こちらでは、トルコを代表するチームの、ヨーロッパでの戦いを記録したものです。私の応援するフェネルバフチェのリーグ優勝を受けて、今度は、ヨーロッパへと飛躍を遂げるシーズンです。ガラタサライ、ガジアンテップ・スポルなどなど、ヨーロッパでの戦いを繰り広げるチームは、フェネル以外にもいます。まさに、これらのチームも、トルコ代表に等しい応援を、一緒にしていきましょう。 |
インター・トト・カップ |
開催される時期が時期だけに、有力チームは敬遠しがちのこのトーナメ ント。今季も、結局、ベシクタシュやトラブゾンなどは敬遠し、リーグ戦の9 位と11位の2チームが参戦することとなりました。残念ながら、デニズリ・ スポル、チャイクル・リゼともに、既に敗退しました。 |
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1回戦 | NKチェリック(ボスニア) | 1 5 | ー | 0 3 | デニズリ・スポル | 6/17-6/24 | |
1回戦 | FKポベダ(マケドニア) | 2 2 | ー | 1 0 | チャイクル・リゼ | 7/1-7/7 |
UEFAカップ |
トルコ・カップ枠は、フェネルバフチェの2冠の夢を壊し優勝したゲンチ レル・ビルリーイが獲得。首都で、今年は、UEFAカップを見ることができま す。もう1チームは、南東部の雄ガジアンテップ・スポルが登場です。最近、 破竹の勢いを思わせるガジアンテップは、堂々リーグ戦3位の成績をひっさ げさげての出場です。予備戦第1試合では、まとまりのない試合をしたガジ アンテップですが、ホームでは完勝し、見事本戦入りです。 しかし、本戦では、両チームとも惜しい試合を落とし、1回戦ボーイに終 わってしまいました。 |
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予備戦 | FCズィンブル・キシナウ (モルドヴァ) | 0 1 | ー | 0 4 | ガジアンテップ・ スポル | 8/9-8/23 | |
1回戦 | ゲンチレル・ビルリーイ | 1 0 | ー | 1 1 | ハルムスタッド (スウェーデン) | 9/13-9/27 | |
1回戦 | ハペル・テルアヴィヴ (イスラエル) | 1 1 | ー | 0 1 | ガジアンテップ・ スポル | 9/13-9/25 |
チャンピオンズ・リーグ予備戦 |
リーグ優勝のフェネルバフチェは3回戦から、同2位のガラタサライは 2回戦からの登場となりました。これは、ヨーロッパの各試合で、トル コのチームが残した成績で、自動的に決まっていきます。フェネルバフ チェは、難敵グラスゴー・レンジャーズを撃破し、5年ぶりの本戦入り となりました。一方、ガラタサライは、2回戦は楽に抜けたのですが、 3回戦は、まことにきわどく勝ち上がりました。これで、昨季に引き続 き、トルコから、2チームが、チャンピオンズ・リーグに入ることとな りました。 |
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2回戦 | ガラタサライ | 2 4 | ー | 0 1 | KSヴラズニア (アルバニア) | 7/25-8/1 | |
3回戦 | グラスゴー・レンジャーズ (スコットランド) | 0 1 | ー | 0 2 | フェネルバフチェ | 8/8-8/22 | |
3回戦 | ガラタサライ | 2 1 | ー | 1 1 | レヴスキ・ソフィア (ブルガリア) | 8/8-8/22 |
チャンピオンズ・リーグ1次リーグD組 |
去年までのガラタサライなら、恐らく、この組み合わせなら、そんな に心配しなくとも、楽勝ムードだったのですが、大幅にメンバーが替 わったものですから、結構始まるまでは、不安があったものですが、 いざ始まると、なかなかどうして、立派なもの。一方で、この組の本 命と見られていたラツィオが、全然ダメ。第1戦のガラタサライに続 いて、ナントに負け、監督交代です。それに対し、今季、国内リーグ でふるわないナントが、えらく元気。第3戦、そのナント戦で、セル ゲンが、ガラタサライに勝利を呼び込む素晴らしいシュートを放ちま した。このカップ戦のためにとったようなセルゲンの重みをひしひし と感じさせてくれました。最終戦のPSVアイントホーフェンでも、見事 な先制点を決め、再確認です。終盤に入り、ガラタサライは、ケガ 人が多く、ちょっと黄信号が点ったりしましたが、大混戦のこの組を 見事2位で通過しました。これで、黄紺の楽しみは、年を越すことと なりました。 |
