サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、


過去のサッカー・ニュースは、こちらへ


ユヌス・アクギュンを2つのクラブが求める(アクシャム紙 25. 7. 2)

ユヌス・アクギュン(ファナティック紙)  ガラタサライが契約延長を望んでいる24歳のユヌス・アクギュンに、ドルトムントとマルセイユが関心を示している。ユヌス・アクギュンが、自由契約になることに関する契約規定では、その金額は1100万EUROだ。

 契約延長に関する交渉が、未だ前進が看られないユヌス・アクギュンに対し、関心を示すクラブが増えてきている。ドイツのドルトムントが、フランスの強豪マルセイユに次いで、ユヌス・アクギュンに関心を見せてきている。ユヌス・アクギュンが、自由契約になるためには1100万EUROが要る。ユヌス・アクギュンは、ガラタサライとの契約延長交渉の進展具合により、決断を下すようだと伝えられている。昨季の優勝達成の主役の一人だったユヌス・アクギュンは、44試合に出場して12ゴール14アシストを記録している。ユヌス・アクギュンのガラタサライとの契約は、2026年6月で満了する。ガラタサライは、ユヌス・アクギュンに対し、改めて4年契約を提示している。ガラタサライのフロントは、新しい契約では、自由契約になるためには1100万EUROという金額を削除しよう考えている。なお、ユヌス・アクギュンの市場価値は1400万EUROだ。



トラブゾン・スポル、チーム作りを続ける(TRT 25. 7. 2)

アルセニー・バタゴフ(CNNトルコ) ムハメッド・チャム(ファナティック紙) ジョン・ランドストラム(スター紙)  最新では、ポール・オヌアチュを獲得したトラブゾン・スポルで、外国人選手数が16になった。トラブゾン・スポルは、外国人枠数の規定で、幾人かの選手を放出するものと思われる。

 トラブゾン・スポルの新入団選手ポール・オヌアチュが、トラブゾン入りした。ナイジェリア人選手ポール・オヌアチュは、ワグナー・ピナに次いで2人目の補強となった。この移籍で、トラブゾン・スポルの外国人数は16になった。トラブゾン・スポルは補強を続ける一方、選手構想に入らない外国人選手を誰にするかという点に関心が向いている。近い内に、トラブゾン・スポルは、幾人かの選手を放出することになる。
 レンタル期間が終了したボルナ・バリウシッチとトニオ・テクリッチは、チームを去る可能性は極めて高い。この両選手については、行き先が見つかれば、トラブゾン・スポルを去ることになるはずだ。一方、アルセニー・バタゴフとムハメッド・チャムについては、不明朗なままだ。
 アルセニー・バタゴフについては、ヨーロッパのクラブからの関心は続いている。トラブゾン・スポルのフロントは、このウクライナ人ストッパーに対し、移籍金が1500〜2000万EUROレヴェルでのオファーがあれば、それを受け入れることになろう。
 ムハメッド・チャムについては、サウジアラビアのアル・フェイハからのオファーに対応しているところだ。ジョン・ランドストラムについては、チームを離れるということが俎上に上がっている。というのも、イングランドのチャンピオンシップの幾つかのクラブが関心を示していると言われているからだ。



バシャクシェヒル・スポル、ヌノ・ダ・コスタを獲得(ファナティック紙 25. 7. 2)

ヌノ・ダ・コスタ(CNNトルコ)  トルコ・リーグのバシャクシェヒル・スポルが、昨季までカスムパシャでプレーしたヌノ・ダ・コスタを獲得した。

 バシャクシェヒル・スポルは、新シーズンの選手構成を作り上げることに努めているが、ヌノ・ダ・コスタ獲得を発表した。バシャクシェヒル・スポルの発表によると、「我がクラブは、昨季、カスムパシャでプレーしたヌノ・ダ・コスタと、2年契約を結んだ。ヌノ・ダ・コスタに、我が家族に、ようこそと言おう。そして、バシャクシェヒル・スポルのユニフォームを着て活躍してくれることを期待する」となっている。



ベシクタシュ、タミー・アブラハムがやって来る! イスタンブルへ(フォトマッチ紙改 25. 7. 1)

タミー・アブラハム  ベシクタシュが合意に達したタミー・アブラハムが、イスタンブルにやって来る。

 ベシクタシュが、長きに渡り俎上に乗せていたタミー・アブラハム獲得交渉が、いい結果に終わった。「1+3」年の買い取りオプション付き契約で合意に達した。ベシクタシュは、この合意のあと、ACミラン側に、移籍が完了した場合、移籍金1500万EUROを支払うことになる。ナイジェリアに出自を持つイギリス国籍のタミー・アブラハムは、年俸として600万EUROを得る。
 26歳のFWタミー・アブラハムは、メディカルチェックを受けたあと、正式契約のためにイスタンブルに向け出発する。タミー・アブラハムは、午後6時にイスタンブルに入っていると思われる。



トラブゾン・スポルの新たな右サイドバックの選手がやって来る(CNNトルコ改 25. 6.30)

ワグナー・ピナ トラブゾン・スポルが獲得で合意に達し、ポルトガルのエストリルから獲得することになったワグナー・ピナが、昨夜遅く、トラブゾン空港に降り立った。

 トラブゾン・スポルが獲得で合意に達していたワグナー・ピナが、トラブゾン入りした。トラブゾン・スポルは、22歳のワグナー・ピナが、昨夜遅く、トラブゾン入りしたことを明らかにした。カーボベルデ諸島国籍のワグナー・ピナは、メディカルチェックを受けたあと、正式の調印に至ることになる。



徐々にフェネルバフチェへ! ジョン・デュランに正式なオファー(アクシャム紙 25. 6.29)

ジョン・デュラン  補強活動を続けるフェネルバフチェで、ジョン・デュランに向けた熱き展開が続いている。フェネルバフチェは、ジョン・デュランに向け、アル・ナスルに正式なオファーを出した。

 フェネルバフチェが、アル・ナスルから獲得を望んでいるジョン・デュランに関し、重要な展開があった。補強活動を続けるフェネルバフチェが、ジョン・デュランを獲得するために動いている。伝えられるところによると、フェネルバフチェは、アル・ナスルに対し正式なオファーを出したというのだ。ヨーロッパへの復帰に熱視線を送るジョン・デュランが、フェネルバフチェ入りに、かなりの熱き視線を向けているのだ。
 昨季の1月にアストン・ヴィラからアル・ナスルへ、移籍金7700万EUROで移籍したジョン・デュランは、同クラブで18試合に出場して12ゴールを記録している。



ベシクタシュの新入団選手がイスタンブルにやって来る、ブライト・オシャイ・サミュエルとダヴィド・ユラーセク(ハベル・テュルク紙 25. 6.28)

ブライト・オシャイ・サミュエル(スター紙) ダヴィッド・ユラーセフ  補強活動を続けるベシクタシュが、右サイドバックと左サイドバックの補強を完成させた。右サイドバックに、フェネルバフチェを離れたブライト・オシャイ・サミュエルと合意に達したベシクタシュは、左サイドバックには、ベンフィカのダヴィッド・ユラーセフの獲得で合意に達したのだ。この2選手が、イスタンブル入りする日取りも明らかになった。

 契約の満了に伴いフェネルバフチェを去ったブライト・オシャイ・サミュエルが、ベシクタシュと合意に達した。ベシクタシュは、ブライト・オシャイ・サミュエルと3年契約を結ぶことになる。ベシクタシュは、ブライト・オシャイ・サミュエルをメディカルチェックを受けるため、イスタンブルに喚んだ。ナイジェリア人選手ブライト・オシャイ・サミュエルは、土曜日の午後11時55分着の航空機でイスタンブル入りする。
 補強活動を、スピードアップさせているベシクタシュは、アルトゥール・マスアクの抜けたあとの左サイドバックも強化した。その狙いで、いい選手を俎上に乗せていたベシクタシュは、最終的には、ベンフィカのダヴィッド・ユラーセフと合意に達した。ダヴィッド・ユラーセフは、土曜日の午後5時15分頃、イスタンブル入りすることになっている。ダヴィッド・ユラーセフは、メディカルチェックを受けたあと、ベシクタシュと契約することになる。



トラブゾン・スポル、ポール・オヌアチュの獲得に成功(スター紙 25. 6.27)

ポール・オヌアチュ(ミリエット紙)  トラブゾン・スポルが、かつてレンタルで獲得したことのあるナイジェリア人ゴールゲッターのポール・オヌアチュを、サウザンプトンに移籍金を700万EUROを支払い獲得した。31歳のポール・オヌアチュは、近々、トルコ入りするものと思われる。

 新シーズンを戦い抜く選手構成を作るため補強活動を続けているトラブゾン・スポルが、センターフォワードとしてポール・オヌアチュ獲得に成功した。ポール・オヌアチュは、昨季は、プレミアリーグから降格してしまったサウザンプトンに所属していた。トラブゾン・スポルは、そのサウザンプトンと、移籍金700万EUROで合意に達したのだ。そして、ポール・オヌアチュは、近日にはトルコ入りするものと思われる。トラブゾン・スポルでは、2023-24シーズンにレンタルでプレーしたことのあるポール・オヌアチュは、トルコ・リーグで21試合に出場して15ゴールを記録している。



イタリアからの報道で、ベシクタシュがパトリック・シックを狙っている(スター紙 25. 6.26)

パトリック・シック(スター紙)  来季、理想的な選手構成で臨みたいベシクタシュが、その舵をドイツに切った。ゴールゲッターの獲得が優先事項となっているベシクタシュが、バイヤーレバークーゼンの29歳のパトリック・シックを俎上に乗 せている。

 ベシクタシュは、来季に向けての補強活動を急いでいるが、なかでも、ゴールゲッター探しをフル回転で続けている。ドイツのバイヤーレバークーゼンのチェコ人選手パトリック・シックが、年俸が低いことで、移籍話に関心を示しているという。だが、市場価格が2700万EUROのパトリック・シック獲得に要する移籍金が考え込ませてしまっている。
 なお、パトリック・シックは、今季、バイヤーレバークーゼンは、全試合45試合に出場して27ゴール1アシストを記録している。パトリック・シックは、バイヤーレバークーゼンとの契約は2027年まである。



ガラタサライ、ケレム・デミルバイに次いでベルカン・クトゥルも旅立つ(ファナティック紙 25. 6.19)

ベルカン・クトゥル(ファナティック紙)  ガラタサライで、チームを去ることが認められたベルカン・クトゥルが、獲得を望んでいるコジェリ・スポルと交渉を開始した。

 ガラタサライの中盤の選手が抜け落ちていく。エユップ・スポルと合意に達したケレム・デミルバイに次いで、待たれていたかのように、ベルカン・クトゥルが去ろうとしている。トルコ・リーグへの新参者コジェリ・スポルの監督に就いたセルチュク・イナンが獲得を望んでいるベルカン・クトゥルは、オカン・ブルク監督からの同意を得て、交渉を開始した。この交渉がまとまれば、ガラタサライは、ケレム・デミルバイとベルカン・クトゥルに替わるMFを2名確保しなければならない。



ケレム・デミルバイ、ガラタサライからイスタンブルのクラブへ(ソズジュ紙 25. 6.18)

ケレム・デミルバイ(ファナティック紙)  エユップ・スポルが、ガラタサライのケレム・デミルバイの獲得に動き出している。両クラブが、かなりの可能性で合意に達すると考えられている。

 ガラタサライでの出場機会を得るのが難しくなってきているケレム・デミルバイの、エユップ・スポルへの移籍が近づいている。ガラタサライのオカン・ブルク監督と、来季について話し合ったケレム・デミルバイは、ガラタサライを去る決心をした。ケレム・デミルバイの獲得を考えるエユップ・スポルは、ケレム・デミルバイの移籍について、ガラタサライ側と概ね合意に達している。サムスン・スポルも獲得を考えているケレム・デミルバイは、イスタンブルでの生活を望んでいるため、エユップ・スポルが決断したと言われている。この移籍に関して、近々、正式に発表されるものと考えられている。今季、ガラタサライで34試合に出場、1006分、ピッチに立ったケレム・デミルバイは、3アシストを記録している。



ガラタサライの新たなストッパー、フランスから(アクシャム紙 25. 6.17)

モハメド・サリス(saintsplayers)  ガラタサライが、フランスのモナコで、幸薄い生活を送るモハメド・サリスを俎上に乗せている。26歳の左利きのディフェンダーは、それに、熱い視線を向けていると言われている。

 新シーズンに向け、補強活動を進めているガラタサライは、ディフェンス陣のローテーションの強化を考えている。その方向で、活動を続けるガラタサライのフロントは、その目をフランスに向けている。フランスからの報道によると、ガラタサライは、モナコのストッパーのモハメド・サリスを獲得を考えている。フランスのモナコで、幸薄い生活を送るモハメド・サリスは、ガラタサライに熱い視線を向けていると言われている。今季、望ましいシーズンを送れなかったガーナ人選手モハメド・サリスは、僅か24試合に出場しただけだった。そのなかで、568分プレーして3ゴールを記録したモハメド・サリスの市場評価は約1200万EUROだ。モナコとの契約が2028年6月まであるモハメド・サリスの移籍金として、2700万EUROが支払われている。



ベシクタシュ、サルヴァトーレ・エスポージトを追いかけている(TRT 25. 6.16)

サルヴァトーレ・エスポージト(スペツィア公式HP)  ベシクタシュが、セリエBのスペツィア所属のサルヴァトーレ・エスポージトを俎上に上げていると言われている。ベシクタシュは、MFサルヴァトーレ・エスポージト獲得のために、1000万EUROの提示をしたと言われているのだ。

 ベシクタシュが、新シーズンに向けての活動を続けている。イタリアからの報道で、ベシクタシュが、セリエBのスペツィア所属のサルヴァトーレ・エスポージトを俎上に上げているとある。スペツィアをセリエAに昇格させるのに大きな役割を果たした24歳のサルヴァトーレ・エスポージト獲得のために、ベシクタシュは、1000万EUROの提示をしたというのだ。ボローニャとパレルモも、サルヴァトーレ・エスポージトに関心を見せていることが明らかになっている。ボローニャの場合には500万EURO、パレルモの場合は400万EUROの提示をしたことも明らかにされている。サルヴァトーレ・エスポージトに関しては、移籍解禁期間に、ベシクタシュが追い求めたということがあった。だが、そのときは、スペツィアが、セリエA昇格争いをしていたために、サルヴァトーレ・エスポージトが、チ−ムを去ることを認めなかったのだ。



トラブゾン・スポルにクロアチア人ストッパー(ソズジュ紙 25. 6.15)

ドゥイェ・チャレタ・ツァル  ディフェンスの強化を行う準備に入っているトラブゾン・スポルが、オリンピック・リヨンのクロアチア人ストッパーのドゥイェ・チャレタ・ツァルを俎上に乗せている。

 補強活動を続けるトラブゾン・スポルが、ストッパー探しの中で、オリンピック・リヨンのドゥイェ・チャレタ・ツァルに眼を付けている。28歳のドゥイェ・チャレタ・ツァルは、オリンピック・リヨンでは出番がないことをよく思ってないことから、出て行くことを望んでいるのだ。トラブゾン・スポルは、少し前に、ドゥイェ・チャレタ・ツァルと交渉を持ち、提示したオファーの内容の検討に入っていることも明らかになっている。ドゥイェ・チャレタ・ツァルは、フランス・リーグで19試合に出場しており、12試合では控えでベンチ入りしている。



ベシクタシュ、新たなゴールゲッターをポーランドで見つけた(ファナティック紙 25. 6.14)

エフティミス・クロウリス  トルコ・リーグで来季、強力な選手構成を組むために補強活動を始め、特にFWの強化を望んでいるベシクタシュが、エフティミス・クロウリス獲得に向け行動を開始している。

 トルコ・リーグで、今季、望ましいシーズンを送れず、来季には理想的な選手構成を築きたいベシクタシュが、補強活動を、早々から始めている。ギリシアでの報道によると、ベシクタシュは、ポーランドのポゴニ・シュチェチン所属のエフティミス・クロウリス獲得に向け行動を開始している。ポゴニ・シュチェチンに対し、ベシクタシュは、400万EUROの移籍金を提示したが、ポゴニ・シュチェチンは、そのオファーに熱い目を向けてはいないが、29歳のエフティミス・クロウリスの契約は、2026年夏で満了するため、考え方を変えてきていると、詳細に伝えている。
 なお、エフティミス・クロウリスは、ポゴニ・シュチェチンで、今季、37試合に出場して31ゴール3アシストを記録している。



トラブゾン・スポル、マエストロ獲得の動き! 正式な交渉が始まっている(フォトマッチ紙 25. 6.13)

マエストロ(youtube)  補強に向け、熱心に動いているトラブゾン・スポルが、アダナ・デミル・スポルで輝きを見せた21歳のMFマエストロ獲得に向け歩を進めている。トラブゾン・スポルが、正式な交渉を始めていることが明らかになってきている。

 アダナ・デミル・スポルでのプレーに注目を集めたマエストロの獲得に関し、トラブゾン・スポルが、一番手を占めている。マエストロの獲得に向けアダナ・デミル・スポルと正式な交渉に入っているトラブゾン・スポルは、移籍金として50万EUROを用意した。2部リーグへと降格したアダナ・デミル・スポルは、マエストロの移籍で、いい収入を得ることを望んでいる。アダナ・デミル・スポル側は、300万EURO近くの移籍金を望んでいることも明らかになっている。トラブゾン・スポルの獲得に向けた試みが続けられているようだ。マエストロは、今季、アダナ・デミル・スポルで34試合に出場して1ゴール1アシストを記録している。アンゴラ代表としても活躍しているマエストロは、チャイクル・リゼとサムスン・スポルも獲得を考えている。
 移籍解禁期間に入り、度々、口の端に上って来るマエストロは、ポルトガルのベンフィカの下部組織で育った。2022ー24年の間は、ベンフィカのBチームに所属して、26試合に出場したマエストロは、2023−24シーズンの移籍解禁期間に、アダナ・デミル・スポルへ移籍してきた。



これが、ガラタサライの新たなスター選手レロイ・サネのキャリアだ!(スター紙 25. 6.12)

レロイ・サネ(NTV)  ガラタサライが、世界的なスター選手レロイ・サネを獲得した。今季、ドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンで過ごした29歳のレロイ・サネの光り輝くキャリアに注目してみよう。

 トルコ・リーグで、今季、優勝を遂げたガラタサライが、世界的なスター選手レロイ・サネを加えて、選手構成の強化を図った。ガラタサライが、レロイ・サネの獲得を公表したのだ。
 選手としてのキャリアを、ドイツのヴァッテンシャイトの下部組織で始めたレロイ・サネは、その後、シャルケやバイヤー・レヴァークーゼンの下部組織でもプレーした。2011年にシャルケに戻ったレロイ・サネは、2015年にはトップチームに昇格した。その1年後、マンチェスターシティへ5200万EUROの移籍金で移籍したレロイ・サネは、2020年にはブンデスリーガに復帰した。バイエルン・ミュンヘンで、今季は45試合に出場したレロイ・サネは、13ゴール6アシストを記録した。ここまでのキャリアで、FIFAクラブW杯、ブンデスリーガ(4)、プレミアリーグ(2)、UEFAスーパーカップ、FAカップ、ドイツ・スーパーカップ(2)、イングランド・リーグ・カップ(2)、コミュニティ・シールド(2)の制覇に貢献している。



メキシコ 1:0 トルコ(トルコ・サッカー協会公式HP改 25. 6.11)

ケナン・ユルドゥズ(左)(フォトマッチ紙) オルベリン・ピネダ(メキシコ代表公式X)  トルコ代表は、9月から始まる2026FIFA主催W杯予選に向けての準備を行っているアメリカ・キャンプで実現した2つ目の親善試合で、メキシコ代表に1:0で敗れた。

 ノースカロライナ州チャペル・ヒル市のケナン・スタジアムで行われた試合を制したメキシコ代表に勝利をもたらしたゴールは、前半45分にオルベリン・ピネダが決めた。

                 試合経過

 前半14分、トルコ代表がゴールに迫った。メキシコ代表のゴールエリアの左サイドでカーン・アイハンがフリーキックを蹴ると、直接、メキシコ代表のゴール隅を捉えたが、GKルイス・マラゴンが、身体を右に伸ばし、ボールをタッチの外に出してしまった。
 同23分、アルダ・ギュレルが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリアの外にボールは飛び、そのボールに合わせて、ケナン・ユルドゥズがシュートを放つも、僅かに、ボールはサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同42分、トルコ代表が、またしても先制するチャンスを活かせなかった。メルト・ミュルドゥルがパスを出すと、メキシコ代表のペナルティエリアの手前でボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジが強いシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同45分、メキシコ代表が先制した。右サイドラインからのスローインからボールを得たマルセル・ルイズが出したパスを、オルベリン・ピネダが、身体を反転させてシュートを放つと、トルコ代表のゴールネットが揺れた。1:0。
 後半20分、メキシコ代表が2点目に迫った。左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだアンヘル・セプルベダが、グランダーのボールでパスを出すと、それに合わせて、セザール・ウエルタがシュートを放つも、ボールは、サイドバーに当たり、外に出て行ってしまった。
 同31分、トルコ代表が同点に迫った。左サイドで相手選手をかわし、ペナルティエリアへと持ち込んだケナン・ユルドゥズが、グランダーのボールを内へと入れると、そのボールに合わせて、ケナン・ユルドゥズが強いシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。

【トルコ代表】ベルケ・オゼル=メルト・ミュルドゥル、メリヒ・デミラル、チャーラール・ソユンジュ、ヤシン・オズジャン(後半1分:ムスタファ・エスキヘラッチ)=カーン・アイハン(後半32分:デミル・エゲ・トゥクナズ)、イスマイル・ユクセキ(後半17分:オルクン・キョクチュ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半17分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、アルダ・ギュレル、ケレム・アクチュコウル(後半32分:デニズ・ギュル)=ケナン・ユルドゥズ(後半39分:アフメッド・クトゥジュ)



トルコ代表、メキシコ代表戦に向けての準備、完了(スター紙 25. 6.10)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(ハベル・テュルク紙)  トルコ代表が、メキシコ代表戦に向けての練習を打ち上げた。

 トルコ代表は、6月11日にメキシコ代表と行う親善試合に向けての準備を完了した。試合が行われるケナン・スタジアムでの練習は、冒頭の15分間が、報道陣に公開された。ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督指揮下での練習には、軽い故障を抱えるエレン・エルマル以外は、全選手が加わっていた。アメリカ代表戦には出場できなかったアフメッド・クトゥジュも、練習全てに加わっていた。ランニングとウォーミングアップで始まった練習は、パス練習を、引き続き行った。報道陣には非公開の部分では、戦術練習が行われた。なお、メキシコ代表との試合は、6月11日(水)トルコ時間午前4時から行われる。



モナコ、ウーウルジャン・チャクルにオファー(TRT 25. 6. 9)

ウーウルジャン・チャクル(スター紙)  トラブゾン・スポルで、俎上に上がってきているのが、ウーウルジャン・チャクル主将の移籍問題だ。モナコが、トラブゾン・スポル側と交渉を開始している。

 トラブゾン・スポルで来るべき問題になっているウーウルジャン・チャクルに関する動きが看られている。トルコ代表やトラブゾン・スポルで見せた活躍ぶりで、多くのクラブの補強リストに上がっている29歳のウーウルジャン・チャクルに対し、最初のオファーが舞い込んできた。フランス・リーグのモナコが、ウーウルジャン・チャクルの獲得に向け、トラブゾン・スポルの扉を叩いたのだ。今季、フランス・リーグを3位で終えたモナコは、来季は、UEFAチャンピオンズ・リーグに駒を進める。チャンピオンズ・リーグには理想的な選手構成で臨みたいモナコのフロントは、GKの強化を狙っている。モナコは、第一段階として、ウーウルジャン・チャクルの移籍に関し、トラブゾン・スポルに対し「900万+100万」EUROのオファーを出した。一方、トラブゾン・スポルは、ウーウルジャン・チャクルに対し、年俸の増額を含む新たな契約の提示を行った。両者が合意に達するようだと、最後は、ウーウルジャン・チャクルの判断となる。トラブゾン・スポルのフロントは、今のところ、ウーウルジャン・チャクルに対する外国クラブのいかなるオファーに応じるつもりはない。



アメリカ 1:2 トルコ(トルコ・サッカー協会公式HP 25. 6. 8)

アルダ・ギュレル(アクシャム紙) ケレム・アクチュコウル(左)(トルコ・サッカー協会公式HP)  トルコ代表は、この9月から始まる2026FIFA主催W杯予選に向けての準備をするキャンプで行う親善試合アメリカ代表とのアウェー戦で1:2で勝った。

 トルコ代表に勝利を導いたゴールは、前半25分にアルダ・ギュレル、同27分にケレム・アクチュコウルが決めた。相手のアメリカ代表のゴールは、前半1分にジャック・マクグリンが決めた。

                 試合経過

 前半1分、アメリカ代表が先制した。右サイドから内へと切り返し、ゴール斜め前からスペースを作ったジャック・マクグリンが、ペナルティエリアの外から左足インサイドで放ったシュートが、トルコ代表のファーのゴール隅に突き刺さった。1:0。
 同19分、トルコ代表の攻撃で、ペナルティエリアのゴール左斜め前からケナン・ユルドゥズが、PKポイント近くにパスを出すと、それに合わせて、アルダ・ギュレルがシュートを試みたが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同23分、ペナルティエリアの外からオルクン・キョクチュが強いシュートを放ったが、GKマット・フリースがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同25分、トルコ代表が同点に追いついた。アメリカ代表がディフェンスから攻撃に移ったとき、ペナルティエリアにいたジョニー・カルドーゾが大きくクリアしようとしたボールが、プレスをかけに行ったアルダ・ギュレルの膝に当たった。ゴールマウスに向かったボールは、マット・フリースを抜け、ファーのゴールポストに当たり、ゴールインしたのだった。1:1。
 同27分、トルコ代表が逆転した。左サイドで生まれた攻撃で、エレン・エルマルが、ペナルティエリア内へと入れたボールが、ファーのゴールポストに向かった。攻撃は続き、ペナルティエリアのゴール右斜め前から、オウズ・アイドゥンがシュートを放つと、そのボールを、アメリカ代表のディフェンスがクリアできなかった。ゴールエリアで生まれた混戦で、ボールを捉えたケレム・アクチュコウルが落ち着いてシュートを放つと、ボールは、ゴール左隅に入った。1:2。
 後半7分、アメリカ代表の攻撃で、ルカ・デ・ラ・トレが、右サイドからペナルティエリアへセンタリングを入れると、ファーサイドにいたマクシミリアン・アルフステンが、それに合わせてヘディングシュートが、僅かにサイドバーを逸れ、転がりながら外に出て行ってしまった。
 同16分、ダバンテ・アダムスが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からゴールエリアに向けセンタリングを入れると、マリク・ティルマンが、いい位置でヘディングシュートを放つも、GKベルケ・オゼルが押さえた。
 同37分、トルコ代表のカウンター攻撃で、アルダ・ギュレルから出たパスを受け、ペナルティエリアへゴール左斜め前から入ったバルシュ・アルペル・ユルマズが強いシュートを放ったが、ボールは、転がりながら枠を逸れ外に出て行ってしまった。

【トルコ代表】ベルケ・オゼル=ゼキ・チェリク、メリヒ・デミラル、チャーラール・ソユンジュ(後半31分:ユスフ・アクチチェッキ)、エレン・エルマル(後半31分:ムスタファ・エスキヘラッチ)=イスマイル・ユクセキ、オルクン・キョクチュ(後半21分:カーン・アイハン)=オウズ・アイドゥン(後半21分:バルシュ・アルペル・ユルマズ)、アルダ・ギュレル、ケナン・ユルドゥズ(後半31分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)=ケレム・アクチュコウル(後半39分:ジャン・ウズン)



ベシクタシュ、ブライト・オシャイ・サミュエル獲得に動く! 正式なオファーがなされた(フォトマッチ紙 25. 6. 7)

ブライト・オシャイ・サミュエル(スター紙)  ベシクタシュが、補強爆弾を炸裂させそうだ。フェネルバフチェとの契約延長をしないブライト・オシャイ・サミュエルに対し、ベシクタシュが、正式なオファーを出したのだ。ベシクタシュのフロントは、イングランドのクラブが獲得を求めているナイジェリア人選手ブライト・オシャイ・サミュエルに対し、フェネルバフチェから得たいと考えている年俸を提示したことが明らかになっている。

 新シーズンには理想的な選手構成を考えているベシクタシュが、補強爆弾を炸裂させようとしている。右サイドバックのヨナス・スヴェンソンとオヌル・ブルトには満足していないベシクタシュのフロントが、フェネルバフチェとの契約が満了して、フェネルバフチェの年俸200万EUROという新たな提案を受け入れなかったブライト・オシャイ・サミュエルにオファーを出した。ブライト・オシャイ・サミュエルの代理人と接触を持ったベシクタシュは、生贄祭後に、交渉を、正式に続ける考えだ。
 イングランドのフルハムやクリスタル・パレスとも交渉を行っているブライト・オシャイ・サミュエルは、イングランドへの復帰に、熱い目を向けている。だが、ベシクタシュは、フェネルバフチェに求めた年俸を提示した。ブライト・オシャイ・サミュエルは、交渉を行ったのち、意思を伝えることになろう。今季、フェネルバフチェでジョゼ・モウリーニョ監督とは馬が合わず、また、ときとしてサポーターとの間に、緊張を持ってしまったブライト・オシャイ・サミュエルだったが、フェネルバフチェでは、39試合に出場して、僅か2アシストを記録したにすぎなかった。ゴールは記録していない。
 フェネルバフチェは、2021年1月28日に、クイーンズ・パーク・レンジャーズから50万8000EUROの移籍金で、ブライト・オシャイ・サミュエルを獲得した。フェネルバフチェで右サイドバックへとポジション変更を経験したブライト・オシャイ・サミュエルだが、トルコ・リーグを代表する右サイドバックの選手となった。



トルコ代表から悪い知らせ! メンバーから外れる選手が出た(スター紙 25. 6. 6)

