2010年 10月 15日(金)午後 10時 38分
昨日は、職場を病気休暇をとり、早めに出て、夕方MR検査を受け、そのまま帰宅。結果は、明日あたりに聞きに行きます。股の付け根あたりの痺れは、若干ましかな。そないなこともあり、今日は、午後に予定している繁昌亭昼席の前に30分、終わってから30分、試し歩きをしてみました。普段、勤務のある日は、仕事がら、日に1万歩は歩いていますので、そのくらいは歩いても、大事には至らない、また、歩き方も、ウォーキングをしていたときのようなスピードは出さないということを心がけて、歩いてみることにしました。いきなりウォーキングを止めるのは、体の他の部分に悪影響があると思ったのです。ということで、繁昌亭に行くために、「京橋」駅から歩いていきました。全部通しで歩くと、30分ちょっとかかりますので、とりあえず30分というところで、インド屋さんがあったので、昼食がてら休憩。ところで、今日、繁昌亭の昼席に行ったのは、大阪書生節協会(旭堂南海・宮村群時)が、初めて登場ということでです。その番組は、次のようなものでした。呂竹「煮売屋」、喬若「看板のピン」、きん太郎「くもんもん式学習塾」、南海・群時「書生節」、団四郎「阿弥陀池」、文太「八五郎出世」、(中入り)、三歩「鯛」、仁嬌「風呂番」、伏見龍水「曲独楽」、染丸「三十石」。本日の最大の聴きもの、それは、文太の高座。まず、家主さんがいいですね。ちょかで落ち着かない八五郎を見る目が、実に暖かい。誰にでも愛されて止まない八五郎、それが、家主の目を通して、くっきりと描かれます。素晴らしい。殿さんにも、八五郎とさしで呑む気分を起こさせなきゃいけないから、序盤のほっこりする描写が大切なんですね。八五郎が、おつるの方に、母親の伝言を伝えるところで、じーんときちゃって、、、涙もろくなりました。染丸の「三十石」も、なかなか聴かせました。伏見街道の部分をちょこっとだけ入れ、中書島の浜へ。時間のこともあるのでしょうが、名前を聴くところ、お女中での妄想と、コンパクトに仕上げ、小気味良く進めていきました。最後は、中書島の橋の上からの女郎たちが声をかけたあと、舟唄を歌って終わりました。注目の書生節は、この高座のために用意した歌でオープニング。続けて、のんき節、東雲節をすれば、あとは、東京節で終わりという、あまりに短いものとなりました。替え歌も、当然、用意をされていました。この三者以外では、特に目新しいもののない高座が続きました。記しておかねばならないのは、団四郎の「阿弥陀池」は、新聞記事は一切カットでした。東京でのカットは、逆に新聞記事を残したものでしたので、カットの仕方も、いろいろです。
繁昌亭が終わると、2回に分けたミニウォーキングの2回目を敢行。繁昌亭から出て、扇町まで行き、再び南森町に戻ってくるというもの。幸い、足腰には、特段目立った痛みなどは出ていないので、明日も、様子を見ながら、同じことを続けてみようかと思っています。南森町に戻り、1時間ほど、いつものネットカフェで時間調整。夜は、関目高殿まで移動し、城北学習センターであった「桂雀三郎withまんぷくブラザース」のコンサートに行ってまいりました。年に3〜4回、当学習センターの主催で、雀三郎一門の落語会が開かれていますが、今日は、コンサートでした。確か、去年も、この時期に、同じコンサートに行きましたから、恒例化するつもりなのかな。だったら、嬉しい限りです。プログラムは、次のようになりました。@ヨーデル食べ放題Aやぐら行進曲B二人のやぐらC浜風ラプソディD思い出の渚Eおばあさんの古時計F遠野物語Gコモエスタ一人鍋H反逆者の歌I江戸の人気者J怖い夜K煮えろ水炊きLあぁ、青春の上方落語Mそれぞれの味N忘れんぼうのサンタクロースOサルサ・デ・ベツバーラ。それぞれ、聴いた記憶のある曲ばかりです。そないに、まんぷくブラザースのコンサートを聴きに行ったわけではないのですが、耳に残りやすいメロディー作りがなされているからでしょう。リピート山中さんの功績大です。そして、ギター二丁に、ウッドベースにマンドリンという組み合わせがいいですね。客層は、舞台に近い前の半分が、歌にとっても反応する人たち、後ろ後半が、鈍い反応。どないしていいのかわからないという層と言えば、いいでしょうか。ま、学習センターというところでの公演ですから、紛れ込んできて、こないな反応をしているのでしょう。
|