシストはラシド・ゲザルが記録した。今季の3勝目をあげたチャイクル・リゼは、これで2連勝となり、勝ち点を10とした。4試合ぶりの敗戦を喫したボドルゥム・スポルは、同10に留まった。

                 試合経過

 前半11分、ボドルゥム・スポルの攻撃で、ペナルティエリア内へと入ったボールに合わせて、オンドレージ・チェルスカがシュートを放った。ボールは枠を捉えていたが、GKイヴォ・グルビッチがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同14分、ボドルゥム・スポルのコーナーキックに合わせて、アリ・アイテムルが、ペナルティエリア内でシュートを放ったが、GKイヴォ・グルビッチが、ゴールライン上でコントロールした。
 同20分、チャイクル・リゼの攻撃で、ダル・ヴァレサノヴィッチがペナルティエリア内からシュートを試みたが、GKディオゴ・ソーサがゴールを許さなかった。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半9分、スピードに乗ったチャイクル・リゼの攻撃で、アルトゥン・ゼキリがシュートを放つと、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同30分、ボドルゥム・スポルのウゼイル・エルギュンが、チャイクル・リゼのペナルティエリア手前から強烈なシュートを放つも、ボールは外に出て行ってしまった。
 同38分、ラシド・ゲザルが、ペナルティエリアへとセンタリングを入れると、それに合わせたアリ・ソウのヘディングシュートが炸裂、ボドルゥム・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。そして、チャイクル・リゼが、この試合を0:1で制したのだった。

【ボドルゥム・スポル】ディオゴ・ソーサ=オンドレージ・チェルスカ、アリンド・アジェティ、アリ・アイテムル、ウゼイル・エルギュン=ムサー・モハッメド(後半41分:サメト・ヤルチュン)、アフメト・アスラン(後半41分:ジェラル・ドゥマンル)=ペドロ・ブラザオ(後半35分:エゲ・ビルセル)、フレディ・クレンベ(後半15分:タイラン・アンタルヤル)、ズドラヴコ・ディミトロフ(後半35分:ケナン・オゼル)=ゲオルゲ・プスカシュ
【チャイクル・リゼ】イヴォ・グルビッチ=ムハッメト・タハ・シャヒン、アッティラ・モッチ、フスニディン・アリクロフ(後半35分:アヌル・ヤシャル)、ハリル・ペフリヴァン(後半27分:ミトハト・パラ)=ヤニス・パパニコラウ、アミル・ハジャフメトヴィッチ=イブラヒム・オラウォイン、ダル・ヴァレサノヴィッチ(後半27分:ラシド・ゲザル)、エムレジャン・ブルト(後半1分:アルトゥン・ゼキリ)=ヴァクラフ・ジュレッカ(後半1分:アリ・ソウ)



サムスンで息をのむ点の取り合い、勝者は出なかった(NTV改 24.10.21)

ドゥサン・タディッチ(左)マーク・ボラ(右)(サムスン・スポル公式X) フレッド、メルト・ミュルドゥル、エムレ・クルンチ(左)(ミリエット紙)  トルコ・リーグ第9節で、サムスン・スポルとフェネルバフチェが対峙した。点の取り合いとなったこの試合、2:2の引き分けに終わった。これで、フェネルバフチェは、トルコ・リーグでの勝ち点を17に伸ばした。

 この試合、フェネルバフチェが、前半24分、ドゥサン・タディッチのゴールで先制した。後半の冒頭4分に、カルロ・ホルセの同点ゴールが生まれた。同17分、アラン・サン・マクシマンの見事なゴールで、フェネルバフチェが、再度、リードを奪った。同43分、ソネル・アイドーウが、再度、同点に追いつくゴールを決めた。そして、両者は、勝ち点を1ずつ得ることになった。この結果、フェネルバフチェは、勝ち点を17に伸ばし4位となった。同19に伸ばしたサムスン・スポルは3位となり、フェネルバフチェを上回る順位を守った。

                 試合経過

 前半24分、フェネルバフチェが先制した。フィリップ・コスティッチが入れたスローインからのボールを、ディフェンスがクリアしたが、そのボールが、ペナルティエリア内にいたドゥサン・タディッチの前に転がった。そのドゥサン・タディッチがいいシュートを放つと、ボールは、GKオカン・コジュクの両手の間を抜け、サムスン・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。0:1。
 同30分、マーク・ボラが、ゴール右斜め前から出したパスを、ペナルティエリア内で得たカルロ・ホルセが、ファーサイドのゴールポストに向けシュートを放ったが、GKリヴァコヴィッチが、際どくコーナーキックに替えた。
 同38分、ドゥサン・タディッチからのパスを、ペナルティエリア内で得たメルト・ミュルドゥルが、グランダーの強いシュートを放つと、GKオカン・コジュクが、ゴールライン上に倒れ込んで、これをブロックした。
 後半4分、サムスン・スポルが同点に追いついた。エムレ・クルンチが、ゴール右斜め前から出したパスを、ペナルティエリア内で得たカルロ・ホルセが放ったシュートが、GKリヴァコヴィッチの傍らを抜けゴールインしたのだった。1:1。
 同17分、フェネルバフチェが1:2と勝ち越した。フェネルバフチェの右サイドの攻撃で、ドゥサン・タディッチからのパスを得たアラン・サン・マクシマンが、相手選手2人をかわし、ペナルティエリア内へ持ち込むや、強烈なシュートを放つと、GKオカン・コジュクが飛んだと同じ方向のゴール隅に突き刺さったのだった。1:2。
 同20分、ドゥサン・タディッチからのパスをペナルティエリア・ライン上で得たセバスティアン・シマンスキが、グランダーの強いシュートを試みたが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同38分、マリウス・ムアンディルマジからのパスを受けたオリヴィエ・エンチャムが、グランダーの強いシュートを放ったが、ボールは転がりながら枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同40分、サムスン・スポルのディフェンダーが、うまくクリアできなかったボールが、ペナルティエリア内にいたユスフ・エン・ネシリの前に転がった。そのユスフ・エン・ネシリがループシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同43分、サムスン・スポルが同点に追いついた。ガエタン・ラウラから出たパスを、ペナルティエリア・ライン上で得たソネル・アイドーウが、グランダーの強いシュートを放つと、フェネルバフチェのゴールネットが揺れたのだった。2:2。

【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル(後半24分:ガエタン・ラウラ)、ルボミル・サッカ、リック・ファン・ドロンヘレン、マーク・ボラ(後半39分:ソネル・ギョニュル)=ユセフ・アイ・ベナセル、オリヴィエ・エンチャム=アルブノル・ムジャ(前半44分:キングスリー・シンドラー)、カルロ・ホルセ(後半39分:ソネル・アイドーウ)、エムレ・クルンチ(後半24分:ランドリー・ナニー・ディマタ)=マリウス・ムアンディルマジ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、ロドリゴ・ベカン(後半13分:チャーラール・ソユンジュ)、アレクンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ(後半31分:サメト・アカイドゥン)=フレッド(後半13分:アラン・サン・マクシマン)、ソフィアン・アンバラト=ドゥサン・タディッチ、セバスティアン・シマンスキ、フィリップ・コスティッチ(後半13分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)=エディン・ジェコ(後半36分:ユスフ・エン・ネシリ)



トラブゾン・スポル 1:0 バシャクシェヒル・スポル(フォトマッチ紙 24.10.20)

エディン・ヴィスチャ(イエニ・アキト紙) デニス・ドラグシュ(左)クルズィストフ・ピアテク(右)(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第9節で、トラブゾン・スポルとバシャクシェヒル・スポルが対峙した。この難しい試合を、トラブゾン・スポルが、エディン・ヴィスチャが、後半45分に決めたゴールで1:0で勝った。

 トルコ・リーグ第9節で、トラブゾン・スポルが、ホームに迎えたバシャクシェヒル・スポルを1:0でくだした。トラブゾン・スポルに勝利をもたらしたゴールは、後半ロスタイム1分にエディン・ヴィスチャから生まれた。これで、トラブゾン・スポルは勝ち点を12とした。一方のバシャクシェヒル・スポルは、同14に留まった。第10節では、トラブゾン・スポルはギョズテペとのアウェー戦を戦うのに対し、バシャクシェヒル・スポルはホームにエユップ・スポルを迎える。

                 試合経過

 前半23分、デニス・ドラグシュがシュートを試みると、ボールは、相手ディフェンスに当たり、その跳ね返りのボールが、ペナルティエリアにいたムハメッド・チャムの前に落ちた。そのムハメッド・チャムが、パスをエディン・ヴィスチャに出すと、それに合わせたエディン・ヴィスチャのシュートは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同28分、エディン・ヴィスチャから出たパスを、ペナルティエリア内で得たペドロ・マルヘイロがシュートを放ったが、GKムハッメド・シェンゲゼルがゴールを許さなかった。
 同39分、ムハメッド・チャムのセンタリングに合わせて、ジョン・ランドストラムがヘディングシュートを放つも、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半16分、デニズ・テュルチがフリーキックを蹴ると、それに合わせて、ペナルティエリア内にいたクルズィストフ・ピアテクのヘディングシュートが炸裂したが、ボールは、枠を逸れ外に出て行っただけだった。
 同35分、エニス・バルディがフリーキックを蹴り、ボールをペナルティエリア内へ入れた。それに合わせて、バティスタ・メンディがヘディングシュートを放ったが、GKムハッメド・シェンゲゼルが押さえた。
 同ロスタイム1分、トラブゾン・スポルの先制点が生まれた。エレン・エルマルが、左サイドから入れたセンタリングに合わせて、ペナルティエリア内にいたエディン・ヴィスチャが放ったシュートが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、ジョン・ランドストラム、バティスタ・メンディ、エレン・エルマル=オザン・トゥファン、オカイ・ヨクシュル(後半29分:セルダル・サートチ)=エディン・ヴィスチャ(後半ロスタイム4分:ボルナ・バリシッチ)、ムハメッド・チャム(後半29分:エニス・バルディ)、デニス・ドラグシュ(後半37分:ジハン・チャナク)=シモン・バンザ
【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オリヴィエ・ケメン(後半30分:ベルカイ・オズジャン)、ウーセーヌ・バ、ジェローム・オポク、レオ・ドゥアルテ=ベラト・オズデミル=デニズ・テュルチ(後半30分:ジョアオ・フィゲレイド)、ミゲル・クレスポ(後半45分:オヌル・エルギュン)、オメル・アリ・シャヒネル、セルダル・ギュレル(前半31分:ダヴィッドソン)=クルズィストフ・ピアテク(後半45分:フィリップ・ケニー)



ガラタサライのアンタルヤ・スポル戦のメンバーが明らかになった(フォトマッチ紙 24.10.19)

オカン・ブルク監督(CNNトルコ)  ガラタサライの、トルコ・リーグ第9節で対峙するアンタルヤ・スポル戦の帯同メンバーが明らかになった。

 トルコ・リーグ第9節で、ガラタサライが、本日午後7時試合開始で、アンタルヤ・スポルとのアウェー戦を戦う。ガラタサライは、この試合に向けての準備を、フロリヤ・メティン・オクタイ・グランドで、オカン・ブルク監督指揮下で行われた昨日の朝の練習で打ち上げた。ガラタサライのアンタルヤ・スポル戦のメンバーには、ケレム・デミルバイ、ユスフ・デミル、エリアス・ジェラートは入っていない。今週、チームに合流して練習を再開したヴィクトール・オシムヘンと代表に招集された際、故障を発生させたバルシュ・アルペル・ユルマズは、メンバー入りしている。
 ガラタサライのアンタルヤ・スポル戦のメンバーは、次の通りだ。「フェルナンド・ムスレラ、イスマイル・ヤコブス、エユップ・アイドゥン、ダヴィンソン・サンチェス、ロランド・サライ、マウロ・イカルディ、ドリース・メルテンス、ユヌス・アクギュン、バトゥハン・シェン、ベルカン・クトゥル、ギュナイ・ギュヴェンチ、ガブリエル・サラ、ハキム・ツィエク、カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン、ルカス・トレイラ、アブドゥルケリム・バルダクチュ、ミシー・バチューハイ、ヴィクトール・オシムヘン、バルシュ・アルペル・ユルマズ、エフェ・アクマン、メテハン・バルタジュ」。



トラブゾン・スポル、シェノル・ギュネシュ監督の決めた先発メンバーが明らかになった!(ファナティック紙改 24.10.18)

シェノル・ギュネシュ監督(スター紙)  トラブゾン・スポルのシェノル・ギュネシュ監督が、バシャクシェヒル・スポル戦に起用する先発メンバーが明らかになり出している。

 トラブゾン・スポルは、国際マッチデイ明けに、明日、バシャクシェヒル・スポルをホームに迎える。パパラ・パークで午後4時試合開始で行われるが、その前、準備を続けているところだ。シェノル・ギュネシュ監督は、先発メンバーを固めようとしている。故障を抱えるアンソニー・ンワケメとステファン・サヴィッチの状態把握に努めている。アンソニー・ンワケメに対する治療が、速やかに続けられている一方、個人練習も続けられているという状態だ。ナイジェリア人選手アンソニー・ンワケメは、バシャクシェヒル・スポル戦ではリスクを冒させないだろうが、ギョズテペ戦には完全な状態で臨めることになろうと考えられている。ステファン・サヴィッチは、軽いランニングは始めている。このモンテネグロ人選手ステファン・サヴィッチは、明日の試合には無理なことは間違いない。ギョズテペ戦に間に合うかどうかも、現時点では明確ではない。だが、その次にはフェネルバフチェ戦が控えている。

                 先発メンバーは、、、

 同監督は、国際マッチデイ期間中、練習を外れなかったジハン・チャナク、ジョン・ランドストラム、オザン・トゥファン、バティスタ・メンディといった選手を、先発メンバーに入れるだろう。ストッパーには、ステファノ・デンスヴィルが復帰する。右サイドのエディン・ヴィスチャ、FWのシモン・バンザは間違いない。そして、左サイドは、デニス・ドラグシュとミオスラフ・オルシッからのチョイスとなろう。



フェネルバフチェの故障者の状態が判明(ファナティック紙 24.10.17)

チャーラール・ソユンジュ(CNNトルコ) メルト・ハカン・ヤンダシュ(フォトマッチ紙)  フェネルバフチェのチャーラール・ソユンジュとメルト・ハカン・ヤンダシュが、チームに合流して練習を始めている。この両選手が、サムスン・スポル戦でプレーできるかが関心の的だ。アラン・サン・マクシマン、イスマイル・ユクセキは、昨日は個人練習を行っていた。だが、日曜日までには、チームに合流すると考えられている。

 フェネルバフチェは、国際マッチデイに、故障者を抱えて突入した。その故障者とは、ブライト・オシャイ・サミュエル、チャーラール・ソユンジュ、イスマイル・ユクセキだ。既に、メルト・ハカン・ヤンダシュとアラン・サン・マクシマンが故障に苦しんでいた。10月3日以後、試合のなかったフェネルバフチェに、こういった故障者から朗報が舞い込んだ。いち早く恢復となったブライト・オシャイ・サミュエルは、ナイジェリア代表に招集された。ブライト・オシャイ・サミュエルは、リビア代表戦では控えになると思われていた。だが、このアウェー戦を前にして、ナイジェリア代表選手団は、空港に16時間以上、待たされたため、試合への不出場を決め、国に戻ってしまった。ブライト・オシャイ・サミュエルも、この中にいた。
 チャーラール・ソユンジュとメルト・ハカン・ヤンダシュに対する治療は終わった。個人的練習を行うには問題のない両選手だったが、昨日の練習では、チームに合流していた。従って、この両選手は、日曜日に行われるサムスン・スポルとのトルコ・リーグでのアウェー戦のメンバーに加わることはできる。故障の癒えたアラン・サン・マクシマンとイスマイル・ユクセキは、昨日、個人練習を行っていた。この両選手が、日曜日の試合までに、チームに合流する可能性は高い。だが、週末の試合に出るかどうかは明確ではない。



フェネルバフチェ、ジョゼ・モウリーニョ監督、ディフェンス・プランを変更(フォトマッチ紙 24.10.16)

ジョゼ・モウリーニョ監督(ソズジュ紙)  フェネルバフチェ監督に就任以来、プレーのスピードアップを求めているジョゼ・モウリーニョ監督は、この点に関し、注目の選手交替を考えている。同監督は、なかでもディフェンスラインの不具合を懸念して、2選手に注目している。

 トルコ・リーグ第9節で、フェネルバフチェは、サムスン・スポルとのアウェー戦を戦う。この難しい試 合で勝ち点3を得るために、同監督指揮下で練習を続けているところだ。同監督は、この試合を前にして、間違いなくディフェンスラインにメスを入れるものと思われている。同監督は、移籍解禁期間の最終日に獲得したフィリップ・コスティッチを、左サイドバックに起用することを考えているのだ。フェルディ・カドゥオウルが去ってから、左サイドバックの位置を守っていたヤイデン・オーステルヴォルデを左ストッパーに移すことを考えている。そのように、同監督が考える理由は、アレクンデル・ジクとロドリゴ・ベカンのプレーぶりに満足していないからだ。



トルコ代表、アイスランドを征服! 見事な恢復を見せ2:4で勝つ、史上初の快挙!(ソズジュ紙+CNNトルコ&ファナティック紙補綴 24.10.15)

ケナン・ユルドゥズ(左)(トルコ・サッカー協会公式HP) アルダ・ギュレル(タクヴィム紙)  トルコ代表が、アイスランド代表をアウェー戦で2:4でくだし、このグランドで、史上初の勝利を得た。イルファン・ジャン・カフヴェジ、ハカン・チャラノウル、アルダ・ギュレル、ケレム・アクチュコウルが、この勝利に大きく貢献した。

 UEFAネーションズ・リーグB第4組で、アイスランド代表とのアウェー戦を戦ったトルコ代表が、息を飲む戦いを制し、2:4で勝った。この難しいアウェー戦での勝利は、史上初の歓喜となった。
 サムスンでモンテネグロ代表を1:0で退け、気合いの膨らんだトルコ代表が、グループ・リーグ戦の第4戦でアイスランド代表戦に臨んだ。この試合、衝撃的なゴールを浴びることでスタートしたトルコ代表は、前半3分にオーリ・オスカールソンのゴールを許し、リードを奪われてしまった。右サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだオーリ・オスカールソンが、右足一閃、トルコ代表のゴールネットを揺らしたのだった。しかし、このゴールのあとは、試合を優位に進めたトルコ代表は、多くの好機を掴みながら、前半は1:0とリードされたまま終わった。
 後半、いい始まり方をしたトルコ代表が、同7分、ヴィデオ判定システムでの精査後、PKを得た。アルダ・ギュレルが、ペナルティエリア・ライン手前から放ったシュートが、アイスランド代表のディフェンダーの手に当たったのが確認されたのだった。だが、このPKを蹴ったハカン・チャラノウルが、ボールに2度触れたということで、ゴールは成ったがゴールとは認められなかった。だが、それでへこたれなかったトルコ代表は、同17分にイルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリアの外から放った見事なシュートでゴールが生まれ、スコアを1:1としたのだった。同21分、再び、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、トルコ代表がPKを獲得した。トルコ代表のコーナーキックに対し、アイスランド代表のディフェンダーが、手を使ったためだった。このPKを、今度もハカン・チャラノウルが蹴ったが、今度はミスを犯さなかった。ゴールが決まり、トルコ代表は逆転したのだった。1:2。同38分、アンドリ・グジョンセンのゴールが決まり、アイスランド代表が同点に追いついた。右サイドから入ったセンタリングに対し、アンドリ・グジョンセンがジャンプ一番、そのヘディングシュートが炸裂したのだった。2:2。同43分、ケレム・アクチュコウルが、相手GKにプレスをかけた結果、ボールを得たアルダ・ギュレルが、2:3と勝ち越しとなるゴールを決めた。この試合の詰めを行ったのはケレム・アクチュコウルだった。同ロスタイム5分、アイスランド代表のディフェンスが大きくクリアしようとしたボールが、ケレム・アクチュコウルの前に転がり、それを得たケレム・アクチュコウルが、ペナルティエリアの外からループシュートを試みると、ボールは、ファーサイドのゴール隅に収まったのだった。これで、点差は2と開いた。2:4。残りの時間では他のゴールは生まれず、トルコ代表が、アウェー戦で2:4の勝利を掴み、このスタジアムで、史上初の勝利を遂げたのだった。トルコ代表は、この結果、勝ち点を10とし、グループ・リーグの首位を確保した。一方のアイスランド代表は、同4でグループ・リーグ3位となった。

【トルコ代表】ウーウルジャン・チャクル=ゼキ・チェリク、メリヒ・デミラル、アブドゥルケリム・バルダクチュ、フェルディ・カドゥオウル(後半33分:エレン・エルマル)=オルクン・キョクチュ(後半44分:オカイ・ヨクシュル)、ハカン・チャラノウル=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半33分:ユヌス・アクギュン)、アルダ・ギュレル(後半44分:サメト・アカイドゥン)、ケレム・アクチュコウル=ケナン・ユルドゥズ(後半45分:ベルトゥー・ユルドゥルム)



ガラタサライ、ツートップに戻るのか(TRT 24.10.14)

ヴィクトール・オシムヘン(スター紙) マウロ・イカルディ(TRT)  故障から完全に癒えたガラタサライのヴィクトール・オシムヘンが、チームに合流して練習を再開した。ナイジェリア人選手ヴィクトール・オシムヘンの復帰で、ガラタサライは、再び、ツートップに戻るものと思われる。

 ガラタサライは、アンタルヤ・スポル戦に向けての準備を続けている。ガラタサライは、その一戦を前にして、ヴィクトール・オシムヘンから朗報が届いた。カスムパシャ戦で故障を発生させた25歳のヴィクトール・オシムヘンに対する治療が終わったのだ。チームとともに練習を始めたヴィクトール・オシムヘンは、アンタルヤ・スポル戦でプレー可能だ。そこで、オカン・ブルク監督は、このアンタルヤ・スポル戦で、再び、ツートップに戻るものと思われる。同監督は、ヴィクトール・オシムヘン加入後初めて、カスムパシャ戦で、このフォーメーションを採用した。ヴィクトール・オシムヘンは、マウロ・イカルディとともに躍動、前半だけで2ゴールを決めたのだった。今季、ヴィクトール・オシムヘンは、ガラタサライで4試合に出場している。それらの試合で、ヴィクトール・オシムヘンは、2ゴールを決め、3アシストを記録していた。ガラタサライのもう1人のゴールゲッターであるマウロ・イカルディは、ヴィクトール・オシムヘンが故障を発生させたカスムパシャ戦の後半以後は、精彩を欠いている。このため、首脳陣は、ヴィクトール・オシムヘンがピッチにいる間は、マウロ・イカルディは、より自由に動き回れると考えているのだ。そこで、マウロ・イカルディが、より楽に好機に絡んでいくことを狙っているのだ。



トルコ代表、アイスランドへ移動(CNNトルコ 24.10.13)

バルシュ・アルペル・ユルマズ(CNNトルコ) カーン・アイハン(CNNトルコ)  UEFAネーションズ・リーグB第4組で、1:0でモンテネグロ代表をくだしたトルコ代表が、アイスランド代表戦に向け、アイスランドの首都レイキャビクに向かった。アイスランド代表とトルコ代表の一戦は、10月14日(月)午後9時45分試合開始で行われる。

 UEFAネーションズ・リーグB第4組第3戦で、モンテネグロ代表に、サムスン新5月19日スタジアムで、後半24分にイルファン・ジャン・カフヴェジの決めたゴールで、1:0で勝ったトルコ代表が、10月14日(月)に行われるアイスランド代表との一戦に向け、レイキャビクに向かった。
 昨日、午前11時45分から、サムスン・スポルのサッカー・アカデミーのグランドで、報道陣に非公開で練習を行ったトルコ代表選手団は、午後2時30分にホテルを出立して、サムスン・チャルシャンバ空港に向かった。一昨日のモンテネグロ代表戦で、右脚裏筋肉を傷めたバルシュ・アルペル・ユルマズと、同じ試合でもらったイエローカードで、アイスランド代表戦では累積警告で出場停止のカーン・アイハンは、代表メンバーから外れた。



トルコ 1:0 モンテネグロ(トルコ・サッカー協会公式HP改 24.10.12)

イルファン・ジャン・カフヴェジ(ミリエット紙) アルダ・ギュレル(右)(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、UEFAネーションズ・リーグB第4組の第3戦で、モンテネグロ代表を1:0でくだし、グループ・リーグ首位の座を守った。

 サムスン新5月19日スタジアムで行われたこの試合、トルコ代表は、後半24分にイルファン・ジャン・カフヴェジのあげたゴールで、勝利に辿り着いた。グループ・リーグのもう1試合は、アイスランド代表とウェールズ代表が2:2で引き分けた。この結果、トルコ代表は、勝ち点を7に伸ばし、ウェールズ代表との勝ち点差を2に拡げた。なお、トルコ代表のグループ・リーグ戦第4戦は、10月14日に、アウェーでアイスランド代表と、また、モンテネグロ代表は、ウェールズ代表とアウェーで戦かう。

                 試合経過

 前半9分、アブドゥルケリム・バルダクチュの入れたセンタリングに対し、ペナルティエリア内にいたバルシュ・アルペル・ユルマズが、ヘッドで合わせると、GKニキッチが、際どく倒れ込みながらブロックした。
 同12分、トルコ代表が獲得した右コーナーキックをハカン・チャラノウルが蹴り、内へと放り込むと、それに合わせて、ペナルティエリア内でいいジャンプを見せたメリヒ・デミラルのヘディングシュートが炸裂したが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同28分、モンテネグロ代表が得た右コーナーキックを、ドリトン・ツァマイが蹴ると、ボールは、センタリングにも直接シュートを試みたかにも見え、枠に向かったが、GKウーウルジャン・チャクルが際どくコーナーキックに替えた。
 後半8分、アルダ・ギュレルが、約25mの距離から強いシュートを試みたが、ボールは、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同10分、ペナルティエリア・ライン上でボールを得たオルクン・キョクチュが、グランダーの強いシュートを試みると、ボールは、GKを通り抜け、転がりながらゴールポストに当たり、ピッチに跳ね返った。
 同18分、マルコ・ヤンコビッチから出たパスを、ペナルティエリア内で得たミルティン・オスマジッチが強いシュートを放つと、GKウーウルジャン・チャクルが、倒れ込みながら、ボールをコントロールした。
 同24分、トルコ代表が先制した。ペナルティエリア内でボールを得たケナン・ユルドゥズがシュートを放つと、ボールは、転がりながらゴールポストに当たり跳ね返った。そのボールを捉えたイルファン・ジャン・カフヴェジが、仕上げを行ったのだった。1:0。
 同42分、イルファン・ジャン・カフヴェジから出たパスを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で得たゼキ・チェリクが、強烈なシュートを放った。だが、ボールは、ディフェンダーに当たり、サイドネットの外に吸い込まれてしまった。

【トルコ代表】ウーウルジャン・チャクル=メルト・ミュルドゥル(後半17分:ゼキ・チェリク)、メリヒ・デミラル、アブドゥルケリム・バルダクチュ、フェルディ・カドゥオウル=ハカン・チャラノウル、オルクン・キョクチュ=ユヌス・アクギュン(後半17分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、アルダ・ギュレル(後半38分:カーン・アイハン)、ケレム・アクチュコウル(後半23分:ケナン・ユルドゥズ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半1分:ベルトゥー・ユルドゥルム)



インドネシアからヤイデン・オーステルヴォルデへ働きかけがあった(アクシャム紙 24.10.11)

ヤイデン・オーステルヴォルデ(CNNトルコ)  インドネシア・サッカー協会から、フェネルバフチェで活躍を続けるヤイデン・オーステルヴォルデに、インドネシア代表のユニフォームを着ないかとの誘いがあった。23歳のヤイデン・オーステルヴォルデは、2023年にあったオファーに対しては拒否回答をした。

 インドネシア・サッカー協会が、フェネルバフチェで活躍を続けるヤイデン・オーステルヴォルデに、インドネシア代表のユニフォームを着ないかとの新たな誘いを行ったことが明らかになった。ヤイデン・オーステルヴォルデは、2023年にあった同様のオファーについては拒否した。インドネシア・サッカー協会は、既に2選手を獲得、現在、4選手に同様のオファーを出し動いている。市場価格が1500万EUROと評価されているヤイデン・オーステルヴォルデは、どの国でプレーできるかという、その権利については「オランダ以外では、スリナムとインドネシアを選ぶ権利を持っている。連絡はいただいたが、オランダ代表としてプレーしたいと伝えた」と、本人は述べている。一方、フェネルバフチェは、ヤイデン・オーステルヴォルデを、700万EURO以上で売った場合には、そこで得た利益の30%は、パルマに支払わねばならないことになっている。



シワス・スポル、レイ・マナイ復帰で喜ぶ(ファナティック紙 24.10.10)

レイ・マナイ(スター紙)  トルコ・リーグ第9節で、ホームにハタイ・スポルを迎えるシワス・スポルが、その試合に向けての準備を、昨日の練習で開始したが、その練習の部分的だったが、レイ・マナイの姿があった。

 国際マッチデイのために生まれたブレイク期間のため、3日間の休暇を得たシワス・スポルの選手団は、昨夕、クラブの練習グランドに集合して、トルコ・リーグのハタイ・スポル戦に向けての準備を開始した。その練習は、ウォーミングアップからスタートした。その後、狭いコートでのパス練習を行ったシワス・スポルの選手たちは、ハーフコートを使った練習試合を行ない、昨日の練習を打ち上げたが、シワス・スポルのゴールゲッターのレイ・マナイが、一部の練習ではチームに合流していた。シワス・スポルは、本日に予定されている練習で、試合に向けての準備を継続する。なお、シワス・スポルとハタイ・スポルとの一戦は、10月20日(日)午後1時30分開始で、9月4日スタジアムで行われる。



トルコ代表、モンテカルロ代表戦の準備を続ける(ソズジュ紙 24.10. 9)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(スター紙)  UEFAネーションズ・リーグB第4組第3戦で、10月11日(金)に、サムスンでモンテカルロ代表と対峙するトルコ代表が、その準備を続けている。

 トルコ・サッカー協会代表選手合宿研修施設で、ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督指揮下の練習の冒頭15分間だけが、報道陣に公開された。合流スケジュールの関係で、前日の練習には不参加だったオルクン・キョクチュ、ケレム・アクチュコウル、ゼキ・チェリク、オカイ・ヨクシュルと、治療目的で休養を取ったメリヒ・デミラルの姿が、昨日の練習にはあった。追加召集されたベルケ・オゼルも、チームに合流していた。故障のため、招集を見送られているGKドーアン・アレムダルが、この練習に姿を見せていたが、ウォーミングアップとランニングで始まった練習は、パス練習へと続いて行った。報道陣には非公開の部分では、モンテカルロ代表戦に向けての戦術練習が行われたとの発表があった。



トルコ代表、除外メンバー(ソズジュ紙 24.10. 8)

ベルケ・オゼル  トルコ代表で、イスマイル・ユクセキとメルト・ギュノクが、故障のため、代表メンバーから外れた。

 UEFAネーションズ・リーグB第4組の第3戦で、10月11日(土)にサムスンで対峙するモンテカルロ代表との一戦で、イスマイル・ユクセキとメルト・ギュノクが、故障のため、代表メンバーから外れた。発表された内容は次の通りだ。UEFAネーションズ・リーグBでのモンテカルロ代表とアイスランド代表との闘いに備えて、昨日、イスタンブルで合宿に入ったトルコ代表で、メディカルチェックを受けたあとイスマイル・ユクセキとメルト・ギュノクが故障を抱えていることが判り、代表のスケジュール内には回復しないことが明白になった。メンバーから外れた両選手は、治療はクラブに戻ってから続けられることになっている。
 こういった事態のため、エユップ・スポルのベルケ・オゼルが、トルコ代表のメンバーに招請された。



ガラタサライ 1:0 アランヤ・スポル(フォトマッチ紙 24.10. 7)

ユヌス・アクギュン(ガラタサライ公式HP) フロラン・ハデルジョナイ(左)アブドゥルケリム・バルダクチュ(右)(アランヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第8節で、ガラタサライが、ホームにアランヤ・スポルを迎えた。試合は、ガラタサライが、ユヌス・アクギュンのゴールで、1:0で勝った。

 トルコ・リーグ第8節で、ガラタサライが、ホームにアランヤ・スポルを迎えた。そして、ガラタサライが、アランヤ・スポルを1:0でくだした。ガラタサライのゴールは、前半28分にユヌス・アクギュンが決めた。この結果、ガラタサライは勝ち点を22に伸ばしたが、アランヤ・スポルは同9に留まった。

                 試合経過

 前半15分、ガブリエル・サラからのパスでボールを得たドリース・メルテンスが、ペナルティエリア手前からシュートを試みると、GKエルトゥールル・タシュクランが、右に倒れ込みながら防いだ。イスマイル・ヤコブスが、その跳ね返りのボールを捉え仕上げを行おうとしたが、シュート・コースに入ったディフェンダーが、危機を回避した。
 同16分、ガブリエル・サラが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドのいい位置にいたバルシュ・アルペル・ユルマズが、それに合わせてヴォレーシュートを放った。ボールはゴール隅を捉えたが、GKエルトゥールル・タシュクランがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同24分、右サイドでパス交換をしながらペナルティエリアへと進出しようとしたガラタサライだったが、相手ディフェンスから跳ねたボールがユヌス・アクギュンの前に転がった。そのユヌス・アクギュンが狙いすましてシュートを放ったが、GKエルトゥールル・タシュクランがコーナーキックに替えた。
 同28分、ホームのガラタサライが先制した。ガブリエル・サラのロングパスに反応して、相手ディフェンスの裏を撮ったユヌス・アクギュンが、GKと1対1となった。そして、ループシュートを放つと、ボールは、GKエルトゥールル・タシュクランの頭上を越えてゴールインしたのだった。1:0。残りの時間では、大きなチャンスは生まれず、ガラタサライが、前半を1:0とリードして終わった。
 後半13分、ユヌス・アクギュンから出たパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たガブリエル・サラがシュートを放った。だが、GKエルトゥールル・タシュクランがパンチングで防いだ。
 同20分、ロニー・ロペスが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からシュートを試みたが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同35分、ガブリエル・サラが左コーナーキックを蹴ると、そのコースに入ったアブドゥルケリム・バルダクチュがヘディングシュートを放ったが、GKエルトゥールル・タシュクランがゴールを許さなかった。
 同39分、ケレム・デミルバイが、左サイドからセンタリングを入れると、そのボールのコースの手前に入ったバルシュ・アルペル・ユルマズがヘッドで合わせた。だが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。そして、試合は、ガラタサライが1:0で7制したのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、イスマイル・ヤコブス=ルカス・トレイラ、ガブリエル・サラ=ユヌス・アクギュン(後半36分:ケレム・デミルバイ)、ドリース・メルテンス(後半20分:ロランド・サライ)、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半ロスタイム5分:エリアス・ジェラート)=マウロ・イカルディ(後半36分:ミシー・バチューハイ)
【アランヤ・スポル】エルトゥールル・タシュクラン=フロラン・ハデルジョナイ、ヌノ・リマ、フィダン・アリティ、ジュレ・バルコヴィッチ=リチャード・カンディード、ガイウス・マクータ=ロイデ・アウグスト(後半45分:ジュアン・クリスティアン)、エフェジャン・カラジャ(後半12分:ニコラス・ジャンヴィエ)、ユスフ・オズデミル(後半19分:ロニー・ロペス)=セルジオ・コルドーヴァ(後半19分:セルダル・ドゥルスン)



ハタイ・スポル 1:1 トラブゾン・スポル(フォトマッチ紙+タクヴィム紙補綴 24.10. 6)

フランシスコ・カルヴォ、エニス・バルディ、ラミネ・ディアク(左から)(トラブゾン・スポル公式HP) フンショ・バングボイエ(左)デニス・ドラグシュ(右)(ミリエット紙)  トルコ・リーグ第8節で、トラブゾン・スポルが、ハタイ・スポルとのアウェー戦に臨んだ。シェノル・ギュネシュ監督率いるトラブゾン・スポルは、この試合を1:1で引き分けた。これで、トラブゾン・スポルは、今季6試合目の引き分け試合となった。

 トルコ・リーグ第8節で、ハタイ・スポルとトラブゾン・スポルが対峙した。この厳しい試合、1:1の引き分けに終わった。ハタイ・スポルの唯一のゴールは、前半14分にギョルケム・サーラムから生まれたのに対し、トラブゾン・スポルのゴールは、後半3分にシモン・バンザから生まれた。この結果、トラブゾン・スポルは、今季6試合目の引き分けとなった。そして、勝ち点を9にしたのに対し、ハタイ・スポルは同3となった。

                 試合経過

 前半14分、ハタイ・スポルが先制した。ペナルティエリア手前でヴァンサン・アブバカルからのパスを受けたギョルケム・サーラムがグランダーの強いシュートを放つと、これが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同21分、右サイドで得たフリーキックを、エニス・バルディが強く蹴り、ファーサイドのゴールポストに向け放り込むと、それに合わせて、ジョン・ランドストラムがジャンプを見せたが、ボールに触れることができず、ボールは、そのまま外に出て行ってしまった。
 同30分、エディン・ヴィスチャが、左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内でジャンプ一番、シモン・バンザがヘディングシュートを試みたが、GKエルジェ・カルデシュレルが、左に跳び、これをコントロールしてしまった。
 同35分、コーナーキックのあと、ディフェンダーが大きくクリアできなかったボールを、ペナルティエリアの外右サイドでコントロールしたエディン・ヴィスチャが、遠目からシュートを試みたが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同39分、ジョン・ランドストラムが出したボールに対し、背後から走り込んできたエニス・バルディが、それに合わせて、がら空きとなっていたゴールマウスに向け強いシュートを放ったが、ゴールエリアに入ったガイ・キラマが、これを防いだ。
 後半3分、トラブゾン・スポルが同点に追いついた。エニス・バルディが右コーナーキックを蹴ると、それに合わせてジャンプを見せたデニス・ドラグシュがヘッドでゴールエリアに送ったボールを捉えたシモン・バンザが、これまたヘッドでゴールマウスへと送り込んだのだった。1:1。
 同18分、キャーミル・アフメット・チフトチが右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリアでジャンプを見せたヴァンサン・アブバカルがヘディングシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同27分、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだデニス・ドラグシュが強烈なグランダーのシュートを放つと、GKエルジェ・カルデシュレルが、右に横っ飛び、これをコーナーキックに替えた。
 同36分、左サイドのペナルティエリアの外からヴァンサン・アブバカルがフリーキックを蹴ると、GKウーウルジャン・チャクルが、両手を使ったパンチングで、これをクリアした。
 同ロスタイム1分、デニス・ドラグシュが、ペナルティエリアの外から強いシュートを試みたが、GKエルジェ・カルデシュレルがコントロールしてしまった。そして、試合は1:1のまま終わったのだった。

【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=キャーミル・アフメット・チョレクチ、ガイ・キラマ、フランシスコ・カルヴォ、ジェマリ・セルテル=ギョルケム・サーラム、ラミネ・ディアク=フンショ・バングボイエ(後半27分:カルロス・ストランベリ)、ルイ・ペドロ(後半20分:ブラク・ユルマズ)、リゴベルト・リヴァス(後半20分:ジョエルソン・フェルナンデス)=ヴァンサン・アブバカル
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、セルダル・サートチ(後半40分:アリ・シャヒン・ユルマズ)、バティスタ・メンディ、エレン・エルマル=ジョン・ランドストラム、オカイ・ヨクシュル(後半1分:ムハメッド・チャム)=エディン・ヴィスチャ(後半27分:ミスラフ・オルシッチ)、エニス・バルディ(後半27分:ウムト・ギュネシュ)、デニス・ドラグシュ=シモン・バンザ



チャイクル・リゼ、5戦連続勝利なしに終わりを告げる(TRT+ソズジュ紙補綴 24.10. 5)

フスニディン・アリクロフ(チャイクル・リゼ公式X) エムレジャン・ブルト、メルト・ユルマズ、ヤニス・パパニコラウ(左から)(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第8節で、チャイクル・リゼが、アンタルヤ・スポルを2:1でくだし、6試合ぶりに勝利の歓喜に浸った。

 チャイクル・リゼとアンタルヤ・スポルが、トルコ・リーグ第8節で対峙した。チャイクル・リゼが、前半38分のヴァクラフ・ジュレッカ、同44分のフスニディン・アリクロフのゴールで、この試合を2:1で制した。アンタルヤ・スポルの唯一のゴールは、後半42分にアドルフォ・ガイチから生まれた。トルコ・リーグで6試合ぶりに勝利を掴んだチャイクル・リゼは、勝ち点を7に伸ばした。この敗戦で、勝てない試合が3試合連続となったアンタルヤ・スポルは、同8に留まった。

                 重要な場面

 前半29分、サム・ラーションが、ペナルティエリア内へと浮かし球を放り込むと、それに合わせてジャンプを見せたヴェイセル・サルがヘディングシュートを放ったが、ボールは、バーに当たりピッチに跳ね返った。そして、そのボールを、ディフェンダーがクリアしてしまった。
 同38分、チャイクル・リゼが1:0と先制した。右サイドからムハッメト・タハ・シャヒンが、ペナルティエリアへと浮き球でセンタリングを入れると、それに合わせて、ヴァクラフ・ジュレッカが放ったヘディングシュートが炸裂、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同44分、チャイクル・リゼが、点差を2に拡げた。アミル・ハジャフメトヴィッチが左コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内でボールを捉えたフスニディン・アリクロフのヘディングシュートが決まったのだった。2:0。そして、前半は、チャイクル・リゼが2:0とリードをして終わった。
 後半41分、アドルフォ・ガイチから出たパスを、ペナルティエリアの左端で得たブライアン・サムディオがシュートを放つも、GKがボールを押さえてしまった。
 同42分、アンタルヤ・スポルが点差を1に縮めた。右サイドからメルト・ユルマズがグランダーのシュートを放つと、ペナルティエリア内でアドルフォ・ガイチがそのボールに触れたところ、ボールが、ディフェンダーからこぼれた。そのボールを、再度得たアドルフォ・ガイチがゴールマウスに蹴り込んだのだった。2:1。そして、試合は、チャイクル・リゼが2:1と優位を保ったまま終わった。

【チャイクル・リゼ】イヴォ・グルビッチ=ムハッメト・タハ・シャヒン、アッティラ・モッチ、フスニディン・アリクロフ、ハリル・ペフリヴァン=ヤニス・パパニコラウ(後半26分:ミトハト・パラ)、アミル・ハジャフメトヴィッチ=ダヴィッド・アキントーラ(後半16分:マルティン・ミンチェフ)、ダル・ヴァレサノヴィッチ(後半44分:アヌル・ヤシャル)、エムレジャン・ブルト(後半16分:アルトゥン・ゼキリ)=ヴァクラフ・ジュレッカ(後半26分:アリ・ソウ)
【アンタルヤ・スポル】ケナン・ピリッチ=メルト・ユルマズ、ヴェイセル・サル、タイルソン・ケルヴェン、ギュナイ・ヴラル=ヤクブ・カルズィンスキ(後半10分:ファン・デ・ストリーク)、オレクサンドル・ペトゥルシェンコ(後半17分:アブルラヒム・ドゥルスン)=アンドロス・タウンゼント(後半15分:ラムズィ・サフリ)、サム・ラーション(後半15分:ソネル・ディクメン)、ムサ・ジェネポ(後半10分:アドルフォ・ガイチ)=ブライアン・サムディオ



トゥウェンテ 1:1 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 24.10. 4)

イルファン・ジャン・カフヴェジ(右)(フェネルバフチェ公式HP) ドゥサン・タディッチ(右)(ソズジュ紙)  フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグ第2節で、オランダのトゥウェンテとのアウェー戦を戦った。試合は1:1の引き分けに終わり、フェネルバフチェは、この結果、勝ち点を4とした。フェネルバフチェのゴールは、後半26分にドゥサン・タディッチが、ホームのトゥウェンテは、前半29分にミヘル・フラップが決めたものだった。

 フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグ第2節では、10月24日(木)に、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドを、ホームに迎える。ウルケル・スタジアムで行われるこの試合、試合開始は午後10時となっている。

                試合経過

 前半2分、サム・ラマースが、ディフェンスの裏に送ったパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で受けたミヘル・フラップがシュートを試みたが、GKリヴァコヴィッチがコントロールした。
 同23分、左サイドでボールを持ち前進したユスフ・エン・ネシリが、ドゥサン・タディッチに出したボールを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で、再び得た。そして、ニアサイドのゴールポスト際を狙ったシュートを放ったが、GKがパンチングで防ぎ、ボールはピッチに跳ね返った。
 同24分、攻撃は続き、ドゥサン・タディッチとワンツーをしながらペナルティエリア内へと入ったヤイデン・オーステルヴォルデが、左サイドの角度のないところからシュートを放つも、ボールは、上のバーに当たりタッチラインを割ってしまった。
 同29分、セム・スタインが、ディフェンスの裏へと送ったパスを受け、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で、ボールをヘッドでファーサイドに向け浮かしたユーリ・レヒールのアシストを受け、ボールの左側に入り、ミヘル・フラップがシュートを放つと、これがフェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同32分、ペナルティエリア・ラインでボールを得て、ソフィアン・アンバラトをかわしペナルティエリア内へと入ったユーリ・レヒールがシュートを放つも、GKリヴァコヴィッチが、これをパンチングで防ぎ、ボールはピッチに跳ね返った。
 後半9分、ミヘル・フラップからのパスを受け、左サイドからペナルティエリア内へと入り、GKと1対1となったファン・ベルヘンがシュートを放つも、GKリヴァコヴィッチが、シュートコースをうまく閉じ、ボールを叩き出し、コーナーキックに替えた。
 同26分、ソフィアン・アンバラトが、相手ディフェンスの裏にいいパスを出したのに反応して動いたドゥサン・タディッチが、相手GKと1対1となったところから放った見事なシュートが、トゥウェンテのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。そして、試合は、1:1の引き分けで終わった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、ロドリゴ・ベカン、アレクンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ=ソフィアン・アンバラト、フレッド(後半35分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半17分:アラン・サン・マクシマン)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ(後半35分:イスマイル・ユクセキ)=ユスフ・エン・ネシリ(後半17分:エディン・ジェコ)



バシャクシェヒル・スポル、敗戦からスタート(TRT改 24.10. 3)

ルイ・シャウブ(ラピッド・ウィーン公式HP) ベラト・オズデミル(左)(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  バシャクシェヒル・スポルが、UEFA欧州カンフェランスリーグ第1節で、ホームに迎えたオーストリアのラピッド・ウィーンに1:2で敗れた。

 バシャクシェヒル・ファーティフ・テリム・スタジアムで行われたこの試合、バシャクシェヒル・スポルは、ホームでラピッド・ウィーンに1:2で敗れた。ラピッド・ウィーンに勝利をもたらしたゴールは、前半43分と後半1分にルイ・シャウブから生まれた。バシャクシェヒル・スポルの唯一のゴールは、前半ロスタイム2分にクルズィストフ・ピアテクから生まれた。

                 試合経過

 前半5分、バシャクシェヒル・スポルがゴールに迫った。ミゲル・クレスポから出たパスを受け、ゴールに向かったセルダル・ギュレルが、ペナルティエリアに入る前、ゴール左斜め前からシュートを放つと、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ったのだった。
 同18分、アウェーのラピッド・ウィーンが、いい攻撃を見せた。右サイドからペナルティエリア内へと持ち込んだディオン・ベーリョが、PKポイント手前のいい位置にいたギド・ブルクシュタラーにパスを送った。そのギド・ブルクシュタラーが、それに合わせて、インサイドキックでシュートを放つと、ディフェンスに当たったボールを、GKデニズ・ディルメンがパンチングで防いだ。その流れたボールを、ディフェンダーがクリアした。
 同38分、バシャクシェヒル・スポルが、左サイドでフリーキックを得た。デニズ・テュルチが、これを蹴ると、そのコースに入り、いいジャンプを見せたオリヴィエ・ケメンが、ディフェンダーからこぼれ舞い上がったボールを捉えヘディングシュート放った。だが、ボールは、僅かに枠を捉えることなくサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同42分、バシャクシェヒル・スポルが、再度、ゴールに迫った。デニズ・テュルチが、右サイドから蹴ったフリーキックに対し、ペナルティエリアにいたフィゲレイドがヘッドで合わせたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同43分、アウェーのラピッド・ウィーンが先制した。右サイドでボールを得たルイ・シャウブが、ペナルティエリア内へと持ち込むや、インサイドキックでとても強烈なシュートを放つと、これが、ファーのゴール隅に突き刺さったのだった。0:1。
 同ロスタイム2分、バシャクシェヒル・スポルが同点に追いついた。セルダル・ギュレルが、右サイドからセンタリングを入れると、そのコースに入ったクルズィストフ・ピアテクのヘディングシュートが炸裂。ピッチに叩きつけられたボールは、ファーのゴール隅に収まったのだった。1:1。そして、前半は1:1の同点のまま終わった。
 後半1分、アウェーのラピッド・ウィーンが、再び、リードを奪った。左サイドで生まれた攻撃で、ギド・ブルクシュタラーが、グランダーのボールを送ると、フリーになっていたルイ・シャウブがそれに合わせると、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットが揺れたのだった。1:2。
 同5分、ラピッド・ウィーンが3点目に迫った。ペナルティエリア手前でボールを得たルーカス・グルギッチが、ペナルティエリア内へと入るや、強いシュートを放った。GKデニズ・ディルメンの左を襲ったボールを、デニズ・ディルメンは、身体を伸ばし、上手く防いだ。そして、転がったボールを、ディフェンダーがクリアしたのだった。
 同15分、ラピッド・ウィーンの攻撃で、ルイ・シャウブから出たパスを、バシャクシェヒル・スポルのペナルティエリア内で得たギド・ブルクシュタラーが、ゴール左斜め前からシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム8分、バシャクシェヒル・スポルが、同点ゴールに迫った。相手ディフェンスからのこぼれ球を得たクルズィストフ・ピアテクが、ペナルティエリア手前から強烈なシュートを放ったが、GKニクラス・ヒードルが、パンチングで防ぎコーナーキックに替えた。そして、試合は、ラピッド・ウィーンが1:2で勝った。

【バシャクシェヒル・スポル】デニズ・ディルメン=オヌル・エルギュン、ウーセーヌ・バ、ジェローム・オポク、オリヴィエ・ケメン=ベラト・オズデミル=ミゲル・クレスポ(後半17分:ベルカイ・オズジャン)、ベラト・オズデミル(後半38分:フィリップ・ケニー)、ジョアオ・フィゲレイド(後半17分:ディミトリス・ペルカス)=デニズ・テュルチ(後半30分:ルカス・リマ)、クルズィストフ・ピアテク、セルダル・ギュレル(後半30分:ダヴィッドソン)



フェネルバフチェ、トゥウェンテ戦に向けての準備を打ち上げる(アクシャム紙改 24.10. 2)

ジョゼ・モウリーニョ監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグ第2節で対戦するトゥウェンテとのアウェー戦に向けての練習を打ち上げた。

 フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグ第2節で、明日、オランダのトゥウェンテと、アウェー戦で対峙する。ジャン・バルトゥ・グランドで、ジョゼ・モウリーニョ監督指揮下で行った練習の冒頭の15分は、報道陣に公開された。報道陣に公開された練習では、選手は、ウォーミングアップ、パス練習を行っていた。一方、報道陣には非公開の練習では、戦術練習が行われていたことが明らかにされた。この練習には、故障を抱えるチャーラール・ソユンジとイルファン・ジャン・エーリバヤトが不参加だった。
 トゥウェンテ戦に向けての練習を打ち上げたフェネルバフチェ選手団は、午後には、サビア・ギョクチェン空港発の飛行機で、ドイツのミュンスター空港に向けて移動する。その後、投宿予定のホテルに向かう。



ベシクタシュ、後半に躍動(TRT+アクシャム紙補綴 24.10. 1)

チーロ・インモービレ(ベシクタシュ公式HP) バラン・アリ・ゲゼク(左)ラファ・シルヴァ(右)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュは、トルコ・リーグ第7節でカイセリ・スポルと対峙した。試合は、ベシクタシュが、後半にあげたゴールで勝った。

 トルコ・リーグ第7節で、カイセリ・スポルが、ホームにベシクタシュを迎えた。RHG7エネテュルク・エネルジー・スタジアムで午後8時に始まった試合は、アッティラ・カラオーラン主審が裁いた。前半は0:0のまま終わった。後半11分に、ジェドソン・フェルナンデスのゴールで先制したベシクタシュは、同33分には、チーロ・インモービレがPKを決め0:2とした。同ロスタイム1分にはチーロ・インモービレが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。そして、試合は。ベシクタシュが0:3で勝利を収めた。この試合の後半39分、カイセリ・スポルに一旦与えられたPKが、ヴィデオ判定システムでの確認後、取り消されるということがあった。今季、トルコ・リーグで負けのないベシクタシュは、ここまでの6試合で5勝1分けで、勝ち点を16として3位につけた。一方、トルコ・リーグで、まだ勝ちのないカイセリ・スポルは、同3に留まり17位となった。

                 試合経過

 前半16分、右サイドで生まれたベシクタシュの攻撃で、ミロト・ラシチャがセンタリングを入れると、PKポイント上でいいジャンプを見せたラファ・シルヴァがヘディングシュートを見せたが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同17分、カイセリ・スポルの攻撃で、左サイドでぼを持って前進したミゲル・カルドーソが、ペナルティエリア内へと送ったパスを得たデュカン・ナゾンがシュートを試みたが、GKメルト・ギュノクがコントロールしてしまった。
 同24分、ベシクタシュがゴールに迫った。中盤をスピードに乗って進んだラファ・シルヴァが、深くえぐったパスを受け、ペナルティエリアへと左サイドから入ったチーロ・インモービレがシュートを放ったが、ボールは、転がりながら左サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
同ロスタイム1分、左サイドから、ミゲル・カルドーソが、ゴールマウスに平行な角度でセンタリングを入れると、そのコースに走ったデュカン・ナゾンがいい位置に入ったが、シュート・チャンスを逸してしまい。ボールはタッチに出てしまった。そして、前半は0:0のまま終わった。
 後半5分、右サイドで動き出したミロト・ラシチャが放ったシュートは、ディフェンスによりクリアされてしまった。
 同11分、バラン・アリ・ゲゼクからボールを奪ったジェドソン・フェルナンデスが、ペナルティエリア内からシュートを放つと、カイセリ・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。
 同15分、ボールを持ってペナルティエリア内へと入ったアイルトン・ボア・モルテがシュートを放ったが、GKメルト・ギュノクが押さえた。
 同17分、ジェドソン・フェルナンデスがシュートを試みるも、GKビラル・バヤズィットが、これをクリアした。
 同30分、宙に上がったボールを、リオネール・キャローレとアリフ・コジャマンというチームメイト同士の意思疎通ができてなかったため、あらぬ方向へ転がったボールを奪ったラファ・シルヴァが出したパスを受け、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入ったミロト・ラシチャが、ジョゼフ・アタマーのチェックを受けピッチに倒れた。それを咎めた主審はPKを宣告した。同33分、そのPKをチーロ・インモービレが蹴ると、ゴールが決まった。0:2。
 同44分、アリ・カリミが、ペナルティエリアへとセンタリングを入れると、デュカン・ナゾンがフェリックス・ウドゥオカイのチェックを受けピッチに倒れた。主審はPKを指示したが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行った主審はPKを取り消した。
 同ロスタイム1分、右サイドでボールを持って前進したミロト・ラシチャがセンタリングを入れると、チーロ・インモービレがジャンプ一番、ヘディングシュートが炸裂、GKビラル・バヤズィットが防ごうとしたが、ボールは、ゴールネットに収まった。0:3。

【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー、、ジョゼフ・アタマー、リオネル・キャローレ、ハサン・アリ・カルドゥルム(後半20分:アリフ・コジャマン)=カルタル・ユルマズ=ミゲル・カルドーソ(後半34分:ステファン・バホーケン)、メフディ・ブーラビア(後半27カルロス・マヌ分:)、バラン・アリ・ゲゼク(後半20分:アリ・カリミ)、アイルトン・ボア・モルテ(後半34分:アルハ・サルアスラン)=デュカン・ナゾン
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ミロト・ラシチャ、ガブリエル・パウリスタ(後半ロスタイム6分:タイプ・タルハ・サヌッチ)、フェリックス・ウドゥオカイ、エミルハン・トプチュ=シェール・エンドゥール、ジェドソン・フェルナンデス(後半20分:ジャン・オナナ)=ジョアン・マリオ、ラファ・シルヴァ(後半ロスタイム2分:サリフ・ウチャン)、エルネスト・ムチ(後半20分:セミフ・クルチソイ)=チーロ・インモービレ(後半ロスタイム2分:バクティヤール・ザイヌトディノフ)



アンタルヤ・スポル 0:2 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP+ソズジュ紙補綴 24. 9.30)

ヤクブ・カルズィンスキ(左)ソフィアン・アンバラト(右)(フェネルバフチェ公式HP) ドゥサン・タディッチ(ハベル・テュルク紙)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第7節で、コレンドン航空パークで、アウェーで戦ったアンタルヤ・スポル戦を0:2で制し、勝ち点3を獲得した。フェネルバフチェのゴールは、後半18分にドゥサン・タディッチ、同36分にタイルソン・ケルヴェンのオウンゴールで生まれた。フェネルバフチェは、この勝利で、勝ち点を16に伸ばした。後半に投入されたフィリップ・コスティッチは、フェネルバフチェのユニフォームを着て、初めてピッチに立った。
 フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグ第2節で、10月3日(木)に、アウェーでオランダのトゥウェンテと対峙する。

                 試合経過

 前半2分、メルト・ミュルドゥルが、右サイドからセンタリングを入れると、GKケナン・ピリッチが防ぎに入ると、ボールは、ファーのゴールポストに当たり跳ね返った。そのボールにセバスティアン・シマンスキが触れると、枠に向かったが、ヴェイセル・サルが、ゴールライン際からクリアした。
 同12分、ヤクブ・カルズィンスキが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から強いシュートを放つと、ボールは、サイドバーに当たり、跳ね返ったボールをGKリヴァコヴィッチがコントロールした。
 同19分、ソフィアン・アンバラトが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放つと、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同41分、アラン・サン・マクシマンが、ペナルティエリアのゴール左斜め前からシュートを放つと、GKケナン・ピリッチがゴールを許さなかった。
 同ロスタイム2分、ドゥサン・タディッチから出たパスを受けたエディン・ジェコが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からシュートを放つも、GKケナン・ピリッチが、しっかりと胸に収めた。
 後半10分、アンドロス・タウンゼントからのパスを、ペナルティエリアの手前で受けたヤクブ・カルズィンスキがシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同18分、フレッドからのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たドゥサン・タディッチが放ったシュートが、GKケナン・ピリッチの左を抜け、ゴールインした。0:1。
 同36分、フィリップ・コスティッチが、左サイドからペナルティエリアへとセンタリングを入れると、この攻撃を潰そうと、タイルソン・ケルヴェンがヘッドで逆方向へ出そうとしたが、ボールは、GKケナン・ピリッチの左を抜け、アンタルヤ・スポルのゴールネットが揺れた。2:0。
 残りの時間では、他のゴールは生まれず、フェネルバフチェが0:2で、この試合を制したのだった。

