サッカーのニュースばかりを集めています。試合の報道、移籍の噂、外国で活躍するトルコ人選手のことなど、、、




ガラタサライの新規参入者、イスタンブル入り(TRT 17. 1. 9)

ガリー・ロドリゲス(イエニ・シャファク紙)  ガラタサライが獲得交渉をしているガリー・ロドリゲスが、イスタンブル入りした。

 空路、アテネからイスタンブル・アタテュルク空港に入った26歳のMFガリー・ロドリゲスを、一塊のサポーターが出迎えた。
 空港からは投宿するホテルに入ったガリー・ロドリゲスは、メディカルチェックを受けたあと、ガラタサライへ加入する契約書に調印することにんるものと考えられている。
 ギリシア・リーグのPAOKに所属していたガリー・ロドリゲスは、今季、リーグ戦に12試合出場し、3ゴール、5アシストを記録している。欧州リーグでいいところを見せたガリー・ロドリゲスは、今季、2ゴール、1アシストを記録して、チームに貢献してきた。
 オランダ生まれのガリー・ロドリゲスは、ここまで12回、カーボベルデ代表としてプレーしている。
 ガラタサライは、この移籍につき、移籍金としてPAOKに350万EUROを支払うことになると言われている。



トラブゾン・スポル、オルジャイ・シャハン獲得を考える(TRT 17. 1. 8)

マルティン・カセレス  後半戦に向け準備に余念のないトラブゾン・スポルが、補強を続けている。

 トラブゾン・スポルは、後半戦に向けての準備を、アンタルヤで行っている。フロントの方は、補強に忙しい。2014-15シーズンに、トラブゾン・スポルのユニフォームを着たカール・メジャーニと、移籍について合意に達した。今季は、リーガ・エスパニョーラのレガネスに所属していたアルジェリア人選手メジャーニは、8試合に出場しゴールはあげていない。
 メジャーニは、2014-15シーズンに所属していたトラブゾン・スポルで、38試合に出場して8ゴールをあげるという活躍をした。今季初め、アメリカのダラスからレンタルで獲得したカスティリョについては、買い取ることになった。契約書に書かれた条項に則り、100万ドルが支払われた。
 また、エルスン・ヤナル監督の構想から外れているムハッメト・デミルとセファ・ユルマズは、ガジアンテップ・スポルにレンタルで出した。
 スイスのシオン所属のFWムサ・コナテの獲得交渉は継続中だ。本人とは移籍について合意に達しているトラブゾン・スポルは、移籍金についてクラブ側と交渉を続けているのだ。合意に達すれば、ムサ・コナテは、アンタルヤ・キャンプに招請されることになる。
 トラブゾン・スポルは、これとは別に、ベシクタシュのオルジャイ・シャハンに関心を持っている。オルジャイ・シャハンの移籍は、メフメット・エキジの移籍と絡んで明確になるだろうと考えられる。



マルティン・カセレス、OK!(フォトマッチ紙 17. 1. 7)

マルティン・カセレス  ビュルビュロウル副理事長は、「確かに、マルティン・カセレスと合意に達した」と語った。ウルグアイ人ストッパーのマルティン・カセレスは、イスタンブルでメディカルチェックを受けたあと、何も問題が出なければ、ベレクでのキャンプに合流することになる。

 トラブゾン・スポルが、移籍市場で最も重大な選手を獲得しようとしている。一時、ガラタサライも獲得を目指したこともあったマルティン・カセレスを、トルコに呼び寄せているトラブゾン・スポルは、「土曜日(本日)か日曜日(明日)にでも、イスタンブルに居ることになる」との回答を得た。ムハッレム・ウスタ理事長とエルスン・ヤナル監督は、直に会ったマルティン・カセレスに対し、過去にアキレス腱を傷めたことがあるため、「イスタンブルで、メディカルチェックを入念に受けること」と念を押した。オンデル・ビュルビュロウル副理事長は、この件につき、「マルティン・カセレスと合意に至った。ストッパー問題は解決した。次なるFWの補強に努めているところだ」と述べた。

                  年俸180万EURO

 29歳のマルティン・カセレス自身は、「自分を信じている。問題は何もない」との回答を寄せている。契約書の項目に残る若干の相違の詰めをする最終の交渉ののち、合意に至ると考えられているが、他のクラブが割って入らないように、トラブゾン・スポル側は既に手を打っている模様だ。トラブゾン・スポルは、年俸200万EUROを求める相手に対し、年俸180万EUROを提案したようである。



ガラタサライ、GKがいない(タクヴィム紙 17. 1. 6)

ムスレア(ファナティック紙)"  ガラタサライのムスレラが、左手小指を骨折していることが判った。控えのGKジェンク・ギョネンは、半月板の手術を受けたのに対し、エライは脚の裏の筋肉を傷めしまった。

 後半戦の初戦で、難しいコンヤでのアウェー戦に臨まなければならないガラタサライに衝撃が走っている。ガラタサライの3人のGK、フェルナンド・ムスレア、ジェンク・ギョネン、エライ・イシュジャンが傷んでしまったのだ。ガラタサライが発表したところによると、ムスレアは、左手の小指を骨折していることが明らかになったのだ。

                 手にバンテージを巻いて

 発表では、「練習中、骨の異常を聴き、最初の診察に当たったイエネル・インジェ医師により、ピッチで当の指のところに座らせられたフェルナンド・ムスレアのX線断層写真撮影が行われた。その検査で、左手の小指を骨折していることが判ったムスレラの治療は始められている」とある。昨日、ベレクで行われた練習に、バンテージを巻いて現れたムスレラが、コンヤ・スポル戦に間に合うのは難しいことが明らかになっている。控えのGKジェンク・ギョネンは、膝の半月板損傷で手術を受けた。ムスレラは、カラビュック・スポル戦に、つまり3週間後にチームに合流できることが明らかにされた。

                 ただ、バトゥハンだけが残った

 この衝撃が起こったあとの昨日の練習で、第3GKのエライ・イシュジャンが、脚裏の筋肉を傷めた。これで、ガラタサライの手には、たった1人の健康体のGK、U21チームのバトゥハン・シェンだけが残ることになった。このため、メディカル・スタッフは、ムスレラがコンヤで出場できるよう、緊急体制が敷かれることになった。



ミトロヴィッチ、イスタンブル入り(イエニ・シャファク紙 17. 1. 5)

マテイ・ミトロビッチ"  ベシクタシュが、クロアチアのHNKリエカから獲得したマテイ・ミトロビッチが、トルコ航空便で、午前0時30分にイスタンブルにやって来た。

 ベシクタシュとの移籍交渉を開始したクロアチア人選手マテイ・ミトロビッチが、夜半にイスタンブルに到着した。空路ザグレブからアタテュルク空港に入ったマテイ・ミトロビッチを、ベシクタシュの関係者が出迎えた。
 空港から投宿先のホテルへと案内を受けたマテイ・ミトロビッチは、本日、メディカルチェックを受けたあと、アンタルヤでキャンプを張っているベシクタシュ選手団に合流することになっている。
 クロアチア1部リーグで無敗で首位に立っているHNKリエカでストッパーとして活躍した23歳で1.87mの身長のあるマテイ・ミトロビッチは、今季、20試合に出場し1ゴールを記録している。



メフメット・エキジ、キャンプに合流(ファナティック紙 17. 1. 4)

メフメット・エキジ(フォトマッチ紙)"  この移籍解禁期間の注目の的メフメット・エキジが、遅れながらもトラブゾン・スポルのキャンプに合流した。フロント及びエルスン・ヤナル監督から、キャンプ不参加の許可を得たがっていたメフメット・エキジだったが、夕刻になってからチームに合流した。

 メフメット・エキジの移籍に関しては、着々と進捗が伝えられている。フェネルバフチェが、獲得に向け熱心に動いているメフメット・エキジが、トラブゾン・スポルが、昨日始めたキャンプに遅れながらであったが合流したのだ。
 理事たちと会ったメフメット・エキジは、「この状態でキャンプにいても意味がない。静かに考えて、結論を出したい」と伝えた。エルスン・ヤナル監督にも、この要請を伝えたメフメット・エキジは、協力的な回答を得ていた。しかし、この日の進捗を受けて、トラブゾン・スポルのキャンプに合流する決断をした。
 メフメット・エキジは、夕刻の飛行機に乗りアンタルヤ入りして、キャンプ地のベレクに入り、チームに合流したのだった。

                 ベシクタシュも参入

 周知のごとく、トラブゾン・スポルは、メフメット・エキジの見返りに、フェネルバフチェからアートゥフ・シェシューを求めたが、アートゥフ・シェシュー自身が、トラブゾン・スポルに行くことを受け入れなかった。アートゥフ・シェシューを説得することができた場合には、この移籍は実現して、メフメット・エキジは、フェネルバフチェと契約をかわすことになる。しかし、そうでない場合には、ベシクタシュが、メフメット・エキジ獲得に向け攻勢に転じていると言われている。
 フェネルバフチェのディック・アドヴォカート監督が、特にメフメット・エキジの獲得にご執心だと言われている。



ライアン・バベル、初めて練習に加わる(ハベル・テュルク紙 17. 1. 3)

シェノル・ギュネシュ監督(ファナティック紙)" ライアン・バベル(アクシャム紙)"  ベシクタシュに新しく加入したライアン・バベルが、チームに合流して、初めて練習に加わった。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグ後半戦に向けての準備を開始した。
 トルコ杯で、2部リーグのボル・スポルと、12月27日に試合を行ったベシクタシュは、その後、5日間の休暇をとった。午後、アンタルヤに入り、ベレク・ツーリズム・センターでキャンプに入ったベシクタシュ選手団は、最初の練習を、投宿しているホテルのグランドを使い行った。
 シェノル・ギュネシュ監督を中心に、ピッチの中央で短いミーティングを行った行ったあと、練習の第1クールでは、ボールの奪い合い練習、パス練習を行った。練習は、グループに分かれ、長短のテンポを変えたランニングを行ったあと、ストレッチをして、この日の練習は打ち上げた。
 ベシクタシュは、後半戦に備えての準備を、明日も二部制の練習で続けることになっている。

                  ライアン・バベル、チームとともに練習

 ベシクタシュに新たに入ったライアン・バベルが、ベシクタシュの選手とともに、初めて練習を行った。
 朝には、イスタンブルでメディカルチェックを受けたあと、2年半の契約に調印したライアン・バベルが、アンタルヤで始まったキャンプに合流したのだ。30歳のライアン・バベルは、この日の練習の全メニューを、チームとともにこなしていた。

                  クアレスマは休暇中、アブバカルは代表に招集

 この練習には、ポルトガル人選手リカルド・クアレスマと、カメルーン人選手ヴァンサン・アブバカルは不参加だった。
 クアレスマは休暇中だが、アブバカルは、カメルーン代表とともに、2017年アフリカ選手権を戦うために、このキャンプには参加しないことが明らかにされている。

                  ヴェリ・カヴラクがチームとともに練習

 故障のため、長期に渡りピッチを離れていたMFヴェリ・カヴラクが、チームに合流して練習を行った。
 故障のため、5度の手術を受け、長期に渡りピッチを離れていたヴェリ・カヴラクの契約は、今季初めから半年間、凍結されていた。



アフメット・チャルク、ガラタサライへ(TRT 17. 1. 2)

アフメット・チャルク"  ガラタサライは、ゲンチレル・ビルリーイのストッパーの獲得を終わらせようとしている。

 ガラタサライは、アフメット・チャルクの移籍を、今週中に明確にすることになろう。ガラタサライは、契約の詳細については、全ての点で、アフメット・チャルク側とは合意に至っているが、移籍金については、理事長レヴェルの交渉で解決することになろう。
 ガラタサライのドゥルスン・オズベク理事長は、ゲンチレル・ビルリーイのイルハン・ジャヴジャヴ理事長と、250万EUROで妥結すると考えている。ジャヴジャヴ理事長は、400万EUROという最初につけた金額に固執するするつもりはないと看られている。ガラタサライ側は、アフメット・チャルクの移籍が成ったと看ており、今週中にも、アフメット・チャルクは、ガラタサライのアンタルヤ・キャンプに合流するものと考えられる。
 ガラタサライは、1月4日〜8日に、ベレクでキャンプを張ることになっているのだ。



フェネルバフチェ、補強(TRT 17. 1. 1)

オレクサンドゥル・カラヴァエフ(ファナティック紙)"  フェネルバフチェが、移籍解禁期間で、初の補強を成し遂げた。

 フェネルバフチェは、ウクライナ・リーグのゾリャ・ルハーンシク所属のオレクサンドゥル・カラヴァエフを獲得した。
 ゾリャ・ルハーンシクがウェブサイトで発表したところによると、シャフタル・ドネツクがパスを持っているが、今季、1年間の契約でゾリャ・ルハーンシクにレンタルで加入している24歳のオレクサンドゥル・カラヴァエフが、フェネルバフチェへ移籍することを、クラブ側が認めたことを明らかにした。
 両者の交渉の結果、オレクサンドゥル・カラヴァエフの契約が破棄され、今季後半戦は、フェネルバフチェのユニフォームを着ることが明らかにされた。
 更に、この発表では、両サイドのポジションができるオレクサンドゥル・カラヴァエフが、フェネルバフチェとかわす契約の詳細については触れられていないが、今後の活躍を期待する旨を述べている。
 一方、フェネルバフチェ側の発表では、オレクサンドゥル・カラヴァエフが、フェネルバフチェにレンタル移籍で加入し、リーグ戦の後半戦にプレーできるよう、選手本人及びクラブ側と交渉を開始したことを明らかにしている。

                  オレクサンドゥル・カラヴァエフとは?

 ウクライナ代表にも招請されたことのあるオレクサンドゥル・カラヴァエフは、今季、UEFA欧州リーグでフェネルバフチェと戦ったことのあるゾリャ・ルハーンシクで、24試合に出場し、6ゴールと2アシストを記録している。



次はカーン・アイハン(フォトマッチ紙 16.12.31)

カーン・アイハン(ヒュリエット紙)"  ガラタサライは、フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属の在外トルコ人ストッパーのカーン・アイハン獲得を決めかけている。デュッセルドルフ側も、ガラタサライが関心を持っていることを認めている。

 ストッパーとして、アフメット・チャルク以外にももう1人獲得することを考えているガラタサライは、在外トルコ人選手のカーン・アイハン獲得に動いている。フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属の22歳のカーン・アイハンの契約書にある「150万EUROで自由契約にする」という条項を活用しようと考えているガラタサライは、その金額を100万EUROで妥結させかけていることが明らかになってきた。デュセルドルフ側のスカウト部長ウーヴェ・クラインが、ビルト紙に語ったところによれば、「ガラタサライが、カーン・アイハンに関心を持っていることを知っている。この移籍で、カーン・アイハンが何を求めているかが肝要だ。どこでプレーするのが大切かを考えたならば、自ずと決定が下されることになろう」と述べている。ブンデスリーガ2部で、今季10試合に出場しているカーン・アイハンは、アシストを1記録している。



ソボルが、ベシクタシュにやって来る(イエニ・シャファク紙 16.12.30)

エドゥアルド・ソボル"  ベシクタシュの左サイドバック探しで交渉に入っていたウクライナのゾリャ・ルハーンシクにレンタルで入っているエドゥアルド・ソボルの移籍に関し、いい結果を得ることになった。

 ベシクタシュの左サイドバック探しの中で、ゾリャ・ルハーンシクにレンタルで加入し、シャフタル・ドネツクがパスを持つエドゥアルド・ソボルの獲得で、基本合意に達したことが明らかになった。
 消息筋によると、エドゥアルド・ソボルの移籍に関し、両クラブが合意に達すると、調印に至るようだ。ソボルは、ベシクタシュには、今季の後半戦はレンタルで加入することになろう。これで、ベシクタシュは、21歳のソボルが入るということで、今季末まで、左サイドバック問題で悩むことがなくなったと言える。



エルトゥールル・サーラム、カイセリ・スポルへ(イエニ・シャファク紙 16.12.29)

エルトゥールル・サーラム(イエニ・シャファク紙)"  監督探しをしているカイセリ・スポルのアフメット・ユルドゥズ理事長は、エルトゥールル・サーラムと、初めての交渉を行い、いい感触を得たと述べた。

 トルコ・リーグのカイセリ・スポルでは、監督探しをするなかで、エルトゥールル・サーラムと行った初めての交渉が、前向きに進んだことが明らかになった。
 カイセリ・スポルのアフメット・ユルドゥズ理事長が出した談話で、意欲的な監督エルトゥールル・サーラムと、イスタンブルで交渉を持ったと語った。交渉が、とってもスムーズに進んだという同理事長から、エルトゥールル・サーラムとほぼ合意に至ったことが明らかにされた。
 2〜3日中に、再度、会談を持つという同理事長は、その際には、明確に合意に達するだろうと述べた。
 なお、エルトゥールル・サーラムは、2005〜2007年に、カイセリ・スポルの指揮を執ったことがある。



ガラタサライ、メフメット・エキジの獲得についてトラブゾン・スポルの様子眺め(アクシャム紙 16.12.28)

メフメット・エキジ(ファナティック紙)"  ガラタサライは、獲得を考えているメフメット・エキジのトラブゾン・スポルでの扱いが明白になるのを待っている。

 移籍解禁期間だけではなく、シーズン終了後の獲得をも視野に入れているガラタサライは、トラブゾン・スポルの手中にあるメフメット・エキジについて、トラブゾン・スポルの動向に注視している。
 セルチュク・イナンとニゲル・デ・ヨングが30歳を越えているため、ボランチの後継候補を探しているガラタサライは、トラブゾン・スポルとの契約が、今季末をもって満了する26歳のメフメット・エキジに白羽の矢を立てた。今のところ、まだ、トラブゾン・スポル側との交渉がまとまっていないメフメット・エキジ獲得については、両者の関係が良好なトラブゾン・スポルとの関係を壊したくないと考えている。

                  キャンプに入る前に態度を明確に

 この方針でいくと、ガラタサライは、メフメット・エキジがトラブゾン・スポルと合意に至らなかった場合に、動き出すものと考えられている。消息筋によると、メフメット・エキジは、前後半の間に行われるキャンプに入る前に、態度を明確にするものと考えられている。メフメット・エキジ自身、トラブゾン・スポルから出るのか残留するのか、明確な決断に至っていないというのが、現時点の状況のようだ。



トラブゾン・スポルの嵐は起きず、フェネルバフチェ旋風が吹き荒れた(タクヴィム紙+フェネルバフチェ公式HP補綴 16.12.27)

ソウ(左)イェレマイン・レンス(右)(フェネルバフチェ公式HP)" ジョゼフ・デ・ソーサ(左)ファビアン・カスティリョ(右)(ガラタサライ公式HP)"  前半29分、ユスフ・エルドーアンが退場となり、フェルナンダオがPKを決め、スコアが0:1となったところで、試合は終わったも同然だった。前半49分にはソウが、後半12分にはイェレマイン・レンスがゴールを決め、点差を拡げていったフェネルバフチェは、トラブゾン・スポルに対し、これで連続不敗記録を15に伸ばした。

 アヴニ・アケル・スタジアムでの伝統の一戦! フェネルバフチェは、ここまで、14試合連続不敗記録を続けている相手トラブゾン・スポルとのアウェー戦を0:3で制し、今季の前半戦を、勝ち点3を得て終わった。トラブゾン・スポルの方は、アヴニ・アケル・スタジアムに、悪い敗戦で別れを告げることになった。この試合、ホームのトラブゾン・スポルが、早々に優勢に立った。前半6分、カスティリョの左サイドからのグランダーのセンタリングを、ペナルティエリア内で受けたムスタファ・アクバシュが放ったシュートは、上のバーに当たり外に出て行った。同19分、アルペル・ポトゥクが、ペナルティエリアの外にいたフェルナンダオに回すと、フェルナンダオがグランダーの強いシュートを放ったが、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行った。同27分、右サイドから入れられたセンタリングに、ジョゼフ・デ・ソーサが、ヘッドで合わせると、ユスフ・エルドーアンが、枠に向かったボールをゴールライン際で手で防ごうとした。アリ・パラブユク主審は、PKを与えるとともに、ユスフ・エルドーアンにレッドカードを出し退場処分とした。このPKを、フェルナンダオが蹴ると、ボールは、GKオヌル・レジェプ・クヴラクの右を抜け、ゴールネットに収まった。0:1。

                   イェレマイン・レンス、まずはアシスト、次いでゴールを決める

 フェネルバフチェが、同40分に、点差を2と拡げた。オナジをかわしたイェレマイン・レンスが、ボールを、ファーサイドにいたソウに出すと、ソウは、そのボールにうまく合わせて、グランダーのシュートを放つと、スコアを0:2とするゴールが決まったのだった。そして、前半は、このスコアのまま終わった。同9分、イェレマイン・レンスが、左サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内で走り込んで来たフェルナンダオがシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行った。同22分、この夜のヒーローとなったイェレマイン・レンスが、点差を3とするゴールを決めた。左サイドからペナルティエリア内へと入り込んだイェレマイン・レンスが強烈なシュートを放つと、オヌル・レジェプ・クヴラクが防ごうとしたが、ボールは、トラブゾン・スポルのゴールネットに突き刺さった。残りの時間では、新たなゴールは生まれず、結局、試合は0:3で終わった。

【トラブゾン・スポル】オヌル・レジェプ・クヴラク=ゼキ・ヤウル、ウーウル・デミロク、ヤン・ドゥリカ、ムスタファ・アクバシュ=オカイ・ヨクシュル、オジェニ・オナジ(後半1分:ユスフ・ヤズジュ)=ユスフ・エルドーアン、メフメット・エキジ、ファビアン・カスティリョ(後半17分:ギュライ・ヴラル)=ダメ・ンドエ
【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=シェネル・オズバイラクル、シモン・ケール、ロマン・ノイシュテッター、イスマイル・キョイバシュ=メフメット・トパル、ジョゼフ・デ・ソーサ=イェレマイン・レンス(後半39分:サリフ・ウチャン)、アルペル・ポトゥク(後半26分:オザン・トゥファン)、ムサ・ソウ(後半26分:アートゥフ・シェシュー)=フェルナンダオ



ガラタサライ、アランヤ・スポルを蹴散らす、スナイデルは1ゴールの3アシストでヒーローに(テュルキエ紙+アランヤ・スポル公式HP補綴 16.12.26)

ニゲル・デ・ヨング(左)ファブリス・ン・サカラ(右)(ヒュリエット紙)" スナイデル(ガラタサライ公式HP)"  この試合のゴールは、デ・ヨング、スナイデル、ガッサマ(オウンゴール)、エレン・デルディヨク、ジョスエが記録した。大きな批判に晒されているヤン・オルデ・リーケリンク監督率いるガラタサライが、トルコ・リーグの前半戦を、首位からは勝ち点差で3離され、フェネルバフチェよりは上位で終えることになった。

 ガラタサライは、トルコ・リーグ前半戦を、アランヤ・スポルを蹴散らして閉じた。5:1。前半戦の最終試合には、必ずや勝利を合言葉にピッチに立ったガラタサライは、アランヤ・スポルを相手に、穏やかな試合への臨み方をした。冷えるイスタンブルの夜、最初のチャンスを掴んだのは、アランヤ・スポルの方だった。ゴール左斜め前でのせめぎ合いに勝ち、ボールを得たン・サカラが、ボールを中へと入れた。だが、ガラタサライのディフェンダーが、ボールを外に出しコーナーキックへと替わった。ガラタサライは、同10分以後、主導権を握っていった。同11分、エレン・デルディヨクが、相手から奪い取ったボールを、セルチュク・イナンに渡した。だが、絶好の位置から、セルチュク・イナンのシュートは外に出て行っただけだった。同28分、サブリがセンタリングを入れると、セルチュク・イナンが、うまくヘッドで合わせたが、ボールは、ズラマルの押さえるところとなった。この時間帯、圧力を高めていったガラタサライは、同30分、デ・ヨングのゴールで先制した。フリーキックを蹴ったスナイデルが、ボールを中へ入れると、フリーになっていたデ・ヨングが、狙いすましたヘディングシュートを放つと、アランヤ・スポルのゴールをネットが揺れたのだった。1:0。

                  その後の試合経過

 同39分、ガラタサライのミスを咎めたアランヤ・スポルが、エフェジャンによりスピードに乗った攻撃を仕掛けた。左サイドからの攻撃で、ベルカンがセンタリングを入れると、サジャドが見事なゴールを決めた。1:1。ガラタサライは、直ちにこのゴールのお返しをすべく、同45分には、ペナルティエリアの右側でボールを得たセルチュク・イナンが、グランダーのセンタリングを入れた。このボールを、ガッサマが後ろに蹴り出そうとしたが、オウンゴールとなってしまった。2:1。ガラタサライは、この勢いを続けた。同6分、スナイデルが、ペナルティエリア・ライン上から放ったシュートは、ディフェンダーに当たったあと、GKを越えてゴールネットに収まった。3:1。同10分、左サイドで生まれたガラタサライの攻撃で、スナイデルが、ニアサイドにボールを送った。あとは、エレン・デルディヨクが触れるだけでよく、点差が3と開いた。4:1。この試合のスコアを決するゴールを生んだのも、またしてもスナイデルで、スナイデルのパスから、同35分、ジョスエのゴールが生まれたのだった。5:1。

【ガラタサライ】ムスレラ=サブリ・サルオウル、セミフ・カヤ、ハカン・バルタ、リオネル・キャローレ=セルチュク・イナン(後半1分:ハミト・アルトゥントプ)、ニゲル・デ・ヨング=ヤシン・オズテキン、スナイデル、ブルマ=エレン・デルディヨク(後半28分:ジョスエ)
【アランヤ・スポル】ズデネク・ズラマル=ラミーヌ・ガッサマ(後半12分:エルハン・カルタル)、アブドゥラエ・バ、カルロス・ガルシア、ファブリス・ン・サカラ=タハ・ヤルチュネル、ダニエル・カンデイアス=エフェジャン・カラジャ(後半9分:ヨナタン・アイテ)、エムレ・アクババ、ベルカン・エミル=サジャド・シャフバザデ(後半40分:ギョカイ・イラヴル)



ベシクタシュ、首位の座が爪先に(タクヴィム紙+ハベル・テュルク紙補綴 16.12.25)

イルハン・パルラク(左)トシッチ(右)(ベシクタシュ公式HP)" アブバカル(ベシクタシュ公式HP)"  ベシクタシュが、前半戦最終試合で、ガジアンテップ・スポルを、前半41分のアブバカルがあげたゴールでくだした。だが、後半33分には、オウズハン・オズヤクプがPKを失敗するということがあった。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグの一戦で、ガジアンテップ・スポルをホームで、1:0でくだした。前半12分、オウズハン・オズヤクプが、相手ディフェンスの裏に出したパスに反応したジェンク・トスンが動き出した。だが、前に出てきたギョクハンが、このボールを処理をして、危険な場面を未然に防いだ。しかし、プレーは続き、トルガイがセンタリングを入れたが、ボールはディフェンダーに当たり外に出て行ってしまった。同18分、ベシクタシュのディフェンスの裏に放り込まれたボールに追いついたカングゥアが、ファブリをもすり抜けたが、際どいところで、ディフェンダーがシュートコースを消しに入り、ボールがゴールマウスに向かうのを防いだ。同41分、クアレスマの蹴ったショートコーナーのあと、アッティバ・ハッティンソンのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たアブバカルが、左足一閃、ファーサイドに向けシュートを放つと、ボールはガジアンテップ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。同45分、クアレスマのセンタリングは、相手ディフェンスに当たり跳ね返った。クアレスマは、相手選手が手を使ったとしてPKを求めたが、主審は試合の続行を指示した。

                  ガジアンテップ・スポル、絶好機を逸す

 後半5分、ガジアンテップ・スポルがゴールに近づいた。ムハンマド・イルディズのスルーパスに反応して、ベシクタシュのディフェンスの裏を取ったイルハン・パルラクが、狭い角度の位置からシュートを試みると、ボールはファブリに当たり跳ね返った。その跳ね返ったボールを、ディフェンダーが処理をして、事なきを得た。同17分、アウェーのガジアンテップ・スポルが、再度、ゴールをにとっても近づいた。ベシクタシュのディフェンス陣の裏に放り込まれたボールを持ち、ロドルフォをもかわしたギラスが、GKと1対1となった。そして、シュートを放ったが、ボールは外に出て行っただけだった。同23分、ギョクハン・ギョヌルのセンタリングに合わせて、ジェンク・トスンがシュートを試みると、ギョクハンが、これを防いだが、跳ね返りのボールで、ジェンク・トスンが、もう1度、シュートを放つと、今度は、ギョクハンが防いだのだった。同33分、アブバカルが、ペナルティエリア内で、バルシュにより倒されると、主審はPKを指示した。だが、オウズハン・オズヤクプが蹴ったボールは、ギョクハンの胸に収まった。同39分、ベシクタシュが、ゴールに近づいた。右サイドから生まれた攻撃で、アブバカルが、ゴールライン際まで持ち込み、中へ入れると、それに、クアレスマが合わせたが、ボールは、GKがキャッチした。

【ベシクタシュ】ファブリシオ・ラミレス=ギョクハン・ギョヌル、ルイス・ロドルフォ(後半26分:アンドレアス・ベック)、マルセロ・ゲデス、ドゥスコ・トシッチ=アッティバ・ハッティンソン、トルガイ・アルスラン(後半32分:ギョクハン・インレル)=クアレスマ、オウズハン・オズヤクプ、ヴァンサン・アブバカル=ジェンク・トスン(後半44分:ケリム・フライ)
【ガジアンテップ・スポル】ギョクハン・デーイルメンジ=バルシュ・ヤルドゥムジュ、ムハッメド・ファタウ、ムサ・ニザム、バルト・ファン・ヒントゥム=アブドゥルカディル・カヤル、ムハッメド・イルディズ(後半26分:ドーアナイ・クルチ)=フランティセク・ラジュトラル、ナビル・ギラス、イルハン・パルラク(後半18分:ダヴィ・アニャン)=エヴァンス・カングゥア(後半41分:オルカン・チュナル)



ベシクタシュ、トラブゾン・スポルのユスフ・エルドーアンを求める(サバハ紙 16.12.24)

ユスフ・エルドーアン"  ベシクタシュとトラブゾン・スポルとの間で、移籍交渉が幾筋か通っている。

 ベシクタシュは、トラブゾン・スポルがケリム・フライ獲得を求めたのを断ったが、オメル・シシマノウルについては、条件付き同意を与えた。ベシクタシュのシェノル・ギュネシュ監督は、トルコ杯でのプレーぶりを観て、ケリム・フライの放出については否定的で、その替わりに、オメル・シシマノウルの放出に関しては、替わりのゴールゲッターを獲得するという条件を付けて同意した。両者の交渉では、ユスフ・エルドーアンの名前も俎上に上がった。ベシクタシュ側から、トラブゾン・スポルに対し、ユスフ・エルドーアンの移籍について打診があった。だが、トラブゾン・スポルは、24歳になっているユスフ・エルドーアンの放出については否定的な回答をした。トルコ・リーグに14試合出場して、4ゴールをあげているユスフ・エルドーアンは、トラブゾン・スポルで、最も多くのゴールを決めている選手だ。



トシッチと、更に1+1年の契約(フォトマッチ紙 16.12.23)

ドゥスコ・トシッチ(ファナティック紙)"  セルビア人選手トシッチとの2+1年契約のオプション条項を使うつもりのベシクタシュは、更に1年加えて、契約を2019年まで延長するつもりだ。

 ベシクタシュ理事会は、ドゥスコ・トシッチとの契約更改を急いでいる。2015年に、ゲンチレル・ビルリーイから移籍金なしで獲得したトシッチが、特に今季見せたプレーぶりで、ベシクタシュでは欠くことのできない選手の1人になっている。シェノル・ギュネシュ監督が、左サイドバックからストッパーに転向させたトシッチは、守備面で見せた活躍で、同理事会をして契約延長に出なければならない選手に入った。31歳になっているトシッチとの契約条項に含まれている1年のオプション条項があるにも拘わらず、更に契約期間を伸ばそうと、理事会側は考えているのだ。

                  監督がとっても満足している

 同理事会は、トシッチとの契約に含まれている1年のオプション条項の権利を使うばかりか、更に、契約期間を1年上乗せをする決定を下したのだ。監督による「トシッチを押さえておけ」との決定以後、動きを開始した理事会は、トシッチの代理人をイスタンブルに招請した。代理人とイスタンブルで行われることになっている交渉で、トシッチの契約が2019年まで延長されることになろう。



ベシクタシュ、ガジアンテップ・スポル戦に向けての練習開始(ファナティック紙 16.12.22)

シェノル・ギュネシュ監督(アクシャム紙)"  ベシクタシュは、ガジアンテップ・スポルとの一戦に向けての準備を、昨日の練習から開始した。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグ第16節で、この金曜日に戦うガジアンテップ・スポルとの試合に向けての準備を、昨日の練習で、休みを取らずに開始した。
 報道陣に非公開の練習は、1時間半続けられた。
 練習には、治療継続中のジャネル・エルキンと、個人練習を行っているアラス・オズビリズとアンデルソン・タリスカは不参加だった。
 シェノル・ギュネシュ監督指揮下行われた練習では、クールダウン、コンディション調整、戦術練習が行われた。前日の試合に出た選手は、屋内外で、体力回復運動を行って、練習を打ち上げた。それ以外の選手たちは、ピッチに入り、チーム全体で、ウォーミングアップとストレッチから、練習を始めた。ランニング、パス練習、狭いスペースを使ったボール回しを行った。そして、練習は、ハーフコートを使ったミニゲームで打ち上げられた。
 ベシクタシュは、試合に向けての準備を、本日午後0時、報道陣に非公開で行われる練習で続ける。



大きな危機が立ちはだかった(タクヴィム紙 16.12.21)

リーケリンク監督(TRT)"  手持ちの3人のストッパーの1人のオーレリアン・シェデューが危機的な状態で、、、リーケリンク監督は放出を望み、理事会はと言えば頭を抱えている。

 ガラタサライで、セルダル・アズィズが今季絶望という衝撃が駆け抜けている。ガラタサライで、大きなストッパー危機が持ち上がって来ているのだ。手持ちで健康なストッパーであるセミフ・カヤとハカン・バルタは、不調が続いている。契約が6ヶ月残っているオーレリアン・シェデューも危機的な状況にある。たとえ、移籍ということがなくとも、アフリカ杯に出場となれば、1ヶ月近く、チームを離れることになるのだ。セルダル・アズィズ以外では、コライ・ギュンターが、今季初めに負った十字筋の故障で、3月までプレーできないのだ。このため、ヤン・オルデ・リーケリンク監督は、移籍解禁期間に、2人のストッパーの獲得を求めている。だが、理事会側は、経済的問題から頭を抱えたままである。

                 近々、会議がある

 ドゥルスン・オズベク理事長以下理事たちは、同監督を交えて、状況分析を行うことになっている。2人のストッパーの補強に関し、理想であるが、資金的問題の克服を如何にするかで、問題があることが明白なのだ。消息筋によると、2人のストッパーの内1人は完全移籍で、もう1人はレンタルでの獲得が考えられている。



ヴォルカン&ソウ、2人のビッグショー(タクヴィム紙+フェネルバフチェ公式HP補綴 16.12.20)

フェルナンダオ(左)ヨハネス・ホップフ(右)(フェネルバフチェ公式HP)" ソウ(ヒュリエット紙)"  フェネルバフチェは、ソウのゴールで先制した。その後は、ヴォルカン・デミレルが、ゴールマウスの前に仁王立ちとなった。終盤、フェルナンダオとソウが、点差を開くゴールをあげた。

