2013年 11月 3日(土)午後 11時 32分
今日は、お遊びはお休みの一日。午後に、法事があり大津まで行き、とって返して京橋へ。夕刻から、息子の結婚相手のご両親を交えての会食。ほろ酔いかげんで、帰りの電車のなか、近くで座っている女性二人が、子どもの名前を考えているらしく、あれやこれやと話していた。別に、聞き耳を立てていたわけではないのだけど、一つの名前が、耳に飛び込んできた。「永遠て書いて、とわって、ええ名前や思わへん」「うわっ、それ、ええやん」、自分のツボにはまるところだけが耳に飛び込んできたようです。思わず、心の中で突っ込みました。「それって、千早太夫やないか!」。「千早ふる」という落語を初めて聴いたのは、先代小さんでした。目黒名人会という寄席でのことでした。その頃、「千早ふる」なんてネタを、上方の噺家さんは誰もやらなかったんじゃないかなぁ。今や、定番ネタになってますが、、、。「とわ」なんて名前を考え出す人がいるということは、あの噺の下げは、まんざらでもないってことですね。
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