【アンタルヤ・スポル】ケナン・ピリッチ=メルト・ユルマズ、ヴェイセル・サル(後半30分:アマール・ゲルシャリュー)、タイルソン・ケルヴェン、ギュナイ・ヴラル=オレクサンドル・ペトゥルシェンコ(後半37分:ラムズィ・サフリ)、エルダル・ラキプ(後半5分:ソネル・ディクメン)、ヤクブ・カルズィンスキ(後半29分:アドルフォ・ガイチ)=アンドロス・タウンゼント(後半29分:ファン・デ・ストリーク)、ブライアン・サムディオ、ムサ・ジェネポ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、アレクンデル・ジク(後半1分:フィリップ・コスティッチ)、チャーラール・ソユンジュ、ヤイデン・オーステルヴォルデ=イスマイル・ユクセキ(後半1分:フレッド)、ソフィアン・アンバラト=ドゥサン・タディッチ、セバスティアン・シマンスキ(後半40分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、アラン・サン・マクシマン(後半24分:ロドリゴ・ベカン)=エディン・ジェコ(後半34分:ユスフ・エン・ネシリ)



ガラタサライ 3:3 カスムパシャ(アクシャム紙改 24. 9.29)

同点弾を決めたダ・コスタ(カスムパシャ公式X) エリアス・ジェラート(左)ベン・ウーアンヌ(右)(アクシャム紙)  トルコ・リーグ第7節で、首位に立つガラタサライが、ホームにカスムパシャを迎えた。息をのむ、この戦い、ガラタサライが、終盤浴びたゴールで、3:3の引き分けに終わった。

 この試合、3:0とリードしたガラタサライが、そのリードを保てず、ホームで、勝ち点2を失った。ガラタサライのゴールは、前半20分と28分にヴィクトール・オシムヘン、同34分にマウロ・イカルディが決めた。一方のカスムパシャのゴールは、前半44分にママドゥ・ファル、後半38分にハリス・ハジュラディノヴィッチ、同ロスタイム5分にヌノ・ダ・コスタが決めた。この結果、ガラタサライは勝ち点を19に伸ばし、カスムパシャは同7に伸ばした。

                 得点場面+α

 前半20分、ガラタサライが先制した。アブドゥルケリム・バルダクチュが左サイドからセンタリングを入れると、そのコースに入ったヴィクトール・オシムヘンが、ダイレクトで放ったシュートが、カスムパシャのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同28分、ガラタサライが、スコアを2:0とした。ガブリエル・サラから出たロングパスでボールを得たヴィクトール・オシムヘンが、PKポイント辺りから放ったシュートが、ゴールとなったのだった。2:0。
 同34分、ガラタサライが、マウロ・イカルディのゴールで3点目をあげた。イスマイル・ヤコブスが左サイドから入れた長いフリースローのボールに対し、マウロ・イカルディが、ペナルティエリアのゴール左斜め前で、そのボールを得ると、身体を反転させて放ったシュートが、ゴールとなったのだった。3:0。
 同44分、カスムパシャが、点差を2に縮めた。クラウディオ・ヴィンクが、右サイドからセンタリングを入れると、ママドゥ・ファルが、ペナルティエリアのゴール右斜め前でダイレクトで放ったシュートが、ガラタサライのゴールネットを揺らしたのだった。3:1。
 同54分、カスムパシャに与えられたPKが取り消された。ギョクハン・ギュルから出たロングパスを、右サイドで受けたママドゥ・ファルが。ペナルティエリア内へと持ち込もうとすると、イスマイル・ヤコブスが、ボールに向け足を出しチェックに入った。その際、ボールが、イスマイル・ヤコブスの手に当たったと判断したオウズハン・チャクル主審はPKを指示した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認をした同主審は、PKの決定を取り消した。
 同38分、カスムパシャがPKを決め、スコアを3:2とした。ハリス・ハジュラディノヴィッチが右コーナーキックを蹴ると、ファーサイドにいたママドゥ・ファルが、それに合わせて、ヘディングシュートを放った。ボールは、イスマイル・ヤコブスの手に当たり、外に出て行ったあと、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行ったオウズハン・チャクル主審はPKを指示した。そのPKをハリス・ハジュラディノヴィッチが蹴ると、ガラタサライのゴールネットが揺れたのだった。3:2。
 同ロスタイム5分、カスムパシャが同点に追いついた。ジョン・エスピノーサが浮かしたボールを、ハリス・ハジュラディノヴィッチがヘッドでボールを、ヌノ・ダ・コスタに向け落とした。そのヌノ・ダ・コスタ、ダイレクトで放ったシュートが、ゴールインしたのだった。3:3。

【ガラタサライ】ギュナイ・ギュヴェンチ=エリアス・ジェラート、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、イスマイル・ヤコブス=ロランド・サライ(後半1分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、ケレム・デミルバイ、ガブリエル・サラ(後半18分:ベルカン・クトゥル)、ユヌス・アクギュン(後半18)分:カーン・アイハン)=ヴィクトール・オシムヘン(後半1分:ドリース・メルテンス)、マウロ・イカルディ(後半29分:ミシー・バチューハイ)
【カスムパシャ】アンドレアス・ギアニオティス=クラウディオ・ヴィンク、ニコラス・オポク、ヤシン・オズジャン、ベン・ウーアンヌ(前半30分:ケネト・オメルオ)=カフー(後半1分:ギョクハン・ギュル)=ハリス・ハジュラディノヴィッチ、アントニン・バラク(後半29分:ジョン・エスピノーサ)、アイタッチ・カラ、ママドゥ・ファル=ヌノ・ダ・コスタ(後半ロスタイム8分:サドゥク・チフトプナル)



シワスで勝ったのは、バシャクシェヒル・スポル(TRT改 24. 9.28)

フィゲレイド(バシャクシェヒル・スポル公式HP) ムラト・パルリ、セルダル・ギュレル、オリヴィエ・ケメン(左から)(シワス・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第7節で、バシャクシェヒル・スポルが、アウェー戦でシワス・スポルを1:2でくだした。

 9月4日スタジアムで行われたこの試合、バシャクシェヒル・スポルが慶んだ。シワス・スポルを1:2でくだしたバシャクシェヒル・スポルが、勝ち点3を得たのだ。バシャクシェヒル・スポルの勝利を導いたゴールは、前半43分と後半4分にフィゲレイドが決めた。シワス・スポルの唯一のゴールは、クイーンシー・メニーから生まれた。この結果、バシャクシェヒル・スポルは、勝ち点を13に伸ばしたのに対し、シワス・スポルは同8に留まった。

                 試合経過

 前半8分、オリヴィエ・ケメンが、左サイドからパスを出すと、クルズィストフ・ピアテクがヒールを使ってフィゲレイドにボールを出した。そのフィゲレイドがシュートを試みたが、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同13分、ガリー・ロドリゲスが右サイドからセンタリングを入れると、ケイタ・バルデが、ペナルティエリアでボールを得て、シュートを放ったが、ボールは外に出て行っただけだった。
 同15分、左サイドでボールを得たサムエル・ムトゥサミがループシュートを放ったが、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同22分、ウーウル・チフトチが、左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、ペナルティエリアにいたガリー・ロドリゲスがヘディングシュートを放ったが、勢いが弱く、GKムハッメド・シェンゲゼルが押さえてしまった。
 同26分、サムエル・ムトゥサミが放り込んだロングパスを受けたガリー・ロドリゲスが、相手選手をかわし右サイドからペナルティエリア内へと持ち込んだ。そのガリー・ロドリゲスが強いシュートを放つと、GKムハッメド・シェンゲゼルが、辛うじてパンチングで防いだ。
 同43分、バシャクシェヒル・スポルが先制した。ミゲル・クレスポが、左サイドからペナルティエリア内へと入れたボールを、フィゲレイドが、落ち着いて放ったシュートがシワス・スポルのゴールネットに収まったのだった。0:1。そして、前半は、バシャクシェヒル・スポルが0:1とリードして終わった。
 後半4分、アウェーのバシャクシェヒル・スポルが、点差を2に拡げた。デニズ・テュルチが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、ジェローム・オポクが放ったヘディングシュートが、ゴールポストから跳ね返った。その跳ね返りのボールを捉えたフィゲレイドが、落ち着いてゴールに替えたのだった。0:2。
 同37分、シワス・スポルにゴールが生まれた。サムエル・ムトゥサミのスルーパスに反応して右サイドからペナルティエリア内へと入ったアジズベック・トルガンバエフが内へと入れたボールに、ゴール前にいたクイーンシー・メニーが合わせたのだった。1:2。
 同41分、ベンガリ・コイタから出たパスを受けたクイーンシー・メニーが、ペナルティエリア内から強烈なシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。そして、試合は、バシャクシェヒル・スポルが1:2と優位を保ったまま終わった。

【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ムラト・パルリ(後半45分:ズィヤ・エルダル)、ソンコ・ズンドバーク、ウロス・ラダコヴィッチ、ウーウル・チフトチ=ヤン・ビーガンスキ(後半1分:アジズベック・トルガンバエフ)=ガリー・ロドリゲス(後半32分:ベキル・ベケ)、サムエル・ムトゥサミ、カリス・カリシス、ケイタ・バルデ(後半32分:クイーンシー・メニー)=ベンガリ・コイタ
【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オヌル・エルギュン、ウーセーヌ・バ、ジェローム・オポク(後半33分:ハムザ・ギュレレル)、オリヴィエ・ケメン=ベラト・オズデミル=デニズ・テュルチ(後半44分:オメル・ファルク・ベヤズ)、ミゲル・クレスポ、ジョアオ・フィゲレイド(後半27分:ベルカイ・オズジャン)、セルダル・ギュレル(後半27分:ダヴィッドソン)=クルズィストフ・ピアテク(後半44分:フィリップ・ケニー)



フェネルバフチェ、ユニオン・サン・ジロワーズをくだし、欧州リーグを勝利でスタート(ソズジュ紙 24. 9.27)

メルト・ハカン・ヤンダシュ(右)(フェネルバフチェ公式HP) チャーラール・ソユンジュ(フォトマッチ紙)  フェネルバフチェは、ホームに迎えたユニオン・サン・ジロワーズをくだし、UEFA欧州リーグでの戦いを、勝ち点3でスタートさせた。この試合、ユニオン・サン・ジロワーズではケヴィン・マック・アリスターが、フェネルバフチェではブライト・オシャイ・サミュエルが、各々、レッドカードをもらい退場処分となった。また、ユニオン・サン・ジロワーズは、ドミニク・リヴァコヴィッチにPKを防がれてしまった試合でもあった。

 UEFA欧州リーグ第1節で、フェネルバフチェが、ユニオン・サン・ジロワーズをホームに迎えた。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェが2:1で勝ち、欧州リーグを勝利でスタートさせた。
 フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、チャーラール・ソユンジュとクリスチャン・バージェスのオウンゴールによるものだった。ユニオン・サン・ジロワーズは、ケヴィン・マック・アリスターがレッドカードをもらったあとは、最後まで10人で戦うことになった。また、後半ロスタイムに、ブライト・オシャイ・サミュエルが、ペナルティエリア内で、相手選手に執ったアクションで、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。この結果、勝ち点3を得たフェネルバフチェは、10月3日(木)に、トヴェンテとのアウェー戦を戦う。
 冒頭の20分間は、アウェーのユニオン・サン・ジロワーズが効果的な攻撃を見せていたが、フェネルバフチェは、セットプレーから先制点をあげた。ジェンギズ・ウンデルが左コーナーキックをショートコーナーで蹴ると、セバスティアン・シマンスキが、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へとセンタリングを入れた。そのボールを、ファーサイドにいたロドリゴ・ベカンがヘッドで落としたボールを捉えたチャーラール・ソユンジュがハーフボレーで放ったシュートがゴールインしたのだった。1:0。
 後半29分、ケヴィン・マック・アリスターがユスフ・エン・ネシリに対して執ったチェックに対し、レッドカードが出され、退場処分となった。フレッドが出したスルーパスに反応してGKと1対1となったユスフ・エン・ネシリに対するアクションを受け、ケヴィン・マック・アリスターに対し、ブノワ・バスティエン主審は、防御に入った最後の選手ということで、一発退場のレッドカードを出したのだった。
 相手が10人になり楽になったフェネルバフチェは、2点目を同37分に記録した。ドゥサン・タディッチが、ペナルティエリアの右サイドを駆け上がったブライト・オシャイ・サミュエルに送ったスルーパスを受け、そのブライト・オシャイ・サミュエルが、ペナルティエリアの右ラインから枠を捉えた強いシュートを放つと、GKアンソニー・モリスがパンチングで防いだが、ボールがクリスチャン・バージェスに当たりゴールインしてしまった。2:0。
 同ロスタイム2分、ブライト・オシャイ・サミュエルが、ペナルティエリア内で執った動きに対して、主審はPKを指示した。そして、ブライト・オシャイ・サミュエルは、この日2枚目のイエローカードだったため退場処分となった。が、そのPKをフラニョ・イヴァノヴィッチが蹴ったが、ドミニク・リヴァコヴィッチがゴールを許さなかった。
 ユニオン・サン・ジロワーズは、同ロスタイム3分に、ロス・サイクスのゴールが決まり、点差を1に縮めた。左コーナーキックをショートコーナーでパス交換をしたあと、フラニョ・イヴァノヴィッチが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から枠を捉えた強いシュートを放つと、ボールは右サイドバーを直撃して跳ね返った。それを詰めていたロス・サイクスが捉え、グランダーのシュートを放つと、これが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。残りの時間では、他のゴールは生まれず、フェネルバフチェが2:1で勝利を掴んだのだった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル(後半20分:ブライト・オシャイ・サミュエル)、ロドリゴ・ベカン、チャーラール・ソユンジュ、ヤイデン・オーステルヴォルデ=セバスティアン・シマンスキ、フレッド(後半41分:ジェンク・トスン)、ソフィアン・アンバラト=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半20分:ドゥサン・タディッチ)、ユスフ・エン・ネシリ(後半32分:エディン・ジェコ)、ジェンギズ・ウンデル(後半32分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)



ガラタサライ 3:1 PAOK(スター紙改+ソズジュ紙補綴 24. 9.26)

ユヌス・アクギュン(ソズジュ紙) ヴィクトール・オシムヘン(中)(ソズジュ紙)  UEFA欧州リーグ第1節で、ガラタサライが、ホームにPAOKを迎えた。そして、ガラタサライは、この試合を3:1で制した。ガラタサライのゴールは、ババによるオウンゴール、ユヌス・アクギュン、マウロ・イカルディがもたらした。PAOKの唯一のゴールは、ヤニス・コンスタンテリアスの決めたものだった。

 ガラタサライが、UEFA欧州リーグ第1節で、ギリシアのPAOKと対峙した。RAMSパークで行われたこの試合、ガラタサライが3:1で勝った。ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、後半3分にラーマン・ババによるオウンゴール、同30分にユヌス・アクギュン、同ロスタイム5分にマウロ・イカルディが決めた。PAOKの唯一のゴールは、後半22分にヤニス・コンスタンテリアスから生まれた。

                 試合経過

 前半6分、ペナルティエリアの左サイドでボールを得たヤニス・コンスタンテリアスがシュートを試みたが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同15分、ユヌス・アクギュンからのパスを、ペナルティエリア・ライン上で受けたヴィクトール・オシムヘンがコントロールしようとしたボールが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前へ流れた。それを、ディフェンスに入ったオマル・コリーがスライディングをしてコーナーキックに替えた。
 同27分、ガブリエル・サラがセンタリングを入れると、ディフェンスがクリアしたが、そのボールを、ユヌス・アクギュンが落とした。ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で、そのボールを捉えたガブリエル・サラがシュートを放つと、GKドミニク・コスタルスキが際どく、これを防ぎ、コーナーキックに替えた。
 同42分、カーン・アイハンから出たパスを受け、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で、ユヌス・アクギュンがシュートを放ったが、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。
 同ロスタイム1分、オマル・コリーが、ディフェンスの裏に放り込んだロングパスに追いついたフェドール・チャロフが、ボールを持ってペナルティエリア内へと入り、GKと1対1となったところからシュートを放ったが、GKギュナイ・ギュヴェンチが、これを防いだ。そして、前半は0:0のまま終わった。
 後半3分、ドリース・メルテンスが左コーナーキックを蹴ると、そのコースに入ったヴィクトール・オシムヘンがヘディングシュートを放つと、ファ−サイドで防御に入ったアブドゥル・ババに当たったボールが、GKの傍を抜けゴールインしてしまった。1:0。
 同18分、左サイドから、イスマイル・ヤコブスが、グランダーのボールで、内へと入れたボールに合わせて、ヴィクトール・オシムヘンがシュートを試みたが、GKドミニク・コスタルスキが、両手を使いクリアしてしまった。
 同22分、アンドリア・ジヴコヴィッチから出たパスを、ペナルティエリア内右サイドで得たカストロ・ジョニーが放ったシュートが、GKギュナイ・ギュヴェンチから跳ね返り、そのボールを捉えたヤニス・コンスタンテリアスがシュートを放つと、これが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。1:1。
 同31分、右サイドからカーン・アイハンがセンタリングを入れると、ドリース・メルテンス、ヴィクトール・オシムヘン、ユヌス・アクギュンの3人の間で行われたパス交換のあと、ボールを得たユヌス・アクギュンが放ったシュートが、GKドミニク・コスタルスキが防ごうとしたが、十分ではなかった。ボールは、PAOKのゴールネットに収まったのだった。2:1。
 同ロスタイム5分、スローインからのボールを、左サイドで得たケレム・デミルバイが、グランダーのボールで、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、PKポイントの手前にいたマウロ・イカルディが、それに合わせてシュートを放つと、これがPAOKのゴールネットを揺らした。3:1。

【ガラタサライ】ギュナイ・ギュヴェンチ=カーン・アイハン(後半39分:エリアス・ジェラート)、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、イスマイル・ヤコブス=ルカス・トレイラ、ガブリエル・サラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半42分:ミシー・バチューハイ)、ドリース・メルテンス(後半33分:ケレム・デミルバイ)、ユヌス・アクギュン(後半43分:ベルカン・クトゥル)=ヴィクトール・オシムヘン(後半33分:マウロ・イカルディ)



フェネルバフチェ、ユニオン・サン・ジロワーズ戦を前にして(ファナティック紙 24. 9.25)

ジョゼ・モウリーニョ監督(NTV)  フェネルバフチェは、ユニオン・サン・ジロワーズ戦に向けての準備を、ジョゼ・モウリーニョ監督指揮下で行った練習で打ち上げた。

 フェネルバフチェが、ジャン・バルトゥ・グランドで、ジョゼ・モウリーニョ監督指揮下で、冒頭の15分を、報道陣に公開した練習は、ウォーミングアップと敏捷性アップの練習で始まった。サーキットトレーニング、パス練習と続いた練習には、全選手が参加していた。非公開の練習では、ユニオン・サン・ジロワーズ戦に備えての戦術練習が行われたということだ。フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグ第1節では、明日の午後7時45分試合開始で、ベルギーのユニオン・サン・ジロワーズを、ホームに迎える。



ガジアンテップFK 0:0 トラブゾン・スポル(アクシャム紙改 24. 9.24)

ジハン・チャナク、クリスタファー・ルンゴイ、カツペル・コズラウスキー(左から)(トラブゾン・スポル公式HP) ペドロ・マルヘイロ(左)ダヴィッド・オケレケ(右)(ガジアンテップFK公式X)  トルコ・リーグ第6節閉幕試合で、トラブゾン・スポルが、アウェーでガジアンテップFKと対峙した。両者は、お互い無得点のまま引き分けに終わった。従って、両者ともに勝ち点1を得たのだった。

 この結果、トラブゾン・スポルは勝ち点を5に、ガジアンテップFKは同4に伸ばすことになった。なお、この試合の後半14分、シモン・バンザがゴールを決めたが、ヴィデオ判定システムで確認後、その前にファウルがあったとして取り消された。

                  試合経過

 前半5分、ガジアンテップFKが、ペナルティエリアの外で獲得したフリーキックを、フルカン・ソヤルプが蹴った。だが、そのボールは、相手ディフェンスに当たり跳ね返った。その跳ね返りのボールを捉えたオミュルジャン・アルタンがシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルが、パンチングでコーナーキックに替えた。
 同16分、右サイドからオミュルジャン・アルタンがペナルティエリア内へと放り込んだボールをコントロールしたダヴィッド・オケレケがシュートを放つと、ボールは、ゴールポストに当たり外に出て行ってしまった。
 同37分、ペナルティエリア内でボールを得たバティスタ・メンディが強烈なシュートを試みたが、ボールは外に出て行っただけだった。
 同ロスタイム3分、ホームのガジアンテップFKがフリーキックを得て、これをデイアン・ソレスクが蹴り、ペナルティエリア内へと放り込んだ。それに合わせて、いいジャンプを見せたエンリク・サボリトがヘディングシュートを見せたが、ボールは、僅かに枠を外れて外に出て行ってしまった。
 後半5分、ガジアンテップFKの左サイドでの攻撃で、ボールを得たダヴィッド・オケレケが、ペナルティエリア内からシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルがゴールを許さなかった。
 同11分、トラブゾン・スポルの右サイドで生まれた攻撃で、ペナルティエリアの外でボールを得たムハメッド・チャムが強いシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同13分、アンソニー・ンワケメがペナルティエリアのゴール左斜め前から出したグランダーのパスに合わせて、ジョン・ランドストラムがシュートを放つと、GKソクラティス・ディウディスがパンチングで防いだボールは、上のバーに当たり、ピッチに跳ね返った。そのボールを捉えたシモン・バンザが仕上げを行なうと、ボールは、ガジアンテップFKのゴールネットに収まった。だが、ヴォルカン・バヤルスラン主審は、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行ったあと、この攻撃の開始時にファウルがあったとして、ゴールを取り消した。
 同22分、フルカン・ソヤルプが右コーナーキックを蹴り、内へと放り込んだ。それに合わせて、ジャンプ一番、エンリク・サボリトがヘディングシュートを放ったが、ボールは、。僅かに枠ととらえることなく外に出て行ってしまった。
 同24分、トラブゾン・スポルが獲得したフリーキックをムハメッド・チャムが蹴り、直接ゴールを狙ったが、GKソクラティス・ディウディスがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同ロスタイム3分、ガジアンテップFKの右サイドでの攻撃で、ペナルティエリアの外でボールを得たバドゥ・ンディアエがシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。

【ガジアンテップFK】ソクラティス・ディウディス=オミュルジャン・アルタン(後半42分:ハリル・デヴィショウル)、アルダ・クズルダー、ブルーノ・ヴィアナ、エンリク・サボリト=バドゥ・ンディアエ=クリスタファー・ルンゴイ(後半27分:ケナン・コドゥロ)、フルカン・ソヤルプ(後半33分:アレクサンドゥル・マキシム)、カツペル・コズラウスキー(後半27分:オギュン・オズチチェキ)、デイアン・ソレスク=ダヴィッド・オケレケ(後半42分:サレム・ムバカタ)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル(後半32分:ボルナ・バリシッチ)=オザン・トゥファン、オカイ・ヨクシュル(後半1分:ジョン・ランドストラム)=ジハン・チャナク(後半1分:デニス・ドラグシュ)、ムハメッド・チャム、アンソニー・ンワケメ(後半31分:ウムト・ボゾク)=シモン・バンザ



ベシクタシュ、後半ロスタイム3分で勝ち点3を得る! エユップ・スポルは連勝が潰える(ソズジュ紙 24. 9.23)

フェリックス・ウドゥオカイ(左)マメ・ティアム(右)(エユップ・スポル公式X) ミロト・ラシチャ(ソズジュ紙)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ第6節で、ホームに迎えたエユップ・スポルを2:1でくだした。ヴィデオ判定システムで2回に渡りPKを与えられた試合で、ベシクタシュに勝ち点3をもたらしたのは、後半ロスタイム3分にチーロ・インモービレの決めたゴールだった。

 トルコ・リーグ第6節で、ベシクタシュが、テュプラシュ・スタジアムにエユップ・スポルを迎えた。前半、ミロト・ラシチャのゴールで先制したベシクタシュに対し、エユップ・スポルは、後半に得たPKで同点に追いついた。同ロスタイム1分、今度はPKを得る側に回ったベシクタシュが、チーロ・インモービレがPKを決め、2:1で勝った。
 前半20分、ベシクタシュが先制した。ジョアン・マリオが、相手選手から奪ったボールを、ペナルティエリア・ライン上にいたミロト・ラシチャにパスを出した。そのミロト・ラシチャがシュートを放つと、GKの右を抜け、エユップ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 同24分、ラファ・シルヴァからのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たミロト・ラシチャが、PKポイント近くにいたチーロ・インモービレにボールを出した。そのチーロ・インモービレがダイレクトでシュートを放つと、GKベルケ・オゼルがパンチングで防いだ。そして、そのボールを、エユップ・スポルのディフェンダーが、大きくクリアしてしまった。そして、前半は、ベシクタシュが1:0とリードして終わった。
 後半15分、メルト・ギュノクが、スライディングでチェックに入ると、マメ・ティアムがペナルティエリア内でピッチに倒れた。主審は、マメ・ティアムのシミュレーションとして、マメ・ティアムにイエローカードを出した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、両者のポジションの映像確認をしたゾルバイ・クチュック主審は、イエローカードを取り消し、PKを指示した。
 同19分、このPKを、エムレ・アクババが蹴ると、ボールは、GKが飛んだとは反対方向に飛び、ベシクタシュのゴールネットが揺れ、同点に追いついたのだった。1:1。
 最後の30分間、エユップ・スポルは勝ち越し点を求めて、とても重大なチャンスを掴んだ。同35分、アフメド・クトゥジュからのパスを、ペナルティエリアで得たマメ・ティアムが、GKと1対1となったところからシュートを放つと、うまくシュートコースを消したメルト・ギュノクがゴールを許さなかった。
 同45分、セミフ・クルチソイが、ペナルティエリア内でタイフル・ビンギョルのチェックを受けピッチに倒れた。ベシクタシュのアドヴァンテージを見て、PKを求める声が上がったが、試合の続行が命じられた。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告が、ここでも入った。ゾルバイ・クチュック主審は、再度、映像確認を行い、PKを指示した。
 同ロスタイム3分、このPKを、チーロ・インモービレが蹴り、ボールは、GKベルケ・オゼルの傍を抜け、エユップ・スポルのゴールネットに収めた。8試合目にして8ゴール目を決めたチーロ・インモービレが、ベシクタシュの勝ち越し点をもたらしたのだった。残りの時間では、スコアを変えるようなゴールは生まれず、ベシクタシュが勝ち点3を得た。この結果、勝ち点を13としたベシクタシュは3位に上がったのに対し、エユップ・スポルは、同9で6位となった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、フェリックス・ウドゥオカイ、アルトゥール・マスアク=アル・ムスラティ(後半21分:セミフ・クルチソイ)、ジェドソン・フェルナンデス=ジョアン・マリオ、ラファ・シルヴァ(後半ロスタイム4分:エミルハン・トプチュ)、ミロト・ラシチャ(後半ロスタイム10分:オヌル・ブルト)=チーロ・インモービレ(後半ロスタイム4分:ジャン・オナナ)
【エユップ・スポル】ベルケ・オゼル=レオ・デュボア(後半27分:ウムト・メラシュ)、ロビン・ヤルチュン、ルカス・クラロ、ジャネル・エルキン(後半36分:タイフル・ビンギョル)=メリヒ・カバサカル=アフメド・クトゥジュ(後半36分:プリンス・アンペム)、フレデリック・ミトシェ、サムエル・サイス(後半23分:ジョンジョ・シェルヴィー)、エムレ・アクババ(後半23分:ハリル・アクブナル)=マメ・ティアム



フェネルバフチェ 1:3 ガラタサライ(フェネルバフチェ公式HP 24. 9.22)

チャーラール・ソユンジュ(左)ヴィクトール・オシムヘン(右)(サバハ紙) ルカス・トレイラ(サバハ紙)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第6節で、ウルケル・スタジアムに迎えたガラタサライに1:3で敗れた。フェネルバフチェのゴールは、後半18分に、エディン・ヴィスチャがPKを決めてのものだった。

 フェネルバフチェは、9月26日(木)には、UEFA欧州リーグ第1節でユニオン・サン・ジロワーズを、ホームに迎える。

                 試合経過

 前半10分、フレッドからのパスを受け、左サイドからペナルティエリアへと入ったエディン・ジェコが、攻撃参加したセバスティアン・シマンスキにボールを出した。そのボールに合わせて、セバスティアン・シマンスキが、PKポイント上から強いシュートを放ったが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同20分、ペナルティエリアへと放り込まれたセンタリングに対し、まずはアレクンデル・ジクが、次いで、イスマイル・ユクセキがヘッドでクリアしたボールが、ペナルティエリア手前にいたルカス・トレイラの前に転がった。すると、ルカス・トレイラが。そのボールに合わせてシュートを放つと、ボールはサイドバーを直撃して、GKリヴァコヴィッチの背中に当たりゴールインしてしまった。0:1。
 同22分、エディン・ジェコから出たパスをコントロールしたセバスティアン・シマンスキが、相手ディフェンスの裏を取ったヤイデン・オーステルヴォルデにボールを預けた。そのヤイデン・オーステルヴォルデが、GKと1対1となったところからシュートを試みたが、GKムスレラが外に出してしまった。
 同28分、左サイドでボールを得たユヌス・アクギュンが、ゴールエリア手前にいたヴィクトール・オシムヘンに向け、センタリングを入れた。そのヴィクトール・オシムヘンが胸で落としたボールに反応したドリース・メルテンスが、ゴールエリア内からループシュートを試みると、これがゴールインした。0:2。
 同33分、ガラタサライ陣内で得たフリーキックをフレッドが蹴り、アラン・サン・マクシマンにパスを送った。そのアラン・サン・マクシマンが、相手選手をすり抜け、遠目からシュートを放つも、GKムスレラが、しっかりと胸に収めてしまった。
 後半14分、右サイドでボールを得たガブリエル・サラが、ルカス・トレイラとのワンツーを行いながら、ペナルティエリア内へと入った。そして、ファーサイドのゴール隅を狙ったシュートを放つと、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。0:3。
 同16分、フェネルバフチェがPKを得た。ペナルティエリアの外でボールを得たフレッドが、ゴールライン際まで持ち込んだとき、アブドゥルケリム・バルダクチュのチェックを受けピッチに倒れた。それを咎めたアッティラ・カラオーラン主審はPKを指示した。同18分、このPKを、エディン・ジェコが落ち着いて蹴ると、グランダーのボールは、ガラタサライのゴールネットを揺らした。1:3。
 同43分、左サイドでボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリア内で絶好の位置にいたユスフ・エン・ネシリに向け、センタリングを入れた。ユスフ・エン・ネシリは、それに合わせて、ヘディングシュートを試みたが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム4分、メルト・ハカン・ヤンダシュが、右サイドからセンタリングを入れると、イルファン・ジャン・カフヴェジが、ゴールエリアに向け動いたユスフ・エン・ネシリに向け落とした。それを受け、ユスフ・エン・ネシリがシュートを放つと、ボールは、GKムスレラから跳ね返り、再び、ユスフ・エン・ネシリのもとへと転がった。そこで、ユスフ・エン・ネシリは、至近距離からシュートを試みたが、ゴールマウスに立ちはだかったヴィクトール・ネルソンがゴールを許さなかった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、アレクンデル・ジク(後半22分:ユスフ・エン・ネシリ)、チャーラール・ソユンジュ、ヤイデン・オーステルヴォルデ=イスマイル・ユクセキ(後半1分:ソフィアン・アンバラト)、フレッド(後半35分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)=ドゥサン・タディッチ(後半16分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、セバスティアン・シマンスキ、アラン・サン・マクシマン(後半35分:ジェンギズ・ウンデル)=エディン・ジェコ
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン(後半32分:ヴィクトール・ネルソン)、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、=ルカス・トレイラ(後半39分:ベルカン・クトゥル)、ガブリエル・サラ(後半39分:ケレム・デミルバイ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半38分:エリアス・ジェラート)、ドリース・メルテンス(後半30分:ロランド・サライ)、ユヌス・アクギュン=ヴィクトール・オシムヘン



ハタイ・スポル、勝ち点3を忘れてしまった(TRT 24. 9.21)

ギョクデニズ・バイラクタル(左端)(スター紙) タウラン・スレイマノフ(TRT)  トルコ・リーグ第6節で、ボドルゥム・スポルに0:1で負けたハタイ・スポルは、今季、まだ勝利にありついていない。

 ハタイ・スポルが、トルコ・リーグ第6節で、ボドルゥム・スポルをホームに迎えた。ホームのハタイ・スポルは、タウラン・スレイマノフが、前半27分に決めたゴールで、0:1で敗れた。今季、まだ勝利を掴んでいないハタイ・スポルは勝ち点2に留まり、ここ2節の連敗に終わりを告げたボドルゥム・スポルは、同6に伸ばした。

                 試合経過

 前半25分、シャンドレル・マサンガからのパスを右サイドで得たリゴベルト・リヴァスが、内へとセンタリングを入れると、ボールはディフェンスからこぼれた。ゴールラインにボールは向かったが、GKディオゴ・ソーサが押さえた。
 同27分、ボドルゥム・スポルが0:1と先制した。ペナルティエリアで、ハタイ・スポルのディフェンスにプレッシャーをかけたタウラン・スレイマノフが、キャーミル・アフメット・チョレクチとジェマイル・セルテルの間にあったボールを捉えシュートを放つと、これが、ハタイ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。
 同37分、ギョルケム・サーラムが、ファーサイドのゴールポスト際にいたシャンドレル・マサンガに向けセンタリングを放り込んだ。それに合わせて、シャンドレル・マサンガがヘディングシュートを試みたが、GKシャンドレル・マサンガが押さえてしまった。そして、前半は、ボドルゥム・スポルが0:1とリードして終わった。
 後半16分、ディフェンスの裏に放り込まれたボールに追いついたジョエルソン・フェルナンデスが、ペナルティエリア内へと持ち込み、ゴール右斜め前から強いシュートを放ったが、GKディオゴ・ソーサが押さえた。
 同38分、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだルイ・ペドロがセンタリングを入れた。そのコースに入ったジェンク・シャンがクリアしたが、ボールはゴール右斜め前にいたギョルケム・サーラムの前に転がったため、そのギョルケム・サーラムがシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。そして、試合は。ボドルゥム・スポルが0:1で制したのだった。

【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=ジェマリ・セルテル、フランシスコ・カルヴォ、ガイ・キラマ、キャーミル・アフメット・チョレクチ=シャンドレル・マサンガ=ジョエルソン・フェルナンデス(後半18分:フンショ・バングボイエ)、ギョルケム・サーラム(後半42分:ビラル・ブートッバ)、ラミネ・ディアク(後半1分:ルイ・ペドロ)、リゴベルト・リヴァス(後半33分:カルロス・ストランベリ)=ヴァンサン・アブバカル
【ボドルゥム・スポル】ディオゴ・ソーサ=オンドレージ・チェルスカ、アリンド・アジェティ、アリ・アイテムル、ジェンク・シェン=ムサー・モハッメド(後半10分:サメト・ヤルチュン)、アフメト・アスラン(後半45分:エネス・オールジェ)=タウラン・スレイマノフ(後半45分:ジェラルドゥマンル)、ギョクデニズ・バイラクタル、ズドラヴコ・ディミトロフ=ゲオルゲ・プスカシュ(後半35分:ケナン・オゼル)



トラブゾン・スポル、カイセリ・スポル戦の後半ロスタイム8分の奇跡的なゴールで勝ち点1を救い出す(ソズジュ紙+アクシャム紙補綴 24. 9.20)

ミゲル・カルドーソ(左)バティスタ・メンディ(右)(スター紙) デュカン・ナゾン(上)エレン・エルマル(下)(カイセリ・スポル公式X)  トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグ第3節延期試合でのカイセリ・スポル戦で、0:2とリードを許したにも拘らず、終盤にあげたゴールで、2:2の引き分けに持ち込んだ。

 試合開始当初から大きな興奮に包まれたこの試合、カイセリ・スポルが、前半7分、ヴィデオ判定システムでの確認が行われたあと、PKを得て、それをゴールに替えることに失敗した。ジョゼフ・アタマーがPKを蹴ったが、トラブゾン・スポルのGKウーウルジャン・チャクルが、それを押さえてしまったのだ。だが、カイセリ・スポルは、同12分に、ハサン・アリ・カルドゥルムのゴールが生まれ、0:1と先制した。ギョクハン・サズダーが右サイドから出したパスに、デュカン・ナゾンが触れると、ボールは、ファーサイドにいたハサン・アリ・カルドゥルムへと流れた。そのハサン・アリ・カルドゥルムがシュートを放つと、ウーウルジャン・チャクルとゴールライン上に立ったディフェンダーがいたにも拘わらず、トラブゾン・スポルのゴールネットが揺れたのだった。
 前半は、エニス・バルディの放ったシュートが、バーを直撃して跳ね返ったこと以外は、好機を作るのに苦しんでいたトラブゾン・スポルは、選手交替をして、後半に臨んだ。シェノル・ギュネシュ監督は、アンソニー・ンワケメと若きポイラズ・ユルドゥルムを投入して、攻撃力の強化を行ったが、トラブゾン・スポルは、同18分に、アイルトン・ボア・モルテのスピードに乗った攻撃から生まれたゴールで、0:2とリードを拡げられた。カイセリ・スポルは、同42分、ギョクハン・サズダーが、この日2枚目のイエローカードをもらい、10人になってしまった。人数の少なくなった相手に対し、プレッシャーを強めていったトラブゾン・スポルは、同44分に、ウムト・ボゾクがゴールを決め、点差を1に縮めた。バティスタ・メンディがペナルティエリアの外からグランダーのシュートを放つと、GKオヌルジャン・ピリからボールが跳ね返り、それを捉えたアンソニー・ンワケメが仕上げを行うとした。だが、再度、オヌルジャン・ピリがパンチングで、これを防いだ。だが、その跳ね返りのボールを、詰めていたウムト・ボゾクが至近距離からゴールマウスに蹴りこんだのだった。1:2。7分間のロスタイムは息を飲む攻防となった。そして、同ロスタイム8分、トラブゾン・スポルは、アンソニー・ンワケメが入れたセンタリングに、ステファノ・デンスヴィルが合わせると、きれいなゴールが生まれ、2:2の同点に持ち込んだ。結果、トラブゾン・スポルは、勝ち点1を得ることになったのだった。
 この結果、トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグで4連続引き分け試合を演じることになり、勝ち点を4に伸ばした。一方のカイセリ・スポルは、最後で勝利を逃し、同2に留まった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、ステファン・サヴィッチ(前半13分:オザン・トゥファン)、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=バティスタ・メンディ、オカイ・ヨクシュル(後半20分:ジョン・ランドストラム)=ジハン・チャナク、エニス・バルディ(後半1分:アンソニー・ンワケメ)、ミオスラフ・オルシッチ(後半1分:ポイラズ・ユルドゥルム)=デニス・ドラグシュ(後半35分:ウムト・ボゾク)
【カイセリ・スポル】オヌルジャン・ピリ=ギョクハン・サズダー、ジュリアン・ジャンヴィエール(後半1分:ディミトリオス・コロヴェツィオス)、ジョゼフ・アタマー、リオネル・キャローレ(後半41分:ラマザン・ジヴェレク)=メフディ・ブーラビア、カルタル・ユルマズ、ハサン・アリ・カルドゥルム(後半30分:メフメト・エライ・オズベク)=アイルトン・ボア・モルテ(後半ロスタイム1分:バラン・アリ・ゲゼク)、ミゲル・カルドーソ=デュカン・ナゾン(後半ロスタイム1分:アッカー)



サムスン・スポル、バシャクシェヒル・スポルを後半で崩す(TRT改 24. 9.19)

マリウス・ムアンディルマジ(サムスン・スポル公式HP) マーク・ボラ(左)デニズ・テュルチ(右)(サムスン・スポル公式HP)  サムスン・スポルが、トルコ・リーグ第3節の延期試合で、ホームにバシャクシェヒル・スポルを迎えた。後半に決めたゴールで勝ったサムスン・スポルは、今季、ホームでの初勝利だった。一方のバシャクシェヒル・スポルは、今季初の敗北となった。

 サムスン5月19日スタジアムで行われたこの試合、前半は、ゴールの声が上がらなかった。後半に入り、優位に試合を進めたサムスン・スポルは、同20分のマリウス・ムアンディルマジのゴールで先制した。同27分には、リック・ファン・ドロンヘレンのゴールで、もう1点を加えたサムスン・スポルは、この試合を2:0で制した。今季、ホームでの初勝利をあげたサムスン・スポルは、勝ち点を9に伸ばした。トルコ・リーグで、今季初の敗戦となったバシャクシェヒル・スポルは、同10に留まった。なお、この一戦は、第3節の試合が、バシャクシェヒル・スポルがUEFA欧州カンフェランスリーグを戦ったために延期されたものだった。

                 試合経過

 前半20分、オヌル・エルギュンが、相手ディフェンスの裏に出したボールに追いついたベルカイ・オズジャンがシュートを放つも、ボールは、転がりながら枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同33分、ホームのサムスン・スポルの攻撃で、ペナルティエリアのゴール右斜め前でボールを得たオリヴィエ・エンチャムが強いシュートを放ったが、GKムハッメド・シェンゲゼルが胸に収めコントロールしてしまった。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半9分、アウェーのバシャクシェヒル・スポルの攻撃で、オリヴィエ・ケメンが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放つと、ボールは、ディフェンスに当たり方向を変えながら枠に向かったが、GKオカン・コジュクが倒れこみながらも、際どくブロックした。
 同15分、デニズ・テュルチが、ペナルティエリア内へと入れたセンタリングを、GKオカン・コジュクがパンチングで防いだ。そのボールを捉えたオヌル・エルギュンがヘディングシュートを試みた。枠を捉えたボールだったが、ゼキ・ヤウルが、ゴールライン上に立ちはだかり、これをクリアした。
 同20分、サムスン・スポルが1:0と先制した。マーク・ボラの出したロングパスを、ペナルティエリア・ライン上で得たマリウス・ムアンディルマジが、相手選手をすり抜け、落ち着いて放ったシュートが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。
 同27分、ホームのサムスン・スポルが、点差を2に拡げた。ゼキ・ヤウルがコーナーキックを蹴り、内へと放り込んだボールに合わせて、いいジャンプを見せたリック・ファン・ドロンヘレンのヘディングシュートが炸裂、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。そして、サムスン・スポルが、2:0で勝利を収めた。

【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル(後半30分:キングスリー・シンドラー)、ルボミル・サッカ、リック・ファン・ドロンヘレン、マーク・ボラ=ユセフ・アイ・ベナセル=ジェリル・ユクセル、ユスフ・エ・ネバセル=カルロ・ホルセ、オリヴィエ・エンチャム(後半19分:アルブノル・ムジャ)、エムレ・クルンチ(後半42分:ソネル・ギョニュル)=マリウス・ムアンディルマジ(後半42分:ランドリー・ナニー・ディマタ)
【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=レオ・ドゥアルテ(後半6分:オリヴィエ・ケメン)、ウーセーヌ・バ、ジェローム・オポク、ルカス・リマ=オヌル・エルギュン(後半31分:マチョイオ・ジャロ)=ダヴィッドソン(後半24分:セルダル・ギュレル)、ミゲル・クレスポ(後半24分:ジョアオ・フィゲレイド)、ベルカイ・オズジャン(後半31分:ベラト・オズデミル)、デニズ・テュルチ=クルズィストフ・ピアテク



ガラタサライ、ダービーマッチを前に首位に就く(TRT改+ハベル・テュルク紙補綴 24. 9.18)

バルシュ・アルペル・ユルマズ(ガラタサライ公式HP) アブドゥルケリム・バルダクチュ(左)デイアン・ソレスク(右)(ガジアンテップFK公式X)  ガラタサライが、トルコ・リーグ第3節延期試合で、ガジアンテップFKを3:1でくだした。トルコ・リーグで5連勝を遂げたガラタサライは、首位の座に就いた。

 トルコ・リーグで、ここまで4試合に勝利をあげているガラタサライが、第3節の延期試合で、ガジアンテップFKをRAMSパークに迎えた。ガラタサライは、前半11分にバルシュ・アルペル・ユルマズ、同26分にユヌス・アクギュン、後半31分にミシー・バチューハイがあげたゴールで、この試合を3:1で制した。ガジアンテップFKは、後半36分に舞台に上がったフルカン・ソヤルプがゴールを決め、点差を2に縮めた。残りの時間では、ゴールの声は上がらず。ガラタサライが勝ち点3を得たのだった。この結果、ガラタサライは、トルコ・リーグで5連勝を遂げ、勝ち点を15に伸ばした。この第5節で、首位の座をフェネルバフチェから奪ったガラタサライは、延期試合を勝ち点3で終えることになったのだった。そして、フェネルバフチェに勝ち点で2先行することになり、首位の座に就いたのだった。一方のガジアンテップFKは、ここまで4試合を消化して同3で14位に就けている。

                 試合経過

 前半3分、ミシー・バチューハイからのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たドリース・メルテンスが、狭い角度からシュートを放つと、GKソクラティス・ディウディスがパンチングで防いだ。その跳ね返りのボールを捉えたガブリエル・サラが、ペナルティエリアの手前からシュートを放つと、ソクラティス・ディウディスは、左に横っ飛びで防ぎ、事なきを得た。
 同11分、ガラタサライが1:0と先制した。ドリース・メルテンスからのパスを、ペナルティエリア・ライン上で、ゴールマウスを背にして得たバルシュ・アルペル・ユルマズが、素晴らしい反転を見せ、シュートを放った。そのボールが、GKの右を抜けゴールインしたのだった。
 同26分、ガラタサライが、点差を2に拡げた。ドリース・メルテンスがセンタリングを入れると、ミシー・バチューハイが、ヒールで、PKポイント近くにいたユヌス・アクギュンに、ボールを出した。そのユヌス・アクギュンの放ったシュートが、ガジアンテップFKのゴールネットを揺らしたのだった。2:0。
 同34分、バルシュ・アルペル・ユルマズから出たパスを得たカーン・アイハンが、ゴール右斜め前からシュートを試みた。だが、ボールは、転がりながら枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同41分、オミュルジャン・アルタンが出したロングパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったデイアン・ソレスクが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からシュートを放った。だが、GKムスレラがコーナーキックに替えた。そして、前半は、ガラタサライが2;0とリードを保ち終わった。
 後半15分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たフリーキックを、ドリース・メルテンスが蹴り、直接ゴールを狙ったが、ボールは、ニアのサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同31分、ガラタサライが、点差を3に拡げた。ケレム・デミルバイから出たパスを、ペナルティエリアの左サイドで得たバルシュ・アルペル・ユルマズが、ファーサイドにいたミシー・バチューハイにグランダーのボールでパスを出した。そのミシー・バチューハイが、そのボールに触れると、がら空きのゴールにボールが収まったのだった。3:0。
 同36分、ルカス・トレイラのミスパスを咎め、ボールをカットしたフルカン・ソヤルプが、ムスレラが前に出てきているのを見て、中盤からシュートを放つと、ムスレラは、これを防ぐことができず、ゴールが生まれたのだった。3:1。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン(後半32分:エリアス・ジェラート)、ダヴィンソン・サンチェス(後半32分:ヴィクトール・ネルソン)、アブドゥルケリム・バルダクチュ、ベルカン・クトゥル=ルカス・トレイラ、ガブリエル・サラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半37:エフェ・アクマン)、ドリース・メルテンス(後半27分:ケレム・デミルバイ)、ユヌス・アクギュン(後半27分:ユスフ・デミル)=ミシー・バチューハイ
【ガジアンテップFK】ソクラティス・ディウディス=オミュルジャン・アルタン、エルトゥールル・エルソイ、ブルーノ・ヴィアナ、エンリク・サボリト、エムレ・タシュデミル(後半1分:サレム・ムバカタ)=デイアン・ソレスク(後半41分:オギュン・オズチチェキ)、カツペル・コズラウスキー、アレクサンドゥル・マキシム(後半34分:フルカン・ソヤルプ)、ミルザ・ジハン(後半1分:シリル・マンドゥキ)=ケナン・コドゥロ(後半25分:イルケル・カラカシュ)



アンタルヤ・スポル、後半ロスタイム8分のゴールで勝ち点3を得る(TRT+ソズジュ紙補綴 24. 9.17)

サム・ラーション(アンタルヤ・スポル公式HP) ブライアン・サムディオ(左)アブドゥルサメト・ブラク(右)(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第5節で、アンタルヤ・スポルがホームに迎えたアダナ・デミル・スポルを、最終盤にあげたゴールで2:1で勝った。

 トルコ・リーグ第5節閉幕試合で、アンタルヤ・スポルとアダナ・デミル・スポルが対峙した。前半は、両者無得点で終わったが、ゴールの幕は後半になって切って落とされた。ホームのアンタルヤ・スポルが、同5分、サム・ラーションのゴールで先制した。アウェーのアダナ・デミル・スポルは、同39分、サリフ・カウラズルのゴールで、それに応じた。そして、同ロスタイム8分、舞台に上がったブライアン・サムディオが、アンタルヤ・スポルに勝利をもたらすゴールを決めた。今季の2勝目をあげたアンタルヤ・スポルは、勝ち点を7とした。アダナ・デミル・スポルの方は、5試合目にして4敗目を喫し、同1に留まっている。

                 試合経過

 前半8分、アリ・ヤウズ・コルが、ペナルティエリアの外にいたマエストロにパスを送った。そのマエストロが、グランダーのシュートを試みたが、ボールは、GKが押さえた。
 同17分、ヤクブ・カルズィンスキがコーナーキックを蹴ると、PKポイントでいいジャンプを見せたブライアン・サムディオが、それに合わせてヘディングシュートを放つと、GKがパンチングで防いだボールが、ゴールポストに当たったあと、コーナーキックに替わった。
 同23分、エルダル・ラキプが、ペナルティエリアの外から強い、そして、狙いすましたシュートを放ったが、GKがコーナーキックに替えてしまった。
 後半4分、右サイドにいたマエストロが、ペナルティエリア内へと入れたボールに反応したアリ・ヤウズ・コルが、それに合わせてシュートを放つも、ボールは、ゴールポストに当たり外に出て行ってしまった。
 同5分、ホームのアンタルヤ・スポルが先制した。メルト・ユルマズからのパスでボールを得たサム・ラーションが、ペナルティエリア手前から放った見事なシュートが、アダナ・デミル・スポルの左ゴール隅に突き刺さったのだった。1:0。
 同17分、ユスフ・サルが出したパスを、ペナルティエリアの外で得たビュンヤミン・バラトがシュートを放つも、GKケナン・ピリッチが胸に収めてしまった。
 同20分、左サイドからビュンヤミン・バラトが、PKポイントに向け入れたボールを捉えたユスフ・バラシがシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を捉えられず、外に出て行ってしまった。
 同39分、アダナ・デミル・スポルがペナルティエリアの外で得たフリーキックをサリフ・カウラズルが蹴った。壁を越えたボールは、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 同ロスタイム8分、メルト・ユルマズが、右サイドからセンタリングを入れると、ジャンプ一番、ブライアン・サムディオのヘディングシュートが炸裂、アダナ・デミル・スポルのゴールネットが揺れた。2:1。

【アンタルヤ・スポル】ケナン・ピリッチ=メルト・ユルマズ、ヴェイセル・サル、タイルソン・ケルヴェン、エムレジャン・ウズンハン(前半11分:エルドーアン・イエシルユルト)=ヤクブ・カルズィンスキ(後半21分:ソネル・ディクメン)、エルダル・ラキプ(後半32分:ブラク・イーレンチ)=アンドロス・タウンゼント(後半21分:アドルフォ・ガイチ)、サム・ラーション(後半21分:ラムズィ・サフリ)、ムサ・ジェネポ=ブライアン・サムディオ
【アダナ・デミル・スポル】ヴェダト・カラクシュ=セミフ・ギュレル、ヨバン・マネフ、アンドリュー・グラヴィヨン、アブドゥルサメト・ブラク=マエストロ、ビュンヤミン・バラト(後半45分:アクセル・アクタシュ)=ユスフ・サル(後半45分:ブライトン・フーグ)、ナビル・アリウイ(後半20分:サリフ・カウラズル)、アリ・ヤウズ・コル(後半32分:オザン・デミルバー)=ユスフ・バラシ(後半20分:タイフン・アイドーアン)



カスムパシャ 0:2 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP改+ソズジュ紙補綴 24. 9.16)

ニコラス・オポク(左)エディン・ジェコ(右)(フェネルバフチェ公式HP) アラン・サン・マクシマン(スター紙)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第5節でレジェプ・タイプ・エルドーアン・スタジアムで行われたカスムパシャとのアウェー戦を、0:2で制した。フェネルバフチェのゴールは、前半22分にアラン・サン・マクシマン、同39分にドゥサン・タディッチ(PK)が決めた。

 この勝利で、勝ち点を13に伸ばしたフェネルバフチェは、試合数が多い中だが首位に立ち、同時に、トルコ・リーグ史上最長不敗記録を32に伸ばした。アラン・サン・マクシマンは、フェネルバフチェ加入後、初ゴールを決めるとともに、PKを得ることにも貢献した。また、新加入のソフィアン・アンバラトが、加入後、初めての出場機会を得て、フェネルバフチェのアカデミー育ちの若いユスフ・アクチチェクも出場の機会を得た。フェネルバフチェは、第6節では、9月21日(土)に、ガラタサライをホームに迎える。

                 試合経過

 前半22分、ドゥサン・タディッチからのパスをペナルティエリア手前で得たアラン・サン・マクシマンが、相手選手を抜き、狙いすましたシュートを放つと、GKの左を抜け、カスムパシャのゴールネットに突き刺さった。0:1。
 同24分、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前でボールを得たヌノ・ダ・コスタが強いシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同37分、左サイドでボールを得たアラン・サン・マクシマンが、ニコラス・オポクを抜き去り、ペナルティエリアへと持ち込み、パスを出そうとしたとき、ニコラス・オポクのチェックを受けピッチに倒れた。ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行ったハリル・ウムト・メレル主審はPKを指示した。
 同39分、そのPKをドゥサン・タディッチが落ち着いて決め、点差を2に拡げた。
 後半19分、ドゥサン・タディッチが左コーナーキックを蹴り、内へと放り込んだ。ニアサイドでジャンプを見せたエディン・ジェコがボールを落とすと、それに反応したチャーラール・ソユンジュが、ファーサイドの至近距離からシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同41分、ママドゥ・ファルからのパスを、ゴール右斜め前で得たアイタッチ・カラの遠目からのシュートは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同44分、ママドゥ・ファルが、ペナルティエリアへとセンタリングを入れると、ベン・ウーアンヌへと渡った。そのベン・ウーアンヌが。ペナルティエリア内ゴール左斜め前からシュートを試みたが、ボールは、転がりながらファーのゴールポスト際を逸れて外に出て行ってしまった。

【カスムパシャ】アンドレアス・ギアニオティス=クラウディオ・ヴィンク(後半35分:ジョン・エスピノーサ)、ニコラス・オポク、ヤシン・オズジャン、ベン・ウーアンヌ、ジョシプ・ブレカロ=ギョクハン・ギュル(後半35分:カフー)、ロレト・サディク(後半1分:アイタッチ・カラ)、ハリス・ハジュラディノヴィッチ(後半21分:アントニン・バラク)=ママドゥ・ファル、ヌノ・ダ・コスタ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル(後半35分:ユスフ・アクチチェク)、ロドリゴ・ベカン、チャーラール・ソユンジュ、ヤイデン・オーステルヴォルデ=イスマイル・ユクセキ、フレッド(後半42分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)=ドゥサン・タディッチ(後半35分:ソフィアン・アンバラト)、セバスティアン・シマンスキ、アラン・サン・マクシマン(後半18分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)=ユスフ・エン・ネシリ(後半18分:エディン・ジェコ)



ガラタサライ 5:0 チャイクル・リゼ(ガラタサライ公式HP改+アクシャム紙補綴 24. 9.15)

ダヴィンソン・サンチェス(アクシャム紙) フスニディン・アリクロフ(左)アブドゥルケリム・バルダクチュ(右)(チャイクル・リゼ公式HP)  ガラタサライは、トルコ・リーグ第5節で、チャイクル・リゼをホームに迎えた。RAMSパーク・スタジャムで行われたこの試合を、ガラタサライは5:0で制した。

 ガラタサライのゴールは、ダヴィンソン・サンチェス(前半3分)、アブドゥルケリム・バルダクチュ(同25分)、ガブリエル・サラ(後半4分)、ドリース・メルテンス(同16分)、バルシュ・アルペル・ユルマズ(同35分)が決めた。ガラタサライは、4試合を通じて勝ち点3を得て、これで計12となった。
 ガラタサライは、試合開始早々、試合をコントロールして、ボールを支配した。相手には、前からプレスをかけ、チャンスを作らせなかった。前半は、チャイクル・リゼの方は。枠を捉えるシュートはなかった。ガラタサライは、多くの好機をつかみながらも、セットプレーでのみ違いを見せつけただけだったが、前半は2:0でリードを得て終わった。
 開始まだ3分、ガブリエル・サラがフリーキックを蹴り、内へとボールを放り込んだ。これに合わせて、ダヴィンソン・サンチェスのヘディングシュートが炸裂、チャイクル・リゼのゴールネットが揺れた。1:0。
 同15分、ヴィクトール・オシムヘンがゴールに迫った。左サイドから、またしてもガブリエル・サラが入れたセンタリングに、いいジャンプを見せたヴィクトール・オシムヘンがヘッドで合わせたが、ボールは、枠の傍らをそれ外に出て行ってしまった。
 同25分、ガラタサライが、点差を2とした。ガブリエル・サラがセンタリングを入れると、そのコースに入ったアブドゥルケリム・バルダクチュが足を出すと、ゴールインしたのだった。2:0。
 前半、アシストを2記録したガブリエル・サラが、後半4分、相手ディフェンスが大きくクリアできなかったボールを、ペナルティエリア内で得て、PKポイント近くで強いシュートを放った。これがゴールインしたのだった。3:0。後半の早い内に生まれたゴールで、ガラタサライには楽な展開となった。
 同17分、ルカス・トレイラがボールを得て、ペナルティエリア内へと進出するドリース・メルテンスに、そのボールを送った。そのドリース・メルテンスが、ファーのゴール隅を狙い、落ち着いてシュートを放つと、これが決まった。4:0。
 同22分、ガラタサライは、4人の選手交替を行った。ガブリエル・サラ、ドリース・メルテンス、ダヴィンソン・サンチェス、ルカス・トレイラをさげ、替わりに、ケレム・デミルバイ、ベルカン・クトゥル、ミシー・バチューハイ、ヴィクトール・ネルソンを入れた。
 同35分、スピードに乗った攻撃で、ミシー・バチューハイからのパスを、ゴール右斜め前でボールを得たカーン・アイハンが、GKと1対1となったところから、更に良い位置で背後から走ってきたバルシュ・アルペル・ユルマズにボールを預けると、それに合わせたバルシュ・アルペル・ユルマズのゴールが生まれた。5:0。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ダヴィンソン・サンチェス(後半22分:ヴィクトール・ネルソン)、アブドゥルケリム・バルダクチュ、イスマイル・ヤコブス(後半28分:エリアス・ジェラート)=ルカス・トレイラ(後半23分:ベルカン・クトゥル)、ガブリエル・サラ(後半22分:ケレム・デミルバイ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半38分:ユスフ・デミル)、ドリース・メルテンス(後半22分:ミシー・バチューハイ)、ユヌス・アクギュン=ヴィクトール・オシムヘン
【チャイクル・リゼ】イヴォ・グルビッチ=タハ・シャヒン(後半14分:エライ・コルクマズ)、フスニディン・アリクロフ(前半38分:アミル・ハジャフメトヴィッチ)、アッティラ・モッチ、アヌル・ヤシャル、カスパー・ホジャー=ダヴィッド・アキントーラ(後半14分:アルトゥン・ゼキリ)、ヤニス・パパニコラウ(後半1分:エムレジャン・ブルト)、ミトハト・パラ、イブラヒム・オラウォイン(後半38分:ムハメド・ブルジュバシッチ)=アリ・ソウ(後半14分:ヴァクラフ・ジュレッカ)