 フェネルバフチェは、冷や汗をかいた。だが、勝ち点3を手に入れた。フェネルバフチェは、かなり厳しい試合で、ゲンチレル・ビルリーイを、ウルケル・スタジアムで3:0で退けた。前半7分、ゲンチレル・ビルリーイの攻撃で、フェネルバフチェのディフェンスの裏に放り込まれたボールに、ゴールマウスを離れさばきに行ったヴォルカン・デミレルが、大きくクリアできず、アイドゥン・カラブルトが確保した。そのアイドゥン・カラブルトが、後ろから走り込んで来たランティーに渡すと、ランティーは、いいタイミングでシュートを放ったが、ディフェンスに入っていたシモン・ケールが、ゴールライン際から、このボールをクリアした。同39分、セルダル・ギュルレルが、絶好の好機を掴みながら、シュートが悪かった。同41分、フェネルバフチェが先制した。イェレマイン・レンスのセンタリングに、際どくソウが触れるとゴールをが決まったのだ。1:0。そして、前半は、このスコアのまま終わった。後半5分、ヴォルカン・シェンが、左サイドからセンタリングを入れると、イェレマイン・レンスが跳んでヘディングシュートを試みたが、ボールは、GKホップフが押さえた。その直後、ゲンチレル・ビルリーイが、とってもゴールに近づいた。カリリの至近距離からのシュートを、ヴォルカン・シェンが、素晴らしいセーヴィングを見せ、それに続く、コーナーキックに対し、セルダルがヘッドで合わせたのに対しても、これまた、ヴォルカン・デミレルが、ゴールを許さなかった。

                  ヴォルカン・デミレル、相手の攻撃への壁となる

 同21分、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前でボールを得たイルファン・ジャン・カフヴェジが、内側へ切り返してシュートを放つと、ボールは、ファーサイドのゴール隅を捉えたが、体を伸ばしたGKヴォルカン・デミレルは、指の先に当てコーナーキックへと変えた。同28分、マテイが、ゴール右斜め前から強烈なシュートを放った。だが、またしても、ヴォルカン・デミレルが、ゴール前に仁王立ちとなった。その1分後には、今度は、シモン・ケールが、ゴールライン際からボールをクリアした。同42分、オザン・トゥファンのスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったフェルナンダオが、ゴールの僅か左斜め前からペナルティエリア内へと入った。GKホプフと1対1となったフェルナンダオは、狙いすましたシュートを放つと、ボールは、GKの左を抜けゴールネットに収まった。2:0。同ロスタイム1分、イェレマイン・レンスが、ボールをソウに預けると、ソウが、ゲンチレル・ビルリーイのゴールに強烈なシュートを叩き込み、この試合のスコアを決した。3:0。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=シェネル・オズバイラクル、シモン・ケール、マルティン・シュクルテル、ハサン・アリ・カルドゥルム=メフメット・トパル、ジョゼフ・デ・ソーサ=イェレマイン・レンス、アルペル・ポトゥク(後半25分:オザン・トゥファン)、ヴォルカン・シェン(後半30分:フェルナンダオ)=ロビン・ファン・ペルシー(前半11分:ムサ・ソウ)
【ゲンチレル・ビルリーイ】ヨハネス・ホップフ=アフメト・オウズ(後半12分:コスミン・マテイ)、アフメト・チャルク、セルゲイ・ポリテヴィッチ、ウーウル・チフトチ=アブドゥル・カリリ、セルチュク・シャヒン=セルダル・ギュルレル、イルファン・ジャン・カフヴェジ、アイドゥン・カラブルト(後半16分:ヴェダト・ムリッチ)=トケロ・ランティー(後半1分:グイ・ランデル)



オスマンル・スポル、勝利を逸す(オスマンル・スポル公式HP 16.12.19)

ヴェボ(右端)を讃える(TRT)" ヤシン・オズテキン(ガラタサライ公式HP)"  トルコ・リーグ第15節で、ホームにガラタサライを迎えたオスマンル・スポルは、ヴェボのゴールで2:1とリードしたにも拘わらず、後半43分に浴びたゴールで、2:2の引き分けに甘んじなければならなかった。

                  試合経過

 前半1分、オスマンル・スポルの攻撃で、ウマルが、ゴールライン際からボールを入れると、サブリ・サルオウルからこぼれたボールが、ヴェボの前に転がった。それを捕えたヴェボが、狭い角度から強烈なシュートを放つと、GKムスレラが防ごうとしたボールは、バーに当たってピッチに跳ね返ったが、ムスレラがキャッチした。同3分、ガラタサライが先制した。スナイデルのパスに反応して、ゴールライン際まで入り込んだブルマが、ヤシン・オズテキンにパスを出した。このヤシン・オズテキンが、至近距離からシュートを試みると、ボールは、オスマンル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。同9分、ウマルが、右サイドからセンタリングを入れると、それに、ヴェボがヘッドで合わせたが、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行った。同13分、相手ディフェンスからのこぼれ球を、ペナルティエリア手前で得たムサ・チャーウランが、グランダーのシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠を捉えずに外に出て行ってしまった。同17分、ムサ・チャーウランが、左サイドから蹴ったフリーキックからのボールを、GKムスレラは、コーナーキックに変えた。同28分、ヴェボのスルーパスを受けたンディアエが、ペナルティエリア内へ入るとシュートを試みたが、そのシュートが悪く、枠の傍らを逸れ外に出て行っただけだった。同35分、オスマンル・スポルが同点に追いついた。レガッティンの右サイドからのセンタリングに、ファーサイドでいいジャンプをしたヴェボが、ヘッドで合わせるとゴールが決まったのだ。1:1。同38分、ムサ・チャーウランが、左サイドからPKポイントに向けボールはを入れたのに合わせて、ンディアエがシュートを放った。だが、ボールは、僅かにバーの傍らを逸れ外に出て行った。
 そして、前半は、1:1の同点のまま終了した。
 後半11分、ヴサジェヴィッチが、右サイドからゴールエリアに向け入れたボールに、ヴェボが、ジャンプをして、ヘディングシュートを試みたが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行った。同24分、ペナルティエリア内で、ヴェボが落としたボールに、ペナルティエリアの外から走り込んで来たムサ・チャーウランがシュートを放ったが、コーナーキックと替わっただけだった。同31分、キャローレのミスを咎め、ボールを得たヴサジェヴィッチが、ペナルティエリアの手前まで持ち込み、シュートを放ったが、ボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行った。同38分、ヴサジェヴィッチのパスに反応して、ペナルティエリア内でボールはを得たデラルゲが、強烈なシュートを放つと、ムスレラから跳ね返った。その跳ね返りのボールを、ペナルティエリア内で得たンディアエがシュートを試みたが、ボールは、ムスレラが押さえた。同41分、オスマンル・スポルが勝ち越し点をあげた。ウマルが、右サイドからペナルティエリア内へと送ったセンタリングに対し、ヴェボがヘッドで合わせると、ボールはピッチに跳ねてから、ガラタサライのゴールネットに収まった。2:1。同43分、ガラタサライが、同点に追いついた。ブルマのパスを、ペナルティエリア内で受けたセミフ・カヤが、体を反転させて強烈なシュートを放つと、これが、オスマンル・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。2:2。そして、試合は、このスコアのまま終わった。

【オスマンル・スポル】カルセマルスカス=アヴディジャ・ヴサジェヴィッチ、ヴァチラフ・プロチャズカ、ヌマン・チュリュクス、ムハッメド・バユル=メフメット・ギュヴェン、ムサ・チャーウラン=アドゥリアン・レガッティン(後半37分:ゾーン・デラルゲ)、バドウ・ンディアエ、アミヌ・ウマル(後半44分:アダム・マヘル)=ピエール・ヴェボ(後半41分:チェイック・ディアベテ)
【ガラタサライ】ムスレラ=サブリ・サルオウル、セルダル・アズィズ(前半24分:セミフ・カヤ)、ハカン・バルタ、リオネル・キャローレ=ニゲル・デ・ヨング、セルチュク・イナン=ヤシン・オズテキン(後半32分:マルティン・リネス)、スナイデル(後半44分:オーレリアン・シェデュー)、ブルマ=エレン・デルディヨク



カスムパシャ魂が望む通りにギョクハン・ギョヌルが動いてしまった(タクヴィム紙+ハベル・テュルク紙補綴 16.12.18)

アブバカル(左)オリヴィエ・ヴェニョー(右)(ベシクタシュ公式HP)" トゥナイ・トルン(カスムパシャ公式HP)"  ベシクタシュは、ジェンク・トスンが、前半31分にあげたゴールで先制した。だが、後半2分のトゥナイのゴールを防げなかった。そして、同5分に、ギョクハン・ギョヌルがオウンゴールを献上してしまった。これで、ベシクタシュは、首位から勝ち点で3、離されることになった。

 ベシクタシュが、大きな痛手を受けた。ベシクタシュは、トルコ・リーグでのカスムパシャ戦で、2:1の敗戦から逃れられなかった。前半10分、ベシクタシュのギョクハン・ギョヌルがのセンタリングに、ヴェイセル・サルが対処した。跳ね返りのボールを受け、とっても強烈なシュートを、トルガイが試みたが、ボールは僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。最初の25分間では、カスムパシャから脅威となるような攻撃はなかった。同26分、オウズハン・オズヤクプの放った強いシュートも、ゴールとはならなかった。同31分、ベシクタシュにゴールが生まれた。カスムパシャのコーナーキックのあと、ベシクタシュがカウンター攻撃に移った。そして、アブバカルが、ペナルティエリア内で強烈なシュートを放つと、相手ディフェンスからボールがこぼれ、そのボールに反応したジェンク・トスンが、ゴールを決めたのだった。前半は、ベシクタシュが、0:1とリードしたまま終わった。それに対し、カスムパシャは、後半早々にゴールを決めた。同2分、左サイドから、エドゥオクがセンタリングを入れると、ファーサイドにいたトゥナイ・トルンが強烈なシュートを放ち、これが、ベシクタシュのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。

                   オルジャイ・シャハン、うまくいかず

 ベシクタシュは、ゴールを決められた衝撃から立ち直る前に、更に、もう1発のゴールが生まれた。同5分、ベシクタシュのペナルティエリア内へと送り込まれたボールを、ギョクハン・ギョヌルが、バックに蹴ると、それがベシクタシュのゴールに収まってしまったのだ。同8分、オウズハン・オズヤクプが蹴ったこの日2度目のコーナーキックに対し、カスムパシャのディフェンダーが対処した。しかし、攻撃は続き、ペナルティエリア内で生まれた混戦の結果、ボールは、ラマザンが押さえるところとなった。同31分、ギョクハン・ギョヌルが持ち込んだボールを、オウズハン・オズヤクプが、途中投入されたケリム・フライに渡した。そのケリム・フライがシュートを試みたが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行ってしまった。同35分、コイタが、アトゥンチ・ヌカンをすり抜け、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へと入り込んだ。そして、強烈なシュートを放ったが、ゴールとはならなかった。同ロスタイム2分、ペナルティエリア内で、クアレスマのパスを受けたオルジャイ・シャハンがシュートを放つと、ボールは、GKラマザンの頭上を襲ったが、ラマザンが対処し、ゴールを許さなかった。

【カスムパシャ】ラマザン・キョセ=ヴェイセル・サル、クリスティアン・ティティ、ラレト・サディク、オリヴィエ・ヴェニョー=アンドレ・カストロ、ストゥラヒル・ポポフ、アブドラハ・ドゥラク=ベンガリ・コイタ(後半ロスタイム4分:バトゥハン・アルトゥンタシュ)、トゥナイ・トルン(後半39分:ダヴィド・パヴェルカ)、サミュエル・エドゥオク(後半33分:トゥルグト・ドーアン・シャヒン)
【ベシクタシュ】ファブリシオ・ラミレス=ギョクハン・ギョヌル、ルイス・ロドルフォ(後半41分:オルジャイ・シャハン)、ドゥスコ・トシッチ、アドリアーノ・コッレイロ=オウズハン・オズヤクプ、アッティバ・ハッティンソン=ヴァンサン・アブバカル(後半27分:ケリム・フライ)、トルガイ・アルスラン(後半32分:アトゥンチ・ヌカン)、クアレスマ=ジェンク・トスン



フェネルバフチェ、2選手を構想から外す(TRT 16.12.17)

ファン・デル・ヴィール(イエニ・シャファク紙)" エマニュエル・エメニケ"  フェネルバフチェの、ナイジェリア人選手エマニュエル・エメニケとオランダ人選手ファン・デル・ヴィールが、構想から外された。

 フェネルバフチェ側からの発表では、ディック・アドヴォカート監督の指示に従い、同クラブは、2選手を構想から外したことを明らかにして、「エマニュエル・エメニケとグレゴリー・ファン・デル・ヴィールは、アドヴォカート監督及びコーチ陣の決定により、本日以後、チームとともにプレーをすることはない。両選手は、個人的なプログラムで練習を続ける事になろう」と述べている。
 攻撃を担ってきたエメニケは、今季、フェネルバフチェのユニフォームを着て20試合に出場して 7ゴールを記録した。今季初め、フランスのパリ・サンジェルマンより加入した右サイドバックの選手ファン・デル・ヴィールは、12の公式戦に出場して、1アシストを記録している。



アヴニ・アケル・スタジアムンに悲しい別れ(タクヴィム紙 16.11.22)

ヤン・ドゥリカ(右)(ヒュリエット紙)" ムスタファ・ユムル(左)(ファナティック紙)"  トラブゾン・スポルは、チコのゴールで、0:1と先制を許した。アルペル・ウルソイが与えた不当なPKは、オヌル・レジェプ・クヴラクが防いだ。トラブゾン・スポルは、この結果、2連敗を喫することになった。

 トラブゾン・スポルは、またしても落胆に包まれた。ヒュセイン・アヴニ・アケル・スタジアムでの最終試合となったこの試合、トラブゾン・スポルは、アンタルヤ・スポルに0:1で敗れ、2連敗を喫することになった。前半7分、アンタルヤ・スポルが蹴ったコーナーキックから生まれたペナルティエリア内での混戦から、チコがゴールを決め、アンタルヤ・スポルがアウェー戦で0:1と先制した。前半は、トラブゾン・スポルが、より多くの攻撃を見せていたにも拘わらず、アンタルヤ・スポルが0:1とリードしたまま終わった。

                 主審による衝撃の決断

 後半1分、ンビラが、ペナルティエリアの外で倒されたにも拘わらず、主審は、驚くべき決定をくだし、PKの決定を示した。ディエゴの蹴ったPKは、オヌル・レジェプ・クヴラクが防いだ。終盤、大きなプレッシャーをかけていったトラブゾン・スポルだったが、求めていたゴールは、決して生まれるというえわけにはいかず、試合は、0:1のまま終わったのだった。

【トラブゾン・スポル】オヌル・レジェプ・クヴラク=ゼキ・ヤウル、ムスタファ・ユムル、ヤン・ドゥリカ、ムスタファ・アクバシュ=オカイ・ヨクシュル、オジェニ・オナジ(後半34分:ムハッメト・デミル)=マトゥス・ベロ、メフメット・エキジ、ユスフ・エルドーアン=ダメ・ンドエ(後半35分:ソク・ヒョンジョン)
【アンタルヤ・スポル】フェルハト・カプラン=オンドィレジ・チェルスカ、チコ、ディエゴ・アンジェロ、サクブ・アイタッチ(後半27分:イエクタ・クルトゥルシュ)=フェルナンド・カルレス、ゼキ・ユルドゥルム=ダニロ・カンポス(後半ロスタイム1分:ミラン・ジェヴトヴィッチ)、デニズ・カダー、ラモン・モッタ=ムビラ・エタメ(後半34分:ケナン・ホリッチ)



フェネルバフチェ 2:0 ガラタサライ(ガラタサライ公式HP+サバハ紙補綴 16.11.21)

ファン・ペルシー(フェネルバフチェ公式HP)" ロマン・ノイシュテッター(左)ニゲル・デ・ヨング(右)(フェネルバフチェ公式HP)"  トルコ・リーグ第11節で、ガラタサライが、ウルケル・スタジアムで、フェネルバフチェとのアウェー戦を戦った。試合は、フェネルバフチェが2:0で制した。

 最初のチャンスは、フェネルバフチェの方が掴んだ。ソウが、右サイドから内へと入れたボールを、いい位置で、ヴォルカン・シェンが得た。ハカン・バルタが、際どくシュートコースを消したために、ボールは外に出ただけだった。前半9分、ブルマが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から放った強いシュートはゴール隅を捉えたが、ボールは、GKヴォルカン・デミレルが押さえた。前半の40分間は、中盤でのせめぎ合いで終始した。同45分、アルペル・ポトゥクが、右サイドでシェネル・オズバイラクルを走らせた。そのシェネル・オズバイラクルが、内へボールを入れると、ペナルティエリア内でロビン・ファン・ペルシーに渡った。そして、ロビン・ファン・ペルシーがシュートを放つと、ボールはガラタサライのゴールネットに突き刺さったのだった。前半は、1:0でフェネルバフチェがリードしたまま終わった。
 ガラタサライは、後半に入るに当たり、シナン・ギュムシュとヤシン・オズテキンを交替させて、後半に臨んだ。中盤でのせめぎ合いという形で推移した最初の20分間、ガラタサライは、ブルマにより効果的な攻めを見せていた。同31分、トルガ・ジエルジからのバックパスに、足を出すのが遅れたセルダル・アズィズに、2人のフェネルバフチェの選手が襲い掛かった。その内の1人ジョゼフ・デ・ソーサが、ペナルティエリア内でボールを奪い取ると、セルダル・アズィズとのマッチアップとなり、そのなかで地面に倒れ込んだ。それに対し、ジュネイト・チャクル主審はPKの指示をした。このPKを、ファン・ペルシーが蹴ると、GKムスレアの左側を抜け、ボールは、ガラタサライのゴールネットに収まり、自身、そしてチームのこの日2点目となった。残りの時間では、新たなゴールは生まれず、試合は2:0のまま終わった。この結果、ガラタサライは、勝ち点20のままに留まった。
 ガラタサライは、トルコ・リーグ第12節では、ホームでブルサ・スポルと、11月25日に対戦する。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=シェネル・オズバイラクル、シモン・ケール、マルティン・シュクルテル、ハサン・アリ・カルドゥルム=ロマン・ノイシュテッター、ジョゼフ・デ・ソーサ=アルペル・ポトゥク(後半45分:サリフ・ウチャン)、ロビン・ファン・ペルシー(後半40分:アートゥフ・シェシュー)、ヴォルカン・シェン(後半40分:エメニケ)=ムサ・ソウ
【ガラタサライ】ムスレラ=サブリ・サルオウル、セルダル・アズィズ、ハカン・バルタ、リオネル・キャローレ=トルガ・ジエルジ、ニゲル・デ・ヨング=シナン・ギュムシュ(後半1分:ヤシン・オズテキン)、スナイデル(後半21分:ルーカス・ポドルスキ)、ブルマ=エレン・デルディヨク(後半27分:ルイス・カヴァンダ)



一丁上がり、首位に立つ(タクヴィム紙+TRT補綴 16.11.20)

ジェンク・トスンのPK(ベシクタシュ公式HP)" アブバカルを讃えるオウズハン・オズヤクプら(ベシクタシュ公式HP)"  最初の17分間に、アブバカルのゴール、ジェンク・トスンのPKで、2点差をつけたベシクタシュは、まるで練習試合を行うかのようなテンポで、試合を進めた。後半11分、アダナ・スポルは、ゲエ・マガエがゴールが決め、点差を1と縮めたにせよ、ベシクタシュは、丸で歩きながら勝ち点3を懐に収めたのだった。

 ベシクタシュは、トルコ・リーグでは12年ぶりとなるアダナでのアウェー戦に臨み、これを1:2で制した。これで、ベシクタシュは、試合数が多い中だが首位に立った。前半11分、ベシクタシュは、オウズハン・オズヤクプのスルーパスを受けたアブバカルが、GKカラジッチと1対1となった。そして、アブバカルが、狙いすましたグランダーのシュートを放つと、アダナ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。0:1。同15分、ショートコーナーを行ったベシクタシュは、クアレスマにボールが渡り、ゴール右斜め前からループシュートが試みられると、GKカラジッチは、辛うじてコーナーへと逃げた。同16分、左コーナーキックのあと、アンドレアス・ベックが、右サイドからセンタリングを入れたボールが、ベキル・ユルマズの手に当たると、アリ・パラブユク主審はPKを指示した。同17分、このPKを、ジェンク・トスンが決め、点差は2と拡がった。0:2。同23分、アブバカルが、GKと1対1となったが、カラジッチが防いだ。

                  後半、ベシクタシュ、惜しいゴール・チャンスを逸す

 後半4分、ジェンク・トスンが、ペナルティエリア内でシュートを放つと、ボールは、GKカラジッチからこぼれ、ギョクハン・ギョヌルの前に転がった。ギョクハン・ギョヌルが放ったシュートは、相手ディフェンダーに当たりコーナーキックへと変わった。同11分、右サイドで、ゲエ・マガエから得たパスを受け、ペナルティエリア内へと入ったコマンに対するアトゥンチ・ヌカンのチェックに対し、アリ・パラブユク主審はPKを指示した。このPKを、ゲエ・マガエが決め、点差を1と縮めた。1:2。同18分、今度は、アブバカルがセンタリングを入れた。トルガイ・アルスランが、それに合わせて、至近距離からのヘディングシュートを試みたが、ボールは外に出て行ってしまった。同26分、アッティバ・ハッティンソンに対し、激しいファウルを行ったベキル・ユルマズがレッドカードをもらった。同ロスタイム2分、オメル・シシマノウルが、右サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、それに合わせて、ジェンク・トスンがシュートを放ったが、GKカラジッチが大きくクリアしてしまった。そして、残りの時間では、スコアを変えるということは起こらなかった。

【アダナ・スポル】ゴラン・カラジッチ=ディガオ、ウスマーヌ・ヴィエラ、マウルシオ・ラモス、レナン・ディニズ=テヴフィク・アルトゥンダー(後半14分:エムレ・ウーウル・ウルチ)、レナン・ファジーニョ(後半43分:アフメット・バフチュワン)、ベキル・ユルマズ=ロニ・グレイソン、ゲエ・マガエ(後半14分:エドガー・シルヴァ)、ウラディミル・コマン
【ベシクタシュ】ファブリシオ・ラミレス=ギョクハン・ギョヌル、マルセロ・ゲデス、アトゥンチ・ヌカン、アンドレアス・ベック=オウズハン・オズヤクプ、トルガイ・アルスラン(後半19分:ギョクハン・インレル)、アッティバ・ハッティンソン、クアレスマ(後半33分:ケリム・フライ)=ヴァンサン・アブバカル(後半43分:オメル・シシマノウル)、ジェンク・トスン



ガラタサライに、突如、2つの衝撃(ヒュリエット紙 16.11.19)

リーケリンク監督(ファナティック紙)" セルチュク・イナン(ファナティック紙)" ポドルスキ(ファナティック紙)"  ヤン・オルデ・リーケリンク監督が、フェネルバフチェとのダービーマッチでセンターフォワードとして起用を考えていたポドルスキ、そしてセルチュク・イナンから、悪い知らせが入った。

 ガラタサライは、昨日、正に悪夢に遭遇した。ルーカス・ポドルスキとセルチュク・イナンが、腸の感染症を患い、練習に加わらなかったのだ。
 この悪い知らせは、ダービーマッチを前に、同監督が考える全てのプランを崩してしまった。

                  再び、エレン・デルディヨク起用なのか?

 同監督は、今季当初より、トルコ・リーグの全試合に先発メンバーに入れていたエレン・デルディヨクを控えに回し、練習で調子の良かったポドルスキを起用しようと考えていたのだ。そして、セルチュク・イナンは、同監督にとって外せない選手なのだ。

                  脱水症状を起こしている

 ガラタサライのメディカル・スタッフから得た情報によれば、2人には血清治療がなされているそうだ。2人は脱水症状が治まった場合は、今日の練習には加わり、明日の大試合にはピッチに立つということだ。そうではない場合には、異なった選択が考えられねばならないのだ。



オザン・トゥファンの唯一の問題は試合に出てないたこと(タクヴィム紙 16.11.18)

アドヴォカート監督(タクヴィム紙)" オザン・トゥファン(タクヴィム紙)"  クラブ・ドクター陣は、オザン・トゥファンに関しての決定は、アドヴォカート監督に委ねた。同監督は出場させたいが、試合に出てないたことが不安がらせる要因になっている。

 メフメット・トパルが、累積警告で出場停止で、ガラタサライとのダービーマッチには出場できないことが、同監督を考え込ませている。

                  先発メンバーに入れるのか、後半からの起用なのか

 クラブ・ドクター陣は、オザン・トゥファンは出場可との報告を出した。だが、オザン・トゥファンは試合に出てなかったこと、及び練習不足であることが、同監督を考え込ませている。同監督は、オザン・トゥファンに、ダービーマッチで出場の機会を与えたいと考えている。しかし、それが、先発メンバーに入れるのか、後半からの起用になるのかが明確にはなっていない。しかし、オザン・トゥファンは、90分間戦えるコンディションではない。



シモン・ケール、朗報をもたらす(タクヴィム紙 16.11.17)

シモン・ケール(フォトマッチ紙)"  代表の試合で足首を傷めたシモン・ケールが、ソーシャルメディアを使い、「足首も体も大丈夫。日曜日の準備は整っている」と明らかにした。

 デンマーク代表がチェコ代表と戦った親善試合で、故障を発生させたシモン・ケールが、ガラタサライとのダービーマッチで、ピッチに立てることを明らかにした。シモン・ケールが、ツイッターを使い、「足首も体も大丈夫。日曜日の準備は整っている」と明らかにしたのだ。フェネルバフチェの首脳陣は、これを受け一息をついた。シモン・ケールは、デンマーク代表とチェコ代表が、先日行った試合の後半33分、足首を傷め、アンカーセンと交替していた。

                  右サイドは、まだ決まっていない

 ディック・アドヴォカート監督は、ダービーマッチで右サイドに誰を起用するか、まだ決断に至っていない。ムサ・ソウとアルペル・ポトゥクからの選択ができていない同監督の決断は、試合当日まで明確にはならないだろう。



カドゥキョイでの先発メンバー、明らかになる(ファナティック紙 16.11.16)

リーケリンク監督(ファナティック紙)"  リーケリンク監督が、代表の試合がある前に決断した先発メンバーのおおよそが明らかになった。土壇場で変更がなければ、ガラタサライは、フェネルバフチェとのアウェー戦で、3人のMFで臨むことになろう。デ・ヨング、セルチュク・イナン、トルガ・ジエルジの3人だ。

 トルコ・リーグのインターヴァル期間に、ライバルのフェネルバフチェを分析するための濃密な仕事をした同監督の頭には、カドゥキョイでは3人のMFで臨むプランができている。決断を実行に移すために、代表の試合が終わるのを待った同監督は、誰も故障者が出なかったことを受け、そのプランを実行に移すことに取り掛かった。昨日行われた練習とともに、同監督の考えというものが、徐々にヴェールを脱ぎ始めたのだ。
 同監督は、セルチュク・イナン、デ・ヨング、トルガ・ジエルジから成る3人のMFで、フェネルバフチェを止めることを考えている。土壇場での変更がなければ、ゴールゲッターとしてはエレン・デルディヨクの起用となろう。

                  ストッパーは変更

 スナイデルとブルマは、両サイドでポジション・チェンジをしながら、時としてはエレン・デルディヨクの近くにポジションを取り、ゴールを狙うことに努めるだろう。ディフェンスの両サイドは変更がない。サブリとキャローレに任すことになる。ストッパーは重大な変更がある。セルダル・アズィズとセミフ・カヤの2人が起用され、フェネルバフチェのゴールゲッターを止めにかかることになる。



メフメット・エキジに3年間の契約延長のオファー(フォトマッチ紙 16.11.15)

メフメット・エキジ(フォトマッチ紙)"  トラブゾン・スポルのチュブクチュ副理事長は、「メフメット・エキジと交渉を持った。監督が残留を求めている」と語った。契約更改は、前半終了後となる。

 トラブゾン・スポルが、今季末を持ち契約が満了するメフメット・エキジに対して出されたオファーが明らかになった。ムハッレム・ウスタ理事長が、先日会談を持ったメフメット・エキジに対し、3年の契約更改のオファを出したのに対し、メフメット・エキジは、考える時間を求めたということが明らかになった。メフメット・エキジ自身は、トラブゾン・スポルへの残留に熱い眼差しを送り、前半戦終了時に調印するものという情報が流れている。アフメット・チュブクチュ副理事長の会見では、メフメット・エキジと交渉を持ったと言い、「メフメット・エキジだけが、トルコ人選手の中では契約が満了する。メフメット・エキジは、我がクラブの大切な選手だ。監督も残留を希望している。クラブ側も、メフメット・エキジが長年にわたり、我がクラブに貢献してくれること、従って残留に同意をした。我々は、トラブゾン・スポルのメフメット・エキジとして、いつも思い起こされることを望んでいる」と述べた。



心配することは何もない(フォトマッチ紙 16.11.14)

ヴォルカン・シェン"  コソヴォ代表戦で、こむら返りを起こし途中交替をしたヴォルカン・シェンの状態はとても良く、手当目的で交替させたことが明らかにされた。

 フェネルバフチェで、イェレマイン・レンスが、代表での試合で傷み、ガラタサライとのダービーマッチには出場できなくなったあと、ヴォルカン・シェンが不安を掻き立てた。ヴォルカン・シェンは、コソヴォ代表戦の後半、こむら返りを起こし、途中交替したことが、フェネルバフチェを不安がらせたのだ。しかし、心配は無用だった。ヴォルカン・シェンは、手当目的で交替させたのであって、無理させなかったため、脹脛には、いかなる腫れも肉離れも起きてないことが明らかにされた。

.                  ファン・ペルシーをも興奮させる

 トルコ代表とコソヴォ代表との一戦を、アンタルヤのスタンドで観戦したロビン・ファン・ペルシーが、ヴォルカン・シェンがゴールを決めると大喜びだった。ソーシャルメディアを使い、チームメイトのゴールに拍手を送ったファン・ペルシーは、スタンドに詰めかけた人々から大きな関心を持って見られていた。



トルコ代表、回復の兆しが素晴らしい(タクヴィム紙+トルコ・サッカー協会公式HP補綴 16.11.13)

アルダ・トゥラン(右)(TRT)" ヴォルカン・シェン(TRT)"  トルコ代表は、前半、攻撃面でとっても威勢が良かった。後半に入ると、相次いでゴールが生まれた。後半6分にはブラク・ユルマズ、同10分にはヴォルカン・シェンによりゴールが生まれたトルコ代表は、首位争いを窺う雰囲気だ。

 トルコ代表は、W杯予選で、コソヴォ代表をホームで2:0でくだした。前半19分、ハカン・チャラノウルのセンタリングに、ファーサイドにいたメフメット・トパルが、ヘッドで合わせると、ボールは、まずGKウジカニに当たり、次いでバーに当たり跳ね返ってしまった。同25分、メフメット・トパルのパスを受け、ペナルティエリアの右サイドでボールをコントロールしたヴォルカン・シェンが内へ切り返し、シュートを試みたは、GKウジカニがコーナーへと逃げた。同31分、ハカン・チャラノウルが蹴ったフリーキックのボールは、ゴール隅を捉えたが、ウジカニが叩き出しコーナーキックに変わった。

                  コソヴォ代表、バーに嫌われる

 同39分、ハサン・アリ・カルドゥルムのセンタリングに、ヴォルカン・シェンがヘッドで合わせたのに対し、GKウジカニがゴールライン際で防ぐと、跳ね返りのボールに反応したヴォルカン・シェンが倒れた。PKかと思われたが、主審は、試合を続行させた。同45分、ヴォルカン・シェンがセンタリングを入れると、ブラクがいいジャンプをして、ヘディングシュートを試みたが、ボールはバーに嫌われてしまった。前半の終了間際、ムリキのシュートはバーに当たり跳ね返された。

                  4分間で2ゴール

 後半6分、ユヌス・マルが、ペナルティエリアまでフェイントをかけながら持ち込んだ。そして、ブラク・ユルマズにパスを出すと、ゴールマウスを背にボールを受けたブラク・ユルマズが、体を反転してシュートを放つと、グランダーのボールは、GKの左を抜けゴールに収まった。1:0同10分、アルダのパスを受けたブラクの放ったシュートが上のバーに当たり跳ね返されると、詰めていたヴォルカン・シェンが、跳ね返りのボールをゴールに送り込んだ。2:0。同16分、コーナーキックのボールに合わせて、ラフマニが低い位置からヘディングシュートを試みたが、ボールは、GKヴォルカン・ババジャンが押さえただけだった。

. 【トルコ代表】ヴォルカン・ババジャン=ギョクハン・ギョヌル、アフメット・ユルマズ・チャルク、メフメット・トパル、ハサン・アリ・カルドゥルム=オウズハン・オズヤクプ(後半1分:ユヌス・マル)、セルチュク・イナン、ハカン・チャラノウル=ヴォルカン・シェン(後半31分;ジェンギズ・ウンデル)、ブラク・ユルマズ(後半42分:ジェンク・トスン)、アルダ・トゥラン



イェレマイン・レンスを欠くフェネルバフチェのシナリオ(ヒュリエット紙 16.11.12)

アドヴォカート監督(ハベル・テュルク紙)"  メフメット・トパルに次いで、イェレマイン・レンスを故障で欠くことになったフェネルバフチェの選手起用で想定されることが浮かんできた。ガラタサライ戦用の攻撃陣で起用が想定される選手は、アルペル・ポトゥク、ソウ、エメニケだ。

 フェネルバフチェで、ここ数節、好調を保ち、今季大活躍のスター選手イェレマイン・レンスの衝撃的な故障発生が、ガラタサライを前にして、全ての計画を狂わしてしまった。
 イェレマイン・レンスを欠いた試合では、まだ勝ったことのないフェネルバフチェは、その選手起用について深刻になっている。
 ディック・アドヴォカート監督は、3つの異なった選択肢の内の1つを採り、積年のライヴァルのガラタサライに立ち向かうことになろう。

 次に掲げるのが、想定される3つの選択肢だ、、、、

 @ソウを左サイド、ヴォルカン・シェンを右サイド、アルペル・ポトゥクを真ん中に
 イスタンブルでのマンチェスターユナイテッド戦でヒーローとなり、ありえないバイシクル・シュートでゴールを決めたソウが、同監督の選択肢の1番手だ。本職が左サイドであるソウを、その左サイドに置き、ヴォルカン・シェンを右サイドへ置くことを考えている同監督は、アルペル・ポトゥクを、その間に起用することになろう。メフメット・トパルを欠く中盤に不安を抱える同監督は、こうした方法で、チームを守ることになろう。

 Aファン・ペルシーをトップ下に起用
 同監督が起用を考える他の選択肢の核はアルペル・ポトゥクだ。同監督は、アルペル・ポトゥクを右サイドに起用することを考えている。アルペル・ポトゥクを右サイドに置いた場合、今度は、ファン・ペルシーをトップ下に置き、ソウをトップに起用することになる。このプランだと、中盤が薄くなるということで、可能性大とは言い難いところがある。しかし、同監督は、ファン・ペルシーは、10番の位置こそ生きると考えている。

 Bエマニュエル・エメニケを右サイドに置く
 同監督は、この斬新な選択肢に注目している。エメニケが、以前に、右サイドでプレーしたことを知っている同監督は、誰の頭にも浮かんで来ないエメニケを右サイドに置き、真ん中はアルペル・ポトゥクに任せ、FWにはファン・ペルシーを起用する。この選択肢は、他の選択肢に比べて、最も可能性が低い。だが、同監督の頭には、この選択肢もまた入っている。



フェネルバフチェにイェレマイン・レンス・ショック(タクヴィム紙 16.11.11)

イェレマイン・レンス(アクシャム紙)"  オランダ代表とベルギー代表との一戦で、後半22分に交代したイェレマイン・レンスが、ガラタサライとのダービーマッチに出場するのはかなり難しいということが判った。フェネルバフチェが、昨夜出した談話で、イェレマイン・レンスは肉離れを起こしており、治療が始まっている旨、明らかにした。

 フェネルバフチェに、ガラタサライとのダービーマッチを前にして、イェレマイン・レンス・ショックが起こった。1:1の引き分けに終わったオランダ代表とベルギー代表の親善試合で、後半22分、左脚裏筋肉を傷め途中交替を余儀なくされたイェレマイン・レンスについて、最初の談話は、オランダ代表のツイッターで出された。それによると、故障を発生させイェレマイン・レンスは、オランダ代表から離れ、ルクセンブルク代表との試合には出場しないというものだった。昨夜、イスタンブルに戻ったイェレマイン・レンスは、直ちにMR検査を受けた。フェネルバフチェが発表した談話では、「イェレマイン・レンスは、左脚裏上部筋肉に肉離れを起こしていることが判明。治療を開始した」というものだった。