サリフ・オズジャン(Wikipedia)  トルコ代表に招集されていたサリフ・オズジャンが、アメリカ代表戦とメキシコ代表戦を前に、メンバーから外れた。

 アメリカ代表と、6月7日(土)に、ハートフォード市で親善試合を行なうトルコ代表に、メンバー編成の変更が生じた。トルコ・サッカー協会が行った発表では、次のようになっている。
 トルコ代表選手団が、アメリカ代表戦に向けての行っている練習で、膝に故障を発生させたサリフ・オズジャンが、診察、及び検査を行った結果、アメリカ代表、及び、メキシコ代表と行う親善試合までには、完治しないだろうとの判断が出たため、サリフ・オズジャンを代表メンバーから外すという決定を下した。



ヘタフェへ戻って来て欲しい! アルヴァロ・モラタに関し理事長は語る(アクシャム紙 25. 6. 5)

アルヴァロ・モラタ(ファナティック紙)  先日、ヘタフェへ戻りたいという意思を表明したアルヴァロ・モラタに関し、新たな展開があった。ヘタフェのアンヘル・トーレス理事長が、ガラタサライのアルヴァロ・モラタに関し見解を述べたのだ。

 ガラタサライのスター選手アルヴァロ・モラタが、契約満了まで、ガラタサライに留まるのかどうかが不透明ななか、ヘタフェのアンヘル・トーレス理事長が、見解を明らかにした。同理事長は、「アルヴァロ・モラタが去って以来、戻って来て欲しいと、たびたび、口にしてきた。スペイン代表の主将でもあるアルヴァロ・モラタを獲得するということは、大きな成功となるはず。ガラタサライでの仕事を終えたときには、戻ってこようと言うのなら、戻って来て欲しい」と語った。
 アルヴァロ・モラタは、先日の談話では、サッカー人生が始まったヘタフェへ、いつかは戻りたいと言っていた。ガラタサライでは16試合に出場したアルヴァロ・モラタは、7ゴール3アシストを記録している。



ベシクタシュからシモン・バンザ爆弾炸裂か(アクシャム紙 25. 6. 4)

シモン・バンザ(TRT)  ポルトガルからの報道によると、今季、レンタルで加入したトラブゾン・スポルでプレーしたシモン・バンザを獲得するために、ベシクタシュが動いている。シモン・バンザのパスは、ブラガが持っている。このポルトガルのクラブは、1500万EUROの移籍金でなら、シモン・バンザの移籍を認めるだろう。

 シモン・バンザを売却して、多額の移籍金を得たいブラガは、その移籍を実現しやすくするために、2500万EUROでのオプション権行使を1000万EURO下げた。だが、ベシクタシュは、1500万EUROという移籍金の支払いに対し、まだ、決断をしていない。両者の間では、交渉が続けられていると言われている。シモン・バンザが、ブラガを去ることは間違いない。シモン・バンザに対しては、ベシクタシュ以外にも、サウジアラビア、カタール、UAEのクラブが、関心を見せている。トラブゾン・スポルでは、公式戦37試合に出場したシモン・バンザは、22ゴール7アシストと、計29ゴールに貢献した。28歳のシモン・バンザの市場評価は1500万EUROだ。なお、シモン・バンザは、ブラガとの契約は2027年6月まである。



トルコ代表選手団、アメリカへ(スター紙 25. 6. 3)

ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督(ファナティック紙)  アメリカ代表とメキシコ代表と親善試合を行うトルコ代表選手団が、アメリカへ移動した。

 イスタンブル空港のVIPターミナルから特別機アメリカのボストンへ向かった選手団は、リヴァ・ハサン・ドーアン・トルコ・サッカー協会代表選手合宿研修施設で練習を行ってから出発した。
 6月3日〜6日に、メジャーリーグ・サッカー所属のニューイングランド・レヴォリューションのフォックスボロ市のグランドを使い準備をするトルコ代表は、6月6日には、陸路、アメリカ代表戦を行うハートフォードに向かう。また、その日には、ヴィンチェンツォ・モンテーラ監督と選手1名が、記者会見に臨む。そして、トルコ代表は、6月7日(土)トルコ時間午後10時40分から、アメリカ代表と対峙する。6月8日(日)には、メキシコ代表戦に向け、空路、ノースカロライナへと移動するトルコ代表は、6月11日(水)トルコ時間午前4時からメキシコ代表と一戦を交え、その後、イスタンブルに帰還する。



サムスン・スポル 2:1 カイセリ・スポル(ヒュリエット紙 25. 6. 2)

アルブノル・ムジャ(上)を讃える(ベイン・スポル) カイラ・ジハン(左)ユスフ・エ・ベナッサー(右)(サムスン・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第38節で、サムスン・スポルが、ホームに迎えたカイセリ・スポルを、後半ロスタイムにあげたゴールで、2:1でくだし、今季を3位で終えた。

 サムスン・スポルとカイセリ・スポルが、トルコ・リーグ第38節で対峙した。5月19日スタジアムで行われたこの試合、サムスン・スポルが、後半ロスタイムにあげたゴールで2:1で勝った。歴史的な逆転劇を演じたサムスン・スポルに勝利をもたらしたゴールは、後半ロスタイム5分にソネル・アイドーウ、同ロスタイム8分にアルブノル・ムジャが決めた。一方のカイセリ・スポルの唯一のゴールは、後半1分にドゥケンス・ナゾンが決めたものだった。この結果、信じられない逆転を成したサムスン・スポルが、勝ち点64で3位、カイセリ・スポルは、同45で13位で、今季を終えた。

                 試合経過

 前半7分、左サイドからミゲル・カルドーソがセンタリングを入れると、それに合わせてドゥケンス・ナゾンがヘディングシュートを放つも、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同17分、ディフェンスの裏に放り込まれたスルーパスに反応してボールを得たミゲル・カルドーソの放ったシュートは、GKオカン・コジュクが、指の先にボールを当てコーナーキックに替えた。
 同21分、エムレ・クルンチが、PKポイントに向けセンタリングを入れると、カルロ・ホルセがヘッドで合わせた。だが、ボールは、GKオヌルジャン・ピリが押さえた。
 同41分、PKポイント上でボールを得たオリヴィエ・エンチャムがシュートを試みたが、GKオヌルジャン・ピリが、これを防いだ。
 後半1分、ミゲル・カルドーソが、ペナルティエリアへ向けセンタリングを入れると、ジャンプ一番、ドゥケンス・ナゾンのヘディングシュートが炸裂、サムスン・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。
 同18分、カルロ・ホルセが、ペナルティエリアのゴール左斜め前からシュートを放つも、ボールは枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同30分、ソネル・アイドーウがコーナーキックを蹴ると、いいジャンプを見せたリュボミール・シャトカのヘディングシュートがヒットしたが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム5分、ペナルティエリア内で生まれた混戦でボールを得たソネル・アイドーウが、ボールをゴールマウスに蹴り込んだ。1:1。
 同ロスタイム7分、エムレ・クルンチのスルーパスに反応していい動きを見せたアルブノル・ムジャが、落ち着いて放ったシュートが、逆転となるゴールとなった。2:1。

【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル、リュボミール・シャトカ、リック・ファン・ドロンヘレン、マルク・ボラ=ユスフ・エ・ベナッサー=キングスリー・シンドラー(後半15分:アルブノル・ムジャ)、カルロ・ホルセ(後半ロスタイム9分:ユヌス・エムレ)、オリヴィエ・エンチャム(後半26分:ソネル・アイドーウ)、エムレ・クルンチ=マリウス・ムアンディルマジ
【カイセリ・スポル】オヌルジャン・ピリ=アンソニー・ウゾディンマ(後半31分:バトゥハン・オズガン)、ディミトリオス・コロヴェツィオス、カイラ・ジハン(後半34分:ジュリアン・ジャンヴィエール)、リオネル・キャローレ(後半22分:アリフ・コジャマン)=ジョゼフ・アタマー=ミゲル・カルドーソ、バラン・アリ・ゲゼク、アカー(後半18分:メフメット・エライ・オズベク)、ヌレッティン・コルクマズ(後半19分:ブラク・エフェ・アルスラン)=ドゥケンス・ナゾン



フェネルバフチェ 2:1 コンヤ・スポル(ハベル・テュルク紙改 25. 6. 1)

メリヒ・イブラヒモウル(左)レヴェント・メルジャン(右)(アクシャム紙) イルファン・ジャン・カフヴェジ(左)ユスフ・エン・ネシリ(右)(TRT)  トルコ・リーグ第38節、最終節で、フェネルバフチェは、コンヤ・スポルをホームに迎えた。フェネルバフチェは、0:1とリードを許した試合を、2:1で制し、今季を勝利で終えた。

 フェネルバフチェのゴールは、イルファン・ジャン・カフヴェジとユスフ・エン・ネシリが決めた。アウェーのコンヤ・スポルのゴールは、メリヒ・ボスタンの決めたものだった。この結果、フェネルバフチェは、今季を勝ち点84で終えることになった。一方のコンヤ・スポルは、同46で終えた。
 フェネルバフチェのモロッコ人センターフォワードのユスフ・エン・ネシリは、今季、30ゴール目を決めた。この試合の後半37分、勝ち越しとなるゴールを決めたユスフ・エン・ネシリは、トルコ・リーグでの20点目となったのだった。全試合では、ゴール数は30としたユスフ・エン・ネシリは、エネル・ヴァレンシア以来のゴール数に達したのだった。

                 試合経過

 前半4分、コンヤ・スポルが先制した。デニズ・エルタシュがロングパスを送ると、ウムト・ナイルがヘッドで浮かし、そのボールを、アラッサーヌ・ンダオがダイレクトでメリヒ・ボスタンに送った。そのメリヒ・ボスタンが、ペナルティエリアのゴール左斜め前から狙い澄ましたシュートを放つと、フェネルバフチェのゴールネットが揺れたのだった。0」1。
 同7分、右サイドでボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、ペナルティエリアに持ち込み、そこから直接ゴールを狙った。だが、このシュートは、僅かに枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。
 同13分、フレッドの出したスルーパスを得たユスフ・エン・ネシリが、ペナルティエリア・ライン上にいたセバスティアン・シマンスキにパスを送った。そのセバスティアン・シマンスキが、グランダーのシュートを試みるも、GKデニズ・エルタシュがコントロールしてしまった。
 同36分、フィリップ・コスティッチから出たパスを、ペナルティエリアの外で得たイスマイル・ユクセキが、遠目から強いシュートを放った。だが、GKデニズ・エルタシュは、そのボールをしっかりと胸に収めてしまった。そして、前半は、コンヤ・スポルが0:1とリードをして終わった。
 後半13分、フェネルバフチェが、絶好機を活かせなかった。フィリップ・コスティッチがセンタリングを入れると、GKが触れる前に、リーシェドリー・バズールがチェックに入った。だが、ゴールマウス方向に向かったボールを、セバスティアン・シマンスキが、いい位置にいたユスフ・エン・ネシリに送った。だが、ゴールエリアから放ったユスフ・エン・ネシリのシュートは、バーの上を越えて外に出て行ってしまっただけだった。
 同30分、フェネルバフチェが同点に追いついた。ソフィアン・アンバラートから出たロングパスに反応して、相手デイフェンスの裏を取ったイルファン・ジャン・カフヴェジが、GKが前に出ていたのを見透かして、ペナルティエリア手前ゴール右斜め前からループシュートを放つと、これがゴールインしたのだった。1:1。
 同31分、ジェンク・トスンの出したパスコースに入ったギレルメが、相手選手をすり抜け、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から、とても強いシュートを放った。だが、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同37分、フェネルバフチェに勝ち越しゴールが生まれた。ソフィアン・アンバラートのパスに反応して、左サイドから相手ディフェンスの裏を取ったフィリップ・コスティッチが、ペナルティエリアへと持ち込み、PKポイント上にいたユスフ・エン・ネシリへボールを送った。そのユスフ・エン・ネシリが、絶好の位置からグランダーのシュートを放つと、これが、コンヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。そして、フェネルバフチェが、この試合を2:1で制したのだった。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半1分:レヴェント・メルジャン)、ミラン・シュクリニアル、ユスフ・アクチチェッキ(後半29分:チャーラール・ソユンジュ)、フィリップ・コスティッチ=フレッド、イスマイル・ユクセキ(後半15分:ソフィアン・アンバラート)=イルファン・ジャン・カフヴェジ、アンデルソン・タリシカ(後半1分:オウズ・アイドゥン)、セバスティアン・シマンスキ(後半15分:ジェンク・トスン)=ユスフ・エン・ネシリ
【コンヤ・スポル】デニズ・エルタシュ=アディル・デミルバー(後半42分:ウーウルジャン・ヤズル)、リーシェドリー・バズール(後半37分:メフメット・カヤ)、ジョシプ・カルシッチ=アブドゥラーマン・ウレシン、メリヒ・イブラヒモウル、モルテン・ビョルロ、シチャ・ギレルメ=アラッサーヌ・ンダオ(後半32分:ユスフ・エルドーアン)、ウムト・ナイル、メリヒ・ボスタン(後半17分:カーン・アクヤズ)



ガラタサライ 2:0 バシャクシェヒル・スポル(アクシャム紙改 25. 5.31)

ムスレラを讃える(ベイン・スポル) ドリース・メルテンス(中)を讃える(ハベル・テュルク紙)  トルコ・リーグ第38節、最終節で、ガラタサライが、ホームにバシャクシェヒル・スポルを迎えた。ガラタサライは、この試合を2:0で制し、今季を、勝ち点3で締め、計95を獲得した。

 ガラタサライに勝利を呼び込んだゴールは、前半17分にドリース・メルテンス、後半36分にヴィクトール・オシムヘンが決めた。この結果、ガラタサライは、トルコ・リーグを勝ち点95で終えた。一方、バシャクシェヒル・スポルは、同54で、今季を終えることになった。なお、この試合は、ガラタサライの経験豊かな選手フェルナンド・ムスレラとドリース・メルテンスの最終試合となった。

                 試合経過

 前半14分、ドリース・メルテンスが、左コーナーキックを蹴ると、それに合わせ、ヴィクトール・オシムヘンがヘディングシュートを放つと、ボールは宙に上がった。ペナルティエリア内で、そのボールをコントロールしたヴィクトール・オシムヘンの背後から、ウーセーヌ・バが、ボールに手を使った。それを見たアブドラー・ブーラ・タシュクンソイ主審は、ヴィデオ判定システムでの確認後、PKを宣告した。
 同17分、そのPKを、ドリース・メルテンスが蹴ると、ボールは、バシャクシェヒル・スポルのゴール右隅に入った。1:0。
 同19分、ジェローム・オポクが、右サイドからセンタリングを入れると、ディフェンスに入ったカルロス・ゲスタのミスで、ボールを得たジョアオ・フィゲレイドが、GKと1対1となり、ペナルティエリアのゴール左斜め前からシュートを放つも、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同29分、左サイドから、イスマイル・ヤコブスがセンタリングを入れると、ゴールエリアの右サイドにいたユスフ・デミルがヘッドで合わせたが、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 後半6分、ディニズ・テュルチがセンタリングを入れると、PKポイント近くにいたオメル・アリ・シャヒネルのヘディングシュートが炸裂。だが、GKムスレラが、これをパンチングで防ぎコーナーキックに替えた。
 同9分、ベラト・オズデミルから出たパスを得たジョアオ・フィゲレイドが、ペナルティエリアのゴール左斜め前でダイレクトでシュートを試みるも、ボールは、転がりながらサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同13分、プジェミスワフ・フランコフスキが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリアのゴール右斜め前で、カーン・アイハンがダイレクトで、それに合わせてシュートを放つも、ボールは、枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同20分、アフメッド・クトゥジュが、約25mの距離からシュートを放つも、GKムハッメド・シェンゲゼルが、コーナーキックに替えた。
 同36分、ガラタサライが、点差を2に拡げた。カーン・アイハンが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドにいたヴィクトール・オシムヘンのヘディングシュートがヒット、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:0。そして、ガラタサライが2:0の優位を保ったまま、試合は終わった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ(後半45分:ギュナイ・ギュヴェンチ)=プジェミスワフ・フランコフスキ(後半18分:エリアス・ジェラート)、ダヴィンソン・サンチェス(後半33分:メテハン・バルタジュ)、カルロス・ゲスタ、イスマイル・ヤコブス=カーン・アイハン、ベルカン・クトゥル=ユスフ・デミル、ドリース・メルテンス(後半34分:ロランド・サライ)、アフメッド・クトゥジュ=ヴィクトール・オシムヘン(後半43分:エフェ・アクマン)
【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=レオ・ドゥアルテ、ジェローム・オポク、ウーセーヌ・バ(後半1分:デニズ・テュルチ)、クリストファー・オペリ=ベラト・オズデミル=オメル・アリ・シャヒネル(後半25分:オリヴィエ・ケメン)、ジョアオ・フィゲレイド、ウムト・ギュネシュ(後半41分:オメル・ファルク・ベヤーズ)、ユスフ・サル(後半41分:フェスティ・エボセレ)=フィリップ・ケニー



カラギュムリュック、再び、スーパーリーグへ(TRT改 25. 5.30)

カラギュムリュック、歓喜(アクシャム紙) ラフメットゥラー・ベリシュベク(左)ギョクタン・ギュルピュズ(右)(アクシャム紙)  トルコ・リーグ2部のプレーオフで、カラギュムリュックが、90分間では1:1で決着がつかなかった試合を、延長戦であげたゴールで、バンドゥルマ・スポルを3:1でくだし、スーパーリーグ昇格の最後の切符を獲得した。

 トルコ・リーグ2部で、コジェリ・スポルとゲンチレル・ビルリーイに次いで、スーパーリーグ昇格クラブがカラギュムリュックとなった。カラギュムリュックは、90分間では1:1で決着がつかなかった試合を、延長戦であげたゴールで、バンドゥルマ・スポルを3:1でくだし、スーパーリーグ昇格の最後の切符を獲得したのだった。

                 重要な場面

 試合が始まると、ピッチにスタンドからものが投げ込まれ、約2分間、プレーが中断した。
 前半19分、バンドゥルマ・スポルは、ショートコーナーのあと、ロイス・ディオニーがペナルティエリアの外からシュートを放つも、ボールは、転がりながらサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同25分、ギョクタン・ギュルピュズがペナルティエリアの外からシュートを試みると、ボールは、バンドゥルマ・スポルのディフェンスに当たったあと、上のバーに当たり、コーナーキックに替わった。
 同37分、バンドゥルマ・スポルが先制した。ヒクメット・チフトチがフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙うと、GKの頭上を越えて、カラギュムリュックのゴールネットに突き刺さったのだった。0:1。
 同45分、ギョクタン・ギュルピュズがフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙ったが、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れて外に出て行ってしまった。そして、前半は、バンドゥルマ・スポルが0:1とリードして終わった。
 後半1分、カラギュムリュックが同点に追いついた。組織的な攻撃で、タルハ・ウルヴァンが、右サイドからセンタリングを入れると、ウエスリィが、いい位置で、それに合わせるとゴールが生まれたのだった。1:1。
 同17分、バンドゥルマ・スポルのエドソン・アンドレ・シトエが、遠目からシュートを放つも、ボールは転がりながら、ゴールポストを逸れて外に出て行ってしまった。そして、90分間の戦いでは1:1で終わったため、試合は、延長戦に持ち込まれた。
 延長前半1分、カラギュムリュックが勝ち越した。チャータイ・クルカルプがフリーキックを蹴り、内へと放り込むと、アタカン・ルドゥヴァン・チャンカヤが、それに合わせて放ったヘディングシュートがゴールとなったのだった。2:1。
 同15分、カラギュムリュックが、点差を2に拡げた。ペナルティエリアの外でボールを得たアフメット・シヴリの放ったシュートが、バンドゥルマ・スポルのゴールネットに収まった。3:1。
 そして、試合は、カラギュムリュックが3:1で制し、スーパーリーグ昇格を決めたのだった。

【カラギュムリュック】フルカン・ベクレヴィッチ=タルハ・ウルヴァン、イーイト・エフェ・デミル、パピ・ジロボジ、チャータイ・クルカルプ(延長後半15分:エミル・ティンティシュ)=アタカン・ルドゥヴァン・チャンカヤ(延長後半8分:サリフ・ドゥルスン)、マリスス・トレゾル・ドー=ジョアオ・カマチョ(後半30分:セルジーニョ)、ダニエル・ジョンソン(後半44分:ニコラ・ドヴェダン)、ギョクタン・ギュルピュズ(後半44分:アフメット・シヴり)=ウエスリィ
【バンドゥルマ・スポル】アクン・アルカン=ラフメットゥラー・ベリシュベク(延長前半7分:セルゲン・ピチンジオル)、アトゥンチ・ヌカン、ハカン・ビルギチ(延長前半7分:ムラド・ルーズィフ)=レミ・ムルンバ、ヒクメット・チフトチ(後半ロスタイム2分:ケリム・アヴジュ)=デューメルチ・ンドンガラ(後半32分:イブラヒム・カヤ)、ムラト・ジェム・アクプナル(後半11分:メフメット・オズジャン)、ビレル・メサウーディ=ロイス・ディオニー(後半32分:マルコ・パイシャオ)



フェネルバフチェ、5選手との別れ、次が最後の試合だ!(ファナティック紙 25. 5.29)

エディン・ジェコ(ヒュリエット紙) ブライト・オシャイ・サミュエル(ファナティック紙) ミラン・シュクリニアル(ファナティック紙)  フェネルバフチェの3選手が、この土曜日に行われるコンヤ・スポル戦が、フェネルバフチェのユニフォームを着ての最後の試合となる。レンタルで加入しているミラン・シュクリニアルも、最後の試合となるかもしれない。

 フェネルバフチェは、この夏に、大幅な選手構成の入れ替えが看られるはずだ。多くの選手が去ることになろう。エディン・ジェコ、ドゥサン・タディッチ、ブライト・オシャイ・サミュエルとの契約が満了を迎える。契約更改はないと思われる、この3人の選手は、この土曜日にカドゥキョイで行われるコンヤ・スポル戦が、フェネルバフチェのユニフォームを着ての最後の試合となることは明白だ。エディン・ジェコは、コモ、ないしはハイドゥク・スプリトとの契約準備に入っている。ドゥサン・タディッチは、かつて所属したアヤックス、サウザンプトンとともに、ボローニャが欲しがっている。ブライト・オシャイ・サミュエルは、イギリスに戻ることになろう。一方、この1月に、レンタルで加入して来たミラン・シュクリニアルについては、明確になっていない。フェネルバフチェは、スロヴァキア人スター選手ミラン・シュクリニアルを獲得したい。だが、パリ・サンジェルマンは、2000万EUROの移籍金を期待しており、その上、高額な年俸のため、移籍は実現することはなかろう。その場合には、コンヤ・スポル戦は、ミラン・シュクリニアルにとっては、フェネルバフチェでの最後の試合となる。更に、この土曜日の試合に、その姿がなくとも、今季初めに、アル・アハリからレンタル移籍してきたアラン・サン・マクシマンも、フェネルバフチェから去ることになろう。



ベシクタシュ、クラウディオ・ヴィンク爆弾!(フォトマッチ紙 25. 5.28)

クラウディオ・ヴィンク  右サイドバックで、スコアに貢献する選手を探しているベシクタシュが、カスムパシャで、今季3ゴール10アシストを記録して終えたクラウディオ・ヴィンクの状態を調べている。

 新シーズンで首位争いをできるチームを作るため動き出しているベシクタシュで、選手構成を見直そうとしている。オーレ・グンナー・スールシャール監督の求めに応じて、選手の処分をする準備にとりかかっているフロントは、ポイントを絞った補強を行おうとしている。だが、それを実現するに要る予算を上手く使いたいベシクタシュは、カスムパシャとともに、素晴らしいシーズンを過ごしたクラウディオ・ヴィンクを獲得したいと考えている。31歳のブラジル人選手クラウディオ・ヴィンクの状態に関し、カスムパシャに打診をして、その回答を待っている。
 カスムパシャとの契約が、まだ1年残っているクラウディオ・ヴィンクは、今季、3ゴール10アシストを記録した。今季、ガラタサライ、フェネルバフチェ、ベシクタシュを相手に5試合に出場したクラウディオ・ヴィンクは、この注目の試合で1ゴール3アシストを記録した。ヨナス・スヴェンソンには、攻撃面で、望ましいチームへの貢献ができていないため、このポジションの強化を求めるフロントが、1年の契約を残すクラウディオ・ヴィンクを、低めの移籍金で獲得したいと考えている。カスムパシャは、昨季、クラウディオ・ヴィンクを移籍金なしで獲得して、いい補強をしている。



フェネルバフチェ、アウェー戦で崩壊! 衝撃のスコア(ソズジュ紙+タクヴィム紙補綴 25. 5.27)

ヨナタン・オコロンクォを讃える(ハベル・テュルク紙) ユスフ・エン・ネシリ(左)ジェンギズ・デミル(右)(サバハ紙)  フェネルバフチェは、メルシンで行われたハタイ・スポル戦で、先制しながら敗れてしまった。この試合の前半38分にレッドカードをもらったメルト・ミュルドゥルが、チームを10人にしてしまったのだ。

 トルコ・リーグ第37節で、ハタイ・スポルとフェネルバフチェが対峙した。メルシン・スタジアムで行われたこの試合、数節前に降格が確定したハタイ・スポルが4:2で制した。
 この試合に、いい臨み方をしたフェネルバフチェは、前半27分にユスフ・エン・ネシリのゴールで先制した。ディフェンス陣から前へ出ようとしたアブドゥルカディル・パルマクからボールを奪ったソフィアン・アンバラートが、ゴールマウスを捉えた位置から強いシュートを放った。ヴィサル・ベカージがパンチングで、これを防ぐと、そのボールが、自身の前に転がって来たのを捉えたユスフ・エン・ネシリの放ったシュートが、ハタイ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。同38分、メルト・ミュルドゥルがレッドカードをもらい、退場処分となった。左サイドを前進したヨナタン・オコロンクォが、ペナルティエリアの左サイドでメルト・ミュルドゥルのチェックを受けピッチに倒れると、主審がメルト・ミュルドゥルに対しレッドカードを出したのだった。メルト・ミュルドゥルは、今季、フェネルバフチェでレッドカードをもらった初めての選手となった。同44分、ハタイ・スポルが同点に追いついた。ゴールを狙える位置で、ハタイ・スポルがフリーキックを得て、それをチャンドレル・ムサンガが蹴ると、ボールは、まずはゴールポストに当たり、そのボールが、GKオスマン・エルトゥールル・チェティンの背中に当たりゴールインしたのだった。1:1。
 後半、10人になったフェネルバフチェに対し、効果的な攻めを見せたハタイ・スポルは、オスマン・エルトゥールル・チェティンの大きなミスで、同7分にビラル・ブートッバによるゴールで逆転した。相手が出したロングボールに対し、前に出て、これを処理しようとしたオスマン・エルトゥールル・チェティンが、胸トラップでコントロールして蹴ろうとしたが、ここで蹴りそこなった。そのボールを捉えたビラル・ブートッバにゴールを許してしまったのだった。同18分、ギョルケム・サーラムのPKが決まり、点差は2に拡がった。同21分、スピードに乗ったハタイ・スポルの攻撃から、ヨナタン・オコロンクォのゴールが生まれ。点差は3と拡がった。同ロスタイム4分、試合終了の笛の直前だったが、イルファン・ジャン・カフヴェジのゴールが生まれ、そして、試合は終わった。この勝利で、ハタイ・スポルは、勝ち点を26としたのに対し、フェネルバフチェは同81に留まった。

【ハタイ・スポル】ヴィサル・ベカージ=キャーミル・アフメット・チフトチ(後半29分:ケリム・アルジュ)、レジェプ・ブラク・ユルマズ、ガイ・キラマ、ジェンギズ・デミル、ジェマリ・セルテル(後半19分:ジェルソン・フェルナンデス)=チャンドレル・マサンガ(後半29分:ラミネ・ディアク)、アブドゥルカディル・パルマク(後半39分:フンショ・バングボイエ)、ギョルケム・サーラム=ヨナタン・オコロンクォ、ビラル・ブートッバ(後半39分:アリ・ユルドゥズ)
【フェネルバフチェ】オスマン・エルトゥールル・チェティン=ミラン・シュクリニアル、アレクンデル・ジク、メルト・ミュルドゥル=ソフィアン・アンバラート(後半27分:イスマイル・ユクセキ)=オウズ・アイドゥン(後半19分:ブライト・オシャイ・サミュエル)、アンデルソン・タリシカ、ドゥサン・タディッチ(後半19分:セバスティアン・シマンスキ)、フィリップ・コスティッチ=ユスフ・エン・ネシリ(後半19分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、エディン・ジェコ(後半31分:ジェンク・トスン)



ベシクタシュ 1:2 チャイクル・リゼ(フォトマッチ紙 25. 5.26)

ラシド・ゲザル(左)エルネスト・ムチ(右)(チャイクル・リゼ公式X) アリ・ソウ(ベイン・スポル)  トルコ・リーグ第37節で、ベシクタシュが、ホームにチャイクル・リゼを迎えた。ベシクタシュは、この試合を、1:2のスコアで落としてしまった。

 トルコ・リーグ第37節で、ベシクタシュとチャイクル・リゼが対峙した。オーレ・グンナー・スールシャール監督率いるベシクタシュは、1:2で敗れてしまった。ベシクタシュのゴールは、後半19分にジョアン・マリオから生まれた。チャイクル・リゼのゴールは、後半17分にサメト・アカイドゥン。同ロスタイム1分にアリ・ソウから生まれた。この結果、ベシクタシュは、勝ち点59に留まったのに対し、チャイクル・リゼは同46に伸ばした。