ロランド・サライ、ガラタサライ入りのため、イスタンブルにやって来た(ファナティック紙改 24. 9.14)

ロランド・サライ(フォトマッチ紙)  ガラタサライが、ドイツのフライブルクからの移籍で合意に達したハンガリー人選手ロランド・サライが、イスタンブル入りした。

 移籍解禁期間最終日に、ガラタサライが、ハンガリー人選手ロランド・サライを獲得した。ガラタサライは、ドイツのフライブルク所属だったロランド・サライをイスタンブル入りさせた。27歳のロランド・サライは、ガラタサライの関係者2人とともに、ドイツを発った航空機で、アタテュルク空港に到着した。
 ロランド・サライは、出口で、自身を迎えに来ていた車に乗り、空港を後にした。ロランド・サライは、ここまで、プスカシュFC、パレルモ、アポエル・ニコシア、フライブルクでプレーしてきた。フライブルクでは、163試合に出場して、27ゴール23アシストを記録している。



チャイクル・リゼ、ラシド・ゲザルと合意(TRT 24. 9.13)

ラシド・ゲザル(ベシクタシュ公式HP)  チャイクル・リゼは、直近ではベシクタシュでプレーしたラシド・ゲザルと、基本的合意に達した。

 チャイクル・リゼは、メディカルチェックで、何ら問題が出なかった場合、アルジェリア人選手ラシド・ゲザルと正式な契約に至ることになる。ラシド・ゲザルは、昨季の終了とともに、ベシクタシュとの契約が満了して、ベシクタシュを離れていた。ベシクタシュでは、4シーズンの間プレーした32歳になっている右サイドを得意とするラシド・ゲザルは、123試合に出場して17ゴール33アシストを記録している。



ダービーマッチ「ベシクタシュ vs トラブゾン・スポル」戦を前に重大な決断、左サイドは誰が入るのか?(ソズジュ紙 24. 9.12)

ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督(スター紙)  ベシクタシュは、トルコ・リーグで3連勝を狙うのに対し、トラブゾン・スポルは、シェノル・ギュネシュ監督とともに初勝利を狙う。ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督が、誰を左サイドに使うかは、試合当日まで持ち越されそうだ。

 ベシクタシュは、今季を3連勝で始めたが、この日曜日には厳しい試練が待っている。その相手は、直近では、ベシクタシュを率いたシェノル・ギュネシュ監督就任初戦となるトラブゾン・スポルなのだ。 トラブゾン・スポルは、今季の初勝利に向け、目をベシクタシュに向けている。だが、ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督には、手持ちのプランが幾つもある。同監督は、勝利以外に何も考えていない。先発メンバーについては、1人を除いて決めている。左サイドに誰を起用するのか? セミフ・クルチソイなのか、ジョアン・マリオなのか、それとも、エルネスト・ムチを持ってくるのか?
 GKにはメルト・ギュノク、ディフェンスは、ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、フェリックス・ウドゥオカイ、アルトゥール・マスアク、中盤は、ジェドソン・フェルナンデスとアル・ムスラティ、右サイドはミロト・ラシチャ、FW下はラファ・シルヴァ、トップはチーロ・インモービレとなる。同監督が、左サイド・FWのエースとしているセミフ・クルチソイは、故障のため、今週は治療を受け過ごした。昨日も、チームと離れて練習をしていた。ジョアン・マリオは、ベンフィカから準備を整えてやって来ているので、このポジションの第2の候補だ。エヌネスト・ムチは、練習ではいい調子で、いつでも出場できる旨、監督に伝えている。従って、監督の決断は、試合当日になる模様だ。



ギョクハン・アッカン、ボドルゥム・スポルと合意(スター紙 24. 9.11)

ギョクハン・アッカン(スター紙)  29歳のGKギョクハン・アッカンが、チャイクル・リゼとの契約を解除後、ボドルゥム・スポル入りで基本的合意に達した。

 チャイクル・リゼが契約を解除したギョクハン・アッカンが、ムーラ県のクラブ、ボドルゥム・スポルと合意に達した。ギョクハン・アッカンは、フェネルバフチェに0:5で敗れた試合のプレーに対し、チャイクル・リゼのサポーターからの批判に晒されていた。ここまで1回、トルコ代表の試合に出場したことのあるギョクハン・アッカンは、2021年5月7日に行われたアゼルバイジャン代表とのフレンドリーマッチに出場している。トルコ・リーグでは、チャイクル・リゼとアンカラ・グジュで、192試合に出場記録を誇り、そのキャリアで、アシストを1記録している。



トルコ 3:1 アイスランド(アクシャム紙改+ミリエット紙補綴 24. 9.10)

ケレム・アクチュコウル(CNNトルコ) エレン・エルマル(左)(アクシャム紙)  トルコ代表は、UEFAネーションズ・リーグのBリーグ4組第2戦で、アイスランド代表と、イズミルで対峙した。トルコ代表は、この試合を、ケレム・アクチュコウルの3ゴールで、3:1で制し、2試合目にして初勝利を得た。

 トルコ代表は、UEFAネーションズ・リーグのBリーグ4組第2戦で、アイスランド代表と対峙した。ギョズテペ・ギョクセル・スタジアムで行われたこの試合、トルコ代表が3:1で勝った。トルコ代表は、前半2分にケレム・アクチュコウルのゴールで、1:0と先制した。同37分、ヴィクトル・パルションのゴールで同点となった。そして、前半は1:1のまま終わった。トルコ代表は、後半7分にケレム・アクチュコウルのゴールで、再度、リードを奪った。終盤、プレッシャーを高めていったトルコ代表は、ケレム・アクチュコウルが、もう1点決め3:1とした。この試合、他のゴールは生まれることはなく、トルコ代表が3:1で勝ったのだった。

                 試合経過

 前半2分、トルコ代表が先制した。ウムト・ナイルからのパスを、PKポイント近くで得たケレム・アクチュコウルが、身体を反転させて放ったシュートが、アイスランド代表のゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同10分、アルダ・ギュレルが左コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内にいたイルファン・ジャン・カフヴェジがヘディングシュートを試みた。だが、ボールは、GKが押さえてしまった。
 同25分、ペナルティエリア内ゴール左斜め前でボールを得たケレム・アクチュコウルがシュートを放つも、ボールは、転がりながらサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同37分、アイスランド代表が同点に追いついた。アルベルト・グドムンドソンが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内でいいジャンプを見せたヴィクトル・パルションのヘディングシュートが決まったのだった。1:1。
 後半3分、ゴール右斜め前から、アルダ・ギュレルがシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンスに当たりこぼれた。そのこぼれ球を得たイルファン・ジャン・カフヴェジのシュートは、ハウコン・バルディマルソンが押さえてしまった。
 同7分、トルコ代表が、再び、リードを奪った。エレン・エルマルからのパスを、ペナルティエリアの外でコントロールしたケレム・アクチュコウルがシュートを試みると、これが、アイスランド代表のゴールネットを揺らしたのだった。2:1。
 同13分、相手ディフェンスの裏に放り込まれたロングパスに追いついたイルファン・ジャン・カフヴェジが、GKと1対1となったが、シュートの角度が狭いことから、ボールをケレム・アクチュコウルに出した。そのケレム・アクチュコウルのシュートはゴールインしたが、その前にオフサイドがあったとして旗が上がっていた。
 同23分、ケレム・アクチュコウルが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前からシュートを放った。ニアサイドのゴールポスト際に跳んだボールだったが、アイスランド代表のGKがパンチングで防いだ。
 同28分、トルコ代表がパス交換をしながらペナルティエリア内へとボールを持ち込み、オルクン・キョクチュが、ボールをウムト・ナイルに出した。だが、ウムト・ナイルのシュートが悪く、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同43分、トルコ代表が、点差を2と拡げた。アルダ・ギュレルの素晴らしいパスを、ペナルティエリア内へ入って得たケレム・アクチュオウルコが放ったシュートがゴールとなったのだった。3:1。そして、試合は、トルコ代表が3:1で制したのだった。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=メルト・ミュルドゥル(後半28分:ゼキ・チェリク)、メリヒ・デミラル、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エレン・エルマル=ハカン・チャラノウル(後半1分:オルクン・キョクチュ)、イスマイル・ユクセキ(後半42分:カーン・アイハン)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半28分:ケナン・ユルドゥズ)、アルダ・ギュレル、ケレム・アクチュコウル=ウムト・ナイル(後半36分:オカイ・ヨクシュル)



フィリップ・コスティッチ、イスタンブル入り(TRT 24. 9. 9)

フィリップ・コスティッチ(footitalia)  フェネルバフチェが、イタリアのユベントスとレンタルでの移籍で合意したフィリップ・コスティッチが、イスタンブルに入った。

 夏の移籍解禁期間が、残すところ僅かになってきたところで、フェネルバフチェは補強活動を続けている。フェネルバフチェは、ユベントス所属の31歳の左サイドの選手フィリップ・コスティッチを、1年間のレンタルで獲得することで合意に至ったのだ。合意のあと、セルビア人選手フィリップ・コスティッチは、空路、午後10時45分にイスタンブル入りした。サビア・ギョクチェン空港に到着したフィリップ・コスティッチを、フェネルバフチェのサポーターが出迎えた。フィリップ・コスティッチは、そのサポーターと並んで、写真を撮っていた。サポーターの歓迎を受けたあと、空港を離れたフィリップ・コスティッチは、今後、メディカルチェックを受けたあと、正式な調印を行うものと思われる。



正式発表! タイラン・アンタルヤル、ガラタサライを離れる(スター紙 24. 9. 8)

タイラン・アンタルヤル(TRT)  ガラタサライが、タイラン・アンタルヤルを、ボドルゥム・スポルに無償でレンタル移籍させることを発表した。

 オカン・ブルク監督率いるガラタサライで、予想された放出が実現した。ガラタサライが、MFタイラン・アンタルヤルを放出したのだ。タイラン・アンタルヤルが、ボドルゥム・スポルにレンタル移籍することが発表されたのだ。合意では、買い取りオプションの項目付きだということが明らかにされた。また、この移籍は、ボドルゥム・スポル側からの移籍金支払いは発生しないということだ。ガラタサライの行った発表は、次の通りだ。「我がクラブ所属のタイラン・アンタルヤルの2024−25シーズンにおいて、ボドルゥム・スポルに買い取りオプション付きの無償でのレンタル移籍で合意に達した」
 一方のボドルゥム・スポルも、タイラン・アンタルヤルのレンタルでの獲得を発表した。ボドルゥム・スポルの発表では、「我がクラブは、保有権をガラタサライが持つタイラン・アンタルヤルのレンタルでの獲得で合意に達した。我が家へ、そして、あなたの故郷に、よく来てくれた、タイラン」となっている。



ウェールズ 0:0 トルコ(ヒュリエット紙改 24. 9. 7)

ケナン・ユルドゥズ(右)(トルコ・サッカー協会公式HP) バルシュ・アルペル・ユルマズ(上)(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、UEFAネーションズ・リーグのBリーグ4組第1戦で、ウェールズ代表と0:0で引き分けた。

 UEFAネーションズ・リーグのBリーグ4組第1戦で、ウェールズ代表とトルコ代表が対峙した。カーディフ市立スタジャムで行われたこの試合は、0:0の引き分けに終わった。ウェールズ代表は、前半37分に、ソーバ・トマスがゴールを決めたが、オフサイド判定でゴールとはならなかった。トルコ代表は、後半17分に、バルシュ・アルペル・ユルマズが、この日2枚目のイエローカードをもらい退場処分となり、それ以後は、トルコ代表は10人になってしまった。試合を通じて、ウェールズ代表は、決定機を掴みながら、トルコ代表のゴールネットを揺らすことができなかった。トルコ代表は、終盤、空中戦でゴールを模索したが、うまくはいかなかった。この結果、両者は、このリーグ戦を、お互いに勝ち点1で始めることになった。

                  試合経過

 前半10分、ソーバ・トマスが右コーナーキックを蹴ると、ニアにいたアーロン・ラムズィーが、そのボールに触れたが、ボールは外に出て行ってしまった。
 同37分、ディフェンスの裏に放り込まれたロングパスに反応して動いたソーバ・トマスが、GKメルト・ギュノクと1対1となったところからループシュートを放つと、これがゴールインした。だが、オフサイド判定でゴールとは認定されなかった。
 同38分、ウェールズ代表のディフェンスが前に出ていたとき、バルシュ・アルペル・ユルマズが、奪ったボールをアルダ・ギュレルに出した。そのアルダ・ギュレルが、PKポイントの手前からシュートを試みるも、ボールは、ディフェンダーに当たり跳ね返っただけだった。
 後半6分、アルダ・ギュレルが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前から出したボールに合わせて、そのボールのコースに背後から入ったバルシュ・アルペル・ユルマズがヘディングシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同10分、ディフェンスの裏に放り込まれたボールに反応して動いたハリー・ウイルソンが、ペナルティエリア内右サイドでゴールライン際まで持ち込み折り返したボールに対し、ゴール右斜め前で、ブレナン・ジョンソンが、それに合わせてシュートを放ったが、ボールは、サイドバーの近くを抜け外に出て行ってしまった。
 同17分、自陣左タッチライン近くで、プレスをかけに行ったバルシュ・アルペル・ユルマズがネコ・ウィリアムに対して行ったファウルに対し、この日2枚目のイエローカードが出され、バルシュ・アルペル・ユルマズは退場処分となってしまった。
 同42分、ハカン・チャラノウルが左コーナーキックを蹴ると、それに合わせて、ゴール前でいいジャンプを見せたアブドゥルケリム・バルダクチュのヘディングシュートが炸裂したが、GKダニー・ワードが、これを防いでしまった。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=ゼキ・チェリク(後半45分:エミルハン・トプチュ)、チャーラール・ソユンジュ、アブドゥルケリム・バルダクチュ、メルト・ミュルドゥル=カーン・アイハン、イスマイル・ユクセキ(後半32分:オカイ・ヨクシュル)=アルダ・ギュレル(後半45分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、オルクン・キョクチュ(後半19分:ハカン・チャラノウル)、ケナン・ユルドゥズ(後半32分:ケレム・アクチュコウル)=バルシュ・アルペル・ユルマズ



シェノル・ギュネシュ監督、11年ぶりに、トラブゾン・スポルの練習を率いる(ファナティック紙 24. 9. 6)

シェノル・ギュネシュ監督(フォトマッチ紙)  トラブゾン・スポルのシェノル・ギュネシュ監督は、11年ぶりに、再び、トラブゾン・スポルのジャージを着て、練習に立ち会った。

 トラブゾン・スポルでの第5次政権が始まったことで、シェノル・ギュネシュ監督が、11年ぶりに、トラブゾン・スポルの練習場に姿を現した。2013年1月27日にトラブゾン・スポルを去った同監督は、昨日、初めてトラブゾン・スポルの練習に加わった。選手たちと挨拶を交わした同監督は、喜んでいるように見えた。また、この練習には、同監督のコーチ陣に就任したヒュセイン・チムシルとシェレフ・チチェキの姿もあった。



ジョアン・マリオ入団発表、正式にベシクタシュ入り(スター紙 24. 9. 5)

ジョアン・マリオ(ファナティック紙)  ベシクタシュが、ベンフィカのポルトガル人選手ジョアン・マリオを獲得したことを発表した。

 ベシクタシュが、ポルトガルのベンフィカと、ジョアン・マリオのレンタル移籍で合意に達したことを発表した。ベシクタシュの発表では、「ジョアン・マリオの買い取りオプション付きで、2024−25シーズン末までのレンタル移籍で、ベンフィカと合意に達した。ジョアン・マリオが、我がクラブのユニフォームを着て、活躍をしてくれることを願っている。以上、皆さまにご報告いたします」となっている。
 31歳のMFジョアン・マリオは、昨季、ベンフィカで、51試合に出場して9ゴール4アシストを記録いている。また、ジョアン・マリオは、ポルトガル代表としては、2014年以後、56試合に出場している。



ベシクタシュ、ホームで素通りはさせなかった(TRT+ソズジュ紙補綴 24. 9. 2)

ラファ・シルヴァ(左)ウーウル・チフトチ(右)(ベシクタシュ公式HP) チーロ・インモービレ(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュは、トルコ・リーグ第4節で、シワス・スポルを2:0でくだした。

 トルコ・リーグ第4節で、ベシクタシュが、テュプラシュ・スタジアムにシワス・スポルを迎えた。ベシクタシュは、前半27分に、PKをチーロ・インモービレが決め、後半44分には、ジェドソン・フェルナンデスがゴールを決め、2:0で勝った。トルコ・リーグ第3節は、試合のなかったベシクタシュは、ここまでの3試合を勝ち、勝ち点を9に伸ばした。一方のシワス・スポルは、同4に留まった。

                 試合経過

 前半13分、アル・ムスラティからのパスを、右サイドで得たミロト・ラシチャがセンタリングを入れると、PKポイント辺りで、それに合わせて、チーロ・インモービレがシュートを放った。だが、ボールは、GKに押さえられた。
 同26分、ベシクタシュがPKを獲得した。アルトゥール・マスアクが、左サイドからセンタリングを入れると、それに対し、ウロス・ラダコヴィッチが手を使ったとして、ヴィデオ判定システムでの確認後、主審はPKを指示したのだった。
 同27分、このPKを、チーロ・インモービレが蹴ると、シワス・スポルのゴールネットが揺れた。1:0。
 同ロスタイム4分、ラファ・シルヴァが、ペナルティエリアの外左手前で倒されて得たフリーキックを、アルトゥール・マスアクが蹴ると、ボールは、バーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同ロスタイム4分、ラファ・シルヴァとパス交換をして、ペナルティエリア内へと入ったジェドソン・フェルナンデスが、ゴール右斜め前からシュートを試みたが、ボールは、サイドネットの外側に吸い込まれただけだった。そして、前半は、ベシクタシュが1:0とリードを保ったまま終わった。
 後半28分、セミフ・クルチソイから出たパスをペナルティエリアで受けたムスタファ・エルハン・ハキモウルが、ゴール左斜め前からシュートを放つも、アリ・シャシャル・ヴラルがコーナーキックに替えた。
 同31分、ヨナス・スヴェンソンが、右サイドからPKポイントに向けセンタリングを入れた。それを受けたムスタファ・エルハン・ハキモウルが放ったシュートは、GKアリ・シャシャル・ヴラルがコントロールしてしまった。
 同37分、ミロト・ラシチャが、右サイドからパスを出すと、それでボールを得たラファ・シルヴァが、ペナルティエリア内へと持ち込み、ゴール右斜め前からシュートを放った。だが、GKアリ・シャシャル・ヴラルが、これを防いでしまった。
 同40分、セミフ・クルチソイから出たパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったムスタファ・エルハン・ハキモウルが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前からループシュートを試みたが、GKアリ・シャシャル・ヴラルが防いでしまった。
 同44分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。ロングパスの対応に当たったサンバ・カマラが大きくクリアできなかったボールが、ジェドソン・フェルナンデスの前に転がった。そのジェドソン・フェルナンデスが、GKアリ・シャシャル・ヴラルが前に出てきているのを見て、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からループシュートを放つと、シワス・スポルのゴールネットが揺れたのだった。そして、試合は、2:0で、ベシクタシュが勝利を掴んだ。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、フェリックス・ウドゥオカイ、アルトゥール・マスアク(後半27分:シェール・エンドゥール)=アル・ムスラティ、ジェドソン・フェルナンデス=ミロト・ラシチャ(後半ロスタイム2分:エミルハン・トプチュ)、ラファ・シルヴァ(後半ロスタイム2分:オヌル・ブルト)、エルネスト・ムチ(後半17分:セミフ・クルチソイ)=チーロ・インモービレ(後半28分:ムスタファ・エルハン・ハキモウル)
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ムラト・パルリ、ソンコ・ズンドバーク、ウロス・ラダコヴィッチ(後半43分:ベキル・ベケ)、サンバ・カマラ、ウーウル・チフトチ=アレックス・プリチャード(後半43分:エムラー・バシャン)、ヤン・ビーガンスキ(後半32分:サムエル・ムトゥサミ)、カリス・カリシス、アジズベック・トルガンバエフ(後半22分:ケイタ・バルデ)=レイ・マナイ



アダナ・デミル・スポル 1:5 ガラタサライ(スター紙改+アクシャム紙補綴 24. 9. 1)

ケレム・アクチュコウル(ガラタサライ公式HP) アンドリュー・グラヴィヨン(左)ミシー・バチューハイ(右)(アクシャム紙)  トルコ・リーグ第4節で、ガラタサライが、アダナ・デミル・スポルとのアウェー戦を戦った。ガラタサライは、この試合を1:5で制した。ガラタサライのゴールは、ケレム・アクチュコウル、セミフ・ギュレル(オウンゴール)、バルシュ・アルペル・ユルマズ、ドリース・メルテンス、アブドゥルケリム・バルダクチュが決めた。一方のアダナ・デミル・スポルの唯一のゴールは、後半34分に、アンドリュー・グラヴィヨンがPKを決めたものだった。

 トルコ・リーグでのガジアンテップFK戦が延期されているガジアンテップFKは、これで3連勝となり、勝ち点を9に伸ばした。今季、トルコ・リーグでいい始まり方をしていないアダナ・デミル・スポルは、同1で最下位となった。代表の試合で生まれるブレイク期間後では、ガラタサライはチャイクル・リゼと、アダナ・デミル・スポルはアンタルヤ・スポルと対峙する。

                 得点場面など

 前半9分、ガラタサライのディフェンスから放り込まれたロングボールに反応して動いたケレム・アクチュコウルに対し、GKデニズ・エレン・ドンメズが、ペナルティエリアの外で対処しようとしたが、ボールが頭上を越えてしまった。ボールを追いかけたケレム・アクチュコウルが、それを捉え放ったシュートが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットに収まってしまった。0:1。
 同18分、ガラタサライが、点差を2と拡げた。ドリース・メルテンスが、ペナルティエリアの外右サイドから放ったシュートが、セミフ・ギュレルの足に当たり、それがゴールインしたのだった。0:2。
 同31分、アダナ・デミル・スポルが蹴ったコーナーキックからのボールに、ミシー・バチューハイが対処し、スピードに乗った攻撃に移った。ケレム・アクチュコウルから出たパスを受けたバルシュ・アルペル・ユルマズが、GKと1対1となり、ループシュートを放つと、これが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:3。
 同37分、ペナルティエリアのゴール左斜め前での攻撃で、ボールを得たドリース・メルテンスが、ファーのゴール隅を狙ったシュートを試みると、ボールは、ゴールポストに当たりゴールインした。0:4。
 後半15分、ガラタサライのコーナーキックに対し、ジャンプ一番、アブドゥルケリム・バルダクチュのヘディングシュートが炸裂、アダナ・デミル・スポルのゴールネットが揺れた。0:5。
 同21分、ユスフ・サルの放ったシュートが、ディフェンダーの手に当たったのを見て、主審はPKを指示した。このPKを、ユスフ・サルが蹴るも、ムスレラがゴールを許さなかった。
 同34分、右サイドで放り込まれたスルーパスに追いついたブライトン・フーグが、エリアス・ジェラートとのマッチアップで、ペナルティエリアのゴール右斜め前でピッチに倒れた。主審は、それを見てPKを指示した。今度は、アンドリュー・グラヴィヨンがPKを蹴り、ゴールが生まれた。1:5。
 同45分、ペナルティエリア内左サイドにいたドリース・メルテンスが、ファーサイドに向けパスを送った。このボールをクリアしようとして、トルガ・カレンデルがユスフ・デミルの頭に足を上げたのを咎めたカディル・サーラム主審は、再び、PKを指示するとともに、トルガ・カレンデルに対しレッドカードを出した。
 同ロスタイム1分、このPKをミシー・バチューハイが蹴ったが、GKデニズ・エレン・ドンメズが防ぐのに成功した。

【アダナ・デミル・スポル】デニズ・エレン・ドンメズ=ヨバン・マネフ、セミフ・ギュレル、アンドリュー・グラヴィヨン、アブドゥルサメト・ブラク(後半1分:ブライトン・フーグ)=マエストロ、タイフン・アイドーアン(後半23分:サリフ・カウラズル)=ナビル・アリウイ(後半23分:トルガ・カレンデル)、ビュンヤミン・バラト、アリ・ヤウズ・コル(後半28分:オザン・デミルバー)=アバト・アインベトフ(後半6分:ユスフ・サル)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン(後半36分:エフェ・アクマン)、メテハン・バルタジュ、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エリアス・ジェラート=ルカス・トレイラ(後半25分:ベルカン・クトゥル)、ケレム・デミルバイ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半36分:ユスフ・デミル)、ドリース・メルテンス、ケレム・アクテュルコウル(後半25分:ユヌス・アクギュン)=マウロ・イカルディ(前半25分:ミシー・バチューハイ)



フェネルバフチェ 3:0 アランヤ・スポル(フェネルバフチェ公式HP改 24. 8.31)

ドゥサン・タディッチ(アクシャム紙) エフェジャン・カラジャ(左)ヤイデン・オーステルヴォルデ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第4節で、ホームに迎えたアランヤ・スポルを3:0でくだした。フェネルバフチェのゴールは、前半43分と後半20分にドゥサン・タディッチ、同22分にエディン・ジェコが決めた。代表の試合で生まれるブレイク期間を前に勝ち点3を得たフェネルバフチェは、これで、勝ち点を10に伸ばした。

                 試合経過

 前半8分、GKエルトゥールル・タシュクランがグランダーの出したパスをカットしたフレッドが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前にいたエディン・ジェコに、ボールを預けた。そのエディン・ジェコがグランダーのシュートを放ったが、エルトゥールル・タシュクランがコントロールした。
 同9分、右サイドでボールを得たメルト・ミュルドゥルが、ペナルティエリア内へと動いたドゥサン・タディッチに向け、センタリングを入れた。そのドゥサン・タディッチが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で、それに合わせてヘディングシュートを放つも、エルトゥールル・タシュクランが、これを防いだ。
 同10分、ドゥサン・タディッチからのパスを受けたエディン・ジェコが、ペナルティエリアの外にいたセバスティアン・シマンスキにパスを送った。そのセバスティアン・シマンスキが、遠目から強いシュートを放つも、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同43分、ドゥサン・タディッチからのパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たエディン・ジェコが、ゴールエリア前に走ったドゥサン・タディッチにボールを出した。そのドゥサン・タディッチが、ボールを整え放ったシュートが、アランヤ・スポルのゴール隅に突き刺さった。1:0。
 同ロスタイム1分、メルト・ミュルドゥルが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドのゴールポスト際にいたアラン・サン・マクシマンにボールが渡った。そのアラン・サン・マクシマンが、強いボールで内へと折り返すと、ボールは、相手ディフェンスに当たり、ゴールポストに当たり外に出て行った。
 後半19分、フロラン・ハデルジョナイが、ディフェンスから出したロングボールに反応して動いたセルジオ・コルドーヴァが、ヤイデン・オーステルヴォルデを抜き、ペナルティエリア内からループシュートを試みたが、素早く前に出たリヴァコヴィッチがゴールを許さなかった
 同20分、アランヤ・スポルのFWに抜かせなかったリヴァコヴィッチが、ダイレクトでロングキックを見せた。そのボールに合わせて、相手ディフェンスの裏を取ったドゥサン・タディッチが、GKが前に出ていることを見て、ループシュートを放つと、これがゴールインした。2:0。
 同22分、フレッドからのパスを受け、ペナルティエリア内へと入ったイルファン・ジャン・カフヴェジが、PKポイント上にいたエディン・ジェコにパスを出した。そのエディン・ジェコが、ダイレクトで放ったシュートが、アランヤ・スポルのゴールネットを揺らした。3:0。
 同30分、左サイドでボールを得たドゥサン・タディッチが、ゴールエリアに向かい動いたユスフ・エン・ネシリに向け、センタリングを入れた。そのユスフ・エン・ネシリが、そのボールに合わせてヘディングシュートを試みた。エルトゥールル・タシュクランが、それを防ぐと、ボールは、上のバーに当たりピッチに跳ね返った。
 同41分、左サイドでボールを得たジュアン・クリスティアンが、ゴールライン際まで持ち込み、ペナルティエリア内へと動いたロニー・ロペスにパスを出した。そのロニー・ロペスが、ダイレクトで強いシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム5分、ユスフ・エン・ネシリが、スライディングでパスを送ると、それを、左サイドで得たメルト・ハカン・ヤンダシュが、ペナルティエリア手前まで持ち込み、狙いすましたシュートを放った。だが、ボールは、サイドバーを直撃してピッチに跳ね返った。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、チャーラール・ソユンジュ、アレクンデル・ジク(後半16分:ロドリゴ・ベカン)、ヤイデン・オーステルヴォルデ=イスマイル・ユクセキ、フレッド=ドゥサン・タディッチ(後半38分:ジェンク・トスン)、セバスティアン・シマンスキ(後半38分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、アラン・サン・マクシマン(後半16分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)=エディン・ジェコ(後半28分:ユスフ・エン・ネシリ)
【アランヤ・スポル】エルトゥールル・タシュクラン=フロラン・ハデルジョナイ、フルカン・バユル、フィダン・アリティ、ジュレ・バルコヴィッチ=リチャード・カンディード(後半33分:ブルトハン・ブルト)、ガイウス・マクータ=セルジオ・コルドーヴァ(後半28分:ロニー・ロペス)、エフェジャン・カラジャ(後半28分:ニコラス・ジャンヴィエ)、ユスフ・オズデミル(後半28分:ジュアン・クリスティアン)=セルダル・ドゥルスン(後半44分:ベラ・チェケン)



ベシクタシュ 5:1 ルガーノ(スター紙+アクシャム紙補綴 24. 8.30)

ジェドソン・フェルナンデス(左)(アクシャム紙) チーロ・インモービレ(ハベル・テュルク紙)  UEFA欧州リーグのプレーオフ第2戦で、スイスのルガーノをホームに迎えたベシクタシュが、5:1で勝利した。この結果、ベシクタシュは、欧州リーグに留まることに成功した。ベシクタシュのゴールは、チーロ・インモービレ(2)、ジェドソン・フェルナンデス、ラファ・シルヴァ、サリフ・ウチャンが決めた。ルガーノの唯一のゴールは、シュケルキム・ヴラディの決めたものだった。

 UEFA欧州リーグのプレーオフで、ベシクタシュがルガーノと対峙した。第1戦では3:3と引き分けた試合を受けての第2戦で、ベシクタシュは、スター選手の活躍で笑った。そして、5:1の勝利で勝ち上がりを決めた。2試合合計では8:4としたベシクタシュは、UEFA欧州リーグのグループ・リーグ戦への進出を決めたのだった。

                 試合経過

 前半7分、ゴール右斜め前の距離のあるところでフリーキックを得たベシクタシュは、パス交換を行い、ジェドソン・フェルナンデスが出したパスを受けたアルトゥール・マスアクが、ペナルティエリア・ライン手前でダイレクトでシュートを試みた。GKアミル・サイピがパンチングで防ぐと、そのボールが、ゴール前にいたチーロ・インモービレに渡り、それに合わせて、チーロ・インモービレがヘディングシュートを放つと、ルガーノのゴールネットが揺れた。1:0。
 同14分、ラファ・シルヴァのスルーパスに反応して動いたチーロ・インモービレが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からシュートを放った。GKアミル・サイピを抜けたボールは、枠を捉えた。だが、そこへ、アイマン・エル・ワフィがスライディングを見せ、際どくクリアしてしまった。
 同29分、ルガーノのディフェンスのミスパスを咎め、ペナルティエリアの外でボールえを得たミロト・ラシチャが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からニアを狙ったシュートを試みたが、GKアミル・サイピが、足を使い、これを防ぐと、ボールはピッチに跳ね返った。
 同41分、ラファ・シルヴァからのパスを受け、PKポイントでGKと1対1となったチーロ・インモービレが放ったシュートを、GKアミル・サイピがパンチングで防いだ。だが、チャンスは続き、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で、そのボールを得たセミフ・クルチソイがシュートを放ったが、アントニオス・パパドプロスが、これを、ゴールライン上からクリアしてしまった。
 後半14分、ディフェンスの裏に放り込まれたロングボールに反応して動いたイグナシオ・サンティアゴ・アリセダが、ペナルティエリア内左サイドからパスを入れた。ゴール前で、そのボールにシュケルキム・ヴラディが触れると、ボールは、がら空きとなっていたゴールマウスに入った。1:1。
 同21分、左サイドからセミフ・クルチソイが、ペナルティエリアへと出したボールを、ラファ・シルヴァが、ダイレクトで、相手ディフェンスの裏に出した。ペナルティエリア内ゴール左斜め前で、そのボールに合わせて、ジェドソン・フェルナンデスがシュートを放つと、これが、ルガーノのゴールネットを揺らした。2:1。
 同25分、左サイドから、チーロ・インモービレが、逆サイドにいたミロト・ラシチャにパスを送った。そのミロト・ラシチャが、ダイレクトで、ディフェンスの裏に送ったボールに反応して動いたラファ・シルヴァが、ペナルティエリア内へと持ち込み、GKと1対1となり、ループシュートを放つと、これがゴールインした。3:1。
 同26分、ジェドソン・フェルナンデスからのパスを受けたチーロ・インモービレが、左サイドからペナルティエリアへと持ち込み、相手選手にフェイントをかけてから放ったシュートが、ルガーノのゴールネットを揺らした。4:1。
 同ロスタイム2分、ベシクタシュが、もう1点決めた。サリフ・ウチャンが、右サイドから出したパスが、相手選手のチェックが入ったことで、ペナルティエリアの左サイドにいたエルネスト・ムチに渡ってしまった。そのエルネスト・ムチがシュートを試みると、GKアミル・サイピからボールは跳ね返り、そのボールを捉えたサリフ・ウチャンが、がら空きとなっていたゴールマウスに蹴り込んだのだった。5:1。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、エミルハン・トプチュ、アルトゥール・マスアク=アル・ムスラティ、ジェドソン・フェルナンデス(後半42分:サリフ・ウチャン)=ミロト・ラシチャ(後半33分:シェール・エンドゥール)、ラファ・シルヴァ(後半42分:ジャン・ケレシュ)、セミフ・クルチソイ(後半21分:エルネスト・ムチ)=チーロ・インモービレ(後半33分:ムスタファ・エルハン・ハキモウル)



バシャクシェヒル・スポル、UEFA欧州カンフェランスリーグ本戦入り(TRT改 24. 8.29)

ベルカイ・オズジャン(左)(セント・パトリックス・アスレティック公式X) オメル・アリ・シャヒネル(NTV)  UEFA欧州カンフェランスリーグのプレーオフで、バシャクシェヒル・スポルが、第1戦で0:0の引き分けに終わったのを受けて行われた第2戦で、ホームに迎えたセント・パトリックス・アスレティックを2:0でくだし、勝ち上がりを決めた。

 この試合の前半は、両者無得点のまま終わった。バシャクシェヒル・スポルは、求めていたゴールを、後半19分にオメル・アリ・シャヒネルにより手に入れた。1:0。セント・パトリックス・アスレティックは、同36分、アーロン・ボルガーがレッドカードをもらい、10人になってしまった。バシャクシェヒル・スポルは、人数を欠く相手に対し、同37分、オリヴィエ・ケメンのゴールで、スコアを2:0とした。残りの時間ではスコアは変わらず、バシャクシェヒル・スポルは、0:0に終わった第1戦を受けての第2戦で、セント・パトリックス・アスレティックを2:0でくだし、勝ち上がりを決めたのだった。

                 試合経過

 前半5分、右サイドで動き出したザカリー・エルブゼディが、ペナルティエリアにいたメイソン・メリアにボールを送った。そのメイソン・メリアが、PKポイント辺りからグランダーのシュートを放つも、ボールは、GKムハッメド・シェンゲゼルが押さえた。
 同8分、ベルカイ・オズジャンのスルーパスに反応して、クルズィストフ・ピアテクが、相手ディフェンスの裏を取った。そのクルズィストフ・ピアテクが、ゴールエリアのゴール右斜め前から、ファーのゴール隅を狙ったグランダーのシュートを放ったが、ボールは、ゴールポストの傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同29分、ディミトリス・ペルカスのスルーパスに、ベルカイ・オズジャンが、ペナルティエリアで追いついた。そのベルカイ・オズジャンが、ゴールエリア手前で、枠を見据えたシュートを放つと、アクセル・シェーベルイが、ゴールライン上に立ちはだかり、ゴールを許さなかった。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半2分、ジェローム・オポクが、自陣で得たボールを持ち、相手陣内まで持ち込んだ。そして、ゴール左斜め前から、枠を見据えて強いシュートを試みたが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同19分、バシャクシェヒル・スポルがゴールを決めた。右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだデニズ・テュルチが出したパスが、相手ディフェンダーに当たり、オメル・アリ・シャヒネルの前へ転がった。トム・グリヴォスティをフェイントでかわし、ゴールエリアへと持ち込んだオメル・アリ・シャヒネルが、GKと1対1となったところから放ったシュートが、ゴールインしたのだった。1:0。
 同37分、バシャクシェヒル・スポルが、点差を2と拡げた。ルカス・リマが、左サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドでいいジャンプを見せたオリヴィエ・ケメンのヘディングシュートが炸裂、ボールは、セント・パトリックス・アスレティックのゴールネットを揺らしたのだった。そして、試合は、バシャクシェヒル・スポルが、2:0と優位を保ったまま終わった。アウェーでの第1戦では0:0の引き分けに終わったバシャクシェヒル・スポルだったが、この第2戦では2:0で勝ち、カンフェランスリーグの本戦へと、その名を刻むことになった。

【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル(後半31分:ベラト・オズデミル)、ハムザ・ギュレレル、レオ・ドゥアルテ(前半7分:オリヴィエ・ケメン)、ジェローム・オポク=ディミトリス・ペルカス(後半31分:ルカス・リマ)、オヌル・エルギュン、ベルカイ・オズジャン=デニズ・テュルチ、クルズィストフ・ピアテク(後半32分:フィリップ・ケニー)、ダヴィッドソン(後半25分:ジョアオ・フィゲレイド)



ガラタサライ (2)0:1(4) ヤングボーイズ(アクシャム紙改 24. 8.28)

バルシュ・アルペル・ユルマズ(左)(ヤングボーイズ公式X) アラン・ヴィルジニウス(ヤングボーイズ公式X)  UEFA欧州チャンピオンズリーグのプレーオフで、ガラタサライが、スイスのヤングボーイズと対峙した。第1戦では3:2で敗れたガラタサライが、ホームでも0:1で敗れ、チャンピオンズリーグ参戦権を得ることができなかった。ガラタサライは、これで、UEFA欧州リーグで戦いを続けることになった。

 UEFA欧州チャンピオンズリーグのプレーオフ第2戦で、ガラタサライが、ホームで対戦したヤングボーイズに0:1で敗れた。第1戦では3:2で敗れているガラタサライは、これで、チャンピオンズリーグからの敗退が決まった。チャンピオンズリーグへの参戦権を得られなかったガラタサライは、これで、戦いをUEFA欧州リーグで継続することになった。

                 試合経過

 前半8分、フィリプ・ウグリニッチが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙ったが、GKムスレラがボールを胸に収めた。
 同11分、ルーウィン・ブルームが右コーナーキックを蹴ると、そのコースに入ったモハメド・アリ・カマラがヘッドで合わせた。だが、GKムスレラがゴールを許さなかった。
 同18分、サンドロ・ラウパーがロングパスを出すと、そのボールを得たエブリマ・コリーが、ペナルティエリアへと持ち込み、シュートを放った。だが、GKムスレラがパンチングで防いだ。
 同31分、ヤングボーイズがゴールを決めたが、オフサイド判定で取り消された。ルーウィン・ブルームが右コーナーキックを蹴ると、PKポイント辺りにいたシルヴェル・ギャンブラ・エンブシがヘッドで合わせた。すると、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。そのボールを捉えて、エブリマ・コリーが仕上げを行ったが、オフサイド判定でゴールとは認定されなかった。
 同35分、マウロ・イカルディが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、ファーサイドで、ケレム・アクチュコウルがヴォレーシュートを放った。だが、GKマービン・ケラーが、胸に収めてしまった。そして、前半は、0:0のまま終わった。
 後半16分、ルーウィン・ブルームが右コーナーキックを蹴ると、そのコースにいたシルヴェル・ギャンブラ・エンブシがヘッドで合わせた。ファーサイドのゴールポストに当たったボールを、ガラタサライの選手がクリアしてしまった。
 同18分、GKマービン・ケラーが蹴ったロングボールを、バルシュ・アルペル・ユルマズが、マウロ・イカルディに向け落とした。マウロ・イカルディのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったミシー・バチューハイが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からシュートを放ったが、ボールは、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同26分、ルカス・トレイラからのパスを、ペナルティエリア内で得たマウロ・イカルディが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たケレム・アクチュコウルにボールを出した。そのケレム・アクチュコウルがダイレクトでシュートを試みたが、GKマービン・ケラーがコーナーキックに替えた。
 同42分、ヤングボーイズが、カウンター攻撃からゴールを決めた。セドリック・ヤン・イッテンからのパスに反応してディフェンスの裏を取ったアラン・ヴィルジニウスが、カーン・アイハンを抜き、ペナルティエリア内でムスレラと1対1となった。そして、PKポイント辺りから放ったシュートがゴールインしたのだった。0:1。そして、ヤングボーイズが0:1とリードを保ち終わった。この結果、UEFA欧州チャンピオンズリーグから敗退したガラタサライは、UEFA欧州リーグで戦いを続けることになった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ、カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン、デリック・ケーン(後半1分:エリアス・ジェラート)=ルカス・トレイラ、ガブリエル・サラ(後半18分:ケレム・デミルバイ)=ハキム・ツィエク(後半1分:ベルカン・クトゥル)、ミシー・バチューハイ(後半30分:ドリース・メルテンス)、ケレム・アクテュルコウル(後半44分:ギュナイ・ギュヴェンチ)=マウロ・イカルディ



発表! フェリックス・ウドゥオカイ、正式にベシクタシュ入り(スター紙 24. 8.27)

フェリックス・ウドゥオカイ(ファナティック紙)  ベシクタシュが、アウグスブルクのフェリックス・ウドゥオカイを、買い取りオプション付きで、今季末までのレンタルで獲得したことを発表した。

 ベシクタシュが、アウグスブルクからフェリックス・ウドゥオカイを、レンタルで獲得したことを発表した。その発表で、「フェリックス・ウドゥオカイを、買い取りオプション付きで2024−25シーズン終了まで、レンタルで獲得することを、アウグスブルク側と合意に達した」と述べている。
 ルーツをナイジェリアに持つ26歳のフェリックス・ウドゥオカイは、フィジカルの強さ、及び、ディフェンス能力の高さで、昨季より注目されていた。アウグスブルクでは、ブンデスリーガに33試合出場して、2ゴールを記録している。



チャイクル・リゼ 0:5 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP改 24. 8.26)

ダヴィッド・アキントーラ、アラン・サン・マクシマン、タハ・シャヒン(左から)(チャイクル・リゼ公式HP) フレッド(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、フレッドが3ゴールを決めヒ−ローとなった試合で、チャイクル・リゼを0:5でくだした。フェネルバフチェのゴールは、前半16分、後半15分と19分にフレッド、後半8分にエディン・ジェコ、同21分にフスニディン・アリクロフ(オウンゴール)から生まれた。この勝利で、勝ち点を7に伸ばしたフェネルバフチェは、試合数が多い中だが首位に立った。ブラジル人選手フレッドは、自身のサッカー人生で初のハットトリックを決めた。

                 試合経過

 前半16分、ドゥサン・タディッチが、右サイドから内へとパスを入れると、そのボールを得たフレッドが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放つと、GKギョクハン・アッカンが防ごうとしたが間に合わず、ボールは、チャイクル・リゼのゴールネットを揺らした。0:1。
 同30分、セバスティアン・シマンスキが、ゴール左斜め前から入れたセンタリングを、フスニディン・アリクロフがヘッドでクリアしようとしたが、ボールは遠ざけることができず、PKポイントにいたドゥサン・タディッチの前に落ち、それを捉えたドゥサン・タディッチがシュートを放つと、ボールはディフェンダーに当たりコーナーキックに替わった。
 同37分、中盤でボールを得たセバスティアン・シマンスキがスルーパスを出すと、ペナルティエリアのゴール左斜め前にいたエディン・ジェコに渡った。そのエディン・ジェコがシュートを放つと、GKギョクハン・アッカンがこれを防いだ。その跳ね返りのボールを捉えたイスマイル・ユクセキが、ペナルティエリアの外から強烈なシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 後半6分、ドゥサン・タディッチが右コーナーキックを蹴ると、イスマイル・ユクセキが、ファーのゴールポスト方向に浮かした。そのボールを捉えたアラン・サン・マクシマンがシュートを試みたが、ボールは、僅かにゴールマウスを逸れ外に出て行ってしまった。
 同8分、メルト・ミュルドゥルが出したパスを受け、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと持ち込んだエディン・ジェコが、グランダーの狙いすましたシュートを放つと、ボールは、左ゴール隅下方で、チャイクル・リゼのゴールネットを揺らした。0:2。
 同10分、中盤でボールを得たアラン・サン・マクシマンが、ドリブルで前進して、ペナルティエリアの外からシュートを放つも、ボールは、僅かに枠の左を逸れ外に出て行ってしまった。
 同15分、ゴール左斜め前からアラン・サン・マクシマンから出たパスを受けたフレッドが、グランダーの強烈なシュートを放つと、GKギョクハン・アッカンが防ごうとしたが甲斐なく、チャイクル・リゼのゴールネットに収まった。0:3。
 同19分、ゴール右斜め前でボールを得たドゥサン・タディッチが、ペナルティエリアにいたエディン・ジェコにボールを出した。そのエディン・ジェコがシュートを放つと、ボールは、GKギョクハン・アッカンからこぼれ、そのボールを捉えたフレッドが仕上げを行った。0:4。
 同21分、ペナルティエリアのゴール右斜め前でボールを得たドゥサン・タディッチが、ファーのゴールポストに向けセンタリングを入れると、それをフスニディン・アリクロフが、逆方向にヘッドでクリアしようとしたボールが、左のサイドバーに当たりゴールインしてしまった。0:5。
 同39分、イルファン・ジャン・カフヴェジからのパスを、PKポイントで受けたユスフ・エン・ネシリがシュートを試みるも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。そして、試合は、フェネルバフチェが0:5のリードを保ったまま終わった。

【チャイクル・リゼ】ギョクハン・アッカン=タハ・シャヒン(後半22分:エライ・コルクマズ)、アッティラ・モッチ、フスニディン・アリクロフ、ハリル・イブラヒム・ペフリヴァン(後半34分:ミトハト・パラ)=イブラヒム・オラウォイン、ヤニス・パパニコラウ(後半17分:アミル・ハジャフメトヴィッチ)=ダヴィッド・アキントーラ、ダル・ヴァレサノヴィッチ(後半22分:アヌル・ヤシャル)、アルトゥン・ゼキリ(後半17分:マルティン・ミンチェフ)=アリ・ソウ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、チャーラール・ソユンジュ(後半25分:ロドリゴ・ベカン)、アレクンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ=イスマイル・ユクセキ、フレッド(後半35分:レヴェント・メルジャン)=ドゥサン・タディッチ(後半33分:ジェンギズ・ウンデル)、セバスティアン・シマンスキ、アラン・サン・マクシマン(後半25分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)=エディン・ジェコ(後半25分:ユスフ・エン・ネシリ)



アルダ・トゥラン監督率いるエユップ・スポル、シワスで首位に立つ(TRT 24. 8.25)

アフメド・クトゥジュ(エユップ・スポル公式X) カリス・カリシス、エムレ・アクババ、ウロス・ラダコヴィッチ(左から)(エユップ・スポル公式X)  トルコ・リーグ第3節で、エユップ・スポルが、アフメド・クトゥジュの見事なゴールで、アウェーで戦ったシワス・スポル戦を0:1で制した。この勝利で、アルダ・トゥラン監督率いるエユップ・スポルは、試合数が多い中だが首位に立った。

 ビュレント・ウイグン監督率いるシワス・スポルは、史上初めてトルコ・リーグで戦っているアルダ・トゥラン監督率いるエユップ・スポルを、ホームに迎えた。9月4日スタジアムで行われたこの試合、エユップ・スポルが、前半9分にアフメド・クトゥジュが、ペナルティエリアの外から放った見事なゴールで、0:1と先制した。試合の残り時間ではスコアは変わらず、エユップ・スポルが、シワスから勝ち点3を得て戻ることになった。これで、勝ち点を7としたエユップ・スポルは、試合数が多い中だが首位に立った。一方のシワス・スポルは、同4に留まった。

                  試合経過

 前半4分、シワス・スポルの攻撃で、エムラー・バシャンからのパスを、ペナルティエリアの外で得たヤン・ビーガンスキがシュートを試みたが、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同6分、左サイドで生まれたエユップ・スポルの攻撃で、アフメド・クトゥジュからのパスをペナルティエリアで得たエムレ・アクババがグランダーのシュートを放ったが、シワス・スポルのGKジョルジェ・ニコリッチがパンチングで防いだ。
 同9分、エユップ・スポルが先制した。シワス・スポルのペナルティエリアの外でボールを得たアフメド・クトゥジュの強烈なシュートが、シワス・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。0:1。
 同26分、左サイドで生まれたエユップ・スポルの攻撃で、ペナルティエリア内で、フレデリック・ミトシェのヒールパスを受けたアフメド・クトゥジュがシュートを放つも、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。そして、前半は、エユップ・スポルが0:1と優位を保ち終わった。
 後半28分、右サイドで生まれたエユップ・スポルの攻撃で、タイフル・ビンギョルが、ペナルティエリアへ向けセンタリングを入れると、それに合わせて、マメ・ティアムがヘディングシュートを試みたが、ボールは、サイドバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同43分、シワス・スポルの攻撃で、ペナルティエリアの外でボールを得たケイタ・バルデがシュートを放つも、GKベルケ・オゼルが押さえてしまった。
 同44分、シワス・スポルが、左サイドで獲得したフリーキックを、レイ・マナイが蹴り、直接ゴールを狙ったが、GKベルケ・オゼルがコーナーキックに替えた。
 同ロスタイム1分、GKジョルジェ・ニコリッチと1対1となったハリル・アクブナルがシュートを放つも、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。そして、試合は、エユップ・スポルが0:1とリードを保ったまま終わった。

【シワス・スポル】ジョルジェ・ニコリッチ=ムラト・パルリ、ウロス・ラダコヴィッチ、ソンコ・ズンドバーク、サンバ・カマラ(後半36分:ベキル・ベケ)=ヤン・ビーガンスキ(後半36分:アキレアス・プグラス)、カリス・カリシス=エムラー・バシャン(後半25分:ケイタ・バルデ)、アレックス・プリチャード(後半25分:サムエル・ムトゥサミ)=レイ・マナイ
【エユップ・スポル】ベルケ・オゼル=ウムト・メラシュ(後半34分:トゥガイ・カジャル)、ルカス・クラロ、ロビン・ヤルチュン、ジャネル・エルキン(後半14分:タイフル・ビンギョル)=フレデリック・ミトシェ=マメ・ティアム、メリヒ・カバサカル、エムレ・アクババ(後半27分:サムエル・サイス)、アフメド・クトゥジュ(後半27分:タソス・ハツィギオヴァニス)=ジャンニ・ブルーノ(後半14分:ハリル・アクブナル)



アランヤで勝者なし(TRT 24. 8.24)

コライ・ギュンター(左)ユスフ・オズデミル(右)(アランヤ・スポル公式X) セルジオ・コルドーヴァ(左)ジャウマ・シルバ(右)(アランヤ・スポル公式X)  トルコ・リーグ第3節開幕試合で、アランヤ・スポルとギョズテペが1:1で引き分けた。

 アランヤ・スポルのゴールは、後半3分にユスフ・オズデミル、ギョズテペのゴールは前半45分にヘリトンが決めた。開幕以来、ここまでの3節で、この両クラブは、まだ勝利がない。

                 試合経過

 前半29分、左サイドで生まれたアランヤ・スポルの攻撃で、ユスフ・オズデミルのパスを受けボールを得たジュレ・バルコヴィッチがペナルティエリアの外から強烈なシュートを放った。だが、GKマテウス・リスが、そのボールを、しっかりと胸に収めた。
 同35分、右サイドで生まれたアランヤ・スポルの攻撃で、ロニー・ロペスがセンタリングを入れると、それに合わせて、ユスフ・オズデミルがヘディングシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同45分、ギョズテペが先制した。左サイドでの攻撃で、ジャウマ・シルヴァがセンタリングを入れると、ニールセンが落としたボールを捉えたクビライ・カナツシュクシュがヘディングシュートを放った。ボールは、GKエルトゥールル・タシュクランから跳ね返り、そのボールを得たヘリトンがゴールを決めたのだった。0:1。そして、前半は、ギョズテペが0:1とリードを得て終わった。
 後半3分、アランヤ・スポルが同点に追いついた。右サイドで生まれた攻撃で、ガイウス・マクータが、ペナルティエリア内でファーサイドへと送ったボールを捉えたユスフ・オズデミルが、落ち着いて放ったシュートが、ギョズテペのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 同24分、右サイドで生まれたギョズテペの攻撃で、ラムロ・カルドーソがファーサイドに送ったボールを得たホアン・サントスが強いシュートを放った。だが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同40分、左サイドで生まれたギョズテペがの攻撃で、ジャウマ・シルヴァがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたラムロ・カルドーソがヘディングシュートを試みた。そのボールを、GKエルトゥールル・タシュクランがパンチングで防ぐと、その跳ね返りのボールを捉えたラムロ・カルドーソが、再度、ヘディングシュートを試みた。だが、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。

【アランヤ・スポル】エルトゥールル・タシュクラン=フロラン・ハデルジョナイ、フルカン・バユル(後半36分:ヌノ・リマ)、フィダン・アリティ、ジュレ・バルコヴィッチ=リチャード・カンディード、ガイウス・マクータ=ロニー・ロペス(後半11分:セルダル・ドゥルスン)、エフェジャン・カラジャ(後半42分:ニコラス・ジャンヴィエ)、ユスフ・オズデミル=セルジオ・コルドーヴァ
【ギョズテペ】マテウス・リス=ラッセ・ニールセン、ヘリトン、コライ・ギュンター(後半34分:タハ・アルトゥカルデシュ)、ナヴァトゥス・ミロシ(後半14分:マルコム・ボケレ)、ジャウマ・シルバ=ダヴィド・ティヤニッチ(前半20分:ドーアン・エルドーアン)、アントニー・ジュニオール・デニス、イサク・ソレト(後半34分:松木玖生)=クビライ・カナツシュクシュ(後半14分:ホアン・サントス)、ロムロ・カルドーソ



ルガーノ 3:3 ベシクタシュ(フォトマッチ紙改 24. 8.23)

ジェドソン・フェルナンデス(後)(ベシクタシュ公式HP) ラファ・シルヴァ(左)(アクシャム紙)  ベシクタシュは、UEFA欧州リーグのプレーオフ第1戦で、スイスのルガーノとアウェー戦を戦い、3:3で引き分けた。勝ち上がりを、第2戦にかけることになった。

 ベシクタシュのゴールは、前半21分と後半7分にジェドソン・フェルナンデス、後半10分にアル・ムスラティが決めた。一方のルガーノのゴールは、前半34分にウラン・ビスリミ、後半11分にレナト・シュテフェン、同18分にはガブリエル・パウリスタのオウンゴールで生まれた。
 試合は、お互いの攻防で始まったが、ベシクタシュは、前半21分、ディフェンスのガブリエル・パウリスタから出たロングパスを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で得たジェドソン・フェルナンデスが、相手選手がいたにも拘わらず、狙いすましたシュートを放つと、これがルガーノのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。同34分、足元へのいいパスで攻撃に入ったルガーノは、ペナルティエリアのゴール右斜め前でボールを得たマッティア・ザノッティが、ゴール前にいたウラン・ビスリミにパスを送った。そのウラン・ビスリミが、ゴール僅か右斜め前からシュートを放つと、ベシクタシュのゴールネットが揺れた。1:1。前半は、他の好機はなく、1:1のままで終わった。
 後半早々に、ベシクタシュが優位に立った。同7分、ラファ・シルヴァの素晴らしいパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たジェドソン・フェルナンデスが、右足一閃、ゴールを決めた。1:2。このゴールの3分後、即ち、同10分、左コーナーキックに、ファーサイドにいたアル・ムスラティが合わせるとゴールが決まった。1:3。ルガーノは、このゴールのあとの最初の攻撃で、点差を1に縮めた。同11分、ペナルティエリアのゴール右斜め前でボールを得たレナト・シュテフェンが、左足インサイドで放ったシュートが、ファーのゴール隅に突き刺さるという見事なゴールが決まったのだった。2:3。同18分、右サイドで生まれた攻撃で、マッティア・ザノッティが、グランダーのボールでペナルティエリアへと入れたボールを、ガブリエル・パウリスタが反対方向へ触れると、これがオウンゴールとなってしまった。3:3。ベシクタシュが、この試合で浴びた3ゴールは、全て左サイドから生まれたものだった。残りの時間、ベシクタシュは好機を掴みながらも、それらを活かせず、試合は3:3のまま終わった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、エミルハン・トプチュ、アルトゥール・マスアク=アル・ムスラティ、シェール・エンドゥール(後半13分:ジャン・オナナ)=ミロト・ラシチャ(後半26分:エルネスト・ムチ)、ジェドソン・フェルナンデス、ラファ・シルヴァ=チーロ・インモービレ(後半26分:ムスタファ・エルハン・ハキモウル)



ヤングボーイズ 3:2 ガラタサライ(フォトマッチ紙改+アクシャム紙補綴 24. 8.22)

マウロ・イカルディ(左)(ミリエット紙) ジョエル・モンテイロ(ヤングボーイズ公式HP)  UEFA欧州チャンピオンズリーグのプレーオフ第1戦で、ガラタサライが、スイスのヤングボーイズとアウェー戦を戦った。ガラタサライは、この試合に3:2で敗れ、勝ち上がりをイスタンブルでの試合にかけることになった。