                 アドヴォカート監督、要請

 現在、フェネルバフチェで、最も好調で、実際、最も活躍しているイェレマイン・レンスの故障は、首脳陣に大きな失望を起こしてしまった。この知らせを聞いたアドヴォカート監督は、フェネルバフチェのメディカル・スタッフに、イェレマイン・レンスのために最速の治療に当たるようにとの要請を出したことが明らかになった。だが、消息筋によると、イェレマイン・レンスがダービーマッチに間に合うことは、かなり難しいと看られている。



トルコ代表、オウズハン・オズヤクプ・ショック(ファナティック紙 16.11.10)

オウズハン・オズヤクプ(ベシクタシュ公式HP)"  ベシクタシュの、そしてトルコ代表のスター選手オウズハン・オズヤクプの姿が、今日の夕刻の練習にはなかった。左足首に抱える故障のため、痛みがましたオウズハン・オズヤクプは、トルコ代表及びベシクタシュの関係者の気をもましている。

 トルコ代表の最新のショック、、、。ベシクタシュの、トルコ代表のMFオウズハン・オズヤクプが、今日の夕刻の練習に、姿を現わさなかったのだ。
 オウズハン・オズヤクプは、左足首を傷めているため、練習には出ることができなかったと発表された。オウズハン・オズヤクプは、長期に渡り、チームを離れる原因となった故障の再発で、チームメイトとは別行動を執ったと説明がなされた。
 オウズハン・オズヤクプが、トルコ代表の合宿で練習を続けられるかどうかは、今のところ明らかにされていない。オウズハン・オズヤクプは、明日、より詳細な検査を受けることになっているようだ。
 既に、トルコ代表では、バイヤーレヴァークーゼン所属のオメル・トプラクが、故障のため代表メンバーから除外されている。



ガラタサライ、ダービーマッチを前に、ストッパーに危険信号(タクヴィム紙 16.11. 9)

リーケリンク監督(TRT)"  難しいカドゥキョイでのアウェー戦が、ついにやって来た。だが、ハカン・バルタ、オーレリアン・シェデュー、セミフ・カヤの不調が、リーケリンク監督を考え込ませている。

 テュルク・テレコム・アリーナでバシャクシェヒル・スポルに負けたあと、ガラタサライでは、全般的な不調とともに、最大の問題は、ストッパーの不調が目に行っている。不調のシェデューに替わり、バシャクシェヒル・スポル戦ではセミフ・カヤが替わりを務めたが、誰も、そのプレーぶりを評価しなかった。リーケリンク監督は、フェネルバフチェとのダービーマッチでは、ハカン・バルタとセミフ・カヤの2人でスタートするだろう。しかし、ディフェンスの選手たちとは、濃密な打ち合わせをすることは明白だ。空中戦に弱点があるということで、特別練習が行われるものと考えられる。



トルコ代表、コソヴォ代表戦に向け練習開始(TRT 16.11. 8)

ファーティフ・テリム監督(ヒュリエット紙)"  この土曜日にコソヴォ代表と戦うトルコ代表が、その準備を始めた。

 トルコ代表が、2018W杯ヨーロッパ予選I組で、11月12日(土)にアンタルヤで戦うコソヴォ代表戦に備えての練習を開始した。
 アンタルヤのベレク・ツーリズム・センターにあるレグヌム・カルヤ・ゴルフ&スパ・リゾートで合宿に入っているトルコ代表は、その最初の練習を、トルコ代表のファーティフ・テリム監督指揮下、報道陣には非公開で行われた。ウォーミングアップで始まった練習は、まずはコートを使いゴールマウスなしで、次いでゴールマウスを置いてのプレーを行ったことが発表された。そして、ランニングとスクラッチ運動を行って、練習を終わった。
 腰に痛みのあるハカン・チャラノウル、腿の裏側筋肉に違和感のあるオメル・トプラク、腰に痛みがあり筋肉にも違和感を訴えたヴォルカン・シェン、それに、飛行機が夕刻になってからアンタルヤに着くユヌス・マルが、この練習には不参加だったことが明らかにされた。ハカン・チャラノウル、オメル・トプラク、ヴォルカン・シェンは、それぞれに用意された特別プログラム込みの練習を、トレーニングコーチ付き添いのもと、ホテル内で練習をしていたということだ。
 練習試合を行っている際に、右足首に打撲を負ったエネス・ウナルは、治療目的で練習を半ばで切り上げた。エネス・ウナルの状態については、詳細な検査を行ってから明らかになるだろうと発表された。
 トルコ代表は、明晩行われる練習で、引き続きコソヴォ代表戦に備える。



フェネルバフチェ、3ゴールで勝ち点3(フォトマッチ紙+フェネルバフチェ公式HP補綴 16.11. 7)

アートゥフ・シェシュー(ヒュリエット紙)" エメニケ(左)ジャネル・オズマンパシャ(右)(フェネルバフチェ公式HP)"  マンチェスターユナイテッドに勝ち、この11月を疾走するフェネルバフチェが、トルコ・リーグ第10節で対戦したアクヒサル市役所スポルを1:3で撃破した。ロビン・ファン・ペルシー(前半26分)、アートゥフ・シェシュー(後半20分)、ファーティフ・オズテュルク(オウンゴール)の3ゴールで勝ち点3を獲得したフェネルバフチェは、これで3連勝となった。

 フェネルバフチェの連勝は、アクヒサル市役所スポルに勝ったことで3連勝となった。前節、カラビュック・スポルをホームで5:0でくだしたフェネルバフチェは、エーゲ海で点差をつけ、アクヒサル市役所スポルを1:3で負かしたのだ。フェネルバフチェは、この勝利で勝ち点を18に伸ばし、代表の試合を挟んで行われるガラタサライとのダービーマッチを前にして、ガラタサライとの勝ち点差を2と縮めたのだった。

                 幕開けのゴールはファン・ペルシー

 マニサ5月19日スタジアムで行われたこの試合、フェネルバフチェが、前半26分、ファン・ペルシーのゴールで先制した。アートゥフ・シェシューのセンタリングをうまく活かしたファン・ペルシーが、ファーサイドから放ったシュートが、今季4ゴール目となり、フェネルバフチェの先制点となったのだった。

                 PKを外した、ロダレガ

 前半32分、アクヒサル市役所スポルがPKを得たが、ロダレガが、このPKを外してしまった。ペナルティエリア内でのせめぎ合いで、メフメット・トパルのチェックを受け、メルヴァン・チェリクが倒れると、ハリル・ウムト・メレル主審がPKを与えたのだった。メフメット・トパルは、ここでカードをもらったことで、ガラタサライとのダービーマッチは累積警告で出場停止となってしまった。コロンビア人選手ロダレガが蹴ったPKは、バーの上を越えて外に出て行った。

                 フェネルバフチェを楽にさせたゴール

 リ−ドをして臨んだ後半、フェネルバフチェは、同20分、アートゥフ・シェシューのゴールで0:2とした。イェレマイン・レンスのパスを、ペナルティエリア内で受けたエメニケが、アートゥフ・シェシューにボールを回した。素晴らしい動きで相手選手をかわして行ったアートゥフ・シェシューがシュートを放つと、ボールは、アクヒサル市役所スポルのゴールネットを揺らしたのだった。

                 ファーティフ・オズテュルク、大きなミス

 同32分、おかしなゴールが生まれた。アクヒサル市役所スポルのペナルティエリア内で舞い上がったボールに対し、GKファーティフ・オズテュルクとチームメイトのセルダル・ケシマルとの間で意志疎通を欠いた結果、ボールを自ゴールに入れてしまったのだ。フェネルバフチェは、このゴールで0:3してしまった。

                 ロドレガ、スコアを決する

 この試合に生まれたゴールの最後を飾ったのは、同ロスタイム3分、フーゴ・ロドレガのあげたものだった。ペナルティエリア内でボールを得たロダレガが、狙いすましたシュートを放つと、これが決まったのだった。 だが、このゴールだけでは、アクヒサル市役所スポルが勝ち点を得るには十分ではなかった。そして、フェネルバフチェが1:3で勝利を収めたのだった。

【アクヒサル市役所スポル】ファーティフ・オズテュルク=トルガ・ウンリュ、ジャネル・オズマンパシャ、セルダル・ケシマル、オメル・バイラム=アブドゥル・シッソコ、ランドリー・ンゲモ=ムーダト・チェリク(後半33分:ソネル・アイドードゥ)、オゼル・フルマジュ、メルヴァン・チェリク(後半14分:リカルド・ファス・テ)=フーゴ・ロダレガ
【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=シェネル・オズバイラクル、シモン・ケール、マルティン・シュクルテル、ハサン・アリ・カルドゥルム=ジョゼフ・デ・ソーサ、メフメット・トパル、アートゥフ・シェシュー=イェレマイン・レンス(後半34分:ロマン・ノイシュテッター)、ロビン・ファン・ペルシー(前半40分:エメニケ)、ヴォルカン・シェン(後半14分:アルペル・ポトゥク)



ここはアリーナ、ここからは得るものはなし(タクヴィム紙+ハベル・テュルク紙補綴 16.11. 6)

ルイス・ロドルフォ(ヒュリエット紙)" クアレスマ(左)ゼキ・ヤウル(右)(ベシクタシュ公式HP)"  ベシクタシュは、前半7分にロドルフォ、同17分にはジェンク・トスン(PK)のゴールで、2点差をつけた。トラブゾン・スポルは、同41分にユスフ・エルドーアンがゴールを決めたが、それでは足りなかった。

 トルコ・リーグ第10節、積年のライヴァルであるトラブゾン・スポルを、ホームに迎えたベシクタシュは、2:1で、これを退けた。首位に立つバシャクシェヒル・スポルを追いかけるベシクタシュは、ガラタサライとの勝ち点差を4に拡げた。前半5分、リカルド・クアレスマが、左サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドにいたギョクハン・ギョヌルが、ヘッドでヴァンサン・アブバカルに落とした。走り込んで来たアブバカルが放ったシュートは、GKオヌル・レジェプ・クヴラクがコーナーへと逃げた。同7分、ベシクタシュが先制ゴールを決めた。クアレスマが蹴ったコーナーキックからのボールを、アッティバ・ハッティンソンがファーサイドに向けて浮かした。そのボールを、ロドルフォがヘッドでゴールを決めたのだった。1:0。同16分、クアレスマが、ペナルティエリア内で倒れると、主審はPKを指示した。このPKを、ジェンク・トスンが決め、点差を2と拡げた。同40分、アッティバ・ハッティンソンのスルーパスを受けたアブバカルが、GKオヌル・レジェプ・クヴラクと1対1となり放ったシュートは、枠の傍らを逸れ外に出て行った。

                  後半は息を呑む戦い

. その1分後、ユスフ・エルドーアンのきれいなシュートが決まり、スコアは2:1となった。同7分、マトゥス・ベロが出したグランダーのパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たダメ・ンドエが、体を反転させてシュートを放ったが、GKファブリシオ・アオゴストがキャッチした。同20分、リカルド・クアレスマのグランダーのパスを、ペナルティエリアのすぐ内側ゴール左斜め前で得たトルガイ・アルスランがシュートを試みたが、GKオヌル・レジェプ・クヴラクがパンチングで防いだ。同22分、リカルド・クアレスマが右コーナーキックを蹴ると、ニアサイドにいたアッティバ・ハッティンソンが、ヘッドでファーサイドにいたヴァンサン・アブバカルに落とした。走り込んで来たアブバカルが放ったシュートは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行った。同26分、オジェニ・オナジのグランダーのパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たメフメット・エキジが放ったシュートは、GKファブリシオ・アゴストがコーナーへと逃げた。 同29分、ゼキ・ヤウルがセンタリングを入れたが、ファブリが際どいところでパンチングで防いだ。そして、試合は2:1のまま終わった・

【ベシクタシュ】ファブリシオ・ラミレス=ギョクハン・ギョヌル、ルイス・ロドルフォ、マルセロ・ゲデス、アドリアーコレイア=アッティバ・ハッティンソン、オウズハン・オズヤクプ(後半45分:アンドレアス・ベック)=ヴァンサン・アブバカル(後半31分:オメル・シシマノウル)、トルガイ・アルスラン(後半22分:ギョクハン・インレル)、クアレスマ=ジェンク・トスン
【トラブゾン・スポル】オヌル・レジェプ・クヴラク=ゼキ・ヤウル、ウーウル・デミロク、ヤン・ドゥリカ、ムスタファ・アクバシュ=オカイ・ヨクシュル、オジェニ・オナジ(後半34分:ルイス・イバネス)=マトゥス・ベロ(後半44分:ソク・ヒョンジョン)、メフメット・エキジ、ユスフ・エルドーアン(後半20分:アイタッチ・カラ)=ダメ・ンドエ



ガラタサライ 1:2 バシャクシェヒル・スポル(ガラタサライ公式HP+TRT補綴 16.11. 5)

エムレ・ベレズオウル(左)スナイデル(右)(ガラタサライ公式HP)" メフメット・バッタル(バシャクシェヒル・スポル公式HP)"  トルコ・リーグ第10節、ガラタサライは、テュルク・テレコム・アリーナにバシャクシェヒル・スポルを迎えた。試合は、ガラタサライが、1:2の敗戦で終わった。

 この試合、最初の攻撃はバシャクシェヒル・スポルの方から生まれた。ヴィスカの放ったペナルティエリア内でのシュートは、ムスレアが処理した。ブルマが、前半16分、フェイントをかけながらペナルティエリア内へとボールを持ち込んだ。そして、内側へと出したボールは、エレン・デルディヨクに渡る前に、相手ディフェンスが、際どく間に入ってしまった。ガラタサライは、同15分以後は、優位に試合を進めるようになった。同26分、スナイデルが、ロングシュートを試みたが、僅かに枠を逸れて外に出て行った。同32分、ガラタサライにゴールが生まれた。スナイデルが、いいフリーキックを蹴ると、シナン・ギュムシュがヘッドで合わせ、ゴールが決まったのだった。同37分、バシャクシェヒル・スポルが同点に追いついた。エディン・ヴィスカのパスを、ペナルティエリア内で受けたウーウル・ウチャルが、右サイドからセンタリングを入れた。ファーサイドにいたメフメット・バッタルが、ヘッドで合わせると、ガラタサライのゴールネットが揺れたのだった。1:1。前半の終盤、ガラタサライは、明らかなる好機を活かせなかった。ブルマが、左サイドからボールを持ち込んだ。そのブルマが内へと出したボールに、絶好の位置にいたエレン・デルディヨクが触れることができなかったのだ。そして、前半は、お互いのゴールで1:1のまま終わった。
 後半に入るに当たり、両者ともに、選手交替を行わずに臨んだ。同7分、ガラタサライがフリーキックのチャンスを掴んだが、セルチュク・イナンが蹴ったボールは、枠の傍らを逸れ外に出て行った。同12分、今度は、スナイデルがロングシュートを試みたが、またしても、僅かに枠を捉えず外に出て行っただけだった。ガラタサライが、試合に重みをつけていった。だが、同15分、バシャクシェヒル・スポルが勝ち越し点を入れた。エムレ・ベレズオウルが、右サイドから蹴ったフリーキックに、ヤルチュン・アイハンがヘッドで合わせると、ガラタサライのゴールネットが揺れたのだった。同38分、ガラタサライがスピードに乗った。ポドルスキのパスを、ジョスエがペナルティエリア・ラインで受けた。そして、シュートを放ったが、僅かに枠を捉えることができなかった。同40分、ブルマがペナルティエリア内へと送り込んだパスを、セミフ・カヤが受けた。だが、放ったシュートは的外れだった。同45分、バシャクシェヒル・スポルのペナルティエリアの左側ライン近くから、スナイデルが蹴ったフリーキックのボールが、転がりながら直接に枠に向かって行ったが、GKヴォルカン・ババジャンがコーナーキックに変えた。後半ロスタイム2分、ガラタサライが蹴った左コーナーキックからのボールを、セミフ・カヤがコントロールして、背後でいい位置いたハカン・バルタに出すと、ハカン・バルタが強烈なシュートを放ったが、GKヴォルカン・ババジャンがパンチングで大きくクリアした。
 そして、試合は、バシャクシェヒル・スポルが1:2とりどしたまま終わった。

【ガラタサライ】ムスレラ=サブリ・サルオウル、セミフ・カヤ、ハカン・バルタ、リオネル・キャローレ=セルチュク・イナン(後半26分:ジョスエ)、ニゲル・デ・ヨング=シナン・ギュムシュ(後半33分:ルーカス・ポドルスキ)、スナイデル、ブルマ=エレン・デルディヨク
【バシャクシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=ウーウル・ウチャル、ベキル・イルテギュン、ヤルチュン・アイハン、フェルハト・オズトルン=マフムト・テクデミル、エムレ・ベレズオウル=エディン・ヴィスカ、マルシオ・モッソーロ(後半37分:サミュエル・ホルメン)、ジェンギズ・ウンデル(後半43分:エレン・アルバイラク)=メフメット・バッタル(後半ロスタイム2分:ムスタファ・ペテクメク)



一言、素晴らしい(タクヴィム紙+トルコ・サッカー協会公式HP補綴 16.11. 4)

ムサ・ソウ(フェネルバフチェ公式HP)" イェレマイン・レンス(中)(フェネルバフチェ公式HP)"  前半2分、ムサ・ソウの見事なゴールで先制したフェネルバフチェは、後半15分、イェレマイン・レンスの素晴らしいフリーキックが決まり、点差を2と拡げた。マンチェスターユナイテッドは、同44分、ルーニーが、点差を1と縮めるゴールを決めたにせよ、フェネルバフチェが勝ち点3を得たのだった。そして、グループ・リーグ首位に浮上した。

 フェネルバフチェが、カドゥキョイで、マンチェスターユナイテッドを石持って追い立てた。UEFA欧州リーグA組第4戦で、フェネルバフチェは、イングランドのマンチェスターユナイテッドを2:1でくだし、グループ首位に浮上した。フェネルバフチェは、試合早々に凄いゴールを決めた。前半2分、ハサン・アリ・カルドゥルムのセンタリングに合わせて、ムサ・ソウがバイシクル・シュートを決めてしまったのだ。1:0。同24分、ヴォルカン・シェンが左サイドからセンタリングを入れると、イェレマイン・レンスがヘッドで合わせたが、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行った。同34分、ラッシュフォードのセンタリングを入れると、イブラヒモヴィッチが触れる前に、GKヴォルカン・デミレルが触れ、ゴールかと思われたところを防いだのだった。同ロスタイム1分、アルペル・ポトゥクが右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドにいたムサ・ソウが、きれいにヘッドで合わせたが、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。

                  エメニケ、ゴールを逃す

 後半15分、フェネルバフチェが、点差を2と拡げた。ペナルティエリアの外ゴール前僅かに右から、イェレマイン・レンスがフリーキックを右足で蹴ると、ボールは、GKデ・ヘアの左を抜け、ゴールネットを揺らしたのだった。同24分、スピードを持ったフェネルバフチェの攻撃で、イェレマイン・レンスが、右サイドからセンタリングを入れると、相手ディフェンスの裏を取ったエメニケが、GKデ・ヘアと1対1となった。そして、エメニケがシュートを放ったが、スペイン人GKデ・ヘアは両足を使って、ボールを叩き出し、ゴールかと思われたところを救った。同44分、マンチェスターユナイテッドが、点差を1と縮めた。ペナルティエリアの外でボールを得たルーニーが、狙いすました強いシュートを放つと、ボールは、GKヴォルカン・デミレルの右を抜け、ゴールネットに突き刺さった。2:1。同ロスタイム3分、ルーニーがヘディングシュートを試みたが、ゴールラインの際どいところで、イスマイル・キョイバシュがクリアした。そして、スコアを守ったフェネルバフチェが、勝ち点3を得たのだった。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=シェネル・オズバイラクル、マルティン・シュクルテル、シモン・ケール、ハサン・アリ・カルドゥルム=ジョゼフ・デ・ソーサ、アルペル・ポトゥク(後半37分:ロマン・ノイシュテッター)、メフメット・トパル=イェレマイン・レンス、ムサ・ソウ(後半42分:イスマイル・キョイバシュ)、ヴォルカン・シェン(後半23分:エメニケ)



トラブゾン・スポル、ベシクタシュに備えての練習、継続中(ファナティック紙 16.11. 3)

エルスン・ヤナル監督(ファナティック紙)"  トラブゾン・スポルは、トルコ・リーグでこの週末に予定されているベシクタシュ戦に備えての練習を続けている。

 トラブゾン・スポルは、メフメット・アリ・ユルマズ・グランドで、エルスン・ヤナル監督指揮下、報道陣には非公開で練習を行った。
 練習には、故障を抱えているギュライ・ヴラルは不参加だったことが明らかにされた。ガラタサライ戦で故障を発生させたカスティリョは、チームとは離れてランニングを続けていたことも明らかにされた。選手たちは、パス練習を行ったあと、ハーフコートを使った戦術面に重点を置いたミニゲームを行ったということだ。トラブゾン・スポルは、明日行う練習で、ベシクタシュ戦に向けた練習を打ち上げ、午後に、飛行機でイスタンブルに向かうことになっている。



逃した魚は大きい(テュルキエ紙+ハベル・テュルク紙補綴 16.11. 2)

ギョクハン・インレル(左端)(ヒュリエット紙)" ジェンク・トスン(上)(ベシクタシュ公式HP)"  後半34分、クアレスマがPKを決め、ベシクタシュが先制した。同37分、ハムシークのバズーカ砲が、ベシクタシュのゴール隅に突き刺さった。勝てば、グループ・リーグ戦からの勝ち上がりに大きなアドヴァンテージを得るはずだったベシクタシュが、僅か3分間だけ首位に立つことができただけだった。

 ベシクタシュは、アウェー戦では2:3で勝ったナポリに、ホームでは引き分けに終わった。1:1。故障者に苦しめられているベシクタシュが、前半24分に交代を強いられた。トシッチが出て、ジェンク・トスンが入った。この交替で、アドリアーノが中盤から、トシッチの位置左サイドバックに入った。両サイドは、クアレスマとアブバカルが担うことになった。そして、トップにはジェンク・トスンが入った。この配置変更で、前半、より多くのボール支配率を持ったナポリのプレッシャーが砕かれた。その直後、同30分に、ベシクタシュがゴールに近づくということがあった。クアレスマの左サイドからのセンタリングを、クリバリが大きくクリアしようとしたところ、ボールが、ペナルティエリア内ゴール左斜め前にいたアッティバ・ハッティンソンの前に転がった。絶好の状態で、アッティバ・ハッティンソンがシュートを放つと、ボールは、サイドバーに当たって外に出て行った。前半の終了前15分間は、、中盤でのせめぎ合いに終始し、ゴールの声は上がらなかった。そして、後半の開始とともに、ナポリのプレッシャーが始まった。
 後半5分、アランのスルーパスに反応して、ディフェンスの裏を取ったカジェホンがシュートを試みたが、そのシュートは悪く、ボールは外に出て行っただけだった。オウズハン・オズヤクプが、久しぶりにピッチに戻って来た。同20分に、ギョクハン・インレルと交替したのだ。試合は、完全に、全てのラインで、ナポリがコントロールしていた。同24分、左サイドで生まれたナポリの攻撃で、インシーニェが、ペナルティエリア内でヒールパスを見せ、メルテンスにボールを出したが、メルテンスの放ったシュートは、バーの上を越えて外に出て行っただけだった。後半に入って、ベシクタシュはシュートがなかった。だが、同32分、PKを得た。アブバカルが出したボールが、マクシモヴィッチの腕に当たり、主審がPKを与たえたのだった。そのPKを、クアレスマが決め、ヴォーダフォン・アリーナが揺れた。1:0。ベシクタシュの喜びは束の間だった。ハムシークが、25mからのシュートを放つと、ファブリシオを捕えてしまったのだった。1:1。ベシクタシュは、勝利を逃し、それとともに勝ち点3も、首位の座も、クラブ記録も潰えてしまったのだった。ベシクタシュは、かつて2003-04シーズンに、ミルチェア・ルチェスク監督時代に、チャンピオンズリーグで勝ち点7を記録したのが、ここまでの最高記録なのだ。

【ベシクタシュ】ファブリシオ・ラミレス=アンドレアス・ベック、マルセロ・ゲデス、ルイス・ロドルフォ、ドゥスコ・トシッチ(前半23分:ジェンク・トスン)=ギョクハン・インレル(後半21分:オウズハン・オズヤクプ)、アッティバ・ハッティンソン=クアレスマ、トルガイ・アルスラン、アドリアーコレイア=ヴァンサン・アブバカル



ベシクタシュ、ナポリ戦の予想される先発メンバー(アクシャム紙 16.11. 1)

シェノル・ギュネシュ監督(フォトマッチ紙)"  ベシクタシュは、イタリアで勝ったナポリを、ヴォーダフォン・アリーナに迎える。狙いは勝つことだけ。

 さあ、勝利をもう1つ、、、。ベシクタシュは、チャンピオンズリーグB組で、アウェーで2:3でくだしたナポリを、ヴォーダフォン・アリーナに迎える。ぎっしりと詰まった観衆の前での試合を裁くのは、イングランド・サッカー協会のマーク・クラッテンバーグ主審だ。
 ここまで勝ち点5を得ているベシクタシュは、勝ち点6で首位に立つナポリをくだし、グループ首位に立つことを目指している。ベシクタシュで、故障を抱えるジャネル・エルキン、アンダーソン・タリスカ、ネジプ・ウイサルは出場はできない。ナポリの方は、ラウル・アルビオルとアルカデュース・ミリクを、イスタンブルへ帯同してきていない。軽い故障を抱えるメルテンスはプレーができる。

                   ベシクタシュ、記録を目指す

 ベシクタシュは、グループ・リーグ戦で最も勝ち点を稼いだのは、2003-04シーズンの勝ち点7だ。ベシクタシュが、この試合に勝てば、記録を塗り替えることになる。

                   アドリアーノ、あと1枚で出場停止

 ジャネル・エルキンの故障発生以後、左サイドバックの唯一の選択肢となっているアドリアーノ・コレイアは、あと1枚イエローカードをもらと出場停止となる。

                   ベシクタシュn予想先発メンバー

 ファブリシオ・ロミレス、アンドレアス・ベック、マルセロ・ゲデス、ドゥスコ・トシッチ、アドリアーノ・コッレイラ、アッティバ・ハッティンソン、ギョクハン・インレル、トルガイ・アルスラン、クアレスマ、オルジャイ・シャハン、ヴァンサン・アブバカル。



光速フェネル(タクヴィム紙+フェネルバフチェ公式HP補綴 16.10.31)

アンドレ・ビヨゴ・ポコ(左)イスマイル・キョイバシュ(右)(フェネルバフチェ公式HP)" ファン・ペルシー(フェネルバフチェ公式HP)"  フェネルバフチェは、カラビュック・スポルを相手に、前半18分、ロビン・ファン・ペルシーのPKで先制した。同29分には、ジェイフン・ギュルセラムが退場となった。同45分にはマルティン・シュクルテル、後半3分には、再びロビン・ファン・ペルシーが表舞台に上がった。更に、アートゥフ・シェシューとイェレマイン・レンスのゴールで、フェネルバフチェはカラビュック・スポルに向かい爆発したのだった。

 フェネルバフチェが、カラビュック・スポルに対し爆発した。フェネルバフチェが、ホームでカラビュック・スポルを5:0でくだしたのだ。前半18分、イェレマイン・レンスの蹴ったフリーキックに対し、カラビュック・スポルのペナルティエリア内で、オラフル・スクラソンと空中で競り合ったメフメット・トパルが地面に倒れると、フラト・アイドゥヌス主審はPKの判断を下した。このPKを蹴ったロビン・ファン・ペルシーが、GKの跳んだと反対側のゴール隅に蹴り込み、フェネルバフチェが1:0と先制した。同29分、ジェイフン・ギュルセラムが、この日2枚目のイエローカードをもらい退場となり、フェネルバフチェはとても楽になった。同43分、フェネルバフチェのアートゥフ・シェシューが、ボールを持ってペナルティエリア内へと動き出した。そしてシュートを放つと、ボールは、カラビュック・スポルのGKアフメット・シャヒンが押さえた。前半終了間際、ヴォルカン・シェンが、左タッチラインからゴールラインまで入り込み、パスを出すと、マルティン・シュクルテルが、それに合わせて、がら空きとなっていたゴールをマウスに、ボールを送り込んだ。そして、前半は、フェネルバフチェが、カラビュック・スポルを2:0と引き離し終わった。

                  フェネルバフチェのスピード、後半になっても落ちず

 後半3分、オランダ人スター選手イェレマイン・レンスのパスを受けたシェネル・オズバイラクルが、ゴールライン際までボールを持ち込みパスを出すと、ロビン・ファン・ペルシーががら空きとなっていたゴールマウスに蹴り込んだ。3:0。同7分、ロビン・ファン・ペルシーのパスを受け、中盤から動き出したアートゥフ・シェシューが、左サイドからペナルティエリア内へとボールを持ち込み、右足のアウトサイドでシュートを試みると、ボールは、GKアフメット・シャヒンの股間を抜けるゴールとなった。4:0。同8分、ヴォルカン・シェンが、左サイドからボールを持ち込み、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、イェレマイン・レンスが合わせ、フェネルバフチェは5:0とした。同30分、イェレマイン・レンスのセンタリングに、ジョゼフ・デ・ソーサがヘッドで合わせたが、ボールは外に出て行った。フェネルバフチェは、この勝利で5位に上がった。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=シェネル・オズバイラクル、シモン・ケール、マルティン・シュクルテル、ハサン・アリ・カルドゥルム=イェレマイン・レンス、メフメット・トパル(後半12分:ロマン・ノイシュテッター)、ジョゼフ・デ・ソーサ、ヴォルカン・シェン(後半32分:イスマイル・キョイバシュ)=アートゥフ・シェシュー=ファン・ペルシー(後半21分:ムサ・ソウ)
【カラビュック・スポル】アフメット・シャヒン=ケリム・ゼンギン、ダニー・ヌンコー、モリウス・ヴァレリカ・ガマン、ラスミン・ラトフレヴィッチ=ジェイフン・ギュルセラム、オラフル・スクラソン=アンドレ・ビヨゴ・ポコ、アブドゥ・トゥラオレ(後半11分:セルダル・デリクタシュ)、クリスティアン・タナセ(後半37分:オスマン・チェリク)=ムスタファ・ヤタバレ(後半11分:イルハン・デペ)



アダナ・スポル 0:1 ガラタサライ(ガラタサライ公式HP+ハベル・テュルク紙補綴 16.10.30)

セルチュク・イナン(後)テヴフィク・アルトゥンダー(前)(ハベル・テュルク紙)" ブルーマ(ハベル・テュルク紙)"  トルコ・リーグ第9節、ガラタサライは、アウェー戦を戦い、アダナ・スポルを唯一の得点で撃破した。勝ち点3をもたらしたゴールをあげたのはブルーマだった。

 この試合、早々にガラタサライが優位に立った。右サイドから効果的な攻めを見せていたガラタサライは、前半5分、ポドルスキのパスを受け、ヤシン・オズテキンがチャンスを掴んだ。ペナルティエリアからのシュートは、ゴランが辛うじてパンチングで防いだ。前半12分、ペナルティエリア内でエドガーの出したパスに、走り込んで来たテヴフィクがシュートを放ったが、ボールは、ガラタサライのディフェンダーに当たり跳ね返されてしまった。同15分、サブリのセンタリングに対し、ニアサイドの絶好の位置にいたエレン・デルディヨクはボールに触れることができず、ファーサイドにいたポドルスキがシュートを試みたが、ボールは外に出て行っただけだった。同21分、ブルーマがフェイントをかけながら、ゴールライン際まで持ち込み、内側へとボールを入れた。それに合わせて、ポドルスキが放ったシュートは、ゴールネットを揺らしたが、ボールが、一旦外に出ていたということで、ゴールとは認められなかった。同44分、ロドリーゴのスルーパスが通ったが、エドガーがいい位置にいながらシュートを打てず、その間に、キャローレが大きくクリアしてしまった。 そして、前半は、お互いにゴールをあげられないまま終わった。
 ガラタサライは、後半も早々に優位に立った。同3分、セルチュク・イナンの蹴ったフリーキックのボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行った。同6分、コマンが、ペナルティエリアの外から放ったシュートは、ムスレアが素晴らしい反応を見せゴールを許さなかった。同19分、セルチュク・イナンの蹴ったコーナーキックに対し、エレン・デルディヨクがヘッドで合わせると、ボールは、まずGKが、次いでゴールポストが、ゴールを許さなかった。同26分、セルチュク・イナンの蹴った左コーナーキックからのボールを、アダナ・スポルのディフェンス陣が大きくクリアしようとした。そのボールがペナルティエリアの外にいたブルーマの前に転がると、ブルーマが放ったシュートは、アダナ・スポルのゴールネットを揺らしていた。これで、ガラタサライが0:1と先制したのだった。このゴールとともに、ガラタサライの動きにテンポが出て行った。同30分、ブルーマのパスを受け、シナン・ギュムシュの放ったシュートは、GKが押さえた。同34分、セルチュク・イナンの蹴った素晴らしいフリーキックは、GKが辛うじて外に叩き出した。終盤、アダナ・スポルの攻撃があったが、ガラタサライはチャンスを与えることはなかった。

【アダナ・スポル】ゴラン・カラチッチ=ディガオ、マウルシオ・ラモス、ウスマーヌ・ヴィエラ、レナン・ディニズ=ウラディミル・コマン(後半43分:エムレ・ウーウル・ウルチ)、ベキル・ユルマズ、レナン・ファジーニョ、テヴフィク・アルトゥンダー=ロニ(後半24分:アフメット・デレリ)、エドガー・シルヴァ(後半33分:ゲエ・マガエ)
【ガラタサライ】ムスレラ=サブリ・サルオウル、セミフ・カヤ、オーレリアン・シェデュー、リオネル・キャローレ=セルチュク・イナン、トルガ・ジエルジ(後半15分:ニゲル・デ・ヨング)=ブルマ、ルーカス・ポドルスキ(後半38分:ジョスエ)、ヤシン・オズテキン(後半15分:シナン・ギュムシュ)=エレン・デルディヨク



ゲンチレル・ビルリーイ 1:1 ベシクタシュ(テュルキエ紙+TRT補綴 16.10.29)

ネジプ・ウイサル(左)イルファン・ジャン・カフヴェジ(右)(ベシクタシュ公式HP)" マルセロ・ゲデス(上)アイドゥン・カラブルト(下)(ヒュリエット紙)"  トルコ・リーグ第9節開幕試合で、ベシクタシュは、ゲンチレル・ビルリーイと1:1で引き分けた。

 ベシクタシュが、アウェー戦でゲンチレル・ビルリーイと1:1で引き分けた。GKファブリの大きなミスで先制を許したベシクタシュは、3連勝にストップがかかってしまった。アンカラ5月19日スタジアムで行われたこの試合、先制点は、ホームのゲンチレル・ビルリーイから生まれた。前半27分、イルファン・ジャン・カフヴェジが中盤から出したロングボールに対し、ゴールを離れ前に出たGKファブリシオが、ロドルフォとぶつかった。意思の疎通を欠いた結果だったが、ボールを、ペナルティエリア手前でコントロールしたセルダル・ギュルレルがシュートを放つと、ボールはベシクタシュのゴールネットを揺らしていた。1:0。後半早々に優位に立ったベシクタシュは、同6分、タリスカによる同点ゴールを生み出した。クアレスマが、ゲンチレル・ビルリーイのペナルティエリアのゴール左前からセンタリングを入れると、ファーサイドでいいジャンプをしたタリスカが、ヘッドに合わせるとゴールが決まったのだった。試合の残り時間、相手にプレッシャーをかけていったベシクタシュは、同28分にはアフメット・オウズが、同43分にはジェンク・トスンが、2度ともバーに嫌われるということが起こった。同28分の方は、クアレスマが蹴った右コーナーキックに対し、ニアサイドにいたアフメット・オウズがバックヘッドでシュートを試みたが、ボールはサイドバーに当たり跳ね返っただけだった。また、同43分の方は、ゲンチレル・ビルリーイ陣内で、クアレスマが蹴ったフリーキックのボールを、ファーサイドにいたマルセロがヘッドで内へと折り返した。そのボールで、ジェンク・トスンがヘディングシュートを試みたが、ボールは上のバーに当たり跳ね返されてしまったのだった。この結果、ここまで続いていた3連勝にピリオドを打ったベシクタシュだが、不敗記録は続くことになった。そして、勝ち点は21となった。一方のゲンチレル・ビルリーイは、勝ち点を11に伸ばした。2連敗を続けたあと、勝ち点を得ることになったゲンチレル・ビルリーイは、これで、トルコ・リーグで4試合勝利がない。