                試合経過

 前半25分、ラファ・シルヴァが、ペナルティエリア手前からシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーからこぼれ、そのボールを得たアルトゥール・マスアクが、ゴール左斜め前から強いシュートを放った。だが、ボールは、ファーのゴールポストを逸れ外に出て行ってしまった。
 同28分、アルトゥン・ゼキリが、ペナルティエリアの外から試みたシュートは、GKメルト・ギュノクがコントロールした。
 同41分、ベシクタシュが、明らかなるゴールチャンスを活かせなかった。アルトゥール・マスアクが、相手選手をすり抜け、ペナルティエリアへと持ち込んだあと、ディフェンダーのチェックに遭い、ボールは、ラファ・シルヴァの前に転がった。そのラファ・シルヴァが、右サイドのいい位置にいたケニー・アローヨにボールを出した。だが、ケニー・アローヨが、左足で放ったシュートは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半4分、ラシド・ゲザルが、左サイドから内へと折り返したボールを、PKポイント手前で捉えたダル・ヴァレサノヴィッチがヘディングシュートを放ったが、ヒットが弱かったボールが転がって来るのを、メルト・ギュノクが、辛うじてゴールポスト際から外に出した。
 同7分、エルネスト・ムチが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放ったが、GKイヴォ・グルビッチがコーナーキックに替えた。
 同11分、ペナルティエリアに入ろうかという位置でボールを得たジョアン・マリオがシュートを試みるも、僅かに枠を逸れて外に出て行ってしまった。
 同12分、カスパー・ホジャー・ニールセンが、ペナルティエリアのゴール左斜め前から放ったシュートを、メルト・ギュノクが防ぐと、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同16分、チャイクル・リゼのゴールが生まれた。カスパー・ホジャー・ニールセンがコーナーキックを蹴ると、サメト・アカイドゥンのヘディングシュートが炸裂、ボールは、ゴールポスト際に入ったのだった。0:1。
 同19分、ベシクタシュが同点に追いついた。アルトゥール・マスアクが、左サイドで持ち込み、内へと折り返すと、ペナルティエリアの外で、そのボールを捉えたジョアオ・マリオの放ったシュートが、チャイクル・リゼのホームネットを揺らしたのだった。1:1。
 同37分、ペナルティエリアの外でボールを得たアルトゥール・マスアクがシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム1分、チャイクル・リゼにゴールが生まれた。エミルハン・トプチュをすり抜け、右サイドでゴールライン際までボールを持ち込んだタハ・シャヒンが、内へとボールを入れると、ファーサイドでコントロールしたアリ・ソウが、強いシュートを放つと、これが、ベシクタシュのゴールマウスに入ったのだった。1:2。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン(後半45分:ヤクプ・アルダ・クルッチ)、ガブリエル・パウリスタ、フェリックス・ウドゥオカイ(後半45分:エミルハン・トプチュ)、アルトゥール・マスアク=ジェドソン・フェルナンデス、アミル・ハジャフメトヴィッチ=ケニー・アローヨ(後半8分:ジョアン・マリオ)、ラファ・シルヴァ、エルネスト・ムチ(後半36分:セミフ・クルチソイ)=チーロ・インモービレ(後半8分:ムスタファ・ハキモウル)
【チャイクル・リゼ】イヴォ・グルビッチ=タハ・シャヒン、アッティラ・モッチ、サメト・アカイドゥン、カスパー・ホジャー・ニールセン=ミトハト・パラ(後半42分:フスニッディン・アリクロフ)、イブラヒム・オラーウォイン=ラシド・ゲザル(後半33分:ムハメド・ブリュバシッチ)、ダル・ヴァレサノヴィッチ(後半23分:ダヴィッド・アキントーラ)、アルトゥン・ゼキリ(後半23分:ベルカイ・オズジャン)=アリ・ソウ



エユップ・スポル 2:1 アンタルヤ・スポル(ヒュリエット紙 25. 5.25)

喜ぶマメ・ティアムら(エユップ・スポル公式X) エルダル・ラキプ(左)ヤルチュン・カヤン(右)(アンタルヤ・スポル公式X)  トルコ・リーグ第37節で、エユップ・スポルが、ホームに迎えたアンタルヤ・スポルを2:1でくだした。

 エユップ・スポルとアンタルヤ・スポルが、トルコ・リーグ第37節で対峙した。レジェプ・タイプ・エルドーアン・スタジアムで行われたこの試合、ホームのエユップ・スポルが2:1で勝った。エユップ・スポルに勝利をもたらしたゴールは、前半40分にマメ・ティアム、同42分にプリンス・アンペムが決めた。アンタルヤ・スポルのゴールは、後半42分にアドルフォ・ガイチが決めたものだった。この結果、エユップ・スポルは、勝ち点を53に伸ばしたのに対し、アンタルヤ・スポルは同44に留まった。

                  試合経過

 前半40分、マメ・ティアムが、ペナルティエリア内でゴールマウスを捉える位置から、右足一閃、狙い澄ましたシュートを放つと、ボールは、アンタルヤ・スポルのゴール上隅に突き刺さった。1:0。
 同42分、タイフル・ビンギョルのスルーパスでボールを得たマメ・ティアムが、ペナルティエリア内へと持ち込み放ったシュートを、GKアブドラー・イーイテルが、自身の右に来たところをパンチングで防いだ。だが、攻撃は続き、プリンス・アンペムが、左足で放ったシュートが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らした。2:0。
 同ロスタイム1分、プリンス・アンペムがクレヴァーなパスを出すと、それを受けたタイフル・ビンギョルが、ボールを持ちペナルティエリア内へと前進、そして、ゴール右斜め前からシュートを試みるも、GKアブドラー・イーイテルがコーナーキックに替えた。
 後半6分、右コーナーキックが蹴られると、ペナルティエリア内にいたブライアン・サムディオが、それに合わせて、ヘディングシュートを放つと、ボールはGKを抜けたが、メリヒ・カバサカルがゴールライン上に立ちはだかり、これをクリアしてしまった。
 同15分、ペナルティエリアの手前からラムズィ・サフリが強いシュートを放ったが、GKムハッメド・ビルカン・テティクが、辛うじてパンチングで防いだ。
 同27分、ラムズィ・サフリが、相手選手をフェイントでかわしあと、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前からシュートを放ったが、GKムハッメド・ビルカン・テティクがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同42分、ハムザ・アクマンのミスを咎め、ボールを奪ったラムズィ・サフリが出したパスを受けたアドルフォ・ガイチが放ったシュートは、GKムハッメド・ビルカン・テティクの右を抜け、エユップ・スポルのゴールネットに収まった。2:1。

【エユップ・スポル】ムハッメド・ビルカン・テティク=メリヒ・カバサカル、ルカス・クラロ、ウムト・メラシュ、ジャネル・エルキン(後半12分:ル−ベン・ヴェゾ)=タラス・ステパネンコ(後半41分:エルデム・チャルク)=タイフル・ビンギョル(後半26分:ハムザ・アクマン)、ウムト・ボゾク、ヤルチュン・カヤン(後半11分:エムレ・アクババ)、プリンス・アンペム=マメ・ティアム(後半12分:ヒュセイン・マルダル)
【アンタルヤ・スポル】アブドラー・イーイテル=ヴェイセル・サル、バハドゥル・オズテュルク(後半1分:アドルフォ・ガイチ)、タリソン・ケルヴェン=ビュンヤミン・バルジュ(後半31分:メルト・ユルマズ)、ヤクブ・カウジンスキ、エルダル・ラキプ(後半31分:アマル・ゲルシャルー)、ギュライ・ヴラル=ソネル・ディクメン(後半9分:ハサン・ヤクブ・イルチン)、ラムズィ・サフリ=ブライアン・サムディオ(後半39分:タハ・オスマン・オズメルト)



祝、ユスフ・サル! トルコ・リーグのビッグクラブが作業を完了した(スター紙 25. 5.24)

ユスフ・サル(フォトマッチ紙)  移籍解禁期間に、バシャクシェヒル・スポルに移籍してきたユスフ・サルの、イスタンブルでのプレーは、短期間で終わりそうだ。ユスフ・サルに関する移籍に関し、大きな進展があった。

 昨季、アダナ・デミル・スポルで、大活躍を見せたユスフ・サルは、今季の移籍解禁期間に、100万EUROの移籍金で、バシャクシェヒル・スポルにやって来た。そのバシャクシェヒル・スポルで、優れたプレーを続けた26歳のユスフ・サルが、バシャクシェヒル・スポルを去る日が近づいている。ユスフ・サルは、来季は、新たなクラブと契約することになろうとしている。
 優れたプレーぶりで注目を惹いているユスフ・サルに対し、トラブゾン・スポルが割って入って来たのだ。トラブゾン・スポルは、ファーティフ・テケ監督が獲得を望むユスフ・サルの獲得に、今季終了に向けて動き出そうとしているのだ。
 ユスフ・サルは、今季、バシャクシェヒル・スポルで、ここまで16試合に出場したが、その内の13試合は先発メンバーに名を連ねた。そして、4ゴール3アシストを記録している。



フランスからの報道、ヴィクトール・オシムヘンをサウジアラビアが押さえた(アクシャム紙 25. 5.23)

ヴィクトール・オシムヘン(スター紙)  ガラタサライの今後に関する関心事であるヴィクトール・オシムヘンに対し、サウジアラビアから、際立つ仕掛けが起こっている。フランスの報道が、ヴィクトール・オシムヘンに対してなされたオファーについて伝えている。

 ガラタサライの今季の2冠達成に主役を演じたヴィクトール・オシムヘンの移籍が、最大のタ−ゲットになっている。ガラタサライが、ナイジェリア人スーパースターの完全移籍を望んでも、サウジアラビアとの競争にはなりえない。
 フランスからの報道では、サウジアラビアのアル・ヒラルが、ヴィクトール・オシムヘンと交渉を持ったと報じている。報道によると、アル・ヒラルは、ヴィクトール・オシムヘンに高額な年俸を提示して、ヴィクトール・オシムヘンの心に食い込んだということだ。ヴィクトール・オシムヘンは、このオファーに前向きの姿勢を見せている。ヴィクトール・オシムヘンは、近々、決断をするものと看られる。



お別れ、ドゥサン・タディッチ! フェネルバフチェを去って行く(アクシャム紙 25. 5.22)

ドゥサン・タディッチ(スター紙)  フェネルバフチェのドゥサン・タディッチが、フェネルバフチェを去る。36歳になっているセルビア人選手ドゥサン・タディッチの注目すべき展開だ。

 フェネルバフチェは、ドゥサン・タディッチとの契約を延長しない。また、フェネルバフチェは、ここまで、ドゥサン・タディッチと、いかなる移籍に関する話し合いも持っていない。ドゥサン・タディッチは、来季は、アヤックスでプレーすると噂されている。伝えられるところによると、アヤックスは、ドゥサン・タディッチに2年契約を提示していると言われている。
 ドゥサン・タディッチは、ここまでの2シーズン、フェネルバフチェで108試合に出場した。ドゥサン・タディッチは、フェネルバフチェの歴史で、最短で100試合出場を果たした選手である。この2シーズンで、92回、先発メンバーに名を連ねたドゥサン・タディッチは、29ゴール32アシストを記録している。ドゥサン・タディッチは、攻撃面を担う選手の代表的な役割を果たしてきた。
 ドゥサン・タディッチは、フェネルバフチェ加入以前は、5シーズンに渡り、アヤックスでプレーした、同クラブの伝説的な選手だ。アヤックスでは、241試合に出場して105ゴールを記録している。アヤックスでも、最も活躍した黄金色の選手だ。長きに渡り、この伝説の選手を、再度、迎えたいと願うアヤックスは、その願いを達成するのが、間近に迫っている。



ベシクタシュ、ヤン・ベドナレクに賭けるか!(フォトマッチ紙 25. 5.21)

ヤン・ベドナレク  ベシクタシュは、プレミアリーグからの陥落が決まったサウザンプトンのストッパーのヤン・ベドナレク獲得に向け、今季終了後に動くことを考えている。29歳のヤン・ベドナレクに対しては、イングランドのクラブが関心を持っていると伝えられている。

 新シーズンに向け、強力な選手構成を築くために動いているベシクタシュは、ストッパーの強化を、重要な補強ポイントにすることになろうと考えられている。ベシクタシュが、このポジションについて俎上に乗せている最新の名前は、イングランド・プレミアリーグからの陥落が決まったサウザンプトンのポーランド人ストッパーのヤン・ベドナレクだ。ヤン・ベドナレクをリストアップしていると伝えられるベシクタシュは、今季終了後には、獲得に向け、サウザンプトン側と交渉に入り、オファーを出すものと思われる。サウザンプトンとの契約が2027年まで残っているヤン・ベドナレクは、チャンピオンシップではプレーすることを望んでないため、チームを去るものと看られている。
 今季、サウザンプトンで34試合に出場して2ゴールを記録している1.89mの身長を持つヤン・ベドナレクの問題点は、イエローカードを7枚ももらっていることだ。プレミアリーグのクラブが関心を寄せるヤン・ベドナレクは、ポーランド代表としては67試合に出場して1ゴールを記録している。



ポーランドからの報道! セバスティアン・シマンスキが去る(アクシャム紙 25. 5.20)

セバスティアン・シマンスキ  フェネルバフチェで大活躍のMFセバスティアン・シマンスキに関する新たな情報が出てきた。ポーランドからの報道に、この夏の移籍解禁期間に、セバスティアン・シマンスキが、フェネルバフチェを去るというのだ。

 フェネルバフチェが、昨季当初に、フェイエノールトから獲得したセバスティアン・シマンスキは、そのフェネルバフチェでのプレーぶりが、ヨーロッパのクラブの注目を集めている。ポーランドからの報道では、セバスティアン・シマンスキの移籍について伝えている。セバスティアン・シマンスキは、来季にはフェネルバフチェを離れているというのだ。セバスティアン・シマンスキに関し、元所属のフェイエノールトとともに、イタリアのラツィオが狙っているというのだ。ラツィオは、セバスティアン・シマンスキ獲得に1500万EUROを出すとし、今季終了とともに、フェネルバフチェの扉を叩くと言う。
 なお、フェネルバフチェは、昨季、セバスティアン・シマンスキを975万EUROの移籍金で、フェイエノールトから獲得した。今季、フェネルバフチェで51試合に出場した26歳のセバスティアン・シマンスキは、7ゴール9アシストを記録している。



ガラタサライ、優勝! 5ツ星へ(アクシャム紙改 25. 5.19)

ガラタサライ、歓喜(CNNトルコ) ヴィクトール・オシムヘン(左)ガブリエル・サラ(右)(ガラタサライ公式HP)  トルコ・リーグ第36節で、首位に立つガラタサライが、ホームにカイセリ・スポルを迎えた。ガラタサライは、この試合を3:0で制し、優勝を遂げることになった。これで、3季連続の優勝となったガラタサライは、5ツ星の栄誉を得ることになった。

 優勝を決めた一番に勝利を導いたゴールは、前半26分にヴィクトール・オシムヘン、同29分にバルシュ・アルペル・ユルマズ、後半44分にはPKをフェルナンド・ムスレラが決めた。この結果、今季2節を残しながら、ガラタサライは、勝ち点を89に伸ばし、25回目の優勝が決まった。この優勝で、ガラタサライが、2000年以後では、初の3季連続の制覇を達成したクラブとなった。更に、オカン・ブルク監督は、就任3年で3回の優勝を遂げたのだった。

                 試合経過

 前半12分、ヴィクトール・オシムヘンが、ゴール左斜め前からシュートを試みたが、GKビラル・バヤズィットが、右に倒れ入れ込みながらもコーナーキックに替えた。
 同17分、ガブリエル・サラが右コーナーキックを蹴ると、ダヴィンソン・サンチェスが、ニアサイドで、それに合わせて、ヘディングシュートを放つも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同21分、ガブリエル・サラからボールを奪ったカルタル・カイラ・ユルマズが、ゴール右斜め前からペナルティエリアへと入ったラマザン・ジヴェレクにボールを出した。GKと1対1となったラマザン・ジヴェレクがシュートを放つも、GKフェルナンド・ムスレラが、これを防ぎ、ボールは、サイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同26分、ガラタサライが1:0と先制した。ガブリエル・サラが右コーナーキックを蹴ると、ヴィクトール・オシムヘンが、ゴールエリア手前でヘディングシュートを放ち、これが、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同29分、ガラタサライが、点差を2に拡げた。ルカス・トレイラが、ヘッドで落としたボールを、PKポイント上で捉えたバルシュ・アルペル・ユルマズが、ダイレクトで放ったシュートが、ゴールインしたのだった。2:0。
 同38分、リオネル・キャローレの入れたセンタリングのボールを、PKポイント辺りで受けたミゲル・カルドーソが、ダイレクトでシュートを試みたが、GKフェルナンド・ムスレラが防ぎ、ゴールを許さなかった。そして、前半は、ガラタサライが2:0と優位を保ち終わった。
 後半12分、ガブリエル・サラが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から放り込んだセンタリングに、ファーサイドにいたヴィクトール・オシムヘンが、ヘッドでユヌス・アクギュンに向けヘッドで落とした。そのユヌス・アクギュンが、ペナルティエリアのゴール右斜め前からシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同21分、右サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込んだロランド・サライが出したパスを、PKポイント手前で得たアルヴァロ・モラタがシュートを放つも、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同44分、ガラタサライが、GKフェルナンド・ムスレラがPKを蹴り、これがゴールとなった。ディフェンスの裏に放り込まれたロングボールに追いついたヴィクトール・オシムヘンが、ボールをアルヴァロ・モラタに送った。ペナルティエリアでボールを得たアルヴァロ・モラタが、1対1となったGKビラル・バヤズィットを抜き去ろうとすると、ビラル・バヤズィットが、アルヴァロ・モラタに対しファウルを行ったとして、PKが宣告された。そのPKをフェルナンド・ムスレラが蹴ると、GKビラル・バヤズィットが防ごうとしたが、ボールはゴールインしたのだった。3:0。そして、ガラタサライが、この試合を3:0で制したのだった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=ロランド・サライ(後半26分:プジェミスワフ・フランコフスキ)、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ(後半26分:カーン・アイハン)、エレン・エルマル=ルカス・トレイラ、マリオ・レミナ(後半37分:ベルカン・クトゥル)=ユヌス・アクギュン、ガブリエル・サラ(後半18分:アルヴァロ・モラタ)、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半36分:ドリース・メルテンス)=ヴィクトール・オシムヘン
【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー(後半21分:カルロス・マヌ)、マジド・ホセイニ、ジョゼフ・アタマー(後半30分:メフメット・エライ・オズベク)、リオネル・キャローレ(後半30分:ハサン・アリ・カルドゥルム)=アリ・カリミ(後半1分:バラン・アリ・ゲゼク)、カルタル・カイラ・ユルマズ=ラマザン・ジヴェレク、メフディ・ブーラビア(後半21分:ジュリアン・ジャンヴィエール)、ミゲル・カルドーソ=ドゥケンス・ナゾン



アダナ・デミル・スポル 0:5 ハタイ・スポル(ベイン・スポル+ヒュリエット紙補綴 25. 5.18)

ハタイ・スポル、歓喜(フォトマッチ紙) ブルハン・エルソイ(左)ジェマリ・セルテル(右)(スター紙)  トルコ・リーグからの降格が決まっている2つのクラブ、アダナ・デミル・スポルとハタイ・スポルが、お互いの威信をかけた戦いに臨んだ。

 新アダナ・スタジアムで行われたこの試合、アウェーのハタイ・スポルが0:5で制した。アウェーのハタイ・スポルの大差での勝利に貢献したゴールは、前半10分と後半16分にビラル・ブートッバ、前半26分と38分にヨナタン・オコロンクォ、後半11分にPKをジェルソン・フェルナンデスが決めた。トルコ・リーグで7試合ぶりに勝ったハタイ・スポルは、勝ち点を23としたのに対し、ここ9試合、勝ち点を得ていないアダナ・デミル・スポルは、同ー2となった。

                 重要な場面

 前半10分、ハタイ・スポルが先制した。ビュンヤミン・バラトのバックパスのコースに入りボールをカットしたビラル・ブートッバが、ペナルティエリアの外から放ったシュートが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同11分、アダナ・デミル・スポルが同点に迫った。ナビル・アリウイが、ペナルティエリアの外から放ったシュートが、ゴールポストを直撃して跳ね返った。跳ね返りのボールが、自身の前に転がって来たナビル・アリウイが、再度、シュートを試みたが、今度は、GKエミル・ダドゥクがゴールを許さなかった。
 同13分、ペナルティエリアへと放り込まれたセンタリングに合わせて、ヨナタン・オコロンクォがヘディングシュートを放つも、GKデニズ・ドンメゼルがゴールを許さなかった。
 同26分、アウェーのハタイ・スポルが、スコアを0:2とした。ギョルケム・サーラムの出したロングパスを、右サイドで受けたビラル・ブートッバが、相手選手をフェイントでかわしてから、ペナルティエリア内にいたヨナタン・オコロンクォにボールを出した。そのヨナタン・オコロンクォが放ったシュートが、 アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:2。
 同38分、ハタイ・スポルがPKを獲得した。ヨナタン・オコロンクォが、ペナルティエリアで、オスマン・カイナクのチェックを受けピッチに倒れると、オメル・ファルク・トゥルタイ主審は、ヴィデオ判定システムでの確認後、PKを宣告した。同38分、このPKをヨナタン・オコロンクォ自身が蹴ると、GKデニズ・エレン・ドンメゼルが、これを防いだ。だが、跳ね返りのボールを捉えたヨナタン・オコロンクォが、再度、シュートを放つと、これがゴールインしたのだった。0:3。
 同45分、ハタイ・スポルのジェルソン・フェルナンデスが、ペナルティエリアの外から放ったシュートは、GKデニズ・エレン・ドンメゼルがゴールを許さなかった。
 後半11分、ペナルティエリアで、ブルハン・エルソイが、ボールに対し手を使ったとして、オメル・ファルク・トゥルタイ主審はPKを宣告した。そのPKをジェルソン・フェルナンデスが蹴ると、ゴールが生まれた。0:4。
 同16分、ヨナタン・オコロンクォから出たパスを、ペナルティエリアで受けたビラル・ブートッバの放ったシュートが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らした。0:5。
 同33分、アダナ・デミル・スポルのタイフン・アイドーアンが走り込んできて放った強いシュートは、GKがゴールを許さなかった。
 同45分、ハタイ・スポルのフンショ・バングボイエがゴールを決めたかに見えたが、オフサイド判定で、ゴールとは認定されなかった。

【アダナ・デミル・スポル】デニズ・エレン・ドンメゼル=アルダ・クルトゥラン、アブドゥルサメト・ブラク(後半1分:アリ・アルダ・ユルドゥズ)、ブルハン・エルソイ、オスマン・カイナク(後半1分:ブライトン・フーグ)=ビュンヤミン・バラト、マエストロ、タイフン・アイドーアン、ナビル・アリウイ=ユスフ・バラシ、オザン・デミルバー(後半1分:アクセル・アクタシュ)
【ハタイ・スポル】エミル・ダドゥク=ケリム・アルジュ、レジェプ・ブラク・ユルマズ、ガイ・キラマ(後半13分:イーイト・アリ・ブズ)、ジェマリ・セルテル=キャーミル・アフメット・チフトチ(後半13分:アブドゥルカディル・パルマク)、チャンドレル・ムサンガ=ビラル・ブートッバ(後半19分:フンショ・バングボイエ)、ギョルケム・サーラム(後半29分:バラン・サルカ)、ジェルソン・フェルナンデス=ヨナタン・オコロンクォ(後半19分:デニズ・アクソイ)



ベシクタシュ、ゴールゲッター獲得作戦! プレミアリーグのスター選手を狙う(ファナティック紙 25. 5.17)

ベト(インデペンデント紙)  今季、トルコ・リーグで望ましいパフォーマンスを見せられず、来季には理想的なメンバー構成を築き上げるため補強活動を始めているベシクタシュが、エヴァートンのスター選手獲得に動き出している。

 今季は、最小限の失態で終えることを目標にしているベシクタシュが、来季に向けての補強活動を始めている。ベシクタシュは、プレミアリーグのエヴァートン所属のベトをリストアップしている。ポルトガルからの報道によると、ベシクタシュが、27歳のベトに対し、買い取りオプション付きのレンタルでの獲得のオファーを出す用意をしているという。オーレ・グンナー・スールシャール監督の同意を受け、行動に移しているベシクタシュのフロントは、ベトの代理人と交渉を始めていることが明らかになっている。1.94mの身長を有し、空中戦に強いばかりか、繋ぎのプレーに持つスキルの高さに、注目が集まっている。
 今季、エヴァートンでは32試合に出場して10ゴールを記録しているベトは、2023年夏に、ウディネーゼから2500万EUROの移籍金で、エヴァートン入りした。



イスマイル・ユクセキ、調印! フェネルバフチェで注目の出来事(スター紙 25. 5.16)

イスマイル・ユクセキ(ヒュリエット紙)  フェネルバフチェのイスマイル・ユクセキに、新たな展開があった。今季末には、フェネルバフチェを去るのではと噂されているイスマイル・ユクセキとの契約を、2028年まで延長したのだ。

 トルコ代表にも名を連ねるフェネルバフチェのイスマイル・ユクセキに新たな決断が成された。今季末には、フェネルバフチェを去るとの噂の流れていたイスマイル・ユクセキと合意が成立したのだ。イスマイル・ユクセキが、フェネルバフチェとの契約を延長したのだ。フェネルバフチェのフロントは、イスマイル・ユクセキと合意に達し、契約を2028年まで延長したのだ。イスマイル・ユクセキとの契約は2027年までだった。なお、イスマイル・ユクセキは、今季、フェネルバフチェで28試合に出場して2アシストを記録している。



トラブゾン・スポル 0:3 ガラタサライ(トルコ杯決勝)(ヒュリエット紙改 25. 5.15)

ガラタサライ、歓喜(アクシャム紙) バルシュ・アルペル・ユルマズ(左)ヴィクトール・オシムヘン(右)(ガラタサライ公式HP)  トルコ杯決勝で、ガラタサライがトラブゾン・スポルと対峙した。ガラタサライは、この試合を0:3で制し、トルコ杯を獲得した。ガラタサライは、ヴィクトール・オシムヘンのゴールで、歴史に名を刻むことになった。

 ガラタサライのゴール生産の幕を切って落としたのはバルシュ・アルペル・ユルマズだった。バルシュ・アルペル・ユルマズは、前半6分に、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らし、0:1と先制したのだった。ガラタサライの2点目は、同ロスタイム1分に、ヴィクトール・オシムヘンから生まれた。ナイジェリア人選手ヴィクトール・オシムヘンの2点目は後半18分に生まれ、これは、ガラタサライにとっては3点目となった。この結果、ガラタサライは、2024‐25シーズンのトルコ杯の覇者となったのだった。

                 試合経過

 前半2分、エレン・エルマルが、左サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、ヴィクトール・オシムヘンが、PKポイント上で浮かすと、ボールは、ファーサイドにいたユヌス・アクギュンへと流れた。そのユヌス・アクギュンが、ダイレクトで試みたシュートは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同5分、ガラタサライが先制した。トラブゾン・スポルのディフェンスが、大きくクリアできなかったボールを、ペナルティエリア内で得たヴィクトール・オシムヘンが、右サイドにいたユヌス・アクギュンにパスを出した。そのユヌス・アクギュンが、グランダーのボールで内へと入れると、ゴールエリア手前のいい位置にいたバルシュ・アルペル・ユルマズのシュートがゴールインしたのだった。0:1。
 同13分、オレクサンドル・ズブコフが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前からシュートを放つも、ボールは、ファーのサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同25分、オレクサンドル・ズブコフの出したスルーパスに反応して、右サイドからペナルティエリアへと入り、ゴールライン際まで持ち込んだペドロ・マルヘイロがセンタリングを入れると、ファーのゴールポスト際にいたオザン・トゥファンが、それに合わせてヘディングシュートを放ったが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同31分、ガラタサライ陣中盤で、オザン・トゥファンがダヴィンソン・サンチェスにプレスをかけ、ボールを、シモン・バンザに取らせたあと、ランニングを続けた。すると、ペナルティエリア手前で、ゴールマウスを背に背負ったシモン・バンザが、ボールを、オザン・トゥファンの前へと預けた。GKギュナイ・ギュヴェンチは、そのオザン・トゥファンと1対1となると、前へ出て、オザン・トゥファンのシュートを防いだのだった。そして、前半は、ガラタサライが0:1とリードしたまま終わった。
 後半1分、ガラタサライが、点差を2に拡げた。ユヌス・アクギュンが出したスルーパスのボールを、ペナルティエリア内僅かにゴール右斜め前で、ステファン・サヴィッチから奪ったヴィクトール・オシムヘンが放ったシュートは、ニアのゴールポスト際に転がりながらゴールインしたのだった。0:2。
 同18分、ガラタサライが、もう1点決めた。中盤の左側でボールを得たアルヴァロ・モラタが、少しドリブルで前進してからボールを右サイドを駆け上がったユヌス・アクギュンに出した。ユヌス・アクギュンは、相手選手2人にプレスを受けたにも拘わらず、ペナルティエリア内にいたヴィクトール・オシムヘンに、上手くパスを送った。そのヴィクトール・オシムヘンが、いい状態で、GKの右を抜けるゴールを決めたのだった。0:3。
 同39分、トラブゾン・スポルがフリーキックを蹴ったあとにボールを得たユヌス・アクギュンが、左サイドをスピードに乗って上がったイスマイル・ヤコブスにボールを出した。そのイスマイル・ヤコブスは、相次いでカットを見せながらゴール左斜め前からペナルティエリアへと入りシュートを放った。だが、ボールは、ゴールマウスとは平行に流れ、ゴールマウスの傍らを抜け外に出て行ってしまった。
 同41分、トラブゾン・スポルがゴールに迫った。ディフェンスの裏に放り込まれたボールを得たデニス・ドラグシュが、楽なポジションだったにも拘わらず、ボールを外に蹴り出してしまった。そして、ガラタサライが、この試合を0:3で制し、トルコ杯の覇者となったのだった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、ステファン・サヴィッチ、アルセニー・バタゴフ(後半ロスタイム2分:ジョン・ランドストラム)、ムスタファ・エスキヘラッチ=バティスタ・メンディ(後半36分:セルダル・サートチ)、オカイ・ヨクシュル(後半15分:デニス・ドラグシュ)=オレクサンドル・ズブコフ、オザン・トゥファン(後半35分:ムハメッド・チャム)、アンソニー・ンワケメ=シモン・バンザ(後半15分:エディン・ヴィスチャ)
【ガラタサライ】ギュナイ・ギュヴェン=ロランド・サライ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ(後半26分:カーン・アイハン)、エレン・エルマル(後半33分:イスマイル・ヤコブス)=ルカス・トレイラ、マリオ・レミナ(後半27分:ケレム・デミルバイ)=ユヌス・アクギュン(後半45分:カーン・アイハン)、ガブリエル・サラ(後半17分:アルヴァロ・モラタ)、バルシュ・アルペル・ユルマズ=ヴィクトール・オシムヘン(後半27分:ドリース・メルテンス)