 ガラタサライは、UEFA欧州チャンピオンズリーグのプレーオフ第1戦で、アウェーで戦ったヤングボーイズに3:2で敗れた。ヤングボーイズのゴールは、前半3分と同ロスタイム4分にジョエル・モンテイロ、後半41分にフィリプ・ウグリニッチ(PK)が決めた。ガラタサライのゴールは、後半22分と27分にミシー・バチューハイの決めたものだった。
 前半3分、エリアス・ジェラートが、大きくフィードしようとしたボールが、相手選手に当たり宙に浮くと、これが、ヤングボーイズの急なる攻撃を生んだ。フィリプ・ウグリニッチからのパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たジョエル・モンテイロのシュートがゴールインしてしまった。1:0。同ロスタイム4分、ヤングボーイズは、シルヴェル・ギャンブラ・エンブシがヘッドで、ディフェンスの裏に浮かし球で出したパスに反応したジョエル・モンテイロが、ペナルティエリア内へと持ち込むや、狙いすましたシュートを放った。ムスレラが防ごうとしたが。これが、ガラタサライのゴールネットに収まった。2:0。前半、ヤングボーイズは、これらのゴール以外にも、3回の絶好機を掴みながらゴールに繋げることができなかった。一方のガラタサライは、ドリース・メルテンスが同25分に、また、ルカス・トレイラが同44分に好機を掴みながら、それを活かすことができなかった。
 ガラタサライは、後半に臨むにあたり、フェルナンド・ムスレラとギュナイ・ギュヴェンチ、ドリース・メルテンスとハキム・ツィエクの交替を行った。だが、ハキム・ツィエク、マウロ・イカルディ、アブドゥルケリム・バルダクチュが好機を掴みながら得点には繋がらなかった。ヤングボーイズの方は、エブリマ・コリーの放ったシュートがサイドバーを直撃してピッチに跳ね返った。同21分、ミシー・バチューハイが、エリアス・ジェラートに替わって投入された。同22分、ハキム・ツィエクがコーナーキックを蹴ると、これを、ルカス・トレイラが、ヘッドでファーへ向けて浮かした。そのボールを、このプレーの僅か1分前にピッチに入ったミシー・バチューハイが、がら空きとなっていたゴールマウスに蹴り込んだ。2:1。ベルギー人選手ミシー・バチューハイは、この6分後、ペナルティエリアの外からゴールを決め、再度、舞台に上がった。2:2。同点に追いつかれたあと、プレッシャーを強めたヤングボーイズが、同39分にPKを獲得した。ペナルティエリアのゴール左斜め前でボールを得たダリアン・マレスがシュートを放つと、そのコースに入ったアブドゥルケリム・バルダクチュがコーナーキックに替えた。コーナーキックを指示したドイツ人のダニエル・ジーベルト主審だったが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に入った。そして、アブドゥルケリム・バルダクチュの脚から跳ねたボールが手に当たっているとしてPKを指示したのだった。これで、この日2枚目のイエローカードをもらったアブドゥルケリム・バルダクチュは退場処分となってしまった。同41分、フィリプ・ウグリニッチが蹴ると、ゴールが決まり、ヤングボーイズが、再び、リードを奪った。残りの時間では、他のゴールは生まれず、ヤングボーイズが3:2で、この試合を制したのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ(後半1分:ギュナイ・ギュヴェンチ)=エリアス・ジェラート(後半21分:ミシー・バチューハイ)、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、デリック・ケーン=ルカス・トレイラ、ガブリエル・サラ=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半34分:レオ・デュボア)、ドリース・メルテンス(後半1分:ハキム・ツィエク)、ケレム・アクテュルコウル=マウロ・イカルディ(後半42分:ベルカン・クトゥル)



アンソニー・ンワケメからトラブゾン・スポルに悪い知らせ! メンバーから外れる(スター紙 24. 8.21)

アンソニー・ンワケメ(ファナティック紙)  UEFA欧州カンフェランスリーグのプレーオフで、ザンクト・ガレンと対峙するトラブゾン・スポルで、アンソニー・ンワケメが、故障のため、メンバーから外れた。

 UEFA欧州カンフェランスリーグのプレーオフで、ザンクト・ガレンと対戦するトラブゾン・スポルに悪い知らせが届いた。アンソニー・ンワケメが、故障のため、この試合のメンバーから外れたのだ。トラブゾン・スポルの発表は、次の通りだ。「練習中に痛みが出たアンソニー・ンワケメは診察を受け、更に、MR検査を受けた結果、左脚下部の筋肉(ヒラメ筋)を傷めていることが判明した。アンソニー・ンワケメに対する治療は、メディカル・スタッフにより始められている。そのため、ザンクト・ガレン戦のメンバーから外れることになった」。



エユップ・スポル 4:1 ボドルゥム・スポル(ベイン・スポル 24. 8.20)

ジャンニ・ブルーノ(右から2人目)を讃える(TRT) マメ・ティアム(左)クリストフ・ヘレッレ(右)(NTV)  トルコ・リーグ第2節で、エユップ・スポルは、一旦はリードを許したホームゲームで、ボドルゥム・スポルを4:1でくだした。

 エユップ・スポルに勝利を導いたゴールは、後半1分にジャンニ・ブルーノ、同10分にマメ・ティアム、同40分にサムエル・サイス、同ロスタイム4分にハリル・アクブナルから生まれた。ボドルゥム・スポルの唯一のゴールは、前半30分にズドラヴコ・ディミトロフが決めたものだった。この結果、エユップ・スポルは勝ち点を4に伸ばした。一方のボドルゥム・スポルは、まだ勝ち点を得ていない。 アルダ・トゥラン監督率いるエユップ・スポルは、次節はシワス・スポルとのアウェー戦を戦い、イスメト・タシュデミル監督率いるボドルゥム・スポルは、ホームにコンヤ・スポルを迎える。

                 試合経過

 前半12分、ズドラヴコ・ディミトロフがゴールに迫ったが、GKBベルケ・オゼルがゴールを許さなかった。
 同30分、ボドルゥム・スポルが先制した。ウゼイル・エルギュンが右サイドから入れたセンタリングに対し、そのコースの左側に入ったズドラヴコ・ディミトロフがシュートを放つと、これが、エユップ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同34分、ムサー・モハッメドがディフェンスの裏に放り込んだパスを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で得たギョクデニズ・バイラクタルが、相手選手をすり抜け、GKと1対1となりシュートを放ったが、GKベルケ・オゼルがコーナーキックに替えた。
 後半1分、エユップ・スポルが同点に追いついた。ディフェンスから出たロングパスに、左コーナーで追いついたウムト・メラシュが、センタリングを入れると、エムレ・アクババが、そのボールコースに背後から走り込んできてシュートを放つと、ボールがGKディオゴ・ソーサから跳ね返った。そのボールを、フリーになっていたジャンニ・ブルーノがゴールマウスに送り込んだのだった。1:1。
 同9分、ホームのエユップ・スポルが逆転した。ペナルティエリアの外でボールを得たジャンニ・ブルーノが、スルーパスを出すと、ゴール左斜め前で、GKと1対1となったマメ・ティアムがシュートを試みると、これがゴールインしたのだった。2:1。
 同40分、ウゼイル・エルギュンが左コーナーキックを蹴ると、PKポイント辺りで、いいジャンプを見せたゲオルゲ・プスカシュが、それに合わせてヘディングシュートを見せたが、ボールは上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同41分、エユップ・スポルが点差を2と拡げた。アフメド・クトゥジュから出たパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前でコントロールしたサムエル・サイスが、角度のないところから強いシュートを放つと、これが、ボドルゥム・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。3:1。
 同ロスタイム5分、エユップ・スポルがもう1点をあげた。サムエル・サイスからのパスを、ゴール左斜め前で得たスヴィト・セスラルが、GKと1対1となったところから、ボールをハリル・アクブナルに預けた。そのハリル・アクブナルが、がら空きとなっていたゴールマウスに蹴り込んだのだった。4:1。

【エユップ・スポル】ベルケ・オゼル=タイフル・ビンギョル(後半30分:トゥガイ・カジャル)、ロビン・ヤルチュン、ルカス・クラロ、ウムト・メラシュ=フレデリック・ミトシェ(後半ロスタイム1分:ドルクハン・トコズ)=アフメド・クトゥジュ(後半40分:スヴィト・セスラル)、エムレ・アクババ(後半30分:サムエル・サイス)、メリヒ・カバサカル、マメ・ティアム=ジャンニ・ブルーノ(後半30分:ハリル・アクブナル)
【ボドルゥム・スポル】ディオゴ・ソーサ=ウゼイル・エルギュン、クリストフ・ヘレッレ、アリ・アイテムル、ジェンク・シェン=サメト・ヤルチュン(後半17分:アフメト・アスラン)、ムサー・モハッメド=ペドロ・ブラザン(後半17分:ゲオルゲ・プスカシュ)、フレディ(後半37分:エゲ・ビルセル)、ズドラヴコ・ディミトロフ(後半30分:ハキ・オスマン)=ギョクデニズ・バイラクタル



ベシクタシュ、4発、完調(TRT改 24. 8.19)

ラムズィ・サフリ(左)ジェドソン・フェルナンデス(右)(アンタルヤ・スポル公式HP) チーロ・インモービレ(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第2節で、ベシクタシュは、ホームでアンタルヤ・スポルと対峙した。この試合を4:2で制したベシクタシュは、勝ち点を6に伸ばした。ベシクタシュは、第3節では試合がない。今季第1節を、サムスン・スポルとのアウェー戦を戦い、0:2で勝ち、今季を勝ち点3獲得で始めたベシクタシュは、この第2節でアンタルヤ・スポルをくだし、同6に伸ばしたのだった。

 ベシクタシュに勝利をもたらしたゴールは、前半13分と23分にチーロ・インモービレ、後半11分にラファ・シルヴァ、同ロスタイム5分にエルネスト・ムチが決めた。アンタルヤ・スポルのゴールは。前半1分と後半6分にブライアン・サムディオが決めた。

                 試合経過

 試合開始23秒で、アンタルヤ・スポルが先制した。チーロ・インモービレの出したパスがジェドソン・フェルナンデスに当たり、サンデル・ファン・デ・ストリークの前に転がった。そのサンデル・ファン・デ・ストリークが、左サイドにいたサム・ラーションにパスを出した。ワンタッチでパスを、サム・ラーションが出すと、そのボールをコントロールしたブライアン・サムディオが、ペナルティエリア内から狙いを定めたシュートを放つと、ベシクタシュのゴールネットが揺れたのだった。0:1。
 同13分、ベシクタシュが同点に追いついた。ラファ・シルヴァのいいパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったチーロ・インモービレが、ペナルティエリアの右ゴール前でダイレクトでシュートを放つと、これが、ニアサイドのゴールポストに当たりゴールインしたのだった。1:1。
 同23分、ベシクタシュのイタリア人FWチーロ・インモービレが、再び、舞台に上がった。2点目を決めたのだ。GKメルト・ギュノクが送ったロングパスを、チーロ・インモービレがヘッドで落とすと、そのボールを、セミフ・クルチソイがコントロールした。そして、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと持ち込んだセミフ・クルチソイが、ヴェイセル・サルをかわし、ゴールライン際まで持ち込み、ボールをチーロ・インモービレに出した。すると、チーロ・インモービレが至近距離で合わせると、そのシュートがアンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。
 同29分。ラファ・シルヴァが出したパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前でコントロールしたミロト・ラシチャがシュートを試みたが、GKケナン・ピリッチがコーナーキックに替えた。
 同40分、ベシクタシュが、3点目にとっても迫った。アル・ムスラティのスルーパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったラファ・シルヴァが、ペナルティエリアの外でGKケナン・ピリッチをすり抜けた。そのラファ・シルヴァが、ペナルティエリア内へと入り、ゴール右斜め前の角度のないところからシュートを試みると、ゴールライン近くでタイルソン・ケルヴェンが防ぎに入り、ゴールを許さなかった。攻撃は続き、ボールの左側に入ったセミフ・クルチソイがシュートを放つも、今度は、ヴェイセル・サルから跳ね返ってしまった。そして、前半は、ベシクタシュが2:1とリードして終わった。
 後半6分、アンタルヤ・スポルが同点に追いついた。エルドーアン・イエシルユルトが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からセンタリングを入れると、ブライアン・サムディオが、ファーサイドでヘディングシュートを放ち、これがベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。2:2。
 同11分、ベシクタシュが、再度、勝ち越した。ミロト・ラシチャのパスに反応してディフェンスの裏を取り、ボールを持ってペナルティエリア内へ入り、GKケナン・ピリッチと1対1となったラファ・シルヴァが、グランダーの狙い澄ましたシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。3:2。
 同18分、アンタルヤ・スポルのギュライ・ヴラルが、ヴィデオ判定システムでの確認後、レッドカードをもらい退場処分となった。同16分、アンタルヤ・スポルのペナルティエリアの外ゴール左斜め前で、ラファ・シルヴァに対してファウルを行ったためイエローカードが出された。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に入ったメフメテ・テュルクメン主審は、イエローカードを取り消し、ギュライ・ヴラルにレッドカードを出したのだった。
 同43分、ヨナス・スヴェンソンからのパスを受けたムスタファ・エルハン・ハキモウルが、ゴール右斜め前からボールを持ち込みシュートを放った。だが、ボールは、ファーのゴールポストを僅かに逸れ、外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム5分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。シェール・エンドゥールが、自陣から右足アウトで出した素晴らしいパスに反応してディフェンスの裏を取ったエルネスト・ムチがボールを得ると、ペナルティエリア内へと持ち込み、ファーの隅を狙ったシュートを試みると、これが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。4:2。そして、試合は、ベシクタシュが4:2で制したのだった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、オマル・コリー、エミルハン・トプチュ(後半22分:アルトゥール・マスアク)=ジェドソン・フェルナンデス、アル・ムスラティ=ミロト・ラシチャ、ラファ・シルヴァ(後半42分:エルネスト・ムチ)、セミフ・クルチソイ(後半22分:シェール・エンドゥール)=チーロ・インモービレ(後半38分:ムスタファ・エルハン・ハキモウル)
【アンタルヤ・スポル】ケナン・ピリッチ=ヴェイセル・サル、エムレジャン・ウズンハン(後半39分:エムレ・ウズン)、タイルソン・ケルヴェン=エルドーアン・イエシルユルト、ソネル・ディクメン(後半39分:アドルフォ・ガイチ)、エルダル・ラキプ(後半37分:ブラク・インゲンチ)、サム・ラーション(後半21分:ヤクブ・カルズィンスキ)、ギュライ・ヴラル=サンデル・ファン・デ・ストリーク(後半1分:ラムズィ・サフリ)、ブライアン・サムディオ



ギョズテペ 2:2 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP改 24. 8.18)

イサク・ソレト(左)ヤイデン・オーステルヴォルデ(右)(ポスト紙) 後半ロスタイムに同点弾を放ったロムロ・カルドーソ(ギョズテペ公式X)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第2節を、ギョズテペとアウェー戦を戦い、2:2で引き分けた。ギュルセル・アクセル・スタジャムで行われたこの試合、フェネルバフチェのゴールは、前半ロスタイム3分にエディン・ジェコ(PK)、同ロスタイム6分にユスフ・エン・ネシリが決めたのに対し、ホームのギョズテペは、後半23分にコライ・ギュンター、同ロスタイム5分にロムロ・カルドーソが決めた。フェネルバフチェは、次節は、アウェーでチャイクル・リゼと対峙する。

                 試合経過

 前半17分、エディン・ジェコが、左サイドからセンタリングを入れると、ブライト・オシャイ・サミュエルが、それに合わせてヘディングシュートを放つも、GKアルダ・オズチメンが、これを押さえた。
 同30分、ギョズテペのロムロ・カルドーソがゴールを決めたが、カディル・サーラム主審は、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に入った。そして、ギョズテペが攻撃に移るときに、クビライ・カナツシュクシュがファウルを行っていたと判断して、ゴールと認定しなかった。
 同44分、ペナルティエリアのゴール斜め前でボールを得たブライト・オシャイ・サミュエルがシュートを放つも、GKアルダ・オズチメンが身体を伸ばしコーナーキックに替えた。
 同ロスタイム1分、ジャウマ・シルバとマッチアップになったブライト・オシャイ・サミュエルがピッチに倒れると、主審はPKを指示した。同ロスタイム3分、このPKをエディン・ジェコが蹴り、ゴールが生まれた。0:1。
 同ロスタイム6分、セバスティアン・シマンスキからのパスを、ペナルティエリア内で受けたユスフ・エン・ネシリのヘディングシュートが炸裂、ギョズテペのゴールネットを揺らした。0:2。
 後半16分、ペナルティエリアのゴール右斜め前でボールを得たユスフ・エン・ネシリがシュートを試みると、GKアルダ・オズチメンがパンチングで防ぎ、更に、コライ・ギュンターが大きくクリアしてしまった。
 同23分、ダヴィド・ティヤニッチが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内にいたコライ・ギュンターのヘディングシュートが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らした。1:2。
 同37分、ペナルティエリアの僅か外で得たフリーキックをダヴィド・ティヤニッチが蹴り、直接ゴールを狙ったが、GKリヴァコヴィッチがコーナーキックに替えた。
 同ロスタイム6分、タハ・アルトゥカルデシュが右サイドからセンタリングを入れると、ホアンが胸を使い、ロムロ・カルドーソの前に落とした。それを捉えたロムロ・カルドーソが放ったシュートが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らした。2:2。そして、試合は、2:2の同点で終わった。

【ギョズテペ】アルダ・オズチメン=ラッセ・ニールセン(後半45分:タハ・アルトゥカルデシュ)、ヘリトン、コライ・ギュンター、ナヴァトゥス・ミロシ、ジャウマ・シルバ(後半10分:マルコム・ボケレ)=ドーアン・エルドーアン(後半20分:アフメド・ウルドゥズ)、アントニー・ジュニオール・デニス、イサク・ソレト(後半20分:ダヴィド・ティヤニッチ)=クビライ・カナツシュクシュ(後半10分:ホアン)、ロムロ・カルドーソ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半29分:メルト・ミュルドゥル)、ロドリゴ・ベカン、チャーラール・ソユンジュ、ヤイデン・オーステルヴォルデ=ドゥサン・タディッチ(後半42分:ラデ・クルニッチ)、イスマイル・ユクセキ、セバスティアン・シマンスキ、アラン・サン・マクシマン(後半17分:)=ユスフ・エン・ネシリ(後半42分:ジェンク・トスン)、エディン・ジェコ



ガラタサライ、コンヤで勝つ(TRT 24. 8.17)

エムレハン・ゲディクリ(左)ベルカン・クトゥル(右)(コンヤ・スポル公式HP) バルシュ・アルペル・ユルマズ(ガラタサライ公式HP)  ガラタサライは、トルコ・リーグ第2節開幕試合でコンヤ・スポルとのアウェー戦を戦い、1:2で勝ち、2連勝を遂げた。

 トルコ・リーグ第2節開幕試合で、ガラタサライがコンヤ・スポルとのアウェー戦を戦った。ガラタサライは、前半41分のケレム・アクチュコウル、後半14分の7バルシュ・アルペル・ユルマズのゴールで、1:2で勝った。コンヤ・スポルの唯一のゴールは、前半45分にオーウルジャン・ウルギュンの決めたものだった。トルコ・リーグ第1節では、ハタイ・スポルを、同じスコアで退けたガラタサライは、勝ち点を6に伸ばした。前節、カスムパシャを2:3でくだしたコンヤ・スポルは、今季初の負け試合となり、勝ち点は3に留まった。

                 試合経過

 前半14分、バルシュ・アルペル・ユルマズが、右サイドからグランダーのボールでセンタリングを入れると、そのボールに合わせて、ドリース・メルテンスがシュートを放つも、GKヤクブ・スウォビィクがコーナーキックに替えた。
 同26分、ギレルメがコーナーキックを蹴ると、ルカス・トレイラが、ゴール前で、これをコーナーキックに替えた。
 同35分、ダニエル・アレクシッチがフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙ったが、ボールは、枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。
 同41分、ガラタサライが先制した。バルシュ・アルペル・ユルマズのパスに呼応して動き出したマウロ・イカルディが、ペナルティエリア内からグランダーのパスを出すと、それを受けたケレム・アクチュコウルが放ったシュートが、コンヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同45分、ホームのコンヤ・スポルが同点に追いついた。左サイドでボールを得たユスフ・エルドーアンがグランダーのパスを出すと、それに合わせたオーウルジャン・ウルギュンがゴールを決めたのだった。1:1。そして、前半は、1:1の同点のまま終わった。
 後半14分、ガラタサライが、再び、リードを奪った。ケレム・アクチュコウルがヘッドで落としたボールを得たバルシュ・アルペル・ユルマズが、強烈なシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。1:2。
 同31分、後ろでプレーを組み立てようとしたコンヤ・スポルのディフェンスにプレスをかけボールを奪ったルカス・トレイラが、ケレム・アクチュコウルにパスを出した。そのケレム・アクチュコウルからのパスを受けたマウロ・イカルディがゴールを決めたが、ヴィデオ判定システムで確認後、ゴールとは認定されなかった。そして、試合は、ガラタサライが1:2と優位を保ったまま終わった。

【コンヤ・スポル】ヤクブ・スウォビィク=ウーウルジャン・ヤズール、マルコ・ジェヴトヴィッチ、アディル・デミルバー、シッチャ・ギレルメ=オーウルジャン・ウルギュン(後半43分:エムレハン・ゲディクリ)=アラッサーヌ・ンダオ(後半27分:ルカ・プリップ)、ダニエル・アレクシッチ(後半32分:メリヒ・イブラヒモウル)、ペドリーニョ、ユスフ・エルドーアン(後半32分:ソコル・チカレシ)=ウムト・ナイル
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、レオ・デュボア(後半44分:ベルカン・クトゥル)=ルカス・トレイラ、ガブリエル・サラ(後半20分:ケレム・デミルバイ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半44分:ユヌス・アクギュン)、ドリース・メルテンス(後半37分:ミシー・バチューハイ)、ケレム・アクテュルコウル(後半37分:エリアス・ジェラート)=マウロ・イカルディ



バシャクシェヒル・スポル、UEFA欧州カンフェランスリーグの戦いでサブルタロを退け、勝ち上がる(ソズジュ紙 24. 8.16)

デニズ・テュルチ(右)(スター紙) クルズィストフ・ピアテク(左)ディミトリス・ペルカス(右)(ハベル・テュルク紙)  バシャクシェヒル・スポルは、アウェー戦で0:1で勝ったサブルタロをホームに迎えた一戦でもくだし、UEFA欧州カンフェランスリーグのプレーオフに進出した。

 UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦3回戦第2戦で、バシャクシェヒル・スポルは、アウェー戦では0:1で勝ったサブルタロを、バシャクシェヒル・ファーティフ・テリム・スタジアムでも2:0で退け、勝ち上がりを決めた。バシャクシェヒル・スポルに勝利を呼び込んだゴールは、後半5分にクルズィストフ・ピアテク、同16分にディミトリス・ペルカスが決めた。バシャクシェヒル・スポルは、UEFA欧州カンフェランスリーグのプレーオフでは、アゼルバイジャンのサバハをくだしたアイルランドのセント・パトリックス・アスレティックと対峙する。その第1戦は8月22日に、第2戦は8月29日に行われる。バシャクシェヒル・スポルは、その第1戦をアウェーで戦うことになる。

                 重要な場面

 前半12分、サブルタロがゴールに迫った。オタール・ママゲイシビリが、左コーナーキックを蹴ると、それを受けたラシャ・コヒレイゼが、ニアサイドでヒールでのシュートを放つと、ボールはGKムハッメド・シェンゲゼルから跳ね返った。そのボールを捉えたシッラ・チェックネが足を出すと、GKムハッメド・シェンゲゼルが、この度もパンチングで防ぎ、ゴールを許さなかった。
 同16分、ディミトリス・ペルカスが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前から、ファーのゴール隅を狙ったシュートを試みたが、ボールは、GKギオルギ・マカリーゼから跳ね返った。
 後半3分、バシャクシェヒル・スポルが、大きなゴールチャンスを活かせなかった。オリヴィエ・ケメンのスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏に動き、ボールを得たクルズィストフ・ピアテクが、ゴール右斜め前からファーサイドのゴールポストにめがけて、ボールを送った。それを捉えたディミトリス・ペルカスがシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同5分、バシャクシェヒル・スポルが先制した。左タッチライン際で得たフリーキックを、ディミトリス・ペルカスが蹴ると、オリヴィエ・ケメンが、ニアサイドでボールをファーへと浮かせた。そのコースに入ったクルズィストフ・ピアテクが、ヘディングシュートを試みると、それがゴールインしたのだった。1:0。
 同16分、バシャクシェヒル・スポルが点差を2と拡げた。ペナルティエリアの僅か手前で得たフリーキックを、ディミトリス・ペルカスが蹴った。直接ゴールに向かったボールは、GKギオルギ・マカリーゼの右を抜け、サブルタロのゴールネットが揺れたのだった。2:0。

【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル、ウーセーヌ・バ、レオ・ドゥアルテ(後半38分:ハムザ・ギュレレル)、ジェローム・オポク=オリヴィエ・ケメン(後半18分:ベルカイ・オズジャン)、オヌル・エルギュン、ディミトリス・ペルカス=デニズ・テュルチ(後半29分:ルカス・リマ)、クルズィストフ・ピアテク(後半38分:フィリップ・ケニー)、ダヴィッドソン(後半28分:ジョアオ・フィゲレイド)



ボドルゥム・スポル、ゲオルゲ・プスカシュを獲得(アクシャム紙 24. 8.15)

ゲオルゲ・プスカシュ(スター紙)  トルコ・リーグの新参者ボドルゥム・スポルが、ゲオルゲ・プスカシュの補強を実現した。

 トルコ・リーグに初めて参入したボドルゥム・スポルが、28歳の経験豊かなFWゲオルゲ・プスカシュを獲得した。ボドルゥム・スポルの発表では、補強活動は継続中だとしている。イタリア・セリエAのジェノアに所属していたルーマニア人選手ゲオルゲ・プスカシュの移籍を明らかにした発表で、「我がクラブは、ゲオルゲ・プスカシュと3年契約を結んだ。ゲオルゲ・プスカシュは、昨季、レンタル移籍したバリで15試合に出場して4ゴールを記録している。また、ルーマニア代表としては44試合に出場して11ゴールを記録している」と述べている。



フェネルバフチェ、チャンピオンズリーグから敗退(ベイン・スポル 24. 8.14)

エディン・ジェコ(左)(ソズジュ紙) イスマイル・ユクセキ(左)(ソズジュ紙)  フェネルバフチェは、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦3回戦第2戦で、フランスのリールと120分間戦い、1:1の引き分けに終わった。2戦合計で3:2のスコアとなり、チャンピオンズリーグから敗退することが決まった。

 この試合の前半、フェネルバフチェはゴールを求めてプレッシャーをかけていったが、期待されたゴールは生まれなかった。そして、前半終了時では0:0のままだった。後半も、試合の主導権を、フェネルバフチェが握り、待ち望まれたゴールが、同ロスタイム1分に、バフォデ・ディアキテによるオウンゴールで生まれた。そして、90分を戦い1:0で終わった。2戦合計で2:2となり、延長戦へと入った。延長戦前半は、スコアは変わらず、推移した。延長後半4分、リールは、アイサ・マンディがレッドカードをもらい、一発退場となり、リールは10人になった。同13分、PKを得たリールは、ジョナサン・デイヴィッドが、これを決め、この試合で同点に追いついた。そして、試合は1:1で終わり、2戦合計で3:2となったのだった。UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦3回戦で敗退が決まったフェネルバフチェは、戦いの場をUEFA欧州リーグに移すことになる。

                 試合経過

 前半1分、右サイドで生まれたフェネルバフチェの攻撃で、ドゥサン・タディッチがセンタリングを入れると、それに合わせて、エディン・ジェコがヘディングシュートを試みたが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同25分、フェネルバフチェがゴールに迫った。右コーナーキックのボールが、ディフェンスからこぼれると、それを奪ったイスマイル・ユクセキが、ペナルティエリア手前で待ち構えるセバスティアン・シマンフスキにパスを送った。それを捉え、セバスティアン・シマンスキが強烈なシュートを放つと、GKがコーナーキックに替えた。そのコーナーキックからのボールが、ディフェンスからこぼれると、ペナルティエリアの外にいたメルト・ハカン・ヤンダシュの前に転がり、それを捉えて、メルト・ハカン・ヤンダシュが強いシュートを放ったが、GKリュカ・シュヴァリエがコーナーキックに替えてしまった。
 同38分、フェネルバフチェにいい攻撃が見られた。右サイドで生まれた攻撃で、メルト・ミュルドゥルの出したスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったドゥサン・タディッチが、ファーサイドにいたアラン・サン・マクシマンにパスを送った。ペナルティエリア内で、そのアラン・サン・マクシマンは、ボールをコントロールすると、インサイドキックでシュートを放った。だが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 後半9分、フェネルバフチェの攻撃で、エディン・ジェコがヘッドで落としたボールを、リールのペナルティエリア手前で得たイスマイル・ユクセキがシュートを試みたが、GKリュカ・シュヴァリエが、しっかりと胸に収めてしまった。
 同27分、セバスティアン・シマンスキがディフェンスの裏に出したボールに反応して動き出したユスフ・エン・ネシリがボールをコントロールしようとしたが、ボールが流れた。それを、GKリュカ・シュヴァリエが、倒れ込みながらコントロールしてしまった。
 同28分、中盤でボールを得て、フェネルバフチェのペナルティエリア内へと進んだジョナサン・デイヴィッドが、ペナルティエリア・ライン上からシュートを放ったが、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同37分、フェネルバフチェが、とってもゴールに迫った。ヤイデン・オーステルヴォルデがロングスローを見せると、エディン・ジェコがヘッドでペナルティエリア手前へ落とした。それを捉えたブライト・オシャイ・サミュエルが強烈なシュートを放つと、ボールは、サイドバーを直撃してピッチに跳ね返った。そのボールを、ディフェンダーが大きくクリアして危機を回避した。
 同45分、フェネルバフチェが、とてもいい攻撃を見せた。ドゥサン・タディッチが右サイドからセンタリングを入れると、ボールは、ディフェンスからこぼれた。そのボールを、ペナルティエリアの外でコントロールしたアレクンデル・ジクが、とても強いシュートを放つと、GKリュカ・シュヴァリエが、際どくパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同ロスタイム1分、フェネルバフチェが先制した。ヤイデン・オーステルヴォルデがロングスローを見せると、ニアサイドでディフェンスからこぼれたボールが、リールのバフォデ・ディアキテに当たりゴールインしたのだった。1:0。そして、90分間を通じて、フェネルバフチェが1:0とリードして終わった。そのため、延長戦に突入することになった。
 延長後半11分、リールがPKを獲得した。ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、ホセ・マリア・サンチェス主審は試合を止めた。同9分に見られたリールの攻撃を確認した同主審は、ジョナサン・デイヴィッドが放ったシュートが、ヤイデン・オーステルヴォルデの手に当たっているとして、PKを指示したのだった。同13分、このPKを、ジョナサン・デイヴィッドが蹴り、GKリヴァコヴィッチが跳んだとは逆方向に蹴り込んだのだった。1:1。
 同15分、ユスフ・エン・ネシリがヘッドで送ったパスを、ジェンク・トスンが、またしても、ヘッドでシュートを試みたが、ボールは、上のバーに当たり、それを、GKリュカ・シュヴァリエがコントロールしてしまった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル(後半17分:ブライト・オシャイ・サミュエル)、アレクンデル・ジク、チャーラール・ソユンジュ、ヤイデン・オーステルヴォルデ(延長後半14分:オウズ・アイドゥン)=イスマイル・ユクセキ、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半17分:ユスフ・エン・ネシリ)=ドゥサン・タディッチ(後半40分:ジェンク・トスン)、セバスティアン・シマンスキ、アラン・サン・マクシマン(後半30分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)=エディン・ジェコ(延長前半1分:バルトゥー・エルマズ)



ガジアンテップFK、後半ロスタイム7分にボドルゥム・スポルを崩す(ソズジュ紙 24. 8.13)

ギョクデニズ・バイラクタル(左)エルトゥールル・エルソイ(右)(ガジアンテップFK公式X) エンリク・サボリト(ガジアンテップFK公式X)  トルコ・リーグ第1節閉幕試合で、ガジアンテップFKが、アウェーで対峙したトルコ・リーグ新参のボドルゥム・スポルを、後半ロスタイム7分のゴールで0:1でくだした。

 トルコ・リーグ第1節で、ガジアンテップFKが、今季の新参者ボドルゥム・スポルとのアウェー戦を戦った。ボドルゥム市立スタジアムで行われたこの試合、後半8分に10人になったガジアンテップFKが、0:1で勝った。ガジアンテップFKの勝利をもたらしたゴールは、後半ロスタイム7分にエンリク・サボリトが決めた。この結果、ガジアンテップFKは勝ち点3を得たのだった。一方のボドルゥム・スポルは、トルコ・リーグを勝ち点0で始めることになった。なお、トルコ・リーグ第2節では、ボドルゥム・スポルはエユップ・スポルとのアウェー戦を、ガジアンテップFKはサムスン・スポルをホームに迎える。

                 試合経過

 前半8分、アレクサンドゥル・マキシムへのファウルを受け、ガジアンテップFKはフリーキックを得た。これを、アレクサンドゥル・マキシム自身が蹴り、直接ゴールを狙ったが、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同16分、ボドルゥム・スポルの攻撃で、ペナルティエリア内へと入れられたセンタリングに合わせて、ブラク・チョバンがヘディングシュートを試みたが、ボールは、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同21分、ムサー・モハッメドが、相手選手から奪ったボールを、ペナルティエリアにいたギョクデニズ・バイラクタルに送った。そのギョクデニズ・バイラクタルが、それを受けシュートを放つも、GKソクラティス・ディウディスがコーナーキックに替えた。
 同32分、左サイドで生まれたボドルゥム・スポルの攻撃で、ギョクデニズ・バイラクタルがボールを持ってペナルティエリア内へと入った。そして、シュートを放ったが、GKソクラティス・ディウディスが、これを防ぎコーナーキックに替えた。
 同37分、ボドルゥム・スポルのペドロ・ブラザンがシュートを放つも、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半6分、ガジアンテップFKが、右サイドで生まれた攻撃で、オミュルジャン・アルタンがグランダーのボールをペナルティエリアへと送った。それに合わせて、カツペル・コズラウスキーがシュートを放つも、ボールは、ピッチの外に出て行っただけだった。
 同18分、ボドルゥム・スポルのウゼイル・エルギュンが、右サイドからペナルティエリアへとセンタリングを入れると、それに合わせて、フレディが放ったヘディングシュートは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同33分、ボドルゥム・スポルの攻撃で、ギョクデニズ・バイラクタルが、右サイドからシュートを試みたが、GKソクラティス・ディウディスがコーナーキックに替えた。
 後半ロスタイム7分、フルカン・ソヤルプが蹴ったコーナーキックに合わせて、エンリク・サボリトが放ったヘディングシュートが炸裂、ボドルゥム・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。

【ボドルゥム・スポル】ディオゴ・ソーサ=ウゼイル・エルギュン、クリストフ・ヘレッレ、アリ・アイテムル、ジェンク・シェン=サメト・ヤルチュン(後半15分:ハキ・オスマン)、ムサー・モハッメド=ペドロ・ブラザン(後半34分:ズドラヴコ・ディミトロフ)、フレディ(後半42分:アフメト・アスラン)、ブラク・チョバン(後半15分:ケナン・オゼル)=ギョクデニズ・バイラクタル(後半34分:ジェラル・ドゥマンル)
【ガジアンテップFK】ソクラティス・ディウディス=オミュルジャン・アルタン、アルダ・クズルダー、エルトゥールル・エルソイ、サレム・ムバカタ(後半14分:ゴットフリー・ステフェン)=シリル・マンドゥキ、クエンティン・ドービン、アレクサンドゥル・マキシム(後半14分:デイアン・ソレスク)=ムスタファ・エスキヘラッチ(後半37分:フルカン・ソヤルプ)、ケナン・コドゥロ(後半ロスタイム1分:イルケル・カラカシュ)、カツペル・コズラウスキー(後半14分:エンリク・サボリト)



ベシクタシュ、新加入者の活躍で笑う(TRT 24. 8.12)

ラファ・シルヴァ(ベシクタシュ公式HP) キングスリー・シンドラー(左)セミフ・クルチソイ(右)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ第1節で、サムスン・スポルとのアウェー戦を0:2で制した。ベシクタシュの勝利に繋がるゴールは、新加入の選手たちが決めた。

 トルコ・リーグ第1節で、ベシクタシュが、サムスン・スポルとのアウェー戦を戦った。ベシクタシュは、ラファ・シルヴァとガブリエル・パウリスタのゴールで0:2で勝った。新シーズンを勝利で始めたベシクタシュは、第2節では、アンタルヤ・スポルをホームに迎える。サムスン・スポルは、ガジアンテップFKとのアウェー戦を戦う。

                 試合経過

 前半16分、サムスン・スポルのゴールが取り消された。突然生まれた攻撃で、ゼキ・ヤウルの出したロングパスが、マリウス・ムアンディルマジに渡り、GKメルト・ギュノクと1対1となった。チャド人選手マリウス・ムアンディルマジは、GKメルト・ギュノクを抜き去り、がら空きとなったゴールにボールを送った。だが、アリ・シャンサラン主審は、オフサイドがあったとして、ゴールを取り消したのだった。
 同26分、サムスン・スポルの攻撃で、カルロ・ホルセのパスに合わせて、オリヴィエ・エンチャムが強いシュートを放った。だが、GKメルト・ギュノクが、ゴールライン上で倒れ込みながらも、このボールをコントロールした。
 同31分、ベシクタシュが先制した。セミフ・クルチソイのスルーパスに反応して動き出したラファ・シルヴァが、ペナルティエリア内へと入るや、相手選手2人の間を抜けるシュートを放つと、GKオカン・コジュクの傍らを抜けゴールインしたのだった。0:1。
 同35分、アウェーのベシクタシュに、ガブリエル・パウリスタのゴールが生まれ、点差は2と開いた。ベシクタシュの攻撃で、右サイドからアルトゥール・マスアクがセンタリングを入れると、そのコースに入り、いいジャンプを見せたガブリエル・パウリスタのヘディングシュートが炸裂、ゴールが生まれたのだった。0:2。そして、前半は、ベシクタシュが0:2と優位を保ち終わった。
 後半11分、ベシクタシュの攻撃で、アルトゥール・マスアクが、約25mの距離から強いシュートが放ったが、ボールは、転がりながら、枠の外へと出ています。
 同14分、サムスン・スポルの攻撃で、カルロ・ホルセのパスに反応して動いたマーク・ボラが、ペナルティエリアの僅か手前で、そのボールを捉え、グランダーの強いシュートを放った。だが、ボールは、サイドバーを直撃してピッチに跳ね返ってしまった。
 同32分、ホームのサムスン・スポルがフリーキックを得て、このボールをゼキ・ヤウルが蹴った。そのボールがペナルティエリア内へと放り込まれると、ボールは、ランドリー・ナニー・ディマタのヘッドからこぼれ、リック・ファン・ドロンヘレンの胸に当たり、ゴールマウスに向かった。だが、GKメルト・ギュノクが、際どくコントロールしてしまった。
 同40分、サムスン・スポルの攻撃で、ランドリー・ナニー・ディマタが、左サイドからセンタリングを入れると、そのコースに入ったエルジャン・カラが触れた。だが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム6分、ベシクタシュは、ジェドソン・フェルナンデスが、中盤で得たボールを持ちペナルティエリア内へと進んだ。そして、ゴール右斜め前からシュートを試みたが、ボールは、GKオカン・コジュクを抜けたが、ファーサイドのゴールポスト際を逸れ外に流れて行ってしまった。そして、試合は、ベシクタシュが、前半にあげたゴールで0:2で勝った。

【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル、ルボミル・サッカ(後半41分:ベディルハン・チェティン)、リック・ファン・ドロンヘレン、マーク・ボラ=ユセフ・アイ・ベナセル=アルブノル・ムジャ(後半16分:ガエタン・ラウラ)、オリヴィエ・エンチャム、カルロ・ホルセ(後半29分:ソネル・アイドーウ)、キングスリー・シンドラー(後半16分:ランドリー・ナニー・ディマタ)=マリウス・ムアンディルマジ(後半29分:エルジャン・カラ)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ(後半1分:ネジプ・ウイサル)、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=ジェドソン・フェルナンデス、アル・ムスラティ=ミロト・ラシチャ(後半44分:オヌル・ブルト)、ラファ・シルヴァ(後半33分:エミルハン・トプチュ)、セミフ・クルチソイ(後半26分:ジャン・オナナ)=チーロ・インモービレ(後半33分:ジャクソン・ムレカ)



フェネルバフチェ、今季リーグ戦を、アダナ・デミル・スポルをくだし始める(フェネルバフチェ公式HP 24. 8.11)

エドゥアール・ミシュ(左)フェルディ・カドゥオウル(右)(フェネルバフチェ公式HP) エディン・ジェコ(TRT)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第1節で、ホームに迎えたアダナ・デミル・スポルを1:0でくだした。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェのゴールは、前半34分にエディン・ジェコから生まれた。

 フェネルバフチェは、3日後には、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦3回戦第2戦で、リールと対峙する。8月13日(火)にカドゥキョイで行われるこの試合は、午後8時試合開始だ。

                 試合経過

 前半2分、ヨバン・マネフをフェイントでかわしながら、ボールをペナルティエリア内へと持ち込んだアラン・サン・マクシマンが、パスをドゥサン・タディッチに出した。そのコースの左側に入ったドゥサン・タディッチが、ダイレクトでシュートを放ったが、ボールは、アンドリュー・グラヴィヨンに当たり跳ね返ってしまった。
 同21分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、右サイドから出したロングパスをコントロールしたアラン・サン・マクシマンが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前からシュートを試みたが、GKデニズ・エレン・ドンメズが、しっかりと胸に収めた。
 同34分、フェネルバフチェが先制した。アラン・サン・マクシマンが、ペナルティエリア・ライン手前から出したパスを受けたエディン・ジェコが、PKポイント辺りで、ダイレクトでゴール隅を狙ったシュートを放つと、これが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 後半34分、イスマイル・ユクセキからボールを奪い生まれた好機で、ユスフ・バラシのパスを受けたナビル・アリウイが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前からシュートを放ったが、ボールは、サイドネットの外に吸い込まれただけだった。
 同37分、バルトゥー・エルマズが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からセンタリングを入れると、ファーサイドのゴールポスト際でいいジャンプを見せたユスフ・エン・ネシリがヘディングシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同40分、ドゥサン・タディッチが左サイドから出したスルーパスでボールを得たユスフ・エン・ネシリが、GKと1対1となったところからシュートを放ったが、GKデニズ・エレン・ドンメズがゴールを許さなかった。
 同ロスタイム1分、フェネルバフチェ陣内中盤で、ナビル・アリウイがフリーキックを蹴ると、チャーラール・ソユンジュが、ゴールライン近くでクリアしようとしたが、ボールは、ユスフ・バラシの前に転がった。そのユスフ・バラシが、PKポイント辺りからシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半31分:メルト・ミュルドゥル)、アレクンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル(後半43分:チャーラール・ソユンジュ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半44分:オウズ・アイドゥン)、イスマイル・ユクセキ、セバスティアン・シマンスキ=ドゥサン・タディッチ、エディン・ジェコ(後半31分:ユスフ・エン・ネシリ)、アラン・サン・マクシマン(後半31分:バルトゥー・エルマズ)
【アダナ・デミル・スポル】デニズ・エレン・ドンメズ=ヨバン・マネフ(後半32分:ブライトン・フーグ)、セミフ・ギュレル、アンドリュー・グラヴィヨン、ホセ・ロドリゲス(後半32分:アブドゥルサメト・ブラク)、ミラド・モハッマディ=ユスフ・サル(後半20分:ビュンヤミン・バラト)、タイフン・アイドーアン(後半32分:ナビル・アリウイ)、マエストロ、エドゥアール・ミシュ(後半41分:アリ・ヤウズ・コル)=ユスフ・バラシ



ガラタサライ 2:1 ハタイ・スポル(スター紙改 24. 8.10)

ミシー・バチューハイ(左)を讃えるマウロ・イカルディ(右)(フォトマッチ紙) バルシュ・アルペル・ユルマズ(左)キャーミル・アフメット・チョレクチ(右)(ガラタサライ公式HP)  トルコ・リーグ開幕試合で、ここ2シーズンを制したガラタサライが、ホームにハタイ・スポルを迎えた。試合は、ホームのガラタサライが2:1で勝った。この試合最初のゴールは、ジョエルソン・フェルナンデスが、後半7分に決めた。ガラタサライのゴールは、同35分にPKをマウロ・イカルディが決め、そして、同45分にミシー・バチューハイが決めた。

 ガラタサライの新加入の一人、ガブリエル・サラは、控えからスタートした。1800万EUROの移籍金というクラブ史上最高額で加入したブラジル人選手ガブリエル・サラはメンバー入りして、後半10分に、ケレム・デミルバイに替わってピッチに立った。もう一人の新加入選手エリアス・ジェラートは、メンバー入りしなかった。デンマークのコペンハーゲンから移籍してきたエリアス・ジェラートは、ベシクタシュとのスーパーカップ戦後、痛みが出たということでメンバー入りしなかったのだ。

                 試合経過

 前半8分。ルカス・トレイラのかけたプレスでボールを奪ったガラタサライは、相手ペナルティエリア手前で4:3となった。ペナルティエリア・ライン手前でボールを得たドリース・メルテンスが、ゴール右斜め前から動き出したハキム・ツィエクにボールを出した。GKと1対1となったハキム・ツィエクがシュートを放つと、ボールはGKエルジェ・カルデシュレルからこぼれたが、ゴールライン手前でディフェンダーが大きくクリアしてしまった。
 同9分、ハキム・ツィエクが。右サイドでかけたプレスで奪ったボールを、ダイレクトでペナルティエリアへ向けセンタリングを入れた。そのボールを、バルシュ・アルペル・ユルマズがヘッドで落とすと、ボールは、マウロ・イカルディのもとへと転がった。そのマウロ・イカルディがシュートを試みたが、GKエルジェ・カルデシュレルがしっかりと胸に収めた。
 同28分、マウロ・イカルディがロングパスを出すと、ハキム・ツィエクが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で、そのボールを得た。そして、シュートを放つと、ボールは、相手ディフェンダーに当たり、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。そして、前半は0:0のまま終わった。
 後半3分、ハキム・ツィエクが左コーナーキックを蹴ると、それに合わせて、ダヴィンソン・サンチェスがヘディングシュートを放った。ボールは、GKエルジェ・カルデシュレルからこぼれ、再び、ダヴィンソン・サンチェスのもとへ転がった。ダヴィンソン・サンチェスは、今度は、ヴォレーシュートを試みたが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。そのボールを捉えたバルシュ・アルペル・ユルマズが、バイシクルキックで、内へと入れると、それに合わせて、アブドゥルケリム・バルダクチュがヘディングシュートを放った。だが、GKエルジェ・カルデシュレルが左に身体を伸ばしパンチングで防いでしまった。
 同6分、スピードに乗ったガラタサライの攻撃で、マウロ・イカルディが、右側を駆け上がったバルシュ・アルペル・ユルマズにボールを出すと、バルシュ・アルペル・ユルマズが、GKと1対1となったところからシュートを放った。だが、僅かに枠を捉えれず、ボールは外に出て行ってしまった。
 同7分、カルロス・ストランベリがヘッドで前へ出したボールをコントロールしたルイ・ペドロが、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだ。そのルイ・ペドロが、GKムスレラをフェイントでかわそうとしたとき、ピッチに倒れた。そこからこぼれたボールをとらえたジョエルソン・フェルナンデスがゴールへ蹴り込んだ。0:1。
 同33分、ペナルティエリア内でガイ・キラマとマッチアップとなったマウロ・イカルディがピッチに倒れると、トゥルグト・ドマン主審はPKを指示した。
 同35分、このPKを、マウロ・イカルディ自身が蹴り、ハタイ・スポルのゴールネットが揺れた。1:1。
 同45分、右コーナーキックからのボールがヘッドで競り合われたあと、ボールはこぼれファーサイドへと流れた。それをとらえたルカス・トレイラが、ダイレクトでセンタリングを入れると、それに合わせて、ミシー・バチューハイのヘディングシュートが炸裂、ボールは、ハタイ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=レオ・デュボア(後半25分:ミシー・バチューハイ)、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、デリック・ケーン(後半42分:ベルカン・クトゥル)=ルカス・トレイラ、ケレム・デミルバイ(後半12分:ガブリエル・サラ)=ハキム・ツィエク(後半42分:ユヌス・アクギュン)、ドリース・メルテンス(後半25分:ケレム・アクテュルコウル)、バルシュ・アルペル・ユルマズ=マウロ・イカルディ
【ハタイ・スポル】エルジェ・カルデシュレル=ジェマリ・セルテル、レジェプ・ブラク・ユルマズ、ガイ・キラマ、キャーミル・アフメット・チョレクチ=シャンドレル・マサンガ=ジョエルソン・フェルナンデス(後半42分:ヨナタン・オコロンコ)、フンショ・バングボイエ(後半21分:リゴベルト・リヴァス)、ルイ・ペドロ(後半39分:アミル・ハジッチ)、ラミネ・ディアク=カルロス・ストランベリ



バシャクシェヒル・スポル、ティフリスでアドヴァンテージを奪う(TRT 24. 8. 9)

デニズ・テュルチ(左)(アクシャム紙) ダヴィッドソン(バシャクシェヒル・スポル公式X)  バシャクシェヒル・スポルが、UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦3回戦第1戦で、ジョージアのサブルタロを0:1でくだした。

 バシャクシェヒル・スポルが、UEFA欧州カンフェランスリーグ予備戦3回戦第1戦で、サブルタロとのアウェー戦を戦った。そして、バシャクシェヒル・スポルは、この試合を0:1で制した。バシャクシェヒル・スポルの勝利をもたらしたゴールは、後半42分にダヴィッドソンが決めた。この試合の第2戦は、8月15日(木)午後8時45分より、バシャクシェヒル・ファーティフ・テリム・スタジアムで行われる。

                  試合経過

 前半17分、ディミトリス・ペルカスからのパスを受けたオリヴィエ・ケメンがシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム1分、バシャクシェヒル・スポルがゴールに迫った。ピアテクが、ディミトリス・ペルカスのスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取り、GKと1対1となった。その位置から、ピアテクはシュートを放つも、GKギオルギ・マカリーゼが、ゴールを許さなかった。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半38分、ギオルギ・ママルダシュヴィリが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放った。すると、ボールは、GKムハッメド・シェンゲゼルからこぼれた。その跳ね返りのボールを捉えたチェックネが、ゴールエリアでシュートを放ったが、GKムハッメド・シェンゲゼルが、再び、ゴールを許さなかった。
 同42分、バシャクシェヒル・スポルがゴールを決めた。ダヴィッドソンが、オリヴィエ・ケメンのスルーパスに反応して、ペナルティエリアでGKと1対1となり、ゴールエリア手前からグランダーのシュートを放つと、GKの左を抜けゴールインしたのだった。0:1。

【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オリヴィエ・ケメン、レオ・ドゥアルテ、ジェローム・オポク、オメル・アリ・シャヒネル=ディミトリス・ペルカス(後半35分:フィリップ・ケニー)、オヌル・エルギュン、ベルカイ・オズジャン(後半43分:ルカス・リマ)=デニズ・テュルチ(後半35分:セルダル・ギュレル)、クルズィストフ・ピアテク(後半27分:ジョアオ・フィゲレイド)、ダヴィッドソン



ジェドソン・フェルナンデスを欠いた場合、その替りの候補は2選手(TRT 24. 8. 8)

ジャン・オナナ(ajanspor) サリフ・ウチャン(CNNトルコ)  ベシクタシュは、サムスン・スポル戦に向けて、準備を続けている。厳しい試合を前に、ジェドソン・フェルナンデスの状態が不明朗なのが不安を募らせている。

 ベシクタシュは、新たなシーズンにサムスンで臨む。それに向けて、準備を続けているところだ。この難しいアウェー戦では、ガラタサライと戦ったスーパーカップで足首を傷めたジェドソン・フェルナンデスが、出場するのは難しいと看られている。ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督は、ジェドソン・フェルナンデスの替りには、ジャン・オナナないしはサリフ・ウチャンを起用するものと考えられている。昨季、期待に応えられず、後半には、マルセイユへレンタルに出されたジャン・オナナは、時間がかかったが、このカメルーン人選手ジャン・オナナは、プレシーズンマッチでも、また、スーパーカップでも出場の機会を得た。ジャン・オナナが、ガラタサライとのダービーマッチで見せたプレーぶりを、首脳陣は歓迎していた。このため、24歳のジャン・オナナが、サムスンでプレーする機会を得るに、より近いと考えられる。ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督が、ジェドソン・フェルナンデスを欠く場合、先発メンバーに入れようと考えている、もう一人はサリフ・ウチャンだ。その選択は、試合当日、監督がくだすことになろう。



リール 2:1 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 24. 8. 7)

アラン・サン・マクシマン(右)(フェネルバフチェ公式HP) ヤイデン・オーステルヴォルデのオウンゴールを誘発したサントス(左端)(ソズジュ紙)  フェネルバフチェが、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦3回戦第1戦で、フランスのリールとアウェー戦を戦った。バランシエンヌのエノー・スタジアムで行われたこの試合、ホームのリールが2:1で勝った。フェネルバフチェの唯一のゴールは、後半35分にイルファン・ジャン・カフヴェジが決めたのに対し、リールは、ヤイデン・オーステルヴォルデのオウンゴールとエドン・ジェグロヴァが決め、2:1となった。

 新加入のアラン・サン・マクシマン、オウズ・アイドゥン、ユスフ・エン・ネシリが、フェネルバフチェのユニフォームを着て、初めて公式戦に登場した。この試合の第2戦は、8月13日午後8時からウルケル・スタジアムで行われる。

                 試合経過

 前半8分、右サイドで生まれたリールの攻撃で、サントスが、ペナルティエリア・ライン上にいたゴメスにパスを出した。そのボールを捉えたゴメスが、ゴール隅を狙ったシュートを放ったが、ドミニク・リヴァコヴィッチがパンチングで防いだ。
 同12分、リールが先制した。右サイドからペナルティエリアへボールを持ち込んだサントスが、内へと強いボールを入れると、フェネルバフチェのディフェンスに入っていたヤイデン・オーステルヴォルデに当たり、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同31分、フェネルバフチェが同点に迫った。イスマイル・ユクセキがプレスをかけたためボールを得て、GKリュカ・シュヴァリエと1対1となったエディン・ジェコがシュートを放つと、ボールはGKから跳ね返った。そのボールを、ディフェンダーが大きくクリアしてしまった。
 同36分、リールが、右サイドでフリーキックを得た。レミ・カベッラが、ファーサイドに向け、これを蹴ると、アレクサンドロがヘッドで合わせた。だが、GKドミニク・リヴァコヴィッチは右に身体を伸ばし、これを防いだ。
 後半2分、フェネルバフチェがゴールに迫った。リールのディフェンスのミスを咎め、相手のペナルティエリア内でボールを得たアラン・サン・マクシマンが、ゴール左斜め前からグランダーのシュートを放った。だが、GKリュカ・シュヴァリエが足を使って、これを防いだ。
 同4分、スピードに乗ったフェネルバフチェの攻撃で、GKと1対1となったアラン・サン・マクシマンがループシュートを試みるも、ボールはGKから跳ね返った。そのボールを、再度得たアラン・サン・マクシマンが、GKをかわし、シュートを放ったが、ディフェンダーに当たったボールは、ピッチの外に出て行ってしまった。
 同19分、リールの攻撃で、サントスが、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだ。そして、センタリングを入れると、ハコン・アルナル・ハラルドソンがヘッドで合わせると、ピッチに叩きつけられたボールを、GKドミニク・リヴァコヴィッチがコントロールした。
 同34分、フェネルバフチェが同点に追いついた。リールのペナルティエリア手前で得たフリーキックを、イルファン・ジャン・カフヴェジが蹴った。そのボールが、直接ゴールインしたのだった。1:1。
 同ロスタイム1分、リールが、再度、勝ち越した。スピードに乗ったリールの攻撃で、エドン・ジェグロヴァがシュートを放つと、ボールは、チャーラール・ソユンジュが出した足に当たり、上に舞い上がり、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=メルト・ミュルドゥル、ヤイデン・オーステルヴォルデ、チャーラール・ソユンジュ、フェルディ・カドゥオウル=セバスティアン・シマンスキ、ラデ・クルニッチ(後半40分:アレクンデル・ジク)、イスマイル・ユクセキ=アラン・サン・マクシマン(後半25分:オウズ・アイドゥン)、エディン・ジェコ(後半34分:ユスフ・エン・ネシリ)、ドゥサン・タディッチ(後半25分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)



フェネルバフチェ、リールとのアウェー戦でアドヴァンテージを求める、チャンピオンズリーグの戦い(ソズジュ紙 24. 8. 6)

ジョゼ・モウリーニョ監督(アクシャム紙)  フェネルバフチェが、リールと、チャンピオンズリーグ本戦へ向けての戦いを続ける。ジョゼ・モウリーニョ監督が、新加入の選手をピッチに送り出すことが考えられる。

 フェネルバフチェが、チャンピオンズリーグ本戦に向けての戦いを、本日、行う。予備戦3回戦第1戦を、フランスの強豪リールと戦うのだ。試合は、午後9時半開始だ。第2戦は、8月13日にイスタンブルで行われる。ジョゼ・モウリーニョ監督は、本日、新加入のアラン・サン・マクシマンを、初めてピッチに送り出す可能性が高い。 同監督は、予備戦2回戦でのルガーノ戦で4ゴールを記録したエディン・ジェコを先発メンバーに起用して、新加入のユスフ・エン・ネシリを控えに回すつもりだ。そして、サイドには、アラン・サン・マクシマンとドゥサン・タディッチを起用することを考えている。
 フェネルバフチェとリールとの一戦は、バランシエンヌで対峙する。オリンピックのために、ピエール・モーロワ・スタジアムが使えない。このため、リールから50q離れた、25000人収容のエノー・スタジアムを使うことになる。
 フェネルバフチェの予想先発メンバーは、次の通りだ。「ドミニク・リヴァコヴィッチ、ブライト・オシャイ・サミュエル、チャーラール・ソユンジュ、アレクンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル、イスマイル・ユクセキ、メルト・ハカン・ヤンダシュ、セバスティアン・シマンスキ、アラン・サン・マクシマン、ドゥサン・タディッチ、エディン・ジェコ。



ガラタサライ、ガブリエル・サラ獲得を発表、移籍金額はジャルダルを超えた(TRT 24. 8. 5)

ガブリエル・サラ(NTV)  ガラタサライが、25歳のMFガブリエル・サラ獲得を発表した。5年契約で合意に達したブラジル人選手ガブリエル・サラの移籍金額は、クラブ史上最高を更新した。

 ガラタサライが、イングランド・チャンピオンシップ所属のノリッジ・シティからブラジル人MFガブリエル・サラを獲得した。ガラタサライの発表で、ガブリエル・サラの移籍に関し、ノリッジ・シティ側と合意に達したというのだ。ガブリエル・サラの移籍金は、ノリッジ・シティに対し、3シーズンで9回の均等分割支払いで行われ、総額1800万EUROになることが明らかにされた。
 ガブリエル・サラは、選手としてのキャリアを、故国ブラジルで始め、2022年にノリッジ・シティに移籍した。ノリッジ・シティでは、96試合に出場して、21ゴール17アシストを記録している。昨季は、53試合に出場して、14ゴール15アシストを記録している。
 また、ガブリエル・サラの移籍は、ガラタサライ史上最高額の移籍金額となった。ここまでの最高金額は。1700万EUROの移籍金が支払われたマリオ・ジャルデルの移籍だった。



ガラタサライ 0:5 ベシクタシュ(ガラタサライ公式HP+フォトマッチ紙補綴 24. 8. 4)

ベシクタシュ、歓喜(スター紙) デリック・ケーン(左)ミロト・ラシチャ(右)(ガラタサライ公式HP)  2024トルコ・スーパーカップで、ガラタサライとベシクタシュが、アタテュルク・オリンピック・スタジアムで対峙した。試合は、ベシクタシュが0:5で制し、スーパーカップを手にした。