【ゲンチレル・ビルリーイ】ヨハネス・ホップフ=アフメト・オウズ、アフメト・チャルク、セルゲイ・ポリテヴィッチ、ウーウル・チフトチ=セルチュク・シャヒン、グイ・ランデル=イルファン・ジャン・カフヴェジ(後半44分:トケロ・ランティー)、セルダル・ギュルレル(後半ロスタイム3分:アンテ・クルシッチ)、アイドゥン・カラブルト(後半31分:アブドゥル・カリリ)=ヴェダト・ムリッチ
【ベシクタシュ】ファブリシオ・ラミレス=ギョクハン・ギョヌル(後半42分:アンドレアス・ベック)、ドゥスコ・トシッチ、マルセロ・ゲデス、アドリアーノ・コレイア=ネジプ・ウイサル(前半16分:ルイス・ロドルフォ)、トルガイ・アルスラン=オルジャイ・シャハン(後半1分:ヴァンサン・アブバカル)、タリスカ、クアレスマ=ジェンク・トスン



イェレマイン・レンスを右に、ムサ・ソウを左に(タクヴィム紙 16.10.28)

イェレマイン・レンス(ファナティック紙)" ムサ・ソウ(フォトマッチ紙)"  フェネルバフチェは、カラビュック・スポル戦でも「4-2-3-1」のシステムを引き続く採用するだろう。しかし、イスマイル・キョイバシュに替えて、ソウが起用されるだろう。そして、イェレマイン・レンスが右サイドに起用されることになろう。

 フェネルバフチェのカラビュック・スポル戦での戦術が、徐々に明らかになり始めている。コンヤ・スポル戦同様、「4-2-3-1」のシステムが使われるだろうが、コンヤ・スポル戦のようなディフェンシヴな形は採らないだろうということが明らかになっている。イスマイル・キョイバシュに替えてムサ・ソウが起用されるものと考えられるが、イェレマイン・レンスが、再び右サイドに起用されることになろう。これにより、フェネルバフチェは、よりオフェンシヴになることとなる。更に、ロビン・ファン・ペルシーが、今度もエメニケの背後に置かれ、10番の役割を担うという情報が流れている。



トラブゾン・スポルのFW陣、またしても落第(ファナティック紙 16.10.27)

エルスン・ヤナル監督(ファナティック紙)" エステバン(トラブゾン・スポル公式HP)"  トラブゾン・スポルのエルスン・ヤナル監督は、トルコ杯の一戦で、普段出場機会に恵まれていない選手たちを、先発メンバーに起用した。ラミル、ムハメット・デミル、ソク・ヒョンジョンのような、まだいいところを見せていない選手たちだが、チョルム市役所スポル戦でのプレーは落第だった。

  トラブゾン・スポルのエルスン・ヤナル監督は、トルコ杯の一戦で、普段出場機会に恵まれていない選手たちを、先発メンバーに起用した。
 若きラミルは、前半でお役御免になり、ソク・ヒョンジョンは後半30分に交代した。ムハメット・デミルは最後までピッチに立った。
 だが、FWという言葉通りには、どの選手もいかなかった。なかでも大きな期待をもって、ポルトからレンタルでやって来たソク・ヒョンジョンは、トラブゾン・スポルでの地位は、この試合でほぼ尽きたと言える。

                  エステバンには拍手

 トルコ・リーグでは、オヌル・レジェプ・クヴラクの控えに甘んじ、出場機会のないエステバンが、昨日の試合では出場した。ゴールを浴びた際にも、大したミスを犯したわけでもないエステバンは、かなり少なかったとはいえ、チョルム市役所スポルの攻撃に際しても、重要なセーヴィングを見せていた。
 このように、常に出場の準備はできているコスタリカ人のGKエステバンは、試合終了後、エルスン・ヤナル監督から、特別に祝福を受けた1人となっていた。



リーケリンク監督、新しいシステムを模索(ファナティック紙 16.10.26)

リーケリンク監督(ガラタサライ公式HP)"  ガラタサライのリーケリンク監督は、ゴールを求める道筋に関しての問題解決と、ポドルスキ、スナイデル、エレン・デルディヨク、ブルーマというガラタサライの誇る4選手を、最もいい形で活用するため、新しいシステムを模索し始めた。同監督は、全般的な分析を始めようとしている。

 トルコ・リーグでトラブゾン・スポルに敗れ、首位戦線で痛手を蒙ってしまったガラタサライは、この敗戦の分析に入っている。同監督は、トラブゾン・スポルとの一戦で、とっても悪いプレーを見せたポドルスキとスナイデルの2人が、何故に不調だったかを問おうとしているのだ。
 この2人が、同時にピッチに立ち、更に、ブルーマとエレン・デルディヨクも、ディフェンス面では十分だっとは言えないことが、ガラタサライを厳しい状況に落ち込ませていたと看られるため、同監督は新しいシステムを模索するに至ったのだ。
 練習で、この4選手を、最もいい形で活用するため、3-5-2や4-4-2といった異なったヴァリエーションを試している同監督は、4-2-3-1というシステムを、直ちに捨てる用意ができている。だが、スナイデルの状況が、このシステム変更となると問題が生じてくるのである。

                  試行は続く

 サッカーのシステムの選択肢から4-3-3を選んだ同監督だが、前線に、スナイデル、ポドルスキ、エレン・デルディヨクを配置すると、ブルーマの入り込む余地がなくなることから、このシステムを選ぶことができないのだ。同監督は、このため模索を続けているが、前線の4人を最も活かすために、必要あらば、何でもするだろうことが伝えられている。

                  不安はサイドから解決されるだろう

 同監督の考えによれば、ゴールを求める道筋に関する最大の課題は、サイド攻撃の実りのなさだ。ブルーマの優れた能力から見せるプレーにも拘わらず、なかなかサイドへとボールが回らず、前線がかなり窮屈になってしまうのだ。毎週の如く、中盤からのシュートを試みさせている同監督によれば、課題のもう1つは、エレン・デルディヨクがいい位置取りができていないことだ。このため、サイドバックの一層の攻撃参加が求められ、その前にいる中盤のサイドの選手が外に開くことが求められることになろう。



フェネルバフチェ、コンヤで勝つ(フォトマッチ紙 16.10.25)

シェネル・オズバイラクル(左)アミル・ハジャフメトヴィッチ(右)(フェネルバフチェ公式HP)" エメニケ(フェネルバフチェ公式HP)"  トルコ・リーグ第8節で、コンヤ・スポルとのアウェー戦を戦ったフェネルバフチェが、エマニュエル・エメニケのPKで、0:1で勝利を収めた。

 トルコ・リーグで、オスマンル・スポル戦とアランヤ・スポル戦で、ともに引き分けに終わったフェネルバフチェが、コンヤで傷を癒した。

                  コンヤでエメニケのゴールが決まった

 フェネルバフチェは、コンヤ市営競技場に詰めかけた3万人のサポートを前にして戦ったこの難しい試合の前半を、エメニケがPKを決めたゴールで、0:1とリードしたまま終わった。故障から復帰したイェレマイン・レンスが、右サイドからペナルティエリア内へと持ち込んだあと、アブデュルケリム・バルダクチュにより倒されると、主審は躊躇せずPKを指示した。エメニケが、このPKを決め、スコアは0:1となった。

                  ファン・ペルシー、ゴールを奪えず

 前半を0:1と、フェネルバフチェがリードしたまま終わった試合の後半13分、フェネルバフチェが点差を2とつけるチャンスがありながら、ファン・ペルシーが、それを活かせなかった。ファン・ペルシーは、相次いで3度のシュートを放った。最初のシュートは、ヘディングシュートで、バーから跳ね返されたのに対し、3度目のシュートは、GKセルカン・クルントゥルが押さえただけだった。

                  コンヤ・スポル、PKを求めて判定に異議

 ゴールを奪えないでいたフェネルバフチェが、後半25分、1つのプレーにPKではないかとの意義を受けた。ネジチ・スクビッチが、ペナルティエリア内へと送り込んだボールが、マルティン・シュクルテルの手に当たったのを見て、コンヤ・スポルの選手たちが、ビュレント・ユルドゥルム主審に対してPKではないかと主張したのだ。だが、同主審は試合の続行を命じただけだった。
 残りの時間では、他のゴールは生まれず、フェネルバフチェが、この難しい試合に0:1で勝った。フェネルバフチェは、この勝利で勝ち点を12に伸ばし、コンヤ・スポルは勝ち点10に留まった。

【コンヤ・スポル】セルカン・クルントゥル=ネジチ・スクビッチ、アリ・トゥラン(後半1分:デニ・ミロセヴィッチ)、アブデュルケリム・バルダクチュ、バリー・ダグラス=ヴォルカン・フンドゥクル、ジャン・ジョンソン=オメル・アリ・シャヒネル、ハリル・イブラヒム・ソンメズ(後半1分:リアド・バジッチ)、アミル・ハジャフメトヴィッチ=ディミタル・ランゲロフ(後半32分:アルバン・メハ)
【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=シェネル・オズバイラクル、シモン・ケール、マルティン・シュクルテル、ハサン・アリ・カルドゥルム=メフメット・トパル、ジョゼフ・デ・ソーサ=イェレマイン・レンス(後半17分:ムサ・ソウ)、ファン・ペルシー(後半37分:ロマン・ノイシュテッター)、イスマイル・キョイバシュ(後半34分:アルペル・ポトゥク)=エマニュエル・エメニケ



ベシクタシュ、ゴール、ゴール、ゴール(タクヴィム紙+ハベル・テュルク紙補綴 16.10.24)

アブバカル(ハベル・テュルク紙)" アッティバ・ハッティンソン(左)フェルナンド(右)(ハベル・テュルク紙)"  ヨーロッパで活躍のベシクタシュが、アンタルヤ・スポルを、アブバカルとタリスカ(2)のゴールで粉砕した。一方、アンタルヤ・スポルでは、ディエゴが、前半45分にレッドカードをもらい退場となった。

 ヨーロッパで活躍を続けているベシクタシュが、トルコ・リーグでアンタルヤ・スポルをくだした。3:0。ベシクタシュは、開始早々に優位に立った。前半1分、アブバカルがジェンク・トスンにスルーパスを通した。ジェンク・トスンは、そのボールにペナルティエリアで受けた。そして、ギョクハン・ギョヌルにパスを出すと、ギョクハン・ギョヌルが、ゴール右斜め前から放ったシュートは、枠の傍らを逸れ外に出て行った。同9分、ダニロ・カンポスの蹴った右コーナーキックに対して、ペナルティエリア内で、デニズがヘッドでファーサイドにそらした。それに合わせて、オンドィレジ・チェルスカがシュートを放ったが、ボールは僅かに枠を捉えられず外に出て行った。同26分、クアレスマがスピードに乗ってボールを持ち込み、アブバカルに出した。そして、アブバカルがパスを出そうとしたが、ディエゴが間に入りパスコースを消した。これで、クアレスマが、GKと1対1となるところを防いだのだった。同45分、ベシクタシュの速い攻撃で左サイド、ペナルティエリアの外から、アブバカルがインサイドでファーサイドを狙ったシュートを試みると、ベシクタシュの先制ゴールが決まった。1:0。
                  クアレスマ、狙い定めたセンタリング

 後半4分、ショートコーナーを選択したベシクタシュは、トルガイ・アルスランがファーサイドに送ったボールに対し、トシッチがヘッドで合わせたが、ボールは外に出て行っただけだった。同15分、クアレスマの左サイドからのセンタリングを、ファーサイドで受けたトシッチが、よりいい位置にいたアブバカルに渡した。このトシッチのヘッドによるパスに対し、アブバカルのシュートが悪く、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。同27分、クアレスマが、右サイドから入れたセンタリングに、ゴール前でいいジャンプをしたタリスカがヘッドで合わせるとゴールが決まった。2:0。同37分、タリスカのパスで、クアレスマがGKと1対1となったが、ボールはフェルハトが押さえた。同44分、ベシクタシュが点差を3と拡げた。アブバカルが、右サイドから、ペナルティエリア内の絶好の位置にいたタリスカにボールを出した。タリスカは、滑り込みながらボールをゴールに送り込んだ。3:0。

【ベシノ・クタシュ】トルガ・ゼンギン=ギョクハン・ギョヌル、マルセロ・ゲデス、ドゥスコ・トシッチ、アドリアーコレイア=タリスカ、アッティバ・ハッティンソン、トルガイ・アルスラン(後半25分:ジャネル・エルキン、後半37分:オメル・シシマノウル)、クアレスマ=ヴァンサン・アブバカル、ジェンク・トスン(後半18分:ネジプ・ウイサル)
【アンタルヤ・スポル】フェルハト・カプラン=オンドィレジ・チェルスカ、ディエゴ・アンジェロ、サクブ・アイタッチ、ラモン・モッタ=フェルナンド、チコ=デニズ・カダー、ダニロ・カンポス(後半25分:ムビラ)、ゼキ・ユルドゥルム(後半40分:ケナン・ホリッチ)=サミュエル・エトー(後半40分:ミラン・ジェヴトヴィッチ)



ガラタサライ 0:1 トラブゾン・スポル(ガラタサライ公式HP+ハベル・テュルク紙補綴 16.10.23)

ンドエ(ハベル・テュルク紙)" リオネル・キャローレ(前)メフメット・エキジ(後)"  トルコ・リーグ第8節、ガラタサライは、テュルク・テレコム・アリーナにトラブゾン・スポルを迎えた。試合は、トラブゾン・スポルが0:1で勝利を収めた。

 最初の10分間は、両者拮抗した戦いをしていたが、そこからガラタサライが、相手にプレッシャーを与え始めた。前半9分、スナイデルの前に転がったボールに、際どいところでトラブゾン・スポルのディフェンスがシュート・コースを消した。同10分、ポドルスキのロングシュートは、枠を捉えず外に出て行った。同17分、メフメット・エキジから始まったトラブゾン・スポルの攻撃で、ベロが、ペナルティエリア内でボールを持った。そのベロが内へ切り返したボールを得たンドエが、ガラタサライのゴールネットを揺らすゴールを決めた。0:1。キャローレが、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から強烈なシュートを放ったが、GKオヌル・レジェプ・クヴラクが頭上を越えようかというボールを、しっかりとキャッチした。同37分、ブルーマのパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たエレン・デルディヨクが、自身の右側に切り替えしてから狙いすましたシュートを放ったが、、GKオヌル・レジェプ・クヴラクが、自らの左側に跳んできたボールに横っ飛びになって叩き出した。同41分、ブルーマがフェイントをかけながらペナルティエリアへと近づき放ったシュートは、相手ディフェンダーに当たり、僅かにバーを越えて外に出て行ってしまった。
 後半5分、ブルーマが見事なフェイントをかけながらペナルティエリア内へと入り込んだ。だが、内側へと切り返したボールを、オヌル・レジェプ・クヴラクが押さえてしまった。同11分、スナイデルが、ペナルティエリア・ライン付近でボールを得て、強烈なシュートを放ったが、ボールはオヌル・レジェプ・クヴラクが押さえただけだった。同20分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前でボールを得たトルガ・ジエルジの放ったシュートは、GKオヌル・レジェプ・クヴラクが、自身の左側に入ってきたボールを、横っ飛びになりながら際どく防ぎ、ゴールかと思われたシュートを防いだ。同23分、ブルーマが、今度は右サイドからセンタリングを入れた。ファーサイドにいたシェデューが、足を伸ばしたが、ボールは僅かにサイドバーを逸れて外に出て行った。同42分、ポドルスキがロングシュートを試みたが、ボールは、僅かに枠を捉えず外に出て行った。同ロスタイムには、エレン・デルディヨクがヘディングシュートを見せたが、ボールは、僅かに枠を捉えず外に出て行った。最後には、エレン・デルディヨクがバイシクルシュートまで見せたが、ボールはバーに当たり跳ね返されただけだった。
 そして、試合は、トラブゾン・スポルが0:1とリードしたまま終わった。

【ガラタサライ】ムスレラ=ルイ・カヴァンダ(後半24分:シナン・ギュムシュ)、セミフ・カヤ、オーレリアン・シェデュー、リオネル・キャローレ=トルガ・ジエルジ、セルチュク・イナ(後半34分:ニゲル・デ・ヨング)ン=ルーカス・ポドルスキ、ウィスリー・スナイデル(後半24分:ジョスエ)、ブルマ=エレン・デルディヨク
【トラブゾン・スポル】オヌル・レジェプ・クヴラク=ゼキ・ヤウル、ウーウル・デミロク、ヤン・ドゥリカ、ムスタファ・アクバシュ=メフメット・エキジ、オカイ・ヨクシュル、オジェニ・オナジ(後半44分:セルゲ・アカクポ)=マトゥス・ベロ(後半14分:ギュライ・ギュンドードゥ)、ダメ・ンドエ、ファビアーノ・カスティリョ(前半26分:ユスフ・エルドーアン)



フェネルバフチェに新たな衝撃、ヴォルカン・シェンから(ファナティック紙 16.10.22)

ヴォルカン・シェン"  トルコ・リーグ第8節で、フェネルバフチェは、コンヤ・スポルとのアウェー戦を戦う。

 前節、カドゥキョイでアランヤ・スポルと1:1で引き分け、その後、UEFA欧州リーグで、イングランドのビッグクラブのマンチェスターユナイテッドに4:1で敗れたフェネルバフチェが、トルコ・リーグ第8節でコンヤ・スポルとのアウェー戦を戦う。
 故障者に苦しんでいるフェネルバフチェに、更に悪い知らせがヴォルカン・シェンから届いた。左膝に腫れのあるヴォルカン・シェンが、コンヤ・スポル戦の登録メンバーに入れられなかったのだ。イェレマイン・レンス、ソウは、コンヤには帯同されるが、出場するかどうかは、試合当日までは明確にはならないだろう。



建て直しは効かないのか(タクヴィム紙+ハベル・テュルク紙補綴 16.10.21)

エメニケ(右)(フェネルバフチェ公式HP)" ファン・ペルシー(右)(フェネルバフチェ公式HP)"  トルコ・リーグで不調のフェネルバフチェが、UEFA欧州リーグで、マンチェスターユナイテッドに、4ゴールを浴びてしまった。フェネルバフチェのあげた唯一のゴールは、ファン・ペルシーの決めたものだった。前半で3:0のリードを許してしまったフェネルバフチェは、「ベシクタシュが8:0で負けた記録を破るのか」と思わせたが、後半は、1ゴールを浴びただけで済んだ。

 フェネルバフチェがバラバラになった。UEFA欧州リーグA組第3戦で、イングランドの強豪マンチェスターユナイテッドに、4:1で敗れてしまったのだ。前半30分、マタが、ペナルティエリア内でシモン・ケールに倒された。それで得たPKをポグバが決め、同31分に、マンチェスターユナイテッドが1:0と先制した。同33分、マタからパスを受けたマルシャルが、シェネル・オズバイラクルに倒された。そのマルシャルがPKを決め、スコアは2:0となった。同45分、リンガードが背後に出したパスに合わせて、走り込んで来たポール・ポグバが、遠い距離からシュートを放つと、またしてもフェネルバフチェのゴールネットが揺れた。そして、前半を、マンチェスターユナイテッドが3:0とリードしたまま折り返した。

                  ファン・ペルシーが唯一のゴールを決める

 後半3分、リンガードが、ペナルティエリアの外でボールを得てシュートを放つと、マンチェスターユナイテッドが4:0とするゴールが決まった。同32分、イスマイル・キョイバシュのヘディングシュートは、僅かにサイドバーを逸れて外に出て行った。同35分、デパイが、ボールをコントロールできずに、ヴォルカン・デミレルが押さえるところとなった。同38分、フェネルバフチェが求めて止まなかったゴールが生まれた。エメニケが、左サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、ファン・ペルシーが、マンチェスターユナイテッドの2人のディフェンダーの間に入り込みゴールを決めたのだった。4:1。そして、試合は、マンチェスターユナイテッドが4:1とリードを保ったまま終わった。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=シェネル・オズバイラクル、シモン・ケール(後半1分:エマニュエル・エメニケ)、マルティン・シュクルテル、ハサン・アリ・カルドゥルム=メフメット・トパル、ロマン・ノイシュテッター、ジョゼフ・デ・ソーサ=アルペル・ポトゥク、ファン・ペルシー、ヴォルカン・シェン(後半24分:イスマイル・キョイバシュ)



アブバカル、ゴールを打ちつけし者(タクヴィム紙+トルコ・サッカー協会公式HP補綴 16.10.20)

クアレスマが(右)(ヒュリエット紙)" アブバカル(ベシクタシュ公式HP)"  前半13分、アドリアーノのゴールで先制したベシクタシュに、ナポリは、メルテンスのゴールをで応じた。しかし、同38分に、アブバカルがまず1発目のゴールを決め、スコアを1:2とした。後半4分には、ファブリが、インシーニェの蹴ったPKを叩き出した。同24分、今度は、ガッビアディーニが、PKを外さなかった。だが、同41分、表舞台に上がったアブバカルが、ナポリを捕えてしまった。

 これぞ、ベシクタシュの偉大な物語だ。チャンピオンズリーグB組第3戦で、首位に立っていたナポリとイタリアで対戦したベシクタシュは、強豪相手に2:1で勝ち、初勝利をあげた。勝ち点を5に上げたシェノル・ギュネシュ監督率いるベシクタシュは、グループ・リーグ戦勝ち上がりへの大きな歩を進めた。前半13分、トルガイからのパスを、ペナルティエリアの右サイドで得たクアレスマが、グランダーのセンタリングを入れると、ファーサイドにいたアドリアーノが、それに合わせてシュートを試みると、ボールはナポリのゴールネットに突き刺さった。0:1。同18分、メルテンスが走り込んで来て放ったシュートは、GKファブリがコーナーキックへと変えた。同30分、右サイドでゴールライン際までボールを持ち込んだカレジョンがグランダーのセンタリングを入れると、それに合わせたメルテンスがゴールを決めた。1:1。同38分、ベシクタシュが、再度勝ち越した。ナポリのディフェンスのジョルジーニョが出した短いバックパスに反応したアブバカルが、ボールを奪い取りペナルティエリア内へと持ち込んだ。そして、GKと1対1となったところから放ったシュートは、GKレイナの足に当たりゴールインした。1:2。

                  ベンフィカ、キエフで勝ち点3を得る

 後半4分、ファブリが、ペナルティエリア内でメルテンスを倒してしまった。主審はPKを指示したが、ファブリは、インシーニェの蹴ったボールが、ゴール隅に向かうところ、これを叩き出したのだった。同23分、ジャネル・エルキンが、ペナルティエリア内でメルテンスとのせめぎ合いをしているなかで、メルテンスが倒れると、それを咎めたカラセフ主審が、再びPKの笛を吹いた。このPKをマノロ・ガッビアディーニが蹴ると、ボールは、ベシクタシュのゴール左隅に突き刺さり、試合は同点となった。2:2。同41分、クアレスマがフリーキックを蹴った。ファーサイドにいたアブバカルが、ヘッドで合わせるとゴールが決まり、これで、ベシクタシュは勝ち点3を得ることになった。同じ組のもう1試合は、ベンフィカが、ディナモ・キエフを1:2でくだした。

、 【ベシクタシュ】ファブリシオ・ロミレス=アンドレアス・ベック、マルセロ・ゲデス、ドゥスコ・トシッチ、ジャネル・エルキン=アッティバ・ハッティンソン、ネジプ・ウイサル(後半45分:タリスカ)=クアレスマ、トルガイ・アルスラン(後半30分:ジェンク・トスン)、アドリアーノ・コッレイラ(後半25分:ギョクハン・インレル)=ヴァンサン・アブバカル



良い知らせと悪い知らせが1つずつ(フォトマッチ紙 16.10.19)

イェレマイン・レンス(ファナティック紙)" ムサ・ソウ(ファナティック紙)"  イェレマイン・レンスが、昨日の練習には不参加だった。アドヴァカート監督はリスクは冒さないだろう。練習に加わっていたソウは、イギリスへ帯同されるものと考えられている。

 フェネルバフチェで、故障者から、良い知らせと悪い知らせが1つずつ、、、。フェイエノールト戦で傷み、オスマンル・スポル戦とアランヤ・スポル戦を欠場したイェレマイン・レンスが、マンチェスター遠征を前にした最終の戦術練習に加わっていなかった。イェレマイン・レンスに関しては、マンチェスターユナイテッドとのアウェー戦では、リスクを冒さないものと考えられている。

                  控えに回ることになろう

 代表チームから故障を抱えて戻ってきて、アランヤ・スポル戦は欠場したムサ・ソウには喜ばせられた。ソウは、昨日の練習に加わっていたことから、マンチェスター遠征に帯同される可能性が高い。ソウは控えに回るものと思われる。その他、フェネルバフチェでは、オザン・トゥファン、フェルナンダオ、サリフ・ウチャンの故障は続いている。



ベシクタシュ、ナポリ仕様(ヒュリエット紙 16.10.18)

シェノル・ギュネシュ監督(ファナティック紙)"  カイセリ・スポル戦には、ツートップで臨んだシェノル・ギュネシュ監督は、難しいナポリとのアウェー戦には、ワントップに戻すつもりをしている。同監督が選ぶワントップは、カイセリで信じられないゴールを外したとしても、アブバカルとなろう。

 故障者の関係で、カイセリ・スポル戦にはツートップで臨んだベシクタシュのシェノル・ギュネシュ監督は、チャンピオンズリーグで、明日行うナポリ戦には、再びワントップに戻すことになろう。同監督は、相手が強力であること、及び、ギョクハン・インレルが恢復したため、システムを元に戻す決断をしたのだ。同監督は、昨日行った練習で、ナポリ戦の戦術確認をおこなっているとき、FWには、アブバカル一人を置いていたのだ。アブバカルが、カイセリ・スポル戦では、信じられないゴールの逃し方をしたにせよ、アブバカルのプレーぶりが気に入っているのだ。

                  アドリアーノ、今度は先発に

 同監督は、ディフェンス陣の変更は考えていない。左サイドバックにはジャネル・エルキン、右サイドバックにはアンドレアス・ベックを起用するつもりの同監督は、マルセロとトシッチの2人も変えるつもりはない。ボランチには、アッティバ・ハッティンソンとギョクハン・インレルに任せるつもりの同監督は、目玉として、トルコ・リーグでは控えに回していたアドリアーノを、先発として起用するつもりだ。そして、クアレスマとタリスカも、先発に名を連ねることになろう。
 ナポリが、サイドからの組織的な攻撃で成功していることに注目する同監督は、ボールを足元でもらいたがる相手に対し、試合の主導権を握らなければならないと考えている。



病気になったフェネルバフチェ(タクヴィム紙+フェネルバフチェ公式HP補綴 16.10.17)

メフメット・トパル(下)を讃えるアルペル・ポトゥク(上)(フェネルバフチェ公式HP)" アルペル・ポトゥク(左)ファブリス・ン・サカラ(右)(ミリエット紙)"  前半36分に、メフメット・トパルのゴールで先制したフェネルバフチェは、後半14分に、カンデイアスのシュートを防ぐことができず、今季、7節を終わったところで、勝ち点を12も落とすことになった。

 フェネルバフチェが、また失った。カドゥキョイにアランヤ・スポルを迎えたフェネルバフチェは、1:1の引き分けに終わった。悪い歩みを見せているフェネルバフチェは、これで、首位から勝ち点で8も離されてしまった。この試合の序盤、フェネルバフチェは、エメニケがとってもゴールに近づいた。エメニケが、ペナルティエリアの角からグランダーのシュートを放った。だが、GKズラマルが、ファーサイドのゴール隅に向かったボールを、際どくコーナーへと逃げた。同12分、フェネルバフチェ陣内で、いいパス交換をしたアランヤ・スポルは、最終的に、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前にいたカンデイアスに、ボールが渡った。カンデイアスは、ダイレクトでシュートを試みたが、GKヴォルカン・デミレルの左に飛んできたボールを、際どく叩き出しコーナーキックと変わった。

                  メフメット・トパル、見事なゴール

 同31分、アブドゥラエ・バが、ペナルティエリアで、とてもいいジャンプをしてヘディングシュートを試みた。だが、ヴォルカン・デミレルが、際どくボールがゴールネットを揺らすのを妨げた。同36分、フェネルバフチェが先制した。メフメット・トパルが、オメルオをかわしたあと、相手GKと1対1となったところで、狙いすましたシュートを放つと、ボールはファーサイドのゴール隅に収まったのだった。1:0。同45分、左サイドからペナルティエリア内へと入り込んだヴォルカン・シェンの放ったシュートは、ファーサイドのサイドバーを逸れて外に出て行った。

                  カンディアス、衝撃のゴール

 後半14分、左サイドから、ン・サカラがペナルティエリア内へと入れたグランダーのセンタリングに、ファーサイドにいたカンディアスが合わせると、ボールはフェネルバフチェのゴールネットに収まり、スコアは1:1となった。同37分、ヴォルカン・シェンが、相手選手をかわしたあと、GKと1対1となったが、ヴォルカン・シェンはシュートを打つ替わりにパスを選んでしまうと、そのパスコースに、相手ディフェンダーが入ってしまった。同41分、サキーがジョゼフ・デ・ソーサにとった厳しいチェックに対し、アルペル・ウルソイ主審は、この日2枚目のイエローカードを出したため、サキーは退場となり、アランヤ・スポルは、ピッチ上に10人しかいなくなってしまった。同ロスタイム3分、ヴォルカン・シェンが左サイドからセンタリングを入れると、マルティン・シュクルテルが、PKポイントのところでヘッドで合わせたが、ボールは僅かにバーの上を越えて上のネットに収まっただけだった。そして、試合は1:1のまま終わった。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=ファン・デル・ヴィール、シモン・ケール、マルティン・シュクルテル、ハサン・アリ・カルドゥルム=ジョゼフ・デ・ソーサ、メフメット・トパル、アルペル・ポトゥク(後半332分:ストー)=エマニュエル・エメニケ(後半19分:アートゥフ・シェシュー)、ファン・ペルシー、ヴォルカン・シェン
【アランヤ・スポル】ズデネク・ズラマル=ラミーヌ・ガッサマ、ケネト・オメルオ、アブドゥラエ・バ、ファブリス・ン・サカラ=イスマイル・アイサーティ(後半25分:セファ・ユルマズ)、デニズ・ヴラル、イサク・サキー、エムレ・アクババ=ダニエル・カンデイアス(後半ロスタイム4分:ベルカン・エミル)、ワグナー・ロヴェ(後半37分:ヨナタン・アイテ)



一歩ずつ首位へ(タクヴィム紙+ハベル・テュルク紙補綴 16.10.16)

ヴァンサン・アブバカル(左)ジャン・アーメル・カナ・ブユク(右)(ハベル・テュルク紙)" オメル・シシマノウル(ハベル・テュルク紙)"  カイセリ・スポルを相手に苦しい試合を強いられたベシクタシュが、スーパーサブのオメル・シシマノウルのゴールで勝った。これで、ベシクタシュは、ナポリ戦を前に、大いに意気が上がった。

 トルコ・リーグ第7節、カイセリ・スポルとのアウェー戦に臨んだベシクタシュは、0:1で勝利を収め、試合数が多い中だが首位に立った。この試合、ベシクタシュが、早々に優位に立った。前半7分、タリスカが、アブバカルに向けスルーパスを送ろうとしたが、ボールがペナルティエリア内へと入ろうとしたところ、パスコースに入ったマビアラが、このボールを大きくクリアして、チャンスが大きくならない内に防いだ。同17分、タリスカが、相手選手をすり抜け、ペナルティエリア手前でシュートを試みると、ボールは、GKからこぼれ、ジェンク・トスンの前に転がった。そのジェンク・トスンが放ったシュートは、GKから跳ね返りコーナーキックと変わった。

                   アブバカル、なんとか頑張る

 同34分、信じられないゴールの逃し方をした。右サイドから、ジャネル・エルキンがセンタリングを入れると、ニアサイドにいたジェンク・トスンがヘッドで合わせた。ボールはGKから跳ね返ってきた。その跳ね返りのボールで、アブバカルがシュートを放ったが、GKムアッメルがコーナーへと逃げ、ゴールを許さなかった。同43分、ジャネル・エルキンのセンタリングに対し、GKムアッメルがパンチングで大きくクリアして、チャンスが拡大しない内に芽を摘み取った。

                   マビアラ、退場処分

. 後半5分、ペナルティエリアの外でボールを得たナクルマが放った強烈なシュートは、上のバーに当たり外に出て行った。同22分、ベシクタシュが先制した。ジャネル・エルキンが蹴った右コーナーキックからのボールが、相手ディフェンスから跳ね返り、右サイドにいたアンドレアス・ベックの前に落ちた。相手選手をかわしたアンドレアス・ベックは、絶好の位置にいたオメル・シシマノウルに出すと、オメル・シシマノウルは狙いすましたシュートを放ち、これが、カイセリ・スポルのゴールネットを揺らしたのだった。0:1。後半ロスタイム2分、カイセリ・スポルのマビアラが、この日2枚目のイエローカードをもらい、退場処分となった。残りの時間ではスコアは変わらず、ベシクタシュが勝ち点3を得たのだった。

【カイセリ・スポル】ムアッメル・ユルドゥルム=レヴェント・ギュレン、ジャン・アーメル・カナ・ブユク、ラリス・マビアラ、ウフク・ブダク=スラジャン・ミジャイロヴィッチ、クビライ・ソンメズ(後半27分:ウムト・ゾンメズ)=デニズ・トゥルンチ、プレジュース・ナクルマ、ウムト・ブルト(後半34分:トゥラオレ)=ウェリトン
【ベシクタシュ】ファブリシオ・ロミレス=アンドレアス・ベック、マルセロ・ゲデス、ドゥスコ・トシッチ、ジャネル・エルキン=アッティバ・ハッティンソン、ネジプ・ウイサル、トルガイ・アルスラン(後半17分:オメル・シシマノウル)=タリスカ(後半37分:アドリアーノ・コッレイラ)=ヴァンサン・アブバカル(後半1分:クアレスマ)、ジェンク・トスン



フェネルバフチェに大きな朗報、イェレマイン・レンス(アクシャム紙 16.10.15)

イェレマイン・レンス(フォトマッチ紙)"  フェイエノールト戦で故障を発生して、オスマンル・スポル戦には出場できなかったイェレマイン・レンスから舞い込んで来た最新の知らせが、フェネルバフチェの首脳陣を喜ばせている。イェレマイン・レンスが、思いの外早く恢復したのだ。10月20日(木)、オールド・トラフォードで行われるマンチェスター・ユナイテッド戦に、100%出場できることが明らかになったのだ。

 練習を屋内で行ってきていたイェレマイン・レンスは、明日のアランヤ・スポル戦には、18人の登録メンバーに名を連ねるだろうことは明らかになっていた。ディック・アドヴォカート監督は、この試合で、10〜15分であっても、イェレマイン・レンスをプレーさせ、最新の状態を確認したいようだ。また、同じく故障から恢復して練習に合流していたハサン・アリ・カルドゥルムは、アランヤ・スポル戦では先発に入るだろう。



フェネルバフチェに、サリフ・ウチャンより悪い知らせ(ファナティック紙 16.10.14)

サリフ・ウチャン(イエニ・シャファク紙)"  フェネルバフチェは、サリフ・ウチャンがユース代表の練習で故障を発生させ、10日間、ピッチに立てないことを明らかにした。

 フェネルバフチェに、オザン・トゥファンに次いで、サリフ・ウチャンからも悪い知らせが届いた。フェネルバフチェが、同クラブの公式HPで、サリフ・ウチャンがユース代表の練習で故障を発生させ、10日間、ピッチに立てないことを明らかにしたのだ。
 これで、フェネルバフチェは、オザン・トゥファンに次いで、新たな中盤の選手を欠くことになった。今週、カドゥキョイで戦うアランヤ・スポル戦では、ジョゼフ・デ・ソーサとメフメット・トパルの前には、アルペル・ポトゥクが起用されるものと考えられている。思い起こされることは、ディック・アドヴォカート監督が、この数週間、サリフ・ウチャンのプレーには満足していない、ポジション確保を望むなら、もっといいプレーをしないとダメだと言っていたことだ。