セミフ・クルチソイに対し、イングランドからスーパーなオファー! 視察にイスタンブルにやって来る(ファナティック紙 25. 5.14)

セミフ・クルチソイ(ファナティック紙)  ベシクタシュでプレーしているが、決して、期待通りのプレーには達していないセミフ・クルチソイに対し、スーパーなオファーが来ている。イングランドのクラブが、この若きセミフ・クルチソイ視察のために、近々、イスタンブルにやって来る。

 オーレ・グンナー・スールシャール監督率いるベシクタシュでは、来季に向けての補強活動を始めているが、驚きの事態が出てきている。セミフ・クルチソイに対し、イングランドの注目クラブが追いかけているというのだ。
 19歳のセンターフォワードのセミフ・クルチソイは、今季、ベシクタシュで43試合に出場した。そして、4ゴール6アシストを記録している。セミフ・クルチソイのベシクタシュとの契約は、2028年6月30日までとなっている。
 イングランドのチャンピオンシップで優勝を遂げ、プレミアリーグ昇格が決まっているリーズ・ユナイテッドが、夏の移籍解禁期間に、セミフ・クルチソイを獲得しようとの計画を持っているのだ。ダニエル・ファルケ監督は、新シーズンに向けて、強力なメンバー構成を組み始めているのだ。リーズユナイテッドは、セミフ・クルチソイのもつポテンシャルな能力に眼を付け、獲得に動こうとしているのだ。リーズユナイテッドの関係者が、近々、イスタンブル入りしてベシクタシュ側と交渉を行うつもりだと言われている。



ミゲル・カルドーソ、カイセリ・スポルを背負う(TRT 25. 5.13)

ミゲル・カルドーソ(カイセリ・スポル公式X) ギュライ・ヴラル(左)リオネル・キャローレ(右)(ハベル・テュルク紙)  トルコ・リーグ第35節で対峙したカイセリ・スポルとアンタルヤ・スポルの一戦は、ホームのカイセリ・スポルが3:1で勝った。

 トルコ・リーグ第35節閉幕試合で、カイセリ・スポルが、ホームにアンタルヤ・スポルを迎えた。ホームのカイセリ・スポルが、ミゲル・カルドーソが3得点をあげヒーローとなったこの試合を3:1で制した。アウェーのアンタルヤ・スポルのゴールは、タリソン・ケルヴェンのあげたものだった。カイセリ・スポルは、ホームで、これで7連勝となり、勝ち点を44に伸ばしたのに対し、アンタルヤ・スポルは同43に留まった。

                 試合経過

 前半12分、カイセリ・スポルが先制した。カルタル・カイラ・ユルマズがコーナーキックを蹴り、グランダーのボールをペナルティエリア内へと送ると、それに上手く合わせたミゲル・カルドーソの放ったシュートが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同17分、カイセリ・スポルの攻撃で、リオネル・キャローレから出たパスを受けたミゲル・カルドーソが、そのボールに合わせて放ったシュートは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同25分、アンタルヤ・スポルが同点に追いついた。ヤクブ・カウジンスキがコーナーキックを蹴ると、タリソン・ケルヴェンがジャンプ一番、ヘディングシュートを放つと、これが、カイセリ・スポルのゴール右隅に収まったのだった。1:1。
 同29分、カイセリ・スポルが、再び、勝ち越した。、ラマザン・ジヴェレクのパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たミゲル・カルドーソが放ったシュートが、アンタルヤ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:1。そして、前半は、カイセリ・スポルが2:1とリードを保ち終わった。
 後半6分、カイセリ・スポルの攻撃で、ドゥケンス・ナゾンが、ペナルティエリア内へとボールを持ち込み、強いキックでシュートを放つも、GKが防ぎ、更に、ディフェンダーがクリアした。
 同16分、カイセリ・スポルがPKを獲得した。タリソン・ケルヴェンのチェックでミゲル・カルドーソがピッチに倒れると、アルダ・カルデシュレル主審がPKを宣告した。
 同18分、そのPKを、ミゲル・カルドーソ自身が、GKが跳んだとは逆方向に蹴り、ボールは、アンタルヤ・スポルのゴール隅に突き刺さり、点差は2に開いた。3:1。

【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー、マジド・ホセイニ、ジョゼフ・アタマー、リオネル・キャローレ=アリ・カリミ(後半28分:バラン・アリ・ゲゼク)、メフディ・ブーラビア(後半39分:メフメット・エライ・オズベク)=ラマザン・ジヴェレク(後半28分:カルロス・マヌ)、カルタル・カイラ・ユルマズ、ミゲル・カルドーソ(後半ロスタイム1分:ヌレッティン・コルクマズ)=ドゥケンス・ナゾン(後半39分:タルハ・サルアルスラン)
【アンタルヤ・スポル】アブドラー・イーイテル=タリソン・ケルヴェン(後半35分:ゲルシャルー・アマル)、ヴェイセル・サル、バハドゥル・オズテュルク(後半18分:ムサ・ジェネポ)、アブドゥラヒム・ドゥルスン(後半18分:ビュンヤミン・バルジュ)=ヤクブ・カウジンスキ、エルダル・ラキプ=サンデル・ファン・デ・ストリーク(前半11分:ソネル・ディクメン)、サム・ラーション、ギュライ・ヴラル=ブライアン・サムディオ(後半18分:アドルフォ・ガイチ)



ベシクタシュ 4:1 アダナ・デミル・スポル(ベイン・スポル改+ソズジュ紙補綴 25. 5.12)

ラファ・シルヴァ(アクシャム紙) アルダ・クルトゥラン(左)ジェドソン・フェルナンデス(右)(ベシクタシュ公式HP)  トルコ・リーグ第35節で、ベシクタシュが、ホームで、アダナ・デミル・スポルを4:1でくだした。

 ベシクタシュに勝利をもたらしたゴールは、前半29分にラファ・シルヴァ、同44分にミロト・ラシチャ、後半17分にチーロ・インモービレ、同38分にジョアオ・マリオから生まれた。アダナ・デミル・スポルの唯一のゴールは、前半ロスタイム4分にアルダ・オカン・クルトゥランの決めたものだった。この結果、ベシクタシュは、勝ち点を58に伸ばし、3位に上がり、スーパーカップへの参戦権を獲得に、大きなアドヴァンテージを獲得した。一方のアンタルヤ・スポルは、勝ち点ー2で最下位だ。

                 試合経過

 前半3分、アルトゥール・マスアクが、左サイドから強いボールで入れたセンタリングに合わせて、ラファ・シルヴァがヘディングシュートを放つと、GKデニズ・エレン・ドンメゼルがパンチングで防ぎ、ボールはピッチに跳ね返った。攻撃は続き、自らの前に落ちたボールを捉え、ラファ・シルヴァがシュートを放ったが、GKデニズ・エレン・ドンメゼルが両足を使い、これを防ぐと、ボールは危険ゾーンから遠ざかった。
 同24分、突然生まれたベシクタシュの攻撃で、チーロ・インモービレから出たパスを受けたミロト・ラシチャが、相手選手をすり抜け、ゴール右斜め前から放ったシュートは、ゴール前に立ちはだかったタイフン・アイドーアンに当たりコーナーキックに替わった。
 同分、コーナーキックから生まれた混戦で、目に前に転がったボールを捉えたガブリエル・パウリスタがヘディングシュートを試みたが、ボールは、上のバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同29分、ベシクタシュが先制した。突然生まれた攻撃で、相手選手をすり抜け、左サイドから前進したチーロ・インモービレが出したパスを受け、ペナルティエリア内でGKと1対1となったラファ・シルヴァが、ゴールエリアからシュートを放つと、これが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同34分、ペナルティエリア内で、GKデニズ・エレン・ドンメゼルがコントロールできなかったボールが、ゴールエリアの左にいたチーロ・インモービレの前へと転がった。そのチーロ・インモービレが、がら空きとなっていたゴールマウスに向け蹴るも、ゴールライン上に立ったアルダ・オカン・クルトゥランに当たり、コーナーキックに替わった。
 同44分、ベシクタシュが、点差を2に拡げた。チーロ・インモービレが、ディフェンスの裏に通したスルーパスに反応して動いたムスタファ・ハキモウルが、ファーサイドに向け、強いボールでセンタリングを入れると、それに合わせて、ミロト・ラシチャが放ったシュートが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットに突き刺さったのだった。2:0。
 同ロスタイム2分、ラファ・シルヴァによりゴールが生まれたが、オフサイド判定でゴールとは認定されなかった。
 同ロスタイム8分、左サイドからナビル・アリウイが、ファーサイドを狙ったシュートを放つと、これが上のバーを直撃して跳ね返った。そのボールを上手く捉えたアルダ・オカン・クルトゥランが、がら空きとなっていたゴールマウスに放り込んだ。2:1。
 後半14分、ボールを持ちペナルティエリアへと進んだマエストロが、ゴール右斜め前からファーを狙った強いシュートを放つも、GKエルシン・デスタノウルがコーナーキックに替えた。
 同17分、ベシクタシュが、点差を、再度、2に拡げた。右サイドからミロト・ラシチャが、いいセンタリングを入れると、ディフェンスからこぼれたボールをよく追いかけたチーロ・インモービレが、ゴールエリアでスライディングをして、ボールに触れると、ゴールが生まれたのだった。3:1。
 同38分、ベシクタシュに4点目が生まれた。左サイドでボールを持ち動き出したジョアオ・マリオが、ラファ・シルヴァとのパス交換をして、ペナルティエリアへゴール左斜め前から入り、GKと1対1になった。そして、ファーサイドのゴールポスト際を狙ったシュートを放つと、これがゴールインした。4:1。

【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、フェリックス・ウドゥオカイ(前半20分:エムレジャン・テルズィ、後半41分:ネジプ・ウイサル)、アルトゥール・マスアク=アレックス・オックスレイド・チェンバレン(前半11分:ムスタファ・ハキモウル、後半41分:セミフ・クルチソイ)、アミル・ハジャフメトヴィッチ=ミロト・ラシチャ(後半28分:ケニー・アローヨ)、ジェドソン・フェルナンデス、ラファ・シルヴァ=チーロ・インモービレ(後半28分:ジョアン・マリオ)
【アダナ・デミル・スポル】デニズ・エレン・ドンメゼル=アルダ・クルトゥラン、トルガ・カレンデル、ブルハン・エルソイ(後半1分:オザン・デミルバー)、アブドゥルサメト・ブラク、ビュンヤミン・バラト=マエストロ、タイフン・アイドーアン、アリ・ヤウズ・コル(前半19分:アバト・アイムベトフ、後半28分:オスマン・カイナク)=ナビル・アリウイ(後半12分:ブライトン・フーグ)、ユスフ・バラシ(後半35分:アクセル・アクタシュ)



トラブゾン・スポル 0:2 ガラタサライ(ヒュリエット紙 25. 5.11)

アブドゥルケリム・バルダクチュ(タクヴィム紙) バティスタ・メンディ(左)マリオ・レミナ(右)(アクシャム紙)  ガラタサライが、トルコ・リーグ第35節で、トラブゾン・スポルを、アウェー戦で0:2でくだした。これで、ガラタサライは、残りの3節で、少なくとも勝ち点1を得れば、今季のチャンピオンとなる。

 トルコ・リーグ第35節で、トラブゾン・スポルとガラタサライが対峙した。トラブゾンで行われたこの試合、ガラタサライが、0:2のスコアで勝った。この試合の前半は、ゴールの声は上がらず、0:0のままで終わった。後半21分に、ガラタサライは、アブドゥルケリム・バルダクチュのゴールで先制した。アシストはガブリエル・サラだった。同32分に投入されたアルヴァロ・モラタが、同39分に、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らした。そして、これが、この試合のスコアを決するゴールとなった。
 この結果、首位に立っているガラタサライの勝ち点は86になった。これで、ガラタサライは、残りの3節で、勝ち点1を得れば、今季の優勝を遂げることになった。一方のトラブゾン・スポルは同46に留まった。オカン・ブルク監督率いるガラタサライは、次節、優勝を目指して、カイセリ・スポルをホームに迎える。トラブゾン・スポルは、ボドルゥム・スポルとのアウェー戦を戦う。

                 試合経過

 前半5分、ゴール左斜め前からペナルティエリア内べと向け、ムスタファ・エスキヘラッチが蹴ったシュートは、GKフェルナンド・ムスレラが、コーナーキックに替えた。
 同11分、アブドゥルケリム・バルダクチュのセンタリングに合わせて、ペナルティエリア内にいたガブリエル・サラがヘディングシュートを放つも、GKウーウルジャン・チャクルがコントロールしてしまった。
 同12分、ロランド・サライから出たパスを受けたヴィクトール・オシムヘンがシュートを試みたが、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルが押さえた。
 同39分、ジョン・ランドストラムから出たパスを、ペナルティエリア内で受けたエディン・ヴィスチャがシュートを放つと、GKフェルナンド・ムスレラはパンチングで防いだ。攻撃は続き、バティスタ・メンディがシュートを放つと、GKフェルナンド・ムスレラは、これを外に出した。
 同ロスタイム2分、エディン・ヴィスチャが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、それに合わせて、オカイ・ヨクシュルのヘディングシュートが炸裂、だが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 後半21分、右コーナーキックに対し、ジャンプ一番、マリオ・レミナのヘディングシュートがヒット、ボールは、上のバーに当たりピッチに跳ね返った。攻撃は続き、バルシュ・アルペル・ユルマズが仕上げを行うとしたが、オカイ・ヨクシュルがゴールラインに立ちはだかり、際どくクリアした。
 同22分、ガブリエル・サラが、左コーナーキックを蹴ると、PKポイントでいいジャンプを見せたアブドゥルケリム・バルダクチュのヘディングシュートが炸裂、トラブゾン・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。
 同38分、トラブゾン・スポルのディフェンスがクリアできなかったボールを得たヴィクトール・オシムヘンがシュートを試みたが、GKウーウルジャン・チャクルが、これを防いだ。
 同39分、左サイドからエレン・エルマルがセンタリングを入れると、そのボールを得たユヌス・アクギュンが、ペナルティエリアへ向けパスを送った。それに合わせて、アルヴァロ・モラタが、ダイレクトで放ったシュートが、トラブゾン・スポルのゴールネットに収まった。0:2。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、オカイ・ヨクシュル(後半30分:アンソニー・ンワケメ)、アルセニー・バタゴフ、アリフ・ボシュルク=バティスタ・メンディ、ジョン・ランドストラム=エディン・ヴィスチャ(後半30分:シモン・バンザ)、ムハメッド・チャム、ムスタファ・エスキヘラッチ(後半13分:オレクサンドル・ズブコフ)=エニス・デスタン(前半19分:ダニロ・シカン)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=ロランド・サライ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、イスマイル・ヤコブス(後半45分:アフメド・クトゥジュ)=ルカス・トレイラ、マリオ・レミナ(後半45分:プジェミスワフ・フランコフスキ)=ユヌス・アクギュン(後半45分:カーン・アイハン)、ガブリエル・サラ(後半32分:アルヴァロ・モラタ)、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半36分:エレン・エルマル)=ヴィクトール・オシムヘン



バシャクシェヒル・スポル 1:4 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 25. 5.10)

ミラン・シュクリニアル(左)メルト・ミュルドゥル(右)(フェネルバフチェ公式HP) エディン・ジェコ(左)レオ・ドゥアルテ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第35節で、バシャクシェヒル・スポルとのアウェー戦を1:4で制し、勝ち点を78に伸ばした。フェネルバフチェのゴールは、前半44分にメルト・ミュルドゥル、後半15分にミラン・シュクリニアル、同42分にユスフ・エン・ネシリ、同ロスタイム4分にオウズ・アイドゥンが決め、また、ドミニク・リヴァコヴィッチは、前半20分にはPKを防いだ。一方、ホームのバシャクシェヒル・スポルのゴールは、後半ロスタイム1分にオメル・ファルク・ベヤーズから生まれた。フェネルバフチェは、次節は、日曜日に、ホームにエユップ・スポルを迎える。

                 試合経過

 前半11分、左サイドでボールを得たイヴァン・ブルニッチが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から、ボールをカットしてシュートを放った。だが、GKドミニク・リヴァコヴィッチが、身体を伸ばしてゴールを許さなかった。
 同18分、バシャクシェヒル・スポルがPKを獲得した。イヴァン・ブルニッチが、ペナルティエリアへとセンタリングを入れたのに合わせて、クルズィストフ・ピアテクがヘディングシュートを放った。それを、ドミニク・リヴァコヴィッチが防いだボールが、ゴールポストに当たり、レオ・ドゥアルテの前に転がった。そのレオ・ドゥアルテが、ソフィアン・アンバラートのチェックを受けピッチに倒れると、ブラク・ペッカン主審はPKを宣告した。同20分、クルズィストフ・ピアテクが、このPKを蹴り、グランダーのボールで、GKの右へと蹴ったが、GKドミニク・リヴァコヴィッチは胸に収め、ゴールを許さなかった。
 同41分、左サイドでボールを得たソフィアン・アンバラートが、ペナルティエリア内へ向けセンタリングを入れた。そのボールを胸トラップをしたアンデルソン・タリシカが、エディン・ジェコに向け、ボールを落とした。そのボールを捉えたエディン・ジェコがシュートを試みるも、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同44分、イスマイル・ユクセキのパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったメルト・ミュルドゥルが、ゴール斜め前からペナルティエリアへと入り、GKムハッメド・シェンゲゼルの頭上を越えるループシュートを放つと、ボールは、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットに収まった。0:1。
 後半10分、ペナルティエリアの外でボールを得たアンデルソン・タリシカがシュートを試みると、ボールは、ジェローム・オポクに当たり、エディン・ジェコの前に転がった。そのボールを捉え、エディン・ジェコがシュートを放つと、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。このあと、ヴィデオ判定システム審判から、ジェローム・オポクに当たったボールは、PKの可能性があるとの知らせが入り、同主審にモニターでの確認が求められた。だが、確認を行った同主審は、ボールは外に出たということで、試合の再開を指示した。
 同15分、左コーナーキックを、ドゥサン・タディッチが蹴り、ペナルティエリア内へと放り込んだ。ディフェンダーの間から、いいジャンプを見せたミラン・シュクリニアルがヘッドで合わせると、ボールは、ディフェンダーから跳ね返り、再度、ミラン・シュクリニアルの前に転がった。ゴールエリア内ゴール右斜め前で生まれた混戦で、相手選手から抜け出したミラン・シュクリニアルがシュートを放つと、これが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らした。0:2。
 同31分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前でボールを得たクルズィストフ・ピアテクが、遠目から強いキックでシュートを放つと、GKドミニク・リヴァコヴィッチが、辛うじてゴールを許さなかった。
 同40分、ゴールエリアのゴール右斜め前でボールを得たセバスティアン・シマンスキが、ファーのゴールポストに向け動いたユスフ・エン・ネシリに向けセンタリングを入れた。そのユスフ・エン・ネシリがヘッドで合わせると、ボールは、ディフェンダーに当たり跳ね返り、その跳ね返りのボールを捉えたオウズ・アイドゥンがヘッドで仕上げをしようとした。だが、今度は、GKムハッメド・シェンゲゼルが、コーナーキックに替えたのだった。
 同42分、右コーナーキックからのボールを、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たフィリップ・コスティッチが、ゴールエリア前へとセンタリングを入れた。それに合わせて、ディフェンスの裏からジャンプ一番、ユスフ・エン・ネシリのヘディングシュートが炸裂、点差を3に拡げた。0:3。
 同ロスタイム1分、ペナルティエリアのゴール左斜め前にいたミゲル・クレスポが、ボールを、PKポイントに向け折り返した。そのボールに合わせて、オメル・ファルク・ベヤーズが放ったシュートが、GKの左を抜け、ゴールインした。1:3。
 同ロスタイム4分、ペナルティエリアの外でボールを得たドゥサン・タディッチが、相手選手2人をかわし、右を駆け上がったイルファン・ジャン・カフヴェジにボールを渡した。更に、イルファン・ジャン・カフヴェジが、グランダーのボールでパスを出すと、それに合わせて、オウズ・アイドゥンが、至近距離から放ったシュートが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らした。1:4。

【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル(後半27分:フェスティ・エボセレ)、レオ・ドゥアルテ、ジェローム・オポク、クリストファー・オペリ=ウムト・ギュネシュ(後半14分:ベラト・オズデミル)=ユスフ・サル(後半33分:デニズ・テュルチ)、ミゲル・クレスポ、オリヴィエ・ケメン(後半27分:オメル・ファルク・ベヤーズ)、イヴァン・ブルニッチ(後半14分:ジョアオ・フィゲレイド)=クルズィストフ・ピアテク
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ミラン・シュクリニアル、ソフィアン・アンバラート、ディエゴ・カルロス(後半1分:ブライト・オシャイ・サミュエル)=メルト・ミュルドゥル、イスマイル・ユクセキ(後半40分:オウズ・アイドゥン)、フレッド(後半33分:セバスティアン・シマンスキ)、フィリップ・コスティッチ=ドゥサン・タディッチ=アンデルソン・タリシカ、(後半39分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、エディン・ジェコ(後半26分:ユスフ・エン・ネシリ)



ジョゼ・モウリーニョ監督、バシャクシェヒル・スポル戦の先発メンバーを固める(タクヴィム紙改 25. 5. 9)

ジョゼ・モウリーニョ監督(ファナティック紙)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第35節で、バシャクシェヒル・スポルとのアウェー戦を戦う。フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督は、ピッチに送り出す先発メンバーを固めた。

 バシャクシェヒル・ファーティフ・テリム・スタジアムで、午後8時試合開始で行われるこの試合は、ブラク・ペッカンが裁く。今季、トルコ・リーグで32戦23勝3敗6分で、勝ち点が75のフェネルバフチェは、現在、2位につけている。トルコ・リーグでの直近の試合では、ベシクタシュに0:1で敗れたフェネルバフチェは、首位のガラタサライから勝ち点で8下回っており、優勝争いから遠ざかってしまっている。
 フェネルバフチェでは、3選手が、このバシャクシェヒル・スポル戦には出場できない。治療を受けているアラン・サン・マクシマンとメルト・ハカン・ヤンダシュ、それに、累積警告で出場停止のチャーラール・ソユンジュだ。故障の癒えたソフィアン・アンバラートは、出場機会を与えられればプレーすることになろう。
 一方のバシャクシェヒル・スポルは、選手1名を欠くだけだ。ウーセーヌ・バが、故障を抱えるためプレーできないのだ。また、バシャクシェヒル・スポルでは、4選手が、あと1枚、イエローカードをもらった場合、出場停止となる状態だ。デニズ・テュルチ、ムハッメド・シェンゲゼル、フィリップ・ケニー、ハムザ・ギュレレルが、フェネルバフチェ戦でイエローカードをもらうと、。累積警告で出場停止となるのだ。そして、次の第36節のカスムパシャ戦に出場できない。
 予想される先発メンバーは、次の通りだ。
 バシャクシェヒル・スポル:ムハッメド・シェンゲゼル、オメル・アリ・シャヒネル、レオ・ドゥアルテ、ジェローム・オポク、クリストファー・オペリ、ベラト・オズデミル、デニズ・テュルチ、ミゲル・クレスポ、オリヴィエ・ケメン、ユスフ・サル、クルズィストフ・ピアテク
 フェネルバフチェ:イルファン・ジャン・エーリバヤト、アレクンデル・ジク、ミラン・シュクリニアル、ユスフ・アクチチェッキ、オウズ・アイドゥン、フレッド、イスマイル・ユクセキ、フィリップ・コスティッチ、ドゥサン・タディッチ、アンデルソン・タリシカ、エディン・ジェコ。



ダービーマッチを前に、ガラタサライに朗報(ファナティック紙 25. 5. 8)

エレン・エルマル(ファナティック紙)  トルコ・リーグ第35節でトラブゾン・スポルと対峙するガラタサライで、故障が癒えたエレン・エルマルが出場可能になった。

 トルコ・リーグ第35節で、トラブゾン・スポルとのアウェー戦を戦うガラタサライに、スター選手エレン・エルマルから朗報が届いた。
 シワス・スポル戦の前半、故障を発生させ、途中交替を余儀なくされたエレン・エルマルの故障が治ったのだ。若きエレン・エルマルは、トラブゾン・スポルと、明日行う試合に出場可能ということが判ったのだ。



トラブゾン・スポルにウーウルジャン・チャクルより朗報(スター紙 25. 5. 7)

ウーウルジャン・チャクル(TRT)  トルコ・リーグでガラタサライとの一戦を控えているトラブゾン・スポルは、そのための準備の練習を始めた。そのガラタサライ戦を前に、トラブゾン・スポルに朗報が届いた。故障が癒えたウーウルジャン・チャクルが、ガラタサライ戦に向け行われた最初の練習に、その姿があったのだ。

 トラブゾン・スポルの主将ウーウルジャン・チャクルは、故障発生のため、カスムパシャ戦は欠場して、GKムハメット・タハ・テペが起用された。トルコ・リーグ第35節、トラブゾン・スポルとガラタサライの一戦は、5月10日(土)にトラブゾンで行われる。



カスムパシャ 1:1 トラブゾン・スポル(アクシャム紙改 25. 5. 6)

ジョン・エスピノーサ(前)アンソニー・ンワケメ(後)(NTV) ケヴィン・ロドリゲス(左)オレクサンドル・ズブコフ(右)(タクヴィム紙)  トラブゾン・スポルが、トルコ・リーグ第34節で、カスムパシャとのアウェー戦を戦った。試合は、1:1の引き分けに終わった。

 トルコ・リーグ第34節閉幕試合で、カスムパシャとトラブゾン・スポルが対峙した。レジェプ・タイプ・エルドーアン・スタジアムで行われたこの試合、両者のゴールの応酬で1:1の引き分けに終わった。ホームのカスムパシャは、前半18分のアルセニー・バタゴフのオウンゴールで先制した。トラブゾン・スポルは、そのお返しを、後半2分のダニロ・シカンのをゴールで行った。この結果、トラブゾン・スポルは、勝ち点46となり8位だ。カスムパシャは、同43で9位となった。トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグ第35節では、ダービーマッチとなり、ホームにガラタサライを迎える。カスムパシャは、他のイスタンブルのクラブのエユップ・スポルとのアウェー戦を戦う。

                 試合経過

 前半7分、ハリス・ハジュラディノヴィッチがk、ペナルティエリアのゴール右斜め前の角度のないところから放ったシュートは、GKムハメット・タハ・テペがゴールを許さなかった。
 同11分、ハリス・ハジュラディノヴィッチが右コーナーキックを蹴ると、ゴールエリア・ラインで、ヤシン・オズジャンが、それに合わせてヘディングシュートを放つも、ボールは、ピッチを跳ねたあと、GKムハメット・タハ・テペがコーナーキックに替えた。
 同18分、カスムパシャが先制した。ハリス・ハジュラディノヴィッチが、右サイドから出したパスを、アイタッチ・カラが、ペナルティエリアでダイレクトでシュートを放つと、ボールは、アルセニー・バタゴフに当たり、方向を変えゴールインしてしまったのだった。1:0。
 同38分、カスムパシャが、2点目に迫った。ハリス・ハジュラディノヴィッチがディフェンスの裏に送ったロングパスに反応して動いたベン・ウーアンヌが、ボールをコントロールしたあと、GKムハメット・タハ・テペをすり抜けた。だが、シュートができるスペースを失ったチュニジア人選手ベン・ウーアンヌは、ペナルティエリア・ライン上のいい位置にいたアイタッチ・カラにボールを出した。そのアイタッチ・カラが、ダイレクトでシュートを放ったが、ムスタファ・エスキヘラッチが、ゴールライン手前に立ちはだかり、コーナーキックに替えた。そして、前半は、カスムパシャが1:0とリードを保ち終わった。
 後半2分、トラブゾン・スポルが同点に追いついた。アンソニー・ンワケメからのパスを、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で得たダニロ・シカンが、グランダーのボールで強いが狙い澄ましたシュートを放つと、カスムパシャのゴールを揺らしたのだった。1:1。
 同11分、ハリス・ハジュラディノヴィッチからのパスを受け、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入ったママドゥ・ファルが、GKムハメット・タハ・テペと1対1となったところからシュートを試みたが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同12分、左サイドでゴールライン際までボールを持ち込んだケヴィン・ロドリゲスが、内へと折り返したボールを捉えたヌノ・ダ・コスタが、ゴールエリア手前から放ったシュートは、ディフェンスに当たり、ファーのサイドバーを逸れて外に出て行ってしまった。
 同18分、ハリス・ハジュラディノヴィッチの出したグランダーのパスを受けたアイタッチ・カラが、ゴール左斜め前からシュートを試みると、ボールは、GKムハメット・タハ・テペからこぼれ、そのボールが、アルセニー・バタゴフの腕に当たった。その跳ね返りのボールを捉えたハリス・ハジュラディノヴィッチがシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同45分、トラブゾン・スポルが決めたゴールが、ヴィデオ判定システムでの確認後、取り消されてしまった。ムハメッド・チャムが、相手陣内の中盤からフリーキックを蹴ると、ファーサイドのゴールポスト際にいたオカイ・ヨクシュルが、ヘッドでボールを落とした。アルセニー・バタゴフが、ファーサイドへ回したボールに、シモン・バンザが足を出すと、ボールはゴールインした。だが、ヴィデオ判定システムでの確認後、オカイ・ヨクシュルがオフサイドの位置にいたとして、ゴールは認定されなかった。そして、試合は1:0のまま終わったのだった。

【カスムパシャ】アンドレアス・ギアニオティス=ジョン・エスピノーサ(後半42分:クラウディオ・ヴィンク)、カミル・ピョンツコフスキ、ヤシン・オズジャン、ケヴィン・ロドリゲス=カフー=ベン・ウーアンヌ、ハリス・ハジュラディノヴィッチ、アイタッチ・カラ、ママドゥ・ファル=ヌノ・ダ・コスタ
【トラブゾン・スポル】ムハメット・タハ・テペ=ムスタファ・エスキヘラッチ、オカイ・ヨクシュル、アルセニー・バタゴフ、アリフ・ボシュルク=ジョン・ランドストラム、オザン・トゥファン(後半20分:バティスタ・メンディ)=オレクサンドル・ズブコフ(後半37分:ムハメッド・チャム)、ダニロ・シカン(後半20分:エニス・デスタン)、アンソニー・ンワケメ(後半37分:エディン・ヴィスチャ)=シモン・バンザ