 前半1分、右サイドからヨナス・スヴェンソンが、ディフェンスの裏にボールを放り込むと、処理に当たったヴィクトール・ネルソンが足を滑らせバランスを崩した。そのボールを得たチーロ・インモービレが、ゴール正面からシュートを放つと、これが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。0:1。
 このゴールのあと、2回にわたり、ガラタサライがゴールを決めるも、いずれもオフサイド判定がくだった。同12分、ケレム・アクチュコウルのスルーパスに合わせて、マウロ・イカルディが放ったシュートがゴールインした。その直後には、ケレム・アクチュコウルが、相手ディフェンスの裏を取り、早めに前に出ていたメルト・ギュノクの頭上越しに放ったシュートがゴールインした。このいずれもがオフサイド判定で、ゴールとは認定されなかった。
 両者ともに、長い間、チャンスらしいものを作れないでいたが、同34分、左サイドで、にわかにデリック・ケーンが、危険な攻撃を生んだ。ショートパスをつなぎ、ペナルティエリアへと進んだガラタサライは、ドリース・メルテンスが、ペナルティエリアの右サイドでフリーになっていたヴィルフリート・ザハにボールを出した。だが、ヴィルフリート・ザハの放ったシュートは、オマル・コリーに当たり外に出て行ってしまった。
 同45分、ラファ・シルヴァが、右サイドからファーに向けセンタリングを入れると、それに合わせて、チーロ・インモービレがシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半に入るにあたり、ガラタサライは、バルシュ・アルペル・ユルマズとミシー・バチューハイを投入して始まった。交替で退いたのは、ケレム・アクチュコウルとドリース・メルテンスだった。
 同4分、バルシュ・アルペル・ユルマズが、相手ディフェンスの左側でボールを得て、そのボールを、ペナルティエリア・ライン上にいたミシー・バチューハイに出した。そのミシー・バチューハイがシュートを放つも、メルト・ギュノクが、足を使って外に出してしまった。
 同8分、右サイドからミロト・ラシチャがセンタリングを入れると、ガラタサライのディフェンスからこぼれたボールを捉えたヨナス・スヴェンソンのシュートが、ガラタサライのゴールネットを揺らした。0:2。
 同14分、スピードに乗った攻撃で、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだミロト・ラシチャの放ったシュートは、ムスレラがクリアした。
 同15分、ケレム・デミルバイとユヌス・アクギュンが投入され、ベルカン・クトゥルとハキム・ツィエクが退いた。
 同16分、コーナーキックからの跳ね返りのボールを捉えたユヌス・アクギュンが、ペナルティエリアの外からシュートを試みるも、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同18分、ラファ・シルヴァがシュートを放つも、またしても、ムスレラが、これを防いだ。
 同30分、ルカス・トレイラとヴィルフリート・ザハの交替が行われた。
 同34分、ベシクタシュがPKを得た。相手陣内でボールを得たチーロ・インモービレが、ディフェンスの裏に走り込んだジェドソン・フェルナンデスにボールを出した。ペナルティエリア内へと1m入ったところで、ジェドソン・フェルナンデスが、アブドゥルケリム・バルダクチュのチェックを受けピッチに倒れると、それを咎めたアッティラ・カラオーラン主審はPKを宣告した。
 同35分、このPKを、チーロ・インモービレが強く蹴ると、ボールは、左ゴール隅に突き刺さったのだった。0:3。
 同42分、ガラタサライが10人になった。ケレム・デミルバイからボールを奪い、それを、GKムスレラへと送ろうとしたヴィクトール・ネルソンのパスが短かったため、そこへムスタファ・エルハン・ハキモウルが入った。そのムスタファ・エルハン・ハキモウルを引っ張り倒してしまったヴィクトール・ネルソンに対し、直接レッドカードが出され、退場処分となった。
 同ロスタイム1分、速い攻撃で、ラファ・シルヴァが4点目を決めた。左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだラファ・シルヴァが、右足一閃、シュートを放った。ボールは、ディフェンスからこぼれ、そのボールがオヌル・ブルトの前に転がった。そのオヌル・ブルトが、背後から上がってきていたサリフ・ウチャンにボールを出すと、それに合わせて、サリフ・ウチャンがシュートを放つと、ボールは枠を捉えた。それに、ラファ・シルヴァが足を出すと、ボールは、ゴールポストに当たり、ゴールインした。0:4。
 同ロスタイム2分、ベシクタシュが、もう1点あげた。ラファ・シルヴァがディフェンスの裏に出したボールに反応して動き出したムスタファ・エルハン・ハキモウルが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前から、右足を使いシュートを放つと、ボールは、転がりながら、ファーのゴールポスト際でゴールインしたのだった。0:5。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、デリック・ケーン=ベルカン・クトゥル(後半15分:ケレム・デミルバイ)、ルカス・トレイラ(後半30分:ヴィルフリート・ザハ)=ハキム・ツィエク(後半15分:ユヌス・アクギュン)、ドリース・メルテンス(後半1分:ミシー・バチューハイ)、ケレム・アクテュルコウル(後半1分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)=マウロ・イカルディ
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=ジェドソン・フェルナンデス(後半45分:サリフ・ウチャン)、アル・ムスラティ=ミロト・ラシチャ(後半41分:オヌル・ブルト)、ラファ・シルヴァ、セミフ・クルチソイ(後半23分:ジャン・オナナ)=チーロ・インモービレ(後半40分:ムスタファ・エルハン・ハキモウル)



フェネルバフチェのリール戦のメンバーが明らかになった、2選手が交替(ヒュリエット紙 24. 8. 3)

ジョゼ・モウリーニョ監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、リール戦のメンバーから、フレッドとライアン・ケントを外した。それに対し、ミハ・ザイッチとユセフ・エン・ネシリをメンバー入りさせた。

 フェネルバフチェが、チャンピオンズリーグ予備戦3回戦で対峙するリール戦のメンバーを明らかにした。ルガーノ戦と違い、フレッドとライアン・ケントをメンバーから外した。替りに、ミハ・ザイッチとユスフ・エン・ネシリを入れた。また、ジェンギズ・ウンデル、サメト・アカイドゥン、レヴェント・メルジャン、ルアン・ペレス、ミゲル・クレスポ、エムレ・モル、ブラク・カパジャクは、引き続き、メンバーインしなかった。
 フェネルバフチェのメンバー構成は、次の通りだ。
 ドミニク・リヴァコヴィッチ、イルファン・ジャン・エーリバヤト、エルトゥールル・チェティン、チャーラール・ソユンジュ、アレクンデル・ジク、メルト・ミュルドゥル、ヤイデン・オーステルヴォルデ、ロドリゴ・ベカン、イスマイル・ユクセキ、フェルディ・カドゥオウル、メルト・ハカン・ヤンダシュ、ミハ・ザイッチ、イルファン・ジャン・カフヴェジ、バルトゥー・エルマズ、ラデ・クルニッチ、セバスティアン・シマンスキ、オウズ・アイドゥン、エディン・ジェコ、ドゥサン・タディッチ、ブライト・オシャイ・サミュエル、ジェンク・トスン、アラン・サン・マクシマン、ユスフ・エン・ネシリ。



トラブゾン・スポル 1:0 MFKルゾンベロク(スロヴァキア)(フォトマッチ紙 24. 8. 2)

デニス・ドラグシュ(トラブゾン・スポル公式X) ペドロ・マルヘイロ(左)(ミリエット紙)  UEFA欧州リーグ予備戦2回戦第2戦で、トラブゾン・スポルは、ホームに迎えたルゾンベロクを1:0でくだし、同3回戦に進出した。

 トラブゾン・スポルは、UEFA欧州リーグ予備戦2回戦第2戦で、ホームでルゾンベロクと戦い、これを1:0でくだした。第1戦では、0:2で勝っているトラブゾン・スポルは、3回戦進出を決めたのだ。
 前半12分、トラブゾン・スポルの攻撃で、左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだトレゼゲがボールを内へと入れたが、ファ−サイドにいたエディン・ヴィスチャは、これに触れることができなかった。
 同23分、右サイドでボールを持って前進したエディン・ヴィスチャが出したパスに合わせて、トレゼゲがシュートを試みるも、GKフルーヴァルトが、辛うじてコントロールした。
 同28分、左サイドでスピードに乗って進んだルゾンベロクのアダム・トゥチニーがセンタリングを入れると、ペナルティエリアでいいジャンプを見せたマルティン・フリエンが、それに合わせてヘディングシュートを放ったが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同36分、右サイドから入れられたセンタリングに対し、そのコースに入ったマルティン・フリエンが、それに合わせて枠を捉えるシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルが身体を伸ばして、これを防いだ。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半9分、トレゼゲが、ゴール左斜め前から出したスルーパスを受けたデニス・ドラグシュが、グランダーのシュートを試みたが、ボールは、転がりながらゴールポストを逸れて外に出て行ってしまった。
 同14分、トレゼゲが、ペナルティエリア手前から強烈なシュートを放ったが、GKフルーヴァルトがコーナーキックに替えた。
 同18分、ヤン・ハラディークから出たグランダーのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で受けたサムエル・ラヴリンチクが、それに合わせて強烈なシュートを放った。だが、GKウーウルジャン・チャクルがコーナーキックに替えてしまった。
 同20分、トラブゾン・スポルにゴールが生まれた。ジハン・チャナクが、深くえぐるパスを出すと、それに反応したエディン・ヴィスチャが、ボールをデニス・ドラグシュに出した。そのデニス・ドラグシュが、ペナルティエリア内から放った強いシュートが、GKの右を抜け、ルゾンベロクのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同28分、エディン・ヴィスチャが、左サイドからペナルティエリアへとセンタリングを入れると、アンソニー・ンワケメが、ジャンプ一番、ヘディングシュートを放ったが、GKが、そのボールをしっかりと胸に収めてしまった。
 同31分、スルーパスに反応してボールを得たヤン・ハラディークが、ペナルティエリア内へと入り、シュートを放つも、GKウーウルジャン・チャクルがコーナーキックに替えた。
 同45分、左サイドからボールを持ち込んだエニス・デスタンが強烈なシュートを放ったが、GKフルーヴァルトがコーナーキックに替えた。そして、試合は、トラブゾン・スポルが1:0のリードを保ち終わった。トラブゾン・スポルは、この勝利で上位進出を果たしたのだった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル(後半40分:ボルナ・バリシッチ)=オザン・トゥファン(後半26分:エニス・バルディ)、ジョン・ランドストラム=エディン・ヴィスチャ、ジハン・チャナク(後半35分:エニス・デスタン)、トレゼゲ(後半35分:ウムト・ギュネシュ)=デニス・ドラグシュ(後半26分:アンソニー・ンワケメ)



オカイ・ヨクシュル、再び、トラブゾン・スポルへ(CNNトルコ 24. 8. 1)

オカイ・ヨクシュル(NTV)  トラブゾン・スポルが、2015‐18シーズンに所属したオカイ・ヨクシュルを、再び、獲得した。

 トラブゾン・スポルは、オカイ・ヨクシュル獲得に向け、本人、及び、所属クラブのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンとも合意に達したことを発表した。トラブゾン・スポルは、「オカイ・ヨクシュルの我がクラブへの移籍に関して、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン、及び、本人ともに、移籍に関し合意に達した」と明らかににしたのだ。



フェネルバフチェ、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦3回戦に進出(フェネルバフチェ公式HP改+ファナティック紙補綴 24. 7.31)

エディン・ジェコ(フェネルバフチェ公式HP) セバスティアン・シマンスキ(左)(スター紙)  フェネルバフチェは、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦2回戦第2戦で、スイスのルガーノを2:1でくだした。アウェーで行われた第1戦を3:4で制したフェネルバフチェは、これらのスコアを受け、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦3回戦に進出した。

 ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェに勝利を導いたゴールは、後半14分にエディン・ジェコ、同ロスタイム3分にセバスティアン・シマンスキが決めた。一方、ルガーノの唯一の得点は、前半8分に、ハジ・マームードの決めたものだった。
 フェネルバフチェは、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦3回戦では、フランスのリールと対峙する。第1戦は、8月6日ないしは7日、第2戦は、8月13日にフェネルバフチェのホームで行われる。

                 試合経過

 前半7分、左サイドで生まれた攻撃で、ミルトン・バレンスエラが、ゴールエリアに向け入れたボールを、ペナルティエリア・ライン近くで得たハジ・マームードが、それに合わせてシュートを放つと、ボールは、上のバーに当たり、フェネルバフチェのゴール隅に入ってしまった。0:1。
 同25分、ルガーノが2点目に近づいた。マッティア・ザノッティが、グランダーのボールを、ゴールエリア前に入れると、ウラン・ビスリミが、それに合わせてシュートを試みた。だが、GKリヴァコヴィッチが、素晴らしいセーヴィングで、コーナーキックに替えた。
 同41分、エディン・ジェコが、ペナルティエリアの右サイドから、ボールを、PKポイントに向け折り返した。セバスティアン・シマンスキがコントロールしようとしたボールが、フェルディ・カドゥオウルの前に転がった。そのボールを捉えたフェルディ・カドゥオウルが、強いシュートをを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半6分、フェネルバフチェが、ドゥサン・タディッチが蹴った右コーナーキックをきっかけにゴールに迫った。ゴールエリア・ライン上でジャンプを見せたエディン・ジェコのヘディングシュートが炸裂したが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同14分、メルト・ハカン・ヤンダシュが右コーナーキックを蹴り、ボールを、PKポイントに向け送った。それに合わせて放たれたエディン・ジェコのヘディングシュートが、GKアミル・サイピの右を抜け、ルガーノのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 同27分、メルト・ハカン・ヤンダシュが、左サイドから蹴ったフリーキックからのボールが、ヘッドによる競り合いからのこぼれ、ファーサイドのゴールポスト際にいたチャーラール・ソユンジュの前に転がった。そのボールを捉えたチャーラール・ソユンジュがシュートを試みたが、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同45分、エディン・ジェコが、イルファン・ジャン・カフヴェジとパス交換をしてボールを得た。そのエディン・ジェコが、ゴール左斜め前から、枠を捉えながら強いシュートを放つと、GKアミル・サイピがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同ロスタイム3分、右サイドからイルファン・ジャン・カフヴェジがセンタリングを入れると、ドゥサン・タディッチがヘッドでファーサイドへ落とした。ゴールエリアにいたセバスティアン・シマンスキが、そのボールを捉えシュートを放つと、ボールは、がら空きとなっていたゴールに入った。2:1。
 試合は、フェネルバフチェが2:1の勝利で終わった。第1戦を3:4で制しているフェネルバフチェは、第2戦で、このような結果を残し、予備戦3回戦への進出が決まったのだった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半25分:メルト・ミュルドゥル)、チャーラール・ソユンジュ、アレクンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ=フレッド(前半31分:イスマイル・ユクセキ)、セバスティアン・シマンスキ、ラデ・クルニッチ(後半1分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)=ドゥサン・タディッチ、エディン・ジェコ、フェルディ・カドゥオウル(後半38分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)



ガラタサライを去る者、正式に発表! カズムジャン・カラタシュの新たな住所はロシア(ファナティック紙 24. 7.30)

カズムジャン・カラタシュ(ヒュリエット紙)  ガラタサライは、21歳の左サイドバックの選手カズムジャン・カラタシュを、ロシアのオレンブルクにレンタル移籍させることを発表した。

 ガラタサライで、予想されていた移籍が正式に発表された。オカン・ブルク監督が、オーストリア・キャンプに帯同してなかったカズムジャン・カラタシュの新たな住所が明らかになった。ガラタサライが、カズムジャン・カラタシュを、ロシアのオレンブルクのレンタルに出すことを発表したのだ。
 ガラタサライ側の発表によると、「我がクラブのカズムジャン・カラタシュを、2024‐25シーズンは、レンタルでオレンブルクに移籍させることで、オレンブルク側と合意に達した」となっている。この合意には、義務的、ないしは条件付きの買い取りオプションは付いていない。
 2022年7月に、アルタイから110万EUROの移籍金で、ガラタサライに加入したカズムジャン・カラタシュは、ガラタサライでの1年目のシーズンには、出場の機会を活かし、そのプレーぶりで、トルコ代表にも召集された。
 だが、故障を発生させてからは、望まれるプレーには程遠いもので、昨季後半には、アンカラ・グジュにレンタルに出された。カズムジャン・カラタシュとガラタサライとの契約は、2026‐27シーズン終了まである。



1年契約で合意! エユップ・スポル、タイフル・ビンギョルを獲得へ(スター紙 24. 7.29)

タイフル・ビンギョル(ファナティック紙)  ベシクタシュ所属のタイフル・ビンギョルの新たな行き先が明らかになった。トルコ・リーグへの新算入クラブのエユップ・スポルだ。

 新シーズンに向けての補強を続けるベシクタシュでは、構想に入れていない選手は放出することになる。伝えられるところによると、エユップ・スポルが、タイフル・ビンギョルの移籍に関して、ベシクタシュと合意に達したというのだ。アルダ・トゥラン監督率いるエユップ・スポルと、タイフル・ビンギョルとの間で、大筋で合意に達した旨、明らかになったのだ。31歳のタイフル・ビンギョルは、1年間のレンタル移籍となる。詳細の詰めが行われたのち、正式に発表されることになるものと考えられている。
 ハジェテペの下部組織で育ったタイフル・ビンギョルは、2016‐19年の間にはギョズテペでプレーした、2016‐17シーズンにギョズテペに加入したタイフル・ビンギョルは、そのシーズンには、2部リーグのプレーオフに進出している。2年間、ギョズテペがトルコ・リーグに昇格後も、同クラブでプレーしたが、その後、ブルサ・スポル、アランヤ・スポルでプレーした。2022‐23シーズンにベシクタシュに移籍したタイフル・ビンギョルは、昨季は19試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。



補強は95%上手く行った! フェネルバフチェに唯一欠けるのは6番(スター紙 24. 7.28)

ジョゼ・モウリーニョ監督(NTV)  新シーズンには理想的なメンバー構成で臨みたいフェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督主導で、補強は95%上手く行っている。補強を仕上げたいフェネルバフチェの唯一欠けるのものは6番だ。だが、焦る必要はない。

 夏の移籍解禁期間では、メンバー構成をミニマムな補強で臨むことを考えていたフェネルバフチェは、この方針で、今のところ、上手く事が進んでいる。チャーラール・ソユンジュ、ジェンク・トスン、オウズ・アイドゥン、アラン・サン・マクシマン、ユセフ・エン・ネシリの補強を実現させた。スポーツ・ディレクターのマリオ・ブランコとジョゼ・モウリーニョ監督は、ともに補強は95%完了したと言っている。だが、同監督には、最後に得たいものが残っている。ボールを散らすことのできる6番の選手だ。だが、手持ちの選手が多いことから、この件には焦ってはいない。
 ラデ・クルニッチの完全移籍と構想外となってしまったレヴェント・メルジャン獲得に、フェネルバフチェが要した金額は5000万EUROにまでなっている。ヨーロッパでのキャンプを打ち上げ、チーム構成を考えると、フロントは6番の補強に動き出した。この間、出入りがあったが、それらの中で現在の手持ちのミハ・ザイッチ、ミゲル・クレスポ、ラデ・クルニッチ、レヴェント・メルジャンといった選手は、チームを去ると看られている。イスマイル・ユクセキが用意できているため、監督もフロントも落ち着いていられるのだ。



ウムト・ナイル、フェネルバフチェへ、この言葉を残し去る(ファナティック紙 24. 7.27)

ウムト・ナイル(スター紙)  コンヤ・スポルと合意に達したウムト・ナイルが、フェネルバフチェに別れを告げた。

 2023年夏、ペンディク・スポルからフェネルバフチェに移籍したウムト・ナイルが、そのフェネルバフチェに別れを告げた。コンヤ・スポルと合意に達した31歳のウムト・ナイルは、ソーシャルメディアに、次のような言葉を呟いた。「私に示してくれた応援と愛に対し、皆さんに感謝を告げたい。今は、自分にとって、新たなページを開く時だ。では、さようなら」。
 ウムト・ナイルは、フェネルバフチェでの公式戦出場は13試合だった。だが、その13試合では、ゴールもアシストも記録できなかった。ウムト・ナイルの、現在の市場価格は90万EUROだ。



トラブゾン・スポル、アドヴァンテージを獲得(TRT 24. 7.26)

トレゼゲ(トラブゾン・スポル公式X) デニス・ドラグシュ(中)(スター紙)  トラブゾン・スポルは、UEFA欧州リーグ予備戦2回戦第1戦をアウェーで戦い、スロバキアのルゾンベロクを0:2でくだした。

 トラブゾン・スポルが、UEFA欧州リーグ予備戦2回戦第1戦で、スロバキアのルゾンベロクとのアウェー戦を戦った。MFKサッカー・スタジアムで行われたこの試合を、トラブゾン・スポルは0:2で制し、勝ち上がりへ、大きなアドヴァンテージを得た。トラブゾン・スポルのゴールは、前半39分にトレゼゲ、後半ロスタイム1分にジハン・チャナクが決めた。

                 試合経過

 前半18分、ショートコーナーでボール交換が行われたあと、サミュエル・ラブリンチクが、ペナルティエリアの外からシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルがゴールを許さなかった。
 同39分、トラブゾン・スポルが先制した。右サイドで得たボールを持ち、ペナルティエリア内へと入ったエディン・ヴィスチャが、内へとボールを入れると、そのコースに入ったトレゼゲが仕上げを行なうと、ゴールが生まれたのだった。0:1。そして、前半は、トラブゾン・スポルが0:1とリードを保ち終わった。
 後半21分、右コーナーキックからのボールを得たマトゥーシュ・マリーがシュートを試みるも、GKウーウルジャン・チャクルがゴールを許さなかった。
 同32分、トレゼゲが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放つも、ボールは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同34分、右サイドで、エレン・エルマルとエニス・バルディをフェイントでかわし、ペナルティエリア内へと入ったマルティン・ボダが放ったシュートは、ファーサイドのゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同ロスタイム1分、トラブゾン・スポルが、点差を2に拡げた。右タッチライン沿いで相手選手をすり抜けたジハン・チャナクが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前から、狙いすましたシュートを放つと、これが、ルゾンベロクのゴールネットに突き刺さったのだった。0:2。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=オザン・トゥファン、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ジョン・ランドストラム、ウムト・ギュネシュ(後半22分:ジハン・チャナク)=エディン・ヴィスチャ(後半42分:アンソニー・ンワケメ)、エニス・バルディ(後半35分:ライアン・バニヤ)、トレゼゲ(後半35分:ミオスラフ・オルシッチ)=デニス・ドラグシュ(後半22分:エニス・デスタン)



ガラタサライ、エリアス・ジェラートを獲得(フォトマッチ紙 24. 7.25)

エリアス・ジェラート(フォトマッチ紙)  ガラタサライが、右サイドバックの獲得にいい結果を出した。コペンハーゲンからエリアス・ジェラートを獲得したのだ。

 新シーズンを前に補強を続けるガラタサライが、デンマーク・リーグのコペンハーゲン所属の21歳の右サイドバックの選手エリアス・ジェラートと、全ての問題で合意に達した。コペンハーゲン側の発表では、エリアス・ジェラートの移籍に関し、ガラタサライから新たなオファーを受け、そのオファーを受けることになったとなっている。900万EUROの移籍金にプラスすることボーナスとともに、4年契約で合意に達したと言われるエリアス・ジェラートは、イスタンブルに入り、調印に至るものと考えられる。
 ディフェンスのポジションでプレーするエリアス・ジェラートは、2003年6月12日生まれで、身長178pで、右足を利き足とする。



エディン・ジェコ、いいところを見せた、フェネルバフチェがアドヴァンテージを得た(TRT 24. 7.24)

エディン・ジェコ(フェネルバフチェ公式HP) メルト・ミュルドゥル(左)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦2回戦第1戦で、ルガーノをアウェーで3:4でくだし、勝ち上がりへの扉を開いた。

 フェネルバフチェが、UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦2回戦第1戦で、ルガーノと対峙した。エディン・ジェコがハットトリックを見せ、ヒーローになった試合で、フェネルバフチェは、一旦は1:0とリードを許しながらも、この試合を3:4で制し、第2戦を前にアドヴァンテージを得た。
 開始僅か4分で、エル・ワフィのゴールで、ルガーノが1:0と先制した。右サイドからアント・グルジッチがいい感じのセンタリングを入れると、アレクンデル・ジクがボールに触れる前に、エル・ワフィのヘッドが炸裂、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。同ロスタイム1分、フェネルバフチェがPKを獲得した。同44分、ブライト・オシャイ・サミュエルからのパスを受けようとしたドゥサン・タディッチに対し、ヤニス・シミニャーニが、ペナルティエリア内でチェックに入ると、ドゥサン・タディッチがピッチに倒れたのを咎め、主審はPKを指示した。同ロスタイム1分、これを、エディン・ジェコ主将が蹴ると、ルガーノのゴールネットが揺れた。1:1。後半早々、同1分、エディン・ジェコが、再び、舞台に上がった。ドゥサン・タディッチからのパスを受けたエディン・ジェコが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前から強いシュートを放つと、ボールは、ニアのゴールポスト際を転がりながらゴールインしたのだった。1:2。同19分、ウラン・ビスリミのゴールで、ルガーノが、再度、同点とした。ウラン・ビスリミが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前から放ったシュートが、フェネルバフチェのゴールネットに突き刺さったのだった。2:2。このゴールの3分後、エディン・ジェコがゴールを決め、スコアを2:3とするとともに、エディン・ジェコはハットトリックを達成した。セバスティアン・シマンスキが、左サイドから出したパスを受けたエディン・ジェコが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前から放ったシュートがゴールインしたのだった。同28分、フェネルバフチェは、今度は、フェルディ・カドゥオウルがゴールを決めた。フレッドからのパスでボールを得たフェルディ・カドゥオウルが、ペナルティエリア内へと持ち込んで、ゴール左斜め前から放ったシュートが、転がりながらゴールインしたのだった。2:4。だが、フェネルバフチェは、後半ロスタイムのミルトン・バレンスエラのゴールを防ぐことができなかった。メルト・ハカン・ヤンダシュからボールを奪ったミルトン・バレンスエラが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前から放ったシュートが、ファーのゴール隅に突き刺さったのだった。3:4。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半23分:メルト・ミュルドゥル)、チャーラール・ソユンジュ、アレクンデル・ジク、ヤイデン・オーステルヴォルデ=セバスティアン・シマンスキ、ラデ・クルニッチ、フレッド(後半41分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)=ドゥサン・タディッチ(後半23分:フェルディ・カドゥオウル)、エディン・ジェコ(後半35分:ジェンク・トスン)、ライアン・ケント(後半23分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)



トラブゾン・スポル、ステファン・サヴィッチ爆弾、炸裂! 3年契約で合意(フォトマッチ紙 24. 7.23)

ステファン・サヴィッチ  トラブゾン・スポルが、注目のディフェンスの強化を成し遂げた。アトレチコ・マドリードのステファン・サヴィッチの移籍で合意に達したのだ。

 伝えられているところによれば、トラブゾン・スポルが、アトレチコ・マドリードの33歳のモンテネグロ人選手ステファン・サヴィッチと、3年契約で合意に達したというのだ。ステファン・サヴィッチは、昨季、スペイン・リーグで33試合出場している。市場価格としては250万EUROと評価されている。アトレチコ・マドリードでは、ディフェンダーとしてプレーしたステファン・サヴィッチは、1991年1月8日生まれで、身長は187p、体重79sで、右足を利き足とする選手だ。



正式発表! フェネルバフチェのUEFA登録メンバー(スター紙 24. 7.22)

ジョゼ・モウリーニョ監督(スター紙)  UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦2回戦でルガーノと対峙するフェネルバフチェの登録メンバーが明らかになった。

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ予備戦2回戦で、明日、スイスのルガーノとアウェー戦を戦うフェネルバフチェの登録メンバーのリストが明らかになった。そのリストには、ジェンギズ・ウンデル、サメト・アカイドゥン、レヴェント・メルジャン、ルアン・ペレス、ミゲル・クレスポ、ミハ・ザイッチ、エムレ・モル、ブラク・カパジャク、ウムト・ナイルは含まれていない。
 ジョゼ・モウリーニョ監督がリストアップした23名の選手は、次の通りだ。
 ドミニク・リヴァコヴィッチ、イルファン・ジャン・エーリバヤト、エルトゥールル・チェティン、チャーラール・ソユンジュ、アレクンデル・ジク、メルト・ミュルドゥル、ヤイデン・オーステルヴォルデ、ロドリゴ・ベカン、イスマイル・ユクセキ、フェルディ・カドゥオウル、メルト・ハカン・ヤンダシュ、ライアン・ケント、イルファン・ジャン・カフヴェジ、バルトゥー・エルマズ、ラデ・クルニッチ、フレッド・ロドリゲス、セバスティアン・シマンスキ、オウズ・アイドゥン、エディン・ジェコ、ドゥサン・タディッチ、ブライト・オシャイ・サミュエル、ジェンク・トスン、アラン・サン・マクシマン。
 なお、フェネルバフチェは、試合24時間前まで、選手2名を入れ替えることができる。



トルコ・リーグの某クラブがセルダル・ドゥルスンを俎上に! 交渉が行われている(ファナティック紙 24. 7.21)

セルダル・ドゥルスン(ファナティック紙)  フェネルバフチェとの契約が満了したセルダル・ドゥルスンへ、オファーが殺到している。なかでも、トルコ・リーグの某クラブが、セルダル・ドゥルスンに、とてもご執心だ。両者の間で、既に1回目の交渉が持たれた。

 契約が満了したあと、フェネルバフチェとの交渉で合意に至らなかったセルダル・ドゥルスンに、アナトリアのクラブから、多くのオファーが舞い込んできている。なかでも、特にコンヤ・スポルが熱心だ。コンヤ・スポルは、32歳になっているセルダル・ドゥルスンと、交渉を行っている。イスタンブルのクラブもリストアップしているトルコ人FWセルダル・ドゥルスンの今後に関しての決断は、まだなされていないことが明らかになっている。セルダル・ドゥルスンに対しては、ファーティフ・テケ監督率いるアランヤ・スポルも関心を示している。
 昨季は、カラギュムリュックとフェネルバフチェでプレーしたセルダル・ドゥルスンは、35試合に出場して9ゴール2アシストを記録している。



トラブゾン・スポルからボウト・ベグホルストをの声が!(ファナティック紙 24. 7.20)

ボウト・ベグホルスト  トラブゾン・スポルが、元ベシクタシュのFWボウト・ベグホルストを狙っている。

 アブドラハ・アヴジュ監督率いるトラブゾン・スポルが、補強に猛攻をかけている。トラブゾン・スポルが、31歳のFWボウト・ベグホルストに関心を示しているというのだ。オランダ人選手ボウト・ベグホルストは、昨季、バーンリーで30試合に出場して、7ゴール4アシストを記録している。ボウト・ベグホルストは、バーンリーとの契約を、2025年6月30日まで残している。ボウト・ベグホルストの現在の市場価格は600万EUROだ。ボウト・ベグホルストは、2022‐23シーズンに先駆け、ベシクタシュにレンタル移籍した。その後、移籍解禁期間にマンチェスターユナイテッドに移った。



ガラタサライ、ヴィクトール・ネルソンが復帰(ファナティック紙 24. 7.19)

ヴィクトール・ネルソン(halk-TV)  ガラタサライで、故障のためプレーできなかったヴィクトール・ネルソンが、トレンチーン戦で復帰を果たした。

 故障のため、この間、プレーをできなかったヴィクトール・ネルソンが、ガラタサライのユニフォームを着て復活を果たした。昨季末、足指を骨折して、故国デンマークのEURO2024への出場が叶わなかったヴィクトール・ネルソンが、ガラタサライのオーストリア・キャンプでの3つ目の練習試合となったトレンチーンとの一戦で、先発メンバーに入り、新シーズンに向けて、初めて実戦でプレーをすることになった。25歳にヴィクトール・ネルソンは、ピッチには60分間立ち、ディフェンスでいい仕事を見せていた。



ベシクタシュに新たな右サイドの選手、ジャン・ケレシュの獲得が成った(ソズジュ紙 24. 7.18)

ジャン・ケレシュ  ベシクタシュが、トルコ人選手の層を、ジャン・ケレシュの獲得で強化しようとしている。ベシクタシュが、カラギュムリュックと移籍金250万EUROで合意に達したのだ。

 ベシクタシュが、今季初のトルコ人選手獲得の実現が成った。ベシクタシュとカラギュムリュックの間で、ジャン・ケレシュの移籍に関して、合意が成ったのだ。ベシクタシュは、移籍金として250万EUROを支払うことになる。その合意では、成功報酬も支払われることになっている。22歳のジャン・ケレシュは、メディカルチェックを受けたあと、4年契約に調印することになる。オーストリアのクラブの下部組織で育った在外トルコ人選手ジャン・ケレシュは、昨季、39試合に出場して5ゴール4アシストを記録している。昨季、2部降格という結果になったカラギュムリュックは、これで、レヴェント・メルジャンに次いで、ビッグクラブに2人目の選手を送り出すことになった。



アラン・サン・マクシマン、イスタンブル入り(TRT 24. 7.17)

アラン・サン・マクシマン(TRT)  フェネルバフチェが、レンタルでの獲得で合意に至ったフランス人選手アラン・サン・マクシマンが、メディカルチェックを受け、そして、移籍交渉の詰めをするために、イスタンブル入りした。

 UAEの首都アブダビ発の航空機で、午後7時45分頃、サビア・ギョクチェン空港に、家族ともどもやって来た27歳のアラン・サン・マクシマンを、フェネルバフチェのスポーツ・ディレクターのマリオ・ブランコらクラブ関係者、及び、サポーターのグループが出迎えた。サポーターに挨拶をしたアラン・サン・マクシマンは、その後、家族とともに、用意された車で空港を後にした。
 サッカー選手としてのキャリアを、フランスの下部リーグに所属するブローニュ・ビヤンクールのユースから始めたアラン・サン・マクシマンは、その後、サンテティエンヌ、モナコ、ハノーファー、バスティア、ニース、ニューキャッスル、アル・アハリでプレーしてきた。昨季は、サウジアラビア・リーグで30試合に出場して、4ゴール10アシストを記録している。



デリック・ケーンを、イタリアのビッグクラブ2つが狙う(アクシャム紙 24. 7.16)

デリック・ケーン(ミリエット紙)  昨季、移籍解禁期間に、ハノーファーから移籍してきたデリック・ケーンが、ACミランとトリノでリストアップされている。ACミランが、25歳のデリック・ケーン獲得に向け、スピードアップしている。

 昨季、移籍解禁期間に、ハノーファーから移籍してきたガラタサライのデリック・ケーンが、そのプレーぶりで、イタリアのクラブの注目を集めている。セリエAのACミランとトリノが、デリック・ケーンを注目すべき選手リストに入れている。ACミランは、現左サイドバックのテオ・エルナンデスが退団となれば、デリック・ケーン獲得に向け動き出すことになろう。ACミランとは違い、トリノは先発メンバー要因として考えている。
 デリック・ケーンの市場価格は600万EUROだ。ガラタサライは、こういった関心にも拘わらず、デリック・ケーンを諦める気はないと言われている。ガラタサライが、冬の移籍期間に335万EUROの移籍金でハノーファーから獲得したデリック・ケーンは、15試合に出場した。そして、1ゴール2アシストを記録した。ハノーファーは、移籍金の分割払いがなされていないため、ガラタサライに対し、訴訟を用意していることが明らかにされている。これに対し、ガラタサライは、フェイクだとしているが。



オウズ・アイドゥン、調印へ(TRT 24. 7.15)

オウズ・アイドゥン(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェは、オウズ・アイドゥンの移籍に関し、アランヤ・スポルと基本的合意に達した。23歳のオウズ・アイドゥンは、近々、正式な調印に至ることになろう。

 トルコ人選手層を厚くすることを望むフェネルバフチェは、若きオウズ・アイドゥンの移籍に関し、アランヤ・スポルと基本的合意に達した。オウズ・アイドゥンは、近い内に、メディカルチェックを受けるため、イスタンブルに招請されることになる。左右両サイドをこなすオウズ・アイドゥンの決断は、フェネルバフチェのフロント、及び、アリ・コチ理事長と会談を持ったことが大きかったと言われている。
 オウズ・アイドゥンは、昨季、アランヤ・スポルで38試合に出場して、その内の30試合では、先発メンバーに名を連ねた。そして、13ゴール8アシストを記録している。



フェネルバフチェ、最後のリハーサルはハルシティと(アクシャム紙 24. 7.14)

ジョゼ・モウリーニョ監督(スター紙)  新シーズンに向け、準備を続けているフェネルバフチェの最後のプレシーズンマッチは、7月18日(木)にハルシティと行われる。

 ストラスブールを、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ、ライアン・ケント、エディン・ジェコのゴールで、点差をつけて勝ったフェネルバフチェは、オーストリア・キャンプを打ち上げた。フェネルバフチェは、チャンピオンズリーグ予備戦で対峙するルガーノ戦を前に、最後のリハーサルをハルシティ相手に行う。両者の対戦は、7月18日(木)に行われる。7月23日、ルガーノとのアウェー戦を行うフェネルバフチェは、UEFAチャンピオンズリーグ予備戦2回戦勝ち上がりに向け、アドヴァンテージ獲得を目指す。



ジェンク・トスン、フェネルバフチェへ(TRT 24. 7.13)

ジェンク・トスン(CNNトルコ)  フェネルバフチェは、ベシクタシュとの契約が満了したゴールゲッターのジェンク・トスンと基本的に合意に達した。新シーズンに向け補強活動を続けるフェネルバフチェは、引き続き、トルコ人ゴールゲッターを探している。

 ベルトゥー・ユルドゥルム獲得に動いているフェネルバフチェが、レンヌが、移籍金700万EUROを求めたことから、補強の矛先をジェンク・トスンに向けた。ベシクタシュとは合意に至らなかった33歳の代表選手ジェンク・トスンが、フェネルバフチェと基本的合意に達した。ジェンク・トスンの移籍が完了すると、すぐさま、チームに合流するものと思われる。フェネルバフチェは、FWのローテーションを、補強で外国人選手を1名、それと、エディン・ジェコ、ジェンク・トスンで組むものと思われる。



トラブゾン・スポル、ハンガリー・キャンプ続行(アクシャム紙 24. 7.12)

アブドラハ・アヴジュ監督(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルは、新シーズンを前に、第2次キャンプに当たる海外キャンプを、ハンガリーのセゲド市で続けている。

 トラブゾン・スポルは、アブドラハ・アヴジュ監督指揮下、キャンプを張るホテルのグランドを使い、日に2部制の練習を行っている。夜間練習には、代表に召集されていたウーウルジャン・チャクル、デニス・ドラグス、トマス・ムニエル、ポリャズ・エフェ・ユルドゥルムは加わっていなかった。選手たちは、練習の第1クールでは、パス練習を行っていた。シュート練習、狭いコートを使ったミニゲームと続き、最後はゲームを行っていた。また、前日の練習では、チームとは離れて練習を行っていたアンソニー・ンワケメは、チームに加わって練習を始めていた。トラブゾン・スポルは、本日も、2部制の練習を行い、シーズンに向けての準備を行う。



ベシクタシュ、イタリア人スター選手チーロ・インモービレと合意に達す(ソズジュ紙 24. 7.11)

チーロ・インモービレ(ソズジュ紙)  ベシクタシュは、新シーズンを前に、補強活動を続けている。イタリア人スター選手チーロ・インモービレを、ラツィオから獲得することになった。2年契約が結ばれるものと考えられている。

 ベシクタシュが、チーロ・インモービレと移籍に関し手を握った。新シーズンを前に、理想的な選手構成を目指すベシクタシュが、イタリア人スター選手チーロ・インモービレの移籍を実現した。イタリアからの報道によると、チーロ・インモービレのベシクタシュへの移籍が完了したとなっている。ラツィオが、ベシクタシュの提示した300万EUROの移籍金を了承したのだ。この結果、チーロ・インモービレは、8シーズン過ごしたラツィオを去る準備に入っている。
 2016−17シーズンにラツィオ入りしたチーロ・インモービレは、それ以後、340試合以上に出場して207ゴール54アシストを記録したラツィオを去ることになった。リーグ戦で7位に終わった昨季では、43試合に出場している。そして、11ゴール1アシストを記録している。ラツィオでは、イタリア杯を1回(2018−19)、イタリア・スーパーカップを2回(2017、2019)獲得している。移籍に合意ということが確実になり、チーロ・インモービレは、ラツィオから受け取る報酬を放棄することになる。
 なお、チーロ・インモービレは、ベシクタシュとは2年契約を結ぶものと考えられている。



カイセリ・スポル、2選手と契約更改(NTV 24. 7.10)

リオネル・キャローレ(TRT) ステファヌ・バホーケン(TRT)  カイセリ・スポルが、契約が満了していたリオネル・キャローレとステファヌ・バホーケンと、契約更改をすることで合意に達した。

 補強活動に禁止令が出されているカイセリ・スポルでは、契約が満了した選手との交渉が続いている。既に、ミゲル・カルドーソとカルロス・マヌとは契約更改を行ったカイセリ・スポルは、リオネル・キャローレと、「1+1」年契約に調印した。クラブ側の発表では、「我らの選手リオネル・キャローレとの契約を、『1+1』年延長することになった。我がカイセリ・スポルのユニフォームを着て、活躍してくれることを望むところだ。ここに、皆様に、謹んでご報告いたします」となっている。
 また、ステファヌ・バホーケンとは1年契約を結んだが、それに関するカイセリ・スポル側の発表では、「我らの選手ステファヌ・バホーケンとの契約を、1年間延長した。我がカイセリ・スポルのユニフォームを着て、活躍してくれることを望むところだ。ここに、皆様に、謹んでご報告いたします」となっている。



ガラタサライ、オーストリア・キャンプ参加選手発表(スター紙 24. 7. 9)

オカン・ブルク監督(フォトマッチ紙)  ガラタサライが、海外第1次キャンプ参加選手を発表した。そのリストには、EURO2024から戻り、休暇を得ている選手、及び、コパ・アメリカ出場選手は入っていない。

 ガラタサライ選手団が、海外第1次キャンプのために、オーストリアに向かった。オカン・ブルク監督率いるガラタサライ選手団は、アタテュルク空港からリンツ市に向かった。第1次キャンプを、7月18日までリンツ市近郊のガインベルクで行うガラタサライは、第2次キャンプも、再び、オーストリアのイルトニンクで行う。ガラタサライは、その間、LASK、フォルトゥナ・デュッセルドルフ、トレンチーン、レッチェ、パルマと練習試合を行う。
 ガラタサライのキャンプ参加選手は、次の通りだ。「フェルナンド・ムスレラ、マティアス・ロス、エユップ・アイドゥン、ケレム・デミルバイ、マウロ・イカルディ、ドリース・メルテンス、バトゥハン・シェン、ヴィルフリート・ザハ、レオ・デュボア、デリック・ケーン、ベルカン・クトゥル、ギュナイ・ギュヴェンチ、マテウス・テテ、ハリル・デヴィショウル、ハキム・ツィエク、ヴィクトール・ネルソン、セルジオ・オリヴェイラ、ユスフ・デミル、ギョクデニズ・ギュルピュズ、ルカス・トレイラ、ウシュク・カーン・アルスラン、エミン・バイラム、ミシー・バチューハイ、シラチャン・ナス、タイラン・アンタルヤル、ジャンカト・ユルマズ、アリ・イエシルユルト、バラン・アクサカ、エレン・アイドゥン、カディル・スバシュ、ベラト・ルシュ、ヤルン・ディレク、エフェ・アクマン、カズムジャン・カラタシュ、メテハン・バルタジュ、ベルク・バラバン」。



フェネルバフチェ、チャーラール・ソユンジュを発表(CNNトルコ 24. 7. 2)

チャーラール・ソユンジュ(ファナティック紙)  フェネルバフチェが、チャーラール・ソユンジュを「3+1」年契約で獲得したことを発表した。

 昨季の後半、フェネルバフチェがレンタルで獲得したチャーラール・ソユンジュを完全移籍で獲得した。フェネルバフチェが、チャーラール・ソユンジュを「3+1」年の移籍で合意に達したことを、次のように発表した。
 「チャーラール・ソユンジュが、我がフェネルバフチェに加わった。昨季、レンタルで加入して、我がフェネルバフチェのユニフォームを着て、汗をかいてくれたトルコ代表選手チャーラール・ソユンジュの移籍に関し、我がフェネルバフチェとアトレチコ・マドリード、及び、チャーラール・ソユンジュ本人と合意に達した。チャーラール・ソユンジュは、「3+1」年契約に調印した。フェネルバフチェのユニフォームを着て、勝利に満ちた路を歩んでくれることを期待する」。



トラブゾン・スポル、国外キャンプに出発(ソズジュ紙 24. 7. 1)

アブドラハ・アヴジュ監督(ファナティック紙)  トラブゾン・スポルが、2週間の予定で、ハンガリー・キャンプに向かった。

 トラブゾン・スポルが、新シーズンを前に、国外で行うキャンプのために、ハンガリーに移動した。トラブゾン・スポル選手団は、トラブゾン空港からハンガリーの首都ブダペストに向かった。出発を前に、空港で選手団を送るサポーターたちは、一緒に写真を撮った選手にサインをしてもらっていた。
 トラブゾン・スポルは、7月14日まで続くキャンプ期間中、7月10日(水)にハンガリーのセゲド・チャナードと、7月14日(日)にセルビアのジェレズニチャル・パンチェヴォと練習試合を行う予定である。



ベシクタシュ、ゴールゲッターを探している(ソズジュ紙 24. 6.30)

ボウト・ベグホルスト ルーク・デ・ヨング(besoccer)  新シーズンを前にゴールゲッターを探しているベシクタシュの俎上には、ボウト・ベグホルスト、ルーク・デ・ヨング、アルトゥール・カブラルの名が上がっている。

 ベシクタシュは、ヴァンサン・アブバカルとジャクソン・ムレカに対するオファーを見定めながら、一方で、センターフォワードのできる選手の獲得を考えている。このポジションに、少なくとも2人の選手を獲得することを考えている。今のところ、ボウト・ベグホルスト(31)、ルーク・デ・ヨング(33)のベシクタシュへの加入が迫っている。
 一方、ポルトガルでの報道では、ベンフィカのブラジル人センターフォワードのアルトゥール・カブラルが俎上に上がっていると伝えられている。更に、ヒュセイン・ユジェル副理事長は、アンヘル・ディ・マリアの獲得に関し、「我々はオファーを出した。回答を待っているところだ」と言及している。



トルコ代表、オーストリア代表戦に向けての準備を始める(ヒュリエット紙 24. 6.29)

ハカン・チャラノウル(スター紙) メルト・ギュノク サメト・アカイドゥン(uefa)  EURO2024のベスト16の一戦を、7月2日(火)にオーストリア代表と戦うトルコ代表が、それに向けての準備を開始した。

 バルジンクハウゼンのキャンプ・センターで、ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督指揮下で行われた練習は、冒頭の15分間は、報道陣に公開されて行われた。ハカン・チャラノウル主将、GKメルト・ギュノクは治療目的で、また、サメト・アカイドゥンは筋肉に張りが出ているため、練習には加わっていなかった。ただ、ハカン・チャラノウルとサメト・アカイドゥンは、ピッチサイドで、練習を眺めていた。報道陣に公開されたところでは、選手たちは、ウォーミングアップ、ランニング、パス練習、シュート練習を行っていた。また、非公開の練習では、オーストリア代表戦に向けての戦術練習が行われたことが明らかにされた。トルコ代表は、明日も行われる練習で、オーストリア代表戦に備えることになっている。



エユップ・スポル、ドルクハン・トコズ獲得を発表(スター紙 24. 6.28)

ドルクハン・トコズ(TRT)  トルコ・リーグへの新加入のエユップ・スポルが、直近ではアダナ・デミル・スポルでプレーしたドルクハン・トコズと1年契約で合意に達したことを発表した。

 エユップ・スポルが、ドルクハン・トコズと1年契約を結んだ。同クラブの発表では、「エユップ・スポルにようこそ、ドルクハン・トコズ! 我がクラブは、アダナ・デミル・スポルのドルクハン・トコズと1年契約を結んだ。ドルクハン・トコズに、“ようこそ“と言おう。我がクラブのユニフォームを着て、いい結果を残してくれることを期待する」と述べている。
 ドルクハン・トコズは、昨季、アダナ・デミル・スポルで25試合に出場して1アシストを記録している。



第一の目標を達成、ベスト16進出、決定! チェコ 1:2 トルコ(トルコ・サッカー協会公式HP 24. 6.27)

ケナン・ユルドゥズ(中)(トルコ・サッカー協会公式HP) ジェンク・トスン(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、EURO2024 F組第3戦にして最終戦で、チェコ代表を1:2でくだし、グループ・リーグ戦で2位となったため、他の試合とは関係なく、16強進出が決まった。トルコ代表に勝利をもたらし、上位進出を決めたゴールは、後半6分にハカン・チャラノウル、同ロスタイム4分にジェンク・トスンが決めた。チェコ代表のゴールは、後半21分にトマーシュ・ソーチェクが決めた。なお、この試合の前半20分、チェコ代表のアントニン・バラークがレッドカードをもらい、それ以後、チェコ代表は10人で戦うことになった。

                 試合経過

 前半2分、チェコ代表が、この試合最初の危険な場面を作った。アントニン・バラークのパスに反応して動き出したルカシュ・プロヴォドが、ペナルティエリアのゴール左斜め前から強いシュートを放つと、GKメルト・ギュノクがコーナーキックに替えた。
 同18分、チェコ代表がゴールに迫った。ヴラディミール・ツォウファルのロングスローに対し、トマーシュ・ソーチェクが、ヘッドで背後に逸らした。それを捉えたロビン・フラナーチが、フリーの状態でヘディングシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同20分、チェコ代表が10人になった。中盤での攻防で、サリフ・オズジャンの足を踏みつけたアントニン・バラークが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場となったのだ。
 同27分、トルコ代表がいい攻撃を見せた。フェルディ・カドゥオウルが、左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて動いたアルダ・ギュレルが、ゴールエリアの前で、見事なヴォレー・シュートを 見せたが、ボールは、相手ディフェンスに当たり、コーナーキックに替わった。
 同45分、チェコ代表が、先制の好機を活かせなかった。スピードに乗った攻撃で、ルカシュ・プロヴォドがスルーパスを出し、ボールをペナルティエリアへと送った。そのボールを得たダビド・ユラセクがシュートを試みたが、GKメルト・ギュノクがゴールを許さなかった。
 後半1分、トルコ代表がいい攻撃を見せた。メリヒ・デミラルが、相手ディフェンスの裏に出したロングボールに、バルシュ・アルペル・ユルマズが追いついた。そのバルシュ・アルペル・ユルマズが、ゴールエリアのゴール右斜め前で、ダイレクトでヘディングシュートを放つも、GKインジフ・スタニェクが外に出してしまった。
 同6分、トルコ代表にゴールが生まれた。ペナルティエリアの手前にいたイスマイル・ユクセキが、グランダーのパスをハカン・チャラノウルに送った。そのハカン・チャラノウルが、ゴールマウスを見据えた位置で、右足を一閃、強く振り切ると、ファーのゴールポスト際に転がりながら吸い込まれたのだった。0:1。
 同21分、チェコ代表が同点に追いついた。ヴラディミール・ツォウファルの右サイドからのロングスローに対し、トマーシュ・ソーチェクが、ボールを、ヘッドでゴールエリアに向け浮かした。トマーシュ・ホリーとともにジャンプを見せたメルト・ギュノクだった、ボールをコントロールできなかった。トマーシュ・ホリーの放ったシュートは、ゴールライン際でチェックに入ったサメト・アカイドゥンがゴールを許さなかった。だが、その跳ね返りのボールを捉えたトマーシュ・ソーチェクの強烈なシュートが、トルコ代表のゴールネットに突き刺さり、1:1となってしまったのだった。1:1。
 同ロスタイム4分、トルコ代表の勝ち越し点が生まれた。オルクン・キョクチュのパスを受けたジェンク・トスンが、ペナルティエリアへと持ち込んだ。相手選手をかわしたジェンク・トスンが放った強烈なシュートが、チェコ代表のゴール隅に突き刺さったのだった。1:2。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=メルト・ミュルドゥル、サメト・アカイドゥン、メリヒ・デミラル、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ(後半18分:オカイ・ヨクシュル)、サリフ・オズジャン(後半1分:カーン・アイハン)=アルダ・ギュレル(後半30分:ジェンク・トスン)、ハカン・チャラノウル(後半42分:オルクン・キョクチュ)、ケナン・ユルドゥズ(後半31分:ケレム・アクチュコウル)=バルシュ・アルペル・ユルマズ



ベシクタシュが新たに獲得したラファ・シウバ、イスタンブル入り(フォトマッチ紙 24. 6.26)

ラファ・シウバ(ファナティック紙)  新シーズンに向けて選手構成に、引き続き努めているベシクタシュから、輝く補強ニュースが届いた。ベンフィカを離れたポルトガル人スター選手ラファ・シウバの移籍に関し、いい結果に達したのだ。ベシクタシュと合意に達した31歳のラファ・シウバが、イスタンブル入りした。

 ベシクタシュが新たに獲得したポルトガル人選手ラファ・シウバが、ベシクタシュとの契約のためにイスタンブル入りした。ベシクタシュのヒュセイン・ユジェル副理事長とともに、ポルトガルからイスタンブル入りしたラファ・シウバを乗せた航空機が、夜半、アタテュルク空港に到着した。イスタンブルに降り立ったラファ・シウバは、ベシクタシュ入りに関し、談話を出した。興奮の様子が見えたラファ・シウバは、ベシクタシュとともに偉大なる勝利に邁進したいと述べた。
 その詳細は、次のようなものだった。「いつも、我々は、勝利を、優勝を得んがために戦っている。サポーターに贈る言葉、目標、勝利に達するために、僕も懸命に戦う。サポーターが、どのような雰囲気を出してくれるか、僕は知っている。ピッチで、それに応えようと意気込むのだ。新シーズン用のユニフォーム、めっちゃ、気に入りました。これを着て、より多くピッチに立つつもりだ。ともに、偉大なる勝利に至ることを、切に望んでます」



ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督に強いる無理からの決定(スター紙 24. 6.25)

ウーウルジャン・チャクル(ファナティック紙)  トルコ代表では、チェコ代表と戦うグループ・リーグ最終戦を前に、ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督をして、GK問題で、無理からの決断を強いている。

 トルコ代表は、EURO2024F組最終戦で、チェコ代表と対峙する。ポルトガル代表戦では、選手起用で批判を受けたトルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテーラ監督は、特にGKの起用で、無理からの決断を強いられている。ポルトガル代表戦では、期待を大きく下回る出来だったトルコ代表で、メルト・ギュノクが、試合当日の朝、故障を発生させ、アルタイ・バヤンドゥルが起用された。点差をつけられての敗戦、サメト・アカイドゥンのミスで浴びた2点目のアンラッキーさに、アルタイ・バヤンドゥルは、かなり凹んでしまっている。そこで、同監督は、アルタイ・バヤンドゥルの意気消沈、及び、その後、メルト・ギュノクは、練習に姿を現していないということで、チェコ代表戦では、ウーウルジャン・チャクルを起用するものと考えられている。



MR検査ではきれいなものだったが、痛みがある(アクシャム紙 24. 6.24)

アルダ・ギュレル(スター紙)  19歳のタレント、アルダ・ギュレルが、ポルトガル代表戦の前日に、痛みがあることを伝えた。MR検査を受けたが、結果は、きれいなものだった。だが、試合当日、痛みが続いていると言い、故障のリスクを恐れ、また、チェコ代表戦を目標とするヴィンチェンツォ・モンテーラ監督は、アルダ・ギュレルを控えでスタートする決断を下した。

 EURO2024に、グルジア代表戦での勝利で臨んだトルコ代表が、ポルトガル代表戦では大きな敗戦を喫したのち、誰しもが、「なぜ、アルダ・ギュレルを先発メンバーに入れなかったのか?」という疑問を感じた。トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテーラ監督は、その決断のわけを、「疲労」と説明した。だが、本紙は、その舞台裏に迫った。
 アルダ・ギュレルは、ポルトガル代表戦の前日、痛みが出ていることを伝えた。メディカル・スタッフが、時間をおかず、直ちにMR検査を行った。検査の結果はきれいなものだった。試合当日の朝、アルダ・ギュレルと同監督の間で、話し合いが持たれた。ここで、アルダ・ギュレルは、同監督に、痛みが続いていると伝えた。故障のリスクを恐れ、また、チェコ代表戦を目標にしていた同監督は、アルダ・ギュレルを先発メンバーに入れない決断を下したのだった。
 試合の後半25分からピッチに立ったアルダ・ギュレルは、リスクを冒すことはなかった。コーナーキックを得たときには、ハカン・チャラノウルから、そのコーナーキックを蹴ることを求めてはいた。ポルトガル代表戦後、同監督からキスを受けた画像をシェアしたアルダ・ギュレルは、「このチームを信じること、僕たちを応援することを諦めないで下さい。だって、僕たちは、最後まで、国のために戦うことをやめないんだから」という言葉を添えている。



トルコ 0:3 ポルトガル(トルコ・サッカー協会公式HP 24. 6.23)

ベルナルド・シルヴァを讃える(ハベル・テュルク紙) フェルディ・カドゥオウル(左)(トルコ・サッカー協会公式HP)  ドイツで行われているEURO2024のF組に入っているトルコ代表が、グループ・リーグ戦の第2戦で、ポルトガル代表に0:3で敗れた。

 BVBドルトムント・スタジアムで行われたこの試合、ポルトガル代表のゴールは、前半21分にベルナルド・シルヴァ、同28分、サメト・アカイドゥンのオウンゴール、後半11分にブルーノ・フェルナンデスの決めたものだった。この結果、ポルトガル代表は、勝ち点6でグループ首位に立ち、トルコ代表は、同3で2位につけることになった。

                 試合経過

 前半6分、トルコ代表がゴールに迫った。右サイドからゼキ・チェリクが、グランダーのセンタリングを入れると、そのコースの左に入ったケレム・アクチュコウルが、スライディングをしながら触れると、ボールは相手GKからこぼれた。攻撃は続いたが、ポルトガル代表のディフェンスが、コーナーキックに替えてしまった。
 同21分、ポルトガル代表が先制した。左サイドで生まれた攻撃で、ラファエル・レオンがグランダーのセンタリングを入れると、ボールはディフェンスからこぼれ、PKポイントの右にいたベルナルド・シルヴァの前へと転がった。そのボールを捉えたベルナルド・シルヴァの放ったシュートが、トルコ代表のゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同28分、ポルトガル代表に2点目が生まれた。GKアルタイ・バヤンドゥルが前へと出したボールに対し、ディフェンスに入っていたサメト・アカイドゥンがバックパスをすると、そのボールがゴールラインを割ってしまったのだった。0:2。
 同31分、左サイドから、相手選手2人をフェイントでかわし、ペナルティエリア内へと入ったケレム・アクチュコウルが、ニアサイドのゴールポスト際を狙ったグランダーのシュートを放つも、GKが足を出してコーナーキックに替えた。
 同41分、オルクン・キョクチュが、ペナルティエリアの外からグランダーのシュートを放ったが、GKがコントロールしてしまった。
 後半8分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前でボールを得たユスフ・ヤズジュが、約20mの距離からゴールマウスを捉え、狙いすましたシュートを放つも、GKディオゴ・コスタが押さえてしまった。
 同11分、ポルトガル代表が、点差を3と拡げた。右サイドからディフェンスの裏に放り込まれたボールを得て、ペナルティエリア内へと持ち込んだクリスティアーノ・ロナウドが、GKと1対1となったところから、ゴール左斜め前の絶好の位置にいたブルーノ・フェルナンデスにパスを出した。そのブルーノ・フェルナンデスが、がら空きとなっていたゴールマウスに蹴り込んだのだった。0:3。
 同43分、スルーパスに反応してディフェンスの裏を取ったベルナルド・シルヴァが、ゴール前からシュートを放ったが、GKアルタイ・バヤンドゥルが、これを防いだ。