                  フェネルバフチェが公表した内容は次の通り

 10月9日に行われたユース代表の練習で、腿の付け根に痛みを感じ、練習を取り止めたサリフ・ウチャンは、代表チームで撮ったMR検査で、腿の付け根の一部で肉離れを起こしていることが明らかになった。10月10日には、本クラブに戻ったサリフ・ウチャンの診察を、チームドクターのブラク・クンドクラジュオウル博士が行い、治療については、フェネルバフチェのメディカル・スタッフが開始している。



システム変更(フォトマッチ紙 16.10.13)

アドヴォカート監督(フォトマッチ紙)"  フェネルバフチェのアドヴォカート監督は、特にホームゲームでは、今後、エメニケとファン・ペルシーのツートップで臨むことを考えていることが明らかになった。

 代表の試合の間、故国オランダに帰っていたディック・アドヴォカート監督は、システム変更を準備している。ホームに、今節、アランヤ・スポルを迎えるフェネルバフチェでは、ロビン・ファン・ペルシーの高度なプレーぶりが笑顔で迎えられることになろう。
 今季当初より、故障のため、多くの練習にも加われずにいたが、ここ数週間、練習で見せた動きで、90分間のプレーに耐えるレヴェルにまで戻ったファン・ペルシーを、同監督は、アランヤ・スポル戦には起用する意向で、そのためにはシステム変更も考えていると思われる。
 ここまでの試合で、時々使っていた4-4-2システムを、一時的なものと考えていた同監督は、特にホームで、エマニュエル・エメニケとファン・ペルシーを、今後はツートップとして起用することが明らかになってきた。同監督は、アランヤ・スポル戦で、このツートップを採用するという初めての試みを行うものと考えられている。

                  中盤は1人減る

 このシステムでは、中盤が1人減らされることになる。オザン・トゥファンの故障で、ボランチには、メフメット・トパルとジョゼフ・デ・ソーサの2人が入る。サイドには、ヴォルカン・シェンが定位置を確保している。もう1つのサイドには、イェレマイン・レンスを欠くなか、ムサ・ソウか、ミロスラフ・ストーのいずれか1人が起用されることになる。ソウが、その中で、今のところ、一歩先行している。



リーケリンク監督、困った(フォトマッチ紙 16.10.12)

リーケリンク監督(ハベル・テュルク紙)"  ガラタサライのヤン・オルデ・リーケリンク監督は、代表の試合のあった間に3人のケガ人が出て、頭を抱えている。同監督は、ゲンチレル・ビルリーイ戦を前に、8人もの選手を欠いて準備に当たっている。同監督は、ここ2試合、アウェー戦で勝てていないことに触れ、これが続かないよう、アンカラでの試合を重要視している。

                  監督の頭に様々な案

 同監督は、チーム内に故障者が多すぎるため、選手の交替は止むを得ないところだ。システムは、スナイデルが戻って来るまでは、4-4-2に戻すことが考えられている。次に記すのが、同監督の採る選択と考えられるものだ。
 @システムの維持を図る。その場合は、スナイデルの替わりはジョスエにさせる。
 Aシステムを変えないで、トルガ・ジエルジとハミト・アルトゥントプを組ます。10番を、セルチュク・イナンをスライド起用。
 Bスナイデルがいないということで、4-4-2を試す可能性。
 C故障をしているエレン・デルディヨクにリスクを冒させないならば、4-6-0を採用。ポドルスキ、ヤシン・オズテキン、ブルマに、エレン・デルディヨクの影武者のようにプレーさせる。
 Dはっりと故障で出場のできないハカン・バルタの替わりはセミフ・カヤとなろう。



オザン・トゥファン、前半戦絶望(フォトマッチ紙 16.10.11)

オザン・トゥファン(TRT)"  オザン・トゥファンは、アイスランド代表戦で負傷後、左足首の2本の筋が切れていることが明らかになった。オザン・トゥファンが、完全に復帰できるのは、トルコ・リーグの後半戦に入ってからとなる。

 トルコ代表が、アイスランド代表と戦った試合で負傷して、途中交替しなければならなかったオザン・トゥファンから、フェネルバフチェに悪い知らせが届いた。オザン・トゥファンの負傷はかなり深刻で、今季の前半戦の復帰は絶望となった。左足首の筋が2本切れていることが明らかになったオザン・トゥファンの治療は長期に渡るため、チームへの復帰は前半戦の終盤であると言われ、また、元の調子に戻るのは後半戦の開幕時になるだろうとのことだ。トルコ代表がイスタンブルに帰還した際、足をつけられないため、車いすを待つ姿からして、オザン・トゥファンは、かなり意気消沈していると見えざるを得なかった。オザン・トゥファンが、アイスランドで飛行機に乗る際、付き添ったにはヴォルカン・シェンだった。ヴォルカン・シェンは、片時もオザン・トゥファンの傍らを離れなかった。トルコ代表のファーティフ・テリム監督も、オザン・トゥファンに対し、「お大事に」と言いながら頬を撫で慰めていた。

                  替わりはアルペル・ポトゥク

 オザン・トゥファンの状態からして、その空いた位置を誰で埋めるかが、当面の問題だ。近々行われるアランヤ・スポル戦及びマンチェスター・ユナイテッド戦で、誰を起用するかという問題で、コーチ陣と相談したディック・アドヴォカート監督は、恐らくアルペル・ポトゥクで埋めることになうだろうと考えられている。そして、同監督は、可能性としてだが4-4-1-1のシステムに戻し、ファン・ペルシーに出場の機会を与えることになるだろう。



凍てついたままだった(タクヴィム紙 16.10.10)

シェネル・オズバイラクル(トルコ・サッカー協会公式HP)" オザン・トゥファン(トルコ・サッカー協会公式HP)"  気温は5度で、そこへ時々雪が降るという空の下行われたこの試合、全く不調だったトルコ代表は、オメル・トプラクのオウンゴールと、フィンボガソンのゴールに屈してしまった。

 W杯予選I組第3戦に臨んだトルコ代表は、アイスランド代表とのアウェー戦で2:0で敗れた。この結果、ここまで勝ち点2だけしか得ていないトルコ代表は、本戦出場へ大きな打撃となった。

                 攻撃面で効果的なものはなし

 前半3分、グトムントソンの蹴った右コーナーキックに対し、アルナソンがヘッドで合わせたが、ボールは、ヴォルカン・ババジャンが確保した。同14分、グトムントソンが、ペナルティエリアの外ゴール右斜め前から試みたシュートは、GKヴォルカン・ババジャンが押さえた。同36分、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前から、ビキル・ブジャルナソンがシュートを放ったが、ボールは、ヴォルカン・ババジャンの胸に収まった。

                 相次ぐゴール

 同42分、エルマル・ブジャルナソンが右サイドからシュートを放つと、ボールは、ペナルティエリア内にいたオメル・トプラクに当たりゴールインしてしまった。1:0。同44分、トルコ代表のディフェンスの裏に放り込まれたボールに反応したフィンボガソンが、GKと1対1となったところからゴールを決めた。2:0。そして、前半は、このスコアのまま終わった。後半13分、ベドヴァルソンが、ペナルティエリア内でシュートを試みたが、ヴォルカン・ババジャンがカットして外に出て行った。同35分、ジグルダルソンが強烈なシュートを放ったが、ヴォルカン・ババジャンが防いだ。残りの時間、アイスランド代表もトルコ代表も、新たなゴールを生むことなく、試合は2:0のまま終わった。

. 【トルコ代表】ヴォルカン・ババジャン=シェネル・オズバイラクル、カーン・アイハン、オメル・トプラク、ジャネル・エルキン=オザン・トゥファン(前半43分:トルガ・ジエルジ)、メフメット・トパル、ハカン・チャラノウル=ヤシン・オズテキン(後半15分:ジェンク・トスン)、エムレ・モル、ヴォルカン・シェン(後半22分;メヴルト・エルディンチ)



エレン・デルディヨクとスナイデルから悪い知らせ(TRT 16.10. 9)

エレン・デルディヨク" スナイデル(ファナティック紙)"  スイス代表がハンガリー代表と戦った2018FIFAW杯ヨーロッパ予選グループ・リーグ戦で負傷したエレン・デルディヨクが、代表から離脱した。

 ガラタサライは、2018W杯予選でできた空白期間に、送り出した代表選手から、またしても故障という知らせを受けることになってしまった。
 ウクライナ代表戦で傷んだハカン・バルタに次いで、スイス代表のエレン・デルディヨクとオランダ代表のウイスリー・スナイデルも、代表の試合で故障を発生させた。
 スイス・サッカー協会が、ツイッターを通じて発表したところによれば、2018FIFAW杯ヨーロッパ予選で、スイス代表が、アウェーでハンガリー代表を2:3でくだした試合で傷んだエレン・デルディヨクが、代表から離脱したことが明らかになった。
 筋肉に問題が生じた28歳のエレン・デルディヨクの状態についての詳細情報は伝えられていない。
 オランダ代表のダニー・ブリント監督は、予選でオランダ代表がベラルーシ代表を4:1でくだした試合の前半、故障を発生させたウイスリー・スナイデルを、この月曜日に行われるフランス代表戦にプレーさせる公算は低いと述べた。
 同監督は、スナイデルを、フランス代表戦にプレーさせることができない場合を考え、新たにフェイエノールト所属で21歳のトニー・フィルヘナを招請したことを明らかにした。
 エレン・デルディヨクは、トルコ・リーグに、今季出場した6試合で5得点を記録している。一方、スナイデルは、6試合で3アシストを記録している。



ハサン・アリ・カルドゥルムより朗報(ファナティック紙 16.10. 8)

ハサン・アリ・カルドゥルム"  故障のため、トルコ代表から外れたハサン・アリ・カルドゥルムからいい知らせが入ってきた。

 大活躍の左サイドバックを本職とするハサン・アリ・カルドゥルムが、月曜日に行われる練習には、ピッチに立つことになる。首脳陣は、ハサン・アリ・カルドゥルムの様子を見ながら、制限をかけながら練習をさせることになるということだ。
 GKファビアーノ・リベイロも故障が癒えたということだ。この間、特別プログラムをこなしていたハサン・アリ・カルドゥルムは、またしても、イスマイル・キョイバシュから出場の機会を奪うことになろうと考えられている。
 ハサン・アリ・カルドゥルムは、トルコ・リーグのここまでの6節で5試合に出場の機会を得ている。



トルコ 2:2 ウクライナ(ハベル・テュルク紙改 16.10. 7)

エムレ・モル(右)(トルコ・サッカー協会公式HP)" オザン・トゥファン(右)を讃えるエムレ・モル(左)(トルコ・サッカー協会公式HP)"  トルコ代表は、2018W杯予選で、0:2とリ−ドを許した試合で、ウクライナ代表と2:2で引き分けた。トルコ代表が後半に見せたサッカーは、正に「トルコ魂が蘇った」と言わせるものだった。

 2018W杯ヨーロッパ予選I組で、トルコ代表は、コンヤ市営サッカー場に迎えたウクライナ代表と2:2で引き分けた。
 前半23分、ペナルティエリア内で、アルテム・クラヴェッツに対して、オメル・トプラクがチェックに入ると倒れたのを見て、ドイツ人主審はPKを指示した。このPKを、ヤルモレンコが決め、ウクライナ代表が0:1と先制した。このゴールの3分後に、クラヴェッツが、スコアを0:2とするゴールを決めた。ヤルモレンコのパスを受け、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で、GKヴォルカン・ババジャンと1対1となったクラヴェッツがシュートを放つと、ボールはトルコ代表のゴールに収まったのだった。同33分、エドゥアルド・ソボルが、ペナルティエリア内でエムレ・モルに対しファウルを働いたと見えたが、マヌエル・グラーフェ主審は、試合の続行を指示した。同ロスタイム1分、ハカン・チャラノウルが蹴ったコーナーキックに、オザン・トゥファンがヘッドで合わせるとゴールが決まり、点差を1と縮めた。この結果、前半は1:2で終わった。
 後半に、怒涛の如く臨んだトルコ代表は、同9分、カーン・アイハンの試みたヘディングシュートは、サイドバーを直撃して外に出て行ってしまった。同25分、ジェンク・トスンが、ペナルティエリアで放った強烈なシュートも、同じバーを直撃して外に出て行ってしまった。他方、ウクライナ代表は、手に入れたチャンスも、ヴォルカン・ババジャンを越えることはできなかった。同36分、トルコ代表が同点に追いついた。ジェンク・トスンが、ステパネンコに倒され、マヌエル・グラーフェ主審がPKを指示したのだ。このPKを、ハカン・チャラノウルが蹴ると、グランダーのボールは、相手GKピャトヴンの左側を抜けゴールネットを揺らしたのだった。2:2。残り時間、トルコ代表は圧力をかけた。だが、3点目は入らなかった。そして、試合は2:2のまま終わった。

【トルコ代表】ヴォルカン・ババジャン=シェネル・オズバイラクル、ハカン・バルタ(後半1分:カーン・アイハン)、オメル・トプラク、ジャネル・エルキン=エムレ・モル、メフメット・トパル、オザン・トゥファン(後半31分;ヴォルカン・シェン)、ハカン・チャラノウル=ジェンク・トスン、エネス・ウナル(後半1分:トルガ・ジエルジ)



ブルーマ、契約延長を考えず(イエニ・シャファク紙 16.10. 6)

ブルーマ(ファナティック紙)"  ガラタサライで、今シーズン、いい入り方をして見せたブルーマが、ガラタサライ側からの契約延長の提案を拒否した。21歳のブルーマは、ガラタサライ側に「契約延長を考えていない」とのメッセージを送ったことが明らかになった。

 ブルーマは、今季、ガラタサライで、トルコ・リーグの6試合に出場し、ここまで2得点3アシストを記録するという活躍を見せている。
 今季、トルコ・リーグで、ガラタサライの一員として出場した6試合で5得点に絡む活躍をしているブルーマから、ガラタサライには悩ましい知らせが跳びこんで来た。契約が、まだ2年残っているブルーマが、ガラタサライ側の契約延長の求めに関心を示していないと言われている。
 ブルーマは、2018年まである契約の延長を望むガラタサライに対し、否定的な回答を寄せたのだ。今季末には、ガラタサライを去ることを考えていることを明らかにしているブルーマは、代理人を通じて「契約の延長は考えていない」と伝えたと言われている。
 ブルーマは、2013年夏、トルコで行われたFIFA主催U20W杯でブレークしたあと、高額な移籍金で、ガラタサライと5年契約を結んだ。昨季は、スペインのレアル・ソシエダにレンタル移籍していたが、今季はガラタサライに戻ったブルーマは、自身への期待に応えるプレーを、契約の4年目に入り見せ始めたのだ。ブルーマの高度なプレーぶりに対し、ヨーロッパのクラブからのオファーが増えるに伴い、ガラタサライ側も、新たな契約締結に向け動き出したというわけだった。



アリーナは、はやバイラム(タクヴィム紙+TRT補綴 16. 9.11)

ジェンク・トスン(ベシクタシュ公式HP)" オメル・シシマノウル(左)ジェイフン・ギュルセラム(右)(ベシクタシュ公式HP)" ベシクタシュは、勝ち点を全く失ったことのないヴォーダフォン・アリーナで、ジェンク・トスンとオメル・シシマノウルのゴールで、前半を2:0で折り返した。ベシクタシュは、後半に入り、トゥラオレのゴールを浴び、あっという間にパニックに陥った。だが。オウズハン・オズヤクプのPKが決まったことで楽になったベシクタシュは、勝ち点3にありついたのだった。

 ベシクタシュは、優勝争いに重しを着けるいい始まり方をしている。ベシクタシュは、ホームにカラビュック・スポルを迎え、これを3:1でくだし、順位を2位に上げた。前半7分、ギョクハン・ギョヌルのセンタリングに合わせて、ジェンク・トスンがバイシクル・シュートを試みると、カラビュック・スポルのGKアフメット・シャヒンが、ジェンク・トスン同様、見事な反応を見せコーナーキックへと変えた。前半26分、プレッシャーを高めて行ったベシクタシュが先制した。ジャネル・エルキンが、左サイドからセンタリングを入れると、オメル・シシマノウルがニアサイドで触れることができなかったボールが、そのコースに入っていたジェンク・トスンの前に落ちた。そのジェンク・トスンは、ファーサイドのいい位置からシュートを放つと、相手ゴールネットが揺れたのだった。1:0。そのゴールのあと、優位を保つことになったベシクタシュが、同30分、オメル・シシマノウルのゴールで、スコアを2:0とした。ゴール左斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだオメル・シシマノウルがシュートを放つと、点差が2と開くゴールが決まったのだった。そして、前半は、ベシクタシュが2:0とリードしたまま終わった。

                   オウズハン・オズヤクプのゴールがベシクタシュを楽にさせた

 カラビュック・スポルは、後半早々に有利に試合を運んだ。同3分、タナセのセンタリングを、ジャネル・エルキンが大きくクリアできないでいると、トゥラオレのミスキックがゴールとなってしまった。2:1。同4分、ディフェンスの裏に放り込まれたボールに反応したオルジャイ・シャハンが、GKアフメット・シャヒンからクリアされたボールを持って、ピッチの隅まで持ち込んだ。防御に前へと詰めてきたアフメット・シャヒンをかわしたオルジャイ・シャハンは、相手GKががら空きにしたゴールにシュートを放ったが、ディフェンスに入ったバルシュ・バシュダシュが、ヘッドでボールが枠に向かうのを防いだ。その跳ね返りのボールで、ジャネル・エルキンがシュートを試みたが、ボールは外に出て行っただけだった。同36分、ダニーがトルガイを倒したことで、ダニーにレッドカードが出され、一方、それで与えられたPKを、オウズハン・オズヤクプが決め、スコアを3:1とした。ベシクタシュは、この難しい試合を3:1で制したのだった。

【ベシクタシュ】ファブリシオ・ロミレス=ギョクハン・ギョヌル、マルセロ・ゲデス、ドゥスコ・トシッチ、ジャネル・エルキン=ギョクハン・インレル、トルガイ・アルスラン=オメル・シシマノウル(後半15分:アドリアーノ・コッレイラ)、タリスカ(後半12分:オウズハン・オズヤクプ)、オルジャイ・シャハン(後半38分:ヴァンサン・アブバカル)=ジェンク・トスン
【カラビュック・スポル】アフメット・シャヒン=ケリム・ゼンギン、ダニー・ヌンコー、バルシュ・バシュダシュ、モリウス・ヴァレリカ・ガマン(後半1分:クリスティアン・タナセ)、ラスミン・ラトフレヴィッチ=アブドゥ・トゥラオレ、ジェイフン・ギュルセラム、アンドレ・ビヨゴ・ポコ、オラフル・スクラソン(後半32分:プロミス・イサク)=イルハン・デペ(後半21分:ウラディミール・ロディック)



フェルナンド&アーティフ・シャーエシューエ、もう出番は厳しい!(タクヴィム紙 16. 9.10)

フェルナンダオ" アーティフ・シャーエシューエ"  UEFA欧州リーグの登録メンバーに入れられなかったフェルナンドとアーティフ・シャーエシューエが、前後半の間に設けられる移籍解禁期間に、他のクラブに放出されるものと看られる。

 ディック・アドヴォカート監督が、フェルナンドとアーティフ・シャーエシューエをUEFAに登録しなかったことで、大きな出来事になってきている。

                  選手の数が膨らみすぎ

 フェルナンダオのプレーぶりを歓迎していない同監督は、ほとんど出場の機会を与えていないアーティフ・シャーエシューエを、僅かでも試合に使おうとは考えていない。ムサ・ソウとイェレマイン・レンスが加入後、選手の数が膨らみすぎ、これが、この2人に出場の機会が、更に減ってしまっているのである。



アドヴォカート監督、先発メンバーを作り出す(イエニ・シャファク紙 16. 9. 9)

アドヴォカート監督(ヒュリエット紙)"  フェネルバフチェのディック・アドヴォカート監督は、ブルサ・スポル戦を前に先発メンバーを確定したことを明らかにした。新加入のムサ・ソウとイェレマイン・レンスを先発メンバーに起用することを明らかにしているが、メンバーには素晴らしい顔ぶれが並ぶと言っている。

 フェネルバフチェは、この日曜日に戦うブルサ・スポル戦を前に、新加入のムサ・ソウとイェレマイン・レンスに先発メンバーとしての地位を保障した。
 フェネルバフチェは、代表に招集されていた選手も合流し戦術練習を始めているが、同監督は、新しいシステムをまとめ上げるための詰めを行っている。従来のメンバー4人でディフェンダーと中盤を構成することを選んだと言う同監督は、中盤では両方向にプレーできる選手を選ぶだろうと言われている。
 サイドには、イェレマイン・レンスとストーを置くことを考えている同監督は、ボランチには、出場停止のメフメット・トパルの替わりとしてのアルペル・ポトゥクとオザン・トゥファンの2人を起用することと考えられる。ディフェンス陣では、出場停止のシモン・ケールの替わりとしてはロマン・ノイシュテッターを起用することは間違いない。同監督は、ディフェンス陣では、他の交替は考えてないことは明らかにしている。
 FWでは、フェルナンダオが傷み、ロビン・ファン・ペルシーの痛みも続いている。従って、ソウとエメニケの2人が、先発メンバーに名を連ねることは明らかなことと見られている。
 同監督が考える先発メンバーは次の通りである。
ヴォルカン・デミレル、ファン・デル・ヴィール、ロマン・ノイシュテッター、マルティン・シュクルテル、ハサン・アリ・カルドゥルム、アルペル・ポトゥク、オザン・トゥファン、イェレマイン・レンス、ストー、ムサ・ソウ、エメニケ。



エルスン・ヤナル監督、新しいシステムを採用(ヒュリエット紙 16. 9. 8)

エルスン・ヤナル監督(トラブゾン・スポル公式HP)"  代表の試合でできたインターヴァル期間に、新しいシステムを試したエルスン・ヤナル監督は、この日曜日に行われるオスマンル・スポル戦で、先発メンバーとして、左サイドバックにはルイス・イバネス、FWとして韓国人選手ソク・ヒョンジョンを起用するつもりだ。

 トラブゾン・スポルのエルスン・ヤナル監督は、この週末に戦うオスマンル・スポル戦で、選手構成に重大な精査をもって臨む用意をしている。同監督は、ガジアンテップ・スポル戦での敗戦後、幾つかのポジションで変更を考えているのだ。代表の試合でできたインターヴァル期間に、ここまで出場の機会のなかったルイス・イバネスとソク・ヒョンジョンが、フィジカル面での調子を上げるため、特別プログラムを実践させた同監督は、この日曜日に行われるオスマンル・スポル戦で先発メンバーに加えることと思われる。
 ギュライに替えて左サイドバックにルイス・イバネスを起用することを考えている同監督は、前線で十分な貢献ができていないムハメットに替えてソク・ヒョンジョンに出場の機会を与えるのだ。

                  右サイドに期待のンドエ

 最初の2試合で、右サイドが不調だったため、この地域にテコ入れを考えていた同監督は、ゼキ・ヤウルに替えて、ユスフ・エルドーアンをサイドバックに引かせ、その前にンドエを得て環境を整えたいと考えているということだ。
 一方、トルコ代表のクロアチア代表戦で、ファーティフ・テリム監督により先発メンバーの1人として起用されたオカイ・ヨクシュルのプレーぶりを大変喜んでいる同監督は、そのオカイ・ヨクシュルに、中盤でのリーダー役を任せるつもりのようだ。イングランド代表相手に90分間ピッチに立ったスロヴァキア人ストッパーのヤン・ドゥリカもまた、オスマンル・スポル戦では先発メンバーとして起用されるものと思われる。



これが、UEFA欧州リーグ用フェネルバフチェの登録メンバー(TRT 16. 9. 7)

アドヴォカート監督(ハベル・テュルク紙)"  フェネルバフチェが、UEFA欧州リーグで戦うメンバーを発表した。

 故障のため少なくとも1ヶ月ピッチに立てないフェルナンダオと、今季新加入のアーティフ・シャーエシューエはメンバーに入れられなかった。
 最新の補強メンバーとなったムサ・ソウとイェレマイン・レンス、及び、UEFAより9月30日までの出場停止を課せられているヴォルカン・シェンは、このリストに加えられている。
 フェネルバフチェは、UEFA欧州リーグA組で、イングランドのマンチェスター・ユナイテッド、オランダのフェイエノールト、そして、ウクライナのゾリャ・ルハーンシクと対戦することになっている。
 フェネルバフチェは、その最初の試合を、9月15日(木)に、アウェーでゾリャ・ルハーンシクと行う。

                  ディック・アドヴォカート監督が公表したフェネルバフチェの登録メンバー

【GK】ヴォルカン・デミレル、エルトゥールル・タシュクラン、ファビアーノ・リベイロ
【DF】ハサン・アリ・カルドゥルム、シモン・ケール、シェネル・オズバイラクル、イスマイル・キョイバシュ、グレゴリー・ファン・デル・ヴィール、ロマン・ノイシュテッター、マルティン・シュクルテル
【MF】メフメット・トパル、ジョセフ・デ・ソーサ、アルペル・ポトゥク、オザン・トゥファン、ヴォルカン・シェン、ラマザン・ジヴェレク、サリフ・ウチャン、イェレマイン・レンス、ストー
【FW】ロビン・ファン・ペルシー、ムサ・ソウ、エマニュエル・エメニケ



勝ち点1以上の成果(タクヴィム紙+トルコ・サッカー協会公式HP補綴 16. 9. 6)

エムレ・モル(上)(トルコ・サッカー協会公式HP)" ハカン・チャラノウル(ハベル・テュルク紙)"  ラキティッチのPKで、トルコ代表はリードを許してしまった。だが、ハカン・チャラノウルのゴールが、1:1の同点ゴールとなった。クロアチア代表は、4本のシュートがバーに嫌われたこの試合、トルコ代表は勝ち点1を得て、いいスタートを切った。

 トルコ代表は、W杯予選を、勝ち点1でスタートを切った。トルコ代表は、クロアチアで、1:1の同点試合を演じることに成功したのだ。試合開始まだ3分というところで、エムレ・モルが、ペナルティエリア手前でシュートを放った。だが、ボールは、枠の左側を僅かに逸れて外に出て行った。同11分、マンジュキッチが放ったシュートは、バーを直撃し跳ね返った。その跳ね返りのボールで、再度、クロアチアがシュートを試みたが、ボールは外に出て行っただけだった。同21分、オカイ・ヨクシュルが、ハカン・チャラノウルにパスを出した。ハカン・チャラノウルは、ペナルティエリア内へと動き出していたエムレ・モルにボールを預けた。左サイドからスピードに乗ってペナルティエリア内へと入ったエムレ・モルは、狭い角度ながらGKと1対1となりシュートを放つと、タイミング良くゴールから前に出てきたカリニッチにボールは当たり跳ね返ると、そのボールを、ディフェンダーがキープしてしまった。同31分、ペナルティエリア内へとボールを持ち込んだペルシッチの放ったシュートは、上のバーに当たり外に出て行った。同44分、イスマイル・キョイバシュがモドリッチを倒したために与えられたPKを、ラキティッチがゴールを決めた。1:0。同ロスタイム1分、ゴールまで28mの距離から、ハカン・チャラノウルがフリーキックを蹴ると、ボールは、壁に当たり、サイドバーにも当たってからゴールインした。1:1。

                  後半は両者互角の戦い

 後半3分、マンジュキッチがロングシュートを試みたが、ボールは外に出て行っただけだった。同6分、ハカン・チャラノウルのパスに反応して、ジェンク・トスンが相手ディフェンスの裏に動き出した。だが、ディフェンスが速く戻り、且つ、サポートする選手が来なかったため、ジェンク・トスンが、自身でペナルティエリア・ラインからグランダーのシュートを試みると、GKカリニッチが倒れ込みながらもボールをコントロールした。同10分、シェネル・オズバイラクルがスピード豊かに上がっていったが、地面に倒れてしまった。このファウルで得たフリーキックも、結果には繋がらなかった。同16分、シェネル・オズバイラクルがライン際から送ったボールに、誰も触れることができず、決定的なチャンスを活かすことができなかった。この時間帯以後、努力が実を結ぶということはなく、試合は1:1のまま終わった。

【トルコ代表】ヴォルカン・ババジャン=シェネル・オズバイラクル、セルダル・アズィズ、メフメット・トパル、イスマイル・キョイバシュ=オカイ・ヨクシュル=エムレ・モル(後半39分:ヴォルカン・シェン)、オザン・トゥファン、カーン・アイハン(後半8分:アフメット・ユルマズ・チャルク)、ハカン・チャラノウル=ジェンク・トスン(後半26分:オルジャイ・シャハン)



3人の戦闘員(フォトマッチ紙 16. 9. 5)

アドヴォカート監督(フェネルバフチェ公式HP)"  フェネルバフチェでは、左サイドはムサ・ソウに任せ、右サイドはイェレマイン・レンスになるだろう。ロビン・ファン・ペルシーは、FWとして、この2人からのパスでゴールを求めることになる。

 フェネルバフチェで、補強活動が終わるとともに、ディック・アドヴァカート監督が、新しいチーム構成を作り上げる作業を始めた。同監督は、4-3-3を、まず採用することを考え、10番のできる選手がいないなか、強力な攻撃ラインを作り上げることに努めている。同監督が、この件の最も重大な核となると考えているのは、最後の補強で得たムサ・ソウとイェレマイン・レンスだ。同監督は、ソウを左サイドに、イェレマイン・レンスを右サイドに置くことが考えられるが、FWにはロビン・ファン・ペルシーを置くことになるだろう。

                  中盤は速く

 ブルサ・スポル戦で、前の3人に大きな支障がない限り、これらの選手で組み立てることになる。同監督は、中盤のヴァリエーションについては、代表合宿に招集されている選手たちが戻って来るのを待っている。この中盤には、サリフ・ウチャン、アルペル・ポトゥク、メフメット・トパル、オザン・トゥファンといった替えに利かない選手を抱えている同監督は、この中盤を、できるなら速く過ぎることを考えているようだ。このため、この4人の選手から、できるだけ速くサイドへボールを預けることが望まれそうだ。

                  待っていてくれ、顔見知りの選手たち

 イェレマイン・レンスとソウが加わることで、両サイドの動きが増すことが期待されている。というのも、2選手の背後には、よく知った選手が控えているからである。イェレマイン・レンスは、右サイドバックのファン・デル・ヴィールとはオランダ代表ではチームメイトであるため、共通の言語で話せるというアドヴァンテージを持っている。また、ムサ・ソウも、かつてともにプレー経験のあるハサン・アリ・カルドゥルムが左バックに控えていることから、サイド攻撃にヴァリエーションを生み効果的な動きをもたらすことになるだろう。

                  イェレマイン・レンス、エンジン全開

 ムサ・ソウとイェレマイン・レンスがフリーキックを蹴ることができろということは、アドヴォカート監督を最も喜ばせていることだ。代表の試合があるためにできた空白期間を使い、チームに負荷をかける練習をさせている同監督は、ブルサ・スポル戦とともに、フェネルバフチェに期待されている濃さをもたらすつもりをしている。



トルコ代表、ザグレブで初練習(トルコ・サッカー協会公式HP 16. 9. 4)

ファーティフ・テリム監督(ヒュリエット紙)"  トルコ代表は、9月5日(月)にクロアチア代表と行う2018FIFAW杯予選のための準備を、昨日、ザグレブで全選手が参加した練習で行った。

 ザプレシッチ・スタジアムで、トルコ時間午後8時より行われた練習は、ボールを使ったウォーミングアップから始まった。その後、狭いコートを使い、戦術面に重点を置いた練習試合を行っていた。練習のこの時間帯では、ファーティフ・テリム監督は、しばしば選手たちに、ゲームプランを思い出すように指示を与えていた。そして、ストレッチをして、練習を終えた。
 ウォーミングアップ中に右膝に痛みを感じたアフメット・オウズは、治療目的で練習は続けさせなかった。メディカル・スタッフのチェックを受けたアフメット・オウズは、その後、練習には加わらず休息を取った。
 トルコ代表は、本日、トルコ時間午後7時半より、試合の行われるマクシミル・スタジアムで最終練習を行う。最初の15分間が報道陣に公開される練習に先立って、ファーティフ・テリム監督と1人の選手が出る記者会見が、午後7時より行われることになっている。



フェネルバフチェに、イェレマイン・レンスから悪い知らせ(ファナティック紙 16. 9. 3)

イェレマイン・レンス(フォトマッチ紙)"  フェネルバフチェのイェレマイン・レンスが、9月15日、アウェーで戦うゾリャ・ルハーンシク戦に出場できない。

 イェレマイン・レンスは、欧州リーグで、自身が出場した最後の試合で、ディナモ・キエフの一員として出場した。2014-15シーズン、ウクライナのディナモ・キエフは、欧州リーグ準々決勝でフィレンティーナ対戦した。4月23日に行われた第2戦に先発メンバーとして出場したイェレマイン・レンスは、前半40分に、2枚目のイエローカードをもらい退場処分を受けているのだ。
 第1戦で1:1で引き分けたディナモ・キエフは、第2戦では2:0で敗れ、欧州リーグからの敗退が決まった。その後、イェレマイン・レンスはサンダーランドに移った。そして、そこではヨーロッパカップ戦には出場しなかった。28歳になっているイェレマイン・レンスは、約1年半前に受けたレッドカードに伴う罰則を、9月15日のゾリャ・ルハーンシクと戦うアウェー戦に受けることになるのだ。
 また、この試合では、ヴォルカン・シェンも累積警告で出場することができない。



ベシクタシュ、システムは変わらず、顔ぶれが変わるだけ(ファナティック紙 16. 9. 2)

シェノル・ギュネシュ監督(ベシクタシュHP)"  最終的な補強が終わるとともに、ベシクタシュでは、選手構成プランの検討が再開され出した。昨季の先発メンバーと比べて、シェノル・ギュネシュ監督は、理想のメンバーとして5人の選手の入れ替えを用意している。システムは、昨季同様の4-2-3-1を継承する予定だ。

 8月16日に行われた記者会見では、同監督は、新しい補強が進まないのを強く嘆いていた。その会見とともに、フィクレト・オルマン理事長と同監督の間に溝ができたが、理事会は、移籍市場が閉じる前最後の1週間で、スター選手を散りばめることになった。
 まず、ベンフィカからタリスカを獲得したベシクタシュは、続いて、マリオ・ゴメスが抜けた穴を、ヴァンサン・アブバカルで埋めた。その後は、ディフェンス陣の補強に向かった。ジャネル・エルキン及びアトゥンチ・ヌカンをメンバーに加えたベシクタシュ、更に守備的中盤にギョクハン・インレルを獲得したのだった。
 これらの5選手を獲得してからは、同監督は嬉しい悲鳴を上げることになった。先発メンバーを考え直し始めた同監督は、獲得した選手の中から5人を入れることを考えている。

                   バックス陣は入れ替え

 トルガ・ゼンギンに替えてファブリを起用するとなると、昨季の優勝メンバーの半数以上を入れ替えることになる。特に、右サイドバックはギョクハン・ギョヌル、左サイドバックはジャネル・エルキン、ストッパーの2人は、トシッチとマルセロとなる。この2人の前には、昨季同様、アッティバ・ハッティンソンとオウズハン・オズヤクプとなるだろう。

                   アドリアーノは前へ

 ジャネル・エルキン獲得後、同監督は、アドリアーノを左サイドの前で使う決断をした。右サイドは、今季もクアレスマだ。FWの後ろにはタリスカを置き、トップには、これまた新加入のヴァンサン・アブバカルの起用となろう。理想の先発メンバーの顔触れは、ほぼ変わることはあっても、システムには変更なく、4-2-3-1を捨てないベシクタシュ首脳陣は、またしても攻撃的サッカーで相手を挫いていくことになろう。



このチームには命が通っている(タクヴィム紙 16. 9. 1)

エムレ・モル(右)(トルコ・サッカー協会公式HP)" ヴォルカン・シェン(右)(サバハ紙)"  トルコ代表は、ロシア代表に対し、オザン・トゥファンとエムレ・モルがチャンスを逸した。アンタルヤでのこの試合、ゴールは生まれなかった。トルコ代表は、一新されたメンバーで、ロシア代表戦で見せたサッカーで、9月5日に予定されているクロアチア代表戦に希望が湧いてきた。