フェネルバフチェ 0:1 ベシクタシュ(フェネルバフチェ公式HP 25. 5. 5)

ラファ・シルヴァ(上)フレッド(下)(ベシクタシュ公式HP) ジェドソン・フェルナンデス(ベシクタシュ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第34節で、ベシクタシュをホームに迎えた。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、アウェーのベシクタシュが0:1で勝った。フェネルバフチェは、次節では、5月9日(金)に、バシャクシェヒル・スポルとのアウェー戦を戦う。

                 試合経過

 前半26分、右サイドでボールを得たオウズ・アイドゥンが、ゴールエリアに向け動き出したアンデルソン・タリシカに向け、センタリングを入れた。そのアンデルソン・タリシカが、至近距離で、それに合わせてヘディングシュートを放ったが、GKメルト・ギュノクが防いでしまった。
 同34分、アルトゥール・マスアクが右コーナーキックを蹴り、ゴールエリアに向け放り込んだ。そのボールに対して、ムスタファ・ハキモウルより前に、ボールに、アンデルソン・タリシカが触れたとき、ヤシン・コル主審は、アンデルソン・タリシカが手を使ったとして、PKを宣告した。同36分、そのPKを、ジェドソン・フェルナンデスが蹴ったが、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが、そのグランダーのボールを防ぎ、ゴールを許さなかった。
 同44分、アルトゥール・マスアクが、自陣から送ったロングパスに対し、メルト・ミュルドゥルは、ヘッドでチームメイトに送ろうとしたが、ボールがジェドソン・フェルナンデスの前に転がってしまった。それを捉えたジェドソン・フェルナンデスが、至近距離から放ったシュートが、フェネルバフチェのゴールネットに収まってしまった。0:1。
 後半1分、ドゥサン・タディッチから出たパスを受け、ペナルティエリア内へと進んだメルト・ミュルドゥルが、至近距離からシュートを試みた。だが、GKメルト・ギュノクがゴールを許さなかった。
 同6分、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前で獲得したフリーキックを、アンデルソン・タリシカが蹴った。直接ゴールを狙うものだったが、ボールは、壁に当たり、再度、アンデルソン・タリシカの元へ跳ね返った。そのボールを捉えたアンデルソン・タリシカがシュートを試みたが、GKメルト・ギュノクが、しっかりと胸に収めた。
 同13分、相手選手からボールを奪ったミラン・シュクリニアルが、ペナルティエリア手前にいたアンデルソン・タリシカにボールを預けた。そのアンデルソン・タリシカが、強いシュートを放ったが、ボールは、僅かにサイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。
 同29分、ペナルティエリア手前で獲得したフリーキックを、アンデルソン・タリシカが蹴った。直接ゴールを狙うキックを見せたが、GKメルト・ギュノクが、際どいところでの横っ飛びのセーヴィングで、ゴールを許さなかった。
 同ロスタイム1分、右サイドでボールを得たオウズ・アイドゥンが、PKポイントに向け送ったセンタリングに対し、ミラン・シュクリニアルが、ヘッドで、ファーのゴールポストに向け動いたエディン・ジェコにボールを預けた。そのエディン・ジェコがヘディングシュートを試みるも、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同ロスタイム8分、ラファ・シルヴァのパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったチーロ・インモービレが、ペナルティエリア・ライン上から超強烈なシュートを放ったが、GKイルファン・ジャン・エーリバヤトが、しっかりと胸に収めた。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=ブライト・オシャイ・サミュエル(後半14分:アレクンデル・ジク)、チャーラール・ソユンジュ(後半13分:エディン・ジェコ)、ミラン・シュクリニアル、メルト・ミュルドゥル=オウズ・アイドゥン、イスマイル・ユクセキ、フレッド(後半39分:ジェンク・トスン)、セバスティアン・シマンス(後半1分:ドゥサン・タディッチ)キ=アンデルソン・タリシカ、ユスフ・エン・ネシリ(後半25分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、アルトゥール・マスアク、エムレジャン・テルズィ(後半17分:ェリックス・ウドゥオカイ)=アレックス・オックスレイド・チェンバレン、アミル・ハジャフメトヴィッチ(後半45分:オヌル・ブルト)=ミロト・ラシチャ(後半45分:チーロ・インモービレ)、ジェドソン・フェルナンデス、ムスタファ・ハキモウル(後半22分:ジョアン・マリオ)=ラファ・シルヴァ



ガラタサライ 4:1 シワス・スポル(ベイン・スポル 25. 5. 4)

ヴィクトール・オシムヘン(ガラタサライ公式HP) マリオ・レミナ、レイ・マナイ、アブドゥルケリム・バルダクチュ(左から)(シワス・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第34節で、ガラタサライが、ホームに迎えたシワス・スポルを4:1でくだした。

 ガラタサライに勝利を導いたゴールは、ルカス・トレイラ、ヴィクトール・オシムヘン(2)、バルシュ・アルペル・ユルマズが決めた。シワス・スポルの唯一のゴールはレイ・マナイが決めたものだった。この結果、勝ち点を83に伸ばしたガラタサライは、追走しているフェネルバフチェとの勝ち点差を、試合数が多い中だが8とした。一方のシワス・スポルは同34に留まり16位だ。次節では、ガラタサライは、トラブゾン・スポルとのアウェー戦を、シワス・スポルはボドルゥム・スポルをホームに迎える。

                 試合経過

 前半9分、ガラタサライが先制した。ユヌス・アクギュンから出たパスを、ペナルティエリアの左サイドで得たエレン・エルマルが、ダイレクトで、ゴールエリア手前にいたヴィクトール・オシムヘンに回した。そのヴィクトール・オシムヘンが、ダイレクトでシュートを放つと、ボールは、GKアリ・シャシャル・ヴラルから跳ね返ったが、その跳ね返りのボールを捉えたルカス・トレイラが、PKポイント辺りから仕上げを行った。1:0。
 同15分、ガラタサライが、スコアを2:0とした。ロランド・サライがセンタリングを入れると、ペナルティエリアのゴール右斜め前でボールを得たアルヴァロ・モラタが、ヒールパスでボールをエレン・エルマルに回した。そのエレン・エルマルが、身体を反転させて、ゴール左斜め前から放ったシュートは、サイドバーを直撃して、ゴールエリアにいたヴィクトール・オシムヘンの前に転がった。そして、ヴィクトール・オシムヘンが放ったシュートが、シワス・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:0。
 同21分、ガラタサライが点差を3とした。ヴィクトール・オシムヘンが、右サイドから内へと折り返したを、シワス・スポルのトルガ・ジエルジがコントロールした。だが、そのトルガ・ジエルジからバルシュ・アルペル・ユルマズがボールを奪い、ペナルティエリアの右サイドからシュートを放つと、ゴールが生まれたのだった。3:0。
 同31分、ガラタサライがスコアを4:0とした。ロランド・サライが、右サイドからフリーキックを蹴ると、ゴールエリア手前で、ボールをコントロールしたヴィクトール・オシムヘンが放ったシュートが、GKの左を抜けゴールが決まったのだった。
 同33分、シワス・スポルが、点差を3に縮めた。トルガ・ジエルジから出たパスを、ペナルティエリアの右サイドで得たレイ・マナイの放ったシュートは、GKフェルナンド・ムスレラの股間を抜け、ガラタサライのゴールネットを揺らしたのだった。4:1。
 後半24分、アルヴァロ・モラタから出たパスでボールを得たユヌス・アクギュンが、ペナルティエリアの右サイドから放ったシュートは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同43分、シワス・スポルのゴールが、ヴィデオ判定システムにより取り消された。ペナルティエリア手前でボールを得たアレックス・プリチャードは、PKポイント辺りにいたベンガリ・コイタにボールを預けると、ガラタサライのドリース・メルテンスがアレックス・プリチャードへチェックに入った。そして、ドリース・メルテンスが触れたボールが、PKポイント辺りにいたベンガリ・コイタのもとに収まった。そのベンガリ・コイタが放ったシュートがゴールインしたが、線審はオフサイドと判定した。それが起こって4分経ってから、ヴィデオ判定システムでの確認に向かったオザン・エルギュン主審は、オフサイドとは認めなかったが、アレックス・プリチャードが、ドリース・メルテンスに対しファウルを犯していたとしてゴールは取り消されてしまった。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=ロランド・サライ、ダヴィンソン(後半25分:カーン・アイハン)・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エレン・エルマル(前半25分:イスマイル・ヤコブス)=ルカス・トレイラ(後半41分:ベルカン・クトゥル)、マリオ・レミナ(後半25分:ガブリエル・サラ)=ユヌス・アクギュン、アルヴァロ・モラタ、バルシュ・アルペル・ユルマズ=ヴィクトール・オシムヘン(後半25分:ドリース・メルテンス)
【シワス・スポル】アリ・シャシャル・ヴラル=ムラト・パルリ、ウロス・ラダコヴィッチ、サンバ・カマラ、ズィヤ・エルダル=トルガ・ジエルジ、サミュエル・モトーサミ(後半1分:アキレアス・プグラス)=ベキル・トゥラッチ・ボケ(後半1分:ベンガリ・コイタ)、エフカン・ベキロウル(後半1分:アレックス・プリチャード)、ガリー・ロドリゲス(後半26分:ヴェリコ・シミッチ)=レイ・マナイ(後半39分:エムラー・バシャン)



アンタルヤ・スポル 1:0 コンヤ・スポル(ベイン・スポル 25. 5. 3)

シチャ・ギレルメ(左)ブライアン・サムディオ(右)(コンヤ・スポル公式X) ラムズィ・サフリ(アンタルヤ・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第34節で、アンタルヤ・スポルが、ホームにコンヤ・スポルを迎えた。この試合を1:0で制したアンタルヤ・スポルは、勝ち点3を得た。

 アンタルヤ・スポルに勝利をもたらしたゴールは、後半17分にラムズィ・サフリが決めた。これで、トルコ・リーグでは3試合ぶりに勝ったアンタルヤ・スポルは勝ち点を43に伸ばしたのに対し、連勝が3でストップしてしまったコンヤ・スポルは同35に留まった。トルコ・リーグ第35節では、アンタルヤ・スポルはアウェー戦でカイセリ・スポルと対峙するのに対し、コンヤ・スポルは、ホームにチャイクル・リゼを迎える。

                試合経過

 前半12分、アンタルヤ・スポルの攻撃で、サンデル・ファン・デ・ストリークが、左サイドからペナルティエリアへとセンタリングを入れると、ファーサイドにいたブライアン・サムディオがボールを得て、ボールをコントロールしたあと、至近距離からシュートを試みたが、ボールは、僅かにバーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同18分、コンヤ・スポルのルーカ・プリプがペナルティエリアの外からシュートを放つと、GKアブドラー・イーイテルが、辛うじてコーナーキックに替えた。そのコーナーキックに対し、ニアサイドにいたアディル・デミルバーが触れると、ファーサイドへとボールは流れた。だが、ブラズ・クラマーが、ゴールマウスへの至近距離で、そのボールに触れることができなかった。
 同26分、アンタルヤ・スポルのラムズィ・サフリが、ペナルティエリアから強烈なシュートを放つと、GKヤクブ・スローウィクが外に出した。それで得たコーナーキックに対し、ヴェイセル・サルが、いいヘディングシュートを放つも、ヤクブ・スローウィクが、ゴールマウスを塞いでしまった。
 同45分、アンタルヤ・スポルのサンデル・ファン・デ・ストリークが手を使ったとして、ジハン・アイドゥン主審は、ヴィデオ判定システムでの確認後、PKを宣告した。だが、このPKをブラズ・クラマーが蹴るも、GKアブドラー・イーイテルに捕まり、チャンスを活かせなかった。
 後半17分、アンタルヤ・スポルのヤクブ・カウジンスキが出した素晴らしいパスに反応して、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入ったラムズィ・サフリが、グランダーのボールで狙い澄ましたシュートを放つと、コンヤ・スポルのゴールネットが揺れた。このゴールで、アンタルヤ・スポルは1:0と先制したのだった。
 同24分、コンヤ・スポルのユスフ・エルドーアンが、アンタルヤ・スポルのディフェンスの裏を取った。そして、GKと1対1となったところでシュートを放った。だが、GKアブドラー・イーイテルがゴールを許さなかった。跳ね返りのボールを捉えたブラズ・クラマーの放ったシュートが、ゴールインしたが、オフサイドフラッグが上がっていた。
 同31分、コンヤ・スポルのウムト・ナイルは、左サイドから入ったボールに合わせてヘディングシュートを放った。ボールは、GKアブドラー・イーイテルから跳ね返り、その跳ね返りのボールをファーサイドで捉えたオーウルジャン・ウルギュンがシュートを放ち、ボールはゴールインするも、オフサイド判定でゴールとは認定されなかった。
 同41分、コンヤ・スポルのメリヒ・イブラヒモウルが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。

【アンタルヤ・スポル】アブドラー・イーイテル=ビュンヤミン・バルジュ(後半1分:メルト・ユルマズ)、ヴェイセル・サル、タリソン・ケルヴェン、アブドゥラヒム・ドゥルスン=ヤクブ・カウジンスキ、エルダル・ラキプ(後半44分:オレクサンドル・ペトルセンコ)=サンデル・ファン・デ・ストリーク、ラムズィ・サフリ(後半ロスタイム4分:ゲルシャルー・アマル)、ブライアン・サムディオ(後半44分:ムサ・ジェネポ)=サム・ラーション(後半36分:ソネル・ディクメン)
【コンヤ・スポル】ヤクブ・スローウィク=アラッサーヌ・ンダオ、アディル・デミルバー、ウーウルジャン・ヤズル、シチャ・ギレルメ=マルコ・ジェヴトヴィッチ(後半35分:メリヒ・ボスタン)、メリヒ・イブラヒモウル=ルーカ・プリプ(後半25分:オーウルジャン・ウルギュン)、ペドリーニョ(後半25分:モルテン・ビョルロ)、ユスフ・エルドーアン(後半43分:ハミドゥ・ケイタ)=ブラズ・クラマー(後半25分:ウムト・ナイル)



ベシクタシュ、バシャクシェヒル・スポルのオリヴィエ・ケメンを欲しがっている(スター紙 25. 5. 2)

オリヴィエ・ケメン(ファナティック紙)  ベシクタシュは、補強活動を続けているが、新たな話が立ち上がって来た。バシャクシェヒル・スポルのオリヴィエ・ケメン獲得に動くというのだ。

 オーレ・グンナー・スールシャール監督率いるベシクタシュは、新シーズンに向け、中盤の強化を急いでいるが、そういったなか、一人の選手の名が浮かび上がってきている。ベシクタシュが、バシャクシェヒル・スポルのオリヴィエ・ケメンをリストアップしているというのだ。伝えられるところによると、ベシクタシュは、シーズン終了後には、公式のオファーを出すということだ。
 オリヴィエ・ケメンは、今季、得点に絡むことで注目を浴びている。バシャクシェヒル・スポルで、トルコ・リーグでは28試合に出場したオリヴィエ・ケメンは、1ゴール8アシストを記録している。また、公式戦全体では、3ゴール11アシストとなる。カメルーン人選手オリヴィエ・ケメンは、バシャクシェヒル・スポルとの契約は、2027年6月30日まである。また、オリヴィエ・ケメンの市場価格は230万EUROとされている。サッカー選手としてのキャリアを、メスの下部組織でスタートしたオリヴィエ・ケメンは、その後、ニューキャッスルU21、オリンピック・リヨン、アジャクシオ、シャモア・ニオール、カイセリ・スポルでプレーしてきた。



ダービーマッチを前に、ベシクタシュに警鐘! 最新の状況は、、、(アクシャム紙 25. 5. 1)

ガブリエル・パウリスタ(ファナティック紙) エミルハン・トプチュ(CNNトルコ)  トルコ・リーグで、ヨーロッパのカップ戦への参戦権獲得を求めて戦っているベシクタシュが、フェネルバフチェとの重要な一戦を控えている。この難しい一戦を前に、ベシクタシュに故障者による警鐘が鳴っている。

 ベシクタシュは、フェネルバフチェ戦に向けての準備を続けている。難しいダービーマッチへの準備を続けるベシクタシュに、ディフェンスにできている欠損が不安を掻き立てている。ガブリエル・パウリスタとエミルハン・トプチュが、故障のため、最新の練習には加わっていないのだ。メディカルスタッフは、この2選手が、フェネルバフチェ戦に間に合うよう努めているところだ。この両選手については、最後の戦術練習で明らかになろう。
 また、ベシクタシュでは、エルネスト・ムチが故障を抱えたままだ。このアルバニア人選手エルネスト・ムチは、ダービーマッチには出場できないことは明らかになっている。故障のため、ここ1ヶ月半、ピッチから遠ざかっているフェリックス・ウドゥオカイは、チームに合流して練習を始めている。だが、このドイツ人選手フェリックス・ウドゥオカイが、まだ、完全には準備できているとは言えない状態だ。



フェネルバフチェにとって、オウズ・アイドゥンは宝の山! 2000万EUROでのオファー(フォトマッチ紙 25. 4.30)

オウズ・アイドゥン(ファナティック紙)  フェネルバフチェで示しているプレーぶりが、サポーターや、監督ら首脳陣の関心を買っているオウズ・アイドゥンに関する熱い噂が続いている。最近では、フランス・リーグ所属のクラブが追いかけていることが明らかになったオウズ・アイドゥンが、フェネルバフチェにもたらす金額が明らかになった。

 フェネルバフチェで、今季見せたパフォーマンスの筆頭に位置する一人、オウズ・アイドゥンが、ヨーロッパの様々の強豪クラブのレーダーに掛かってきている。24歳のサイドの選手オウズ・アイドゥンを、マルセイユが追いかけているというのだ。
 消息筋によると、マルセイユは、オウズ・アイドゥンが出る残り試合で観察を続け、今季終了後には、フェネルバフチェにオファーを出すだろうという。今季、ジョゼ・モウリーニョ監督が、特にスリーバックを採用するときのサイドバックとして起用されているオウズ・アイドゥンは、フェネルバフチェで25試合に出場している。オウズ・アイドゥンは、それらの試合で、6ゴール8アシストを記録し、計14試合でチームに貢献してきた。フェネルバフチェとは2028年まで契約があるオウズ・アイドゥンは、評価額として800万EUROとされている。だが、フェネルバフチェは、オウズ・アイドゥンは、2000万EURO以下のオファーでは、見向きもしないつもりだと言われている。



ギョズテペ、12試合ぶりに勝利(TRT 25. 4.29)

アフメット・ルドゥズ(ギョズテペ公式X) ドーアン・エルドーアン、ウーセーヌ・バ、オギュン・バイラク(左から)(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第33節で、ギョズテペが、ホームに迎えたバシャクシェヒル・スポルを4:1でくだした。これで、ギョズテペは、11試合、見放されていた勝利への渇望に終わりを告げた。一方のバシャクシェヒル・スポルは、連勝が4でストップした。

 ギュルセル・アクセル・スタジアムで行われたこの試合、ギョズテペが、バシャクシェヒル・スポルを4:1でくだした。ギョズテペに勝利をもたらしたゴールは、前半25分にフルカン・バユル、同42分にクビライ・カナツクシュ、後半20分にアフメット・ユルドゥズ、同41分にエメルソン・コッレイア・ダ・シルヴァが決めた。バシャクシェヒル・スポルの唯一のゴールは、後半30分にフィリップ・ケニーの決めたものだった。この結果、12試合ぶりに勝ったギョズテペは、勝ち点を43に伸ばしたのに対し、連勝が4で止まったバシャクシェヒル・スポルは、同48に留まった。

                 試合経過

 前半5分、バシャクシェヒル・スポルがゴールに迫った。ミゲル・クレスポが、右サイドからグランダーのボールでセンタリングを入れると、ゴールエリアでボールを得たジョアオ・フィゲレイドがシュートを放ったが、GKマテウス・リスがパンチングで防いだ。
 同24分、右サイドからロムロ・カルドーソが持ち込んだボールを、ペナルティエリアの手前で得たアフメット・ユルドゥズがシュートを試みたところ、ボールはディフェンスに当たり跳ね返った。そのボールを、ペナルティエリアで得たロムロ・カルドーソが、ゴール右斜め前からシュートを放ったが、GKムハッメド・シェンゲゼルがコーナーキックに替えた。
 同25分、ギョズテペが先制した。オギュン・バイラクが入れたセンタリングに合わせて、ロムロ・カルドーソが、ペナルティエリア・ライン上でヘッドに当てたボールを得たコライ・ギュンターが、PKポイントに向け落とした。ディフェンスに入った選手が触れたボールが、ペナルティエリアのゴール右斜め前にいたフルカン・バユルに渡ると、そのフルカン・バユルがゴールを決めたのだった。1:0。
 同42分、ギョズテペが、点差を2に拡げた。ロムロ・カルドーソの出したスルーパスを、ペナルティエリアの左ライン手前で得たクビライ・カナツクシュが、ペナルティエリアへと持ち込み放ったシュートが、バシャクシェヒル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:0。そして、前半は、ホームのギョズテペが2:0とリードを持ち終わった。
 後半18分、ギョズテペがゴールに迫った。ディフェンダーからこぼれたボールを得たロムロ・カルドーソがループシュートを試みたが、ボールは、サイドバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同19分、ギョズテペが点差を3に拡げた。ダヴィド・ティヤニッチが、右サイドでゴールライン際まで持ち込み、ペナルティエリアの外へと折り返した。そのボールに合わせて、アフメット・ユルドゥズが放ったシュートが、ゴールインしたのだった。3:0。
 同30分、バシャクシェヒル・スポルが、点差を2に縮めた。ペナルティエリアの右側から、デニズ・テュルチがフリーキックを蹴ると、それに合わせていいジャンプを見せたフィリップ・ケニーのヘディングシュートが炸裂、ギョズテペのゴールネットが揺れたのだった。3:1。
 同41分、ギョズテペが、再度、点差を3に拡げた。ロムロ・カルドーソが、ペナルティエリア内へと持ち込み、シュートを放つと、ボールは、GKムハッメド・シェンゲゼルから跳ね返った。そのボールを、再度得たロムロ・カルドーソが、グランダーのボールで、ファーの右サイドバーに向け蹴ると、それに合わせたエメルソン・コッレイア・ダ・シルヴァが仕上げを行った。4:1。そして、試合は、ホームのギョズテペが4:1で勝ったのだった。

【ギョズテペ】マテウス・リス=フルカン・バユル、ヘリトン・ティト、コライ・ギュンター=オギュン・バイラク、ドーアン・エルドーアン(前半4分:アフメット・ユルドゥズ、後半40分:ヴィクトール・フーゴ)、アンソニー・デニス、イスマイル・キョイバシュ(前半37分:ラッセ・ニールセン)=ダヴィド・ティヤニッチ(後半40分:松木玖生)=クビライ・カナツクシュ(後半1分:エメルソン・コッレイア・ダ・シルヴァ)、ロムロ・カルドーソ
【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル(後半1分:ジェローム・オポク)、レオ・ドゥアルテ(後半34分:フェスティ・オボセレ)、ウーセーヌ・バ、クリストファー・オペリ=ベラト・オズデミル(後半1分:ウムト・ギュネシュ)=ユスフ・サル、ミゲル・クレスポ、オリヴィエ・ケメン、イヴァン・ブルニッチ(後半1分:フィリップ・ケニー)=ジョアオ・フィゲレイド(後半21分:デニズ・テュルチ)



エユップ・スポル 1:5 ガラタサライ(フォトマッチ紙 25. 4.28)

ヴィクトール・オシムヘン(左)ロランド・サライ(右)(タクヴィム紙) ユヌス・アクギュン(左)ルカス・クラロ(右)(ガラタサライ公式HP)  トルコ・リーグ第33節で、ガラタサライが、エユップ・スポルとのアウェー戦を1:5で制した。

 トルコ・リーグ第33節で、ガラタサライは、エユップ・スポルとのアウェー戦を戦った。ガラタサライは、この試合を1:5で制し、優勝争いにアドヴァンテージを得た。

                 試合経過

 前半2分、エレン・エルマルから出たロングパスをペナルティエリアのゴール右斜め前でコントロールしたユヌス・アクギュンが、PKポイント上にいたヴィクトール・オシムヘンにボールを預けた。GKと1対1となったヴィクトール・オシムヘンが、ダイレクトでシュートを放つも、ボールは、サイドバーに当たり外に出て行ってしまった。
 同18分、マリオ・レミナが、左サイドからセンタリングを入れると、PKポイント辺りで、胸トラップで前に落としたロランド・サライが、GKベルケ・オゼルと1対1となった。そのロランド・サライがシュートを試みたが、ベルケ・オゼルは、両足を使い、ボールがゴールに向かうのを防いだ。
 同29分、ガラタサライが先制した。ガブリエル・サラが右コーナーキックを蹴ると、ゴールエリア手前にいたヴィクトール・オシムヘンが、それに合わせてシュートを放った。それに呼応してファーサイドで動きだしたロランド・サライが、至近距離からゴールマウスに蹴り込んだのだった。0:1。そして、前半は、ガラタサライが0:1とリードして終わった。
 後半6分、アブドゥルケリム・バルダクチュが出したロングパスを、ジャネル・エルキンが処理を誤り、ユヌス・アクギュンが、そのボールを押さえた。そして、ゴール右斜め前からペナルティエリアへと入ったユヌス・アクギュンが狙い澄ましたシュートを放つと、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同11分、ガラタサライが、点差を2に拡げた。ガブリエル・サラが右コーナーキックを蹴るとヘッドでの競り合いからこぼれたボールが、ファーサイドにいたルカス・トレイラのもとに転がった。そのルカス・トレイラが放ったシュートは、GKベルケ・オゼルの股間を抜けてゴールインしたのだった。0:2。
 同26分、ガラタサライが、スコアを0:3とした。アルヴァロ・モラタから出たパスを、PKポイント辺りで得たヴィクトール・オシムヘンが、相手選手の頭上を越えるループシュートを放った。そのボールは、ディフェンダーからこぼれ、再び、ヴィクトール・オシムヘンのもとに流れた。そして、ヴィクトール・オシムヘンが、再度放ったシュートは、エユップ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:3。
 同34分、エユップ・スポルが、この試合唯一のゴールを決めた。ジャネル・エルキンが蹴った左コーナーキックに対し、PKポイント辺りにいたルカス・クラロのヘディングシュートが炸裂、ガラタサライのゴールネットを揺らしたのだった。1:3。
 同42分、ガラタサライが、点差を、再び3とした。マリオ・レミナが、左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリアのゴール右斜め前でボールを得たアルヴァロ・モラタがゴールマウスに蹴り込んだのだった。1:4。
 同44分、ガラタサライが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。カーン・アイハンが、右サイドから入れたセンタリングに対し、アルヴァロ・モラタのヘディングシュートがヒット、エユップ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。1:5。そして、ガラタサライが、この試合を1:5で制したのだった。

【エユップ・スポル】ベルケ・オゼル=ル−ベン・ヴェゾ(後半36分:ヒュセイン・マルダル)、ロビン・ヤルチュン、ルカス・クラロ、ウムト・メラシュ(前半30分:ジャネル・エルキン)=ヤルチュン・カヤン=エムレ・モル(後半17分:ウムト・ボゾク)、メリヒ・カバサカル(後半17分:タイフル・ビンギョル)、エムレ・アクババ(後半17分:ハリル・アクブナル)、プリンス・アンペム=マメ・ティアム
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=プジェミスワフ・フランコフスキ(後半1分:カーン・アイハン)、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エレン・エルマル=ルカス・トレイラ(後半38分:ケレム・デミルバイ)、マリオ・レミナ=ユヌス・アクギュン(後半31分:ドリース・メルテンス)、ガブリエル・サラ(後半22分:アルヴァロ・モラタ)、ロランド・サライ=ヴィクトール・オシムヘン(後半31分:アフメド・クトゥジュ)



フェネルバフチェ、5分で仕事を終える(ソズジュ紙+TRT補綴 25. 4.27)

フレッド(ベインスポル) イルファン・ジャン・カフヴェジ(左)バドゥ・ンディアエ(右)(ガジアンテップFK公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第33節で、ガジアンテップFKとのアウェー戦を戦った。フェネルバフチェは、前半はリードを奪われたこの試合を1:3で勝ち、優勝争いにミスを冒さなかった。

 トルコ・リーグ第33節で、ガジアンテップFKとフェネルバフチェが、ガジアンテップ市立スタジアムで対峙した。試合は、ホームのガジアンテップFKが、プレッシャーをかけて始まった。前半5分、ガジアンテップFKの攻撃で、ハリル・デヴィショウルが、中盤から左サイドを駆け上がったクリスタファー・ルンゴイに、グランダーのボールでパスを出した。そのクリスタファー・ルンゴイが、PKポイントの左側からシュートを放ったが、ボールは、サイドバーの当たり外に出て行ってしまった。同13分、ガジアンテップFKが先制した。エマニュエル・ボータンから出たパスを、ペナルティエリアの外で受けたアレクサンデル・マキシムの放ったシュートが、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。1:0。
 同30分、フェネルバフチェの攻撃で、フレッドが、ペナルティエリアの外で、オギュン・オズチチェクのチェックを受けピッチに倒れ込んだ。フリーキックを得たフェネルバフチェは、アンデルソン・タリシカがこれを蹴り、直接ゴールを狙うも、GKムスタファ・ブラク・ボザンがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。同35分、イスマイル・ユクセキが、相手ディフェンスの裏に出したパスを得たエディン・ジェコがシュートを試みたが、GKムスタファ・ブラク・ボザンが、これを押さえた。同41分、左サイドでボールを得たフィリップ・コスティッチが、ペナルティエリアへ向けセンタリングを入れた。目の前に入って来たボールを捉えたイルファン・ジャン・カフヴェジがシュートを試みるも、GKがゴールを許さなかった。
 後半に入り、フェネルバフチェの意欲的なプレーが、相次いでゴールを生むのに成功した。まず、同23分、アンデルソン・タリシカがPKを決め、同点に追いついた。エディン・ジェコが、左サイドからペナルティエリアへセンタリングを入れると、ユスフ・エン・ネシリがピッチに倒れた。ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、ディレンチ・タヌスルオウル主審は、ブルーノ・ヴィアナとユスフ・エン・ネシリとの競り合いを、モニターでチェックすることを求められ、そして、同主審は、PK判定を下したのだった。1:1。このゴールの僅か1分後、エディン・ジェコのゴールで、フェネルバフチェは逆転に成功した。ドゥサン・タディッチが右コーナーキックを蹴ると、ニアサイドで、ジャンプ一番、エディン・ジェコのヘッドが炸裂、ガジアンテップFKのゴールネットを揺らしたのだった。1:2。相次いでゴールを決めたフェネルバフチェは、同27分には、点差を2に拡げるゴールを決めた。オウズ・アイドゥンが、右サイドからPKポイントの右へ入れたボールに対し、フレッドが、ダイレクトでシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーからこぼれ、そのボールを、再度捉えたフレッドが触れると、ゴールが生まれたのだった。1:3。
 この試合、他にゴールという声は上がらず、結局、フェネルバフチェが1:3で、この試合を制したのだった。フェネルバフチェは、この勝利で、勝ち点を75に伸ばした。一方のガジアンテップFKは、同42に留まった。