【トルコ代表】アルタイ・バヤンドゥル=ゼキ・チェリク、サメト・アカイドゥン(後半30分:メリヒ・デミラル)、アブドゥルケリム・バルダクチュ、フェルディ・カドゥオウル=カーン・アイハン(後半13分:イスマイル・ユクセキ)、ハカン・チャラノウル=ユヌス・アクギュン(後半25分:アルダ・ギュレル)、オルクン・キョクチュ(後半1分:ユスフ・ヤズジュ)、ケレム・アクチュコウル(後半13分:ケナン・ユルドゥズ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ



オサン・トゥファンがトルコ・リーグに戻ってくる! 新しい所属先が明らかになった(スター紙 24. 6.22)

オサン・トゥファン(TRT)  ここ2シーズンを、チャンピオンシップ所属のハルシティでプレーしていたオサン・トゥファンが、トルコへ戻ってくる。トラブゾン・スポルと基本的合意に達したのだ。

 フェネルバフチェを去って以後、イングランドのチャンピオンシップ所属のハルシティでプレーしてきたオサン・トゥファンが、トルコ・リーグに戻ってくる。トラブゾン・スポルが、オサン・トゥファンの移籍に関し、ハルシティ側と基本的に合意に達したのだ。オサン・トゥファンは、数日の内に、正式な調印に至るものと思われる。
 ブルサ・スポルの下部組織で育ったオサン・トゥファンは、そのキャリアを、ブルサ・スポル、フェネルバフチェ、アランヤ・スポルで積んできた。トラブゾン・スポルと合意に達したことで、これで、トルコの4つ目のクラブでプレーすることになった。
 オサン・トゥファンは、今季、ハルシティでは、40試合に出場して、2202分間、ピッチに立った。そして、10ゴール2アシストを記録して、チームに貢献した。



ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督、ポルトガル代表戦は違う構成で(スター紙 24. 6.21)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(NTV)  トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテーラ監督は、ポルトガル代表戦では、グルジア代表戦とは異なる選手構成で臨む準備をしている。

 トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテーラ監督は、ポルトガル代表戦を前に、試合を頭の中で組み立て始めている。グルジア代表戦の前半を、十分だったとは看ていない同監督は、ポルトガル代表戦では、異なった組み立てで臨むことを考えているのだ。同監督は、バルシュ・アルペル・ユルマズを、今度は右サイドに置き、アルダ・ギュレルを真ん中に置くつもりだ。この難しい試合では、ケナン・ユルドゥズ、アルダ・ギュレル、バルシュ・アルペル・ユルマズで、攻撃ラインを作り上げようとしているのだ。そして、トップには、誰を据えるかを考えようとしている。



ミシー・バチューハイ、歴史に残る移籍、ガラタサライとの契約に調印すれば、そうなる(NTV 24. 6.20)

ミシー・バチューハイ(citisports)  ベシクタシュとフェネルバフチェでのプレー経験を持つミシー・バチューハイのガラタサライへの移籍が時の話題に上っている。ミシー・バチューハイが、ガラタサライとの契約に調印すれば、トルコ・サッカー界のビッグ3でのプレーをすることになる。

 トルコ・リーグのフェネルバフチェとベシクタシュでプレーしたことのあるミシー・バチューハイの、ガラタサライへの加入が待たれている。ミシー・バチューハイの、ガラタサライへの移籍が実現すれば、ミシー・バチューハイは、トルコのビッグ3のクラブでプレーする、最初の外国人選手となる。ミシー・バチューハイは、契約が満了したフェネルバフチェでは、2シーズンで75試合に出場して44ゴールを記録している。2021−22シーズンにはベシクタシュでプレーしたミシー・バチューハイは、ベシクタシュでは、42試合に出場して14ゴールを記録している。



トルコ 3:1 ジョージア(スター紙改 24. 6.19)

アルダ・ギュレル(スター紙) バルシュ・アルペル・ユルマズ(左)(スター紙)  トルコ代表が、EURO2024の初戦で、ジョージア代表と対峙した。トルコ代表は、メルト・ミュルドゥル、アルダ・ギュレル、ケレム・アクチュコウルの決めたゴールで3:1で勝ち、グループ・リーグ戦を勝利で始めることになった。

 EURO2024のF組初戦で、ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督率いるトルコ代表が、ウィリー・サニョル監督率いるジョージア代表を3:1でくだし、グループ・リーグ戦を勝ち点3獲得で始めることになった。ジグナル・イドゥナ・パルクで行われたこの試合、トルコ代表に勝利をもたらしたゴールは、前半25分にメルト・ミュルドゥル、後半20分にアルダ・ギュレル、同ロスタイム7分にケレム・アクチュコウルがもたらした。ジョージア代表の唯一の得点は、前半32分にジョルジュ・ミカウターゼが決めた。なお、トルコ代表の2点目を決めたアルダ・ギュレルは、トルコ代表として、欧州選手権でゴールを決めた最も若い選手となった。

                 試合経過

 前半6分、ハカン・チャラノウルが左コーナーキックを蹴ると、PKポイント辺りで、いいジャンプを見せたカーン・アイハンがヘディングシュートを見せたが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった
 同10分、トルコ代表がゴールにとっても迫った。カーン・アイハンが、ペナルティエリア・ライン上からグランダーの強いシュートを試みると、ボールは、ゴールポストに当たり、ゴールラインに平行に転がりながら、ピッチの外へ出てしまった。
 同25分、トルコ代表が先制した。左サイドから、フェルディ・カドゥオウルがいいセンタリングを入れると、ディフェンスがクリアしようとしたボールが、ペナルティエリア・ライン上にいたメルト・ミュルドゥルの前に落ちた。それに合わせて、メルト・ミュルドゥルが、見事なヴォレーシュートを見せると、これが、ジョージア代表のゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。
 同32分、ジョージア代表が同点に追いついた。右サイドからギオルギ・コチョラシュヴィリが、グランダーの強いボールでセンタリングを入れると、そのコースの僅か手前に入り、それに合わせて、ジョルジュ・ミカウターゼがシュートを放つと、トルコ代表のゴールネットが揺れたのだった。1:1。
 後半20分、トルコ代表が、再び、リードを奪った。アルダ・ギュレルが、ペナルティエリアの外の遠いところから、ファーのゴールポスト際を狙った強いシュートを放つと、これが、ゴール角近くに突き刺さったのだった。2:1。
 同42分、ゼキ・チェリクが、右サイドからいいセンタリングを入れると、そのコースに入ったユスフ・ヤズジュが、ジャンプ一番、ヘディングシュートを放ったが、GKが際どくコーナーキックに替えた。
 試合の終盤、トルコ代表が、もう1点を加えた。ジョージア代表のコーナーキックに対し、GKが前へと出したボールを得たケレム・アクチュコウルが、自陣から相手陣内へと持ち込み、ゴール前まで進み、同ロスタイム7分に、がら空きになっていたゴールマウスに蹴り込んだのだった。3:1。そして、残り時間では、新たな好機は生まれることなく、トルコ代表が3:1で勝ったのだった。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=メルト・ミュルドゥル(後半40分:ゼキ・チェリク)、サメト・アカイドゥン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、フェルディ・カドゥオウル=カーン・アイハン(後半34分:メリヒ・デミラル)、ハカン・チャラノウル(後半ロスタイム1分:サリフ・オズジャン)=アルダ・ギュレル(後半34分:ユスフ・ヤズジュ)、オルクン・キョクチュ、ケナン・ユルドゥズ(後半40分:ケレム・アクチュコウル)=バルシュ・アルペル・ユルマズ



トルコ代表、グルジア代表戦! 予想先発メンバー(アクシャム紙 24. 6.18)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(Tivibu-Spor)  トルコ代表が、EURO2024でF組の初戦で、グルジア代表戦に臨む。ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督が、ピッチに送り出す先発メンバーを予想する。

 トルコ代表が、EURO2024の初戦で、グルジア代表との一戦に臨む。ドイツで行われている欧州選手権F組で戦うトルコ代表が、グルジア代表戦に臨む。BVBドルトムント・スタジアムで行われる試合は、午後7時、試合開始だ。この試合は、アルゼンチン人主審ファクンド・テッロが裁く。予想されるトルコ代表の先発メンバーの顔ぶれは、次の通りだ。
 メルト・ギュノク、カーン・アイハン、メリヒ・デミラル、アブドゥルケリム・バルダクチュ、フェルディ・カドゥオウル、サリフ・オズジャン、ハカン・チャラノウル、アルダ・ギュレル、オルクン・キョクチュ、ケナン・ユルドゥズ、バルシュ・アルペル・ユルマズ。



レオ・デュボア、ガラタサライ残留(TRT 24. 6.17)

レオ・デュボア(AA)  ガラタサライは、レオ・デュボアを、新シーズンの選手構成に入れている。フランス人選手レオ・デュボアは、サイドバック左右双方の控えとして考えているのだ。

 ガラタサライが、新シーズンに向けて検討を続けている。ガラタサライは、厚い選手攻勢を組み立てることを狙っている。昨季は、バシャクシェヒル・スポルにレンタル移籍をしたレオ・デュボアが、ガラタサライに戻ってきた。レオ・デュボアは、この夏のキャンプでは、ガラタサライで練習を行う。
 ガラタサライは、レオ・デュボアを構成メンバーに確保しておきたいと考えている。レオ・デュボアは、左右双方のサイドバックをこなせることから、重要な選択肢として看られているのだ。選手のローテーションの一角と考えているのだ。レオ・デュボアは、より多くのプレー機会のあるクラブでプレーすることを選んでいると言われているが。
 レオ・デュボアは、昨季、バシャクシェヒル・スポルで31試合に出場した。そして、1ゴール4アシストを記録している。



トルコ代表、グルジア代表戦に向けての準備を続ける(スター紙 24. 6.16)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(トルコ・サッカー協会公式HP) ジェンク・トスン(TRT)  EURO2024の初戦で、グルジア代表と対峙するトルコ代表は、その試合に向けての準備を続けている。

 EURO2024の初戦を、6月18日(火)にグルジア代表と対峙するトルコ代表が、その準備を続けている。バーシンクハウゼンでのキャンプで、ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督指揮下行われた練習は、冒頭の15分間が、報道陣に公開された。この練習には、治療継続中のイルファン・ジャン・カフヴェジが不参加だったが、イスマイル・ユクセキも、治療のために、その姿はなかった。一昨日の練習では、治療のために不参加だったジェンク・トスンは、チームに合流していた。ランニングで始まった練習は、ウォーミングアップ、パス練習へと続いた。報道陣に非公開の練習では、グルジア代表選に向けての戦術練習が行われたことが明らかになっている。トルコ代表は、グルジア代表戦に向けての練習を、本日も、引き続き行う予定だ。



トラブゾン・スポル、アンソニー・ンワケメに関して発表(フォトマッチ紙 24. 6.15)

アンソニー・ンワケメ(サバハ紙)  トラブゾン・スポルは、アンソニー・ンワケメの移籍に関し合意に達したと、SNS上で、映像をシェアすることで発表した。

 トルコ・リーグでの優勝から遠ざかったが、3位で終わり、ヨーロッパのカップ戦への出場権を得たトラブゾン・スポルが、新シーズンに向けての補強第1弾を発表した。トラブゾン・スポルの公式サイトで行った発表で、元所属選手のアンソニー・ンワケメの復帰を告知したのだ。トラブゾン・スポルは、このナイジェリア人選手アンソニー・ンワケメとは、「1+1」年契約を結んだ。
 トラブゾン・スポルの選手としては、公式戦145試合に出場したアンソニー・ンワケメは、47ゴール40アシストを記録している。



トラブゾン・スポル、アダム・ブクサ獲得に動く(フォトマッチ紙 24. 6.14)

アダム・ブクサ(フォトマッチ紙)  攻撃ライン強化に動くトラブゾン・スポルが、ご存知の選手を補強の俎上に上げている。昨季、アンタルヤ・スポルでプレーして、注目を集めたアダム・ブクサにオファーを出したのだ。

 パスを、フランスRCランスが持っている27歳のFWアダム・ブクサは、市場価格が600万EUROと看られている。トラブゾン・スポルは、直接の買い取り、ないしは、買い取りオプション付きのレンタルでの獲得の意思を伝え、回答を待っているところだ。昨季、トルコ・リーグで33試合に出場して16ゴールを記録して注目を集めたアダム・ブクサも、トラブゾン・スポル入りに熱視線を送っている。ポーランド代表にも名を連ねるアダム・ブクサの移籍は、EURO2024後に終了することが望まれている。



ガブリエル・パウリスタ、ベシクタシュ入りに向けイスタンブル入り(TRT 24. 6.13)

ガブリエル・パウリスタ(TRT)  ベシクタシュが、加入交渉を始めたことを明らかにしていたブラジル人ストッパーのガブリエル・パウリスタが、イスタンブル入りした。

 ベシクタシュの補強第1弾はディフェンダーだ。ベシクタシュは、33歳のブラジル人ストッパーのガブリエル・パウリスタをイスタンブル入りさせた。サン・パウロからイスタンブルにやって来たガブリエル・パウリスタを、ベシクタシュの関係者が出迎えた。ベシクタシュのシャツを着こんで空港に現れたガブリエル・パウリスタは、報道陣に対し、鷲の動きでポーズを作っていた。ガブリエル・パウリスタは、イスタンブル空港をあとにして、投宿先のホテルへと移動した。ガブリエル・パウリスタは、メディカルチェックを受けたあと、「2+1」年の正式な契約に調印するものと思われる。アトレチコ・マドリードでプレーしていたガブリエル・パウリスタは、それ以前には、ヴァレンシア、アーセナル、ヴィジャレアル、ヴィトーリアでプレーしていた。



セルダル・サートチ、トルコ代表に招請(アクシャム紙 24. 6.12)

セルダル・サートチ(アクシャム紙)  ポルトガルのブラガでプレーしているセルダル・サートチが、トルコ代表のEURO2024のメンバーに召集された。

 トルコ・サッカー協会の発表では、「ポルトガルのブラガ所属のトルコ・ユース代表選手セルダル・サートチが、トルコ代表のドイツ・キャンプに加わるため、ハノーファーに向かうトルコ代表選手団に召集された」となっている。
 セルダル・サートチは、今季、ブラガで27試合に出場して2040分間プレーして、2アシストを記録してチームに貢献した。



ポーランド 2:1 トルコ(トルコ・サッカー協会公式HP改 24. 6.11)

アルダ・ギュレル(右)(トルコ・サッカー協会公式HP) カロル・シフィデルスキ(ヒュリエット紙)  EURO2024開幕を迎えるまで数日となったトルコ代表が、6月14日から7月14日まで、ドイツで行われる大会前の最後の親善試合をアウェーで戦い、ポーランド代表に2:1で敗れた。

 首都ワルシャワの国立競技場で行われたこの試合、トルコ代表のゴールは、後半32分にバルシュ・アルペル・ユルマズから生まれた。トルコ代表が、31年ぶりに対戦したポーランド代表のゴールは、前半12分にカロル・シフィデルスキ、後半45分にニコラ・ザレフスキから生まれた。

                 試合経過

 前半12分、ポーランド代表が先制した。ペナルティエリアでボールを奪ったロベルト・レヴァンドフスキが、フリーになっていたカロル・シフィデルスキにパスを出した。そのカロル・シフィデルスキが、至近距離からインサイドキックで、ボールをゴールマウスに送り込んだのだった。1:0。
 同19分、トルコ代表が同点に迫った。ハカン・チャラノウルが相手ディフェンスの裏に出したパスに反応して動いたケレム・アクチュコウルが、ペナルティエリア内へと持ち込んだ。そして、ゴール右斜め前からシュートを放つも、ボールは、GKヴォイチェフ・シュチェスニーに跳ね返されてしまった。
 同25分、トルコ代表が、再度、効果的な攻めを見せた。イルファン・ジャン・カフヴェジが出したパスを、ペナルティエリアで得たハカン・チャラノウルが、ゴール右斜め前から強いシュートを試みたが、ボールは、ファーのゴールポスト際を転がりながら外に出て行ってしまったのだった。
 後半10分、ポーランド代表のディフェンスの裏に放り込まれたボールを奪ったバルシュ・アルペル・ユルマズが、そのボールを持ってペナルティエリア内へと入った。そして、シュートを放ったが、GKヴォイチェフ・シュチェスニーが、際どくコーナーキックに替えた。
 同18分、トルコ代表の攻撃で、ポーランド代表のペナルティエリア手前で、バルシュ・アルペル・ユルマズとワンツーを行い、ボールを得たアルダ・ギュレルが、インサイドキックで強いシュートを試みると、GKヴォイチェフ・シュチェスニーがパンチングで防ぎ、更に、ディフェンダーが大きくクリアしてしまった。
 同22分、左サイドで生まれたポーランド代表の攻撃で、セバスティアン・シマンスキが、右サイドからペナルティエリアへと動いたカツペル・ウルバンスキにパスを送った。そのカツペル・ウルバンスキが、GKと1対1となったところからシュートを放ったが、GKメルト・ギュノクが足を使い、ゴールを許さなかった。
 同32分、トルコ代表が同点に追いついた。右サイドで生まれた攻撃で、ケナン・ユルドゥズからのパスを受けたバルシュ・アルペル・ユルマズが、ポーランド代表のペナルティエリア・ライン上で、身体を反転させて放ったシュートが、ポーランド代表のゴール隅に突き刺さったのだった。1:1。
 同34分、トルコ代表がゴールに迫った。ゴールマウスを離れ、ペナルティエリアの外に出ていたヴォイチェフ・シュチェスニーからボールを奪ったケレム・アクチュコウルが、タッチライン近くからシュートを放つと、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまったのだった。
 同42分、ホームのポーランド代表が危険な場面を作った。ディフェンスの裏に放り込まれたボールを奪ったクルズィストフ・ピアテクが、ペナルティエリアへと持ち込み、グランダーの強いシュートを放つと、GKメルト・ギュノクが素晴らしい反応を見せ、身体を伸ばしゴールを許さなかった。
 同45分、ポーランド代表の勝ち越しゴールが生まれた。ディフェンスからボールを奪ったニコラ・ザレフスキが、左サイドからペナルティエリアへと入り、スペースを作ってから、ゴール隅を狙ったシュートを試みると、トルコ代表のゴールネットが揺れたのだった。2:1。

【トルコ代表】メルト・ギュノク=カーン・アイハン(後半16分:メリヒ・デミラル)、サメト・アカイドゥン、アブドゥルケリム・バルダクチュ、メルト・ミュルドゥル=サリフ・オズジャン(後半16分:オカイ・ヨクシュル)、ハカン・チャラノウル(後半26分:ケナン・ユルドゥズ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半1分:アルダ・ギュレル)、オルクン・キョクチュ、ケレム・アクチュコウル(後半38分:ジェンク・トスン)=セミフ・クルチソイ(後半1分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)



ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督、驚きの決定! ヤシン・オズジャンをトルコ代表に召集(スター紙 24. 6.10)

ヤシン・オズジャン(シワス・スポルFacebook)  トルコ・サッカー協会の発表によると、トルコ・ユース代表に入っていたヤシン・オズジャンを、本日のポーランド代表との親善試合のメンバーに加えた。

 トルコ・ユース代表に名を連ねていたDFヤシン・オズジャンが、本日行われるポーランド代表との親善試合のメンバー入りをした。トルコ・サッカー協会の発表によると、18歳のヤシン・オズジャンが、今朝、トルコ代表のワルシャワ合宿に合流した。A代表とユース代表は、以前から明らかにされていたように、ワルシャワで、ともにキャンプを張っている。両者は、ポーランド代表とトルコ代表との親善試合のあと、6月11日には、両者混合で、練習試合を行う予定だ。



トルコ代表、EURO2024前の最後の試合はポーランド代表とのアウェー戦(アクシャム紙 24. 6. 9)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、EURO2024前の最後の試合を、明日(月曜日)、ポーランド代表と対峙する。

 EURO2024に向けての準備を続けているトルコ代表が、親善試合を、明日、ポーランド代表とアウェーで戦う。ポーランドの首都ワルシャワの国立競技場で行われるこの試合は、トルコ時間午後9時45分に始まる。試合を裁くのはハンガリー・サッカー協会の審判団だ。5月に行われた2つの親善試合では連敗となったトルコ代表は、ハンガリー代表にには1:0、オーストリア代表には6:1で敗れたのだった。トルコ代表の直近の親善試合は、アウェーで戦ったイタリア代表との一戦で、これは、0:0の引き分けに終わった。そして、EURO2024を前にした最後の親善試合が、このポーランド代表との試合となる。



ガラタサライの補強プラン(TRT 24. 6. 8)

ロレンツ・アシニョン(ロレンツ・アシニョンX)  ガラタサライのオカン・ブルク監督は、まずは、右サイドバックの補強を終わらせることを求めている。ガラタサライでは、昨季も関心を示したロレンツ・アシニョンを、再びリストアップしている。

 ガラタサライの補強プランが明らかになり始めた。オカン・ブルク監督は、新たな契約の調印式で、まずは、右サイドバックの補強を求めた。そこで、フロントは、キャンプ開始に間に合うように動きを開始した。ガラタサライの補強リストには、多くの右サイドバックの選手を書き上げている。ただ、ガラタサライでは、右サイドバックには、サーシャ・ボエのような選手を獲得したいのだ。そのため、ガラタサライは、フランスのスタッド・レンヌ所属のロレンツ・アシニョンを、再度、リストアップしている。昨季、移籍解禁期間に、この23歳のロレンツ・アシニョンとの交渉を進めたが、最後のところで合意に至らなかった。ロレンツ・アシニョンは、昨季の後半は、イングランドのバーンリーでプレーすることになった。そのバーンリーでは15試合に出場して1ゴール2アシストを記録した。ロレンツ・アシニョンの市場価格は、現在、1000万EURO辺りだ。ガラタサライのフロントは、それよりは安価の移籍金を支払って獲得することを狙っている。



ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督、アルダ・ギュレルの位置を見出す!(CNNトルコ 24. 6. 7)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(ファナティック紙) アルダ・ギュレル  EURO2024を前に、トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテーラ監督が、先発メンバーを固め始めている。同監督は、複数のポジションをこなせるアルダ・ギュレルを、先発メンバーに入れる決心をした。

 EURO2024開幕を、あと数日後に控えるようになり、ある注目の考え方が出てきた。スペインの報道で、ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督が、アルダ・ギュレルの起用法に関し、1つの決断を下したというのだ。同監督は、EURO2024では、アルダ・ギュレルを、右サイドで起用することを考えているというのだ。19歳のアルダ・ギュレルは、トルコ代表では、ここまで6試合に出場して1ゴールを記録している。



ベシクタシュ、新監督を正式に発表(ファナティック紙改 24. 6. 6)

ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト(CNNトルコ)  ベシクタシュが、オランダ人監督ジョバンニ・ファン・ブロンクホルストと、「2+1年」契約を結んだと発表した。

 ベシクタシュが、新監督を正式に発表した。オランダ人監督ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストと合意に至ったことを明らかにしたのだ。ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストとは、「2+1年」契約を結ぶことが明らかにされた。
 ベシクタシュの発表では、「我がフロントにより、新時代を築き上げるべく動いた結果、我がクラブのAチームの監督に、オランダ人のジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストを迎えることになった。『2+1年』契約で合意に達したジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストを補佐するコーチ陣には、ジャン=ポール・ファン・ハステルとセルダル・トプラクテペが就く。新監督を迎える調印式に関しては、別途、告知することになろう。我がクラブに重大な貢献をしてくれるものと信じるジョヴァンいニ・ファン・ブロンクホルストの活躍を期待するものである。以上、皆様に、お伝えいたします」となっている。



イタリア 0:0 トルコ(トルコ・サッカー協会公式HP改 24. 6. 5)

メルト・ミュルドゥル(左)(トルコ・サッカー協会公式HP) アブドゥルケリム・バルダクチュ(スター紙)  ドイツで、6月14日から7月14日まで行われる2024欧州サッカー選手権(EURO2024)のための準備を続けるトルコ代表が、親善試合を、前回のチャンピンであるイタリア代表とアウェーで戦かい、両者無得点で終わった。

 前半19分、イタリア代表が、ペナルティエリア手前で得たフリーキックを、ロレンツォ・ペッレグリーニが蹴り、直接ゴールを狙ったが、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同24分、トルコ代表がゴールに迫った。ハカン・チャラノウルが、左コーナーキックを蹴ると、そのコースに入ったカーン・アイハンが、ヘディングシュートを見せたが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム4分、イタリア代表が危険な場面を作った。ロレンツォ・ペッレグリーニが右コーナーキックを蹴ると、ニアに入ったブライアン・クリスタンテがヘッドで合わせたが、ボールはサイドバーに当たりピッチに跳ね返った。
 後半7分、イタリア代表の攻撃で、フェデリコ・ディマルコが、左サイドからニアサイドに向け、グランダーのボールを送ると、そこへ入り込んできたマテオ・レテギがシュートを試みたが、ボールは、アルタイ・バヤンドゥルが押さえてしまった。
 同18分、トルコ代表がゴールに迫った。ハカン・チャラノウルが右コーナーキックを蹴ると、ニアサイドに入ったボールを、カーン・アイハンがヘッドでファーサイドへと浮かした。そのボールを捉えたメリヒ・デミラルのシュートは、ピッチに跳ねたボールとなったが、GKグリエルモ・ヴィカーリオが、それを防いだ。そして、転がったボールを、ディフェンダーが大きくクリアしてしまった。
 同ロスタイム3分、イタリア代表が危険な場面を作った。左サイドにいたアンドレア・カンビアーゾから出たパスを、ペナルティエリア内で受けたジャコモ・ラスパドーリがシュートを放つと、ボールは、トルコ代表のゴール隅を捉えたが、GKアルタイ・バヤンドゥルが、そのボールをコントロールした。

【トルコ代表】アルタイ・バヤンドゥル=ゼキ・チェリク(後半21分:ジェンク・オズジャカル)、アブドゥルケリム・バルダクチュ、オザン・カバク(前半42分:メリヒ・デミラル)、メルト・ミュルドゥル=カーン・アイハン(後半22分:ベラト・オズデミル)、ハカン・チャラノウル=ケナン・ユルドゥズ、ユスフ・ヤズジュ(後半10分:オルクン・キョクチュ)、オウズ・アイドゥン(後半1分:アブドゥルカディル・オミュル)=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半37分:セミフ・クルチソイ)



トラブゾン・スポル、ストッパー獲得に動く、ステファン・サヴィッチとセドリック・キプレを俎上に!(タクヴィム紙 24. 6. 4)

ステファン・サヴィッチ(61saat) セドリック・キプレ(alamy)  トラブゾン・スポルは、ステファン・サヴィッチ、及び、セドリック・キプレとの交渉を懸命に続けている。この両選手の獲得について、短期間で結論を導こうとしている。

 トラブゾン・スポルが、ストッパーの強化を考え、補強にスピードアップしている。トラブゾン・スポルのフロントは、アトレチコ・マドリードから出ると思われている33歳のモンテネグロ人ストッパーのステファン・サヴィッチ獲得を考えているのだ。
 また、トラブゾン・スポルは、ステファン・サヴィッチ以外に、自由契約の地位にあるセドリック・キプレとの交渉も継続中だ。27歳のセドリック・キプレは、スカウト陣もコーチ陣も注目したが、自身に関心を持つ他のクラブとも交渉の席に着き、その後、トラブゾン・スポルに返答を出すと言われている。
 トラブゾン・スポルは、この2人の内1人でも、でなくとも、同時に2人とも獲得することを考え動いている。が、まだ、その見通しは立っていない。



トルコ代表、EURO2024に向けての準備を続ける(TRT 24. 6. 3)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(フォトマッチ紙)  トルコ代表は、ドイツで開催されるEURO2024に向けての準備を続けている。治療のため、フェルディ・カドゥオウルの姿は、ピッチにはなかった。

 リヴァのトルコ・サッカー協会代表選手合宿研修施設でヴィンチェンツォ・モンテーラ監督指揮下で行われた練習の冒頭15分間が、報道陣に公開された。治療のため休養を余儀なくされたフェルディ・カドゥオウルの姿は、この練習にはなかった。ウォーミングアップとランニングで始まった練習は、パス練習が、その後、行われた。報道陣には非公開で行われた練習では、戦術練習が行われていたことが明らかにされた。この練習風景を、スタンドで、トルコ代表統括役員であるハミト・アルトゥントプが眺めていた。
 トルコ代表は、本大会を前にして、明日、イタリア代表と行う親善試合のために、本日の午後、イスタンブル空港を発ち、航空機でボローニャに向かう。



フェネルバフチェ、ジョゼ・モウリーニョ監督の調印式についての発表(スター紙 24. 6. 2)

ジョゼ・モウリーニョ監督(NTV)  フェネルバフチェが、本日行われるジョゼ・モウリーニョ監督の調印式について、発表を行った。

 フェネルバフチェが合意に達した世界的に著名なジョゼ・モウリーニョ監督のために、本日、ウルケル・スタジアムで調印式を行う。サポーターにも公開される調印式は、午後7時から始まる。フェネルバフチェの発表では、スタジアムの門は、午後5時に開けられるということだ。フェネルバフチェがソーシャルメディアを通じて、シェアしたメッセージでは、「今夜、チケットを持ったサポーターは、入場に支障が発生しないために、また、問題なく調印式を観ることができるようにと、スタジアムの門を午後5時に開ける」となっている。イスタンブル入りするために飛び立った、ジョゼ・モウリーニョ監督を乗せた飛行機は、午後2時半頃にトルコに入っていると思われる。



トルコ代表に衝撃が走った故障、EURO2024代表候補から外れた(NTV 24. 6. 1)

エネス・ウナル(CNNトルコ)  トルコ代表で、左足親指の骨折が判明したエネス・ウナルが、EURO2024代表候補から外れた。

 トルコ代表で、チャーラール・ソユンジュに次いで、エネス・ウナルが、故障のため、EURO2024代表候補から外れた。トルコ・サッカー協会は、エネス・ウナルが、足の親指を骨折したことが判ったと発表した。
 トルコ・サッカー協会の発表では、「トルコ代表が、昨夕行った練習で受けた打撲を受け、検査を受けた結果、我らのFWエネス・ウナルが、左足親指を骨折していることが判明した。エネス・ウナルの故障は、EURO2024大会期間中での恢復は難しいということで、エネス・ウナルは、EURO2024のためのトルコ代表候補メンバーから外れることになった」となっている。



スーパー・リーグ昇格3つ目のクラブはボドルゥム・スポル!(ハベル・テュルク紙改+ファナティック紙補綴 24. 5.31)

ボドルゥム・スポル、歓喜(TRT) ケナン・オゼル(左)オウズ・ユルドゥルム(右)(ハベル・テュルク紙)  エユップ・スポル、ギョズテペに次ぐ、スーパー・リーグ昇格3番目のクラブが明らかになった。サカルヤ・スポルとボドルゥム・スポルとの一戦で、ボドルゥム・スポルが、延長戦で、1:3で勝ち、スーパー・リーグへの切符を手にしたのだった。

 スーパー・リーグへの昇格を決める一戦で、サカルヤ・スポルとボドルゥム・スポルが対峙した。新アダナ・スタジアムで行われたこの試合、1:3でボドルゥム・スポルが勝った。この結果、ボドルゥム・スポルが、スーパー・リーグ昇格の3つ目のクラブとなった。ボドルゥム・スポルのゴールは、前半19分にギョクデニズ・バイラクタル、延長前半5分にオンドレージ・チェルスカ、同13分にトゥナハン・アクプナルが決めたのに対し、サカルヤ・スポルのゴールは、後半27分にスドゥラフコ・ディミトロフが決めた。
 スーパー・リーグでの経験のないボドルゥム・スポルは、昨季、プレーオフ決勝でペンディク・スポルに敗れ、スーパー・リーグへの昇格を逃した。今季は、プレーオフで、チョルム・スポルをくだしたあと、サカルヤ・スポルをも退けたボドルゥム・スポルは、史上初めてスーパー・リーグで戦うことになった。
 なお、この試合、前半45分に、ラジコ・ロットマンがレッドカードをもらい退場処分となっている。また、ボドルゥム・スポルも、トゥナハン・アクプナルが、延長前半15分に、この日2枚目のイエローカードをもらい、ボドルゥム・スポルは10人になった。

                 試合経過

 前半14分、オンドレージ・チェルスカが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、ペナルティエリア内でジャンプを見せたムサー・モハッメドがヘディングシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同19分、ボドルゥム・スポルが先制した。イサク・ドンコルが大きくクリアしようとしたボールが、ペナルティエリア内にいたサメト・ヤルチュンに当たり、そのこぼれ球を捉えたギョクデニズ・バイラクタルの放ったシュートが、ゴールインしたのだった。0:1。
 同30分、ケナン・オゼルが、左サイドのペナルティエリアの外からシュートを試みると、ボールは、上のバーとサイドのバーが交差する角に当たり、ピッチに跳ね返ると、ディフェンダーが、これをコーナーキックに替えた。
 同34分、突然生まれたサカルヤ・スポルの攻撃で、ボールを得たデル・ヴァレが、ペナルティエリア・ライン上から放ったシュートは、僅かに枠を捉えられずに外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム3分、ゴール右斜め前からブラク・チョバンが蹴ったフリーキックのボールが、サイドバーを直撃して、ピッチに跳ね返った。そして、前半は、ボドルゥム・スポルが、0:1とリードを奪ったままで終わった。
 後半27分、デル・ヴァレが、相手ディフェンスの裏へと送ったパスに反応して動いたスドゥラフコ・ディミトロフが、GKディオゴ・ソーサを抜き去り、ゴールマウスに蹴り込んだ。1:1。
 同ロスタイム4分、ペドロ・ブラザオが、右サイドから、ファーサイドに向け、センタリングともシュートともとれるキックを見せると、ピッチで跳ねたボドルゥム・スポルは、ゴールポストに当たり跳ね返された。
 延長前半4分、ジェンク・シェンが、左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、オンドレージ・チェルスカのヘディングシュートが炸裂、サカルヤ・スポルのゴールネットが揺れた。1:2。
 同13分、左サイドからボールを持ってペナルティエリアへと進んだブラク・チョバンが出したパスに、ゴール前で、トゥナハン・アクプナルが合わせると、ゴールが生まれた。1:3。
 同ロスタイム3分、トゥナハン・アクプナルが、相手選手に執ったアクションを咎められ、この日2枚目のイエローカードをもらい退場となった。

【サカルヤ・スポル】ジハン・トパロウル=オウズ・ユルドゥルム(後半ロスタイム7分:ムハッメド・ヒンメット・エルテュルク)、ラジコ・ロットマン、イサク・ドンコル(後半1分:チャーラヤン・メンデレス)、ビュレント・ウズン(延長後半1分:サメド・オヌル)=シナン・クルト(前半ロスタイム2分:エルディ・ディクメン)、ハサン・クルチ=スドゥラフコ・ディミトロフ、ムラト・ジェム・アクプナル、デル・ヴァレ(後半40分:コライ・クルンチ)=ディノ・ンドゥロヴ(後半35分:コバニョ・カサンゴ)
【ボドルゥム・スポル】ディオゴ・ソーサ=ウゼイル・エルギュン(後半30分:オマル・イメリ)、オンドレージ・チェルスカ、アリ・アイテムル、ジェンク・シェン=アフメト・アスラン(後半40分:トゥナハン・アクプナル)=ケナン・オゼル(後半30分:ペドロ・ブラザオ)、サメト・ヤルチュン、ムサー・モハッメド(後半14分:エルカン・デーイシュメズ)、ブラク・チョバン(延長前半ロスタイム2分:エゲ・ビルセル)=ギョクデニズ・バイラクタル(後半14分:ジェラル・ドゥマンル)



トルコ・サッカー協会発表、フェネルバフチェのスター選手チャーラール・ソユンジュがトルコ代表を離れる(ファナティック紙 24. 5.30)

チャーラール・ソユンジュ(TRT)  トルコ・サッカー協会の発表で、チャーラール・ソユンジュが、故障のため、トルコ代表のEURO2024のメンバーから外れることを明らかにした。

 トルコ・サッカー協会の発表で、フェネルバフチェのストッパー、チャーラール・ソユンジュが代表メンバーから外れたことを告知した。
 昨冬の移籍解禁期間に、スペインの強豪アトレチコ・マドリードからフェネルバフチェに移籍したチャーラール・ソユンジュは、3週間、ピッチに立てないと考えられている。トルコ・サッカー協会の発表は、次の通りだ。チャーラール・ソユンジュは、フェネルバフチェが、イスタンブル・スポルと戦ったトルコ・リーグの試合で、太腿後部の筋肉を傷めたため、EURO2024のトルコ代表メンバーから外れた。
 今季、フェネルバフチェで16試合に出場したチャーラール・ソユンジュは、2ゴール1アシストを記録した。チャーラール・ソユンジュは、トルコ・リーグ第37節のガラタサライとの一戦で、フェネルバフチェが、アウェーで0:1でダービーマッチを制した、その唯一のゴールを決めた。



ガラタサライ、オカン・ブルク監督との契約更改の用意(TRT 24. 5.29)

オカン・ブルク監督(ファナティック紙)  ガラタサライは、オカン・ブルク監督に託した2シーズンで、ともに優勝を達成した。ガラタサライのフロントは、契約が満了する同監督と、新たに、2年間の契約を結ぶ用意をしている。

 ガラタサライは、トルコ・リーグ2連続制覇を達成し、これで、計24回のチャンピオンとなった。このガラタサライの2連覇を率いたオカン・ブルク監督の手腕に注目が集まっている。ガラタサライは、同監督の下、この2シーズンで、計190もの勝ち点を獲得した。その間、74試合を戦い、61勝6敗7分という記録を残した。ガラタサライは、2022−23シーズンの前に、同監督と、契約年数1年+1年間のオプション付きで契約を行った。そこで、ガラタサライは、契約が満了する同監督に、引き続き指揮を委ねるつもりだ。ガラタサライのフロントは、契約交渉については、理事長選挙の結果が出るのを待っていた。ドゥルスン・オズベク理事長、及び、理事が、あと2年、その任にあることが確定した。承認を得たフロントは、同監督と、再度、交渉に入ることになる。同監督とは、新たに2年間の契約を結ぶことと考えられている。



ベシクタシュの4選手、契約が満了(ハベル・テュルク紙 24. 5.28)

ラシド・ゲザル(スター紙) ジェンク・トスン(Vikipedi)  ベシクタシュでは、シーズン終了とともに、4人の選手との契約が満了した。

 ベシクタシュでは、ラシド・ゲザル、ウムト・メラシュ、ジェンク・トスン、サリフ・ウチャンとの契約が満了した。ウムト・メラシュ、ジェンク・トスン、サリフ・ウチャンの今後については、明確な決定は出ていないが、ラシド・ゲザルは、カスムパシャ戦後、クラブ関係者、及び、選手と別れの挨拶を交わしていた。また、レンタルでの契約が満了したジョー・ワローが、ベシクタシュを去ることを明らかにしている。



優勝はガラタサライ! コンヤ・スポル 1:3 ガラタサライ(フォトマッチ紙 24. 5.27)

ガラタサライ、歓喜(ファナティック紙) ギレルメ、マウロ・イカルディ、テーナゲ・ハデベ(左から)(タクヴィム紙)  トルコ・リーグ第38節、最終節で、ガラタサライが、アウェーでコンヤ・スポルを、マウロ・イカルディ(2)とベルカン・クトゥルのゴールで、1:3でくだし、2023−24シーズンを勝ち点102で制し、優勝を飾った。

 最終節を迎え、あとを追いかけるフェネルバフチェとの勝ち点差を3つけていたガラタサライが、コンヤ・スポルを1:3で退け、トルコ・リーグ2連覇、計24回目の制覇を成し遂げたのだった。ガラタサライに勝利を呼び込んだゴールは、前半29分と後半6分にマウロ・イカルディ、後半8分にベルカン・クトゥルが決めた。コンヤ・スポルの唯一のゴールは、後半33分にルーカ・プリップから生まれた。この結果、ガラタサライは、勝ち点を102に伸ばし、史上最多の勝ち点で優勝となる栄誉を得た。今季の15敗目を喫し、同41に留まったコンヤ・スポルは、アンカラ・グジュがトラブゾン・スポルで敗れたことで、トルコ・リーグで16位となり、残留が決まった。

                 試合経過

 前半7分、デリック・ケーンが入れたセンタリングを、胸トラップで受けたマウロ・イカルディがシュートを放ったが、テーナゲ・ハデベが、そのコースに入り、コーナーキックに替わった。
 同8分、ドリース・メルテンスが右コーナーキックを蹴ると、それに合わせて、アブドゥルケリム・バルダクチュがヘディングシュートを放つも、ボールは、バーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同15分、カーン・アイハンが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、ケレム・アクチュコウルのヘディングシュートがヒットするも、GKヤクブ・スウォビィクがコーナーキックに替えた。
 同29分、ガラタサライが先制した。デリック・ケーンが、左サイドから入れたセンタリングに合わせて、マウロ・イカルディのヘディングシュート炸裂、コンヤ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。0:1。
 同ロスタイム4分、ドリース・メルテンスの蹴った左コーナーキックに対し、ダヴィンソン・サンチェスが、それに合わせてヘディングシュートを試みたが、ボールは、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。そして、前半は、ガラタサライが、0:1とリードを保ち終わった。
 後半4分、シチャ・ギレルメが、左サイドからフリーキックを蹴ったのに対し、それに合わせて、スコル・チカレシがヘディングシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同6分、アウェーのガラタサライが、点差を2と拡げた。バルシュ・アルペル・ユルマズのスルーパスに反応して動いたルカス・トレイラが、ダイレクトでグランダーのセンタリングを入れた。それに合わせて、マウロ・イカルディが、ヒールでシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。0:2。
 同8分、ガラタサライが、点差を3と拡げた。 カーン・アイハンからのパスを、ペナルティエリア・ライン上で受けたベルカン・クトゥルが、ダイレクトでシュートを放つと、コンヤ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。0:3。
 同11分、マウロ・イカルディが、枠を見据えた位置からフリーキックを蹴ったが、ボールは、僅かに枠を捉えられず、外に出て行ってしまった。
 同33分、ムハッメト・デミルからのパスを、ペナルティエリアの外で得たルーカ・プリップの放った強烈なシュートが、ガラタサライのゴールネットに突き刺さった。1:3。そして、試合は、アウェーのガラタサライが、1:3の優位のまま終わった。

【コンヤ・スポル】ヤクブ・スウォビィク=ウーウルジャン・ヤズール(後半43分:アフメット・オウズ)、アミル・デミルバー、テーナゲ・ハデベ(後半1分:フィリップ・ダミヤノヴィッチ)、シチャ・ギレルメ=ソネル・ディクメン、スティーヴン・エンゾンジ=アラッサーヌ・ンダオ、オーウルジャン・ウリュギュン(後半14分:マリオス・モレノ)、ヴァロン・エテミ(後半14分:ムハッメト・デミル)=スコル・チカレシ(後半28分:ルーカ・プリプ)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン(後半28分:セルジュ・オーリエ)、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、デリック・ケーン=ルカス・トレイラ(後半42分:セルジオ・オリヴェイラ)、ベルカン・クトゥル=バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半34分:ヴィルフリート・ザハ)、ドリース・メルテンス(後半28分:テテ)、ケレム・アクテュルコウル(後半42分:エユップ・アイドゥン)=マウロ・イカルディ



シワス・スポル、勝利で最後を飾る(TRT 24. 5.26)

ミヨ・カクタス(シワス・スポル公式Twitter) アイルトン・ボア・モルテ(左)ウーウル・チフトチ(右)(シワス・スポル公式Twitter)  シワス・スポルは、トルコ・リーグ第38節、最終節で、ホームに迎えたカイセリ・スポルを2:1でくだした。

 9月4日スタジアムで行われたこの試合、ホームのシワス・スポルは、ベンガリ・コイタが、前半9分に放ったゴールで1:0と先制した。アウェーのカイセリ・スポルは、このゴールに対して、同24分、ジョゼフ・アタマーがお返しのゴールを決めた。1:1。後半8分、シワス・スポルが、ミヨ・カクタスのゴールで、再度、勝ち越した。残りの時間では、スコアは変わることはなく、シワス・スポルが、この試合を2:1で制したのだった。この結果、シワス・スポルは、勝ち点を54とし、今季を勝利で終えることになった。一方のカイセリ・スポルは、同42で、今季を終えた。

                 試合経過

 前半9分、ムラト・パルリが、右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、それに合わせて、いいジャンプを見せたベンガリ・コイタのヘディングシュートがヒット、GKオヌルジャン・ピリの頭上越えでゴールが決まった。1:0。
 同15分、ミヨ・カクタスからのパスを、ペナルティエリア内で受けたレイ・マナイが、GKオヌルジャン・ピリと1対1となった。だが、レイ・マナイにシュートの機会を、ジョゼフ・アタマーが与えず、コーナーキックに替わった。
 同24分、カルタル・カリャ・ユルマズが左コーナーキックを蹴ると、そのボールに合わせてジャンプを見せたジョゼフ・アタマーがヘディングシュートを放つと、シワス・スポルのゴールネットが揺れた。1:1。
 同34分、左サイドからのスローインから、ペナルティエリア内で、GKドルデ・ニコリッチと1対1となったアイルトン・ボア・モルテがシュートを放つも、ドルデ・ニコリッチが、ボールをコントロールしてしまった。そして、前半は1:1で終わった。
 後半8分、ムラト・パルリが、右サイドからセンタリングを入れると、ボールが、ディフェンスに当たり、そのボールが、ミヨ・カクタスの前に転がった。GKオヌルジャン・ピリと1対1となったミヨ・カクタスがシュートを放つと、これが、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。
 同11分、レイ・マナイからのパスを、左サイドのペナルティエリア内で受けたウーウル・チフトチが強いシュートを放つと、GKオヌルジャン・ピリが、これをコーナーキックに替えた。
 同12分、ベルトゥー・ユルドゥルムが左コーナーキックを蹴ると、ボールは、ゴールポスト下部に当たり、ピッチに跳ね返った。
 同37分、カルタル・カリャ・ユルマズが、ディフェンスの裏に放り込んだボールが、サンバ・カマラからこぼれ、アイルトン・ボア・モルテの前に転がった。GKドルデ・ニコリッチと1対1となったアイルトン・ボア・モルテがシュートを試みたが、ドルデ・ニコリッチが、これをコーナーキックに替えた。
 同ロスタイム1分、ジョゼフ・アタマーが右サイドからセンタリングを入れると、アイルトン・ボア・モルテがヘディングシュートを放った。だが、GKドルデ・ニコリッチが、ゴール・ライン際から外に出した。そして、試合は、シワス・スポルが2:1のリードを保ったまま終わった。

【シワス・スポル】ドルデ・ニコリッチ=ムラト・パルリ、アーロン・アッピンダンゴエ、メフメット・アルバイラク(後半21分:サンバ・カマラ)、ウーウル・チフトチ=バルトゥー・エルマズ=カリラオス・カリシス=ベンガリ・コイタ(前半15分:クイーンシー・メニフ、後半29分:クリントン・ンジェ)、アジズベック・トルガンバエフ、ミヨ・カクタス(後半29分:ロマン・クヴェット)、エムラー・バシャン(後半1分:バルトゥー・エルマズ)=レイ・マナイ
【カイセリ・スポル】オヌルジャン・ピリ(後半ロスタイム1分:メフメット・シャミル・オズテュルク)=ジョゼフ・アタマー、ジュリアン・ジャンヴィエ、アリフ・コジャマン、リオネル・キャローレ=カルタル・カリャ・ユルマズ(後半39分:タルハ・サルアルスラン)、メフディ・ブーラビア=カルロス・マヌ(後半ロスタイム1分:エネス・メリヒ・ギョクチェク)、メフメット・エライ・オズベク(後半26分:オタベク・シュクロフ)、アイルトン・ボア・モルテ=ステファヌ・バホーケン



アンタルヤ・ダービーで勝者なし(TRT 24. 5.25)

ギュライ・ヴラル(左)ユスフ・オズデミル(右)(アンタルヤ・スポル公式Twitter) ファン・ウイジョ(左)ギュライ・ヴラル(右)(アランヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第38節、最終節で、アランヤ・スポルとアンタルヤ・スポルが1:1で引き分けた。

 トルコ・リーグ第38節で、アンタルヤ・ダービーが実現した。アランヤ・スポルとアンタルヤ・スポルが、オバ・スタジアムで対峙したのだ。ホームのアランヤ・スポルが、前半3分、ファン・ウィジョのゴールで先制した。アンタルヤ・スポルは、後半36分、アダム・ブクサのゴールで応じた。そして、試合は1:1のままで終わった。アランヤ・スポルは、今季を勝ち点52で、アンタルヤ・スポルは同49で終えることになった。

                 試合経過

 前半3分、アランヤ・スポルが先制した。右サイドで生まれた攻撃で、カルロス・エドゥアルドからのパスに合わせて、ファン・ウイジョがシュートを放つと、これが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同12分、左サイドで生まれたアランヤ・スポルの攻撃で、ニコラ・ジャンヴィエが、ペナルティエリアへと送ったパスを受けたカルロス・エドゥアルドがシュートを試みるも、ボールは、GKメフメット・アタベルク・ダダクデニズに当たり、コーナーキックに替わった。
 同17分、左サイドで生まれたアランヤ・スポルの攻撃で、ユスフ・オズデミルがセンタリングを入れると、それに合わせて、ファーサイドで、ファン・ウイジョがスライディングをしながらのシュートを見せたが、ボールは、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。そして、前半は、アランヤ・スポルが1:0とリードを保ち終わった。
 後半18分、中盤から始まったアンタルヤ・スポルの攻撃で、ギュライ・ヴラルからのパスを受けたサム・ラーションが、ペナルティエリアの外から強烈なシュートを放つも、GKユスフ・カラギョズが押さえてしまった。
 同35分、アンタルヤ・スポルが同点に追いついた。右サイドが得たフリーキックを、ラムズィ・サフリが蹴り、ペナルティエリアへと放り込むと、いいジャンプを見せたアダム・ブクサのヘディングシュートが炸裂、アランヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 同41分、左サイドで生まれたアンタルヤ・スポルの攻撃で、アダム・ブクサが、グランダーのボールでペナルティエリア内へと入れると、GKユスフ・カラギョズが前に出て、スライディングでもって、走り込んできたエムレ・ウズンにボールが渡るのを防いだ。そして、試合は1:1のまま終わった。

【アランヤ・スポル】ユスフ・カラギョズ=フロレント・ハデルジョナジ、フルカン・バユル、ヌノ・リマ(後半30分:ファーティフ・アクソイ)、フィダン・アリティ=ニコラ・ジャンヴィエ、ジョアオ・ノヴァイス(後半30分:ピオネ・シスト)=カルロス・エドゥアルド(後半22分:ロイデ・アントニオ・アウグスト)、エフェジャン・カラジャ(前半ロスタイム1分:レロイ・フェル)、ユスフ・オズデミル=ファン・ウィジョ(後半30分:シルア・アンダーソン)
【アンタルヤ・スポル】メフメット・アタベルク・ダダクデニズ=メルト・ユルマズ、ヴェイセル・サル、アマール・ゲルシャリュー、ギュライ・ヴラル=ヤクブ・カウジンスキ、デニ・ミロセヴィッチ(後半23分:エムレ・ウズン)=サンデル・ファン・デ・シュトレーク(後半32分:ウフク・アキョル)、ラムズィ・サフリ、サム・ラーション=アダム・ブクサ



ベシクタシュ、後半ロスタイム4分に決めたゴールでトルコ杯を制覇(ソズジュ紙改+アクシャム紙補綴 24. 5.24)

ベシクタシュ、トルコ杯制覇(ミリエット紙) ヨナス・スヴェンソン(左)タクシアルヒス・ファウンタス(右)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュが、トルコ杯決勝で、トラブゾン・スポルを3:2でくだし、トルコ杯を獲得した。トラブゾン・スポルが、後半44分にスコアを2:2としたが、同ロスタイム4分にアル・ムスラティが放ったミサイル弾が、ベシクタシュにトルコ杯をもたらした。これで、ベシクタシュは、来季、UEFA欧州リーグのプレーオフからの参戦権を獲得した。

 トルコ杯決勝で、ベシクタシュとトラブゾン・スポルが、満員となったアタテュルク・オリンピック・スタジアムで対峙した。ベシクタシュは、今季、ヨーロッパの戦いでも、また、トルコ・リーグでの戦いでも、結果を残せないでいたが、サポーターにトルコ杯を贈ることができた。この試合、ベシクタシュは、一旦はリードを許しながら、トラブゾン・スポルを3:2でくだしたのだった。トラブゾン・スポルは、前半13分、ポール・オヌアチュのゴールで先制したが、同ロスタイム3分、ラシド・ゲザルがPKを決め、1:1の同点に追いついた。後半9分には、ベシクタシュは、サリフ・ウチャンのヘディングシュートが決まり、2:1と逆転した。トラブゾン・スポルは、途中投入されたペペが、同44分、2:2と振り出しに戻すゴールを決めたが、ベシクタシュのサポーターを狂喜させ、トルコ杯制覇に繋がるゴールが、同ロスタイム4分にアル・ムスラティから生まれたのだった。

                 試合展開

 前半14分、トラブゾン・スポルが先制した。左サイドで、エレン・エルマルがグランダーのパスを出すと、中盤のタッチライン沿いで、ネジプ・ウイサルをフェイントでかわし、ボールをコントロールしたポール・オヌアチュが、ドリブルでペナルティエリアへと突進した。そのポール・オヌアチュが、ペナルティエリアでオマル・コリーにフェイントをかけ、ゴール左前から浮かし球でシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。0:1。
 同ロスタイム3分、ベシクタシュが同点に追いついた。サリフ・ウチャンが、ペナルティエリアで、内へと折り返そうとしたボールに対し、エニス・バルディが手を使うと、それを咎めたアリ・シャシャル主審がPKを指示した。このPKを、ラシド・ゲザルが蹴り、ゴールが生まれたのだった。1:1。
 後半9分、ジャクソン・ムレカが、ペナルティエリアの左サイドで、背中をゴールマウスに向けた姿勢で、右足を使い、ゴールエリアに向けセンタリングを入れた。それに反応して飛び出したサリフ・ウチャンが、全くフリーの状態で、ゴール左斜め前でヘディングシュートを放つと、これが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしていた。2:1。
 同17分、トラブゾン・スポルの攻撃で、ポール・オヌアチュが、左サイドから入ったセンタリングに合わせて、ファーサイドでヘディングシュートを試みたが、GKメルト・ギュノクが、ゴールライン際から外に出すことに成功した。そのボールから始まったベシクタシュの攻撃で、ラシド・ゲザルが、ペナルティエリアの外からシュートを放つと、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同25分、エディン・ヴィスチャが、ペナルティエリアの外から右足一閃、シュートを放つと、GKメルト・ギュノクが、指の先で触れたボールは、上のバーに当たり、コーナーキックに替わった。
 同点に追いつこうと、負荷をかけて行ったトラブゾン・スポルに、同44分に求めていたゴールが生まれた。エディン・ヴィスチャが蹴った右コーナーキックからのボールに、トマス・ムニエルがヘディングシュートを放つと、メルト・ギュノクが右に体を伸ばし、パンチングで防いだ。そのこぼれ球が、ファーサイドに詰めていたペペの前に落ちると、それに、ペペが左足を出すと、これがゴールインしたのだった。2:2。
 同ロスタイム4分、ベシクタシュにトルコ杯をもたらすゴールが、アル・ムスラティから生まれた。ペペが大きくクリアしようとしたボールが、ペナルティエリアの外にいたアル・ムスラティに渡った。そのボールを捉えたアル・ムスラティが、グランダーの強いシュートを放つと、これが、ディフェンダーに当たり、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。3:2。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ネジプ・ウイサル(後半ロスタイム6分:ジョー・ワロー)、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=サリフ・ウチャン、アル・ムスラティ=ラシド・ゲザル(後半19分:ミロト・ラシチャ)、ジェドソン・フェルナンデス、エルネスト・ムチ(後半ロスタイム6分:セミフ・クルチソイ)=ジャクソン・ムレカ(後半30分:ヴァンサン・アブバカル)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル(後半23分:ニコラス・ペペ)、ウムト・ギュネシュ(後半38分:ウムト・ボゾク)=エディン・ヴィスチャ、エニス・バルディ、タクシアルヒス・ファウンタス(後半11分:トレゼゲ)=ポール・オヌアチュ



トラブゾン・スポル、ベシクタシュ戦のメンバーを発表!(フォトマッチ紙 24. 5.23)

アブドラハ・アヴジュ監督(フォトマッチ紙)  トラブゾン・スポルが、トルコ杯決勝で対峙するベシクタシュ戦に臨むメンバーを発表した。

 トルコ杯決勝を、アタテュルク・オリンピック・スタジアムでベシクタシュと対峙するトラブゾン・スポルのメンバーが発表された。
 トルコ杯決勝で、本日、ベシクタシュと対戦するトラブゾン・スポルが、イスタンブルに移動した。そして、帯同メンバー27人を発表した。その顔触れは、次の通りだ。
 ウーウルジャン・チャクル、タハ・テペ、カーアン・モラダオウル、オヌラルプ・チェヴィッカン、ヒュセイン・テュルクメン、ステファノ・デンスヴィル、ホアキン・フェルナンデス、ライアン・バニヤ、エレン・エルマル、アリフ・ボシュルック、フィリップ・ベンコヴィッチ、メフメット・ジャン・アイドゥン、トマス・ムニエル、エニス・バルディ、ケレム・シェン、ギョクタン・ギュルピュズ、ベラト・オズデミル、バティスタ・メンディ、ウムト・ギュネシュ、ミスラフ・オルシッチ、トレゼゲ、エディン・ヴィスチャ、ニコラス・ペペ、タクシアルヒス・ファウンタス、ポール・オヌアチュ、ウムト・ボゾク、エニス・デスタン。トラブゾン・スポルは、故障を抱える選手、出場停止の選手を含めた全選手を、トルコ杯決勝に帯同する。



ガラタサライのレンタルに出されていた選手が戻ってくる(TRT 24. 5.22)

ニコロ・ザニオーロ(dailymail) レオ・デュボア(スター紙)  ガラタサライが、レンタルに出していた選手たちが、シーズンが終了すると戻ってくる。ニコロ・ザニオーロ、ユヌス・アクギュン、エミン・バイラム、レオ・デュボアといった選手が、シーズン前の練習には加わることになろう。

 ガラタサライは、昨夏、移籍市場の開いていた時期に、多くの選手をレンタル移籍させた。そういった選手が、シーズン終了に伴い、ガラタサライに戻ってくる。
 ニコロ・ザニオーロは、一定条件を満たすと、買い取りオプション義務付きで、イングランドのアストン・ヴィラにレンタル移籍した。だが、条件を満たす数だけの先発メンバー入りをしなかったイタリア人選手ニコロ・ザニオーロの完全移籍は発生しなかった。そのため、24歳のニコロ・ザニオーロは、ガラタサライの夏キャンプに、その姿を見せることになる。だが、ニコロ・ザニオーロに対しオファーが来るようだと、フロントは検討することになるだろう。
 ユヌス・アクギュンは、同じような形の条件付きで、レスターシティにレンタル移籍した。25試合に出場すれば、完全移籍が実現するという条件だったが、23試合の出場にとどまった。オカン・ブルク監督は、新シーズンには、ガラタサライのメンバー入りさせることを希望している。
 1年間のレンタルでウェステルローに移籍したエミン・バイラムは、とってもいいシーズンを送った。ベルギーのウェステルローで24試合に出場したエミン・バイラムは、その内の22試合は先発メンバー入りした。エミン・バイラムは、新シーズンでは、ストッパーのローテーション入りするものと思われる。
 ガラタサライが、レンタルで送り出したもう1人の選手がレオ・デュボアだ。フランス人選手レオ・デュボアは、バシャクシェヒル・スポルへレンタル移籍をすると、ガラタサライは、そのポジションで苦しんだ。そのため、首脳陣は、レオ・デュボアが、シーズン前の練習に、その姿があることを求めていると伝えられている。