 2018W杯予選に向け準備をしているトルコ代表は、アンタルヤで親善試合を行い、ロシア代表と両者無得点で引き分けた。前半5分、左サイドで生まれたロシア代表の攻撃で、シャトフがペナルティエリア内へとボールを持ち込んだ。そして、ゴールライン際まで持ち込み、そこからグランダーのセンタリングをニアポストに向け入れた。だが、GKヴォルカン・ババジャンがチェックしたあと、ディフェンダーが大きくクリアした。同18分、ドリブルで相手選手をかわしながら、エムレ・モルがペナルティエリア内へゴール前左方向から入った。そして、ダイレクトパスを、ファーサイドで動き出していたジェンク・トスンに送った。だが、ディフェンスのジルコフが、際どくパスコースに入り、ボールを外に出した。同23分、ヴォルカン・シェンがペナルティエリア内へとセンタリングを入れたが、オザン・トゥファンがいい位置取りをしていながらもヘディングシュートを決められなかった。同38分、ジルコフのスルーパスを受け、ゴール左斜め前でGKと1対1となったスモロフのシュートは、ヴォルカン・シェンが防ぐことに成功した。

                   後半、若きエムレ・モルが躍動

 後半13分、ジルコフが、セルダル・アズィズをかわしシュートを放ったが、ボールは枠の上を越えて外に出て行った。同24分、エムレ・モルが蹴ったフリーキックのボールが、ファーサイドで動き出していたメフメット・トパルに向かった。メフメット・トパルはヘッドで合わせると、ゴールが決まったが、オフサイドの判定でゴールとはならなかった。同27分、サメドフのセンタリングに、オズドエフがヘッドで合わせたが、 ボールは僅かに枠を捉えず外に出て行っただけだった。同32分、ペナルティエリア内へとボールを持ち込んだエムレ・モルが、右足一閃シュートを放ったが、アキンフェーフがゴールを許さなかった。

【トルコ代表】ヴォルカン・ババジャン=シェネル・オズバイラクル、セルダル・アズィズ(後半22分:アフメット・ユルマズ・チャルク)、チャーラール・ソユンジュ、イスマイル・キョイバシュ(後半1分:ハサン・アリ・カルドゥルム)=オザン・トゥファン、メフメット・トパル=エムレ・モル(後半40分:オカイ・ヨクシュル)、ハカン・チャラノウル(後半16分:ユヌス・マル)、ヴォルカン・シェン(後半1分:カーン・アイハン)=ジェンク・トスン(後半16分:エネス・ウナル)



フェネルバフチェ、、ソウの移籍を正式発表(ヒュリエット紙 16. 8.31)

ムサ・ソウ(ファナティック紙)"  フェネルバフチェが、元フェネルバフチェだったムサ・ソウを、UAEのアル・アハリから、1年間のレンタルで獲得した。

 フェネルバフチェが行った発表で、ソウ自身及びクラブ側と合意に達し、これで、ムサ・ソウが、今季、フェネルバフチェのユニフォームを着ることが明らかになった。
 フェネルバフチェで、3年半プレーしたあと、昨年、アル・アハリへ1600万EUROで移籍したソウが、再び、フェネルバフチェでプレーすることになったのだ。

                  フェネルバフチェの告知は次の通り

 本クラブは、かつて所属して、大いなる活躍をして、昨年、アル・アハリへ移籍したムサ・ソウ、及びアル・アハリ側と行った交渉の結果、両者ともに、1年間のレンタル移籍に合意に達した。
 ムサ・ソウが、今季、フェネルバフチェのユニフォームを着てプレーすることになった。なお、調印式についての詳細は、後日お知らせするものである。
 ムサ・ソウに、フェネルバフチェに再びようこそと言うものである。そして、彼とともに、勝利、優勝を願うものである。



コルベイン・シグソールソン、ガラタサライ入り(フォトマッチ紙 16. 8.30)

コルベイン・シグソールソン(ファナティック紙)"  FW探しを続けていたガラタサライが、26歳のアイスランド人FWコルベイン・シグソールソンを獲得した。コルベイン・シグソールソンを、ナントから1年間のレンタルで獲得することになったのだ。

 移籍市場が、あと2日で閉じるというところで、まだFW強化を図っていたガラタサライが、探していたFWをフランスで見つけた。ガラタサライが、フランスのナント所属のコルベイン・シグソールソン獲得にけりをつけたのだ。26歳のアイスランド人FWの移籍に向けてナントと合意に達したガラタサライは、完全移籍のオプション付きで、1年間のレンタル移籍を実現させたのだ。ナントとの契約が、2020年まで残っているコルベイン・シグソールソンが、ガラタサライへの移籍を望んだということが、この移籍実現に大きな役割を演じた。1m86pの身長があるコルベイン・シグソールソンの獲得に対し、ナントには70万EUROのレンタル料、また、コルベイン・シグソールソン本人には、年俸として120万EUROを支払うことになる。完全移籍をするための移籍金は450万EUROであることが明らかにされている。
 昨季、フランス・リーグで29試合1911分の出場記録を残し、4ゴールを決めているコルベイン・シグソールソンは、EURO2016で注目を受けたアイスランド代表として、5試合に出場して2ゴールを決めている。また、コルベイン・シグソールソンは、以前、アヤックスとAZアルクマールにも在籍経験がある。

                  イスタンブル入り

 ガラタサライとナントとの間で、移籍に関し合意に達したコルベイン・シグソールソンが、今朝、アタテュルク空港にやって来た。
 空港で、サポーターから掛けられたガラタサライ・グッズとともにカメラに収まっていたコルベイン・シグソールソンは、メディカルチェックを受け、更に会談を持ったあと、ガラタサライとの調印式に臨むものと思われる。



これじゃやっていけないと言われるぞ、監督(フォトマッチ紙+ハベル・テュルク紙補綴 16. 8.29)

ジャン・アーメル・カナ・ブユク(左)エメニケ(右)(フェネルバフチェ公式HP)" ロマン・ノイシュテッター(左)ミジャイロヴィッチ(右)(フェネルバフチェ公式HP)"  フェネルバフチェは、カドゥキョイで、カイセリ・スポル相手に、最後の最後に敗戦から逃れ、サポーターたちの反感を買っていた。10番のできる選手を補強しない理事会の頑なな態度が、フェネルバフチェには高くついているのだ。ディック・アドヴォカート新監督就任後初めての試合で、バシャクシェヒル・スポルに敗れたフェネルバフチェは、昨日、カイセリ・スポルと3:3の引き分け試合を演じ、ここ34年間で最も悪いスタートを切ったこととなった。

 フェネルバフチェは、トルコ・リーグ第2節でも勝利にはお目にかかれなかった。カドゥキョイにカイセリ・スポルを迎えたフェネルバフチェは、前半27分にウェリトンにゴールを浴び、0:1とリードを許してしまった。同30分には、シモン・ケールが、フリーキックの名手をも凌ぐキックを見せ同点に追いついた。だが、シモン・ケールは、同38分、ゴールを決めたウェリトンを倒しレッドカードをもらってしまった。フェネルバフチェは10人になったにも拘わらず、同44分、オザン・トゥファンがゴールを決め、2:1と勝ち越した。ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たフリーキックを、ヴォルカン・シェンが蹴った。ペナルティエリア内へと放り込まれたボールに対し、ジャンプ一番、オザン・トゥファンがヘッドで合わせると、ゴールが決まったのだった。同ロスタイム1分、アウェーのカイセリ・スポルに、1点目のコピーの如く、ウェリトンのゴールが生まれ、スコアを2:2とした。フェネルバフチェ陣内の右サイドから、デニズ・トゥルンチがフリーキックを蹴ると、ディフェンダーの裏に入り込んだウェリトンが、ヘッドで合わせると、フェネルバフチェのゴールネットが揺れたのだった。
 後半45分、ウフク・ブダクのゴールが生まれ、カイセリ・スポルは、再び勝ち越した。左サイドから攻撃に入ったナクルマがウフク・ブダクにパスを出した。ペナルティエリア内ゴール左斜め前でボールを得たウフク・ブダクは、左足をダイレクトで振りぬくと、ボールは、GKヴォルカン・デミレルの股間を抜けてゴールインしたのだった。2:3。同ロスタイム3分、マルティン・シュクルテルが、自陣から蹴った長いフリーキックのボールを、まず、フェルナンダオが、次いで、ファン・ペルシーがヘッドで落とした。いい位置にいたアルペル・ポトゥクが同点となるゴールを決めたのだった。3:3。フェネルバフチェは、この結果、1982-83シーズン以後、最初の2節で最も悪い始まり方をしたこととなった。フェネルバフチェは、中盤でボール散らし、前線へと最終パスを出せる選手が欠けていることを、またしても確認させる試合となったのだった。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=ファン・デル・ヴィール、シモン・ケール、マルティン・シュクルテル、ハサン・アリ・カルドゥルム=アルペル・ポトゥク、ロマン・ノイシュテッター、オザン・トゥファン=ストー、エマニュエル・エメニケ(後半22分:フェルナンダオ)、ヴォルカン・シェン(後半32分:ファン・ペルシー)
【カイセリ・スポル】アリ・アハマダ=レヴェント・ギュレン、ラリス・マビアラ、ジャン・アーメル・カナ・ブユク、アヌル・カラエル=ウムト・ゾンメズ(後半43分:メルト・オズユルドゥルム)、サンバ・ソウ、スラジャン・ミジャイロヴィッチ、デニズ・トゥルンチ(後半37分:ウフク・ブダク)=ウェリトン(後半ロスタイム3分:エルカム・レスメン)、プレジュース・ナクルマ



アクヒサル市役所スポル 1:3 ガラタサライ(ガラタサライ公式HP+ハベル・テュルク紙補綴 16. 8.28)

ヤシン・オズテキン(ヒュリエット紙)" ミゲル・ロペス(左)トルガ・ジエルジ(右)(ハベル・テュルク紙)"  ガラタサライは、トルコ・リーグ第2節で、アクヒサル市役所スポルを、アウェー戦で1:3でくだした。これで、トルコ・リーグ2連勝だ。ガラタサライのゴールは、エレン・デルディヨク、ヤシン・オズテキン、ブルマのあげたものだった。

 前半、ボール保有率では圧倒的な優位に立ったガラタサライだったが、同3分、リカルド・ファス・テのゴールで、1:0とリードを許してしまった。ソネル・アイドードゥが蹴ったコーナーキックに、ペナルティエリア内にいたリカルド・ファス・テがヘッドで合わせるとゴールが決まったのだった。1:0。前半2分26秒に生まれたこのゴールは、今季、最も早い時間帯に生まれたゴールとなった。ムスレラは、カイセリ・スポル戦、フェネルバフチェ戦、ベシクタシュ戦、カラビュック・スポル戦後、初めてゴールを許すこととなった。
 同17分、オーレリアン・シェデューのセンタリングにヘッドで合わせゴールマウスを捉えるシュートを放ったエレン・デルディヨクが、同35分にゴールを決めた。セルチュク・イナンがボールを奪い取ったあと生まれた攻撃で、スナイデルのセンタリングに、エレン・デルディヨクがヘッドで合わせると、ゴールが生まれ、これで、ガラタサライは同点に追いついたのだった。前半、21回のセンタリングが行われ、6回のゴールマウスを捉えたシュートを放ったガラタサライだったが、この前半は、相互にゴールの応酬で、1:1のまま終わった。
 後半早々に、スナイデルがゴールマウスを捉えたシュートを放ったガラタサライは、エレン・デルディヨクが故障を発生させると、替わりにジョスエをピッチに送り込んだ。同18分、カウンター攻撃に入ったガラタサライは、ブルマがペナルティエリア内へと入るやヤシン・オズテキンにパスを出した。そのヤシン・オズテキンが、ファーサイドのゴール隅に放り込み、ガラタサライは1:2と勝ち越した。同ロスタイム2分、リオネル・キャローレの個人技で3点目が生まれた。フェイントをかけながら相手陣内を突破して、バックパスをブルマに出すと、ブルマはGKと1対1となり、スコアを1:3とするゴールが生まれたのだった。ムスレラの好セーヴが、この試合の印象を強くしたが、これで、ガラタサライは、カラビュック・スポルに次いでアクヒサル市役所スポルをもくだし、トルコ・リーグで2試合を終わり勝ち点6を獲得した。

【アクヒサル市役所スポル】ファーティフ・オズテュルク=ミゲル・ロペス、ダグラオ、ジャネル・オズマンパシャ、カディル・ケレシュ=ランドリー・ンゲモ(後半36分:オメル・バイラム)、クストディオ=アイクト・チェヴィケル(後半1分:オヌル・アユク)、ソネル・アイドードゥ、リカルド・ファス・テ(後半24分:ムーダト・チェリク)=フーゴ・ロダレガ
【ガラタサライ】ムスレラ=サブリ・サルオウル、オーレリアン・シェデュー、ハカン・バルタ、リオネル・キャローレ=セルチュク・イナン、トルガ・ジエルジ=ブルマ、ウィスリー・スナイデル、ヤシン・オズテキン(後半ロスタイム1分:シナン・ギュムシュ)=エレン・デルディヨク(後半13分:ジョスエ)



コジャマン、足を掬う(タクヴィム紙+ハベル・テュルク紙補綴 16. 8.27)

リアド・バジッチ(左)クアレスマ(右)(ベシクタシュ公式HP)" メフメット・ウスル(前)オメル・シシマノウル(後)(ベシクタシュ公式HP)"  怒涛の如く、試合に臨んだアイクト・コジャマン監督率いるコンヤ・スポルが、前半8分、リアド・バジッチのゴールで先制した。しかし、まず、同14分、オルジャイ・シャハンが、同点に追いつくゴールを決め、後半8分には、ジェンク・トスンが、逆転ゴールを決め、ベシクタシュが勝ち越した。同14分、再び、バジッチが表舞台に上がった。同37分、この日2枚目のイエローカードをもらったネジップ・ウイサルが退場となった。

 コンヤ・スポルが、チャンピオン・チームのベシクタシュに「止まれ」と言った。難しいコンヤでのアウェー戦に臨んだベシクタシュは、正に敗戦から救い出されたかの如き試合で、2:2の引き分けという結果となり、今季、初めて勝ち点を失った。前半8分、スクビッチが、ファーサイドでヘッドでボールを、ゴール前に向け落とした。そのボールを、バジッチがゴールに蹴り込んだ。1:0。同14分、クアレスマが、左サイドからペナルティエリア内へと入れたセンタリングのボールが、アリ・チャムダルからこぼれると、動き出していたオルジャイ・シャハンが、ファーサイドでヘディングシュートを試みると、同点ゴールとなった。1:1。同31分、フリーキックを蹴ったメフメット・ウスルが中へと入れたが、ゴール前にいたヴコヴィッチが、これに触れることができず、ビッグチャンスを活かすことができなかった。

                  ネジップ退場、ロドルフォはゴールライン際からクリア

 ベシクタシュが、後半8分、逆転した。アンドレアス・ベックの見事なパスに、そして、それに匹敵するジェンク・トスンの素晴らしいシュートがゴールを生んだのだ。1:2。だが、コンヤ・スポルは、その6分後に同点ゴールを決めた。オメル・アリ・シャヒネルの蹴った左コーナーキックを、ニアサイドにいたランゲロフが、背後へと浮かした。ファーサイドでボールを得たバジッチが、そのボールを強烈に蹴り込んだのだった。 2:2。同36分、ホームのコンヤ・スポルが、ゴールにとっても近づいた。ミロセヴィッチがディフェンスの裏に放り込んだボールに反応し、GKと1対1となったホラがシュートを放つと、ボールは、トルガ・ゼンギンに当たり動きが鈍った。そのボールを、ロドルフォが、ゴールライン際から辛うじてクリアしたのだった。 同37分、この日2枚目のイエローカードをもらったネジップ・ウイサルが退場処分となった。後半ロスタイム3分、オメル・アリ・シャヒネルのパスを、ペナルティエリアのゴール右斜め前で得たホラが強烈なシュートを放つと、GKトルガ・ゼンギンが、右に跳び際どくコーナーへと逃げた。そして、試合は2:2のまま終わった。

【コンヤ・スポル】セルカン・クルントゥル=ネジチ・スクビッチ、アリ・トゥラン、ヤゴス・ヴコヴィッチ、メフメット・ウスル=アリ・チャムダル(後半43分:バリー・ダグラス)、ヴォルカン・フンドゥクル、アミル・ハジャフメトヴィッチ=オメル・アリ・シャヒネル、ディミタル・ランゲロフ(後半18分:デニ・ミロセヴィッチ)、リアド・バジッチ(後半26分:ジョアン・ホラ)
【ベシクタシュ】トルガ・ゼンギン=アンドレアス・ベック、ネジップ・ウイサル、マルセロ・ゲデス、ドゥスコ・トシッチ=オウズハン・オズヤクプ(後半18分:ロドルフォ)、アッティバ・ハッティンソン、トルガイ・アルスラン(後半32分:ケリム・フライ)=クアレスマ(後半42分:オメル・シシマノウル)、ジェンク・トスン、オルジャイ・シャハン



フェネルバフチェ、楽しみながらプレー(タクヴィム紙 16. 8.26)

ストー(タクヴィム紙)" アルペル・ポトゥク(フェネルバフチェ公式HP)"  第1戦を3:0で制したフェネルバフチェは、UEFA欧州リーグのプレーオフ第2戦をも0:2で勝ち、歩をグループ・リーグ戦へと進めた。

 イスタンブルでの第1戦を3:0で制したアドヴァンテージを持って、この試合に臨んだフェネルバフチェは、試合をコントロールしていた。ゆったりとしたテンポで推移したこの試合、ボール支配権を相手に許したフェネルバフチェは、ディフェンスの裏にボールを放り込み速い攻撃でゴールを模索した。前の3人、即ち、ファン・ペルシー、アルペル・ポトゥク、ストーにボールが回すのに苦しんでいたフェネルバフチェは、前半、ファン・ペルシーが、2回の好機を掴みながら、それを活かすことができなかった。前半25分以後は、試合の主導権を握ったフェネルバフチェだったが、この2回の好機を除いては、チャンスらしきものには遭遇できなかった。ディフェンス面は安泰であったフェネルバフチェは、相手には明らかなるゴールチャンスを与えず、前半は、両者とも得点のまま終わった。

                  後半32分、勝負を確実に

 フェネルバフチェは、このアウェーの戦いで、フェルナンダオのゴールで先制した。グレゴリー・ファン・デル・ヴィールのスルーパスを、ペナルティエリア内ゴール右斜め前で得たアルペル・ポトゥクが、ゴールライン手前でゴールに向けボールを入れると、GKに届こうかというボールをゴールに変えたのはフェルナンダオだった。

                  ストー、またしても手ぶらで帰らず

 ゴールをあげたあと、圧力を高めていったフェネルバフチェは、相次いで掴んだ好機を活かせず苦しんでいた。同39分、好機を掴んだフェネルバフチェは、ストーが点差を2と開くゴールを決めた。右サイドで生まれた攻撃で、アートゥフ・シェシューが、ペナルティエリア・ラインより後ろにいたメフメット・トパルにパスを出した。メフメット・トパルは、素晴らしいスルーパスを通し、ペナルティエリア内ゴール左斜め前にいたミロスラフ・ストーに、ボールが渡った。ミロスラフ・ストーがグランダーのシュートを放つと、ボールは、ゴール右隅に突き刺さったのだった。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=ファン・デル・ヴィール、シモン・ケール、マルティン・シュクルテル、ハサン・アリ・カルドゥルム(後半28分:イスマイル・キョイバシュ)=オザン・トゥファン、メフメット・トパル、サリフ・ウチャン(後半18分:アートゥフ・シェシュー)=アルペル・ポトゥク、ファン・ペルシー(後半23分:フェルナンダオ)、ストー



ベシクタシュ、サミル・ナスリとヴァンサン・アブバカルをレンタルで獲得(ハベル・テュルク紙 16. 8.25)

サミル・ナスリ" ヴァンサン・アブバカル"  ベシクタシュが、マンチェスター・シティからサミル・ナスリ、ポルトからヴァンサン・アブバカルをレンタルで獲得した。

 ベシクタシュが、移籍解禁期間の終盤、その動きを、次第に活発化させている。ベシクタシュが、ポルトガル及びイギリスで続けていた動きに、いい結果が生まれたのだ。ポルトからはヴァンサン・アブバカルを、マンチェスター・シティからはサミル・ナスリを、1年間のレンタルで獲得したのだ。
 サミル・ナスリの年俸650万EUROの支払い分担に関して、マンチェスター・シティと交渉を行っていたベシクタシュは、マンチェスター・シティ側が年俸の大半を支払うことを受け入れたことで合意に至ったのだ。
 ベシクタシュは、FWの補強に大きな歩を進めた。ポルトを説得して、ヴァンサン・アブバカルをレンタルで獲得したのだ。ヴァンサン・アブバカルも、サミル・ナスリ同様、ベシクタシュで、1年間のレンタルでプレーすることになったのだ。サミル・ナスリ同様、ヴァンサン・アブバカルの契約の詳細は準備中だということが明らかになっている。
 両者の移籍について、選手自身及びクラブ間で交わされた合意について、近日中に正式に発表されるものと思われる。



ジョズエ・ペスケイラ、ガラタサライ入り(TRT 16. 8.24)

ジョズエ・ペスケイラ(フォトマッチ紙)"  ポルトガル人選手ジョズエ・ペスケイラが、正式にガラタサライ入りした。

 ガラタサライが、ポルトからレンタルで獲得したジョズエ・ペスケイラと契約書を交わした。
 ガラタサライが、1年間のレンタルで獲得し、年俸70万EUROを支払うと発表したジョズエ・ペスケイラのために、フロリヤ・メティン・オクタイ・クラブハウスで、ガラタサライのサッカー部門理事レヴェント・ナジフオウルが列席して調印式が執り行われた。
 ジョズエ・ペスケイラとレヴェント・ナジフオウル理事が正式契約書に調印を行い、その後、ジョズエ・ペスケイラは、報道陣のカメラに収まっていた。

                 「私のサッカー人生で最も幸せなとき」

 ガラタサライ入りが決まったときは嬉しさでいっぱいだったと言うジョズエ・ペスケイラは、「私のサッカー人生で、最も幸せな時間だ。ガラタサライに来ることを、とっても望んでいた。トルコ以外からもオファーを受けていたが、ガラタサライからのオファーをもらってからは、いずれも考えの外になってしまいました。関係者の皆さんが、私の移籍にとっても頑張っていただきました」と述べた。



ガラタサライ 1:0 カラビュック・スポル(ガラタサライ公式HP+TRT補綴 16. 8.23)

シナン・ギュムシュ(左)ラスミン・ラトフレヴィッチ(右)(ミリエット紙)" エレン・デルディヨク(ミリエット紙)"  ガラタサライは、トルコ・リーグ第1節で、今季昇格組のカラビュック・スポルを、終盤にエレン・デルディヨクがあげたゴールで、1:0でくだした。

 ガラタサライは。この試合、ルーカス・ポドルスキ、セミフ・カヤ、ルイス・ペドロ・カヴァンダ、コライ・ギュンターを登録メンバーに入れなかった。直近のスーパーカップと異なっていたのは、ポドルスキに替わり、エレン・デルディヨクが先発に起用されたことだった。
 ガラタサライにとっては、今季トルコ・リーグの初戦であり、トルコ・リーグ第1節では最終試合となったこの試合、一新されたメンバーでピッチに立った新参のカラビュック・スポルが、前半4分、ゴールに近づいた。ヤタバレが、ラトフレヴィッチから得たボールをペナルティエリア内へと持ち込み、シュートを放ったが、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行った。同12分と13分、カラビュック・スポルの攻撃で、ムスレラが、3度にわたりセーヴを見せ、相手にゴールを許さなかった。同12分には、トルガ・ジエルジからボールを奪い、左サイドから動き出したヤタバレが、ペナルティエリア内へとセンタリングを入れた。トゥラオレが、GKムスレラからこぼれたボールを、走り込んで来てシュートを試みたが、ムスレラがコーナーへと逃げた。 同13分には、トゥラオレがショートコーナーから、ペナルティエリア内へと放り込むと、ボールが、再びトゥラオレの元へと戻った。そのトゥラオレがシュートを放つと、ボールはムスレラから跳ね返った。走り込んで来たセルダル・デリクタシュが、その跳ね返ったボールでシュートを試みたが、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行った。
 同34分、ガラタサライがゴールに近づいた。左サイドでボールを得たトルガ・ジエルジが、右サイドで動き出していたブルマに向けてロングパスを出した。ブルマが、ボールをコントロールしたあとシュートを放つと、ボールは、GKアフメット・シャヒンから跳ね返った。跳ね返りのボールを、詰めていたセルチュク・イナンがシュートを試みたが、ボールは、GKが押さえた。同41分、オーレリアン・シェデューが、ファーサイドで放ったシュートは、バーの上を越えて外に出て行った。そして、前半は、両者無得点のまま終わった。
 後半に入り、スナイデルやトルガ・ジエルジが、ロングシュートを試みたが結果には繋がらなかった。同24分、右サイドでボールを得たシナン・ギュムシュがセンタリングを入れると、相手ディフェンス陣からこぼれたボールが、ペナルティエリア・ラインの手前にいたセルチュク・イナンの元に転がった。セルチュク・イナンは、胸で、そのボールをコントロールしたあとシュートを放ったが、ボールは、GKアフメット・シャヒンの押さえるところとなった。同39分、エレン・デルディヨクの落としたボールに反応したオーレリアン・シェデューがシュートを試みたが、ボールは外に出て行っただけだった。その直後、カラビュック・スポルが得た絶好機も活かされることはなかった。同ロスタイム3分、エレン・デルディヨクが、オーレリアン・シェデューのセンタリングにヘッドで合わせるとゴールが生まれ、この試合のスコアが決したのだった。1:0。

【ガラタサライ】ムスレラ=マルティン・リネス(前半39分:サブリ・サルオウル)、オーレリアン・シェデュー、ハカン・バルタ、リオネル・キャローレ=トルガ・ジエルジ、セルチュク・イナン=シナン・ギュムシュ、ウィスリー・スナイデル、ブルマ(後半28分:ヤシン・オズテキン)=エレン・デルディヨク
【カラビュック・スポル】アフメット・シャヒン=ケリム・ゼンギン、ダニー・ヌンコー(前半16分:バルシュ・バシュダシュ)、エルヴィス・コカロヴィッチ、ラスミン・ラトフレヴィッチ=ジェイフン・ギュルセラム、アンドレ・ビヨゴ・ポコ=アブドゥ・トゥラオレ(後半36分:オラフル・スクラソン)、セルダル・デリクタシュ、クリスティアン・タナセ(後半28分:イルハン・デペ)=ムスタファ・ヤタバレ



同じことの繰り返し(タクヴィム紙+フェネルバフチェ公式HP補綴 16. 8.22)

エムレ・ベレズオウル(左)サリフ・ウチャン(右)(ハベル・テュルク紙)" エムレ・ベレズオウル(左)メフメット・トパル(右)(フェネルバフチェ公式HP)"  フェネルバフチェは、新シーズンにショッキングな始まり方をしてしまった。前半まだ3分というところで、モッソーロにゴールを決められ先制を許してしまったフェネルバフチェは、後半10分にエムレ・ベレズオウルが退場となった有利な状況を活かすことができなかった。決定力を欠いたことだけが問題だったフェネルバフチェは、ヴォルカン・ババジャンを越えることができなかった。同33分には、メフメット・トパルが、自身のサッカー人生で初のレッドカードをもらった。

 フェネルバフチェが、新シーズンの第1戦を、バシャクシェヒル・スポルとアウェーで戦い、1:0で敗れた。フェネルバフチェは、試合早々に不利に陥った。前半3分、バシャクシェヒル・スポルの攻撃で、ヴィスカのパスを、ゴール左斜め前で得たモッソーロが、ペナルティエリア・ライン前からインサイドで放ったシュートが、フェネルバフチェのゴール右隅に突き刺さった。1:0。フェネルバフチェは、この前半、バシャクシェヒル・スポルのディフェンスを越えることが難しかった。同30分、エメニケがボールを持ち込み、サリフ・ウチャンがシュートを放つと、ボールはディフェンダーからこぼれた。跳ね返りのボールを、詰めていたアルペル・ポトゥクがゴールインさせたが、オフサイド判定でゴールは取り消された。前半の終盤、フェネルバフチェが3本、バシャクシェヒル・スポルに1本、それぞれ枠を捉えたシュートがあった。

                   フェネルバフチェ、信じられない逸し方

 後半15分、ファン・ペルシーが、ゴール前で放ったヘディングシュートが、僅かに枠を捉えることなく外に出て行ってしまった。同20分、ハサン・アリ・カルドゥルムのセンタリングに、アルペル・ポトゥクが絶好の位置でヘッドに合わせたが、ボールは外に出て行っただけだった。同31分、メフメット・トパルのスルーパスを、左サイドからペナルティエリア内へと入り得たハサン・アリ・カルドゥルムが、フリーで背後から走ってきたストーに出した。ストーは、グランダーの強いシュートを放ったが、ボールは、僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行ってしまった。同41分、フェネルバフチェは、ゴールを信じられない逃し方をした。ハサン・アリ・カルドゥルムのセンタリングに合わせて、フェルナンダオがヘディングシュートを試みると、ボールはバーに当たり跳ね返った。そのボールが、ファン・ペルシーの前に転がると、至近距離から、ファン・ペルシーがシュートを放ったが、ヴォルカン・ババジャンが外に出してしまった。

【バシャクシェヒル・スポル】ヴォルカン・ババジャン=ウーウル・ウチャル、アレクサンドゥル・エプレヌ、ヤルチュン・アイハン、エレン・アルバイラク=マフムト・テクデミル、エムレ・ベレズオウル(後半39分:ケコー・ディーンク)=エディン・ヴィスカ、マルシオ・モッソーロ(後半21分:サミュエル・ホルメン)、ジェンギズ・ウンデル=ソコル・チカレシ(後半21分:ムスタファ・ペテクメク)
【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=ファン・デル・ヴィール、マルティン・シュクルテル、ロマン・ノイシュテッター、ハサン・アリ・カルドゥルム=オザン・トゥファン(後半13分:ファン・ペルシー)、メフメット・トパル、サリフ・ウチャン=ヴォルカン・シェン(後半27分:ストー)、エマニュエル・エメニケ(後半27分:フェルナンダオ)、アルペル・ポトゥク



何はともあれチャンピオン(タクヴィム紙+TRT補綴 16. 8.21)

オウズハン・オズヤクプ(ヒュリエット紙)" エムレ・アクババ、オウズハン・オズヤクプ、トルガイ・アルスラン(左から)(ベシクタシュ公式HP)"  前半6分、オウズハン・オズヤクプの素晴らしいゴールで先制したベシクタシュは、同43分、オルジャイ・シャハンのゴールで点差を2と開いた。最近、批判を受けていたジェンク・トスンは、後半13分(PK)と同33分にゴールを決め、点差を更に開いた。

 ベシクタシュが、今季を、点差を拡げた勝利で始めた。昨季、優勝を遂げたベシクタシュは、今季の第1戦に、アランヤ・スポルをヴォーダフォン・アリーナに迎え、これを4:1でくだした。これで、ベシクタシュは、スーパーカップでのガラタサライに敗れたことを忘却の彼方へと押し込んだ。ベシクタシュは、怒涛の如き始まり方を見せた。前半6分、ペナルティエリア内へと動き出したオウズハン・オズヤクプが、2人の選手を、素晴らしい動きですり抜けたあと、GKハイダルをもフェイントでかわし、がら空きとなったゴールにボールを放り込んだ。1:0。同16分、ペナルティエリア内ゴール左斜め前でボールを得たアイサーティのパスに合わせて、ペナルティエリア内で走り込んで来たエムレがシュートを放ったが、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。同23分、オルジャイ・シャハンが、相手ディフェンスの裏に出したパスに追いついたジェンク・トスンが、ゴール左斜め前からシュートを放ったが、ボールは外に出て行っただけだった。同42分、アンドレアス・ベックのプレスでサキーがミスを犯し、そのボールを奪い取ったオルジャイ・シャハンが、ペナルティエリアの外から狙いすましたシュートはを放つとゴールが決まり、点差を2と開いた。このようにして、前半は2:0で終わった。

                   ジェンク・トスン、2ゴール、批判に応える

 ベシクタシュは、後半、正に練習の際のテンポで試合を進めた。同5分、ゴール右斜め前からペナルティエリア内へとボールを持ち込んだカンデイアスの放ったシュートは、枠の傍らを逸れ外に出て行った。同12分、クアレスマが右コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内でアッティバ・ハッティンソンと競り合ったデニズ・ヴラルが手を使ったということで、バルシュ・シムシェク主審はPKを指示した。同13分、このPKを蹴ったジェンク・トスンが、GKが跳んだとは逆方向にゴールを決めた。3:0。同33分には4点目が生まれた。トルガイ・アルスランのスルーパスに反応して、相手ディフェンスの裏を取ったジェンク・トスンが、自身では2点目となる、ベシクタシュとしては4点目となるゴールを決めた。同ロスタイム2分、左サイドからのアランヤ・スポルの攻撃に対し、GKトルガ・ゼンギンがチェックしたボールを得て、カンデイアスが攻撃を続けた。ネジプ・ウイサルが、大きくクリアしようとしたが、ベシクタシュの選手に、ペナルティエリア内で危険行為があったとして、バルシュ・シムシェク主審はPKを指示した。同ロスタイム4分、このPKを蹴ったエムレ・アクババが強烈なシュートを決め、スコアを4:1とした。

【ベシクタシュ】トルガ・ゼンギン=アンドレアス・ベック、ドゥスコ・トシッチ、マルセオ・ゲデス、アドリアーノ・コッレイア(前半29分:ネジップ・ウイサル)=アッティバ・ハッティンソン、オウズハン・オズヤクプ=クアレスマ(後半38分:アラス・オズビリズ)、トルガイ・アルスラン、オルジャイ・シャハン(後半22分:ケリム・フライ)=ジェンク・トスン
【アランヤ・スポル】ハイダル・ユルマズ=エルハン・カルタル、カルロス・ガルシア・バディアス、ヌル・スレイ、ベルカン・エミル=イサク・サキー(後半1分:ウィルデ・ゲリエル)、デニズ・ヴラル=ダニエル・カンデイアス、エムレ・アクババ、イスマイル・アイサーティ(後半21分:タハ・ヤルチュネル)=ヨナタン・アイテ(後半39分:サジャド)



アダナ・スポル 1:2 ブルサ・スポル(ファナティック紙改 16. 8.20)

ジェム・オズデミル、セルダル・クルトゥルシュ、カンベルク・ディラヴェル(左から)(ヒュリエット紙)" バッターシャ(タクヴィム紙)"  トルコ・リーグ2016-17シーズンの開幕試合で、アダナ・スポルとブルサ・スポルが対戦した。1月5日ファーティフ・テリム・スタジアムで行われたこの試合、ブルサ・スポルは、1:0とリードを許したにも拘わらず、アウェー戦で1:2で勝利を収め、新シーズンの開幕を勝ち点3で飾った。

 両者がおもしろい戦いを見せたこの試合で、笑みを見せたのは、1:2のスコアで勝ったブルサ・スポルの方だった。
 前半24分、アダナ・スポルが得たフリーキックを、マガエが蹴ると、ボールはペナルティエリア内へのセンタリングとなり、GKを越えたボールをうまく捉えたレナン・ディニズがヘディングシュートを試みると、ブルサ・スポルのゴールネットが揺れたのだった。1:0。ブルサ・スポルは、1:0と先制を許したにも拘わらず、プレーぶりは後退することはなかった。
 ブルサ・スポルに勝利を導いたゴールは、後半12分エルトゥールル・エルソイが、また、同37分、パブロ・バッターシャがあげたものだった。 後半12分、バッターシャが、左コーナーキックを蹴ると、ペナルティエリア内へと入ったボールを、しっかりと捉えたエルトゥールル・エルソイが、GKハイルラーが捉えようとした瞬間、ヘッドで合わせるとゴールが決まったのだった。1:1。同37分、左サイドで生まれたブルサ・スポルの攻撃で、アズィズがペナルティエリア内へとセンタリングを入れると、ペナルティエリアの前でボールを得たバッターシャが、ゴールを決めたのだった。1:2。
 ホームのアダナ・スポルは、新たに参戦したトルコ・リーグで、相手に対し、前半24分、レナン・ディニズのゴールで先制したにも拘わらず、そのスコアを守れず、敗北を喫することとなった。
 試合の終盤、アダナ・スポルは、ゴールを求めて、相手ゴール前に攻め立てたが、求めて止まなかったゴールを見出すことはなかった。