【ガジアンテップFK】ムスタファ・ブラク・ボザン=デイアン・ソレスク、ブルーノ・ヴィアナ(後半27分:エムレ・タシュデミル)、セミフ・ギュレル、アネル・フシッチ(後半17分:アルダ・クズルダー)=バドゥ・ンディアエ(後半39分:フルカン・ソヤルプ)=ハリル・デヴィショウル(後半27分:ケナン・コドゥロ)、オギュン・オズチチェク(後半27分:クウェンティン・ドービン)、アレクサンデル・マキシム、クリスタファー・ルンゴイ=エマニュエル・ボータン
【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=チャーラール・ソユンジュ、ミラン・シュクリニアル、ユスフ・アクチチェッキ=オウズ・アイドゥン、イスマイル・ユクセキ(後半1分:ユスフ・エン・ネシリ)、フレッド、フィリップ・コスティッチ(後半21分:ドゥサン・タディッチ)=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半21分:セバスティアン・シマンスキ)=アンデルソン・タリシカ(後半39分:ジェンク・トスン)、エディン・ジェコ(後半34分:レヴェント・メルジャン)



ベシクタシュ 5:1 ハタイ・スポル(アクシャム紙改 25. 4.26)

チーロ・インモービレ(ハベル・テュルク紙) ギョルケム・サーラム(左)ラファ・シルヴァ(右)(アクシャム紙)  トルコ・リーグ第33節開幕試合で、ベシクタシュが、ホームにハタイ・スポルを迎えた。ベシクタシュのゴールゲッターのチーロ・インモービレがヒーローとなったこの試合、ベシクタシュが5:1で勝った。一方、ハタイ・スポルは、この試合の結果、降格が決まった。

 ベシクタシュに勝ち点3をもたらしたゴールは、前半36分、後半7分と14分にチーロ・インモービレ、後半8分にラファ・シルヴァ、後半33分にケニー・アローヨが決めた。ハタイ・スポルのゴールは、前半20分にアブドゥルカディル・パルマクの決めたものだった。この結果、ベシクタシュは、ヨーロッパのカップ戦参戦権獲得争いに大事な勝ち点3を獲得して、同52となった。降格圏のハタイ・スポルは、同19に留まった。ベシクタシュは、トルコ・リーグの次節で、フェネルバフチェとのアウェー戦を戦う。一方のハタイ・スポルは、降格の決まった2つ目のクラブとなった。

                 得点場面

 前半20分、ハタイ・スポルが先制した。右サイドで、ボールをコントロールしたあと、エムレジャン・テルズィをかわし、ペナルティエリアへとゴール斜め前から入ったビラル・ブートッバが、PKポイントの右へパスを出した。その背後から走り込んできたアブドゥルカディル・パルマクが、それを捉え、落ち着いて放ったシュートが、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同35分、ベシクタシュがPKを獲得した。ペナルティエリアへゴール右斜め前から入ったラファ・シルヴァが、フランシスコ・カルヴォのチェックを受けピッチに倒れると、アドナン・デニズ・カヤテペ主審はPKを宣告したのだった。
 同36分、ベシクタシュが同点に追いついた。チーロ・インモービレが蹴ったPKは、GKと跳んだとは反対方向のゴール隅に突き刺さったのだった。1:1。
 後半4分、右サイドからヨナス・スヴェンソンのセンタリングに対し、チーロ・インモービレが胸トラップでボールをコントロールしようとしたとき、ディフェンスのキャーミル・チフトチが、そのコースの入った。しかし、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、ピッチサイドで映像確認に向かった同主審は、手を使ったとして、PK判定を下した。
 同8分、このPKを、チーロ・インモービレが蹴ると、ボールは、GKの左を抜け、ハタイ・スポルのゴールネットに収まった。2:1。
 同8分、ベシクタシュが、点差を2に拡げた。左サイドで生まれた攻撃で、エムレジャン・テルズィから出たパスでボールを得たラファ・シルヴァが、ペナルティエリアへと持ち込み、右足一閃、放たれたシュートがゴールインしたのだった。3:1。
 同14分、ベシクタシュが、もう1点追加した。右サイドからミロト・ラシチャが、グランダーのボールでペナルティエリアへと入れたセンタリングに、ゴール前で、チーロ・インモービレがインサイドで触れると、自身、この試合3点目、チームとしては4点目となるゴールが生まれた。4:1。
 同33分、ベシクタシュが、点差を4に拡げた。ジョアオ・マリオのパスを受け、左サイドからペナルティエリア内へと入ったラファ・シルヴァが、ゴール右斜め前にいたケニー・アローヨにパスを送った。そのケニー・アローヨが、PKポイントで左足のインサイドキックで放ったシュートが、ハタイ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。5:1。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、エミルハン・トプチュ(後半35分:タイプ・タルハ・サヌッチ)、エムレジャン・テルズィ(後半30分:オヌル・ブルト)=アミル・ハジャフメトヴィッチ、ジェドソン・フェルナンデス=ミロト・ラシチャ(後半30分:セミフ・クルチソイ)、ラファ・シルヴァ、ムスタファ・ハキモウル(後半16分:ジョアン・マリオ)=チーロ・インモービレ(後半30分:ケニー・アロヨ)
【ハタイ・スポル】ヴィサル・ベカジ=キャーミル・アフメット・チフトチ(後半36分:ケリム・アルジュ)、ガイ・キラマ、フランシスコ・カルヴォ、ジェンギズ・デミル(後半21分:ジェマリ・セルテル)=チャンドレル・ムサンガ、アブドゥルカディル・パルマク(後半36分:レジェプ・ブラク・ユルマズ)=ビラル・ブートッバ、ギョルケム・サーラム(後半20分:フンショ・バングボイエ)、ジェルソン・フェルナンデス(後半21分:ヨナタン・オコロンクォ)=カルロス・ストラントベルク



トルコ杯準決勝/トラブゾン・スポル 2:0 ギョズテペ(ヒュリエット紙 25. 4.25)

オザン・トゥファン(フォトマッチ紙) オギュン・バイラク(左)アンソニー・ンワケメ(右)(ミリエット紙)  トラブゾン・スポルが、トルコ杯準決勝でギョズテペを2:0でくだし、決勝に進出した。ガラタサライが、決勝戦の相手だ。

 トルコ杯準決勝で、トラブゾン・スポルとギョズテペが対峙した。この試合を2:0で制したトラブゾン・スポルが、決勝に進み、ガラタサライの相手となった。トラブゾンで行われたこの試合、前半はゴールの声が上がらず、0:0で終わった。トラブゾン・スポルは、後半10分にPKを得たが、シモン・バンザが、これを得点につなげることができなかった。同33分、オザン・トゥファンが舞台に上がり、先制点を決めた。最後の得点は、同44分にオレクサンドル・ズブコフが決め、トラブゾン・スポルの勝ち上がりが決まった。ファーティフ・テケ監督率いるトラブゾン・スポルは、決勝でガラタサライと対戦する。

                 試合経過

 前半11分、ボールを持ってペナルティエリア内へと入ったオレクサンドル・ズブコフがシュートを放つと、ボールは、GKアルダ・オズチメンから跳ね返った。その跳ね返りのボールを得たアンソニー・ンワケメが、ゴール左斜め前からシュートを試みたが、GKアルダ・オズチメンがゴールを許さなかった。
 同16分、ダニロ・シカンが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、シモン・バンザがヘディングシュートを見せるも、ボールは枠の外に出て行ってしまった。
 同31分、アンソニー・ンワケメが、左サイドから入れたセンタリングを受け、シモン・バンザが、至近距離から放ったシュートは、外に出て行っただけだった。
 同41分、トラブゾン・スポルの右コーナーキックに対し、ステファン・サヴィッチがヘディングシュートを試みるも、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半5分、左サイドからペナルティエリアへと入ったアンソニー・ンワケメが、センタリングを入れると、ペナルティエリア内で、ヘリトン・ティトの手にボールが当たったのを咎めたジハン・アイドゥン主審がPKを指示した。だが、線審がオフサイド・フラッグを上げていたので、PKは、一旦、取り消された。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、同主審は、再度、PKの宣告を行った。
 同10分、シモン・バンザが、このPKを蹴ったが、GKアルダ・オズチメンがゴールを許さなかった。
 同14分、ロムロ・カルドーソがフリーキックを蹴るも、GKウーウルジャン・チャクルがコーナーキックに替えた。
 同33分、オレクサンドル・ズブコフが蹴った右コーナーキックに対し、ヘッドでの競り合いのなか、こぼれ球を捉えたオザン・トゥファンのシュートが、ギョズテペのゴールネットを揺らした。1:0。
 同36分、ゴール左斜め前からペナルティエリアへと入ったダヴィド・ティヤニッチがシュートを試みるも、GKウーウルジャン・チャクルが、両足を使い、コーナーキックに替えた。
 同44分、左サイドで生まれたトラブゾン・スポルの攻撃で、アンソニー・ンワケメからのパスを受けたオレクサンドル・ズブコフの放ったシュートが、ギョズテペのゴールネットに収まった。2:0。
 同45分、オザン・トゥファンが、ペナルティエリアの外から放ったシュートは、GKから跳ね返った。その跳ね返りのボールを捉え、ダニロ・シカンが仕上げを行おうとしたが、ボールゴールポストを直撃して跳ね返った。今度は、自身の前に落ちたボールを捉えたエディン・ヴィスチャがシュートを放ったが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。

【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、ステファン・サヴィッチ、アルセニー・バタゴフ、ムスタファ・エスキヘラッチ(後半43分:アリフ・ボシュルク)=ジョン・ランドストラム、オザン・トゥファン=オレクサンドル・ズブコフ、ダニロ・シカン(後半ロスタイム5分:ムハメッド・チャム)、アンソニー・ンワケメ(後半45分:エディン・ヴィスチャ)=シモン・バンザ(後半ロスタイム5分:エニス・デスタン)
【ギョズテペ】アルダ・オズチメン=タハ・アルトゥカルデシュ(後半11分:ラッセ・ニールセン)、ヘリトン・ティト、コライ・ギュンター=ナズム・サンガレ(後半28分:イスマイル・キョイバシュ)、ドーアン・エルドーアン(後半37分:ヴィクトール・フーゴ)、アンソニー・デニス、オギュン・バイラク(後半37分:松木玖生)=ダヴィド・ティヤニッチ=エメルソン・コッレイア・ダ・シルヴァ(後半29分:クビライ・カナツクシュ)、ロムロ・カルドーソ



ベシクタシュ、元トラブゾン・スポルのアンドレアス・コルネリウスを狙う(フォトマッチ紙 25. 4.24)

アンドレアス・コルネリウス(foxsprts)  ベシクタシュは、2021‐22シーズン、トルコ・リーグでトラブゾン・スポルのユニフォームを着たアンドレアス・コルネリウス獲得に動いている。ベシクタシュが、コペンハーゲンと行った第1回の会談では、良い方向に推移したことが明らかになっている。

 FWライン強化を望んでいるベシクタシュが、かつて、トラブゾン・スポルで嵐を巻き起こしたコペンハーゲン所属のデンマーク人選手アンドレアス・コルネリウスに眼を向けている。1.93pの身長のあるアンドレアス・コルネリウス、及び、代理人と交渉を行った。32歳になっているアンドレアス・コルネリウスは、今季は、ケガのため、あまり出場機会を得ていない。今季の得点数は、僅かに4点だけだ。アンドレアス・コルネリウスは、ベシクタシュのオファーに対し、前向きの姿勢を示したと言われている。
 アンドレアス・コルネリウスは、強力なフィジカルと空中戦に強い点に注目が行く。そのサッカー人生は、コペンハーゲン以外では、カーディフ・シティ、アタランタ、ボルドー、パルマ、トラブゾン・スポルでプレーしている。トラブゾン・スポルでは、2021‐22シーズンで、42試合に出場して、17ゴール5アシストを記録して、チームの躍進に大きな役割を果たした。デンマーク代表としては、46試合の出場記録を持ち、その中で13ゴールを記録している。



フェネルバフチェ、後半ロスタイム4分に崩れた! カドゥキョイで崩壊(ソズジュ紙 25. 4.21)

アンデルソン・タリシカ(左)ドゥケンス・ナゾン(右)(フェネルバフチェ公式HP) バラン・アリ・ゲゼク(左)フィリップ・コスティッチ(右)(ハベル・テュルク紙)  フェネルバフチェが、トルコ・リーグ第32節で、カイセリ・スポルと3:3で引き分けた。2回も先行されながら、1度は逆転したのだが、終盤のゴールを防げなかったフェネルバフチェは、首位との勝ち点差が5と広がってしまった。

 トルコ・リーグ第32節で、フェネルバフチェが、ホームにカイセリ・スポルを迎えた。フェネルバフチェは、2回も先行されながら、1度は逆転したのだが、最後は3:3の引き分けとなった。
 前半7分、カイセリ・スポルが、ラマザン・ジヴェレクのゴールで先制した。ミラン・シュクリニアルのパスが短く、そのコースに入ったギョクハン・サズダーがカットしてしまい、パスを出すと、そのボールを右サイドで得たラマザン・ジヴェレクが、スピードに乗って前へと進み、ペナルティエリアのゴール右斜め前から放ったシュートが、GKドミニク・リヴァコヴィッチの傍らを抜け、フェネルバフチェのゴールネットに収まったのだった。0:1。
 同15分、フェネルバフチェがゴールに迫った。アラン・サン・マクシマンが、左サイドからペナルティエリアへとセンタリングを入れると、それに合わせてジャンプを見せたユスフ・エン・ネシリが、ファーサイドから入って来たボールに対しヘディングシュートを見せると、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返ったのだった。
 同36分、アンデルソン・タリシカにゴールが生まれ、試合は同点となった。アラン・サン・マクシマンがペナルティエリアの左から内へと出したパスが、ビラル・バヤズィットからこぼれ、そのこぼれ球を得たアンデルソン・タリシカが、ゴール左斜め前からシュートを試みると、ボールは、GKビラル・バヤズィットに傍らを抜け、ゴールネットを揺らしたのだった。1:1。
 後半3分、カイセリ・スポルが、ドミニク・リヴァコヴィッチのオウンゴールで、再び、リードを奪った。スピードに乗った攻撃で、ギョクハン・サズダーが、右サイドからペナルティエリアへと送ったセンタリングに対し、ゴールエリア手前から入って来たボールに、ドゥケンス・ナゾンのヘディングシュートが炸裂、ボールは、まず上のバーに当たり、更に、ドミニク・リヴァコヴィッチに当たり、ゴールインしたのだった。1:2。
 同19分、フェネルバフチェが、アラン・サン・マクシマンのゴールで、再度、同点に追いついた。ペナルティエリアのゴール左斜め前に出されたボールに合わせて、アラン・サン・マクシマンが強烈なシュートを放つと、GKビラル・バヤズィットが防ごうとしたが、ボールはカイセリ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:2。
 同33分、フェネルバフチェがPKを獲得した。ギョクハン・サズダーが、ペナルティエリア内で手を使うと、それを咎めたオウズハン・チャクル主審主審は、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認後、PKを宣告したのだった。同34分、このPKを、アンデルソン・タリシカが蹴ると、ボールは、GKビラル・バヤズィットの左を抜け、ゴールインしたのだった。3:2。
 同ロスタイム4分、スコアは、再度、同点となった。フレッドからボールを奪ったギョクハン・サズダーが、センタリングを入れると、それに合わせたタルハ・サルアルスランのゴールが決まったのだった。3:3。
 同ロスタイム6分、ペナルティエリア内にいたミラン・シュクリニアルの放ったシュートは、ゴールポストに当たり跳ね返された。
 この結果、フェネルバフチェは、前半戦のアウェーの戦いでは2:6で勝った相手に、3:3と引き分けてしまい、首位との勝ち点差が5となってしまった。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、ミラン・シュクリニアル、ディエゴ・カルロス(後半8分:エディン・ジェコ)、メルト・ミュルドゥル(後半17分:フィリップ・コスティッチ)=フレッド、セバスティアン・シマンスキ(後半17分:オウズ・アイドゥン)=ドゥサン・タディッチ(後半36分:イスマイル・ユクセキ)、アンデルソン・タリシカ、アラン・サン・マクシマン(後半36分:チャーラール・ソユンジュ)=ユスフ・エン・ネシリ
【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー、ジュリアン・ジャンヴィエール、ジョゼフ・アタマー、リオネル・キャローレ、ヌレッティン・コルクマズ(後半30分:カイラ・ジハン)=カルロス・マヌ、アリ・カリミ、バラン・アリ・ゲゼク(後半ロスタイム2分:メフメット・エライ・オズベク)、ラマザン・ジヴェレク=ドゥケンス・ナゾン(後半36分:タルハ・サルアルスラン)



トラブゾン・スポル、僅か1点で笑う(TRT 25. 4.20)

ムスタファ・エスキヘラッチ(左)アルダ・クルトゥラン(右)(アクシャム紙) シモン・バンザ(右)を讃えるオザン・トゥファン(左)(CNNトルコ)  トルコ・リーグ第32節で、トラブゾン・スポルは、降格の決まっているアダナ・デミル・スポルとのアウェー戦を、シモン・バンザのゴールで0:1で制した。

 新アダナ・スタジアムで行われたこの試合、トラブゾン・スポルが喜びに包まれた。アダナ・デミル・スポルを、0:1のスコアでくだしたのだ。トラブゾン・スポルに勝利を導いたゴールは、前半45分にシモン・バンザが決めた。この結果、ファーティフ・テケ監督率いるトラブゾン・スポルは、勝ち点を42に伸ばした。既に、数節前に降格が決まっているアダナ・デミル・スポルの同ー2だ。

                  試合経過

 前半7分、エディン・ヴィスチャが、右サイドからペナルティエリアへと入れたセンタリングを、ゴールエリアで受けたムハメッド・チャムがシュートを放ったが、ディフェンダーがシュートコースに入り、危険を回避した。
 同24分、ムスタファ・エスキヘラッチが、ペナルティエリアの外からシュートを試みたが、GKムラト・ウーウル・エセルが、そのボールを押さえた。
 同45分、トラブゾン・スポルが先制した。コーナーキックに対し、ペナルティエリアでシモン・バンザのヘディングシュートが炸裂、アダナ・デミル・スポルのゴールネットが揺れた。0:1。
 後半9分、ジハン・チャナクが、左サイドからペナルティエリアへと折り返したボールを得たオザン・トゥファンがシュートを試みたが、ボールは、枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同14分、コーナーキックに合わせて、アルセニー・バタゴフが、ペナルティエリア内でシュートを放つと、ボールは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。
 同23分、ペナルティエリアでボールを得たエディン・ヴィスチャがシュートを放つも、GKムラト・ウーウル・エセルが防いだ。そして、トラブゾン・スポルが0:1とリードを保ったまま終わった。

【アダナ・デミル・スポル】ムラト・ウーウル・エセル=アルダ・クルトゥラン、トルガ・カレンデル、ブルハン・エルソイ、アブドゥルサメト・ブラク=タイフン・アイドーアン、ビュンヤミン・バラト=オザン・デミルバー(後半17分:サリフ・カウラズル)、イゼット・チェリク、オスマン・カイナク(後半17分:マエストロ)=アバト・アイムベトフ(後半17分:ユスフ・バラス)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、ステファン・サヴィッチ、アルセニー・バタゴフ、ムスタファ・エスキヘラッチ=バティスタ・メンディ、ティム・ジャボル・フォルカレッリ(前半34分:オザン・トゥファン)=エディン・ヴィスチャ(後半39分:オカイ・ヨクシュル)、ムハメッド・チャム(後半13分:アリフ・ボシュルク)、ジハン・チャナク(後半13分:オレクサンドル・ズブコフ)=シモン・バンザ



ガラタサライ 2:0 ボドルゥム・スポル(ヒュリエット紙 25. 4.19)

マリオ・レミナ(左)アーリンド・アジェティ(右)(タクヴィム紙) ルカス・トレイラ(ハベル・テュルク紙)  トルコ・リーグ第32節で、ガラタサライが、ホームでボドルゥム・スポルを2:0でくだした。

 ガラタサライは、トルコ・リーグ第32節で、ボドルゥム・スポルと対峙した。ラムズ・パルクで行われたこの試合、ガラタサライが2:0のスコアで勝った。ガラタサライは、前半29分、ルカス・トレイラのゴールで先制した。アシストはガブリエル・サラだった。前半は、その他のゴールは生まれず、1:0のスコアのまま終わった。後半36分には、ダヴィンソン・サンチェスが舞台に上がった。この試合のスコアを決するゴールを決めたのだった。この結果、ガラタサライは、勝ち点を77とし、試合数が多いなかだが、フェネルバフチェとの勝ち点差を6とした。今季の15敗目を喫したボドルゥム・スポルは、同34に留まった。ガラタサライは、次節では、エユップ・スポルとのアウェー戦を、ボドルゥム・スポルは、サムスン・スポルをホームに迎える。

                 試合経過

 前半7分、右サイドで生まれたガラタサライの攻撃で、ヴィクトール・オシムヘンが、ペナルティエリア内ゴール斜め前で、ヒールを使い、マリオ・レミナにボールを預けた。ゴールエリアで、そのボールを得たマリオ・レミナが、強いシュートを試みたが、GKディエゴ・ソーサがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同18分、右サイドで得たボールを持って中央に向かい進んだガブリエル・サラが、ペナルティエリア手前からシュートを試みたが、ボールは、ディフェンスに入ったアーリンド・アジェティに当たり、バーの上を越せて外に出て行ってしまった。
 同29分、ガラタサライが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たフリーキックを、ガブリエル・サラが蹴った。そして、ボールを、ニアサイドへと放り込むと、それに合わせて、ルカス・トレイラがジャンプ一番、ゴールエリアで見せたヘディングシュートが、ボドルゥム・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同38分、ボドルゥム・スポルのディフェンスから前進しようとした中盤で、オンドレージ・チェルスカが、ルカス・トレイラとマッチアップになり、ボールを奪われた。そのボールを拾ったバルシュ・アルペル・ユルマズが、ゴール左斜め前からペナルティエリアへと持ち込み、グランダーのシュートを放った。だが、GKディエゴ・ソーサが防ぎに入り、ボールは、ゴールポストに当たりピッチに跳ね返った。そのボールを、ゴール前で捉えたルカス・トレイラが、シュートを放つも、ボールは、ピッチから跳ねあがり、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同39分、ガラタサライ陣内から出されたロングボールを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で、バルシュ・アルペル・ユルマズがコントロールすると、パスを右側へと出した。そこでボールをコントロールしたヴィクトール・オシムヘンがシュートを試みるも、ディフェンスに入ったアーリンド・アジェティが、ゴールライン上に立ちはだかり、ゴールを許さなかった。
 同42分、ユヌス・アクギュンとワンツーを行い、ペナルティエリア内へと入ったガブリエル・サラが、アフメット・アスランのチェックを受け、ピッチに倒れると、それを咎めたメフメト・テュルクメン主審はPKを指示した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告が入り、映像確認を行った同主審は、PKを取り消した。
 後半18分、マリオ・レミナが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドにいたヴィクトール・オシムヘンが、胸トラップでボールをコントロールした。そして、自分の前に落としたボールを捉えたヴィクトール・オシムヘンは、3選手がチェックに入ろうとしたにも拘らず、ゴール左斜め前からシュートを放ったが、ボールは、GKディエゴ・ソーサに跳ね返されてしまった。
 同35分、ユヌス・アクギュンが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前から放った強いシュートは、GKディエゴ・ソーサがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同36分、アフメッド・クトゥジュが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内でこぼれたボールを、ペナルティエリア・ライン上でコントロールしたユヌス・アクギュンが、左サイドでゴールライン際まで行く前に内へと折り返したボールに対し、ゴール前でヘディングシュートを、ダヴィンソン・サンチェスが放つと、ボドルゥム・スポルのゴールネットに収まった。2:0。

【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=プジェミスワフ・フランコフスキ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エレン・エルマル=ルカス・トレイラ(後半40分:ドリース・メルテンス)、マリオ・レミナ(後半41分:ケレム・デミルバイ)=ユヌス・アクギュン、ガブリエル・サラ(後半23分:アルヴァロ・モラタ)、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半36分:アフメド・クトゥジュ)=ヴィクトール・オシムヘン(後半41分:ベルカン・クトゥル)
【ボドルゥム・スポル】ディエゴ・ソーサ=オンドレージ・チェルスカ(後半1分:ウゼイル・エルギュン)、アーリンド・アジェティ、クリストファー・ヘレッレ、アリ・アイテムル(後半43分:ゲオルゲ・プスカシュ)=エゲ・ビルセル(後半231分:ジェンク・シェン)、アフメット・アスラン(後半36分:タウラント・セフェリ)、タイラン・アンタルヤル、ヨナタン・オキタ(後半23分:ズドラヴコ・ディミトロフ)=フレディ・クレンベ、エニス・バルディ



ポルトガルからユヌス・アクギュンを求めている(ソズジュ紙 25. 4.18)

ユヌス・アクギュン(ファナティック紙)  ガラタサライのユヌス・アクギュンを、ポルトガルの強豪ベンフィカが求めている。

 ガラタサライのユヌス・アクギュンに対し関心を示すポルトガルから移籍の求めが出てきている。ポルトガルからの報道で、ベンフィカが、ユヌス・アクギュンを求めているというのだ。その報道によると、ユヌス・アクギュンが、ガラタサライとの契約にある1100万EUROでの違約金での契約解除ができるという、その金額を払い、獲得を考えているが、ガラタサライが、ユヌス・アクギュンに対し提示している新たな契約内容では、この金額では十分ではないという。24歳のユヌス・アクギュンに対し、1億1000万TLでの新たな契約を提示しているガラタサライは、調印に向けての仮合意に至っているというのだ。その新しい契約では、従来の違約金額が取り消されることになるはずだ。そのため、まずは、夏の移籍解禁期間では、ベンフィカは、まずは、その金額がいくらなのかを、ガラタサライに尋ねることになろう。



トルコ杯を前にローテーションで臨む(フォトマッチ紙 25. 4.17)

ファーティフ・テケ監督(スター紙)  トラブゾン・スポルの今季の目標はトルコ杯の制覇だ。来週に予定されているギョズテペとのトルコ杯準決勝戦を前に、トルコ・リーグでアダナ・デミル・スポル戦を戦わねばならない。ファーティフ・テケ監督は、既に降格が決まっているアダナ・デミル・スポル戦には、ローテーションを組んで試合に臨むつもりだ。同監督は、ジハン・チャナク、ムハメッド・チャム、ダニロ・シカンを、先発メンバーに入れることを考えている。また、アンソニー・ンワケメとステファン・サヴィッチといった経験豊かな選手は控えに回すものと思われる。中盤には、出場停止が解けたジョン・ランドストラムが起用されるものと予想できる。チャイクル・リゼ戦では控えに回ったバティスタ・メンディとオカイ・ヨクシュルの起用もある。



ガラタサライ、シワス・スポルのスター選手を狙う! 獲得に動いている(ファナティック紙 25. 4.16)

ベキル・トゥラッチ・ボケ(バルケシル・ポリティカ紙)  トルコ・リーグで首位を走り、一方では、来季に向けての補強を始めているガラタサライが、ルザ・チャルンバイ監督就任とともに、出場の機会を得たシワス・スポルのスター選手を獲得するために動き出した。

 トルコ・リーグで、後から追いかけるフェネルバフチェに、勝ち点で3先行して、首位を走るガラタサライが、一方では、来季に向けての補強を始めている。その観点で、動きを速めているガラタサライは、ルザ・チャルンバイ監督就任とともに、出場の機会を得始めたスター選手獲得に向け動き始めた。ガラタサライが、シワス・スポルの25歳のFWベキル・トゥラッチ・ボケ獲得に向け動いているのだ。ガラタサライだけではなく、トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテーラ監督も、ベキル・トゥラッチ・ボケに関心を示していることが明らかになっている。
 今季、シワス・スポルで27試合に出場しているベキル・トゥラッチ・ボケは、5ゴール2アシストを記録して、チームに貢献している。



エユップ・スポル、ゴールラッシュ(TRT改 25. 4.15)

讃え合うマメ・ティアム(左)エムレ・アクババ(右)(エユップ・スポル公式X) メリヒ・カバサカル(左)サリフ・カウラズル(右)(エユップ・スポル公式X)  トルコ・リーグ第31節で、エユップ・スポルが、ホームに迎えたアダナ・デミル・スポルを6:0でくだした。この結果、勝ち点50に伸ばした。降格が、既に決まっているアダナ・デミル・スポルは、同ー2に留まった。

 エユップ・スポルのゴールは、前半10分にマメ・ティアム、同21分と後半5分にエムレ・アクババ、前半30分にウムト・ボゾク、後半33分にタイフル・ビンギョル、同32分にハリル・アクブナルが決めた。