トラブゾン・スポルの目はトルコ杯に! 凄い3人が控えている(ファナティック紙 24. 5.21)

ポール・オヌアチュ(ファナティック紙) エディン・ヴィスチャ(TRT) トレゼゲ  トルコ杯決勝での注目は、トラブゾン・スポルの得点源となっている3人のスター選手だ。ポール・オヌアチュ、エディン・ヴィスチャと並び、故障が癒えたトレゼゲが、トルコ杯に準備が整っている。トラブゾン・スポルの凄い3人組で、今季、33ゴール26アシストを記録して、スコアを築くのに貢献している。

 ベシクタシュと対峙するトルコ杯決勝に臨むトラブゾン・スポルが、ピッチに送り出す先発メンバーが、ほぼ明らかになってきている。ディフェンスは、トマス・ムニエル、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマルの4人で形成される。中盤の真ん中は、ベラト・オズデミル、ウムト・ギュネシュ、エニス・バルディが起用されるものと思われる。攻撃ラインは、トレゼゲ、エディン・ヴィスチャ、ポール・オヌアチュを、アブドラハ・アヴジュ監督は先発メンバーに起用するだろう。ベシクタシュとのダービーマッチで、この3人のラインに、全ての目が集中している。
 ここ数節、調子が上がり、違いを見せているポール・オヌアチュとエディン・ヴィスチャと並び、トレゼゲが、故障から復帰した。エジプト人選手トレゼゲが、準備が整っているのだ。ポール・オヌアチュは、今季、26試合に出場して16ゴールをあげ、4アシストを記録している。エディン・ヴィスチャは、42試合に出て、17アシスト6ゴールを記録している。トレゼゲは、26試合に出場して11ゴール5アシストを記録している。
 トラブゾン・スポルの凄い3人は、合わせて33ゴール26アシストを記録しており、正にトラブゾン・スポルを背負っている。アブドラハ・アヴジュ監督は、ペペを控えの核となる選手と考えているが、攻撃ラインでは、ウムト・ボゾク、タクシアルヒス・ファウンタス、ミスラフ・オルシッチも控えている。なお、エニス・デスタンが、累積警告で、この決勝戦には出場できない。



ガラタサライ 0:1 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 24. 5.20)

ルカス・トレイラ(左)ヤイデン・オーステルヴォルデ(右)(フェネルバフチェ公式HP) チャーラール・ソユンジュ(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第37節で、ガラタサライとのアウェー戦を戦い、長時間10人でプレーしたこの試合を0:1で制し、優勝争いを最終節に持ち越した。フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、後半26分、チャーラール・ソユンジュが決めた。なお、この試合の前半21分に、フェネルバフチェのアレクンデル・ジクが、この日2枚目のイエローカードをもらい退場処分となっている。この勝利で、勝ち点を96に伸ばしたフェネルバフチェは、トルコ・リーグ最終節では、イスタンブル・スポルをホームに迎える。

                  試合経過

 前半18分、左サイドでボールを得たフレッドからのパスを、ペナルティエリア手前で得たセバスティアン・シマンスキが、遠目からシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同21分、フェネルバフチェが10人になった。中盤でボールを得たルカス・トレイラが、アレクンデル・ジクのチェックを受けピッチに倒れると、それを咎めたアルダ・カルデシュレル主審が、この日2枚目のイエローカードを、アレクンデル・ジクに出したのだった。
 同35分、左サイドで得たフリーキックをハキム・ツィエクが蹴り、内へと放り込んだ。ディフェンスの裏に動き出していたバルシュ・アルペル・ユルマズが、それに合わせてヘディングシュートを放つも、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同41分、フェネルバフチェがゴールに迫った。右サイドでボールを得たメルト・ハカン・ヤンダシュが、逆方向から攻撃参加したフレッドに向けセンタリングを入れた。そのフレッドが、ペナルティエリアに入るや、ダイレクトで放ったシュートが、サイドバーを僅かに逸れて外に出て行ってしまったのだった。
 後半18分、ペナルティエリアの外でボールを得たルカス・トレイラが、ディフェンスの裏を取ったドリース・メルテンスにボールを入れた。だが、それに合わせて、ドリース・メルテンスのヘディングシュートが弱く、ボールは、リヴァコヴィッチがコントロールするところとなった。
 同26分、フェネルバフチェが先制した。右コーナーキックをセバスティアン・シマンスキが蹴り、ゴールエリアに放り込んだ。ムスレラが、これを防ぐと、ファーサイドにいたデリック・ケーンに当たり、フリーになっていたチャーラール・ソユンジュの前に転がり、絶好の位置にいたチャーラール・ソユンジュが蹴り込み、ゴールが生まれたのだった。0:1。
 同ロスタイム6分、セバスティアン・シマンスキが出したロングパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったジョシュア・キングが、GKと1対1となったが、思うようなシュートを打てなかった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン(後半35分:ヴィルフリート・ザハ)、ダヴィンソン・サンチェス、デリック・ケーン(後半28分:ケレム・アクテュルコウル)=ルカス・トレイラ、ケレム・デミルバイ(後半29分:ベルカン・クトゥル)=ハキム・ツィエク(後半39分:テテ)、ドリース・メルテンス(後半39分:カルロス・ヴィニシウス)、バルシュ・アルペル・ユルマズ=マウロ・イカルディ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、チャーラール・ソユンジュ、ヤイデン・オーステルヴォルデ、フェルディ・カドゥオウル=アレクンデル・ジク、フレッド=セバスティアン・シマンスキ、メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半20分:ジョシュア・キング)、ドゥサン・タディッチ(後半44分:レオナルド・ボヌッチ)=ミシー・バチューハイ(後半38分:エディン・ジェコ)



トラブゾン・スポル、バシャクシェヒル・スポル戦で望むべきものを得る(TRT 24. 5.19)

ポール・オヌアチュ(トラブゾン・スポル公式Twitter) トマス・ムニエル(左)ダヴィッドソン(右)(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグ第37節で、バシャクシェヒル・スポルとのアウェー戦を0:1で制した。この勝利で、トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグ3位を確保した。

 バシャクシェヒル・ファーティフ・テリム・スタジアムで行われたこの試合の前半は、トラブゾン・スポルが、同ロスタイム2分にポール・オヌアチュの決めたゴールで、0:1とリードを保ち終わった。後半は、両者ともに、掴んだ好機を活かせず、スコアは変わらなかった。この試合を0:1で勝ったトラブゾン・スポルが、勝ち点を64に伸ばし、トルコ・リーグ3位を確保した。この結果、来季、トラブゾン・スポルは、UEFA欧州リーグ参戦が決まった。一方のバシャクシェヒル・スポルは、同58となり4位が確定した。これで、バシャクシェヒル・スポルは、UEFA欧州カンフェランスリーグへの参戦を確保した。

                 試合経過

 前半10分、バシャクシェヒル・スポルがゴールに迫った。メンディから奪ったボールが、クルズィストフ・ピアテクに渡った。そのクルズィストフ・ピアテクが、ペナルティエリアに向かい動き出していたベルカイ・オズジャンにボールを出した。ベルカイ・オズジャンは、ウーウルジャン・チャクルの頭上越えとなるシュートを放ったが、際どく、ステファノ・デンスヴィルが、ゴールライン際でクリアした。
 同31分、デニズ・テュルチが左コーナーキックを蹴ると、レオ・ドゥアルテがヘッドでボールをゴールエリアへと入れた。ここでボールをコントロールしたダヴィッドソンが、ボールを整えようとしたが、ボールを逃してしまい、好機を活かすことができなかった。
 同35分、オメル・アリ・シャヒネルからのこぼれ球が、エディン・ヴィスチャに渡った。そのエディン・ヴィスチャが、ゴール右斜め前からペナルティエリア内に入るや、強いシュートを放つも、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同45分、トラブゾン・スポルが効果的な攻めを見せた。エニス・バルディが、右サイドからセンタリングを入れると、GKムハッメド・シェンゲゼルがクリアしようとしたボールが、タクシアルヒス・ファウンタスに渡った。そのタクシアルヒス・ファウンタスが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前から強いシュートを放つも、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム2分、トラブゾン・スポルが先制した。エディン・ヴィスチャからの浮かし球でのパスを受けたトマス・ムニエルが、ファーサイドのゴールポストに向かい動き出していたポール・オヌアチュに向け、ボールを送った。ゴールエリアでジャンプを見せたポール・オヌアチュが、それに合わせて放ったヘディングシュートが炸裂したのだった。0:1。
 後半28分、右サイドでボールを得たオリヴィエ・ケメンが、ゴールエリアに向けセンタリングを入れると、クルズィストフ・ピアテクが、スライディングをしながらシュートを放ったが、GKウーウルジャン・チャクルは、際どくボールを外に出し、ゴールを許さなかった。
 同29分、トラブゾン・スポルのディフェンスが、大きくクリアしようとしたボールが、フィゲレイドに渡った。そのフィゲレイドが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーからこぼれ、ゴールポストから跳ね返り、更にウーウルジャン・チャクルに当たり、コーナーキックに替わった。
 同30分、ペナルティエリアの手前でボールを得たエニス・バルディが、相手ディフェンスの裏を取ったタクシアルヒス・ファウンタスにボールを出した。GKと1対1となったタクシアルヒス・ファウンタスだったが、際どいところで、ムハッメド・シェンゲゼルのチェックを受け、絶好機を活かすことができなかった。
 同42分、右サイドでボールを得たフィゲレイドが、ペナルティエリアの外にいたダニエル・アレクシッチにパスを送った。そのダニエル・アレクシッチが、遠目から強いシュートを放ったが、ボールは、サイドバーを僅かに逸れて外に出て行ってしまった。

【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル(後半33分:レオ・デュボア)、ウーセイヌ・バ、ジェローム・オポク、レオ・ドゥアルテ=オヌル・エルギュン=デニズ・テュルチ(後半38分:セルダル・ギュレル)、オリヴィエ・ケメン(後半33分:ダニエル・アレクシッチ)、ベルカイ・オズジャン(後半18分:ディミトリス・ぺルカス)、ダヴィッドソン(後半18分:ジョアオ・フィゲレイド)=クルズィストフ・ピアテク
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル、ウムト・ギュネシュ=エディン・ヴィスチャ(後半ロスタイム1分:ミスラフ・オルシッチ)、エニス・バルディ、タクシアルヒス・ファウンタス(後半37分:ホアキン・フェルナンデス)=ポール・オヌアチュ(後半27分:エニス・デスタン)



シワス・スポル、イスタンブルで3発で勝つ(TRT 24. 5.18)

モデスタス・ヴォロブジョヴァス、ベンガリ・コイタ、シモン・デリー(左から)(シワス・スポル公式HP) カリラオス・カリシス(シワス・スポル公式HP)  トルコ・リーグで、シワス・スポルが、アウェーで、イスタンブル・スポルを1:3でくだした。

 エセンユルト・ネジミ・カドゥオウル・スタジアムで、アウェー戦を戦ったシワス・スポルが喜びに包まれた。イスタンブル・スポルを1:3でくだしたシワス・スポルが、勝ち点3を獲得した。シワス・スポルのゴールは、前半17分にカリラオス・カリシス、同43分にアジズベック・トルガンバエフ、後半9分にベンガリ・コイタが決めた。イスタンブル・スポルの唯一のゴールは、後半36分にヴェファ・テメルの決めたものだった。なお、後半42分には、デメアコ・ドゥハニーがレッドカードをもらい、退場処分となった。この結果、シワス・スポルは勝ち点を51に伸ばしたのに対し、イスタンブル・スポルは同16に留まった。

                 試合経過

 前半6分、イスタンブル・スポルが効果的な攻撃を見せた。右サイドでボールを得たジャクソン・ロレンティーノが、ペナルティエリアへとセンタリングを入れると、そのボールを得たアリ・シャシャルが、相手選手をすり抜け、PKポイント上から強いシュートを試みるたが、GKドルデ・ニコリッチがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同17分、シワス・スポルが先制した。ペナルティエリアの外ゴール左斜め前でボールを得たカリラオス・カリシスが、相手選手2人をかわし、ペナルティエリア手前まで持ち込んだ。そして、強いシュートを放つと、ボールは、シモン・デリに当たり、GKミュジャヒト・セルベストを戸惑わせるなか、ボールは、ゴール左隅に突き刺さったのだった。0:1。
 同20分、右コーナーキックを、アラーッディン・オクムシュが蹴り、PKポイントに向けボールを入れた。ディフェンダーの間からジャンプを見せたアーロン・アッピンダンゴエがヘディングシュートを見せたが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。そこを、ディフェンダーが、大きくクリアして危機を回避した。
 同43分、点差が2に拡がった。ディフェンスがクリアしようとしたボールが、アジズベック・トルガンバエフの前へ転がった。それを捉えたアジズベック・トルガンバエフは、相手選手をかわしペナルティエリアの外からとても強いシュートを放つと、ボールは、GKの左を抜け、イスタンブル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:2。そして、前半は、シワス・スポルが0;2とリードして終わった。
 後半8分、デメアコ・ドゥハニーからのパスで、ペナルティエリアの外でボールを得たジャクソン・ロレンティーノが、遠目からとても強いシュートを試みるも、GKドルデ・ニコリがゴールを許さなかった。
 同9分、点差が3に開いた。中盤でボールを得たレイ・マナイが、ペナルティエリア・ライン上まで持ち込み、ペナルティエリアのゴール右斜め前にいたベンガリ・コイタにボールを出した。そのベンガリ・コイタが狙いすましたシュートを放つと、ボールは、ファーのゴール隅に飛び込んだのだった。0:3。
 同17分、ベンガリ・コイタからのパスを、ペナルティエリア・ライン上で得たサンバ・カマラが、ダイレクトで、ディフェンスの裏を取ったレイ・マナイに、ボールを送った。そのレイ・マナイが、GKと1対1となり、至近距離からシュートを放ったが、GKミュジャヒト・セルベストが、際どくコーナーキックに替えた。
 同36分、イスタンブル・スポルが点差を2に縮めた、バルトゥー・エルマズが奪い取ったボールが、ヴェファ・テメルのもとに転がった。そのヴェファ・テメルが、ペナルティエリア・ライン上から強いシュートを放つと、ボールは、ゴール隅に突き刺さったのだった。1:3。
 同41分、イスタンブル・スポルが10人になってしまった。デメアコ・ドゥハニーが、レイ・マナイに執ったアクションを咎めたオメル・ファルク・トゥルタイ主審が、デメアコ・ドゥハニーに対し、この日2枚目のイエローカードを出し、退場となってしまったのだった。そして、試合は、シワス・スポルが1:3とリードを保ち終わった。

【イスタンブル・スポル】ミュジャヒト・セルベスト=デメアコ・ドゥハニー、オカン・エルドーアン(後半42分:バラン・アルプ・ワルダル)、メフメト・イエシル(後半1分:ヴェファ・テメル)、シモン・デリー、アリ・ヤシャル=ダヴィッド・サンビッサ、モデスタス・ヴォロブジョヴァス、フローリアン・ロシャジュ(後半1分:ジャカリジャ・ジュニオール・トゥラオレ)、メンディ・ママドゥ(後半24分:オスジャン・シャハン)=ジャクソン・ロレンティーノ(後半35分:トゥナハン・シャムダンル)
【シワス・スポル】ドルデ・ニコリッチ=アラーッディン・オクムシュ、アーロン・アッピンダンゴエ(後半32分:メフメット・アルバイラク)、サンバ・カマラ、ウーウル・チフトチ(後半24分:ミヨ・カクタス)、=バルトゥー・エルマズ=クリントン・ンジェ(後半22分:クイーンシー・メニフ)、アジズベック・トルガンバエフ、カリラオス・カリシス(後半38分:エムラー・バシャン)、ベンガリ・コイタ(後半22分:エムレ・ギョカイ)=レイ・マナイ



ガラタサライの補強第1弾が明らかになった! スター軍団へ(CNNトルコ 24. 5.17)

アンヘロ・プレシアード  新シーズンに向けて、現メンバーを確保することを考えているガラタサライだが、ポイントを絞った補強を考えている。この考えで動きを続けてきたガラタサライの新たな補強が明らかになった。以前、ガラタサライの敵となり戦ったクラブのスター選手を、イスタンブルでプレーさせることに熱視線を送っているのだ。

 トルコ・リーグ制覇が近づくとともに、来季のメンバー構成も、徐々に形成しつつあるガラタサライのフロントの補強の構想が明らかになった。ガラタサライの最初の狙いは、UEFA欧州リーグでのプレーぶりで思い起こすことのできるスター選手だ。リストの筆頭に上がっているは、知られた名前だ。欧州リーグで対峙したとき、注目を集めたスパルタ・プラハのアンヘロ・プレシアードとの交渉を行うつもりなのだ。エクアドル人選手アンヘロ・プレシアードは、以前行った交渉では、ガラタサライへの移籍に、篤い関心を示したそうだ。ただ、スパルタ・プラハとの交渉だけが、事を決することになろう。アンヘロ・プレシアードは、ガラタサライとの一戦では、2ゴール1アシストという記録を残し、万来の注目を集めたのだった。この26歳の右サイドバックの選手アンヘロ・プレシアードは、ベシクタシュのレーダーにも引っかかっていると言われている。



ベシクタシュ、3選手について決断(アクシャム紙 24. 5.16)

ミロト・ラシチャ(スター紙) ジャクソン・ムレカ(ベシクタシュ公式HP) ジェドソン・フェルナンデス(ベイン・スポル)  トルコ・リーグでハタイ・スポル戦を控えるベシクタシュが、注目すべき決断を下した。ベシクタシュは、故障が癒えた3選手について、リスクを冒せたくないと、トラブゾン・スポルと戦うトルコ杯決勝まで隠しておくことにしたのだ。

 ベシクタシュは、トラブゾン・スポルと、5月23日に戦うトルコ杯決勝を前に、3選手について決断を下した。コソヴォ人選手ミロト・ラシチャは、直近のアランヤ・スポル戦で故障を発生させ、途中交替を余儀なくされた。ミロト・ラシチャへの治療が、ハタイ・スポル戦を前に完了しても、先発メンバーに入れることは考えられていないのだ。トルコ杯決勝では、ピッチに立つことを求められているミロト・ラシチャに、この試合でリスクを冒させたくないのだ。また、コンゴ民主共和国人選手ジャクソン・ムレカと、ポルトガル人MFジェドソン・フェルナンデスも、アランヤ・スポル戦で故障を発生させ、最後までプレーできなかった。そこで、この2選手も、リスクを冒せたくないため、重要なトルコ杯決勝まで隠しておかれることになるだろう。



セミフ・クルチソイ獲得に、また1つ、ビッグクラブが算入(アクシャム紙 24. 5.15)

セミフ・クルチソイ(スター紙)  セミフ・クルチソイを、ベシクタシュでの活躍ぶりから、ヨーロッパのクラブが、獲得に奔走している。最新の算入クラブは、オランダからだ。アヤックスが獲得を考えているのだ。

 苦しいシーズンを送ったベシクタシュで、最も重要な成果の1つがセミフ・クルチソイだ。18歳のゴールゲッターのセミフ・クルチソイは、攻撃ラインに苦しむベシクタシュで、出場の機会を見出し、前面に躍り出る活躍を見せたのだった。短期間で、先発メンバーの不動の1人となったセミフ・クルチソイは、32試合で11ゴール2アシストを記録して、得点をあげるに貢献したのだった。
 僅かの間に成果を上げたことで、ヨーロッパの市場で注目株となり、5大リーグのクラブのレーダーに引っかかったセミフ・クルチソイに対し、最新の算入クラブはアヤックスだ。オランダのビッグクラブのアヤックスは、セミフ・クルチソイをマークしていたのは知られていた。クラブ関係者が、ここ6試合、セミフ・クルチソイを観るために、その姿がスタンドにあった。かつて、トラブゾン・スポルからアフメットジャン・カプランを獲得したことのあるアヤックスの最新のターゲットはセミフ・クルチソイだが、アヤックスは、今のところ、まだベシクタシュに対してはオファーを出していない。しかし、アヤックスが、その準備に入っており、今季末には、動き出すことになると看られている。



ガラタサライやフェネルバフチェも欲しがっていた! オウズ・アイドゥンをフランスのビッグクラブが獲得を考えている(アクシャム紙 24. 5.14)

オウズ・アイドゥン  トルコ・リーグで、今季、アランヤ・スポルで素晴らしいプレーを見せ、移籍市場で、ガラタサライだのフェネルバフチェだのと囁かれているオウズ・アイドゥンに、新たなクラブが名乗りを上げた。フランス・リーグの重要なクラブのニースが、オウズ・アイドゥンをリストアップしているのだ。

 アランヤ・スポル所属のオウズ・アイドゥンのフランスへの移籍話が浮上してきた。フランスからの報道によると、オウズ・アイドゥンが、ニースのレーダーに引っかかっているというのだ。ニースが、23歳攻撃的サイドの選手オウズ・アイドゥンに関心を示していることが明らかになった。ニースを、以前、アランヤ・スポルを率いたイタリア人監督フランチェスコ・ファリオリが率いている。フランチェスコ・ファリオリとオウズ・アイドゥンは、アランヤ・スポルで同時期に所属したのだ。オウズ・アイドゥンの名は、その活躍ぶりで、ガラタサライやフェネルバフチェへの移籍噂で思い出される。オウズ・アイドゥンは、アランヤ・スポルで、今季、37試合に出場して12ゴール8アシストを記録している。



フェネルバフチェ 3:0 カイセリ・スポル(フェネルバフチェ公式HP 24. 5.13)

ミシー・バチューハイ(フェネルバフチェ公式HP) ドゥケンス・ナゾン(左)チャーラール・ソユンジュ(右)(カイセリ・スポル公式Twitter)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第36節で、カイセリ・スポルをホームに迎えた。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合を3:0で制したフェネルバフチェは、勝ち点を93に伸ばした。フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、前半18分にミシー・バチューハイ、同43分にアレクンデル・ジク、後半14分にチャーラール・ソユンジュから生まれた。

                 試合経過

 前半4分、ジェンギズ・ウンデルが、右サイドから出したパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で受けたドゥサン・タディッチが、それをコントロールして勢いの弱いシュートを放つと、ボールは、GKが押さえた。
 同11分、フェネルバフチェがゴールにとっても迫った。セバスティアン・シマンスキからのパスを、ペナルティエリア・ラインで受けたドゥサン・タディッチが、左サイドから駆け上がったフレッドにボールを出した。そのフレッドが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前から、GKと1対1となったところからシュートを放つも、ビラル・バヤズィットが、ボールをピッチへと跳ね返した。
 同14分、カイセリ・スポルが効果的な攻めを見せた。左サイドからメフディ・ブーラビアがセンタリングを入れると、PKポイント辺りにいたアイルトン・ボア・モルテが、それに合わせてヘディングシュートを試みるも、ボールは、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同18分、フェネルバフチェが先制した。ペナルティエリアの外から相手選手2人を、見事なフェイントですり抜けたドゥサン・タディッチが、PKポイント辺りにいたミシー・バチューハイへとボールを送ろうとした。そのミシー・バチューハイが、ボールをコントロールしようとすると、相手選手がチェックに入り、結果、ミシー・バチューハイの前へと転がり、それを捉えて放った強いシュートが、カイセリ・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。
 同25分、リヴァコヴィッチのロングパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったヤイデン・オーステルヴォルデが、左サイドからペナルティエリア内へと入り、GKと1対1となった。ヤイデン・オーステルヴォルデは、足を開きシュートを行うも、スペースを無くし、GKビラル・バヤズィットが、足でもってクリアしてしまった。
 同43分、フェネルバフチェが点差を2と拡げた。スピードに乗った攻撃で、セバスティアン・シマンスキの出した深いパスを受けたミシー・バチューハイが、ペナルティエリア・ラインにいたフレッドにボールを送った。そのフレッドがシュートを放つと、GKビラル・バヤズィットがパンチングで防ぎ、ボールはピッチに跳ね返った。攻撃は続き、ディフェンダーがクリアしようとしたボールが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前にいたアレクンデル・ジクの前に転がると、アレクンデル・ジクは走り込んで来てシュートを放つと、これがゴールとなったのだった。2:0。
 後半3分、ミシー・バチューハイのスルーパスに反応して、ペナルティエリア内ゴール左斜め前でGKと1対1となったフェルディ・カドゥオウルが、ボールに合わせてシュートを放ったが、GKビラル・バヤズィットは、足を使い、ボールをピッチに跳ね返した。
 同5分、スピードに乗ったカイセリ・スポルの攻撃で、ミゲル・カルドーソが、左サイドからペナルティエリアへと持ち込み、グランダーのシュートを放ったが、GKリヴァコヴィッチが、これをコントロールした。
 同14分、フェネルバフチェが点差を3に拡げた。左サイドからセバスティアン・シマンスキが強いボールでセンタリングを入れると、そのボールにチャーラール・ソユンジュが触れると、ゴールが生まれたのだった。3:0。
 同37分、中盤で、足の間を通す見事なフェイントをかけ、相手選手をすり抜け、ペナルティエリア内へと入ったフレッドが出したパスを受け、ペナルティエリアのゴール右斜め前の絶好の位置からメルト・ハカン・ヤンダシュがシュートを放ったが、GKが両足を使ってコーナーキックに替えた。そして、試合は、フェネルバフチェが3:0とリードしたまま終わった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=フェルディ・カドゥオウル、ロドリゴ・ベカン、チャーラール・ソユンジュ(後半33分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ヤイデン・オーステルヴォルデ(後半21分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=アレクンデル・ジク、フレッド=ジェンギズ・ウンデル(後半38分:レオナルド・ボヌッチ)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ(後半21分:ジョシュア・キング)=ミシー・バチューハイ(後半33分:セルダル・ドゥルスン)
【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー(後半36分:メフメット・エライ・オズベク)、ディミトリオス・コロヴェツィオス、アリフ・コジャマン(後半22分:ジョゼフ・アタマー)、リオネル・キャローレ=カルタル・ユルマズ、オタベク・シュクロフ(後半1分:ドゥケンス・ナゾン)=ミゲル・カルドーソ、メフディ・ブーラビア(後半36分:ヤウ・アッカー)、カルロス・マヌ(後半17分:ラマザン・ジヴェレク)=アイルトン・ボア・モルテ



ベシクタシュ、ラシド・ゲザルとミロト・ラシチャについて発表!(フォトマッチ紙 24. 5.10)

ラシド・ゲザル ミロト・ラシチャ(スター紙)  ベシクタシュが、アンカラ・グジュとのトルコ杯準決勝第2戦で故障を発生させたラシド・ゲザルとミロト・ラシチャに関して発表を行った。

 アンカラ・グジュ戦で、右脚裏の筋肉に痛みが出たため、プレー続行が不可能になったラシド・ゲザルは、アシバデム・アルトゥニザデ病院でMR検査を受けた結果、右脚裏大腿筋の筋腱接合部(半腱様筋)に張りと腫れがあることが判明した。
 同じくアンカラ・グジュ戦で、左大腿部内側上部に痛みを感じたミロト・ラシチャも、同病院で受けたMR検査の結果、同部(恥骨筋)に張りと腫れがあることが判明した。
 両選手についての治療は、メディカル・スタッフにより、既に始められている。



カラギュムリュック 0:4 トラブゾン・スポル(アクシャム紙+ハベル・テュルク紙補綴 24. 5. 9)

ポール・オヌアチュ(スター紙) バティスタ・メンディ(左)ヴァレンティン・エイセリッチ(右)(アクシャム紙)  トルコ杯準決勝第2戦で、トラブゾン・スポルは、イスタンブルでカラギュムリュックを0:4でくだし、決勝進出を決めた2つ目のクラブとなった。トラブゾン・スポルの決勝での相手はベシクタシュだ。

 3:2で制した第1戦を受けての第2戦、トラブゾン・スポルに勝利をもたらしたゴールは、後半9分にポール・オヌアチュ、同24分にタクシアルヒス・ファウンタス、同28分と32分にウムト・ボゾクが決めた。

                 試合経過

 前半11分、ケヴィン・ラサーニャが、右サイドからセンタリングを入れると、PKポイント手前へ走り込んで来たギュヴェン・ヤルチュンが、それに合わせてシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同26分、右コーナーキックに合わせて、ファーサイドにいたフェデリコ・チェッケリーニがヘディングシュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 後半9分、トラブゾン・スポルが先制した。トマス・ムニエルが、右サイドからゴールエリアに向け送ったボールを受け、ファーサイドのゴールポストを背に、ポール・オヌアチュがシュートを放つと、これが、カラギュムリュックのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同24分、アウェーのトラブゾン・スポルが、点差を2に拡げた。トマス・ムニエルからのパスを、右サイドで受けたエニス・バルディが、フェイントをかけながらペナルティエリアへと持ち込んだ。そして、ファーサイドに向け強いパスを送った。ファーサイドのゴールポスト際で、存在を消したかのようにして現れたタクシアルヒス・ファウンタスが、落ち着いて放ったシュートが決まったのだった。
 同27分、トラブゾン・スポルがPKを獲得した。ペナルティエリア内ゴール左斜め前で、タクシアルヒス・ファウンタスがシュートを放つと、これに、ジャン・ケレシュが手を出した。それを咎めて、ジハン・アイドゥン主審がPKを宣告したのだった。
 同28分、このPKを、ウムト・ボゾクが蹴ると、ボールは、GKエムレ・ビルギンの右を抜け、ゴールネットに収まった。0:3。
 同32分、トラブゾン・スポルが、もう1点決めた。右サイドからエディン・ヴィスチャがセンタリングを入れると、PKポイント辺りにいたウムト・ボゾクが、それに合わせて放ったシュートが、カラギュムリュックのゴールネットを揺らしたのだった。0:4。そして、この試合を、点差を付けて制したトラブゾン・スポルが、決勝でベシクタシュの相手と決まった。

【カラギュムリュック】エムイレ・ビルギン=ナズム・サンガレ、サリフ・ドゥルスン、フェデリコ・チェッケリーニ、エミル・ティンティシュ=マルクス・ローデン(後半23分:ディミトリス・クルベリス)、フラヴィオ・パオレッティ=ライアン・メンデス(後半13分:ジャン・ケレシュ)、ヴァレンティン・エイセリッチ(後半30分:トニオ・テクリッチ)、ギュヴェン・ヤルチュン(後半23分:マルカオ)=ケヴィン・ラサーニャ(後半13分:エムレ・モル)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル(後半30分:アリフ・ボシュルク)=ベラト・オズデミル=エディン・ヴィスチャ(後半37分:ミスラフ・オルシッチ)、エニス・バルディ(後半37分:ペペ)、ウムト・ギュネシュ、タクシアルヒス・ファウンタス(後半30分:ホアキン・フェルナンデス)=ポール・オヌアチュ(後半15分:ウムト・ボゾク)



エルネスト・ムチ、ベシクタシュをトルコ杯決勝に導く(TRT改 24. 5. 8)

エルネスト・ムチ(スター紙) ジェドソン・フェルナンデス(左)ニハド・ムジャキッチ(右)(アクシャム紙)  ベシクタシュが、トルコ杯準決勝第2戦で、エルネスト・ムチの決めたゴールで、アンカラ・グジュを1:0でくだし、決勝進出を決めた。

 トルコ杯準決勝第2戦で、アンカラ・グジュをホームに迎えたベシクタシュは、0:0に終わった第1戦を受けてのこの試合を、1:0で勝ち、決勝進出を決めた第1番目のクラブとなった。前半は0:0で終わったこの試合、後半に入るにあたり、アル・ムスラティとジェドソン・フェルナンデス、セミフ・クルチソイとジャクソン・ムレカの交替を行ったが、同25分、エルネスト・ムチのゴールが生まれ、この試合を1:0で制したのだった。

                 試合経過

 前半21分。ミロト・ラシチャが、ディフェンスの裏に出したパスに反応して動いたセミフ・クルチソイが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前からシュートを試みたが、ボールは、サイドネットの外側に吸い込まれただけだった。
 同31分、ミロト・ラシチャが、ペナルティエリアの外から枠を狙った強いシュートを放つも、ボールは、ゴールポストの傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同40分、ディフェンスの裏に放り込まれたパスを受け、右サイドからペナルティエリア内へと入ったクリスティアン・バッソゴグが、背後から駆け上がってきたアレクシス・フリプスに、ボールを預けた。そのアレクシス・フリプスが走り込んで来てシュートを放ったが、ボールは、サイドネットに収まっただけだった。そして、前半は0:0のまま終わった。
 後半5分、スピードに乗ったアンカラ・グジュの攻撃で、エフカン・ベキロウルのスルーパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たタソス・ハツィギオヴァニスが狙いすましたシュートを放ったが、ボールは、GKメルト・ギュノクが押さえた。
 同10分、前からプレスをかけボールを奪ったアンカラ・グジュが、エフカン・ベキロウルのパスをペナルティエリア内で受け、GKと1対1となったクリスティアン・バッソゴグがシュートを放つと、GKメルト・ギュノクがパンチングで防ぎ、そのボールがピッチに跳ね返った。攻撃は続いたが、ディフェンスがコーナーキックに替えてしまった。
 同25分、ベシクタシュが先制した。ディフェンスの間でパス交換をしてボールを出そうとしたアンカラ・グジュだったが、トルガ・ジエルジが足を滑らせ、思うようにパスができなかった。そのミスを咎め、ペナルティエリアの外でボールを得たエルネスト・ムチが、ペナルティエリア内へ持ち込み放ったシュートがゴールインしたのだった。1:0。
 同37分、エルネスト・ムチが出したスルーパスを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で得たジェンク・トスンが強烈なシュートを放った。それを、GKが防ぐと、ボールは、上のバーに当たりコーナーキックに替わった。そして、試合は、ベシクタシュが1:0と優位を保ったまま終わったのだった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ネジプ・ウイサル(後半ロスタイム3分:タイプ・タルハ・サヌチ)、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=アル・ムスラティ(後半1分:ジェドソン・フェルナンデス)、サリフ・ウチャン(後半33分:ジェンク・トスン)=ラシド・ゲザル(後半18分:アレックス・オックスレイド・チェンバレン)、エルネスト・ムチ、ミロト・ラシチャ=セミフ・クルチソイ(後半1分:ジャクソン・ムレカ)
【アンカラ・グジュ】エルタッチ・オズビル=ステリオス・キッツォー、メルト・チェティン(後半1分:アタカン・チャンカヤ)、ウロス・ラダコヴィッチ、ニハド・ムジャキッチ=アレクシス・フリプス(後半40分:フェデリコ・マシェダ)、、トルガ・ジエルジ(後半27分:ペドリーニョ)=クリスティアン・バッソゴグ、エフカン・ベキロウル、タソス・ハツィギオヴァニス(後半37分:ガリー・ロドリゲス)=リヤド・バジッチ(後半1分:アリ・ソウ)



コンヤ・スポル 0:0 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP+ファナティック紙補綴 24. 5. 7)

スティーヴン・エンゾンジ、セバスティアン・シマンスキ、テーナゲ・ハデベ(左から)(フェネルバフチェ公式HP) ウーウルジャン・ヤズール(左)フェルディ・カドゥオウル(右)(アクシャム紙)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第35節で、コンヤ・スポルとのアウェー戦を戦った。メダシュ・コンヤ市立スタジアムで行われたこの試合、0:0の引き分けに終わった。

 フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第36節では、5月12日(日)午後7時より、カイセリ・スポルをホームに迎える。

                 試合経過

 前半21分、イルファン・ジャン・カフヴェジのスルーパスを受けたドゥサン・タディッチが強烈なシュートを試みたが、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同24分、ロドリゴ・ベカンが、遠目から右足を一閃、とても強いシュートを放ったが、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同27分、ペナルティエリア手前にいたセバスティアン・シマンスキの出したスルーパスを、ペンディク・スポル内で受けたメルト・ハカン・ヤンダシュがシュートを試みたが、ボールは、GKヤクブ・スウォビィクが押さえてしまった。
 同44分、左サイドから、ボールを持ち上がって、ペナルティエリアまで持ち込んだフェルディ・カドゥオウルが、ゴール左斜め前からゴール隅を狙ったシュートを放ったが、GKヤクブ・スウォビィクが、これをクリアした。その跳ね返りのボールを捉え、仕上げを行おうとして、メルト・ハカン・ヤンダシュがヘディングシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半4分、ドゥサン・タディッチが、左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせてジャンプ一番、エディン・ジェコのヘディングシュートが炸裂したが、ボールは、僅かに枠を捉えられず、外に出て行ってしまった。
 同18分、セバスティアン・シマンスキのスルーパスに反応して動き出したエディン・ジェコが、GKと1対1となるという好機を掴みながら、それを得点に繋げることができなかった。
 同25分、ドゥサン・タディッチが、左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせてジャンプを見せたエディン・ジェコがヘディングシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を捉えられず外に出て行ってしまった。
 同30分、ジェンギズ・ウンデルのセンタリングを、エディン・ジェコが背後に逸らしたボールを捉え、仕上げを行うべく、ミシー・バチューハイがヘディングシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同39分、フレッドがセンタリングを入れると、ソネル・ディクメンがクリアしようとしたボールが、ゴールネット上部に収まった。
 同ロスタイム2分、エマヌエル・ボアテングのパスを受けたアラッサーヌ・ンダオのシュートがゴールインした。だが、バハッティン・シムシェク主審は、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認をしたあと、オフサイドがあったとして、ゴールを認定しなかった。そして、試合は、同点のまま終わった。

【コンヤ・スポル】ヤクブ・スウォビィク=アフメット・オウズ(後半21分:セバライル・カラエル)、アミル・デミルバー、ウーウルジャン・ヤズール、テーナゲ・ハデベ、シチャ・ギレルメ=ソネル・ディクメン(後半ロスタイム2分:フィリップ・ダミヤノヴィッチ)、スティーヴン・エンゾンジ、アラッサーヌ・ンダオ(後半ロスタイム2分:ムハッメト・デミル)=オーウルジャン・ウリュギュン(後半31分:ルーカ・プリプ)、スコル・チカレシ(後半31分:エマヌエル・ボアテング)
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半6分:メルト・ミュルドゥル)、ロドリゴ・ベカン(後半1分:チャーラール・ソユンジュ)、アレクンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル=メルト・ハカン・ヤンダシュ(後半1分:ミシー・バチューハイ)、フレッド=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半8分:ジェンギズ・ウンデル)、セバスティアン・シマンスキ、ドゥサン・タディッチ(後半35分:セルダル・ドゥルスン)=エディン・ジェコ



ガラタサライ、ホームでゴールラッシュ! ガラタサライ 6:1 シワス・スポル(フォトマッチ紙改+スター紙補綴 24. 5. 6)

ハキム・ツィエク(ガラタサライ公式HP) ヴィクトール・ネルソン(左)レイ・マナイ(右)(シワス・スポルル公式HP)  トルコ・リーグ第35節で、ガラタサライは、ホームに迎えたシワス・スポルを6:1でくだし、優勝争いにミスを犯さなかった。これで、ガラタサライは16連勝となり、勝ち点を96とした。

 ガラタサライは、トルコ・リーグ第35節で、ホームに迎えたシワス・スポルを6:1でくだし、また一歩、優勝に近づいた。RAMSパルクに詰めかけた45000人以上のサポーターの前で行われたこの試合、早々に優位に立ったガラタサライは、前半11分、ハキム・ツィエクのゴールが生まれた。ガラタサライの攻撃で、ペナルティエリアのゴール左斜め前から、バルシュ・アルペル・ユルマズがPKポイント右に向け出したボールに、走り込んで来たハキム・ツィエクが落ち着いて放ったシュートが、シワス・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。同38分には、ドリース・メルテンスのゴールが生まれ、前半を2:0で折り返すことになった。デリック・ケーンからのパスを左サイドで得たバルシュ・アルペル・ユルマズがゴールライン際まで持ち込み、PKポイントに向けボールを入れた。ニアサイドにいたマウロ・イカルディが預けたボールのコースに入ったドリース・メルテンスが触れると、シワス・スポルのゴールネットが揺れたのだった。2:0。後半9分、シワス・スポルのジャネル・オスマンパシャがゴールを決め、点差を1に縮めた。右コーナーキックが蹴られると、ニアサイドでレイ・マナイが、ボールを背後へ逸らすと、ゴール前で、ジャネル・オスマンパシャが、その仕上げを行ったのだった。2:1。このゴールのあと、直ちに集中力を高めたガラタサライは、同24分にマウロ・イカルディ、同15分にハキム・ツィエクが、相次いでゴールを決めた。同14分、右サイドからドリース・メルテンスがセンタリングを入れると、ニアサイドでマウロ・イカルディが合わせ、ゴールが決まった。3:1。同15分、ルカス・トレイラの出したパスに、アーロン・アッピンダンゴエがカットに入ると、ボールは跳ね返り、そのボールがハキム・ツィエクの前に転がった。それを捉えたハキム・ツィエクが、ペナルティエリア手前から強いシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。4:1。同28分、ガラタサライは点差を4に拡げた。ペナルティエリアのゴール左斜め前でボールを得たバルシュ・アルペル・ユルマズが、PKポイントに向けセンタリングを入れた。そのボールをヘッドで、マウロ・イカルディがパスを出すと、それを得たドリース・メルテンスが、右足を一閃、シワス・スポルのゴールネットに突き刺さった。5:1。更に、同40分、ガラタサライは、点差を5に拡げた。右サイドケレム・アクチュコウルがフリーキックを蹴ると、ニアサイドに向け走ったマウロ・イカルディの右足が唸り、ゴールが生まれたのだった。6:1。そして、ガラタサライが、6:1で、この試合を制したのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン(後半29分:ダヴィンソン・サンチェス)、アブドゥルケリム・バルダクチュ、デリック・ケーン=ルカス・トレイラ(後半37分:カルロス・ヴィニシウス)、ケレム・デミルバイ(後半29分:ベルカン・クトゥル)=ハキム・ツィエク(後半37分:テテ)、ドリース・メルテンス(後半29分:ケレム・アクテュルコウル)、バルシュ・アルペル・ユルマズ=マウロ・イカルディ
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ムラト・パルリ(後半32分:ケレム・アタカン・ケスギン)、アキレアス・プグラス(後半1分:ジャネル・オスマンパシャ)、アーロン・アッピンダンゴエ、サンバ・カマラ、ウーウル・チフトチ=ベンガリ・コイタ、カリラオス・カリシス、バルトゥー・エルマズ(後半1分:アジズベック・トルガンバエフ)、イブラヒム・アクダー(後半32分:ミヨ・カクタス)=レイ・マナイ



サムスン・スポル 3:1 トラブゾン・スポル(ハベル・テュルク紙改 24. 5. 5)

エムレ・クルンチ(左)エレン・エルマル(右)(サムスン・スポル公式Twitter) マリウス・ムアンディルマジ(サムスン・スポル公式Twitter)  トルコ・リーグで実現した、サムスン・スポルとトラブゾン・スポルの黒海ダービーマッチは、サムスン・スポルの勝利となった。サムスン・スポルの勝ち点3をもたらしたゴールは、タイラン・アンタルヤル、マリウス・ムアンディルマジからに加えて、ホアキン・フェルナンデスのオウンゴールから生まれた。一方のトラブゾン・スポルの唯一のゴールは、エニス・バルディが決めたものだった。

 トルコ・リーグ第35節の黒海ダービーで、サムスン・スポルとトラブゾン・スポルが対峙した。ホームのサムスン・スポルは、満杯となったスタンドを前にして、これを3:1で制した。 トルコ・リーグで5試合ぶりに勝ったサムスン・スポルは、勝ち点を42に伸ばし、降格圏から遠ざかることになった。3位だったトラブゾン・スポルは、トルコ・リーグで2試合ぶりに敗れ、同58に留まった。

                 試合経過

 前半14分、サムスン・スポルがPKを決め、1:0と先制した。ホームのサムスン・スポルの攻撃で、カルロ・ホルセがペナルティエリアへとセンタリングを入れると、ボールを得たタイラン・アンタルヤルが、ウムト・メラシュのチェックを受け、ピッチに倒れた。それを咎めたアブドゥルカディル・ビティゲン主審はPKを宣告した。そのPKを蹴ったタイラン・アンタルヤルは、GKウーウルジャン・チャクルが跳んだとは逆方向に蹴り、ゴールインしたのだった。1:0。
 同28分、ホームのサムスン・スポルが、点差を2と拡げた。サムスン・スポルの攻撃で、エムレ・クルンチが送ったパスを、ペナルティエリアでベニト・ラマンが受けた。そのベニト・ラマンがシュートを試みると、ボールは、ディフェンスに当たり、宙に上がった。そこへ入ったマリウス・ムアンディルマジがヘディングシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。2:0。
 同32分、トラブゾン・スポルが点差を1と縮めた。左サイドで得たフリーキックを、エニス・バルディが蹴った。この北マケドニア人選手エニス・バルディが蹴ったボールは、ピッチに跳ね、GKオカン・コジュクを抜け、ファーのゴール隅に吸いこまれたのだった。2:1。
 同36分、ホームのサムスン・スポルが、再び、点差を2に拡げた。ゼキ・ヤウルが右コーナーキックを蹴り、ニアサイドへと放り込んだ。そのボールが、トラブゾン・スポルのホアキン・フェルナンデスの頭に当たり、ファーのゴール隅に入ってしまったのだった。3:1。
 同44分、エニス・バルディが、約25mの距離から強いシュートを放つも、ボールは転がりながら外に出て行ってしまった。
 後半18分、トラブゾン・スポルの攻撃で、ペペからのパスを、ゴール右斜め前で得たエレン・エルマルが、センタリングともシュートともとれるボールを蹴ると、枠を捉えたボールを、GKオカン・コジュクが辛うじてコーナーキックに替えた。
 同29分、トラブゾン・スポルが獲得したフリーキックを、エニス・バルディが蹴った。直接ゴールを狙ったグランダーのボールを、GKオカン・コジュクが、ゴールライン上で、しっかりと胸に収めた。
 同43分、ペナルティエリア・ライン上で得たフリーキックを、カルロ・ホルセは蹴った。デンマーク人選手カルロ・ホルセの蹴ったグランダーの強いシュートは、GKウーウルジャン・チャクルの両手に当たりピッチに跳ね返されてしまった。

【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル(後半16分:ユヌス・エムレ・チフト)、アリム・オズテュルク(後半16分:キングズリー・シンドラー)、ファン・ドロンゲレン、マルク・ボラ=タイラン・アンタルヤル、ユセフ・アイ・ベナセル(後半37分:オスマン・チェリク)=ベニト・ラマン(後半22分:アルボノル・ムジャ)、カルロ・ホルセ、オリヴィエ・エンチャム、エムレ・クルンチ(後半37分:フラヴィアン・テ)=マリウス・ムアンディルマジ
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、ホアキン・フェルナンデス(後半1分:ベラト・オズデミル)、ライアン・バニヤ、エレン・エルマル=バティスタ・メンディ、ウムト・ギュネシュ(後半25分:タクシアルヒス・ファウンタス)=ペペ(後半35分:ミスラフ・オルシッチ)、エニス・バルディ、トレゼゲ(後半15分:エディン・ヴィスチャ)=ポール・オヌアチュ(後半25分:エニス・デスタン)



ベシクタシュ、後半ロスタイム7分に勝った(TRT 24. 5. 4)

ジョー・ワロー(スター紙) ダヴィド・アキントーラ(左)ヨナス・スヴェンソン(右)(チャイクル・リゼ公式HP)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ第35節で、ホームに迎えたチャイクル・リゼを3:2でくだした。ベシクタシュに勝利をもたらしたゴールは、後半ロスタイム7分にジョー・ワローが決めたものだった。

 トルコ・リーグ第35節で、ベシクタシュが、チャイクル・リゼをホームに迎えた。この難しい試合は、テュプラシュ・スタジアムで行われた。興奮に包まれた試合を裁いたのはアリ・シャンサラン主審だった。そして、ベシクタシュは、チャイクル・リゼを3:2でくだした。ベシクタシュのゴールは、前半7分にオマル・コリー、後半20分にミロト・ラシチャ、同ロスタイム7分にジョー・ワローが決めた。チャイクル・リゼは、前半5分にイブラヒム・オラウォイン、後半23分にエミルハン・トプチュがゴールをあげた。トルコ・リーグでの勝ち点を54に伸ばしたベシクタシュは4位に、同49に留まったチャイクル・リゼは8位となった。

                 試合経過

 前半2分、ジャクソン・ムレカからのパスでボールを得たエルネスト・ムチが、ペナルティエリアへ入ったところからシュートを放つも、GKタルク・チェティンがゴールを許さなかった。
 同5分、チャイクル・リゼが0:1と先制した。ヨンジョ・シェルヴィーが左コーナーキックを蹴ると、エミルハン・トプチュが、ペナルティエリア内でヘッドでファーサイドへとボールをそらした。絶好の位置にいて、それを捉えたイブラヒム・オラウォインがゴールを決めたのだった。0:1。
 同7分、ベシクタシュが同点にした。ヨナス・スヴェンソンからのパスを、右サイドで受けたミロト・ラシチャがセンタリングを入れると、サリフ・ウチャンがファーサイドで内へと折り返した。攻撃に入っていたオマル・コリーが、それを捉え放ったシュートが、相手ディフェンスに当たりゴールインしたのだった。1:1。
 同9分、右サイドで獲得したフリーキックを、ラシド・ゲザルが蹴り、ファーサイドのゴールポストへ向けボールを蹴ると、ペナルティエリア・ライン上からサリフ・ウチャンが内へと折り返した。それを捉えたセミフ・クルチソイが落ち着いてシュートを放つと、ゴールが決まった。しかし、ヴィデオ判定システムでの確認後、ボールは既にゴールラインを割っていたということで、ゴールは認定されなかった。
 同38分、ラシド・ゲザルが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からシュートを放った。だが、そのボールは、上のバーの角に当たりピッチに跳ね返った。そして、前半は1:1のまま終わった。
 後半15分、サリフ・ウチャンが、中盤からペナルティエリアへと送ったロングパスに、ジャクソン・ムレカがヘッドで合わせて仕上げを行った。が、GKはゴールを許さなかった。
 同20分、ベシクタシュのゴールが生まれた。左サイドからセミフ・クルチソイが出したパスを受け、ゴールライン際まで持ち込んだラシド・ゲザルが、内へと折り返したボールに合わせて、ミロト・ラシチャのヘディングシュートが炸裂したのだった。2:1。
 同23分、チャイクル・リゼが同点に追いついた。ヨンジョ・シェルヴィーがフリーキックを蹴り、ペナルティエリアへと送った。そのボールをファーサイドで捉えたエミルハン・トプチュがヘッドで決めたのだった。2:2。
 同ロスタイム7分、ベシクタシュが勝ち越した。アレックス・オックスレイド・チェンバレンがフリーキックを蹴ると、ファーサイドのゴールポスト近くにいたジョー・ワローがヘッドで落とした。そのボールがディフェンダーからこぼれ、再度、ジョー・ワローの前に転がった。そのジョー・ワローがシュートを試みたところ、ディフェンダーが、これをクリアしようとした。しかし、アリ・シャンサラン主審は、線審からの指摘を受け、ボールは、既にゴールラインを割っているとして、ゴールを認定した。そして、試合は、ベシクタシュが3:2で制したのだった。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ネジプ・ウイサル、オマル・コリー(後半1分:ジョー・ワロー)、セルカン・エムレジャン・テルズィ=サリフ・ウチャン(後半19分:アレックス・オックスレイド・チェンバレン)=ミロト・ラシチャ、ラシド・ゲザル(後半42分:ヴァンサン・アブバカル)、エルネスト・ムチ、セミフ・クルチソイ=ジャクソン・ムレカ(後半19分:ジェンク・トスン)
【チャイクル・リゼ】タルク・チェティン=ムハッメト・タハ・シャヒン、フスニッディン・アリクロフ、エミルハン・トプチュ(後半42分:アッティラ・モッチ)、ハリル・イブラヒム・ペフリヴァン=ヨンジョ・シェルヴィー、イブラヒム・オラウォイン=グスタヴォ・サウエル、ダル・ヴァレサノヴィッチ(後半18分:ムアッメル・サルカヤ)、ダヴィド・アキントーラ=アドルフォ・ガイチ(後半17分:マルティン・ミンチェフ)



ガラタサライのスター選手バルシュ・アルペル・ユルマズを求めて、独仏のクラブも算入!(タクヴィム紙 24. 5. 3)

バルシュ・アルペル・ユルマズ(TRT)  ライプチヒとリヨンの関係者が、この日曜日に行われるシワス・スポルとの一戦を、バルシュ・アルペル・ユルマズを観にやって来る。この両クラブは、EURO2024でも、バルシュ・アルペル・ユルマズを追いかけることになるだろう。

 ガラタサライでの今季の活躍で、名前が知れ渡ったバルシュ・アルペル・ユルマズは、ヨーロッパのクラブの目にも止まっている。ドイツの強豪ライプチヒとフランスの強豪リヨンが、今季終了を待って、バルシュ・アルペル・ユルマズの獲得を考えている。両クラブの関係者が、この日曜日に行われるトルコ・リーグのシワス・スポルとの一戦を観に、バルシュ・アルペル・ユルマズのためにやって来るということだ。両クラブの関係者は、今季終了まで、バルシュ・アルペル・ユルマズを追いかけ続けることになろう。EURO2024でも、バルシュ・アルペル・ユルマズを追いかけることになるだろう。ガラタサライは、バルシュ・アルペル・ユルマズの移籍金については明らかにしている。ガラタサライは、2500万EUROと、移籍金を設定している。23歳のバルシュ・アルペル・ユルマズは、今季、ガラタサライで51試合に出場している。そして、6ゴールを記録している。攻撃的なサイドプレーヤーであるとともに、フォワードもできるバルシュ・アルペル・ユルマズは、9アシストを記録している。



補強で爆弾炸裂か! サリフ・オズジャンがトルコ・リーグへ、、、(CNNトルコ 24. 5. 2)

サリフ・オズジャン  ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントでプレーするトルコ代表選手サリフ・オズジャンに関し、注目の噂が出てきた。26歳になっているサリフ・オズジャンが、トルコ・リーグの強豪クラブと交渉の席に着いているというのだ。

 ドイツの強豪ボルシア・ドルトムントでプレーするボランチのサリフ・オズジャンの新たな所属先が、トルコ・リーグというものが出てきているのだ。ドイツの報道によると、サリフ・オズジャンがベシクタシュ移籍へ向かっているとなっている。エムレ・ジャンの影に隠れてしまっているサリフ・オズジャンが、ベシクタシュと交渉に入っていると言うのだ。ベシクタシュが、移籍解禁期間にも俎上に乗せていたサリフ・オズジャンを、ボルシア・ドルトムントから買い取りオプション付きのレンタルで獲得交渉に入ると書いている。ボルシア・ドルトムントとは、2026年6月末まで契約があるサリフ・オズジャンの市場価格は1300万EUROだ。
 1.83mという身長のあるサリフ・オズジャンは、中盤の中央でプレーのできる選手だ。サリフ・オズジャンは、トルコ代表としては、17試合の出場で1アシストを記録している。



イルファン・ジャン・カフヴェジが求められている! 驚くべき評価額(アクシャム紙 24. 5. 1)

イルファン・ジャン・カフヴェジ(ファナティック紙)  イルファン・ジャン・カフヴェジに、熱き移籍話が出てきている。フェネルバフチェでの今季の活躍で大きな関心を集めているトルコ代表のスター選手イルファン・ジャン・カフヴェジの獲得を考えるクラブが出てきている。

 今季の活躍で、大きな関心を集めているイルファン・ジャン・カフヴェジが、フランスのビッグクラブの注目を集めている。フランスのクラブが、イルファン・ジャン・カフヴェジを獲得リストにあげたと言われている。
 今季初め、ジェンギズ・ウンデルの故障発生で見つけた出場機会をうまく捉え、その決めたゴールやアシストでチームに貢献してきたイルファン・ジャン・カフヴェジに対し、ヨーロッパの多くのクラブが関心を寄せている。フランスの報道では、スタッド・レンヌがリストアップしているという。その報道によると、フェネルバフチェは、イルファン・ジャン・カフヴェジの移籍には、2000万EUROの移籍金を求めているとなっている。さらに続けて、「イルファン・ジャン・カフヴェジの契約は、2025年6月まであるが、移籍市場では、その評価が徐々に上がってきている。また、スタッド・レンヌとライバルとなるクラブも存在している。イルファン・ジャン・カフヴェジには、多くのヨーロッパのクラブが関心を示しているのだ」と認めている。
 イルファン・ジャン・カフヴェジは、今季、フェネルバフチェで45試合に出場している。そして、これらの試合で、18ゴール12アシストを記録している。



カラギュムリュック、ホームで点差をつけて勝つ(TRT+ファナティック紙補綴 24. 4.30)

マルカオ(TRT) ラキプ・エルダル(前)ギュヴェン・ヤルチュン(後)(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第34節で、カラギュムリュックが、ホームで、アンタルヤ・スポルを4:1でくだした。

 カラギュムリュックが、アンタルヤ・スポルをアタテュルク・オリンピック・スタジアムに迎えた。ホームのカラギュムリュックは、ギュヴェン・ヤルチュン、マルカオ、ジャン・ケレシュ、フラヴィオ・パオレッティが、ゴールを決めた。アウェーのアンタルヤ・スポルのゴールは、サム・ラーションから生まれた。この試合を4:1で制したカラギュムリュックは、勝ち点を36に伸ばしたのに対し、アンタルヤ・スポルは同45に留まった。

                 試合経過

 前半10分、ギュライ・ヴラルのミスパスを咎め、ボールを奪い取ったヴァレンティン・エイセリッチが、ペナルティエリアからシュートを放つと、GKヘルトン・レイテがパンチングで防いだ。その跳ね返りのボールが前に転がってきたマルカオが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からシュートを放つと、ディフェンスに入ったオメル・トプラクが、ゴールライン際でクリアした。
 同36分、ホームのカラギュムリュックが、1:0と先制した。左サイドでボールを得たマルカオが、ペナルティエリアまで持ち込み、PKポイントに向けパスを出した。そのポイントにいたギュヴェン・ヤルチュンが、ダイレクトでシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。1:0。
 同ロスタイム1分、エルダル・ラキプのパスを受けたギュライ・ヴラルが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前からシュートを試みたが、GKサルヴァトーレ・シリグが外に出してしまった。そして、前半は、カラギュムリュックが1:0とリードをして終わった。
 後半10分、フリーキックをアンタルヤ・スポルが獲得したが、カディル・サーラム主審の注意にも拘わらず、笛が吹かれる前にボールを蹴ったラムズィ・サフリに対し、この日2枚目のイエローカードが出され、退場処分となってしまった。
 同13分、サンデル・ファン・デ・シュトレークのヒールパスを、左サイドで得たエムレ・ウズンが、ペナルティエリア内まで持ち込み、ボールをエルダル・ラキプに出した。そのエルダル・ラキプがシュートを放ったが、GKサルヴァトーレ・シリグがパンチングで防いだ。
 同19分、カラギュムリュックが点差を2と拡げた。ヴァレンティン・エイセリッチが左コーナーキックを蹴ると、ファーサイドにいたマルクス・ローデンが、ヘッドでマルカオに向け落とした。そのマルカオがヴォレーでもってゴールを決めたのだった。2:0。
 同33分、アランヤ・スポルにゴールが生まれた。ゴール左斜め前で得たフリーキックを、サム・ラーションが蹴り、狙いすましたボールは、直接ゴールインしたのだった。2:1。
 同36分、カラギュムリュックが点差を2に拡げた。ギュヴェン・ヤルチュンの出したロングパスを、右サイドで得たケヴィン・ラサーニャが、ペナルティエリア内へ向け動き出していたジャン・ケレシュにボールを出した。そのジャン・ケレシュが、ペナルティエリアのゴール右斜め前から放ったシュートが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。3:1。
 同ロスタイム1分、カラギュムリュックが、もう1点を決めた。ディフェンダーのナルドのミスの結果、前にボールが転がってきたフラヴィオ・パオレッティが、ペナルティエリアまで前進してシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。4:1。そして、試合は、カラギュムリュックが4:1で制したのだった。