【アダナ・スポル】ハイルラー・メルト・アクユズ=ディガオ、レナン・ディニズ、ウスマーヌ・ヴィエラ、カンベルク・ディラヴェル=ウラディミル・コマン、ジェム・オズデミル(後半22分:エドガー・シルヴァ)、テヴフィク・アルトゥンダー、ベキル・ユルマズ(後半6分:サミジャン・ケスキン)=ゲエ・マガエ(後半39分:アフメット・デレリ)、ロニ
【ブルサ・スポル】ハルン・テキン=セルダル・クルトゥルシュ(後半42分:エルデム・オズゲンチ)、イスマイル・コヌク、エルトゥールル・エルソイ、アズィズ・ベヒッヒ=メルテル・ユジェ、ビラル・クサ=クリストバル・ヨルゲラ(後半1分:セルジャン・ユルドゥルム)、パブロ・バッターシャ、ヨナタン・デル・ヴァレ=トマス・ネジド(後半34分:シナン・バクシュ)



フェネルバフチェ、第1戦だけで行方を決める(タクヴィム紙改 16. 8.19)

オザン・トゥファン(右)(ハベル・テュルク紙)" ストー(ヒュリエット紙)"  フェネルバフチェは、アドヴォカート監督指揮下で最初の試合を、カドゥキョイでグラスホッパーと行った。新監督は、この最初の試合を3:0で制したのだった。

 チャンピオンズリーグ予備戦で、モナコに敗れたフェネルバフチェが、カドゥキョイに迎えたスイスのグラスホッパーを、3:0といった解りやすいスコアで勝利を収め、欧州リーグのグループ・リーグ戦への参戦に向け大きなアドヴァンテージを獲得した。
 いい始まり方をしたフェネルバフチェは、開始まだ4分というところでアートゥフ・シェシューの足から生まれたゴールで、1:0と先制した。左サイドでボールを得て、ペナルティエリア内へと持ち込んだサリフ・ウチャンが、2人の選手の間で倒れながらもボールを失わなかった。サリフ・ウチャンが取り戻したボールを受け継いだアートゥフ・シェシューが、ゴール左斜め前で、相手GKと1対1となりシュートを放った。一旦は、GKヴァシッチからボールは跳ね返ったが、仕上げもアートゥフ・シェシューが成し遂げ、相手ゴールネットを揺らしていた。効果的な攻撃を見せ、相手ゴールに幾度となく迫っていたフェネルバフチェは、守備面でも相手にはチャンスらしきもの与えなかった。試合をコントロールしたフェネルバフチェは、フェルナンダオ、エメニケ、メフメット・トパルが大きなチャンスを作り出したが、それらを活かすことができなかった。同30分以後、サリフ・ウチャンによるボール配分や、ハサン・アリ・カルドゥルムの攻め上がりで、グラスホッパーのゴールに負荷をどんどんとかけていったフェネルバフチェだったが、そういった攻撃をゴールに結びつけることができず、前半を1:0とリードしたまま終わった。
 後半に入り、試合を絶対的に支配したフェネルバフチェは、フェルナンダオとエメニケで作り出した好機でもって、GKヴァシッチを捕えた。守備面でのいいプレーで、ゴール・チャンスを与えるということのなかったフェネルバフチェが、相次いで好機を掴んでいる時間帯、求めていたゴールを、同27分、ストーの足から生まれた。サリフ・ウチャンからのパスを、ペナルティエリア内ゴール左斜め前で得たストーが、相手選手をすり抜け、強烈なシュートを放つと、ボールは相手ゴールネットを揺らしていた。2:0。いいサッカーを続けたフェネルバフチェは、同ロスタイム1分に、ストーが見事なロングシュートを決めた。..ハサン・アリ・カルドゥルムからのパスを、ペナルティエリアの外ゴール左斜め前で得たストーの放った強烈なシュートがゴールネットを揺らしたのだった。これで3:0とし、勝利を得たフェネルバフチェは、アウェーで戦う第2戦を前に、大きなアドヴァンテージを獲得したのだった。

【フェネルバフチェ】ヴォルカン・デミレル=ファン・デル・ヴィール、マルティン・シュクルテル、ロマン・ノイシュテッター、ハサン・アリ・カルドゥルム=メフメット・トパル、サリフ・ウチャン、オザン・トゥファン=アートゥフ・シェシュー(後半22分:ストー)、フェルナンダオ(後半23分:ファン・ペルシー)、エマニュエル・エメニケ



ガラタサライ、ディアッラを求めてマルセイユへ(タクヴィム紙 16. 8.18)

ラッサナ・ディアラ"  ラッサナ・ディアラに、ボーナス給込みで350万EUROのオファーが出された。このフランス人スター選手は、「OK」と応えた。ラッサナ・ディアラの妻が説得に応じれば、ここ一両日に調印に至るものと思われる。

 ガラタサライのメフメット・オズベクとジェンク・エルギュンが、昨日、ラッサナ・ディアラとの交渉のために、マルセイユに飛んだ。ドゥルスン・オズベク理事長の兄弟のメフメット・オズベクが、ラッサナ・ディアラに、昨日の交渉で年俸350万EUROのオファーを出したということだ。アンジ・マハチカラから無断で離れたため、UEFAから1000万EUROの罰金を課せられているラッサナ・ディアラ移籍には、何ら問題はないことが明らかにされている。ガラタサライからのオファーに熱い視線を向けているラッサナ・ディアラの移籍の最大の障害は妻にあると言われている。トルコに行く決心がつかないでいるラッサナ・ディアラの妻を説得する努力がなされていることが明らかになっている。31歳になっているラッサナ・ディアラの移籍に関し、ガラタサライはマルセイユとの交渉に入っている。ガラタサライが、マルセイユに出した移籍金300万EUROに、マルセイユ側も熱い視線を向けていると言われている。\



フェネルバフチェ、ディック・アドヴォカートと合意(ヒュリエット紙 16. 8.17)

ディック・アドヴォカート(ファナティック紙)"  フェネルバフチェは、オランダ人監督ディック・アドヴォカートと、本日午後2時に、正式な調印を行う。

 フェネルバフチェは、交渉のためにイスタンブルに招請したディック・アドヴォカートと合意に達したことを、公式HP上で告知した。オランダ人監督ディック・アドヴォカートと、本日、契約書に調印をかわすことも明らかにされた。
 フェネルバフチェが、公式HPで明らかにした内容は、次のようなものである。
 「我がクラブのサッカー・チームが、新シーズンに臨むに当たり、オランダ人監督ディック・アドヴォカートと基本的合意に達した。ディック・アドヴォカートと、本日午後2時30分に、ウルケル・スタジアム・フェネルバフチェ・シュクル・サラチオウル総合スポーツセンターで、調印式を執り行う。以上、報道関係及びファンの皆さんにお知らせいたします」。



ジョシュア・ジョン、ブルサ・スポル入り(ファナティック紙 16. 8.16)

ジョシュア・ジョン(ヒュリエット紙)"  ブルサ・スポルの輝く新参者ジョシュア・ジョンが、イスタンブル入りした。海路ブルサ入りした27歳のオランダ人選手ジョシュア・ジョンは、メディカルチェックを受けたあと、契約書に調印した。一方、ブルサ・スポルは、ストッパーの補強は諦めた。

 バラズ・ジュズサクを放出して補強資金を得たブルサ・スポルでは、補強の動きが続いている。ブルサ・スポルが、長きに渡りリストアップをしていたジョシュア・ジョンの移籍を、ついに実現したのだ。左サイドをこなすジョシュア・ジョンが、昨日、代理人のセルカン・クリュプとともにイスタンブル入りした。
 イスタンブルから海路ブルサ入りしたジョシュア・ジョンは、メディカルチェックを受けたあと、3年契約に調印した。デンマークのノアシェランから移籍したジョシュア・ジョンは、ブルサ・スポルでは年俸として37万5千EUROを受け取る。ブルサ・スポルは、この移籍につき、ノアシェランに対しては、移籍金として12万5千EUROを支払う。

                   高額すぎた

 アリ・アイ理事長は、ストッパーの補強にリストアップしていた選手の獲得は諦める旨、明らかにした。ハムザ・ハムザオウル監督が、デンマークで視察したヨルゲンセンは高額なため、また、カンストゥルップは能力的に不十分と看て、その後、理事会側と話し合い、ディフェンス陣の補強はしないという結論に達した。

                   ベルカレムのお誘いはあったが、、、

 一方、プレミアリーグのワトフォードがパスを持っており、2015-15シーズンには、トラブゾン・スポルにレンタルで加入したことのあるエサイド・ベルカレムのトルコでの代理人から、ブルサ・スポルに打診があったことも明らかにされた。だが、ブルサ・スポル側は、この選手の獲得には、熱い視線を向けていない。



ソク・ヒョンジョン、トルコへ(フォトマッチ紙 16. 8.15)

ソク・ヒョンジョン(タクヴィム紙)"  オリンピックのサッカー準々決勝で、ホンジュラスに敗れた韓国は、オリンピックから敗退した。この結果、ソク・ヒョンジョンが、今週にもトラブゾン入りするものと思われる。

 トラブゾン・スポルは、ポルトからレンタルで獲得したFWプレーヤーのソク・ヒョンジョンを、トラブゾンに迎える。韓国代表としてリオデジャネイロのオリンピックに参戦していた25歳のソク・ヒョンジョンは、韓国が、準々決勝でホンジュラスに敗れたため、オリンピックの戦いは終わった。そこで、ソク・ヒョンジョンは、今週中にトラブゾン入りして、チームに合流するものと言われている。トルコ・リーグ第1節で、8月20日にカスムパシャとのアウェー戦を戦うトラブゾン・スポルでは、ソク・ヒョンジョンが、早々にトラブゾン入りすることで、エルスン・ヤナル監督の顔をほころばせている。



スーパーカップはガラタサライの手に(フォトマッチ紙+トルコ・サッカー協会公式HP補綴 16. 8.14)

ネジプ・ウイサル(手前左)シナン・ギュムシュ(手前右)(ヒュリエット紙)" リオネル・キャローレ、ジェンク・トスン、セルチュク・イナン(左から)(ヒュリエット紙)"  ガラタサライが、ベシクタシュを、コンヤでPK戦の結果、4:1でくだし、テュルクチェル・スーパーカップの5度目の制覇を成し遂げた。延長戦に突入したこの試合、延長前半10分、ハカン・バルタのあげたゴールに対し、延長後半2分、クアレスマのヘディングシュートが、シェデューのオウンゴールを誘い、ベシクタシュがお返しをした。PK戦を3:0で制したガラタサライが、スーパーカップを手にして歓喜に包まれた。

 今年で11回目を迎えたテュルクチェル・スーパーカップは、トルコ・リーグを制覇したベシクタシュと、トルコ杯を制したガラタサライが対戦した。コンヤ市営スタジアムで行われたこの試合、勝ちを収めたのはガラタサライの方だった。
 ピッチにものが投げ込まれたため、長時間の中断を余儀なくされたこの試合、90分間を戦い終り、0:0のスコアのままだった。
 延長戦に入り、均衡を破ったのは、延長前半10分、ガラタサライの方だった。スナイデルが、右サイドからフリーキックを蹴ると、ファーサイドでボールを待ち受けたハカン・バルタがヘッドで合わせると、ボールはベシクタシュのゴールネットに突き刺さったのだった。1:0。
 延長戦後半、ベシクタシュが、再び同点となるゴールを決めた。オルジャイ・シャハンが、右サイドからセンタリングを入れると、ファーサイドにいたクアレスマがヘッドで合わせたボールが、シェデューに当たりゴールインしてしまったのだった。1:1。残りの時間には、新たなゴールが生まれなかったので、メテ・カルカヴァン主審が、120分間の戦いの終了の笛を吹くとともに、スーパーカップの優勝を決めるためPK戦に入った。

                  ムスレラ、信じられない仁王立ち

 PK戦に入り、ムスレラが見せた。オウズハン・オズヤクプ、ジェンク・トスン、アッティバ・ハッティンソン3人のキックを防いだムスレラは、試合終了の笛とともに、歓喜のダンスで勝利を祝福した。ガラタサライは、セルチュク・イナン、ハカン・バルタ、トルガ・ジエルジが、それぞれPKを成功させた。

【ガラタサライ】ムスレラ=マルティン・リネス、オーレリアン・シェデュー、ハカン・バルタ、リオネル・キャローレ=セルチュク・イナン、トルガ・ジエルジ=シナン・ギュムシュ(後半42分:ヤシン・オズテキン)、ウィスリー・スナイデル、ブルマ=ルーカス・ポドルスキ(前半43分:エレン・デルディヨク)
【ベシクタシュ】トルガ・ゼンギン=アンドレアス・ベック、マルセオ・ゲデス、ネジップ・ウイサル(延長後半1分:アドリアーノ・コッレイア)、ドゥスコ・トシッチ=トルガイ・アルスラン(後半28分:オメル・シシマノウル)、アッティバ・ハッティンソン=ケリム・フライ(後半1分:クアレスマ)、オウズハン・オズヤクプ、オルジャイ・シャハン=ジェンク・トスン



トラブゾン・スポル 0:3 ブルサ・スポル(ハベル・テュルク紙 16. 8.13)

ブルサ・スポル、歓喜(ヒュリエット紙)" マトゥス・ベロ(左)エルトゥールル・エルソイ(右)(トラブゾン・スポル公式HP)"  新シーズンに向け行われたプレシーズンマッチで、ブルサ・スポルが、トラブゾン・スポルを0:3でくだした。

                  試合経過

 前半20分、バッターシャが蹴った左コーナーキックからのボールを、ペナルティエリア内でオカイ・ヨクシュルと競ったメルテル・ユジェが倒れると、オヌル・カラバシュ主審はPKを指示した。同21分、このPKを蹴ったバッターシャが、GKオヌル・レジェプ・クヴラクが跳んだとは逆の隅に蹴り込んだ。0:1。
 同27分、ペナルティエリア内ゴール左斜め前でゴールマウスを捉えたカスティリョがループシュートを試みると、ハルン・テキンが、辛うじてコーナーへと逃げた。そのコーナーキックが蹴られると、ブルサ・スポルのディフェンダーが大きくクリアできなかったボールが、ペナルティエリアの外にいたユスフ・エルドーアンの前に転がった。ユスフ・エルドーアンが、ダイレクトでシュートを放ったが、GKハルン・テキンがパンチングでこれを防ぎ、コーナーキックへと変わった。
 後半8分、デル・ヴァレが右サイドから持ち込んだボールを、ペナルティエリア内で背中をゴールに向けるように反転して得たネジドが、トラブゾン・スポルのウーウル・デミロクのチェックを受け倒れると、オヌル・カラバシュ主審は、この日2度目となるPKの指示を出した。そして、同9分、このPKをネジド自身が蹴ると、ゴールが決まった。0:2。
 同23分、ペナルティエリアの外で得たフリーキックを、ビラル・クサが蹴った。ペナルティエリア内へと放り込まれたボールに反応して、トラブゾン・スポルのディフェンスの裏を取ったファティが、ヘッドで合わせると、ボールはトラブゾン・スポルのゴールネットを揺らしていた。0:3。

【トラブゾン・スポル】オヌル・レジェプ・クヴラク=ゼキ・ヤウル(後半15分:セルゲ・アカクポ)、ウーウル・デミロク(後半16分:ムスタファ・ユムル)、ヤン・ドゥリカ、ルイス・イバネス(後半16分:ギュライ・ヴラル)=オジェニ・オナジ(後半16分:アイタッチ・カラ)、オカイ・ヨクシュル(後半38分:ムスタファ・アクバシュ)=マトゥス・ベロ(後半1分:メフメット・エキジ)、ファビアーノ・カスティリョ(後半38分:ラミル・シェイダエフ)、ユスフ・エルドーアン=ムハメット・デミル(前半41分:ダメ・ンドエ)
【ブルサ・スポル】ハルン・テキン=セルダル・クルトゥルシュ(後半22分:エルデム・オズゲンチ)、イスマイル・コヌク、シャミル・ジナズ(後半1分:エルトゥールル・エルソイ)、アズィズ・ベリッヒ(後半36分:ビュンヤミン・カサル)=メルテル・ユジェ(後半22分:リカルド・ファティ)、ビラル・クサ(後半36分:メルト・オルネク)=セルジャン・ユルドゥルム(後半1分:クリストバル・ヨルゲラ)、パブロ・バッターシャ、ヨナタン・デル・ヴァレ(後半45分:クビライ・カナトスズクシュ)=トマス・ネジド(後半23分:シナン・バクシュ)



ブルサ・スポル、ベルカレムとシグソールソン爆弾炸裂(ファナティック紙 16. 8.12)

ベルカレム(ファナティック紙)" シグソールソン"  バラズ・ジュズサクを放出することで、補強のための資金を得たブルサ・スポルが、攻撃に立ちあがった。ブルサ・スポルが、元トラブゾン・スポル所属のベルカレムと、全ての点において合意に達したのだ。また、ハムザ・ハムザオウル監督が獲得を望んでいるシグソールソの調印も時間の問題だ。

 新シーズンを前に、9人の選手を新たに加えたブルサ・スポルが、バラズ・ジュズサクを放出することで、再び補強活動に乗り出した。オーストリア・キャンプ以後、ハムザ・ハムザオウル監督が獲得を求めていたセンターフォワードとストッパーについて、注目の展開があった。ブルサ・スポルが、ディフェンダーとしてリストアップして、そして合意に達した選手は、見知らない選手ではなかった。エサイド・ベルカレムだ。トラブゾン・スポルを離れたあと、プレミアリーグのワトフォードに移ったこのアルジェリア人選手と、全ての点において合意に達したのだ。昨日、会談を持った両者は、条件面で合意に達し、数日内に調印に至ることが明らかになった。

                  調印式は両者同時に

 ブルサ・スポルが手に入れた真の爆弾は、本紙が、昨日報道したシグソールソンだ。ハムザ・ハムザオウル監督が、ガラタサライ時代にも獲得を熱望したアイスランド人FWの代理人との交渉で、重要な段階に至ったのだ。些少の問題を解決したあと、ブルサ・スポルは、ベルカレムとともに、シグソールソンとの調印を行うことになるだろう。



ベシクタシュ、ダービーマッチに備える(TRT 16. 8.11)

シェノル・ギュネシュ監督(イエニ・シャファク紙)"  ベシクタシュが、戦術面に重点を置いた練習を行った。

 ベシクタシュは、8月13日(土)、コンヤでガラタサライと対戦するテュルクチェル・スーパーカップに向けての準備を続けている。
 BJKネヴザト・デミル・グランドで行われた練習で、ベシクタシュの選手たちは、戦術面に重点を置いた練習を行った。
 シェノル・ギュネシュ監督指揮下行われた練習の第1部では、選手たちは、パス練習を行っていた。パス練習でミスを犯した選手は、罰としてダンスを踊らされていた。練習のこの部分では陽気な雰囲気だった選手たちは、その後は、戦術面に重点を置いた練習試合を行った。守備面では、サイドからボールを出す練習をしていた選手たちは、攻撃面では、サイドからの組織的な動きに重きを置いていた。
 練習試合が終わると、ある選手たちはシュート練習を行い、ディフェンダーのマルセオ・ゲデスは、特別にしばらくの間、更に練習を続けていた。
 ベシクタシュは、明日も、ダービーマッチに備える一部練習を行うことになっている。



トラブゾン・スポル、出場機会をめぐっての戦争(タクヴィム紙 16. 8.10)

エルスン・ヤナル監督(ファナティック紙)"  プレシーズンマッチ5を試合戦い、20ゴールをあげ、1ゴールを浴びたトラブゾン・スポルで、選手間の競争が、エルスン・ヤナル監督を喜ばせている。同監督は、「弱小クラブを相手にしたとはいえ、選手たちのプレーぶりは喜ばしてくれた」と言っている。

 トルコ・リーグの昨季での悪い結果を忘れてしまうため、全く新しいチーム構成を作り上げたトラブゾン・スポルでは、プレシーズンマッチの結果は、首脳陣の顔をほころばせている。

                  ハイレヴェルな戦い

 新シーズンでは、全く異なったチームを作り上げたエルスン・ヤナル監督は、新しく選手が加入したことで、競争という雰囲気が増した。スロヴァキア・キャンプ以来チームと行動をともにし、そのプレーぶりで注目を得ていた選手たちでさえ、出場機会を守るため、一層のハイレベルのプレーを見せるようになってきた。

                  「4-2-3-1」なのか、「4-3-3」なのか

 ハンガリー・キャンプでは、自分たちよりは弱いクラブを相手に戦った5試合で、20ゴールを浴びせ、自身のゴールには僅か1ゴールしか浴びなかったトラブゾン・スポルでは、どのポジションでも厳しい競争が生まれている。放出が日程に上がっていたンドエのプレーぶりすら、驚くべきものがあるほどだ。同監督は、以前「4-2-3-1」システムを使っていたが、直近のカラバク・ウィーン戦では「4-3-3」システムを試していた。

                  戦いは、監督を喜ばせている

 トラブゾン・スポルが、プレシーズンマッチで見せたプレーぶりや選手たちの意欲は、同監督を、とっても幸せな気分にさせているのだ。



最新の爆弾はカヴァンダ(タクヴィム紙 16. 8. 9)

カヴァンダ(フォトマッチ紙)"  ここまで、ドゥビュシーやヤンマートと交渉を持ってきたガラタサライは、リーケリンク監督の同意を得て、25歳の右サイドバックの選手カヴァンダ獲得で仕事を終えた。カヴァンダは、ポイント・ホテルでドゥルスン・オズベク理事長と交渉を持ち、合意に達したのだ。ガラタサライは、移籍金として、トラブゾン・スポルに180万EUROを支払うことになる。

 補強面で、相次いで爆弾を炸裂させているガラタサライが、更に注目の仕掛けを施した。この間、右サイドバックのできる選手を探して来たガラタサライが、トラブゾン・スポルで構想外となっているルイス・ペドロ・カヴァンダを獲得したのだ。ヤン・オルデ・リーケリンク監督は、5:2で、マンチェスター・ユナイテッドに敗れたあと、フロントに右サイドバックの選手の獲得を求めていたのだ。そのため、動きを開始した理事会は、マテュー・ドゥビュシーやダリル・ヤンマートとの交渉に入っていた。理事会側からの提案で、カヴァンダのプレーぶりを映像で確認した同監督が同意をしたのを受け、交渉に入っていたが、昨日、それに結果を出したのだった。イスタンブルに招請されたベルギー人選手カヴァンダは、ポイント・ホテルでドゥルスン・オズベク理事長と交渉に入っていた。

                 無軌道な行動が頭を痛めさせた

 行われた交渉で、全ての点で合意に達したあと、その旨が明らかにされた。カヴァンダは、本日、フロリヤで行われる調印式で3年契約に調印する。ガラタサライは、トラブゾン・スポルに、移籍金として180万EUROを支払うことになる。昨季、ラツィオからトラブゾン・スポルに加入したカヴァンダは、無軌道な行動のため構想外となっていたのだ。

                 5年間で6人目のトラブゾン・スポル出身者

 ルイス・ペドロ・カヴァンダは、2011年以後、ガラタサライがトラブゾン・スポルから獲得した6人目の選手となる。ガラタサライは、ここまで、セルチュク・イナン、エンギン・バイタル、ジェイフン・ギュルセラム、ブラク・ユルマズ、オルジャン・アドゥンを獲得してきた。また、これとは別に、、元トラブゾン・スポルだったウムト・ブルトを、トゥールーズから獲得している。



ベシクタシュ、警備厳重なオープニング・ゲーム(タクヴィム紙+TRT補綴 16. 8. 8)

オウズハン・オズヤクプ(中)(ベシクタシュ公式HP)" オメル・シシマノウル(ベシクタシュ公式HP)"  昨季の優勝チームであるベシクタシュが、新シーズン開幕前の最も重要なプレシーズンマッチを、ギリシアのチャンピオン・チームのオリンピアコスと行い、これを、後半13分のオメル・シシマノウルのゴールでくだした。トルガイ・アルスラン、ケリム・フライ、オウズハン・オズヤクプが見せたプレーぶりは、拍手を受けるに足るものであった。しかし、この大切な試合は、「センターフォワードを務める選手の補強がダメならダメだろう」ということも示していた。

 新シーズンに向けての準備という意味合いで親善試合を続けているベシクタシュが、ヴォーダフォン・アリーナに、ギリシアの優勝クラブであるオリンピアコスを迎えた。ベシクタシュのシェノル・ギュネシュ監督は、この試合に、ボイコ、アンドレアス・ベック、マルセロ、ネジップ・ウイサル、トシッチ、アッティバ・ハッティンソン、トルガイ・アルスラン、ケリム・フライ、オウズハン・オズヤクプ、オルジャイ・シャハン、ジェンク・トスンの11人を先発メンバーに起用した。前半は0:0のまま終わったが、ケリム・フライ、トルガイ・アルスラン、オウズハン・オズヤクプの動きに対し、この試合を観に来ていた観客から拍手が送られていた。後半には、ベシクタシュは、新たに、クアレスマ、アドリアーノ、オメル・シシマノウル、アラス・オズビリズを入れた。同13分、トルガイが、相手陣内でプレスをかけ、ボールを奪うと、ペナルティエリア内の絶好の位置にいたオメル・シシマノウルにパスを出した。そのオメル・シシマノウルが、ダイレクトでシュートを試みると、ゴールが決まり、ベシクタシュが1:0と先制した。このゴールのあとも、サイドから効果的な攻めを続けたベシクタシュは、アドリアーノ、クアレスマ、オメル・シシマノウルが危険な場面を作り出していた。

【ベシクタシュ】デニス・ボイコ(後半1分:ファブリシオ・アゴスト)=アンドレアス・ベック(後半ロスタイム1分:ムスタファ・ペテクメク)、マルセオ・ゲデス、ネジップ・ウイサル、ドゥスコ・トシッチ=アッティバ・ハッティンソン(後半45分:ギョクハン・ギョヌル)、トルガイ・アルスラン(後半36分:ルイス・ロドルフォ)=ケリム・フライ(後半15分:アラス・オズビリズ)、オウズハン・オズヤクプ(後半1分:クアレスマ)、オルジャイ・シャハン(後半1分:アドリアーノ・コッレイア)=ジェンク・トスン(後半1分:オメル・シシマノウル)



ガラタサライ、マテュー・ドゥビュシーでなければ酒井高徳(アクシャム紙 16. 8. 7)

酒井高徳"  右サイドバックの補強のターゲットをマテュー・ドゥビュシーとしているガラタサライだが、このフランス人選手が、メディカル面での報告が望ましいものではない場合、日本人選手酒井高徳獲得に向かうことになろう。

 マテュー・ドゥビュシーの故障の具合が、望ましいものではない場合には、その目をドイツに向けることになる。
 ハンブルクに所属をしているアメリカ生まれの日本人選手酒井高徳が、スカウト・チームの目に止まり、またリーケリンク監督の同意も得ていると言われている。右サイドバックも左サイドバックもこなせる25歳の酒井は、1.76mで、強力なディフェンス力で注目を集めたのだ。ガラタサライが、ここまでに獲得した直近の日本人選手は稲本潤一だが、期待通りの活躍が見られず、お払い箱になっている。



オルジャン・アドゥン、徐々にブルサ・スポルへ(イエニ・シャファク紙 16. 8. 6)

オルジャン・アドゥン(ファナティック紙)"  ガラタサライで構想外となっているオルジャン・アドゥンが、ブルサ・スポル入り間近である。30歳になっているオルジャン・アドゥンの移籍について、ガラタサライとブルサ・スポルの間で合意に達したようだ。

 トラブゾン・スポルからガラタサライへと移籍してきて以後、期待に応えることができないでいたオルジャン・アドゥンの年俸に関して、代理人と交渉が続けられていることが言われていたが、両者の間で、大筋で合意に達したと言われている。
 ガラタサライが、トラブゾン・スポルから400万EUROの移籍金を出して獲得したオルジャン・アドゥンに対して、ブルサ・スポルはレンタルでの獲得をガラタサライに示したが、ガラタサライも、それに前向きの回答を出したということだ。ガラタサライとの契約が2018年まで残っているオルジャン・アドゥンの年俸を払いたくないガラタサライが、ブルサ・スポルとの合意に期待を持ったということだ。
 ブルサ・スポルのアリ・アイ理事長は、オルジャン・アドゥンの移籍について、次のように述べている。
 「オルジャン・アドゥンを、ガラタサライより獲得したい。パスはガラタサライが持ち、ブルサ・スポルでプレーさせろと言ってきた。我々は、オルジャン・アドゥンに、60〜70EUROだけしか支払うことができない。残りの金額は、ガラタサライが負担することになる。地位としてはガラタサライに留まり、そしてブルサ・スポルでプレーさせろと言ってきた。ガラタサライとオルジャン・アドゥンとが話し合っているところだ。ガラタサライとオルジャン・アドゥン側が合意に達すれば、そして、我々の申し出にOKを出せば、この移籍は成立だ」。



ヨーロッパ遠征は続く(オスマンル・スポル公式HP 16. 8. 5)

ゾーン・デラルゲ(オスマンル・スポル公式HP)" アミヌ・ウマル(上)(オスマンル・スポル公式HP)"  UEFA欧州リーグ予備戦3回戦第2戦で、ヌンメ・カリュとアウェー戦を戦ったオスマンル・スポルは、前半にあげたゴールで勝ち、プレーオフに進出した。そして、ヨーロッパに向かう冒険は続くことになった。

                 試合経過

 前半4分、エルダル・クルチャスランが蹴った右コーナーキックに合わせて、いいジャンプをしたヌマン・チュリュクスがヘッドで合わせると、ボールは相手ゴールネットに突き刺さった。0:1。同20分、シドレンコフが蹴った左コーナーキックに合わせて、ウジェがヘディングシュートを試みたが、オスマンル・スポルのゴールマウスを守るカルセマルスカスが、ボールをパンチングで防いだ。その跳ね返りのボールを、ディミトゥリエフが強烈なシュートを放ったが、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。同29分、ルセスクとデラルゲとのワンツーで、デラルゲが抜け出しボールを持った。そして、デラルゲはドリブルで少し前進したあと、狙いすましたグランダーのシュートを放つと、ボールは、相手GKの左を抜けゴールに収まった。0:2。同44分、クインティエリがファーサイドに向けて入れたセンタリングが、GKの上を越えると、ピントが際どくコーナーへと逃げた。
 前半は、オスマンル・スポルが0:2とリードしたまま終わった。
 後半3分、ウマルが右サイドからセンタリングを入れると、ペナルティエリア内で、相手ディフェンスが、このボールをクリアしたが、ルセスクの前に転がると、ルセスクがシュートを試みたが、ボールはバーの上を越えて外に出て行った。同18分、ルセスクのパスを受け、相手GKと1対1となったウマルがシュートを放ったが、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行った。同30分、シドレンコフが、左サイドからペナルティエリア内へとセンタリングを送ると、ニアサイドでフリーになっていたワリカエフがヘディングシュートを試みたが、ボールは、僅かに枠を逸れ外に出て行った。同44分、エルダル・クルチャスランが、自らの努力で持ち込んだボールを、ペナルティエリア内にいたディアベテに託した。ディアベテのシュートは、GKからこぼれたが、ディフェンダーがコーナーへと逃げた。この結果、オスマンル・スポルは0:2で、この試合を制し、プレーオフへと、その歩を進めたのだった。

【オスマンル・スポル】カルセマルスカス=アヴディジャ・ヴサジェヴィッチ、ヌマン・チュリュクス、ヴァチラフ・プロチャズカ、ティアゴ・ピント=バドウ・ンディアエ(後半10分:ラヘーム・ラワル)、エルダル・クルチャスラン、メフメット・ギュヴェン=ゾーン・デラルゲ、ラウル・ルセスク(後半31分:トゥガイ・カチャル)、アミヌ・ウマル(後半25分:チェイック・ディアベテ)



またしても落胆、そして、またしても欧州リーグ(タクヴィム紙+トルコ・サッカー協会公式HP補綴 16. 8. 4)

エメニケ(中)(フェネルバフチェ公式HP)" アートゥフ・シェシュー(前)(フェネルバフチェ公式HP)"  とっても悪い始まり方をしたうえ、前半17分には2点のリードを許したフェネルバフチェは、後半に入り我に帰った。エメニケのゴールが生まれたが、ジェルマンがフェネルバフチェを崩してしまった。2009年を最後に、チャンピオンズリーグに参戦していないフェネルバフチェは、ここ6回連続で予備戦で敗退し、とってっも大きな落胆を誘っている。

 フェネルバフチェが、またしてもチャンピオンズリーグに参戦できない。予備戦3回戦第2戦、カドゥキョイで2:1でくだしたモナコと、ルイ2世スタジアムで対戦したフェネルバフチェは、3:1で敗れ、チャンピオンズリーグからの敗退が決まった。これで、7年間、チャンピオンズリーグから遠ざかることになってしまったフェネルバフチェは、2009年以後、これで、6回連続予備戦で篩い落とされたことになる。フランスでのこの試合、正に悪夢が如き始まり方をした。前半3分、ファビアーノが、オザン・トゥファンからボールを奪った。ファルカオのスルーパスに反応してボールを得たジェルマンが、ペナルティエリア内へと入るや狙いすましたシュートを放つと、これが、フェネルバフチェのゴールネットに吸い込まれたのだった。1:0。同17分、ハサン・アリ・カルドゥルムとディラルのせめぎ合いで、ディラルが倒れた。ディアス主審は、躊躇なくPKを指示した。そのPKを、ファルカオが、エルトゥールルが跳んだと同じ方向のゴール隅に蹴り込み、点差を2とした。2:0。同37分、サリフ・ウチャンのシュートは、相手ディフェンダーに当たりコーナーキックとなった。その1分後、サリフ・ウチャンが、フェイントをかけながら持ち込んだボールが、ペナルティエリア内にいたフェルナンダオに渡った。フェルナンダオが、PKポイントの後ろからシュートを放ったが、ボールは枠の傍らを逸れ外に出て行った。

                   エメニケのシュート、1つ目はバー直撃を、2本目はゴールネットへ

 後半開始とともに、全く違う姿をしたフェネルバフチェを観ることができた。同7分、エメニケが、とっても強いシュートを放つと、ボールは上のバーを直撃した。しかし、エメニケは、その2分後、マルティン・シュクルテルのアシストを受け、スコアを2:1とするゴールを決めた。同15分、ジェルマンのヘディングシュートは、エルトゥールルが押さえた。その5分後、 メンディが左サイドからセンタリングを入れると、フェネルバフチェのディフェンダーからボールがこぼれた。そのボールを得たディラルが、ヘッドで、ボールをジェルマンに預けた。そのジェルマンの放ったシュートは、ピッチを跳ねながらフェネルバフチェのゴールに収まり、3:1となった。同41分、フェルナンダオが絶好のチャンスを生かせず、望みは尽きてしまった。フェネルバフチェは、これで、戦いの鉾を、UEFA欧州リーグプレーオフに向けることになった。

【フェネルバフチェ】エルトゥールル・タシュクラン=シモン・ケール(前半36分:メフメット・トパル)、マルティン・シュクルテル、ロマン・ノイシュテッター=ファン・デル・ヴィール、オザン・トゥファン、ジョゼフ・デ・ソーサ(後半23分:アートゥフ・シェシュー)、サリフ・ウチャン、ハサン・アリ・カルドゥルム(後半33分:ストー)=エマニュエル・エメニケ、フェルナンダオ



ようこそ、オジェニ・オナジ(フォトマッチ紙 16. 8. 3)

オジェニ・オナジ"  ラツィオの24歳のスター選手オジェニ・オナジが、昨日の昼、イスタンブルにやって来た。サポーターの一団が歓呼で迎えたオジェニ・オナジは、その後、ウスタ理事長と会った。両者は、最後の細かな詰めを行ったあと、4年契約に調印した。