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上段がホーム | ラツィオ | ガラタサライ | PSV | ナント | 勝点 | 得点 | 失点 | |
ラツィオ(イタリア) | ・・・・・ | 1−0 0−1 | 2−1 0−1 | 1−3 0−1 | 6 | 4 | 7 | |
ガラタサライ | 1−0 0−1 | ・・・・・ | 2−0 1−3 | 0−0 1−0 | 10 | 5 | 4 | |
PSVアイントホーヘン (オランダ) | 1−0 1−2 | 3−1 0−2 | ・・・・・ | 0−0 1−4 | 7 | 6 | 9 | |
ナント(フランス) | 1−0 3−1 | 0−1 0−0 | 4−1 0−0 | ・・・・・ | 11 | 8 | 2 |
チャンピオンズ・リーグ1次リーグF組 |
フェネルバフチェが、2度目のチャンピオンズ・リーグに登場です。 予備戦3回戦を、グラスゴー・レンジャーズを思い通りの試合で撃破 したフェネルバフチェにとっては、難敵揃いのこの組も、きっとや突 破してくれるだろうという期待は、もろくも崩れ去りました。なんと 6戦全敗と、予想だにしかなった結果になりました。あまりにもミス が多いようで、特にディフェンス陣のミスが目立ち、やらなくてもい い点を、相手チームに献上しています。何か、久し振りのヨーロッパ の大舞台に飲み込まれてしまったようです。こんなはずじゃない、特 にガラタサライの活躍を見るにつけ。こんな差なんてあるわけがない と思えるメンバーなのに、こんな結果なんて、というのが正直な感想 です。最後のバルセロナ戦では、せめて勝ち点1でもという願いも、 ロスタイムの失点でついえさりました。このロスタイムの失点も、こ の戦いでの、フェネルバフチェの特徴でした。ほんと、借りてきた猫 みたい。 |
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上段がホーム | バルセロナ | リヨン | Bレバー クーゼン | フェネル バフチェ | 勝点 | 得点 | 失点 | |
バルセロナ (スペイン) | ・・・・・ | 2−0 3−2 | 2−1 1−2 | 1−0 3−0 | 15 | 12 | 5 | |
リヨン(フランス) | 2−3 0−2 | ・・・・・ | 0−1 4−2 | 3−1 1−0 | 9 | 10 | 9 | |
バイヤー・レバーク ーゼン(ドイツ) | 2−1 1−2 | 2−4 1−0 | ・・・・・ | 2−1 2−1 | 12 | 10 | 9 | |
フェネルバフチェ | 0−3 0−1 | 0−1 1−3 | 1−2 1−2 | ・・・・・ | 0 | 3 | 12 |
チャンピオンズ・リーグ2次リーグB組 |
大変な組み合わせとなったものです。2次リーグ最大の激戦区は、こ こで決まりです。バルセロナは、1次リーグで、フェネルバフチェと 戦ったチームですし、ローマは、ガラタサライが、1次リーグで同じ 組だったラツィオと同様、ローマのチームと、なんか籤が偏ってると いう第一印象を持ちました。セルゲンが痛み、ビュレント・アクン、 ムラトとリタイアが続出です。特に、このカップ戦のために獲得した とまで言われたセルゲンを欠いたのは、見る立場からしても残念でな りません。ですが、この最激戦区で、5試合連続の引き分けを続けま した。バルサ戦に代表されるように、勝てるときに勝っておかないと と、ちょっと心配していたのですが、最後の勝たなければならないア リ・サミ・エンでのバルサ戦で負けてしまい、昨年より、1試合早く、 ヨーロッパのカップ戦からの撤退です。ここにきて、完全に、サッカ ー界で、トルコの実力が証明されたというものです。 |
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上段がホーム | バルセロナ | リヴァプール | ガラタサライ | ローマ | 勝点 | 得点 | 失点 | |
バルセロナ (スペイン) | ・・・・・ | 0−0 3−1 | 2−2 1−0 | 1−1 0−3 | 9 | 7 | 7 | |
リヴァプール (イングランド) | 1−3 0−0 | ・・・・・ | 0−0 1−1 | 2−0 0−0 | 7 | 4 | 4 | |
ガラタサライ | 0−1 2−2 | 1−1 0−0 | ・・・・・ | 1−1 1−1 | 5 | 5 | 6 | |
ローマ (イタリア) | 3−0 1−1 | 0−0 0−2 | 1−1 1−1 | ・・・・・ | 7 | 6 | 5 |