                 試合経過

 前半10分、ペナルティエリア内へ入るやボールを得たエムレ・アクババが、ペナルティエリア・ライン上から、ゴールエリアにいたマメ・ティアムにボールを預けた。そのマメ・ティアムが、落ち着いて放ったシュートが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らした。1:0。
 同21分、ホームのエユップ・スポルが2点目を決めた。ジャネル・エルキンがコーナーキックを蹴ると、それに合わせて、エムレ・アクババがヘディングシュートを放つと、ゴールが生まれたのだった。2:0。
 同29分、マエストロが、遠目からシュートを放つも、GKベルケ・オゼルが、転がって来るボールをコーナーキックに替えた。
 同30分、エユップ・スポルが、スコアを3:0とした。突然生まれたエユップ・スポルの攻撃で、タイフル・ビンギョルの背後からボールを得たエムレ・アクババが出したパスを、ペナルティエリアで受けたウムト・ボゾクが、そのボールに合わせて、きれいなループシュートを放つと、ゴールが生まれた。3:0。そして、前半は、エユップ・スポルが、3:0とリードを保ったまま終わった。
 後半5分、ジャネル・エルキンから出たパスを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で得たマメ・ティアムが出したパスで、ボールに出逢ったウムト・ボゾクが、ゴールエリアのファーサイドにいたエムレ・アクババにボールを回した。そのエムレ・アクババが、狙い澄ましたシュートを放つと、4点目が生まれた。
 同34分、ジャネル・エルキンが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリアにいたタイフル・ビンギョルのヘディングシュートが炸裂、5点目となった。5:0。
 同42分、スコアが6:0となった。右サイドから、ジャネル・エルキンがセンタリングを入れると、それに合わせてハムザ・アクマンがシュートを試みると、GKが、転がって来るボールを、ゴールポスト際からクリアした。そのボールを、ディフェンダーがクリアしようとしたボールを得たハリル・アクブナルが、シュートを放つと、6点目となった。6:0。

【エユップ・スポル】ベルケ・オゼル=メリヒ・カバサカル(後半13分:タラス・ステパネンコ)、ロビン・ヤルチュン、ルカス・クラロ(後半13分:ヒュセイン・マルダル)、ウムト・メラシュ=ヤルチュン・カヤン(後半1分:ル−ベン・ヴェゾ)=マメ・ティアム(後半19分:ハリル・アクブナル)、タイフル・ビンギョル、エムレ・アクババ(後半30分:ハムザ・アクマン)、ジャネル・エルキン=ウムト・ボゾク
【アダナ・デミル・スポル】ヴェダト・カラクシュ(後半13分:ムラト・エセル)=アルダ・クルトゥラン、トルガ・カレンデル、ブルハン・エルソイ(後半1分:アバト・アイムベトフ)、アブドゥルサメト・ブラク(後半31分:ブライトン・フーグ)=イゼット・チェリク(後半25分:アクセル・アクタシュ)、マエストロ=ビュンヤミン・バラト、タイフン・アイドーアン、サリフ・カウラズル(後半25分:オスマン・カイナク)=オザン・デミルバー



シワス・スポル 1:3 フェネルバフチェ(フェネルバフチェ公式HP 25. 4.14)

ブライト・オシャイ・サミュエル(左)ウーウル・チフトチ(右)(フェネルバフチェ公式HP) ドゥサン・タディッチ(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第31節で、シワス・スポルとのアウェー戦を戦い、1:3で勝った。9月4日スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェのゴールは、前半42分にアンデルソン・タリシカ、後半2分と45分にドゥサン・タディッチが決めた。この勝利で、勝ち点を71に伸ばしたフェネルバフチェは、首位を追走している。フェネルバフチェは、次節では、カイセリ・スポルをホームに迎える。

                 試合経過

 前半5分、ウーウル・チフトチが、左サイドから蹴ったフリーキックに合わせて、レイ・マナイがヘディングシュートを試みたが、GKドミニク・リヴァコヴィッチが、際どく、ゴールライン上でクリアした。
 同15分、ドゥサン・タディッチが、右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたアンデルソン・タリシカのヘディングシュートがヒットしたが、GKアリ・シャシャル・ヴラルが、パンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 同29分、ベキル・ボケが、中盤で得たボールを持ち、ペナルティエリア手前まで進んだ。そして、強烈なシュートを放つも、GKドミニク・リヴァコヴィッチがクリアした。
 同42分、ペナルティエリアの外で得たフリーキックを、アンデルソン・タリシカが蹴り、強烈なキックで直接ゴールを狙うと、ボールは、GKアリ・シャシャル・ヴラルの右を抜け、シワス・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 後半2分、左サイドで生まれた攻撃で、アラン・サン・マクシマンがシュートを試みると、ボールは、GKアリ・シャシャル・ヴラルから跳ね返った。そのボールが、エディン・ジェコの前に転がると、ドゥサン・タディッチにボールを回した。そのドゥサン・タディッチが、狙い澄ましたシュートを放つと、がら空きになっていたゴールマウスに収まった。0:2。
 同12分、中盤でボールを得たエフカン・ベキロウルが、ペナルティエリアの外から強いシュートを放つと、GKドミニク・リヴァコヴィッチの左を抜け、フェネルバフチェのゴールネットに収まった。1:2。
 同19分、ペナルティエリアの手前でボールを得たエディン・ジェコが強いシュートを試みたが、GKアリ・シャシャル・ヴラルが押さえてしまった。
 同35分、エフカン・ベキロウルがフリーキックを蹴り、強いキックで直接ゴールを狙うも、GKドミニク・リヴァコヴィッチが、際どいところでコーナーキックに替えた。
 同43分、アンデルソン・タリシカがフリーキックを蹴り、直接ゴールを狙ったが、GKアリ・シャシャル・ヴラルがクリアしてしまった。
 同45分、オウズ・アイドゥンが、左サイドから出したパスを得たドゥサン・タディッチが、それに合わせて放った強いシュートが、シワス・スポルのゴールネットを揺らした。1:3。そして、試合は、フェネルバフチェが、1:3とリードを保ったまま終わった。

【シワス・スポル】ジョルジェ・ニコリッチ=ムラト・パルリ、ウロス・ラダコヴィッチ、サンバ・カマラ、ウーウル・チフトチ=トルガ・ジエルジ=ベキル・トゥラッチ・ボケ(後半44分:アキレアス・プグラス)、カリス・カリシス(後半13分:ガリー・ロドリゲス)、サミュエル・モトーサミ(後半38分:ヴェリコ・シミッチ)、エフカン・ベキロウル=レイ・マナイ
【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、ミラン・シュクリニアル、チャーラール・ソユンジュ、メルト・ミュルドゥル=フレッド、セバスティアン・シマンスキ=ドゥサン・タディッチ、アンデルソン・タリシカ(後半44分:アレクンデル・ジク)、アラン・サン・マクシマン(後半36分:オウズ・アイドゥン)=エディン・ジェコ(後半36分:ユスフ・エン・ネシリ)



ベシクタシュ 0:2 バシャクシェヒル・スポル(ハベル・テュルク紙 25. 4.13)

ミロト・ラシチャ(左)クリストファー・オペリ(右)(バシャクシェヒル・スポル公式HP) ユスフ・サル(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  ベシクタシュが、ヨーロッパのカップ戦への進出に痛手を被った。ベシクタシュが、トルコ・リーグ第31節で、ホームに迎えたバシャクシェヒル・スポルに0:2で敗れ、ここ5試合で3敗目を喫してしまったのだ。トルコ・リーグで3連勝を飾ることになったバシャクシェヒル・スポルに勝利をもたらしたゴールは、後半にユスフ・サルが決めたものだった。

 ガラタサライを1:2でくだしたベシクタシュが崩壊した。ベシクタシュは、トルコ・リーグ第31節でホームに迎えたバシャクシェヒル・スポルに0:2で敗れ、欧州リーグ参戦権獲得に痛手を被ってしまった。バシャクシェヒル・スポルが、後半17分と31分にユスフ・サルが決めたゴールで、強豪ベシクタシュをくだしたのだ。トルコ・リーグのここ5試合で3敗目を喫し、勝ち点を、この間だけで8も失ったベシクタシュは、今節を勝ち点48で4位で終えることになった。一方、3連勝となったバシャクシェヒル・スポルは、同45と伸ばし6位につけている。

                 試合経過

 前半33分、バシャクシェヒル・スポルがゴールに迫った。ユスフ・サルが、右サイドから内へと入れたボールを、ペナルティエリアでコントロールしたオリヴィエ・ケメンが、パスを、クルズィストフ・ピアテクに出した。そのクルズィストフ・ピアテクが、ゴール左斜め前にいたイヴァン・ブルニッチに預けると、イヴァン・ブルニッチが、ニアサイドを狙ったシュートを放つも、GKメルト・ギュノクがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。
 後半1分、左サイドからペナルティエリアへとボールを持ち込んだミロト・ラシチャが、右足一閃、ニアサイド狙いのシュートを試みたが、ボールは、サイドネットの外側に吸い込まれただけだった。
 同9分、ベシクタシュがゴールに迫った。左コーナーキックをショートコーナーでボール交換をしたあと、ミロト・ラシチャが、ファーサイドへと入れたセンタリングに対し、ガブリエル・パウリスタのヘディングシュートがヒット。だが、GKムハッメド・シェンゲゼルが防いだボールは、上のバーに当たりピッチに跳ね返ったのだった。
 同17分、バシャクシェヒル・スポルが先制した。ミゲル・クレスポから出たパスを受け、右サイドからペナルティエリア内へと入ったユスフ・サルが、相手選手を抜き去り、PKポイント手前から放ったシュートが、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同31分、バシャクシェヒル・スポルが、点差を2と拡げた。ペナルティエリアの外で、ミゲル・クレスポに対して為されたファウルに対して与えられたフリーキックを、25mの距離から直接、ユスフ・サルがゴールを狙い蹴ると、GKメルト・ギュノクが防ごうとしたが、ボールは、ベシクタシュのゴール隅に突き刺さったのだった。0:2。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=アレックス・オックスレイド・チェンバレン(後半32分:ケニー・アロヨ)、ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、アルトゥール・マスアク=サリフ・ウチャン(後半1分:オヌル・ブルト)、ジェドソン・フェルナンデス=ミロト・ラシチャ、ラファ・シルヴァ、エルネスト・ムチ(前半27分:ジョアン・マリオ)=ムスタファ・ハキモウル(後半36分:チーロ・インモービレ)
【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル(後半35分:ジェローム・オポク)、レオ・ドゥアルテ、ウーセーヌ・バ、クリストファー・オペリ=ベラト・オズデミル=ユスフ・サル(後半35分:デニズ・テュルチ)、ミゲル・クレスポ、オリヴィエ・ケメン(後半43分:ウムト・ギュネシュ)、イヴァン・ブルニッチ(後半19分:ジョアオ・フィゲレイド)=クルズィストフ・ピアテク(後半43分:フィリップ・ケニー)



サムスン・スポル 0:2 ガラタサライ(ヒュリエット紙 25. 4.12)

ユヌス・アクギュン(ガラタサライ公式HP) ダヴィンソン・サンチェス(左)リック・ファン・ドロンヘレン(右)(サムスン・スポル公式HP)  ガラタサライは、トルコ・リーグ第31節で、サムスン・スポルを、アウェー戦で0:2でくだした。

 トルコ・リーグ第31節開幕試合で、サムスン・スポルが、ホームにガラタサライを迎えた。サムスンで行われたこの試合、ガラタサライが、0:2のスコアで制した。ガラタサライは、前半14分、ユヌス・アクギュンのゴールで先制して、前半は0:1で終えた。後半2分、舞台に上がったのはヴィクトール・オシムヘンだった。チームを楽にするゴールを決めたのだった。残り時間では、他のゴールは生まれず、ガラタサライが勝利を収めた。この結果、ガラタサライは、勝ち点を74に伸ばし、首位を守った。一方のサムスン・スポルは同51に留まった。オカン・ブルク監督率いるガラタサライは、次節は、ボドルゥム・スポルをホームに迎える。サムスン・スポルは、アランヤ・スポルとのアウェー戦を戦う。

                試合経過

 前半10分、カルロス・ホルセが、ペナルティエリア内でムスレラと1対1となった位置からシュートを放つと、ゴールが決まった。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、オフサイド判定がくだり、ゴールは認定されなかった。
 同14分、ヴィクトール・オシムヘンが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前からシュートを放つと、ボールは、ディフェンダーに当たり、そのこぼれ球がPKポイント近くにいたユヌス・アクギュンへと流れ、そのユヌス・アクギュンが放ったシュートが、サムスン・スポルのゴールネットを揺らした。0:1。
 同23分、GKオカン・コジュクと1対1となりかけたヴィクトール・オシムヘンだったが、その前に間に入ったリュボミール・シャトカが、際どくコーナーキックに替えた。
 同32分、ボールをペナルティエリアへと持ち込んだオリヴィエ・エンチャムがシュートを試みたが、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 後半2分、ユヌス・アクギュンのスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったヴィクトール・オシムヘンが。GKと1対1となった位置から放ったシュートが、サムスン・スポルのゴールネットに収まった。0:2。
 同15分、フリーキックをガブリエル・サラが蹴り、直接ゴールを狙ったが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同18分、左サイドから、ヴィクトール・オシムヘンが、フェイントをかけながら進み、パスをガブリエル・サラに出した。それを受けたガブリエル・サラが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前からシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同36分、右サイドからゼキ・ヤウルがセンタリングを入れると、それに合わせてジャンプ一番、マリウス・ムアンディルマジのヘディングシュートがヒットしたが、ボールは、サイドバーを逸れ外に出て行ってしまった。

【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル(後半ロスタイム1分:アリ・タルカン)、リュボミール・シャトカ、ユヌス・エムレ(後半45分:ソネル・ギョヌル)、リック・ファン・ドロンヘレン=フラヴィアン・テ(後半32分:ソネル・アイドーウ)=エムレ・クルンチ(後半45分:ムハメット・アリ・オズバスクジュ)、カルロ・ホルセ、オリヴィエ・エンチャム、アルブノル・ムジャ(後半32分:キングスリー・シンドラー)=マリウス・ムアンディルマジ
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=ロランド・サライ(後半38分:イスマイル・ヤコブス)、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エレン・エルマル=ルカス・トレイラ(後半42分:ベルカン・クトゥル)、マリオ・レミナ=ユヌス・アクギュン(後半37分:アフメド・クトゥジュ)、ガブリエル・サラ(後半38分:ドリース・メルテンス)、バルシュ・アルペル・ユルマズ=ヴィクトール・オシムヘン(後半29分:アルヴァロ・モラタ)



ガラタサライ、右サイドバックがいない! サムスン・スポル戦でいないのだ(CNNトルコ 25. 4.11)

オカン・ブルク監督(タクヴィム紙)  ガラタサライが、3人の右サイドバックの選手を、サムスン遠征に帯同していない。選手を欠き、苦しんでいる。

 トルコ・リーグ第31節で、サムスン・スポルとのアウェー戦を戦うガラタサライで、選手に欠損ができていることに注目が集まっている。エリアス・ジェラート、カーン・アイハンが故障を抱え、プジェミスワフ・フランコフスキは出場停止処分を受けているため、この3名が、サムスンへは帯同されていないのだ。オカン・ブルク監督が、3名の右サイドバックの替わりがいないという状態での試合で、そのポジションに、誰を持ってくるのかに関心が集まっている。そのポジションに、最も起用される可能性の高いのが、ハンガリー人選手ロランド・サライだ。ロランド・サライは、そのサッカー人生で、多くのポジションをこなしてきたが、この右サイドバックというポジションは、5回、経験している。



ベシクタシュにディフェンスの危機! オーレ・グンナー・スールシャール監督、根本的なシステムの変更か(フォトマッチ紙 25. 4.10)

オーレ・グンナー・スールシャール監督(NTV)  トルコ・リーグ第31節で、ベシクタシュは、バシャクシェヒル・スポルをホームに迎える。だが、ベシクタシュは、ディフェンス陣に大きな痛手を被っている。オーレ・グンナー・スールシャール監督は、今まで通りの起用では、選手がいないので、戦術面での変更を選ぶということも視野に入れている。

 トルコ・リーグ第31節で、バシャクシェヒル・スポルをホームに迎えるベシクタシュが、ディフェンス陣に重大な欠損が生まれている。オーレ・グンナー・スールシャール監督は、これまでの選手起用では対応できないので、異なったプランで試合に臨むことも視野に入れている。ストッパーの位置には、ガブリエル・パウリスタだけがプレー可能なのだ。エミルハン・トプチュ、バクティヤール・ザイヌトディノフ、フェリックス・ウドゥオカイは故障を抱え、タイップ・タルハ・サヌチは出場停止でプレーできないということで、首脳陣を難しい状況に追い込んでいるのだ。同監督は、このディフェンスの問題に関し、2つの異なったフォーメーションでの対応を考えている。その1つはスリーバックだ。この場合には、右ストッパーにはヨナス・スヴェンソン、中央にガブリエル・パウリスタ、そして、左ストッパーにアルトゥール・マスアクを置くことになる。このシステムを採用すれば、ベシクタシュは、今季初めてスリーバックでピッチに立つことになる。もう1つの選択は、これまで通りのフォーバックだ。これが採用されたら、ガブリエル・パウリスタと並んではオヌル・ブルトが起用されることが考えられる。最終的な決定は、練習のプレーぶりを観ての、首脳陣による判断となろう。



カスムパシャ戦で傷んだエミルハン・トプチュから悪い知らせ(アクシャム紙 25. 4. 9)

エミルハン・トプチュ(ファナティック紙)  トルコ・リーグ第30節で、ベシクタシュがカスムパシャと戦った試合で故障を発生させたエミルハン・トプチュから、悪い知らせが届いた。若きストッパーのエミルハン・トプチュは、バシャクシェヒル・スポル戦には出場できないことが明らかになった。

 カスムパシャ戦で故障を発生させたエミルハン・トプチュに関する最新の状態が明らかになった。それによると、24歳のエミルハン・トプチュは、トルコ・リーグ第31節に行われるバシャクシェヒル・スポルとの一戦には出場できないということだ。今季、ベシクタシュで、公式戦35試合に出場したエミルハン・トプチュは、1ゴール1アシストを記録している。
 ベシクタシュの発表では、次のようになっている。「我がクラブが、トルコ・リーグで戦ったカスムパシャとの一戦の前半17分、右大腿上部に痛みが出たため、プレー続行不能になったエミルハン・トプチュに対して行われた診察、及び、アジュバーデム・アルトゥニザデ病院で受けたMR検査の結果、大腿直筋に張りと腫れがあることが判った。エミルハン・トプチュに対しては、我がクラブのメディカルスタッフが、治療を始めている」。



ベシクタシュ、最後に勝ち点を掬い出した(ソズジュ紙+ファナティック紙補綴 25. 4. 8)

際どくPKを決めたジェドソン・フェルナンデス(左)を讃えるムスタファ・ハキモウル(右)(フォトマッチ紙) ラファ・シルヴァ(左)ヤシン・オズジャン(右)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ・リーグ第30節で、ベシクタシュが、10人になってしまった試合で、カスムパシャと1:1で引き分けた。ベシクタシュは、3位争いをしているサムスン・スポルが負けた週にも拘わらず、そのチャンスを活かせなかった。

 トルコ・リーグ第30節で、ベシクタシュが、カスムパシャとのアウェー戦を戦った。ベシクタシュは、10人になってしまった試合を、1:1で引き分けた。

                 試合経過

 前半7分、ヤシン・オズジャンからのロングパスでボールを得たママドゥ・ファルが、ペナルティエリアのゴール左斜め前からシュートを放つとゴールが決まったが、オフサイド判定でゴールは認定されなかった。
 同14分、カスムパシャが、ベン・ウーアンヌのゴールで先制した。ママドゥ・ファルからのパスを、ペナルティエリアで得たベン・ウーアンヌが、ゴール左斜め前から放った強烈なシュートが、ヨナス・スヴェンソンに当たり、メルト・ギュノクの傍らを抜けゴールインしたのだった。1:0。
 同22分、ベシクタシュがゴールに迫った。チーロ・インモービレから出たパスを、ペナルティエリアで受けたラファ・シルヴァが、GKと1対1となったところから放ったシュートが、上のバーに当たり跳ね返されてしまったのだった。
 同43分、ベシクタシュが10人になった。タイップ・タルハ・サヌチが、ヤシン・オズジャンに対して執った激しい行為に対し、カディル・サーラム主審は、タイップ・タルハ・サヌチに対し、一旦はイエローカードを出した。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認に入った同主審は、直接のレッドカードを出し、退場処分としたのだった。
 後半16分、アルトゥール・マスアクが右コーナーキックを蹴り、ペナルティエリアへとボールを放り込むと、そのボールを得たアレックス・オックスレイド・チェンバレンがシュートを試みたが、ボールは、バーの上を越えて外に出て行ってしまった。
 同29分、サリフ・ウチャンから出たパスを、ペナルティエリアで得たムスタファ・ハキモウルがシュートを放つも、ボールは相手ディフェンスに当たり、コーナーキックに替わった。
 同36分、ジョシプ・ブレカロが、ペナルティエリアへと送ったセンタリングに合わせて、ママドゥ・ファルがヘディングシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。
 同39分、ディフェンスの裏に送られたボールに反応して動いたママドゥ・ファルが、グランダーのボールで、ペナルティエリアへと送ると、それに合わせて、ハリス・ハジュラディノヴィッチがシュートを放つとゴールインした。だが、オフサイド判定で、ゴールは認定されなかった。
 同43分、ジョシプ・ブレカロが、サリフ・ウチャンに対して執ったチェックに対し、PKが宣告された。同44分、そのPKをジェドソン・フェルナンデスが蹴り、ボールは、GKが飛んだとは逆方向に向かい、ゴールが生まれた。1:1。
 同ロスタイム3分、ガブリエル・パウリスタが、絶好機を防ぎ、同ロスタイム4分には、ヨナス・スヴェンソンが防いだ。ハリス・ハジュラディノヴィッチが放ったグランダーの強いシュートが、メルト・ギュノクを抜けたにも拘わらず、ヨナス・スヴェンソンが、際どくゴールライン上からクリアしたのだった。
 この試合、他のゴールは生まれず、ベシクタシュは、勝ち点を48に伸ばした。3位争いをしているサムスン・スポルが負けた週だったにも拘わらず、そのチャンスを活かせなかった。UEFA欧州リーグへの参戦権を得たいベシクタシュは、そのサムスン・スポルとの勝ち点差を3に縮めた。

【カスムパシャ】アンドレアス・ギアニオティス=ニコラス・オポク、ヤシン・オズジャン(後半20分:カフー)、カミル・ピョンツコフスキ=ジョン・エスピノーサ、ハリス・ハジュラディノヴィッチ、アイタッチ・カラ(後半32分:ジョシプ・ブレカロ)、ベン・ウーアンヌ、ケヴィン・ロドリゲス=ジャン・ケレシュ、ママドゥ・ファル
【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、エミルハン・トプチュ(前半17分:タイプ・タルハ・サヌッチ)、アルトゥール・マスアク=アレックス・オックスレイド・チェンバレン(後半37分:ケニー・アロヨ)、ジェドソン・フェルナンデス=エルネスト・ムチ(後半27分:サリフ・ウチャン)、ラファ・シルヴァ、ジョアン・マリオ(後半1分:ミロト・ラシチャ)=チーロ・インモービレ(後半1分:ムスタファ・ハキモウル)



フェネルバフチェ 4:1 トラブゾン・スポル(ヒュリエット紙+ベイン・スポル補綴 25. 4. 7)

アンデルソン・タリシカ(フェネルバフチェ公式HP) ドゥサン・タディッチ(上)アリフ・ボシュルク(下)(フェネルバフチェ公式HP)  フェネルバフチェが、一旦は0:1とリードを許したトルコ・リーグ第30節のトラブゾン・スポル戦を、4:1で制した。そして、首位との勝ち点差を3に縮めた。

 トルコ・リーグ第30節で、フェネルバフチェとトラブゾン・スポルが対峙した。ウルケル・スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェが、4:1というスコアで勝った。トラブゾン・スポルは、前半ロスタイム4分、デニス・ドゥラグシュのゴールで先制して、前半は、0:1とリードして終わった。フェネルバフチェは、後半6分に、アンデルソン・タリシカがPKを決め、同点に追いついた。同15分、ミラン・シュクリニアルが、スコアを2:1とするゴールを決めた。同19分には、アンデルソン・タリシカが舞台に上がり、点差を2に拡げた。そして、最後のゴールもアンデルソン・タリシカが決め、ハットトリックとなり、この試合のスコアを決したのだった。
 この結果、勝ち点を68に伸ばしたフェネルバフチェは、首位のガラタサライとの勝ち点差を3と縮めた。一方、トラブゾン・スポルは、同36に留まった。フェネルバフチェは、次節では、シワス・スポルとのアウェー戦を、トラブゾン・スポルは、ホームにチャイクル・リゼを迎える。

                 試合経過

 前半20分、エディン・ジェコから出たパスを、左サイドで受けたアラン・サン・マクシマンが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前からシュートを放つも、ボールは、GKウーウルジャン・チャクルを抜けたが、ゴールラインとは平行に流れて行ってしまった。
 同25分、ペドロ・マルヘイロのバックパスのカットに入ったソフィアン・アンバラートが、ループシュートを試みたが、GKウーウルジャン・チャクルが、際どくパンチングで防いだ。
 同29分、オレクサンドル・ズブコフが、右サイドでゴールライン際まで持ち込み、内へと折り返すと、ゴールエリアにいたシモン・バンザが、ヘディングシュートを放った。だが、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。
 同36分、アラン・サン・マクシマンからのパスを、ペナルティエリア内で得たセバスティアン・シマンスキが、ゴール左斜め前からシュートを放つと、ボールは、上のバーを直撃してピッチに跳ね返った。好機は続いたが、ディフェンダーがクリアしてしまった。
 同ロスタイム2分、左コーナーキックに対し、ヘッドでの競り合いとなり、ボールがこぼれ、ペナルティエリア・ライン手前にいたアラン・サン・マクシマンの前に転がった。それに合わせて、アラン・サン・マクシマンが強いシュートを試みたが、GKウーウルジャン・チャクルが、際どいところでパンチングで防いだ。
 同ロスタイム4分、カウンター攻撃で、シモン・バンザが、ペナルティエリア内へとボールを持ち込み、左側にいたデニス・ドゥラグシュにボールを預けた。フリーだったデニス・ドゥラグシュの放ったシュートは、フェネルバフチェのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 後半4分、ブライト・オシャイ・サミュエルが、右サイドのペナルティエリア・ライン上で、ムスタファ・エスキヘラッチのチェックを受けピッチに倒れた。判定は、最初はフリーキックとしたメフメト・テュルクメン主審だったが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、PKを宣告した。
 同6分、そのPKを、アンデルソン・タリシカが蹴ると、ボールは、トラブゾン・スポルのゴール右下隅に収まった。1:1。
 同15分、フェネルバフチェの攻撃で、ペナルティエリアへとボールを持ち込んだドゥサン・タディッチが、ミラン・シュクリニアルにボールを回した。そのミラン・シュクリニアルが放ったシュートが、トラブゾン・スポルのゴールネットを揺らした。2:1。
 同19分、アラン・サン・マクシマンが、左サイドから内へと折り返したボールに合わせて、アンデルソン・タリシカが放ったシュートが、トラブゾン・スポルのゴールネットに収まった。3:1。
 同32分、セバスティアン・シマンスキが、右サイドからセンタリングを入れると、トラブゾン・スポルのディフェンスが、ペナルティエリアの外にクリアしようとしたボールを捉えたアンデルソン・タリシカが放ったヴォレーシュートが、トラブゾン・スポルのゴールネットにを揺らした。4:1。

【フェネルバフチェ】ドミニク・リヴァコヴィッチ=ブライト・オシャイ・サミュエル、ミラン・シュクリニアル、アレクンデル・ジク(後半1分:アンデルソン・タリシカ)、メルト・ミュルドゥル=フレッド、ソフィアン・アンバラト=ドゥサン・タディッチ(後半22分:チャーラール・ソユンジュ)、セバスティアン・シマンスキ(後半36分:イルファン・ジャン・カフヴェジ)、アラン・サン・マクシマン(後半22分:オウズ・アイドゥン)=エディン・ジェコ(後半41分:ジェンク・トスン)
【トラブゾン・スポル】ウーウルジャン・チャクル=ペドロ・マルヘイロ、ステファン・サヴィッチ、オカイ・ヨクシュル、アリフ・ボシュルク(後半25分:セルダル・サートチ)=バティスタ・メンディ(後半35分:アンソニー・ンワケメ)、ジョン・ランドストラム(後半20分:オザン・トゥファン)=デニス・ドゥラグシュ(後半20分:エディン・ヴィスチャ)、オレクサンドル・ズブコフ、ムスタファ・エスキヘラッチ(後半25分:ジハン・チャナク)=シモン・バンザ



アンタルヤ・スポル、サムスン・スポルを手ぶらで追い返す(NTV改 25. 4. 6)

アドルフォ・ガイチ(アンタルヤ・スポル公式HP) ムサ・ジェネポ(左)ゼキ・ヤウル(右)(アクシャム紙)  アンタルヤ・スポルが、ソネル・ディクメンとアドルフォ・ガイチのゴールで、サムスン・スポルを2:1でくだした。トルコ・リーグで3試合連続で勝っていないサムスン・スポルは、3位確保にリスクを負うことになった。一方のアンタルヤ・スポルは、これで、ホームでの連勝が4に伸びた。

 アンタルヤ・スポルが、トルコ・リーグ第30節で、サムスン・スポルをホームに迎えた。コレンドン航空パーク・アンタルヤ・スタジアムで行われたこの試合、ホームのアンタルヤ・スポルが2:1とリードを保ったまま終わった。アンタルヤ・スポルに勝利をもたらしたゴールは、前半45分にソネル・ディクメン、後半39分にアドルフォ・ガイチが決めた。後半7分に、ゼキ・ヤウルがゴールを決めたが、それだけでは、サムスン・スポルの敗北を防ぎえなかった。サムスン・スポルは、この結果、トルコ・リーグで3試合連続で、勝利から見放されることになった。サムスン・スポルは、勝ち点51で、2試合が多いなか、勝ち点47で3位につけている。トルコ・リーグでホームの戦いで4連勝を遂げることになった、勝ち点39のアンタルヤ・スポルは7位につけている。