補強に最も活発な動きを見せているトラブゾン・スポルが、またしても新たな爆弾を炸裂させ、長きにわたり獲得を目指していたオジェニ・オナジのトラブゾン・スポル入りが、いい結果となった。昨日の昼、ローマからの飛行機で、アタテュルク空港に着いたラツィオの24歳になったMFオジェニ・オナジを、サポーターの一団が、歓呼でもって出迎えた。その後、メディカルチェックを受けたあと、ムハッレム・ウスタ理事長と、最後の細かな詰めを行ったオジェニ・オナジは、4年契約に調印した。

                  本日、キャンプに合流

 オジェニ・オナジは、「ソーシャル・メディアで、ずっと僕に関心を示してくれていた。彼らの高揚を知るにつけ、やって来たくなった。本当に、すごい関心を持ってくれていたんだ。以前に、トラブゾンでの試合経験があるから、どんな感じだか知っているつもりだ。とってもいい仕事ができるものと信じています。彼らの前に出ることが待ちきれないんだ」と語った。オジェニ・オナジは、本日、ハンガリー・キャンプに合流するものと思われる。オジェニ・オナジの加入は、エルスン・ヤナル監督を、最も喜ばしている。中盤に、オジェニ・オナジが、チームに重要な力を加えてくれると考える同監督は、他のポジションでも補強を、更に続けることになろう。



トラブゾン・スポル、ンドエでびっくりさせる(ヒュリエット紙 16. 8. 2)

ンドエ(イエニ・シャファク紙)"  トラブゾン・スポルが、昨季、315万EUROの移籍金で獲得したが、期待に応えられなかったため、移籍解禁期間に、プレミアリーグのサンダーランドにレンタルで出していたダメ・ンドエを、トラブゾン・スポルのハンガリー・キャンプに招請した。

 トラブゾン・スポルの構想外選手リストに上がり、今季、トラブゾン・スポルを去ることが決定的と思われていたンドエが、スロヴァキアで行われた第1次海外キャンプには、その姿はなかった。
 ンドエは、突然の決定で、トラブゾン・スポルが、7月24日から始めているハンガリー・キャンプへ、それも、始まってから1週間経ってから招請された。ンドエは、本日、13時5分発の飛行機で、トラブゾンからイスタンブルに向かい、更に、17時30分発のウィーン便で、キャンプ地に向かう。
 ンドエは、夕刻には、ハンガリーのギョル市で行われているキャンプに合流することになると思われる。トラブゾン・スポルは、当地で、8月13日まで、第2次キャンプを続ける。年俸250万EUROを得ているダメ・ンドエは、トラブゾン・スポルとは2017-18シーズン終了まで契約は残っている。



ソク・ヒョンジョンも手に入れる(フォトマッチ紙 16. 8. 1)

ソク・ヒョンジョン(イエニ・シャファク紙)"  韓国人選手ソク・ヒョンジョンは、オリンピック後、チ−ムに合流することになる。ポルトガルのオジョゴ紙は、トラブゾン・スポルは、ソク・ヒョンジョンの移籍に80万EUROを支払うと書いている。

 トラブゾン・スポルが、ソク・ヒョンジョンの移籍について公表した。トラブゾン・スポルが明らかにしたところによると、「FCポルト所属のソク・ヒョンジョンの、本クラブへのレンタルでの移籍に関し、ソク・ヒョンジョン側及びクラブ側との交渉を開始した」と認めている。ポルトガルのオジョゴ紙は、25歳になるソク・ヒョンジョンのレンタルでの移籍に関し、トラブゾン・スポルは、ポルト側に80万EUROを支払うと書いている。韓国のオリンピック代表としてブラジル滞在中のソク・ヒョンジョンは、オリンピック終了後、トラブゾン・スポルに合流する。

                  アヤックスにも所属

 今年の初め、ヴィトーリア・セトゥーバルから、150万EUROでポルトに移籍してきたソク・ヒョンジョンは、昨季、13ゴール、9アシストを記録している。韓国代表として10回の出場記録を持ち4ゴールを記録しているソク・ヒョンジョンは、ここまで、アヤックス(3試合1ゴール)、フローニンゲン(27試合10ゴール)、マリティモ(14試合5ゴール)、アル・アハリ・ドバイ(14試合6ゴール)、ナシオナル(13試合4ゴール)、ヴィトーリア・セトゥーバル(33試合13ゴール)でプレーしてきている。



ガラタサライ、悪魔に激突(タクヴィム紙+TRT補綴 16. 7.31)

シナン・ギュムシュ(左)(ガラタサライ公式HP)" リオネル・キャローレ(右)(ヒュリエット紙)"  ガラタサライは、マンチェスター・ユナイテッドとの一戦で、前半4分に、イブラヒモヴィッチのゴールを浴び、先制されてしまった。同22分のシナン・ギュムシュの、同40分のブルマのゴールで勝ち越したガラタサライだったが、後半に入ると、試合をコントロールできなくなってしまった。ルーニー(2)、フェリアーニ、マタのゴールで、この試合のスコアを決した。

 ガラタサライは、プレシーズンマッチの中で最も重要な試合と位置付けているマンチェスター・ユナイテッド戦をスウェーデンで行い、5:2の敗戦を喫した。前半4分、右サイドでボールを持って動き出したヴァレンシアが、センタリングを入れると、ペナルティエリア内でディフェンダーがいたにも拘わらず、見事なヴォレーシュートをイブラヒモヴィッチが放つと、ボールは、ムスレラの左を抜け、ガラタサライとゴールネットに突き刺さった。1:0。同22分、ガラタサライが同点ゴールを決めた。右サイドから、スナイデルがフリーキックを蹴ると、ゴール前にいたシナン・ギュムシュがヘディングシュートを試みると、ボールは、マンチェスター・ユナイテッドのゴールネットを揺らしたのだった。1:1。同40分、シナン・ギュムシュとワンツーをして、ブルマが左サイドからペナルティエリア内へと入るや否や、素晴らしいシュートを放つと、マンチェスター・ユナイテッドのゴールネットが揺れ、これで、ガラタサライが2:1と勝ち越した。後半10分、右サイドでフェイントをかけながらゴールライン際までボールを持ち込んだヴァレンシアが、センタリングを入れると、ゴール前にいたルーニーが、それに合わせるとゴールが決まった。2:2。同12分、フェイントをかけながらペナルティエリア内へとボールを持ち込んだラシュフォードに対し、ムスレラがチェックに入り倒してしまうと、アンドレアス・エクベルク主審はPKを指示した。同13分、このPKを、ルーニーが蹴ると、ムスレラが跳んだ方向だったにも拘わらず、ボールはゴール隅に収まり、マンチェスター・ユナイテッドが、3:2と逆転した。

                 マンチェスター・ユナイテッド、後半は怒涛の如く押し寄せる

 同17分、右サイドから、ヴァレンシアがセンタリングを入れると、ペナルティエリアのゴール左斜め前で、ヘッドできれいなループシュートを、マルアン・フェライニが放つと、ボールはファーサイドのゴールネットに収まった。4:2。同30分、マンチェスター・ユナイテッドが、点差を3とした。右サイドから、マイケル・キャリックが、グランダーのセンタリングを入れると、絶好の位置いたスペイン人スター選手マタが放った狙いすましたシュートがゴールとなり、スコアを5:2とした。これで、ガラタサライは、6つ目のプレシーズンマッチに敗北を喫したのだった。

【ガラタサライ】ムスレラ=マルティン・リネス、ハカン・バルタ(後半1分:セルダル・アズィズ)、オーレリアン・シェデュー、リオネル・キャローレ=セルチュク・イナン(後半1分:ハミト・アルトゥントプ)、ブレリム・ジェマーリ=ヤシン・オズテキン(後半39分:サブリ・サルオウル)、ウィスリー・スナイデル(後半30分:エムラー・バシャン)、ブルマ=シナン・ギュムシュ(後半39分:ベルク・イスマイル・ウンサル)



アドリアーノ、正式にベシクタシュ入り(TRT 16. 7.30)

アドリアーノ・コレイア(ファナティック紙)"  ベシクタシュは、ブラジル人DFアドリアーノと、3年契約に調印した。

 ベシクタシュは、リーガ・エスパニョーラのバルセロナブラジル人DFアドリアーノ・コレイアと、3年契約に調印した。
 ベシクタシュが、公式に明らかにしたところによれば、アドリアーノに、3シーズンで合計605万EUROを、年俸として支払うことになる。
 また、ベシクタシュは、バルセロナに移籍金として60万EUROを支払うことが明らかにされたが、アドリアーノ自身には、最初の1年間は、年俸として235万EURO、2年目と3年目には年俸として185万EUROEUROが支払われることが明らかにされた。出場した試合で、勝ち点を得た場合には、別途4千EUROが支払われる。



止まることはない、道は続く(オスマンル・スポル公式HP 16. 7.29)

ピエール・ヴェボ(左)(オスマンル・スポル公式HP)" ピント(オスマンル・スポル公式HP)"  UEFAチャンピオンズリーグ予備戦3回戦第1戦で、ヌンメ・カリュをホームに迎えたオスマンル・スポルは、ティアゴ・ピントのゴールで、この試合に勝利を収め、第2戦に向けアドヴァンテージを獲得した。

                  試合経過

 前半4分、ヴェボが右サイドからファーサイドに向け入れたセンタリングに、いいジャンプをしたデラルゲがヘッドで合わせると、ボールは上のバーに当たりピッチに跳ね返った。同35分、右サイドからフリーキックをエルダル・クルチャスランが蹴ると、ボールはニアサイドに向かった。それに合わせて、ウマルがシュートを試みると、ボールは上のバーに当たり跳ね返されてしまった。同44分、ゴールマウスに対峙する位置でボールを得たウマルが狙いすましたシュートを放ったが、ボールは僅かに枠の傍らを逸れ外に出て行った。前半は、そのままゴールが生まれずに終わった。
 後半17分、エルダル・クルチャスランが右コーナーキックを蹴ると、ニアサイドでいいジャンプをしたヌマン・チュリュクスがヘディングシュートを試みたが、ボールは僅かに枠を逸れ外に出て行った。同28分、ヴルサジェヴィッチが、右サイドからPKポイントに向けセンタリングを入れると、後ろから走り込んで来たウマルがヘディングシュートを試みたが、ボールはバーの上を越えて外に出て行ってしまった。同29分、オスマンル・スポルが先制ゴールを決めた。ヴェボからのパスを、ペナルティエリアのゴール左斜め前で得たピントが、目の前にいる相手選手を抜け、素晴らしいシュートを放つと、ボールは相手ゴールネットを揺らしていたのだった。1:0。同40分、スボットが、ゴール正面から強烈なシュートを放つと、オスマンル・スポルのGKカルセマルスカスからボールはこぼれたが、コーナーキックへと替わった。同43分、シドレンコの蹴ったコーナーキックに対し、ファーサイドでいいジャンプをしたスボットがヘディングシュートを試みると、まずGKカルセマルスカスが、次いでオスマンル・スポルのディフェンダーがボールに触れ、ゴールライン際から大きくクリアした。この結果、オスマンル・スポルが1:0で、この試合をものにしたのだった。
 両者は、第2戦を8月4日(木)にエストニアで行う。そして、プレーオフに進出するクラブが明らかになるであろう。

【オスマンル・スポル】カルセマルスカス=アヴディジャ・ヴサジェヴィッチ、ヌマン・チュリュクス、ヴァチラフ・プロチャズカ、ティアゴ・ピント=ゾーン・デラルゲ(後半45分:ラヘーム・ラワル)、アミヌ・ウマル、メフメット・ギュヴェン、バドウ・ンディアエ、エルダル・クルチャスラン(後半26分:ラウル・ルセスク)=ピエール・ヴェボ(後半36分:チェイック・ディアバテ)



モナコ王子エメニケ(タクヴィム紙+ファナティック紙補綴 16. 7.28)

エメニケ(タクヴィム紙)" ハサン・アリ・カルドゥルム(左)(フェネルバフチェ公式HP)"  多くの問題を抱え、しかも選手を欠き臨んだ試合で、とっても効果的なプレーをして見せたフェネルバフチェは、前半38分、エメニケのゴールで先制した。しかし、同41分に、ディフェンスとエルトゥールルのミスが重なり、ファルカオに同点ゴールを許してしまった。後半16分、再び表舞台に上がったエメニケの見事なゴールで、この試合のスコアが決した。

 フェネルバフチェが、アドヴァンテージを獲得した。チャンピオンズリーグ予備戦3回戦第1戦で、フランスのモナコを、カドゥキョイに迎えたフェネルバフチェは、2:1の勝利を収め、第2戦を前に一歩先んじた。フェネルバフチェは、8月3日(水)に、モナコで行われる第2戦で、いかなる引き分けでも、また、3:2とか、4:3といった1点差の敗戦であっても、勝ち上がることができる。この試合、フェネルバフチェは、早々に効果的に試合を進めた。前半1分、ペナルティエリアの外で、相手選手からボールを奪ったサリフ・ウチャンが、強烈なシュートを放つと、ボールはバーに当たり外に出て行った。同8分、ペナルティエリアの外から、サリフ・ウチャンがフリーキックを蹴ると、ペナルティエリア内にいたロマン・ノイシュテッターが、ヘッドで合わせたが、GKデ・サンクティスが、辛うじてパンチングで防いだ。同39分、シモン・ケールが、相手ディフェンスの裏に放り込んだボールに、ペナルティエリア内で追いついたエメニケが、GKバディアシルをかわし、シュートを放つと、ボールは相手ゴールネットを揺らしていた。1:0。

                  オザン・トゥファン、絶対的なゴールチャンスを逸す

 しかしながら、このゴールの3分後に、モナコが追いついた。ファルカオがシュートを放つと、GKエルトゥールルから、ボールがこぼれてしまった。そして、ディフェンダーに当たったボールを得たコロンビア人スター選手ファルカオが、倒れ込みながらシュートを放つと同点ゴールとなってしまった。1:1。後半、モナコの攻勢で始まった。同4分、ディラルのセンタリングともシュートとも見えるボールが、バーを直撃してピッチに跳ね返った。同16分、サリフ・ウチャンが、右サイドで出したパスをコントロールしたグレゴリー・ファン・デル・ヴィールが、PKポイントに向けセンタリングを入れた。そのポイントで、エメニケが、右足でヴォレーシュートを試みると、ボールはゴール左隅に突き刺さり、フェネルバフチェが、再びリードした。2:1。同36分、オザン・トゥファンが絶好機を得点に繋げられなかった。ペナルティエリア・ラインのゴール左斜め前に入り込んだオザン・トゥファンが、サリフ・ウチャンと壁パスをして、ペナルティエリア内へと入り込み、シュートを放ったが、GKバディアシルが、ゴールを許さなかった。そして、試合は、そのままのスコアで終わったのだった。

【フェネルバフチェ】エルトゥールル・タシュクラン=ロマン・ノイシュテッター、マルティン・シュクルテル、シモン・ケール=ファン・デル・ヴィール(後半ロスタイム2分:ストー)、サリフ・ウチャン(後半26分:シェネル・オズバイラクル)、ジョゼフ・デ・ソーサ、オザン・トゥファン、ハサン・アリ・カルドゥルム=エマニュエル・エメニケ(後半26分:アートゥフ・シェシュー)、フェルナンダオ



フェネルバフチェ、モナコ戦に備える(ファナティック紙 16. 7.27)

ペレイラ監督(ミリエット紙)"  フェネルバフチェは、フランス1部リーグ所属のモナコと、本日戦うUEFAチャンピオンズリーグ予備戦3回戦第1試合に向けての準備を打ち上げた。

 フェネルバフチェの選手たちは、フィリップ・アルメイダ・コーチ指揮下で行われたウォーミングアップに続いて、ボールの奪い合い練習を行った。その間、GKは、チームと離れて、別途、練習を行っていた。
 報道陣に非公開で行われた時間帯では、モナコ戦の戦術練習が行われたことが明らかにされた。
 故障を抱えているロビン・ファン・ペルシー、ヴォルカン・シェン、イスマイル・キョイバシュは、この練習では姿を確認できなかった。メフメット・トパルは、チームと離れた特別メニューを含んだ練習を行っていた。上の歯、上唇、頬にできたトラウマの治療を受けたブラジル人GKファビアーノは、練習中、特別なマスクを着用していた。
 フェネルバフチェは、UEFAチャンピオンズリーグ予備戦3回戦第1試合を、本日、ウルケル・スタジアムでモナコと戦う。午後9時30分試合開始のこの試合、スペイン・サッカー連盟のジェスス・ジル・マンザーノが裁く。



ガラタサライにコライ・ギュンターの衝撃(フォトマッチ紙 16. 7.14)

コライ・ギュンター"  トゥーンとの練習試合で負傷したコライ・ギュンターが、2月までユニフォームを着ることができなくなった。

 ガラタサライが、トゥーンと行った練習試合で負傷したコライ・ギュンターが、6カ月以上、ピッチに立てないことが明らかにされた。コライ・ギュンターの状態について談話を発表したクラブドクターのイェネル・インジェは、「とっても悲しいニュースで、我々はキャンプを始めることになった。コライ・ギュンターは、右膝に打撲を負った。前十字筋と半月板に損傷を負ってしまった。とっても悪い状態だ。私は、トルコ・リーグの前半戦はプレーできないだろうと考えている。混乱してしまっているが、1月か2月にはピッチに戻って来ることができるだろう」と述べた。コライ・ギュンター自身は、「とっても悲しい。でも、もっともっと強くになって戻って来るつもりだ」との談話を発表した。

                  セルダル・アズィズ、リスクを負わせず

 同クラブドクターは、トゥーン戦には出場しなかったセルダル・アズィズは、プログラム通りに練習していると述べた。そして、「チームに合流して練習しているが、プログラム通りに必要な水準になるのを待っているところだ。この点を、首脳陣は考え、プレーさせなかったのだ。ちょっとした我々の関わりは、選手を守るということに繋がる」と言い添えた。

                  セミフ・カヤは時間がかかる

 故障を抱えるセミフ・カヤは、キャンプへの参加は先のことになるだろうと言う同クラブドクターは、ハミト・アルトゥントプは問題はなく、特別プログラムを組んで練習を続けていると述べた。



ようこそ、ラミル・シェイダエフ(フォトマッチ紙 16. 7.13)

エルスン・ヤナル監督" ラミル・シェイダエフ(ヒュリエット紙)"  4年契約を結んだアゼルバイジャン系ロシア人選手ラミル・シェイダエフに、合計163万EUROの給料が支払われる。昨日、キャンプに合流した20歳のラミル・シェイダエフは、いい動きを見せ注目を浴びていた。

 トラブゾン・スポルが、前日に、交渉を始めていることを公表したアゼルバイジャン系ロシア人選手ラミル・シェイダエフと、4年契約で合意に達した。トラブゾン・スポルは、ラミル・シェイダエフに、4年間で合計163万EUROの給料を支払うことになる。公表したものでは、「自由契約の状態のプロ選手ラミル・シェイダエフの移籍について行った交渉の結果、合意に至った」と述べている。メディカルチェックを受けたあと、サモリン町でのトラブゾン・スポルのキャンプに合流したラミル・シェイダエフに、2016-17シーズンには43万EURO、2017-18シーズンには35万EURO、2018-19シーズンには40万EURO、2019-20シーズンには45万EUROが支払われることが明らかにされた。

                  エルスン・ヤナル監督、選手に紹介

 メディカルチェックを受けたあと、キャンプに合流した新加入のラミル・シェイダエフは、早々にピッチに立った。エルスン・ヤナル監督により、朝食時に選手たちに紹介された20歳のFWラミル・シェイダエフは、そのあと、チームとともに練習に加わった。チームメイトに「ようこそ」と言って迎えられたラミル・シェイダエフに関心が注がれた。ラミル・シェイダエフは、最初の練習ながら、いい動き、そして貪欲さが注目を浴びていた。エルスン・ヤナル監督と、若干、個人的に話し合ったラミル・シェイダエフが、初日から笑顔を見せていたことに注目が集まっていた。



フェネルバフチェ、イスマイル・キョイバシュと合意(ファナティック紙 16. 7.12)

イスマイル・キョイバシュ(ファナティック紙)"  ベシクタシュとの契約が満了し、新たに契約更改のオファーを受けなかったイスマイル・キョイバシュが、ベシクタシュを去ったあと、その間隙を、フェネルバフチェが捉え、移籍についての合意に達した。

 ベシクタシュの公表を経て、その僅かあとに、イスマイル・キョイバシュはフェネルバフチェと合意に至った。
 ベシクタシュに、2009年、ガジアンテップ・スポルから移籍してきてから、6シーズン、ベシクタシュのユニフォームを着て、2度の優勝に関わり、昨季は、シェノル・ギュネシュ監督の重要な選手の一角を担い、トルコ・リーグで27試合の出場を記録したイスマイル・キョイバシュが、フェネルバフチェ入りすることが、ここ一両日中に、正式に発表されるものと考えられている。
 UEFAと行った合意により、財政面に注目が集まったフェネルバフチェは、自由契約の地位にあるイスマイル・キョイバシュの移籍には、移籍金を支払う必要はない。

                  年俸175万EURO

 約1ヶ月半前に、最初の交渉が持たれたイスマイル・キョイバシュと、全ての点で合意に達し、明日にも、移籍が公表されると考えられている。消息筋によると、イスマイル・キョイバシュの年俸は175万EUROで、契約は4年になるということだ。
 ギョクハン・ギョヌルは、ベシクタシュから年俸として175万EUROを受け取る。ベシクタシュが、契約更改はないと公表したイスマイル・キョイバシュが、フェネルバフチェ入りするのは時間の問題だ。



メフメット・トパル、フェネルバフチェと契約更改(ファナティック紙 16. 7.11)

メフメット・トパル(ファナティック紙)"  フェネルバフチェのメフメット・トパルが、新たに4年契約に調印した。メフメット・トパルは、ウルケル・スタジアムで行われた調印式で、重要な談話を出した。

 フェネルバフチェは、新たに合意に達したメフメット・トパルのために、調印式を設えた。
 ウルケル・スタジアムで、アズィズ・ユルドゥルム理事長も臨席して行われた調印式で、4年契約に調印したメフメット・トパルは、次のように語った。
 「私は、ここフェネルバフチェで、サッカー人生を仕上げるためにやって来ました。理事長及び理事の皆さんに列席いただき光栄です」。

                  ジャネル・エルキンとギョクハン・ギョヌルについて

 メフメット・トパルは、契約が満了したため、フェネルバフチェを去ったギョクハン・ギョヌルとジャネル・エルキンについて、次のように語った。「我々はプロの選手です。それぞれの選択は、それぞれによるものです。時々、彼らとも話したことがありますが、彼らにも、また周りの人たちにも、私はフェネルバフチェに留まりたいと言ってきました。もう一度言いますが、私は、フェネルバフチェにいることを嬉しく感じています。彼らもプロですから、その選択には敬意を払わねばならないと考えています。私は私で、フェネルバフチェに留まることを選び、そしてそうしました。全てが、上手くいくように願っているところです」。



フェネルバフチェ、デュズジェを離れる(フォトマッチ紙 16. 7.10)

ペレイラ監督(ハベル・テュルク紙)"  新シーズンに向けての第2次キャンプを、デュズジェ・トプゥク高原のフェネルバフチェ・リゾート&スポーツ施設で打ち上げたフェネルバフチェは、ルーマニアのヴォルンタリと行った練習試合のあと、陸路、イスタンブルに向かった。

 デュズジェ7月18日スタジアムで行われた練習試合で、ヴォルンタリを3:1でくだしたフェネルバフチェは、試合後、サポーターの熱い声援に応えていた。
 選手たちは、専用バスに乗り込む前に、サポーターたちと記念写真に収まり、ユニフォームにサインをしていた。その後、スタジアムを離れた選手団一行は、警察の護衛を受け、陸路イスタンブルに向かった。
 デュズジェのフェネルバフチェの施設を使い、8日間のキャンプを張ったフェネルバフチェは、この間、ルーマニアのCSMストゥデンツェスク・ヤシとヴォルンタリ、イランのゴスタレシュ・フーラードと練習試合を行った。ゴスタレシュ・フーラードには0:3で敗れたフェネルバフチェは、CSMストゥデンツェスク・ヤシとは2:2で引き分けた。そして、デュズジェでの最後の練習試合を、昨日行い、ヴォルンタリを3:1でくだした。
 新シーズンに向けての練習を、イスタンブルで続けるフェネルバフチェは、ここで2回の練習試合を行う。7月13日には、ギリシアのパナシナイコスを、同16日には、フランスのオリンピック・リヨンを、ウルケル・スタジアムに迎える。そして、最後の練習試合をチェコに行って行う。7月19日にスパルタ・プラハとアウェー戦を行うことになっている。
 フェネルバフチェは、今季最初の公式戦として、UEFAチャンピオンズリーグ予備戦3回戦を、7月26日ないしは27日に戦う。



ベシクタシュ、ピッチに立つ(タクヴィム紙 16. 7. 9)

シェノル・ギュネシュ監督(イエニ・シャファク紙)"  昨季の優勝クラブであるベシクタシュが、ウムラニエ・ネヴザト・デミル・グランドに入った。この最初の練習に、デポルティーヴォから獲得されたGKファブリも参加した。ムスタファ・ペテクメクが故障を抱えて、新シーズンにに臨むことになり、空気を複雑なものとした。

 ベシクタシュが、ネヴザト・デミル・グランドで、新シーズンに向けての準備を始めた。昨日の練習には、代表に招集された選手たちは休暇で不参加だった。新加入のファブリの姿はあった。ウムラニエに集まったベシクタシュの選手たちは、7月20日(水)まで、このイスタンブルでの練習を続けることになっている。その後、ベシクタシュは、10日間のキャンプを、オーストリアのレガンク町で張ることになっている。一方で、いつも故障を抱えるというムスタファ・ペテクメクは、新シーズンを故障を抱えて迎えることになった。その治療には2週間を要すると明らかにされた。

                  ようこそ、「魂の君、ギョヌル」

 ベシクタシュのサポーターは、フェネルバフチェから移籍してきたギョクハン・ギョヌル用に、ウムラニエ・ネヴザト・デミル・グランドにパネルを吊るした。そのパネルには、「君は、金ではなく栄誉を選んだ。ようこそ、魂の君、ギョヌル」と書かれていたのに注目が集まった。



シュクルテル、フェネルバフチェへ(フォトマッチ紙 16. 7. 8)

マルティン・シュクルテル(フォトマッチ紙)"  フェネルバフチェは、スロヴァキア人スター選手マルティン・シュクルテルに、ボーナス給とともに年俸400万EUROを支払う。リヴァプールには、移籍金として600万EUROが支払われる。

 補強活動に盛り上がるフェネルバフチェが、また1人、スター選手を獲得した。フェネルバフチェは、昨日、この間獲得交渉を続けていたリヴァプールのマルティン・シュクルテル獲得を公表したのだ。フェネルバフチェの発表では、「マルティン・シュクルテル獲得のために、リヴァプールと、また本人側との交渉を開始した」となっている。31歳の著名なストッパーのマルティン・シュクルテルと、この月曜日に調印するものと思われる。一方、イギリスとスロヴァキアで反響を呼んでいるこの移籍に、フェネルバフチェが掛ける経費が明らかになった。
 3年契約を結びものと考えられるシュクルテルは、ボーナス給とともに年俸400万EUROを得ることになる。また、フェネルバフチェは、移籍金として600万EUROをリヴァプールに支払う。シュクルテルは、この間、ヴォルフスブルクからあった年俸500万EUROのオファーを拒否したことが明らかになっている。ドイツでは、年俸が、税引き後は400万EUROになることから、ほとんど同額の年俸を出すフェネルバフチェを選択したということだ。スロヴァキア代表の主将を務めるシュクルテルは、2008年以後、リヴァプールに所属していた。

                  ヨーロッパの最優秀な選手の1人

 マルティン・シュクルテルは、ヨーロッパで最も激しいストッパーの1人として知られている。スロヴァキアでは、2007年、2008年、2011年、2012年の年間最優秀選手に選ばれているシュクルテルは、リヴァプールでは、2012年に同様の栄誉を受けている。1.93mの身長があるシュクルテルは、空中戦に強く、足元もしっかりしている選手だ。



ギョクハン・トーレ、ウエストハム入り(アクシャム紙 16. 7. 7)

ギョクハン・トーレ(ヒュリエット紙)"  ウエストハム・ユナイテッドは、ベシクタシュのギョクハン・トーレを、300万EUROで、1年間のレンタルで獲得した。

 ベシクタシュは、ギョクハン・トーレを、ウエストハム・ユナイテッドに、完全移籍のオプション付きでレンタルに出した。少し前から、24歳になっているギョクハン・トーレの移籍に関し交渉に入っていた2つのクラブが合意に達したのだ。スラヴェン・ビリッチが監督を務めるウエストハム・ユナイテッドが、ベシクタシュに、1年間のレンタルの対価として300万EUROを支払う。
 ギョクハン・トーレの完全移籍に要する金額は、1300万EUROに設定されていることが明らかになっている。ギョクハン・トーレは、数日中にイギリスに赴き、メディカルチェックを受けることになろう。
 この3シーズン、ベシクタシュでプレーしたギョクハン・トーレのベシクタシュとの契約は、2019年5月まで残っている。



ようこそ、ノイシュテッター(フォトマッチ紙 16. 7. 6)

ロマン・ノイシュテッター(フォトマッチ紙)"  補強活動を、怒涛の如き勢いで進めるフェネルバフチェは、ロマン・ノイシュテッターと、本日、3年契約に調印する。サポーターに賞賛を受けるノイシュテッターは、「それに相応しい活躍をするつもりだ」と述べた。

 フェネルバフチェが、ロシア人のディフェンダーであるロマン・ノイシュテッターを、昨夜、イスタンブルに連れてきた。昨季はシャルケ04に所属し、自身でパスを持つノイシュテッターと、本日11時に、3年契約を結ぶ。ノイシュテッターに、フェネルバフチェは、年俸180万EUROと契約金200万EUROを支払う。
 フェネルバフチェに入ることになり幸せだと言うノイシュテッターは、「フェネルバフチェには、いい意味での熱狂的なサポーターがいることを知っている。そのサポーターに愛されるに相応しい活躍をしたい」と述べた。28歳のノイシュテッターは、迎えてくれたサポーターたちと一緒に記念写真に収まっていた。



メルト・ギュノクに注目(フォトマッチ紙 16. 7. 5)

シェノル・ギュネシュ監督(イエニ・シャファク紙)" メルト・ギュノク(フォトマッチ紙)"  ベシクタシュのシェノル・ギュネシュ監督が、昨季、ブルサ・スポルでプレーしたメルト・ギュノク獲得を理事会に求めたことが明らかになった。

 ベシクタシュで、第3番手のGKを求めて、驚きの名前が上がってきている。昨季、ブルサ・スポルで苦渋の日々を過ごし、自身で移籍先を探すことを求められているメルト・ギュノクが、ベシクタシュのレーダーに触れた。理事会が、第1GKとなりうる外国人GKを探すというなかで、同監督がメルト・ギュノクの能力に信頼を寄せていること、また、獲得した場合には、第3GKとしてのニーズを満たすばかりか、口の端に上るような高額な金額にはならないだろうということが明らかになってきたのだ。フェネルバフチェからブルサ・スポルへと移籍した27歳になっているメルト・ギュノクは、昨季は、公式戦27試合に出場した。なお、メルト・ギュノクは、ブルサ・スポルとの契約が2018年まである。

                  ファブリシオ・ラミレス、イスタンブルにやって来る

 ギョクハン・ギョヌルの移籍を、公式に発表したベシクタシュでは、昨季、契約に調印したスペイン人GKファブリシオ・ラミレスに、目が向けられている。ファブリシオ・ラミレスは、本日、イスタンブル入りすると考えられている一方、ベシクタシュは、今週、ファブリシオ・ラミレスに関し、ウエブサイトで何らの見解を出すものと考えられている。



フェネルバフチェにバイラムの贈り物(フォトマッチ紙 16. 7. 4)

グレゴリー・ファン・デル・ヴィール(フォトマッチ紙)"  ギョクハン・ギョヌルの替わりとして獲得されたオランダ人選手グレゴリー・ファン・デル・ヴィールが、昨日、イスタンブルに着いた。インタビューに応えて、グレゴリー・ファン・デル・ヴィールは、「フェネルバフチェのサポーターに大歓迎を受けた。ここにいることを幸せと思っている」と述べた。

 フェネルバフチェは、新しい右サイドバック、グレゴリー・ファン・デル・ヴィールと出会った。グレゴリー・ファン・デル・ヴィールを乗せた飛行機は、昨日午後6時25分、イスタンブル・アタテュルク空港に到着した。パリ・サンジェルマンとの契約が満了したグレゴリー・ファン・デル・ヴィールは、本日、メディカルチェックを受けることになっている。28歳のグレゴリー・ファン・デル・ヴィールは、午後2時に、ウルケル・スタジアムで行われる調印式で、3年契約に調印する。フェネルバフチェは、年俸として220万EUROを、グレゴリー・ファン・デル・ヴィールに支払うとともに、契約金として200万EUROも支払われる。但し、出場給はない。
 飛行機から降り、初めてインタビューに応えたグレゴリー・ファン・デル・ヴィールは、「最初の日から、フェネルバフチェのサポーターの皆さんから大歓迎されてしまった。とってもいい気分でやって来ました。フェネルバフチェは、トルコのとっても素晴らしいクラブです」と言った。4年間在籍したパリ・サンジェルマンでは、4度のリーグ制覇、3度のフランス杯獲得を経験しているグレゴリー・ファン・デル・ヴィールのイスタンブル入りは、フェネルバフチェのサポーターを興奮させた。サポーターたちは、ソーシャル・メディア 上で、「ギョクハン・ギョヌル以上の選手を得た」と呟いた。



トラブゾン・スポル、スロヴァキア入り(フォトマッチ紙 16. 7. 3)

エルスン・ヤナル監督(ヒュリエット紙)" ムスタファ・ユムル(ファナティック紙)"  新シーズンに向けて、トラブゾンでの練習を終えたトラブゾン・スポルが、第1次海外キャンプのために、本日、スロヴァキア入りした。

 午前4時発のトルコ航空便でトラブゾンを発った選手団は、約3時間のフライトののち、オーストリアの首都ウィーンに到着した。トラブゾン・スポルの選手団を出迎えたサポーターは、選手たちと写真を撮りながら、活躍を祈っていた。
 トラブゾン・スポル選手団は、その後、陸路、スロヴァキアのサモリン町へ移動した。7月3〜16日までの間、サモリンで過ごしたあと、トラブゾンに戻ることになっている。

                  21人の帯同メンバー

 休暇を取っているGKオヌル・レジェプ・クヴラク以外の21人のキャンプ参加の顔触れは、次の通りである。
 ゼキ・ヤウル、ムスタファ・アクバシュ、ギョクハン、ムスタファ・ユムル、ギュライ・ヴラル、アブドゥルカディル・オミュル、エステバン・アルヴァラド、オカイ・ヨクシュル、ユスフ・ヤズジュ、アイタッチ・カラ、ハサン・バトゥハン・アルタルスラン、メフメット・エキジ、ムハメット・デミル、ムハメット・ベシル、ウーウル・デミロク、アカクポ、セミフ・カラデニズ、ラマザン・オウチ、ウーウルジャン・チャクル、フルカン・タシュ。

         ムスタファ・ユムル、遅れて練習を始めることになる

 トラブゾン・スポルとの契約が満了したが、契約を更改したムスタファ・ユムルは、トラブゾンでの練習中、ゼキ・ヤウルと衝突をして故障を発生させてしまった。28歳のムスタファ・ユムルは、右膝を伸ばしてしまったことが判明した。足に包帯をしてスロヴァキア入りしたムスタファ・ユムルは、治療を、約1週間続けたあと、練習を始めることが明らかにされた。

                  エルスン・ヤナル監督、10人の選手を求めず

. エルスン・ヤナル監督が、新シーズンに向けて、構想には入っていない選手を理事会側に伝えたことが明らかになった。同監督は、外国人選手では、カルドーソ、カヴァンダ、ダグラス、ヤタバレ、ンドエ、それと並んで、トルコ人選手では、セファ・ユルマズ、オゼル・フルマジュ、エルカン・ゼンギン、イスハク・ドーアンを、構想外としていると説明がなされたのだ。トラブゾン・スポルの理事会は、同監督の報告に沿い、構想に入っていない選手を、放出のために努めることが明らかになっている。



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