【カラギュムリュック】サルヴァトーレ・シリグ=フレデリック・ヴェセリ(後半43分:トニオ・テクリッチ)、ダヴィデ・ビラッシ、フェデリコ・チェッケリーニ、レヴェント・メルジャン=マルクス・ローデン、ソフィアン・フェグリ(後半15分:ディミトリス・クルベリス)=ジャン・ケレシュ、ヴァレンティン・エイセリッチ(後半43分:フラヴィオ・パオレッティ)、ギュヴェン・ヤルチュン(後半43分:ナズム・サンガレ)=マルカオ(後半28分:ケヴィン・ラサーニャ)
【アンタルヤ・スポル】ヘルトン・レイテ=アマール・ゲルシャリュー(後半33分:メルト・ユルマズ)、バハドゥル・オズテュルク(前半21分:ナルド)、オメル・トプラク、ギュライ・ヴラル=ヤクブ・カウジンスキ=サンデル・ファン・デ・シュトレーク、ラムズィ・サフリ、エルダル・ラキプ(後半15分:ウフク・アキョル)、サム・ラーション=エムレ・ウズン(後半33分:デニ・ミロセヴィッチ)



トラブゾン・スポル、見事な逆転(TRT 24. 4.29)

トマス・ムニエル(左)デニス・ドラグシュ(右)(スター紙) ポール・オヌアチュ(トラブゾン・スポル公式HP)  トラブゾン・スポルが、トルコ・リーグ第34節で、0:2とリードを許した試合で、ガジアンテップFKを4:2でくだし、見事な逆転劇を演じた。なかでも、ポール・オヌアチュの3得点が光った。

 トルコ・リーグ第34節で、トラブゾン・スポルが、ガジアンテップFKをホームに迎えた。トラブゾン・スポルは、前半で0:2とリードを許したが、後半にあげたゴールで4:2で勝った。トラブゾン・スポルに勝利を導いたゴールは、後半5分、21分、23分にポール・オヌアチュ、同20分にエニス・デスタンがあげた。ガジアンテップFKのゴールは、デイアン・ソレスクとデニス・ドラグシュから生まれた。ここ4試合で3勝をあげたトラブゾン・スポルは、勝ち点を58に伸ばしたのに対し、ガジアンテップFKは同34に留まった。

                 試合経過

 前半9分、ムスタファ・エスキヘラッチが、ペナルティエリア手前から強烈なシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を捉えられずにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同12分、アウェーのガジアンテップFKが先制した。サレム・ムバカタが、左サイドからグランダーのパスを出すと、ファーサイドのいい位置にいたデイアン・ソレスクが、それに合わせてグランダーのシュートを放つと、これが決まったのだった。0:1。
 同21分、ガジアンテップFKに2点目が生まれた。デイアン・ソレスクからのパスを、相手ディフェンスの裏で得て、ペナルティエリアへと持ち込んだデニス・ドラグシュが、ベラト・オズデミルをかわし、シュートを放つと、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルの右上を抜け、ゴール隅に突き刺さったのだった。0:2。
 同24分、タクシアルヒス・ファウンタスが左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたポール・オヌアチュが、それに合わせてヘディングシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同27分、左サイドで、相手選手をすり抜けたデニス・ドラグシュが強いシュートを放つも、ボールは、サイドバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同30分、エディン・ヴィスチャが左サイドからセンタリングを入れると、至近距離で、ポール・オヌアチュがヘッドで合わせたが、ボールは枠の上を越えて外に出て行ってしまった。そして、前半は、ガジアンテップFKが0:2とリードを保ったまま終わった。
 後半6分、トラブゾン・スポルが点差を1に縮めた。右サイドで、ペナルティエリア内のゴールライン際まで持ち込んだエディン・ヴィスチャがパスを出すと、走り込んで来たポール・オヌアチュが、至近距離で合わせると、ガジアンテップFKのゴールネットが揺れた。1:2。
 同20分、トラブゾン・スポルが同点に追いついた。ポール・オヌアチュからのパスに、ペナルティエリア・ライン上にいたエニス・バルディが合わせて、強いシュートを放つと、GKフローリン・ニタの右を抜けゴールネットに収まった。2:2。
 同21分、トラブゾン・スポルが逆転した。エディン・ヴィスチャが右サイドからグランダーのパスを出すと、GKフローリン・ニタをかわしたポール・オヌアチュのゴールが生まれた。3:2。
 同23分、トラブゾン・スポルに4点目が生まれた。トレゼゲが左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内で胸でボールをコントロールしたポール・オヌアチュが、自身では3点目、チームでは4点目となるゴールを決めた。4:2。そして、試合は、トラブゾン・スポルが4:2で制することになった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、アリフ・ボシュルック=ベラト・オズデミル(後半1分:ウムト・ギュネシュ)=エディン・ヴィスチャ(後半29分:ミスラフ・オルシッチ)、エニス・バルディ、ペペ(後半29分:ホアキン・フェルナンデス)、タクシアルヒス・ファウンタス(後半1分:トレゼゲ)=ポール・オヌアチュ(後半35分:エニス・デスタン)
【ガジアンテップFK】フローリン・ニタ=エルトゥールル・エルソイ(後半40分:マックス・グラデル)、ニコラス・ンクールー(後半30分:ヤニオ・ビケル)、パピ・ジラボジ、アルダ・クズルダー、サレム・ムバカタ=ムスタファ・エスキヘラッチ(後半40分:オミュルジャン・アルタン)、ジャミロ・モンテイロ(後半30分:オギュン・オズチチェキ)、アレクサンドル・マキシム、デイアン・ソレスク=デニス・ドラグシュ(後半ロスタイム3分:アリュー・バジ)



フェネルバフチェ 2:1 ベシクタシュ(フェネルバフチェ公式HP+ファナティック紙補綴 24. 4.28)

ミシー・バチューハイ(フェネルバフチェ公式HP) エルネスト・ムチ(左)フェルディ・カドゥオウル(右)(ソズジュ紙)  トルコ・リーグ第34節でウルケル・スタジアムにベシクタシュを迎えたフェネルバフチェは、2:1で勝ち、首位追走を継続することになった。

 前半30分にミシー・バチューハイ、後半24分にイルファン・ジャン・カフヴェジのゴールで勝利を掴んだフェネルバフチェは、勝ち点を89に伸ばした。アウェーのベシクタシュの唯一のゴールは、後半37分にジェンク・トスンから生まれた。なお、ベシクタシュのアル・ムスラティは、前半25分にフレッドに対して執ったアクションに対し、ヴィデオ判定システムでの確認後、一発レッドカードをもらった。

                 試合経過

 前半4分、ディフェンスの裏に放り込まれたボールを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で得たミシー・バチューハイが、背後で駆け上がったフェルディ・カドゥオウルにボールを出した。そのフェルディ・カドゥオウルが、走り込んで来てシュートを放つも、ボールは、転がりながら枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同10分、左サイドからドゥサン・タディッチがセンタリングを入れると、そのコースに入り、ボールをコントロールしたミシー・バチューハイが、GKと1対1となったところかたシュートを放った。だが、GKメルト・ギュノクが、これを防ぐと、ボールはピッチに跳ね返った。
 同21分、イルファン・ジャン・カフヴェジが、ディフェンスに向かいロングボールを出すと、ペナルティエリアのゴール左斜め前でGKと1対1となったセバスティアン・シマンスキがシュートを試みたが、GKメルト・ギュノクが、両足で外に出してしまった。
 ベシクタシュのアル・ムスラティは、フレッドに対して行ったファウルで、ヴィデオ判定システムでの確認後に、同25分にダイレクトでレッドカードをもらってしまった。
 同30分、フレッドがペナルティエリアに向けセンタリングを入れると、それに反応して相手ディフェンスの裏を取ったドゥサン・タディッチが、ボールを胸でミシー・バチューハイに上手く落とした。ミシー・バチューハイは、それに合わせて至近距離からシュートを放つと、これが、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 後半3分、左コーナーキックに対し、そのコースに入ったジャクソン・ムレカがヘディングシュートを放った。リヴァコヴィッチが、際どく、パンチングで防ぎ、ボールはピッチに跳ね返った。攻撃は続き、前に詰めていたネジプ・ウイサルがシュートを放ったが、守備に入っていたセバスティアン・シマンスキが、危険なゾーンから大きくクリアしてしまった。
 同24分、ペナルティエリア手前でのマッチアップでボールを得たミシー・バチューハイが、傍らの絶好の位置にいたセバスティアン・シマンスキにボールを出した。更に、ペナルティエリア・ライン上にいたセバスティアン・シマンスキは、右サイドからペナルティエリア内へと入り、いい位置取りをしていたイルファン・ジャン・カフヴェジにボールを回した。そのイルファン・ジャン・カフヴェジが、ボールをコントロールしたあとシュートを放つと、これが、ベシクタシュのゴールネットに突き刺さったのだった。2:0。
 同37分、左サイドからジャクソン・ムレカが出したパスを、ペナルティエリア内で受けたジェンク・トスンが、身体を反転させて放ったシュートが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らした。2:1。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、ロドリゴ・ベカン(前半19分:チャーラール・ソユンジュ)、アレクンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ(前半19分:ラデ・クルニッチ)、フレッド=イルファン・ジャン・カフヴェジ、セバスティアン・シマンスキ(後半43分:メルト・ハカン・ヤンダシュ)、ドゥサン・タディッチ=ミシー・バチューハイ(後半29分:エディン・ジェコ)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ネジプ・ウイサル、ジョー・ワロー、オマル・コリー、アルトゥール・マスアク=アル・ムスラティ、ジェドソン・フェルナンデス=ミロト・ラシチャ(後半1分:ラシド・ゲザル)、エルネスト・ムチ(後半17分:アレックス・オックスレイド・チェンバレン)、セミフ・クルチソイ(後半33分:ジェンク・トスン)=ジャクソン・ムレカ



アダナ・デミル・スポル 0:3 ガラタサライ(フォトマッチ紙 24. 4.27)

ユスフ・バラシ(左)ムスレラ(右)(アクシャム紙) ハキム・ツィエク(ガラタサライ公式HP)  トルコ・リーグ第34節で、ガラタサライは、アダナ・デミル・スポルとのアウェー戦を戦った。ガラタサライは、その試合を、0:3のスコアで制した。

 トルコ・リーグ第34節で、興奮の詰まった試合が生まれた。アダナ・デミル・スポルとのアウェー戦を戦ったガラタサライが、0:3で、この試合を制した。ガラタサライのゴールは、ハキム・ツィエク、ケレム・デミルバイ、マウロ・イカルディから生まれた。

                 試合経過

 前半1分、自陣でボールを得たマリオ・バロテッリが、右サイドを駆け上がったスティーブン・メンドーサに、素晴らしいスルーパスを通した。そのスティーブン・メンドーサが、スピードに乗り相手陣ペナルティエリアへと進み、シュートを放つも、GKムスレラがコーナーキックに替えた。
 同12分、右サイドで、ボールを持ち前進したカーン・アイハンが、ペナルティエリアに入る前にパスを出した。ペナルティエリア手前で、そのボールを得たケレム・デミルバイが、強いシュートを放つと、ボールは、上のバーを直撃してしまった。
 同24分、アダナ・デミル・スポルが、自陣から前進しようとしていたとき、ドリース・メルテンスがスライディングをしてボールを奪い、ペナルティエリア内にいたバルシュ・アルペル・ユルマズにボールを出した。そのバルシュ・アルペル・ユルマズがシュートを試みたが、GKシャクルディン・マゴメダリエフがゴールを許さなかった。
 同25分、アダナ・デミル・スポルのカウンター攻撃で、右サイドでボールを得たスティーブン・メンドーサが、ペナルティエリアへと駆け上がりシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーに当たり、ゴール左斜め前にいたマリオ・バロテッリに渡った。そのマリオ・バロテッリがシュートを放つも、GKムスレラがコーナーキックに替えた。
 同ロスタイム6分、ゴール左斜め前でボールを得たマリオ・バロテッリが、ペナルティエリアにいたエドゥアール・ミシュにボールを送った。そのエドゥアール・ミシュがシュートを放つと、ボールは、ムスレラが押さえてしまった。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半4分、右サイドでボールを得たスティーブン・メンドーサが、スピードに乗り相手陣のペナルティエリアへと持ち込み、シュートを放った。ボールはGKから跳ね返り、そのボールがマリオ・バロテッリに渡ったところ、マリオ・バロテッリがシュートを放つと、ボールは、僅かに枠を捉えられず、外に出て行ってしまった。
 同8分、左サイドで深く入り込んだケレム・デミルバイが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れた。そこで生まれた混戦のなか、ボールが、ペナルティエリアにいたハキム・ツィエクに渡った。そのハキム・ツィエクが、落ち着いてシュートを放つと、これが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らした。0:1。
 同17分、左サイドをボールを持ち前進したユスフ・エルドーアンが、ペナルティエリア内へと入ったスティーブン・メンドーサにボールを送った。ボールは、ディフェンダーからこぼれ、それが自身の前に落ちたのを捉えたスティーブン・メンドーサがシュートを放ったが、GKムスレラを越えることはできなかった。
 同19分、ペナルティエリア内ゴール右斜め前でボールを得たケレム・デミルバイが、相手選手を抜き去り、狭い角度から放ったシュートが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らした。0:2。
 同ロスタイム1分、ドリース・メルテンスからのパスをペナルティエリア内へ受けたマウロ・イカルディが、狙いすましたシュートを放つと、これが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットに突き刺さり、点差を3と拡げた。0:3。そして、試合は、ガラタサライが0:3とリードを保ち終わった。

【アダナ・デミル・スポル】シャクルディン・マゴメダリエフ=ユセフ・アタル、アンドリュー・ガラヴィヨン、セミフ・ギュレル(前半11分:ジョヴァン・マネフ)、ミラド・ムハッマディ=エドゥアール・ミシュ(後半21分:タイフン・アイドーアン)、マエストロ=ユスフ・バラシ(後半21分:ナビル・アリューイ)、スティーブン・メンドーサ、ユスフ・エルドーアン=マリオ・バロテッリ(後半40分:アバト・アイムベトフ)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン(後半37分:セルジュ・オーリエ)、ヴィクトール・ネルソン(後半43分:ダヴィンソン・サンチェス)、アブドゥルケリム・バルダクチュ、デリック・ケーン=ルカス・トレイラ(後半37分:ベルカン・クトゥル)、ケレム・デミルバイ=ハキム・ツィエク(後半26分:ケレム・アクテュルコウル)、ドリース・メルテンス、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半37分:テテ)=マウロ・イカルディ



ベシクタシュ、契約更改! タイプ・タルハ・サヌチと新たに3年契約(スター紙 24. 4.26)

タイプ・タルハ・サヌチ(タイプ・タルハ・サヌチinstagram)  ベシクタシュは、24歳の活躍著しいディフェンダーのタイプ・タルハ・サヌチと、新たに3年契約を締結した。

 クラブ側の発表では、2022‐23シーズン以来、ベシクタシュでプレーするタイプ・タルハ・サヌチとの契約を、2026‐27シーズンまで延長したとなっている。昨季、アダナ・デミル・スポルから移籍してきたタイプ・タルハ・サヌチは、ここまで27試合に出場して2ゴールを記録している。タイプ・タルハ・サヌチは、前十字靱帯損傷のため、2023年4月に手術を受けた。今季前半の終盤に、その故障は完治したが、フェルナンド・サントス前監督には、あまり起用されていなかった。



トラブゾン・スポル 3:2 カラギュムリュック(トルコ杯)(ヒュリエット紙 24. 4.25)

エディン・ヴィスチャ(トラブゾン・スポル公式HP) フレデリック・ヴェセリ(左)エレン・エルマル(右)(スター紙)  トルコ杯準決勝第1戦で、トラブゾン・スポルが、ホームでカラギュムリュックを3:2でくだし、決勝進出にアドヴァンテージを得た。

 トルコ杯準決勝第1戦で、トラブゾン・スポルとカラギュムリュックが対峙した。パパラ・パルクで行われたこの試合、ホームのトラブゾン・スポルが3:2で勝った。トラブゾン・スポルのゴールは、前半15分にエディン・ヴィスチャ、同41分にステファノ・デンスヴィル、後半4分にタクシアルヒス・ファウンタスが決めた。カラギュムリュックのゴールは、前半22分にライアン・メンデス、後半35分にフラヴィオ・パオレッティが決めた。なお、トラブゾン・スポルのエニス・デスタンが、ヴィデオ判定システムを活用した結果、前半45分に、ダイレクトでレッドカードをもらった。決勝進出クラブが決まる第2戦は、5月8日にアタテュルク・オリンピック・スタジアムで行われる。

                 試合経過

 前半15分、右サイドで、相手選手を抜き去りペナルティエリア内へと入ったエディン・ヴィスチャが放ったシュートが、サルヴァトーレ・シリグの右を抜けゴールインした。1:0。
 同21分、ライアン・メンデスがペナルティエリアの外から試みたシュートは、GKウーウルジャン・チャクルがコーナーキックに替えた。
 同22分、ペナルティエリア内で、マルクス・ローデンからのパスを受けたライアン・メンデスのシュートが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らした。1:1。
 同41分、バティスタ・メンディが、PKポイントに向け送ったボールに対し、走り込んで来たステファノ・デンスヴィルがシュートを放つと、GKサルヴァトーレ・シリグの左を抜けゴールインした。2:1。
 後半4分、エディン・ヴィスチャからのパスを、ペナルティエリア内で受けたタクシアルヒス・ファウンタスがシュートを放つと、ボールは、GKサルヴァトーレ・シリグの左を抜けゴールインした。3:1。
 同29分、バティスタ・メンディが、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、それに向け走り込んで来たエディン・ヴィスチャがシュートを放つも、ボールは、GKサルヴァトーレ・シリグに跳ね返されてしまった。
 同36分、右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングが入ると、トラブゾン・スポルのディフェンスからのこぼれ球を捉えたフラヴィオ・パオレッティのシュートが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らした。3:2。
 同44分、ライアン・メンデスが、右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、それに合わせて、ナズム・サンガレがヘディングシュートを放つも、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルが押さえてしまった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル(後半41分:ホアキン・フェルナンデス)=エディン・ヴィスチャ、エニス・バルディ(後半41分:ウムト・ギュネシュ)、ペペ(後半ロスタイム2分:ミスラフ・オルシッチ)、タクシアルヒス・ファウンタス(後半13分:ポール・オヌアチュ)=エニス・デスタン
【カラギュムリュック】サルヴァトーレ・シリグ=フレデリック・ヴェセリ(後半1分:ナズム・サンガレ)、ダヴィデ・ビラッシ、フェデリコ・チェッケリーニ、レヴェント・メルジャン=マルクス・ローデン(後半33分:ジャン・ケレシュ)、ソフィアン・フェグリ(後半43分:トニオ・テクリッチ)=エムレ・モル(後半33分:フラヴィオ・パオレッティ)、ヴァレンティン・エイセリッチ、ライアン・メンデス=ギュヴェン・ヤルチュン(後半11分:マルカオ)



アンカラで勝者は出ず(TRT改 24. 4.24)

トルガ・ジエルジ(左)ジェドソン・フェルナンデス(右)(アクシャム紙) トルガ・ジエルジ、ペドリーニョ、ジェンク・トスン(左から)(ベシクタシュ公式HP)  トルコ杯準決勝第1戦で、アンカラ・グジュとベシクタシュが対峙したが、0:0の引き分けに終わった。トルコ杯の最初の決勝進出クラブは、5月7日(火)に決まる。

 トルコ杯準決勝第1戦で、ベシクタシュが、アンカラ・グジュとのアウェー戦を戦った。試合は、開始時同様のスコアで、お互いに無得点のまま終わった。この両者の第2戦は、5月7日(火)にテュプラシュ・スタジアムで行われる。

                 試合経過

 前半15分、ステリオス・キッツォーからのスルーパスに反応して、左サイドからペナルティエリア内へと入ったクリスティアン・バッソゴグが、ファーサイドに送ったボールに、アリ・ソウが足を出すとゴールインした。だが、ヴィデオ判定システムで確認後、オフサイド判定がくだり、ゴールは認定されなかった。
 同26分、ホームのアンカラ・グジュがゴールに迫った。ウムト・メラシュのミスを咎めボールを得て、ペナルティエリアのゴール右斜め前で、GKと1対1となった位置からアリ・ソウがシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同35分、クリスティアン・バッソゴグが、ペナルティエリアのゴール左斜め前からファーのゴール隅を狙ったシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を捉えれず、外に出て行ってしまった。
 同39分、オリンピウ・モルタンからのパスを受けたトルガ・ジエルジが強いシュートを放つと、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同40分、オリンピウ・モルタンが、今度は、PKポイントの手前にいたエフカン・ベキロウルにボールを出した。そのエフカン・ベキロウルがシュートを放つと、ボールは、ゴール右隅を捉えたが、GKメルト・ギュノクが、上手く身体を伸ばし、これを外に出した。
 後半2分、アルトゥール・マスアクが、左サイドからセンタリングを入れると、ニアサイドにいたジャクソン・ムレカが、それに合わせてヘディングシュートを放った。だが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同24分、ボールを持って動き出したエルネスト・ムチが、ペナルティエリア・ライン上から強烈なシュートを放ったが、チームメイトのジェンク・トスンに当たり、外に出て行ってしまった。
 同36分、空中戦になったとき、バランスを崩してピッチに落ちたオリンピウ・モルタンが、苦しみながら立ち上がれなくなった。ルーマニア人選手オリンピウ・モルタンは、担架に乗せられピッチを後にすることになってしまった。
 試合は、結局、両者無得点のまま終わった。この両者の戦う第2戦は、5月7日(火)にテュプラシュ・スタジアムで行われる。

【アンカラ・グジュ】バハドゥル・ハン・ギュンドードゥ=ステリオス・キッツォー、ウロス・ラダコヴィッチ、ニハド・ムジャキッチ、アタカン・チャンカヤ(後半32分:カズムジャン・カラタシュ)=トルガ・ジエルジ(後半21分:ペドリーニョ)=オリンピウ・モルタン(後半39分:タソス・ハツィギオヴァニス)、アレクシス・フリプス、エフカン・ベキロウル(後半32分:アリ・カーン・ギュネレン)、クリスティアン・バッソゴグ=アリ・ソウ(後半20分:フェデリコ・マシェダ)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ネジプ・ウイサル、ジョー・ワロー、ウムト・メラシュ(後半1分:アルトゥール・マスアク)=アル・ムスラティ、ジェドソン・フェルナンデス=ラシド・ゲザル(後半34分:アレックス・オックスレイド・チェンバレン)、エルネスト・ムチ(後半43分:サリフ・ウチャン)、ミロト・ラシチャ(後半1分:ジェンク・トスン)=ジャクソン・ムレカ(後半45分:ヴァンサン・アブバカル)



シワス・スポル 2:2 フェネルバフチェ(スター紙+ソズジュ紙補綴 24. 4.23)

フェルディ・カドゥオウル(左)アキレアス・プグラス(右)(フェネルバフチェ公式HP) イルファン・ジャン・カフヴェジ(左)クインシー・メニグ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第33節で、フェネルバフチェが、シワス・スポルとのアウェー戦を戦った。試合は、2:2の引き分けに終わり、フェネルバフチェは、首位争いに大きな勝ち点を失ってしまった。

 トルコ・リーグ第33節で、フェネルバフチェが、シワス・スポルとのアウェー戦を戦った。新9月4日スタジアムで行われたこの試合、2:2の引き分けに終わった。フェネルバフチェは、前半ロスタイム2分に、フレッドが、ペナルティエリアの外から放ったシュートが決まり、先制した。シワス・スポルは、このゴールに対し、後半12分、ベンガリ・コイタが、お返しのゴールを決めた。フェネルバフチェは、同35分に、イルファン・ジャン・カフヴェジの決めたゴールで、再び、リードを奪った。シワス・スポルは、同ロスタイムにPKを獲得した。このPKを、同ロスタイム4分に、レイ・マナイが決め、同点に追いついた。この結果、フェネルバフチェは勝ち点を86に、シワス・スポルは同45とした。首位争いで、ガラタサライとフェネルバフチェの差は4に拡がった。

                 試合経過

 前半13分、ウーウル・チフトチの蹴ったフリーキックに合わせて、レイ・マナイがゴールを決めたが、オフサイド判定で、ゴールは認定されなかった。
 同34分、イルファン・ジャン・カフヴェジから出たパスを受けたエディン・ジェコが、GKと1対1となった。そして、エディン・ジェコがシュートを放つも、GKアリ・シャシャル・ヴラルが、足でもって、これを防いだ。
 同41分、イブラヒム・アクダーからのパスを受けたベンガリ・コイタが、ペナルティエリアの外から強烈なシュートを放つも、GKリヴァコヴィッチがコーナーキックに替えた。
 同42分、ウーウル・チフトチが、左サイドからフリーキックを蹴ると、GKリヴァコヴィッチが、これを防ぎ、ボールは、バーの上を越えて外に出て行った。
 同ロスタイム2分、ペナルティエリアの外でボールを得たフレッドが強烈なシュートを放つと、ボールは、GKアリ・シャシャル・ヴラルの右を抜け、ゴールネットに突き刺さった。0:1。
 後半3分、フェルディ・カドゥオウルが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、エディン・ジェコがシュートを放った。だが、GKアリ・シャシャル・ヴラルが、これをコントロールしてしまった。
 同10分、ペナルティエリアの外でボールを得たセバスティアン・シマンスキが、強いシュートを試みるたが、GKアリ・シャシャル・ヴラルが、これを押さえた。
 同12分、ムラト・パルリからのパスを受け、GKリヴァコヴィッチと1対1となったベンガリ・コイタが、落ち着いてシュートを放つと、これが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らした。1:1。
 同35分、イスマイル・ユクセキが、左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、イルファン・ジャン・カフヴェジがシュートを放つと、ボールは、GKアリ・シャシャル・ヴラルの足元を抜け、ゴールインした。1:2。
 同45分、クリントン・ンジェが、左サイドからセンタリングを入れると、ボールを得たレイ・マナイが、GKリヴァコヴィッチと1対1となったところへ、ディフェンスがチェックに入ったため、ピッチに倒れた。ジハン・アイドゥン主審は、ヴィデオ判定システムの映像を確認後、PKを宣告した。
 同ロスタイム4分ン、このPKを、レイ・マナイが蹴ると、フェネルバフチェのゴールネットに収まった。2:2。
 同ロスタイム8分、相手ディフェンスの裏を取ったイルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れた。それに合わせて、いい位置取りをしていたセルダル・ドゥルスンがヘッドで合わせると、ゴールが決まった。だが、線審が、イルファン・ジャン・カフヴェジの位置がオフサイドとしたため、ゴールは認定されなかった。

【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ムラト・パルリ(後半40分:アラーディン・オクムシュ)、アキレアス・プグラス、アーロン・アッピンダンゴエ、サンバ・カマラ、ウーウル・チフトチ=ベンガリ・コイタ(後半41分:エムラー・バシャン)、バルトゥー・エルマズ(後半44分:ロマン・クヴェット)、イブラヒム・アクダー(後半28分:ミヨ・カクタス)、クインシー・メニグ(後半28分:クリントン・ンジェ)=レイ・マナイ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半19分:メルト・ミュルドゥル)、ロドリゴ・ベカン、アレクンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、フレッド=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半ロスタイム11分:ジョシュア・キング)、セバスティアン・シマンスキ(後半26分:ミシー・バチューハイ)、ドゥサン・タディッチ(後半19分:ジェンギズ・ウンデル)=エディン・ジェコ(後半26分:セルダル・ドゥルスン)



ガラタサライ、ペンディク・スポルを楽々撃破、4:1(ソズジュ紙改+TRT補綴 24. 4.22)

マウロ・イカルディ(ガラタサライ公式HP) マメ・ティアム(左)カーン・アイハン(右)(ミリエット紙)  ガラタサライは、ホームに迎えたペンディク・スポルを、楽々と退け、不敗連続記録、及び連勝記録を、更に伸ばした。そして、トルコ・リーグは、残すところ5節となったが、今節を、首位で終えることになった。

 トルコ・リーグで首位を走るガラタサライが、同第33節で、ペンディク・スポルを4:1でくだし、トルコ・リーグで14連勝を飾ることになった。それだけではなく、ガラタサライは、ホームでの不敗記録を34に伸ばした。ガラタサライに勝利をもたらしたゴールは、前半35分にマウロ・イカルディ、同40分にアブドゥルケリム・バルダクチュ、後半32分にドリース・メルテンス、同ロスタイム6分に、PKをケレム・アクテュルコウルが決めた。ベルギー人スター選手ドリース・メルテンスは、1ゴール1アシストを記録して、この試合で、大きな役割を演じた。ペンディク・スポルの唯一のゴールは、後半40分にアルパスラン・オズテュルクから生まれた。ガラタサライは、この結果、勝ち点を90として、1試合少ない、現在2位に就けているフェネルバフチェとの勝ち点差を5に拡げた。降格圏にあるペンディク・スポルは同30に留まった。
 ペンディク・スポルとの一戦、ゴールの幕開けは、前半35分のマウロ・イカルディだった。左サイドで生まれた攻撃で、ドリース・メルテンスからの1本のパスでボールを得たアルゼンチン人ゴールゲッター、マウロ・イカルディが、ペナルティエリアの外から狙いをつけてゴール隅に蹴ったシュートが、1:0と先制するゴールとなったのだった。これで、マウロ・イカルディは、トルコ・リーグでの20点目となった。
 1点目をあげて以後、プレッシャーを強めて行ったガラタサライは、同40分に、アブドゥルケリム・バルダクチュのゴールで、スコアを2:0とした。ハキム・ツィエクがコーナーキックを蹴ると、そのコースに入り、いいジャンプを見せたアブドゥルケリム・バルダクチュのヘディングシュートが炸裂、ペンディク・スポルのゴールネットが揺れたのだった。2:0.
 後半に入り、多くの好機をゴールに繋げられなかったガラタサライだったが、3点目が、ドリース・メルテンスから生まれた。ベルカン・クトゥルからのパスを受け、ゴール左斜め前からファーのゴール隅を狙ったシュートを放つと、今季、トルコ・リーグでの6点目となるゴールが決まったのだった。3:0。
 ペンディク・スポルの、この試合に唯一のゴールが、同40分にアルパスラン・オズテュルクから生まれた。右サイドで蹴られたフリーキックに対し、ファーのゴールポスト際でいいジャンプを見せたアルパスラン・オズテュルクのヘディングシュートが、ゴールを生んだのだった。そして、スコアは3:1となった。
 ペンディク・スポルのゴールのあと、相手ゴールに危険な攻撃を仕掛けたガラタサライが、ロスタイムにPKを獲得した。デリック・ケーンのスルーパスを、左サイドで得たケレム・アクテュルコウルが、ダイレクトでカルロス・ヴィニシウスにボールを出した。ブラジル人選手カルロス・ヴィニシウスが、GKエルデム・ジャンポラトを抜き去ろうとしたとき、ファウルを受けた。それを咎めた主審がPKを指示したのだった。そのPKを、ケレム・アクテュルコウルが蹴ったが、GKエルデム・ジャンポラトが、これを防いだ。だが、GKエルデム・ジャンポラトがゴールラインから離れていたことで、PKのやり直しとなり、今度は、ミスを犯さず、ゴールが決まり、スコアは4:1となった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=カーン・アイハン、ヴィクトール・ネルソン(後半39分:ダヴィンソン・サンチェス)、アブドゥルケリム・バルダクチュ、デリック・ケーン=ルカス・トレイラ(後半29分:ベルカン・クトゥル)、ケレム・デミルバイ=ハキム・ツィエク(後半28分:ケレム・アクテュルコウル)、ドリース・メルテンス(後半37分:テテ)、バルシュ・アルペル・ユルマズ=マウロ・イカルディ(後半38分:カルロス・ヴィニシウス)
【ペンディク・スポル】エルデム・ジャンポラト=セルカン・アサン、アルパスラン・オズテュルク、ムラト・アクチャ、ヌノ・セケイラ=バドゥ・ンディアエ(前半43分:エンドリ・チェキジ)、アルノー・ルサンバ=ハリル・アクブナル、ギョクチャン・カヤ、マメ・ティアム=ウムト・ナイル(後半35分:エメカ・エゼ)



カイセリ・スポル 1:2 トラブゾン・スポル(ハベル・テュルク紙 24. 4.21)

カルタル・ユルマズ(左)メンディ(右)(トラブゾン・スポル公式HP) エニス・デスタン(トラブゾン・スポルTwitter)  トルコ・リーグ第33節で、カイセリ・スポルとのアウェー戦を戦ったトラブゾン・スポルは、前後半、各々1点ずつを入れて、1:2で勝った。トラブゾン・スポルで、1得点1アシストを記録したエニス・デスタンが、この試合に、その名を刻んだが、そのトラブゾン・スポルのもう1点は、ペペから生まれたものだった。

 トルコ・リーグで3位争いを繰り広げているトラブゾン・スポルが、トルコ・リーグ第33節で、カイセリ・スポルとのアウェー戦を戦い、1:2で勝った。トラブゾン・スポルに勝ち点3をもたらしたゴールは、前半24分にエニス・デスタン、後半13分にペペが決めた。エニス・デスタンは、ペペのゴールでアシストを記録して、この試合のヒーローになった。カイセリ・スポルの唯一のゴールは、後半42分にウーウルジャン・チャクルの大きなミスを咎めたメフディ・ブーラビアから生まれた。トラブゾン・スポルは、この結果、勝ち点を55に伸ばし、ベシクタシュとの勝ち点差を4に拡げ、3位争いに大きなアドヴァンテージを獲得した。一方、勝利から6試合見放されることになったカイセリ・スポルは、同37に留まった。

                 試合経過

 前半21分、カイセリ・スポルの攻撃で、アイルトン・ボア・モルテからのパスを、ペナルティエリアの外で受けたオタベク・シュクロフがシュートを放つも、GKウーウルジャン・チャクルが、胸に収めてしまった。
 同24分、トラブゾン・スポルが先制した。トマス・ムニエルが、右サイドからペナルティエリアへセンタリングを入れると、それに合わせて、エニス・デスタンがヘディングシュートを放ち、これが、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同28分、カイセリ・スポルの攻撃で、トマス・ムニエルが、ペナルティエリア内でメフディ・ブーラビアにチェックに入ると、チャーダーシュ・アルタイ主審がPKを宣告した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認後、ファウルはなかったとしてPKは取り消された。
 同37分、ウーウルジャン・チャクルのゴールキックでボールを得て、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだエディン・ヴィスチャが強いシュートを放つと、GKビラル・バヤズィットがパンチングで、これを防いだ。
 後半8分、右サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだエニス・バルディが放った強烈なシュートがゴールインした。一旦は、ゴールを認定したチャーダーシュ・アルタイ主審だったが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認後、その前に、エディン・ヴィスチャがミゲル・カルドーソに対し、ファウルを犯していたとしてゴールの認定を取り消した。
 同13分、トラブゾン・スポルが、点差を2と拡げた。ウーウルジャン・チャクルのゴールキックに対し、エニス・デスタンがヘッドでパスをペペに送ると、そのペペが放ったシュートが、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:2。
 同19分、トラブゾン・スポルの攻撃で、エディン・ヴィスチャが、右サイドからグランダーのパスを送ると、いい位置取りをしていたタクシアルヒス・ファウンタスが、それに合わせてシュートを試みたが、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返ってしまった。
 同34分、フェイントをかけながら、トラブゾン・スポルのペナルティエリアへとボールを持ち込んだドゥケンス・ナゾンが強いシュートを放つも、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同42分、カイセリ・スポルが、点差を1に縮めた。エニス・バルディのバックパスに対し、GKウーウルジャン・チャクルがミスを犯し、メフディ・ブーラビアにボールを奪われてしまった。そのメフディ・ブーラビアが、その結果、楽々とゴールを決めてしまったのだった。1:2。

【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー(後半32分:カルロス・マヌ)、ディミトリオス・コロヴェツィオス(後半17分:ジョゼフ・アタマー)、アリフ・コジャマン、ハサン・アリ・カルドゥルム=カルタル・ユルマズ、オタベク・シュクロフ(後半1分:ラマザン・ジヴェレク)、メフディ・ブーラビア=アイルトン・ボア・モルテ(後半1分:ドゥケンス・ナゾン)、シュテファン・バホーケン(後半40分:タルハ・サルアルスラン)、ミゲル・カルドーソ
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=トマス・ムニエル(後半41分:ホアキン・フェルナンデス)、バティスタ・メンディ、ステファノ・デンスヴィル、エレン・エルマル=ベラト・オズデミル=エディン・ヴィスチャ、エニス・バルディ、ペペ、タクシアルヒス・ファウンタス(後半25分:ウムト・ギュネシュ)=エニス・デスタン(後半29分:ウムト・ボゾク)



ベシクタシュ 2:0 アンカラ・グジュ(フォトマッチ紙 24. 4.20)

エフカン・ベキロウル(左)アル・ムスラティ(右)(ベシクタシュ公式HP) エルネスト・ムチ(TRT)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ第33節で、アンカラ・グジュをホームに迎えた。そして、この試合を、2:0で制したのだった。

 トルコ・リーグ第33節で、ベシクタシュは、ホームでアンカラ・グジュと対峙した。この難しい試合を、ベシクタシュは2:0で制した。ベシクタシュのゴールは、前半18分にエルネスト・ムチ、後半22分にジャクソン・ムレカが決めた。この結果、ベシクタシュは、5試合ぶりにトルコ・リーグで勝利を得ることになった。ベシクタシュは、勝ち点を51に伸ばしたのに対し、アンカラ・グジュは同37に留まった。

                 試合経過

 前半10分、エルネスト・ムチからのパスを受け、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだミロト・ラシチャが、左足一閃、シュートを放ったが、ボールは、ファーのゴールポスト際を逸れ外に出て行ってしまった。
 同13分、左サイドで生まれたベシクタシュの攻撃で、ミロト・ラシチャがセンタリングを入れると、カズムジャン・カラタシュが、背後に逸らすヘディングで外に出そうとした。ボールは、サイドバーを逸れ外に出て、コーナーキックに替わった。
 同18分、ベシクタシュが先制した。左サイドでボールを得たミロト・ラシチャが、ペナルティエリアの外にいたジェドソン・フェルナンデスにパスを送った。ジェドソン・フェルナンデスは、ダイレクトでペナルティエリア・ライン上にいたエルネスト・ムチにボールを回した。そのエルネスト・ムチが、左足でダイレクトのシュートを放つと、アンカラ・グジュのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 同22分、ペナルティエリアの外でボールを得たジェドソン・フェルナンデスが、遠目からシュートを試みた。だが、GKバハドゥル・ハン・ギュンドードゥが、これをパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同39分、右サイドで生まれたアンカラ・グジュの攻撃で、オリンピウ・モルタンがセンタリングを入れた。それに対して、エムレジャン・テルズィが足を出し防ぎにかかると、ボールは、ファーのゴールポストに当たりピッチに跳ね返った。そのこぼれ球に合わせて、エフカン・ベキロウルがヘディングシュートを試みるも、ヨナス・スヴェンソンが、ゴールライン際からクリアしてしまった。そして、前半は、ベシクタシュが1:0とリードを持ち終わった。
 後半12分、ベシクタシュが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前でフリーキックを獲得した。それを、ラシド・ゲザルが蹴ると、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同22分、ベシクタシュが、点差を2と拡げた。左コーナーキックをミロト・ラシチャが蹴り、内へと放り込んだ。それに合わせて、ニアサイドに走り込んだジャクソン・ムレカのヘディングシュートが炸裂、ボールは、ファーのゴールポストに当たり、ゴールインしたのだった。2:0。
 この試合、他のゴールは生まれることはなかった。そして、ベシクタシュは、ホームでアンカラ・グジュを2:0でくだしたのだった。

【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヨナス・スヴェンソン、ネジプ・ウイサル、ジョー・ワロー、セルカン・エムレジャン・テルズィ(前半44分:タイップ・タルハ・サヌッチ)=アル・ムスラティ、ジェドソン・フェルナンデス(後半45分:デミル・エゲ・トゥクナズ)=ラシド・ゲザル(後半31分:アレックス・オックスレイド・チェンバレン)、エルネスト・ムチ、ミロト・ラシチャ(後半31分:ヴァンサン・アブバカル)=ジャクソン・ムレカ(後半45分:ムスタファ・エルハン・ヘキモウル)
【アンカラ・グジュ】バハドゥル・ハン・ギュンドードゥ=ステリオス・キッツォー、ウロス・ラダコヴィッチ、ニハド・ムジャキッチ、カズムジャン・カラタシュ=アリ・カーン・ギュネレン(後半13分:ペドリーニョ)、トルガ・ジエルジ=オリンピウ・モルタン(後半31分:タソス・ハツィギオヴァニス)、エフカン・ベキロウル(後半31分:リカルド・サポナラ)、クリスティアン・バッソゴグ(後半45分:アレクシス・フリプス)=アリ・ソウ(後半45分:フェデリコ・マシェダ)



フェネルバフチェ 1:0 オリンピアコス(PK 2:3)(ハベル・テュルク紙 24. 4.19)

コンスタンティノス・ツォラキス(スター紙) イルファン・ジャン・カフヴェジ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  UEFA欧州カンフェランスリーグで、フェネルバフチェは、3:2で負けた準々決勝第1戦を受けた第2戦で、ギリシアのオリンピアコスにPK戦で負け、ヨーロッパの戦いから退くことが決まった。90分間、及び延長戦を含め、イルファン・ジャン・カフヴェジが、前半11分に決めたゴールで、この試合には勝ったフェネルバフチェだったが、PK戦で2:3で敗れ、準決勝進出の望みが絶たれてしまった。

 フェネルバフチェが、UEFA欧州カンフェランスリーグ準々決勝で敗退が決まった。第1戦を3:2で落としたのを受けて行われたこの第2戦、オリンピアコスをホームに迎えたフェネルバフチェは、90分間及び延長戦を含めて1:0とリードを保ったままだったが、PK戦で崩れてしまった。
 フェネルバフチェは、前半11分にイルファン・ジャン・カフヴェジが決めたゴールで、1:0の勝利で終わった試合だったが、PK戦では2:3で敗れ、カンフェランスリーグからの敗退が決まった。

                 試合経過

 前半9分、セバスティアン・シマンスキが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で倒されて得たフリーキックを、セバスティアン・シマンスキ自身が蹴った。そして、直接ゴールを狙ったが、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同11分、フェネルバフチェが先制した。ドゥサン・タディッチが左サイドから出したパスを、ペナルティエリア・ライン上でコントロールしたセバスティアン・シマンスキが、右サイドで攻撃参加したイルファン・ジャン・カフヴェジにボールを回した。そのイルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で、ボールを整えシュートを放つと、ボールは、GKの左を抜け、オリンピアコスのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同30分、ペナルティエリア内ゴール右斜め前でボールを得たセバスティアン・シマンスキが、ディフェンスの裏を取り、ゴールエリアに動き出したドゥサン・タディッチにパスを送った。だが、ドゥサン・タディッチにボールが渡る前に、際どくアンドレアス・ントイがボールをカットしてコーナーへと蹴り出した。
 同34分、オリンピアコスのディフェンダーがクリアしようとしたボールが、イルファン・ジャン・カフヴェジに渡ってしまった。ペナルティエリアの外ゴール右斜め前でボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、相手選手をかわし強烈なシュートをを放つも、GKコンスタンティノス・ツォラキスがゴールを許さなかった。
 後半5分、フェルディ・カドゥオウルが、自陣からボールを持って駆け上がり、相手陣内へと入り、更に相手の選手2人をかわしてシュートを放った。ボールは、相手ディフェンスに当たり、その跳ね返りのボールが、セバスティアン・シマンスキの前に転がった。そのセバスティアン・シマンスキが強いシュートを放つと、ボールは、相手ディフェンスに当たり、僅かにバーの上を越えて外に出て行き、コーナーキックに替わった。
 同35分、オリンピアコスのいい攻撃があった。ディフェンスが出したロングパスを、フェネルバフチェ陣内で得たヨルゴス・マスラスが、右サイドからペナルティエリア手前まで持ち込み、グランダーのシュートを放った。それに対し、GKリヴァコヴィッチは、スペースを消し、両足を使い、ゴールを許さなかった。
 同41分、イルファン・ジャン・カフヴェジが出したロングパスを、左サイドで得たドゥサン・タディッチが、ニアサイドのゴールポストに向かい動き出していたセバスティアン・シマンスキに向けセンタリングを入れた。そのセバスティアン・シマンスキが狙いすましてシュートを試みるも、ボールは、僅かにバーの傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 延長前半13分、オリンピアコスがゴールに迫った。ペナルティエリアの外で得たフリーキックを、コスタス・フォルトゥニスが蹴り、ゴールエリアに放り込むと、それに合わせて、ビセンテ・イボーラがヘディングシュートを放った。リヴァコヴィッチが防いだボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。PKポイントに向け動いたダヴィド・カルモがヘディングシュートを放ったが、ゴールライン上に立ちはだかったアレクンデル・ジクが、これを防いだのだった。
 延長後半9分、ミハ・ザイッチが右サイドからセンタリングを入れると、ミシー・バチューハイが落としたボールが、ドゥサン・タディッチの前に転がった。そのドゥサン・タディッチが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前から狙いすましてシュートを試みるも、ボールはサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム3分、オリンピアコスが10人になった。アンドレアス・ントイが、ジェンギズ・ウンデルに執ったアクションを咎めたトビアス・シュティーラー主審が、この日2枚目のイエローカードを出し退場処分としたのだった。
 PK戦に入ると、フェネルバフチェは、ミシー・バチューハイとアレクンデル・ジクが成功したのに対し、ドゥサン・タディッチ、ジェンギズ・ウンデル、レオナルド・ボヌッチが失敗をしてしまった。一方のオリンピアコスは、アユブ・エル・カービ、アボーレ・ホルタ、 ヨルゴス・マスラスが成功させ、ユセフ・エル・アラビ、ロジネイが失敗した。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、ロドリゴ・ベカン(延長前半10分:チャーラール・ソユンジュ)、アレクンデル・ジク、フェルディ・カドゥオウル=セバスティアン・シマンスキ(延長前半6分:ラデ・クルニッチ)、イスマイル・ユクセキ(延長後半ロスタイム2分:レオナルド・ボヌッチ)、フレッド(後半41分:ミハ・ザイッチ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半41分:ジェンギズ・ウンデル)、エディン・ジェコ(後半29分:ミシー・バチューハイ)、ドゥサン・タディッチ



タイップ・タルハ・サヌッチ、復帰へ(スター紙 24. 4.18)

タイップ・タルハ・サヌッチ  ベシクタシュのフェルナンド・サントス監督辞任を受け、タイップ・タルハ・サヌッチが、再び、出場の機会を得ることになる。

 昨季、重傷を負いながら復帰を果たした、ベシクタシュのタイップ・タルハ・サヌッチだが、今季、僅かに4試合しか出場の機会を得ていない。4:0で敗れたペンディク・スポル戦以後、フェルナンド・サントス監督から出場の機会を与えられなかったタイップ・タルハ・サヌッチだが、同監督が辞任したため、再び、出場の機会を得るものと考えられている。サメト・アイババとの話し合いで、再び、自信を植え付けられた24歳のタイップ・タルハ・サヌッチは、アンカラ・グジュ戦では先発メンバーに入るものと思われる。



トラブゾン・スポルにポール・オヌアチュの朗報(ファナティック紙 24. 4.17)

ポール・オヌアチュ(TRT)  トラブゾン・スポルの腕を骨折したポール・オヌアチュが、50日ぶりにプレーできるように準備をしている。

 トルコ杯準々決勝で戦ったバシャクシェヒル・スポルとの一戦で、左腕を骨折したトラブゾン・スポルのゴールゲッターのポール・オヌアチュが、治療が終わり、ピッチに戻ってくる。チーム練習に合流している29歳のポール・オヌアチュが、50日ぶりに、カイセリ・スポル戦ではピッチに立つものと思われている。今季、トルコ・リーグで17試合に出場して9ゴール3アシストを記録しているポール・オヌアチュは、故障を発生させて以後、アランヤ・スポル、カラギュムリュック、フェネルバフチェ、コンヤ・スポル、シワス・スポルとの試合には出場できなかった。アブドラハ・アヴジュ監督は、故障の癒えたポール・オヌアチュを、カイセリ・スポル戦ではプレーさせるものと期待されている。



ガラタサライ、アランヤで苦しまず! バルシュ・アルペル・ユルマズの輝いた夜(ミリエット紙+ガラタサライ公式HP補綴 24. 4.16)

アブドゥルケリム・バルダクチュ(左)エフェジャン・カラジャ(右)(アクシャム紙) バルシュ・アルペル・ユルマズ(ミリエット紙)  トルコ・リーグ第32節最終試合で、ガラタサライは、アランヤ・スポルとのアウェー戦を0:4で制した。ガラタサライのバルシュ・アルペル・ユルマズが輝いた夜となった。

 トルコ・リーグ第32節は、アランヤ・スポルとガラタサライとの一戦で終わった。フェネルバフチェが、カラギュムリュックをくだしたため、試合数の違いながら、2位に落ちていたガラタサライが、トルコ・リーグでここ数節、最も調子の上がっていたクラブの1つであったアランヤ・スポルを、アウェー戦で0:4でくだした。ガラタサライのゴールは、バルシュ・アルペル・ユルマズ(2)、ハキム・ツィエク、マウロ・イカルディから生まれた。正に、バルシュ・アルペル・ユルマズの夜となったのだった。一方、アランヤ・スポルは、ファーティフ・テケ監督が前半18分に、そして、レロイ・フェルが後半19分にレッドカードをもらった。ガラタサライは、この勝利で、勝ち点が87に達し、トルコ・リーグの首位を守った。アランヤ・スポルは10位につけている。

                 試合経過

 前半13分、オウズ・アイドゥンが、ペナルティエリアの外からシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同19分、アランヤ・スポルのファーティフ・テケ監督が、線審に文句を言ったために、ダイレクトでレッドカードが出された。
 同27分、ドリース・メルテンスが、相手陣内でフリーキックを蹴ると、それに合わせて、アブドゥルケリム・バルダクチュが、ヘディングシュートを試みるも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同41分、ドリース・メルテンスが、ペナルティエリアのゴール右斜め前から、右足のアウトサイドキックで、ファーを狙ったシュートを放つも、ボールは、上のバーに当たり跳ね返されてしまった。
 後半10分、左サイドで生まれた攻撃で、ペナルティエリアへゴール左斜め前からボールを持ち込んだバルシュ・アルペル・ユルマズが、グランダーの強烈なシュートを放つと、ボールは、ファーのゴール隅に突き刺さった。0:1。
 同16分、上質の左足キックで、ハキム・ツィエクが舞台に躍り出た。ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で、ボールを左に引き寄せたハキム・ツィエクが、ファーのゴールポストに向け信じられないシュートを放つと、アランヤ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。0:2。
 同19分、レロイ・フェルが、バルシュ・アルペル・ユルマズに執ったチェックを咎めたジハン・アイドゥン主審は、この日2枚目のイエローカードを出し、レロイ・フェルを退場処分とした。
 同27分、左サイドで動き出したデリック・ケーンからのパスを受け、ペナルティエリア内へと持ち込んだバルシュ・アルペル・ユルマズが、右足一閃、グランダーのシュートを放つと、アランヤ・スポルのゴールネットが揺れた。0:3。
 同38分、右サイドで生まれた攻撃で、カーン・アイハンからのパスを受けたマウロ・イカルディが、ゴールエリアで、そのボールに上手い触れ方をすると、ボールは、がら空きとなっていたゴールに入った。0:4。

【アランヤ・スポル】エルトゥールル・タシュクラン=フロレント・ハデルジョナジ、フルカン・バユル、フィダン・アリティ、ジュレ・バルコヴェッチ=リチャード・カンディード(後半17分:ファン・ウィジョ)、レロイ・フェル=オウズ・アイドゥン、エフェジャン・カラジャ(後半24分:ニコラ・ジャンヴィエ)、ユスフ・オズデミル(後半32分:ピオネ・シスト)=アフメド・ハッサン(後半17分:ジョアオ・ノヴァイス)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=セルジュ・オーリエ(後半1分:カーン・アイハン)、ヴィクトール・ネルソン(後半32分:ダヴィンソン・サンチェス)、アブドゥルケリム・バルダクチュ、デリック・ケーン=ルカス・トレイラ(後半40分:タンギ・エンドンベレ)、ケレム・デミルバイ(後半32分:ヴィルフリート・ザハ)=バルシュ・アルペル・ユルマズ、ドリース・メルテンス、ケレム・アクテュルコウル(後半1分:ハキム・ツィエク)=マウロ・イカルディ



カラギュムリュック 1:2 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 24. 4.15)

エディン・ジェコ(フェネルバフチェ公式HP) ナズム・サンガレ(左)ドゥサン・タディッチ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第32節で、カラギュムリュックとのアウェー戦を戦い、1:0と先制を許したにも拘らず、後半にあげたゴールで1:2で勝ったフェネルバフチェは、勝ち点を85に伸ばし、試合数が多い中だが首位に立った。

 アタテュルク・オリンピック・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェに勝利をもたらしたゴールは、後半4分にエディン・ジェコ、同12分にミシー・バチューハイ(PK)が決めた。ホームのカラギュムリュックのゴールは、前半ロスタイム1分にジャン・ケレシュの決めたものだった。

                 試合経過

 前半13分、カラギュムリュックの攻撃で、左サイドでボールを得たレヴェント・メルジャンが、2人の選手をかわし、PKポイント上にいたヴァレンティン・エイセリッチにパスを送った。そのヴァレンティン・エイセリッチが走り込んできてシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同29分、カラギュムリュックの攻撃で、レヴェント・メルジャンが左サイドからパスを出すと、それを、ペナルティエリアの外で得たマルクス・ローデンが、遠目から強いシュートを放つと、GKリヴァコヴィッチが、しっかりと胸に収めた。
 同31分、エディン・ジェコが出したロングパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったラデ・クルニッチが、相手GKと1対1となり、PKポイント近くからグランダーのシュートを放ったが、GKサルヴァトーレ・シリグがゴールを許さなかった。
 同32分、カラギュムリュックの攻撃で、ジャン・ケレシュが右サイドからロングパスを出すと、ギュヴェン・ヤルチュンが、GKと1対1となった。それに対し、前に出たリヴァコヴィッチが、足を使いチェックに入ると、際どいところで、ギュヴェン・ヤルチュンからボールを奪うことに成功した。
 同40分、カラギュムリュックの攻撃にギアが入った。ヴァレンティン・エイセリッチからのパスを、右サイドで得たジャン・ケレシュが、ペナルティエリア手前まで持ち込み、強いシュートを放った。だが、身体を伸ばしたリヴァコヴィッチが、パンチングでコーナーキックに替えた。
 同ロスタイム1分、カラギュムリュックの攻撃で、ペナルティエリア手前で生まれた混戦のなか、フレッドがクリアしようとしたボールが、ライアン・メンデスの前に転がった。そのライアン・メンデスが、ダイレクトで、ペナルティエリア内ゴール右斜め前へと動き出していたジャン・ケレシュにボールを出した。すると、ジャン・ケレシュが、それに合わせて強烈なシュートを放つと、フェネルバフチェのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 後半4分、ペナルティエリア手前でボールを得たフレッドが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前へ動き出していたエディン・ジェコにボールを出した。ボスニア人選手エディン・ジェコは、相手選手をかわし、強いシュートを試みると、これが、カラギュムリュックのゴールネットを揺らした。1:1。
 同11分、フェネルバフチェがPKを獲得した。同8分、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだブライト・オシャイ・サミュエルが、フェデリコ・チェッケリーニのチェックを受けピッチに倒れた。ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、トゥガイ・カーン・ヌマノウル主審は、映像確認後、PKを宣告したのだった。
 同12分、このPKをミシー・バチューハイが蹴り、その強いボールがゴールインして、フェネルバフチェの勝ち越し点となった。1:2。
 同15分、ヴァレンティン・エイセリッチが、右コーナーキックを蹴り、PKポイントに向けボールを入れた。ディフェンスの間からジャンプを見せたダヴィデ・ビラッシがヘッドで合わせたが、いい位置取りをしていたリヴァコヴィッチが、ゴールライン際で、このボールをキャッチした。
 同32分、カラギュムリュックが10人になった。フレッドとのマッチアップになったとき、相手に執ったアクションが咎められたライアン・メンデスに、ダイレクトでレッドカードが出されたのだった。
 同39分、右サイドからペナルティエリア内へと入り、ゴールライン際までボールを持ち込んだブライト・オシャイ・サミュエルが、PKポイント近くにいたミシー・バチューハイにパスを送った。それに合わせて、ミシー・バチューハイがシュートを放つと、ディフェンダーに当たり、そのままゴールマウスに向かった。だが、GKサルヴァトーレ・シリグが、身体を伸ばし防ぎ、際どいところでゴールを許さなかった。
 同41分、右サイドでボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、ゴール斜め前からペナルティエリア内へと入り、シュートを放とうとしたが、相手選手のチェックを受けピッチに倒れた。トゥガイ・カーン・ヌマノウル主審は、一旦はPKを宣告した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け映像確認後、その決定を取り消した。
 同ロスタイム2分、カラギュムリュックの攻撃で、ヴァレンティン・エイセリッチがペナルティエリアへと送ったセンタリングに対し、ゴールエリア手前で、ジャンプ一番、マルカオがヘディングシュートを放った。だが、リヴァコヴィッチがコーナーキックに替えてしまった。
 同ロスタイム7分、カラギュムリュックが9人になった。左サイドからフェネルバフチェのペナルティエリアへとボールを持ち込んだヴァレンティン・エイセリッチがピッチに倒れると、トゥガイ・カーン・ヌマノウル主審は、シミュレーションと判断して、この日2枚目のイエローカードを出し、退場処分とした。そして、この試合では、他のゴールは生まれず、フェネルバフチェが1:2で勝ったのだった。

【カラギュムリュック】サルヴァトーレ・シリグ=ダヴィデ・ビラッシ、コライ・ギュンター(後半37分:ナズム・サンガレ)、フェデリコ・チェッケリーニ、レヴェント・メルジャン=マルクス・ローデン、アンドレア・ベルトラッツィ(後半23分:マルカオ)=ジャン・ケレシュ(後半37分:ケヴィン・ラサーニャ)、ヴァレンティン・エイセリッチ、ライアン・メンデス=ギュヴェン・ヤルチュン(後半27分:アドナン・ウーウル)
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、セルダル・アズィズ(後半27分:ロドリゴ・ベカン)、チャーラール・ソユンジュ、フェルディ・カドゥオウル=イスマイル・ユクセキ、フレッド(後半ロスタイム1分:ミハ・ザイッチ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半ロスタイム1分:メルト・ミュルドゥル)、ラデ・クルニッチ(後半1分:ミシー・バチューハイ)、ドゥサン・タディッチ=エディン・ジェコ(後半ロスタイム6分:セルダル・ドゥルスン)


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