                 試合経過

 前半18分、サンデル・ファン・デ・ストリークが、右サイドからセンタリングを入れると、それに合わせて、ペナルティエリア内にいたブライアン・サムディオがヘディングシュートを放つも、ボールは、僅かに枠を外れ外に出て行ってしまった
 同24分、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだアルブノル・ムジャがシュートを試みたが、GKケナン・ピリッチが、そのボールを押さえ、ゴールを許さなかった。
 同45分、アンタルヤ・スポルが先制した。ブライアン・サムディオが左サイドからパスを出すと、ゴールライン際で、そのボールをコントロールしたギュライ・ヴラクが、ゴールエリアに向け折り返した。GKオカン・コジュクを抜けたボールを得たソネル・ディクメンが、がら空きとなったゴールマウスに蹴り込んだのだった。1:0。そして、ホームのアンタルヤ・スポルが、1:0とリードをして、前半は終わった。
 後半7分、サムスン・スポルが、スコアを1:1とした。ペナルティエリア近くで得たフリーキックを、ゼキ・ヤウルが蹴ったグランダーのボールが、左サイドバーの下部に当たりゴールインしたのだった。1:1。
 同17分、サムスン・スポルのペナルティエリアでボールを得たサンデル・ファン・デ・ストリークがヘディングシュートを放ったが、GKオカン・コジュクがコントロールしてしまった。
 同39分、アンタルヤ・スポルが2:1と勝ち越した。ヤクブ・カウジンスキがセンタリングを入れると、ボールがGKオカン・コジュクから跳ね返った。そのボールを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で得たアドルフォ・ガイチが放ったシュートが、サムスン・スポルのゴール隅に突き刺さったのだった。2:1。そして、試合は、アンタルヤ・スポルが2:1で制したのだった。

【アンタルヤ・スポル】ケナン・ピリッチ=メルト・ユルマズ(後半23分:ビュンヤミン・バルジュ)、ヴェイセル・サル、タリソン・ケルヴェン、ギュライ・ヴラク(後半36分:アブドゥラヒム・ドゥルスン)=ヤクブ・カウジンスキ、エルダル・ラキプ=サンデル・ファン・デ・ストリーク、ソネル・ディクメン(後半19分:アドルフォ・ガイチ)、ブライアン・サムディオ(後半18分:ムサ・ジェネポ)=サム・ラーション(後半36分:オレクサンドル・ペトルセンコ)
【サムスン・スポル】オカン・コジュク=ゼキ・ヤウル、リュボミール・シャトカ、リック・ファン・ドロンヘレン、ソネル・ギョヌル=ユスフ・エ・ブナッサー(前半9分:ユヌス・エムレ、後半42分:オリヴィエ・エンチャム)、カルロ・ホルセ=キングスリー・シンドラー(後半1分:フラヴィアン・テ)、エムレ・クルンチ(後半38分:ナニ・ディマタ)、アルブノル・ムジャ=マリウス・ムアンディルマジ



カイセリ・スポル、大事な勝ち点3を獲得(TRT 25. 4. 5)

カルタル・カイラ・ユルマズ(フォトマッチ紙) イゼット・チェリク(左)リオネル・キャローレ(右)(アクシャム紙)  トルコ・リーグ第30節で、カイセリ・スポルが、アウェーでアダナ・デミル・スポルを0:2でくだした。降格圏争いを続けているカイセリ・スポルは、この結果、大事な勝ち点3を獲得した。

 新アダナ・スタジアムで行われたこの試合、カイセリ・スポルが喜びに包まれた。カイセリ・スポルは、カルタル・カイラ・ユルマズとステファン・バホーケンのゴールで、0:2のスコアで勝ったのだ。一方、カイセリ・スポルは、ギョクハン・サズダーが、後半ロスタイム4分にレッドカードをもらった。この結果、カイセリ・スポルは勝ち点を24に伸ばした。降格が、既に決定しているアダナ・デミル・スポルは、同ー2だ。

                 試合経過

 前半10分、右サイドでボールを得たラマザン・ジヴェレクが、ペナルティエリアへと入れたセンタリングでボールを得たカルタル・カイラ・ユルマズが放ったシュートが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らした。0:1。
 同23分、カルタル・カイラ・ユルマズが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内でボールを得たジョゼフ・アタマーがヘディングシュートを試みたが、ボールは、GKヴェダト・カラクシュが押さえた。
 同25分、ディフェンスの裏を取ったメフディ・ブーラビアが出したパスで、ペナルティエリアでボールを得たミゲル・カルドーソがシュートを放つも、GKヴェダト・カラクシュがパンチングで防ぎ、コーナーキックに替わった。そして、前半は、カイセリ・スポルが0:1とリードを保ち終わった。
 後半3分、GKヴェダト・カラクシュのロングパスに反応して、相手ディフェンスの裏を採ったサリフ・カウラズルがシュートを放つと、GKビラル・バヤズィットがパンチングで防いだ。攻撃は続き、ナビル・アリウイから出たパスに合わせて、ゴール左斜め前からオスマン・カイナクがシュートを試みるも、GKビラル・バヤズィットがゴールを許さなかった。
 同7分、リオネル・キャローレから出たパスを受け、左サイドでボールをコントロールしたミゲル・カルドーソが、ペナルティエリアへセンタリングを入れると、そのボールを得たステファン・バホーケンが放ったシュートが、アダナ・デミル・スポルのゴールネットを揺らした。0:2。
 同30分、ペナルティエリアでボールを得たメフディ・ブーラビアが放ったシュートは、ゴールポストを直撃してピッチに跳ね返った。そして、試合は、カイセリ・スポルが0:2で制したのだった。

【アダナ・デミル・スポル】ヴェダト・カラクシュ=アルダ・クルトゥラン、トルガ・カレンデル、ブルハン・エルソイ(後半38分:ユスフ・ブーラ・デミルクラン)、アブドゥルサメト・ブラク、オスマン・カイナク(後半20分:アリ・ヤウズ・コル)=イゼット・チェリク(後半38分:ビュンヤミン・バラト)、マエストロ、タイフン・アイドーアン=サリフ・カウラズル(後半38分:アバト・アイムベトフ)、ナビル・アリウイ(後半20分:オザン・デミルバー)
【カイセリ・スポル】ビラル・バヤズィット=ギョクハン・サズダー、マジド・ホセイニ、ディミトリオス・コロヴェツィオス、リオネル・キャローレ=カルタル・カイラ・ユルマズ(後半44分:メフメット・エライ・オズベク)、ジョゼフ・アタマー(後半28分:ヨー・アッカ)=ラマザン・ジヴェレク(後半34分:カルロス・マヌ)、メフディ・ブーラビア(後半34分:バラン・アリ・ゲゼク)、ミゲル・カルドーソ=ステファン・バホーケン(後半28分:ドゥケンス・ナゾン)



ギョズテペ、ベシクタシュをトルコ杯の埒外へ(ソズジュ紙 25. 4. 4)

イスマイル・キョイバシュ(左)ミロト・ラシチャ(右)(ベシクタシュ公式HP) ロムロ・カルドーソ(ギョズテペ公式X)  トルコ杯準々決勝で、ベシクタシュが、ギョズテペに1:3で敗れた。10人になったベシクタシュを、1:0とリードされたところから生き返り、ロムロ・カルドーソのハットトリックで勝ったギョズテペは、50年ぶりに準決勝進出を決め、その準決勝ではトラブゾン・スポルと対峙する。

 トルコ杯準々決勝で、ベシクタシュが、ホームにギョズテペを迎えた。トルコ杯の昨季の優勝クラブのベシクタシュは、先制しながら、ギョズテペに1:3で敗れた。
 前半30分、ベシクタシュが、エルネスト・ムチのゴールで先制した。中盤から始まった攻撃で、ラファ・シルヴァのスルーパスに反応して、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入ったエルネスト・ムチが、グランダーのシュートを放つと、ボールは、ギョズテペの右ゴール隅に突き刺さったのだった。1:0。
 同36分、ロムロ・カルドーソがヘッドで送ったパスを、ペナルティエリア内でコントロールしたホアン・サントスが、タイプ・タルハ・サヌッチのチェックを受けピッチに倒れると、アッティラ・カラオーラン主審は、ダイレクトでレッドカードを出したため、ベシクタシュは10人になってしまった。
 好機が続いたギョズテペは、同38分、ロムロ・カルドーソのゴールで同点に追いついた。ペナルティエリア内で得たフリーキックを、ロムロ・カルドーソが蹴り、グランダーのボールで、直接左ゴール隅を狙うと、ボールは、左サイドバーに当たりゴールインしたのだった。
 後半15分、アレックス・オックスレイド・チェンバレンとエミルハン・トプチュとの間で、緊張が走った。2人の間で手を出すところまで行ったため、両チームの選手が、間に入り、2人を離さねばならなかった。アレックス・オックスレイド・チェンバレンは、同25分、オーレ・グンナー・スールシャー監督により下げられ、替わりにアミル・ハジャフメトヴィッチが投入された。
 同23分、ギョズテペが、とってもゴールに迫った。ロムロ・カルドーソが出したパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たホアン・サントスが、強烈なシュートを放った。だが、GKエルシン・デスタノウルは、バーにも助けられ、ゴールを許さなかった。
 同32分、ペナルティエリア内で、アルトゥール・マスアクが手を使ったとして、主審はPKを指示した。同34分、このPKを、ロムロ・カルドーソが蹴り、ギョズテペのゴールが生まれたのだった。1:2。
 同36分、ギョズテペが、ロムロ・カルドーソのゴールで、点差を2と拡げた。ディフェンスから、前線へと送られたボールに反応して、ディフェンスの裏に向け動いたロムロ・カルドーソが、ベシクタシュのエミルハン・トプチュより前にボールをコントロールして、ペナルティエリア内へと持ち込んだ。そして、GKの頭上を越えるループシュートを放つと、これが決まったのだった。1:3。
 同ロスタイム7分、ギョズテペのエメルソン・コッレイア・ダ・シルヴァがゴールを決めたが、ヴィデオ判定システムでの確認後、手を使っていたとして、ゴールは認定されなかった。
 そして、他のゴールは生まれず、ベシクタシュのトルコ杯からの敗退が決まった。50年ぶりに準決勝進出を決めたギョズテペは、その準決勝ではトラブゾン・スポルと対峙する。

【ベシクタシュ】エルシン・デスタノウル=ヨナス・スヴェンソン、タイプ・タルハ・サヌッチ、エミルハン・トプチュ(後半38分:セミフ・クルチソイ)、アルトゥール・マスアク=アレックス・オックスレイド・チェンバレン(後半25分:アミル・ハジャフメトヴィッチ)、ジェドソン・フェルナンデス=ミロト・ラシチャ(後半38分:チーロ・インモービレ)、ジョアン・マリオ(前半39分:ガブリエル・パウリスタ)、エルネスト・ムチ(後半25分:ムスタファ・ハキモウル)=ラファ・シルヴァ
【ギョズテペ】アルダ・オズチメン=マルコム・ボケレ、ヘリトン・ティト、コライ・ギュンター(後半37分:タハ・アルトゥカルデシュ)=ラッセ・ニールセン、アンソニー・デニス、ドーアン・エルドーアン(後半ロスタイム2分:松木玖生)、イスマイル・キョイバシュ=ダヴィド・ティヤニッチ(後半1分:ヴィクトール・フーゴ)=ロムロ・カルドーソ(後半41分:クビライ・カナツクシュ)、ホアン・サントス(後半37分:エメルソン・コッレイア・ダ・シルヴァ)



息を呑んだダービーマッチはガラタサライが征す(ソズジュ紙 25. 4. 3)

ヴィクトール・オシムヘン(アクシャム紙) フレッド(左)マリオ・レミナ(右)(フェネルバフチェ公式HP)  トルコ杯準々決勝で、フェネルバフチェが、ホームにガラタサライを迎えた。素晴らしい攻防を見せた試合となったが、ガラタサライが1:2で勝った。この結果、ガラタサライが、トルコ杯準決勝に進出することになった。

 トルコ杯準々決勝で、フェネルバフチェとガラタサライが、ウルケル・スタジアムで対峙した。試合は、かなりテンポよく始まった。前半7分に、ガラタサライが、危険な場面を作った。ペナルティエリア内でボールを得たエレン・エルマルが出したパスを、ルカス・トレイラが、ヒールを使ってボールをガブリエル・サラに預けた。そのガブリエル・サラが、至近距離からシュートを放つと、際どく、シュートコースにディフェンダーが入り、コーナーキックに替わった。同8分、左コーナーキックで、ガブリエル・サラがニアサイドへ向け放り込んだ。その位置に、アブドゥルケリム・バルダクチュが走り込み、ヘディングシュートを放つと、フィリップ・コスティッチが、そのコースに入り、ボールが枠を捉えるのを防いだ。同10分、ガラタサライが先制した。中盤から出されたロングボールに対し、チャーラール・ソユンジュが触れる前に、バルシュ・アルペル・ユルマズが触れると、ボールは、ヴィクトール・オシムヘンの前に転がった。そのヴィクトール・オシムヘンが、ペナルティエリア内ゴール右斜め前から放った強烈なシュートが、フェネルバフチェのゴールネットに突き刺さったのだった。0:1。同24分、左コーナーキックが蹴られると、それに合わせて、カーン・アイハンがヘディングシュートを放つと、ボールは、フィリップ・コスティッチから跳ね返った。跳ね返ったボールを、カーン・アイハンが、再び得ると、再度、シュートを試みた。だが、ここでも、フィリップ・コスティッチが邪魔をした。だが、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、ジハン・アイドゥン主審が映像確認ののち、フィリップ・コスティッチが手を使ったとして、PKを宣告した。同27分、そのPKを、ヴィクトール・オシムヘンが蹴ると、ボールは、イルファン・ジャン・エーリバヤトが防ごうとしたが、その左を抜け、フェネルバフチェのゴール隅に入ったのだった。同ロスタイム1分、フェネルバフチェが、点差を1に縮めた。フィリップ・コスティッチが出したパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったアンデルソン・タリシカが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前からシュートを放つと、GKギュナイ・ギュヴェンチが防いだが、そのボールに対しスライディングを見せたセバスティアン・シマンスキが仕上げを行ったのだった。1:2。
 試合の後半に入ると、息を呑む攻防となった。フェネルバフチェは、同点に追いつこうと、また、ガラタサライは、点差を拡げようと、お互いのゴールに向かった。お互いのゴールマウスに危険な場面を作っていたが、終盤、空気が張り詰めた。そして、喧嘩が勃発した。控えのベンチにいたケレム・デミルバイ、バルシュ・アルペル・ユルマズ、メルト・ハカン・ヤンダシュ、サルヴァトーレ・フォティは、その結果、レッドカードをもらってしまった。試合の方は、他にゴールの声は上がらず、ガラタサライが1:2で勝った。この結果、ガラタサライが、トルコ杯準決勝に進出した。ガラタサライは、その準決勝では、コンヤ・スポルと対峙する。

【フェネルバフチェ】イルファン・ジャン・エーリバヤト=チャーラール・ソユンジュ(後半19分:メルト・ミュルドゥル)、ミラン・シュクリニアル、ユスフ・アクチチェッキ=オウズ・アイドゥン(後半34分:ドゥサン・タディッチ)、ソフィアン・アンバラト、フレッド、フィリップ・コスティッチ(後半20分:アラン・サン・マクシマン)=セバスティアン・シマンスキ=アンデルソン・タリシカ、ユスフ・エン・ネシリ(後半30分:エディン・ジェコ)
【ガラタサライ】ギュナイ・ギュヴェンチ=カーン・アイハン、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エレン・エルマル=ルカス・トレイラ、マリオ・レミナ(後半17分:プジェミスワフ・フランコフスキ)=ユヌス・アクギュン(後半32分:ロランド・サライ)、ガブリエル・サラ、バルシュ・アルペル・ユルマズ(後半41分:アフメド・クトゥジュ)=ヴィクトール・オシムヘン(後半41分:アルヴァロ・モラタ)



コンヤ・スポル、ミスを犯さず! トルコ杯準決勝進出、一番手(アクシャム紙 25. 4. 2)

メフメット・マヌシュ(左)ルーカ・プリプ(右)(アクシャム紙) メリヒ・イブラヒモウル(サバハ紙)  トルコ杯準々決勝で、1部リーグ所属のコンヤ・スポルが、このトーナメントで輝きを放つイスケンデルン・スポルを3:0でくだした。

 コンヤ・スポルが、この結果、準決勝進出の一番手となった。後半20分に、ウムト・ナイルのゴールが、1:0と先制するものとなった。同39分に、メリヒ・イブラヒモウルが、点差を2とするゴールを決めた。そして、同ロスタイム2分、ジョシプ・カルシッチが、この試合のスコアを決するゴールを決めた。一方、コンヤ・スポルは、前半ロスタイム6分には、ウムト・ナイルがPKを蹴ったが、枠の外に蹴り出してしまった。この試合を制したコンヤ・スポルは、トルコ杯準決勝に駒を進めた。一方のイスケンデルン・スポルは、トルコ杯からの敗退が決まった。コンヤ・スポルは、準決勝では、フェネルバフチェとガラタサライの、いずれか勝った方と対峙する。

                 試合経過

 前半17分、ルーカ・プリプからのパスでボールを得たトゥナハン・タシュチュがシュートを放つと、僅かに枠の傍らを逸れ、外に出て行った。
 同41分、アラッサーヌ・ンダオからのパスでボールを得たルーカ・プリプが、ペナルティエリアから強いシュートを放つと、GKオヌル・ジャン・オズデミルがコーナーキックに替えた。
 同ロスタイム2分、コンヤ・スポルがPKを獲得した。アラッサーヌ・ンダオがセンタリングを入れると、ペナルティエリア内にいたウラシュ・ゼンギンが、手でボールに触れたとして、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受けたオザン・エルギュン主審が、PKを宣告した。
 同ロスタイム5分、そのPKを、ウムト・ナイルが蹴るも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 後半20分、コンヤ・スポルが先制した。右サイドでボールを得たアラッサーヌ・ンダオがセンタリングを入れると、それに合わせてジャンプを見せたウムト・ナイルのヘディングシュートが炸裂、イスケンデルン・スポルのゴールネットが揺れたのだった。1:0。
 同31分、ペドリーニョのスルーパスを、ペナルティエリアで受けたアラッサーヌ・ンダオが、強いシュートを放つも、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。
 同38分、コンヤ・スポルが、点差を2に拡げた。ウムト・ナイルがペナルティエリア内から出したパスに合わせて、メリヒ・イブラヒモウルが放ったシュートが、イスケンデルン・スポルのゴールネットを揺らした。2:0。
 同ロスタイム2分、コンヤ・スポルが点差を3とした。メリヒ・イブラヒモウルがコーナーキックを蹴ると、ジャンプ一番、ジョシプ・クラウシッチのヘディングシュートが決まり、ゴールが生まれた。3:0。

【コンヤ・スポル】デニズ・エルタシュ=アブドゥラーマン・ウレシン、リーシェドリー・バズール、ジョシプ・カルシッチ、ヤシル・スバシュ=オーウルジャン・ウルギュン=ハミドゥ・ケイタ(後半12分:メリヒ・イブラヒモウル)、モルテン・ビョルロ(後半12分:ペドリーニョ)、ルーカ・プリプ(後半37分:カーン・アクヤズ)、トゥナハン・タシュチュ(前半28分:アラッサーヌ・ンダオ)=ウムト・ナイル
【イスケンデルン・スポル】オヌル・ジャン・オズデミル=エルバイ・エケル(後半45分:アブドゥラーマン・クユジュ)、カディル・トゥルハン、ウラシュ・ゼンギン、アフメット・ビレル=トゥルハン・トゥズラジュク(後半26分:ケレム・クルシュン)、デヴラン・シェンユルト=メフメット・マヌシュ、セルダルジャン・エラルプ(後半37分:エルデム・ジャン・ポラト)、モハメッド・カリリ(後半45分:ベラト・ユルマズ)=ムハメット・ベシル



エユップ・スポル 1:3 バシャクシェヒル・スポル(ベイン・スポル 25. 4. 1)

クルズィストフ・ピアテク(左)ロビン・ヤルチュン(右)(ハベル・テュルク紙) イヴァン・ブルニッチ(バシャクシェヒル・スポル公式HP)  トルコ・リーグ第29節で、エユップ・スポルが、ホームでバシャクシェヒル・スポルに1:3で敗れた。

 アウェーのバシャクシェヒル・スポルのゴールは、前半22分にイヴァン・ブルニッチ、後半29分にオリヴィエ・ケメン、同40分にユスフ・サルが決めた。ホームのエユップ・スポルの唯一のゴールは、前半29分にプリンス・アンペムが決めたものだった。この結果、エユップ・スポルは勝ち点が44に留まったのに対し、バシャクシェヒル・スポルは同39に伸ばした。

                 試合経過

 前半9分、エムレ・アクババが左コーナーキックを蹴ると、ファーサイドでボールをコントロールしたロビン・ヤルチュンがシュートを放った。前に出ていたGKベルケ・オゼルだったが、スペースを狭めることで、コーナーキックに替えた。
 同22分、アウェーのバシャクシェヒル・スポルが先制した。ユスフ・サルから出たパスを、ペナルティエリア内右サイドのゴールライン際で得たミゲル・クレスポが、ダイレクトでゴールエリアに向けボールを送った。ニアサイドで、それを捉えたウムト・ギュネシュがシュートを放つと、ボールは、GKベルケ・オゼルから跳ね返った。自分の前に転がって来たボールを、ウムト・ギュネシュは内へと折り返した。ゴール前にいたロビン・ヤルチュンからこぼれたボールは、ファーサイドへと流れ、それを捉えたイヴァン・ブルニッチが、強いシュートを放つと、GKベルケ・オゼルが防ごうとしたが、ボールはエユップ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。
 同26分、エユップ・スポルが同点に追いついた。ディフェンスがクリアしたボールを、中央部でオメル・アリ・シャヒネルから奪ったハリル・アクブナルが、ペナルティエリアまで持ち込んだ。GKムハッメド・シェンゲゼルと1対1となったハリル・アクブナルが、その側へと攻撃参加していたプリンス・アンペムへとボールを預けた。そのガーナ人選手プリンス・アンペムがゴールを決めたのだった。1:1。
 同29分、ミゲル・クレスポの出したスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったクルズィストフ・ピアテクが、GKと1対1となった。そして、シュートを放つも、GKベルケ・オゼルが立ちはだかり、ゴールを許さなかった。
 後半29分、バシャクシェヒル・スポルが、再度、リードを奪った。中盤でボールを得て、右サイドにいたユスフ・サルを使ったオリヴィエ・ケメンが、ペナルティエリアへ向けてのランニングを続けた。ユスフ・サルが、グランダーのセンタリングを入れることで生まれた混戦のなか、ゴールエリア手前で、ボールは宙に上がった。その混戦のなか、バイシクルシュートを見せたオリヴィエ・ケメンが、見事にゴールを決めたのだった。1:2。
 同41分、バシャクシェヒル・スポルが、点差を2と拡げた。GKムハッメド・シェンゲゼルが、ロングフィードを見せると、中盤にいたフィリップ・ケニーが頭で落とした。左タッチライン上でボールを得たユスフ・サルが、ペナルティエリアまで持ち込み、狙い澄ましたシュートを放つと、これがエユップ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。1:3。

【エユップ・スポル】ベルケ・オゼル=ル−ベン・ヴェゾ、ロビン・ヤルチュン、ルカス・クラロ、ウムト・メラシュ=メリヒ・カバサカル(後半39分:ハムザ・アクマン)=プリンス・アンペム、エムレ・アクババ(後半39分:ヒュセイン・マルダル)、ヤルチュン・カヤン(後半28分:ドルクハン・トコズ)、ハリル・アクブナル(後半32分:ウムト・ボゾク)=マメ・ティアム
【バシャクシェヒル・スポル】ムハッメド・シェンゲゼル=オメル・アリ・シャヒネル(後半17分:ジェローム・オポク)、レオ・ドゥアルテ(後半45分:フェスティ・エボセレ)、ウーセーヌ・バ、クリストファー・オペリ=ミゲル・クレスポ、ベラト・オズデミル=ユスフ・サル、ウムト・ギュネシュ(後半17分:オリヴィエ・ケメン)、イヴァン・ブルニッチ(後半40分:ジョアオ・フィゲレイド)=クルズィストフ・ピアテク(後半40分:フィリップ・ケニー)



フェネルバフチェのフレッドの状態が判った(スター紙 25. 3.31)

フレッド(CNNトルコ)  フェネルバフチェのMFフレッドが、故障から恢復して、チームに合流して練習を再開した。ブラジル人選手フレッドは、ガラタサライとのダービーマッチに出場できるとのことだ。

 この水曜日に行われるガラタサライとの一戦に臨むフェネルバフチェは、その準備のための練習を始めた。そのフェネルバフチェに朗報が入った。故障の癒えたフレッドが、チームに合流して練習を再開したのだ。 フレッドは、ガラタサライと行うトルコ杯の一戦に間に合うことと考えられている。32歳になっているフレッドは、故障のため、ボドルゥム・スポル戦には出場できなかった。フェネルバフチェで、今季36試合に出場しているフレッドは、ここまで4ゴール8アシストを記録している。



ベシクタシュ 2:1 ガラタサライ(ヒュリエット紙 25. 3.30)

ラファ・シルヴァ(ベシクタシュ公式HP) ダヴィンソン・サンチェス(左)ジョアン・マリオ(右)(ベシクタシュ公式HP)  ベシクタシュが、トルコ・リーグ第29節で、ガラタサライを2:1でくだした。ガラタサライは、今季のトルコ・リーグでの初の負け試合となった。

 トルコ・リーグ第29節で、ベシクタシュとガラタサライが対峙した。テュプラシュ・スタジアムで行われたこの試合、ベシクタシュが、2:1のスコアで勝った。ベシクタシュは、前半23分にラファ・シルヴァのゴールで先制した。ガラタサライは、同45分、ルカス・トレイラが、それに応じた。後半21分、舞台に上がったのはジェドソン・フェルナンデスだった。このゴールで、ベシクタシュが、再度、リードを奪った。残りの時間では、他のゴールは生まれず、ベシクタシュが勝利を得たのだった。
 ガラタサライは、プジェミスワフ・フランコフスキが、前半36分に、ヴィデオ判定システムでの確認後、レッドカードをもらい、退場処分となった。一方、ベシクタシュでは、後半ロスタイム6分に、セミフ・クルチソイがレッドカードをもらい、10人になってしまった。
 この結果、トルコ・リーグで、初の負け試合となったガラタサライは、勝ち点は71に留まった。ベシクタシュは、同47に伸ばした。ガラタサライは、昨季、ホームで、フェネルバフチェに負けて以後、28試合を行い23勝5分けだった。

                 試合経過

 前半4分、アルトゥール・マスアクが右コーナーキックを蹴ると、それに合わせて、ジェドソン・フェルナンデスが、ゴールエリアでヘディングシュートを放つも、ボールは、僅かに枠の上を越えて外に出て行ってしまった。
 同23分、ジョアン・マリオから出たパスを受けたラファ・シルヴァが、左サイドからペナルティエリアへと持ち込み、ダヴィンソン・サンチェスをフェイントでかわし、ゴール斜め前から放ったシュートが、ニアのゴール隅に突き刺さった。1:0。
 同30分、ガブリエル・サラが、ペナルティエリア手前ゴール左斜め前から強烈なシュートを放ったが、GKメルト・ギュノクが、ファーのゴール隅を捉えていたボールを、胸に収めた。
 同33分、エミルハン・トプチュが、相手ディフェンスの裏を狙い、浮かし球でロングパスを送ったのに反応して動いたエルネスト・ムチが、ゴール左斜め前からペナルティエリア内へと入ると、プジェミスワフ・フランコフスキのファウルを受け、止められた。
 同36分、プジェミスワフ・フランコフスキがエルネスト・ムチに対して執ったアクションに対しイエローカードを出したヤシン・コル主審だったが、ヴィデオ判定システム審判から警告が入り、映像確認後、イエローカードを取り消しレッドカードを出したことで、プジェミスワフ・フランコフスキは退場処分となってしまった。
 同37分、フリーキックでパス交換をしたあと、ミロト・ラシチャが、ゴール左斜め前から強いシュートを放つと、ボールは、まずバルシュ・アルペル・ユルマズに、次いでルカス・トレイラに当たり、僅かにバーの上を越えて外に出て行った。
 同45分、アブドゥルケリム・バルダクチュからのパスを受けたルカス・トレイラが、枠を正面に捉えるポジションを取ったあと、ペナルティエリアの手前から強烈なシュートを試みると、これが、GKメルト・ギュノクの右を抜け、ベシクタシュのゴールネットを揺らした。1:1。
 後半21分、ジョアン・マリオが、ペナルティエリア・ライン上ゴール左斜め前からシュートを放つと、ゴール前にいたジェドソン・フェルナンデスが仕上げを行ない、ゴールが生まれた。2:1。
 同30分、ミロト・ラシチャが、右サイドからセンタリングを入れると、ジョアン・マリオが胸トラップで落とし、そのボールを捉えたラファ・シルヴァがシュートを試みるも、GKムスレラが、際どくコントロールしてしまった。
 同34分、ジョアン・マリオが、左サイドから内へと折り返したボールを受けたミロト・ラシチャが、右にいたセミフ・クルチソイにパスを出した。走り込んできたセミフ・クルチソイがシュートを放つと、ムスレラが、これを防ぎ、ボールはピッチに跳ね返った。
 同ロスタイム6分、ヴィデオ判定システム審判からの警告を受け、映像確認を行ったヤシン・コル主審は、ダヴィンソン・サンチェスに対して執った行為を咎め、セミフ・クルチソイに対しレッドカードを出した。

【ベシクタシュ】メルト・ギュノク=ヨナス・スヴェンソン、ガブリエル・パウリスタ、エミルハン・トプチュ、アルトゥール・マスアク=アレックス・オックスレイド・チェンバレン、ジェドソン・フェルナンデス=ミロト・ラシチャ、ジョアン・マリオ(後半40分:ムスタファ・ハキモウル)、エルネスト・ムチ(後半20分:セミフ・クルチソイ)=ラファ・シルヴァ(後半ロスタイム3分:サリフ・ウチャン)
【ガラタサライ】フェルナンド・ムスレラ=プジェミスワフ・フランコフスキ、ダヴィンソン・サンチェス、アブドゥルケリム・バルダクチュ、エレン・エルマル=ルカス・トレイラ(後半38分:アフメド・クトゥジュ)、ガブリエル・サラ(後半26分:ドリース・メルテンス)=ユヌス・アクギュン(後半17分:マリオ・レミナ)、アルヴァロ・モラタ、バルシュ・アルペル・ユルマズ=ヴィクトール・オシムヘン


進む メイン・ページ 戻る